JPH07263643A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH07263643A JPH07263643A JP4623994A JP4623994A JPH07263643A JP H07263643 A JPH07263643 A JP H07263643A JP 4623994 A JP4623994 A JP 4623994A JP 4623994 A JP4623994 A JP 4623994A JP H07263643 A JPH07263643 A JP H07263643A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トンネルダイオードと化合物半導体FETと
の集積回路に関し、小型かつ製造が容易な構造を提供す
ることを目的とする。 【構成】 ソース領域31又はドレイン領域32上に第
一の導電型のコンタクト層2eが設けられた化合物半導
体電界効果トランジスタと,コンタクト層2eへ接続す
るトンネルダイオードとを集積した半導体装置におい
て,トンネルダイオードは,ソース領域31又はドレイ
ン領域32上のコンタクト層2e上に設けられ,かつ,
第一の導電型の第一高濃度層3を下層とし第二の導電型
の第二高濃度層4を上層として構成され,コンタクト層
2eと第一高濃度層3との間にエッチストッパ層7が設
けられ,エッチストッパ層7,第一及び第二高濃度層
3,4はエピタキシャルに堆積して構成する。
の集積回路に関し、小型かつ製造が容易な構造を提供す
ることを目的とする。 【構成】 ソース領域31又はドレイン領域32上に第
一の導電型のコンタクト層2eが設けられた化合物半導
体電界効果トランジスタと,コンタクト層2eへ接続す
るトンネルダイオードとを集積した半導体装置におい
て,トンネルダイオードは,ソース領域31又はドレイ
ン領域32上のコンタクト層2e上に設けられ,かつ,
第一の導電型の第一高濃度層3を下層とし第二の導電型
の第二高濃度層4を上層として構成され,コンタクト層
2eと第一高濃度層3との間にエッチストッパ層7が設
けられ,エッチストッパ層7,第一及び第二高濃度層
3,4はエピタキシャルに堆積して構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトンネルダイオード及び
化合物半導体電界効果トランジスタを集積した半導体装
置及びその製造方法に関する。
化合物半導体電界効果トランジスタを集積した半導体装
置及びその製造方法に関する。
【0002】化合物半導体FET(電界効果トランジス
タ)は,ホール易動度が小さいためにp型FETの動作
速度が遅く,高速動作をする相補型回路を製作すること
ができない。このため,nチャネルのFETと負性抵抗
素子とを組み合わせ,消費電力が小さな高速回路を構成
する試みがなされている。
タ)は,ホール易動度が小さいためにp型FETの動作
速度が遅く,高速動作をする相補型回路を製作すること
ができない。このため,nチャネルのFETと負性抵抗
素子とを組み合わせ,消費電力が小さな高速回路を構成
する試みがなされている。
【0003】特にトンネルダイオードは,高速スイッチ
ング特性に優れた,かつ構造が単純な製造容易な負性抵
抗素子として知られ,高速のn型FETであるHEMT
(High Electron Mobility Transistor)と組み合わせて
高速集積回路を実現するものと期待されている。
ング特性に優れた,かつ構造が単純な製造容易な負性抵
抗素子として知られ,高速のn型FETであるHEMT
(High Electron Mobility Transistor)と組み合わせて
高速集積回路を実現するものと期待されている。
【0004】そこで,トンネルダイオードと化合物半導
体FETとを小面積に集積し,かつ製造が容易な半導体
装置とその製造方法が必要とされている。
体FETとを小面積に集積し,かつ製造が容易な半導体
装置とその製造方法が必要とされている。
【0005】
【従来の技術】トンネルダイオードは構造が単純である
ため,集積しても容易に製造できる可能性があり,従来
から,シリコンFETとトンネルダイオードとを集積し
た半導体装置が考案されていた。他方,化合物半導体F
ETとトンネルダイオードとの集積は,化合物半導体装
置の製造工程における固有の困難性から,シリコンFE
Tのように集積化は容易ではない。
ため,集積しても容易に製造できる可能性があり,従来
から,シリコンFETとトンネルダイオードとを集積し
た半導体装置が考案されていた。他方,化合物半導体F
ETとトンネルダイオードとの集積は,化合物半導体装
置の製造工程における固有の困難性から,シリコンFE
Tのように集積化は容易ではない。
【0006】以下,従来のトンネルダイオードと化合物
半導体FETとを集積した半導体装置の構造とその製造
方法について説明する。図7は従来の実施例断面であ
り,化合物半導体FETとトンネルダイオードとを同一
基板上に集積した半導体装置を表している。
半導体FETとを集積した半導体装置の構造とその製造
方法について説明する。図7は従来の実施例断面であ
り,化合物半導体FETとトンネルダイオードとを同一
基板上に集積した半導体装置を表している。
【0007】先ず,図7を参照して,絶縁性半導体基板
1上に,FETを構成する半導体となるトランジスタ形
成層2として,チャネル層2a,電子供給層2b,コン
タクト薄層2c,ストッパ層2d,を順次堆積する。
1上に,FETを構成する半導体となるトランジスタ形
成層2として,チャネル層2a,電子供給層2b,コン
タクト薄層2c,ストッパ層2d,を順次堆積する。
【0008】次いで,トランジスタ形成領域及びトンネ
ルダイオード形成領域をそれぞれ画定し,それぞれの領
域を絶縁分離する素子分離帯8を形成する。このときト
ンネルダイオード形成領域内のコンタクト層2eは絶縁
分離されて高不純物濃度の埋込層として作用する。
ルダイオード形成領域をそれぞれ画定し,それぞれの領
域を絶縁分離する素子分離帯8を形成する。このときト
ンネルダイオード形成領域内のコンタクト層2eは絶縁
分離されて高不純物濃度の埋込層として作用する。
【0009】次いで,トンネルダイオード形成領域上
に,トンネルダイオードのpn接合を形成する第一高濃
度層3,及び第二高濃度層4を,マスクを用いた選択エ
ピタキシャル成長により堆積する。
に,トンネルダイオードのpn接合を形成する第一高濃
度層3,及び第二高濃度層4を,マスクを用いた選択エ
ピタキシャル成長により堆積する。
【0010】次いで,絶縁膜9を堆積し,ゲート電極5
形成領域のコンタクト層2e,ストッパ層2d,コンタ
クト薄層2cをエッチングして,底面に電子供給層2b
を表出する溝を形成する。その後,リフトオフによりゲ
ート電極5を形成する。
形成領域のコンタクト層2e,ストッパ層2d,コンタ
クト薄層2cをエッチングして,底面に電子供給層2b
を表出する溝を形成する。その後,リフトオフによりゲ
ート電極5を形成する。
【0011】次いで,絶縁膜9に窓を開設した後,リフ
トオフにより,ソース領域31とオーミック接続するソ
ース配線11,及びドレイン領域32及び埋込層6とオ
ーミック接続し互いに電気的に接続するドレイン配線1
2を形成する。その後,第二高濃度層4上にオーミック
接続する配線10を形成して,半導体装置を製造する。
トオフにより,ソース領域31とオーミック接続するソ
ース配線11,及びドレイン領域32及び埋込層6とオ
ーミック接続し互いに電気的に接続するドレイン配線1
2を形成する。その後,第二高濃度層4上にオーミック
接続する配線10を形成して,半導体装置を製造する。
【0012】上述した従来の半導体装置では,FETと
トンネルダイオードを各別の素子分離領域に形成するた
