JPH07270120A - 変位センサー - Google Patents
変位センサーInfo
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- JPH07270120A JPH07270120A JP5933994A JP5933994A JPH07270120A JP H07270120 A JPH07270120 A JP H07270120A JP 5933994 A JP5933994 A JP 5933994A JP 5933994 A JP5933994 A JP 5933994A JP H07270120 A JPH07270120 A JP H07270120A
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- emitting laser
- surface emitting
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- light
- photodiode
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Links
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Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Measurement Of Optical Distance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】部品点数が少なく小型かつ軽量で高感度の変位
センサーを提供する。 【構成】面発光レーザー12はヒートシンク48を介し
て筐体50に固定されている。面発光レーザー12は電
気配線64を介して定電流を供給するLD駆動電源62
に接続されている。支持棒58は、筐体50の天板に設
けた支持棒ガイド穴52を通り、その上端に対象の取付
部56が、下端に支持板60が固定されている。この構
造体は、上下に移動できるように、支持棒ガイド穴52
の周囲に設けた弾性体54により支持されている。支持
板60の下面にはフォトダイオード32が面発光レーザ
ー12と向き合うように固定されている。フォトダイオ
ード32には電気配線70を介して受光系電源74が接
続されている。フォトダイオード32の出力に基づい
て、面発光レーザー12とフォトダイオード32の間の
距離zを求める演算装置76が接続されている。
センサーを提供する。 【構成】面発光レーザー12はヒートシンク48を介し
て筐体50に固定されている。面発光レーザー12は電
気配線64を介して定電流を供給するLD駆動電源62
に接続されている。支持棒58は、筐体50の天板に設
けた支持棒ガイド穴52を通り、その上端に対象の取付
部56が、下端に支持板60が固定されている。この構
造体は、上下に移動できるように、支持棒ガイド穴52
の周囲に設けた弾性体54により支持されている。支持
板60の下面にはフォトダイオード32が面発光レーザ
ー12と向き合うように固定されている。フォトダイオ
ード32には電気配線70を介して受光系電源74が接
続されている。フォトダイオード32の出力に基づい
て、面発光レーザー12とフォトダイオード32の間の
距離zを求める演算装置76が接続されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変位センサー、特に光学
的手段を用いた光学的変位センサーに関する。
的手段を用いた光学的変位センサーに関する。
【0002】
【従来の技術】光学的変位センサーの一例として、光源
と受光素子を備え、その一方は移動体に固定されてい
て、光源の出射光を受光素子で受け、その光強度の変化
を検出することにより、移動体の変位を求めるものが知
られている。このような光学的変位センサーは、たとえ
ば特開平1−138431号に開示されている。その基
本構成を図17に示す。
と受光素子を備え、その一方は移動体に固定されてい
て、光源の出射光を受光素子で受け、その光強度の変化
を検出することにより、移動体の変位を求めるものが知
られている。このような光学的変位センサーは、たとえ
ば特開平1−138431号に開示されている。その基
本構成を図17に示す。
【0003】図17に示すように、この変位センサー
は、発光ダイオード102と分割型フォトセンサー10
4を有している。分割型フォトセンサー104はベース
114に固定されており、このベース114の上に筒体
116が設けられており、その上に弾性部材118を介
して移動体122が設けられている。発光ダイオード1
02は支持部材120を介して移動体122に固定され
ている。
は、発光ダイオード102と分割型フォトセンサー10
4を有している。分割型フォトセンサー104はベース
114に固定されており、このベース114の上に筒体
116が設けられており、その上に弾性部材118を介
して移動体122が設けられている。発光ダイオード1
02は支持部材120を介して移動体122に固定され
ている。
【0004】移動体122はこれに加わる力の大きさと
方向に応じて変位し、この結果、発光ダイオード102
のビームの出射方向または発光ダイオード102と四分
割フォトセンサー104の間隔が変化する。
方向に応じて変位し、この結果、発光ダイオード102
のビームの出射方向または発光ダイオード102と四分
割フォトセンサー104の間隔が変化する。
【0005】四分割フォトセンサー104は、図18に
示すように、四つの受光部106と108と110と1
12を備えており、これら四つの受光部の出力の和の変
化を調べることにより発光ダイオード102と四分割フ
ォトセンサー104の間隔の変化が、四つの受光部の間
の出力の差を調べることにより発光ダイオード102の
ビームの出射方向の変化が求められる。これに基づいて
移動体122の変位あるいは移動体122にかかる荷重
を独立した三軸方向に分解したかたちで知ることができ
る。この構成によれば、部品点数が少なく小型で軽量な
変位センサーが得られる。
示すように、四つの受光部106と108と110と1
12を備えており、これら四つの受光部の出力の和の変
化を調べることにより発光ダイオード102と四分割フ
ォトセンサー104の間隔の変化が、四つの受光部の間
の出力の差を調べることにより発光ダイオード102の
ビームの出射方向の変化が求められる。これに基づいて
移動体122の変位あるいは移動体122にかかる荷重
を独立した三軸方向に分解したかたちで知ることができ
る。この構成によれば、部品点数が少なく小型で軽量な
変位センサーが得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の変位セ
ンサーには以下に述べる問題点がある。光源と受光素子
の間の微小な変位に対して受光素子の出力変化を一定以
上得るためには、発光ダイオードの発光部の面積あるい
はその上に配するピンホールの径(w0 )を小さくし、
出射する光ビームの広がり角を大きくする必要がある。
しかし、発光ダイオードの発光面に対してピンホールが
小さくなるため、光源の光出力が小さくなり、ノイズ耐
性は劣化してしまう。
ンサーには以下に述べる問題点がある。光源と受光素子
の間の微小な変位に対して受光素子の出力変化を一定以
上得るためには、発光ダイオードの発光部の面積あるい
はその上に配するピンホールの径(w0 )を小さくし、
出射する光ビームの広がり角を大きくする必要がある。
しかし、発光ダイオードの発光面に対してピンホールが
小さくなるため、光源の光出力が小さくなり、ノイズ耐
性は劣化してしまう。
【0007】そこで、発光ダイオードに代えて、通常の
半導体レーザー(端面出射型半導体レーザー)を光源に
用いることが考えられる。その構成を図19に示す。図
中、図17で図示したものと同等の部材は同じ符号で示
してある。分割型フォトセンサー104はベース114
に固定されており、このベース114の上に筒体116
が設けられており、その上に弾性部材118を介して移
動体122が設けられている。光源である半導体レーザ
ー124は支持部材120を介して移動体122に固定
されている。半導体レーザー124は、図20に示すよ
うに、その出射光は楕円ビームであるため、楕円ビーム
を円形ビームに整形するためのレンズ142が筒体13
8の内部に保持部材140により保持されている。
半導体レーザー(端面出射型半導体レーザー)を光源に
用いることが考えられる。その構成を図19に示す。図
中、図17で図示したものと同等の部材は同じ符号で示
してある。分割型フォトセンサー104はベース114
に固定されており、このベース114の上に筒体116
が設けられており、その上に弾性部材118を介して移
動体122が設けられている。光源である半導体レーザ
ー124は支持部材120を介して移動体122に固定
されている。半導体レーザー124は、図20に示すよ
うに、その出射光は楕円ビームであるため、楕円ビーム
を円形ビームに整形するためのレンズ142が筒体13
8の内部に保持部材140により保持されている。
【0008】この構成では、確かにデバイスサイズにお
いて、発光ダイオードに比べると光量は大きいものの、
いくつかの問題がある。第一に、放射角の制限がある。
すなわち、通常の端面出射型半導体レーザーは放射形状
が導波路寸法に制限される(通常、θy 〜30°、θx
〜10°の楕円ビーム)ため、設計の自由度がほとんど
ない。第二に、特に変位センサーとして利用する場合
に、出射光が楕円ビームであるため、変位量の測定範囲
や感度が制限される。第三に、ビーム整形用のレンズ1
42を設けているため、そのぶん装置が大きくなるう
え、部品点数と組立工数も増えてしまう。本発明の目的
は、部品点数が少なく小型かつ軽量で、感度の高い変位
センサーを提供することである。
いて、発光ダイオードに比べると光量は大きいものの、
いくつかの問題がある。第一に、放射角の制限がある。
すなわち、通常の端面出射型半導体レーザーは放射形状
が導波路寸法に制限される(通常、θy 〜30°、θx
〜10°の楕円ビーム)ため、設計の自由度がほとんど
ない。第二に、特に変位センサーとして利用する場合
に、出射光が楕円ビームであるため、変位量の測定範囲
や感度が制限される。第三に、ビーム整形用のレンズ1
42を設けているため、そのぶん装置が大きくなるう
え、部品点数と組立工数も増えてしまう。本発明の目的
は、部品点数が少なく小型かつ軽量で、感度の高い変位
センサーを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の変位センサー
は、出射ビームの径が少なくとも特定の一方向に対して
1μm以上17μm以下である光源と、光源からの出射
ビームの広がり内に配置された入射光の強度を検出する
光検出器と、光検出器の出力に基づいて光源と光検出器
の相対位置の変化を検出する手段とを備えていることを
特徴とする。
は、出射ビームの径が少なくとも特定の一方向に対して
1μm以上17μm以下である光源と、光源からの出射
ビームの広がり内に配置された入射光の強度を検出する
光検出器と、光検出器の出力に基づいて光源と光検出器
の相対位置の変化を検出する手段とを備えていることを
特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の原理について図面を参照しながら説明
する。図1に示すように、距離zはなして配置された面
発光レーザーSELと受光素子PDについて考える。こ
こで、受光素子PDは半径wp の円形であって、面発光
レーザーSELの出射面の中心軸上に配置されているも
のとする。
する。図1に示すように、距離zはなして配置された面
発光レーザーSELと受光素子PDについて考える。こ
こで、受光素子PDは半径wp の円形であって、面発光
レーザーSELの出射面の中心軸上に配置されているも
のとする。
【0011】面発光レーザーSELとして屈折率導波構
造を持つ場合を考えると、レーザー光は面発光レーザー
SELの導波路内で屈折率ガイドを導波する場合を考え
れば平面波となるので、外部に出射するレーザー光はレ
ーザーの出射面上にビームウエストw0 を有するガウス
ビームと見なすことができる。出射面からzだけ離れた
点におけるガウスビームのビーム径w(z)は、w
(z)をレーザー光の強度が1/e2 になる(主軸から
の)幅で定義すると、レーザー光の波長λを用いて次式
で表される。
造を持つ場合を考えると、レーザー光は面発光レーザー
SELの導波路内で屈折率ガイドを導波する場合を考え
れば平面波となるので、外部に出射するレーザー光はレ
ーザーの出射面上にビームウエストw0 を有するガウス
ビームと見なすことができる。出射面からzだけ離れた
点におけるガウスビームのビーム径w(z)は、w
(z)をレーザー光の強度が1/e2 になる(主軸から
の)幅で定義すると、レーザー光の波長λを用いて次式
で表される。
【0012】
【数1】
【0013】図2は(1)式を用いて、w0 をパラメー
ターとして距離zとビーム径w(z)の関係を試算した
結果である。面発光レーザーのビームウエストw0 は近
似的にレーザーの出射面の寸法に等しいので、図2を用
いて、面発光レーザーの出射面の半径を変えることによ
りレーザー光のビーム広がりを設計できることが分か
る。さらに、図2の結果を二次元的な光ビーム径の設計
に適用することにより、互いに直角な(x,y)軸につ
いてレーザービームの広がりを設計することができる。
ターとして距離zとビーム径w(z)の関係を試算した
結果である。面発光レーザーのビームウエストw0 は近
似的にレーザーの出射面の寸法に等しいので、図2を用
いて、面発光レーザーの出射面の半径を変えることによ
りレーザー光のビーム広がりを設計できることが分か
る。さらに、図2の結果を二次元的な光ビーム径の設計
に適用することにより、互いに直角な(x,y)軸につ
いてレーザービームの広がりを設計することができる。
【0014】先ほど示した、図1で円形のガウスビーム
の主軸からの距離をr、時間項や位相項を除く電界の実
部をE(r,z)とすれば、E(r,z)は次式で表さ
れる。
の主軸からの距離をr、時間項や位相項を除く電界の実
部をE(r,z)とすれば、E(r,z)は次式で表さ
れる。
【0015】
【数2】 したがって、面発光レーザーSELから出射した光が受
光素子PDに入射する割合η(受光素子の出力に比例す
る)は、受光素子からの反射率をRPD、誤差関数をEr
fとして、次式で表される。
光素子PDに入射する割合η(受光素子の出力に比例す
る)は、受光素子からの反射率をRPD、誤差関数をEr
fとして、次式で表される。
【0016】
【数3】 wp =w0 、RPD=0の場合について、w0 をパラメー
ターとして、距離zに対してηを計算した結果を図3に
示す。図3のグラフを利用して、w0 を(x,y)軸そ
れぞれについて適切に設定することにより、距離zの測
定感度や測定範囲を二次元的に広範に設計できることが
分かる。RPD=0としたのは、レーザー部への戻り光が
レーザー出力の変動を引き起こすのを防ぐことを考慮し
ており、たとえば面発光レーザーSELの側の受光素子
PDの面に無反射膜を形成することにより実現される。
ターとして、距離zに対してηを計算した結果を図3に
示す。図3のグラフを利用して、w0 を(x,y)軸そ
れぞれについて適切に設定することにより、距離zの測
定感度や測定範囲を二次元的に広範に設計できることが
分かる。RPD=0としたのは、レーザー部への戻り光が
レーザー出力の変動を引き起こすのを防ぐことを考慮し
ており、たとえば面発光レーザーSELの側の受光素子
PDの面に無反射膜を形成することにより実現される。
【0017】一方、図4は変位センサーの感度の指標と
して、図3を微分することにより、変位量に対する受光
素子の出力変化率の最大値をビームの出射直径(2w
0 )に対して計算したものである。
して、図3を微分することにより、変位量に対する受光
素子の出力変化率の最大値をビームの出射直径(2w
0 )に対して計算したものである。
【0018】受光素子PDの検出回路を含めたトータル
のSN比を30dBとすると、0.1%の光出力の変動
を検出することができる。したがって、変位分解能とし
て仮に1μmを要求すれば、受光素子PDの変化率とし
て0.1%/μmが必要なので、図4より少なくともビ
ームの出射直径2w0 <17μmとする必要がある。し
たがって、面発光レーザーでは1μm以上の開口径があ
れば、0.1mW以上の出力を得ることができる。同図
より、逆にビーム出射直径2w0 〜6μmとすれば、上
記の前提の下では、0.1μm程度の変位分解能が達成
できると考えられる。
のSN比を30dBとすると、0.1%の光出力の変動
を検出することができる。したがって、変位分解能とし
て仮に1μmを要求すれば、受光素子PDの変化率とし
て0.1%/μmが必要なので、図4より少なくともビ
ームの出射直径2w0 <17μmとする必要がある。し
たがって、面発光レーザーでは1μm以上の開口径があ
れば、0.1mW以上の出力を得ることができる。同図
より、逆にビーム出射直径2w0 〜6μmとすれば、上
記の前提の下では、0.1μm程度の変位分解能が達成
できると考えられる。
【0019】図4において、レーザー出射出力をビーム
出射直径2w0 に対して計算したものを同時に示した。
なお、出射直径2w0 と光出力の関係については、標準
的なデータとして、発光ダイオード:2w0 〜60μm
で3mW、面発光レーザー:2w0 〜6μmで1mWを
それぞれ仮定し、出力が出射面積に比例して制限される
場合を想定した。面発光レーザーでは、2w0 〜1μm
で0.1mWの出力を得ることができる。また、同図よ
り、ビーム出射直径2w0 〜6μm程度の素子で1mW
以上の出力が得られ、同等な出射径をもつ発光ダイオー
ドに比べて約三十倍以上の高出力化が図れる。受光素子
のSN比は受光出力が低下すると、これに比例して低下
するため、光源を発光ダイオードから面発光レーザーに
することにより、上述の発光ダイオードおよび面発光レ
ーザーの出力制限に対する仮定のものでは、変位の分解
能を約三十倍高めることができる。
出射直径2w0 に対して計算したものを同時に示した。
なお、出射直径2w0 と光出力の関係については、標準
的なデータとして、発光ダイオード:2w0 〜60μm
で3mW、面発光レーザー:2w0 〜6μmで1mWを
それぞれ仮定し、出力が出射面積に比例して制限される
場合を想定した。面発光レーザーでは、2w0 〜1μm
で0.1mWの出力を得ることができる。また、同図よ
り、ビーム出射直径2w0 〜6μm程度の素子で1mW
以上の出力が得られ、同等な出射径をもつ発光ダイオー
ドに比べて約三十倍以上の高出力化が図れる。受光素子
のSN比は受光出力が低下すると、これに比例して低下
するため、光源を発光ダイオードから面発光レーザーに
することにより、上述の発光ダイオードおよび面発光レ
ーザーの出力制限に対する仮定のものでは、変位の分解
能を約三十倍高めることができる。
【0020】したがって、面発光レーザーを用いること
により出射径が小さくても高出力が得られるため、微小
な変位を高感度で検出できる変位センサーを実現するこ
とができる。
により出射径が小さくても高出力が得られるため、微小
な変位を高感度で検出できる変位センサーを実現するこ
とができる。
【0021】なお、上の説明では、受光素子の径とレー
ザービームウエスト径を同じ値として議論したが、異な
る場合でも、(3)式により定性的には同様な結果が得
られる。また、光検出器のSN比や光源の最大出力と出
射径の関係を特定の一例についてのみ説明したが、この
一例に限ることなく、図2、図3、図4などを用いて、
検出目的に応じて各パラメーターを適宜変更しても容易
に適用できる。
ザービームウエスト径を同じ値として議論したが、異な
る場合でも、(3)式により定性的には同様な結果が得
られる。また、光検出器のSN比や光源の最大出力と出
射径の関係を特定の一例についてのみ説明したが、この
一例に限ることなく、図2、図3、図4などを用いて、
検出目的に応じて各パラメーターを適宜変更しても容易
に適用できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。第
一実施例の変位センサーについて図5ないし図7を参照
して説明する。図5に示すように、垂直共振器型面発光
レーザー12はヒートシンク48を介して筐体50に発
光面を上に向けて固定されている。この面発光レーザー
12には、筐体50に設けた通し穴66を通した電気配
線64を介して、定電流を供給するLD駆動電源62が
接続されている。筐体50の上面には支持棒ガイド穴5
2が開けられている。支持棒58は支持棒ガイド穴52
を通り、その上端には対象の取付部56が、下端には支
持板60が固定されている。取付部56は、筐体50の
上面に支持棒ガイド穴52の周囲に設けた弾性体54に
よって支持されている。これにより、支持棒58および
