JPH0726814Y2 - 管状フェライト焼結体 - Google Patents

管状フェライト焼結体

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JPH0726814Y2
JPH0726814Y2 JP9387289U JP9387289U JPH0726814Y2 JP H0726814 Y2 JPH0726814 Y2 JP H0726814Y2 JP 9387289 U JP9387289 U JP 9387289U JP 9387289 U JP9387289 U JP 9387289U JP H0726814 Y2 JPH0726814 Y2 JP H0726814Y2
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ferrite sintered
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tubular ferrite
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正徳 古後
憲雄 幸野
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Tokin Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、データラインのノイズ防止用フィルタ等に用
いられる管状フェライト焼結体に関し、詳しくは、圧縮
等の外力に対して大きな強度を持つ管状フェライト焼結
体に関するものである。
[従来の技術] 従来、管状フェライト焼結体は、通信や情報処理等の分
野に広く用いられてきている。
例えば、管状フェライト焼結体にフラットケーブルを通
し、データラインからの輻射ノイズの低減を図るノイズ
防止用フィルタに用いられる。
この管状フェライト焼結体は、複数の長い板状壁部をも
って管状に構成された一体構造を有し、且つ夫々の板状
壁部の長手方向に垂直な方向の断面は、矩形を有してい
た。
第4図は、従来の管状フェライト焼結体の一例を示す斜
視図である。
第4図において、管状フェライト焼結体の壁部は、互い
に平行な、略均一な厚さの板状壁部41,41´及び板状壁
部42,42´を含み、互いに隣り合う板状壁部は、その境
界部を共有し、分割線を持たない、いわゆる一体構造を
有している。
この管状フェライト焼結体が、組込まれる産業機器等の
小型で、軽量化という、「軽薄短小」のニーズに伴い、
管状フェライト焼結体自体も小型で軽量化されつつあ
る。
[考案が解決しようとする課題] ところが、周知のように、フェライト焼結体は非常に脆
弱な物質であるために、小型、軽量化によって、管状フ
ェライト焼結体自体が脆い物となり、取扱いが難しくな
り、且つ、外力を受ける用途には適さないという欠点を
有した。
そこで、本考案の技術的課題は、小型で、軽量の管状フ
ェライト焼結体に実用上十分な強度を持たせることにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案者らは、従来の管状フェライト焼結体の強度に関
し、鋭意検討を加え、管状フェライト焼結体の長手方向
に垂直な方向の断面形状が管状フェライト焼結体の強度
に著しく影響を及ぼすことに着眼し、本考案に至ったも
のである。
本考案によれば、少くとも3個の長手方向に延びる板状
壁部をもって管状に形成され,且つ前記長手方向に垂直
な断面の外側輪郭辺が少くとも長短2つの異なる長さを
有するフェライト焼結体において、前記複数の板状壁部
の内の長い辺を含む板状壁部の外表面が外側に凸に湾曲
していることを特徴とする管状フェライト焼結体が得ら
れる。
[作用] 本考案においては、管状フェライト焼結体を構成する複
数の板状壁部の一つを、この板状壁部の長手方向と垂直
な断面形状をいわゆる橋梁形状とすることにより、管状
フェライト焼結体に実用上充分な強度を持たせたもので
ある。
[実施例] 以下に本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の管状フェライト焼結体の一実施例を示
す斜視図である。
第1図に示す管状フェライト焼結体は、互いに対向する
板状壁部11,11´及び板状壁部12,12´を有する一体構造
である。板状壁部12は、内側面は平で、この内側面に対
向する外側面は幅方向中央部が突出した円柱面で、この
板状壁部12は、両側からこの中央部のところに移動する
に従って、厚さが次第に厚くなるように形成されてい
る。
一方、板状壁部12´は、厚みの略均一な平板である。こ
の焼結体は、長手方向40mm,長手方向と垂直な方向の断
面の内寸法が縦3mm,横24mm,外側寸法は、縦5mm,横26mm
で、円柱面は、曲率半径146mmの形状を有している。
上述した管状フェライト焼結体の強度を測定するべく圧
縮試験を行った。
前記管状フェライト焼結体の円柱面と相対する面を長手
方向に20mm間隔で2カ所支持して支点とし、円弧の管状
フェライト焼結体の長手方向の頂点に対し線接触にて荷
重をかけた。
荷重は、毎秒1mmの圧縮荷重とし、前記管状フェライト
焼結体の円柱面を有する板面12に破断が生じる圧縮圧力
を歪みゲージを用いて測定したところ、2.9kgfであっ
た。
次に、本考案のもう一つの実施例を図面を参照して説明
する。
第2図は本考案のもう一つの実施例を示す斜視図であ
る。
第2図に示す管状フェライト焼結体は、互いに対向する
板状壁部21,21´及び板状壁部22,22´を有する一体構造
で、板状壁部22の外表面は、外側に凸に湾曲して円筒面
を形成しており、一方、板状壁部22´は厚みの略均一な
平板である。
この焼結体は、長手方向40mm,長手方向と垂直方向の断
面の内側寸法は、縦3mm,横24mm,板状壁部22の内側面は
曲率半径145mmの円筒面である。
一方、外側寸法は縦5mm,横26mm,板状壁部22の外側面は
曲率半径146mmの円筒面である。
上述した管状フェライト焼結体の強度を測定するべく第
1の実施例と同様な方法で、円筒面を有する板状壁部22
に破断が生じる圧縮圧力を測定したところ、2.4kgfであ
った。
第3図は本考案の管状フェライト焼結体のさらにもう一
つの実施例を示す斜視図である。
第3図に示す管状フェライト焼結体は、互いに対向する
板状壁部31,31´及び板状壁部32,32´を有する一体構造
で、板状壁部32,32´は夫々外側に互いに逆方向に湾曲
して突出し、円筒面を形成している。
この焼結体は長手方向40mm,長手方向と垂直方向の断面
の内側寸法は、縦3mm,板状壁部32及び32´の内側面は曲
率半径145mmの円筒面である。
一方、外側寸法は縦5mm,板状壁部32及び32´の外側面は
曲率半径146mmの円筒面である。
上述した管状フェライト焼結体の強度測定をするべく円
筒面を有する板状壁部32及び32´の一方をこの外円筒面
と同一曲率を持つ支点で支持し、その他は第1の実施例
と同様の方法で支持面に相対する円筒面を有する板状壁
部に破断が生じる圧縮圧力を測定したところ、2.4kgfで
あった。
比較例として、第4図に示した従来の管状フェライト焼
結体の強度を測定した。
この焼結体は、長手方向40mm,長手方向と垂直な方向の
断面内側寸法が、縦5mm,横26mmの形状を有している。
上述した比較例に係る管状のフェライト焼結体の強度を
第1の実施例と同様の方法で測定したところ、1.8kgfで
あり、本考案の有用性が確認された。
以上、本考案の実施例を詳細に説明したが、上述した実
施例に限定されず、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種
々の変化が可能である。
例えば、上述した実施例では、いずれもいわゆる四角柱
状の管状フェライト焼結体を示したが、他の2,3例を挙
げれば、三角柱状や五角柱状の管状フェライト焼結体に
本考案を適用した場合も、本考案の実施例と同様な効果
が得られることは、容易に推定することができる。
また、フェライトの組成自体は、本考案において、限定
されるものではないことは、言うまでもない。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案の管状フェライト焼結体によ
れば、複数の板状壁部の少なくとも1枚が外側に凸に湾
曲した外表面を備え、外力に対して高い抵抗力を示すの
で、小型、軽量化に際しても実用上充分な強度を備えて
いるという効果があり、産業上極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の筒状フェライト焼結体の一実施例を示
す斜視図、第2図は本考案の管状フェライト焼結体のも
う一つの実施例を示す斜視図、第3図は本考案の管状フ
ェライト焼結体のさらにもう一つの実施例を示す斜視
図、第4図は従来の管状フェライト焼結体一例を示す斜
視図である。 図中、11,11´,12,12´,21,21´,22,22´,31,31´,32,3
2´,41,41´,42,42´……板状壁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少くとも3個の長手方向に延びる板状壁部
    をもって管状に形成され,且つ前記長手方向に垂直な断
    面の外側輪郭辺が少くとも長短2つの異なる長さを有す
    るフェライト焼結体において,前記複数の板状壁部の内
    の長い辺を含む板状壁部の外表面が外側に凸に湾曲して
    いることを特徴とする管状フェライト焼結体。
JP9387289U 1989-08-11 1989-08-11 管状フェライト焼結体 Expired - Fee Related JPH0726814Y2 (ja)

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JPH0334215U JPH0334215U (ja) 1991-04-04
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