め,素子の小面積化が制限され,十分な高集積化を実現
できない。また,トンネルダイオードを構成する第一及
び第二高濃度層3,4を,選択エピタキシャルにより堆
積するため,工程が複雑で,また結晶性の良好なエピタ
キシャル層を堆積するすることは困難であった。
トンネルダイオードを各別の素子分離領域に形成するた
め,素子の小面積化が制限され,十分な高集積化を実現
できない。また,トンネルダイオードを構成する第一及
び第二高濃度層3,4を,選択エピタキシャルにより堆
積するため,工程が複雑で,また結晶性の良好なエピタ
キシャル層を堆積するすることは困難であった。
【0013】かかる不都合を解決し半導体装置の集積度
を向上するために,化合物半導体FETの形成領域上に
負性抵抗素子を重畳して形成する試みが,渡辺等により
なされ,通信技報 ED93−9(1993−04)に
報告されている。そこでは,負性抵抗素子として共鳴ト
ンネルダイオードを,FETとしてHEMTが用いられ
た。
を向上するために,化合物半導体FETの形成領域上に
負性抵抗素子を重畳して形成する試みが,渡辺等により
なされ,通信技報 ED93−9(1993−04)に
報告されている。そこでは,負性抵抗素子として共鳴ト
ンネルダイオードを,FETとしてHEMTが用いられ
た。
【0014】しかし,共鳴トンネルダイオードをHEM
T上に形成するには,極めて複雑な構造と複雑かつ精密
微妙な製造工程とを必要とするため,未だ実用するには
至っていない。
T上に形成するには,極めて複雑な構造と複雑かつ精密
微妙な製造工程とを必要とするため,未だ実用するには
至っていない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述したように,従来
の半導体装置の構造では,化合物半導体FETと負性抵
抗素子とを集積するには各別の素子分離領域を必要とす
るため,十分な小面積化が難しいという欠点がある。ま
た,トンネルダイオードを構成する半導体を選択エピタ
キシャル成長法により堆積するため,製造工程が複雑に
なり,また結晶性の良い半導体を堆積できないため,ト
ンネルダイオードの特性が劣るという問題がなる。
の半導体装置の構造では,化合物半導体FETと負性抵
抗素子とを集積するには各別の素子分離領域を必要とす
るため,十分な小面積化が難しいという欠点がある。ま
た,トンネルダイオードを構成する半導体を選択エピタ
キシャル成長法により堆積するため,製造工程が複雑に
なり,また結晶性の良い半導体を堆積できないため,ト
ンネルダイオードの特性が劣るという問題がなる。
【0016】本発明は,FETを構成する化合物半導体
であるトランジスタ形成層上に,エッチストッパ層及び
トンネルダイオードを構成する半導体をエピタキシャル
成長した後,選択エッチングによりトンネルダイオード
を形成し,さらにその後,FETを製造するもので,F
ET上にトンネルダイオードを配設した半導体装置を選
択エピタキシャル工程を用いずに製造することができ,
優れた電気的特性を有し,製造容易なかつ集積度の高い
高速化合物半導体装置及びその製造方法を提供すること
を目的としている。
であるトランジスタ形成層上に,エッチストッパ層及び
トンネルダイオードを構成する半導体をエピタキシャル
成長した後,選択エッチングによりトンネルダイオード
を形成し,さらにその後,FETを製造するもので,F
ET上にトンネルダイオードを配設した半導体装置を選
択エピタキシャル工程を用いずに製造することができ,
優れた電気的特性を有し,製造容易なかつ集積度の高い
高速化合物半導体装置及びその製造方法を提供すること
を目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1及び図2は本発明の
第一実施例断面工程図であり,半導体装置の図4(a)
の回路の一部分の断面構造を表している。図3は本発明
の第一実施例平面図であり,半導体装置の図4(a)の
回路の一部分の平面配置を表している。図4は本発明の
実施例回路図であり,化合物半導体FETとトンネルダ
イオードとの組み合わせ回路を表している。なお,図1
及び図2は,図3のAB断面図である。
第一実施例断面工程図であり,半導体装置の図4(a)
の回路の一部分の断面構造を表している。図3は本発明
の第一実施例平面図であり,半導体装置の図4(a)の
回路の一部分の平面配置を表している。図4は本発明の
実施例回路図であり,化合物半導体FETとトンネルダ
イオードとの組み合わせ回路を表している。なお,図1
及び図2は,図3のAB断面図である。
【0018】図5及び図6は本発明の第二実施例断面工
程図であり,半導体装置の図4(a)の回路の部分の断
面構造を表している。上記課題を解決するための本発明
の第一の構成は,図2(f)及び図3を参照して,ソー
ス領域31又はドレイン領域32上に第一の導電型のコ
ンタクト層2eが設けられた化合物半導体電界効果トラ
ンジスタと,該コンタクト層2eへ電気的に接続するト
ンネルダイオードとを同一基板1上に集積した半導体装
置において,該トンネルダイオードは,該ソース領域3
1又は該ドレイン領域32内直上の該コンタクト層2e
上に設けられ,かつ,第一の導電型の半導体からなる第
一高濃度層3を下層とし第一の導電型と反対の第二の導
電型の半導体からなる第二高濃度層4を上層とするpn
接合を有して構成され,該コンタクト層2eと第一高濃
度層3との間に,第一の導電型の化合物半導体からなる
エッチストッパ層7が設けられ,該エッチストッパ層
7,該第一高濃度層3及び該第二高濃度層4は,該コン
タクト層2e上に堆積されたエピタキシャル層であるこ
とを特徴として構成し,及び,第二の構成は,第一の構
成の半導体装置において,該エッチストッパ層7は,該
第一高濃度層3及び該第二高濃度層4よりも広い禁制帯
幅を有し,かつAlを含む化合物半導体からなることを
特徴として構成し,及び,第三の構成は,図6(e)を
参照して,ソース領域31又はドレイン領域32上に第
一の導電型のコンタクト層2eが設けられた化合物半導
体電界効果トランジスタと,該コンタクト層2eへ電気
的に接続するトンネルダイオードとを同一基板1上に集
積した半導体装置において,該ソース領域31又は該ド
レイン領域32内直上の該コンタクト層2e上に設けら
れ,第一の導電型と反対の第二の導電型の半導体からな
る第二高濃度層4と,該コンタクト層2eと該第二高濃
度層4との間に設けられ,第一導電型の化合物半導体か
らなるエッチストッパ層7とを有し,該エッチストッパ
層7及び該第二高濃度層4は,該コンタクト層2e上に
堆積されたエピタキシャル層であることを特徴として構
成し,及び,第四の構成は,第三の構成の半導体装置の
製造方法において,該エッチストッパ層7は,該コンタ
クト層2e及び該第二高濃度層4よりも広い禁制帯幅を
有し,かつAlを含む化合物半導体からなることを特徴
として構成し,及び,第五の構成は,図1,図2及び図
3を参照して,第一又は第二の構成の半導体装置の製造
方法において,該基板1上に,該コンタクト層2eを最
上層とする化合物半導体からなるトランジスタ形成層2
を堆積する工程と,該コンタクト層2e上に,該エッチ
ストッパ層7,該第一高濃度層3,及び該第二高濃度層
4とをこの順序で堆積する工程と,該エッチストッバ層
7をストッパとする選択的エッチングにより,該ソース
領域31又は該ドレイン領域32が形成されるべき領域
上に該トンネルダイオードを構成する該第一高濃度層3
及び該第二高濃度層4を残して,その他の該第一高濃度
層3及び該第二高濃度層4を除去する工程と,次いで,
該第一高濃度層3の外側に表出する該エッチストッパ層
7を,該第一高濃度層3及び該第二高濃度層4をマスク
として除去するエッチング工程とを有することを特徴と
して構成し,及び,第六の構成は,第三又は第四の構成
の半導体装置の製造方法において,該基板1上に,該コ
ンタクト層2eを最上層とする化合物半導体からなるト
ランジスタ形成層2を堆積する工程と,該コンタクト層
2e上に,該エッチストッパ層7,及び該第二高濃度層
4とをこの順序で堆積する工程と,該エッチストッパ層
7をストッパとする選択的エッチングにより,該ソース
領域31又は該ドレイン領域32が形成されるべき領域
上に該トンネルダイオードを構成する該第二高濃度層4
を残して,その他の該第二高濃度層4を除去し,該コン
タクト層2e,該エッチストッパ層7及び該第二高濃度
層4から構成される該トンネルダイオードを形成する工
程と,次いで,該第二高濃度層4の外側に表出する該エ
ッチストッパ層7を,該第二高濃度層4をマスクとして
除去するエッチング工程とを有することを特徴として構
成し,及び,第七の構成は,第五又は第六の構成の半導
体装置の製造方法において,該エッチストッパ層7を除
去する該エッチング工程の後,該電界効果トランジスタ
の形成領域を画定する素子分離帯8を形成する工程と,
次いで,該電界効果トランジスタのゲート電極5を画定
する開口13を有するレジストマスク16を用いて,該
トランジスタ形成領域表面に該コンタクト層2eを該ソ
ース領域31及び該ドレイン領域32とに分割する溝を
形成する工程と,次いで,リフトオフにより該溝上にゲ
ート電極5を形成する工程とを有することを特徴として
構成する。
程図であり,半導体装置の図4(a)の回路の部分の断
面構造を表している。上記課題を解決するための本発明
の第一の構成は,図2(f)及び図3を参照して,ソー
ス領域31又はドレイン領域32上に第一の導電型のコ
ンタクト層2eが設けられた化合物半導体電界効果トラ
ンジスタと,該コンタクト層2eへ電気的に接続するト
ンネルダイオードとを同一基板1上に集積した半導体装
置において,該トンネルダイオードは,該ソース領域3
1又は該ドレイン領域32内直上の該コンタクト層2e
上に設けられ,かつ,第一の導電型の半導体からなる第
一高濃度層3を下層とし第一の導電型と反対の第二の導
電型の半導体からなる第二高濃度層4を上層とするpn
接合を有して構成され,該コンタクト層2eと第一高濃
度層3との間に,第一の導電型の化合物半導体からなる
エッチストッパ層7が設けられ,該エッチストッパ層
7,該第一高濃度層3及び該第二高濃度層4は,該コン
タクト層2e上に堆積されたエピタキシャル層であるこ
とを特徴として構成し,及び,第二の構成は,第一の構
成の半導体装置において,該エッチストッパ層7は,該
第一高濃度層3及び該第二高濃度層4よりも広い禁制帯
幅を有し,かつAlを含む化合物半導体からなることを
特徴として構成し,及び,第三の構成は,図6(e)を
参照して,ソース領域31又はドレイン領域32上に第
一の導電型のコンタクト層2eが設けられた化合物半導
体電界効果トランジスタと,該コンタクト層2eへ電気
的に接続するトンネルダイオードとを同一基板1上に集
積した半導体装置において,該ソース領域31又は該ド
レイン領域32内直上の該コンタクト層2e上に設けら
れ,第一の導電型と反対の第二の導電型の半導体からな
る第二高濃度層4と,該コンタクト層2eと該第二高濃
度層4との間に設けられ,第一導電型の化合物半導体か
らなるエッチストッパ層7とを有し,該エッチストッパ
層7及び該第二高濃度層4は,該コンタクト層2e上に
堆積されたエピタキシャル層であることを特徴として構
成し,及び,第四の構成は,第三の構成の半導体装置の
製造方法において,該エッチストッパ層7は,該コンタ
クト層2e及び該第二高濃度層4よりも広い禁制帯幅を
有し,かつAlを含む化合物半導体からなることを特徴
として構成し,及び,第五の構成は,図1,図2及び図
3を参照して,第一又は第二の構成の半導体装置の製造
方法において,該基板1上に,該コンタクト層2eを最
上層とする化合物半導体からなるトランジスタ形成層2
を堆積する工程と,該コンタクト層2e上に,該エッチ
ストッパ層7,該第一高濃度層3,及び該第二高濃度層
4とをこの順序で堆積する工程と,該エッチストッバ層
7をストッパとする選択的エッチングにより,該ソース
領域31又は該ドレイン領域32が形成されるべき領域
上に該トンネルダイオードを構成する該第一高濃度層3
及び該第二高濃度層4を残して,その他の該第一高濃度
層3及び該第二高濃度層4を除去する工程と,次いで,
該第一高濃度層3の外側に表出する該エッチストッパ層
7を,該第一高濃度層3及び該第二高濃度層4をマスク
として除去するエッチング工程とを有することを特徴と
して構成し,及び,第六の構成は,第三又は第四の構成
の半導体装置の製造方法において,該基板1上に,該コ
ンタクト層2eを最上層とする化合物半導体からなるト
ランジスタ形成層2を堆積する工程と,該コンタクト層
2e上に,該エッチストッパ層7,及び該第二高濃度層
4とをこの順序で堆積する工程と,該エッチストッパ層
7をストッパとする選択的エッチングにより,該ソース
領域31又は該ドレイン領域32が形成されるべき領域
上に該トンネルダイオードを構成する該第二高濃度層4
を残して,その他の該第二高濃度層4を除去し,該コン
タクト層2e,該エッチストッパ層7及び該第二高濃度
層4から構成される該トンネルダイオードを形成する工
程と,次いで,該第二高濃度層4の外側に表出する該エ
ッチストッパ層7を,該第二高濃度層4をマスクとして
除去するエッチング工程とを有することを特徴として構
成し,及び,第七の構成は,第五又は第六の構成の半導
体装置の製造方法において,該エッチストッパ層7を除
去する該エッチング工程の後,該電界効果トランジスタ
の形成領域を画定する素子分離帯8を形成する工程と,
次いで,該電界効果トランジスタのゲート電極5を画定
する開口13を有するレジストマスク16を用いて,該
トランジスタ形成領域表面に該コンタクト層2eを該ソ
ース領域31及び該ドレイン領域32とに分割する溝を
形成する工程と,次いで,リフトオフにより該溝上にゲ
ート電極5を形成する工程とを有することを特徴として
構成する。
【0019】
【作用】本発明の第一の構成では,図1,図2を参照し
て,トンネルダイオードはFETのソース又はドレイン
領域(31,32)上に形成される。従って,トンネル
ダイオードのために特に素子分離された領域を設ける必
要がなく,素子形成面積を小さくできるから集積度が向
上する。
て,トンネルダイオードはFETのソース又はドレイン
領域(31,32)上に形成される。従って,トンネル
ダイオードのために特に素子分離された領域を設ける必
要がなく,素子形成面積を小さくできるから集積度が向
上する。
【0020】また,トンネルダイオードは,FETのコ
ンタクト層2e上にエピタキシャルに堆積したエッチス
トッパ層7を堆積面として,エピタキシャルに堆積され
た第一高濃度層3及び第二高濃度層4から構成される。
従って,トンネルダイオードを構成する第一高濃度層3
及び第二高濃度層4は優れた結晶性を有し,特性のよい
トンネルダイオードが製造される。
ンタクト層2e上にエピタキシャルに堆積したエッチス
トッパ層7を堆積面として,エピタキシャルに堆積され
た第一高濃度層3及び第二高濃度層4から構成される。
従って,トンネルダイオードを構成する第一高濃度層3
及び第二高濃度層4は優れた結晶性を有し,特性のよい
トンネルダイオードが製造される。
【0021】さらに,本構成では,第一高濃度層3とコ
ンタクト層2eとの間にエッチストッパ層7が設けられ
る。この構成では,第一高濃度層3及び第二高濃度層4
をエッチングしてトンネルダイオードを形成する際に,
トランジスタ形成層2の最表層であるコンタクト層2e
を損傷,エッチングすることがないので,トンネルダイ
オードの製作後にFETの製造工程を置くことができ
る。このため,基板上に設けられたトランジスタ形成層
全面にエピタキシャル成長した半導体をパターニングし
てトンネルダイオードを製作できる。この結果,選択エ
ピタキシャルによるものと比較して,トンネルダイオー
ドを構成する結晶性がよい半導体を簡単な工程で堆積
し,その結晶性を維持したままFETと共に集積した半
導体装置を製造することができる。
ンタクト層2eとの間にエッチストッパ層7が設けられ
る。この構成では,第一高濃度層3及び第二高濃度層4
をエッチングしてトンネルダイオードを形成する際に,
トランジスタ形成層2の最表層であるコンタクト層2e
を損傷,エッチングすることがないので,トンネルダイ
オードの製作後にFETの製造工程を置くことができ
る。このため,基板上に設けられたトランジスタ形成層
全面にエピタキシャル成長した半導体をパターニングし
てトンネルダイオードを製作できる。この結果,選択エ
ピタキシャルによるものと比較して,トンネルダイオー
ドを構成する結晶性がよい半導体を簡単な工程で堆積
し,その結晶性を維持したままFETと共に集積した半
導体装置を製造することができる。
【0022】本発明の第三の構成では,図6(e)を参
照して,第一の構成において,トンネルダイオードを構
成する第一高濃度層3とトランジスタ形成層を構成する
コンタクト層2eとを共通にしたものである。
照して,第一の構成において,トンネルダイオードを構
成する第一高濃度層3とトランジスタ形成層を構成する
コンタクト層2eとを共通にしたものである。
【0023】本構成では,第一の構成と同様に,コンタ
クト層2e上にエピタキシャルに堆積したエッチストッ
パ層7を用いて,その上にエピタキシャルに堆積した第
二高濃度層4をエッチングしてパターニングする。従っ
て,トンネルダイオードは,エッチストッパ層7を挟ん
でコンタクト層2eと第二高濃度層4との間に形成され
たpn接合で構成される。
クト層2e上にエピタキシャルに堆積したエッチストッ
パ層7を用いて,その上にエピタキシャルに堆積した第
二高濃度層4をエッチングしてパターニングする。従っ
て,トンネルダイオードは,エッチストッパ層7を挟ん
でコンタクト層2eと第二高濃度層4との間に形成され
たpn接合で構成される。
【0024】このような,pn接合間に異種の半導体層
を挟むトンネルダイオードは,動作電圧を高くすること
ができ,とくに論理集積回路に組み込み必要な論理振幅
を出力するに適している。また,本構成では,エッチス
トッパ層7上に一層の第二高濃度層4を堆積し,これを
パターニングすれば足りるので,第一高濃度層3及び第
二高濃度層4の二層をパターニングする第一の構成より
も製造が容易である。なお,素子面積の縮小,製造の容
易さ,優れたトンネルダイオード特性を維持することが
できるのは,上述の第一実施例と同様である。
を挟むトンネルダイオードは,動作電圧を高くすること
ができ,とくに論理集積回路に組み込み必要な論理振幅
を出力するに適している。また,本構成では,エッチス
トッパ層7上に一層の第二高濃度層4を堆積し,これを
パターニングすれば足りるので,第一高濃度層3及び第
二高濃度層4の二層をパターニングする第一の構成より
も製造が容易である。なお,素子面積の縮小,製造の容
易さ,優れたトンネルダイオード特性を維持することが
できるのは,上述の第一実施例と同様である。
【0025】本発明の第二の構成又は第四の構成では,
エッチストッパ層7は,トンネルダイオードを構成する
他の半導体層より広い禁制帯幅を有し,かつ,Alを含
む化合物半導体から構成される。かかる半導体層は,禁
制帯幅が狭い半導体層のエッチングに対して有効なスト
ッパとなるから,確実にエッチングを行うことができ
る。また,第四の構成では,トンネルダイオードの動作
電圧を高くするという前述の効果も奏する。
エッチストッパ層7は,トンネルダイオードを構成する
他の半導体層より広い禁制帯幅を有し,かつ,Alを含
む化合物半導体から構成される。かかる半導体層は,禁
制帯幅が狭い半導体層のエッチングに対して有効なスト
ッパとなるから,確実にエッチングを行うことができ
る。また,第四の構成では,トンネルダイオードの動作
電圧を高くするという前述の効果も奏する。
【0026】本発明の第五の構成は,第一及び第二の構
成の半導体装置の製造方法に関し,第六の構成は,第三
及び第四の構成の半導体装置の製造方法に関する。第
五,第六の構成では,図1又は図5を参照して,先ずト
ランジスタ形成層2を堆積し,その上にエピタキシャル
にエッチストッパ層7,トンネルダイオードを構成する
半導体層,即ち第五の構成では第一及び第二高濃度層
3,4,第六の構成では第二高濃度層3を順次堆積す
る。これらの層は,すべて基板1上全面に一様に堆積し
てよいから,選択エピタキシャルに比較して結晶性のよ
い半導体層が製造される。
成の半導体装置の製造方法に関し,第六の構成は,第三
及び第四の構成の半導体装置の製造方法に関する。第
五,第六の構成では,図1又は図5を参照して,先ずト
ランジスタ形成層2を堆積し,その上にエピタキシャル
にエッチストッパ層7,トンネルダイオードを構成する
半導体層,即ち第五の構成では第一及び第二高濃度層
3,4,第六の構成では第二高濃度層3を順次堆積す
る。これらの層は,すべて基板1上全面に一様に堆積し
てよいから,選択エピタキシャルに比較して結晶性のよ
い半導体層が製造される。
【0027】次いで,エッチストッパ層7をストッパと
するエッチングを用いて,トンネルダイオードを構成す
る半導体層をパターニングし,トンネルダイオードを製
作する。このトンネルダイオードは,エッチングでパタ
ーニングした半導体層からなるため,堆積及び加工中に
結晶欠陥が導入されず,優れた特性を保持できる。
するエッチングを用いて,トンネルダイオードを構成す
る半導体層をパターニングし,トンネルダイオードを製
作する。このトンネルダイオードは,エッチングでパタ
ーニングした半導体層からなるため,堆積及び加工中に
結晶欠陥が導入されず,優れた特性を保持できる。
【0028】次いで,トンネルダイオードの外側に表出
するエッチストッパ層7を除去し,トランジスタ形成層
2を表出することで,以後は通常のFETの製造工程に
従ってFETを製作することができる。かかる工程には
例えば第七の構成を用いることができる。なお,エッチ
ストッパ層7は,トンネルダイオードの形成工程におい
てトランジスタ形成層を保護するから,トンネルダイオ
ードの製作工程によってFETの特性が害されることは
ない。従って,トンネルダイオード及びFET共に優れ
た特性の素子を集積した半導体装置が製造される。
するエッチストッパ層7を除去し,トランジスタ形成層
2を表出することで,以後は通常のFETの製造工程に
従ってFETを製作することができる。かかる工程には
例えば第七の構成を用いることができる。なお,エッチ
ストッパ層7は,トンネルダイオードの形成工程におい
てトランジスタ形成層を保護するから,トンネルダイオ
ードの製作工程によってFETの特性が害されることは
ない。従って,トンネルダイオード及びFET共に優れ
た特性の素子を集積した半導体装置が製造される。
【0029】また,これらの構成では,通常の半導体装
置の製造工程と同様に,選択エピタキシャルを用いず,
基板全面のエピタキシャル堆積とエッチングにより半導
体層を形成するから,通常の製造工程への適用が容易で
ある。さらに,製造工程が簡単で微妙な調整が要求され
る工程を必要としないから,製造が容易で信頼性が高
い。
置の製造工程と同様に,選択エピタキシャルを用いず,
基板全面のエピタキシャル堆積とエッチングにより半導
体層を形成するから,通常の製造工程への適用が容易で
ある。さらに,製造工程が簡単で微妙な調整が要求され
る工程を必要としないから,製造が容易で信頼性が高
い。
【0030】第七の構成は,第五又は第六の製造方法に
おいて,トンネルダイオード製作後にFETを製作する
に適した半導体装置の製造方法に関する。本構成では,
第五又は第六の方法によりトンネルダイオードを製作
し,トランジスタ形成層2を表出した後,図1(c)又
は図5(b)を参照して,素子分離帯を形成する。かか
る素子分離帯は,例えば,レジストマスク15でFET
の形成領域を保護し,酸素イオン注入又はトレンチの形
成によりなすことができる。第五,第六の構成に係るト
ンネルダイオードはFETの形成領域内にあるから,本
構成では,FETの形成領域の保護とともにトンネルダ
イオードも同時に保護され,トンネルダイオード保護の
ための特別の工程を必要としない。
おいて,トンネルダイオード製作後にFETを製作する
に適した半導体装置の製造方法に関する。本構成では,
第五又は第六の方法によりトンネルダイオードを製作
し,トランジスタ形成層2を表出した後,図1(c)又
は図5(b)を参照して,素子分離帯を形成する。かか
る素子分離帯は,例えば,レジストマスク15でFET
の形成領域を保護し,酸素イオン注入又はトレンチの形
成によりなすことができる。第五,第六の構成に係るト
ンネルダイオードはFETの形成領域内にあるから,本
構成では,FETの形成領域の保護とともにトンネルダ
イオードも同時に保護され,トンネルダイオード保護の
ための特別の工程を必要としない。
【0031】次いで,図2(e)又は図6(d)を参照
して,絶縁膜9,レジストを塗布し,そのレジスト及び
絶縁膜9にゲート電極5を画定する開口13を設け,開
口13底面のコンタクト層2eに溝を形成してソースと
ドレインを分割する。その後,リフトオフによりゲート
電極5を形成し,FETを製作する。
して,絶縁膜9,レジストを塗布し,そのレジスト及び
絶縁膜9にゲート電極5を画定する開口13を設け,開
口13底面のコンタクト層2eに溝を形成してソースと
ドレインを分割する。その後,リフトオフによりゲート
電極5を形成し,FETを製作する。
【0032】上記のFETの形成方法は通常の化合物半
導体の形成方法と同様であって,本発明の第一〜第四の
構成の半導体装置を,トンネルダイオード形成後は通常
のFETの製造工程と同一工程で形成することができる
から,従来の工程との適応性に優れている。
導体の形成方法と同様であって,本発明の第一〜第四の
構成の半導体装置を,トンネルダイオード形成後は通常
のFETの製造工程と同一工程で形成することができる
から,従来の工程との適応性に優れている。
【0033】
【実施例】本発明を実施例を参照して説明する。本発明
の第一実施例は,第一及び第二の構成に係る半導体装置
の製造方法に関し,図4(a)に示す負性抵抗素子を負
荷とするインバータ回路の製造に関する。なお,図4
中,TDはトンネルダイオードを,TRは電界効果トラ
ンジスタを表す。
の第一実施例は,第一及び第二の構成に係る半導体装置
の製造方法に関し,図4(a)に示す負性抵抗素子を負
荷とするインバータ回路の製造に関する。なお,図4
中,TDはトンネルダイオードを,TRは電界効果トラ
ンジスタを表す。
【0034】図1(a)を参照して,半絶縁性化合物半
導体基板1,例えばGaAs基板上に,例えばMBE法
又はMOCVD法により次の順で化合物半導体からな
る,チャネル層2a,電子供給層2b,コンタクト薄層
2c,ストッパ層2d,コンタクト層2eをエピタキシ
ャル堆積して,トランジスタ形成層2を形成する。
導体基板1,例えばGaAs基板上に,例えばMBE法
又はMOCVD法により次の順で化合物半導体からな
る,チャネル層2a,電子供給層2b,コンタクト薄層
2c,ストッパ層2d,コンタクト層2eをエピタキシ
ャル堆積して,トランジスタ形成層2を形成する。
【0035】チャネル層2aは,例えば厚さ200nmの
真性半導体のGaAsからなり,電子供給層から供給さ
れた2次元電子により,ゲート電極下にチャネルを形成
する。
真性半導体のGaAsからなり,電子供給層から供給さ
れた2次元電子により,ゲート電極下にチャネルを形成
する。
【0036】電子供給層2bは,チャネル層2aより電
子親和力の小さな半導体,例えば厚さ30nm,キャリア
濃度2×1018cm-3のn型AlGaAsからなり,チャ
ネル層2aへ電子を供給する。
子親和力の小さな半導体,例えば厚さ30nm,キャリア
濃度2×1018cm-3のn型AlGaAsからなり,チャ
ネル層2aへ電子を供給する。
【0037】コンタクト薄層2cは,例えば厚さ8nm,
キャリア濃度2×1018cm-3のn型GaAsからなり,
ソース及びドレイン領域とオーミック接続するために設
けられる。
キャリア濃度2×1018cm-3のn型GaAsからなり,
ソース及びドレイン領域とオーミック接続するために設
けられる。
【0038】ストッパ層2dは,例えば厚さ3nm,キャ
リア濃度2×1018cm-3のn型AlGaAsからなり,
後述するようにゲート電極形成時にエッチストッパとし
て作用する。
リア濃度2×1018cm-3のn型AlGaAsからなり,
後述するようにゲート電極形成時にエッチストッパとし
て作用する。
【0039】コンタクト層2eは,例えば厚さ80nm,
キャリア濃度2×1018cm-3のn型GaAsからなり,
コンタクト薄層2cを介してソース及びドレインとオー
ミック接続し,さらに,その上面に形成される電極とオ
ーミック接続してソース,ドレイン電流を供給,出力す
る。
キャリア濃度2×1018cm-3のn型GaAsからなり,
コンタクト薄層2cを介してソース及びドレインとオー
ミック接続し,さらに,その上面に形成される電極とオ
ーミック接続してソース,ドレイン電流を供給,出力す
る。
【0040】なお,上記の各層からなるトランジスタ形
成層は,通常のHEMT(高電子易動度トランジスタ)
の形成層と同様のものである。次いで,コンタクト層2
e上に,トランジスタ形成層2の堆積と同様の方法で,
エッチストッパ層7をエピタキシャル堆積し,さらに,
エッチストッパ層7上に第一高濃度層3及び第二高濃度
層4をエピタキシャル堆積する。
成層は,通常のHEMT(高電子易動度トランジスタ)
の形成層と同様のものである。次いで,コンタクト層2
e上に,トランジスタ形成層2の堆積と同様の方法で,
エッチストッパ層7をエピタキシャル堆積し,さらに,
エッチストッパ層7上に第一高濃度層3及び第二高濃度
層4をエピタキシャル堆積する。
【0041】エッチストッパ層7は,例えば厚さ3nm,
キャリア濃度2×1018cm-3のn型AlGaAsからな
る。第一高濃度層3は,厚さ80nm,キャリア濃度8×
1018cm-3のn型GaAsからなり,第二高濃度層4
は,厚さ80nm,キャリア濃度2×1019cm-3のp型G
aAsからなり,第一高濃度層3及び第二高濃度層4と
で形成されるpn接合がトンネルダイオードを構成す
る。
キャリア濃度2×1018cm-3のn型AlGaAsからな
る。第一高濃度層3は,厚さ80nm,キャリア濃度8×
1018cm-3のn型GaAsからなり,第二高濃度層4
は,厚さ80nm,キャリア濃度2×1019cm-3のp型G
aAsからなり,第一高濃度層3及び第二高濃度層4と
で形成されるpn接合がトンネルダイオードを構成す
る。
【0042】次いで,第二高濃度層4上に,トンネルダ
イオードを画定するレジストマスク14を形成する。次
いで,図1(b)を参照して,レジストマスク14をエ
ッチングマスクとし,かつエッチストッパ層7をエッチ
ストッパとして,第一高濃度層3及び第二高濃度層4を
エッチングし,トンネルダイオードを形成する。
イオードを画定するレジストマスク14を形成する。次
いで,図1(b)を参照して,レジストマスク14をエ
ッチングマスクとし,かつエッチストッパ層7をエッチ
ストッパとして,第一高濃度層3及び第二高濃度層4を
エッチングし,トンネルダイオードを形成する。
【0043】かかるエッチングは,フロン系,例えばC
Cl2 F2 ,CHClCCl2 Fを用いる反応性イオン
エッチング,又はHF,H2 O2 及びH2 Oの混液,ク
エン酸とH2 O2 の混液,若しくはアンモニア,H2 O
2 及びH2 Oの混液をエッチャントとする選択エッチン
グにより行うことができる。なお, 実施例のエッチスト
ッパ層7はAlGaAsであるが,これをInGaPと
しても同じエッチャントを利用できる。
Cl2 F2 ,CHClCCl2 Fを用いる反応性イオン
エッチング,又はHF,H2 O2 及びH2 Oの混液,ク
エン酸とH2 O2 の混液,若しくはアンモニア,H2 O
2 及びH2 Oの混液をエッチャントとする選択エッチン
グにより行うことができる。なお, 実施例のエッチスト
ッパ層7はAlGaAsであるが,これをInGaPと
しても同じエッチャントを利用できる。
【0044】次いで,トンネルダイオードの外側に表出
しているエッチストッパ層7を,第一高濃度層3及び第
二高濃度層4をマスクとし,コンタクト層2eをエッチ
ストッパとするエッチングにより除去し,図1(c)を
参照して,トンネルダイオード形成領域の外側のコンタ
クト層2e表面を表出する。
しているエッチストッパ層7を,第一高濃度層3及び第
二高濃度層4をマスクとし,コンタクト層2eをエッチ
ストッパとするエッチングにより除去し,図1(c)を
参照して,トンネルダイオード形成領域の外側のコンタ
クト層2e表面を表出する。
【0045】かかるエッチングは,例えば,AlGaA
sのエッチストッパ層7の除去には,HF,H2 O2 及
びH2 Oの混液,をエッチャントする選択エッチングに
よりなされる。なお,InGaPのエッチストッパ層7
の除去には,塩酸水溶液が用いられる。また,実施例で
は,第一高濃度層3,第二高濃度層4及びコンタクト層
2eはGaAsであるが,コンタクト層2eを導電性の
よいInGaAsとしても同様である。
sのエッチストッパ層7の除去には,HF,H2 O2 及
びH2 Oの混液,をエッチャントする選択エッチングに
よりなされる。なお,InGaPのエッチストッパ層7
の除去には,塩酸水溶液が用いられる。また,実施例で
は,第一高濃度層3,第二高濃度層4及びコンタクト層
2eはGaAsであるが,コンタクト層2eを導電性の
よいInGaAsとしても同様である。
【0046】次いで,レジストマスク14を剥離する。
次いで,図1(c)を参照して,トランジスタ形成領域
を画定するレジストマスク15を形成し,酸素イオンを
注入して,絶縁性の素子分離帯8を形成する。このと
き,ドレイン形成領域上に形成されているトンネルダイ
オードは,レサジストマスク15に覆われ保護される。
次いで,図1(c)を参照して,トランジスタ形成領域
を画定するレジストマスク15を形成し,酸素イオンを
注入して,絶縁性の素子分離帯8を形成する。このと
き,ドレイン形成領域上に形成されているトンネルダイ
オードは,レサジストマスク15に覆われ保護される。
【0047】次いで,レジストマスク15を剥離する。
次いで,図2(d)を参照して,基板1上全面に,例え
ば厚さ300nmのシリコンオキシナイトライド(SiO
N)を例えばプラズマCVD法を用いて堆積し,絶縁膜
9とする。
次いで,図2(d)を参照して,基板1上全面に,例え
ば厚さ300nmのシリコンオキシナイトライド(SiO
N)を例えばプラズマCVD法を用いて堆積し,絶縁膜
9とする。
【0048】次いで,第一高濃度層4の上面の絶縁膜9
にコンタクトホールを開設し,第一高濃度層4とオーミ
ックコンタクトする配線10を形成する。かかるコンタ
クトホールの形成は,フォトレジストを用いる通常のエ
ッチング,例えば弗酸系のエッチャントを用いるエッチ
ング,又はCF4 若しくはCHF3 を用いる反応性イオ
ンエッチングによりなされる。また,p型GaAsとオ
ーミック接続する配線10は,例えばスパッタによりW
Si薄膜上にW膜を堆積したのち,例えばSF 6 ガスを
用いた反応性イオンエッチングによりパターニングして
形成できる。
にコンタクトホールを開設し,第一高濃度層4とオーミ
ックコンタクトする配線10を形成する。かかるコンタ
クトホールの形成は,フォトレジストを用いる通常のエ
ッチング,例えば弗酸系のエッチャントを用いるエッチ
ング,又はCF4 若しくはCHF3 を用いる反応性イオ
ンエッチングによりなされる。また,p型GaAsとオ
ーミック接続する配線10は,例えばスパッタによりW
Si薄膜上にW膜を堆積したのち,例えばSF 6 ガスを
用いた反応性イオンエッチングによりパターニングして
形成できる。
【0049】次いで, 図2(e)を参照して,基板1全
面にレジストマスク16を塗布し,フォトリソグラフィ
によりゲート電極5を画定する開口13を開設する。次
いで,レジストマスク16をエッチングマスクとする反
応性イオンエッチングにより,開口13の底面に表出す
る絶縁膜9を除去し,開口13の底にコンタクト層2e
を表出する。
面にレジストマスク16を塗布し,フォトリソグラフィ
によりゲート電極5を画定する開口13を開設する。次
いで,レジストマスク16をエッチングマスクとする反
応性イオンエッチングにより,開口13の底面に表出す
る絶縁膜9を除去し,開口13の底にコンタクト層2e
を表出する。
【0050】次いで,クエン酸と過酸化水素水の混液,
又はアンモニアと過酸化水素水の混液をエッチャントと
し,ストッパ層2dをエッチストッパとして,開口13
の底に表出するコンタクト層2eをエッチングして除去
する。なお,CCl2 F2 とHeの混合ガスを用いたイ
オンエッチングによることもできる。
又はアンモニアと過酸化水素水の混液をエッチャントと
し,ストッパ層2dをエッチストッパとして,開口13
の底に表出するコンタクト層2eをエッチングして除去
する。なお,CCl2 F2 とHeの混合ガスを用いたイ
オンエッチングによることもできる。
【0051】その後,開口13の底に表出したストッパ
層2dをアンモニア水溶液,あるいは希釈弗酸で除去す
る。さらに,開口13の底に表出したコンタクト薄層2
cを,CCl2 F2 を用いた異方性エッチングにより除
去する。
層2dをアンモニア水溶液,あるいは希釈弗酸で除去す
る。さらに,開口13の底に表出したコンタクト薄層2
cを,CCl2 F2 を用いた異方性エッチングにより除
去する。
【0052】上記の工程の結果,図2(e)を参照し
て,レジストマスク16に開設された開口13底面に表
出するトランジスタ形成層2表面に溝が形成される。コ
ンタクト層2e,ストッパ層2d及びコンタクト薄層2
cは,図3を参照して,この溝で2分され,それぞれそ
の下にソース領域31及びドレイン領域32を形成す
る。
て,レジストマスク16に開設された開口13底面に表
出するトランジスタ形成層2表面に溝が形成される。コ
ンタクト層2e,ストッパ層2d及びコンタクト薄層2
cは,図3を参照して,この溝で2分され,それぞれそ
の下にソース領域31及びドレイン領域32を形成す
る。
【0053】次いで,図2(f)を参照して例えば厚さ
350nmのAl層を堆積し,レジストマスク16ととも
にリフトオフすることで,溝の中にゲート電極5を形成
する。その後,レジストマスク16を除去する。
350nmのAl層を堆積し,レジストマスク16ととも
にリフトオフすることで,溝の中にゲート電極5を形成
する。その後,レジストマスク16を除去する。
【0054】次いで,ソース領域31及びドレイン領域
32に,それぞれオーミック接続するソース配線11,
ドレイン配線12(図3参照)を,リフトオフにより形
成し,FETを製作する。なお,n型領域にオーミック
接続するソース配線11,ドレイン配線12は,例えば
厚さ30nmのAuGe上に厚さ270nmのAuを積層し
た配線により構成される。
32に,それぞれオーミック接続するソース配線11,
ドレイン配線12(図3参照)を,リフトオフにより形
成し,FETを製作する。なお,n型領域にオーミック
接続するソース配線11,ドレイン配線12は,例えば
厚さ30nmのAuGe上に厚さ270nmのAuを積層し
た配線により構成される。
【0055】かかる工程で製造されたトンネルダイオー
ドは,図3を参照して,FETのドレイン領域上に形成
されるから,素子形成領域が不要であり小型にできる。
さらに,図4(a)に示すトンネルダイオードを負荷と
するインバータ回路に用いるとき,両素子間の配線が不
要であり,素子構造を単純にできるから製造が容易にな
る。
ドは,図3を参照して,FETのドレイン領域上に形成
されるから,素子形成領域が不要であり小型にできる。
さらに,図4(a)に示すトンネルダイオードを負荷と
するインバータ回路に用いるとき,両素子間の配線が不
要であり,素子構造を単純にできるから製造が容易にな
る。
【0056】なお,本発明は,インバータ回路のみなら
ず,図4(b)を参照して,メモリセルにも適用でき
る。即ち,2個の直列接続したトンネルダイオードT
D,TD2により構成される双安定回路を,ゲート配線
14及びソース配線11をそれぞれX,Y配線とする電
界効果トランジスタTRにより駆動する。さらに,本発
明は,FETとトンネルダイオードとを組み合わせたそ
の他の回路にも適用される。
ず,図4(b)を参照して,メモリセルにも適用でき
る。即ち,2個の直列接続したトンネルダイオードT
D,TD2により構成される双安定回路を,ゲート配線
14及びソース配線11をそれぞれX,Y配線とする電
界効果トランジスタTRにより駆動する。さらに,本発
明は,FETとトンネルダイオードとを組み合わせたそ
の他の回路にも適用される。
【0057】本発明の第二実施例は,本発明の第三又は
第四の構成に係る半導体装置の製造方法に関する。な
お,本実施例の回路は第一実施例と同じ図4(a)の回
路である。
第四の構成に係る半導体装置の製造方法に関する。な
お,本実施例の回路は第一実施例と同じ図4(a)の回
路である。
【0058】先ず,GaAs基板1上に,例えばMBE
法,MOCVD法により,チャネル層2a,電子供給層
2b,コンタクト薄層2c,ストッパ層2d,コンタク
ト層2eをエピタキシャル堆積して,トランジスタ形成
層2を形成する。
法,MOCVD法により,チャネル層2a,電子供給層
2b,コンタクト薄層2c,ストッパ層2d,コンタク
ト層2eをエピタキシャル堆積して,トランジスタ形成
層2を形成する。
【0059】コンタクト層は,例えば厚さ80nm,キャ
リア濃度8×1018cm-3のn型GaAsからなる。その
他の層は,全て第一実施例と同様である。次いで,例え
ば厚さ3nm,キャリア濃度2×1018cm-3のn型AlG
aAsからなるエッチストッパ層7をエピタキシャル堆
積する。
リア濃度8×1018cm-3のn型GaAsからなる。その
他の層は,全て第一実施例と同様である。次いで,例え
ば厚さ3nm,キャリア濃度2×1018cm-3のn型AlG
aAsからなるエッチストッパ層7をエピタキシャル堆
積する。
【0060】次いで,厚さ80nm,キャリア濃度2×1
019cm-3のp型GaAsからなる第二高濃度層4をエピ
タキシャル堆積する。次いで,第一実施例と同様の方法
で第二高濃度層4をパターニングし,さらにトンネルダ
イオードの形成領域外に表出するエッチストッパ層7を
除去する。
019cm-3のp型GaAsからなる第二高濃度層4をエピ
タキシャル堆積する。次いで,第一実施例と同様の方法
で第二高濃度層4をパターニングし,さらにトンネルダ
イオードの形成領域外に表出するエッチストッパ層7を
除去する。
【0061】トンネルダイオードは,このパターニング
された第二高濃度層4とコンタクト層2eとがエッチス
トッパ層7を挟んで形成するpn接合により構成され
る。次いで,図5(b)を参照して,トランジスタ形成
領域を画定するレジストマスク15を用いて,酸素イオ
ンを注入し,素子分離帯8を形成する。
された第二高濃度層4とコンタクト層2eとがエッチス
トッパ層7を挟んで形成するpn接合により構成され
る。次いで,図5(b)を参照して,トランジスタ形成
領域を画定するレジストマスク15を用いて,酸素イオ
ンを注入し,素子分離帯8を形成する。
【0062】次いで,図5(c)を参照して,シリコン
オキシナイトライドの絶縁膜9を堆積し,第二高濃度層
4と接続するコンタクトホールを開設し,その上に第二
高濃度層4とオーミック接続する配線10を形成する。
オキシナイトライドの絶縁膜9を堆積し,第二高濃度層
4と接続するコンタクトホールを開設し,その上に第二
高濃度層4とオーミック接続する配線10を形成する。
【0063】次いで,図6(d)を参照して,第一実施
例と同様に,レジストマスク16にゲート電極5を画定
する開口13,及び開口13の底のトランジスタ形成層
2表面に溝を形成する。
例と同様に,レジストマスク16にゲート電極5を画定
する開口13,及び開口13の底のトランジスタ形成層
2表面に溝を形成する。
【0064】次いで,図6(e)を参照して,リフトオ
フによりゲート電極5を形成し,さらにソース配線11
及び図示されていないドレイン配線をリフトオフにより
形成する。
フによりゲート電極5を形成し,さらにソース配線11
及び図示されていないドレイン配線をリフトオフにより
形成する。
【0065】本実施例にかかるトンネルダイオードは,
pn接合に禁制幅の広い層を含むので,動作振幅が大き
い。また,トンネルダイオードを形成する半導体層が,
第一実施例より一層すくないので,堆積工程,及びエッ
チング工程とも簡単である。
pn接合に禁制幅の広い層を含むので,動作振幅が大き
い。また,トンネルダイオードを形成する半導体層が,
第一実施例より一層すくないので,堆積工程,及びエッ
チング工程とも簡単である。
【0066】
【発明の効果】上述したように,本発明によれば,FE
T上に結晶性の優れた半導体層からなるトンネルダイオ
ードを,FETの形成層を損傷することなく形成するこ
とができるから,小面積で,電気的特性の優れたトンネ
ルダイオードとFETとを集積した半導体装置,及びそ
の簡単な製造方法を提供することができるので,半導体
装置の性能向上に寄与するところが大きい。
T上に結晶性の優れた半導体層からなるトンネルダイオ
ードを,FETの形成層を損傷することなく形成するこ
とができるから,小面積で,電気的特性の優れたトンネ
ルダイオードとFETとを集積した半導体装置,及びそ
の簡単な製造方法を提供することができるので,半導体
装置の性能向上に寄与するところが大きい。
【図1】 本発明の第一実施例断面工程図(その1)
【図2】 本発明の第一実施例断面工程図(その2)
【図3】 本発明の第一実施例平面図
【図4】 本発明の実施例回路図
【図5】 本発明の第二実施例断面工程図(その1)
【図6】 本発明の第二実施例断面工程図(その2)
【図7】 従来の実施例断面図
1 基板 2 トランジスタ形成層 2a チャネル層 2b 電子供給層 2c コンタクト薄膜 2d ストッパ層 2e コンタクト層 3 第一高濃度層 4 第二高濃度層 5 ゲート電極 6 埋込層 7 エッチストッパ層 8 素子分離帯 9 絶縁膜 10 配線 11 ソース配線 12 ドレイン配線 13 開口 14,15,16 レジストマスク 31 ソース領域 32 ドレイン領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/88 F
Claims (7)
- 【請求項1】 ソース領域(31)又はドレイン領域
(32)上に第一の導電型のコンタクト層(2e)が設
けられた化合物半導体電界効果トランジスタと,該コン
タクト層(2e)へ電気的に接続するトンネルダイオー
ドとを同一基板(1)上に集積した半導体装置におい
て,該トンネルダイオードは,該ソース領域(31)又
は該ドレイン領域(32)内直上の該コンタクト層(2
e)上に設けられ,かつ,第一の導電型の半導体からな
る第一高濃度層(3)を下層とし第一の導電型と反対の
第二の導電型の半導体からなる第二高濃度層(4)を上
層とするpn接合を有して構成され,該コンタクト層
(2e)と第一高濃度層(3)との間に,第一の導電型
の化合物半導体からなるエッチストッパ層(7)が設け
られ,該エッチストッパ層(7),該第一高濃度層
(3)及び該第二高濃度層(4)は,該コンタクト層
(2e)上に堆積されたエピタキシャル層であることを
特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において,該
エッチストッパ層(7)は,該第一高濃度層(3)及び
該第二高濃度層(4)よりも広い禁制帯幅を有し,かつ
Alを含む化合物半導体からなることを特徴とする半導
体装置。 - 【請求項3】 ソース領域(31)又はドレイン領域
(32)上に第一の導電型のコンタクト層(2e)が設
けられた化合物半導体電界効果トランジスタと,該コン
タクト層(2e)へ電気的に接続するトンネルダイオー
ドとを同一基板(1)上に集積した半導体装置におい
て,該ソース領域(31)又は該ドレイン領域(32)
内直上の該コンタクト層(2e)上に設けられ,第一の
導電型と反対の第二の導電型の半導体からなる第二高濃
度層(4)と,該コンタクト層(2e)と該第二高濃度
層(4)との間に設けられ,第一導電型の化合物半導体
からなるエッチストッパ層(7)とを有し,該エッチス
トッパ層(7)及び該第二高濃度層(4)は,該コンタ
クト層(2e)上に堆積されたエピタキシャル層である
ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の半導体装置において,該
エッチストッパ層(7)は,該コンタクト層(2e)及
び該第二高濃度層(4)よりも広い禁制帯幅を有し,か
つAlを含む化合物半導体からなることを特徴とする半
導体装置。 - 【請求項5】 請求項1又は請求項2記載の半導体装置
の製造方法において,該基板(1)上に,該コンタクト
層(2e)を最上層とする化合物半導体からなるトラン
ジスタ形成層(2)を堆積する工程と,該コンタクト層
(2e)上に,該エッチストッパ層(7),該第一高濃
度層(3),及び該第二高濃度層(4)とをこの順序で
堆積する工程と,該エッチストッパ層(7)をストッパ
とする選択的エッチングにより,該ソース領域(31)
又は該ドレイン領域(32)が形成されるべき領域上に
該トンネルダイオードを構成する該第一高濃度層(3)
及び該第二高濃度層(4)を残して,その他の該第一高
濃度層(3)及び該第二高濃度層(4)を除去する工程
と,次いで,該第一高濃度層(3)の外側に表出する該
エッチストッパ層(7)を,該第一高濃度層(3)及び
該第二高濃度層(4)をマスクとして除去するエッチン
グ工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項6】 請求項3又は請求項4記載の半導体装置
の製造方法において,該基板(1)上に,該コンタクト
層(2e)を最上層とする化合物半導体からなるトラン
ジスタ形成層(2)を堆積する工程と,該コンタクト層
(2e)上に,該エッチストッパ層(7),及び該第二
高濃度層(4)とをこの順序で堆積する工程と,該エッ
チストッパ層(7)をストッパとする選択的エッチング
により,該ソース領域(31)又は該ドレイン領域(3
2)が形成されるべき領域上に該トンネルダイオードを
構成する該第二高濃度層(4)を残して,その他の該第
二高濃度層(4)を除去し,該コンタクト層(2e),
該エッチストッパ層(7)及び該第二高濃度層(4)か
ら構成される該トンネルダイオードを形成する工程と,
次いで,該第二高濃度層(4)の外側に表出する該エッ
チストッパ層(7)を,該第二高濃度層(4)をマスク
として除去するエッチング工程とを有することを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 請求項5又は請求項6記載の半導体装置
の製造方法において,該エッチストッパ層(7)を除去
する該エッチング工程の後,該電界効果トランジスタの
形成領域を画定する素子分離帯(8)を形成する工程
と,次いで,該電界効果トランジスタのゲート電極
(5)を画定する開口(13)を有するレジストマスク
(16)を用いて,該トランジスタ形成領域表面に該コ
ンタクト層(2e)を該ソース領域(31)及び該ドレ
イン領域(32)とに分割する溝を形成する工程と,次
いで,リフトオフにより該溝上にゲート電極(5)を形
成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4623994A JPH07263643A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4623994A JPH07263643A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07263643A true JPH07263643A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12741588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4623994A Withdrawn JPH07263643A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07263643A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6525346B2 (en) | 1999-12-14 | 2003-02-25 | Nec Corporation | Semiconductor device and its manufacturing method capable of reducing low frequency noise |
| JP2009032389A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Samsung Electronics Co Ltd | 電場センサーのセンシング感度向上方法、電場センサーを採用した記憶装置、及びその情報再生方法 |
-
1994
- 1994-03-17 JP JP4623994A patent/JPH07263643A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6525346B2 (en) | 1999-12-14 | 2003-02-25 | Nec Corporation | Semiconductor device and its manufacturing method capable of reducing low frequency noise |
| JP2009032389A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Samsung Electronics Co Ltd | 電場センサーのセンシング感度向上方法、電場センサーを採用した記憶装置、及びその情報再生方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |