JPH07266844A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH07266844A
JPH07266844A JP6391294A JP6391294A JPH07266844A JP H07266844 A JPH07266844 A JP H07266844A JP 6391294 A JP6391294 A JP 6391294A JP 6391294 A JP6391294 A JP 6391294A JP H07266844 A JPH07266844 A JP H07266844A
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air
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air conditioner
cooler
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Akio Hirano
昭夫 平野
Katsuyoshi Iwase
勝好 岩瀬
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通風抵抗の増大を招くことなく、冷却用熱交
換器31を通過する風速分布の均一化を図ること。 【構成】 ブロワユニット20は、クーラユニット30
の車両前方側に配置されて、クーラケース32に収納さ
れた冷却用熱交換器31の上流でクーラケース32の側
方向よりクーラケース32内に送風する。クーラケース
32内には、クーラケース32の上下方向全体に渡っ
て、クーラケース32の流入口32aが形成された壁面
と反対側の壁面に、ブロワユニット20の送風方向(流
入口32a方向)に向かって板状に直立するガイド板3
3が設けられている。また、ガイド板33が設置された
クーラケース32の壁面上には、ガイド板33の風上側
にブロワユニット20の抵抗器24が設置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用空調装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用空調装置は、送風機を
収容するブロワユニットの下流に、冷媒蒸発器を収容す
るクーラユニットが接続されて、送風機より送られた空
気が冷媒蒸発器を通過する様に構成されている。ここ
で、送風機と冷媒蒸発器との間で空気の流れが急激に変
化する場合、例えば、図8に示すように、クーラユニッ
ト100の入口110が冷媒蒸発器200と対向する位
置ではなく、クーラユニット100の側方に設けられた
場合は、冷媒蒸発器200を通過する空気量に偏りが生
じる。つまり、図8の場合で言えば、クーラユニット1
00の入口110より流入した空気は、そのまま直進し
ようとするため、入口110に近い所では冷媒蒸発器2
00を通過する空気量が少なく、入口110より遠い所
では冷媒蒸発器200を通過する空気量が多くなる。
【0003】そこで、特開平5−85148号公報で
は、図9および図10に示すように、冷媒蒸発器200
の上流(風上)に略L字形を成す案内板300を設置す
ることで、冷媒蒸発器200を通過する空気量分布の均
一化を図る技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
開示された従来技術では、案内板300が冷媒蒸発器2
00と対面するダクト壁面400(図9参照)に取り付
けられるため、送風による冷却を必要とする抵抗器50
0(またはトランジスタ)の取付け位置が案内板300
より風上側となって、通風抵抗が増大するという問題が
生じる。本発明は、上記事情に基づいて成されたもの
で、その目的は、通風抵抗の増大を招くことなく、冷却
手段を通過する風速分布の均一化を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、各請求項毎に以下の技術的手段を備え
る。請求項1では、車室内に空気を導くダクトと、この
ダクト内に配されて、通過する空気を冷却する冷却手段
と、この冷却手段より上流で前記冷却手段に対して側方
より前記ダクト内に空気を送る送風機とを備えた車両用
空調装置において、前記冷却手段に対して前記送風機の
取付け側と反対側の前記ダクト内で、前記冷却手段に送
風される空気の流速が大きくなる部位に、前記冷却手段
に面して空気の流れを遮る遮蔽板を設置した。
【0006】請求項2では、請求項1記載の車両用空調
装置において、前記遮蔽板は、前記送風機の取付け側と
反対側の前記ダクトの壁面より前記送風機の送風方向に
向かって板状に突設されている。
【0007】請求項3では、請求項1または2記載の車
両用空調装置において、前記遮蔽板の風上側で、前記遮
蔽板と前記ダクトの内壁面との間に形成される空間に、
前記送風機の回転数を調整するための抵抗手段が設置さ
れている。
【0008】請求項4では、請求項1〜3記載の何れか
の車両用空調装置において、前記遮蔽板は、前記ダクト
と一体に形成されている。
【0009】
【作用および発明の効果】送風機より送風された空気
は、冷却手段の上流で冷却手段に対して側方よりダクト
内に送られた後、ダクト内で略直角に曲がって冷却手段
へ送られる。この時、冷却手段に対して送風機の取付け
側と反対側のダクト内で、送風機から冷却手段に向かっ
て流れる空気の流速が大きい部位では、ダクト内に設置
された遮蔽板によって空気の流れが遮られることから、
その分だけ空気の流速が小さい部位に多くの空気が流れ
るようになる。その結果、冷却手段を通過する空気の風
速分布を均一化することができる。
【0010】また、遮蔽板は、空気の流速が大きい部位
に冷却手段に面して設置されている、具体的には、送風
機の取付け側と反対側のダクトの壁面より送風機の送風
方向に向かって板状に突設されている。従って、遮蔽板
の風上側でダクトの内壁面との間に送風機の回転数を調
節するための抵抗手段を設置するだけの空間を確保する
ことが可能となり、この空間に抵抗手段を設置すること
で、抵抗手段の設置による通風抵抗の増大を最小限に抑
えることが可能となる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の車両用空調装置の一実施例を
図1〜図3に基づいて説明する。図1は車両用空調装置
の全体模式図である。本実施例の車両用空調装置10
は、ブロワユニット20、クーラユニット30、および
ヒータユニット40を備える。
【0012】ブロワユニット20は、車室内へ空気を送
るための送風手段(本発明の送風機)を構成するもの
で、ブロワケース21、遠心式ファン22、ブロワモー
タ23(図2参照)より成り、図示しない電源回路に介
在された抵抗器24(本発明の抵抗手段)を切り替える
ことによりブロワモータ23の回転数を可変する。
【0013】ブロワケース21には、図2に示すよう
に、車室内空気(内気)を導入する内気導入口21a、
車室外空気(外気)を導入する外気導入口21b、およ
び送風空気を吐出する吐出口21cが形成されるととも
に、内気導入口21aと外気導入口21bとを選択的に
開閉する内外気切替ダンパ25が設けられている。この
内外気切替ダンパ25は、図示しないリンク機構を介し
てサーボモータまたはステップモータ等の駆動手段(図
示しない)により駆動される。なお、抵抗器24は、送
風による冷却を必要とすることから、クーラユニット3
0内に設置される(後述する)。
【0014】クーラユニット30は、ブロワユニット2
0より送られた空気を冷却する冷却用熱交換器31(本
発明の冷却手段)と、この冷却用熱交換器31を収容す
るクーラケース32とを備える。冷却用熱交換器31
は、冷凍サイクルの冷媒蒸発器で、冷媒圧縮機(図示し
ない)の作動により供給された低温低圧の冷媒との熱交
換によって通過する空気を冷却する。
【0015】クーラケース32は、ブロワケース21の
吐出口21cにパッキン等のシール材50を介して気密
に接続される流入口32aと、冷却用熱交換器31で冷
却された空気が流出する流出口32bとが形成されてい
る。また、クーラケース32内には、冷却用熱交換器3
1の上流(風上)にガイド板33(後述する)が設けら
れている。
【0016】ヒータユニット40は、クーラユニット3
0より送られた空気を加熱する加熱用熱交換器41と、
この加熱用熱交換器41を収容するヒータケース42を
備える。加熱用熱交換器41は、エンジン冷却水を熱源
として通過する空気を加熱するもので、ヒータケース4
2内で加熱用熱交換器41を迂回する迂回路43(図3
参照)が形成されるように配されている。この加熱用熱
交換器41を通過する空気量と迂回路43を通過する空
気量との割り合いは、ヒータケース42内に取り付けら
れた温度調節手段であるエアミックスダンパ44によっ
て調節される。このエアミックスダンパ44は、図示し
ないリンク機構を介してサーボモータあるいはステップ
モータ等の駆動手段(図示しない)によって駆動され
る。
【0017】ヒータケース42は、クーラケース32と
ともに、ブロワユニット20より送られた空気を車室内
へ導くダクトを形成するもので、クーラケース32の流
出口32bにパッキン等のシール材51を介して気密に
接続される流入口42aと、エアミックスダンパ44に
よって温度調節された空調空気が流出する流出口42
b、42c、42dとが形成されている。
【0018】また、ヒータケース42内には、各流出口
42b、42c、42dを選択的に開閉する吹出口切替
ダンパ42e、42f、42g(図1および図3参照)
が設けられている。この吹出口切替ダンパ42e、42
f、42gは、図示しないリンク機構を介してサーボモ
ータあるいはステップモータ等の駆動手段(図示しな
い)によって駆動される。
【0019】なお、流出口42bは、クーラケース32
の上面に開口して、分岐ダクト45を介して車両の窓ガ
ラスに向かって空気を吹き出すデフロスタ吹出口52に
連絡されている(図3参照)。流出口42cは、クーラ
ケース32の側方(車室内方向)に開口して、分岐ダク
ト46を介して乗員の上半身に向かって空気を吹き出す
フェイス吹出口53に連絡されている(図1参照)。流
出口42dは、クーラケース32の下面に開口して、分
岐ダクト47を介して乗員の足元に向かって空気を吹き
出すフット吹出口54に連絡されている(図3参照)。
【0020】本実施例の車両用空調装置10は、クーラ
ユニット30とヒータユニット40とが車幅方向(図1
左右方向)に配置されるのに対して、ブロワユニット2
0は、クーラユニット30の車両前方側(図1上側)に
配置されている。従って、クーラケース32の流入口3
2aは、クーラケース32の車両前方側壁面の下方寄り
に開口されている(図1および図2参照)。このため、
ブロワユニット20より送られた空気は、クーラケース
32内で略直角に曲がって冷却用熱交換器31に送風さ
れることになる。
【0021】上述のガイド板33(本発明の遮蔽板)
は、冷却用熱交換器31を通過する空気の風速分布を均
一化するために設けられたもので、クーラケース32内
で冷却用熱交換器31に向かって流れる空気流の流速が
大きい部位に、空気の流れを遮るように設置されてい
る。具体的には、クーラケース32の上下方向(図2の
上下方向)全体に渡って、クーラケース32の流入口3
2aが形成された壁面と反対側(つまりブロワユニット
20の取付け側と反対側)の壁面に、ブロワユニット2
0の送風方向(流入口32a方向)に向かって板状に直
立して設けられている。なお、ガイド板33は、クーラ
ケース32と一体成形された樹脂製で、本実施例では2
mmの板厚を有する。
【0022】ブロワユニット20の抵抗器24は、図1
に示すように、ガイド板33より風上側で、ガイド板3
3が設けられたクーラケース32の壁面上に設置されて
いる。従って、抵抗器24は、ブロワケース21の吐出
口21cと対向する位置に配されるため、ブロワユニッ
ト20からの送風を受けて冷却することができる。
【0023】次に、本実施例の作動を説明する。ブロワ
モータ23の回転によってブロワユニット20よりクー
ラケース32内に送られた空気は、クーラケース32内
で略直角に曲がって冷却用熱交換器31に送風される。
このため、ガイド板33が設置されていない場合には、
冷却用熱交換器31を通過する空気の風速分布が不均一
となり、クーラケース32の流入口32aの近くより遠
い方が冷却用熱交換器31を通過する空気の風速が大き
くなる。
【0024】これに対して、本実施例では、冷却用熱交
換器31の風上で風速の大きくなる部位にガイド板33
を設置したことにより、風速の大きい空気が直接冷却用
熱交換器31に送風されることはなく、一旦ガイド板3
3に衝突して元来風速の小さい部位にも流れるようにな
ることから、冷却用熱交換器31を通過する空気の風速
分布を均一化することができる。
【0025】ここで、ガイド板33が設置されていない
状態とガイド板33が設置された状態とで冷却用熱交換
器31を通過する風速分布を測定した結果を図4および
図5に示す。なお、測定方法は、冷却用熱交換器31の
出口風速を多点風速計により測定したものである。
【0026】この測定によれば、ガイド板33が設置さ
れていない状態では、図4に示すように、冷却用熱交換
器31の右下部位で風速が大きくなっているのが確認さ
れた。これに対して、ガイド板33が設置された状態で
は、図5に示すように、全体的に風速分布が均一である
ことが確認された。但し、図中に印す各符号は、以下の
風速域(単位m/s)を示すものである。 A=0.0〜0.6、B=0.6〜1.2、C=1.2
〜1.8 D=1.8〜2.4、E=2.4〜3.0、F=3.0
〜3.6 G=3.6〜4.2、H=4.2〜4.8、I=4.8
〜5.4 J=5.4以上
【0027】この測定結果からも確認されるように、風
速の大きい部位にガイド板33を設置することにより、
冷却用熱交換器31を通過する空気の風速分布を均一化
することができる。この結果、車室内への吹出風温度お
よび吹出風量のばらつきが防止されて、車室内の温度コ
ントロール性を良くすることができる。
【0028】また、本実施例では、ガイド板33がクー
ラケース32の流入口32aと反対側で、ブロワユニッ
ト20の送風方向(流入口方向)に向かって直立して設
けられていることから、ガイド板33の風上側でクーラ
ケース32の内壁面との間に抵抗器24を設置するスペ
ースを確保することが可能となる。従って、このスペー
スに抵抗器24を設置することにより、ブロワユニット
20から送られた空気によって抵抗器24の冷却を行う
ことができるとともに、抵抗器24の設置による通風抵
抗の増大を最小限に抑えることができる。
【0029】〔変形例〕ガイド板33は、図1および図
2に示した形状に限定されるものではなく、クーラケー
ス32と一体に成形された平板状であれば良い。例え
ば、図6に示すように、流入口32a側の端面が傾斜し
た形状でも良い。あるいは、クーラケース32の流入口
32aの位置に応じて、上下方向(図6の左右方向)で
ガイド板33の高さを変えても良い。また、ガイド板3
3の板厚は、必要な厚さ(本実施例では2mm)を有し
ていれば、図7に示すように、中央が肉盗み形状(空
洞)となっていても良い。
【0030】本実施例では、ブロワモータ23の回転数
を抵抗の切り替えによって可変する方式を示したが、電
子回路によりスイッチング制御する方式でも良い。従っ
て、この電子回路式の場合は、抵抗器24の代わりに、
抵抗手段としてパワートランジスタをガイド板33とク
ーラケース32の内壁面との間に設置することができ
る。
【0031】本実施例では、車室内に空気を導くダクト
をクーラケース32とヒータケース42とから構成した
が、クーラユニット30は、ヒータユニット40あるい
はブロワユニット20と外形ケースを一体に共有しても
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用空調装置の送風経路を示す全体模式図
(平面断面図)である。
【図2】ブロワユニットとクーラユニットの断面図であ
る。
【図3】ヒータユニットの側面断面図である。
【図4】ガイド板を設置していない時の冷却用熱交換器
の風速分布図である。
【図5】ガイド板を設置した時の冷却用熱交換器の風速
分布図である。
【図6】ガイド板の変形例を示すクーラユニットの断面
図である。
【図7】ガイド板の変形例を示す断面図である。
【図8】送風機とクーラユニットとの位置関係を示す断
面図(従来技術)である。
【図9】従来技術を示すクーラユニットの平面断面図で
ある。
【図10】従来技術を示すクーラユニットの側面断面図
である。
【符号の説明】 10 車両用空調装置 20 ブロワユニット(送風機) 24 抵抗器(抵抗手段) 31 冷却用熱交換器(冷却手段) 32 クーラケース(ダクト) 33 ガイド板(遮蔽板) 42 ヒータケース(ダクト)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室内に空気を導くダクトと、 このダクト内に配されて、通過する空気を冷却する冷却
    手段と、 この冷却手段より上流で前記冷却手段に対して側方より
    前記ダクト内に空気を送る送風機とを備えた車両用空調
    装置において、 前記冷却手段に対して前記送風機の取付け側と反対側の
    前記ダクト内で、前記冷却手段に送風される空気の流速
    が大きくなる部位に、前記冷却手段に面して空気の流れ
    を遮る遮蔽板を設置したことを特徴とする車両用空調装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の車両用空調装置において、 前記遮蔽板は、前記送風機の取付け側と反対側の前記ダ
    クトの壁面より前記送風機の送風方向に向かって板状に
    突設されたことを特徴とする車両用空調装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の車両用空調装置に
    おいて、 前記遮蔽板の風上側で、前記遮蔽板と前記ダクトの内壁
    面との間に形成される空間に、前記送風機の回転数を調
    整するための抵抗手段が設置されたことを特徴とする車
    両用空調装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3記載の何れかの車両用空調装
    置において、 前記遮蔽板は、前記ダクトと一体に形成されたことを特
    徴とする車両用空調装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6796368B1 (en) * 1997-08-11 2004-09-28 Denso Corporation Air conditioning apparatus for vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6796368B1 (en) * 1997-08-11 2004-09-28 Denso Corporation Air conditioning apparatus for vehicle

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