JPH07269330A - 触媒劣化判定装置 - Google Patents
触媒劣化判定装置Info
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- JPH07269330A JPH07269330A JP6060643A JP6064394A JPH07269330A JP H07269330 A JPH07269330 A JP H07269330A JP 6060643 A JP6060643 A JP 6060643A JP 6064394 A JP6064394 A JP 6064394A JP H07269330 A JPH07269330 A JP H07269330A
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- Japan
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- oxygen sensor
- delay time
- time difference
- response delay
- catalyst
- Prior art date
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- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は排気ガス浄化用触媒の劣化判定装置
の改良を目的とする。 【構成】 エンジンの排気管に配設された触媒1の入口
側排気管2、出口側排気管4の各位置に取り付けられる
フロント酸素センサ3及びリア酸素センサ5が設けられ
る。エンジンのフューエルカットが行われた場合に、フ
ロント酸素センサ3及びリア酸素センサ5の各出力信号
の振幅のほぼ半分の電圧値を共通の基準値として、フロ
ント酸素センサ3の出力が基準値よりも小さくなってか
らリア酸素センサ5の出力が基準値よりも小さくなるま
での時間である応答遅れ時間差を求め、該応答遅れ時間
差と劣化判定値とを比較して触媒劣化を判定する。フロ
ント酸素センサ3及びリア酸素センサ5の出力波形の基
準電圧での接線と出力波形の上限値又は下限値近傍の電
圧値との交点のそれぞれの時間差を応答遅れ時間差とす
る。
の改良を目的とする。 【構成】 エンジンの排気管に配設された触媒1の入口
側排気管2、出口側排気管4の各位置に取り付けられる
フロント酸素センサ3及びリア酸素センサ5が設けられ
る。エンジンのフューエルカットが行われた場合に、フ
ロント酸素センサ3及びリア酸素センサ5の各出力信号
の振幅のほぼ半分の電圧値を共通の基準値として、フロ
ント酸素センサ3の出力が基準値よりも小さくなってか
らリア酸素センサ5の出力が基準値よりも小さくなるま
での時間である応答遅れ時間差を求め、該応答遅れ時間
差と劣化判定値とを比較して触媒劣化を判定する。フロ
ント酸素センサ3及びリア酸素センサ5の出力波形の基
準電圧での接線と出力波形の上限値又は下限値近傍の電
圧値との交点のそれぞれの時間差を応答遅れ時間差とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は排気ガス浄化用触媒の劣
化判定装置に関する。
化判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、触媒の浄化率を検出する分野の技
術として、触媒の入口側排気管、出口側排気管にそれぞ
れフロント酸素センサ及びリア酸素センサを配置し、フ
ロント酸素センサ及びリア酸素センサの応答遅れ時間か
ら触媒の浄化率を検出するものがある(例えば、特開昭
51−55818号公報等)。この触媒は三元触媒であ
り、排気ガス中の一酸化炭素(CO)及び炭化水素(H
C)の酸化と、窒素酸化物(NOX)の還元を同時に行
い、排ガス中の有害ガス三成分を二酸化炭素(C
O2)、水蒸気(H2O)及び窒素(N2)に浄化するも
のである。この浄化特性はエンジンの設定空燃比により
大きく変わる。すなわち、空燃比がリーンのときは燃焼
後も酸素量が多くなり、酸化作用が活発に、還元作用が
不活発になる。空燃比がリッチのときは、この逆に酸化
作用が不活発に、還元作用が活発になる。この酸化と還
元のバランスがとれたとき(理論空燃比付近のとき)、
三元触媒は最も有効に働く。
術として、触媒の入口側排気管、出口側排気管にそれぞ
れフロント酸素センサ及びリア酸素センサを配置し、フ
ロント酸素センサ及びリア酸素センサの応答遅れ時間か
ら触媒の浄化率を検出するものがある(例えば、特開昭
51−55818号公報等)。この触媒は三元触媒であ
り、排気ガス中の一酸化炭素(CO)及び炭化水素(H
C)の酸化と、窒素酸化物(NOX)の還元を同時に行
い、排ガス中の有害ガス三成分を二酸化炭素(C
O2)、水蒸気(H2O)及び窒素(N2)に浄化するも
のである。この浄化特性はエンジンの設定空燃比により
大きく変わる。すなわち、空燃比がリーンのときは燃焼
後も酸素量が多くなり、酸化作用が活発に、還元作用が
不活発になる。空燃比がリッチのときは、この逆に酸化
作用が不活発に、還元作用が活発になる。この酸化と還
元のバランスがとれたとき(理論空燃比付近のとき)、
三元触媒は最も有効に働く。
【0003】前記酸素センサはジルコニア型酸素センサ
であってもよく、このジルコニア型酸素センサはZrO
2を試験管状に焼成し、その内側と外側に白金電極を設
け、内側には大気を導入し酸素濃度を一定とし、外気を
排気ガスに触れさせておくものである。両電極間に酸素
濃度の差が生じると、酸素濃度の高い側から低い側へ酸
素イオンが流れて起電力(約0V〜1Vの範囲)が発生
する。この起電力は酸素分圧が高い排気ガス中(理論空
燃比よりリーン混合気の燃焼)では小さい電圧を出力
し、酸素分圧が低い排気ガス中(リッチ混合気の燃焼)
では大きい電圧を出力する。
であってもよく、このジルコニア型酸素センサはZrO
2を試験管状に焼成し、その内側と外側に白金電極を設
け、内側には大気を導入し酸素濃度を一定とし、外気を
排気ガスに触れさせておくものである。両電極間に酸素
濃度の差が生じると、酸素濃度の高い側から低い側へ酸
素イオンが流れて起電力(約0V〜1Vの範囲)が発生
する。この起電力は酸素分圧が高い排気ガス中(理論空
燃比よりリーン混合気の燃焼)では小さい電圧を出力
し、酸素分圧が低い排気ガス中(リッチ混合気の燃焼)
では大きい電圧を出力する。
【0004】ところで、触媒の浄化率の低下は触媒の劣
化を意味するが、触媒の劣化に伴い、触媒の酸素ストレ
ージ効果が低下し、本来触媒においてHC等の未然ガス
を浄化するために必要な酵素が素通りしてしまうため、
リア酸素センサの周期が短くなる。すなわち、触媒の劣
化によりフロント酸素センサ及びリア酸素センサの応答
遅れ時間差DTが短くなるように変化する。排気ガス浄
化用劣化判定装置はこの応答遅れ時間差DTの変化を利
用して触媒劣化の判定を可能にするものである。
化を意味するが、触媒の劣化に伴い、触媒の酸素ストレ
ージ効果が低下し、本来触媒においてHC等の未然ガス
を浄化するために必要な酵素が素通りしてしまうため、
リア酸素センサの周期が短くなる。すなわち、触媒の劣
化によりフロント酸素センサ及びリア酸素センサの応答
遅れ時間差DTが短くなるように変化する。排気ガス浄
化用劣化判定装置はこの応答遅れ時間差DTの変化を利
用して触媒劣化の判定を可能にするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記触
媒劣化判定装置では、前記応答遅れ時間差から酸素スト
レージ容量を求めてこの酸素ストレージ容量から触媒の
浄化率を求めていたので、触媒の劣化を判定するロジッ
クが複雑であり、このためECU(ElectronicControl U
nit) の演算が複雑となる。さらに、運転状態にバラツ
キがあると、運転状態に依存して触媒劣化の判定に確実
性に欠ける。つまり、定速走行時が短い市街地の走行で
は、運転状態に変動があり、応答遅れ時間差のバラツキ
が大きくなるため、触媒の劣化の判定が非常に困難であ
るという問題があった。
媒劣化判定装置では、前記応答遅れ時間差から酸素スト
レージ容量を求めてこの酸素ストレージ容量から触媒の
浄化率を求めていたので、触媒の劣化を判定するロジッ
クが複雑であり、このためECU(ElectronicControl U
nit) の演算が複雑となる。さらに、運転状態にバラツ
キがあると、運転状態に依存して触媒劣化の判定に確実
性に欠ける。つまり、定速走行時が短い市街地の走行で
は、運転状態に変動があり、応答遅れ時間差のバラツキ
が大きくなるため、触媒の劣化の判定が非常に困難であ
るという問題があった。
【0006】また、フロント酸素センサ、リア酸素セン
サ自体に劣化があると、応答遅れ時間差が変化しこのた
め高精度な触媒劣化の判定を得ることができなくなると
いう問題がある。したがって、本発明は上記問題点に鑑
み、演算が簡単で、運転状態に依存せず、さらにフロン
ト酸素センサ、リア酸素センサの劣化があっても触媒劣
化の判定の精度向上を図ることができる触媒劣化判定装
置を提供することを目的とする。
サ自体に劣化があると、応答遅れ時間差が変化しこのた
め高精度な触媒劣化の判定を得ることができなくなると
いう問題がある。したがって、本発明は上記問題点に鑑
み、演算が簡単で、運転状態に依存せず、さらにフロン
ト酸素センサ、リア酸素センサの劣化があっても触媒劣
化の判定の精度向上を図ることができる触媒劣化判定装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、次の構成を有する触媒劣化判定装置を
提供する。該触媒劣化判定装置はエンジンの排気管に配
設された触媒の入口側、出口側の各位置に取り付けられ
るフロント酸素センサ及びリア酸素センサを備える。前
記エンジンのフューエルカットが行われた場合に、フロ
ント酸素センサ及びリア酸素センサの各出力信号の振幅
のほぼ半分の電圧値を共通の基準値として、フロント酸
素センサの出力が前記基準値よりも小さくなってからリ
ア酸素センサの出力が前記基準値よりも小さくなるまで
の時間である応答遅れ時間差を求め、該応答遅れ時間差
と劣化判定値とを比較して触媒劣化を判定する。
解決するために、次の構成を有する触媒劣化判定装置を
提供する。該触媒劣化判定装置はエンジンの排気管に配
設された触媒の入口側、出口側の各位置に取り付けられ
るフロント酸素センサ及びリア酸素センサを備える。前
記エンジンのフューエルカットが行われた場合に、フロ
ント酸素センサ及びリア酸素センサの各出力信号の振幅
のほぼ半分の電圧値を共通の基準値として、フロント酸
素センサの出力が前記基準値よりも小さくなってからリ
ア酸素センサの出力が前記基準値よりも小さくなるまで
の時間である応答遅れ時間差を求め、該応答遅れ時間差
と劣化判定値とを比較して触媒劣化を判定する。
【0008】さらに、前記フューエルカット時に代わ
り、前記触媒の入口側の排気管に空気を強制的に流し込
ませた時に、前記応答遅れ時間差を求めるようにしても
よい。また、前記フューエルカット時に代わり、少なく
とも加速時に燃料噴射量を増量してフロント酸素センサ
及びリア酸素センサの応答遅れ時間差を求めるようにし
てもよい。
り、前記触媒の入口側の排気管に空気を強制的に流し込
ませた時に、前記応答遅れ時間差を求めるようにしても
よい。また、前記フューエルカット時に代わり、少なく
とも加速時に燃料噴射量を増量してフロント酸素センサ
及びリア酸素センサの応答遅れ時間差を求めるようにし
てもよい。
【0009】前記フロント酸素センサ及びリア酸素セン
サの振幅の上限近傍又は下限近傍に上限電圧値又は下限
電圧値を予めそれぞれ設定し、フロント酸素センサ及び
リア酸素センサの出力が前記基準値と交差する位置の各
接線を求め、該各接線が前記上限電圧値又は下限電圧値
と交差するそれぞれの位置間の時間差を応答遅れ時間差
とする。
サの振幅の上限近傍又は下限近傍に上限電圧値又は下限
電圧値を予めそれぞれ設定し、フロント酸素センサ及び
リア酸素センサの出力が前記基準値と交差する位置の各
接線を求め、該各接線が前記上限電圧値又は下限電圧値
と交差するそれぞれの位置間の時間差を応答遅れ時間差
とする。
【0010】
【作用】本発明の触媒劣化判定装置によれば、前記フロ
ント酸素センサ及びリア酸素センサの出力の応答遅れ時
間差を取り、該応答遅れ時間差を触媒の劣化判定に使用
することにより、触媒の劣化判定のロジックが簡単にな
り、演算処理が軽減される。
ント酸素センサ及びリア酸素センサの出力の応答遅れ時
間差を取り、該応答遅れ時間差を触媒の劣化判定に使用
することにより、触媒の劣化判定のロジックが簡単にな
り、演算処理が軽減される。
【0011】さらに、フューエルカット時のフロント酸
素センサ及びリア酸素センサの応答遅れ時間差を求める
ことにより、運転状態に依存しない安定した応答遅れ時
間差を検出できる。触媒の入口側の排気管に空気を流し
込んで得られたフロント酸素センサ及びリア酸素センサ
の応答遅れ時間差が得られ、AT車に対応して、再度よ
く応答遅れ時間差を検出できるようになった。
素センサ及びリア酸素センサの応答遅れ時間差を求める
ことにより、運転状態に依存しない安定した応答遅れ時
間差を検出できる。触媒の入口側の排気管に空気を流し
込んで得られたフロント酸素センサ及びリア酸素センサ
の応答遅れ時間差が得られ、AT車に対応して、再度よ
く応答遅れ時間差を検出できるようになった。
【0012】加速時に燃料噴射量を増量して得られたフ
ロント酸素センサ及びリア酸素センサの応答遅れ時間差
が得られることにより、市街地内で応答遅れ時間差を検
出するタイミングが増加し、精度の向上に寄与できる。
前記応答遅れ時間差は、前記フロント酸素センサ及びリ
ア酸素センサの振幅の上限近傍又は下限近傍に上限電圧
値又は下限電圧値を予め設定し、フロント酸素センサ及
びリア酸素センサの出力信号の波形が前記基準値と交差
する位置の各接線を求め、該各接線が前記上限電圧値又
は下限電圧値と交差する位置間の時間差をとして求める
ことにより、フロント酸素センサ及びリア酸素センサが
劣化しても、精度よく応答遅れ時間差を検出できる。
ロント酸素センサ及びリア酸素センサの応答遅れ時間差
が得られることにより、市街地内で応答遅れ時間差を検
出するタイミングが増加し、精度の向上に寄与できる。
前記応答遅れ時間差は、前記フロント酸素センサ及びリ
ア酸素センサの振幅の上限近傍又は下限近傍に上限電圧
値又は下限電圧値を予め設定し、フロント酸素センサ及
びリア酸素センサの出力信号の波形が前記基準値と交差
する位置の各接線を求め、該各接線が前記上限電圧値又
は下限電圧値と交差する位置間の時間差をとして求める
ことにより、フロント酸素センサ及びリア酸素センサが
劣化しても、精度よく応答遅れ時間差を検出できる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の実施例に係る触媒劣化判定装
置を説明する図である。本図に示すように、エンジンか
らの排気ガスを浄化する触媒1の入口側の排気管2にフ
ロント酸素センサ3が設けられ、さらに触媒1の出口側
の排気管4にリア酸素センサ5が設けられている。フロ
ント酸素センサ3及びリア酸素センサ5に接続される触
媒劣化判定装置6は両酸素センサの応答遅れから触媒の
劣化判定を行う。触媒劣化判定の方法を以下に説明す
る。
説明する。図1は本発明の実施例に係る触媒劣化判定装
置を説明する図である。本図に示すように、エンジンか
らの排気ガスを浄化する触媒1の入口側の排気管2にフ
ロント酸素センサ3が設けられ、さらに触媒1の出口側
の排気管4にリア酸素センサ5が設けられている。フロ
ント酸素センサ3及びリア酸素センサ5に接続される触
媒劣化判定装置6は両酸素センサの応答遅れから触媒の
劣化判定を行う。触媒劣化判定の方法を以下に説明す
る。
【0014】エンジンへ供給される混合気がリッチから
リーンへ変化してから、フロント酸素センサ3の出力信
号がリッチ(1V)からリーン(0V)ヘ変化するまで
の応答遅れ時間TF は次式で表される。 TF=t1+D1…(1) ここで、t1は排ガスがエンジンからフロント酸素セン
サ3に到達するまでの排ガスの遅れ時間、D1はフロン
ト酸素センサ3の応答時間である。
リーンへ変化してから、フロント酸素センサ3の出力信
号がリッチ(1V)からリーン(0V)ヘ変化するまで
の応答遅れ時間TF は次式で表される。 TF=t1+D1…(1) ここで、t1は排ガスがエンジンからフロント酸素セン
サ3に到達するまでの排ガスの遅れ時間、D1はフロン
ト酸素センサ3の応答時間である。
【0015】一方、リア酸素センサ5の応答遅れ時間T
R は次式で表される。 TR=t1+t2+VO2/QO2+t3+D2…(2) ここで、t2は排ガスがフロント酸素センサ3から触媒
1に到達するまでの排ガスの遅れ時間、QO2は排ガス中
の酸素流量、VO2/QO2は酸素ストレージ容量VO2がオ
ーバーフローするまでの時間、t3は触媒からリア酸素
センサ5に到達するまでの排ガスの遅れ時間、D2はリ
ア酸素センサ5の応答時間である。上記式(1)、
(2)より応答遅れ時間差DTは次式で表される。
R は次式で表される。 TR=t1+t2+VO2/QO2+t3+D2…(2) ここで、t2は排ガスがフロント酸素センサ3から触媒
1に到達するまでの排ガスの遅れ時間、QO2は排ガス中
の酸素流量、VO2/QO2は酸素ストレージ容量VO2がオ
ーバーフローするまでの時間、t3は触媒からリア酸素
センサ5に到達するまでの排ガスの遅れ時間、D2はリ
ア酸素センサ5の応答時間である。上記式(1)、
(2)より応答遅れ時間差DTは次式で表される。
【0016】DT=TR−TF =VO2/QO2+(D2−D1)+(t2+t3)…(3) ここで、応答時間差(D2−D1)は酸素センサ自身のば
らつき、特性変化等を考慮しなければならない。ところ
が、応答遅れ時間差DTをフューエルカット時に検出す
ることによって、応答時間差(D2−D1)は運転状態に
よらない安定した値になり、応答遅れ時間差DTと酸素
ストレージ容量VO2との関係は1対1に対応する。
らつき、特性変化等を考慮しなければならない。ところ
が、応答遅れ時間差DTをフューエルカット時に検出す
ることによって、応答時間差(D2−D1)は運転状態に
よらない安定した値になり、応答遅れ時間差DTと酸素
ストレージ容量VO2との関係は1対1に対応する。
【0017】図2は応答遅れ時間差と浄化率との関係を
示す図である。本図に示すように、フロント酸素センサ
3及びリア酸素センサ5の応答遅れ時間差DTと浄化率
αとの関係が予め判っており、この応答遅れ時間差DT
は、前述のように、触媒1の酸素ストレージ容量に対応
している。このため、触媒劣化判定装置6では応答遅れ
時間差が劣化判定値(所定値)よりも小さいときは触媒
が劣化したと判断する。かくして、従来のように酸素ス
トレージ容量を求めることなく、応答遅れ時間差から直
接に浄化率の判断が簡単にできる。
示す図である。本図に示すように、フロント酸素センサ
3及びリア酸素センサ5の応答遅れ時間差DTと浄化率
αとの関係が予め判っており、この応答遅れ時間差DT
は、前述のように、触媒1の酸素ストレージ容量に対応
している。このため、触媒劣化判定装置6では応答遅れ
時間差が劣化判定値(所定値)よりも小さいときは触媒
が劣化したと判断する。かくして、従来のように酸素ス
トレージ容量を求めることなく、応答遅れ時間差から直
接に浄化率の判断が簡単にできる。
【0018】図3は図1の触媒劣化判定装置6の第1の
構成例を示す図である。本図に示すように、触媒劣化判
定装置6は、フューエルカット信号が入力したとき、一
定時間だけ、フロント酸素センサ3及びリア酸素センサ
5の出力信号を通過させるゲート回路61、62を具備
する。フロント酸素センサ3及びリア酸素センサ5の出
力信号は0V〜1Vの振幅の範囲で変化する。さらに、
ゲート回路61の出力信号を反転端子に入力する比較器
63は他方の非反転端子に0.45Vの基準電圧を入力
する。この基準電圧はフロント酸素センサ3及びリア酸
素センサ5の振幅のほぼ半分に相当するようにしてあ
る。また、ゲート回路62の出力信号を非反転端子に入
力する比較器64は他方の反転端子に0.45Vの基準
電圧を入力する。この比較器63、64の出力信号はA
ND回路65に入力する。このAND回路65の出力信
号はタイマ66に入力し、タイマ66はAND回路の出
力信号の立ち上がりでスタートし、その立ち下がりでス
トップする。タイマ66の計測時間によりフロント酸素
センサ3及びリア酸素センサ5の応答遅れ時間差DTが
求められる。応答遅れ時間差DTと劣化判定値との比較
により劣化判定部67では触媒の劣化判断を行う。
構成例を示す図である。本図に示すように、触媒劣化判
定装置6は、フューエルカット信号が入力したとき、一
定時間だけ、フロント酸素センサ3及びリア酸素センサ
5の出力信号を通過させるゲート回路61、62を具備
する。フロント酸素センサ3及びリア酸素センサ5の出
力信号は0V〜1Vの振幅の範囲で変化する。さらに、
ゲート回路61の出力信号を反転端子に入力する比較器
63は他方の非反転端子に0.45Vの基準電圧を入力
する。この基準電圧はフロント酸素センサ3及びリア酸
素センサ5の振幅のほぼ半分に相当するようにしてあ
る。また、ゲート回路62の出力信号を非反転端子に入
力する比較器64は他方の反転端子に0.45Vの基準
電圧を入力する。この比較器63、64の出力信号はA
ND回路65に入力する。このAND回路65の出力信
号はタイマ66に入力し、タイマ66はAND回路の出
力信号の立ち上がりでスタートし、その立ち下がりでス
トップする。タイマ66の計測時間によりフロント酸素
センサ3及びリア酸素センサ5の応答遅れ時間差DTが
求められる。応答遅れ時間差DTと劣化判定値との比較
により劣化判定部67では触媒の劣化判断を行う。
【0019】図4は図3の第1の構成例によりフロント
酸素センサ3及びリア酸素センサ5の応答遅れ時間差D
Tが導出されるのを説明する信号波形図である。本図に
示すように、フロント酸素センサ3の出力波形A7の周
期は、触媒1のストレージ効果のためリア酸素センサ5
の出力波形A8のものよりも短い。エンジンの減速時に
フューエルカットがあったとすると、本図のA6のタイ
ミングで示すように、高い確率でフロント酸素センサ3
及びリア酸素センサ5の出力信号が基準電圧(0.45
V)よりも大きい場合がある。このような場合、フロン
ト酸素センサ3及びリア酸素センサ5の出力波形はリー
ン状態(0V)に向かう。このとき各フロント酸素セン
サ3及びリア酸素センサ5の出力波形が基準電圧(0.
45V)と交差する点をA9、A10とする。この交差
点A9及びA10間の時間差DTがフロント酸素センサ
3及びリア酸素センサ5の応答遅れ時間差となる。応答
遅れ時間差DTが求められて、前述のように、これが触
媒の劣化判定値と比較される。
酸素センサ3及びリア酸素センサ5の応答遅れ時間差D
Tが導出されるのを説明する信号波形図である。本図に
示すように、フロント酸素センサ3の出力波形A7の周
期は、触媒1のストレージ効果のためリア酸素センサ5
の出力波形A8のものよりも短い。エンジンの減速時に
フューエルカットがあったとすると、本図のA6のタイ
ミングで示すように、高い確率でフロント酸素センサ3
及びリア酸素センサ5の出力信号が基準電圧(0.45
V)よりも大きい場合がある。このような場合、フロン
ト酸素センサ3及びリア酸素センサ5の出力波形はリー
ン状態(0V)に向かう。このとき各フロント酸素セン
サ3及びリア酸素センサ5の出力波形が基準電圧(0.
45V)と交差する点をA9、A10とする。この交差
点A9及びA10間の時間差DTがフロント酸素センサ
3及びリア酸素センサ5の応答遅れ時間差となる。応答
遅れ時間差DTが求められて、前述のように、これが触
媒の劣化判定値と比較される。
【0020】したがって、市街地における定速走行が確
保されなくても、運転状態に依存せずに、エンジンの減
速時のフューエルカットに、正確な応答遅れ時間差が得
られるので、市街地走行時にも触媒劣化判定の精度が向
上できる。図5は図3の第1の構成例の変形を示す図で
ある。フロント酸素センサ3及びリア酸素センサ5の出
力信号をディジタル化して、触媒劣化判定装置6は、本
図に示すような処理をするようにしてもよい。
保されなくても、運転状態に依存せずに、エンジンの減
速時のフューエルカットに、正確な応答遅れ時間差が得
られるので、市街地走行時にも触媒劣化判定の精度が向
上できる。図5は図3の第1の構成例の変形を示す図で
ある。フロント酸素センサ3及びリア酸素センサ5の出
力信号をディジタル化して、触媒劣化判定装置6は、本
図に示すような処理をするようにしてもよい。
【0021】ステップS1において、フューエルカット
信号の有無を判断する。ステップS2において、上記判
断でフューエルカット信号が有れば、フロント酸素セン
サ3の出力信号の電圧が0.45Vよりも小さくなった
かを判断する。ステップS3において、上記判断が「Y
ES」の場合にはフロント酸素センサ3の出力信号の電
圧が0.45Vよりも小さくなった時にタイマをスター
トする。
信号の有無を判断する。ステップS2において、上記判
断でフューエルカット信号が有れば、フロント酸素セン
サ3の出力信号の電圧が0.45Vよりも小さくなった
かを判断する。ステップS3において、上記判断が「Y
ES」の場合にはフロント酸素センサ3の出力信号の電
圧が0.45Vよりも小さくなった時にタイマをスター
トする。
【0022】ステップS4において、リア酸素センサ5
の出力信号の電圧が0.45Vよりも小さくなったかを
判断する。ステップS5において、上記判断が「YE
S」の場合にはリア酸素センサ5の出力信号の電圧が
0.45Vよりも小さくなった時にタイマをストップす
る。このタイマにより計測された時間を応答遅れ時間差
DTとする。
の出力信号の電圧が0.45Vよりも小さくなったかを
判断する。ステップS5において、上記判断が「YE
S」の場合にはリア酸素センサ5の出力信号の電圧が
0.45Vよりも小さくなった時にタイマをストップす
る。このタイマにより計測された時間を応答遅れ時間差
DTとする。
【0023】ステップS6において、上記応答遅れ時間
差と劣化判定値とを比較し、触媒の劣化を判断する。以
上の例では、フロント酸素センサ3及びリア酸素センサ
5の劣化度合いによって応答遅れ時間差DTが変わるの
で、この場合には精度がよい触媒劣化判定を得ることは
困難となる。ところが、酸素センサには、劣化するにし
たがい応答が遅くなり、その出力波形の傾きが緩やかに
なるという特徴がある。この特徴を利用した解決手段を
以下に説明する。
差と劣化判定値とを比較し、触媒の劣化を判断する。以
上の例では、フロント酸素センサ3及びリア酸素センサ
5の劣化度合いによって応答遅れ時間差DTが変わるの
で、この場合には精度がよい触媒劣化判定を得ることは
困難となる。ところが、酸素センサには、劣化するにし
たがい応答が遅くなり、その出力波形の傾きが緩やかに
なるという特徴がある。この特徴を利用した解決手段を
以下に説明する。
【0024】図6はフロント酸素センサ3及びリア酸素
センサ5の劣化を伴う場合に応答遅れ時間差DTの算出
を説明する図である。図6に示すように、フロント酸素
センサ3の出力波形A7と、リア酸素センサ5の出力波
形A8が基準電圧(0.45V)の線A15と交わる点
A9、A10でその接線A11、A12を引く。その接
線A11、A12は酸素センサの上限近傍である出力
1.0Vの線A16と点A13、A1で交わる。点A1
3、A14の時間差DTは応答遅れ時間差として触媒1
の劣化判定に使用される。このようにすることによっ
て、精度が改良されることを以下に説明する。
センサ5の劣化を伴う場合に応答遅れ時間差DTの算出
を説明する図である。図6に示すように、フロント酸素
センサ3の出力波形A7と、リア酸素センサ5の出力波
形A8が基準電圧(0.45V)の線A15と交わる点
A9、A10でその接線A11、A12を引く。その接
線A11、A12は酸素センサの上限近傍である出力
1.0Vの線A16と点A13、A1で交わる。点A1
3、A14の時間差DTは応答遅れ時間差として触媒1
の劣化判定に使用される。このようにすることによっ
て、精度が改良されることを以下に説明する。
【0025】図7は応答遅れ時間差DTの精度の改良を
説明する図である。本図に示すように、例えば、フロン
ト酸素センサ3が劣化すると、その出力は実線A23か
ら破線A24へのようにだんだん応答が遅くなるように
変化する。このため、劣化前の実線A23と基準電圧の
線A15上の交点A25はフロント酸素センサ3の劣化
にしたがい破線A24との交点A26へと大きく変化す
る。しかし、点A25、A26の接線A27、A28が
出力1.0Vの線A16と交差する点A29、A31は
ほぼ同一となる。したがって、図6により得られた応答
遅れ時間差DTはフロント酸素センサ3及びリア酸素セ
ンサ5の劣化の影響を受けにくく、触媒の劣化に対して
安定した判定が行えるようになる。以下に達成手段を詳
細に説明する。
説明する図である。本図に示すように、例えば、フロン
ト酸素センサ3が劣化すると、その出力は実線A23か
ら破線A24へのようにだんだん応答が遅くなるように
変化する。このため、劣化前の実線A23と基準電圧の
線A15上の交点A25はフロント酸素センサ3の劣化
にしたがい破線A24との交点A26へと大きく変化す
る。しかし、点A25、A26の接線A27、A28が
出力1.0Vの線A16と交差する点A29、A31は
ほぼ同一となる。したがって、図6により得られた応答
遅れ時間差DTはフロント酸素センサ3及びリア酸素セ
ンサ5の劣化の影響を受けにくく、触媒の劣化に対して
安定した判定が行えるようになる。以下に達成手段を詳
細に説明する。
【0026】図8は図1の触媒劣化判定装置6の第2の
構成例を説明する図である。本図に示すように、触媒劣
化判定装置6は、フューエルカット信号が入力したと
き、一定時間だけ、フロント酸素センサ3及びリア酸素
センサ5の出力信号を通過させるゲート回路61、62
を具備する。さらに、ゲート回路61の出力信号を非反
転端子、反転端子にそれぞれ入力する比較器71、72
は他方の反転端子、非反転端子にそれぞれ0.4V、
0.5Vを入力する。ゲート回路62の出力信号を非反
転端子、反転端子にそれぞれ入力する比較器73、74
は他方の反転端子、非反転端子にそれぞれ0.4V、
0.5Vを入力する。AND回路75は比較器71及び
72の出力を入力する。AND回路76は比較器73及
び74の出力を入力する。AND回路77は比較器72
の出力及び比較器74の反転出力を入力する。AND回
路75、76、77に接続されるタイマ78、79、8
0はAND回路75、76、77の出力信号のそれぞれ
の立ち上がりでスタートし立ち下がりでストップして時
刻を計測する。タイマ75、76、77の出力信号を入
力する応答遅れ時間差形成部81は、タイマ75、7
6、77の出力信号を処理してフロント酸素センサ3及
びリア酸素センサ5の応答遅れ時間DTを求める。この
結果により、前述と同様にして、劣化判断部67では触
媒の劣化の判断が行われる。
構成例を説明する図である。本図に示すように、触媒劣
化判定装置6は、フューエルカット信号が入力したと
き、一定時間だけ、フロント酸素センサ3及びリア酸素
センサ5の出力信号を通過させるゲート回路61、62
を具備する。さらに、ゲート回路61の出力信号を非反
転端子、反転端子にそれぞれ入力する比較器71、72
は他方の反転端子、非反転端子にそれぞれ0.4V、
0.5Vを入力する。ゲート回路62の出力信号を非反
転端子、反転端子にそれぞれ入力する比較器73、74
は他方の反転端子、非反転端子にそれぞれ0.4V、
0.5Vを入力する。AND回路75は比較器71及び
72の出力を入力する。AND回路76は比較器73及
び74の出力を入力する。AND回路77は比較器72
の出力及び比較器74の反転出力を入力する。AND回
路75、76、77に接続されるタイマ78、79、8
0はAND回路75、76、77の出力信号のそれぞれ
の立ち上がりでスタートし立ち下がりでストップして時
刻を計測する。タイマ75、76、77の出力信号を入
力する応答遅れ時間差形成部81は、タイマ75、7
6、77の出力信号を処理してフロント酸素センサ3及
びリア酸素センサ5の応答遅れ時間DTを求める。この
結果により、前述と同様にして、劣化判断部67では触
媒の劣化の判断が行われる。
【0027】図9は図8の応答遅れ時間差形成部81で
の処理内容を説明する図である。本図に示すように、フ
ロント酸素センサ3の出力波形A7が0.4V及び0.
5Vの出力線A17、A18と交差する点A20、A1
9が形成する線分は点A9での接線と近似できる。同様
に、リア酸素センサ5の出力波形A8が0.4V及び
0.5Vの出力線A17、A18と交差する点A22、
A21が形成する線分は点A10での接線と近似でき
る。これらの接線が1.0Vの出力線A16と交差する
点A13、A14が形成する線分がフロント酸素センサ
3及びリア酸素センサ5の応答遅れ時間差DTである。
の処理内容を説明する図である。本図に示すように、フ
ロント酸素センサ3の出力波形A7が0.4V及び0.
5Vの出力線A17、A18と交差する点A20、A1
9が形成する線分は点A9での接線と近似できる。同様
に、リア酸素センサ5の出力波形A8が0.4V及び
0.5Vの出力線A17、A18と交差する点A22、
A21が形成する線分は点A10での接線と近似でき
る。これらの接線が1.0Vの出力線A16と交差する
点A13、A14が形成する線分がフロント酸素センサ
3及びリア酸素センサ5の応答遅れ時間差DTである。
【0028】A19、A20の時刻をそれぞれTF1、
TF2とすると、タイマ78の出力はTF2−TF1で
ある。A21、A22の時刻をそれぞれTR1、TR2
とすると、タイマ79の出力はTR2−TR1である。
タイマ80の出力はTR1−TF1である。
TF2とすると、タイマ78の出力はTF2−TF1で
ある。A21、A22の時刻をそれぞれTR1、TR2
とすると、タイマ79の出力はTR2−TR1である。
タイマ80の出力はTR1−TF1である。
【0029】応答遅れ時間差形成部81では、タイマ7
8、79のデータを用いて、図9に示す点A19とA1
3の時間差DDT1、点A21とA14の時間差DDT
2を、以下のように、算出する。 DDT1={(TF2−TF1)/(0.5−0.4)} ×(1.0−0.5) …(4) DDT2={(TR2−TR1)/(0.5−0.4)} ×(1.0−0.5) …(5) タイマ80のデータを用いて、 応答遅れ時間差DT=TR1−TF1+DDT1−DDT2 …(6) となる。結局、検出するべき値はTF1、TF2、TR
1、TR2の4つとなり、応答遅れ時間差DTの算出は
非常に簡単に実現できるようになる。
8、79のデータを用いて、図9に示す点A19とA1
3の時間差DDT1、点A21とA14の時間差DDT
2を、以下のように、算出する。 DDT1={(TF2−TF1)/(0.5−0.4)} ×(1.0−0.5) …(4) DDT2={(TR2−TR1)/(0.5−0.4)} ×(1.0−0.5) …(5) タイマ80のデータを用いて、 応答遅れ時間差DT=TR1−TF1+DDT1−DDT2 …(6) となる。結局、検出するべき値はTF1、TF2、TR
1、TR2の4つとなり、応答遅れ時間差DTの算出は
非常に簡単に実現できるようになる。
【0030】図10は図8の第2の構成例の変形を示す
図である。フロント酸素センサ3及びリア酸素センサ5
の出力信号をディジタル化して、触媒劣化判定装置6
は、本図に示すような処理をするようにしてもよい。ス
テップS11において、フューエルカット信号の有無を
判断する。ステップS12において、上記判断がでフュ
ーエルカット信号が有れば、フロント酸素センサ3の出
力信号の電圧が0.5Vよりも小さくなったかを判断す
る。
図である。フロント酸素センサ3及びリア酸素センサ5
の出力信号をディジタル化して、触媒劣化判定装置6
は、本図に示すような処理をするようにしてもよい。ス
テップS11において、フューエルカット信号の有無を
判断する。ステップS12において、上記判断がでフュ
ーエルカット信号が有れば、フロント酸素センサ3の出
力信号の電圧が0.5Vよりも小さくなったかを判断す
る。
【0031】ステップS13において、上記判断が「Y
ES」の場合には、フロント酸素センサ3の出力信号の
電圧が0.5Vよりも小さくなった時に、第1タイマ及
び第2タイマをスタートする。ステップS14におい
て、フロント酸素センサ3の出力信号の電圧が0.4V
よりも小さくなったかを判断する。
ES」の場合には、フロント酸素センサ3の出力信号の
電圧が0.5Vよりも小さくなった時に、第1タイマ及
び第2タイマをスタートする。ステップS14におい
て、フロント酸素センサ3の出力信号の電圧が0.4V
よりも小さくなったかを判断する。
【0032】ステップS15において、上記判断が「Y
ES」の場合には、フロント酸素センサ3の出力信号の
電圧が0.4Vよりも小さくなった時に、第1タイマを
ストップする。第1タイマの計測時間からDDT1を求
める。ステップS16において、リア酸素センサ5の出
力信号の電圧が0.5Vよりも小さくなったかを判断す
る。
ES」の場合には、フロント酸素センサ3の出力信号の
電圧が0.4Vよりも小さくなった時に、第1タイマを
ストップする。第1タイマの計測時間からDDT1を求
める。ステップS16において、リア酸素センサ5の出
力信号の電圧が0.5Vよりも小さくなったかを判断す
る。
【0033】ステップS17において、上記判断が「Y
ES」の場合には、リア酸素センサ5の出力信号の電圧
が0.5Vよりも小さくなった時に、第2タイマをスト
ップし、第3タイマをスタートする。第2タイマの計測
時間をTR1−TF1とする。ステップS18におい
て、リア酸素センサ5の出力信号の電圧が0.4Vより
も小さくなったかを判断する。
ES」の場合には、リア酸素センサ5の出力信号の電圧
が0.5Vよりも小さくなった時に、第2タイマをスト
ップし、第3タイマをスタートする。第2タイマの計測
時間をTR1−TF1とする。ステップS18におい
て、リア酸素センサ5の出力信号の電圧が0.4Vより
も小さくなったかを判断する。
【0034】ステップS19において、上記判断が「Y
ES」の場合には、リア酸素センサ5の出力信号の電圧
が0.4Vよりも小さくなった時には、第3タイマをス
トップする。第3タイマの計測時間からDDT2を求め
る。ステップS20において、ステップS15、17、
19で得られた計測時間により、上記式(6)を基に、
応答遅れ時間差DTを求める。
ES」の場合には、リア酸素センサ5の出力信号の電圧
が0.4Vよりも小さくなった時には、第3タイマをス
トップする。第3タイマの計測時間からDDT2を求め
る。ステップS20において、ステップS15、17、
19で得られた計測時間により、上記式(6)を基に、
応答遅れ時間差DTを求める。
【0035】ステップS21において、この応答遅れ時
間差DTより触媒の劣化を判断する。次に、上記応答遅
れ時間差DTを判定値とした触媒の劣化判定法がいかに
優れているかを示すため、次のような実験を行った。図
11本実施例に係る触媒劣化判定の精度を確認するため
の実験体系を示す図である。本図に示すように、排気管
32に取り付けられたフロント酸素センサ3及びリア酸
素センサ5と触媒1の位置関係は、エンジン30からフ
ロント酸素センサ3までの距離A33が1000mmで
ある。フロント酸素センサ3から容量1700cc、長
さ320mmの触媒1までの距離A34が75mmであ
り、さらに触媒1からリア酸素センサ5までの距離A3
5が125mmである。エンジン30の回転数を200
0rpm、吸気圧を−200mmHgと一定に保ち、そ
こでスロットルを全閉にしフューエルカットさせ、その
ときの応答遅れ時間差DTの値を調べる。触媒1を新
品、劣化品、触媒担持無し品の3つを用意する。ここ
に、触媒担持無し品は劣化品よりも劣化が進んだもので
ある。
間差DTより触媒の劣化を判断する。次に、上記応答遅
れ時間差DTを判定値とした触媒の劣化判定法がいかに
優れているかを示すため、次のような実験を行った。図
11本実施例に係る触媒劣化判定の精度を確認するため
の実験体系を示す図である。本図に示すように、排気管
32に取り付けられたフロント酸素センサ3及びリア酸
素センサ5と触媒1の位置関係は、エンジン30からフ
ロント酸素センサ3までの距離A33が1000mmで
ある。フロント酸素センサ3から容量1700cc、長
さ320mmの触媒1までの距離A34が75mmであ
り、さらに触媒1からリア酸素センサ5までの距離A3
5が125mmである。エンジン30の回転数を200
0rpm、吸気圧を−200mmHgと一定に保ち、そ
こでスロットルを全閉にしフューエルカットさせ、その
ときの応答遅れ時間差DTの値を調べる。触媒1を新
品、劣化品、触媒担持無し品の3つを用意する。ここ
に、触媒担持無し品は劣化品よりも劣化が進んだもので
ある。
【0036】図12、図13は図2の第1の構成例、図
8の第2の構成例において、新品、劣化品、触媒担持無
し品に対しフロント酸素センサ3、リア酸素センサ5を
組み合わせた場合に得られる応答遅れ時間差を示す図で
ある。図12及び図13の応答遅れ時間差を比較してわ
かるように、図13による第2の構成例では酸素センサ
の劣化の影響をあまり受けずに安定した応答遅れ時間差
値になっていることがわかる。
8の第2の構成例において、新品、劣化品、触媒担持無
し品に対しフロント酸素センサ3、リア酸素センサ5を
組み合わせた場合に得られる応答遅れ時間差を示す図で
ある。図12及び図13の応答遅れ時間差を比較してわ
かるように、図13による第2の構成例では酸素センサ
の劣化の影響をあまり受けずに安定した応答遅れ時間差
値になっていることがわかる。
【0037】また、以上の説明ではフューエルカット時
に応答遅れ時間差を求めているが、走行中スロットルを
急激に戻せば、フューエルカット時でなくても上記と同
様な結果が得られる。図14は酸素センサの特性を示す
図である。本図に示すように、酸素センサは理論空燃比
(A/F)近傍で急激に出力が変化するので、排ガスの
酸素濃度を少し増やすだけで、酸素センサ出力B1はリ
ーン状態B2への応答を示す。したがって、1気筒だけ
減速時などにフューエルカットするだけで、全気筒フュ
ーエルカット時のような酸素センサの出力波形が得られ
る。
に応答遅れ時間差を求めているが、走行中スロットルを
急激に戻せば、フューエルカット時でなくても上記と同
様な結果が得られる。図14は酸素センサの特性を示す
図である。本図に示すように、酸素センサは理論空燃比
(A/F)近傍で急激に出力が変化するので、排ガスの
酸素濃度を少し増やすだけで、酸素センサ出力B1はリ
ーン状態B2への応答を示す。したがって、1気筒だけ
減速時などにフューエルカットするだけで、全気筒フュ
ーエルカット時のような酸素センサの出力波形が得られ
る。
【0038】上記実施例では、フューエルカット時の酸
素センサの応答性を利用するが、AT(Automatic Trans
mission)車においてはフューエルカットのタイミングが
少なくなることが問題になる。そこで、上記問題を解決
するためにフューエルカット時のような環境を酸素セン
サに強制的に与える実施例を以下に説明する。図15は
本発明の別の実施例であって、強制的に排ガス中の酸素
濃度を変えてフューエルカット時の酸素センサの出力を
再現する例を示す図である。本図に示すように、排気管
32の中へエアポンプ36を使って空気を流し込むこと
でフューエルカット時の酸素センサの出力を再現するこ
とが可能である。バルブ37の開閉で任意に酸素センサ
の出力をリーン状態にできるので、フロント酸素センサ
3及びリア酸素センサ5の応答遅れ時間差を求めること
ができる。
素センサの応答性を利用するが、AT(Automatic Trans
mission)車においてはフューエルカットのタイミングが
少なくなることが問題になる。そこで、上記問題を解決
するためにフューエルカット時のような環境を酸素セン
サに強制的に与える実施例を以下に説明する。図15は
本発明の別の実施例であって、強制的に排ガス中の酸素
濃度を変えてフューエルカット時の酸素センサの出力を
再現する例を示す図である。本図に示すように、排気管
32の中へエアポンプ36を使って空気を流し込むこと
でフューエルカット時の酸素センサの出力を再現するこ
とが可能である。バルブ37の開閉で任意に酸素センサ
の出力をリーン状態にできるので、フロント酸素センサ
3及びリア酸素センサ5の応答遅れ時間差を求めること
ができる。
【0039】減速時などの上記実施例は酸素センサのリ
ーン応答を利用したものであるが、加速時などの燃料噴
射量増量に伴う酸素センサのリッチ応答を利用しても、
触媒の劣化判定は、以下のように、可能である。図16
は本発明の他の実施例であって、加速時などの燃料噴射
量増量に伴う酸素センサのリッチ応答を利用して応答遅
れ時間差を求める例を示す図である。本図に示すよう
に、加速時のフロント酸素センサ3及びリア酸素センサ
5の出力波形A7及びA8において図4とは逆方向から
の基準電圧との交差点A9及びA10から応答遅れ時間
DTを求めるようにしてもよい。さらに、フロント酸素
センサ3及びリア酸素センサ5の交差点での接線を図5
とは反対側に引き、フロント酸素センサ3及びリア酸素
センサ5の下限である出力0V近傍当たりでの時間差D
Tをフロント酸素センサ及びリア酸素センサ5の劣化時
の応答遅れ時間差として触媒の劣化判定に使用する。
ーン応答を利用したものであるが、加速時などの燃料噴
射量増量に伴う酸素センサのリッチ応答を利用しても、
触媒の劣化判定は、以下のように、可能である。図16
は本発明の他の実施例であって、加速時などの燃料噴射
量増量に伴う酸素センサのリッチ応答を利用して応答遅
れ時間差を求める例を示す図である。本図に示すよう
に、加速時のフロント酸素センサ3及びリア酸素センサ
5の出力波形A7及びA8において図4とは逆方向から
の基準電圧との交差点A9及びA10から応答遅れ時間
DTを求めるようにしてもよい。さらに、フロント酸素
センサ3及びリア酸素センサ5の交差点での接線を図5
とは反対側に引き、フロント酸素センサ3及びリア酸素
センサ5の下限である出力0V近傍当たりでの時間差D
Tをフロント酸素センサ及びリア酸素センサ5の劣化時
の応答遅れ時間差として触媒の劣化判定に使用する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ロント酸素センサ及びリア酸素センサの出力の応答遅れ
時間差を、酸素ストレージ容量を介さずに求め、触媒の
劣化判定に使用するので、演算処理が軽減される。フュ
ーエルカット時のフロント酸素センサ及びリア酸素セン
サの応答遅れ時間差を求めるので、運転状態に依存せず
に、応答遅れ時間差が得られ、このため、精度よく応答
遅れ時間差を検出できるようになった。触媒の入口側の
排気管に空気を流し込んで得られたフロント酸素センサ
及びリア酸素センサの応答遅れ時間差が得られ、AT車
に対応して、再度よく応答遅れ時間差を検出できるよう
になった。フロント酸素センサ及びリア酸素センサの出
力波形の基準電圧での接線と前記出力波形の上限値又は
下限値の近傍の電圧値と交点の時間差を前記応答遅れ時
間差とするので、酸素センサが劣化しても、精度よく応
答遅れ時間差を検出できる。
ロント酸素センサ及びリア酸素センサの出力の応答遅れ
時間差を、酸素ストレージ容量を介さずに求め、触媒の
劣化判定に使用するので、演算処理が軽減される。フュ
ーエルカット時のフロント酸素センサ及びリア酸素セン
サの応答遅れ時間差を求めるので、運転状態に依存せず
に、応答遅れ時間差が得られ、このため、精度よく応答
遅れ時間差を検出できるようになった。触媒の入口側の
排気管に空気を流し込んで得られたフロント酸素センサ
及びリア酸素センサの応答遅れ時間差が得られ、AT車
に対応して、再度よく応答遅れ時間差を検出できるよう
になった。フロント酸素センサ及びリア酸素センサの出
力波形の基準電圧での接線と前記出力波形の上限値又は
下限値の近傍の電圧値と交点の時間差を前記応答遅れ時
間差とするので、酸素センサが劣化しても、精度よく応
答遅れ時間差を検出できる。
【図1】本発明の実施例に係る触媒劣化判定装置を説明
する図である。
する図である。
【図2】応答遅れ時間差の偏差と浄化率との関係を示す
図である。
図である。
【図3】図1の触媒劣化判定装置6の第1の構成例を示
す図である。
す図である。
【図4】図3の第1の構成例によりフロント酸素センサ
3及びリア酸素センサ5の応答遅れ時間差DTが導出さ
れるのを説明する信号波形図である。
3及びリア酸素センサ5の応答遅れ時間差DTが導出さ
れるのを説明する信号波形図である。
【図5】図3の第1の構成例の変形を示す図である。
【図6】フロント酸素センサ3及びリア酸素センサ5の
劣化を伴う場合に応答遅れ時間差DTの算出を説明する
図である。
劣化を伴う場合に応答遅れ時間差DTの算出を説明する
図である。
【図7】応答遅れ時間差DTの精度の改良を説明する図
である。
である。
【図8】図1の触媒劣化判定装置6の第2の構成例を示
す図である。
す図である。
【図9】図8の応答遅れ時間差形成部81での処理内容
を説明する図である。
を説明する図である。
【図10】図8の第2の構成例の変形を示す図である。
【図11】本実施例に係る触媒劣化判定の精度を確認す
るための実験体系を示す図である。
るための実験体系を示す図である。
【図12】図2の第1の構成例において、新品、劣化
品、触媒担持無し品に対しフロント酸素センサ3、リア
酸素センサ5を組み合わせた場合に得られる応答遅れ時
間差を示す図である。
品、触媒担持無し品に対しフロント酸素センサ3、リア
酸素センサ5を組み合わせた場合に得られる応答遅れ時
間差を示す図である。
【図13】図8の第2の構成例において、新品、劣化
品、触媒担持無し品に対しフロント酸素センサ3、リア
酸素センサ5を組み合わせた場合に得られる応答遅れ時
間差を示す図である。
品、触媒担持無し品に対しフロント酸素センサ3、リア
酸素センサ5を組み合わせた場合に得られる応答遅れ時
間差を示す図である。
【図14】酸素センサの特性を示す図である。
【図15】本発明の別の実施例であって強制的に排ガス
中の酸素濃度を変えてフューエルカット時の酸素センサ
の出力を再現する例を示す図である。
中の酸素濃度を変えてフューエルカット時の酸素センサ
の出力を再現する例を示す図である。
【図16】本発明の他の実施例であって、加速時などの
燃料噴射量増量に伴う酸素センサのリッチ応答を利用し
て応答遅れ時間差を求める例を示す図である。
燃料噴射量増量に伴う酸素センサのリッチ応答を利用し
て応答遅れ時間差を求める例を示す図である。
1…触媒 2…触媒入口側の排気管 3…フロント酸素センサ 4…触媒出口側の排気管 5…リア酸素センサ 6…触媒劣化判定装置 30…エンジン 32…排気管 36…エアポンプ 37…バルブ
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 聖彦 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 川辺 泰之 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 加藤 憲徳 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 臼井 博和 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 エンジンの排気管に配設された触媒の入
口側、出口側の各位置に取り付けられるフロント酸素セ
ンサ及びリア酸素センサを備え、 前記エンジンのフューエルカットが行われた場合に、フ
ロント酸素センサ及びリア酸素センサの各出力信号の振
幅のほぼ半分の電圧値を共通の基準値として、フロント
酸素センサの出力が前記基準値よりも小さくなってから
リア酸素センサの出力が前記基準値よりも小さくなるま
での時間である応答遅れ時間差を求め、該応答遅れ時間
差と劣化判定値とを比較して触媒劣化を判定する触媒劣
化判定装置。 - 【請求項2】 前記フューエルカット時に代わり、前記
触媒の入口側の排気管に空気を強制的に流し込ませた時
に、前記応答遅れ時間差を求める、請求項1に記載の触
媒劣化判定装置。 - 【請求項3】 前記フューエルカット時に代わり、少な
くとも加速時に燃料噴射量を増量してフロント酸素セン
サ及びリア酸素センサの応答遅れ時間差を求める、請求
項1に記載の触媒劣化判定装置。 - 【請求項4】 前記フロント酸素センサ及びリア酸素セ
ンサの振幅の上限近傍又は下限近傍に上限電圧値又は下
限電圧値を予めそれぞれ設定し、フロント酸素センサ及
びリア酸素センサの出力が前記基準値と交差する位置の
各接線を求め、該各接線が前記上限電圧値又は下限電圧
値と交差するそれぞれの位置間の時間差を応答遅れ時間
差とする、請求項1、2又は3のいずれかに記載の触媒
劣化判定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6060643A JPH07269330A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 触媒劣化判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6060643A JPH07269330A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 触媒劣化判定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07269330A true JPH07269330A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13148218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6060643A Withdrawn JPH07269330A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 触媒劣化判定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07269330A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100482553B1 (ko) * | 2001-12-27 | 2005-04-14 | 현대자동차주식회사 | 차량의 배출 시스템 모니터링 제어방법 |
| WO2012081094A1 (ja) * | 2010-12-15 | 2012-06-21 | トヨタ自動車株式会社 | 電気加熱式触媒の故障検出装置 |
| US8590289B2 (en) | 2003-10-30 | 2013-11-26 | Honda Motor Co., Ltd. | Deterioration diagnostic device for an exhaust gas purifier |
| JP2019113044A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-11 | 株式会社Subaru | 車両用制御装置 |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP6060643A patent/JPH07269330A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR101331370B1 (ko) * | 2010-12-15 | 2013-11-20 | 도요타 지도샤(주) | 전기 가열식 촉매의 고장 검출 장치 |
| US8776586B2 (en) | 2010-12-15 | 2014-07-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Failure detection apparatus for an electrically heated catalyst |
| JP2019113044A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-11 | 株式会社Subaru | 車両用制御装置 |
| US11338793B2 (en) | 2017-12-26 | 2022-05-24 | Subaru Corporation | Vehicle control apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |