JPH0726810Y2 - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ

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JPH0726810Y2
JPH0726810Y2 JP2982591U JP2982591U JPH0726810Y2 JP H0726810 Y2 JPH0726810 Y2 JP H0726810Y2 JP 2982591 U JP2982591 U JP 2982591U JP 2982591 U JP2982591 U JP 2982591U JP H0726810 Y2 JPH0726810 Y2 JP H0726810Y2
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JP
Japan
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plunger
magnetic material
solenoid
stopper
connecting member
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JP2982591U
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JPH04125414U (ja
Inventor
明夫 高瀬
昭男 宍戸
Original Assignee
ジューキ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ソレノイドを用いた
アクチュエータに関し、詳しくは、そのソレノイドのプ
ランジャの出没作用によって少なくとも3位置に所定の
部材を移動させ得るようにしたアクチュエータに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】現在、自動化機械などに
おいては、モータ,エアシリンダー,ソレノイドなどを
用いた種々のアクチュエータが設けられているが、中で
も、ソレノイドは良好な応答速度を有し、かつ比較的安
価であることから部材を俊敏に進退させようとする場面
などにおいて頻繁に使用されている。
【0003】しかしながら、一般に、ソレノイドはソレ
ノイドコイルを励磁することにより、その中に挿入され
たプランジャがストッパなどによって規制される突出位
置から所定の没入位置へと移動する、といった言わば2
段階の移動を行うものであって、突出位置と没入位置と
の中間にプランジャを停止させることはできず、そのた
め、部材を3段階に移動させようとする場面での使用に
は不適当なものとされていた。
【0004】従って、3段階の移動を行う必要が生じた
場合には、ステッピングモータなどを用いていたが、こ
れでは装置が高価になると共に、十分な応答速度を得ら
れないという不都合があった。
【0005】この考案は、上記従来技術の問題点に着目
してなされたもので、ソレノイドを用いて少なくとも3
段階の移動を可能としたアクチュエータの提供を目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、磁性体から
なる単一の筐体内に所定の間隔を介して配設された一対
のソレノイドコイルを挿入する一方、そのソレノイドコ
イル内に挿入されたプランジャの突出位置を規制するス
トッパを設けてなるソレノイドを備えると共に、前記各
プランジャの先端部を連結する非磁性体からなる連結部
材と、一端が前記連結部材の中間部分に連結されると共
に他端が所定の駆動部材に連結され常には前記各プラン
ジャを各ストッパに当接させる方向へ付勢する作動部材
と、を備え、前記各ソレノイドコイルを適宜所定の組み
合わせで励磁することにより、前記プランジャを前記作
動部材の付勢力に抗して少なくとも3位置に前記作動部
材を移動させるようにしたものである。
【0007】
【作用】この考案において、一対のソレノイドコイルを
共に励磁すると、各プランジャは共に没入状態となって
ストッパから離間し、このプランジャに連結された連結
部材と共に作動部材は所定の後退位置へと移動する。こ
れに対して両ソレノイドコイルを共に非励磁状態とする
と、各プランジャは作動部材の付勢力によってストッパ
に当接し、作動部材は突出位置に保持される。また、両
ソレノイドコイルのうちいずれか一方を励磁して一方の
プランジャのみを没入状態とすると、両プランジャを結
ぶ連結部材は、一方のプランジャから他方のプランジャ
に渡って傾斜した状態となり、その中間部分に連結され
た作動部材も、先の突出位置と後退位置の中間に位置す
ることとなる。すなわち、作動部材は3段階に移動する
こととなる。
【0008】また、両プランジャを連結する連結部材
は、非磁性体によって形成されているため、一方のソレ
ノイドコイルを励磁した場合にその磁束が他方のソレノ
イドコイルに挿入されるプランジャに漏れ出すことはな
く、励磁したソレノイドコイルの磁力が低下することは
ない。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1ないし図4
に基づき説明する。図1はこの実施例における全体構成
を示す斜視図である。図において、1は鉄などの磁性体
によって形成した筐体で、その内部には図外の制御回路
によって独立に励磁される第1のソレノイドコイル2及
び第2のソレノイドコイル3が並設されており(図2参
照)、これらソレノイドコイル2,3は所定のシールド
部材によって互いに絶縁されている。
【0010】4は前記第1のソレノイドコイル3に出没
可能に挿入される第1のプランジャ、5は第2のソレノ
イドコイル3内に挿入される第2のプランジャであり、
これらプランジャ4,5は磁性体によって形成されてい
る。また、6,7は前記プランジャ4,5の外周に嵌着
した掛止リング、8,9は前記筐体1の前面部に形成し
たプランジャ挿通孔の開口部端縁に設けた緩衝部材であ
り、この緩衝部材8,9に前記掛止リング6,7を掛止
させることにより、前記両プランジャ4,5の先端部を
その移動方向において同一位置に保つようになってい
る。
【0011】10は前記筐体1の底面部に一体的に固定
したL字状のストッパ保持体であり、その前方に突出し
た立上り部10aには、前記プランジャ6,7の前方へ
の突出位置を規制するストッパ11,12が突設されて
いる。
【0012】このストッパ11,12は、図4に示すよ
うに前記立上り部10aに螺合するねじ部11a,12
aと、その一端部に固着され前記各プランジャと6,7
を当接させる当接部11b,12bとからなり、ねじ部
11a,12aを回転させることによって当接部11
b,12bの位置を前後に調整し得るようになってい
る。なお、各ねじ部11a,12aはステンレスなどの
非磁性体によって構成されており、また、当接部11
b,12bはゴムなどの緩衝機能を有する非磁性体によ
り形成されている。
【0013】以上、1〜12に示す部材によってソレノ
イドAが構成されている。
【0014】13は両端を前記各プランジャ6,7の先
端部に掛止ピン4a,5aによって軸着してなる連結部
材であり、非磁性体によって形成されている。なお、掛
止ピン6a,7aの挿通される挿通孔13a,13b
(図3参照)のうち、一方の挿通孔13aは図3に示す
ように長孔となっている。
【0015】14は一端を軸15によって前記連結部材
13の中間位置に回動自在に連結してなる作動部材であ
る。この作動部材14の他端部は所定の駆動部材に連結
されており、その駆動部材を介して常時前方への付勢力
Fが加えられている。このため、この付勢力Fによって
前記プランジャ4,5も連結部材13を介して前方へ付
勢され、常には、その先端部が前記ストッパ11,12
の当接部11b,12bに当接するようになっている。
【0016】以上の構成に基づき、次に作用を説明す
る。第1,第2のソレノイドコイル2,3が共に非励磁
状態にあるとき、第1,第2のプランジャ4,5は作動
部材14に加えられている付勢力Fによって共に先端部
が前記ストッパ11,12に当接している。
【0017】この状態で連結部材13と作動部材14を
連結する軸15は前端位置P1に保持され、従って作動
部材14は最も前方へ突出した状態となる。なお、ここ
では、ストッパ11,12の各当接部11b,12b
が、プランジャ4,5の移動方向に対して同一位置に設
定されているため、上記のように軸15が前端位置にあ
るとき、連結部材13は図4の実線にて示すようにプラ
ンジャ4,5の移動方向と直交する位置に保持される。
【0018】この状態において、いま、前記両ソレノイ
ドコイル2,3が共に励磁されると、両コイル2,3に
発生した磁力によって第1,第2のプランジャ4,5は
それぞれ作動部材13の付勢力Fに抗してソレノイドコ
イル2,3内に吸引される(没入状態となる)。これに
より、連結部材13は後方へ平行移動し、軸15が後端
位置P1へ移動して、作動部材14は最も後方へ移動し
た状態となる。
【0019】この後、第2のソレノイドコイル3のみを
非励磁状態とし、第2のプランジャ4に付与されていた
磁力(吸引力)を消失させると、第2のプランジャ4は
作動部材作動部材14の付勢力によって前方へ移動し、
ストッパ12に当接する。これにより、連結部材14は
掛止ピン4aを中心として回転し、両プランジャ4,5
の先端部に斜めに掛け渡された状態となり、軸15は前
端位置P1と後端位置P2の中間位置P3に位置する。
従って、作動部材14も最前方位置と最後方位置の中間
に保持される。
【0020】このように、この実施例においては、作動
部材14と連結部材13とを連結する連結軸15をP
1,P2,P3の3位置に保持させることが可能とな
り、これによって作動部材14を3段階に移動させるこ
とができる。
【0021】なお、ここでは、各ストッパ11,12の
当接部11b,12bの位置を同一位置に設定したた
め、第1のプランジャ4のみを没入状態とした場合と、
第2のプランジャ5のみを没入状態とした場合のいずれ
においても、連結軸15の取る位置が同一となるが、各
当接部11b,12bの位置を前後方向へずらして設定
すれば、上記各場合における軸15の位置を変更するこ
とが可能となり、四位置の設定が可能となる。
【0022】ところで、上記のようなソレノイドSにお
いて、例えば、ソレノイドコイル2を励磁した際には、
図2示すように、磁束Фが磁性体により構成される筐体
1及びプランジャ4を通過する磁気回路が形成されるこ
ととなる。このため、例えば、前記連結部材13が鉄な
どの磁性体によって構成されていた場合には、第1のソ
レノイドコイル2に発生した磁束は、図2のXに示すよ
うに連結部材13を経て第2のプランジャにも漏洩し、
第1のプランジ4に作用する磁力、すなわち吸引力が低
下することとなる。
【0023】また、連結部材13が磁性体によって形成
されていた場合ほどの影響はないが、ストッパ11,1
2を磁性体とした場合にも、両プランジャは短絡状態と
なるため、例えば、一方のソレノイドコイル2のみを励
磁した際に、プランジャ4を通過する磁束がストッパ1
1、ストッパ支持体10及びストッパ12を介して他方
のプランジャ5及び筐体1に漏れる可能性があり、これ
も磁力の低下を招く要因となる。
【0024】しかし、この実施例では、前記連結部材1
3及びストッパ11,12のねじ部11a,12aと当
接部11b,12bとを非磁性体によって形成し、両プ
ランジャ間において磁束が漏洩するのを防止しているた
め、常に良好な吸引力を得ることができ、円滑な作動を
実現することができる。
【0025】また、この実施例では、磁性体によって形
成したストッパ支持体10を筐体3の下面に積層固着す
ることによって磁器回路としての透磁率を高め、磁力の
増強を図る構成となっているが、作動部材14の付勢力
に対し、十分なプランジャ4,5の吸引力が得られる場
合には、ストッパ支持体10を非磁性体によって形成し
ても良く、その場合にはストッパ11,12をいかなる
部材で構成してもここからの磁束の漏れが生じることは
ない。
【0026】
【考案の効果】以上説明したとおり、この考案に係るア
クチュエータは、磁性体からなる単一の筐体内に一対の
ソレノイドコイルを収納したソレノイドを用いると共
に、前記各ソレノイドコイルに挿入される各プランジャ
の先端部を非磁性体からなる連結部材によって連結し、
かつその連結部材の中間部分に所定の駆動部材に連結さ
れる作動部材の一端部を連結した構成としたため、前記
ソレノイドコイルを所定の組み合わせで作動させること
により、少なくとも3段階の移動を実現することがで
き、ソレノイドを用いたアクチュエータとしての汎用性
を大幅に拡大することができる。
【0027】また、各プランジャの先端部を連結する連
結部材を非磁性体にて構成したため、一方のソレノイド
コイルのみを励磁して一方のプランジャのみを移動させ
ようとした場合にも、そのプランジャを通過する磁束が
他方のプランジャへと漏れ出すことはなく、常に必要と
する磁力を得ることができ、円滑な作動を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る一実施例の全体構成を示す斜視
図である。
【図2】図1に示したもののにおける磁器回路の形成状
態を示す説明平面図である。
【図3】図1に示した作動部材及び連結部材を示す斜視
図である。
【図4】同実施例における作動状態を示す説明平面図で
ある。
【符号の説明】
1 筐体 2 第1のソレノイドコイル 3 第2のソレノイドコイル 4 第1のプランジャ 5 第2のプランジャ 10 ストッパ支持体 11 ストッパ 12 ストッパ 11b 当接部 12b 当接部 13 連結部材 14 作動部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔を介して配設された一対のソ
    レノイドコイルと、前記各ソレノイドコイルの周囲を覆
    う磁性体よりなる筐体と、前記各ソレノイドコイル内に
    出没可能に挿入された磁性体よりなるプランジャと、前
    記各プランジャの突出位置を規制するストッパと、から
    なるソレノイドを有すると共に、前記各プランジャの先
    端部を連結する非磁性体からなる連結部材と、一端が前
    記連結部材の中間部分に連結されると共に、他端が所定
    の駆動部材に連結され、常には前記各プランジャを各ス
    トッパに当接させる方向へ付勢する作動部材と、を備
    え、前記各ソレノイドコイルを適宜所定の組み合わせで
    励磁することにより、前記プランジャを前記作動部材の
    付勢力に抗して少なくとも3位置に前記作動部材を移動
    させるようにしたことを特徴とするアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記ストッパを、前記筐体に一体的に固
    定した磁性体よりなる保持板によって保持させるように
    すると共に、ストッパを非磁性体により構成したことを
    特徴とする請求項1記載のアクチュエータ。
JP2982591U 1991-04-30 1991-04-30 アクチュエータ Expired - Lifetime JPH0726810Y2 (ja)

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JPH04125414U JPH04125414U (ja) 1992-11-16
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