JPH07263045A - 超電導導体の接続部 - Google Patents
超電導導体の接続部Info
- Publication number
- JPH07263045A JPH07263045A JP4810394A JP4810394A JPH07263045A JP H07263045 A JPH07263045 A JP H07263045A JP 4810394 A JP4810394 A JP 4810394A JP 4810394 A JP4810394 A JP 4810394A JP H07263045 A JPH07263045 A JP H07263045A
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- JP
- Japan
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- filaments
- superconducting
- comb
- phase diffusion
- outside
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 固相拡散により超電導導体を接続する接続部
において、外乱に起因する磁束の侵入による発熱量を抑
制し、臨界電流の低下の小さい接続を提供する。 【構成】 複数の超電導線からなる2つの導体(1,
2)の端部をエッチングし、素線のフィラメント(3)
を露出させて櫛形に成形した銅ハウジング(10)の個々
の溝に、素線数本分づつをフィラメント(3)を配分し
て納め、同じく櫛形の押し治具(7)を前記銅ハウジン
グ(10)と噛み合わせ、加圧加熱してフィラメント
(3)同士を固相拡散により一括接続する接続部におい
て、溝に収納する素線数を内側から外側に向かって徐々
に減らすか、溝と溝の間隔を内側から外側に向かって徐
々に広げるようにする。
において、外乱に起因する磁束の侵入による発熱量を抑
制し、臨界電流の低下の小さい接続を提供する。 【構成】 複数の超電導線からなる2つの導体(1,
2)の端部をエッチングし、素線のフィラメント(3)
を露出させて櫛形に成形した銅ハウジング(10)の個々
の溝に、素線数本分づつをフィラメント(3)を配分し
て納め、同じく櫛形の押し治具(7)を前記銅ハウジン
グ(10)と噛み合わせ、加圧加熱してフィラメント
(3)同士を固相拡散により一括接続する接続部におい
て、溝に収納する素線数を内側から外側に向かって徐々
に減らすか、溝と溝の間隔を内側から外側に向かって徐
々に広げるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超電導導体の接続部に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来の超電導導体の接続部を図4をもと
に説明する。多数の超電導線からなる2つの超電導導体
の端部を接続する方法としては、半田による接続、固相
拡散による接続等がある。半田によって接続する方法
は、一般に導体端部を銅板に半田上げし、銅板同士を半
田で接着する。この方法によると、接続部において電流
が一方の導体から他方の導体に渡る際、半田の抵抗や接
触抵抗でジュール発熱したり、電流減衰の原因になる。
に説明する。多数の超電導線からなる2つの超電導導体
の端部を接続する方法としては、半田による接続、固相
拡散による接続等がある。半田によって接続する方法
は、一般に導体端部を銅板に半田上げし、銅板同士を半
田で接着する。この方法によると、接続部において電流
が一方の導体から他方の導体に渡る際、半田の抵抗や接
触抵抗でジュール発熱したり、電流減衰の原因になる。
【0003】接続部における発熱や電流減衰が許されな
い場合は、固相拡散による接続が行われる。図4は固相
拡散による接続部を示す。最初に、超電導導体1と超電
導導体2の端部をエッチングし、超電導線の母材を溶か
して超電導体のフィラメント3をむき出しにする。バン
ドル導体は多数の素線から成っているが、一般に、素線
をまとめて接合する場合、素線数が多いほど超電導特性
が劣化する事が分かっている。そこで、導体の接続治具
および安定化銅として作用する銅ハウジング4には、い
くつかの溝を設け、導体1および2の端部フィラメント
3を溝の数に応じて均等分割して収納する。導体1と導
体2の端部を銅ハウジング4に収納した後、真空雰囲気
中において押し治具5で矢印6の方向に加圧し、ヒータ
ーで加熱して素線同士を固相拡散させて接続する。この
方法によると、フィラメント間の接触抵抗はゼロであ
り、超電導体同士が直接接合されるので発熱の無い接続
部が形成できる。
い場合は、固相拡散による接続が行われる。図4は固相
拡散による接続部を示す。最初に、超電導導体1と超電
導導体2の端部をエッチングし、超電導線の母材を溶か
して超電導体のフィラメント3をむき出しにする。バン
ドル導体は多数の素線から成っているが、一般に、素線
をまとめて接合する場合、素線数が多いほど超電導特性
が劣化する事が分かっている。そこで、導体の接続治具
および安定化銅として作用する銅ハウジング4には、い
くつかの溝を設け、導体1および2の端部フィラメント
3を溝の数に応じて均等分割して収納する。導体1と導
体2の端部を銅ハウジング4に収納した後、真空雰囲気
中において押し治具5で矢印6の方向に加圧し、ヒータ
ーで加熱して素線同士を固相拡散させて接続する。この
方法によると、フィラメント間の接触抵抗はゼロであ
り、超電導体同士が直接接合されるので発熱の無い接続
部が形成できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の様な
