JPH1191269A - 印字カードとその製造方法 - Google Patents
印字カードとその製造方法Info
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- JPH1191269A JPH1191269A JP27198197A JP27198197A JPH1191269A JP H1191269 A JPH1191269 A JP H1191269A JP 27198197 A JP27198197 A JP 27198197A JP 27198197 A JP27198197 A JP 27198197A JP H1191269 A JPH1191269 A JP H1191269A
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Abstract
れ、当該印字・記録上に第2の印字・記録がされたイン
キ受容層が積層形成されている印字カードとその製造方
法を提供する。 【解決手段】 本発明の印字カードは、昇華転写インキ
受容性のカード基材上またはカード基材表面の第1のイ
ンキ受容層に感熱昇華転写記録法により第1の印字・記
録がされ、当該第1の印字・記録上に、第2の印字・記
録がされた昇華転写インキ受容層が積層形成されている
ことを特徴とする。また、本発明の印字カードは、第2
の印字・記録を昇華転写受容層転写用シートに昇華転写
記録した後、当該第2の印字・記録がされた昇華転写受
容層転写用シートを第1の印字・記録上に転写すること
で製造することができる。
Description
無地のカード(以後、「白紙カード」とする。)に共通
情報(文字、絵柄)をあらかじめ印刷したカードに対し
可変情報、すなわち個人情報もしくは、製版・オフセッ
ト印刷等の本格的印刷にはコスト的に適さない小ロット
の固定情報を感熱プリンタにって追加印字された印字カ
ードとその製造方法に関するものである。
としては、感熱プリンタのサーマルヘッドによる熱転写
記録方式が一般的に使用されており、顔写真等のカラー
情報を記録する際には、その優れた階調再現性から感熱
昇華転写記録法を採用するのが一般的である。図2は、
感熱昇華転写記録法により印字・記録された従来カード
の断面を示す図である。図2のように、従来の印字カー
ド2は、昇華転写インキ受容層22がカード基材21上
に形成されたカード表面に、感熱昇華型熱転写リボンを
あてがい、そのリボンの裏面から熱転写プリンタのサー
マルヘッドにより画像記録する部分の染料を加熱して昇
華させ、カードの最表面のインキ受容層22に昇華性染
料を転移させて印字・記録23をするものである。画像
記録されたカード表面には保護層24を設けることが一
般的にされている。なお、インキ受容層22は、カード
基材自体が昇華転写インキの染料受容性を有する場合は
特に設ける必要がない。
上に画像記録している状況を示す図である。図3のよう
に、昇華転写方式では、カード1表面に、インキ受容層
形成層(Re)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、ブラック(Bk)及び透明な保護層形成層
(P)が順番に形成された昇華転写リボン3を用い、4
色のインク色部分をカード基材に順次あてがい画像記録
を行う。すなわち、1色記録後はカードが反転して最初
の位置に戻り次の色の記録を行う操作を繰り返して行
う。画像記録後は記録層を保護する目的で無色透明の保
護層を設けるが、この透明保護層の形成も前記のインク
リボンの保護層形成層(P)を使用してサーマルヘッド
6によりなされる。また、図3では、昇華転写リボン3
にインキ受容層形成層(Re)を設けてあるが、カード
基材にインキ受容層を予め設けてある場合、カード基材
自体が染料受容性の場合は当該層を転写する必要はな
い。この感熱昇華転写記録は、現在最大1677万色
(YMC各色256階調)、300dpi以上の表現が
可能であり、色彩豊かな画像を多階調で記録する手段と
してカードへの記録に多用されている。
ドへの印字・記録では以下の問題があった。 昇華転写記録では、被転写材料の表面材料に適合する
昇華転写リボンを使用しているが、一度、情報が印字・
記録されると表面状態が変化して、記録された情報の上
に再度他の情報を印字・記録することはできなくなる。 表面保護層の形成は、前記のようにサーマルヘッドを
使用して熱転写しているが、転写される保護層の厚さが
十分でないことと、形状的にカード全面を覆うことが困
難なことから保護効果が充分でない。 一般に感熱昇華転写記録は、カード上へリボンを介し
てサーマルヘッドを接触させるが、カード基材製造時に
カードのエッジ部分に微細な凹凸が発生することや、サ
ーマルヘッドをカードに接触させるタイミング調整の困
難さからカード表面全面への印字や保護層の形成が困難
であること。そのため、カードの周辺部において保護層
の有る部分と無い部分で艶が異なる等の外観上の問題が
生じる。 感熱昇華転写プリンタの一般への普及と認知により、
新たな偽造防止策が必要となってきている。
の課題を解決しようとするものである。 カード上に可変情報をプリンタより印字した後に、さ
