JPH07267976A - オリゴ糖の製造方法 - Google Patents
オリゴ糖の製造方法Info
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- JPH07267976A JPH07267976A JP6085918A JP8591894A JPH07267976A JP H07267976 A JPH07267976 A JP H07267976A JP 6085918 A JP6085918 A JP 6085918A JP 8591894 A JP8591894 A JP 8591894A JP H07267976 A JPH07267976 A JP H07267976A
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- integer
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- hydroxymethyl
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Saccharide Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】効率よくオリゴ糖を製造する方法を提供する。
【構成】糖類を1位に活性基を有する糖類と反応させて
オリゴ糖を製造するにあたり、グリコシル化反応活性化
剤としてトリフルオロホウ素エーテル錯体及びN−ヨー
ドスクシンイミドの組み合せを用いる。
オリゴ糖を製造するにあたり、グリコシル化反応活性化
剤としてトリフルオロホウ素エーテル錯体及びN−ヨー
ドスクシンイミドの組み合せを用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬理活性を有する、も
しくはそれらの薬理活性の作用機序の解明等のために用
いられるオリゴ糖の合成に関するものである。対象とな
るオリゴ糖の例としては、細胞接着に関与する因子やが
ん関連抗原として機能している脂質糖鎖の関連構造が挙
げられる(化学増刊122「糖−その多様性を探る」、
p85、1992、化学同人社)。
しくはそれらの薬理活性の作用機序の解明等のために用
いられるオリゴ糖の合成に関するものである。対象とな
るオリゴ糖の例としては、細胞接着に関与する因子やが
ん関連抗原として機能している脂質糖鎖の関連構造が挙
げられる(化学増刊122「糖−その多様性を探る」、
p85、1992、化学同人社)。
【0002】
【従来の技術】糖質類は生体の構成単位やエネルギー源
として従来より重要な位置を占めてきたが、近年の分離
分析技術の急速な進歩により、細胞間の情報伝達といっ
たより高度な生物学的現象に深く関与していることが明
らかになってきた。しかしそれらの機能と糖質類の構造
との間の分子レベルでの詳細な解明は緒についたばかり
である(「蛋白核酸酵素」1992年8月増刊号、vol.
37、No. 11、1992、共立出版)。一般に上記の
ような生理現象にかかわる所謂「生理活性」な糖質類
は、生体内での賦存量が極微量であり。有機合成的な手
段によりこれらを大量かつ容易に供給することが現在の
大きな課題の一つである。このような観点から、近年新
しいグリコシド結合の生成反応の開発を中心として糖質
類の合成反応に関する数多くの報告がなされているが、
いまだ多くの問題点を残している(H.Paulsen ,Angewa
ndte Chemie International Edition in English,2
1,155(1982))。
として従来より重要な位置を占めてきたが、近年の分離
分析技術の急速な進歩により、細胞間の情報伝達といっ
たより高度な生物学的現象に深く関与していることが明
らかになってきた。しかしそれらの機能と糖質類の構造
との間の分子レベルでの詳細な解明は緒についたばかり
である(「蛋白核酸酵素」1992年8月増刊号、vol.
37、No. 11、1992、共立出版)。一般に上記の
ような生理現象にかかわる所謂「生理活性」な糖質類
は、生体内での賦存量が極微量であり。有機合成的な手
段によりこれらを大量かつ容易に供給することが現在の
大きな課題の一つである。このような観点から、近年新
しいグリコシド結合の生成反応の開発を中心として糖質
類の合成反応に関する数多くの報告がなされているが、
いまだ多くの問題点を残している(H.Paulsen ,Angewa
ndte Chemie International Edition in English,2
1,155(1982))。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、容易な操作
で、かつ高収率でオリゴ糖を得ることを目的とする。
で、かつ高収率でオリゴ糖を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、各種グリ
コシド結合形成反応に着目して鋭意研究したところ、従
来グリコシド結合形成反応の活性化剤として知られてい
なかったトリフルオロホウ素エーテル錯体とN−ヨード
スクシンイミドの組み合わせを活性化剤として選ぶこと
により、容易な操作で、かつ高収率でオリゴ糖を得るこ
とが可能となることを見い出し本発明に到った。従っ
て、本発明は、糖単位間で新たなグリコシド結合を形成
するオリゴ糖の製造方法を提供する。本発明の製造方法
は、糖類を1位に活性基を有する糖類と反応させてオリ
ゴ糖を製造するにあたり、グリコシル化反応の活性化剤
としてトリフルオロホウ素エーテル錯体及びN−ヨード
スクシンイミドの組み合わせを用いる反応工程よりな
る。
コシド結合形成反応に着目して鋭意研究したところ、従
来グリコシド結合形成反応の活性化剤として知られてい
なかったトリフルオロホウ素エーテル錯体とN−ヨード
スクシンイミドの組み合わせを活性化剤として選ぶこと
により、容易な操作で、かつ高収率でオリゴ糖を得るこ
とが可能となることを見い出し本発明に到った。従っ
て、本発明は、糖単位間で新たなグリコシド結合を形成
するオリゴ糖の製造方法を提供する。本発明の製造方法
は、糖類を1位に活性基を有する糖類と反応させてオリ
ゴ糖を製造するにあたり、グリコシル化反応の活性化剤
としてトリフルオロホウ素エーテル錯体及びN−ヨード
スクシンイミドの組み合わせを用いる反応工程よりな
る。
【0005】その一例として、より具体的には次の反応
工程を挙げることができる。すなわち、下記式(1)
工程を挙げることができる。すなわち、下記式(1)
【0006】
【化8】
【0007】(上式中、X1 はトリフルオロホウ素エー
テル錯体およびN−ヨードスクシンイミドの組み合わせ
により活性化されて反応中間体を与える活性基であり、
R1 は水素原子もしくは水酸基の保護基であり、Y1 は
水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメチル基、も
しくは保護されたこれらの官能基であり、ただしY1 が
複数ある場合はこれらのY1 は互いに同じでも異なって
いてもよく、Z1 は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒド
ロキシメチル基、もしくは保護されたこれらの官能基で
あり、ただしZ1 が複数ある場合はこれらのZ1 は互い
に同じでも異なっていてもよく、W1 は水酸基、アミノ
基、メチル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護され
たこれらの官能基であり、ただしW1 が複数ある場合は
これらのW1 は互いに同じでも異なっていてもよく、V
1 は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメチル
基、もしくは保護されたこれらの官能基であり、h1 は
0または1〜3のいずれかの整数であり、i1 は0また
は1のいずれかの整数であり、j1 は0または1のいず
れかの整数であり、k1 は0または1のいずれかの整数
であり、m1 は0または1のいずれかの整数であり、n
1 は0または1のいずれかの整数であり、p1 は0また
は1〜6のいずれかの整数であり、q1 は0または1〜
6のいずれかの整数であり、s1 は0または1〜3のい
ずれかの整数であり、t1 は0または1〜3のいずれか
の整数であり、u1 は0または1〜3のいずれかの整数
である)で表される糖誘導体を、トリフルオロホウ素エ
ーテル錯体およびN−ヨードスクシンイミドの存在下
で、下記式(2)
テル錯体およびN−ヨードスクシンイミドの組み合わせ
により活性化されて反応中間体を与える活性基であり、
R1 は水素原子もしくは水酸基の保護基であり、Y1 は
水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメチル基、も
しくは保護されたこれらの官能基であり、ただしY1 が
複数ある場合はこれらのY1 は互いに同じでも異なって
いてもよく、Z1 は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒド
ロキシメチル基、もしくは保護されたこれらの官能基で
あり、ただしZ1 が複数ある場合はこれらのZ1 は互い
に同じでも異なっていてもよく、W1 は水酸基、アミノ
基、メチル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護され
たこれらの官能基であり、ただしW1 が複数ある場合は
これらのW1 は互いに同じでも異なっていてもよく、V
1 は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメチル
基、もしくは保護されたこれらの官能基であり、h1 は
0または1〜3のいずれかの整数であり、i1 は0また
は1のいずれかの整数であり、j1 は0または1のいず
れかの整数であり、k1 は0または1のいずれかの整数
であり、m1 は0または1のいずれかの整数であり、n
1 は0または1のいずれかの整数であり、p1 は0また
は1〜6のいずれかの整数であり、q1 は0または1〜
6のいずれかの整数であり、s1 は0または1〜3のい
ずれかの整数であり、t1 は0または1〜3のいずれか
の整数であり、u1 は0または1〜3のいずれかの整数
である)で表される糖誘導体を、トリフルオロホウ素エ
ーテル錯体およびN−ヨードスクシンイミドの存在下
で、下記式(2)
【0008】
【化9】
【0009】(上式中、X2 はトリフルオロホウ素エー
テル錯体およびN−ヨードスクシンイミドの組み合わせ
に不活性な官能基であり、R2 は反応活性化剤であるト
リフルオロホウ素エーテル錯体およびN−ヨードスクシ
ンイミドの組み合わせにより活性化される式(1)の誘
導体部分との反応点であって、水素原子もしくはトリア
ルキル置換シリル基であり、Y2 は水酸基、アミノ基、
メチル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護されたこ
れらの官能基であり、ただしY2 が複数ある場合はこれ
らのY2 は互いに同じでも異なっていてもよく、Z2 は
水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメチル基、も
しくは保護されたこれらの官能基であり、ただしZ2 が
複数ある場合はこれらのZ2 は互いに同じでも異なって
いてもよく、W2 は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒド
ロキシメチル基、もしくは保護されたこれらの官能基で
あり、ただしW2 が複数ある場合はこれらのW2 は互い
に同じでも異なっていてもよく、V2 は水酸基、アミノ
基、メチル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護され
たこれらの官能基であり、h2 は0または1〜3のいず
れかの整数であり、i2 は0または1のいずれかの整数
であり、j2 は0または1のいずれかの整数であり、k
2 は0または1のいずれかの整数であり、m2は0また
は1のいずれかの整数であり、n2 は0または1のいず
れかの整数であり、p2 は0または1〜6のいずれかの
整数であり、q2 は0または1〜6のいずれかの整数で
あり、s2 は0または1〜3のいずれかの整数であり、
t2 は0または1〜3のいずれかの整数であり、u2 は
0または1〜3のいずれかの整数である)で表される糖
誘導体と反応させて、式(1)のX1 の結合位置と式
(2)のR2 が結合した酸素原子との間にグリコシド結
合を形成する工程である。
テル錯体およびN−ヨードスクシンイミドの組み合わせ
に不活性な官能基であり、R2 は反応活性化剤であるト
リフルオロホウ素エーテル錯体およびN−ヨードスクシ
ンイミドの組み合わせにより活性化される式(1)の誘
導体部分との反応点であって、水素原子もしくはトリア
ルキル置換シリル基であり、Y2 は水酸基、アミノ基、
メチル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護されたこ
れらの官能基であり、ただしY2 が複数ある場合はこれ
らのY2 は互いに同じでも異なっていてもよく、Z2 は
水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメチル基、も
しくは保護されたこれらの官能基であり、ただしZ2 が
複数ある場合はこれらのZ2 は互いに同じでも異なって
いてもよく、W2 は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒド
ロキシメチル基、もしくは保護されたこれらの官能基で
あり、ただしW2 が複数ある場合はこれらのW2 は互い
に同じでも異なっていてもよく、V2 は水酸基、アミノ
基、メチル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護され
たこれらの官能基であり、h2 は0または1〜3のいず
れかの整数であり、i2 は0または1のいずれかの整数
であり、j2 は0または1のいずれかの整数であり、k
2 は0または1のいずれかの整数であり、m2は0また
は1のいずれかの整数であり、n2 は0または1のいず
れかの整数であり、p2 は0または1〜6のいずれかの
整数であり、q2 は0または1〜6のいずれかの整数で
あり、s2 は0または1〜3のいずれかの整数であり、
t2 は0または1〜3のいずれかの整数であり、u2 は
0または1〜3のいずれかの整数である)で表される糖
誘導体と反応させて、式(1)のX1 の結合位置と式
(2)のR2 が結合した酸素原子との間にグリコシド結
合を形成する工程である。
【0010】こうして本発明によれば、新たなグリコシ
ド結合を持つ下記式(3)で表されるオリゴ糖が製造で
きる。
ド結合を持つ下記式(3)で表されるオリゴ糖が製造で
きる。
【0011】
【化10】
【0012】(上式中、X2 、R1 、Y1 、Y2 、
Z1 、Z2 、W1 、W2 、V1 、V2 、h1 、h2 、i
1 、i2 、j1 、j2 、k1 、k2 、m1 、m2 、
n1 、n2 、p1 、p2 、q1 、q2 、s1 、s2 、t
1 、t2 、u1 、u2 は上記に定義した意味を有し、*
はそれぞれ対応する番号が付された結合に連続する。) なお、上記活性基X1 およびX2 の組み合わせは、X1
はトリフルオロホウ素エーテル錯体およびN−ヨードス
クシンイミドの組み合わせに対して活性であり、X2 は
トリフルオロホウ素エーテル錯体およびN−ヨードスク
シンイミドの組み合わせに対して不活性となるように選
ばれ、同一反応混合物中での他の組み合わせに係る反応
に悪影響を及ぼさないものであれば、当該技術分野で使
用されているどのような組み合わせであってもよい。
Z1 、Z2 、W1 、W2 、V1 、V2 、h1 、h2 、i
1 、i2 、j1 、j2 、k1 、k2 、m1 、m2 、
n1 、n2 、p1 、p2 、q1 、q2 、s1 、s2 、t
1 、t2 、u1 、u2 は上記に定義した意味を有し、*
はそれぞれ対応する番号が付された結合に連続する。) なお、上記活性基X1 およびX2 の組み合わせは、X1
はトリフルオロホウ素エーテル錯体およびN−ヨードス
クシンイミドの組み合わせに対して活性であり、X2 は
トリフルオロホウ素エーテル錯体およびN−ヨードスク
シンイミドの組み合わせに対して不活性となるように選
ばれ、同一反応混合物中での他の組み合わせに係る反応
に悪影響を及ぼさないものであれば、当該技術分野で使
用されているどのような組み合わせであってもよい。
【0013】また本発明の製造方法は、次の少なくとも
2種の反応工程を含んでいてもよい。工程の1つは、下
記式(4)
2種の反応工程を含んでいてもよい。工程の1つは、下
記式(4)
【0014】
【化11】
【0015】(上式中、X3 はトリフルオロホウ素エー
テル錯体により活性化されて反応中間体を与える活性基
であり、R3 は水素原子もしくは水酸基の保護基であ
り、Y3は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメ
チル基、もしくは保護されたこれらの官能基であり、た
だしY3 が複数ある場合はこれらのY3 は互いに同じで
も異なっていてもよく、Z3 は水酸基、アミノ基、メチ
ル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護されたこれら
の官能基であり、ただしZ3 が複数ある場合はこれらの
Z3 は互いに同じでも異なっていてもよく、W3 は水酸
基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメチル基、もしく
は保護されたこれらの官能基であり、ただしW3 が複数
ある場合はこれらのW3 は互いに同じでも異なっていて
もよく、V3は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキ
シメチル基、もしくは保護されたこれらの官能基であ
り、h3 は0または1〜3のいずれかの整数であり、i
3 は0または1のいずれかの整数であり、j3 は0また
は1のいずれかの整数であり、k3 は0または1のいず
れかの整数であり、m3 は0または1のいずれかの整数
であり、n3 は0または1のいずれかの整数であり、p
3 は0または1〜6のいずれかの整数であり、q3 は0
または1〜6のいずれかの整数であり、s3 は0または
1〜3のいずれかの整数であり、t3 は0または1〜3
のいずれかの整数であり、u3 は0または1〜3のいず
れかの整数である)で表される糖誘導体を、トリフルオ
ロホウ素エーテル錯体の存在下で、下記式(5)
テル錯体により活性化されて反応中間体を与える活性基
であり、R3 は水素原子もしくは水酸基の保護基であ
り、Y3は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメ
チル基、もしくは保護されたこれらの官能基であり、た
だしY3 が複数ある場合はこれらのY3 は互いに同じで
も異なっていてもよく、Z3 は水酸基、アミノ基、メチ
ル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護されたこれら
の官能基であり、ただしZ3 が複数ある場合はこれらの
Z3 は互いに同じでも異なっていてもよく、W3 は水酸
基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメチル基、もしく
は保護されたこれらの官能基であり、ただしW3 が複数
ある場合はこれらのW3 は互いに同じでも異なっていて
もよく、V3は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキ
シメチル基、もしくは保護されたこれらの官能基であ
り、h3 は0または1〜3のいずれかの整数であり、i
3 は0または1のいずれかの整数であり、j3 は0また
は1のいずれかの整数であり、k3 は0または1のいず
れかの整数であり、m3 は0または1のいずれかの整数
であり、n3 は0または1のいずれかの整数であり、p
3 は0または1〜6のいずれかの整数であり、q3 は0
または1〜6のいずれかの整数であり、s3 は0または
1〜3のいずれかの整数であり、t3 は0または1〜3
のいずれかの整数であり、u3 は0または1〜3のいず
れかの整数である)で表される糖誘導体を、トリフルオ
ロホウ素エーテル錯体の存在下で、下記式(5)
【0016】
【化12】
【0017】(上式中、X4 はトリフルオロホウ素エー
テル錯体には不活性であるが、トリフルオロホウ素エー
テル錯体およびN−ヨードスクシンイミドの組み合わせ
により活性化されて反応中間体を与える活性基であり、
R4 は反応活性化剤であるトリフルオロホウ素エーテル
錯体により活性化される式(4)の誘導体との反応点で
あって、水素原子もしくはトリアルキル置換シリル基で
あり、Y4 は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシ
メチル基、もしくは保護されたこれらの官能基であり、
ただしY4 が複数ある場合はこれらのY4 は互いに同じ
でも異なっていてもよく、Z4 は水酸基、アミノ基、メ
チル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護されたこれ
らの官能基であり、ただしZ4 が複数ある場合はこれら
のZ4 は互いに同じでも異なっていてもよく、W4 は水
酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメチル基、もし
くは保護されたこれらの官能基であり、ただしW4 が複
数ある場合はこれらのW4 は互いに同じでも異なってい
てもよく、V4 は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロ
キシメチル基、もしくは保護されたこれらの官能基であ
り、h4 は0または1〜3のいずれかの整数であり、i
4 は0または1のいずれかの整数であり、j4 は0また
は1のいずれかの整数であり、k4 は0または1のいず
れかの整数であり、m4 は0または1のいずれかの整数
であり、n4 は0または1のいずれかの整数であり、p
4 は0または1〜6のいずれかの整数であり、q4 は0
または1〜6のいずれかの整数であり、s4 は0または
1〜3のいずれかの整数であり、t4 は0または1〜3
のいずれかの整数であり、u4 は0または1〜3のいず
れかの整数である)で表される糖誘導体と反応させて式
(4)のX3 の結合位置と式(5)のR4 が結合した酸
素原子との間にグリコシド結合を形成する工程である。
テル錯体には不活性であるが、トリフルオロホウ素エー
テル錯体およびN−ヨードスクシンイミドの組み合わせ
により活性化されて反応中間体を与える活性基であり、
R4 は反応活性化剤であるトリフルオロホウ素エーテル
錯体により活性化される式(4)の誘導体との反応点で
あって、水素原子もしくはトリアルキル置換シリル基で
あり、Y4 は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシ
メチル基、もしくは保護されたこれらの官能基であり、
ただしY4 が複数ある場合はこれらのY4 は互いに同じ
でも異なっていてもよく、Z4 は水酸基、アミノ基、メ
チル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護されたこれ
らの官能基であり、ただしZ4 が複数ある場合はこれら
のZ4 は互いに同じでも異なっていてもよく、W4 は水
酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメチル基、もし
くは保護されたこれらの官能基であり、ただしW4 が複
数ある場合はこれらのW4 は互いに同じでも異なってい
てもよく、V4 は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロ
キシメチル基、もしくは保護されたこれらの官能基であ
り、h4 は0または1〜3のいずれかの整数であり、i
4 は0または1のいずれかの整数であり、j4 は0また
は1のいずれかの整数であり、k4 は0または1のいず
れかの整数であり、m4 は0または1のいずれかの整数
であり、n4 は0または1のいずれかの整数であり、p
4 は0または1〜6のいずれかの整数であり、q4 は0
または1〜6のいずれかの整数であり、s4 は0または
1〜3のいずれかの整数であり、t4 は0または1〜3
のいずれかの整数であり、u4 は0または1〜3のいず
れかの整数である)で表される糖誘導体と反応させて式
(4)のX3 の結合位置と式(5)のR4 が結合した酸
素原子との間にグリコシド結合を形成する工程である。
【0018】もう1つの工程は、上記式(5)で示され
る糖誘導体またはそれに由来する糖部分を、トリフルオ
ロホウ素エーテル錯体およびN−ヨードスクシンイミド
の存在下で、下記式(6)
る糖誘導体またはそれに由来する糖部分を、トリフルオ
ロホウ素エーテル錯体およびN−ヨードスクシンイミド
の存在下で、下記式(6)
【0019】
【化13】
【0020】(上式中、X5 はトリフルオロホウ素エー
テル錯体およびN−ヨードスクシンイミドの組み合わせ
に不活性な官能基であり、R5 は反応活性化剤であるト
リフルオロホウ素エーテル錯体およびN−ヨードスクシ
ンイミドの組み合わせにより活性化される式(5)の誘
導体部分との反応点であって、水素原子もしくはトリア
ルキル置換シリル基であり、Y5 は水酸基、アミノ基、
メチル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護されたこ
れらの官能基であり、ただしY5 が複数ある場合はこれ
らのY5 は互いに同じでも異なっていてもよく、Z5 は
水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメチル基、も
しくは保護されたこれらの官能基であり、ただしZ5 が
複数ある場合はこれらのZ5 は互いに同じでも異なって
いてもよく、W5 は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒド
ロキシメチル基、もしくは保護されたこれらの官能基で
あり、ただしW5 が複数ある場合はこれらのW5 は互い
に同じでも異なっていてもよく、V5 は水酸基、アミノ
基、メチル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護され
たこれらの官能基であり、h5 は0または1〜3のいず
れかの整数であり、i5 は0または1のいずれかの整数
であり、j5 は0または1のいずれかの整数であり、k
5 は0または1のいずれかの整数であり、m5は0また
は1のいずれかの整数であり、n5 は0または1のいず
れかの整数であり、p5 は0または1〜6のいずれかの
整数であり、q5 は0または1〜6のいずれかの整数で
あり、s5 は0または1〜3のいずれかの整数であり、
t5 は0または1〜3のいずれかの整数であり、u5 は
0または1〜3のいずれかの整数である)で表される糖
誘導体と反応させて式(5)のX4 の結合位置と式
(6)のR5 が結合した酸素原子との間にグリコシド結
合を形成する工程である。これらの工程は、同一の反応
混合物中で順次実施することができる。
テル錯体およびN−ヨードスクシンイミドの組み合わせ
に不活性な官能基であり、R5 は反応活性化剤であるト
リフルオロホウ素エーテル錯体およびN−ヨードスクシ
ンイミドの組み合わせにより活性化される式(5)の誘
導体部分との反応点であって、水素原子もしくはトリア
ルキル置換シリル基であり、Y5 は水酸基、アミノ基、
メチル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護されたこ
れらの官能基であり、ただしY5 が複数ある場合はこれ
らのY5 は互いに同じでも異なっていてもよく、Z5 は
水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメチル基、も
しくは保護されたこれらの官能基であり、ただしZ5 が
複数ある場合はこれらのZ5 は互いに同じでも異なって
いてもよく、W5 は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒド
ロキシメチル基、もしくは保護されたこれらの官能基で
あり、ただしW5 が複数ある場合はこれらのW5 は互い
に同じでも異なっていてもよく、V5 は水酸基、アミノ
基、メチル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護され
たこれらの官能基であり、h5 は0または1〜3のいず
れかの整数であり、i5 は0または1のいずれかの整数
であり、j5 は0または1のいずれかの整数であり、k
5 は0または1のいずれかの整数であり、m5は0また
は1のいずれかの整数であり、n5 は0または1のいず
れかの整数であり、p5 は0または1〜6のいずれかの
整数であり、q5 は0または1〜6のいずれかの整数で
あり、s5 は0または1〜3のいずれかの整数であり、
t5 は0または1〜3のいずれかの整数であり、u5 は
0または1〜3のいずれかの整数である)で表される糖
誘導体と反応させて式(5)のX4 の結合位置と式
(6)のR5 が結合した酸素原子との間にグリコシド結
合を形成する工程である。これらの工程は、同一の反応
混合物中で順次実施することができる。
【0021】こうして本発明によれば、新たなグリコシ
ド結合を少なくとも2箇所もつ下記式(7)で表される
オリゴ糖が製造できる。
ド結合を少なくとも2箇所もつ下記式(7)で表される
オリゴ糖が製造できる。
【0022】
【化14】
【0023】(上式中、X5 、R3 、Y3 、Y4 、
Y5 、Z3 、Z4 、Z5 、W3 、W4 、W5 、V3 、V
4 、V5 、h3 、h4 、h5 、i3 、i4 、i5 、
j3 、j4 、j5 、k3 、k4 、k5 、m3 、m4 、m
5 、n3 、n4 、n5 、p3 、p4 、p5 、q3 、
q4 、q5 、s3 、s4 、s5 、t3 、t4 、t5 、u
3 、u4 、u5 は上記に定義した意味を有し、*はそれ
ぞれ対応する番号が付された結合に連続する。) なお、上記活性基X3 ,X4 およびX5 の組み合わせ
は、X3 はトリフルオロホウ素エーテル錯体に対して活
性であり、X4 はトリフルオロホウ素エーテル錯体およ
びN−ヨードスクシンイミドの組み合わせに対して活性
であるがトリフルオロホウ素エーテル錯体に対して不活
性であり、X3 はトリフルオロホウ素エーテル錯体およ
びN−ヨードスクシンイミドの組み合わせに対して不活
性となるように選ばれ、同一反応混合物中での他の組み
合わせに係る反応に悪影響を及ぼさないものであれば、
当該技術分野で使用されているどのような組み合わせで
あってもよい。
Y5 、Z3 、Z4 、Z5 、W3 、W4 、W5 、V3 、V
4 、V5 、h3 、h4 、h5 、i3 、i4 、i5 、
j3 、j4 、j5 、k3 、k4 、k5 、m3 、m4 、m
5 、n3 、n4 、n5 、p3 、p4 、p5 、q3 、
q4 、q5 、s3 、s4 、s5 、t3 、t4 、t5 、u
3 、u4 、u5 は上記に定義した意味を有し、*はそれ
ぞれ対応する番号が付された結合に連続する。) なお、上記活性基X3 ,X4 およびX5 の組み合わせ
は、X3 はトリフルオロホウ素エーテル錯体に対して活
性であり、X4 はトリフルオロホウ素エーテル錯体およ
びN−ヨードスクシンイミドの組み合わせに対して活性
であるがトリフルオロホウ素エーテル錯体に対して不活
性であり、X3 はトリフルオロホウ素エーテル錯体およ
びN−ヨードスクシンイミドの組み合わせに対して不活
性となるように選ばれ、同一反応混合物中での他の組み
合わせに係る反応に悪影響を及ぼさないものであれば、
当該技術分野で使用されているどのような組み合わせで
あってもよい。
【0024】本発明で使用する糖誘導体類は、それぞ
れ、ピラノース骨格もしくはフラノース骨格を有する単
糖類またはオリゴ糖のいずれであってもよく、例えば、
それ自体既知の糖類の水酸基、アミノ基、ヒドロキシメ
チル基を常用の保護法により選択的に保護して調製でき
る。上記の反応に供されるピラノース骨格もしくはフラ
ノース骨格を有する単糖類、またはオリゴ糖としては、
グルコースおよびガラクトースなどの単糖類、ならびに
これらの糖2個以上から構成されるオリゴ糖類、例え
ば、マルトース、ラクトースおよびセロビオースなどの
2糖類、その他のデンプン、デキストリンまたはセルロ
ースなどの加水分解物から調製される他のオリゴ糖類を
挙げることができる。従って、これらのアノメリック位
の配置はαまたはβ型のいずれであってもよく、またオ
リゴ糖の糖単位間の結合様式は1→3、1→4、1→6
または、まれに1→2であってもよく、複数の結合様式
を含んでいてもよい。
れ、ピラノース骨格もしくはフラノース骨格を有する単
糖類またはオリゴ糖のいずれであってもよく、例えば、
それ自体既知の糖類の水酸基、アミノ基、ヒドロキシメ
チル基を常用の保護法により選択的に保護して調製でき
る。上記の反応に供されるピラノース骨格もしくはフラ
ノース骨格を有する単糖類、またはオリゴ糖としては、
グルコースおよびガラクトースなどの単糖類、ならびに
これらの糖2個以上から構成されるオリゴ糖類、例え
ば、マルトース、ラクトースおよびセロビオースなどの
2糖類、その他のデンプン、デキストリンまたはセルロ
ースなどの加水分解物から調製される他のオリゴ糖類を
挙げることができる。従って、これらのアノメリック位
の配置はαまたはβ型のいずれであってもよく、またオ
リゴ糖の糖単位間の結合様式は1→3、1→4、1→6
または、まれに1→2であってもよく、複数の結合様式
を含んでいてもよい。
【0025】水酸基、アミノ基、ヒドロキシメチル基の
選択的保護は、アノメリック位(1位)水酸基または反
応点の水酸基と他の水酸基、アミノ基、ヒドロキシメチ
ル基を個別に保護できるいずれか既知の保護法(または
脱離工程を含んでもよい)によって行うことができる。
上記他の水酸基、アミノ基、ヒドロキシメチル基の保護
基としては、アセチル基、ベンゾイル基、置換ベンゾイ
ル基、ベンジル基、置換ベンジル基、ピバロイル基、ア
リルオキシカルボニル基、置換メチレンジオキシ基など
が挙げられ、常法により反応させて保護基を導入するこ
とができる。
選択的保護は、アノメリック位(1位)水酸基または反
応点の水酸基と他の水酸基、アミノ基、ヒドロキシメチ
ル基を個別に保護できるいずれか既知の保護法(または
脱離工程を含んでもよい)によって行うことができる。
上記他の水酸基、アミノ基、ヒドロキシメチル基の保護
基としては、アセチル基、ベンゾイル基、置換ベンゾイ
ル基、ベンジル基、置換ベンジル基、ピバロイル基、ア
リルオキシカルボニル基、置換メチレンジオキシ基など
が挙げられ、常法により反応させて保護基を導入するこ
とができる。
【0026】これらの保護基の選択については、アノメ
リック位(1位)水酸基または反応点の水酸基もしくは
これらの水酸基の保護されたものと他の水酸基、アミノ
基、メチル基、ヒドロキシメチル基もしくはこれらの保
護されたものとの反応性の差を考慮して選ばれた組み合
わせであれば、当該技術分野で使用されているどのよう
な組み合わせであってもよい。
リック位(1位)水酸基または反応点の水酸基もしくは
これらの水酸基の保護されたものと他の水酸基、アミノ
基、メチル基、ヒドロキシメチル基もしくはこれらの保
護されたものとの反応性の差を考慮して選ばれた組み合
わせであれば、当該技術分野で使用されているどのよう
な組み合わせであってもよい。
【0027】本発明における原料の糖誘導体中の、官能
基X1 、X3 、X4 としては、ハロゲン原子、フェニル
チオ基、イミドイル基、アリルオキシ基などが挙げら
れ、官能基X2 、X5 としては、アルキルオキシ基、セ
ラミド基などが挙げられ、R1、R3 としては水素原
子、トリアルキル置換シリル基、アセチル基、ベンゾイ
ル基、置換ベンゾイル基、ベンジル基、置換ベンジル
基、ピバロイル基、アリルオキシカルボニル基、置換メ
チレンジオキシ基などが挙げられ、R2 、R4 、R5と
しては水素原子、トリアルキル置換シリル基などが挙げ
られる。
基X1 、X3 、X4 としては、ハロゲン原子、フェニル
チオ基、イミドイル基、アリルオキシ基などが挙げら
れ、官能基X2 、X5 としては、アルキルオキシ基、セ
ラミド基などが挙げられ、R1、R3 としては水素原
子、トリアルキル置換シリル基、アセチル基、ベンゾイ
ル基、置換ベンゾイル基、ベンジル基、置換ベンジル
基、ピバロイル基、アリルオキシカルボニル基、置換メ
チレンジオキシ基などが挙げられ、R2 、R4 、R5と
しては水素原子、トリアルキル置換シリル基などが挙げ
られる。
【0028】より具体的に例を挙げれば、ハロゲン原子
としては、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、
イミドイル基としては、例えば、アセトイミドイル基、
トリクロロアセトイミドイル基、アルキルオキシ基とし
ては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、ドデシルオキ
シ基、トリアルキル置換シリル基としては、例えば、ト
リメチルシリル基、ターシャリーブチルジメチルシリル
基、置換ベンゾイル基としては、例えば、パラメチルベ
ンゾイル基、置換ベンジル基としては、例えば、パラメ
チルベンジル基、置換メチレンジオキシ基としては、例
えば、アセトナイド基、などが挙げられるが、本発明は
これらの例に限定されることはなく、トリフルオロホウ
素エーテル錯体またはトリフルオロホウ素エーテル錯体
およびN−ヨードスクシンイミドの組み合わせに対する
反応性を考慮して、適切なX1 、X2 、X3 、X4 、X
5 、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 の組み合わせを選択
することができる。
としては、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、
イミドイル基としては、例えば、アセトイミドイル基、
トリクロロアセトイミドイル基、アルキルオキシ基とし
ては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、ドデシルオキ
シ基、トリアルキル置換シリル基としては、例えば、ト
リメチルシリル基、ターシャリーブチルジメチルシリル
基、置換ベンゾイル基としては、例えば、パラメチルベ
ンゾイル基、置換ベンジル基としては、例えば、パラメ
チルベンジル基、置換メチレンジオキシ基としては、例
えば、アセトナイド基、などが挙げられるが、本発明は
これらの例に限定されることはなく、トリフルオロホウ
素エーテル錯体またはトリフルオロホウ素エーテル錯体
およびN−ヨードスクシンイミドの組み合わせに対する
反応性を考慮して、適切なX1 、X2 、X3 、X4 、X
5 、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 の組み合わせを選択
することができる。
【0029】本発明における代表的なX1 、X2 、
X3 、X4 、X5 、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 の組
み合わせとしては、それぞれ、例えば、(i)X1 フェ
ニルチオ基、X2 ;メトキシ基、R1 ;アセチル基、R
2 ;水素原子、(ii)X3 ;トリクロロアセトイミドイ
ル基、X4 ;フェニルチオ基、X5 ;メトキシ基、
R3 ;アセチル基、R4 ;水素原子、R5 ;水素原子、
(iii )X3 ;フッ素、X4 ;フェニルチオ基、X5 ;
メトキシ基、R3 ;アセチル基、R4 ;水素原子、
R5 ;水素原子、などを挙げることができる。
X3 、X4 、X5 、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 の組
み合わせとしては、それぞれ、例えば、(i)X1 フェ
ニルチオ基、X2 ;メトキシ基、R1 ;アセチル基、R
2 ;水素原子、(ii)X3 ;トリクロロアセトイミドイ
ル基、X4 ;フェニルチオ基、X5 ;メトキシ基、
R3 ;アセチル基、R4 ;水素原子、R5 ;水素原子、
(iii )X3 ;フッ素、X4 ;フェニルチオ基、X5 ;
メトキシ基、R3 ;アセチル基、R4 ;水素原子、
R5 ;水素原子、などを挙げることができる。
【0030】また、反応に用いられる溶媒は、通常のグ
リコシル化において用いられる、ニトロメタン、トルエ
ン、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン(THF)
等、もしくはこれらの溶媒を組み合わせた混合溶媒を用
いることもできる。
リコシル化において用いられる、ニトロメタン、トルエ
ン、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン(THF)
等、もしくはこれらの溶媒を組み合わせた混合溶媒を用
いることもできる。
【0031】本発明の反応は、例えば、式(1)で表さ
れる糖誘導体と式(2)で表される糖誘導体とを、通常
のグリコシル化において用いられる、ニトロメタン、ト
ルエン、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン(TH
F)等、の溶媒に溶解し、これに式(1)中X1 のみを
活性化するグリコシル化反応活性化剤であるトリフルオ
ロホウ素エーテル錯体およびN−ヨードスクシンイミド
を順次添加して行うことができる。上記反応工程を0〜
80℃で通常2〜60分間行うが、適宜延長してもよ
い。
れる糖誘導体と式(2)で表される糖誘導体とを、通常
のグリコシル化において用いられる、ニトロメタン、ト
ルエン、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン(TH
F)等、の溶媒に溶解し、これに式(1)中X1 のみを
活性化するグリコシル化反応活性化剤であるトリフルオ
ロホウ素エーテル錯体およびN−ヨードスクシンイミド
を順次添加して行うことができる。上記反応工程を0〜
80℃で通常2〜60分間行うが、適宜延長してもよ
い。
【0032】また本発明の反応は、次の少なくとも2種
の反応工程を順次行うことによっても実施できる。例え
ば、式(4)で表される糖誘導体と式(5)で表される
糖誘導体とを、通常のグリコシル化において用いられ
る、ニトロメタン、トルエン、ジクロロメタン、テトラ
ヒドロフラン(THF)等、の溶媒に溶解し、これに式
(4)中X3 のみを活性化するグリコシル化反応活性化
剤であるトリフルオロホウ素エーテル錯体を添加して反
応させる。上記反応工程を−45℃〜室温で通常2〜6
0分間行うが、適宜延長してもよい。
の反応工程を順次行うことによっても実施できる。例え
ば、式(4)で表される糖誘導体と式(5)で表される
糖誘導体とを、通常のグリコシル化において用いられ
る、ニトロメタン、トルエン、ジクロロメタン、テトラ
ヒドロフラン(THF)等、の溶媒に溶解し、これに式
(4)中X3 のみを活性化するグリコシル化反応活性化
剤であるトリフルオロホウ素エーテル錯体を添加して反
応させる。上記反応工程を−45℃〜室温で通常2〜6
0分間行うが、適宜延長してもよい。
【0033】この後、トリフルオロホウ素エーテル錯体
の存在下で、式(6)で表される糖誘導体と、式(5)
のX4 を活性化するグリコシル化反応活性化剤であるN
−ヨードスクシンイミドを添加し、0〜80℃で通常2
〜60分間反応させるが、適宜延長してもよい。
の存在下で、式(6)で表される糖誘導体と、式(5)
のX4 を活性化するグリコシル化反応活性化剤であるN
−ヨードスクシンイミドを添加し、0〜80℃で通常2
〜60分間反応させるが、適宜延長してもよい。
【0034】以下、上記試薬の組み合わせの二例をもと
にして本発明の反応の工程について、反応条件、試薬等
をさらに説明する。本発明の反応の原料となるハロゲン
化糖、トリクロロアセトイミドイル化糖、チオグリコシ
ル化糖、メチルグリコシル化糖などは常用の調製法によ
り対応する単糖もしくはオリゴ糖から既知の手法により
得ることができる。
にして本発明の反応の工程について、反応条件、試薬等
をさらに説明する。本発明の反応の原料となるハロゲン
化糖、トリクロロアセトイミドイル化糖、チオグリコシ
ル化糖、メチルグリコシル化糖などは常用の調製法によ
り対応する単糖もしくはオリゴ糖から既知の手法により
得ることができる。
【0035】一例としては、式(1)のチオグリコシル
化糖(X1 =フェニルチオ基)および式(2)のメチル
グリコシル化糖(X2 =メトキシ基)を、ジクロロメタ
ン中、4Aモレキュラーシーブ存在下、フェニルチオ基
のみを活性化可能な活性化剤であるトリフルオロホウ素
エーテル錯体およびN−ヨードスクシンイミドを順次加
えフェニルチオ基を活性化する。0〜80℃で2〜60
分間反応の後、トリエチルアミン等の有機塩基で反応を
停止させた後、遊離した塩類等を濾過により取り除き溶
媒を減圧留去することにより粗生成物を得ることができ
る。
化糖(X1 =フェニルチオ基)および式(2)のメチル
グリコシル化糖(X2 =メトキシ基)を、ジクロロメタ
ン中、4Aモレキュラーシーブ存在下、フェニルチオ基
のみを活性化可能な活性化剤であるトリフルオロホウ素
エーテル錯体およびN−ヨードスクシンイミドを順次加
えフェニルチオ基を活性化する。0〜80℃で2〜60
分間反応の後、トリエチルアミン等の有機塩基で反応を
停止させた後、遊離した塩類等を濾過により取り除き溶
媒を減圧留去することにより粗生成物を得ることができ
る。
【0036】また本発明の反応は、次の少なくとも2種
の反応工程を順次行うことによっても実施できる。例え
ば、式(4)のトリクロロアセトイミドイル化糖(X3
=トリクロロアセトイミドイル基)および式(5)のチ
オグリコシル化糖(X4 =フェニルチオ基)を、ジクロ
ロメタン中、4Aモレキュラーシーブ存在下、トリクロ
ロアセトイミドイル基のみを活性化可能な活性化剤であ
るトリフルオロホウ素エーテル錯体により−45℃〜室
温で2〜60分間グリコシル化反応を行った後、トリフ
ルオロホウ素エーテル錯体存在下、式(6)のメチルグ
リコシル化糖(X5 =メトキシ基)およびN−ヨードス
クシンイミドを加えフェニルチオ基を活性化する。
の反応工程を順次行うことによっても実施できる。例え
ば、式(4)のトリクロロアセトイミドイル化糖(X3
=トリクロロアセトイミドイル基)および式(5)のチ
オグリコシル化糖(X4 =フェニルチオ基)を、ジクロ
ロメタン中、4Aモレキュラーシーブ存在下、トリクロ
ロアセトイミドイル基のみを活性化可能な活性化剤であ
るトリフルオロホウ素エーテル錯体により−45℃〜室
温で2〜60分間グリコシル化反応を行った後、トリフ
ルオロホウ素エーテル錯体存在下、式(6)のメチルグ
リコシル化糖(X5 =メトキシ基)およびN−ヨードス
クシンイミドを加えフェニルチオ基を活性化する。
【0037】0〜80℃で2〜60分間反応の後、トリ
エチルアミン等の有機塩基で反応を停止させた後、遊離
した塩類等を濾過により取り除き溶媒を減圧留去するこ
とにより粗生成物を得ることができる。得られた粗生成
物は、必要により再結晶、もしくはシルカゲルカラムク
ロマトグラフィー等により精製する。
エチルアミン等の有機塩基で反応を停止させた後、遊離
した塩類等を濾過により取り除き溶媒を減圧留去するこ
とにより粗生成物を得ることができる。得られた粗生成
物は、必要により再結晶、もしくはシルカゲルカラムク
ロマトグラフィー等により精製する。
【0038】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。 実施例1 メチル2,3,4−トリ−O−アセチル−6−O−
[2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−β−D−グ
ルコピラノシル]−α−D−グルコピラノシド(4a)
の合成
明する。 実施例1 メチル2,3,4−トリ−O−アセチル−6−O−
[2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−β−D−グ
ルコピラノシル]−α−D−グルコピラノシド(4a)
の合成
【0039】
【化15】
【0040】フェニルチオ2,3,4,6−テトラ−O
−アセチル−β−D−グルコピラノシド(2a、192
mg(0.43 mmol) 、式(1)中、X1 =β置換フェニル
チオ基、R1 =アセチル基、Y1 =アセチル基で保護さ
れた水酸基、h1 =0、i1 =1、k1 =1、p1 =
0、s1 =3)、メチル2,3,4−トリ−O−アセチ
ル−α−D−グルコピラノシド(3a、140mg(0.4
3 mmol) 、式(2)中、X2 =α置換メトキシ基、R2
=水素原子、Y2 =アセチル基で保護された水酸基、h
2 =0、i2 =1、k2 =1、p2 =0、s2 =3)を
活性化したモレキュラーシーブスMS4A共存下でジク
ロロメタン(5ml)に溶解し室温で15分攪拌した
後、トリフルオロホウ素エーテル錯体(BF3 ・OEt
2 )のエーテル溶液(0.21ml(1.75 mmol) )を滴
下した。次にN−ヨードスクシンイミド(NIS、39
3mg(1.75 mmol) )を反応液中に添加した。室温で5
分間攪拌し反応させ、薄層クロマトグラフィーで原料の
消失を確認した後、トリエチルアミン(1ml)を加え
て反応を終了させ、反応液をセライト濾過、溶媒を減圧
留去することにより粗生成物を得た。得られた粗生成物
を、ヘキサン−酢酸エチルを溶出液とするシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにより分離・精製し、油状物質
4a(201mg(0.31 mmol) 、収率72%)を得た。
−アセチル−β−D−グルコピラノシド(2a、192
mg(0.43 mmol) 、式(1)中、X1 =β置換フェニル
チオ基、R1 =アセチル基、Y1 =アセチル基で保護さ
れた水酸基、h1 =0、i1 =1、k1 =1、p1 =
0、s1 =3)、メチル2,3,4−トリ−O−アセチ
ル−α−D−グルコピラノシド(3a、140mg(0.4
3 mmol) 、式(2)中、X2 =α置換メトキシ基、R2
=水素原子、Y2 =アセチル基で保護された水酸基、h
2 =0、i2 =1、k2 =1、p2 =0、s2 =3)を
活性化したモレキュラーシーブスMS4A共存下でジク
ロロメタン(5ml)に溶解し室温で15分攪拌した
後、トリフルオロホウ素エーテル錯体(BF3 ・OEt
2 )のエーテル溶液(0.21ml(1.75 mmol) )を滴
下した。次にN−ヨードスクシンイミド(NIS、39
3mg(1.75 mmol) )を反応液中に添加した。室温で5
分間攪拌し反応させ、薄層クロマトグラフィーで原料の
消失を確認した後、トリエチルアミン(1ml)を加え
て反応を終了させ、反応液をセライト濾過、溶媒を減圧
留去することにより粗生成物を得た。得られた粗生成物
を、ヘキサン−酢酸エチルを溶出液とするシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにより分離・精製し、油状物質
4a(201mg(0.31 mmol) 、収率72%)を得た。
【0041】実施例2 メチル2,3,4−トリ−O−アセチル−6−O−
[2,3,4−トリ−O−アセチル−6−O−(2,
3,4,6−テトラ−O−アセチル−β−D−グルコピ
ラノシル)−β−D−グルコピラノシル]−α−D−グ
ルコピラノシド(4b)の合成(I)
[2,3,4−トリ−O−アセチル−6−O−(2,
3,4,6−テトラ−O−アセチル−β−D−グルコピ
ラノシル)−β−D−グルコピラノシル]−α−D−グ
ルコピラノシド(4b)の合成(I)
【0042】
【化16】
【0043】2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−
D−グルコピラノシルトリクロロイミデート(1a,5
8mg(0.11 mmol) 、式(4)中、X3 =トリクロロア
セトイミドイル基、R3 =アセチル基、Y3 =アセチル
基で保護された水酸基、h3=0、i3 =1、k3 =
1、p3 =0、s3 =3)とフェニルチオ2,3,4−
トリ−O−アセチル−β−D−グルコピラノシド(2
b,41mg(0.10 mmol)、式(5)中、X4 =β置換
フェニルチオ基、R4 =水素原子、Y4 =アセチル基で
保護された水酸基、h4 =0、i4 =1、k4 =1、p
4 =0、s4 =3)を活性化したモレキュラーシーブス
MS4A共存下でジクロロメタン(5ml)に溶解し、
活性化剤としてトリフルオロホウ素エーテル錯体(BF
3 ・OEt2)のエーテル溶液(0.05ml(0.40 mmo
l) )を−45℃で滴下した。
D−グルコピラノシルトリクロロイミデート(1a,5
8mg(0.11 mmol) 、式(4)中、X3 =トリクロロア
セトイミドイル基、R3 =アセチル基、Y3 =アセチル
基で保護された水酸基、h3=0、i3 =1、k3 =
1、p3 =0、s3 =3)とフェニルチオ2,3,4−
トリ−O−アセチル−β−D−グルコピラノシド(2
b,41mg(0.10 mmol)、式(5)中、X4 =β置換
フェニルチオ基、R4 =水素原子、Y4 =アセチル基で
保護された水酸基、h4 =0、i4 =1、k4 =1、p
4 =0、s4 =3)を活性化したモレキュラーシーブス
MS4A共存下でジクロロメタン(5ml)に溶解し、
活性化剤としてトリフルオロホウ素エーテル錯体(BF
3 ・OEt2)のエーテル溶液(0.05ml(0.40 mmo
l) )を−45℃で滴下した。
【0044】冷却槽をはずし約2分間反応し、薄層クロ
マトグラフィーで原料の消失を確認した後、ジクロロメ
タンに溶解したメチル2,3,4−トリ−O−アセチル
−α−D−グルコピラノシド(3a,36mg(0.11 mm
ol) 、式(6)中、X5 =α置換メトキシ基、R5 =水
素原子、Y5 =アセチル基で保護された水酸基、h5=
0、i5 =1、k5 =1、p5 =0、s5 =3)と活性
化剤のN−ヨードスクシンイミド(NIS、100mg
(0.44 mmol) )を反応液中に添加した。室温で5分間攪
拌し反応させた後、トリエチルアミン(1ml)を加え
て反応を終了させ、反応液をセライト濾過、溶媒を減圧
留去することにより粗生成物を得た。得られた粗生成物
を、ヘキサン−酢酸エチルを溶出液とするシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにより分離・精製し、油状物質
4b(60mg(0.064 mmol)、収率62%)を得た。
マトグラフィーで原料の消失を確認した後、ジクロロメ
タンに溶解したメチル2,3,4−トリ−O−アセチル
−α−D−グルコピラノシド(3a,36mg(0.11 mm
ol) 、式(6)中、X5 =α置換メトキシ基、R5 =水
素原子、Y5 =アセチル基で保護された水酸基、h5=
0、i5 =1、k5 =1、p5 =0、s5 =3)と活性
化剤のN−ヨードスクシンイミド(NIS、100mg
(0.44 mmol) )を反応液中に添加した。室温で5分間攪
拌し反応させた後、トリエチルアミン(1ml)を加え
て反応を終了させ、反応液をセライト濾過、溶媒を減圧
留去することにより粗生成物を得た。得られた粗生成物
を、ヘキサン−酢酸エチルを溶出液とするシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにより分離・精製し、油状物質
4b(60mg(0.064 mmol)、収率62%)を得た。
【0045】 [α]D25 +44. 2°(c=0. 688、CHCl3 ) Rf 0. 22(AcOEt−Hex=2:1) 1 H−NMR(270 MHz,CDCl3 ) 1. 96 s (9H, アセチル :Me) 1. 98 s (3H, アセチル :Me) 1. 99 s (3H, アセチル :Me) 2. 00 s (3H, アセチル :Me) 2. 02 s (6H, アセチル :Me) 2. 03 s (3H, アセチル :Me) 2. 06 s (3H, アセチル :Me) 3. 36 s (3H, OMe) 3. 47−3. 70 m (4H) 3. 83−3. 97 m (3H) 4. 07−4. 12 m (1H) 4. 23 dd (1H, J=4. 5, 12. 1Hz) 4. 49 d (1H, J=7. 8Hz, アノメリック位) 4. 56 d (1H, J=8. 1Hz, アノメリック位) 4. 79−4. 98 m (6H) 5. 03 t (1H, J=9. 5Hz) 5. 160 t (1H, J=9. 4Hz) 5. 167 t (1H, J=9. 3Hz) 5. 42 d (1H, J=9. 4Hz)
【0046】13 C−NMR(67. 8MHz,CDCl3 ) 55. 3, 64. 8, 67. 9, 68. 0, 6
8. 1, 68. 2,68. 8, 69. 0, 70.
1, 70. 8, 71. 0, 71. 9,72. 7,
73. 2, 77. 2, (96. 5, 100. 7
(2c) :アノメリック位), (169. 3, 1
69. 4, 169. 6, 170. 21, 170.
28, 170. 3, 170. 7, 178. 4 :
アセチル). IR(ニート) 3234, 2948, 1751, 1713, 1
430, 1370,1291, 1222, 117
5, 1039 cm-1 .
8. 1, 68. 2,68. 8, 69. 0, 70.
1, 70. 8, 71. 0, 71. 9,72. 7,
73. 2, 77. 2, (96. 5, 100. 7
(2c) :アノメリック位), (169. 3, 1
69. 4, 169. 6, 170. 21, 170.
28, 170. 3, 170. 7, 178. 4 :
アセチル). IR(ニート) 3234, 2948, 1751, 1713, 1
430, 1370,1291, 1222, 117
5, 1039 cm-1 .
【0047】実施例3 メチル2,3,4−トリ−O−アセチル−6−O−
[2,3,4−トリ−O−アセチル−6−O−(2,
3,4,6−テトラ−O−アセチル−β−D−グルコピ
ラノシル)−β−D−グルコピラノシル]−α−D−グ
ルコピラノシド(4b)の合成(II)
[2,3,4−トリ−O−アセチル−6−O−(2,
3,4,6−テトラ−O−アセチル−β−D−グルコピ
ラノシル)−β−D−グルコピラノシル]−α−D−グ
ルコピラノシド(4b)の合成(II)
【0048】
【化17】
【0049】式(4)の化合物を下記のように変えた他
は、実施例2と同様の方法に従い、上記オリゴ糖を合成
した。すなわち、式(5)の2b 78mg(0.20 mmo
l) 、式(6)の3a 62mg(0.20 mmol) 、第1の
活性化剤としてトリフルオロホウ素エーテル錯体(BF
3 ・OEt2 )のエーテル溶液0.05ml(0.40 mmo
l) 、第2の活性化剤としてN−ヨードスクシンイミド
(NIS)88mg(0.39 mmol) 、および式(4)の化
合物として実施例2の1aに代わって2,3,4,6−
テトラ−O−アセチル−1−フルオロ−β−D−グルコ
ピラノシド(1b,103mg(0.29 mmol)、式(4)
中、X3 =フッ素、R3 =アセチル基、Y3 =アセチル
基で保護された水酸基、h3 =0、i3 =1、k3 =
1、p3 =0、s3 =3)を用い油状物質4b(140
mg(0.15 mmol) 、収率76%)を得た。
は、実施例2と同様の方法に従い、上記オリゴ糖を合成
した。すなわち、式(5)の2b 78mg(0.20 mmo
l) 、式(6)の3a 62mg(0.20 mmol) 、第1の
活性化剤としてトリフルオロホウ素エーテル錯体(BF
3 ・OEt2 )のエーテル溶液0.05ml(0.40 mmo
l) 、第2の活性化剤としてN−ヨードスクシンイミド
(NIS)88mg(0.39 mmol) 、および式(4)の化
合物として実施例2の1aに代わって2,3,4,6−
テトラ−O−アセチル−1−フルオロ−β−D−グルコ
ピラノシド(1b,103mg(0.29 mmol)、式(4)
中、X3 =フッ素、R3 =アセチル基、Y3 =アセチル
基で保護された水酸基、h3 =0、i3 =1、k3 =
1、p3 =0、s3 =3)を用い油状物質4b(140
mg(0.15 mmol) 、収率76%)を得た。
Claims (3)
- 【請求項1】 糖類を1位に活性基を有する糖類と反応
させてオリゴ糖を製造するにあたり、グリコシル化反応
の活性化剤としてトリフルオロホウ素エーテル錯体及び
N−ヨードスクシンイミドの組み合わせを用いることを
特徴とするオリゴ糖の製造方法。 - 【請求項2】 糖単位間でグリコシド結合を形成するオ
リゴ糖の製造方法であって、下記式(1) 【化1】 (上式中、X1 はトリフルオロホウ素エーテル錯体およ
びN−ヨードスクシンイミドの組み合わせにより活性化
される活性基であり、R1 は水素原子もしくは水酸基の
保護基であり、Y1 は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒ
ドロキシメチル基、もしくは保護されたこれらの官能基
であり、ただしY1 が複数ある場合はこれらのY1 は互
いに同じでも異なっていてもよく、Z1 は水酸基、アミ
ノ基、メチル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護さ
れたこれらの官能基であり、ただしZ1 が複数ある場合
はこれらのZ1 は互いに同じでも異なっていてもよく、
W1は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメチル
基、もしくは保護されたこれらの官能基であり、ただし
W1 が複数ある場合はこれらのW1 は互いに同じでも異
なっていてもよく、V1 は水酸基、アミノ基、メチル
基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護されたこれらの
官能基であり、h1 は0または1〜3のいずれかの整数
であり、i1 は0または1のいずれかの整数であり、j
1 は0または1のいずれかの整数であり、k1 は0また
は1のいずれかの整数であり、m1 は0または1のいず
れかの整数であり、n1 は0または1のいずれかの整数
であり、p1 は0または1〜6のいずれかの整数であ
り、q1 は0または1〜6のいずれかの整数であり、s
1 は0または1〜3のいずれかの整数であり、t1 は0
または1〜3のいずれかの整数であり、u1 は0または
1〜3のいずれかの整数である)で表される糖誘導体
を、トリフルオロホウ素エーテル錯体およびN−ヨード
スクシンイミドの存在下で、下記式(2) 【化2】 (上式中、X2 はトリフルオロホウ素エーテル錯体およ
びN−ヨードスクシンイミドの組み合わせに不活性な官
能基であり、R2 は水素原子もしくはトリアルキル置換
シリル基であり、Y2 は水酸基、アミノ基、メチル基、
ヒドロキシメチル基、もしくは保護されたこれらの官能
基であり、ただしY2 が複数ある場合はこれらのY2 は
互いに同じでも異なっていてもよく、Z2 は水酸基、ア
ミノ基、メチル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護
されたこれらの官能基であり、ただしZ2 が複数ある場
合はこれらのZ2 は互いに同じでも異なっていてもよ
く、W2 は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメ
チル基、もしくは保護されたこれらの官能基であり、た
だしW2 が複数ある場合はこれらのW2 は互いに同じで
も異なっていてもよく、V2 は水酸基、アミノ基、メチ
ル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護されたこれら
の官能基であり、h2 は0または1〜3のいずれかの整
数であり、i2 は0または1のいずれかの整数であり、
j2 は0または1のいずれかの整数であり、k2 は0ま
たは1のいずれかの整数であり、m2 は0または1のい
ずれかの整数であり、n2 は0または1のいずれかの整
数であり、p2 は0または1〜6のいずれかの整数であ
り、q2 は0または1〜6のいずれかの整数であり、s
2 は0または1〜3のいずれかの整数であり、t2 は0
または1〜3のいずれかの整数であり、u2 は0または
1〜3のいずれかの整数である)で表される糖誘導体と
反応させて、式(1)のX1 の結合位置と式(2)のR
2 が結合した酸素原子との間にグリコシド結合を形成す
ることにより、下記式(3) 【化3】 (上式中、X2 、R1 、Y1 、Y2 、Z1 、Z2 、
W1 、W2 、V1 、V2 、h1 、h2 、i1 、i2 、j
1 、j2 、k1 、k2 、m1 、m2 、n1 、n2 、
p1 、p2 、q1 、q2 、s1 、s2 、t1 、t2 、u
1 、u2 は上記に定義した意味を有し、*はそれぞれ対
応する番号が付された結合に連続する)で表されるオリ
ゴ糖を生成する、ことを特徴とするオリゴ糖の製造方
法。 - 【請求項3】 糖単位間で少なくとも2箇所のグリコシ
ド結合を形成するオリゴ糖の製造方法であって、 (a)下記式(4) 【化4】 (上式中、X3 はトリフルオロホウ素エーテル錯体によ
り活性化される活性基であり、R3 は水素原子もしくは
水酸基の保護基であり、Y3 は水酸基、アミノ基、メチ
ル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護されたこれら
の官能基であり、ただしY3 が複数ある場合はこれらの
Y3 は互いに同じでも異なっていてもよく、Z3 は水酸
基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメチル基、もしく
は保護されたこれらの官能基であり、ただしZ3 が複数
ある場合はこれらのZ3 は互いに同じでも異なっていて
もよく、W3 は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキ
シメチル基、もしくは保護されたこれらの官能基であ
り、ただしW3 が複数ある場合はこれらのW3 は互いに
同じでも異なっていてもよく、V3 は水酸基、アミノ
基、メチル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護され
たこれらの官能基であり、h3 は0または1〜3のいず
れかの整数であり、i3 は0または1のいずれかの整数
であり、j3 は0または1のいずれかの整数であり、k
3 は0または1のいずれかの整数であり、m3 は0また
は1のいずれかの整数であり、n3 は0または1のいず
れかの整数であり、p3 は0または1〜6のいずれかの
整数であり、q3 は0または1〜6のいずれかの整数で
あり、s3 は0または1〜3のいずれかの整数であり、
t3 は0または1〜3のいずれかの整数であり、u3 は
0または1〜3のいずれかの整数である)で表される糖
誘導体を、トリフルオロホウ素エーテル錯体の存在下
で、下記式(5) 【化5】 (上式中、X4 はトリフルオロホウ素エーテル錯体には
不活性であるが、トリフルオロホウ素エーテル錯体およ
びN−ヨードスクシンイミドの組み合わせにより活性化
される活性基であり、R4 は水素原子もしくはトリアル
キル置換シリル基であり、Y4 は水酸基、アミノ基、メ
チル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護されたこれ
らの官能基であり、ただしY4 が複数ある場合はこれら
のY4 は互いに同じでも異なっていてもよく、Z4 は水
酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメチル基、もし
くは保護されたこれらの官能基であり、ただしZ4 が複
数ある場合はこれらのZ4 は互いに同じでも異なってい
てもよく、W4 は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロ
キシメチル基、もしくは保護されたこれらの官能基であ
り、ただしW4 が複数ある場合はこれらのW4 は互いに
同じでも異なっていてもよく、V4 は水酸基、アミノ
基、メチル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護され
たこれらの官能基であり、h4 は0または1〜3のいず
れかの整数であり、i4 は0または1のいずれかの整数
であり、j4 は0または1のいずれかの整数であり、k
4 は0または1のいずれかの整数であり、m4 は0また
は1のいずれかの整数であり、n4 は0または1のいず
れかの整数であり、p4 は0または1〜6のいずれかの
整数であり、q4 は0または1〜6のいずれかの整数で
あり、s4 は0または1〜3のいずれかの整数であり、
t4 は0または1〜3のいずれかの整数であり、u4 は
0または1〜3のいずれかの整数である)で表される糖
誘導体と反応させて式(4)のX3 の結合位置と式
(5)のR4 が結合した酸素原子との間にグリコシド結
合を形成する工程、ならびに (b)工程(a)に引き続き、トリフルオロホウ素エー
テル錯体およびN−ヨードスクシンイミドの存在下で、
下記式(6) 【化6】 (上式中、X5 はトリフルオロホウ素エーテル錯体およ
びN−ヨードスクシンイミドの組み合わせに不活性な官
能基であり、R5 は水素原子もしくはトリアルキル置換
シリル基であり、Y5 は水酸基、アミノ基、メチル基、
ヒドロキシメチル基、もしくは保護されたこれらの官能
基であり、ただしY5 が複数ある場合はこれらのY5 は
互いに同じでも異なっていてもよく、Z5 は水酸基、ア
ミノ基、メチル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護
されたこれらの官能基であり、ただしZ5 が複数ある場
合はこれらのZ5 は互いに同じでも異なっていてもよ
く、W5 は水酸基、アミノ基、メチル基、ヒドロキシメ
チル基、もしくは保護されたこれらの官能基であり、た
だしW5 が複数ある場合はこれらのW5 は互いに同じで
も異なっていてもよく、V5 は水酸基、アミノ基、メチ
ル基、ヒドロキシメチル基、もしくは保護されたこれら
の官能基であり、h5 は0または1〜3のいずれかの整
数であり、i5 は0または1のいずれかの整数であり、
j5 は0または1のいずれかの整数であり、k5 は0ま
たは1のいずれかの整数であり、m5 は0または1のい
ずれかの整数であり、n5 は0または1のいずれかの整
数であり、p5 は0または1〜6のいずれかの整数であ
り、q5 は0または1〜6のいずれかの整数であり、s
5 は0または1〜3のいずれかの整数であり、t5 は0
または1〜3のいずれかの整数であり、u5 は0または
1〜3のいずれかの整数である)で表される糖誘導体を
反応させて式(5)のX4 の結合位置と式(6)のR5
が結合した酸素原子との間にグリコシド結合を形成する
工程を含んでなり、工程(a)と(b)がそれぞれ生成
物を単離することなく共通の反応混合物中で実施され、
下記式(7) 【化7】 (上式中、X5 、R3 、Y3 、Y4 、Y5 、Z3 、
Z4 、Z5 、W3 、W4 、W5 、V3 、V4 、V5 、h
3 、h4 、h5 、i3 、i4 、i5 、j3 、j4 、
j5 、k3 、k4 、k5 、m3 、m4 、m5 、n3 、n
4 、n5 、p3 、p4 、p5 、q3 、q4 、q5 、
s3 、s4 、s5 、t3 、t4 、t5 、u3 、u4 、u
5 は上記に定義した意味を有し、*はそれぞれ対応する
番号が付された結合に連続する)で表されるオリゴ糖を
生成する、ことを特徴とするオリゴ糖の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6085918A JPH07267976A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | オリゴ糖の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6085918A JPH07267976A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | オリゴ糖の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07267976A true JPH07267976A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13872180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6085918A Pending JPH07267976A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | オリゴ糖の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07267976A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10287309B2 (en) | 2013-11-14 | 2019-05-14 | Zhejiang Hisun Pharmaceutical Co., Ltd. | Disaccharide intermediate and synthesis method thereof |
| JP2025084883A (ja) * | 2014-07-09 | 2025-06-03 | ディーエスエム・ニュートリショナル・プロダクツ・エルエルシー | オリゴ糖組成物及びその生成方法 |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP6085918A patent/JPH07267976A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10287309B2 (en) | 2013-11-14 | 2019-05-14 | Zhejiang Hisun Pharmaceutical Co., Ltd. | Disaccharide intermediate and synthesis method thereof |
| JP2025084883A (ja) * | 2014-07-09 | 2025-06-03 | ディーエスエム・ニュートリショナル・プロダクツ・エルエルシー | オリゴ糖組成物及びその生成方法 |
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