JPH07263676A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH07263676A JPH07263676A JP6048326A JP4832694A JPH07263676A JP H07263676 A JPH07263676 A JP H07263676A JP 6048326 A JP6048326 A JP 6048326A JP 4832694 A JP4832694 A JP 4832694A JP H07263676 A JPH07263676 A JP H07263676A
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- JP
- Japan
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- concentration impurity
- layer
- impurity diffusion
- concentration
- gate
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- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ホットキャリア耐圧に優れ、かつ、寄生抵抗が
小さい半導体装置およびその製造方法を提供する。 【構成】低濃度不純物拡散層304,314による電界
緩和領域を持つMOSFETにおいて、低濃度不純物拡散層3
04,314より深く高濃度不純物拡散層305,315を
形成し、高濃度不純物層と低濃度不純物層に接する金属
層306,316,505,515を有する構造にする。ま
た、ゲート500,510をマスクに低濃度不純物拡散
層304,314と、高濃度不純物拡散層305,31
5を形成する工程と、基板100をエッチングする工程
と、メタル層を堆積する工程を有する製造方法をとる。
小さい半導体装置およびその製造方法を提供する。 【構成】低濃度不純物拡散層304,314による電界
緩和領域を持つMOSFETにおいて、低濃度不純物拡散層3
04,314より深く高濃度不純物拡散層305,315を
形成し、高濃度不純物層と低濃度不純物層に接する金属
層306,316,505,515を有する構造にする。ま
た、ゲート500,510をマスクに低濃度不純物拡散
層304,314と、高濃度不純物拡散層305,31
5を形成する工程と、基板100をエッチングする工程
と、メタル層を堆積する工程を有する製造方法をとる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明構造は、微細加工性に優れ
た電界効果型トランジスタおよびその製造方法に関す
る。
た電界効果型トランジスタおよびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】MOSFET(Metal Oxide Silicon Fi
eld Effect Transistor)の高速動作特性を向上させる試
みとして、ゲート長に代表させる素子寸法を縮小(スケ
ーリング)することで、単位幅あたりのチャネル電流を
増大させ、かつ、負荷となるゲート容量を小さくするこ
とが行われてきた。しかし、ゲート長が短くなると、チ
ャネル部の電界が強くなり、ホットキャリア効果と呼ば
れる現象が起き、素子特性を劣化させることが問題とな
ってきている。
eld Effect Transistor)の高速動作特性を向上させる試
みとして、ゲート長に代表させる素子寸法を縮小(スケ
ーリング)することで、単位幅あたりのチャネル電流を
増大させ、かつ、負荷となるゲート容量を小さくするこ
とが行われてきた。しかし、ゲート長が短くなると、チ
ャネル部の電界が強くなり、ホットキャリア効果と呼ば
れる現象が起き、素子特性を劣化させることが問題とな
ってきている。
【0003】ホットキャリア効果による素子特性の劣化
メカニズムは、チャネル電界により加速されたキャリア
や、このキャリアが引き起こす衝突電離により生じたキ
ャリア等が、ゲート酸化膜や、ゲート側面の層間絶縁膜
に注入されることにより、チャージがたまり、トランジ
スタの閾電圧を変動させたり、チャネルコンダクタンス
の変動を引き起こすものである。
メカニズムは、チャネル電界により加速されたキャリア
や、このキャリアが引き起こす衝突電離により生じたキ
ャリア等が、ゲート酸化膜や、ゲート側面の層間絶縁膜
に注入されることにより、チャージがたまり、トランジ
スタの閾電圧を変動させたり、チャネルコンダクタンス
の変動を引き起こすものである。
【0004】そのため、このホットキャリア効果を低減
するため、キャリアを加速し、ホットな状態とする電界
を緩和することが考えられてきた。代表的な構造および
製造方法として、特開昭54−4482号公報に記述のみられ
るLDD(Lightly Doped Drain)が知られている。これ
は、ゲート側面に形成した層間絶縁膜(スペーサ)とイ
オン打ち込み法を用いて低濃度の不純物拡散層を設ける
ことで、ゲート端部から高濃度層までの水平方向の距離
を離し、電界を緩和するものである。
するため、キャリアを加速し、ホットな状態とする電界
を緩和することが考えられてきた。代表的な構造および
製造方法として、特開昭54−4482号公報に記述のみられ
るLDD(Lightly Doped Drain)が知られている。これ
は、ゲート側面に形成した層間絶縁膜(スペーサ)とイ
オン打ち込み法を用いて低濃度の不純物拡散層を設ける
ことで、ゲート端部から高濃度層までの水平方向の距離
を離し、電界を緩和するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、素子寸法が
0.5μ より小さくなってくると、スペーサ幅も小さく
なるため、有効な電界緩和領域を形成することができな
くなってきている。
0.5μ より小さくなってくると、スペーサ幅も小さく
なるため、有効な電界緩和領域を形成することができな
くなってきている。
【0006】また、大きな緩和領域を形成すると、低濃
度不純物層によるチャネルの寄生抵抗が増大してしま
い、チャネル電流が減少する問題を生じる。
度不純物層によるチャネルの寄生抵抗が増大してしま
い、チャネル電流が減少する問題を生じる。
【0007】本発明の目的は、寄生抵抗の小さな、か
つ、有効な電界緩和領域を確保した半導体装置およびそ
の製造方法を提供することにある。
つ、有効な電界緩和領域を確保した半導体装置およびそ
の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では基板表面に低濃度拡散層を持ち、拡散層
より基板内部に高濃度不純物層を形成し、高濃度不純物
層に接するようにメタル層を配置した構造にする。即
ち、高濃度層と低濃度層を積層するように形成する。
に、本発明では基板表面に低濃度拡散層を持ち、拡散層
より基板内部に高濃度不純物層を形成し、高濃度不純物
層に接するようにメタル層を配置した構造にする。即
ち、高濃度層と低濃度層を積層するように形成する。
【0009】また、基板表面にゲートをマスクに低濃度
不純物層を形成する工程と、低濃度層より基板内部に高
濃度不純物層を形成する工程と、高濃度層の深さまで基
板をエッチングする工程と、高濃度層上にメタルを被着
する工程を有する製造方法にする。これらの工程は、後
で実施例を基に説明するが、全てゲートに対し自己整合
化されたプロセスにより行うことができる。
不純物層を形成する工程と、低濃度層より基板内部に高
濃度不純物層を形成する工程と、高濃度層の深さまで基
板をエッチングする工程と、高濃度層上にメタルを被着
する工程を有する製造方法にする。これらの工程は、後
で実施例を基に説明するが、全てゲートに対し自己整合
化されたプロセスにより行うことができる。
【0010】
【作用】ドレインバイアスは、メタル層を介して高濃度
層に加えられる。このときゲート,ドレイン間の電界
は、低濃度層があるために、基板水平方向のみならず深
さ方向にも2次元的に引き延ばされることで、有効に緩
和される。また、基板内部に、低濃度層と高濃度層によ
る濃度分布があるため、電位分布が生じ、電界の最も強
い場所が、素子特性劣化を引き起こすゲート酸化膜等の
絶縁膜から離れた、基板内部に位置する。そのため、キ
ャリアの絶縁膜への注入が減り、素子特性の劣化を抑え
ることができる。
層に加えられる。このときゲート,ドレイン間の電界
は、低濃度層があるために、基板水平方向のみならず深
さ方向にも2次元的に引き延ばされることで、有効に緩
和される。また、基板内部に、低濃度層と高濃度層によ
る濃度分布があるため、電位分布が生じ、電界の最も強
い場所が、素子特性劣化を引き起こすゲート酸化膜等の
絶縁膜から離れた、基板内部に位置する。そのため、キ
ャリアの絶縁膜への注入が減り、素子特性の劣化を抑え
ることができる。
【0011】また、高濃度層は直接、メタル層に接続す
るため、余計な抵抗を生じることを避けることができ
る。
るため、余計な抵抗を生じることを避けることができ
る。
【0012】また、この製造工程により、ゲートとの自
己整合的に有効な電界緩和領域を持つ半導体装置を容易
に形成することができる。
己整合的に有効な電界緩和領域を持つ半導体装置を容易
に形成することができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の基本的な素子構造を表わす素
子の断面図である。また、図2から図6は、図1の構造
の製造工程を示す素子の断面図である。
子の断面図である。また、図2から図6は、図1の構造
の製造工程を示す素子の断面図である。
【0014】図1において、基板100表面付近に形成
されたn型不純物ウェル層105およびp型不純物ウェ
ル層106上に、それぞれ、PMOSおよびNMOSが
形成されていることを示している。901は厚く形成さ
れた絶縁層の素子分離領域を示している。304および
314はソースおよびドレインとなる、それぞれPとN
型の低濃度不純物拡散層であり、305および315は
それぞれPとN型の高濃度不純物層である。306およ
び316は、タングステン層であり、ゲートとスペーサ
920により隔てられている。このタングステン層は底
面で高濃度不純物拡散層、側面で低濃度不純物拡散層と
接している。
されたn型不純物ウェル層105およびp型不純物ウェ
ル層106上に、それぞれ、PMOSおよびNMOSが
形成されていることを示している。901は厚く形成さ
れた絶縁層の素子分離領域を示している。304および
314はソースおよびドレインとなる、それぞれPとN
型の低濃度不純物拡散層であり、305および315は
それぞれPとN型の高濃度不純物層である。306およ
び316は、タングステン層であり、ゲートとスペーサ
920により隔てられている。このタングステン層は底
面で高濃度不純物拡散層、側面で低濃度不純物拡散層と
接している。
【0015】ゲート電極は多結晶シリコン500,51
0とタングステン層505,515の積層T字型構造に
より、低抵抗ゲートを実現している。ゲート電極がゲー
ト絶縁膜910を介して、不純物拡散層間の基板表面の
チャネルに電界効果を及ぼし、電界効果トランジスタ動
作を得ている。この構造では、低濃度拡散層の下に高濃
度拡散層があるため、水平および深さ方向の2次元的に
電界を緩和することができる。
0とタングステン層505,515の積層T字型構造に
より、低抵抗ゲートを実現している。ゲート電極がゲー
ト絶縁膜910を介して、不純物拡散層間の基板表面の
チャネルに電界効果を及ぼし、電界効果トランジスタ動
作を得ている。この構造では、低濃度拡散層の下に高濃
度拡散層があるため、水平および深さ方向の2次元的に
電界を緩和することができる。
【0016】以下、図2から図6を用いて、P基板上に
形成したCMOSを用い本発明構造の製造方法を説明す
る。
形成したCMOSを用い本発明構造の製造方法を説明す
る。
【0017】図2に示すように、P型シリコン単結晶基
板100表面にイオン打ち込み法および熱処理を加える
既知の工程により、リンを含む表面層105、およびボ
ロンを含む表面層106を形成する。熱酸化により下地
酸化膜層を形成し、既知の化学気相成長法(Chemical V
apor Deposition Method:CVD法)によりシリコン窒
化膜を堆積し、ホトレジスト法を用いて、素子領域をパ
ターニングし、基板面垂直方向に異方的にエッチング加
工する。NMOS領域にシリコン窒化膜をマスクにボロ
ンをイオン打ち込みする。基板を熱酸化し素子分離領域
にフィールド酸化膜901を形成したのち、熱リン酸に
よりシリコン窒化膜を除去する。適当なトランジスタの
閾値となるように基板表面の不純物濃度をイオン打ち込
みにより調節する。これらの工程は既知のLOCOS工
程であり、詳細な説明は省略する。
板100表面にイオン打ち込み法および熱処理を加える
既知の工程により、リンを含む表面層105、およびボ
ロンを含む表面層106を形成する。熱酸化により下地
酸化膜層を形成し、既知の化学気相成長法(Chemical V
apor Deposition Method:CVD法)によりシリコン窒
化膜を堆積し、ホトレジスト法を用いて、素子領域をパ
ターニングし、基板面垂直方向に異方的にエッチング加
工する。NMOS領域にシリコン窒化膜をマスクにボロ
ンをイオン打ち込みする。基板を熱酸化し素子分離領域
にフィールド酸化膜901を形成したのち、熱リン酸に
よりシリコン窒化膜を除去する。適当なトランジスタの
閾値となるように基板表面の不純物濃度をイオン打ち込
みにより調節する。これらの工程は既知のLOCOS工
程であり、詳細な説明は省略する。
【0018】図3に示すように、基板表面を弗酸水溶液
で洗浄することで、素子領域のシリコン基板を露出させ
た後、基板上に熱酸化により5nmのゲート絶縁膜91
0を形成し、CVD法により多結晶シリコン200nm
を堆積する。NMOS領域にはリンを、PMOS領域に
はボロンを5×1015cm-2のドーズ量でイオン打ち込み
する。ホトレジスト法によりゲート電極をパターニング
し異方性ドライエッチングを用いて加工する。ゲート5
00,510をマスクに砒素、およびボロンを加速電圧
5keV,ドーズ量5×1013cm-2イオン打ち込みしR
TA(Rapid Thermal Anneal)法を用いてイオン打ち込
みしたイオンを活性化し、低濃度層304,314を形
成する。
で洗浄することで、素子領域のシリコン基板を露出させ
た後、基板上に熱酸化により5nmのゲート絶縁膜91
0を形成し、CVD法により多結晶シリコン200nm
を堆積する。NMOS領域にはリンを、PMOS領域に
はボロンを5×1015cm-2のドーズ量でイオン打ち込み
する。ホトレジスト法によりゲート電極をパターニング
し異方性ドライエッチングを用いて加工する。ゲート5
00,510をマスクに砒素、およびボロンを加速電圧
5keV,ドーズ量5×1013cm-2イオン打ち込みしR
TA(Rapid Thermal Anneal)法を用いてイオン打ち込
みしたイオンを活性化し、低濃度層304,314を形
成する。
【0019】図4に示すように、CVD法によりシリコ
ン酸化膜を150nm堆積後、異方的にエッチングする
ことで、ゲート500,510側面にスペーサ920を
形成する。ゲートおよびスペーサをマスクに砒素および
ボロンをそれぞれ加速電圧170keV,60keV,
ドーズ量2×1015cm-2イオン打ち込みし、RTAを用
いて活性化し、高濃度不純物拡散層305,315を形
成する。
ン酸化膜を150nm堆積後、異方的にエッチングする
ことで、ゲート500,510側面にスペーサ920を
形成する。ゲートおよびスペーサをマスクに砒素および
ボロンをそれぞれ加速電圧170keV,60keV,
ドーズ量2×1015cm-2イオン打ち込みし、RTAを用
いて活性化し、高濃度不純物拡散層305,315を形
成する。
【0020】図5に示すように、スペーサ920および
フィールド酸化膜901をマスクに、シリコンを異方的
に50nmエッチングし、高濃度不純物層上部を露出さ
せる。このとき、ゲートの多結晶シリコン上面に比べ、
スペーサの方が高くなる。そのため、拡散層上のタング
ステン層306,316とゲート上のタングステン層5
05,515の短絡を有効に防ぐことができる。
フィールド酸化膜901をマスクに、シリコンを異方的
に50nmエッチングし、高濃度不純物層上部を露出さ
せる。このとき、ゲートの多結晶シリコン上面に比べ、
スペーサの方が高くなる。そのため、拡散層上のタング
ステン層306,316とゲート上のタングステン層5
05,515の短絡を有効に防ぐことができる。
【0021】図6に示すように、基板表面を洗浄後、選
択CVD法によりタングステンをシリコンおよび多結晶
シリコン上にのみ堆積する。選択CVD法によるタング
ステンの堆積工程は、堆積前のシリコン層表面にあるド
ライエッチング等の他工程による影響層に強く支配され
る。そのため、基板にダメージを与えない洗浄により、
このダメージ層を除去することで、様々な領域に同様に
タングステン膜を成長させることができる。また、ドラ
イエッチングによるダメージは、P領域で強く現われる
ため、洗浄法により、N,P上で異なる厚さを持つ膜を
成長させることができる。これは、低抵抗を必要とする
領域に用いたNMOSの寄生抵抗を選択的に小さくする
場合等に有効である。
択CVD法によりタングステンをシリコンおよび多結晶
シリコン上にのみ堆積する。選択CVD法によるタング
ステンの堆積工程は、堆積前のシリコン層表面にあるド
ライエッチング等の他工程による影響層に強く支配され
る。そのため、基板にダメージを与えない洗浄により、
このダメージ層を除去することで、様々な領域に同様に
タングステン膜を成長させることができる。また、ドラ
イエッチングによるダメージは、P領域で強く現われる
ため、洗浄法により、N,P上で異なる厚さを持つ膜を
成長させることができる。これは、低抵抗を必要とする
領域に用いたNMOSの寄生抵抗を選択的に小さくする
場合等に有効である。
【0022】以下、通常の配線工程により、図1に示し
たデバイスを得ることができる。
たデバイスを得ることができる。
【0023】実施例では、高濃度不純物層形成後、基板
のエッチングを行ったが、図7から図9に示すように、
基板をエッチングしてから、高濃度層を形成することが
できる。このとき、高濃度層のドーピング時にゲートの
多結晶シリコンへのドーピングを同時に行うことができ
る。図7は低濃度不純物拡散層304,314を形成し
たところ、図8は基板エッチング後、高濃度不純物拡散
層305,315を形成したところ、図9は、タングス
テン層を堆積したところを示している。
のエッチングを行ったが、図7から図9に示すように、
基板をエッチングしてから、高濃度層を形成することが
できる。このとき、高濃度層のドーピング時にゲートの
多結晶シリコンへのドーピングを同時に行うことができ
る。図7は低濃度不純物拡散層304,314を形成し
たところ、図8は基板エッチング後、高濃度不純物拡散
層305,315を形成したところ、図9は、タングス
テン層を堆積したところを示している。
【0024】図10,図11にさらに耐圧を上げるため
のその他の実施例を示す。チャネル長を短くすると、ソ
ース,ドレイン間にパンチスルーと呼ばれるリーク電流
が生じる。そのため、リーク電流を抑えるために、基板
濃度の高い領域を形成する必要がある。しかし、基板濃
度が高くなると電界を高くしてしまうという問題が生じ
てくる。そこで、図10に示すように、ゲートおよびス
ペーサ形成後に、これらをマスクにイオン打ち込みする
ことで、リーク電流を抑えるための高濃度基板層375
を形成する。PMOS領域をレジスト材でマスクし、ド
レイン側から斜めにイオン打ち込みすると、ドレイン側
では、ドレイン拡散層から離れたチャネル側に高濃度基
板層を形成することができるため、電界を弱めることが
できる。図11は、その後、PMOS領域に高濃度基板
層365を形成したところを示している。
のその他の実施例を示す。チャネル長を短くすると、ソ
ース,ドレイン間にパンチスルーと呼ばれるリーク電流
が生じる。そのため、リーク電流を抑えるために、基板
濃度の高い領域を形成する必要がある。しかし、基板濃
度が高くなると電界を高くしてしまうという問題が生じ
てくる。そこで、図10に示すように、ゲートおよびス
ペーサ形成後に、これらをマスクにイオン打ち込みする
ことで、リーク電流を抑えるための高濃度基板層375
を形成する。PMOS領域をレジスト材でマスクし、ド
レイン側から斜めにイオン打ち込みすると、ドレイン側
では、ドレイン拡散層から離れたチャネル側に高濃度基
板層を形成することができるため、電界を弱めることが
できる。図11は、その後、PMOS領域に高濃度基板
層365を形成したところを示している。
【0025】図12に示すように、低濃度不純物層30
4,314で、高濃度層305,315を包む構造をと
ることができる。このとき、基板との間の空乏層が広く
なるため、拡散層の寄生容量を低減することができる。
4,314で、高濃度層305,315を包む構造をと
ることができる。このとき、基板との間の空乏層が広く
なるため、拡散層の寄生容量を低減することができる。
【0026】また、図13に示すように、高濃度層の下
に基板と反対型導電物をイオン打ち込みすることで、拡
散層下の実効的な基板濃度を低くした層307,317
を設けることで、寄生容量を下げることもできる。
に基板と反対型導電物をイオン打ち込みすることで、拡
散層下の実効的な基板濃度を低くした層307,317
を設けることで、寄生容量を下げることもできる。
【0027】第1の実施例では、ゲートの多結晶シリコ
ンと基板を同時にエッチングしていたが、図14から図
16に示すように別々に加工することができる。多結晶
シリコン上にリンガラス(PSG)942を積層してゲ
ート加工する(図14)。基板エッチング時には、PS
G層942がエッチングのマスクとなるため、ゲートの
多結晶シリコンはエッチングされることがない。その
後、沸酸蒸気を用いて、PSGを選択的にエッチング除
去することでスペーサを隔壁とした構造を得ることがで
きる(図15)。図16は、タングステンを堆積したと
ころを示している。
ンと基板を同時にエッチングしていたが、図14から図
16に示すように別々に加工することができる。多結晶
シリコン上にリンガラス(PSG)942を積層してゲ
ート加工する(図14)。基板エッチング時には、PS
G層942がエッチングのマスクとなるため、ゲートの
多結晶シリコンはエッチングされることがない。その
後、沸酸蒸気を用いて、PSGを選択的にエッチング除
去することでスペーサを隔壁とした構造を得ることがで
きる(図15)。図16は、タングステンを堆積したと
ころを示している。
【0028】また、ゲート上と基板上に別々にメタルを
堆積することができる。図17から図21にその様子を
示す。
堆積することができる。図17から図21にその様子を
示す。
【0029】図17では上記実施例と同様にゲートの多
結晶シリコン上にシリコン窒化膜943を堆積した積層
構造で、ゲートの加工を行う。図18ではCVD法によ
り酸化膜を堆積後、バイアスECR法による酸化膜を堆
積する。図19では酸化膜表面を化学的−機械研磨(C
MP法)によりゲート電極上のシリコン窒化膜943が
露出するまで研磨する。図20ではシリコン窒化膜94
3を除去する。図21では拡散層へのコンタクト形成
後、配線610を形成する。
結晶シリコン上にシリコン窒化膜943を堆積した積層
構造で、ゲートの加工を行う。図18ではCVD法によ
り酸化膜を堆積後、バイアスECR法による酸化膜を堆
積する。図19では酸化膜表面を化学的−機械研磨(C
MP法)によりゲート電極上のシリコン窒化膜943が
露出するまで研磨する。図20ではシリコン窒化膜94
3を除去する。図21では拡散層へのコンタクト形成
後、配線610を形成する。
【0030】この方式では、ゲート上のメタル材料にア
ルミニウムのように極めて抵抗の小さなものを選ぶこと
ができ、低抵抗化に有益である。
ルミニウムのように極めて抵抗の小さなものを選ぶこと
ができ、低抵抗化に有益である。
【0031】本発明の構造では、ゲートおよび拡散層が
全てタングステンにより低抵抗化されるため、回路設計
上必要となる抵抗素子が形成しにくい問題がある。その
ため、図22に示すように、タングステンの堆積前に、
薄い酸化膜層981を堆積し、コンタクト部を除いて、
タングステンが堆積されない様にすることができる。こ
れにより、多結晶シリコン層による抵抗素子を容易に得
ることができる。従来、高抵抗素子を得るには、不純物
のドーピングを低くしたり、薄い膜にする必要があっ
た。しかし、これらでは、抵抗値のばらつきが大きくな
ること、また、薄膜では配線層とコンタクトを形成する
ことが困難であった。この方式を用いることで、薄い多
結晶シリコンを抵抗素子として用いることができる。
全てタングステンにより低抵抗化されるため、回路設計
上必要となる抵抗素子が形成しにくい問題がある。その
ため、図22に示すように、タングステンの堆積前に、
薄い酸化膜層981を堆積し、コンタクト部を除いて、
タングステンが堆積されない様にすることができる。こ
れにより、多結晶シリコン層による抵抗素子を容易に得
ることができる。従来、高抵抗素子を得るには、不純物
のドーピングを低くしたり、薄い膜にする必要があっ
た。しかし、これらでは、抵抗値のばらつきが大きくな
ること、また、薄膜では配線層とコンタクトを形成する
ことが困難であった。この方式を用いることで、薄い多
結晶シリコンを抵抗素子として用いることができる。
【0032】また、ゲート上にメタル層を得ることがで
きるので、両面をメタル層505および610に挾まれ
た容量素子(図23)を容易に得ることができる。
きるので、両面をメタル層505および610に挾まれ
た容量素子(図23)を容易に得ることができる。
【0033】
【発明の効果】低濃度不純物拡散層により基板深さ方向
に電界が緩和されるため、ホットキャリア耐圧の高い、
優れた半導体装置を実現することができる。
に電界が緩和されるため、ホットキャリア耐圧の高い、
優れた半導体装置を実現することができる。
【0034】さらに、ゲートとの自己整合プロセスによ
って低濃度不純物拡散層および高濃度不純物拡散層をメ
タル層によりシャントすることができるため、寄生抵抗
の小さな半導体装置を容易に形成することができる。
って低濃度不純物拡散層および高濃度不純物拡散層をメ
タル層によりシャントすることができるため、寄生抵抗
の小さな半導体装置を容易に形成することができる。
【図1】本発明の一実施例の素子構造を示す断面図。
【図2】本発明の一実施例の素子形成の第一工程を示す
断面図。
断面図。
【図3】本発明の一実施例の素子形成の第二工程を示す
断面図。
断面図。
【図4】本発明の一実施例の素子形成の第三工程を示す
断面図。
断面図。
【図5】本発明の一実施例の素子形成の第四工程を示す
断面図。
断面図。
【図6】本発明の一実施例の素子形成の第五工程を示す
断面図。
断面図。
【図7】第2の実施例による素子形成の第一工程を示す
断面図。
断面図。
【図8】第2の実施例による素子形成の第二工程を示す
断面図。
断面図。
【図9】第2の実施例による素子形成の第三工程を示す
断面図。
断面図。
【図10】第3の実施例による素子形成の第一工程を示
す断面図。
す断面図。
【図11】第3の実施例による素子形成の第二工程を示
す断面図。
す断面図。
【図12】第4の実施例の構造を示す素子の断面図。
【図13】第5の実施例の構造を示す素子の断面図。
【図14】第6の実施例による素子形成の第一工程を示
す断面図。
す断面図。
【図15】第6の実施例による素子形成の第二工程を示
す断面図。
す断面図。
【図16】第6の実施例による素子形成の第三工程を示
す断面図。
す断面図。
【図17】第7の実施例による素子形成の第一工程を示
す断面図。
す断面図。
【図18】第7の実施例による素子形成の第二工程を示
す断面図。
す断面図。
【図19】第7の実施例による素子形成の第三工程を示
す断面図。
す断面図。
【図20】第7の実施例による素子形成の第四工程を示
す断面図。
す断面図。
【図21】第7の実施例による素子形成の第五工程を示
す断面図。
す断面図。
【図22】第8の実施例の構造を示す素子の断面図。
【図23】第9の実施例の構造を示す素子の断面図。
【符号の説明】 100…シリコン基板、105,106…ウエル、30
4,314…低濃度不純物拡散層、305,315…高
濃度不純物拡散層、307,317…低濃度拡散層、5
00,510…ゲート、306,316,505,51
5…メタル層、901…素子分離酸化膜、910…ゲー
ト絶縁膜、920…シリコン酸化膜スペーサ。
4,314…低濃度不純物拡散層、305,315…高
濃度不純物拡散層、307,317…低濃度拡散層、5
00,510…ゲート、306,316,505,51
5…メタル層、901…素子分離酸化膜、910…ゲー
ト絶縁膜、920…シリコン酸化膜スペーサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/092 H01L 27/08 321 F 29/78 301 G (72)発明者 永井 亮 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 中村 ▲吉▼孝 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 小林 伸好 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】半導体基板上に形成されたソース,ドレイ
ン領域,前記ソース,ドレイン領域間の前記半導体基板
の表面に絶縁膜を介して電界効果を及ぼすゲート電極を
含む絶縁ゲート型電界効果トランジスタにおいて、前記
ソース,ドレイン領域が低濃度不純物拡散層と高濃度不
純物拡散層を含み、前記低濃度不純物層と前記高濃度不
純物層に接するメタル層を持ち、前記高濃度不純物拡散
層の少なくとも一部が、前記低濃度拡散層の下に配置さ
れていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記メタル層の下面が
チャネル面となる前記半導体基板の表面に比べ、前記半
導体基板の内部に配置されている半導体装置。 - 【請求項3】請求項1において、前記メタル層がタング
ステンである半導体装置。 - 【請求項4】半導体基板上にゲート電極を形成する工程
と、前記ゲート電極をマスクに低濃度不純物拡散層と高
濃度不純物拡散層を形成する工程と、前記ゲート電極を
マスクに前記半導体基板をエッチングする工程と、前記
ゲート電極をマスクにメタル層を堆積する工程を含むこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】請求項4において、前記メタル層を堆積す
る工程が、選択的な堆積法である半導体装置の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6048326A JPH07263676A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6048326A JPH07263676A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07263676A true JPH07263676A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12800299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6048326A Pending JPH07263676A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07263676A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011029610A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-02-10 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置及びその作製方法 |
| JP2011029611A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-02-10 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置及びその作製方法 |
| JP2012507162A (ja) * | 2008-10-31 | 2012-03-22 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | トランジスタにおいて進歩したシリサイド形成と組み合わされる凹型のドレイン及びソース区域 |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP6048326A patent/JPH07263676A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012507162A (ja) * | 2008-10-31 | 2012-03-22 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | トランジスタにおいて進歩したシリサイド形成と組み合わされる凹型のドレイン及びソース区域 |
| JP2011029610A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-02-10 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置及びその作製方法 |
| JP2011029611A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-02-10 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置及びその作製方法 |
| JP2016012729A (ja) * | 2009-06-26 | 2016-01-21 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置 |
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