らにその可変情報に重ねてそのカード固有の情報をカー
ド表面に容易に形成すること。 可変情報印字後に、別の可変情報を印字した熱転写性
フィルムをカードに転写することにより、の情報と
で印字された情報の組み合わせになる印字・記録をカー
ド上に形成することを可能とする。このような複合した
印字・記録を有するため偽造防止効果が高くなる。 熱転写性フィルムのインキ受容層等が印字層の保護層
を兼ねるようにする。 後に印字するの情報と、先のの情報とは、時間間
隔を置いて記録することが可能である。すなわち、情報
の集約にタイムラグがあってもカード発行を支障なく行
うことができる。
の本発明の印字カードの第1は、カード基材のいずれか
の表面に第1のインキ受容層が設けられており、当該第
1のインキ受容層に感熱昇華転写記録法により第1の印
字・記録がされており、当該第1の印字・記録上に、第
2の印字・記録がされた第2のインキ受容層が転写して
形成されていることを特徴とする。かかる印字カードで
あるため偽造防止効果が高くなる。
ードの第2は、カード基材のいずれかの表面に感熱昇華
転写記録法により第1の印字・記録がされており、当該
第1の印字・記録上に、第2の印字・記録がされたイン
キ受容層が積層形成されていることを特徴とする。かか
る印字カードであるため偽造防止効果が高くなる。
ードの製造方法の第1は、印字カードの製造が、(1)
カード基材のいずれかの表面に形成された第1のインキ
受容層に感熱昇華転写記録法により第1の印字・記録を
行う工程、(2)昇華転写インキ受容層転写用シートの
受容層上に感熱昇華転写記録法により第2の印字・記録
を行う工程、(3)当該第2の印字・記録がされた昇華
転写インキ受容層転写用シートのインキ受容層を熱圧を
かけて当該第1の印字・記録がされたカード基材表面に
転写する工程、からなることを特徴とする。かかる印字
カードの製造方法であるため偽造防止効果の高い印字カ
ードを容易に製造することができる。
ードの製造方法の第2は、印字カードの製造が、(1)
カード基材のいずれかの表面に感熱昇華転写記録法によ
り第1の印字・記録を行う工程、(2)昇華転写インキ
受容層転写用シートの受容層上に感熱昇華転写記録法に
より第2の印字・記録を行う工程、(3)当該第2の印
字・記録がされた昇華転写インキ受容層転写用シートの
インキ受容層を熱圧をかけて当該第1の印字・記録がさ
れたカード基材表面に転写する工程、からなることを特
徴とする。かかる印字カードの製造方法であるため偽造
防止効果の高い印字カードを容易に製造することができ
る。
参照して説明することとする。図1は、本発明の印字カ
ードの実施形態を説明する図である。図1のように、本
発明の印字カード1は、カード基材11上に必要により
第1のインキ受容層12が設けられており、当該第1の
インキ受容層には感熱昇華転写記録法により第1の印字
・記録13がされ、必要により保護層14が形成されて
いる。ここまでは、図2の従来の印字カード2と同一で
あるが、本発明の印字カードの特徴は、当該第1の印字
・記録の上に積層して、感熱昇華転写記録法により第2
の印字・記録16がされている第2のインキ受容層15
が設けられていることにある。本発明の好ましい実施形
態では、この第2の印字・記録表面上にさらに保護層1
7を形成する。
した後に、第2の印字・記録をカードとは別の基材であ
る剥離性の昇華転写インキ受容層転写用シートの受容層
面に対して施して、当該第2の印字・記録を前記第1の
印字・記録上に転写することによって形成することがで
きる。第2の印字・記録がされるインキ受容層は無色透
明性のものであるので、カード表面から第1の印字・記
録を透視して見ることができる。従って、第1と第2の
印字・記録は異なる性質の印字とか記録をすると便利で
ある。例えば、第1の印字・記録はカードを使用する者
の氏名とか社員番号とかの属性情報と顔写真とし、第2
の印字・記録は、会社の名称とか会社のマークを施すと
かである。この印字カードでは、第1と第2の印字・記
録は時間を置いて相互に無関係に形成できるためカード
発行に自在性があること、偽造防止の高い印字・記録を
行うことができるという利点がある。
て説明する。カード基材上に第1のインキ受容層12を
形成するためには、個々のカードサイズに断裁する前の
カード基材11上に昇華性インキの受容層を塗布するこ
とによって形成しても良いし、個々のカードに対してイ
ンキ受容層を転写により設けてもよい。受容層を転写す
るための転写シートについては例えば、特開昭62−2
64994号や特開平4−135794号公報等に開示
されている。また、感熱昇華転写インキリボンにインキ
受容層形成層を兼ね備えたインキリボンを使用して昇華
転写の直前にインキ受容層を転写して形成することもで
きる。このような技術についても特開平5−50769
号公報等に開示されている。昇華性インキの受容層とし
ては、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニルの共重合体樹脂
等が挙げられる。通常、カード基材表面には硬質塩化ビ
ニル重合体からなる樹脂が使用されるのでカード基材自
