JPH07266723A - カード類の製造方法 - Google Patents
カード類の製造方法Info
- Publication number
- JPH07266723A JPH07266723A JP7037801A JP3780195A JPH07266723A JP H07266723 A JPH07266723 A JP H07266723A JP 7037801 A JP7037801 A JP 7037801A JP 3780195 A JP3780195 A JP 3780195A JP H07266723 A JPH07266723 A JP H07266723A
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- Japan
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- card
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カード類に顔写真等の画像する際の従来技術
の問題点を解決すること。 【構成】 表示層となるプラスチックシートに昇華転写
シートを重ね、電気信号に従って上記昇華転写シートを
加熱して上記プラスチックシートに画像を形成した後、
画像形成されたプラスチックシートをカード基体に貼着
又はラミネートすることを特徴とする、身分証明書等を
包含するカード類の製造方法。
の問題点を解決すること。 【構成】 表示層となるプラスチックシートに昇華転写
シートを重ね、電気信号に従って上記昇華転写シートを
加熱して上記プラスチックシートに画像を形成した後、
画像形成されたプラスチックシートをカード基体に貼着
又はラミネートすることを特徴とする、身分証明書等を
包含するカード類の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、身分証明書、運転免許
証、定期券、キャッシュカード、ICカード等を包含す
るカード類に関する。
証、定期券、キャッシュカード、ICカード等を包含す
るカード類に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、身分証明書、運転免許証の加く、
携帯するのが普通であるカード状記録物には、必要な証
明事項、年月日、顔写真、サイン等の各種画像が付され
ており、これらの各種画像は、それらが文字や数字であ
る場合には、タイプ、通常の印刷、エンボス処理等が一
般的であり、又、顔写真の場合は、小型の顔写真を貼着
したものが一般的である。
携帯するのが普通であるカード状記録物には、必要な証
明事項、年月日、顔写真、サイン等の各種画像が付され
ており、これらの各種画像は、それらが文字や数字であ
る場合には、タイプ、通常の印刷、エンボス処理等が一
般的であり、又、顔写真の場合は、小型の顔写真を貼着
したものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】上記の如き各種
のカード類において、カードの表示部は、その取扱い時
の摩擦や衝撃により、画像が汚れたり不鮮明になるのを
防止する為に、一般に表示面にオーバーコート層を形成
したり、透明フイルムをラミネートして表示画像を保護
している。しかしながら、例えば、顔写真を表示面に付
する場合には、別に撮影した適当な寸法の顔写真がある
程度の厚みを有している為に、そのまま貼着して表面ラ
ミネートを施すと、その部分のみが盛り上り不体裁とな
る。その為に従来は、顔写真のゼラチン部分のみを剥し
て厚みを薄くして貼着しているが、これははなはだ煩雑
である。この様にしてもその部分のある程度の盛り上が
りは避けられない。
のカード類において、カードの表示部は、その取扱い時
の摩擦や衝撃により、画像が汚れたり不鮮明になるのを
防止する為に、一般に表示面にオーバーコート層を形成
したり、透明フイルムをラミネートして表示画像を保護
している。しかしながら、例えば、顔写真を表示面に付
する場合には、別に撮影した適当な寸法の顔写真がある
程度の厚みを有している為に、そのまま貼着して表面ラ
ミネートを施すと、その部分のみが盛り上り不体裁とな
る。その為に従来は、顔写真のゼラチン部分のみを剥し
て厚みを薄くして貼着しているが、これははなはだ煩雑
である。この様にしてもその部分のある程度の盛り上が
りは避けられない。
【0004】又、表示面像が印刷によるときは、タイプ
等の簡単な文字はともかく、複雑な多色画像の場合に
は、その為の印刷設備費が大であり、枚数の少ないカー
ド類には経済的に合わないという問題がある。更にこの
様な多色画像の場合には、使用する印刷インキを選択し
ないと、その上に設ける保護層との間の層間剥離の原因
ともなっている。本発明者は、上記の如き従来技術の欠
点を解決すべく鋭意研究の結果、上記の如きカード類の
画像を昇華転写方法で昇華性染料から形成した場合に
は、上記の如き種々の問題が解決されることを知見して
本発明を完成した。
等の簡単な文字はともかく、複雑な多色画像の場合に
は、その為の印刷設備費が大であり、枚数の少ないカー
ド類には経済的に合わないという問題がある。更にこの
様な多色画像の場合には、使用する印刷インキを選択し
ないと、その上に設ける保護層との間の層間剥離の原因
ともなっている。本発明者は、上記の如き従来技術の欠
点を解決すべく鋭意研究の結果、上記の如きカード類の
画像を昇華転写方法で昇華性染料から形成した場合に
は、上記の如き種々の問題が解決されることを知見して
本発明を完成した。
【0005】
【問題点を解決する為の手段】即ち、本発明は、表示層
となるプラスチックシートに昇華転写シートを重ね、電
気信号に従って上記昇華転写シートを加熱して上記プラ
スチックシートに画像を形成した後、画像形成されたプ
ラスチックシートをカード基体に貼着又はラミネートす
ることを特徴とする、身分証明書等を包含するカード類
の製造方法である。
となるプラスチックシートに昇華転写シートを重ね、電
気信号に従って上記昇華転写シートを加熱して上記プラ
スチックシートに画像を形成した後、画像形成されたプ
ラスチックシートをカード基体に貼着又はラミネートす
ることを特徴とする、身分証明書等を包含するカード類
の製造方法である。
【0006】
【作用】本発明を、身分証明書、運転免許書、パスポー
ト、キャッシュカード、テレホンカ−ド、診察カード、
レーザーカード、定期券、回数券、I.C.カード等の
如き各種カード類に適用することによって従来技術の種
々の欠点、例えば、顔写真の貼着における欠点等が解決
される。
ト、キャッシュカード、テレホンカ−ド、診察カード、
レーザーカード、定期券、回数券、I.C.カード等の
如き各種カード類に適用することによって従来技術の種
々の欠点、例えば、顔写真の貼着における欠点等が解決
される。
【0007】
【好ましい実施態様】次に本発明を更に具体的に説明す
ると、本発明において云うカード類とは、名刺、ネーム
プレート等の身分証明書、運転免許証、パスポート、葉
書、キャッシュカード、テレホンカード、診察カード、
レーザーカード、定期券、回数券、ICカード等の如
く、一般に手札程度の大きさで、且つ多くの場合携帯し
て使用するものであり、本発明において最も有効なもの
は特に顔写真を付したものである。次に、本発明を本発
明の一実施例を示す添付図面に従って更に具体的に説明
すると、図1は、本発明によるカード類10の正面図で
あり、図2はそのA−A矢視断面図であり、図中の1は
カード基体を、2は表示層を、3は表面保護層を、そし
て4は表示画像を示している。
ると、本発明において云うカード類とは、名刺、ネーム
プレート等の身分証明書、運転免許証、パスポート、葉
書、キャッシュカード、テレホンカード、診察カード、
レーザーカード、定期券、回数券、ICカード等の如
く、一般に手札程度の大きさで、且つ多くの場合携帯し
て使用するものであり、本発明において最も有効なもの
は特に顔写真を付したものである。次に、本発明を本発
明の一実施例を示す添付図面に従って更に具体的に説明
すると、図1は、本発明によるカード類10の正面図で
あり、図2はそのA−A矢視断面図であり、図中の1は
カード基体を、2は表示層を、3は表面保護層を、そし
て4は表示画像を示している。
【0008】本発明のカード類10は添付図面に例示す
る通り、その表示層2の表示画像4が昇華転写シートを
使用してサーマルヘッドで形成した昇華性染料からなる
ことを特徴としており、その特徴によって前述の種々の
従来技術の問題点が解決されたものである。本発明にお
いてカード基体1として使用し得る材料は各種の紙、加
工紙、合成紙等のいずれのものでもよく、これらのカー
ド基体1は、一般に厚さが0.68〜0.80mm程度
で、サイズが11〜8×8〜5cm程度である。又、表
示層2としては、昇華性染料で染着可能な材料、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、A
BS、AS、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリウレタン等の如きプラスチック材料が好適であ
る。
る通り、その表示層2の表示画像4が昇華転写シートを
使用してサーマルヘッドで形成した昇華性染料からなる
ことを特徴としており、その特徴によって前述の種々の
従来技術の問題点が解決されたものである。本発明にお
いてカード基体1として使用し得る材料は各種の紙、加
工紙、合成紙等のいずれのものでもよく、これらのカー
ド基体1は、一般に厚さが0.68〜0.80mm程度
で、サイズが11〜8×8〜5cm程度である。又、表
示層2としては、昇華性染料で染着可能な材料、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、A
BS、AS、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリウレタン等の如きプラスチック材料が好適であ
る。
【0009】カード基体1はそのままで昇華性染料で染
着出来ない場合には、上記の如き昇華性染料で染色可能
なプラスチック材料からなる溶液をカード基体1に塗布
したり、或はそれらのフイルムをカード基体1に積層す
ることによって形成することが出来、約3〜50μm程
度の厚さが好適である。本発明のカード類10の特徴
は、上記の如き表示層2に表示された表示画像4の全部
或は1部が昇華性染料から形成されていることを特徴と
しており、この様な画像4の形成は従来公知の方法でよ
い。
着出来ない場合には、上記の如き昇華性染料で染色可能
なプラスチック材料からなる溶液をカード基体1に塗布
したり、或はそれらのフイルムをカード基体1に積層す
ることによって形成することが出来、約3〜50μm程
度の厚さが好適である。本発明のカード類10の特徴
は、上記の如き表示層2に表示された表示画像4の全部
或は1部が昇華性染料から形成されていることを特徴と
しており、この様な画像4の形成は従来公知の方法でよ
い。
【0010】例えば、従来公知の昇華転写方法に使用さ
れている昇華転写シート、即ち、紙やプラスチックフイ
ルム、シート等の支持体の表面に加熱によって昇華し得
る染料を任意のバインダー樹脂で担持させたものを表示
層2に重ね合わせ、昇華転写シートの裏面からパターン
状の加熱を行って、表示層2中に染料を移行させること
によって容易に形成することが出来る。この様な昇華転
写方法自体は従来公知であるが、本発明ではこの様な方
法をカード類10の表示画像4の形成に使用したことを
特徴とし、それ故に従来公知の欠点が解決されたもので
ある。
れている昇華転写シート、即ち、紙やプラスチックフイ
ルム、シート等の支持体の表面に加熱によって昇華し得
る染料を任意のバインダー樹脂で担持させたものを表示
層2に重ね合わせ、昇華転写シートの裏面からパターン
状の加熱を行って、表示層2中に染料を移行させること
によって容易に形成することが出来る。この様な昇華転
写方法自体は従来公知であるが、本発明ではこの様な方
法をカード類10の表示画像4の形成に使用したことを
特徴とし、それ故に従来公知の欠点が解決されたもので
ある。
【0011】即ち、本発明によれば、上記の如くして形
成した表示画像4は、表示層2中に染着している為に、
表示層2を盛り上がらせたり、或はその後表面保護層3
を形成しても、その表面が盛り上がることもなく、又、
表面保護層3との層間剥離をも生じないものである。上
記の如き表示画像4を形成する為の昇華性染料として
は、従来技術で使用されている昇華性染料を、本発明に
おいていずれもそのまま使用することが出来る。しかし
ながら、本発明者の詳細な研究によれば従来公知の昇華
性染料はその昇華転写の速度を十分にする為に、一般に
150〜300程度の分子量のものを使用しているが、
この様な分子量の染料を使用した場合には、その分子量
が小なるが故に、転写後にその染料が表示層2中で移動
したり表面にブリードしたりする欠点もみられた。
成した表示画像4は、表示層2中に染着している為に、
表示層2を盛り上がらせたり、或はその後表面保護層3
を形成しても、その表面が盛り上がることもなく、又、
表面保護層3との層間剥離をも生じないものである。上
記の如き表示画像4を形成する為の昇華性染料として
は、従来技術で使用されている昇華性染料を、本発明に
おいていずれもそのまま使用することが出来る。しかし
ながら、本発明者の詳細な研究によれば従来公知の昇華
性染料はその昇華転写の速度を十分にする為に、一般に
150〜300程度の分子量のものを使用しているが、
この様な分子量の染料を使用した場合には、その分子量
が小なるが故に、転写後にその染料が表示層2中で移動
したり表面にブリードしたりする欠点もみられた。
【0012】本発明ではこの様な欠点を、400〜80
0程度の比較的高い分子量の昇華性染料を使用すること
によって解決した。この様な比較的高い分子量の昇華性
染料は、通常の使用方法では、転写速度が低く、実用性
は低いが、本発明において、表示画像4の形成にあた
り、表示層2を有するカード基体1を、例えば、40〜
100℃程度、好ましくは50〜80℃程度に昇温させ
て、昇華転写シートと重ね、以下従来技術と同様に昇華
転写を行うときは、この様な比較的高分子の染料を用い
ても十分な速度で昇華転写が行われ、その結果表示層2
中に移行した染料は、その高い分子量の為に表示層2中
で移動したり、表面にブリードしたりすることがなく、
十分な堅牢性を示すことを知見したものである。
0程度の比較的高い分子量の昇華性染料を使用すること
によって解決した。この様な比較的高い分子量の昇華性
染料は、通常の使用方法では、転写速度が低く、実用性
は低いが、本発明において、表示画像4の形成にあた
り、表示層2を有するカード基体1を、例えば、40〜
100℃程度、好ましくは50〜80℃程度に昇温させ
て、昇華転写シートと重ね、以下従来技術と同様に昇華
転写を行うときは、この様な比較的高分子の染料を用い
ても十分な速度で昇華転写が行われ、その結果表示層2
中に移行した染料は、その高い分子量の為に表示層2中
で移動したり、表面にブリードしたりすることがなく、
十分な堅牢性を示すことを知見したものである。
【0013】以上の如く比較的高い分子量の染料を使用
し、且つ被転写材である表示層2をある程度の温度に昇
温させるときは、場合によっては昇華転写シートと表示
層2とが粘着することがあるが、本発明においてはこの
様な表示層2の形成にあたり、表示層2中に離型性の良
い化合物、例えば、シリコーン化合物等の離型剤を包含
させておくか、或は表示層2の表面に離型剤からなる
0.01〜5μm程度の層を形成しておくことによっ
て、上記の粘着の問題を避けることが出来、昇華転写時
の表示層2の温度を更に上昇、例えば、100℃以上に
もすることが出来、より優れた昇華転写速度を達成する
ことが出来る。本発明の最も好ましい態様は、カード類
10の表示画像4が顔写真である場合であり、この様な
顔写真は、シアン、イエロー、マゼンダ、更に必要に応
じてブラックの昇華転写シートを用意して、原稿の顔写
真から色分解した電気信号に従い、それぞれ昇華転写を
行うことにより、昇華転写表示層2にフルカラーの顔写
真を形成することが出来るので、前述の如き従来技術に
おける顔写真の貼着の問題が解決された。
し、且つ被転写材である表示層2をある程度の温度に昇
温させるときは、場合によっては昇華転写シートと表示
層2とが粘着することがあるが、本発明においてはこの
様な表示層2の形成にあたり、表示層2中に離型性の良
い化合物、例えば、シリコーン化合物等の離型剤を包含
させておくか、或は表示層2の表面に離型剤からなる
0.01〜5μm程度の層を形成しておくことによっ
て、上記の粘着の問題を避けることが出来、昇華転写時
の表示層2の温度を更に上昇、例えば、100℃以上に
もすることが出来、より優れた昇華転写速度を達成する
ことが出来る。本発明の最も好ましい態様は、カード類
10の表示画像4が顔写真である場合であり、この様な
顔写真は、シアン、イエロー、マゼンダ、更に必要に応
じてブラックの昇華転写シートを用意して、原稿の顔写
真から色分解した電気信号に従い、それぞれ昇華転写を
行うことにより、昇華転写表示層2にフルカラーの顔写
真を形成することが出来るので、前述の如き従来技術に
おける顔写真の貼着の問題が解決された。
【0014】以上の如き昇華転写は、表示層2を有する
カード基体1に直接行ってもよいし、又、別に表示層2
のプラスチックシートを用意しておいて、このシートに
画像4を形成後、カード基体1に貼着或はラミネートし
てもよい。以上の如くして本発明のカード類10が得ら
れるが、本発明においては図示する通り、更にその表示
層2の上に透明なプラスチック層を保護層3として形成
してもよい。この様な保護層3の形成は、プラスチック
の溶液からコーティング方法、転写方法等任意の方法で
形成してもよいし、又、例えば、カード全体を包み込む
様にしてプラスチックフイルムをラミネートしてもよ
い。この様な保護層3が昇華性染料で染着可能なプラス
チック材料であるときは、上述の本発明の好ましい態
様、即ち、比較的高分子量の染料を使用する時に有利で
ある。即ち、従来技術の如き比較的低分子量の染料を使
用した場合には、これらの染料が長い時間の間には保護
層3にも移行する恐れがあったが、本発明の好ましい実
施態様ではこの様な恐れも十分に解決されている。
カード基体1に直接行ってもよいし、又、別に表示層2
のプラスチックシートを用意しておいて、このシートに
画像4を形成後、カード基体1に貼着或はラミネートし
てもよい。以上の如くして本発明のカード類10が得ら
れるが、本発明においては図示する通り、更にその表示
層2の上に透明なプラスチック層を保護層3として形成
してもよい。この様な保護層3の形成は、プラスチック
の溶液からコーティング方法、転写方法等任意の方法で
形成してもよいし、又、例えば、カード全体を包み込む
様にしてプラスチックフイルムをラミネートしてもよ
い。この様な保護層3が昇華性染料で染着可能なプラス
チック材料であるときは、上述の本発明の好ましい態
様、即ち、比較的高分子量の染料を使用する時に有利で
ある。即ち、従来技術の如き比較的低分子量の染料を使
用した場合には、これらの染料が長い時間の間には保護
層3にも移行する恐れがあったが、本発明の好ましい実
施態様ではこの様な恐れも十分に解決されている。
【0015】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する。 実施例1 下記組成の表示層形成用インキ組成物を調製し、これを
厚み100μmの合成紙に乾燥塗布量が4.0g/m2
になる様に塗布し、次いで乾燥して本発明で使用する表
示層用のフイルムとした。 ポリエステル樹脂:Vylon200(東洋紡製) 1重量部 アミノ変性シリコーン:KF-393(信越化学工業製) 0.03重量部 エポキシ変性シリコーン:X-22-343(信越化学工業製) 0.03重量部 メチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサノン(4:4:2) 9.0重量部
明する。 実施例1 下記組成の表示層形成用インキ組成物を調製し、これを
厚み100μmの合成紙に乾燥塗布量が4.0g/m2
になる様に塗布し、次いで乾燥して本発明で使用する表
示層用のフイルムとした。 ポリエステル樹脂:Vylon200(東洋紡製) 1重量部 アミノ変性シリコーン:KF-393(信越化学工業製) 0.03重量部 エポキシ変性シリコーン:X-22-343(信越化学工業製) 0.03重量部 メチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサノン(4:4:2) 9.0重量部
【0016】上記の合成紙を70〜90℃に加熱し、そ
の上に、シアンの昇華性染料(分子量が400以上)を
バインダー樹脂で担持させた昇華転写シートを重ね、顔
写真を色分解して得たシアン成分の電気信号に連結した
サーマルベットで熱エネルギーを付与し、シアン画像を
得た。次いでマゼンダの昇華性染料(分子量は400以
上)を用いた昇華転写シート及びイエローの昇華性染料
(分子量は400以上)を用いた昇華転写シートにより
同様にして昇華転写を行い、フルカラーの顔写真とその
他の文字図形からなる表示画像を形成した。この表示画
像を有するシートを厚さ約50μmの白色不透明の硬質
塩化ビニル樹脂シートからなるカード基体に重ね、更に
その画像面に厚さ約100μmのポリエステルフイルム
からなる保護層を重ね、熱圧縮させて一体として図2に
示す本発明のカードを得た。このカードの表面は、全体
的に平滑であり、画像部分に何らの盛り上がりもなかっ
た。更にこのカードの画像は、40℃の雰囲気に3ケ月
保持した促進試験においても、画像の乱れや層間剥離は
全く生じなかった。 実施例2 実施例1における基材に代えてコート紙を基材として使
用し、又、保護層用として厚さ100μmの透明軟質塩
化ビニル樹脂フイルムを使用して、その他は実施例1と
同様にして本発明のカードを得た。このカードも、実施
例1におけると同様な優れた品質を示した。
の上に、シアンの昇華性染料(分子量が400以上)を
バインダー樹脂で担持させた昇華転写シートを重ね、顔
写真を色分解して得たシアン成分の電気信号に連結した
サーマルベットで熱エネルギーを付与し、シアン画像を
得た。次いでマゼンダの昇華性染料(分子量は400以
上)を用いた昇華転写シート及びイエローの昇華性染料
(分子量は400以上)を用いた昇華転写シートにより
同様にして昇華転写を行い、フルカラーの顔写真とその
他の文字図形からなる表示画像を形成した。この表示画
像を有するシートを厚さ約50μmの白色不透明の硬質
塩化ビニル樹脂シートからなるカード基体に重ね、更に
その画像面に厚さ約100μmのポリエステルフイルム
からなる保護層を重ね、熱圧縮させて一体として図2に
示す本発明のカードを得た。このカードの表面は、全体
的に平滑であり、画像部分に何らの盛り上がりもなかっ
た。更にこのカードの画像は、40℃の雰囲気に3ケ月
保持した促進試験においても、画像の乱れや層間剥離は
全く生じなかった。 実施例2 実施例1における基材に代えてコート紙を基材として使
用し、又、保護層用として厚さ100μmの透明軟質塩
化ビニル樹脂フイルムを使用して、その他は実施例1と
同様にして本発明のカードを得た。このカードも、実施
例1におけると同様な優れた品質を示した。
【0017】
【効果】以上の如き本発明によれば、本発明を、身分証
明書、運転免許書、パスポート、キャッシュカード、テ
レホンカ−ド、診察カード、レーザーカード、定期券、
回数券、I.C.カード等の如き各種カード類10に適
用することによって従来技術の種々の欠点、例えば、顔
写真の貼着における欠点等が解決された。
明書、運転免許書、パスポート、キャッシュカード、テ
レホンカ−ド、診察カード、レーザーカード、定期券、
回数券、I.C.カード等の如き各種カード類10に適
用することによって従来技術の種々の欠点、例えば、顔
写真の貼着における欠点等が解決された。
【図1】本発明のカードの平面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
1:カード基体 2:表示層 3:保護層 4:画像10 :カード
Claims (4)
- 【請求項1】 表示層となるプラスチックシートに昇華
転写シートを重ね、電気信号に従って上記昇華転写シー
トを加熱して上記プラスチックシートに画像を形成した
後、画像形成されたプラスチックシートをカード基体に
貼着又はラミネートすることを特徴とする、身分証明書
等を包含するカード類の製造方法。 - 【請求項2】 画像が、顔写真である請求項1に記載の
カード類の製造方法。 - 【請求項3】 昇華性染料が、400〜800の分子量
を有する請求項1に記載のカード類の製造方法。 - 【請求項4】 表示層が、離型剤を含有する請求項1に
記載のカード類の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7037801A JPH07266723A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | カード類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7037801A JPH07266723A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | カード類の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07266723A true JPH07266723A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=12507620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7037801A Pending JPH07266723A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | カード類の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07266723A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7052817B2 (en) | 2003-02-18 | 2006-05-30 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Information recording medium and method of producing the same |
| US7070860B2 (en) | 2002-12-12 | 2006-07-04 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Laminated film for electrophotography and method for producing same, and image forming method |
| WO2006115176A1 (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | 熱転写受像シート、および、熱転写受像シートの製造方法 |
| US7205046B2 (en) | 2002-06-04 | 2007-04-17 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrophotographic lamination film, a method of producing the same, and a method of forming an image |
Citations (4)
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1995
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