方法によって固相拡散で接続を行うと、接続部は素線の
臨界電流を素線本数倍した値に満たない電流で常電導転
移してしまう。これは、接続する素線が多数であるた
め、接続部の寸法が大きくなり、磁気的な不安定性が発
生しやすくなることが原因であると考えられる。
方法によって固相拡散で接続を行うと、接続部は素線の
臨界電流を素線本数倍した値に満たない電流で常電導転
移してしまう。これは、接続する素線が多数であるた
め、接続部の寸法が大きくなり、磁気的な不安定性が発
生しやすくなることが原因であると考えられる。
【0005】そこで本発明は、固相拡散によって超電電
導導体を接続する接続部において、外乱に起因する磁束
の侵入による発熱量を抑制し、臨界電流の低下が小さい
接続部を提供することを目的とする。
導導体を接続する接続部において、外乱に起因する磁束
の侵入による発熱量を抑制し、臨界電流の低下が小さい
接続部を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】複数の超電導素線から成
る2つの導体の端部をエッチングし素線のフィラメント
を露出させ櫛形に成形した銅ハウジングの個々の溝に、
素線数本分づつをフィラメントを配分して納め、同じく
櫛形の押し治具を前記銅ハウジングと噛み合わせ、加圧
加熱してフィラメント同士を固相拡散により一括接続す
る超電導導体の接続部において、溝に収納する素線数を
内側から外側へ向かって徐々に減らすか、または、溝と
溝の間隔を内側から外側へ向かって徐々に広げたことを
特徴とする。
る2つの導体の端部をエッチングし素線のフィラメント
を露出させ櫛形に成形した銅ハウジングの個々の溝に、
素線数本分づつをフィラメントを配分して納め、同じく
櫛形の押し治具を前記銅ハウジングと噛み合わせ、加圧
加熱してフィラメント同士を固相拡散により一括接続す
る超電導導体の接続部において、溝に収納する素線数を
内側から外側へ向かって徐々に減らすか、または、溝と
溝の間隔を内側から外側へ向かって徐々に広げたことを
特徴とする。
【0007】
【作用】上述の様に素線を銅ハウジングの溝に配分し、
固相拡散によって接続すると、外乱入熱によって磁束が
侵入する際、接続部の外側の発熱量を抑制できる。従っ
て、外乱を契機にした磁束跳躍が発生しにくくなり、臨
界電流の低下を抑えることが可能になる。
固相拡散によって接続すると、外乱入熱によって磁束が
侵入する際、接続部の外側の発熱量を抑制できる。従っ
て、外乱を契機にした磁束跳躍が発生しにくくなり、臨
界電流の低下を抑えることが可能になる。
【0008】
(実施例1)本発明を図1〜図3に基づいて説明する。
図1に示されるように、櫛形の銅ハウジング4におい
て、内側の溝から外側の溝へ向かって収納する素線数を
減らしてゆく。この様に導体1と2のフィラメント3を
配置した後、各々のフィラメント3に均等な面圧が加え
られる様に歯の長さを調節した押し治具7で加圧し、加
熱してフィラメント3同士を固相拡散で接続する。
図1に示されるように、櫛形の銅ハウジング4におい
て、内側の溝から外側の溝へ向かって収納する素線数を
減らしてゆく。この様に導体1と2のフィラメント3を
配置した後、各々のフィラメント3に均等な面圧が加え
られる様に歯の長さを調節した押し治具7で加圧し、加
熱してフィラメント3同士を固相拡散で接続する。
【0009】従来法の様に素線を等分配した接続法によ
る場合(図4)、接続部を超電導体と銅が一様に混在し
たバルクであると考えると、外乱入熱によって臨界電流
が低下して磁束が侵入した場合、接続部の各部分の発熱
密度は図2の実線8の様になる。発熱密度は外側へゆく
に従って二次関数的に増大する。
る場合(図4)、接続部を超電導体と銅が一様に混在し
たバルクであると考えると、外乱入熱によって臨界電流
が低下して磁束が侵入した場合、接続部の各部分の発熱
密度は図2の実線8の様になる。発熱密度は外側へゆく
に従って二次関数的に増大する。
【0010】一方、本実施例の様に、溝に収納する素線
数を外側へ向かって一次関数的に減らした場合、磁束の
侵入による各部分の発熱密度は図2の点線9の様にな
る。この様に、外側の電流密度が小さいので発熱密度が
下がり、接続部全体の発熱量は、従来例の場合の3/5
に低減される。
数を外側へ向かって一次関数的に減らした場合、磁束の
侵入による各部分の発熱密度は図2の点線9の様にな
る。この様に、外側の電流密度が小さいので発熱密度が
下がり、接続部全体の発熱量は、従来例の場合の3/5
に低減される。
【0011】従って、本実施例の様に構成することによ
り、外乱を契機に磁束が侵入しても、発熱を抑制できる
ので、磁束跳躍が発生しにくく、臨界電流の低下が小さ
い接続部を構成する事が可能になる。
り、外乱を契機に磁束が侵入しても、発熱を抑制できる
ので、磁束跳躍が発生しにくく、臨界電流の低下が小さ
い接続部を構成する事が可能になる。
【0012】(実施例2)図3に示される様に、櫛形の
銅ハウジング10を、溝と溝の銅の間隔を内側から外側
へ向かって徐々に広がった構造にする。この銅ハウジン
グ10に、フィラメントを剥き出しにした2つの導体を
配置した後、各々の溝のフィラメントを押し治具11で
加圧し、加熱してフィラメント同士を固相拡散で接続す
る。
銅ハウジング10を、溝と溝の銅の間隔を内側から外側
へ向かって徐々に広がった構造にする。この銅ハウジン
グ10に、フィラメントを剥き出しにした2つの導体を
配置した後、各々の溝のフィラメントを押し治具11で
加圧し、加熱してフィラメント同士を固相拡散で接続す
る。
【0013】上記の様に構成すると、外側へゆくに従っ
て超電導体の占積率が小さくなり、電流密度が下がる。
よって、外乱で磁束が侵入する際、外側の発熱密度を低
減することができ、また銅による除熱能力が向上する。
従って、磁束跳躍が発生しにくく、臨界電流の低下が小
さい接続部を構成する事が可能になる。
て超電導体の占積率が小さくなり、電流密度が下がる。
よって、外乱で磁束が侵入する際、外側の発熱密度を低
減することができ、また銅による除熱能力が向上する。
従って、磁束跳躍が発生しにくく、臨界電流の低下が小
さい接続部を構成する事が可能になる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、複数の超電導素線から
成る2つの導体の端部を接続する際、外乱を契機に磁束
が侵入しても、発熱を抑制できるので、磁束跳躍が発生
しにくく、臨界電流の低下が小さい接続部を構成する事
ができる。
成る2つの導体の端部を接続する際、外乱を契機に磁束
が侵入しても、発熱を抑制できるので、磁束跳躍が発生
しにくく、臨界電流の低下が小さい接続部を構成する事
ができる。
【図1】本発明による実施例を示す概念図
【図2】接続部の発熱密度分布
【図3】本発明による他の実施例を示す概念図
【図4】従来の固相拡散による超電導導体の接続部の概
念図
念図
1…超電導導体、 2…超電導導体 3…フィラメント、 4,10…銅ハウジング 5,7,11…押し治具
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の超電導素線から成る2つの導体の
端部をエッチングし素線のフィラメントを露出させ、櫛
形に成形した銅ハウジングの個々の溝に、素線数本分づ
つをフィラメントを配分して納め、同じく櫛形の押し治
具を前記銅ハウジングと噛み合わせ、加圧加熱してフィ
ラメント同士を固相拡散により一括接続する超電導導体
の接続部において、溝に収納する素線数を内側から外側
へ向かって徐々に減らしたことを特徴とする超電導導体
の接続部。 - 【請求項2】 複数の超電導素線から成る2つの導体の
端部をエッチングし素線のフィラメントを露出させ櫛形
に成形した銅ハウジングの個々の溝に、素線数本分づつ
をフィラメントを配分して納め、同じく櫛形の押し治具
を前記銅ハウジングと噛み合わせ、加圧加熱してフィラ
メント同士を固相拡散により一括接続する超電導導体の
接続部において、溝と溝の間隔を内側から外側へ向かっ
て徐々に広げたことを特徴とする超電導導体の接続部。 - 【請求項3】 銅ハウジングの溝と溝の間隔を内側から
外側へ向かって徐々に広げたことを特徴とする請求項1
記載の超電導導体の接続部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4810394A JPH07263045A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 超電導導体の接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4810394A JPH07263045A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 超電導導体の接続部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07263045A true JPH07263045A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12793988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4810394A Pending JPH07263045A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 超電導導体の接続部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07263045A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018202845A1 (de) * | 2017-05-04 | 2018-11-08 | Vision Electric Super Conductors Gmbh | Stromschienensystemelement mit einem supraleiterstrang und einem verbindungsstück sowie stromschiene mit einer vielzahl von solchen stromschienensystemelementen |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP4810394A patent/JPH07263045A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018202845A1 (de) * | 2017-05-04 | 2018-11-08 | Vision Electric Super Conductors Gmbh | Stromschienensystemelement mit einem supraleiterstrang und einem verbindungsstück sowie stromschiene mit einer vielzahl von solchen stromschienensystemelementen |
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