支持板60は図の上下方向に移動できるように支持され
ている。支持板60の下面にはフォトダイオード32
が、その受光面が面発光レーザー12の発光面と向き合
うように固定されている。フォトダイオード32には、
筐体50に設けた通し穴68に通した電気配線70を介
して、受光系電源74が接続されている。また、フォト
ダイオード32には、その出力に基づいて面発光レーザ
ー12とフォトダイオード32の間の距離zを求める演
算装置76が接続されている。
一実施例の変位センサーについて図5ないし図7を参照
して説明する。図5に示すように、垂直共振器型面発光
レーザー12はヒートシンク48を介して筐体50に発
光面を上に向けて固定されている。この面発光レーザー
12には、筐体50に設けた通し穴66を通した電気配
線64を介して、定電流を供給するLD駆動電源62が
接続されている。筐体50の上面には支持棒ガイド穴5
2が開けられている。支持棒58は支持棒ガイド穴52
を通り、その上端には対象の取付部56が、下端には支
持板60が固定されている。取付部56は、筐体50の
上面に支持棒ガイド穴52の周囲に設けた弾性体54に
よって支持されている。これにより、支持棒58および
支持板60は図の上下方向に移動できるように支持され
ている。支持板60の下面にはフォトダイオード32
が、その受光面が面発光レーザー12の発光面と向き合
うように固定されている。フォトダイオード32には、
筐体50に設けた通し穴68に通した電気配線70を介
して、受光系電源74が接続されている。また、フォト
ダイオード32には、その出力に基づいて面発光レーザ
ー12とフォトダイオード32の間の距離zを求める演
算装置76が接続されている。
【0023】面発光レーザー12には様々な構造のもの
があるが、その一例の断面構造を図6に示す。同図に示
した面発光レーザーは、n型半導体基板14に、n型半
導体バッファ層16、半導体多層ミラー18、n型半導
体クラッド層20、活性層22、p型半導体クラッド層
24、p型半導体多層ミラー26を積層し、共振部を残
してn型半導体クラッド層20に相当する深さまでエッ
チングし、p型半導体多層ミラー層26とn型半導体ク
ラッド層20の各々にp型電極28とn型電極30をそ
れぞれ設けた構成となっている。
があるが、その一例の断面構造を図6に示す。同図に示
した面発光レーザーは、n型半導体基板14に、n型半
導体バッファ層16、半導体多層ミラー18、n型半導
体クラッド層20、活性層22、p型半導体クラッド層
24、p型半導体多層ミラー26を積層し、共振部を残
してn型半導体クラッド層20に相当する深さまでエッ
チングし、p型半導体多層ミラー層26とn型半導体ク
ラッド層20の各々にp型電極28とn型電極30をそ
れぞれ設けた構成となっている。
【0024】レーザー光の強度をモニターするフォトダ
イオード32は、たとえば図7に断面構造を示したよう
に、n+ 型半導体基板34にn型層36を積層し、この
n型層36の中にイオン注入等でp型領域38を形成
し、その表面に反射防止膜40を積層し、パターニング
した後にp型電極42を形成するとともに、n+ 型半導
体基板34にn型電極46を積層した構成となってい
る。
イオード32は、たとえば図7に断面構造を示したよう
に、n+ 型半導体基板34にn型層36を積層し、この
n型層36の中にイオン注入等でp型領域38を形成
し、その表面に反射防止膜40を積層し、パターニング
した後にp型電極42を形成するとともに、n+ 型半導
体基板34にn型電極46を積層した構成となってい
る。
【0025】再び図5に戻り説明すると、取付部56に
対して図の上下方向に力が働くと、その力に応じて弾性
体54が変形する。この結果、フォトダイオード32が
上下方向に移動し、面発光レーザー12とフォトダイオ
ード32の間の距離zが変化する。この距離zの変化に
伴なって、フォトダイオード32の出力が変化する。光
出力検出手段72は、フォトダイオード32の出力を電
気信号として取り出し、この信号を演算装置76に出力
する。演算装置76は、たとえば論理的または実験的に
得られる図3に相当する校正曲線を用いて、面発光レー
ザー12とフォトダイオード32の間の距離zを計算に
より求める。
対して図の上下方向に力が働くと、その力に応じて弾性
体54が変形する。この結果、フォトダイオード32が
上下方向に移動し、面発光レーザー12とフォトダイオ
ード32の間の距離zが変化する。この距離zの変化に
伴なって、フォトダイオード32の出力が変化する。光
出力検出手段72は、フォトダイオード32の出力を電
気信号として取り出し、この信号を演算装置76に出力
する。演算装置76は、たとえば論理的または実験的に
得られる図3に相当する校正曲線を用いて、面発光レー
ザー12とフォトダイオード32の間の距離zを計算に
より求める。
【0026】本発明の第二実施例の変位センサーについ
て図8を参照して説明する。図中、第一実施例で説明し
た部材と同等の部材は同じ符号で示してある。これらの
部材の詳細は第一実施例の説明を参照することにし、以
下では第一実施例との相違箇所に重点をおいて説明す
る。
て図8を参照して説明する。図中、第一実施例で説明し
た部材と同等の部材は同じ符号で示してある。これらの
部材の詳細は第一実施例の説明を参照することにし、以
下では第一実施例との相違箇所に重点をおいて説明す
る。
【0027】図8に示すように、フォトダイオード32
はSi基板78の一部に形成されており、面発光レーザ
ー12はSi基板78の上にフォトダイオード32の反
対側の位置にヒートシンク48を介して固定されてい
る。Si基板78は接着剤80によって、筐体50の内
部の底面に固定された角θの斜面を持つスペーサー82
に固定されている。また、支持板60の下面は鏡面に仕
上げられていて、面発光レーザー12の出射光は支持板
60の下面で反射されてフォトダイオード32に入射す
る構成となっている。
はSi基板78の一部に形成されており、面発光レーザ
ー12はSi基板78の上にフォトダイオード32の反
対側の位置にヒートシンク48を介して固定されてい
る。Si基板78は接着剤80によって、筐体50の内
部の底面に固定された角θの斜面を持つスペーサー82
に固定されている。また、支持板60の下面は鏡面に仕
上げられていて、面発光レーザー12の出射光は支持板
60の下面で反射されてフォトダイオード32に入射す
る構成となっている。
【0028】取付部56に対して図の上下方向に力が作
用すると、その力の大きさに応じて弾性体54が変形
し、支持板60が上下方向に移動する。このため、面発
光レーザー12から支持板60の下面までの光軸上の距
離zが変化し、結果としてフォトダイオード32への入
射光の強度が変化する。演算装置76は、フォトダイオ
ード32の出力に基づいて、たとえば論理的または実験
的に得られる図3に相当する校正曲線を用いて、面発光
レーザー12と支持板60の間の距離zを求める。
用すると、その力の大きさに応じて弾性体54が変形
し、支持板60が上下方向に移動する。このため、面発
光レーザー12から支持板60の下面までの光軸上の距
離zが変化し、結果としてフォトダイオード32への入
射光の強度が変化する。演算装置76は、フォトダイオ
ード32の出力に基づいて、たとえば論理的または実験
的に得られる図3に相当する校正曲線を用いて、面発光
レーザー12と支持板60の間の距離zを求める。
【0029】本発明の第三実施例の変位センサーについ
て図9を参照して説明する。図中、第一実施例で説明し
た部材と同等の部材は同じ符号で示してある。ここで
は、第一実施例で既に触れた部材の説明は省略し、第一
実施例との相違箇所に重点をおいて説明する。
て図9を参照して説明する。図中、第一実施例で説明し
た部材と同等の部材は同じ符号で示してある。ここで
は、第一実施例で既に触れた部材の説明は省略し、第一
実施例との相違箇所に重点をおいて説明する。
【0030】図9に示すように、フォトダイオード32
はSi基板84の一部に形成されている。Si基板84
には斜面86が形成されており、この斜面に面発光レー
ザー12がヒートシンク48を介して固定されている。
Si基板84は接着剤88により筐体50の底面に固定
されている。また支持板60の下面は、第二実施例と同
様に、鏡面に仕上げられており、面発光レーザー12の
出射光は支持板60の下面で反射されてフォトダイオー
ド32に入射する構成となっている。
はSi基板84の一部に形成されている。Si基板84
には斜面86が形成されており、この斜面に面発光レー
ザー12がヒートシンク48を介して固定されている。
Si基板84は接着剤88により筐体50の底面に固定
されている。また支持板60の下面は、第二実施例と同
様に、鏡面に仕上げられており、面発光レーザー12の
出射光は支持板60の下面で反射されてフォトダイオー
ド32に入射する構成となっている。
【0031】ここで、図10を参照して、Si基板84
への面発光レーザー12の取り付けについて説明する。
(1)に示すようにフォトダイオード32を形成済みの
Si基板84を用意し、(2)に示すように反応性イオ
ンビームエッチング(RIBE)によりSi基板84に
縦に溝を形成し、(3)に示すように反応性イオンビー
ムエッチング(RIBE)に再度行ない先に形成した縦
溝につながる斜め溝をSi基板84に形成し、(4)に
示すようにこの二つの溝により切り離された部分を除去
して斜面86が得られる。既に述べた通り、(5)に示
すように斜面86に面発光レーザー12がヒートシンク
48を介して固定される。
への面発光レーザー12の取り付けについて説明する。
(1)に示すようにフォトダイオード32を形成済みの
Si基板84を用意し、(2)に示すように反応性イオ
ンビームエッチング(RIBE)によりSi基板84に
縦に溝を形成し、(3)に示すように反応性イオンビー
ムエッチング(RIBE)に再度行ない先に形成した縦
溝につながる斜め溝をSi基板84に形成し、(4)に
示すようにこの二つの溝により切り離された部分を除去
して斜面86が得られる。既に述べた通り、(5)に示
すように斜面86に面発光レーザー12がヒートシンク
48を介して固定される。
【0032】再び図9に戻り説明すると、取付部56に
力が上下方向に働くと、その力の大きさに応じて弾性体
54が変形し、支持板60が上下に変位する。支持板6
0の変位により、面発光レーザー12と支持板60の間
隔zは変化する。このため、フォトダイオード32へ入
射するレーザー光の強度が変化する。フォトダイオード
32の出力に基づいて、演算装置76は、論理的または
実験的に得られる図3に相当する校正曲線を用いて、面
発光レーザー12と支持板60の間の距離zを求める。
力が上下方向に働くと、その力の大きさに応じて弾性体
54が変形し、支持板60が上下に変位する。支持板6
0の変位により、面発光レーザー12と支持板60の間
隔zは変化する。このため、フォトダイオード32へ入
射するレーザー光の強度が変化する。フォトダイオード
32の出力に基づいて、演算装置76は、論理的または
実験的に得られる図3に相当する校正曲線を用いて、面
発光レーザー12と支持板60の間の距離zを求める。
【0033】本発明の第四実施例の変位センサーについ
て図11を参照して説明する。図中、第三実施例で説明
した部材と同等の部材は同じ符号で示してある。ここで
は、第三実施例で既に触れた部材の説明は省略し、第三
実施例との相違箇所に重点をおいて説明する。
て図11を参照して説明する。図中、第三実施例で説明
した部材と同等の部材は同じ符号で示してある。ここで
は、第三実施例で既に触れた部材の説明は省略し、第三
実施例との相違箇所に重点をおいて説明する。
【0034】上に述べた第一実施例ないし第三実施例
は、取付部56が図の上下方向に移動する構成すなわち
一次元的な変位センサーであった。本実施例は、取付部
56の上下方向の移動に加えて、取付部56の図の面内
での傾きを検出する、二次元的な変位センサーである。
は、取付部56が図の上下方向に移動する構成すなわち
一次元的な変位センサーであった。本実施例は、取付部
56の上下方向の移動に加えて、取付部56の図の面内
での傾きを検出する、二次元的な変位センサーである。
【0035】すなわち、図11に示すように、取付部5
6と支持棒58と支持板60からなる構造体は、取付部
56にかかる力に応じて上下方向に移動すると共に図の
紙面に平行な面内で傾斜し得るように、弾性体54によ
って支持されている。Si基板84には、図の横方向に
並んで二つのフォトダイオード32aと32bが形成さ
れており、この二つのフォトダイオード32aと32b
によって受光素子32が構成されている。
6と支持棒58と支持板60からなる構造体は、取付部
56にかかる力に応じて上下方向に移動すると共に図の
紙面に平行な面内で傾斜し得るように、弾性体54によ
って支持されている。Si基板84には、図の横方向に
並んで二つのフォトダイオード32aと32bが形成さ
れており、この二つのフォトダイオード32aと32b
によって受光素子32が構成されている。
【0036】取付部56に何ら力が働いていない状態で
は、支持棒58は垂直な状態にあり、このとき、面発光
レーザー12から出射された光は支持板60で反射した
のち二つのフォトダイオード32aと32bに均等に入
射するように設定されている。
は、支持棒58は垂直な状態にあり、このとき、面発光
レーザー12から出射された光は支持板60で反射した
のち二つのフォトダイオード32aと32bに均等に入
射するように設定されている。
【0037】取付部56に上下方向に力が働くと、取付
部56すなわち支持板60が上下に移動し、面発光レー
ザー12と支持板60の間の距離zが変化する。この距
離zは、演算装置76において、入力される二つのフォ
トダイオード32aと32bの出力の和に基づき、論理
的または実験的に得られる図3に相当する校正曲線を用
いて計算により求められる。
部56すなわち支持板60が上下に移動し、面発光レー
ザー12と支持板60の間の距離zが変化する。この距