体が昇華転写インキ(昇華性染料)の受容層の機能を果
たすことができる場合が多い。従ってこの場合には、第
1のインキ受容層を特に設ける必要はなく、本発明請求
項2および請求項5記載の発明は、このような場合の実
施形態を意味している。
熱昇華転写リボンの一例を説明する図である。図4のよ
うに、昇華転写リボン3は、薄い帯状基材フィルム31
上に、必要に応じて接着剤層35を介して、面順次に複
数の昇華染料転写インキ層33、例えば、33Y(イエ
ロー)、33M(マゼンタ)、33C(シアン)、33
Bk(ブラック)を順次形成するとともに、各色の前段
に、受容層321、中間層322、接着剤層323から
なるインキ受容層形成層32を設け、各色の後段に、保
護層341、接着剤層342からなる保護層形成層34
を設けてある。前記のように、個々のカードにインキ受
容層が形成されている場合は、このインキ受容層形成層
32のカード基材への転写は不要である。あるいはもと
もとインキ受容層形成層を備えない昇華転写リボンを使
用することができる。この昇華転写リボンを使用して、
カード表面に記録するには、従来技術の項の図3におい
て説明したように行えば良い。
説明する図である。まず、図6(A)のように第1のイ
ンキ受容層12に第1の印字・記録13がされたカード
1´を準備する。当該印字カードは保護層14が設けら
れているが、当該層は省略されてもよい。次に、図6
(B)のように、インキ受容層転写用シート4を準備
し、当該シートのインキ受容層422に対して、昇華転
写リボン3を用いて、サーマルヘッド6により第2の印
字・記録16を行う。なお、図中、41はインキ受容層
転写用シートの基材フィルム、421は剥離層である。
昇華転写リボン3の転写インキ層33には、通常のリボ
ンのように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(Bk)の各色層が順番に形成されて
いるが、図6では詳細は省略されている。インキ受容層
転写用シートの同一箇所について、リボンの各色が順番
に繰り返して転写されるのは通常の感熱昇華転写記録と
同様である。
の印字・記録16が完了した段階で、当該転写用シート
の印字・記録面を先に準備したカード1´の表面の印字
・記録13に位置合わせして載置する。その状態で、加
熱した(または加熱雰囲気下で)ローラ5により熱圧を
かけ(図6(C))、基材フィルム41を剥離すると、
インキ受容層転写用シート4の、印字・記録16、イン
キ受容層422および剥離層421はカード側に転移し
て、本発明の印字カード1が完成する(図6(C))。
印字・記録16の転写は図のようにローラ5による場合
がインキ受容層422と剥離層421の全面的な(全層
厚の)転写がされて好ましいが、サーマルヘッド6を使
用する転写であってもよい。なお、図6の場合、第1の
印字・記録があって、エンボス文字等が無い場合を想定
しているが、ローラのゴム硬度を調整することにより、
エンボス文字が形成されたカードの非エンボス領域に第
2の印字・記録16を転写することも可能である。
端部のように接着剤層323を備えるものもあるが、本
発明の製造方法に使用する場合は、インキ受容層を基材
に転写する前にインキ受容層に対して直接、昇華転写が
なされるので、接着剤層がない状態が好ましい。このよ
うな構成であってもカード基材に対しては、インキ受容
層が熱溶融するためサーマルヘッドによる加熱により十
分な溶着がなされる。図5は、インキ受容層転写用シー
トの一例を示す図である。図5のようにインキ受容層転
写用シート4は、インキ受容層42と保護層形成層44
を隣接して設けたものであっても良い。このような受容
層転写用シートを使用する場合は、第2の印字・記録を
カードに転写した後に、保護層44Pの転写を行うこと
ができる。なお、図5中、442は剥離保護層、443
は接着剤層、421,441は剥離層、46は背面耐熱
層である。
法を説明したことになるが、参考のために、昇華転写リ
ボンの材質等について概説しておくこととする。 (基材フィルム)昇華転写リボンの基材フィルムとして
は、従来の感熱転写リボンに使用されていると同じ基材
フィルムをそのまま用いることが出来、特に制限されな
い。好ましい基材フィルムの具体例としては、例えば、
グラシン紙、コンデンサ紙、パラフィン紙等の薄葉紙、
ポリエステル、ポリプロピレン、セロハン、ポリカーボ
ネート、酢酸セルロース、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ナイロン、ポリイミド、ポリ塩化ビ
ニリデン、アイオノマー等のプラスチックフィルム或い
はこれらと前記の紙とを複合したシート等が挙げられ
る。この基材フィルムの厚さは、好ましくは、3〜10
0μmである。
フィルムの面に剥離層を形成することが好ましい。かか
る剥離層はワックス類、シリコーンワックス、シリコー
ン樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂等の剥離剤から形成
する。形成方法は後記受容層の形成方法と同様でよく、
その厚みは0.5〜5μm程度で十分である。また、転
写後に艶消受容層が望ましい場合には、剥離層中に各種
の粒子を包含させるか或いは剥離層側表面をマット処理
した基材フィルムを使用することも出来る。勿論、上記
の如き基材フィルムが適度な剥離性を有している場合に
は剥離層の形成は不要である。剥離層としては次のよう
な塗工液組成が使用される。 アクリル樹脂 88部 ポリエチレンワックス 11.5部 ポリエステル 0.5部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 300部
する昇華染料受容層は、任意の記録紙に受容層を転写後
に、熱転写シートから移行してくる昇華性染料を受容
し、形成された画像を維持するためのものである。上記
染料受容層を形成するための樹脂としては、好ましくは
重合度が400以下の塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体
を用いる。重合度が400を超えると、受容層の膜強度
が大き過ぎて微細パターン状の受容層を転写しようとす
る場合、正確な転写が出来ない。特に好ましい重合度の
範囲は150〜350であって、重合度が150未満で
ある場合には、転写後に膜としての強度が不十分であ
り、また、被転写材に転写後、染料転写時に熱転写シー
トの染料層と粘着し、受容層が染料層に取られるという
問題が発生する。一般的には次のような塗工液組成が使
用される。 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合樹脂 100部 エポキシ変性シリコーン 8部 アミノ変性シリコーン 8部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 400部
に、上記の如き樹脂に離型材等の必要な添加材を加えた
ものを、適当な有機溶剤に溶解したり或いは有機溶剤や
水に分散した分散体を、例えば、グラビア印刷法、スク
リーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコー
ティング法等の形成手段により塗布および乾燥すること
によって形成される。以上の如く形成される染料受容層
は任意の厚さでよいが、一般的には1〜50μmの厚さ
である。上記の如き受容層転写シートを使用して、受容
層に昇華転写記録をしカード基材に転写することによっ
て本発の印字カードを得ることが出来る。
やポリエステル樹脂が使用される。保護層用塗工液組成
としては次のような例が挙げられる。 ポリエステル樹脂 20部 エポキシ変性シリコーン 0.5部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 80部 さらに上記の保護層の表面には、これらの層の転写性を
良好にするために接着剤層を設ける。これらの接着剤層
は、例えば、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニ
ル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂、ポリエス
テル樹脂等の如く熱時接着性の良好な樹脂の溶液を塗布
および乾燥することによって、好ましくは0.5〜10
μm程度の厚みに形成する。
7のように、本社の社員証7aと関連会社の社員証7b
は、基本的に同一のイメージカラーと非常に似たロゴで
構成されている例が多い。例えば、図7の場合、本社の
社員証7aは第1の印字・記録71aに対して第2の印
字・記録72aを重ねて記録したものになり、関連会社
の社員証7bは、第1の印字・記録71bに対して第2
の印字・記録72bを重ねて記録したものになる。この
ような場合、72aと72bはイメージカラーは同一
で、ロゴも基本的に類似していても全く同一の絵柄では
なく異なる絵柄であるため、発行数が少数であっても別
々に製版、印刷をしなければならず、コスト面や製造納
期面で無駄が多くなっていた。
して印字カードを作製した。硬質塩化ビニルシート(厚
さ0.76mm)に、図4に図示の昇華転写リボン3を
使用して、顔写真と氏名、社員番号を有する第1の印字
・記録71a,71bを行った。すなわち、社印番号と
氏名をブラックの転写層で印字し、顔写真の部分を4色
のフルカラーで記録した。その後、第1の印字・記録上
への保護層の転写を行った。なお、当該硬質塩化ビニル
シートは昇華転写インキの染料受容性であるためインキ
受容層の形成はしなかった。
を準備し、昇華転写リボン3を使用してイメージカラー
による会社名と社長印のロゴを有する第2の印字・記録
を転写用シートのインキ受容層422上に行った。この
際、印字面は実像に対してミラー面となるように画像を
形成し転写後に実像と一致するようにした。従って、図
7の72aと72bは昇華転写された印字・記録面を下
側にして見た状態を示している。社印の部分をマゼンタ
の転写層で、社名と社名の部分の背景の地紋をシアンの
転写層で、会社名と社長名をブラックの転写層で転写し
て第2の印字・記録72a、72bを形成した。この第
2の印字・記録がされた転写用シート4を反転して印字
面が第1の印字・記録に面するように載置した後、熱ロ
ーラ5を使用して、第1の印字・記録に保護層が形成さ
れたカード71a,71bの上に転写を行った。
・記録である顔写真と第2の印字・記録である社印を重
ね合わせることにより社印イメージが半透明であること
から、社印がすかし効果を持ち偽造防止の役割りを持つ
ことになる。本発明の印字カードを適用すれば、第1の
印字・記録には、共通の位置に印字される項目や顔写真
記録を、第2の印字・記録にはこれまで製版・印刷で刷
り分けていたロゴや社長名、社印等を印字することによ
りカードを1種類(それも通常なされるオフセット印刷
や活版印刷を行わずに「白紙カード」)でカードを作製
することが可能となる。これにより顔写真が入った社員
証7が完成した。当該カードは、耐久性も十分に高いも
のであった。
図である。図8のように、クレジットカードの盗難や犯
罪防止のため、クレジットカード8の表面に会員の顔写
真を入れたものが採用されているが、この発行には、加
入時に顔写真を用意する以外に以下の問題が発生してい
る。 顔写真の記録を先に行うため、後作業のエンボス、エ
ンコード作業のマッチング作業が大変である。顔写真
入りのカード発行処理の流れを別に作る必要がある。
既存の会員が顔写真入りカードを希望した場合、発行ま
での時間がかかるという問題があった。すなわち顔写真
の入手のため専用台紙の作成と郵送の手間が必要とな
る。そこで、会員が顔写真を希望した時点で、顔写真を
持参もしくはその場で撮影することにより、第2の印字
・記録をすることとして、以下のように本発明の印字カ
ードを作製した。
m)に、図4に図示の昇華転写リボン3を使用して、会
員ナンバーと発行日等のロゴを有する第1の印字・記録
81aを行った。すなわち、会員の会員ナンバー、発行
日等の属性情報をシアンの転写インキで印字し、第1の
印字・記録を形成した。当該硬質塩化ビニルシートは昇
華転写インキの染料受容性があるためインキ受容層の形
成はしなかった。なお、実施例2のようなカードの場合
は、第1の印字・記録は共通的な内容が多いので、オフ
セット印刷及びシルクスクリーン印刷とエンボスによ
り、その一部を形成することもできる。
5に図示の受容層転写用シート4を準備し、昇華転写リ
ボンを使用して顔写真をフルカラーにより記録した。こ
の際、記録画像は実像に対してミラー面となるように画
像を形成し転写後に実像と一致するようにした。従っ
て、図8の82aは昇華転写された印字・記録面を下側
にして見た状態を示している。この第2の印字・記録8
2aがされた転写用シート4を反転して印字・記録面が
第1の印字・記録に面するように載置した後、熱ローラ
5を使用して、第1の印字・記録81aがされたカード
上に転写した。保護層形成層44Pも熱ローラで転写さ
せた。これにより顔写真が入ったクレジットカード8が
完成した。当該カードは、耐久性も十分に高いものであ
った。
記録がされる受容層自体が保護層の役割をするととも
に、必要によりさらに追加の保護層も加えて形成でき、
それらの層は、グラビアコーターで塗布形成されるた
め、サーマルヘッドで転写される従来の印字カードの保
護層に比較して厚みのある保護層とすることができる。
その結果、印字・記録層の保護効果が高く耐久性のある
印字カードが得られる。特に保護層を厚くする場合には
可塑剤に対する耐性が優れている。第2の印字・記録は
サーマルヘッドにより直接カードに印字・記録するもの
ではないので、転写フィルムをカードサイズよりも十分
に大きくすれば、カード表面全面への転写が可能とな
り、印字・記録の領域の制限が少なくなる。また、受容
層の転写を熱ローラまたは加熱雰囲気下のローラで行う
場合は、均一な厚みの転写層が得られる。
透明にされており、第1の印字・記録層が透けて見え
る。このため、以下のような効果が得られる。 第1の印字・記録に顔写真、個人の属性情報等を記録
し、第2の印字・記録を重ねれば、半透明の透かし情報
を加えることが可能となる。 第1の印字・記録に顔写真、個人の属性情報等を記録
し、第2の印字・記録に会社名、ロゴ等を印字すること
により、カード種類の削減効果が得られる。 カード発行着手時に判明している内容を第1の印字・
記録に記録し、後日追加情報として得られる情報を第2
の印字・記録とすることにより、より柔軟な発行形態を
提供可能とする。
である。
従来カードの断面を示す図である。
録している状況を示す図である。
リボンの一例を説明する図である。
ある。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 カード基材のいずれかの表面に第1のイ
ンキ受容層が設けられており、当該第1のインキ受容層
に感熱昇華転写記録法により第1の印字・記録がされて
おり、当該第1の印字・記録上に、第2の印字・記録が
された第2のインキ受容層が積層形成されていることを
特徴とする印字カード。 - 【請求項2】 カード基材のいずれかの表面に感熱昇華
転写記録法により第1の印字・記録がされており、当該
第1の印字・記録上に、第2の印字・記録がされたイン
キ受容層が積層形成されていることを特徴とする印字カ
ード。 - 【請求項3】 第2の印字・記録表面に保護層が形成さ
れていることを特徴とする請求項1および請求項2記載
の印字カード。 - 【請求項4】 印字カードの製造が、(1)カード基材
のいずれかの表面に形成された第1のインキ受容層に感
熱昇華転写記録法により第1の印字・記録を行う工程、
(2)昇華転写インキ受容層転写用シートの受容層上に
感熱昇華転写記録法により第2の印字・記録を行う工
程、(3)当該第2の印字・記録がされた昇華転写イン
キ受容層転写用シートのインキ受容層を熱圧をかけて当
該第1の印字・記録がされたカード基材表面に転写する
工程、からなることを特徴とする印字カードの製造方
法。 - 【請求項5】 印字カードの製造が、(1)カード基材
のいずれかの表面に感熱昇華転写記録法により第1の印
字・記録を行う工程、(2)昇華転写インキ受容層転写
用シートの受容層上に感熱昇華転写記録法により第2の
印字・記録を行う工程、(3)当該第2の印字・記録が
された昇華転写インキ受容層転写用シートのインキ受容
層を熱圧をかけて当該第1の印字・記録がされたカード
基材表面に転写する工程、からなることを特徴とする印
字カードの製造方法。 - 【請求項6】 請求項4および請求項5記載の製造方法
において、第2の印字・記録がされた昇華転写インキ受
容層転写用シートのインキ受容層を転写する工程をロー
ラを用いて行うことを特徴とする印字カードの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27198197A JPH1191269A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 印字カードとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27198197A JPH1191269A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 印字カードとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1191269A true JPH1191269A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17507494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27198197A Pending JPH1191269A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 印字カードとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1191269A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001150850A (ja) * | 1999-11-22 | 2001-06-05 | Toppan Printing Co Ltd | Ovd付きスクラッチカード |
| WO2001087633A1 (fr) * | 2000-05-18 | 2001-11-22 | Matsumoto_Inc. | Imprime, son application et son procede de fabrication |
| JP2002211179A (ja) * | 2001-01-23 | 2002-07-31 | Kyodo Printing Co Ltd | くじ券の製造方法及びくじ券 |
| JP2016071740A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 大日本印刷株式会社 | Icカードを製造する方法 |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP27198197A patent/JPH1191269A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001150850A (ja) * | 1999-11-22 | 2001-06-05 | Toppan Printing Co Ltd | Ovd付きスクラッチカード |
| WO2001087633A1 (fr) * | 2000-05-18 | 2001-11-22 | Matsumoto_Inc. | Imprime, son application et son procede de fabrication |
| JP2002211179A (ja) * | 2001-01-23 | 2002-07-31 | Kyodo Printing Co Ltd | くじ券の製造方法及びくじ券 |
| JP2016071740A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 大日本印刷株式会社 | Icカードを製造する方法 |
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Legal Events
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