JPH072648B2 - 漢方薬エキス剤の製造方法 - Google Patents
漢方薬エキス剤の製造方法Info
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- JPH072648B2 JPH072648B2 JP60122552A JP12255285A JPH072648B2 JP H072648 B2 JPH072648 B2 JP H072648B2 JP 60122552 A JP60122552 A JP 60122552A JP 12255285 A JP12255285 A JP 12255285A JP H072648 B2 JPH072648 B2 JP H072648B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は製薬業における漢方薬エキス剤の製造方法に関
するものである。
するものである。
[従来の技術] 古来から生薬は、漢方薬として利用されており、その漢
方処方は、長年の経験の集積として多くの古典(傷寒
論、金匱要略等)に記載されている。しかし、古典に従
って、その都度生薬を切裁し、水で煎じて漢方薬中の成
分を抽出した煎剤は、その独自の薬臭と味のために服用
しずらいばかりでなく、多くの手間と時間がかかる。
方処方は、長年の経験の集積として多くの古典(傷寒
論、金匱要略等)に記載されている。しかし、古典に従
って、その都度生薬を切裁し、水で煎じて漢方薬中の成
分を抽出した煎剤は、その独自の薬臭と味のために服用
しずらいばかりでなく、多くの手間と時間がかかる。
現在、医療用医薬品等の分野では、上述した作業の必要
がなく、かつ服用し易い漢方薬エキス剤が利用されてお
り、病人にとつては保管、携帯の手軽さ、服用し易さの
面から非常に都合の良いものである。この漢方薬エキス
剤は通常、切裁した生薬を水またはアルコールで抽出
し、抽出液をそのままもしくは濃縮し、乾燥して漢方薬
エキス末とし、これに適当な賦形剤(乳糖、コーンスタ
ーチ、デンプンなど)を加えて混合し、種々の剤型(錠
剤、カプセル剤、散剤、細粒剤、顆粒剤等)に製すると
いう方法により得られている。
がなく、かつ服用し易い漢方薬エキス剤が利用されてお
り、病人にとつては保管、携帯の手軽さ、服用し易さの
面から非常に都合の良いものである。この漢方薬エキス
剤は通常、切裁した生薬を水またはアルコールで抽出
し、抽出液をそのままもしくは濃縮し、乾燥して漢方薬
エキス末とし、これに適当な賦形剤(乳糖、コーンスタ
ーチ、デンプンなど)を加えて混合し、種々の剤型(錠
剤、カプセル剤、散剤、細粒剤、顆粒剤等)に製すると
いう方法により得られている。
[発明が解決しようとする問題点] 本来、薬剤は生体内に経口投与された場合、体内で崩壊
することによつて吸収され薬効を奏するものであるか
ら、投与された薬剤が体内で崩壊しなければ薬剤として
の所期の目的が果たせないことになる。
することによつて吸収され薬効を奏するものであるか
ら、投与された薬剤が体内で崩壊しなければ薬剤として
の所期の目的が果たせないことになる。
上記のごとくして得られた漢方薬エキス剤は崩壊性の点
において十分に満足するものとはいえない。そこで本発
明は、崩壊性良好な漢方薬エキス剤を製造するという問
題を解決したものである。
において十分に満足するものとはいえない。そこで本発
明は、崩壊性良好な漢方薬エキス剤を製造するという問
題を解決したものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明者等は、崩壊性良好な漢方薬エキス剤の製造方法
を求めて鋭意研究を行つたところ、漢方薬を抽出溶媒で
抽出し、該抽出液またはその濃縮液にアミラーゼを添加
して反応させ、該反応液を乾燥して得た粉末をそのま
ま、もしくは糖類、デンプン類、デキストリン類、ケイ
酸化合物類、セルロース類、天然ガム質類から選ばれる
1つあるいはそれ以上の賦形剤と混合して、種々の剤型
の漢方薬エキス剤とすることにより崩壊性良好な漢方薬
エキス剤が得られることを見出し、本発明を完成させた
のである。
を求めて鋭意研究を行つたところ、漢方薬を抽出溶媒で
抽出し、該抽出液またはその濃縮液にアミラーゼを添加
して反応させ、該反応液を乾燥して得た粉末をそのま
ま、もしくは糖類、デンプン類、デキストリン類、ケイ
酸化合物類、セルロース類、天然ガム質類から選ばれる
1つあるいはそれ以上の賦形剤と混合して、種々の剤型
の漢方薬エキス剤とすることにより崩壊性良好な漢方薬
エキス剤が得られることを見出し、本発明を完成させた
のである。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明で用いる漢方薬には、漢方で言うところの漢方薬
のみならず、生薬の1種又は2種以上の混合物からなる
いわゆる生薬もしくは生薬製剤も包含される。漢方薬の
具体例としては、一般漢方処方の手引き(厚生省薬務局
監修、薬事時報社発行 昭和58年1月8日4版6刷)お
よびツムラ医療用漢方製剤[総合カタログ]に記載され
ている漢方処方が挙げられ、更に詳しくは葛根湯、葛根
湯加川▲きゅう▼辛夷、桂枝加芍薬大黄湯、安中散、八
