JPH07269123A - 駆動階先行上昇型建築工法 - Google Patents
駆動階先行上昇型建築工法Info
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- JPH07269123A JPH07269123A JP6596894A JP6596894A JPH07269123A JP H07269123 A JPH07269123 A JP H07269123A JP 6596894 A JP6596894 A JP 6596894A JP 6596894 A JP6596894 A JP 6596894A JP H07269123 A JPH07269123 A JP H07269123A
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 駆動階のプッシュアップの回数を低らして下
層から上層へと建築を進める駆動階先行上昇式建築工法
を提供する。 【構成】 駆動階1を先行上昇させ、直下の本設床4上
で次上階N+1の床躯体5を地組みする。駆動階1から
床躯体5までの長さL1 に床躯体5のせいに相当する余
長部分L2 を加えた長さLとした吊具6の下部を床躯体
5に設ける。駆動階1を上昇させ、吊具6で床躯体5を
吊らせて床躯体5を駆動階1と共に上昇させてハーフア
ップする。床躯体5を床レベル位置まで上昇させて停止
し本設柱3へ本固定して本設床4とする。駆動階1は停
止させたまま、直下の本設床上で次上階N+2の床躯体
5を地組みする。 【効果】 駆動階1だけの再々度の上昇が不要となり上
昇回数が減って工期の短縮と施工性の向上、工費の低減
に貢献する。
層から上層へと建築を進める駆動階先行上昇式建築工法
を提供する。 【構成】 駆動階1を先行上昇させ、直下の本設床4上
で次上階N+1の床躯体5を地組みする。駆動階1から
床躯体5までの長さL1 に床躯体5のせいに相当する余
長部分L2 を加えた長さLとした吊具6の下部を床躯体
5に設ける。駆動階1を上昇させ、吊具6で床躯体5を
吊らせて床躯体5を駆動階1と共に上昇させてハーフア
ップする。床躯体5を床レベル位置まで上昇させて停止
し本設柱3へ本固定して本設床4とする。駆動階1は停
止させたまま、直下の本設床上で次上階N+2の床躯体
5を地組みする。 【効果】 駆動階1だけの再々度の上昇が不要となり上
昇回数が減って工期の短縮と施工性の向上、工費の低減
に貢献する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物の最上階(駆動
階)を初めに地上レベルにおいて構築し、これを屋根代
用として順次本設柱に沿って先行上昇させると共に直下
の本設床上で各階の床躯体の構築を地組みとして行な
い、前記駆動階と共に床躯体を上昇させてハーフアップ
と本固定をくり返し、下層から上層へと建築を進めるこ
とにより、全天候型の作業環境を保持して建物を構築す
る駆動階先行上昇式建築工法に関する。
階)を初めに地上レベルにおいて構築し、これを屋根代
用として順次本設柱に沿って先行上昇させると共に直下
の本設床上で各階の床躯体の構築を地組みとして行な
い、前記駆動階と共に床躯体を上昇させてハーフアップ
と本固定をくり返し、下層から上層へと建築を進めるこ
とにより、全天候型の作業環境を保持して建物を構築す
る駆動階先行上昇式建築工法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、天候条件の影響を受けることの少
ない全天候型の駆動階先行上昇型建築工法の開発が多面
的に進められている(先願の特願平4−48452号、
特願平5−228384号など参照)。現在行われてい
る駆動階先行上昇型建築工法、特にハーフアップの工程
を含む建築工法の1つを図4及び図5に示した。同工法
の手順を説明すると、先ず、プッシュアップ装置2によ
り駆動階1を本設柱3に沿って先行上昇させ、当該駆動
階1の直下階(N階)の本設床4の上で次上階(N+1
階)の床躯体5を地組みする(図4A)。当該床躯体5
の地組みを完成した後に、前記駆動階1に吊設された長
さL1 (L1 は駆動階1から床躯体5までの間隔に相当
する長さ)の吊具6’の下端を当該床躯体5に取付け
る。そして、プッシュアップ装置2により駆動階1の上
