JPH07269952A - 凍結予防ヒータ付燃焼装置のヒータ制御方法およびその装置 - Google Patents

凍結予防ヒータ付燃焼装置のヒータ制御方法およびその装置

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JPH07269952A
JPH07269952A JP6087480A JP8748094A JPH07269952A JP H07269952 A JPH07269952 A JP H07269952A JP 6087480 A JP6087480 A JP 6087480A JP 8748094 A JP8748094 A JP 8748094A JP H07269952 A JPH07269952 A JP H07269952A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数設置した凍結予防用の温度センサのう
ち、故障した温度センサが生じても、凍結予防ヒータ16
のヒータ駆動制御を正常に行う。 【構成】 給湯器の内部に温度センサ10A〜10Cと、凍
結予防ヒータ16を設置する。ヒータ制御装置21は、各温
度センサ10A〜10Cの温度検出信号値を取り込み、各信
号値が予め定めた正常判定範囲から外れたものがあると
きには、その外れた温度センサを不良と判定する。そし
て、正常な温度センサの温度検出信号のみを採用し、そ
の正常な温度センサの検出温度が1個でも下限設定温度
以下になったときに凍結予防ヒータ16を加熱駆動し、正
常な温度センサの全ての検出温度がヒータ停止温度以上
になったときに凍結予防ヒータ16の加熱駆動を停止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯器や風呂釜等に用
いられる凍結予防ヒータ付燃焼装置のヒータ制御方法と
そのヒータ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6には、従来の燃焼装置として一般的
な室内設置型給湯器が、図7には屋外設置型給湯器がそ
れぞれ示されている。室内設置型給湯器には排気ガスを
室外に排出するためのダクト14が設けられており、屋外
設置型給湯器には雨水が器具ケース1内に入り込まない
ように雨水よけ15が設けられている。これら給湯器は、
器具ケース1内にバーナ2と水管式熱交換器3とが収容
されている。この熱交換器3の入口側4には給水導入管
5が接続され、この給水導入管5は器具ケース1内を通
って、その給水導入端7が器具ケース1外に突出され水
道管19に接続されている。また、前記熱交換器3の出口
側6には給湯接続管8が接続され、この給湯接続管8は
器具ケース1内を通って、その吐出端9が器具ケース1
外に突出され給湯管18に接続されている。これらの給湯
器は、吸気口から外部空気を取り入れてバーナ燃焼を行
い、燃焼排気ガスを排気口11から排出し、熱交換器3に
よって流水を湯とし、台所や浴室等に給湯するものであ
る。
【0003】ところで、寒冷地では、給水導入管5や給
湯接続管8や熱交換器の水管内の水が冬期に凍結し易
く、特に給水導入端7や給湯吐出端9は外気と接触して
いる部分のため最初に凍結し易いので、この一番冷え易
い給水導入端7および給湯吐出端9近傍の器具ケース1
内にヒータ設置領域A,Bを設け、このヒータ設置領域
A,Bの給水導入端7側には、給水導入管5の表面温度
や周囲温度又は水温を測定する温度センサ10Aと凍結予
防ヒータ16を、給湯接続管8の吐出端9側には、給湯接
続管8の表面温度や周囲温度又は水温を測定する温度セ
ンサ10Bと凍結予防ヒータ16とがそれぞれ設けられ、こ
れら温度センサ10A,10Bの検出温度が凍結温度に近い
予め与えた下限温度以下になったときには、凍結予防ヒ
ータ16をオン駆動して給湯器の凍結防止を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、給水導
入管5や給湯接続管8に接続する水道管19や給湯管18の
凍結予防のため、給水導入端7や給湯接続管の吐出端9
の近傍位置のこれらの管に保温材を巻くだけでなく、保
温材と水管との間にヒータおよび温度センサを取り付け
ることが度々行われる。ところが、このヒータが加熱さ
れると、ヒータ部分の水は加熱されて対流し、器具ケー
ス1内のヒータ設置領域A,Bの水も加熱され、外気が
冷えて来ると、本来ならば一番最初に冷えるはずのヒー
タ設置領域A,Bが冷えず、凍結予防ヒータ16の作動温
度まで低下しないので、凍結予防ヒータ16は作動しな
い。そのため、ヒータ設置領域A,Bの温度がヒータ16
の作動温度まで下がる前に、ヒータ設置領域A,B以外
の冷却し易い部分が凍結するという問題があった。
【0005】また、特に有風状況の場合、図6に示す室
内設置型給湯器では、図示しない逆風止めの隙間を縫っ
て、冷風吹き込み部13としての排気口11から、矢印Eの
方向の冷風が熱交換器3上面の中央部C領域に当たり、
給水導入管5の給水導入端7側の温度センサ10Aおよび
給湯接続管の吐出端側の温度センサ10Bの検出温度が、
ヒータ動作温度まで下がる以前にC領域は冷風によって
冷却され、このC領域の水管20Cが凍結するという問題
があり、図7に示す屋外設置型給湯器では、冷風吹き込
み部13としての排気口11から、矢印Fの方向の冷風が熱
交換器3上面のD領域に当たり、このD領域の水管20D
が冷却されて凍結するという問題があった。
【0006】本出願人は、このような問題を解消するた
めに、室内設置型給湯器の場合に対しては、図4に示す
ように、冷風が当たる領域Cを通る水管20C(熱交換器
3から外に露出している水管20Cの部分)に温度センサ
10Cを設け、また、屋外設置型給湯器の場合には、同じ
く冷風が当たる領域Dを通る水管20Dの部分(熱交換器
3から外側に露出する水管20Dの部分)に温度センサ10
Cを設け、温度センサ10A,10B,10Cのいずれか1つ
でも、その検出温度が予め設定した下限設定温度(例え
ば、2℃)以下になったとき全ての凍結予防ヒータ16を
オン駆動し、全ての温度センサ10A,10B,10Cが予め
設定したヒータ停止温度以上となったときに凍結予防ヒ
ータ16の加熱駆動をオフするように凍結予防ヒータ16を
駆動制御し、給湯器内水管の確実な凍結予防を達成する
方式を提案している。なお、これら提案例の給湯器では
水管式熱交換器3の胴部に凍結予防ヒータ16を追加配設
している。
【0007】ところで、従来例および提案例の給湯器の
ヒータ駆動制御方式は、全ての凍結予防用の温度センサ
10A,10B,10Cは故障が生じないことを前提として制
御動作されているため、そのうちの1個でも温度センサ
がヒータがオンの状態で故障するとヒータはオンのまま
となり、ヒータがオフの状態で故障するとヒータはオフ
のままになるという問題が生じる。
【0008】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、複数設置した凍結予防用の
温度センサの中で、故障した温度センサが生じても、正
しく凍結予防用ヒータのオン・オフ駆動を行うことがで
きる凍結予防ヒータ付燃焼装置のヒータ制御方法および
その装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明のヒータ制御方法は、燃焼装置に凍結予防ヒータを
設置し、燃焼装置内には複数の異なる箇所に温度センサ
を設け、各温度センサの温度検出信号値が予め与えた正
常判定範囲から外れたときにはセンサ不良と判定し、セ
ンサ不良と判定された温度センサの信号を除外して正常
な各温度センサの検出温度をモニタし、モニタ温度セン
サの少なくとも1個のセンサの検出温度が予め与えた下
限設定温度以下になったときに凍結予防ヒータをオン駆
動し、前記モニタ温度センサの全部のセンサの検出温度
が予め設定したヒータ停止温度以上となったときに前記
凍結予防ヒータの加熱駆動をオフすることを特徴として
構成されている。
【0010】また、本発明のヒータ制御装置は、凍結予
防ヒータと、複数の異なる箇所に温度センサとが設けら
れている凍結予防ヒータ付燃焼装置のヒータ制御装置に
おいて、前記複数の各温度センサの温度検出信号を取り
込み、各温度検出信号値と予め与えられた信号値の正常
判定範囲とを比較し温度検出信号値が正常判定範囲から
外れている温度センサを不良と判定して不良温度センサ
の温度検出信号を除外する不良センサ信号除外手段と、
この不良センサ信号除外手段により除外されない正常な
温度センサの検出温度をモニタし、モニタ温度センサの
