JPH0727047A - 往復動型圧縮機 - Google Patents

往復動型圧縮機

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Publication number
JPH0727047A
JPH0727047A JP5165603A JP16560393A JPH0727047A JP H0727047 A JPH0727047 A JP H0727047A JP 5165603 A JP5165603 A JP 5165603A JP 16560393 A JP16560393 A JP 16560393A JP H0727047 A JPH0727047 A JP H0727047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
cylinder block
oil
discharge
drive shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP5165603A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Ota
太田  雅樹
Akihiro Amano
晃浩 天野
Takahiro Hamaoka
貴裕 濱岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】潤滑機能及び熱交換機能に加えて吐出脈動低減
機能をも向上させる。 【構成】シリンダブロック1の中心域に油分離機構40
を内蔵したチヤンバ30を設け、該チヤンバ30の下底
部とクランク室7とを還油孔43によって連通するとと
もに、吐出室6から該チヤンバ30を経由する吐出通路
32、33を配設したことにより、回路側循環冷媒の含
油率が低下されると同時に吐出脈動も鎮静化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両空調用に供して好
適な圧縮機に係り、詳しくは単頭ピストンを内装した多
気筒往復動型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の圧縮機として、回転斜板が
シユーを介して単頭ピストンに係留されるか、又は自転
を拘束された揺動板がコンロッドを介して単頭ピストン
と連係されるといった形態の圧縮機が知られている。こ
れらの圧縮機においては、ピストンが圧縮仕事を行う
際、ボアとの摺動間隙から漏出する冷媒(ブローバイガ
ス)によってクランク室内の圧力が上昇するため、クラ
ンク室と吸入室とを連通する抽気経路を介してこの漏れ
冷媒を帰還させるようにしている。ところがクランク室
は回転摺動部分に供給される潤滑油の貯槽をも兼ねてい
るので、この潤滑油が上記抽気経路を通って回路中に流
出することがある。このように回路中に流出した潤滑油
の一部は上述した漏れ冷媒に含まれてクランク室へ戻る
が、その大部分は冷媒に混在されて回路中を循環するこ
とになる。このため、潤滑油の初期封入量を実質的に潤
滑に要する量よりもかり過剰に設定せざるを得ないばか
りか、冷媒中に含まれる潤滑油が熱交換器の熱交換効率
を低下させるといった不具合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、回路中の
循環油量を減少させ、クランク室内の貯油量を確保する
といった観点から、油分離要素を付設若しくは内装した
圧縮機も既に提案されている。例えば特開昭51ー43
209号公報に開示の発明は、クランク室と吸入室とを
連通する抽気経路を機外に移設して、その途中に油分離
層を内蔵したタンクを配置したものであり、また、特開
昭54ー123716号公報に開示の発明は、シリンダ
ヘッドに形成された吐出室に油分離材を内装して、分離
された潤滑油を主軸のシール室へ供給するようにしたも
のである。
【0004】しかしながら、上述した前者の発明は、抽
気経路配管やタンクを圧縮機に外装するものであるた
め、取付性やコスト面での難点が避けられず、一方、後
者の発明では、油分離材の介入により吐出室の実効容積
が狭小となって吐出脈動低減機能が劣化するといった問
題がある。本発明は、潤滑機能及び熱交換機能に加えて
吐出脈動低減機能をも向上させることを、解決すべき技
術課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題解決の
ため、複数のボアを並設したシリンダブロックと、クラ
ンク室を形成して該シリンダブロックの一端を閉塞する
フロントハウジングと、内方域に吐出室、外方域には吸
入室を形成し、かつ弁板を介して該シリンダブロックの
他端を閉塞するリヤハウジングと、上記クランク室内に
延在する駆動軸に固着された斜板要素と、該斜板要素と
連係して上記ボア内を直動する単頭ピストンとを備えた
往復動型圧縮機において、上記シリンダブロックの中心
域に油分離機構を内蔵したチヤンバを設け、該チヤンバ
の下底部と上記クランク室とを還油孔によって連通する
とともに、上記吐出室から該チヤンバを経由する吐出通
路を配設した新規な構成を採用している。
【0006】本発明の好適な形態として、上記油分離機
構を構成する慣性分離方式の衝壁の少なくとも一部は、
上記弁板に密合された吸入弁の抜き曲げ加工により形成
され、また、上記還油孔はシリンダブロックの中心軸孔
に内装された駆動軸支承用軸受部を中継すべく設けられ
る。
【0007】
【作用】駆動軸と共に回転する斜板要素と連係した単頭
ピストンがボア内を直動することによって圧縮仕事が開
始されると、圧縮された高圧冷媒は吐出弁を押し開いて
吐出室に吐出され、次いでこの高圧冷媒は弁板を貫通す
る第1吐出通路を通ってシリンダブロックに形成された
チヤンバ内に導かれる。該チヤンバには油分離機構が内