離zは、演算装置76において、入力される二つのフォ
トダイオード32aと32bの出力の和に基づき、論理
的または実験的に得られる図3に相当する校正曲線を用
いて計算により求められる。
【0038】取付部56に横方向に力が働くと、支持棒
58が図の面内で傾斜し、支持板60の下面である鏡面
の方向が変化する。このため、二つのフォトダイオード
32aと32bに入射する光の強度が異なってくる。し
たがって、傾斜角θは、演算装置76において、入力さ
れる二つのフォトダイオード32aと32bの出力の差
に基づき、論理的または実験的に得られる図3に相当す
る校正曲線を用いて計算により求められる。
58が図の面内で傾斜し、支持板60の下面である鏡面
の方向が変化する。このため、二つのフォトダイオード
32aと32bに入射する光の強度が異なってくる。し
たがって、傾斜角θは、演算装置76において、入力さ
れる二つのフォトダイオード32aと32bの出力の差
に基づき、論理的または実験的に得られる図3に相当す
る校正曲線を用いて計算により求められる。
【0039】本実施例では、受光素子32は二つのフォ
トダイオード32aと32bで構成されているが、多数
のフォトダイオードが一列に並んだラインセンサーで構
成してもよい。この構成によれば、支持板60の鏡面か
らの一次反射光以外の光もノイズとして解析できる。
トダイオード32aと32bで構成されているが、多数
のフォトダイオードが一列に並んだラインセンサーで構
成してもよい。この構成によれば、支持板60の鏡面か
らの一次反射光以外の光もノイズとして解析できる。
【0040】本発明の第五実施例の変位センサーについ
て図12を参照して説明する。図中、第三実施例で説明
した部材と同等の部材は同じ符号で示してある。ここで
は、第三実施例で既に触れた部材の説明は省略し、第三
実施例との相違箇所に重点をおいて説明する。
て図12を参照して説明する。図中、第三実施例で説明
した部材と同等の部材は同じ符号で示してある。ここで
は、第三実施例で既に触れた部材の説明は省略し、第三
実施例との相違箇所に重点をおいて説明する。
【0041】前述の第三実施例は一次元的な変位センサ
ー、第四実施例は二次元的な変位センサーであったが、
本実施例は三次元的な変位センサーである。図12に示
すように、取付部56と支持棒58と支持板60からな
る構造体は、取付部56にかかる力に応じて、上下方向
に移動し得るとともに任意の方向に傾斜し得るように、
弾性体54によって支持されている。また、受光素子3
2は、Si基板84の上に二次元的にマトリックス状に
並べて形成された多数のフォトダイオードで構成されて
いる。
ー、第四実施例は二次元的な変位センサーであったが、
本実施例は三次元的な変位センサーである。図12に示
すように、取付部56と支持棒58と支持板60からな
る構造体は、取付部56にかかる力に応じて、上下方向
に移動し得るとともに任意の方向に傾斜し得るように、
弾性体54によって支持されている。また、受光素子3
2は、Si基板84の上に二次元的にマトリックス状に
並べて形成された多数のフォトダイオードで構成されて
いる。
【0042】本実施例の構成において、変位のパラメー
ターとしては、たとえば、面発光レーザー12と支持板
60の間の距離zと、傾斜の方向を示す角θ1 と、その
方向における傾斜の大きさを示す角θ2 の三つがあげら
れる。こられのパラメーターすなわち距離zと角θ1 と
角θ2 は、演算装置76において、入力される受光素子
32の出力すなわち受光素子32を構成している多数の
フォトダイオードの出力に基づき、論理的または実験的
に得られる図3に相当する校正曲線を用いて計算により
求められる。
ターとしては、たとえば、面発光レーザー12と支持板
60の間の距離zと、傾斜の方向を示す角θ1 と、その
方向における傾斜の大きさを示す角θ2 の三つがあげら
れる。こられのパラメーターすなわち距離zと角θ1 と
角θ2 は、演算装置76において、入力される受光素子
32の出力すなわち受光素子32を構成している多数の
フォトダイオードの出力に基づき、論理的または実験的
に得られる図3に相当する校正曲線を用いて計算により
求められる。
【0043】本発明の第六実施例の変位センサーについ
て図13を参照して説明する。本実施例は第三実施例に
類似しており、図13には、第三実施例で説明した部材
と同等の部材は同じ符号で示してある。ここでは、第三
実施例において説明済みの部材の詳細は省略し、第三実
施例との相違箇所に重点をおいて説明する。
て図13を参照して説明する。本実施例は第三実施例に
類似しており、図13には、第三実施例で説明した部材
と同等の部材は同じ符号で示してある。ここでは、第三
実施例において説明済みの部材の詳細は省略し、第三実
施例との相違箇所に重点をおいて説明する。
【0044】図13から分かるように、本実施例は、た
だ演算装置76をSi基板84に設けた点において第三
実施例と相違している。他の構成は第三実施例と同じで
ある。
だ演算装置76をSi基板84に設けた点において第三
実施例と相違している。他の構成は第三実施例と同じで
ある。
【0045】このように演算装置76をSi基板84に
設けるという構成は、第四実施例や第五実施例に適用す
る場合に特に有益となる。第四実施例や第五実施例で
は、受光素子32の構成要素として複数のフォトダイオ
ードを有しており、これら複数のフォトダイオードの出
力に基づいて演算を行なうため、演算装置76は複雑な
構成で配線や部品点数も膨大なものになる。このため、
その実装工程が複雑になるうえ、消費電力も大きくな
る。しかし、本実施例のように演算装置76をSi基板
84に形成することにより、実装工程を大幅に簡略化で
きると共に消費電力も低減できる。
設けるという構成は、第四実施例や第五実施例に適用す
る場合に特に有益となる。第四実施例や第五実施例で
は、受光素子32の構成要素として複数のフォトダイオ
ードを有しており、これら複数のフォトダイオードの出
力に基づいて演算を行なうため、演算装置76は複雑な
構成で配線や部品点数も膨大なものになる。このため、
その実装工程が複雑になるうえ、消費電力も大きくな
る。しかし、本実施例のように演算装置76をSi基板
84に形成することにより、実装工程を大幅に簡略化で
きると共に消費電力も低減できる。
【0046】本発明の第七実施例の変位センサーについ
て図14を参照して説明する。本実施例は第六実施例に
類似しており、図14において第六実施例で触れた部材
と同等の部材は同じ符号で示してある。
て図14を参照して説明する。本実施例は第六実施例に
類似しており、図14において第六実施例で触れた部材
と同等の部材は同じ符号で示してある。
【0047】第六実施例では、Si基板84に形成した
斜面86に接着により面発光レーザー12を固定してい
る。この位置合わせには高い精度が要求される。このた
め高い歩留まりで装置を製造することが難しく、生産性
の面で好ましくない。
斜面86に接着により面発光レーザー12を固定してい
る。この位置合わせには高い精度が要求される。このた
め高い歩留まりで装置を製造することが難しく、生産性
の面で好ましくない。
【0048】本実施例は、この点の改善を考慮したもの
で、化合物半導体基板85の斜面86の上に半導体プロ
セスにより面発光レーザー12を形成したものである。
他の構成は第六実施例と同じである。
で、化合物半導体基板85の斜面86の上に半導体プロ
セスにより面発光レーザー12を形成したものである。
他の構成は第六実施例と同じである。
【0049】以下、面発光レーザー12の製造工程につ
いて図15を参照して説明する。(1)に示すように受
光素子32と演算回路76と斜面86が形成済みのGa
As基板85を用意する。(2)に示すようにGaAs
基板85の上面に、受光素子32や演算回路76を保護
するため、SiO2 膜90をスパッタ法などにより全面
に積層し、フォトリソグラフィによりパターニングを行
ない、面発光レーザーを形成する領域に開口部92を形
成する。この開口部92に、(3)に示すように、MO
CVDなどによりn型バッファ層16、n型ミラー層1
8、n型クラッド層20、活性層22、p型クラッド層
24、p型ミラー層26を順次積層する。この積層構造
体に、(4)に示すように、面発光レーザーの形成領域
を除いた部分を反応性イオンエッチング(RIE)によ
り除去する。このとき、SiO2膜90はエッチングス
トップ層として働く。残った積層構造体に対してフォト
リソグラフィによりパターニングを行なって、(5)に
示すように、p型共振器部を除いてn型クラッド層に相
当する深さまでエッチングにより除去する。最後に
(6)に示すようにSiO2 膜90を除去する。
いて図15を参照して説明する。(1)に示すように受
光素子32と演算回路76と斜面86が形成済みのGa
As基板85を用意する。(2)に示すようにGaAs
基板85の上面に、受光素子32や演算回路76を保護
するため、SiO2 膜90をスパッタ法などにより全面
に積層し、フォトリソグラフィによりパターニングを行
ない、面発光レーザーを形成する領域に開口部92を形
成する。この開口部92に、(3)に示すように、MO
CVDなどによりn型バッファ層16、n型ミラー層1
8、n型クラッド層20、活性層22、p型クラッド層
24、p型ミラー層26を順次積層する。この積層構造
体に、(4)に示すように、面発光レーザーの形成領域
を除いた部分を反応性イオンエッチング(RIE)によ
り除去する。このとき、SiO2膜90はエッチングス
トップ層として働く。残った積層構造体に対してフォト
リソグラフィによりパターニングを行なって、(5)に
示すように、p型共振器部を除いてn型クラッド層に相
当する深さまでエッチングにより除去する。最後に
(6)に示すようにSiO2 膜90を除去する。
【0050】本発明の第八実施例について図16を参照
して説明する。本実施例は、第六実施例と共通する部材
を多く備えており、第六実施例で説明した部材と同等の
部材は同じ符号で示してある。
して説明する。本実施例は、第六実施例と共通する部材
を多く備えており、第六実施例で説明した部材と同等の
部材は同じ符号で示してある。
【0051】図16に示すように、筐体51は上部が開
口されており、その開口を覆うように弾性シート94が
設けられている。弾性シート94の下面のほぼ中央つま
り面発光レーザー12から出射された光が照射される位
置にはミラー96が取り付けられている。他の構成は第
六実施例と同じである。
口されており、その開口を覆うように弾性シート94が
設けられている。弾性シート94の下面のほぼ中央つま
り面発光レーザー12から出射された光が照射される位
置にはミラー96が取り付けられている。他の構成は第
六実施例と同じである。
【0052】本実施例は、圧力を受けた弾性シート94
の変形量を検出する変位センサーであり、別の言い方を
すれば圧力センサーである。弾性シート94は圧力を受
けると、その強さに応じて凹状に変形し、その中央部に
設けたミラー96が上下方向に移動する。このため、面
発光レーザー12からミラー96までの距離zが変化
し、フォトダイオード32への入射光の強度が変化す
る。フォトダイオード32の出力に基づき、演算装置7
6において、たとえば論理的または実験的に得られる図
3に相当する校正曲線を用いて、ミラー96の変位量す
なわち圧力が求められる。
の変形量を検出する変位センサーであり、別の言い方を
すれば圧力センサーである。弾性シート94は圧力を受
けると、その強さに応じて凹状に変形し、その中央部に
設けたミラー96が上下方向に移動する。このため、面
発光レーザー12からミラー96までの距離zが変化
し、フォトダイオード32への入射光の強度が変化す
る。フォトダイオード32の出力に基づき、演算装置7
6において、たとえば論理的または実験的に得られる図
3に相当する校正曲線を用いて、ミラー96の変位量す
なわち圧力が求められる。
【0053】本発明は、発明の要旨を逸脱しない範囲内
において種々多くの変形や修正が可能であり、上に説明
した実施例はその単なる一例に過ぎない。なお、本発明
の要旨は以下のようにまとめることができる。
において種々多くの変形や修正が可能であり、上に説明
した実施例はその単なる一例に過ぎない。なお、本発明
の要旨は以下のようにまとめることができる。
【0054】1.出射ビームの径が少なくとも特定の一
方向に対して1μm以上17μm以下である光源と、光
源からの出射ビームの広がり内に配置された、入射光の
強度を検出する光検出器と、光検出器の出力に基づいて
光源と光検出器の相対位置の変化を検出する手段とを備
えている変位センサー。
方向に対して1μm以上17μm以下である光源と、光
源からの出射ビームの広がり内に配置された、入射光の
強度を検出する光検出器と、光検出器の出力に基づいて
光源と光検出器の相対位置の変化を検出する手段とを備
えている変位センサー。
【0055】光源の出射径を17μmとしたことによ
り、検出器の出力変化率を0.1%/μm以上の高分解
能な変位センサーを実現することができる。 2.前項1において、光源に面発光レーザーを用いた変
位センサー。
り、検出器の出力変化率を0.1%/μm以上の高分解
能な変位センサーを実現することができる。 2.前項1において、光源に面発光レーザーを用いた変
位センサー。
【0056】光源の高出力化により、微小な変位でも高
分解能で、しかも光検出器から信号対雑音比(SN比)
の良好な出力信号を得ることができる変位センサーを実
現することができる。
分解能で、しかも光検出器から信号対雑音比(SN比)
の良好な出力信号を得ることができる変位センサーを実
現することができる。
【0057】3.前項1において、光源の出射ビーム形
状がビームの進行方向に垂直な断面に対して楕円形もし
くは長方形である変位センサー。光源の出射ビーム形状
に異方性を持たせたために、任意の方向に異なる感度を
有する変位センサーを実現することができる。
状がビームの進行方向に垂直な断面に対して楕円形もし
くは長方形である変位センサー。光源の出射ビーム形状
に異方性を持たせたために、任意の方向に異なる感度を
有する変位センサーを実現することができる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、極めて簡単な構成で高
分解能を有する小型の変位センサーが提供されるように
なる。
分解能を有する小型の変位センサーが提供されるように
なる。
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】図1の関係において、ビームウエストw0 をパ
ラメーターとして距離zとビーム径w(z)の関係を示
したグラフである。
ラメーターとして距離zとビーム径w(z)の関係を示
したグラフである。
【図3】図1の関係において、面発光レーザーSELか
ら出射した光が受光素子PDに入射する割合ηを、ビー
ムウエストw0 をパラメーターとして距離zに対して計
算した結果を示すグラフである。
ら出射した光が受光素子PDに入射する割合ηを、ビー
ムウエストw0 をパラメーターとして距離zに対して計
算した結果を示すグラフである。
【図4】変位量に対する受光素子の出力変化率の最大値
をビームの出射直径(2w0 )に対して計算したグラフ
である。
をビームの出射直径(2w0 )に対して計算したグラフ
である。
【図5】本発明の第一実施例の変位センサーの構成を示
した図である。
した図である。
【図6】図5に示した面発光レーザーの構造を示した図
である。
である。
【図7】図5に示したフォトダイオードの構造を示した
図である。
図である。
【図8】本発明の第二実施例の変位センサーの構成を示
した図である。
した図である。
【図9】本発明の第三実施例の変位センサーの構成を示
した図である。
した図である。
【図10】図9に示した面発光レーザーの取付工程を示
した図である。
した図である。
【図11】本発明の第四実施例の変位センサーの構成を
示した図である。
示した図である。
【図12】本発明の第五実施例の変位センサーの構成を
示した図である。
示した図である。
【図13】本発明の第六実施例の変位センサーの構成を
示した図である。
示した図である。
【図14】本発明の第七実施例の変位センサーの構成を
示した図である。
示した図である。
【図15】図14に示した面発光レーザーの製造工程を
示した図である。
示した図である。
【図16】本発明の第八実施例の変位センサーの構成を
示した図である。
示した図である。
【図17】従来例の変位センサーの構成を示した図であ
る。
る。
【図18】図17のフォトセンサーを拡大して示した図
である。
である。
【図19】図17の構成において、光源に半導体レーザ
ーを用いた場合に考えられる変位センサーの構成を示し
た図である。
ーを用いた場合に考えられる変位センサーの構成を示し
た図である。
【図20】半導体レーザーの出射ビームの形状を示した
図である。
図である。
12…面発光レーザー、32…フォトダイオード。
Claims (3)
- 【請求項1】 出射ビームの径が少なくとも特定の一方
向に対して1μm以上17μm以下である光源と、光源
からの出射ビームの広がり内に配置された入射光の強度
を検出する光検出器と、光検出器の出力に基づいて光源
と光検出器の相対位置の変化を検出する手段とを備えた
ことを特徴とする変位センサー。 - 【請求項2】 前記光源が、面発光レーザーであること
を特徴とする請求項1記載の変位センサー。 - 【請求項3】 前記光源は、出射ビームの進行方向に垂
直な断面に対して楕円形もしくは長方形となる形状のビ
ームを出射することを特徴とする請求項1記載の変位セ
ンサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5933994A JPH07270120A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 変位センサー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5933994A JPH07270120A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 変位センサー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07270120A true JPH07270120A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13110467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5933994A Withdrawn JPH07270120A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 変位センサー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07270120A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100810080B1 (ko) * | 2005-08-29 | 2008-03-05 | 송태선 | 광주사 장치 및 이를 이용하는 영상 표시 장치 |
| US20220107172A1 (en) * | 2019-12-28 | 2022-04-07 | Zhejiang University | Contactless displacement sensor employing flexible photoelectric nanofilm |
-
1994
- 1994-03-29 JP JP5933994A patent/JPH07270120A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100810080B1 (ko) * | 2005-08-29 | 2008-03-05 | 송태선 | 광주사 장치 및 이를 이용하는 영상 표시 장치 |
| US20220107172A1 (en) * | 2019-12-28 | 2022-04-07 | Zhejiang University | Contactless displacement sensor employing flexible photoelectric nanofilm |
| JP2022535863A (ja) * | 2019-12-28 | 2022-08-10 | 浙江大学 | 可撓性光電ナノ薄膜に基づく非接触式の変位センサ |
| US12013224B2 (en) | 2019-12-28 | 2024-06-18 | Zhejiang University | Contactless displacement sensor employing flexible photoelectric nanofilm |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |