JPH07264609A - 陰極線管装置の偏向装置及び可飽和リアクタ - Google Patents

陰極線管装置の偏向装置及び可飽和リアクタ

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JPH07264609A
JPH07264609A JP4599094A JP4599094A JPH07264609A JP H07264609 A JPH07264609 A JP H07264609A JP 4599094 A JP4599094 A JP 4599094A JP 4599094 A JP4599094 A JP 4599094A JP H07264609 A JPH07264609 A JP H07264609A
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coil
core
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magnetic
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JP4599094A
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Inventor
Noritaka Okuyama
宣隆 奥山
Soichi Sakurai
宗一 桜井
Koji Fukuma
康二 福間
洋 ▲吉▼岡
Hiroshi Yoshioka
Yoshihiro Obara
良浩 小原
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Media Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミスコンバーゼンス補正用の補正コイルに水
平偏向電流を流さないようにして、該補正コイルの偏向
装置の小型化、低コスト化を図る。 【構成】 ミスコンバーゼンス補正用可飽和リアクタと
して、ドラム形コア12a〜12dに夫々一次側コイル
10a〜10dと二次側コイル11a〜11dを巻き付
け、一次側コイル10a〜10dを直列接続し、二次側
コイル11a〜11dを直列接続する。そして、一次側
コイル10a〜10dに水平偏向電流Ihを流し、二次
側コイル11a〜11dの直列接続の端子15a,15
b間に図示しない補正コイルを接続する。ドラム形コア
12a,12bとドラム形コア12c,12dとの間に
円柱形の中心軸17方向に着磁された永久磁石13a,
13c,13bを配置し、これらの磁界を用いて二次側
コイル11a〜11dに所定波形のミスコンバーゼンス
補正電流I1が生ずるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管装置の偏向装
置に係り、特に、水平偏向とともに発生するミスコンバ
ーゼンスを補正する可飽和リアクタの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭61−269836号公報には、
可飽和リアクタのコイルとコンバーゼンスの補正コイル
との直列回路を2組並列に接続し、これらに水平偏向電
流を流すことにより、夫々の可飽和リアクタから実効的
にコンバーゼンスを補正するためのパラボラ波形電流を
得ることができるようにしたコンバーゼンス補正装置が
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、補正コイルに直接水平偏向電流が流れるので、
この補正コイルを高電圧大電流用に構成する必要があ
り、しかも、かかる補正コイルを2個必要とするので、
装置全体の構成が複雑かつ大型になり、製作費もかさむ
という問題があった。
【0004】また、上記従来技術では、補正コイルに流
れる電流の波形及び極性を調整することができないた
め、装置の製造誤差によるミスコンバーゼンスを補正す
ることはできなかった。
【0005】本発明の目的は、かかる問題を解消し、補
正コイルを低耐圧化及び低電流化できて、構成が簡単で
小型化された低価格の陰極線管装置の偏向装置を提供す
ることにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、製造誤差によ
るミスコンバーゼンスを補正可能とした陰極線管装置の
偏向装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、偏向装置における可飽和リアクタを、4
つの可飽和磁気コアとこれらに磁気バイアスを与える永
久磁石とで構成し、各可飽和磁気コアに一次側コイルと
二次側コイルを設けて一次側コイルどうし、二次側コイ
ルどうしを直列接続し、一次側コイルに水平偏向電流を
流し、二次側コイルとミスコンバーゼンス補正用の補正
コイルとでループを形成する。
【0008】また、上記4つの可飽和磁気コアを2つず
つコア対とし、上記の永久磁石により、一方のコア対に
は、上記水平偏向電流の正の電流により発生する磁界と
同方向の磁気バイアスを与え、他方のコア対には、上記
水平偏向電流の負の電流により発生する磁界と同方向の
磁気バイアスを与えるようにする。
【0009】さらに、夫々のコア対に与える磁気バイア
スの強さを調整できるようにする永久磁石を設ける。
【0010】さらにまた、一方のコア対では、一次側コ
イルと二次側コイルとを同方向に巻きつけ、他方のコア
対では、一次側コイルと二次側コイルとを互いに逆方向
に巻きつける。
【0011】さらにまた、夫々のコア対に対し、水平偏
向電流の正の電流により発生する磁界の方向を基準とし
て一定強さの磁気バイアス変化を与える永久磁石を設け
る。
【0012】さらにまた、上記二次側コイルと接続し、
陰極線管のネック部に4極磁界を発生する補正コイルを
設ける。
【0013】
【作用】永久磁石の磁気バイアスにより、水平偏向電流
の正負の両方向の電流に対して夫々の可飽和磁気コアが
互いに異なって飽和を生じるので、二次側コイルに接続
された補正コイルには、水平周期のパラボラ波と鋸歯状
波を重畳した補正電流が供給される。
【0014】また、補正コイルを4極磁界を発生するよ
うに構成することにより、インライン形カラー陰極線管
の一対のサイド電子ビームの夫々に逆方向の偏向力が作
用するので、画面の左右端部での縦線間の水平方向のミ
スコンバーゼンスが補正される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明による偏向装置の一実施例を備えた陰
極線管装置の示す側面図であって、1は陰極線管、2は
この実施例の偏向装置、3は偏向ヨーク、4は水平偏向
コイル、5は垂直偏向コイル、6はコア、7は可飽和リ
アクタ、8は補正コイル、9はスタティック・コンバー
ゼンス・マグネット(以下、SCTマグネットという)
である。
【0016】同図において、偏向装置2は水平偏向コイ
ル4と垂直偏向コイル5からなる偏向ヨーク3、可飽和
リアクタ7及び補正コイル8などによって構成され、陰
極線管1のネック部に取り付けられている。また、偏向
ヨーク3には、磁性体のコア6が取り付けられており、
陰極線管1のネック部先端近くには、ミスコンバーゼン
スを調整するためのSCTマグネット9が取り付けられ
ている。
【0017】図2は図1における可飽和リアクタ7の一
具体例を示す構成図であって、10a〜10dは一次側
コイル、11a〜11dは二次側コイル、12a〜12
dはドラム形コア、13a〜13cは永久磁石、14
a,14b,15a,15bはコイル端子、16a,1
6bは水平偏向電流Ihによる磁界、17は中心軸であ
る。
【0018】同図において、中心軸17の両側に、可飽
和のドラム形コア12aと12bが互いに平行に並ん
で、また、可飽和のドラム形コア12cと12dが夫々
互いに平行に並んで夫々配置されており、ドラム形コア
12aと12cが中心軸17に関して反対側に、ドラム
形コア12bと12dが中心軸17に関して反対側に夫
々配置されている。そして、ドラム形コア12aには一
次側コイル10aと二次側コイル11aとが巻き付けら
れ、以下同様に、ドラム形コア12bに一次側コイル1
0bと二次側コイル11bとが、ドラム形コア12cに
一次側コイル10cと二次側コイル11cとが、ドラム
形コア12dに一次側コイル10dと二次側コイル11
dとが夫々巻き付けられている。従って、一次側コイル
10aと二次側コイル11aとがドラム形コア12aに
よって磁気結合され、同様に、一次側コイル10bと二
次側コイル11b、一次側コイル10cと二次側コイル
11c、一次側コイル10dと二次側コイル11dが夫
々ドラム形コア12b,12c,12dによって磁気結
合されている。
【0019】ドラム形コア12aでは、一次側コイル1
0aと二次側コイル11aとは同一方向に巻き付けら
れ、ドラム形コア12bでは、一次側コイル10bと二
次側コイル11bとが互いに逆方向に巻き付けられてい
る。同様に、ドラム形コア12cでは、一次側コイル1
0cと二次側コイル11cが同一方向に巻き付けられ、
ドラム形コア12dでは、一次側コイル10dと二次側
コイル11dとが互いに逆方向に巻き付けられている。
【0020】ここで、一次側コイル10a〜10dは直
列に接続され、また、二次コイル11a〜11dも直列
に接続されている。コイル端子14a,14bは夫々一
次側コイル10a,10dの端子であり、これら間に水
平偏向電流Ihが流される。コイル端子15a,15b
は夫々二次側コイル11a,11dの端子であり、これ
ら間に図1の補正コイル8が接続される。さらに詳しく
は、中心軸17に沿う一定方向を基準方向とすると、コ
イル端子14a,14b間に水平偏向電流Ihを流した
とき、一次側コイル10a,10bに生ずる磁界の方向
が互いに逆となるように、また、一次側コイル10c,
10dに生ずる磁界の方向が互いに逆となるように、こ
れら一次側コイル10a〜10dを直列接続する。
【0021】中心軸17に関して2列に配列されたドラ
ム形コア12a,12bとドラム形コア12c,コア1
2dの間に3個の円柱形の永久磁石13a,13c,1
3bが配置されており、いずれも中心軸17に沿って同
一方向に、即ち、ドラム形コア12a,12b側をN
極、ドラム形コア12c,12d側をS極として着磁さ
れている。円柱形の永久磁石13a,13bを装着す
る。永久磁石13aはドラム形コア12a,12bの一
端に近接して固定され、また、永久磁石13bはドラム
形コア12c,12dの一端に近接して固定されている
が、永久磁石13cは図示しない手段によって中心軸1
7に沿う方向に移動調整可能となっている。
【0022】かかる構成によると、これらドラム形コア
12a〜12dには、永久磁石13a,13c,13b
によって、中心軸17に沿い、右側から左側に向かうバ
イアス磁界が印加されている。ドラム形コア12a,1
2bに印加されるバイアス磁界とドラム形コア12c,
12dに印加されるバイアス磁界は、永久磁石13cに
応じて強さが異なる。
【0023】図3は図2に示した可飽和リアクタ7と図
1における水平偏向コイル4,補正コイル8との接続関
係を示す回路図であって、4a,4bは水平偏向コイ
ル、18はバランスコイルであり、図1,図2に対応す
る部分には同一符号を付けている。
【0024】同図において、図1に示した水平偏向コイ
ル4は2個の水平偏向コイル4a,4bからなり、それ
らの一方の端子が互いに接続され、他方の端子がバラン
スコイル18の異なる端子に接続されている。即ち、水
平偏向コイル4a,4bは互いに並列接続されている。
バランスコイル18の中間端子は、可飽和リアクタ7の
一次側コイル10a〜10dの直列接続の一方のコイル
14aに接続されている。また、可飽和リアクタ7の二
次側コイル11a〜11dの直列接続の夫々のコイル端
子15a,15b間に補正コイル8が接続されており、
これら二次側コイル11a〜11dと補正コイル8とに
よってループが形成されている。
【0025】かかる構成において、水平偏向コイル4
a,4b、一次側コイル10a〜10dに水平偏向電流
hを流すと、一次側コイル10a〜10dと二次側コ
イル11a〜11dとの磁気結合により、補正コイル8
に電流I1が流れる。
【0026】可飽和リアクタ7のコイル10aと11
a、コイル10bと11b、コイル10cと11c及び
コイル10dと11dは、夫々ドラム形コア12a,ド
ラム形コア12b,ドラム形コア12c及びドラム形コ
ア12dにより磁気結合され、さらに、各ドラム形コア
12a,12b,コア12c,コア12dには、永久磁
石13a,13b,13cにより、異なるバイアス磁界
が印加されている。
【0027】図3及び図2において、いま、永久磁石1
3cが永久磁石13bに近づけて配置されているものと
して、図示する方向に水平偏向電流Ihを流したとき、
一次側コイル10aと一次側コイル10bに生ずる磁界
がドラム形コア12aと永久磁石13aとドラム形コア
12bとで形成される磁路に沿って同方向となるよう
に、一次側コイル10aと一次側コイル10bとの巻付
け方向及びこれらの接続関係が設定され、同様に、一次
側コイル10cと一次側コイル10dとの巻付け方向及
びこれらの接続関係が設定されているものとする。
【0028】永久磁石13cの上記配置関係から、ドラ
ム形コア12a,12bに印加されるバイアス磁界は、
ドラム形コア12c,12dに印加されるバイアス磁界
よりも弱いことになる。水平偏向電流Ihが流れる一次
側コイル10a,10bによって生ずる磁界16aは、
ドラム形コア12aではやや弱いバイアス磁界を打ち消
して全体の磁界を弱め、ドラム形コア12bではやや弱
いバイアス磁界に加算されて全体の磁界を強める。ま
た、水平偏向電流Ihが流れる一次側コイル10c,1
0dによって生ずる磁界16bは、ドラム形コア12c
ではやや強いバイアス磁界を打ち消して全体のバイアス
磁界を弱め、ドラム形コア12dではやや強いバイアス
磁界に加算されて全体のバイアス磁界を強める。この結
果、ドラム形コア12aでの磁界が最も弱く、ドラム形
コア12b,12c,12dの順に磁界が強くなってい
く。
【0029】図4はドラム形コア12a,12b,12
c,12dにおけるバイアス磁界の強さとインクレメン
ト透磁率の関係を示す図である。
【0030】同図において、上記のように、ドラム形コ
ア12a,12b,12c,12dの順にバイアス磁界
が強くなるから、夫々のインクレメント透磁率は磁気バ
イアス点A,B,C,Dの値となり、従って、ドラム形
コア12aのインクレメント透磁率が最も大きく、ドラ
ム形コア12dのインクレメント透磁率が最も小さいこ
とになる。ここで、インクレメント透磁率が大きいコア
ほどそのコアに巻かれた一次側コイルと二次側コイルと
の磁気結合が強い。このために、ドラム形コア12aの
磁気結合はドラム形コア12bの磁気結合よりも強く、
図4に示すように、その差はM1である。同様に、ドラ
ム形コア12cの磁気結合はドラム形コア12dの磁気
結合よりも強く、図4に示すように、その差はM2であ
る。そして、二次側コイル11a,11b,11c,1
1d全体としては、M1の絶対値とM2 の絶対値の差に
相当する磁気結合を生じて図3に示す向きの補正電流I
1が流れるのである。
【0031】水平偏向電流Ihが流れる向きを図2とは
逆にすると、同様のことから、図5に示すように、ドラ
ム形コア12aの磁気バイアス点Aとドラム形コア12
bの磁気バイアス点Bとの関係が逆転し、また、ドラム
形コア12cの磁気バイアス点Cとドラム形コア12d
の磁気バイアス点Dとの関係が逆転する。このため、補
正電流I1 の向きは図2に示す向きとは反対となり、水
平偏向電流Ihの向きとの関係も逆転する。
【0032】図6は水平偏向電流Ihと補正電流I1とを
示す波形図であって、時間軸を合わせて示している。
【0033】以上説明したことからして、各ドラム形コ
ア12a〜12dのインクレメント透磁率が異なるた
め、これらドラム形コア12a〜12dの飽和が水平偏
向電流Ihの異なる振幅で生じ、この結果、同図(b)
に示す鋸歯状波形の水平偏向電流Ihに対応し、同図
(a)に示すようなパラボラ状の補正電流I1が得られ
る。
【0034】図7は図1に示した陰極線管1をインライ
ン形カラー陰極線管としたときの図1における補正コイ
ル8の一具体例を示す結線図であって、8a〜8dは補
正コイル、19a,19bはコア、20Rは赤色用の電
子ビーム、20Gは緑色用の電子ビーム、20Bは青色
用の電子ビーム、21a,21bは偏向力、22は陰極
線管1のネック部、23a,23bが磁界である。
【0035】同図において、補正コイル8a,8bがコ
ア19aの異なる脚部に巻き付けられ、補正コイル8
c,8dがネック部22を挾んでコア19aと対向する
コア19bの異なる脚部に巻き付けられている。これら
補正コイルは補正コイル8a,8b,8c,8dの順に
直列接続されており、これら補正コイル8a〜8dが図
1での補正コイル8を構成しており、先の補正電流I1
が流される。
【0036】ここで、補正電流I1が例えば図示の向き
に流れるとすると、図示する向きの磁界23a,23b
が発生し、電子ビーム20Gの両側の電子ビーム20
B,20Rに互いに反対向きの偏向力21a,21bを
及ぼす。
【0037】補正電流I1は、図6(a)に示したよう
に、水平周期の開始部と終了部(従って、画面の左側と
右側)とでピーク電流Ip、中央部で負のピーク電流Im
となる。これにより、図7に示す電子ビーム20B,2
0Rには、画面の左側と右側でピーク電流Ipによる偏
向力21a,21bが作用し、中央部では負のピーク電
流Imによる偏向力21a,21bが作用する。このた
めに、画面の両端部に対して上記のピーク電流Ip を、
また、中央部に対しては上記のピーク電流Imを正しく
与えてミスコンバーゼンスを補正する必要がある。
【0038】この実施例では、補正電流I1の振幅(Ip
+Im)を調整し、さらに、従来から用いられている図
1のSTCマグネット9を用いてミスコンバーゼンスを
調整するようにする。このSTCマグネット9は、4極
の磁極を有するので、図7に示した補正電流I1による
磁界とほぼ同様な磁界を発生する。従って、STCマグ
ネット9の位置調整により、補正電流I1の振幅Imに相
当する静磁界の作用を相殺して補正することができる。
【0039】以下、図8を用いてこのようなミスコンバ
ーゼンスの補正方法を説明する。但し、同図において、
24は陰極線管1の画面、25R,25Bは夫々この画
面24上での赤色の縦線,青色の縦線である。
【0040】まず、STCマグネット9が効かないよう
に充分ずらし、補正電流I1を0にすると、補正電流I1
が補正コイル8に流れないときの画面24は図8(a)
に示すようになる。即ち、電子ビーム20Rによる実線
の縦線25Rと電子ビーム20Bによる破線の縦線25
Bは、画面24の中央部で一致するが、左右側でミスコ
ンバーゼンスによりずれる。
【0041】次に、STCマグネット9の位置を調整し
て画面24を図8(b)のようにする。かかる調整によ
り、画面24の右側での実線の縦線25R,破線の縦線
25B間のずれ量と左側での縦線25R,破線の縦線2
5B間のずれ量が等しく、また、図6(a)の補正電流
1の正のピーク値Ipが画面24の左右でのずれ量を丁
度補正する値であり、同様にその負のピーク値Imが画
面24の中央部のずれ量を丁度補正する値であれば、図
6(a)に示した補正電流I1を補正コイル8に流すこ
とにより、画面24上で実線の縦線25Rと破線の縦線
25Bとを一致させてミスコンバーゼンスを完全に補正
することができる。
【0042】なお、図8(b)に示した画面24の中央
部でのミスコンバーゼンスは、STCマグネット9を用
いず、電子ビーム20B,20R用の各電子銃の出射条
件により発生させることもできる。
【0043】ところで、図9に示すように、画面24上
での実線の縦線25Rと破線の縦線25Bとの位置関係
が図8(a)の場合と逆のような場合、図6(a)で示
すような補正電流I1でミスコンバーゼンスを補正する
ことができない。この場合には、図6(c)に示すよう
に、図6(a)で示すような補正電流I1を逆転したよ
うな補正電流I1 を形成する必要がある。これは、図2
において、永久磁石13cを中心軸17に沿って移動調
整すればよい。
【0044】例えば、永久磁石13cを図2に示す状態
から永久磁石13aに近づけると、ドラム形コア12a
〜12dの磁気バイアスの状態が変化し、図4及び図5
に示した磁気バイアス点AとCが入れ替わり、磁気バイ
アス点BとDが入れ替わる。この結果、上記調整後の補
正電流I1は図6(c)に示すようになり、図9に示す
ミスコンバーゼンスを補正することができる。
【0045】以上のように、永久磁石13cの位置を調
整することにより、パラボラ波状の補正電流I1の振幅
や極性を変化させ、画面24の左右端部の縦線のミスコ
ンバーゼンスの補正量を任意に設定することができる。
【0046】以上の説明では、画面24の左右端部での
ミスコンバーゼンス量が等しいものとしたが、このよう
な場合のみとは限らず、図10に示すように、画面24
の左右端部でのミスコンバーゼンス量が等しくない場合
もある。
【0047】図11はかかるミスコンバーゼンスも補正
可能とした可飽和リアクタの他の具体例を示す構成図で
あって、13c',13d,13eは円柱形の永久磁
石、26は中心軸、27は角穴であり、図2に対応する
部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0048】同図(a)において、永久磁石13a,1
3b間に中心軸17に垂直な中心軸26を中心に回転可
能に円柱形の永久磁石13c'が配置され、また、ドラ
ム形コア12a,12bの永久磁石13a側とは反対側
の端部に円柱形の永久磁石13dが、ドラム形コア12
c,12dの永久磁石13b側とは反対側の端部に円柱
形の永久磁石13eが夫々配置されている。これら永久
磁石13d,13eは夫々、中心軸17を中心に回転可
能となっている。そして、これら永久磁石13c',1
3d,13eは夫々、図11(b)に示すように、円柱
の直径方向に着磁されており、中心に調整棒としての回
転棒を挿入する角穴27が設けられている。
【0049】以上以外の構成は、図2に示した可飽和リ
アクタと同様である。
【0050】かかる構成において、永久磁石13C'を
中心軸26を中心に回転することにより、そのN極,S
極が中心軸26を中心に回転し、図2における永久磁石
13cと同様に、ドラム形コア12a,12bのバイア
ス磁界やドラム形コア12c,12dのバイアス磁界を
強めたり、弱めたりすることができる。
【0051】また、永久磁石13dを中心軸17を中心
にして回転させることにより、そのN極,S極が中心軸
17を中心に回転してドラム形コア12a,12b内に
発生されたバイアス磁界の強さを変化させることができ
るし、永久磁石13eを中心軸17を中心に回転するこ
とにより、そのN極,S極が中心軸17を中心に回転し
てドラム形コア12c,12d内に発生されたバイアス
磁界の強さを変化させることができる。即ち、永久磁石
13d,13eにより、ドラム形コア12a,12b内
に発生されたバイアス磁界の強さとドラム形コア12
c,12d内に発生されたバイアス磁界の強さと独立に
変化させることができるのである。この結果、図12
(b)に示す水平偏向電流に対し、図12(a)に示す
ように、水平偏向の始まり(画面24の左端部)での正
のピーク値Ip1と水平偏向の終わり(画面24の右端
部)での正のピーク値Ip2とが異なる補正電流I1を得
ることができる。
【0052】そこで、図10に示すように、画面24の
左端部でのミスコンバーゼンス量が画面24の右端部で
のミスコンバーゼンス量よりも小さい場合、図12
(a)に示す補正信号I1の波形として正のピーク値I
p1が正のピーク値Ip2よりも小さくなるように、永久磁
石13c'〜13e の回転角を調整することにより、図
10に示すようなミスコンバーゼンスを精度良く補正す
ることができる。
【0053】勿論、図10とは逆に、画面24の左端部
のミスコンバーゼンス量が右端部のミスコンバーセンス
量より大きい場合には、図12での正のピーク値Ip1
正のピーク値Ip2よりも大きくなるように、永久磁石1
3c'〜13eの回転角を調整すればよい。
【0054】ところで、図13に示すように、画面24
の左端部での実線の縦線25Rと破線の縦線25Bとの
位置関係が画面24の右端部での実線の縦線25Rと破
線の縦線25Bとの位置関係と逆になるようなミスコン
バーゼンスが生ずる場合もある。このようなミスコンバ
ーゼンスを補正するために必要な補正電流I1として
は、図14に示すような鋸歯状波形のものとし、パラボ
ラ波成分を全く含まれないようにする。以下、このため
の図11に示した可飽和リアクタ7の調整方法について
説明する。
【0055】まず、パラボラ波を発生させないようにす
るために、永久磁石13c'からの磁界が永久磁石13
a,13bに作用しないように、永久磁石13c'の回
転角度を調整する。さらに、永久磁石13d,13eを
図11に示す極性となるように、これらの回転角度を調
整する。
【0056】そこで、図11に示す向きに水平偏向電流
hが流れる場合、ドラム形コア12a〜12dの磁気
バイアス点A〜Dは図15(a)に示す状態となる。即
ち、ドラム形コア12aの磁気結合はドラム形コア12
bの磁気結合よりも強く、その差はM1となり、ドラム
形コア12cの磁気結合はドラム形コア12dの磁気結
合よりも強く、その差はM2となる。そして、二次側コ
イル11a〜11d全体としては、M1の絶対値とM2
絶対値の差に相当する磁気結合が生じ、図3に示す向き
とは逆向きの補正電流I1 が補正コイル8に流れること
になる。
【0057】また、図11に示す向きとは逆向きに水平
偏向電流Ihが流れる場合には、ドラム形コア12a〜
12dの磁気バイアス点A〜Dは図15(b)に示す状
態となる。従って、ドラム形コア12aの磁気結合はド
ラム形コア12bの磁気結合よりも弱く、その差はM1
となり、一方、ドラム形コア12cの磁気結合はドラム
形コア12dの磁気結合よりも弱く、その差はM2とな
る。そして、二次側コイル11a〜11d全体として
は、M1の絶対値とM2の絶対値の差に相当する磁気結合
を生じ、図3に示す向きの補正電流I1が補正コイル8
に流れることになる。
【0058】即ち、図14に示すような鋸歯状波の補正
電流I1 が補正コイル8に発生し、図13に示すミスコ
ンバーゼンスを補正することができる。
【0059】図16は図1における可飽和リアクタ7の
さらに他の具体例を示す構成図であって、同図(a)は
その側面図、同図(b)は分断線A−A'に沿う断面
図、同図(c)は分断線B−B'に沿う断面図、同図
(d)は円柱形の永久磁石の平面図である。また、13
c",13f は円柱形の永久磁石、28a〜28dはボ
ビンであり、前出図面に対応する部分には同一符号を付
けている。
【0060】同図(a)に示すように、ドラム形コア1
2a,12bが互いに平行に並んでいる。また、図16
(b),(c)から明らかなように、ドラム形コア12
c,12dが互いに平行で、かつドラム形コア12cが
ドラム形コア12aに平行に並び、ドラム形コア12d
がドラム形コア12bに平行に並んでいる。
【0061】ドラム形コア12aには、その全体に一次
側コイル10aが巻き付けられ、この一次側コイル10
aの外周にボビン28aが設けられてそこに二次側コイ
ル11aが巻き付けられている。同様にして、図16
(a),(b)から明らかなように、ドラム形コア12
b,12c,12dには夫々、全体に一次側コイル10
b,10c,10dが巻き付けられ、これら一次側コイ
ル10b,10c,10dの外周にボビン28b,28
c,28dが設けられてそこに二次側コイル11b,1
1c,11dが巻き付けられている。従って、一次側コ
イル10aと二次側コイル11a、一次側コイル10b
と二次側コイル11b、一次側コイル10cと二次側コ
イル11c、一次側コイル10dと二次側コイル11d
が夫々磁気結合されている。
【0062】ドラム形コア12a,12bの一方の端部
には、楕円柱形の永久磁石13aが配置され、ドラム形
コア12c,12dの一方の端部にも、楕円柱形の永久
磁石13bが配置されている。これら永久磁石13a,
13bは夫々その長手方向(即ち、中心軸17方向)に
着磁されている。また、これら永久磁石13a,13b
に近接して円柱形の永久磁石13c"が配置され、ドラ
ム形コア12a〜12dの他方の端部に近接して円柱形
の永久磁石13fが配置されている。これら永久磁石1
3c",13fの中央部には角穴27が設けられ、これ
に調整棒(図示せず)が挿入されていて、これら永久磁
石13c",13fを中心軸17を中心に回転できるよ
うにしている。従って、ドラム形コア12a−永久磁石
13a−ドラム形コア12b−永久磁石13fの磁路
と、ドラム形コア12c−永久磁石13b−ドラム形コ
ア12d−永久磁石13fの磁路とが形成されることに
なる。
【0063】また、これら永久磁石13c"はその半径
方向にN,Sと着磁され、永久磁石13fは、図16
(d)に示すように、N,S,N,Sと周方向に4極に
着磁されている。いま、永久磁石13c"のN極が永久
磁石13aに対向しているものとすると、そのS極は永
久磁石13bに対向している。また、永久磁石13fの
N極がドラム形コア12aに対向しているものとする
と、他のS,N,S極は夫々ドラム形コア12b,12
c,12dに対向する。
【0064】ドラム形コア12a,12bには、永久磁
石13a,13c",13fからの磁界の合成磁界がバ
イアス磁界として印加され、ドラム形コア12c,12
dには、永久磁石13b,13c",13fからの磁界
の合成磁界がバイアス磁界として印加される。
【0065】ここで、上記のように永久磁石13c",
13fが上記のような状態にあるものとすると、磁界の
方向を中心軸17に沿う右から左を見た方向を正の方向
とすると、ドラム形コア12aでは、永久磁石13a,
13c"からの磁界の和−永久磁石13fからの磁界 ドラム形コア12bでは、永久磁石13a,13c"か
らの磁界の和+永久磁石13fからの磁界 ドラム形コア12cでは、永久磁石13b,13c"か
らの磁界の和+永久磁石13fからの磁界 ドラム形コア12dでは、永久磁石13b,13c"か
らの磁界の差−永久磁石13fからの磁界 となる。
【0066】そして、この可飽和リアクタ7の一次側コ
イル10a〜10d,二次側コイル11a〜11dの接
続関係は図3に示したのと同様であり、また、永久磁石
13c",13fの回転角を調整することにより、ドラ
ム形コア12a〜12dでのバイアス磁界を変化させる
ことができ、図2で示した可飽和リアクタ7と同様の効
果が得られる。即ち、永久磁石13c"の回転角度を調
整することにより、補正電流I1のパラボラ波成分を変
化させることができ、永久磁石13fの回転角度を調整
することにより、補正電流I1の鋸歯状波成分を変化で
きる。従って、図10や図13に示すような画面24の
左右端部の縦線間の水平方向のミスコンバーゼンスを補
正することができる。
【0067】この実施例では、1つの永久磁石13fで
図11に示した2つの永久磁石13d,13eの作用を
するため、調整が容易であるという特徴がある。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
補正コイルは、水平偏向電流が流れる一次側コイルに磁
気結合された二次側コイルに接続されているので、水平
偏向電流が流れることなく、パラボラ波形や鋸歯状波形
の電流を任意の振幅で合成した補正電流を発生できるの
で、補正コイルを水平偏向コイルの高圧大電流から容易
に絶縁して陰極線管装置のミスコンバーゼンスを補正す
ることができる。この結果、可飽和リアクタの安全性と
経済性を向上することができ、陰極線管装置の構成の簡
略化、小型化、低コスト化を達成することができる。
【0069】また、本発明によると、インライン形のカ
ラー陰極線管やその偏向装置の製造誤差によるミスコン
バーゼンスを容易にかつ精度良く補正することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による偏向装置の一実施例を備えた陰極
線管装置の全体を示す側面図である。
【図2】図1における可飽和リアクタの一具体例を示す
構成図である。
【図3】図2における一次側コイルと二次側コイルとの
水平偏向コイルに対する接続関係を示す結線図である。
【図4】図2における各ドラム形コアでの磁気バイアス
磁界の一例を示す図である。
【図5】図2における各ドラム形コアでの磁気バイアス
磁界の他の例を示す図である。
【図6】水平偏向電流と図3での補正コイルに流れる補
正電流との一具体例を示す波形図である。
【図7】図1における補正コイルの一具体例を示す構成
図である。
【図8】陰極線管の画面におけるミスコンバーゼンス・
パターンの一例とスタティック・コンバーゼンス・マグ
ネットによる補正状態とを示す図である。
【図9】陰極線管の画面におけるミスコンバーゼンス・
パターンの他の例を示す図である。
【図10】陰極線管の画面におけるミスコンバーゼンス
・パターンのさらに他の例を示す図である。
【図11】図1における可飽和リアクタの他の具体例を
示す構成図である。
【図12】水平偏向電流と図11での補正コイルに流れ
る補正電流との一具体例を示す波形図である。
【図13】陰極線管の画面におけるミスコンバーゼンス
・パターンのさらに他の例を示す図である。
【図14】図13に示したミスコンバーゼンス・パター
ンを補正するための図11に示した可飽和リアクタで形
成される補正電流を示す波形図である。
【図15】図11における各ドラム形コアでの磁気バイ
アス磁界の一例を示す図である。
【図16】図1における可飽和リアクタのさらに他の具
体例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 陰極線管 2 偏向装置 3 偏向ヨーク 4,4a,4b 水平偏向コイル 5 垂直偏向コイル 6 コア 7 可飽和リアクタ 8,8a,8b 補正コイル 9 スタティック・コンバーゼンス・マグネット 10a〜10d 一次側コイル 11a〜11d 二次側コイル 12a〜12d ドラム形コア 13a〜13f,13c',13c" 永久磁石 19a,19b コ字形コア 24 画面 27 角穴 28a,28b ボビン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福間 康二 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 ▲吉▼岡 洋 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 小原 良浩 岩手県水沢市真城字北野1番地 株式会社 日立水沢エレクトロニクス内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平偏向電流が供給されて水平方向のミ
    スコンバーゼンスを補正するための補正電流を生成する
    可飽和リアクタを備えた陰極線管装置の偏向装置におい
    て、 該可飽和リアクタは、一次側コイルと二次側コイルとが
    巻き付けられた4つの可飽和磁気コアと、これら4つの
    可飽和磁気コアに磁気バイアスを与える第1の永久磁石
    とからなり、 該一次側コイルは互いに直列接続されて水平偏向電流が
    流され、互いに直列接続された該二次側コイルとミスコ
    ンバーゼンス補正用の補正コイルとでループを形成し、
    該二次側コイルで発生した該ミスコンバーゼンスを補正
    するための補正電流を該補正コイルに供給することを特
    徴とする陰極線管装置の偏向装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記4つの可飽和磁気コアの2つずつを夫々コア対と
    し、 前記第1の永久磁石は、一方のコア対に前記水平偏向電
    流の正の電流により発生する磁界と同方向の磁気バイア
    スを与え、他方のコア対に前記水平偏向電流の負の電流
    により発生する磁界と同方向の磁気バイアスを与えるこ
    とを特徴とする陰極線管装置の偏向装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記2つのコア対夫々に与える磁気バイアスを変化させ
    る第2の永久磁石を設け、 これら2つのコア対の磁気バイアスを調整可能としたこ
    とを特徴とする陰極線管装置の偏向装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 一方の前記コア対には一次側コイルと二次側コイルとが
    同一方向に巻きつけられ、他方の前記コア対には一次側
    コイルと二次側コイルとが逆方向に巻きつけられたこと
    を特徴とする陰極線管装置の偏向装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記夫々のコア対に第3の永久磁石を設け、 夫々のコア対に対し、水平偏向電流の正の電流により発
    生する磁界の方向を基準として一定強さの磁気バイアス
    変化を与えるようにしたことを特徴とする陰極線管装置
    の偏向装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4または5におい
    て、 前記補正コイルにより、陰極線管のネック部に4極磁界
    を発生するように構成としたことを特徴とする陰極線管
    装置の偏向装置。
  7. 【請求項7】 磁気バイアスを与える永久磁石が取り付
    けられた可飽和磁気コアよりなる陰極線管装置の可飽和
    リアクタであって、 一次側コイルと二次側コイルとを備えた4つの可飽和磁
    気コアを有して、これら4つの二次側コイルが直列接続
    され、 該永久磁石と該一次側コイルに流れる電流により、夫々
    の該可飽和磁気コアに互いに異なる磁気バイアスを与え
    るように構成したことを特徴とする陰極線管装置の可飽
    和リアクタ。
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