蔵されており、高圧冷媒中に混在されている油粒は該チ
ヤンバ内で分離されてその下底部に滞留し、一方、高圧
冷媒は該チヤンバ内で反転状に変向され、吐出室内を独
立的に貫通する第2吐出通路を経て冷凍回路へと送出さ
れる。
【0008】この間吐出室の総容積で減衰された吐出脈
動は、更にチヤンバ内における高圧冷媒の膨張、干渉に
より一層有効に減衰せしめられる。なお、チヤンバ内に
滞留した分離油は還油孔を介して逐次クランク室へと戻
されるが、高圧冷媒の付勢を利用して該分離油が駆動軸
支承用軸受部を中継してから還元されるようにすれば、
労せずして同軸受部の潤滑に大きく寄与することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、図に基づいて本発明の実施例を具体的
に説明する。図1において、圧縮機の外郭の一部を構成
するシリンダブロック1の前端にはフロントハウジング
2が結合され、同後端には吸入室5及び吐出室6が形成
されたリヤハウジング3が弁板4を介して結合されてい
る。そしてフロントハウジング2内に形成されたクラン
ク室7には、動力源に連結された駆動軸8が挿通され、
該駆動軸8はシリンダブロック1及びフロントハウジン
グ2にそれぞれラジアル軸受20及び21を介して回転
自在に支承されている。クランク室7内の駆動軸8上に
は回転斜板9が固着され、該回転斜板9の後面側には揺
動板10が相対回転可能に支持され、かつ外縁部に設け
た案内部10aが通しボルト11と係合することにより
自転が拘束されるとともに、シリンダブロック1に貫設
されたボア12内の単頭ピストン13と該揺動板10と
はコンロッド14により連節されている。したがって、
駆動軸8の回転運動が回転斜板9を介して揺動板10の
前後揺動に変換され、単頭ピストン13がボア12内を
往復動することにより、吸入弁15を介して吸入室5か
らボア12内へ吸入された冷媒ガスが、圧縮されつつ吐
出弁16を介して吐出室6へ吐出される。
【0010】なお、シリンダブロック1の軸心部分には
クランク室7内へ突出したボス部1aが形成されて、該
ボス部1aに穿設された中心軸孔には上記ラジアル軸受
20が内装圧入されており、該ラジアル軸受20に支承
された駆動軸8の後端は、中心軸孔内に収納されたスラ
ストレース22及び皿ばね23によって支持されてお
り、該皿ばね23の付勢力は、該駆動軸8に固着された
回転斜板9とフロントハウジング2との間に介装された
スラスト軸受24により受承されている。
【0011】次いで本発明のもつとも特徴とする油分離
を含んだ高圧冷媒の吐出経路について説明する。弁板4
と対向するシリンダブロック1の中心域にはチヤンバ3
0が穿設され、該チヤンバ30と吐出室6とは吐出弁1
6の固定具31に貫設された第1吐出通路32により連
通されている。図1及び図2から理解されるように、該
チヤンバ30内には慣性分離方式の油分離機構40が内
蔵されており、該油分離機構40はチヤンバ30の内端
面から延出する衝壁41、41と、吸入弁15の中心部
を抜き曲げ加工により三方開き状に延出させた衝壁4
2、42、42aとからなり、水平状に延出する下方の
衝壁42aは分離油の巻上げ防止を兼務している。そし
て上記第1吐出通路32の斜め上方には、油分離を終え
た高圧冷媒を案内するために、吐出室6内を独立的に貫
通して冷凍回路に接続される第2吐出通路33が配設さ
れている。一方、分離油が滞留する該チヤンバ30の下
底部は、還油孔34によって上記中心軸孔内の駆動軸支
承用軸受部(ラジアル軸受20及びスラストレース2
2)と連通されており、分離油は該軸受部を中継したの
ちクランク室7へ還元されるように構成されている。な
お、図示はしないがシリンダブロック1の比較的上方位
置には、クランク室7と吸入室5とを連通するブローバ
イガス帰還用の抽気通路が貫設されている。
【0012】本実施例は上述のように構成されており、
駆動軸8と共に回転する斜板要素(回転斜板9、揺動板
10等)と連係した単頭ピストン13が、ボア12内を
直動することによって圧縮仕事が開始されると、圧縮さ
れた高圧冷媒は吐出弁16を押し開いて吐出室6に吐出
され、次いでこの高圧冷媒は弁板4を貫通する第1吐出
通路32を通ってシリンダブロック1に形成されたチヤ
ンバ30内に導かれる。そして該チヤンバ30に内蔵さ
れた油分離機構40の各衝壁41、42と衝突、変向を
繰返す間に、該高圧冷媒中の混在油粒は慣性によって分
離され、分離油は自重により該チヤンバ30の下底部に
滞留する。
【0013】一方、油分離を終えた高圧冷媒は該チヤン
バ30内で反転状に変向され、吐出室6内を独立的に貫
通する第2吐出通路33を経て冷凍回路へと送出される
が、この間吐出室6の総容積で減衰された吐出脈動は、
更にチヤンバ30内における高圧冷媒の膨張、干渉によ
り一層有効に減衰せしめられる。なお、チヤンバ30内
に滞留した分離油は還油孔34を介して逐次クランク室
7へと戻されるが、図に示すように高圧冷媒の付勢を利
用して、該分離油が上記駆動軸支承用軸受部を中継して
からクランク室7へ還元されるようにしたものでは、同
軸受部の潤滑を優先して果すことができる。
【0014】図3は本発明の他の実施例であって、遠心
分離方式の油分離機構を示すものである。図中、シリン
ダブロック1の中心域に形成されたチヤンバ30A内に
は、遠心分離方式の油分離機構50が内蔵されており、
該油分離機構50は有底円孔状の分離室52と下方に延
設された脚部53とを有して、上記弁板4により挟持さ
れた基体51と、分離室52の開口縁から同心状に垂下
すべく装着されたフランジ付導気管56とからなり、該
基体51の側壁を貫通して該分離室52内へほぼ接線状
に開口する通孔54は、上記第1吐出通路32と接続さ
れている。
【0015】したがって分離室52内で遠心力により油
分離された高圧冷媒が導気管56から上記第2吐出通路
33を経由して冷凍回路へと送出され、一方、分離油が
分離室52の底壁に設けられた貫孔55を通過してチヤ
ンバ30Aの下底部に滞留し、還油孔34により上記駆
動軸支承用軸受部を中継してクランク室7へと還元され
る経緯は前実施例と全く同様である。なお、本発明は上
記実施例の圧縮機に限るものでなく、広く往復動型圧縮
機に適用可能である。
【0016】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明は、特許請
求の範囲に記載の構成を有するものであるから、次に掲
記する優れた効果を奏する。 (1)吐出冷媒中の混在油粒は、圧縮機内蔵の油分離機
構によって分離されたのちクランク室へ還元されるの
で、回路側循環冷媒の含油率を減少させて機内貯油量を
適正に確保することができる。
【0017】(2)吐出脈動は吐出室の総容積に依存す
る減衰作用に加えて、更に吐出冷媒がチヤンバを経由す
る段階での膨張・干渉によっても合理的に減衰せしめら
れるので、異音の発生を一層有効に抑制することができ
る。 (3)とくに吸入弁を油分離機構の一要素として活用す
るものでは、生産性の観点からきわめて有利である。
【0018】(4)とくに分離油を駆動軸支承用軸受部
を中継して還元させるようにしたものでは、比較的過酷
な摩擦が生じる同軸受部の潤滑を優先して果すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る圧縮機の全容を示す断面
図。
【図2】同圧縮機における油分離機構との関係を示す吸
入弁の側面図。
【図3】本発明の他の実施例に係る圧縮機の全容を示す
断面図。
【符号の説明】
1はシリンダブロック、2はフロントハウジング、3は
リヤハウジング、4は弁板、5は吸入室、6は吐出室、
7はクランク室、8は駆動軸、12はボア、13は単頭
ピストン、15は吸入弁、20はラジアル軸受、30、
30Aはチヤンバ、32は第1吐出通路、33は第2吐
出通路、、34は還油孔、40、50は油分離機構、4
2、42aは衝壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のボアを並設したシリンダブロック
    と、クランク室を形成して該シリンダブロックの一端を
    閉塞するフロントハウジングと、内方域に吐出室、外方
    域には吸入室を形成し、かつ弁板を介して該シリンダブ
    ロックの他端を閉塞するリヤハウジングと、上記クラン
    ク室内に延在する駆動軸に固着された斜板要素と、該斜
    板要素と連係して上記ボア内を直動する単頭ピストンと
    を備えた往復動型圧縮機において、上記シリンダブロッ
    クの中心域に油分離機構を内蔵したチヤンバを設け、該
    チヤンバの下底部と上記クランク室とを還油孔によって
    連通するとともに、上記吐出室から該チヤンバを経由す
    る吐出通路を配設したことを特徴とする往復動型圧縮
    機。
  2. 【請求項2】慣性分離方式からなる上記油分離機構の衝
    壁の少なくとも一部が、上記弁板に密合された吸入弁の
    抜き曲げ加工により形成されている請求項1記載の圧縮
    機。
  3. 【請求項3】上記還油孔が上記シリンダブロックの中心
    軸孔に内装された駆動軸支承用軸受部を中継すべく設け
    られている請求項1又は2記載の圧縮機。
JP5165603A 1993-07-05 1993-07-05 往復動型圧縮機 Pending JPH0727047A (ja)

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JP5165603A JPH0727047A (ja) 1993-07-05 1993-07-05 往復動型圧縮機

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JPH0727047A true JPH0727047A (ja) 1995-01-27

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ID=15815496

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JP5165603A Pending JPH0727047A (ja) 1993-07-05 1993-07-05 往復動型圧縮機

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JP (1) JPH0727047A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6582202B2 (en) 1999-12-14 2003-06-24 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Compressor and method of lubricating the compressor
EP1508695A4 (en) * 2002-05-14 2005-11-09 Zexel Valeo Climate Contr Corp ALTERNATIVE COMPRESSOR

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US6582202B2 (en) 1999-12-14 2003-06-24 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Compressor and method of lubricating the compressor
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