JPH07268699A - 回転体のエッチング加工方法 - Google Patents

回転体のエッチング加工方法

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JPH07268699A
JPH07268699A JP8792194A JP8792194A JPH07268699A JP H07268699 A JPH07268699 A JP H07268699A JP 8792194 A JP8792194 A JP 8792194A JP 8792194 A JP8792194 A JP 8792194A JP H07268699 A JPH07268699 A JP H07268699A
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JP
Japan
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workpiece
piston
electrode jig
rotating body
outer peripheral
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JP8792194A
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English (en)
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Tomonobu Hayashi
知延 林
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転体のエッチング加工方法において、少な
い工程で、回転体の外周面に対し所定パターンのエッチ
ング加工を迅速に行ない得るようにする。 【構成】 先ず、回転体の被加工物(1)と略同形状の
回転体の電極治具(2)の外周面に所定パターンの電気
絶縁性マスキング(23)を行なう。次に、電極治具
を、被加工物に対し微小間隙を以って、被加工物の回転
軸(14,15)と平行な回転軸(24,25)を中心
に回転可能に支持する。そして、被加工物及び電極治具
をモータ(5)によって同期回転駆動し、且つ被加工物
と電極治具との間の間隙にポンプ(4)によって電解液
を供給しながら、被加工物と電極治具との間に通電し
て、被加工物の外周面にエッチング加工を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エッチング加工方法に
関し、特に回転体の被加工物に対し、その外周面にエッ
チング加工を行なう回転体のエッチング加工方法に係
る。
【0002】
【従来の技術】金属の加工方法として、電気分解を利用
した電解加工が知られている。これは工作物を陽極、工
具を陰極とし、両者間に電解液を供給しながら通電して
工作物を加工する方法である。また、材料の表面を化学
的あるいは電気化学的に腐食させるエッチング加工も知
られている。
【0003】このようなエッチング加工方法に関し、特
開昭52−90438号公報には、帯状のフレキシブル
な被加工材を、食刻すべき領域に対応する領域が開口し
ている回転可能な円筒型ステンシルの外周面に密接触さ
せ、前記ステンシルの開口部より裸出している被加工材
面と対向させて円筒型ステンシルの内側に電極を配置
し、前記被加工材と前記電極間に噴流電解液を流しつ
つ、前記被加工材を陽極とし、一方前記電極を陰極とし
て両電極間に電解液を介して電流を流して電解食刻を行
なったのち、前記円筒型ステンシルを回転させることに
よって前記被加工材を前記円筒型ステンシルとの密着状
態を保ちながら移動させて未加工部分を前記電極と対向
させ、前記と同様にして順次連続的に電解食刻を行なう
ようにしたフレキシブルな被加工材の電解食刻方法が開
示されている。これは、フレキシブルな被加工材に対
し、エッチングの連続加工を可能にすること等を目的と
して提案されたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内燃機関の
ピストンにおいては、そのスカート部の外周面に条痕を
施すことがあるが、これをエッチング加工によって行な
うことができる。しかし、ピストンのような回転体の外
周面にエッチング加工を行なうことは容易ではない。ま
た、前掲の公報に記載のエッチング加工方法はフレキシ
ブルな被加工材を対象としており、回転体の加工に係る
ものではないので、回転体への適用は至難である。
【0005】このため、本願出願人は特願平4−164
69号の出願においてピストンのスカート部のエッチン
グ加工方法として、電気絶縁性マスキングの脱着工数を
低減すべく、従前の浸漬法に替えて、電気絶縁性マスキ
ングを行なったピストンを(+)側に接続すると共に、
電解液を浸みこませたドラムを(−)側の電源に接続
し、ピストンを回転しながらドラムに接触させて、スカ
ート部に対しエッチング加工を行なう方法を提案してい
る。
【0006】しかし、この方法においてもエッチングの
前工程として電気絶縁性マスキングを行なうと共に、後
工程で電気絶縁性マスキングを除去しなければならず、
工程が複雑となるので、この点の改良が必要であった。
【0007】そこで、本発明は回転体のエッチング加工
方法において、少ない工程で、回転体の外周面に対し所
定パターンのエッチング加工を迅速に行ない得るように
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係る回転体のエッチング加工方法は、回
転体の被加工物を回転させながら電解液を介して通電
し、前記被加工物の外周面にエッチング加工を行なう回
転体のエッチング加工方法において、前記被加工物と略
同形状の回転体の電極治具の外周面に所定パターンの電
気絶縁性マスキングを行ない、前記電極治具を前記被加
工物に対し微小間隙を以って、前記被加工物の回転軸と
平行な回転軸を中心に回転可能に支持し、前記被加工物
及び前記電極治具を同期回転駆動し、且つ前記被加工物
と前記電極治具との間の間隙に前記電解液を供給しなが
ら、前記被加工物と前記電極治具との間に通電して、前
記被加工物の外周面にエッチング加工を行なうこととし
たものである。
【0009】また、請求項2に記載のように、前記被加
工物が内燃機関のピストンの場合には、前記電極治具の
外周面に対し、前記ピストンのスカート部に施すべき所
定の条痕に応じたパターンの電気絶縁性マスキングを行
ない、前記電極治具及び前記ピストンを同期回転駆動
し、且つ前記ピストンと前記電極治具との間隙に前記電
解液を供給しながら、前記ピストンと前記電極治具との
間に通電して、前記ピストンのスカート部に条痕を形成
することができる。
【0010】前記請求項1、又は2のエッチング加工方
法において、前記電気絶縁性マスキングを、前記電極治
具の外周面に所定パターンの樹脂部材を接合することに
よって行なうとよい。
【0011】
【作用】請求項1に係るエッチング加工方法において
は、先ず電極治具の外周面に所定パターンの電気絶縁性
マスキングが行なわれる。次に、被加工物に対し微小間
隙を以って、被加工物の回転軸と平行な回転軸を中心に
回転可能に、電極治具が支持される。そして、被加工物
及び電極治具が同期回転駆動されると共に、被加工物と
電極治具との間の間隙に電解液が供給され、被加工物及
び電極治具に通電される。尚、このとき被加工物は陽極
に接続され、電極治具は陰極に接続される。これによ
り、被加工物の外周面に対し、所定パターンに応じたエ
ッチング加工が行われる。
【0012】また、請求項2に係るエッチング加工方法
においては、上記の方法と同様の方法で、被加工物たる
ピストンのスカート部に条痕が形成される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明のエッチング加工方法を、被加工物
たる回転体の内燃機関用ピストン1のスカート部12に
対し、条痕13を形成する場合に適用した実施例に係
り、ピストン1及び電極治具2が電解液槽3上に並列に
配置されている。尚、ピストン1の条痕13は油溝とし
て機能すると共に、内燃機関のシリンダ(図示せず)に
対する摩擦力を低減する効果がある。
【0014】ピストン1は回転軸14,15を中心に回
動するように支持されている。回転軸14は一端が支持
板31に固定され、他端がピストン1の頭部の中心に当
接している。回転軸15は一端がモータ5の軸に連結さ
れ、他端がピストン1のスカート部12の内側のピスト
ンピン支持部(図示せず)に係合しており、モータ5の
回転力が回転軸15を介してピストン1に伝達されるよ
うに構成されている。尚、ピストン1は回転軸15によ
って回転軸14の先端面に押接されている。回転軸15
の中間部には歯車16が固定されており、これに噛合す
る歯車17が回転軸18に固定されている。回転軸18
は、回転軸15に対して平行に、回動自在に支持されて
おり、その中間部にプーリ19が固定されている。
【0015】一方、ピストン1と略同形状の回転体の電
極治具2が、回転軸24,25を中心に回動するように
支持されている。回転軸24は一端が支持板31に固定
され、他端が電極治具2と共に回転するように接続され
ている。回転軸25は、一端が軸受26に回動自在に支
持され、他端が電極治具2と共に回転するように接続さ
れている。回転軸25の中間部にはプーリ27が固定さ
れており、このプーリ27と上記プーリ19との間にベ
ルト28が張架されている。
【0016】而して、回転軸15の回転力は歯車16,
17を介して回転軸18に伝達され、更にプーリ19、
ベルト28そしてプーリ27を介して回転軸25に伝達
され、ピストン1の回転軸14,15を中心とする回転
方向と反対方向に、電極治具2が回転軸24,25を中
心として同期回転するように構成されている。尚、本実
施例ではベルト28の長さを調節することによって回転
軸14,15と回転軸24,25との間隔を調整し得る
ように構成されているが、回転軸18及びベルト28に
替え、歯車列を用いることとしてもよい。
【0017】電極治具2の外周面には、ピストン1に施
すべき条痕13に応じたパターンの電気絶縁性マスキン
グ23が施されている。即ち、図2に拡大して示すよう
に、電極治具2の外周面には例えばパターン印刷によっ
て樹脂の電気絶縁性マスキング23が施されており、電
気絶縁性マスキング23が存在しない部分の電極治具2
の外周面2sがピストン1の条痕13に対応するパター
ンとなるように構成されている。この電極治具2とピス
トン1との間は微小間隙を以って、夫々の回転軸を中心
に相互に反対方向に同期して回転し、従って両者が対峙
する側の表面は図2に矢印で示すように同一の接線方向
に移動する。
【0018】そして、電解液槽3に収容された電解液は
ポンプ4によって吸引され、電解液供給ノズル41(以
下、ノズル41という)からピストン1と電極治具2の
間に吐出されるように構成されている。更に、給電リー
ド61が回転軸15に当接するように付勢され、電源6
の陽極62に接続されており、軸受26(ひいては回転
軸25、電極治具2)が陰極63に接続されている。
尚、図1では、給電リード61に対する通電を制御する
スイッチ手段、前述のポンプ4及びモータ5を駆動制御
する制御手段等は省略している。
【0019】而して、本実施例のエッチング加工方法に
おいては、先ず電極治具2の外周面に条痕13に応じた
パターンの電気絶縁性マスキング23が施された後、電
極治具2が回転軸24及び25間に挾持され、これらの
軸を中心に回動自在に支持される。次にピストン1が回
転軸14及び15間に挾持され、これらの軸を中心に回
動自在に支持される。このとき、ピストン1のスカート
部12と電極治具2とが微小間隙を以って対峙するよう
に支持される。この状態でポンプ4が駆動されると共に
モータ5が回転駆動され、陽極62から給電リード61
を介してピストン1に通電される。
【0020】即ち、電解液槽3から電解液が吸引され、
図2に示すように夫々矢印方向に同期回転するピストン
1と電極治具2の間隙に向けて、ノズル41から電解液
が吐出され、ピストン1と電極治具2に通電される。こ
れにより、ピストン1のスカート部12に対しエッチン
グ加工が行われ、条痕13が形成される。尚、このエッ
チング加工方法においては、エッチング部と非エッチン
グ部の境界を明確にするため、被加工物のピストン1と
電極治具2との間隔が狭く設定されている。このよう
に、本実施例によれば簡単な操作で容易且つ正確にエッ
チング加工を行なうことができると共に、電気絶縁性マ
スキングに要する時間を従来に比し大幅に低減でき、電
気絶縁性マスキング材料を低減することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下の効果を奏する。即ち、請求項1に係る回転体の
エッチング加工方法においては、被加工物と略同形状の
回転体の電極治具の外周面に所定パターンの電気絶縁性
マスキングを行ない、被加工物と電極治具を同期回転駆
動すると共に、両者間の間隙に電解液を供給しながら通
電することとしているので、回転体の被加工物に対し、
簡単な操作で容易且つ正確にエッチング加工を行なうこ
とができると共に、電気絶縁性マスキングに要する時間
を従来に比し大幅に低減できる。従って、一定の品質を
確保しつつ処理時間の大幅短縮、電気絶縁性マスキング
材料の低減によるコスト低減が可能となる。
【0022】更に、請求項2に係るエッチング加工方法
においては、ピストンのスカート部に対し確実且つ迅速
に条痕を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転体のエッチング加工方法を、ピス
トンの条痕形成に適用した一実施例に供する装置を示す
斜視図である。
【図2】図1のピストン、電極治具及びノズルの関係を
模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 ピストン 2 電極治具 3 電解液槽 4 ポンプ 5 モータ 6 電源 13 条痕 14,15 回転軸 23 電気絶縁性マスキング 24,25 回転軸 41 電解液供給ノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体の被加工物を回転させながら電解
    液を介して通電し、前記被加工物の外周面にエッチング
    加工を行なう回転体のエッチング加工方法において、前
    記被加工物と略同形状の回転体の電極治具の外周面に所
    定パターンの電気絶縁性マスキングを行ない、前記電極
    治具を前記被加工物に対し微小間隙を以って、前記被加
    工物の回転軸と平行な回転軸を中心に回転可能に支持
    し、前記被加工物及び前記電極治具を同期回転駆動し、
    且つ前記被加工物と前記電極治具との間の間隙に前記電
    解液を供給しながら、前記被加工物と前記電極治具との
    間に通電して、前記被加工物の外周面にエッチング加工
    を行なうことを特徴とする回転体のエッチング加工方
    法。
  2. 【請求項2】 前記被加工物が内燃機関のピストンであ
    って、前記電極治具の外周面に対し、前記ピストンのス
    カート部に施すべき所定の条痕に応じたパターンの電気
    絶縁性マスキングを行ない、前記電極治具及び前記ピス
    トンを同期回転駆動し、且つ前記ピストンと前記電極治
    具との間隙に前記電解液を供給しながら、前記ピストン
    と前記電極治具との間に通電して、前記ピストンのスカ
    ート部に条痕を形成することを特徴とする請求項1記載
    の回転体のエッチング加工方法。
JP8792194A 1994-03-31 1994-03-31 回転体のエッチング加工方法 Pending JPH07268699A (ja)

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