少なくとも1個のセンサの検出温度が予め与えた下限設
定温度以下になったときに凍結予防ヒータをオン指令
し、前記モニタ温度センサの全部のセンサの検出温度が
予め設定したヒータ停止温度以上となったときに前記凍
結予防ヒータの加熱駆動をオフ指令するヒータ駆動制御
手段と、前記ヒータ駆動制御手段の指令に応じて凍結予
防ヒータをオン・オフ駆動するヒータ駆動手段とを備え
たことを特徴として構成されている。
【0011】
【作用】上記構成の本発明において、燃焼装置内に設置
された複数の温度センサの温度検出信号をモニタして凍
結予防用ヒータの加熱駆動が制御される。このヒータ制
御に際し、複数の温度センサのうち、故障した温度セン
サが生じたときには、その温度センサの温度検出信号値
が予め与えた正常判定範囲から外れるので、この正常判
定範囲から外れた温度検出信号値の温度センサをセンサ
不良と判定し、そのセンサ不良と判定された温度センサ
の信号を除外し、正常な残りの温度センサの温度検出信
号がモニタされ、モニタ温度センサの1つでも下限温度
設定以下になったとき、凍結予防ヒータがオン駆動さ
れ、モニタ温度センサの全部の検出温度がヒータ停止温
度以上となったとき、凍結予防ヒータの加熱駆動がオフ
される結果、凍結予防用の温度センサに故障が生じて
も、凍結予防ヒータの正常なオン・オフ駆動制御が達成
できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、従来例および提
案例と同一の名称部分には同一の符号を付し、その重複
説明は省略する。図1には、本発明に係る燃焼装置の一
実施例の主要部構成の模式図が示されている。本実施例
では燃焼装置として従来例および提案例と同様に、台所
や浴室等に給湯を行う室内設置型や屋外設置型の凍結予
防ヒータ付給湯器を対象にしており、この図1では、そ
の給湯器の代表例として、図5と同様な屋外設置型のも
のが示されている。
【0013】本実施例の給湯器には、提案例と同様に、
給水導入端7の近傍と、吐出端9の近傍と、水管式熱交
換器3の冷風が当たる部分を通る水管20Dの部分にサー
ミスタ等の温度センサ10A,10B,10Cがそれぞれ設置
され、また、給水導入端7の近傍流域Aと、吐出端9の
近傍領域Bと、水管式熱交換器3の胴部の領域にそれぞ
れ凍結予防ヒータ16が設けられ、ヒータ制御装置21によ
り、凍結予防ヒータ16のオン・オフ駆動が制御されてい
る。
【0014】図2には、前記ヒータ制御装置21のブロッ
ク構成が示されている。このヒータ制御装置21は、不良
センサ信号除外手段25と、ヒータ駆動を指令制御するヒ
ータ駆動制御手段23と、ヒータ駆動手段26と、メモリ2
4,27とを有している。メモリ24は、各温度センサ10A
〜10Cが検出する(検出するであろうと予想される)温
度範囲(温度検出信号値の範囲)を正常判定範囲として
記憶している。例えば、−5℃〜80℃の温度範囲の温度
検出信号値範囲が与えられて記憶されている。
【0015】不良センサ信号除外手段25は、各温度セン
サ10A〜10Cの温度検出信号値をメモリ24に記憶されて
いる正常判定範囲と比較し、各温度センサ10A〜10Cの
検出温度の信号値がこの正常判定範囲から外れたときに
は、その外れた温度センサを不良と判定して不良温度セ
ンサの温度検出信号の出力を除外する。
【0016】メモリ27にはヒータ16をオン駆動する基準
となる下限設定温度が、例えば、2℃の値として与えら
れると共に、ヒータ停止の基準となるヒータ停止温度
が、例えば、7℃の値として与えられて記憶されてい
る。ヒータ駆動制御手段23は、検出温度比較判断部22を
備えており、不良センサ信号除外手段25で除外されない
正常な各温度センサの温度検出信号値とメモリ27に記憶
されている下限設定温度およびヒータ停止温度と比較
し、各正常温度センサの温度検出信号値のうち1つでも
下限設定温度以下になったことを検知したときに、ヒー
タ駆動指令を出力し、正常な温度センサの全ての検出温
度信号値がヒータ停止温度以上となったとき、ヒータ停
止指令を出力する。
【0017】ヒータ駆動手段26は、ヒータ駆動制御手段
23からヒータ駆動指令が加えられたとき、全ヒータ16を
オン駆動し、ヒータ駆動制御手段23からヒータ駆動の停
止指令を受けたとき、全部のヒータ16を一括オフ駆動す
る。
【0018】図3には本実施例の給湯器のヒータ制御の
フローチャートが示されており、次に、このフローチャ
ートに基づきヒータ駆動制御動作を説明する。まず、ス
テップ101 で、各温度センサ10A,10B,10Cが正常で
あるか否かを不良センサ信号除外手段25により判断し、
各温度センサの温度検出信号値と正常判定範囲とを比較
し、温度センサの温度検出信号値が正常判定範囲に入っ
ているときには正常と判定し、正常判定範囲から外れた
ものは不良と判定する。
【0019】ステップ101 で全ての温度センサ10A〜10
Cが正常と判断されたときには、次にステップ102 で温
度センサ10A〜10Cの全ての検出温度がヒータ停止温度
である7℃以上か否かを判断する。全ての温度センサ10
A〜10Cの検出温度が7℃以上となっていたときには、
ステップ105 でヒータ16を全てオフ駆動する。これに対
し、温度センサ10A〜10Cの全ての検出温度がヒータ停
止温度である7℃に達していないときには、ステップ10
3 で温度センサ10A〜10Cのどれか1つでも下限設定温
度の2℃以下になっているか否かを判断する。全ての温
度センサ10A〜10Cの検出温度が2℃よりも高いとき、
すなわち、2℃よりも高く7℃よりも低いときには、ス
テップ101 以降の動作を繰り返し行う。
【0020】一方、ステップ103 で、温度センサ10A〜
10Cのうちどれか1つでも下限設定温度である2℃以下
になったときには、ステップ104 で全てのヒータ16をオ
ン駆動し、水管の凍結防止を図る。
【0021】前記ステップ101 で全ての温度センサ10A
〜10Cが正常であるという条件を満たしていないものと
判断されたときには、次にステップ106 で温度センサ10
A〜10Cの全てが異常(不良)であるか否かを判断す
る。全ての温度センサ10A〜10Cが不良の場合には、ス
テップ110 で全てのヒータ16をオフ駆動する。
【0022】温度センサ10A〜10Cのうち、正常な温度
センサ(不良でない温度センサ)が1個以上あるときに
は、その正常な温度センサの温度検出信号値を用いてヒ
ータ16の駆動制御を行う。すなわち、ステップ107 で正
常な温度センサの全ての検出温度がヒータ停止温度の7
℃以上であるか否かを判断し、正常な温度センサの全て
の検出温度が7℃以上のときにはステップ110 で全ての
ヒータ16をオフ駆動する。
【0023】正常な温度センサの検出温度が全て7℃に
達していないときには、ステップ108 で正常な温度セン
サの検出温度のうち、どれか1つでも下限設定温度の2
℃以下のものがあるか否かを判断し、1つでも2℃以下
の温度を検出した温度センサがあるときには全部のヒー
タ16をオン駆動して水管の凍結予防を行う。正常な温度
センサのいずれも2℃よりも高い温度を検出していると
きには、最初のステップ101 の動作に戻る。
【0024】本実施例では、給水導入管5の給水導入端
7側位置に設けた温度センサ10Aと、給湯接続管8の吐
出端9側位置に設けた温度センサ10Bおよび冷風が当た
る領域の熱交換器を通る水管の外側露出部分の位置に設
けた温度センサ10Cのうち、1個でも温度センサの検出
温度が下限設定温度(2℃)以下になったときには、全
ての凍結予防ヒータ16をオン駆動し、全ての温度センサ
10A〜10Cの検出温度がヒータ停止温度(7℃)以上と
なったときには、全ての凍結予防ヒータ16の加熱駆動を
オフする構成としたので、例えば、配管業者が、水道管
19や給湯管18の凍結予防のため、給水導入端7や給湯吐
出端9の近傍位置にヒータを取り付けて、このヒータを
オン駆動した場合に、外気が冷えて、その外気が凍結温
度以下になったときには、このヒータ加熱により温度セ
ンサ10Aや10Bが外気よりも十分高い温度を検出するた
めにヒータ16はオン駆動せず、従来ではヒータ設置領域
A,B以外の部分が凍結するという問題があったが、本
実施例では、冷風が当たる領域Dを通る水管20Dの位置
に設けた温度センサ10Cの検出温度が下限設定温度(2
℃)以下となったときには、全ての凍結予防ヒータ16を
オン駆動するため、給湯器の凍結防止が確実となる。
【0025】また、有風状況の場合には、従来では、温
度センサ10A,10Bの検出温度がヒータ作動温度(下限
設定温度)まで下がる前に、冷風が当たる領域Dを通る
水管20Dが凍結するという問題があったが、本実施例で
は、冷風が当たる領域Dを通る水管の位置に設けた温度
センサ10Cの検出温度が下限設定温度以下となったとき
には、全ての凍結予防ヒータ16をオン駆動するため、給
湯器の凍結を予防することができる。
【0026】さらに、本実施例では、不良センサ信号除
外手段25を設け、複数の温度センサ10A〜10Cのうち、
不良の温度センサを検出し、その不良の温度センサの温
度検出信号を除外するように構成したものであるから、
不良の温度センサが除外されて正常な温度センサの信号
のみに基づいてヒータ16の駆動制御が行われるので、不
良の温度センサの信号出力に影響されて、周囲の温度が
下限設定温度に達しないのにヒータ16がオン駆動された
り、周囲の温度がヒータ停止温度よりも高くなっている
にも拘わらず、ヒータ16のオン駆動が引き続き行われる
というヒータ駆動の誤動作の問題を効果的に解消するこ
とができ、正確な、かつ、信頼性の高いヒータの駆動制
御が可能となる。
【0027】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。すなわち、上
記実施例では、温度センサとしてサーミスタを用いた
が、温度によって電気抵抗が変化するものでもよく、バ
イメタル等のスイッチ類でもよい。
【0028】また、上記実施例では、排気口側からの冷
風が当たる熱交換器側の凍結領域に、温度センサ10Cを
設けたが、例えば、図示しないファンの吸気孔や他の冷
風が当たる領域に、温度センサを設けてもよい。また、
温度センサは10A〜10Cの3個に限られるものではな
く、凍結予防に必要と思われる任意の箇所に必要数の温
度センサを設けることができる。
【0029】さらに、上記実施例では、凍結予防のた
め、下限設定温度を2℃としたが、例えば、3℃として
もよく、また、ヒータ停止温度を7℃としたが、6℃あ
るいは8℃としてもよく、実状に合った温度に設定すれ
ばよい。
【0030】さらにまた、上記実施例では、温度センサ
や凍結予防ヒータを、給水導入端側や給湯接続管吐出端
側および熱交換器を通る水管の外側露出部分の位置に設
けたが、例えば、水が滞留し易い位置や冷却し易い位置
に、適宜に凍結予防ヒータを追加して設けてもよい。ま
た、器具ケース内部が凍結温度以下にならなければ水道
水は凍結しないので、給水導入管や給湯接続管および熱
交換器の水管等以外の器具ケース内にも、温度センサや
凍結予防ヒータを設置して、器具ケース内の空気の検出
温度が1個所でも下限設定温度以下になったときに、凍
結予防ヒータをオン駆動して、空気の温度を高め、水の
凍結予防を図るようにしてもよい。
【0031】さらに、上記実施例では、屋外設置型の給
湯器を例にして説明したが、本発明は、例えば、図4に
示すような室内設置型の給湯器においても同様に適用さ
れるものである。
【0032】さらに、上記実施例では、水管式熱交換器
3の冷風が当たる領域に水管20Dを通したが、必ずしも
熱交換器3の冷風が当たる領域に水管を通さないタイプ
の給湯器においても本発明が適用されるものである。
【0033】さらにまた、上記実施例では、燃焼装置と
して給湯器について説明したが、本発明の凍結予防のヒ
ータ制御方法およびその装置は、風呂釜や暖房器等の他
な様々な燃焼装置に適用することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、燃焼装置に凍結予防ヒータと
複数の温度センサを設け、これらの複数の温度センサの
うち、少なくとも1個の正常なセンサの検出温度が予め
与えた下限設定温度以下になったときに凍結予防ヒータ
をオン駆動し、正常な温度センサの全部の検出温度がヒ
ータ停止温度以上となったきに凍結予防ヒータの加熱駆
動をオフするように構成したものであるから、周囲の温
度が凍結に近い温度になったときには直ちにヒータの加
熱駆動が行われることとなるので、燃焼装置の水管の凍
結予防を確実に図ることができる。
【0035】また、本発明では、複数設置した温度セン
サのうち、温度検出信号値が予め与えた正常判定範囲か
ら外れている温度センサを不良と判定し、その不良温度
センサの温度検出信号を除外して、正常な温度センサの
温度検出信号のみを用いてヒータの駆動制御を行うよう
に構成したものであるから、不良の温度センサの信号の
影響を受けて、燃焼装置内の温度が凍結温度以下になっ
てもヒータが加熱駆動されなかったり、燃焼装置内の温
度がヒータ停止温度以上の温度になっていても、ヒータ
の加熱駆動が停止されないというヒータ駆動の誤動作を
確実に防止することができ、正確な、かつ、信頼性の高
いヒータの凍結予防動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の凍結予防ヒータ付給湯器の
構成説明図である。
【図2】同実施例の給湯器に設けられるヒータ制御装置
のブロック構成図である。
【図3】本実施例のヒータ制御の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】出願人が提案している室内設置型の凍結予防ヒ
ータ付給湯器の斜視構成説明図である。
【図5】同じく出願人が提案している屋外設置型の凍結
予防ヒータ付給湯器の斜視構成説明図である。
【図6】従来の室内設置型給湯器の説明図である。
【図7】従来の屋外設置型給湯器の説明図である。
【符号の説明】
10A,10B,10C 温度センサ 16 凍結予防ヒータ 21 ヒータ制御装置 22 検出温度比較判断部 23 ヒータ駆動制御手段 25 不良センサ信号除外手段 26 ヒータ駆動手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼装置に凍結予防ヒータを設置し、燃
    焼装置内には複数の異なる箇所に温度センサを設け、各
    温度センサの温度検出信号値が予め与えた正常判定範囲
    から外れたときにはセンサ不良と判定し、センサ不良と
    判定された温度センサの信号を除外して正常な各温度セ
    ンサの検出温度をモニタし、モニタ温度センサの少なく
    とも1個のセンサの検出温度が予め与えた下限設定温度
    以下になったときに凍結予防ヒータをオン駆動し、前記
    モニタ温度センサの全部のセンサの検出温度が予め設定
    したヒータ停止温度以上となったときに前記凍結予防ヒ
    ータの加熱駆動をオフする凍結予防ヒータ付燃焼装置の
    ヒータ制御方法。
  2. 【請求項2】 凍結予防ヒータと、複数の異なる箇所に
    温度センサとが設けられている凍結予防ヒータ付燃焼装
    置のヒータ制御装置において、前記複数の各温度センサ
    の温度検出信号を取り込み、各温度検出信号値と予め与
    えられた信号値の正常判定範囲とを比較し温度検出信号
    値が正常判定範囲から外れている温度センサを不良と判
    定して不良温度センサの温度検出信号を除外する不良セ
    ンサ信号除外手段と、この不良センサ信号除外手段によ
    り除外されない正常な温度センサの検出温度をモニタ
    し、モニタ温度センサの少なくとも1個のセンサの検出
    温度が予め与えた下限設定温度以下になったときに凍結
    予防ヒータをオン指令し、前記モニタ温度センサの全部
    のセンサの検出温度が予め設定したヒータ停止温度以上
    となったときに前記凍結予防ヒータの加熱駆動をオフ指
    令するヒータ駆動制御手段と、前記ヒータ駆動制御手段
    の指令に応じて凍結予防ヒータをオン・オフ駆動するヒ
    ータ駆動手段とを備えた凍結予防ヒータ付燃焼装置のヒ
    ータ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009192150A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Panasonic Electric Works Co Ltd 給湯システム
JP2010133620A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Rinnai Corp 給湯装置
JP2011115656A (ja) * 2011-03-22 2011-06-16 Panasonic Corp 衛生洗浄装置
JP2017223404A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 リンナイ株式会社 連結給湯システム

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