JPH07265502A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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Publication number
JPH07265502A
JPH07265502A JP8556194A JP8556194A JPH07265502A JP H07265502 A JPH07265502 A JP H07265502A JP 8556194 A JP8556194 A JP 8556194A JP 8556194 A JP8556194 A JP 8556194A JP H07265502 A JPH07265502 A JP H07265502A
Authority
JP
Japan
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elastic force
ball
player
hitting ball
game machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP8556194A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誰でも容易に且つ確実に所望の弾発力を得る
ことができる打球発射機構を備えた弾球遊技機を提供す
る。 【構成】 遊技者が接触型設定器によって所望の値を選
択することによって弾発力調整モータ40がその設定値
に対応する弾発力となるように打球杆33を付勢する付
勢バネ39の付勢力を調整するように構成した。 【効果】 遊技者は、従来のように回動部材を回動操作
する必要はなく、単に接触型設定器で所望の値に設定す
るだけで自動的に弾発力を調節することができるため、
誰でも容易に且つ確実に所望の弾発力を得ることができ
る。また、遊技中は、単にタッチ板24に接触していれ
ば良いので、疲れることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技盤の遊技領域に向
けて打玉を弾発する打球発射機構を備えた弾球遊技機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技盤の遊技領域に向けて打玉を
弾発する打球発射機構は、操作ハンドルに設けられる回
動部材を回動操作してその位置で回動部材を保持するこ
とにより、所望の弾発力を維持するようにしていた。こ
のため、長時間に亘って遊技を継続する場合には、手首
が疲れ、次第に遊技に対する集中力も欠けてくるという
欠点がある。このような欠点を解消するために、回動部
材を所望の位置まで回動した後に、その位置で保持する
ものが数多く提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな保持装置を有する打球発射機構においては、一方の
手で回動部材を所望の位置で保持したまま、他方の手又
は回動部材を保持した手で保持装置を作動させなければ
ならないため、その作動時に回動部材の位置がずれて望
んだ位置と異なる位置に保持されてしまうという欠点が
あった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、誰でも容易に且つ確実に
所望の弾発力を得ることができる打球発射機構を備えた
弾球遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、遊技盤の遊技領域に向けて
打玉を弾発する打球発射機構を備えた弾球遊技機におい
て、遊技者の操作により所望の弾発力を電気的に設定す
る弾発力設定手段と、該弾発力設定手段の設定値に応じ
て前記打球発射機構が所定の弾発力となるように制御す
る弾発力制御手段と、を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0005】前記弾球遊技機には、前記打球発射機構を
遊技者が操作していることを検出する操作検出手段を備
え、該操作検出手段の検出出力が予め定めた所定時間な
いときに前記弾発力設定手段の設定値を予め定めた初期
値に復帰する復帰手段を備えることにより、前の遊技者
の設定した値に関係なく新たに設定し直すことができる
点で有利である。
【0006】前記打球発射機構は、打玉を弾発する打球
杆の弾発力を付勢バネの付勢力の変化により設定するも
のであり、前記弾発力制御手段は、遊技者による前記弾
発力設定手段の操作に基づいて電気的駆動源を駆動せし
めることによって前記付勢バネの付勢力に強弱を付与す
るものであることにより、従来の打球杆を付勢バネによ
って付勢する打球発射機構への適用も僅かな設計変更に
よって取り付けることができる点で有利である。
【0007】前記打球発射機構は、打玉を弾発する打球
杆の弾発力を電磁石に供給される電流量の変化により設
定するものであり、前記弾発力制御手段は、遊技者によ
る前記弾発力設定手段の操作によって抵抗値を変化せし
めることによって前記電磁石に供給される電流量を変更
するものであることにより、打球発射機構の構成を簡略
化できる点で有利である。
【0008】前記弾発力設定手段の設定値に対応する弾
発力の大きさを表示する弾発力表示手段を設けることに
より、設定値を確認することができるので、その後の調
整や再度の調整の目安となる点で有利である。
【0009】前記弾発力設定手段は、遊技者の操作接触
する位置によって設定値の大きさを設定し得る接触型設
定器であることにより、一回の接触により所望する弾発
力を得る点で有利である。
【0010】
【作用】遊技者の操作により所望の弾発力を電気的に設
定する弾発力設定手段と、該弾発力設定手段の設定値に
応じて前記打球発射機構が所定の弾発力となるように制
御する弾発力制御手段と、を備えているため、遊技者
は、単に弾発力設定手段で所望の値に設定するだけで自
動的に弾発力を調節することができる。このため、誰で
も容易に且つ確実に所望の弾発力を得ることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。まず、実施例に係る打球発射機構20が備
えられる弾球遊技機(図示の場合には、パチンコ遊技
機)1の構成について図1を参照して説明する。図1
は、弾球遊技機1の正面図である。図において、弾球遊
技機1は、額縁状に形成される前面枠2を有し、該前面
枠2の長方形状の開口には、扉保持枠3が周設されてい
る。扉保持枠3には、その上方に遊技盤10の前方を覆
うガラス扉枠4が開閉自在に設けられ、その下方に打球
供給皿6が設けられる前面扉板5が開閉自在に設けられ
ている。打球供給皿6は、払い出される景品玉を貯留し
且つ打球として1個ずつ後述する発射位置14に供給す
るためのものである。また、打球供給皿6の上流側の内
部には、遊技の進行に応じて発せられる効果音を発生す
るスピーカ7が設けられている。更に、前面枠2の下方
には、前記打球供給皿6に貯留しきれない景品玉を貯留
する余剰玉受皿8と、灰皿9と、本実施例の要部を構成
する打球発射機構20の操作ハンドル装置21とが設け
られている。なお、前記ガラス扉枠4の後方に設けられ
る遊技盤10には、弾発された打玉が落下する遊技領域
11を有し、該遊技領域11内に遊技装置としての可変
表示装置12や可変入賞球装置13等が設けられてい
る。
【0012】次に、図2及び図3を参照して、本実施例
の要部を構成する打球発射機構20の構成について説明
する。図2及び図3に示される打球発射機構20は、第
1実施例に係る打球発射機構20であり、その打球発射
機構20は、遊技者が操作し得る操作ハンドル装置21
と、該操作ハンドル装置21の操作によって駆動される
打球発射装置30とから構成されている。そして、図2
は、操作ハンドル装置21の正面・平面図であり、図3
は、操作ハンドル装置21と打球発射装置30との関係
を示す平面・背面図である。
【0013】図2において、操作ハンドル装置21は、
前記前面枠2の表面側に取り付けられる取付基板22に
集約して設けられる。即ち、取付基板22には、遊技者
が接触し得るタッチ板24を有する接触ハンドル23が
突設されている。この接触ハンドル23の従来の操作ハ
ンドルと比較して相違する点は、遊技者が回動し得る回
動部材が全く存在しない点であり、遊技者が単に接触ハ
ンドル23のタッチ板24に接触するだけで打球発射装
置30の駆動モータ32が駆動されるようになっている
ものである。なお、接触ハンドル23には、図示しない
が単発スイッチ46(図7のブロック図に符号だけを付
した)が設けられ、この単発スイッチ46を操作するこ
とにより駆動モータ32の駆動が間欠的に行われ、打玉
を間欠的に弾発することができるようになっている。
【0014】また、取付基板22には、その上部に弾発
力を所望の値に設定する接触型設定器27が設けられて
いる。この接触型設定器27は、長手方向のいずれの箇
所をも接触し得るように構成されており、その接触位置
によって抵抗値が異なり、後に詳述するように抵抗値の
アナログ量をデジタル量に変換して設定値の大きさを設
定し得るようになっている。また、接触型設定器27で
設定した設定値は、弾発力表示器25に表示され、更に
前記接触ハンドル23に接触している旨の表示が接触表
示LED26に表示されるようになっている。なお、弾
発力表示器25は、接触ハンドル23の左やや上方に設
けられ、接触表示LED26は、接触ハンドル23の右
やや上方に設けられている。
【0015】上記のように構成される操作ハンドル装置
21は、取付基板22の裏面側に突設される位置決めボ
ス28を前面枠2に穿設される位置決め穴(図示しな
い)に挿入すると共に、取付基板22の裏面側に固着さ
れる取付ネジ29を前面枠2に穿設される取付用穴(符
号なし)に貫通し、打球発射装置30の後述する取付プ
レート31に形成される止め穴に差し込んで、取付プレ
ート31の裏面からナットで締着することにより、操作
ハンドル装置21と打球発射装置30とを前面枠2を介
して対峙させた状態で一体的に締め付け固定するもので
ある。
【0016】一方、図3において、打球発射装置30
は、ほぼ正方形状の取付プレート31に集約して構成さ
れるものである。即ち、取付プレート31の後面側(図
3(B)の手前側)には、駆動モータ32と、打球杆3
3と、玉送り作動杆34と、弾性体からなるストッパー
35a,35bと、弾発力調整モータ40とが設けら
れ、一方、取付プレート31の前面側には、係合カム3
6と、駆動歯車41、中間歯車42、付勢歯車43、及
び保持杆45とが設けられている。駆動モータ32は、
打球杆33を間欠的に往復回動させる駆動源である。そ
のため、駆動モータ32の出力軸32aは、取付プレー
ト31の前面側に突設され、その突設された前端に複数
の羽根を有する係合カム36が固着されている。この係
合カム36は、打球杆33が回動自在に軸支される回動
軸37に一体的に固着される作動腕38と係脱して打球
杆33を往復回動させるものである。打球杆33は、そ
の先端に槌先バネ33aを有し、該槌先バネ33aが発
射位置14に臨むようになっている。また、打球杆33
の下方には、玉送り作動杆34の下端と当接する当接部
33bが凹状に形成され、打球杆33の往復動作に伴っ
て玉送り作動杆34を上下動させるようになっている。
玉送り作動杆34は、図示しない玉送り装置の揺動部材
と揺動させ、その動作毎に打玉を1個ずつ発射位置に供
給する。
【0017】ところで、打球杆33は、図示しないベア
リング軸受によって回動自在に軸支される回動軸37に
固着されるものであるが、その回動軸37の周囲には、
コイル状の付勢バネ39が周設されている。付勢バネ3
9の一端は、回動軸37又は前記作動腕38に係止さ
れ、付勢バネ39の他端は、付勢歯車43に固着され
る。付勢歯車43は、回動軸37を中心として回転自在
に設けられるものであり、その一部に中間歯車42が噛
合され、その中間歯車42に駆動歯車41が噛合されて
いる。駆動歯車41は、弾発力調整モータ40の出力軸
40aに固着されるものであり、弾発力調整モータ40
が回転駆動することにより回転駆動される。弾発力調整
モータ40は、例えば、サーボモータが使用され、正逆
いずれの方向にも回転制御し得るようになっている。ま
た、付勢歯車43には、保持ソレノイド44によって揺
動自在に駆動される保持杆45の上端部が係合するよう
になっている。このため、付勢歯車43は、弾発力調整
モータ40の停止した位置で保持されると共に保持杆4
5の係合位置によって確実に弾発力調整モータ40によ
って決められた位置で保持されるようになっている。
【0018】上記のように構成される打球発射装置30
において、遊技者が前記接触ハンドル23のタッチ板2
4に接触することにより駆動モータ32が回転駆動さ
れ、これによって係合カム36が回転するので、係合カ
ム36と作動腕38との係合時に回動軸37が付勢バネ
39の付勢力に抗して回動するため打球杆33が後方に
回動され、係合カム36と作動腕38との開放時に打球
杆33が付勢バネ39の付勢力により急激に元の位置に
復帰して発射位置14にある打玉を弾発する。このと
き、打球杆33は、ストッパー35a,35bによって
戻り位置が規制されると共にその戻り衝撃を吸収するよ
うになっている。また、付勢バネ39の他端側が付勢歯
車43に係止されている関係上、付勢歯車43の回転位
置を固定保持した状態では、付勢バネ39にほぼ一定の
付勢力が付与されているため、打球杆33による打玉の
弾発力を一定することができる。逆に言えば、付勢歯車
43の回転位置を変えて固定保持することにより異なる
所定の弾発力を得ることができる。
【0019】しかして、付勢歯車43の回転位置を変え
るためには、弾発力調整モータ40を回転駆動させれば
良い。弾発力調整モータ40は、遊技者が前記接触型設
定器27を操作したときに駆動されるものである。即
ち、遊技者が接触型設定器27の所望の位置に接触する
と、その位置に対応したアナログ量がデジタル量に変換
され、そのデジタル量に基づいて予め定められた駆動量
だけ弾発力調整モータ40が正逆いずれか一方の方向に
回転駆動される。弾発力調整モータ40が駆動される
と、駆動歯車41及び中間歯車42を介して付勢歯車4
3が所定量だけ回転駆動するので、付勢バネ39の付勢
力が変化せしめられる。なお、弾発力調整モータ40が
駆動される際には、保持ソレノイド44がONされて保
持杆45と付勢歯車43との係合を解除し、駆動が終了
したときにOFFとされて再度係合するようになってい
る。また、図3(B)の円内に示すように付勢歯車43
の一部を円筒状の付勢ドラム43Aとし、その付勢ドラ
ム43Aの周面に先端に摩擦部材45Bを固着した保持
杆45Aを当接させて固定保持するように構成したもの
でも良い。また、本実施例においては、後に詳述するよ
うに遊技者が接触型設定器27を操作したとき又はタッ
チ板24の接触を解除したときのいずれか一方の操作か
ら一定時間経過したときであってその経過時にいずれの
操作もされていないときに、接触型設定器27によって
設定した値が解除され、予め定めた初期値(例えば、後
述するようにレベル0)に自動的に復帰するようになっ
ている。そして、この第1実施例においては、レベル0
に復帰したか否かを検出するために、例えば、付勢歯車
43の初期位置に対応する位置にフォトセンサ47(図
示しないが、図7のブロック図に符号を表示)が設けら
れている。初期値(レベル0)にすることにより付勢バ
ネの付勢力が緩和され、バネの寿命が向上される。
【0020】図3に示すものにおいては、付勢歯車43
を保持杆45で固定保持するものを示したが、弾発力調
整モータ40がサーボモータで構成されているため、図
4に示すように、保持杆45がなくても弾発力調整モー
タ40と各歯車41,42によって付勢歯車43の位置
をほぼ正確に保持することができる。より好ましくは、
図3に示すように、保持杆45を設けた方が長期間の使
用に耐え得るものである。なお、図4に示すものは、保
持杆45を除く構成は、図2及び図3に示す打球発射機
構20と全く同じであるため、以下においては、第1実
施例の変形例と表現することにする。
【0021】上記のように、第1実施例及びその変形例
においては、弾発力調整モータ40を打球発射機構20
の打球発射装置30側に設けたものを示したが、より従
来の打球発射機構の設計変更を少なくして適用できる実
施例として図5及び図6に示すように構成しても良い。
図5は、第2実施例に係る打球発射機構50の平面断面
図であり、図6は、第2実施例に係る打球発射機構50
の操作ハンドル装置51と打球発射装置70との関係を
示す斜視図である。
【0022】図において、打球発射機構50は、第1実
施例と同様に遊技者が操作し得る操作ハンドル装置51
と、該操作ハンドル装置51の操作によって駆動される
打球発射装置70とから構成されている。まず、操作ハ
ンドル装置51は、前記前面枠2の表面側に取り付けら
れる取付基板52に集約して設けられる。即ち、取付基
板52には、遊技者が接触し得るタッチ板54を有する
接触ハンドル53が突設されている。この接触ハンドル
53は、第1実施例の接触ハンドル23と同様に、遊技
者が単に接触ハンドル53のタッチ板54に接触するだ
けで打球発射装置70の駆動モータ72が駆動されるよ
うになっているものであるが、第1実施例と異なる点
は、接触ハンドル54内に弾発力調整モータ55が内蔵
されている点である。
【0023】この点について詳細に説明すると、接触ハ
ンドル53内には、弾発力調整モータ55が固定され、
該弾発力調整モータ55の出力軸にハンドル軸56が連
結されている。ハンドル軸56は、接触ハンドル53内
に回転自在に軸支されると共に、取付基板52を貫通し
て取付基板52の裏面に突出し、その後端に半円形状の
第1プーリ57が固着されている。この第1プーリ57
は、ワイヤからなる連結材59によって第2プーリ58
と連結されている。第2プーリ58は、取付基板52の
裏面に回転自在に軸支されるものであり、その中央に
は、打球発射装置70側に設けられる後述する係合回転
部材80と係合する係合穴58aが形成されている。係
合回転部材80と係合穴58aとの係合は、前面枠2の
前方から操作ハンドル装置51と止着し、前面枠2の後
方から打球発射装置70を止着したときに自然に係合す
るようになっている。
【0024】また、取付基板52には、図示しないが、
第1実施例と同様にその上部に弾発力を所望の値に設定
する接触型設定器27が設けられている。そして、この
接触型設定器27を操作することにより、接触ハンドル
53内に設けられる弾発力調整モータ55が設定値に応
じて正逆回転するようになっている。また、接触型設定
器27で設定した設定値は、弾発力表示器25に表示さ
れ、更に前記接触ハンドル53に接触している旨の表示
が接触表示LED26に表示されるようになっているの
で設定し易く、また、弾発中の設定値が把握し易い。
【0025】上記のように構成される操作ハンドル装置
51は、取付基板52の裏面側に突設される位置決めボ
ス60を前面枠2に穿設される位置決め穴(図示しな
い)に挿入すると共に、取付基板52の裏面側に固着さ
れる取付ネジ61を前面枠2に穿設される取付用穴(符
号なし)に貫通し、打球発射装置70の後述する取付プ
レート71に形成される止め穴に差し込んで、取付プレ
ート71の裏面からナットで締着することにより、操作
ハンドル装置51と打球発射装置70とを前面枠2を介
して対峙させた状態で一体的に締め付け固定するもので
ある。
【0026】一方、打球発射装置70は、ほぼ正方形状
の取付プレート71に集約して構成されるものである。
即ち、取付プレート71の後面側(図6の奥側)には、
駆動モータ72と、打球杆73と、玉送り作動杆74
と、弾性体からなるストッパー75a,75b(75b
は、図示しない)とが設けられ、一方、取付プレート7
1の前面側には、係合カム76と、該係合カム76と係
脱し且つ前記打球杆73が軸支される回動軸77の他端
部に固着される作動腕78と、該作動腕78に一端が係
止されると共に回動軸77の軸受を収納する軸受筒に周
設される付勢バネ79と、該付勢バネ79の他端部が係
止され且つ上記軸受筒の基部に回転自在に設けられる付
勢歯車81と、該付勢歯車81と噛合すると共に前面枠
2に装着されたときに前記第2プーリ58の係合穴58
aと係合する係合回転部材80杆とが設けられている。
打球杆73は、その先端に槌先バネ73aを有し、該槌
先バネ73aが発射位置14に臨むようになっている。
また、打球杆73の下方には、玉送り作動杆34の下端
と当接する当接部(図示しない)が凹状に形成され、打
球杆73の往復動作に伴って玉送り作動杆74を上下動
させるようになっている。玉送り作動杆74は、図示し
ない玉送り装置の揺動部材を揺動させ、その動作毎に打
玉を1個ずつ発射位置に供給する点は、第1実施例と同
じである。なお、この第2実施例に係る駆動モータ72
の裏面には、操作ハンドル装置51側に設けられるタッ
チ板54、弾発力調整モータ55、弾発力表示器25、
接触表示LED26、接触型設定器27から延びる配線
や、打球発射装置70側に設けられる駆動モータ72か
ら延びる配線を接続する中継端子板82が取り付けら
れ、この中継端子板82と弾球遊技機1の裏面側に設け
られる後述する打球駆動制御回路90が形成される制御
回路基板(図示しない)とが集中配線によって接続され
るようになっている。なお、第1実施例においても、こ
のような中継端子板82を駆動モータ32の裏面側に設
けても良い。
【0027】上記のように構成される打球発射機構50
において、遊技者が前記接触ハンドル53のタッチ板5
4に接触することにより駆動モータ72が回転駆動さ
れ、これによって係合カム76が回転するので、係合カ
ム76と作動腕78との係合時に回動軸77が付勢バネ
79の付勢力に抗して回動するため打球杆73が後方に
回動され、係合カム76と作動腕78との開放時に打球
杆73が付勢バネ79の付勢力により急激に元の位置に
復帰して発射位置14にある打玉を弾発する。このと
き、打球杆73は、ストッパー75a,75bによって
戻り位置が規制されると共にその戻り衝撃を吸収するよ
うになっている。また、付勢バネ79の他端側が付勢歯
車81に係止されている関係上、付勢歯車81の回転位
置を固定保持した状態では、付勢バネ79にほぼ一定の
付勢力が付与されているため、打球杆73による打玉の
弾発力を一定することができる。逆に言えば、付勢歯車
81の回転位置を変えて固定保持することにより異なる
所定の弾発力を得ることができる。
【0028】しかして、付勢歯車81の回転位置を変え
るためには、弾発力調整モータ55を回転駆動させれば
良い。弾発力調整モータ55は、遊技者が前記接触型設
定器27を操作したときに駆動されるものである。即
ち、遊技者が接触型設定器27の所望の位置に接触する
と、その位置に対応したアナログ量がデジタル量に変換
され、そのデジタル量に基づいて予め定められた駆動量
だけ弾発力調整モータ55が正逆いずれか一方の方向に
回転駆動される。弾発力調整モータ55が駆動される
と、ハンドル軸56、第1プーリ57、第2プーリ5
8、及び係合回転部材80を介して付勢歯車81が所定
量だけ回転駆動するので、付勢バネ79の付勢力が変化
せしめられる。なお、第2実施例においては、第1実施
例のように付勢歯車43と係合する保持杆45がないも
のとして説明したが、第2実施例においても付勢歯車8
1と係合する保持杆を設けても良い。
【0029】以上説明した第1実施例、第1実施例の変
形例、及び第2実施例は、図7に示す打球駆動制御回路
90によって制御される。図7は、打球駆動制御回路9
0のブロック図である。図において、打球駆動制御回路
90は、制御中枢としてのマイクロコンピュータ91を
有している。マイクロコンピュータ91には、スイッチ
回路92を介して単発スイッチ46が接続され、センサ
ー回路93を介してタッチ板24(54)及びフォトセ
ンサ47が接続され、表示回路94を介して弾発力表示
器25が接続され、駆動制御回路95を介して駆動モー
タ32(72)、弾発力調整モータ40(55)、及び
保持ソレノイド44が接続されている。なお、第1実施
例の変形例及び第2実施例においては、保持ソレノイド
44は、接続されていない。また、マイクロコンピュー
タ91には、A/D変換回路96(アナログ・デジタル
変換回路)を介して接触型設定器27も接続されてい
る。
【0030】しかして、マイクロコンピュータ91は、
タッチ板24(54)からの触手信号に基づいて駆動モ
ータ32に駆動信号を導出して打玉の弾発作用を実行せ
しめ、単発スイッチ46を操作することにより、その弾
発作用を停止せしめる。また、遊技者が接触型設定器2
7を操作したとき、マイクロコンピュータ91には、接
触型設定器27の接触位置に対応した抵抗値のアナログ
量がA/D変換回路96を介してデジタル量として入力
され、その入力レベルに基づいて保持ソレノイド44を
ONにすると共に予めプログラムされた量だけ弾発力調
整モータ40(55)を駆動する。また、弾発力表示器
25にも入力レベルに応じた数値を表示する。例えば、
図7に示すように、接触型設定器27のアナログ量が
「0〜50」の範囲で取り得るようになっている場合
に、遊技者がそのほぼ中央位置に接触したときには、ア
ナログ量「25」が検出されてA/D変換回路96に入
力されてレベル5のデジタル量に変換され、そのデジタ
ル量に対応した位置まで弾発力調整モータ40(55)
が駆動されると共に、弾発力表示器25にレベル5に対
応した数値「5」が表示される。
【0031】より具体的な動作について図8を参照して
説明する。図8は、打球駆動制御回路90の制御動作を
示すタイムチャートである。まず、遊技開始前において
は、弾発力表示器25には、「0」が表示されている。
その状態で遊技者が接触型設定器27(打球調整センサ
ーと表示)に接触してレベル6を選択したときには、弾
発力表示器25に「6」が点灯表示され、その後、保持
ソレノイド44(モーター保持ソレノイドと表示)がO
Nされると共に弾発力調整モータ40(55)(打球調
整モーターと表示)がレベル6に対応する位置に駆動さ
れ、その駆動終了後に保持ソレノイド44がOFFとな
る。弾発力調整モータ40(55)の駆動中は、弾発力
表示器25に数値6が点滅動作され、駆動終了時に数値
6が点灯表示される。また、弾発力調整モータ40(5
5)が駆動された時点でフォトセンサ47がOFFから
ONに切り換わる。そして、遊技者が接触型設定器27
を操作したときから予め定めた所定時間T1よりも短い
時間T2を経過したときにタッチ板24(54)に触手
すると、駆動モータ32(72)が回転駆動し、弾発動
作が遊技者の選択したレベル6の弾発力で行われ、遊技
者がタッチ板24(54)に接触している限り、その状
態を堅持する。
【0032】一方、弾発力を変更するために遊技者がタ
ッチ板24(54)から手を離すと駆動モータ32(7
2)の駆動が停止されて弾発動作が停止されるが、その
タッチ板24(54)から手を離して所定時間T1より
短い時間T3の後に接触型設定器27に接触してレベル
4を選択したときには、弾発力表示器25に「4」が点
灯表示され、その後、保持ソレノイド44がONされる
と共に弾発力調整モータ40(55)がレベル4に対応
する位置に駆動され、その駆動終了後に保持ソレノイド
44がOFFとなる。弾発力調整モータ40(55)の
駆動中は、弾発力表示器25に数値4が点滅動作され、
駆動終了時に数値4が点灯表示される。そして、遊技者
が接触型設定器27を操作したときから予め定めた所定
時間T1よりも短い時間T4を経過したときにタッチ板
24(54)に触手すると、駆動モータ32(72)が
回転駆動し、弾発動作が遊技者の選択したレベル4の弾
発力で行われ、遊技者がタッチ板24(54)に接触し
ている限り、その状態を堅持する。
【0033】更に、遊技者がタッチ板24(54)から
手を離すと同時に駆動モータ32(72)の駆動が停止
されて弾発動作が停止される。そして、タッチ板24
(54)から手を離して所定時間T1が経過すると、保
持ソレノイド44がONされると共に弾発力調整モータ
40(55)がレベル0に対応する初期位置に駆動さ
れ、その駆動終了後に保持ソレノイド44がOFFとな
る。弾発力調整モータ40(55)の駆動中は、弾発力
表示器25に数値0が点滅動作され、駆動終了時に数値
0が点灯表示される。即ち、本実施例においては、接触
型設定器27を操作したとき又はタッチ板24の接触を
解除したときのいずれか一方の操作から一定時間T1経
過したときであってその経過時にいずれの操作もされて
いないときに、接触型設定器27によって設定した値が
解除され、予め定めた初期値に自動的に復帰するように
なっている。これによって、前の遊技者の設定した値に
関係なく新たに所望の弾発力を設定し直すことができ
る。なお、初期値としてレベル0ではなく、任意の値
(例えば、レベル5)を設定しても良い。
【0034】以上、第1実施例、第1実施例の変形例、
及び第2実施例の構成及び作用について説明してきた
が、これらの実施例によれば、遊技者が接触型設定器2
7によって所望の値を選択することによって弾発力調整
モータ40がその設定値に対応する弾発力となるように
駆動されるので、遊技者は、従来のように回動部材を回
動操作する必要はなく、単に接触型設定器27で所望の
値に設定するだけで自動的に弾発力を調節することがで
きる。このため、誰でも容易に且つ確実に所望の弾発力
を得ることができる。また、遊技中は、単にタッチ板2
4(54)に接触していれば良いので、疲れることもな
い。
【0035】上記した第1実施例、第1実施例の変形
例、及び第2実施例においては、弾発力を付勢バネ39
(79)によって付与し、その付勢バネ39(79)の
付勢力を弾発力調整モータ40(55)によって設定値
に応じたレベルに調整することにより、弾発力を所望の
値に設定する形式のものを示したが、弾発力を付勢バネ
以外の方法によって付与するものでも良い。弾発力を付
勢バネ以外で付与するものとして、図9に示すように、
ロータリソレノイド113を使用する場合や、図12に
示すようにソレノイド142を使用する場合がある。以
下、これらを使用した場合における実施例について説明
する。
【0036】まず、図9乃至図11を参照してロータリ
ソレノイド113を使用した実施例(以下、第3実施例
という)について説明する。図9は、第3実施例に係る
打球発射機構100の平面・背面図であり、図10は、
第3実施例に係る打球発射機構100の動作を制御する
制御回路のブロック図であり、図11は、その制御回路
によって制御される動作の一例を示すタイムチャートで
ある。図9において、第3実施例に係る打球発射機構1
00は、第1実施例と同様に遊技者が操作し得る操作ハ
ンドル装置101と、該操作ハンドル装置101の操作
によって駆動される打球発射装置110とから構成され
ている。まず、操作ハンドル装置101は、前記前面枠
2の表面側に取り付けられる取付基板102に集約して
設けられる。即ち、取付基板102には、遊技者が接触
し得るタッチ板104を有する接触ハンドル103が突
設されている。この接触ハンドル103は、第1実施例
の接触ハンドル23と同様に、遊技者が単に接触ハンド
ル103のタッチ板104に接触するだけで打球発射装
置110のロータリソレノイド113が駆動されるよう
になっているものである。
【0037】また、取付基板102には、第1実施例の
接触型設定器27に対応する調整スイッチ106,10
7が設けられている。そして、この調整スイッチ10
6,107を操作することにより、ロータリソレノイド
113に供給される電流量を変化させてロータリソレノ
イド113のトルクを変更するようになっている。ま
た、調整スイッチ106,107で設定した設定値は、
弾発力表示器105に表示され、更に前記接触ハンドル
103に接触している旨の表示が図示しない接触表示L
EDに表示されるようになっている。また、取付基板1
02には、単発スイッチ108(図示しない;ただし、
図11のブロック図に符号だけ表示)も設けられてい
る。なお、調整スイッチ106,107のうち、一方の
調整スイッチ106を1回押圧操作する毎に弾発力のレ
ベルが1増加し、他方の調整スイッチ107を1回押圧
操作する毎に弾発力のレベルが1減少するように電流量
が調整される。
【0038】一方、打球発射装置110は、ほぼ正方形
状の取付プレート111に集約して構成されるものであ
る。即ち、取付プレート111の後面側(図9(B)の
手前側)には、取付部材114を介してロータリソレノ
イド113が設けられ、該ロータリソレノイド113の
出力軸115に打球杆112が固着されている。打球杆
112は、その先端に槌先バネ112aを有し、該槌先
バネ112aが発射位置14に臨むようになっている。
また、打球杆112の下方には、玉送り作動杆116の
下端と当接する当接部112bが凹状に形成され、打球
杆112の往復動作に伴って玉送り作動杆116を上下
動させるようになっている。玉送り作動杆116は、図
示しない玉送り装置の揺動部材と揺動させ、その動作毎
に打玉を1個ずつ発射位置に供給する点は、第1実施例
と同じである。
【0039】上記のように構成される打球発射機構10
0において、遊技者が前記接触ハンドル103のタッチ
板104に接触することによりロータリソレノイド11
3が間欠的に励磁され、それに伴って打球杆112が往
復動作せしめられる。しかして、ロータリソレノイド1
13の励磁力は、それに通電される電流量によって変化
せしめられるが、その電流量は、調整スイッチ106,
107を操作することにより任意の量に設定することが
できる。なお、ロータリソレノイド113に励磁力が付
与されて打球杆112が急激に回動すると、発射位置1
4にある打玉を弾発する。このとき、打球杆112は、
ストッパー117a,117bによって戻り位置が規制
されると共にその戻り衝撃を吸収するようになってい
る。
【0040】以上説明した第3実施例は、図10に示す
打球駆動制御回路120によって制御される。図10に
おいて、打球駆動制御回路120は、制御中枢としての
マイクロコンピュータ121を有している。マイクロコ
ンピュータ121には、スイッチ回路122を介して単
発スイッチ108が接続され、センサー回路123を介
してタッチ板104が接続され、表示回路124を介し
て弾発力表示器105が接続され、駆動制御回路125
を介してロータリソレノイド113が接続されている。
また、マイクロコンピュータ121には、A/D変換回
路126を介して調整スイッチ106,107も接続さ
れている。
【0041】しかして、マイクロコンピュータ121
は、タッチ板104からの触手信号に基づいてロータリ
ソレノイド113に励磁パルス信号を導出して打玉の弾
発作用を実行せしめ、単発スイッチ108を操作するこ
とにより、その弾発作用を停止せしめる。また、遊技者
が調整スイッチ106,107を操作したとき、マイク
ロコンピュータ121には、調整スイッチ106,10
7の操作がA/D変換回路126を介して入力され、そ
の入力レベルに基づいて駆動制御回路125に設定値に
応じた電流量でロータリソレノイド113を駆動する制
御する制御信号が導出される。
【0042】より具体的な動作について図11を参照し
て説明する。まず、遊技開始前においては、弾発力表示
器105には、初期値であるレベルの数値5が表示され
ている。その状態で遊技者が調整スイッチ106(打球
調整スイッチと表示)を1回操作したときには、弾発力
表示器105に「6」が点灯表示されると共に打球調整
量がレベル6に設定される。その後、予め定められた所
定時間T5より短い時間T6が経過したときに、再度調
整スイッチ106を1回操作したときには、弾発力表示
器105に「7」が点灯表示されると共に打球調整量が
レベル7に設定される。そして、遊技者が調整スイッチ
106を操作したときから予め定めた所定時間T5より
も短い時間T7を経過したときにタッチ板104に触手
すると、ロータリソレノイド113が回動して弾発動作
が遊技者の選択したレベル7の弾発力で行われ、遊技者
がタッチ板104に接触している限り、その状態を堅持
する。
【0043】一方、弾発力を変更するために遊技者がタ
ッチ板104から手を離すとロータリソレノイド113
の駆動が停止されて弾発動作が停止されるが、そのタッ
チ板104から手を離して所定時間T5より短い時間T
8の後に調整スイッチ107を1回操作したときには、
弾発力表示器105に「6」が点灯表示されると共に打
球調整量がレベル6に設定され、その後、所定時間T5
より短い時間T9の後に調整スイッチ107を再度1回
操作したときには、弾発力表示器105に「5」が点灯
表示されると共に打球調整量がレベル5に設定され、更
に、所定時間T5より短い時間T10の後に調整スイッ
チ106を再度1回操作したときには、弾発力表示器1
05に「6」が点灯表示されると共に打球調整量がレベ
ル6に設定される。そして、調整スイッチ106を操作
したときから予め定めた所定時間T5よりも短い時間T
11を経過したときにタッチ板104に触手すると、ロ
ータリソレノイド113が回動して弾発動作が遊技者の
選択したレベル6の弾発力で行われ、遊技者がタッチ板
104に接触している限り、その状態を堅持する。
【0044】更に、遊技者がタッチ板104から手を離
すと同時にロータリソレノイド113の駆動が停止され
て弾発動作が停止される。そして、タッチ板104から
手を離して所定時間T5が経過すると、調整スイッチ1
06,107を操作しなくても打球調整量がレベル5に
対応する初期位置に復帰され、弾発力表示器105に数
値5が点灯表示される。即ち、本実施例においては、調
整スイッチ106,107を操作したとき又はタッチ板
24の接触を解除したときのいずれか一方の操作から一
定時間T5経過したときであってその経過時にいずれの
操作もされていないときに、調整スイッチ106,10
7によって設定した値が解除され、予め定めた初期値に
自動的に復帰するようになっている。これによって、前
の遊技者の設定した値に関係なく新たに所望の弾発力を
設定し直すことができる。なお、初期値としてレベル5
ではなく、任意の値(例えば、レベル0)を設定しても
良い。
【0045】以上、第3実施例の構成及び作用について
説明してきたが、これらの実施例によれば、遊技者が調
整スイッチ106,107によって所望の値を選択する
ことによってロータリソレノイド113への供給電流量
がその設定値に対応する弾発力となるように駆動される
ので、遊技者は、従来のように回動部材を回動操作する
必要はなく、単に調整スイッチ106,107で所望の
値に設定するだけで自動的に弾発力を調節することがで
きる。このため、誰でも容易に且つ確実に所望の弾発力
を得ることができる。また、遊技中は、単にタッチ板1
04に接触していれば良いので、疲れることもない。
【0046】次に、図12乃至図14を参照してソレノ
イド142を使用した実施例(以下、第4実施例とい
う)について説明する。図12は、第4実施例に係る打
球発射機構130の平面・背面図であり、図13は、第
4実施例に係る打球発射機構130の動作を制御する制
御回路のブロック図であり、図14は、その制御回路に
よって制御される動作の一例を示すタイムチャートであ
る。図12において、第4実施例に係る打球発射機構1
30は、第1実施例と同様に遊技者が操作し得る操作ハ
ンドル装置131と、該操作ハンドル装置131の操作
によって駆動される打球発射装置140とから構成され
ている。まず、操作ハンドル装置131は、前記前面枠
2の表面側に取り付けられる取付基板132に集約して
設けられる。即ち、取付基板132には、遊技者が接触
し得るタッチ板134を有する接触ハンドル133が突
設されている。この接触ハンドル133は、第1実施例
の接触ハンドル23と同様に、遊技者が単に接触ハンド
ル133のタッチ板134に接触するだけで打球発射装
置140の弾発用ソレノイド142が駆動されるように
なっているものである。
【0047】また、取付基板132には、第1実施例の
接触型設定器27に相当する可変抵抗器136のレバー
137が設けられている。そして、この可変抵抗器13
6のレバー137を操作することにより、弾発用ソレノ
イド142に供給される電流量を変化させて弾発用ソレ
ノイド142のトルクを変更するようになっている。ま
た、可変抵抗器136のレバー137で設定した設定値
は、弾発力表示器135に表示され、更に前記接触ハン
ドル133に接触している旨の表示が図示しない接触表
示LEDに表示されるようになっている。また、取付基
板132には、単発スイッチ138(図示しない;ただ
し、図13のブロック図に符号だけ表示)も設けられて
いる。なお、可変抵抗器136のレバー137は、左右
方向に移動し得るようになっており、その移動位置によ
って抵抗値が異なるようになっている。しかして、可変
抵抗器136の抵抗値を変化させることにより弾発用ソ
レノイド142に供給される電流量が調整される。
【0048】一方、打球発射装置140は、ほぼ正方形
状の取付プレート141に集約して構成されるものであ
る。即ち、取付プレート141の後面側(図12(B)
の手前側)には、その上部に弾発用ソレノイド142が
固定されている。弾発用ソレノイド142は、そのプラ
ンジャが打球杆143とされ、常には、図示しないスプ
リングにより打球杆143が発射位置14から退避した
状態に付勢されている。打球杆143は、その先端に槌
先バネ143aを有し、該槌先バネ143aが発射位置
14に臨むようになっている。また、取付プレート14
1の前方寄りの位置には、玉送り作動杆145が上下方
向に摺動自在に設けられると共に、その玉送り作動杆1
45を駆動する玉送り用ソレノイド144も設けられて
いる。玉送り作動杆145は、図示しない玉送り装置の
揺動部材と揺動させ、その動作毎に打玉を1個ずつ発射
位置に供給する点は、第1実施例と同じである。
【0049】上記のように構成される打球発射機構13
0において、遊技者が前記接触ハンドル133のタッチ
板134に接触することにより弾発用ソレノイド142
が間欠的に励磁され、それに伴って打球杆143が往復
動作せしめられる。しかして、弾発用ソレノイド142
の励磁力は、それに通電される電流量によって変化せし
められるが、その電流量は、可変抵抗器136のレバー
137を操作することにより任意の量に設定することが
できる。なお、弾発用ソレノイド142に励磁力が付与
されて打球杆143が急激にスライド移動すると、発射
位置14にある打玉を弾発する。
【0050】以上説明した第4実施例は、図13に示す
打球駆動制御回路150によって制御される。図13に
おいて、打球駆動制御回路150は、制御中枢としての
マイクロコンピュータ151を有している。マイクロコ
ンピュータ151には、スイッチ回路152を介して単
発スイッチ138が接続され、センサー回路153を介
してタッチ板134が接続され、表示回路154を介し
て弾発力表示器135が接続され、駆動制御回路155
を介して弾発用ソレノイド142及び玉送り用ソレノイ
ド144が接続されている。また、マイクロコンピュー
タ151には、A/D変換回路156を介して可変抵抗
器136も接続されている。
【0051】しかして、マイクロコンピュータ151
は、タッチ板134からの触手信号に基づいて弾発用ソ
レノイド142に励磁パルス信号を導出して打玉の弾発
作用を実行せしめ、単発スイッチ138を操作すること
により、その弾発作用を停止せしめる。また、遊技者が
可変抵抗器136のレバー137を操作したとき、マイ
クロコンピュータ151には、可変抵抗器136の抵抗
値のアナログ量がA/D変換回路126を介して入力さ
れ、その入力レベルに基づいて駆動制御回路155に設
定値に応じた電流量で弾発用ソレノイド142を駆動す
る制御する制御信号が導出される。
【0052】より具体的な動作について図14を参照し
て説明する。まず、遊技開始前においては、弾発力表示
器135には、可変抵抗器136(打球調整ボリューム
と表示)のその時点での値に対応するレベルの値「5」
が点灯表示されている。その状態で遊技者がレバー13
7を操作して抵抗値を下げてレベル7に設定すると、弾
発力表示器135に表示される値が「6」「7」と順次
変化する。そして、遊技者がタッチ板134に触手する
と、弾発用ソレノイド142が回動して弾発動作が遊技
者の選択したレベル7の弾発力で行われ、遊技者がタッ
チ板134に接触している限り、その状態を堅持する。
【0053】一方、弾発力を変更するために遊技者がタ
ッチ板134から手を離すと弾発用ソレノイド142の
駆動が停止されて弾発動作が停止されるが、そのタッチ
板134から手を離して可変抵抗器136のレバー13
7を操作して抵抗値を上げてレベル3に設定したときに
は、弾発力表示器135に「6」「5」「4」と順次表
示し、最終的に「3」が点灯表示される。
【0054】更に、遊技者がタッチ板134から手を離
すと同時に弾発用ソレノイド142の駆動が停止されて
弾発動作が停止される。そして、タッチ板134から手
を離して所定時間が経過しても、弾発力は、第1実施例
乃至第3実施例のように初期値に戻ることはない。した
がって、次の遊技者は、前の遊技者の設定した弾発力か
ら開始することとなるが、変更したければ、タッチ板1
34を操作する前にレバー137を操作して所望の弾発
力を得ることができる。なお、タッチ板134から手を
離して所定時間が経過したときには、自動的にレバー1
37を初期値の位置に戻すように構成しても良い。
【0055】以上、第4実施例の構成及び作用について
説明してきたが、これらの実施例によれば、遊技者が可
変抵抗器136のレバー137によって所望の値を選択
することによって弾発用ソレノイド142への供給電流
量がその設定値に対応する弾発力となるように駆動され
るので、遊技者は、従来のように回動部材を回動操作す
る必要はなく、単に可変抵抗器136のレバー137で
所望の値に設定するだけで自動的に弾発力を調節するこ
とができる。このため、誰でも容易に且つ確実に所望の
弾発力を得ることができる。また、遊技中は、単にタッ
チ板134に接触していれば良いので、疲れることもな
い。
【0056】なお、上記した第3実施例及び第4実施例
における電磁石113,142の励磁力を設定するもの
として、調整スイッチ106,107や可変抵抗器13
6に代えて第1実施例に係る接触型設定器27を使用し
ても良い。また、第1乃至第4実施例が適用される弾球
遊技機としてもパチンコ遊技機だけでなく、アレンジ式
パチンコ遊技機であっても良い。
【0057】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、遊技者の操作により所望の弾発
力を電気的に設定する弾発力設定手段と、該弾発力設定
手段の設定値に応じて前記打球発射機構が所定の弾発力
となるように制御する弾発力制御手段と、を備えている
ため、遊技者は、単に弾発力設定手段で所望の値に設定
するだけで自動的に弾発力を調節することができる。こ
のため、誰でも容易に且つ確実に所望の弾発力を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る打球発射機能を備えた弾球遊技機
の正面図である。
【図2】第1実施例に係る打球発射機構の操作ハンドル
装置の正面・平面図である。
【図3】第1実施例に係る打球発射機構の平面・背面図
である。
【図4】第1実施例の変形例に係る打球発射機構の平面
・背面図である。
【図5】第2実施例に係る打球発射機構の平面断面図で
ある。
【図6】第2実施例に係る打球発射機構の操作ハンドル
装置と打球発射装置との関係を示す斜視図である。
【図7】第1実施例及び第2実施例の動作を制御する制
御回路のブロック図である。
【図8】図7の制御回路によって制御される動作の一例
を示すタイムチャートである。
【図9】第3実施例に係る打球発射機構の平面・背面図
である。
【図10】第3実施例の動作を制御する制御回路のブロ
ック図である。
【図11】図10の制御回路によって制御される動作の
一例を示すタイムチャートである。
【図12】第4実施例に係る打球発射機構の平面・背面
図である。
【図13】第4実施例の動作を制御する制御回路のブロ
ック図である。
【図14】図13の制御回路によって制御される動作の
一例を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 弾球遊技機 20 打球発射機構 21 操作ハンドル装置 23 接触ハンドル 24 タッチ板 25 弾発力表示器 27 接触型設定器 30 打球発射装置 32 駆動モータ 33 打球杆 39 付勢バネ 40 弾発力調整モータ 43 付勢歯車 44 保持ソレノイド 45 保持杆 50 打球発射機構 51 操作ハンドル装置 53 接触ハンドル 54 タッチ板 55 弾発力調整モータ 56 ハンドル軸 70 打球発射装置 72 駆動モータ 73 打球杆 79 付勢バネ 81 付勢歯車 90 打球駆動制御回路 91 マイクロコンピュータ 96 A/D変換回路 100 打球発射機構 101 操作ハンドル装置 103 接触ハンドル 104 タッチ板 105 弾発力表示器 106,107 調整スイッチ 110 打球発射装置 112 打球杆 113 ロータリソレノイド 120 打球駆動制御回路 121 マイクロコンピュータ 126 A/D変換回路 130 打球発射機構 131 操作ハンドル装置 133 接触ハンドル 134 タッチ板 135 弾発力表示器 136 可変抵抗器 137 レバー 140 打球発射装置 142 弾発用ソレノイド 143 打球杆 150 打球駆動制御回路 151 マイクロコンピュータ 156 A/D変換回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の遊技領域に向けて打玉を弾発す
    る打球発射機構を備えた弾球遊技機において、 遊技者の操作により所望の弾発力を電気的に設定する弾
    発力設定手段と、 該弾発力設定手段の設定値に応じて前記打球発射機構が
    所定の弾発力となるように制御する弾発力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記弾球遊技機には、前記打球発射機構
    を遊技者が操作していることを検出する操作検出手段を
    備え、 前記操作検出手段の検出出力が予め定めた所定時間ない
    ときに前記弾発力設定手段の設定値を予め定めた初期値
    に復帰する復帰手段を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記打球発射機構は、打玉を弾発する打
    球杆の弾発力を付勢バネの付勢力の変化により設定する
    ものであり、 前記弾発力制御手段は、遊技者による前記弾発力設定手
    段の操作に基づいて電気的駆動源を駆動せしめることに
    よって前記付勢バネの付勢力に強弱を付与するものであ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の弾球遊
    技機。
  4. 【請求項4】 前記打球発射機構は、打玉を弾発する打
    球杆の弾発力を電磁石に供給される電流量の変化により
    設定するものであり、 前記弾発力制御手段は、遊技者による前記弾発力設定手
    段の操作によって抵抗値を変化せしめることによって前
    記電磁石に供給される電流量を変更するものであること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記弾発力設定手段の設定値に対応する
    弾発力の大きさを表示する弾発力表示手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記弾発力設定手段は、遊技者の操作接
    触する位置によって設定値の大きさを設定し得る接触型
    設定器であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の
    いずれかに記載の弾球遊技機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006061586A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Samii Kk 弾球遊技機の遊技球発射装置
JP2010273896A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2010273895A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2015042370A (ja) * 2014-12-05 2015-03-05 株式会社三洋物産 遊技機

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