昇と共に床躯体5を上昇させ、前記本設床4上の産業員
が当該床躯体5の下面側の天井内の設備工事を行うに適
した高さまでハーフアップさせて一旦停止させる(図4
B)。前記の天井設備工事の終了後、再びプッシュアッ
プ装置2によって駆動階1と共に床躯体5を上昇させ、
当該床躯体5の床レベル位置(取付け位置)に到達した
ところで再度上昇を停止し、床躯体5を本設柱3へ本固
定しN+1階の本設床5とする(図5A)。しかる後、
今度はN+1階の本設床5の上で次上階(N+2階)の
床躯体の地組みを行うが、その地組み作業をするに適し
た天井高さ(図5中符号Lで示した高さ)を確保するた
め、前記駆動階1だけをプッシュアップ装置2によって
更に図5Bの高さLの位置まで上昇させる。以後、前記
駆動階1が建物の最上階に使用可能となるまで、前記ハ
ーフアップと床躯体の所定位置への設置、並びに駆動階
1の更なる上昇の各工程を繰り返して建築を進める。
ない全天候型の駆動階先行上昇型建築工法の開発が多面
的に進められている(先願の特願平4−48452号、
特願平5−228384号など参照)。現在行われてい
る駆動階先行上昇型建築工法、特にハーフアップの工程
を含む建築工法の1つを図4及び図5に示した。同工法
の手順を説明すると、先ず、プッシュアップ装置2によ
り駆動階1を本設柱3に沿って先行上昇させ、当該駆動
階1の直下階(N階)の本設床4の上で次上階(N+1
階)の床躯体5を地組みする(図4A)。当該床躯体5
の地組みを完成した後に、前記駆動階1に吊設された長
さL1 (L1 は駆動階1から床躯体5までの間隔に相当
する長さ)の吊具6’の下端を当該床躯体5に取付け
る。そして、プッシュアップ装置2により駆動階1の上
昇と共に床躯体5を上昇させ、前記本設床4上の産業員
が当該床躯体5の下面側の天井内の設備工事を行うに適
した高さまでハーフアップさせて一旦停止させる(図4
B)。前記の天井設備工事の終了後、再びプッシュアッ
プ装置2によって駆動階1と共に床躯体5を上昇させ、
当該床躯体5の床レベル位置(取付け位置)に到達した
ところで再度上昇を停止し、床躯体5を本設柱3へ本固
定しN+1階の本設床5とする(図5A)。しかる後、
今度はN+1階の本設床5の上で次上階(N+2階)の
床躯体の地組みを行うが、その地組み作業をするに適し
た天井高さ(図5中符号Lで示した高さ)を確保するた
め、前記駆動階1だけをプッシュアップ装置2によって
更に図5Bの高さLの位置まで上昇させる。以後、前記
駆動階1が建物の最上階に使用可能となるまで、前記ハ
ーフアップと床躯体の所定位置への設置、並びに駆動階
1の更なる上昇の各工程を繰り返して建築を進める。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】上述の駆動階先行上
昇型建築工法では、次上階(N+1階)の床躯体5を本
設床4の上で地組してから所定の床レベル位置に本固定
して本設床5とし、その上で次上階(N+2階)の床躯
体の地組みを開始するまでに、上記の通り3つの工程を
行っている。その第一は、図4Bに示した駆動階1及び
床躯体5のハーフアップであり、第二は、図5Aに示し
た駆動階1及び床躯体5を床躯体5の本固定位置までの
再上昇の工程であり、第三は、図5Bに示したように駆
動階1だけの高さL位置までの更なる再々上昇である。
昇型建築工法では、次上階(N+1階)の床躯体5を本
設床4の上で地組してから所定の床レベル位置に本固定
して本設床5とし、その上で次上階(N+2階)の床躯
体の地組みを開始するまでに、上記の通り3つの工程を
行っている。その第一は、図4Bに示した駆動階1及び
床躯体5のハーフアップであり、第二は、図5Aに示し
た駆動階1及び床躯体5を床躯体5の本固定位置までの
再上昇の工程であり、第三は、図5Bに示したように駆
動階1だけの高さL位置までの更なる再々上昇である。
【0004】ところで、プッシュアップ装置2による駆
動階1の上昇作業は上昇を開始するまでの下準備の期間
を要し、それに伴う費用を要する。例えば、駆動階1を
一旦停止する度に再び上昇させる準備に2〜3日を要す
るとすると、停止回数を1回減らすことにより2〜3日
の工期短縮が累積され、トータルで大幅な工期の短縮を
図ることができる。
動階1の上昇作業は上昇を開始するまでの下準備の期間
を要し、それに伴う費用を要する。例えば、駆動階1を
一旦停止する度に再び上昇させる準備に2〜3日を要す
るとすると、停止回数を1回減らすことにより2〜3日
の工期短縮が累積され、トータルで大幅な工期の短縮を
図ることができる。
【0005】したがって、本発明の目的は、駆動階のプ
ッシュアップの回数が減らされ、プッシュアップに伴う
手間の削減と工期の短縮やコストの低減が図れる駆動階
先行上昇型建築工法を提供することである。
ッシュアップの回数が減らされ、プッシュアップに伴う
手間の削減と工期の短縮やコストの低減が図れる駆動階
先行上昇型建築工法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した従来技術の課題
を解決するための手段として、本発明に係る駆動階先行
上昇型建築工法は、(イ) 駆動階1をプッシュアップ
装置2により本設柱3に沿って先行上昇させ、駆動階1
の直下の本設床4の上で次上階N+1の床躯体5を地組
みし、前記床躯体5を吊る吊具6は前記駆動階1から前
記床躯体5までの長さL1 に、更に少なくとも同床躯体
5のせいに相当する余長部分L2 を加えた長さLとさ
れ、当該吊具6の下部を前記床躯体5に係止可能に設け
る段階と、(ロ) 床躯体5の地組みを完成した後に、
プッシュアップ装置2によって駆動階1を先行上昇さ
せ、前記吊具6で床躯体5を吊らせて同床躯体5を駆動
階1と共に上昇させ、床躯体5の下面側の天井内を前記
本設床4上の作業員が設備工事を行うに適した高さまで
当該床躯体5をハーフアップさせて一旦停止させる段階
と、(ハ) 前記設備工事が終了した後に、プッシュア
ップ装置2によって駆動階1と共に床躯体5を再び上昇
させ、所定の床レベル位置まで上昇させて停止し、前記
床躯体5を本設柱3へ本固定して本設床4とすると共
に、駆動階1は停止させたまま、その直下の前記本設床
4上で次上階N+2の床躯体5を地組みする段階と、
(ニ) 以下同様に、直下の本設床4上で地組みした床
躯体5を駆動階1の先行上昇と共にハーフアップさせ、
更に同床躯体5を床レベル位置へ再上昇させて本設柱3
へ本固定して本設床4とし、当該本設床4上で次上階床
の地組み作業を進める工程を繰り返す段階とから成るこ
とを特徴とする。
を解決するための手段として、本発明に係る駆動階先行
上昇型建築工法は、(イ) 駆動階1をプッシュアップ
装置2により本設柱3に沿って先行上昇させ、駆動階1
の直下の本設床4の上で次上階N+1の床躯体5を地組
みし、前記床躯体5を吊る吊具6は前記駆動階1から前
記床躯体5までの長さL1 に、更に少なくとも同床躯体
5のせいに相当する余長部分L2 を加えた長さLとさ
れ、当該吊具6の下部を前記床躯体5に係止可能に設け
る段階と、(ロ) 床躯体5の地組みを完成した後に、
プッシュアップ装置2によって駆動階1を先行上昇さ
せ、前記吊具6で床躯体5を吊らせて同床躯体5を駆動
階1と共に上昇させ、床躯体5の下面側の天井内を前記
本設床4上の作業員が設備工事を行うに適した高さまで
当該床躯体5をハーフアップさせて一旦停止させる段階
と、(ハ) 前記設備工事が終了した後に、プッシュア
ップ装置2によって駆動階1と共に床躯体5を再び上昇
させ、所定の床レベル位置まで上昇させて停止し、前記
床躯体5を本設柱3へ本固定して本設床4とすると共
に、駆動階1は停止させたまま、その直下の前記本設床
4上で次上階N+2の床躯体5を地組みする段階と、
(ニ) 以下同様に、直下の本設床4上で地組みした床
躯体5を駆動階1の先行上昇と共にハーフアップさせ、
更に同床躯体5を床レベル位置へ再上昇させて本設柱3
へ本固定して本設床4とし、当該本設床4上で次上階床
の地組み作業を進める工程を繰り返す段階とから成るこ
とを特徴とする。
【0007】なお、前記工程中、吊具6で床躯体5を吊
る工程は、鋼棒などの吊具6を挿通可能な通孔7bを有
する天秤部材7を床躯体5の上面部に設置し、吊具6は
前記天秤部材7の通孔7bに上方から挿通し、当該吊具
6の下部に係止部材8を設け、駆動階1の先行上昇に従
って前記吊具6の係止部材8が前記天秤部材7の下面に
係止して床躯体5を吊り上げることも特徴とする。
る工程は、鋼棒などの吊具6を挿通可能な通孔7bを有
する天秤部材7を床躯体5の上面部に設置し、吊具6は
前記天秤部材7の通孔7bに上方から挿通し、当該吊具
6の下部に係止部材8を設け、駆動階1の先行上昇に従
って前記吊具6の係止部材8が前記天秤部材7の下面に
係止して床躯体5を吊り上げることも特徴とする。
【0008】
【作用】床躯体5を吊る吊具6は先行上昇されている駆
動階1から前記床躯体5までの長さL1 に、同床躯体5
のせいとN階の床の厚さに相当する余長部分L2 を加え
た長さLとされ(図1A参照)、当該吊具6の下部を床
躯体5に係止可能に設けるから(図3)、駆動階1は当
初から床躯体5との間に間隔Lを保持して吊り上昇する
(図1B)。よって、ハーフアップしての位置で一度停
止することはともかく、床躯体5をその本固定位置に上
昇させた段階(図2)では、既に駆動階1は本設床とな
った床躯体5の上で次上階の床躯体を地組みする作業に
適した間隔Lの高さに到達しているので、駆動階1を再
度上昇させる必要がなく、その分の再々上昇の工程が削
減され、作業の迅速化、工費の低減を実現できる。
動階1から前記床躯体5までの長さL1 に、同床躯体5
のせいとN階の床の厚さに相当する余長部分L2 を加え
た長さLとされ(図1A参照)、当該吊具6の下部を床
躯体5に係止可能に設けるから(図3)、駆動階1は当
初から床躯体5との間に間隔Lを保持して吊り上昇する
(図1B)。よって、ハーフアップしての位置で一度停
止することはともかく、床躯体5をその本固定位置に上
昇させた段階(図2)では、既に駆動階1は本設床とな
った床躯体5の上で次上階の床躯体を地組みする作業に
適した間隔Lの高さに到達しているので、駆動階1を再
度上昇させる必要がなく、その分の再々上昇の工程が削
減され、作業の迅速化、工費の低減を実現できる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1Aは建物のN階まで本設床4の建築を完成
した後、このN階の本設床4の上において施工階たる次
上階(図2に示したN+1階参照)の床躯体5をH形鋼
等で地組み作業している段階を示している。図中の符号
10は駆動階1の下面に設置したスライドクレーン(又
は旋回クレーン)であり、直下の前記本設床4上で地組
みする床躯体5の部材を水平運搬したり又は部材の組立
作業等に利用される。図中12は駆動階1の端部から吊
設されている養生枠であり、13は駆動階1の上に設置
されたヘリポート等の建築物である。
明する。図1Aは建物のN階まで本設床4の建築を完成
した後、このN階の本設床4の上において施工階たる次
上階(図2に示したN+1階参照)の床躯体5をH形鋼
等で地組み作業している段階を示している。図中の符号
10は駆動階1の下面に設置したスライドクレーン(又
は旋回クレーン)であり、直下の前記本設床4上で地組
みする床躯体5の部材を水平運搬したり又は部材の組立
作業等に利用される。図中12は駆動階1の端部から吊
設されている養生枠であり、13は駆動階1の上に設置
されたヘリポート等の建築物である。
【0010】床躯体5は駆動階1上に仮設したクレーン
(図示は省略)によって駆動階1の直下階(N階)の本
設床4に搬入し、その本設床4上に架台9を介して載置
し地組作業が行われる。具体的には、床躯体5に設備機
器打込PC版あるいはデッキプレートを取り付けること
等が行なわれる。各階床の組立て作業は、全て床上レベ
ルにおいて無足場で行なわれ、高所作業は生じない。こ
の地組作業が完了した後、吊具6によって当該床躯体5
を吊り上げるための準備をする。
(図示は省略)によって駆動階1の直下階(N階)の本
設床4に搬入し、その本設床4上に架台9を介して載置
し地組作業が行われる。具体的には、床躯体5に設備機
器打込PC版あるいはデッキプレートを取り付けること
等が行なわれる。各階床の組立て作業は、全て床上レベ
ルにおいて無足場で行なわれ、高所作業は生じない。こ
の地組作業が完了した後、吊具6によって当該床躯体5
を吊り上げるための準備をする。
【0011】吊具6は鋼棒のほか鋼管や形鋼等で構成さ
れている。その長さは、図1Aに示したように、駆動階
1の上面から床躯体5の上面までの長さL1 (L1 は2
70cmぐらい)と、少なくとも更に前記床躯体5の上
面から下面までの床躯体5のせいの長さ及び架台9の高
さ並びにN階の床の厚さを加えた余長部分L2 (L2は
130cmぐらい)を加えた長さL(Lは400cmぐ
らい)とされている。この吊具6の下部外周にはネジ山
6aが設けられており、係止部材8が取付けられる構成
とされている(図3参照)。当該吊具6の上部は駆動階
1の上端部に固定されており、下部は床躯体5に係止可
能に設けられている。この吊具6の下部構造の詳細を図
3に示した。同図中符号7は床躯体を構成するH形鋼5
の上部に設置された天秤部材である。この天秤部材7は
上下に対向する2枚の鋼製の水平板7a、7aが4枚の
鋼製の垂直板7c…を挟んでブロック状に組立てられて
おり、H形鋼5に対して短手方向(垂直方向)に配置さ
れている。上下の各水平板7a、7aの両端には、2本
の吊具6、6が各々上方から下方にかけて挿通可能な通
孔7b…が設けられている。下側の水平板7bの下面部
の略中央位置に上側突起7dが下向き取付けられてお
り、当該上側突起7dは、H形鋼5の上フランジ5aの
上面に溶着した下側突起7eと、ピン7fによってピン
連結されている。かくして、吊具6を当該天秤部材7の
通孔7bに上方から挿通し、係止部材8を構成する座金
8aを介してナット8bによりL2 の長さを確保した部
位まで予めネジ込んでおくことにより、吊具6の前記座
金8aが床躯体5に係止して床躯体5は駆動階1に吊ら
れる。なお、ナット8bのネジ込みを調節することによ
って、建築物によって異なる高さL2 に適宜対応するこ
とができる。
れている。その長さは、図1Aに示したように、駆動階
1の上面から床躯体5の上面までの長さL1 (L1 は2
70cmぐらい)と、少なくとも更に前記床躯体5の上
面から下面までの床躯体5のせいの長さ及び架台9の高
さ並びにN階の床の厚さを加えた余長部分L2 (L2は
130cmぐらい)を加えた長さL(Lは400cmぐ
らい)とされている。この吊具6の下部外周にはネジ山
6aが設けられており、係止部材8が取付けられる構成
とされている(図3参照)。当該吊具6の上部は駆動階
1の上端部に固定されており、下部は床躯体5に係止可
能に設けられている。この吊具6の下部構造の詳細を図
3に示した。同図中符号7は床躯体を構成するH形鋼5
の上部に設置された天秤部材である。この天秤部材7は
上下に対向する2枚の鋼製の水平板7a、7aが4枚の
鋼製の垂直板7c…を挟んでブロック状に組立てられて
おり、H形鋼5に対して短手方向(垂直方向)に配置さ
れている。上下の各水平板7a、7aの両端には、2本
の吊具6、6が各々上方から下方にかけて挿通可能な通
孔7b…が設けられている。下側の水平板7bの下面部
の略中央位置に上側突起7dが下向き取付けられてお
り、当該上側突起7dは、H形鋼5の上フランジ5aの
上面に溶着した下側突起7eと、ピン7fによってピン
連結されている。かくして、吊具6を当該天秤部材7の
通孔7bに上方から挿通し、係止部材8を構成する座金
8aを介してナット8bによりL2 の長さを確保した部
位まで予めネジ込んでおくことにより、吊具6の前記座
金8aが床躯体5に係止して床躯体5は駆動階1に吊ら
れる。なお、ナット8bのネジ込みを調節することによ
って、建築物によって異なる高さL2 に適宜対応するこ
とができる。
【0012】図1Bは前記本設床4上の地組が完了した
後、床躯体5をハーフアップさせた段階を示している。
即ち、本設柱3を継ぎ足し、図1Aの状態でプッシュア
ップ装置2を作動させると、駆動階1だけがまず先行し
て上昇する。その後、図1A中、吊具6がL2 の長さ分
上昇した後、吊具6の係止部材8が天秤部材7の下面に
当接して係止し床躯体5が吊具6によって吊り上げられ
る。その際、床躯体5と駆動階1との間隔はL2 の長さ
を含んでLとなっている。また、床躯体5は前記天秤部
材7によって大きく搖動することなくバランスを保ちな
がら上昇する。床躯体5は、その下面側の天井部分の設
備工事を本設床4の上で作業員が手を伸ばして作業でき
る高さ(約200cm)までハーフアップさせたところ
で、駆動階1と共に一旦停止させる。
後、床躯体5をハーフアップさせた段階を示している。
即ち、本設柱3を継ぎ足し、図1Aの状態でプッシュア
ップ装置2を作動させると、駆動階1だけがまず先行し
て上昇する。その後、図1A中、吊具6がL2 の長さ分
上昇した後、吊具6の係止部材8が天秤部材7の下面に
当接して係止し床躯体5が吊具6によって吊り上げられ
る。その際、床躯体5と駆動階1との間隔はL2 の長さ
を含んでLとなっている。また、床躯体5は前記天秤部
材7によって大きく搖動することなくバランスを保ちな
がら上昇する。床躯体5は、その下面側の天井部分の設
備工事を本設床4の上で作業員が手を伸ばして作業でき
る高さ(約200cm)までハーフアップさせたところ
で、駆動階1と共に一旦停止させる。
【0013】図2は前記床躯体5をその所定の床レベル
位置まで上昇させた段階を示している。即ち、前記の床
躯体5の天井部分の設備工事が終了した後に、プッシュ
アップ装置2を再始動させて駆動階1と共に床躯体5を
再び上昇させ、床レベル位置として、前記ハーフアップ
時から床躯体5の定着レベル位置まで上昇させて停止さ
せる。かかる時点で既に駆動階1は床躯体5の上面から
の高さLの位置に到達している。よって、当該床躯体5
を本設柱3へ本固定(定着)して本設床5とすると共
に、駆動階1は再上昇させることなく停止させたまま、
その直下の前記本設床5の上で次上階(N+2階)の床
躯体の地組みが進められる。
位置まで上昇させた段階を示している。即ち、前記の床
躯体5の天井部分の設備工事が終了した後に、プッシュ
アップ装置2を再始動させて駆動階1と共に床躯体5を
再び上昇させ、床レベル位置として、前記ハーフアップ
時から床躯体5の定着レベル位置まで上昇させて停止さ
せる。かかる時点で既に駆動階1は床躯体5の上面から
の高さLの位置に到達している。よって、当該床躯体5
を本設柱3へ本固定(定着)して本設床5とすると共
に、駆動階1は再上昇させることなく停止させたまま、
その直下の前記本設床5の上で次上階(N+2階)の床
躯体の地組みが進められる。
【0014】以下上記工程と同様に、直下の本設床上で
床躯体を地組みした後は、駆動階1の先行上昇と共に床
躯体をハーフアップさせて天井設備の工事を行う工程
と、当該床躯体を床レベル位置へ再上昇させて本設柱3
へ本固定して本設床とし、当該本設床上で更なる次上階
床の地組み作業を進める工程のみを繰り返して各階の建
築が進められる。
床躯体を地組みした後は、駆動階1の先行上昇と共に床
躯体をハーフアップさせて天井設備の工事を行う工程
と、当該床躯体を床レベル位置へ再上昇させて本設柱3
へ本固定して本設床とし、当該本設床上で更なる次上階
床の地組み作業を進める工程のみを繰り返して各階の建
築が進められる。
【0015】
【本発明が奏する効果】本発明に係る駆動階先行上昇型
建築工法は、床躯体5が本固定すべき床レベル位置に到
達した段階で、既に駆動階1は本設床となった床躯体5
からその上での地組み作業に適した間隔Lだけ上方の位
置に到達しているので、駆動階1だけを再々度上昇させ
る必要がなく、その分の上昇回数が減って従来の3工程
から2工程に短縮され、工期の短縮、施工性の向上に寄
与し、ひいては工費の低減に貢献する。
建築工法は、床躯体5が本固定すべき床レベル位置に到
達した段階で、既に駆動階1は本設床となった床躯体5
からその上での地組み作業に適した間隔Lだけ上方の位
置に到達しているので、駆動階1だけを再々度上昇させ
る必要がなく、その分の上昇回数が減って従来の3工程
から2工程に短縮され、工期の短縮、施工性の向上に寄
与し、ひいては工費の低減に貢献する。
【図1】Aは次上階の床躯体の地組状態を示した正面図
であり、Bは前記床躯体のハーフアップ状態を示した正
面図である。
であり、Bは前記床躯体のハーフアップ状態を示した正
面図である。
【図2】床躯体の本固定状況を示した正面図である。
【図3】吊具と天秤部材との取り合い状況を示した拡大
図である。
図である。
【図4】A、Bは従来例を示した正面図である。
【図5】A、Bは従来例を示した正面図である。
1 駆動階 2 プッシュアップ装置 3 本設柱 4 本設床 5 床躯体 6 吊具 7 天秤部材 7b 通孔 8 係止部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 真弘 千葉県印旛郡印西町大塚一丁目5番 株式 会社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 河西 正吾 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 三井 健 名古屋市中区錦一丁目18番22号 株式会社 竹中工務店名古屋支店内 (72)発明者 橋村 一彦 名古屋市中区錦一丁目18番22号 株式会社 竹中工務店名古屋支店内 (72)発明者 青山 邦男 名古屋市中区錦一丁目18番22号 株式会社 竹中工務店名古屋支店内 (72)発明者 谷口 四郎 名古屋市中区錦一丁目18番22号 株式会社 竹中工務店名古屋支店内 (72)発明者 宮口 幹太 名古屋市中区錦一丁目18番22号 株式会社 竹中工務店名古屋支店内
Claims (2)
- 【請求項1】(イ) 駆動階をプッシュアップ装置によ
り本設柱に沿って先行上昇させ、駆動階の直下の本設床
の上で次上階の床躯体を地組みし、前記床躯体を吊る吊
具は前記駆動階から前記床躯体までの長さに、更に少な
くとも同床躯体のせいに相当する余長部分を加えた長さ
とされ、当該吊具の下部を前記床躯体に係止可能に設け
る段階と、(ロ) 床躯体の地組みを完成した後に、プ
ッシュアップ装置によって駆動階を先行上昇させ、前記
吊具で床躯体を吊らせて同床躯体を駆動階と共に上昇さ
せ、床躯体の下面側の天井内を前記本設床上の作業員が
設備工事を行うに適した高さまで当該床躯体をハーフア
ップさせて一旦停止させる段階と、(ハ) 前記設備工
事が終了した後に、プッシュアップ装置によって駆動階
と共に床躯体を再び上昇させ、所定の床レベル位置まで
上昇させて停止し、前記床躯体を本設柱へ本固定して本
設床とすると共に、駆動階は停止させたまま、その直下
の前記本設床上で次上階の床躯体を地組みする段階と、
(ニ) 以下同様に、直下の本設床上で地組みした床躯
体を駆動階の先行上昇と共にハーフアップさせ、更に同
床躯体を床レベル位置へ再上昇させて本設柱へ本固定し
て本設床とし、当該本設床上で次上階床の地組み作業を
進める工程を繰り返す段階とから成ることを特徴とす
る、駆動階先行上昇型建築工法。 - 【請求項2】吊具で床躯体を吊る工程は、鋼棒などの吊
具を挿通可能な通孔を有する天秤部材を床躯体の上面部
に設置し、吊具は前記天秤部材の通孔に上方から挿通
し、当該吊具の下部に係止部材を設け、駆動階の先行上
昇に従って前記吊具の係止部材が前記天秤部材の下面に
係止して床躯体を吊り上げることを特徴とする、請求項
1に記載した駆動階先行上昇型建築工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06596894A JP3355374B2 (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | 駆動階先行上昇型建築工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06596894A JP3355374B2 (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | 駆動階先行上昇型建築工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07269123A true JPH07269123A (ja) | 1995-10-17 |
| JP3355374B2 JP3355374B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=13302315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06596894A Expired - Fee Related JP3355374B2 (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | 駆動階先行上昇型建築工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3355374B2 (ja) |
-
1994
- 1994-04-04 JP JP06596894A patent/JP3355374B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3355374B2 (ja) | 2002-12-09 |
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