JPH0726896A - 内圧の作用するトンネルのセグメント接合構造 - Google Patents
内圧の作用するトンネルのセグメント接合構造Info
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- JPH0726896A JPH0726896A JP5192921A JP19292193A JPH0726896A JP H0726896 A JPH0726896 A JP H0726896A JP 5192921 A JP5192921 A JP 5192921A JP 19292193 A JP19292193 A JP 19292193A JP H0726896 A JPH0726896 A JP H0726896A
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- Y02E10/20—Hydro energy
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 内部雨水の周囲地盤への漏洩を的確に阻止で
きる、シールド工法よりなる地下河川等における内圧の
作用するトンネルのセグメント接合構造を提供する。 【構成】 セグメント1の両方の接合端面に各端部が開
口したシース2を設け、緊張部用セグメントには、緊張
部用セグメントの一方の接合端面4aに一端部が開口
し、他端部が緊張部用セグメントの内面側に開口した第
1シース5と、緊張部用セグメントの他方の接合端面4
bに一端部が開口し、他端部が内面側に開口した第2シ
ース6を設け、各セグメントのシース2に挿通して緊張
部用セグメントに各端部を定着した緊張用部材によって
プレストレスを与え、各セグメントおよび緊張部用セグ
メントの接合端面同志を圧接させてリングを構成する。
きる、シールド工法よりなる地下河川等における内圧の
作用するトンネルのセグメント接合構造を提供する。 【構成】 セグメント1の両方の接合端面に各端部が開
口したシース2を設け、緊張部用セグメントには、緊張
部用セグメントの一方の接合端面4aに一端部が開口
し、他端部が緊張部用セグメントの内面側に開口した第
1シース5と、緊張部用セグメントの他方の接合端面4
bに一端部が開口し、他端部が内面側に開口した第2シ
ース6を設け、各セグメントのシース2に挿通して緊張
部用セグメントに各端部を定着した緊張用部材によって
プレストレスを与え、各セグメントおよび緊張部用セグ
メントの接合端面同志を圧接させてリングを構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地下河川の本体部分の
大断面トンネルをシールド工法で建設するとき等に使用
される、内圧の作用するトンネルのセグメントの接合構
造に関するものである。
大断面トンネルをシールド工法で建設するとき等に使用
される、内圧の作用するトンネルのセグメントの接合構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の大都市への人口と資産の集中は著
しく、流域の高密度な開発は洪水到達時間の短縮化やピ
ーク流量の先鋭化として現れ、いわゆる都市型水害と呼
ばれる中小河川の流域の浸水被害が頻発している。これ
までの治水対策では、河道の拡幅と河床の掘削による河
積の拡大が基本であるが、都市化が飽和状態にあり、経
済的にも新たな事業用地の取得が極めて困難な大都市に
おいては、従前の治水対策だけでは到底対処し切れな
い。
しく、流域の高密度な開発は洪水到達時間の短縮化やピ
ーク流量の先鋭化として現れ、いわゆる都市型水害と呼
ばれる中小河川の流域の浸水被害が頻発している。これ
までの治水対策では、河道の拡幅と河床の掘削による河
積の拡大が基本であるが、都市化が飽和状態にあり、経
済的にも新たな事業用地の取得が極めて困難な大都市に
おいては、従前の治水対策だけでは到底対処し切れな
い。
【0003】そのため、幹線道路を始めとする公共用地
の地下空間を有効利用した地下河川の建設が提唱されて
いる。この地下河川は、大都市の中小河川に連結し、中
小河川から取水した雨水をポンプによって又は吹上げ方
式によって元の河川に排水したり、中小河川の水位が安
全水位以下に下がった段階で元の河川にポンプで排水す
るものである。
の地下空間を有効利用した地下河川の建設が提唱されて
いる。この地下河川は、大都市の中小河川に連結し、中
小河川から取水した雨水をポンプによって又は吹上げ方
式によって元の河川に排水したり、中小河川の水位が安
全水位以下に下がった段階で元の河川にポンプで排水す
るものである。
【0004】このように洪水対策として建設される地下
河川では、計画流量が大きいため、地下河川の本体部分
を構成するトンネルは大断面のものとなるのであるが、
これをシールド工法で建設する場合には、従来の比較的
断面積が小さい地下水路を比較的浅い箇所に建設する場
合とは異なる様々な技術的課題に遭遇している。
河川では、計画流量が大きいため、地下河川の本体部分
を構成するトンネルは大断面のものとなるのであるが、
これをシールド工法で建設する場合には、従来の比較的
断面積が小さい地下水路を比較的浅い箇所に建設する場
合とは異なる様々な技術的課題に遭遇している。
【0005】その大きな課題の一つは内外圧力差による
漏水対策である。すなわち、セグメントを円周方向にボ
ルト・ナットで順次接合してリングを構成し、リングを
軸線方向にボルト・ナットで順次接合して築造される大
断面のトンネルでは、周囲地盤の土圧と地下水の水圧よ
りなる外側からの圧力は、セグメントに作用する軸力に
ついて、各セグメントの接合端面同志を圧接させる方向
に働き、中小河川から取り込んだ内部雨水の水圧よりな
る内側からの圧力は、各セグメントの接合端面間を開離
させる方向に働く。
漏水対策である。すなわち、セグメントを円周方向にボ
ルト・ナットで順次接合してリングを構成し、リングを
軸線方向にボルト・ナットで順次接合して築造される大
断面のトンネルでは、周囲地盤の土圧と地下水の水圧よ
りなる外側からの圧力は、セグメントに作用する軸力に
ついて、各セグメントの接合端面同志を圧接させる方向
に働き、中小河川から取り込んだ内部雨水の水圧よりな
る内側からの圧力は、各セグメントの接合端面間を開離
させる方向に働く。
【0006】大量降雨時以外ではトンネル内の水量は零
であるか極めて少ないから、外側圧力は内側圧力よりも
遥かに大きくなり、セグメントのリングを締め付けてい
るが、大量降雨時にはトンネルの内部水量が増して内側
圧力が飛躍的に増大するため、トンネルが設置されてい
る深度如何によっては、内側圧力が外側圧力を上回り、
内外圧力差の分だけセグメントのリングが膨張する方向
に押されることになる。
であるか極めて少ないから、外側圧力は内側圧力よりも
遥かに大きくなり、セグメントのリングを締め付けてい
るが、大量降雨時にはトンネルの内部水量が増して内側
圧力が飛躍的に増大するため、トンネルが設置されてい
る深度如何によっては、内側圧力が外側圧力を上回り、
内外圧力差の分だけセグメントのリングが膨張する方向
に押されることになる。
【0007】このようにしてセグメントの接合端面間に
少しでも開離が生じたときには、地表面や河川中の汚濁
物質の混入により汚れた内部雨水が開離部から周囲地盤
中に漏洩し浸透して行くため、地下河川の建設によって
都市水害を解決しようとする試みは、地下水汚染という
別の問題を招くことになる。
少しでも開離が生じたときには、地表面や河川中の汚濁
物質の混入により汚れた内部雨水が開離部から周囲地盤
中に漏洩し浸透して行くため、地下河川の建設によって
都市水害を解決しようとする試みは、地下水汚染という
別の問題を招くことになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、シールド工法で地下河川等を建設する場合等に使
用され、常に内部雨水の周囲地盤への漏洩を的確に阻止
できる、内圧の作用するトンネルのセグメント接合構造
を提供することである。
的は、シールド工法で地下河川等を建設する場合等に使
用され、常に内部雨水の周囲地盤への漏洩を的確に阻止
できる、内圧の作用するトンネルのセグメント接合構造
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、本発明のセグメント接合構造
では、セグメント1の両方の接合端面1a,1bに各端
部が開口したシース2を円周方向に貫通させて設け、リ
ング3の円周上の任意の箇所に選択される緊張部用セグ
メント4には、緊張部用セグメント4の一方の接合端面
4aに一端部が開口し、他端部が緊張部用セグメント4
の内面側4cに開口した第1シース5と、緊張部用セグ
メント4の他方の接合端面4bに一端部が開口し、他端
部が緊張部用セグメント4の内面側4cに開口した第2
シース6を設ける。
符号を用いて説明すると、本発明のセグメント接合構造
では、セグメント1の両方の接合端面1a,1bに各端
部が開口したシース2を円周方向に貫通させて設け、リ
ング3の円周上の任意の箇所に選択される緊張部用セグ
メント4には、緊張部用セグメント4の一方の接合端面
4aに一端部が開口し、他端部が緊張部用セグメント4
の内面側4cに開口した第1シース5と、緊張部用セグ
メント4の他方の接合端面4bに一端部が開口し、他端
部が緊張部用セグメント4の内面側4cに開口した第2
シース6を設ける。
【0010】各セグメント1,4の各シース2,5,6
に挿通した緊張用部材7の一方の端部7aを第1シース
5の内面側の端部より突出させ、緊張用部材7の他方の
端部7bを第2シース6の内面側の端部より突出させ、
緊張部用セグメント4に各端部7a,7bを定着した緊
張用部材7によって内圧に抵抗するプレストレスを与
え、各セグメント1および緊張部用セグメント4の接合
端面1a,1b,4a,4b同志を圧接させて所定直径
のリング3を構成する。
に挿通した緊張用部材7の一方の端部7aを第1シース
5の内面側の端部より突出させ、緊張用部材7の他方の
端部7bを第2シース6の内面側の端部より突出させ、
緊張部用セグメント4に各端部7a,7bを定着した緊
張用部材7によって内圧に抵抗するプレストレスを与
え、各セグメント1および緊張部用セグメント4の接合
端面1a,1b,4a,4b同志を圧接させて所定直径
のリング3を構成する。
【0011】シースは必要なプレストレスに応じた本数
を設置することができる。セグメント1および緊張部用
セグメント4としては、RCセグメント、合成セグメン
ト、コンクリート中詰め鋼製セグメント、鋼殻セグメン
ト、鋼製セグメント、あるいはダクタイルセグメント等
が使用される。緊張用部材7としては、PC鋼線、PC
鋼より線、多層PC鋼より線、アンボンドPC鋼より
線、炭素繊維製線材等が適宜選択して使用される。緊張
用部材7によるプレストレスの導入は、公知の方法装置
を適宜選択して行われる。
を設置することができる。セグメント1および緊張部用
セグメント4としては、RCセグメント、合成セグメン
ト、コンクリート中詰め鋼製セグメント、鋼殻セグメン
ト、鋼製セグメント、あるいはダクタイルセグメント等
が使用される。緊張用部材7としては、PC鋼線、PC
鋼より線、多層PC鋼より線、アンボンドPC鋼より
線、炭素繊維製線材等が適宜選択して使用される。緊張
用部材7によるプレストレスの導入は、公知の方法装置
を適宜選択して行われる。
【0012】セグメント端面の止水性には水膨潤シール
材を貼付するなど万全を期しているが、長期的耐久性の
問題により止水性機能が劣化したときには、緊張用部材
は腐食の恐れがあるので材質選定には十分な注意を要す
る。耐食性緊張材として亜鉛アルミ合金メッキ(ジンカ
ール)PC緊張材が有力である。さらに、高張力・耐久
性PC緊張材には、ピッチ系カーボンファイバーより線
が効果的である。
材を貼付するなど万全を期しているが、長期的耐久性の
問題により止水性機能が劣化したときには、緊張用部材
は腐食の恐れがあるので材質選定には十分な注意を要す
る。耐食性緊張材として亜鉛アルミ合金メッキ(ジンカ
ール)PC緊張材が有力である。さらに、高張力・耐久
性PC緊張材には、ピッチ系カーボンファイバーより線
が効果的である。
【0013】
【作用】円周方向に配置したセグメント1と緊張部用セ
グメント4を緊張用部材7によって締付け接合してリン
グ3を構成し、該リング3を軸線方向に順次接合して地
下河川の大断面のトンネルを建設する。
グメント4を緊張用部材7によって締付け接合してリン
グ3を構成し、該リング3を軸線方向に順次接合して地
下河川の大断面のトンネルを建設する。
【0014】大量の雨水が流入してトンネルの内側圧力
が外側圧力より大きくなり、リング3が膨張する方向に
押されたとき、緊張用部材7が当該力に対抗し、セグメ
ント1と緊張部用セグメント4は接合端面1a,1b,
4a,4b間に開離を生じることがなく、各接合端面は
水密に圧接した状態を保つ。
が外側圧力より大きくなり、リング3が膨張する方向に
押されたとき、緊張用部材7が当該力に対抗し、セグメ
ント1と緊張部用セグメント4は接合端面1a,1b,
4a,4b間に開離を生じることがなく、各接合端面は
水密に圧接した状態を保つ。
【0015】
【実施例】図1に示した実施例では、セグメント1のシ
ース2はセグメント2の厚さ方向の中心点上に配置して
ある。また、緊張部用セグメント4の第1シース5の他
端部は緊張部用セグメント4の他方の接合端面1a寄り
の内面側に開口し、第2シース6の他端部は緊張部用セ
グメント4の一方の接合端面4a寄りの内面側に開口し
ている。緊張部用セグメント4はリング3の所定の据え
付け状態に設置したとき下部となる部分に設定してあ
る。但し、緊張部用セグメント4は複数個設置してリン
グ3を構成することも可能である。
ース2はセグメント2の厚さ方向の中心点上に配置して
ある。また、緊張部用セグメント4の第1シース5の他
端部は緊張部用セグメント4の他方の接合端面1a寄り
の内面側に開口し、第2シース6の他端部は緊張部用セ
グメント4の一方の接合端面4a寄りの内面側に開口し
ている。緊張部用セグメント4はリング3の所定の据え
付け状態に設置したとき下部となる部分に設定してあ
る。但し、緊張部用セグメント4は複数個設置してリン
グ3を構成することも可能である。
【0016】セグメント1と緊張部用セグメント4はR
Cセグメントで構成されているが、セグメント自体のク
ラック発生による漏水を防止するためには、各セグメン
トの六面全部を鋼板で被覆するのが望ましい。緊張部用
セグメント4の内面側4cの一方の端部には、外面側に
向かって斜めに形成された凹部10が設けられ、他方の
端部には凹部10とは逆向きの凹部11が同様に設けら
れている。
Cセグメントで構成されているが、セグメント自体のク
ラック発生による漏水を防止するためには、各セグメン
トの六面全部を鋼板で被覆するのが望ましい。緊張部用
セグメント4の内面側4cの一方の端部には、外面側に
向かって斜めに形成された凹部10が設けられ、他方の
端部には凹部10とは逆向きの凹部11が同様に設けら
れている。
【0017】凹部10には支承金具12が埋め込まれ、
アンカー筋13によってセグメント本体に固着されてい
る。支承金具12の斜めに立ち上がった短辺部分14に
はシース5の受孔15を設けてあり、ワッシャー16を
介して緊張用部材7の可動定着具8が支承される。
アンカー筋13によってセグメント本体に固着されてい
る。支承金具12の斜めに立ち上がった短辺部分14に
はシース5の受孔15を設けてあり、ワッシャー16を
介して緊張用部材7の可動定着具8が支承される。
【0018】凹部11には支承金具17が埋め込まれ、
アンカー筋18によってセグメント本体に固着されてい
る。支承金具18の斜めに立ち上がった短辺部分19に
はシース6の受孔20を設けてあり、ワッシャー21を
介して緊張用部材7の固定定着具9が支承される。
アンカー筋18によってセグメント本体に固着されてい
る。支承金具18の斜めに立ち上がった短辺部分19に
はシース6の受孔20を設けてあり、ワッシャー21を
介して緊張用部材7の固定定着具9が支承される。
【0019】緊張用部材7は各セグメントに二本一組で
使用されている。各シース2,5,6には適当なグラウ
トを注入して定着用部材7の防錆処理を行なうことがで
きる。セグメント1と緊張部用セグメント4の前後各端
部には、リング3を軸線方向にボルト接合するためにボ
ルトボックス22が設けられている。また、セグメント
1と緊張部用セグメント4の左右各端部には、必要に応
じて付加的に適用されるボルト接合のためにボルトボッ
クス23が設けられている。
使用されている。各シース2,5,6には適当なグラウ
トを注入して定着用部材7の防錆処理を行なうことがで
きる。セグメント1と緊張部用セグメント4の前後各端
部には、リング3を軸線方向にボルト接合するためにボ
ルトボックス22が設けられている。また、セグメント
1と緊張部用セグメント4の左右各端部には、必要に応
じて付加的に適用されるボルト接合のためにボルトボッ
クス23が設けられている。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明では、セグメント1
と緊張部用セグメント4は緊張用部材7によってプレス
トレスを付与されリング3を構成しており、隣り合うセ
グメント1,1の接合端面1a,1b同志の間およびセ
グメント1の接合端面1a,1bと緊張部用セグメント
4の接合端面4a,4bの間には圧縮方向の力が働いて
いる。そのため、リング3を軸線方向に順次接合して築
造された大断面のトンネルに大量の雨水が流入してトン
ネルの内側圧力が外側圧力より大きくなっても、緊張用
部材7が切断したりセグメント1,4が破断しない限
り、セグメント1,4の各接合端面間の開離は的確に阻
止され、内部雨水の漏出による地下水汚染の問題は発生
しない。
と緊張部用セグメント4は緊張用部材7によってプレス
トレスを付与されリング3を構成しており、隣り合うセ
グメント1,1の接合端面1a,1b同志の間およびセ
グメント1の接合端面1a,1bと緊張部用セグメント
4の接合端面4a,4bの間には圧縮方向の力が働いて
いる。そのため、リング3を軸線方向に順次接合して築
造された大断面のトンネルに大量の雨水が流入してトン
ネルの内側圧力が外側圧力より大きくなっても、緊張用
部材7が切断したりセグメント1,4が破断しない限
り、セグメント1,4の各接合端面間の開離は的確に阻
止され、内部雨水の漏出による地下水汚染の問題は発生
しない。
【0021】また、セグメント1のシース2をセグメン
ト1の厚さ方向の中心点上に配置したときには、緊張用
部材7がリング断面の中立点に挿通されることになるた
め、トンネル内に雨水がないか少量なため外側圧力が内
側圧力に勝っているときと、多量の雨水の取り込みによ
って内側圧力が外側圧力に勝っているときのいずれにお
いても、緊張用部材7はプレストレス部材として所期の
機能を果たし、セグメント1,4のずれを阻止する。
ト1の厚さ方向の中心点上に配置したときには、緊張用
部材7がリング断面の中立点に挿通されることになるた
め、トンネル内に雨水がないか少量なため外側圧力が内
側圧力に勝っているときと、多量の雨水の取り込みによ
って内側圧力が外側圧力に勝っているときのいずれにお
いても、緊張用部材7はプレストレス部材として所期の
機能を果たし、セグメント1,4のずれを阻止する。
【0022】緊張部用セグメント4の第1シース5の他
端部を緊張部用セグメントの他方の接合端面4b寄りの
内面側に開口させ、緊張部用セグメント4の第2シース
6の他端部を緊張部用セグメントの一方の接合端面4a
寄りの内面側に開口させたときには、緊張用部材7が不
自然に屈曲することなくセグメント1と緊張部用セグメ
ント4間に円滑に挿し渡されると共に、緊張用部材7の
側面で緊張部用セグメント4に偏り荷重をかける度合い
が減少する。
端部を緊張部用セグメントの他方の接合端面4b寄りの
内面側に開口させ、緊張部用セグメント4の第2シース
6の他端部を緊張部用セグメントの一方の接合端面4a
寄りの内面側に開口させたときには、緊張用部材7が不
自然に屈曲することなくセグメント1と緊張部用セグメ
ント4間に円滑に挿し渡されると共に、緊張用部材7の
側面で緊張部用セグメント4に偏り荷重をかける度合い
が減少する。
【0023】緊張部用セグメント4をリング3の据え付
け状態における下部に設定したときには、緊張用部材7
の緊張作業と定着作業を足場施工の必要なしに容易に行
うことができる。また、このように設定すると、緊張部
用セグメント4の内面側、すなわち上面側を被覆するよ
うに河床用コンクリートを打設することによって、緊張
用部材7や定着金具8,9の防錆処理を簡単に行うこと
もできる。
け状態における下部に設定したときには、緊張用部材7
の緊張作業と定着作業を足場施工の必要なしに容易に行
うことができる。また、このように設定すると、緊張部
用セグメント4の内面側、すなわち上面側を被覆するよ
うに河床用コンクリートを打設することによって、緊張
用部材7や定着金具8,9の防錆処理を簡単に行うこと
もできる。
【図1】本発明の一実施例に係るセグメント接合構造を
適用した地下河川のトンネル構成用リングの正面図であ
る。
適用した地下河川のトンネル構成用リングの正面図であ
る。
【図2】該リングを構成する緊張部用セグメントの正面
図である。
図である。
【図3】該緊張部用セグメントの平面図である。
【図4】該緊張部用セグメントの一方の端部の拡大縦断
面図である。
面図である。
【図5】該緊張部用セグメントの他方の端部の拡大縦断
面図である。
面図である。
【図6】前記リングを構成するセグメントの平面図であ
る。
る。
1 セグメント 1a セグメントの一方の接合端面 1b セグメントの他方の接合端面 2 セグメントのシース 3 トンネル構成用リング 4 緊張部用セグメント 4a 緊張部用セグメントの一方の接合端面 4b 緊張部用セグメントの他方の接合端面 5 緊張部用セグメントの第1シース 6 緊張部用セグメントの第2シース 7 緊張用部材 8 緊張用部材の定着金具 9 緊張用部材の定着金具 10 緊張用セグメントの内面側の凹部 11 緊張用セグメントの内面側の凹部 12 支承金具 13 アンカー筋 14 支承金具の短辺部分 15 シースの受孔 16 ワッシャー 17 支承金具 18 アンカー筋 19 支承金具の短辺部分 20 シースの受孔 21 ワッシャー 22 ボルトボックス 23 ボルトボックス
Claims (4)
- 【請求項1】 セグメントの両方の接合端面に各端部が
開口したシースを円周方向に貫通させて設け、リングの
円周上の任意の箇所に選択される緊張部用セグメントに
は、緊張部用セグメントの一方の接合端面に一端部が開
口し、他端部が緊張部用セグメントの内面側に開口した
第1シースと、緊張部用セグメントの他方の接合端面に
一端部が開口し、他端部が緊張部用セグメントの内面側
に開口した第2シースを設け、各セグメントのシースに
挿通した緊張用部材の一方の端部を緊張部用セグメント
の第1シースの内面側の端部より突出させ、該緊張用部
材の他方の端部を緊張部用セグメントの第2シースの内
面側の端部より突出させ、緊張部用セグメントに各端部
を定着した緊張用部材によって内圧に抵抗するプレスト
レスを与え、各セグメントおよび緊張部用セグメントの
接合端面同志を圧接させてリングを構成したことを特徴
とする、内圧の作用するトンネルのセグメント接合構
造。 - 【請求項2】 セグメントのシースをセグメントの桁高
さ方向の中心点上に配置した請求項1に記載のセグメン
ト接合構造。 - 【請求項3】 緊張部用セグメントの第1シースの他端
部を緊張部用セグメントの他方の接合端面寄りの内面側
に開口させ、緊張部用セグメントの第2シースの他端部
を緊張部用セグメントの一方の接合端面寄りの内面側に
開口させた請求項1または請求項2に記載のセグメント
接合構造。 - 【請求項4】 緊張部用セグメントをリングの据え付け
状態における下部に設定した請求項1、請求項2または
請求項3に記載のセグメント接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5192921A JPH0726896A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 内圧の作用するトンネルのセグメント接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5192921A JPH0726896A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 内圧の作用するトンネルのセグメント接合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0726896A true JPH0726896A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=16299203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5192921A Pending JPH0726896A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 内圧の作用するトンネルのセグメント接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726896A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002322900A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Taisei Corp | トンネル壁体の構築方法及びコンクリート中詰め鋼製セグメント |
| JP2007077635A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Okumura Corp | シールドトンネルの分岐合流部施工方法 |
| JP2019088193A (ja) * | 2017-11-10 | 2019-06-13 | 正美 後藤 | 構造体 |
-
1993
- 1993-07-07 JP JP5192921A patent/JPH0726896A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002322900A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Taisei Corp | トンネル壁体の構築方法及びコンクリート中詰め鋼製セグメント |
| JP2007077635A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Okumura Corp | シールドトンネルの分岐合流部施工方法 |
| JP2019088193A (ja) * | 2017-11-10 | 2019-06-13 | 正美 後藤 | 構造体 |
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| Date | Code | Title | Description |
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| A02 | Decision of refusal |
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