味地黄丸、柴胡桂枝湯、柴胡桂枝乾姜湯、半夏瀉心湯、
五苓散、桂枝加朮附湯、小青竜湯、当帰芍薬散、加味逍
遥散、桂枝茯苓丸、桂枝加竜骨社蠣湯、麻黄湯、木防巳
湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、苓桂朮甘湯、桂枝湯、十
全大補湯、荊芥連翹湯、▲よく▼苡仁湯、疎経活血湯、
抑肝散、清上防風湯、桂枝加芍薬湯、桃核承気湯、防風
通聖散、五積散、炙甘草湯、女神散、香蘇散、桂枝人参
湯、抑肝散加陳皮半夏、治打撲一方、小建中湯、当帰
湯、温経湯、牛車腎気丸、柴苓湯、胃苓湯、茯苓飲合半
夏厚朴湯、茵▲ちん▼五苓散等が挙げられる。また生薬
の具体例としては原色和漢薬図鑑(上巻、下巻、難破恒
雄著、株式会社保育社発行 昭和55年4月1日)および
第10改正日本薬局方[日本公定書協会監修、廣川書店発
行(p.863〜p.1278)]に記載されている生薬が挙げら
れる。
のみならず、生薬の1種又は2種以上の混合物からなる
いわゆる生薬もしくは生薬製剤も包含される。漢方薬の
具体例としては、一般漢方処方の手引き(厚生省薬務局
監修、薬事時報社発行 昭和58年1月8日4版6刷)お
よびツムラ医療用漢方製剤[総合カタログ]に記載され
ている漢方処方が挙げられ、更に詳しくは葛根湯、葛根
湯加川▲きゅう▼辛夷、桂枝加芍薬大黄湯、安中散、八
味地黄丸、柴胡桂枝湯、柴胡桂枝乾姜湯、半夏瀉心湯、
五苓散、桂枝加朮附湯、小青竜湯、当帰芍薬散、加味逍
遥散、桂枝茯苓丸、桂枝加竜骨社蠣湯、麻黄湯、木防巳
湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、苓桂朮甘湯、桂枝湯、十
全大補湯、荊芥連翹湯、▲よく▼苡仁湯、疎経活血湯、
抑肝散、清上防風湯、桂枝加芍薬湯、桃核承気湯、防風
通聖散、五積散、炙甘草湯、女神散、香蘇散、桂枝人参
湯、抑肝散加陳皮半夏、治打撲一方、小建中湯、当帰
湯、温経湯、牛車腎気丸、柴苓湯、胃苓湯、茯苓飲合半
夏厚朴湯、茵▲ちん▼五苓散等が挙げられる。また生薬
の具体例としては原色和漢薬図鑑(上巻、下巻、難破恒
雄著、株式会社保育社発行 昭和55年4月1日)および
第10改正日本薬局方[日本公定書協会監修、廣川書店発
行(p.863〜p.1278)]に記載されている生薬が挙げら
れる。
漢方薬の抽出溶媒としては、例えば水、もしくはエタノ
ール濃度が25%以下のエタノール水溶液が挙げられ、熱
時抽出しても冷時抽出しても良く、特に水を用いて90〜
100℃で熱時抽出する方法が好ましい。
ール濃度が25%以下のエタノール水溶液が挙げられ、熱
時抽出しても冷時抽出しても良く、特に水を用いて90〜
100℃で熱時抽出する方法が好ましい。
抽出液の濃縮は、一般的には減圧濃縮が用いられる。具
体的には、真空度30〜760mmHg、蒸発温度100℃以下、好
ましくは30〜50℃の条件下で減圧濃縮を行う。
体的には、真空度30〜760mmHg、蒸発温度100℃以下、好
ましくは30〜50℃の条件下で減圧濃縮を行う。
次いで、前述のようにして得られた抽出液またはその濃
縮液にアミラーゼを添加する。アミラーゼの添加に際し
ては、抽出液またはその濃縮液にアミラーゼが均一に分
散するように添加すれば、いかなる手段を用いてもかま
わない。アミラーゼとしては、α‐アミラーゼ、β‐ア
ミラーゼ、糖化型アミラーゼ等を使用することができ、
α‐アミラーゼの具体例としてはα‐アミラーゼ(和光
純薬工業株式会社製)、クライスターゼ(大和化成製)
等が挙げられ、耐熱性α‐アミラーゼの具体例としては
ネオスピターゼPG(長瀬産業株式会社製)、スピターゼ
CP-3(長瀬産業株式会社製)等が挙げられる。β‐アミ
ラーゼの具体例としては「β‐アミラーゼ #1500」
(長瀬産業株式会社製)、ビオザイムM(天野製薬製)
等が挙げられ、糖化型アミラーゼの具体例としてはグル
コチーム(長瀬産業株式会社製)、グルコチームXL-128
(長瀬産業株式会社製)等が挙げられる。
縮液にアミラーゼを添加する。アミラーゼの添加に際し
ては、抽出液またはその濃縮液にアミラーゼが均一に分
散するように添加すれば、いかなる手段を用いてもかま
わない。アミラーゼとしては、α‐アミラーゼ、β‐ア
ミラーゼ、糖化型アミラーゼ等を使用することができ、
α‐アミラーゼの具体例としてはα‐アミラーゼ(和光
純薬工業株式会社製)、クライスターゼ(大和化成製)
等が挙げられ、耐熱性α‐アミラーゼの具体例としては
ネオスピターゼPG(長瀬産業株式会社製)、スピターゼ
CP-3(長瀬産業株式会社製)等が挙げられる。β‐アミ
ラーゼの具体例としては「β‐アミラーゼ #1500」
(長瀬産業株式会社製)、ビオザイムM(天野製薬製)
等が挙げられ、糖化型アミラーゼの具体例としてはグル
コチーム(長瀬産業株式会社製)、グルコチームXL-128
(長瀬産業株式会社製)等が挙げられる。
アミラーゼの添加量は、上記抽出液またはその濃縮液中
に含まれるでんぷん重量に対し、0.001%以上、特に0.0
05%〜0.1%が好適である。
に含まれるでんぷん重量に対し、0.001%以上、特に0.0
05%〜0.1%が好適である。
次に、アミラーゼを反応させる場合の反応温度は、α‐
アミラーゼを用いる場合は30〜40℃、耐熱性α‐アミラ
ーゼを用いる場合には60〜70℃が好ましく、β‐アミラ
ーゼを用いる場合は50〜60℃、糖化型アミラーゼを用い
る場合には30〜60℃が好ましい。反応液のpHは3〜8、
特に6〜8が好ましいため、必要に応じ適宜、炭酸カル
シウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、水酸化ナ
トリウム等のアルカリを加えてpHを調整するのが良い。
反応時間は、添加するアルカリの量または反応温度にも
よるが、1〜12時間程度で完了する。この際通常用いら
れる攪拌装置等を使用して攪拌しながら反応させれば、
より効果的である。
アミラーゼを用いる場合は30〜40℃、耐熱性α‐アミラ
ーゼを用いる場合には60〜70℃が好ましく、β‐アミラ
ーゼを用いる場合は50〜60℃、糖化型アミラーゼを用い
る場合には30〜60℃が好ましい。反応液のpHは3〜8、
特に6〜8が好ましいため、必要に応じ適宜、炭酸カル
シウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、水酸化ナ
トリウム等のアルカリを加えてpHを調整するのが良い。
反応時間は、添加するアルカリの量または反応温度にも
よるが、1〜12時間程度で完了する。この際通常用いら
れる攪拌装置等を使用して攪拌しながら反応させれば、
より効果的である。
次いで反応液をそのまま、もしくは濃縮して乾燥する。
反応液の濃縮は、上述した抽出液の濃縮と同様にして行
うことができる。この反応液またはその濃縮液を一般的
に用いられる噴霧乾燥法、減圧乾燥法または凍結乾燥法
等の適当な乾燥法を用いて乾燥し、粉末即ち漢方薬エキ
ス末にする。たとえば噴霧乾燥法の場合は、60〜300℃
の高温に保つた乾燥室中の熱気流中にアトマイザーが反
応液またはその濃縮液を噴霧し、溶媒を瞬間的に蒸発さ
せて乾燥する。減圧乾燥法の場合は、反応液を十分に減
圧濃縮し、これを760mmHg以下の減圧下で5〜100℃の条
件で乾燥する。凍結乾燥法の場合は、反応液またはその
濃縮液を−80〜0℃に冷却して凍結させ、1mmHg以下の
真空状態で溶媒を直接昇華させて乾燥する。
反応液の濃縮は、上述した抽出液の濃縮と同様にして行
うことができる。この反応液またはその濃縮液を一般的
に用いられる噴霧乾燥法、減圧乾燥法または凍結乾燥法
等の適当な乾燥法を用いて乾燥し、粉末即ち漢方薬エキ
ス末にする。たとえば噴霧乾燥法の場合は、60〜300℃
の高温に保つた乾燥室中の熱気流中にアトマイザーが反
応液またはその濃縮液を噴霧し、溶媒を瞬間的に蒸発さ
せて乾燥する。減圧乾燥法の場合は、反応液を十分に減
圧濃縮し、これを760mmHg以下の減圧下で5〜100℃の条
件で乾燥する。凍結乾燥法の場合は、反応液またはその
濃縮液を−80〜0℃に冷却して凍結させ、1mmHg以下の
真空状態で溶媒を直接昇華させて乾燥する。
こうして得られた漢方薬エキス末は、そのまま種々の剤
型(錠剤、カプセル剤、散剤、細粒剤、顆粒剤)に製し
ても良いし、適当な賦形剤と混合して種々の剤型(錠
剤、カプセル剤、散剤、細粒剤、顆粒剤)に製しても良
い。
型(錠剤、カプセル剤、散剤、細粒剤、顆粒剤)に製し
ても良いし、適当な賦形剤と混合して種々の剤型(錠
剤、カプセル剤、散剤、細粒剤、顆粒剤)に製しても良
い。
漢方薬エキス末と賦形剤との混合は、ミキサー等を用い
て行なわれる通常の粉体混合により達成され、具体的な
混合割合は、漢方薬エキス末と賦形剤の総重量に対して
賦形剤重量が0.1〜95%、好ましくは5〜50%である。
て行なわれる通常の粉体混合により達成され、具体的な
混合割合は、漢方薬エキス末と賦形剤の総重量に対して
賦形剤重量が0.1〜95%、好ましくは5〜50%である。
糖類賦形剤の具体例としてはマンニトール、シユークロ
ース、ソルビトール、グルコース、フルクトース、マル
トース、ラクトース等が挙げられ、デンプン類賦形剤の
具体例としてはコーンスターチ、可溶性デンプン、カル
ボキシメチルスターチ等が挙げられ、デキストリン類賦
形剤の具体例としてはデキストリン、シクロデキストリ
ン等が挙げられ、ケイ酸化合物類賦形剤の具体例として
は多孔性無水ケイ酸、超微粒子無水ケイ酸等が挙げら
れ、セルロース類賦形剤の具体例としては結晶性セルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチル
セルロースカルシウム塩、カルボキシメチルセルロース
ナトリウム塩等が挙げられ、天然ガム質類賦形剤の具体
例としてはトラガントゴム、アラビアゴム等が挙げられ
る。
ース、ソルビトール、グルコース、フルクトース、マル
トース、ラクトース等が挙げられ、デンプン類賦形剤の
具体例としてはコーンスターチ、可溶性デンプン、カル
ボキシメチルスターチ等が挙げられ、デキストリン類賦
形剤の具体例としてはデキストリン、シクロデキストリ
ン等が挙げられ、ケイ酸化合物類賦形剤の具体例として
は多孔性無水ケイ酸、超微粒子無水ケイ酸等が挙げら
れ、セルロース類賦形剤の具体例としては結晶性セルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチル
セルロースカルシウム塩、カルボキシメチルセルロース
ナトリウム塩等が挙げられ、天然ガム質類賦形剤の具体
例としてはトラガントゴム、アラビアゴム等が挙げられ
る。
次いで、上記のようにして得られた漢方薬エキス末また
は漢方薬エキス末と賦形剤との混合物を必要に応じ造
粒、整粒、打錠等の操作を施して顆粒剤、細粒剤、散
剤、カプセル剤、錠剤等に製し、漢方薬エキス剤にす
る。またこの場合、所望により、通常製剤に用いられる
滑沢剤、結合剤を加えても良い。造粒法は一般的な乾式
造粒法と、湿式造粒法が挙げられるが、乾式造粒法が望
ましい。
は漢方薬エキス末と賦形剤との混合物を必要に応じ造
粒、整粒、打錠等の操作を施して顆粒剤、細粒剤、散
剤、カプセル剤、錠剤等に製し、漢方薬エキス剤にす
る。またこの場合、所望により、通常製剤に用いられる
滑沢剤、結合剤を加えても良い。造粒法は一般的な乾式
造粒法と、湿式造粒法が挙げられるが、乾式造粒法が望
ましい。
[発明の効果] 本発明の効果としては次の点が挙げられる。
本発明によつて得られる漢方薬エキス剤は、崩壊性が良
好である。
好である。
本発明によつて得られる漢方薬エキス剤の崩壊性が良好
であることを示す実験例を示すと、次のごとくである。
であることを示す実験例を示すと、次のごとくである。
実験例1. 後記実施例1において、抽出液にα‐アミラーゼ(和光
純薬工業株式会社製)を添加して反応させる工程を実施
しない以外は、後記実施例1に記載したと同様に実施し
て1錠が286mgの小柴胡湯錠剤を得た。
純薬工業株式会社製)を添加して反応させる工程を実施
しない以外は、後記実施例1に記載したと同様に実施し
て1錠が286mgの小柴胡湯錠剤を得た。
上記のようにして製造した小柴胡湯錠剤および後記実施
例1で製造した小柴胡湯錠剤の崩壊時間を第10改正日本
薬局方の崩壊試験法により測定した。即ち、内径22mmの
両端が開口したガラス管の下端を網目の開き2.0mmの網
でふさぎ、その網の上に試料の錠剤を1ケ置き、このガ
ラス管を蒸留水に浸けて上下させ網上に残留物を認めな
くなつた時を崩壊終了として崩壊時間とした。その結
果、実験例1で製造した小柴胡湯錠剤の崩壊時間は50.4
分であるのに対し、後記実施例1で製造した小柴胡湯錠
剤は9.2分で崩壊し速やかに成分を溶出した。
例1で製造した小柴胡湯錠剤の崩壊時間を第10改正日本
薬局方の崩壊試験法により測定した。即ち、内径22mmの
両端が開口したガラス管の下端を網目の開き2.0mmの網
でふさぎ、その網の上に試料の錠剤を1ケ置き、このガ
ラス管を蒸留水に浸けて上下させ網上に残留物を認めな
くなつた時を崩壊終了として崩壊時間とした。その結
果、実験例1で製造した小柴胡湯錠剤の崩壊時間は50.4
分であるのに対し、後記実施例1で製造した小柴胡湯錠
剤は9.2分で崩壊し速やかに成分を溶出した。
実験例2. 後記実施例2において、抽出液にα‐アミラーゼ(和光
純薬工業株式会社製)を添加して反応させる工程を実施
しない以外は、後記実施例2に記載したと同様に実施し
て1錠が290mgの四逆散錠剤を得た。
純薬工業株式会社製)を添加して反応させる工程を実施
しない以外は、後記実施例2に記載したと同様に実施し
て1錠が290mgの四逆散錠剤を得た。
実験例1に記載の崩壊試験では、上記のようにして製造
した四逆散錠剤の崩壊時間は63.5分であるのに対し、後
記実施例2で製造した四逆散錠剤は12.5分で崩壊し速や
かに成分を溶出した。
した四逆散錠剤の崩壊時間は63.5分であるのに対し、後
記実施例2で製造した四逆散錠剤は12.5分で崩壊し速や
かに成分を溶出した。
実験例3. 後記実施例2において、抽出液にα‐アミラーゼ(和光
純薬工業株式会社製)を添加して反応させる工程を実施
しない以外は、後記実施例2に記載したと同様にして得
た乾燥エキス粉末を圧密化し、粉砕し、分級して直径1.
185mm〜0.356mmの四逆散顆粒剤を得た。
純薬工業株式会社製)を添加して反応させる工程を実施
しない以外は、後記実施例2に記載したと同様にして得
た乾燥エキス粉末を圧密化し、粉砕し、分級して直径1.
185mm〜0.356mmの四逆散顆粒剤を得た。
上記のようにして製造した四逆散顆粒剤および後記実施
例3で製造した四逆散顆粒剤の崩壊時間を第10改正日本
薬局方の崩壊試験法により測定した。即ち、内径12mm、
長さ20mmのプラスチツク製の補助筒の上下を網目の開き
0.42mmの網でふさぎ、この補助筒の中に四逆散顆粒剤0.
1gを入れ、更にこの補助筒を実験例1に記載の錠剤の崩
壊試験で用いたガラス管の下部に固定し、蒸留水に浸け
て上下させ、補助筒内に残留物を認めなくなつた時を崩
壊終了として崩壊時間とした。その結果、実験例3で製
造した四逆散顆粒剤の崩壊時間は16分であるのに対し、
後記実施例3で製造した四逆散顆粒剤は2分で崩壊し速
やかに成分を溶出した。
例3で製造した四逆散顆粒剤の崩壊時間を第10改正日本
薬局方の崩壊試験法により測定した。即ち、内径12mm、
長さ20mmのプラスチツク製の補助筒の上下を網目の開き
0.42mmの網でふさぎ、この補助筒の中に四逆散顆粒剤0.
1gを入れ、更にこの補助筒を実験例1に記載の錠剤の崩
壊試験で用いたガラス管の下部に固定し、蒸留水に浸け
て上下させ、補助筒内に残留物を認めなくなつた時を崩
壊終了として崩壊時間とした。その結果、実験例3で製
造した四逆散顆粒剤の崩壊時間は16分であるのに対し、
後記実施例3で製造した四逆散顆粒剤は2分で崩壊し速
やかに成分を溶出した。
実験例4. 後記実施例4において、濃縮液にスピターゼCP-3(長瀬
産業株式会社製)を添加して反応させる工程を実施しな
い以外は、後記実施例4に記載したと同様に実施して1
錠が250mgの六君子湯錠剤を得た。
産業株式会社製)を添加して反応させる工程を実施しな
い以外は、後記実施例4に記載したと同様に実施して1
錠が250mgの六君子湯錠剤を得た。
実験例1に記載の崩壊試験では、上記のようにして製造
した六君子湯錠剤の崩壊時間は116.2分であるのに対
し、後記実施例4で製造した六君子湯錠剤は15.3分で崩
壊し速やかに成分を溶出した。
した六君子湯錠剤の崩壊時間は116.2分であるのに対
し、後記実施例4で製造した六君子湯錠剤は15.3分で崩
壊し速やかに成分を溶出した。
実験例5. 後記実施例5において、濃縮液にα‐アミラーゼ「MAXA
MYL P5000」(Gist-Brocades社製)を添加して反応さ
せる工程を実施しない以外は、後記実施例5に記載した
と同様に実施して1錠が300mgの半夏瀉心湯錠剤を得
た。
MYL P5000」(Gist-Brocades社製)を添加して反応さ
せる工程を実施しない以外は、後記実施例5に記載した
と同様に実施して1錠が300mgの半夏瀉心湯錠剤を得
た。
実験例1の記載の崩壊試験では、上記のようにして製造
した半夏瀉心湯錠剤の崩壊時間は84分であるのに対し、
後記実施例5で製造した半夏瀉心湯錠剤は18分で崩壊し
速やかに成分を溶出した。
した半夏瀉心湯錠剤の崩壊時間は84分であるのに対し、
後記実施例5で製造した半夏瀉心湯錠剤は18分で崩壊し
速やかに成分を溶出した。
実験例6. 後記実施例6において、濃縮液にα‐アミラーゼ(和光
純薬工業株式会社製)を添加して反応させる工程を実施
しない以外は、後記実施例6に記載したと同様に実施し
て12メツシユ〜48メツシユの粒子の大柴胡湯顆粒剤を得
た。
純薬工業株式会社製)を添加して反応させる工程を実施
しない以外は、後記実施例6に記載したと同様に実施し
て12メツシユ〜48メツシユの粒子の大柴胡湯顆粒剤を得
た。
実験例3に記載の崩壊試験では、上記のようにして製造
した大柴胡湯顆粒剤の崩壊時間は60分以上であるのに対
し、後記実施例6で製造した大柴胡湯顆粒剤は2分で崩
壊し速やかに成分を溶出した。
した大柴胡湯顆粒剤の崩壊時間は60分以上であるのに対
し、後記実施例6で製造した大柴胡湯顆粒剤は2分で崩
壊し速やかに成分を溶出した。
実験例7. 後記実施例8において、抽出液に「β‐アミラーゼ #
1500」(長瀬産業株式会社製)を添加して反応させる工
程を実施しない以外は、後記実施例8に記載したと同様
に実施して12メツシユ〜48メツシユの薬用人参顆粒剤を
得た。
1500」(長瀬産業株式会社製)を添加して反応させる工
程を実施しない以外は、後記実施例8に記載したと同様
に実施して12メツシユ〜48メツシユの薬用人参顆粒剤を
得た。
実験例3に記載の崩壊試験では、上記のようにして製造
した薬用人参顆粒剤の崩壊時間は30分以上であるのに対
し、後記実施例8で製造した薬用人参顆粒剤は1分で崩
壊し速やかに成分を溶出した。
した薬用人参顆粒剤の崩壊時間は30分以上であるのに対
し、後記実施例8で製造した薬用人参顆粒剤は1分で崩
壊し速やかに成分を溶出した。
実験例8. 実験例7で得た薬用人参顆粒剤を粉砕機で粉砕し、42メ
ツシユ以下の粉末とし1号ゼラチンカプセルに充填(1
カプセル中450mg)して薬用人参硬カプセル剤を得た。
ツシユ以下の粉末とし1号ゼラチンカプセルに充填(1
カプセル中450mg)して薬用人参硬カプセル剤を得た。
上記のようにして製造した薬用人参硬カプセル剤および
後記実施例9で製造した薬用人参硬カプセル剤の崩壊時
間を第10改正日本薬局方の崩壊試験法により測定した。
即ち、内径22mmの両端が開口したガラス管の下端を網目
の開き2.0mmの網でふさぎ、その網の上に試料のカプセ
ル剤を1ケ置き、このガラス管を試験液(塩化ナトリウ
ム2.0gに希塩酸24.0mlおよび水を加えて1000mlとしたpH
約1.2の液)に浸けて上下させ網上に残留物を認めなく
なつた時を崩壊終了として崩壊時間とした。
後記実施例9で製造した薬用人参硬カプセル剤の崩壊時
間を第10改正日本薬局方の崩壊試験法により測定した。
即ち、内径22mmの両端が開口したガラス管の下端を網目
の開き2.0mmの網でふさぎ、その網の上に試料のカプセ
ル剤を1ケ置き、このガラス管を試験液(塩化ナトリウ
ム2.0gに希塩酸24.0mlおよび水を加えて1000mlとしたpH
約1.2の液)に浸けて上下させ網上に残留物を認めなく
なつた時を崩壊終了として崩壊時間とした。
その結果、実験例8で製造した薬用人参硬カプセル剤の
崩壊時間は18分であるのに対し、後記実施例9で製造し
た薬用人参硬カプセル剤は3分で崩壊し速やかに成分を
溶出した。
崩壊時間は18分であるのに対し、後記実施例9で製造し
た薬用人参硬カプセル剤は3分で崩壊し速やかに成分を
溶出した。
実験例9. 後記実施例11において、濃縮液に「β‐アミラーゼ #
1500」(長瀬産業株式会社製)を添加して反応させる工
程を実施しない以外は、後記実施例11に記載したと同様
に実施して1錠が300mgの柴苓湯錠剤を得た。
1500」(長瀬産業株式会社製)を添加して反応させる工
程を実施しない以外は、後記実施例11に記載したと同様
に実施して1錠が300mgの柴苓湯錠剤を得た。
実験例1に記載の崩壊試験では、上記のようにして製造
した柴苓湯錠剤の崩壊時間は61分であるのに対し、後記
実施例11で製造した柴苓湯錠剤は19分で、後記実施例12
で製造した柴苓湯錠剤は11分で崩壊し速やかに成分を溶
出した。
した柴苓湯錠剤の崩壊時間は61分であるのに対し、後記
実施例11で製造した柴苓湯錠剤は19分で、後記実施例12
で製造した柴苓湯錠剤は11分で崩壊し速やかに成分を溶
出した。
[実施例] 以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
が、本発明はこれにより制限されるものではない。
が、本発明はこれにより制限されるものではない。
実施例1. 小柴胡湯(柴胡7部、半夏5部、黄▲ごん▼3部、大棗
3部、人参3部、甘草2部、生姜1部より成る)の処方
生薬1kgに水10を加えて100℃で加熱抽出し、抽出完了
後、熱時固液分離を行い抽出液を得た。抽出液のうち80
0mlを分取し、これに10mgのα‐アミラーゼ(和光純薬
工業株式会社製)を添加し、37℃で10時間攪拌しながら
反応させた。反応終了後、反応液を200mlになるまで濃
縮し、更に凍結乾燥(凍結温度−40℃、真空度0.1mmH
g、棚温度20℃)して144gの乾燥エキス粉末とした。こ
の乾燥エキス粉末70gに30gのデキストリン[松谷化学工
業(株)製]を加え、ミキサーを用いて混合し、1錠が
286mgになるように圧縮成型して小柴胡湯錠剤を得た。
3部、人参3部、甘草2部、生姜1部より成る)の処方
生薬1kgに水10を加えて100℃で加熱抽出し、抽出完了
後、熱時固液分離を行い抽出液を得た。抽出液のうち80
0mlを分取し、これに10mgのα‐アミラーゼ(和光純薬
工業株式会社製)を添加し、37℃で10時間攪拌しながら
反応させた。反応終了後、反応液を200mlになるまで濃
縮し、更に凍結乾燥(凍結温度−40℃、真空度0.1mmH
g、棚温度20℃)して144gの乾燥エキス粉末とした。こ
の乾燥エキス粉末70gに30gのデキストリン[松谷化学工
業(株)製]を加え、ミキサーを用いて混合し、1錠が
286mgになるように圧縮成型して小柴胡湯錠剤を得た。
実施例2. 四逆酸(柴胡5部、芍薬4部、枳実2部、甘草1.5部よ
り成る)の処方生薬30kgに水300を加えて、100℃で加
熱抽出し、抽出完了後、熱時固液分離を行い抽出液を得
た。抽出液のうち20を分取し、これに700mgのα‐ア
ミラーゼ(和光純薬工業株式会社製)を添加し、37℃で
10時間攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を
噴霧乾燥(送風温度160℃、排風温度110℃)し、約3kg
の乾燥エキス粉末を得た。この粉末を圧縮成型して1個
290mgの四逆散錠剤を得た。
り成る)の処方生薬30kgに水300を加えて、100℃で加
熱抽出し、抽出完了後、熱時固液分離を行い抽出液を得
た。抽出液のうち20を分取し、これに700mgのα‐ア
ミラーゼ(和光純薬工業株式会社製)を添加し、37℃で
10時間攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を
噴霧乾燥(送風温度160℃、排風温度110℃)し、約3kg
の乾燥エキス粉末を得た。この粉末を圧縮成型して1個
290mgの四逆散錠剤を得た。
実施例3. 実施例2と同様にして得た乾燥エキス粉末を圧密化し、
粉砕し、分級して直径1.185mm〜0.356mmの四逆散顆粒剤
を得た。
粉砕し、分級して直径1.185mm〜0.356mmの四逆散顆粒剤
を得た。
実施例4. 六君子湯(蒼朮4部、人参4部、半夏4部、茯苓4部、
大棗2部、陳皮2部、甘草2部、生姜0.5部より成る)
の処方生薬6kgに、水90を加えて100℃で加熱抽出し、
抽出完了後、熱時固液分離を行い、抽出液を得た。この
抽出液を15まで濃縮し、更に濃縮液のうちの2を分
取し、これにスピターゼCP-3(長瀬産業株式会社製)を
100mg添加し、60℃で10時間攪拌しながら反応させた。
反応終了後、反応液を噴霧乾燥(送風温度150℃、排風
温度100℃)し、乾燥エキス粉末を得た。この乾燥エキ
ス粉末95gに乳糖(メグレ社製)4.5g、ステアリン酸マ
グネシウム[大平化学産業(株)製]0.5gを加えて混合
し、一錠が250mgになるように圧縮成型して六君子湯錠
剤を得た。
大棗2部、陳皮2部、甘草2部、生姜0.5部より成る)
の処方生薬6kgに、水90を加えて100℃で加熱抽出し、
抽出完了後、熱時固液分離を行い、抽出液を得た。この
抽出液を15まで濃縮し、更に濃縮液のうちの2を分
取し、これにスピターゼCP-3(長瀬産業株式会社製)を
100mg添加し、60℃で10時間攪拌しながら反応させた。
反応終了後、反応液を噴霧乾燥(送風温度150℃、排風
温度100℃)し、乾燥エキス粉末を得た。この乾燥エキ
ス粉末95gに乳糖(メグレ社製)4.5g、ステアリン酸マ
グネシウム[大平化学産業(株)製]0.5gを加えて混合
し、一錠が250mgになるように圧縮成型して六君子湯錠
剤を得た。
実施例5. 半夏瀉心湯(半夏5部、黄▲ごん▼2.5部、甘草2.5部、
大棗2.5部、人参2.5部、黄連1部、乾姜2.5部より成
る)の処方生薬6kgに水60を加えて100℃で加熱抽出
し、抽出完了後、熱時固液分離を行い抽出液を得た。抽
出液は、真空濃縮装置によつて40℃下で、約15に濃縮
した。この濃縮液のうち5を分取し、α‐アミラーゼ
「MAXAMYL P5000」(Gist-Brocades社製)を10g添加
し、攪拌しながら40℃で5時間反応せさた。反応終了
後、反応液を噴霧乾燥(送風温度150℃、排風温度90
℃)して、乾燥エキス粉末を得た。この乾燥エキス粉末
80gに、結晶セルロース[商品名:アビセルPH-101,旭化
成工業(株)製]19.5g、ステアリン酸マグネシウム
[大平化学産業(株)製]0.5gを混合し、一錠が300mg
となるように圧縮成型して半夏瀉心湯錠剤を得た。
大棗2.5部、人参2.5部、黄連1部、乾姜2.5部より成
る)の処方生薬6kgに水60を加えて100℃で加熱抽出
し、抽出完了後、熱時固液分離を行い抽出液を得た。抽
出液は、真空濃縮装置によつて40℃下で、約15に濃縮
した。この濃縮液のうち5を分取し、α‐アミラーゼ
「MAXAMYL P5000」(Gist-Brocades社製)を10g添加
し、攪拌しながら40℃で5時間反応せさた。反応終了
後、反応液を噴霧乾燥(送風温度150℃、排風温度90
℃)して、乾燥エキス粉末を得た。この乾燥エキス粉末
80gに、結晶セルロース[商品名:アビセルPH-101,旭化
成工業(株)製]19.5g、ステアリン酸マグネシウム
[大平化学産業(株)製]0.5gを混合し、一錠が300mg
となるように圧縮成型して半夏瀉心湯錠剤を得た。
実施例6. 大柴胡湯(柴胡6部、半夏4部、黄▲ごん▼3部、芍薬
3部、大棗3部、枳実2部、生姜1部、大黄1部より成
る)の処方生薬10kgに水200を加えて100℃で加熱抽出
し、抽出完了後、熱時固液分離を行い抽出液を得た。抽
出液は、真空濃縮装置によつて40℃下で約30に濃縮し
た。この濃縮液のうち10を分取し、α‐アミラーゼ
(和光純薬株式会社製)0.75gを蒸留水20mlに分散させ
たものを添加した。更に、攪拌しながら37℃で10時間反
応させた。この液を噴霧乾燥(送風温度160℃、排風温
度90℃)して、乾燥エキス粉末を得た。この乾燥エキス
粉末80gに乳糖(メグレ社製)15gを加え混合した。この
混合物に、10%ヒドロキシプロピルセルロース・エタノ
ール溶液を50g加え、常法通りねつ和し、押し出し乾燥
し、篩別することにより12メツシユ〜48メツシユの粒子
の大柴胡湯顆粒剤を得た。
3部、大棗3部、枳実2部、生姜1部、大黄1部より成
る)の処方生薬10kgに水200を加えて100℃で加熱抽出
し、抽出完了後、熱時固液分離を行い抽出液を得た。抽
出液は、真空濃縮装置によつて40℃下で約30に濃縮し
た。この濃縮液のうち10を分取し、α‐アミラーゼ
(和光純薬株式会社製)0.75gを蒸留水20mlに分散させ
たものを添加した。更に、攪拌しながら37℃で10時間反
応させた。この液を噴霧乾燥(送風温度160℃、排風温
度90℃)して、乾燥エキス粉末を得た。この乾燥エキス
粉末80gに乳糖(メグレ社製)15gを加え混合した。この
混合物に、10%ヒドロキシプロピルセルロース・エタノ
ール溶液を50g加え、常法通りねつ和し、押し出し乾燥
し、篩別することにより12メツシユ〜48メツシユの粒子
の大柴胡湯顆粒剤を得た。
実施例7. 実施例6で得た顆粒を粉砕機で粉砕し、篩別することに
より32メツシユ〜150メツシユの大柴胡湯細粒剤を得
た。
より32メツシユ〜150メツシユの大柴胡湯細粒剤を得
た。
実施例8. 薬用人参6kgに水90を加えて100℃で加熱抽出し、抽出
完了後、熱時固液分離を行い抽出液を得た。この抽出液
10を分取し、「β‐アミラーゼ #1500」(長瀬産業
株式会社製)を0.3g添加し攪拌しながら40℃で4時間反
応させた後、真空濃縮装置によつて1.5に濃縮した。
この濃縮液を凍結乾燥して、乾燥エキス粉末とした。得
られた粉末80gに、デキストリン20gを加え良く混合した
後、圧縮成型し、粉砕し、篩別することにより12メツシ
ユ〜48メツシユの粒子の薬用人参顆粒剤を得た。
完了後、熱時固液分離を行い抽出液を得た。この抽出液
10を分取し、「β‐アミラーゼ #1500」(長瀬産業
株式会社製)を0.3g添加し攪拌しながら40℃で4時間反
応させた後、真空濃縮装置によつて1.5に濃縮した。
この濃縮液を凍結乾燥して、乾燥エキス粉末とした。得
られた粉末80gに、デキストリン20gを加え良く混合した
後、圧縮成型し、粉砕し、篩別することにより12メツシ
ユ〜48メツシユの粒子の薬用人参顆粒剤を得た。
実施例9. 実施例8で得た薬用人参顆粒剤を粉砕機で粉砕し、42メ
ツシユ以下の粉末とし1号ゼラチンカプセルに充填(1
カプセル中450mg)して薬用人参の硬カプセル剤を得
た。
ツシユ以下の粉末とし1号ゼラチンカプセルに充填(1
カプセル中450mg)して薬用人参の硬カプセル剤を得
た。
実施例10. 茯苓飲合半夏厚朴湯(半夏6部、茯苓5部、蒼朮4部、
厚朴3部、陳皮3部、人参3部、蘇葉2部、枳実1.5
部、生姜1部より成る)の処方生薬10kgに5%エタノー
ル水溶液100を加えて70℃で加熱抽出し、抽出完了
後、熱時固液分離を行い抽出液を得た。抽出液は、真空
濃縮装置によつて40℃下で、約25に濃縮した。この濃
縮液5を取り、糖化型アミラーゼグルコチーム(長瀬
産業株式会社製)を4.5g添加し、攪拌しながら50℃で5
時間反応させた。この液を噴霧乾燥(送風温度150℃、
排風温度90℃)して、乾燥エキス粉末を得た。この乾燥
エキス粉末140gに、コーンスターチ[松谷化学工業
(株)製]60gを加えよく混合して茯苓飲合半夏厚朴湯
散剤を得た。
厚朴3部、陳皮3部、人参3部、蘇葉2部、枳実1.5
部、生姜1部より成る)の処方生薬10kgに5%エタノー
ル水溶液100を加えて70℃で加熱抽出し、抽出完了
後、熱時固液分離を行い抽出液を得た。抽出液は、真空
濃縮装置によつて40℃下で、約25に濃縮した。この濃
縮液5を取り、糖化型アミラーゼグルコチーム(長瀬
産業株式会社製)を4.5g添加し、攪拌しながら50℃で5
時間反応させた。この液を噴霧乾燥(送風温度150℃、
排風温度90℃)して、乾燥エキス粉末を得た。この乾燥
エキス粉末140gに、コーンスターチ[松谷化学工業
(株)製]60gを加えよく混合して茯苓飲合半夏厚朴湯
散剤を得た。
実施例11. 柴苓湯(柴胡7部、沢瀉5部、半夏5部、黄▲ごん▼3
部、蒼朮3部、大棗3部、猪苓3部、人参3部、茯苓3
部、甘草2部、桂皮2部、生姜1部から成る)の処方生
薬10kgに水100を加えて100℃で加熱抽出し、抽出完了
後、熱時固液分離を行い抽出液を得た。抽出液は、真空
濃縮装置によつて40℃下で、約20に濃縮した。この濃
縮液のうち2を分取し、「β‐アミラーゼ #1500」
(長瀬産業株式会社製)を3.3g添加し、攪拌しながら40
℃で5時間反応させた。この反応液を凍結乾燥(凍結温
度−40℃,真空度0.1torr,棚温度20℃)し、乾燥エキス
粉末とした。この乾燥エキス粉末を粉砕し、100メツシ
ユ以下の微粉とした後圧縮成型して1錠が300mgの柴苓
湯錠剤を得た。
部、蒼朮3部、大棗3部、猪苓3部、人参3部、茯苓3
部、甘草2部、桂皮2部、生姜1部から成る)の処方生
薬10kgに水100を加えて100℃で加熱抽出し、抽出完了
後、熱時固液分離を行い抽出液を得た。抽出液は、真空
濃縮装置によつて40℃下で、約20に濃縮した。この濃
縮液のうち2を分取し、「β‐アミラーゼ #1500」
(長瀬産業株式会社製)を3.3g添加し、攪拌しながら40
℃で5時間反応させた。この反応液を凍結乾燥(凍結温
度−40℃,真空度0.1torr,棚温度20℃)し、乾燥エキス
粉末とした。この乾燥エキス粉末を粉砕し、100メツシ
ユ以下の微粉とした後圧縮成型して1錠が300mgの柴苓
湯錠剤を得た。
実施例12. 実施例11に記載したと同様にして得た濃縮液のうち2
を分取し、糖化型アミラーゼグルコチーム(長瀬産業株
式会社製)を5.0g添加し、攪拌しながら40℃で5時間反
応させた。この反応液を凍結乾燥(凍結温度−40℃,真
空度0.1torr,棚温度20℃)し、乾燥エキス粉末とした。
この乾燥エキス粉末を粉砕し、100メツシユ以下の微粉
とした後、圧縮成型して1錠が300mgの柴苓湯錠剤を得
た。
を分取し、糖化型アミラーゼグルコチーム(長瀬産業株
式会社製)を5.0g添加し、攪拌しながら40℃で5時間反
応させた。この反応液を凍結乾燥(凍結温度−40℃,真
空度0.1torr,棚温度20℃)し、乾燥エキス粉末とした。
この乾燥エキス粉末を粉砕し、100メツシユ以下の微粉
とした後、圧縮成型して1錠が300mgの柴苓湯錠剤を得
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 孝良 茨城県稲敷郡牛久町大字牛久3010―101 (56)参考文献 特開 昭53−104715(JP,A) 特公 昭52−16728(JP,B2) 特公 昭54−6627(JP,B2) 特公 昭55−1027(JP,B2) 特公 昭59−1688(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】漢方薬を抽出溶媒で抽出し、該抽出液また
はその濃縮液にアミラーゼを添加して反応させ、該反応
液を乾燥して得た粉末をそのまま、もしくは糖類、デン
プン類、デキストリン類、ケイ酸化合物類、セルロース
類、天然ガム質類から選ばれる1つあるいはそれ以上の
賦形剤と混合して、種々の剤型の漢方薬エキス剤とする
ことを特徴とする漢方薬エキス剤の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60122552A JPH072648B2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 漢方薬エキス剤の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60122552A JPH072648B2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 漢方薬エキス剤の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61282319A JPS61282319A (ja) | 1986-12-12 |
| JPH072648B2 true JPH072648B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=14838699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60122552A Expired - Lifetime JPH072648B2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 漢方薬エキス剤の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072648B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2713549B2 (ja) * | 1994-05-17 | 1998-02-16 | 財団法人工業技術研究院 | 防湿性漢方製剤 |
| CN113262188B (zh) * | 2021-06-23 | 2023-03-17 | 上海林清轩生物科技有限公司 | 一种缓解湿疹的植物提取液及其制备方法和应用 |
| CN114014945B (zh) * | 2021-12-13 | 2022-10-28 | 上海珈凯生物科技有限公司 | 一种提取岩藻聚糖硫酸酯的方法及其应用 |
| CN115445738B (zh) * | 2022-09-22 | 2023-11-28 | 上海纳米技术及应用国家工程研究中心有限公司 | 一种中草药根茎叶整株的微纳米固态粉体的制备方法及其产品 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS5946798B2 (ja) * | 1977-06-14 | 1984-11-14 | 松下電器産業株式会社 | 黒板 |
| JPS551027A (en) * | 1978-06-19 | 1980-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | Manufacture of fluorescent lamp |
| JPS591688A (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-07 | Asahi Glass Co Ltd | 鉄塩の還元方法 |
-
1985
- 1985-06-07 JP JP60122552A patent/JPH072648B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61282319A (ja) | 1986-12-12 |
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