JPH0726438A - 洗浄機構付き糸条交絡処理装置及び製糸工程における糸条交絡処理装置の自動洗浄方法 - Google Patents
洗浄機構付き糸条交絡処理装置及び製糸工程における糸条交絡処理装置の自動洗浄方法Info
- Publication number
- JPH0726438A JPH0726438A JP17278393A JP17278393A JPH0726438A JP H0726438 A JPH0726438 A JP H0726438A JP 17278393 A JP17278393 A JP 17278393A JP 17278393 A JP17278393 A JP 17278393A JP H0726438 A JPH0726438 A JP H0726438A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- cleaning fluid
- nozzle
- cleaning
- entanglement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 糸条通過用スリット孔13、14を上下に
有する箱状体11、12の内部に、上ガイド15、交絡
処理ノズル16及び下ガイド17が糸条通過方向に順次
設けられて、さらに、上ガイド、交絡処理ノズル及び下
ガイドのそれぞれに向けて洗浄流体を噴出する洗浄流体
噴出ノズル18、18′、19、19′、20、20′
が設けられている糸条交絡処理装置3である。製糸工程
においては、この洗浄流体噴出ノズルによる洗浄作業
は、自動糸切替巻取機9における糸切替え作業の時間に
行う。 【効果】 本発明は、製糸工程に組込まれた糸条交絡
処理装置3の汚れを、短時間にかつ人手を要することな
く洗浄することができる。自動切替巻取機9においては
糸条を連続的生産したままで糸条交絡処理装置3を自動
洗浄することが可能となる。
有する箱状体11、12の内部に、上ガイド15、交絡
処理ノズル16及び下ガイド17が糸条通過方向に順次
設けられて、さらに、上ガイド、交絡処理ノズル及び下
ガイドのそれぞれに向けて洗浄流体を噴出する洗浄流体
噴出ノズル18、18′、19、19′、20、20′
が設けられている糸条交絡処理装置3である。製糸工程
においては、この洗浄流体噴出ノズルによる洗浄作業
は、自動糸切替巻取機9における糸切替え作業の時間に
行う。 【効果】 本発明は、製糸工程に組込まれた糸条交絡
処理装置3の汚れを、短時間にかつ人手を要することな
く洗浄することができる。自動切替巻取機9においては
糸条を連続的生産したままで糸条交絡処理装置3を自動
洗浄することが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置洗浄機構を組込ん
でなる糸条交絡処理装置、及び、この糸条交絡処理装置
を設けた製糸工程においてその装置洗浄機構を作動させ
て交絡装置の洗浄を行う方法に関するものである。
でなる糸条交絡処理装置、及び、この糸条交絡処理装置
を設けた製糸工程においてその装置洗浄機構を作動させ
て交絡装置の洗浄を行う方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリアミド繊維やポリエステル繊維等の
合成繊維を溶融紡糸により製糸する場合、高速製糸が主
流となってきつつある。
合成繊維を溶融紡糸により製糸する場合、高速製糸が主
流となってきつつある。
【0003】この高速製糸のプロセスでは、通常、溶融
紡糸された紡出糸を冷却し、水エマルジョン系油剤等を
付与した後、ゴデットロールで高速引取りし、延伸する
ことなく或いは延伸した後に巻取機で高速で巻取る方法
が採られる。そして、糸切れ等のトラブル減少を図るた
めに、油剤付与後の段階で走行糸条に交絡を付与するこ
とが広く行われている。
紡糸された紡出糸を冷却し、水エマルジョン系油剤等を
付与した後、ゴデットロールで高速引取りし、延伸する
ことなく或いは延伸した後に巻取機で高速で巻取る方法
が採られる。そして、糸切れ等のトラブル減少を図るた
めに、油剤付与後の段階で走行糸条に交絡を付与するこ
とが広く行われている。
【0004】この交絡処理は、油剤付与直後に行われる
ことが多いので、糸条に付着した油水分の多くは交絡処
理のための流体(空気)によって周囲に飛散される。こ
のため、巻取りパッケージにおける油水分付着量は付与
した油水分量に比しかなり少なくなる。そこで、交絡処
理時における油水分飛散を補うべく多くの油水分が油剤
付与装置によって糸条に付与されるので、交絡処理時に
おける油水分の飛散量はさらに一層多くなっている。
ことが多いので、糸条に付着した油水分の多くは交絡処
理のための流体(空気)によって周囲に飛散される。こ
のため、巻取りパッケージにおける油水分付着量は付与
した油水分量に比しかなり少なくなる。そこで、交絡処
理時における油水分飛散を補うべく多くの油水分が油剤
付与装置によって糸条に付与されるので、交絡処理時に
おける油水分の飛散量はさらに一層多くなっている。
【0005】油水分の飛散量が多いと、その周囲の雰囲
気が飛散した油水分のミストで汚染されるし、また、そ
のミストが付着して周囲の装置を汚染する。
気が飛散した油水分のミストで汚染されるし、また、そ
のミストが付着して周囲の装置を汚染する。
【0006】そこで、飛散した油水分のミストの周囲環
境への拡散を防止するために、交絡処理装置を箱状体で
覆って汚染域を限定化することが行われてきている。し
かし、交絡処理装置を覆う箱状体の内部は依然として高
濃度の油水分ミストで汚染され、装置汚染が生じてい
る。
境への拡散を防止するために、交絡処理装置を箱状体で
覆って汚染域を限定化することが行われてきている。し
かし、交絡処理装置を覆う箱状体の内部は依然として高
濃度の油水分ミストで汚染され、装置汚染が生じてい
る。
【0007】ところで、給油に水エマルジョン系油剤を
用いる場合、飛散したミストは油水分が混合したもので
あり、その油水分混合のまま装置に付着する。この油水
分混合の付着物は、交絡処理する際の媒体であるエアー
の大気放出によって徐々に乾燥され水分が蒸発除去され
ていき、油剤の油脂成分が残った堆積物となっていく。
用いる場合、飛散したミストは油水分が混合したもので
あり、その油水分混合のまま装置に付着する。この油水
分混合の付着物は、交絡処理する際の媒体であるエアー
の大気放出によって徐々に乾燥され水分が蒸発除去され
ていき、油剤の油脂成分が残った堆積物となっていく。
【0008】その堆積物は、交絡処理装置を覆う箱状体
の中でも特にガイド及び交絡ノズル先端部において多
い。これは、エアー交絡時に飛散した油水分ミストが多
く浮遊する空間内にガイド類が配設されているからであ
る。また、交絡の上流側と下流側とで堆積物量を比較す
ると上流側の方が格段に多い。これは、交絡処理ノズル
の形状が走行糸条方向に通常5〜20mm程度の長さをも
った通路で形成されているので、糸条付着の油水分が交
絡ノズルに入った時にまず最初に多くの油水分が上へ吹
き飛ばされ、糸条がノズル内を進行するにつれて糸条付
着の油水分量は次第に少なくなっていき、交絡ノズル下
端でエアーが下流側へ吹出される時点での油剤飛散量は
少なくなるからである。
の中でも特にガイド及び交絡ノズル先端部において多
い。これは、エアー交絡時に飛散した油水分ミストが多
く浮遊する空間内にガイド類が配設されているからであ
る。また、交絡の上流側と下流側とで堆積物量を比較す
ると上流側の方が格段に多い。これは、交絡処理ノズル
の形状が走行糸条方向に通常5〜20mm程度の長さをも
った通路で形成されているので、糸条付着の油水分が交
絡ノズルに入った時にまず最初に多くの油水分が上へ吹
き飛ばされ、糸条がノズル内を進行するにつれて糸条付
着の油水分量は次第に少なくなっていき、交絡ノズル下
端でエアーが下流側へ吹出される時点での油剤飛散量は
少なくなるからである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】これら糸道上における
堆積物は、製糸工程においてガイド障害の原因となり、
糸切れや油水分付着斑を誘発する。そこで、製糸性や製
品糸質の経時的悪化を防止するために、これら堆積物は
定期的に洗浄除去しなくてはならず、通常、巻取機で満
ドラムをドッフする毎に水洗ノズルから水流をかけてガ
イド類を洗浄するという人手による洗浄作業が行われて
いた。
堆積物は、製糸工程においてガイド障害の原因となり、
糸切れや油水分付着斑を誘発する。そこで、製糸性や製
品糸質の経時的悪化を防止するために、これら堆積物は
定期的に洗浄除去しなくてはならず、通常、巻取機で満
ドラムをドッフする毎に水洗ノズルから水流をかけてガ
イド類を洗浄するという人手による洗浄作業が行われて
いた。
【0010】しかし、この洗浄作業は人手によって交絡
処理装置のガイド類を順次洗浄していくという方法で行
われるため、4〜8糸条のような多糸条製糸装置におけ
る全ポジションを洗浄し終わるために30分〜1時間の
ようなかなりの時間を要していた。この洗浄時間中は製
品糸の巻取りができないロス時間であり、しかも、その
間の糸は屑糸となる。
処理装置のガイド類を順次洗浄していくという方法で行
われるため、4〜8糸条のような多糸条製糸装置におけ
る全ポジションを洗浄し終わるために30分〜1時間の
ようなかなりの時間を要していた。この洗浄時間中は製
品糸の巻取りができないロス時間であり、しかも、その
間の糸は屑糸となる。
【0011】そこで、本発明は、上記のような従来技術
の欠点を解消し、生産性を高めるために、このガイド洗
浄に要する時間的ロスを短縮でき、さらに、人手によら
ない自動洗浄化が可能な装置及び方法の提供を主な目的
とする。
の欠点を解消し、生産性を高めるために、このガイド洗
浄に要する時間的ロスを短縮でき、さらに、人手によら
ない自動洗浄化が可能な装置及び方法の提供を主な目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の糸条交絡処理装置は、糸条通過用スリット
孔を上下に有する箱状体の内部に、上ガイド、交絡処理
ノズル及び下ガイドが糸条通過方向に順次設けられてな
る糸条交絡処理装置において、前記箱状体の内部に、前
記上ガイド、前記交絡処理ノズル及び前記下ガイドのそ
れぞれに向けて洗浄流体を噴出する洗浄流体噴出ノズル
が設けられていることを特徴とする。
め、本発明の糸条交絡処理装置は、糸条通過用スリット
孔を上下に有する箱状体の内部に、上ガイド、交絡処理
ノズル及び下ガイドが糸条通過方向に順次設けられてな
る糸条交絡処理装置において、前記箱状体の内部に、前
記上ガイド、前記交絡処理ノズル及び前記下ガイドのそ
れぞれに向けて洗浄流体を噴出する洗浄流体噴出ノズル
が設けられていることを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の糸条交絡処理装置の自動
洗浄方法は、製糸工程において請求項1の糸条交絡処理
装置による糸条交絡処理を行いつつ合成繊維を製造し自
動糸切替え巻取機により巻取り、合成繊維パッケージを
得る方法であって、自動糸切替え巻取機における糸切替
え作業時に、前記洗浄流体噴出ノズルからの洗浄流体の
噴出を行うことを特徴とする。
洗浄方法は、製糸工程において請求項1の糸条交絡処理
装置による糸条交絡処理を行いつつ合成繊維を製造し自
動糸切替え巻取機により巻取り、合成繊維パッケージを
得る方法であって、自動糸切替え巻取機における糸切替
え作業時に、前記洗浄流体噴出ノズルからの洗浄流体の
噴出を行うことを特徴とする。
【0014】以下、本発明に係る装置の一実施態様を示
す図1〜7、及び、本発明に係る装置洗浄方法のための
装置の一実施態様を示す図8〜9に沿って説明する。
す図1〜7、及び、本発明に係る装置洗浄方法のための
装置の一実施態様を示す図8〜9に沿って説明する。
【0015】図1及び図2は、本発明の糸条交絡処理装
置3の一実施態様を示す装置全体図であって、それぞれ
右側面方向からの縦断面図(図2におけるI−I矢視の
断面図)、及び、背面方向からの縦断面図(図1におけ
るII−II矢視の断面図)である。
置3の一実施態様を示す装置全体図であって、それぞれ
右側面方向からの縦断面図(図2におけるI−I矢視の
断面図)、及び、背面方向からの縦断面図(図1におけ
るII−II矢視の断面図)である。
【0016】図3(a) 、(b) は、その糸条交絡処理装置
において、洗浄流体噴出ノズル18、18′が組込まれ
た洗浄流体配管系(洗浄流体用ブロック21)を示す図
であって、それぞれ、右側面方向からの縦断面図(図3
(b) におけるA−A矢視の断面図)、及び、背面方向か
らの縦断面図(図3(a) におけるB−B矢視の断面図)
である。
において、洗浄流体噴出ノズル18、18′が組込まれ
た洗浄流体配管系(洗浄流体用ブロック21)を示す図
であって、それぞれ、右側面方向からの縦断面図(図3
(b) におけるA−A矢視の断面図)、及び、背面方向か
らの縦断面図(図3(a) におけるB−B矢視の断面図)
である。
【0017】図4(a) 、(b) は、その糸条交絡処理装置
において、洗浄流体用ブロック21、21′、21″を
蓋状扉体12に取付けた状態を示す背面図及び上面図で
ある。
において、洗浄流体用ブロック21、21′、21″を
蓋状扉体12に取付けた状態を示す背面図及び上面図で
ある。
【0018】図5(a) 、(b) は、洗浄流体噴出ノズル1
8の一実施態様を示す縦断面図(図5(b) におけるA−
A矢視の断面図)及び背面図である。
8の一実施態様を示す縦断面図(図5(b) におけるA−
A矢視の断面図)及び背面図である。
【0019】図6(a) 、(b) は、洗浄流体噴出ノズル1
8の他の実施態様を示す縦断面図(図6(b) におけるA
−A矢視の断面図)及び背面図である。
8の他の実施態様を示す縦断面図(図6(b) におけるA
−A矢視の断面図)及び背面図である。
【0020】図7は、本発明における洗浄流体の供給経
路を例示する配管概略図である。
路を例示する配管概略図である。
【0021】図8は、糸条交絡処理装置を配設した4糸
条取り製糸工程の一実施態様を示す正面図及び側面図で
ある。
条取り製糸工程の一実施態様を示す正面図及び側面図で
ある。
【0022】図9は、図8の製糸工程における糸条交絡
処理装置の上ガイド15、下ガイド17及び交絡処理ノ
ズル16の位置関係を例示する上面図及び正面図であ
る。
処理装置の上ガイド15、下ガイド17及び交絡処理ノ
ズル16の位置関係を例示する上面図及び正面図であ
る。
【0023】図8に示すように走行糸条に交絡を付与す
る糸条交絡処理装置3は、図1に示すように外側が箱状
体11、12で覆われている。その箱状体は定位置に固
定された固設箱11と開閉可能な蓋状扉体12とから構
成され、蓋状扉体12は丁番44によって開閉可能に取
付けられている。
る糸条交絡処理装置3は、図1に示すように外側が箱状
体11、12で覆われている。その箱状体は定位置に固
定された固設箱11と開閉可能な蓋状扉体12とから構
成され、蓋状扉体12は丁番44によって開閉可能に取
付けられている。
【0024】糸条Yは、箱状体11、12の上部に設け
られた糸条通過用スリット孔13から入り、上ガイド1
5、交絡処理ノズル16、下ガイド17を経て、箱状体
11、12の下部に設けられた糸条通過用スリット孔1
4から出る。
られた糸条通過用スリット孔13から入り、上ガイド1
5、交絡処理ノズル16、下ガイド17を経て、箱状体
11、12の下部に設けられた糸条通過用スリット孔1
4から出る。
【0025】固設箱11側には、交絡処理ノズル16、
その上流側、下流側のガイド(上ガイド15、下ガイド
17)が、糸条毎に配設されている。そして、それら上
ガイド15、交絡処理ノズル16、下ガイド17に対面
する位置の蓋状扉体12側には、洗浄流体用ブロック2
1、21′、21″がそれぞれ配設されている。
その上流側、下流側のガイド(上ガイド15、下ガイド
17)が、糸条毎に配設されている。そして、それら上
ガイド15、交絡処理ノズル16、下ガイド17に対面
する位置の蓋状扉体12側には、洗浄流体用ブロック2
1、21′、21″がそれぞれ配設されている。
【0026】上下の糸条通過用スリット孔13、14
は、固設箱11と蓋状扉体12とが合される上面、下面
に、スリット状の隙間として形成すればよく、そのスリ
ット幅は糸条Yの走行が可能な程度あればよい。
は、固設箱11と蓋状扉体12とが合される上面、下面
に、スリット状の隙間として形成すればよく、そのスリ
ット幅は糸条Yの走行が可能な程度あればよい。
【0027】各洗浄流体用ブロックは図3(a) 、(b) に
示すような構造となっている。即ち、上下に洗浄流体噴
出ノズル18、18′が配され、上の洗浄ノズル18に
は、上ガイド15の上面に向けて洗浄流体を噴出する洗
浄流体噴出孔25が、また、下の洗浄ノズル18′に
は、上ガイド15の下面に向けて洗浄流体を噴出する洗
浄流体噴出孔25′が穿設されている。
示すような構造となっている。即ち、上下に洗浄流体噴
出ノズル18、18′が配され、上の洗浄ノズル18に
は、上ガイド15の上面に向けて洗浄流体を噴出する洗
浄流体噴出孔25が、また、下の洗浄ノズル18′に
は、上ガイド15の下面に向けて洗浄流体を噴出する洗
浄流体噴出孔25′が穿設されている。
【0028】また、ブロック21には、洗浄ノズル1
8、18′へと洗浄流体を供給する流路として、図3
(b) の左右水平方向に伸びたエアー用共通流路孔30、
30′、及び、そのエアー用共通流路孔からほぼ直角の
水平方向に伸びた連結流路孔29、29′が穿設され、
この連結流路孔29、29′の先にはそれぞれ洗浄ノズ
ル18、18′が嵌合され、Oリング27、27′によ
って流体シールされている。さらに、エアー用共通流路
孔30、30′の下側に、同様に図3(b) の左右水平方
向に伸びた水用共通流路孔31、31′が穿設され、こ
れから上方に小径の通路導水孔32、32′が伸び、連
結流路孔29、29′の下部へと通じている。従って、
この連結流路孔29、29′内にて、圧縮空気と圧縮水
とが混合され、この混合流体が洗浄ノズル18、18′
へと供給される。
8、18′へと洗浄流体を供給する流路として、図3
(b) の左右水平方向に伸びたエアー用共通流路孔30、
30′、及び、そのエアー用共通流路孔からほぼ直角の
水平方向に伸びた連結流路孔29、29′が穿設され、
この連結流路孔29、29′の先にはそれぞれ洗浄ノズ
ル18、18′が嵌合され、Oリング27、27′によ
って流体シールされている。さらに、エアー用共通流路
孔30、30′の下側に、同様に図3(b) の左右水平方
向に伸びた水用共通流路孔31、31′が穿設され、こ
れから上方に小径の通路導水孔32、32′が伸び、連
結流路孔29、29′の下部へと通じている。従って、
この連結流路孔29、29′内にて、圧縮空気と圧縮水
とが混合され、この混合流体が洗浄ノズル18、18′
へと供給される。
【0029】洗浄ノズル18は、図5や図6に示される
ように、外径が連結流路孔29よりも若干小さい径の円
筒形で、その中心部に先端までは貫通してない通路(洗
浄流体誘導孔24)があり、その先端には、さらに小さ
い径の通路で上もしくは下に角度をもった噴出孔25が
ある。洗浄流体誘導孔24の入口に近いノズル外筒部に
はOリング溝26があり、この溝にOリング27が設け
られている。噴出孔25は、図5のように1個であって
もよいし、図6のように複数個であってもよい。
ように、外径が連結流路孔29よりも若干小さい径の円
筒形で、その中心部に先端までは貫通してない通路(洗
浄流体誘導孔24)があり、その先端には、さらに小さ
い径の通路で上もしくは下に角度をもった噴出孔25が
ある。洗浄流体誘導孔24の入口に近いノズル外筒部に
はOリング溝26があり、この溝にOリング27が設け
られている。噴出孔25は、図5のように1個であって
もよいし、図6のように複数個であってもよい。
【0030】洗浄ノズル18、18′の取付け位置は、
上ガイド15に向かって斜め上から、又は、斜め下から
噴出される洗浄流体の噴出方向が適正となるように調整
されるが、その調整は洗浄ノズルを個々に出入りさせ、
さらに回転させることによって行われ、図3(a)に示
すようにセットビス28、28′によって固定される。
上ガイド15に向かって斜め上から、又は、斜め下から
噴出される洗浄流体の噴出方向が適正となるように調整
されるが、その調整は洗浄ノズルを個々に出入りさせ、
さらに回転させることによって行われ、図3(a)に示
すようにセットビス28、28′によって固定される。
【0031】図8の如く、口金1から溶融紡糸され冷却
された糸条Yは、油剤付与装置2によって各糸条Yへ油
剤が付与され、糸条交絡処理装置3に至る。糸条Yに給
油する油剤は、水エマルジョン系であっても非含水系で
あってもよい。
された糸条Yは、油剤付与装置2によって各糸条Yへ油
剤が付与され、糸条交絡処理装置3に至る。糸条Yに給
油する油剤は、水エマルジョン系であっても非含水系で
あってもよい。
【0032】この糸条交絡処理装置3により交絡を付与
された後、ゴデット入口規制ガイド4、第1、第2のゴ
デットローラ5、6、ゴデット出口規制ガイド7の順で
引取られ、振支点ガイド8を支点としてトラバースされ
つつ、自動糸切替え巻取機9でボビン10上に巻上げら
れる。この製糸工程は、通常、第1ゴデットローラ速度
3000m/分以上のような高速で引取られ、必要に応
じて第1と第2のゴデットローラ間で延伸され、さらに
必要に応じて第2ゴデットローラで熱処理される。糸条
交絡処理装置3は、ゴデット出口規制ガイド7と振支点
ガイド8との間で行ってもよい。
された後、ゴデット入口規制ガイド4、第1、第2のゴ
デットローラ5、6、ゴデット出口規制ガイド7の順で
引取られ、振支点ガイド8を支点としてトラバースされ
つつ、自動糸切替え巻取機9でボビン10上に巻上げら
れる。この製糸工程は、通常、第1ゴデットローラ速度
3000m/分以上のような高速で引取られ、必要に応
じて第1と第2のゴデットローラ間で延伸され、さらに
必要に応じて第2ゴデットローラで熱処理される。糸条
交絡処理装置3は、ゴデット出口規制ガイド7と振支点
ガイド8との間で行ってもよい。
【0033】ところで、最近の高速製糸においては、糸
道の屈曲がなるべく少なくなるようにガイド等の糸道規
制部材が配設されているので、図8に示す如く、口金1
から紡糸された糸条Yは油剤付与装置2で横一列に拡げ
られた後、第1ゴデットローラ5に向って収束される糸
道をとる。従って、その途中に配置された糸条交絡処理
装置3における交絡ノズル及びガイド群、即ち、上ガイ
ド15(○印の位置)、交絡ノズル16及び下ガイド1
7(×印の位置)は、図9に示すように、一直線となる
ように配列され、さらに、この直線はその前後における
糸条走行方向に合わせられている。
道の屈曲がなるべく少なくなるようにガイド等の糸道規
制部材が配設されているので、図8に示す如く、口金1
から紡糸された糸条Yは油剤付与装置2で横一列に拡げ
られた後、第1ゴデットローラ5に向って収束される糸
道をとる。従って、その途中に配置された糸条交絡処理
装置3における交絡ノズル及びガイド群、即ち、上ガイ
ド15(○印の位置)、交絡ノズル16及び下ガイド1
7(×印の位置)は、図9に示すように、一直線となる
ように配列され、さらに、この直線はその前後における
糸条走行方向に合わせられている。
【0034】故に、上下のガイド及び交絡ノズルに対面
する洗浄流体用ブロック21、21′、21″は、それ
らガイドや交絡ノズルの横方向の角度に合った位置に取
付け、かつそれらガイドや交絡ノズルに対面した位置に
連結流路孔29、・・を配設し、各々の洗浄ノズル1
8、・・を取付けることになる。
する洗浄流体用ブロック21、21′、21″は、それ
らガイドや交絡ノズルの横方向の角度に合った位置に取
付け、かつそれらガイドや交絡ノズルに対面した位置に
連結流路孔29、・・を配設し、各々の洗浄ノズル1
8、・・を取付けることになる。
【0035】ブロック21、21′、21″は、図4
(a)に示すように、それぞれ、上下のガイド及び交絡
ノズルの高さに合せて取付けられたベースプレート2
2、22′、22″にボルト46で各ガイドの角度に合
せて固定されている。このベースプレート22、2
2′、22″は高さ合せされて、支持軸43で、ストッ
パー23、23′、23″によって支持されて取付けら
れ、さらに、その背面側で背面プレート48及びボルト
47で連結固定されている。さらに、支持軸43はブラ
ケット45で支持されている。
(a)に示すように、それぞれ、上下のガイド及び交絡
ノズルの高さに合せて取付けられたベースプレート2
2、22′、22″にボルト46で各ガイドの角度に合
せて固定されている。このベースプレート22、2
2′、22″は高さ合せされて、支持軸43で、ストッ
パー23、23′、23″によって支持されて取付けら
れ、さらに、その背面側で背面プレート48及びボルト
47で連結固定されている。さらに、支持軸43はブラ
ケット45で支持されている。
【0036】このようにブロック21、21′、21″
は、図4(b)に示すように、一体化されて支持軸43
で支えられ、蓋状扉体12側に配され、さらに、支持軸
43の反対側にはストッパー50、51がそれぞれブロ
ック21・・側に設けられているので、ブロック21を
閉じた時にはブロック21・・が常時同位置に固定され
る。しかも、ブロック21・・及び蓋状扉体12を開け
た状態とすれば上下のガイド15、17及び交絡ノズル
16への糸掛けは極めて容易に行うことができる。
は、図4(b)に示すように、一体化されて支持軸43
で支えられ、蓋状扉体12側に配され、さらに、支持軸
43の反対側にはストッパー50、51がそれぞれブロ
ック21・・側に設けられているので、ブロック21を
閉じた時にはブロック21・・が常時同位置に固定され
る。しかも、ブロック21・・及び蓋状扉体12を開け
た状態とすれば上下のガイド15、17及び交絡ノズル
16への糸掛けは極めて容易に行うことができる。
【0037】ブロックの支持軸43の側には、固設箱1
1と蓋状扉体12とを係合支持させる丁番44が設けら
れ、ブロック21・・及び蓋状扉体12が同一方向へ各
々個々に開閉可能な構成となっている。蓋状扉体12を
閉じた時の固定は、蓋状扉体12に設けられたストッパ
ー53と固設箱11に設けられたストッパー52とを係
合させることによって行われる。
1と蓋状扉体12とを係合支持させる丁番44が設けら
れ、ブロック21・・及び蓋状扉体12が同一方向へ各
々個々に開閉可能な構成となっている。蓋状扉体12を
閉じた時の固定は、蓋状扉体12に設けられたストッパ
ー53と固設箱11に設けられたストッパー52とを係
合させることによって行われる。
【0038】
【作用】糸条交絡処理装置に取付けた洗浄機構は、次の
ように作動させる。
ように作動させる。
【0039】製品糸条が定常的に巻取られている時は、
洗浄流体用ブロック22、22′、22″及び洗浄ノズ
ル18、・・には洗浄流体は供給されない。従って、交
絡ノズル16通過時に糸条Yから付着油剤が飛散され、
上ガイド15、交絡ノズル16及び下ガイド17等に付
着し、時間と共に堆積して油脂分の粘着固形物となる。
洗浄流体用ブロック22、22′、22″及び洗浄ノズ
ル18、・・には洗浄流体は供給されない。従って、交
絡ノズル16通過時に糸条Yから付着油剤が飛散され、
上ガイド15、交絡ノズル16及び下ガイド17等に付
着し、時間と共に堆積して油脂分の粘着固形物となる。
【0040】自動糸切替え巻取機による巻取りが行なわ
れる製糸工程の場合、巻取りされているボビン10が満
巻となると、巻取られるボビンは次の空ボビンへと切替
えられ、その後に満巻ボビンは取外される。この糸切替
え作業が行われる間も糸条は巻取機へと供給され続ける
が、この間の糸条は、屑糸として、満巻ボビンの外側に
或いは定常巻取り範囲外の端部に巻取られ、最終製品糸
条にはならない。従って、この糸切替え作業の間、糸条
が洗浄液体で濡れても製品品質に悪影響を及ぼすことは
ないので、交絡処理装置の洗浄は糸切替え作業の間に行
われる。ここでいう糸切替え作業の間とは、糸切替え動
作開始を指示する満巻信号から、次の空ボビンのブレー
ドカットに糸掛けされ、ボビン端部のバンチ巻きが完了
するまでの時間であり、通常のレボルビング方式自動糸
切替え巻取機では10〜30秒程度である。
れる製糸工程の場合、巻取りされているボビン10が満
巻となると、巻取られるボビンは次の空ボビンへと切替
えられ、その後に満巻ボビンは取外される。この糸切替
え作業が行われる間も糸条は巻取機へと供給され続ける
が、この間の糸条は、屑糸として、満巻ボビンの外側に
或いは定常巻取り範囲外の端部に巻取られ、最終製品糸
条にはならない。従って、この糸切替え作業の間、糸条
が洗浄液体で濡れても製品品質に悪影響を及ぼすことは
ないので、交絡処理装置の洗浄は糸切替え作業の間に行
われる。ここでいう糸切替え作業の間とは、糸切替え動
作開始を指示する満巻信号から、次の空ボビンのブレー
ドカットに糸掛けされ、ボビン端部のバンチ巻きが完了
するまでの時間であり、通常のレボルビング方式自動糸
切替え巻取機では10〜30秒程度である。
【0041】なお、自動糸切替え巻取機としては通常の
レボルビング方式自動糸切替え巻取機を用いればよい。
レボルビング方式自動糸切替え巻取機を用いればよい。
【0042】また、自動糸切替え巻取機以外の巻取機を
用いる製糸工程の場合は、巻取りボビンが満巻となった
後、次のボビンへの糸掛けを行う前の間、即ち、満巻ボ
ビンから次の空ボビンへのドン・ドッフ作業の間に糸条
交絡処理装置の洗浄作業を行えばよい。
用いる製糸工程の場合は、巻取りボビンが満巻となった
後、次のボビンへの糸掛けを行う前の間、即ち、満巻ボ
ビンから次の空ボビンへのドン・ドッフ作業の間に糸条
交絡処理装置の洗浄作業を行えばよい。
【0043】まず第1に、図7及び図3に示すように、
各巻取り錘毎に出力される満巻信号により、その巻取り
錘に対応した圧空バルブ34が開き、圧空供給配管33
から圧縮空気(1〜2kg/cm2 G程度であればよい)が
ブロック21のエアー用共通流路孔30へと供給され、
連結流路孔29、洗浄流体噴出ノズル18を経てその噴
出孔25から噴出される。それに続き、若干(0.5〜
1秒程度)遅れて圧水バルブ36が開き、圧水供給配管
35から圧縮水(1.5〜2.5kg/cm2 G程度であれ
ばよい)がブロック21の水用共通流路孔31へと、さ
らに、小径の通路導水孔32を通して連結流路孔29へ
と供給される。この時の水の圧力は圧空圧よりも高いこ
とが、圧縮水の安定供給のために必要である。具体的に
は、その差圧は0.5kg/cm2 G以上あることが好まし
い。
各巻取り錘毎に出力される満巻信号により、その巻取り
錘に対応した圧空バルブ34が開き、圧空供給配管33
から圧縮空気(1〜2kg/cm2 G程度であればよい)が
ブロック21のエアー用共通流路孔30へと供給され、
連結流路孔29、洗浄流体噴出ノズル18を経てその噴
出孔25から噴出される。それに続き、若干(0.5〜
1秒程度)遅れて圧水バルブ36が開き、圧水供給配管
35から圧縮水(1.5〜2.5kg/cm2 G程度であれ
ばよい)がブロック21の水用共通流路孔31へと、さ
らに、小径の通路導水孔32を通して連結流路孔29へ
と供給される。この時の水の圧力は圧空圧よりも高いこ
とが、圧縮水の安定供給のために必要である。具体的に
は、その差圧は0.5kg/cm2 G以上あることが好まし
い。
【0044】このようして連結流路孔29を介して各々
の洗浄ノズル18へと洗浄用の水・空気混合流体が供給
されその先端の噴出孔25より噴出される。
の洗浄ノズル18へと洗浄用の水・空気混合流体が供給
されその先端の噴出孔25より噴出される。
【0045】特に、図6に示す如く、複数の噴出孔25
を近接配置(噴出孔間隔が1.0〜3.0mm程度であれ
ばよい)させ、同じ方向に向けて噴出させる場合、噴出
時に互いの水流が引き寄せられ噴出孔の配置中心の延長
線上で合流し、流体の方向が安定し、かつ合流点で水滴
がぶつかり合ってより微細な水滴となって周囲に拡がり
をもつ水流となり、ガイド周辺の部品の汚れをも落とす
ことが可能となる。即ち、合流中心延長線上の汚れ(堆
積粘着固形物)が洗い落されるのは勿論、その周辺部の
汚れをも洗い落す効果いわゆる拡散洗浄効果が発揮され
る。噴出孔25を図6のように3個設ける場合には、正
三角形或いはそれに近似する正三角形となるように配置
することが好ましい。
を近接配置(噴出孔間隔が1.0〜3.0mm程度であれ
ばよい)させ、同じ方向に向けて噴出させる場合、噴出
時に互いの水流が引き寄せられ噴出孔の配置中心の延長
線上で合流し、流体の方向が安定し、かつ合流点で水滴
がぶつかり合ってより微細な水滴となって周囲に拡がり
をもつ水流となり、ガイド周辺の部品の汚れをも落とす
ことが可能となる。即ち、合流中心延長線上の汚れ(堆
積粘着固形物)が洗い落されるのは勿論、その周辺部の
汚れをも洗い落す効果いわゆる拡散洗浄効果が発揮され
る。噴出孔25を図6のように3個設ける場合には、正
三角形或いはそれに近似する正三角形となるように配置
することが好ましい。
【0046】ここで洗い落された汚れ分を含んだ洗浄水
(汚水)ミストは、箱状体11、12によって外部へ飛
散されないでその箱状体の内壁に沿って落下し、図1に
示すように、その下方に連設された排出孔37、38か
ら外部へと排出される。ここで、排出孔37はそのまま
排出管39へと繋がり、また、排出孔38は、補助的受
皿40′、その排出孔38′、さらに、その下の受皿4
0を介して排出管39へと繋がっている。
(汚水)ミストは、箱状体11、12によって外部へ飛
散されないでその箱状体の内壁に沿って落下し、図1に
示すように、その下方に連設された排出孔37、38か
ら外部へと排出される。ここで、排出孔37はそのまま
排出管39へと繋がり、また、排出孔38は、補助的受
皿40′、その排出孔38′、さらに、その下の受皿4
0を介して排出管39へと繋がっている。
【0047】また、箱状体の下部の糸条通過用スリット
孔14付近の汚水ミストは、そのスリット孔の端に向け
て上に傾斜している傾斜孔端部41の下面を伝わって流
下し、その最下点で水滴となって落下し受皿40で捕集
されて排出される。箱状体内の汚水ミストは、極力、外
部へ洩れ出ないような装置構造とすることが好ましく、
そのためには例えば図1に示すように受皿を2段受皿構
造とすればよい。
孔14付近の汚水ミストは、そのスリット孔の端に向け
て上に傾斜している傾斜孔端部41の下面を伝わって流
下し、その最下点で水滴となって落下し受皿40で捕集
されて排出される。箱状体内の汚水ミストは、極力、外
部へ洩れ出ないような装置構造とすることが好ましく、
そのためには例えば図1に示すように受皿を2段受皿構
造とすればよい。
【0048】洗浄停止時はまず、圧水バルブ36を閉
じ、しばらく圧空だけを供給し続けて連結流路孔29及
び洗浄ノズル18内を空吹きし、水滴が洗浄ノズルから
洩れ出ないようにした後、最後に圧空バルブ34を閉じ
て洗浄工程を終了させる。
じ、しばらく圧空だけを供給し続けて連結流路孔29及
び洗浄ノズル18内を空吹きし、水滴が洗浄ノズルから
洩れ出ないようにした後、最後に圧空バルブ34を閉じ
て洗浄工程を終了させる。
【0049】これらのバルブ操作はシーケンスに組込ん
でおけばよく、各巻取り錘毎に出力される満巻信号によ
りまず圧空バルブ34を開き、続いて圧水バルブ36を
開く。洗浄時間はタイマーで設定し、停止時は圧水バル
ブ36、次に遅れて圧空バルブ34を閉じシーケンスが
完了する。
でおけばよく、各巻取り錘毎に出力される満巻信号によ
りまず圧空バルブ34を開き、続いて圧水バルブ36を
開く。洗浄時間はタイマーで設定し、停止時は圧水バル
ブ36、次に遅れて圧空バルブ34を閉じシーケンスが
完了する。
【0050】洗浄液体としては、上述のように、圧縮水
と圧縮空気との混合流体が好ましいが、洗浄剤を含んだ
水や温水や水蒸気等を用いてもよい。
と圧縮空気との混合流体が好ましいが、洗浄剤を含んだ
水や温水や水蒸気等を用いてもよい。
【0051】
[実施例]図1〜4及び図6に示す交絡処理装置を用
い、図8に準じた8糸条取り高速直接紡糸延伸工程によ
って、40デニール10フィラメントのナイロン6糸条
を製糸した。この際、引取り速度は5000m/分と
し、水エマルジョン系油剤を給油した。
い、図8に準じた8糸条取り高速直接紡糸延伸工程によ
って、40デニール10フィラメントのナイロン6糸条
を製糸した。この際、引取り速度は5000m/分と
し、水エマルジョン系油剤を給油した。
【0052】そして、交絡処理装置の洗浄は、ボビンを
自動糸切替えする間のうちの10秒間、1.5kg/cm2
の圧縮空気及び2.0kg/cm2 の圧縮水を洗浄流体とし
て供給する方法によった。
自動糸切替えする間のうちの10秒間、1.5kg/cm2
の圧縮空気及び2.0kg/cm2 の圧縮水を洗浄流体とし
て供給する方法によった。
【0053】ボビンの自動糸切替え時毎に交絡処理装置
の洗浄を行って製糸を72時間継続したが、交絡処理装
置内のガイドや交絡ノズルへの汚れの付着はみられず、
良好な製糸性で優れた糸質の製品糸を安定的に得ること
ができた。
の洗浄を行って製糸を72時間継続したが、交絡処理装
置内のガイドや交絡ノズルへの汚れの付着はみられず、
良好な製糸性で優れた糸質の製品糸を安定的に得ること
ができた。
【0054】[比較例]交絡処理装置に付設した洗浄流
体の供給系を取外し、自動糸切替え時の交絡処理装置洗
浄を行わなかった以外は、上記実施例と同様に製糸を行
ったところ、ガイド及び交絡ノズル先端における汚れが
経時的に蓄積されていき、12時間経過後には糸切れ増
加により安定的製糸が困難となった。
体の供給系を取外し、自動糸切替え時の交絡処理装置洗
浄を行わなかった以外は、上記実施例と同様に製糸を行
ったところ、ガイド及び交絡ノズル先端における汚れが
経時的に蓄積されていき、12時間経過後には糸切れ増
加により安定的製糸が困難となった。
【0055】また、自動糸切替え時に、交絡処理装置を
覆う箱状体を開け、圧縮水及び圧縮空気をガイド及び交
絡ノズル先端に吹付ける洗浄作業を人手により行ったと
ころ、洗浄作業が全て完了するまでに4分間と長い時間
がかかった。
覆う箱状体を開け、圧縮水及び圧縮空気をガイド及び交
絡ノズル先端に吹付ける洗浄作業を人手により行ったと
ころ、洗浄作業が全て完了するまでに4分間と長い時間
がかかった。
【0056】
【発明の効果】本発明は、製糸工程に組込まれた糸条交
絡装置の汚れを、短時間にかつ人手を要することなく洗
浄することができる。特に、自動糸切替え巻取機におい
ては、製品糸条の品質悪化や生産性低下を招くことな
く、糸条を連続的生産したままで交絡装置を自動洗浄す
ることが可能となる。
絡装置の汚れを、短時間にかつ人手を要することなく洗
浄することができる。特に、自動糸切替え巻取機におい
ては、製品糸条の品質悪化や生産性低下を招くことな
く、糸条を連続的生産したままで交絡装置を自動洗浄す
ることが可能となる。
【0057】従って、糸条交絡装置の汚れが軽いうちに
頻繁に洗浄することができるので、交絡処理装置のガイ
ドをクリーン状態に維持することが容易となり、安定し
た品質の製品糸条を安定的に製糸することが可能とな
る。
頻繁に洗浄することができるので、交絡処理装置のガイ
ドをクリーン状態に維持することが容易となり、安定し
た品質の製品糸条を安定的に製糸することが可能とな
る。
【図1】本発明の糸条交絡処理装置3の一実施態様を示
す装置全体の右側面方向からの縦断面図である。
す装置全体の右側面方向からの縦断面図である。
【図2】本発明の糸条交絡処理装置3の一実施態様を示
す装置全体の背面方向からの縦断面図である。
す装置全体の背面方向からの縦断面図である。
【図3】本発明の糸条交絡処理装置(図1、2)におい
て、洗浄流体噴出ノズル18が組込まれた洗浄流体用ブ
ロック21を示す右側面方向からの縦断面図、及び、背
面方向からの縦断面図である。
て、洗浄流体噴出ノズル18が組込まれた洗浄流体用ブ
ロック21を示す右側面方向からの縦断面図、及び、背
面方向からの縦断面図である。
【図4】本発明の糸条交絡処理装置(図1、2)におい
て、洗浄流体用ブロック21を蓋状扉体12に取付けた
状態を示す背面図、及び、上面図である。
て、洗浄流体用ブロック21を蓋状扉体12に取付けた
状態を示す背面図、及び、上面図である。
【図5】本発明で用いられる洗浄流体噴出ノズル18の
一実施態様を示すA−A矢視縦断面図、及び、背面図で
ある。
一実施態様を示すA−A矢視縦断面図、及び、背面図で
ある。
【図6】本発明で用いられる洗浄流体噴出ノズル18の
他の実施態様を示すA−A矢視縦断面図、及び、背面図
である。
他の実施態様を示すA−A矢視縦断面図、及び、背面図
である。
【図7】本発明における洗浄流体の供給経路を例示する
配管概略図である。
配管概略図である。
【図8】本発明の糸条交絡処理装置を配設した製糸工程
の一実施態様を示す正面図及び側面図である。
の一実施態様を示す正面図及び側面図である。
【図9】図8の製糸工程における糸条交絡処理装置の上
ガイド15、下ガイド17及び交絡処理ノズル16の位
置関係を例示する上面図及び正面図である。
ガイド15、下ガイド17及び交絡処理ノズル16の位
置関係を例示する上面図及び正面図である。
2:油剤付与装置、 3:糸条交絡処理装置、 4:ゴ
デット入口規制ガイド、 9:自動糸切替巻取機、 1
0:ボビン、 11、12:箱状体(固設箱、蓋状扉
体)、 13、14:糸条通過用スリット孔、 15:
上ガイド、 16:交絡処理ノズル(交絡ノズル)、
17:下ガイド、 18、18′:上ガイト用の洗浄流
体噴出ノズル(洗浄ノズル)、 19、19′:交絡処
理ノズル用の洗浄流体噴出ノズル、 20、20′:下
ガイト用の洗浄流体噴出ノズル、21、21′、2
1″:洗浄流体用ブロック、 24:洗浄流体誘導孔、
25、25′:洗浄流体噴出孔、 33:圧空供給配
管、 35:圧水供給配管
デット入口規制ガイド、 9:自動糸切替巻取機、 1
0:ボビン、 11、12:箱状体(固設箱、蓋状扉
体)、 13、14:糸条通過用スリット孔、 15:
上ガイド、 16:交絡処理ノズル(交絡ノズル)、
17:下ガイド、 18、18′:上ガイト用の洗浄流
体噴出ノズル(洗浄ノズル)、 19、19′:交絡処
理ノズル用の洗浄流体噴出ノズル、 20、20′:下
ガイト用の洗浄流体噴出ノズル、21、21′、2
1″:洗浄流体用ブロック、 24:洗浄流体誘導孔、
25、25′:洗浄流体噴出孔、 33:圧空供給配
管、 35:圧水供給配管
Claims (8)
- 【請求項1】 糸条通過用スリット孔を上下に有する
箱状体の内部に、上ガイド、交絡処理ノズル及び下ガイ
ドが糸条通過方向に順次設けられてなる糸条交絡処理装
置において、前記箱状体の内部に、前記上ガイド、前記
交絡処理ノズル及び前記下ガイドのそれぞれに向けて洗
浄流体を噴出する洗浄流体噴出ノズルが設けられている
ことを特徴とする洗浄機構付き糸条交絡処理装置。 - 【請求項2】 前記箱状体の作業面側の部分が開閉可
能な蓋状扉体からなり、かつ、該蓋状扉体に前記洗浄流
体噴出ノズルが配設されていることを特徴とする請求項
1記載の洗浄機構付き糸条交絡処理装置。 - 【請求項3】 前記洗浄流体噴出ノズルが、前記上ガ
イド、前記交絡処理ノズル及び前記下ガイドのそれぞれ
の上面及び下面のそれぞれに向けて洗浄流体を噴出する
洗浄流体噴出孔を有することを特徴とする請求項1記載
の洗浄機構付き糸条交絡処理装置。 - 【請求項4】 前記洗浄流体噴出ノズルが、ほぼ水平
方向に伸びた洗浄流体誘導孔及び斜め上もしくは斜め下
方向に向けた洗浄流体噴出孔とを有する円筒状ノズル体
からなり、該円筒状ノズル体が該ノズル体中心に対して
回動可能かつ前記ノズル体の長手方向に可動な状態で洗
浄流体配管系に連設されていることを特徴とする請求項
1記載の洗浄機構付き糸条交絡処理装置。 - 【請求項5】 製糸工程において請求項1の糸条交絡
処理装置による糸条交絡処理を行いつつ合成繊維を製造
し自動糸切替え巻取機により巻取り、合成繊維パッケー
ジを得る方法であって、自動糸切替え巻取機における糸
切替え作業時に、前記洗浄流体噴出ノズルからの洗浄流
体の噴出を行うことを特徴とする製糸工程における糸条
交絡処理装置の自動洗浄方法。 - 【請求項6】 前記洗浄流体噴出ノズルから噴出され
る洗浄流体が、水分及び空気を含む混合流体であること
を特徴とする請求項5記載の製糸工程における糸条交絡
処理装置の自動洗浄方法。 - 【請求項7】 前記洗浄流体噴出ノズルへ洗浄流体を
供給する配管として、圧空供給配管及び圧水供給配管が
配設され、洗浄時に圧縮空気と該圧縮空気よりも高圧の
圧縮水とが混合されて洗浄流体噴出孔から噴出されるこ
とを特徴とする請求項6記載の製糸工程における糸条交
絡処理装置の自動洗浄方法。 - 【請求項8】 前記洗浄流体噴出ノズルからの洗浄流
体の噴出を開始する際は、圧縮空気、次に圧縮水の順で
供給を開始すること、及び、洗浄流体の噴出を終了する
際は、圧縮水、次に圧縮空気の順で供給を停止すること
を特徴とする請求項7記載の製糸工程における糸条交絡
処理装置の自動洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17278393A JPH0726438A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 洗浄機構付き糸条交絡処理装置及び製糸工程における糸条交絡処理装置の自動洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17278393A JPH0726438A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 洗浄機構付き糸条交絡処理装置及び製糸工程における糸条交絡処理装置の自動洗浄方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0726438A true JPH0726438A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15948274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17278393A Pending JPH0726438A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 洗浄機構付き糸条交絡処理装置及び製糸工程における糸条交絡処理装置の自動洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726438A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7523804B2 (en) | 2002-03-26 | 2009-04-28 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Small swing type shovel |
| CN111549427A (zh) * | 2020-04-15 | 2020-08-18 | 步豪杰 | 一种具备清理功能的纺织机用进线导线机构 |
| CN112391715A (zh) * | 2020-11-18 | 2021-02-23 | 周双龙 | 一种纺织用毛绒吹除装置 |
| CN112458576A (zh) * | 2020-12-05 | 2021-03-09 | 湖北延昌纺织股份有限公司 | 一种纺织生产用高效导流式清棉装置 |
-
1993
- 1993-07-13 JP JP17278393A patent/JPH0726438A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7523804B2 (en) | 2002-03-26 | 2009-04-28 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Small swing type shovel |
| CN111549427A (zh) * | 2020-04-15 | 2020-08-18 | 步豪杰 | 一种具备清理功能的纺织机用进线导线机构 |
| CN111549427B (zh) * | 2020-04-15 | 2020-12-08 | 浙江万里虹纺织科技股份有限公司 | 一种具备清理功能的纺织机用进线导线机构 |
| CN112391715A (zh) * | 2020-11-18 | 2021-02-23 | 周双龙 | 一种纺织用毛绒吹除装置 |
| CN112458576A (zh) * | 2020-12-05 | 2021-03-09 | 湖北延昌纺织股份有限公司 | 一种纺织生产用高效导流式清棉装置 |
| CN112458576B (zh) * | 2020-12-05 | 2021-11-12 | 湖南尚珂伊针纺有限公司 | 一种纺织生产用高效导流式清棉装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6338814B1 (en) | Spunbond web formation | |
| KR100841853B1 (ko) | 실의 연속적 스페이스 염색 방법 | |
| JP2022532418A (ja) | セルローススパンボンド不織布の製造中にスピナレットを洗浄するための方法およびデバイス | |
| US6019799A (en) | Method to space dye yarn | |
| US5313775A (en) | Apparatus and method for automatic thread joining and cleaning in a spinning machine | |
| JPH0726438A (ja) | 洗浄機構付き糸条交絡処理装置及び製糸工程における糸条交絡処理装置の自動洗浄方法 | |
| US4484434A (en) | Movable cleaning apparatus for drafting mechanism of spinning and twisting machines | |
| US3956807A (en) | Jet apparatus for forwarding and entangling tow | |
| CN107488912B (zh) | 络交赋予机构 | |
| KR20180079433A (ko) | 편성포 제조 장치 및 제조 방법 | |
| JPH05247746A (ja) | 精紡機内で粗糸にコンディショニング処理を施す方法と該方法を実施するための精紡機 | |
| CN100516335C (zh) | 生产多等级非织造布的机械设备 | |
| DE4107403C2 (de) | Offenend-Spinnmaschine | |
| CH706573B1 (de) | Spinnereimaschine. | |
| CN104213279B (zh) | 纺纱机的气动装置 | |
| JPH03137209A (ja) | 合成繊維の紡糸冷却方法及び装置 | |
| JP2001270658A (ja) | 糸巻取装置のワキシング装置 | |
| CN103849959B (zh) | 牵伸装置的清洁装置、牵伸装置及纺纱机械 | |
| CN1225401A (zh) | 长距离的中间织物的穿引装置 | |
| DE974891C (de) | Vorrichtung zum Absaugen von Flug an Spulmaschinen | |
| JP2004515659A (ja) | ガラス・フィラメントからなるストランドを製造するプロセスおよび装置 | |
| JP4033738B2 (ja) | 糸条処理装置及び糸条処理装置の洗浄方法 | |
| JP3234875B2 (ja) | 窓ガラス清掃装置 | |
| US5305592A (en) | Grab-clearing system for tube-changing apparatus | |
| JPH04343717A (ja) | 紡績用ノズルの繊維屑除去方法 |