JPH0727047Y2 - センタードリル付ホールカッターのくり抜き片保持機構 - Google Patents
センタードリル付ホールカッターのくり抜き片保持機構Info
- Publication number
- JPH0727047Y2 JPH0727047Y2 JP1988155656U JP15565688U JPH0727047Y2 JP H0727047 Y2 JPH0727047 Y2 JP H0727047Y2 JP 1988155656 U JP1988155656 U JP 1988155656U JP 15565688 U JP15565688 U JP 15565688U JP H0727047 Y2 JPH0727047 Y2 JP H0727047Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter
- hole
- blade
- small
- retaining ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Drilling Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、センタードリルを有するホールカッター及び
ホールソーのくり抜き片保持機構に関するものである。
ホールソーのくり抜き片保持機構に関するものである。
[従来の技術] センタードリル付のホールカッターにおけるくり抜き片
(チップ)の保持機構としては、次のようなものが公知
である。
(チップ)の保持機構としては、次のようなものが公知
である。
a.永久磁石をホールカッター或いはホールソー内に取り
付けておき、くり抜き片をこの永久磁石に吸着させてし
まう方式。
付けておき、くり抜き片をこの永久磁石に吸着させてし
まう方式。
b.センタードリルをスプリングにより傾斜させてくり抜
き片をホール内に保持してしまう方式。
き片をホール内に保持してしまう方式。
c.センタードリルの先端部近くにすり割りを入れてその
すり割りに羽根状の鉄板を収納し、遠心力がかかるとそ
の一端がセンタードリルから露出するようにスプリング
ピンで止めてくり抜き片を保持する方式。
すり割りに羽根状の鉄板を収納し、遠心力がかかるとそ
の一端がセンタードリルから露出するようにスプリング
ピンで止めてくり抜き片を保持する方式。
d.円形状のカッター刃2の中心部に装着させるセンター
ビット3において、そのセンタービット3の軸部に段落
状の細径部4を形成するとともに、該細径部4に、その
胴部においてビットの径よりも太く、かつ、その側部に
切り割り部6を形成した形の筒体7を装着したことを特
徴とするセンタービットの構造(実開昭61−105512号公
報)。
ビット3において、そのセンタービット3の軸部に段落
状の細径部4を形成するとともに、該細径部4に、その
胴部においてビットの径よりも太く、かつ、その側部に
切り割り部6を形成した形の筒体7を装着したことを特
徴とするセンタービットの構造(実開昭61−105512号公
報)。
[従来技術の問題点] しかし、上記従来技術においては、次のような問題があ
る。
る。
a.永久磁石を利用する方式は、切り粉がこの永久磁石に
付着してしまい、くり抜き片の保持力が低下してしまう
ことから、頻繁に清掃を行う必要があり、面倒であると
共に切れ味が悪くなる。
付着してしまい、くり抜き片の保持力が低下してしまう
ことから、頻繁に清掃を行う必要があり、面倒であると
共に切れ味が悪くなる。
b.センタードリルを傾斜させる方式は、保持力が弱く、
特に口径の大きいものは管内に落としてしまうことがあ
る。
特に口径の大きいものは管内に落としてしまうことがあ
る。
c.すり割りを入れる方式は、センタードリルの構造が複
雑化して直ぐに壊れ易く、くり抜き片の保持機能が失わ
れてしまう。
雑化して直ぐに壊れ易く、くり抜き片の保持機能が失わ
れてしまう。
d.実開昭61−105512号公報のものは、ビット3に対して
筒体7は軸方向に移動(上下動)できない構造であるこ
とから、くり抜き片を筒体7で保持した場合、このくり
抜き片はカッター刃2内に全部収まってしまう(隠れて
しまう)。そこで、くり抜き片をカッター刃2内から取
り出すためには、締め付け工具を用いて筒体7の胴部を
締め付けて収径させ、これによりくり抜き片を落とすと
いうことが必要となり、いちいち締め付け工具を用意し
たり、これを用いるために手間がかかり面倒である。
筒体7は軸方向に移動(上下動)できない構造であるこ
とから、くり抜き片を筒体7で保持した場合、このくり
抜き片はカッター刃2内に全部収まってしまう(隠れて
しまう)。そこで、くり抜き片をカッター刃2内から取
り出すためには、締め付け工具を用いて筒体7の胴部を
締め付けて収径させ、これによりくり抜き片を落とすと
いうことが必要となり、いちいち締め付け工具を用意し
たり、これを用いるために手間がかかり面倒である。
本考案は、上記a〜dに記載した問題を有しないくり抜
き片保持機構を提案するのが目的である。
き片保持機構を提案するのが目的である。
[課題を解決するための技術手段] 上記問題点を解決するための技術手段は次のとおりであ
る。
る。
ホールカッターの中心に設けたセンタードリルの刃部の
上部に、軸方向に一定の巾を有する小径段部を形成した
こと、 前記小径段部の下端は、ホールカッターの刃先よりも下
部に位置していること、 前記小径段部の巾よりも小さい巾であって、軸方向に割
り溝を形成して収径自在に構成すると共に、その外径は
前記刃部の外径よりも僅かに大きく設定し、かつ刃部側
の端部に刃部の外径よりも小径に変化している先細りテ
ーパー部を形成し、更にその内径は収径した状態におい
て、前記小径段部より僅かに大きい状態に形成したこと
を特徴とする弾性くり抜き片保持環を設けたこと、 前記保持環は、前記小径段部に装着されていること、 を特徴とするセンタードリル付ホールカッターのくり抜
き片保持機構。
上部に、軸方向に一定の巾を有する小径段部を形成した
こと、 前記小径段部の下端は、ホールカッターの刃先よりも下
部に位置していること、 前記小径段部の巾よりも小さい巾であって、軸方向に割
り溝を形成して収径自在に構成すると共に、その外径は
前記刃部の外径よりも僅かに大きく設定し、かつ刃部側
の端部に刃部の外径よりも小径に変化している先細りテ
ーパー部を形成し、更にその内径は収径した状態におい
て、前記小径段部より僅かに大きい状態に形成したこと
を特徴とする弾性くり抜き片保持環を設けたこと、 前記保持環は、前記小径段部に装着されていること、 を特徴とするセンタードリル付ホールカッターのくり抜
き片保持機構。
上記構成において、保持環の材質は、弾性を有する金属
が好ましいが、プラスチックでもよい。
が好ましいが、プラスチックでもよい。
拡径時(無負荷時)、保持環の外径は刃部の外径よりも
やや大きい程度で十分であり、又その巾は、センタード
リルの小径段部の直径にほぼ等しい程度であれば十分で
ある。但し、この巾は、保持環の弾性力が大きい場合は
小さくすることができる。
やや大きい程度で十分であり、又その巾は、センタード
リルの小径段部の直径にほぼ等しい程度であれば十分で
ある。但し、この巾は、保持環の弾性力が大きい場合は
小さくすることができる。
[作用] 上記保持環は、穿孔時において、先ずセンタードリルの
刃部が被穿孔管を貫通し、更に進入すると、この刃部に
より穿孔された孔内にテーパー部を介して収径しながら
入り、孔の内径面にその弾性作用で密着する。一方、ホ
ールカッター又はホールソーは、この保持環の進入と同
時に被穿孔管の切削を開始する。この際、保持環は被穿
孔管の孔の内径面に密着しており、センタードリルは保
持環内においては空回りを行っている。又、保持環は、
小径段部において上方に移動している。カッター或いは
ホールソーでの切削が終り、引き上げられると(後退す
ると)、くり抜き片は保持環によりカッター或いはホー
ルソー内に保持され、管内には落下しない。また、くり
抜き片を保持した保持環は、小径段部においてくり抜き
片の重量がかかって小径段部の下方に移動する。この結
果、くり抜き片はカッター又はホールソーの刃先から露
出するので、手で摘んでとり外すことができる。
刃部が被穿孔管を貫通し、更に進入すると、この刃部に
より穿孔された孔内にテーパー部を介して収径しながら
入り、孔の内径面にその弾性作用で密着する。一方、ホ
ールカッター又はホールソーは、この保持環の進入と同
時に被穿孔管の切削を開始する。この際、保持環は被穿
孔管の孔の内径面に密着しており、センタードリルは保
持環内においては空回りを行っている。又、保持環は、
小径段部において上方に移動している。カッター或いは
ホールソーでの切削が終り、引き上げられると(後退す
ると)、くり抜き片は保持環によりカッター或いはホー
ルソー内に保持され、管内には落下しない。また、くり
抜き片を保持した保持環は、小径段部においてくり抜き
片の重量がかかって小径段部の下方に移動する。この結
果、くり抜き片はカッター又はホールソーの刃先から露
出するので、手で摘んでとり外すことができる。
[実施例及びその作用] 第1図に本考案の実施例を示す。符号の1はホールソ
ー、2はセンタードリル、3は先端の刃部、4はこの刃
部3の上部に形成した軸方向に一定の巾(高さ)を有す
る小径段部であって、この小径段部4は刃部3と、この
刃部3と同径のスペーサ2′をセンタードリル2に外挿
することにより形成されている。5は1ヶ所に割り溝
5″を入れた断面C状の保持環であって、この保持環5
は、前記刃部3の外径よりもその外径はやや大径で、小
径側に収径可能な弾性金属体で出来ており、又、収径し
た際に、センタードリル2が空転する程度の余裕を内径
と小径段部4との間に持っている。また、この保持環5
の下端部(刃部3側)には、刃部3の外径よりも先細り
に変化するテーパー部5′が形成されている。更に、保
持環5は、小径段部4の巾よりも小さく、したがって、
小径段部4において軸方向(上下)に移動自在である。
ー、2はセンタードリル、3は先端の刃部、4はこの刃
部3の上部に形成した軸方向に一定の巾(高さ)を有す
る小径段部であって、この小径段部4は刃部3と、この
刃部3と同径のスペーサ2′をセンタードリル2に外挿
することにより形成されている。5は1ヶ所に割り溝
5″を入れた断面C状の保持環であって、この保持環5
は、前記刃部3の外径よりもその外径はやや大径で、小
径側に収径可能な弾性金属体で出来ており、又、収径し
た際に、センタードリル2が空転する程度の余裕を内径
と小径段部4との間に持っている。また、この保持環5
の下端部(刃部3側)には、刃部3の外径よりも先細り
に変化するテーパー部5′が形成されている。更に、保
持環5は、小径段部4の巾よりも小さく、したがって、
小径段部4において軸方向(上下)に移動自在である。
上記構成のホールソーは、穿孔機のシャフトにその取付
部6が取り付けられる。そして、穿孔が開始すると、第
2図に示すように、先ずセンタードリル2の刃部3が被
穿孔管7を穿孔し、センター孔8をあける。そして、更
に穿孔が進行すると、ホールソー1側が被穿孔管7を切
削し、殆ど同時に保持環5がテーパー部5′を介して収
径しながらセンター孔8内に入る。この状況は第3図に
示されており、更に進入し、ホールソー1が被穿孔管7
に孔をあけてしまうと、進入は止められ、保持環5はく
り抜き片9のセンター孔8の内径面にその弾性拡径作用
で密着する。この状況は第4図に示されており、この状
態でホールソー1を引き上げると、くり抜き片9は保持
環5に保持されてセンタードリル2と一緒に引き上げら
れる。
部6が取り付けられる。そして、穿孔が開始すると、第
2図に示すように、先ずセンタードリル2の刃部3が被
穿孔管7を穿孔し、センター孔8をあける。そして、更
に穿孔が進行すると、ホールソー1側が被穿孔管7を切
削し、殆ど同時に保持環5がテーパー部5′を介して収
径しながらセンター孔8内に入る。この状況は第3図に
示されており、更に進入し、ホールソー1が被穿孔管7
に孔をあけてしまうと、進入は止められ、保持環5はく
り抜き片9のセンター孔8の内径面にその弾性拡径作用
で密着する。この状況は第4図に示されており、この状
態でホールソー1を引き上げると、くり抜き片9は保持
環5に保持されてセンタードリル2と一緒に引き上げら
れる。
そして、くり抜き片9は小径段部4において上下動自在
であることから、保持環5はくり抜き片9の重量で小径
段部4の下部まで移動する。この結果、くり抜き片9が
ホールソー1の刃先よりも下に出てくる(露出する)の
で、あとは手でくり抜き片を摘んで保持環5より取り外
すことができる。
であることから、保持環5はくり抜き片9の重量で小径
段部4の下部まで移動する。この結果、くり抜き片9が
ホールソー1の刃先よりも下に出てくる(露出する)の
で、あとは手でくり抜き片を摘んで保持環5より取り外
すことができる。
[考案の効果] 本考案は以上のように、センタードリルに収径及び上下
動自在な保持環を取りつけ、この保持環でくり抜き片を
保持するようにしたので、次の如き効果を奏する。
動自在な保持環を取りつけ、この保持環でくり抜き片を
保持するようにしたので、次の如き効果を奏する。
a.保持環の弾性作用でくり抜き片をそのセンターで保持
するので、保持力が強く、途中で落としてしまうという
心配がない。
するので、保持力が強く、途中で落としてしまうという
心配がない。
b.小径段部において保持環が上下動できるため、保持し
たくり抜き片はホールソー、ホールカッターを引き上げ
るとその刃先より露出するので、手で摘んでくり抜き片
を保持環から簡単に取り外すことができる。
たくり抜き片はホールソー、ホールカッターを引き上げ
るとその刃先より露出するので、手で摘んでくり抜き片
を保持環から簡単に取り外すことができる。
c.保持環はセンタードリルの小径段部に取りつけておく
だけのため、構造が極めて簡単で壊れにくい。
だけのため、構造が極めて簡単で壊れにくい。
d.従来のように頻繁に行う清掃の手間がなくなり、また
切れ味が悪くなることもない。
切れ味が悪くなることもない。
第1図は本考案を実施したホールソーの断面図、第2図
乃至第4図は作用の説明図である。 1……ホールソー、2……センタードリル 3……刃部、4……小径段部 5……保持環、6……取付部 7……被穿孔管、8……センター孔 9……くり抜き片
乃至第4図は作用の説明図である。 1……ホールソー、2……センタードリル 3……刃部、4……小径段部 5……保持環、6……取付部 7……被穿孔管、8……センター孔 9……くり抜き片
Claims (1)
- 【請求項1】ホールカッターの中心に設けたセンタード
リルの刃部の上部に、軸方向に一定の巾を有する小径段
部を形成したこと、 前記小径段部の下端は、ホールカッターの刃先よりも下
部に位置していること、 前記小径段部の巾よりも小さい巾であって、軸方向に割
り溝を形成して収径自在に構成すると共に、その外径は
前記刃部の外径よりも僅かに大きく設定し、かつ刃部側
の端部に刃部の外径よりも小径に変化している先細りテ
ーパー部を形成し、更にその内径は収径した状態におい
て、前記小径段部より僅かに大きい状態に形成したこと
を特徴とする弾性くり抜き片保持環を設けたこと、 前記保持環は、前記小径段部に装着されていること、 を特徴とするセンタードリル付ホールカッターのくり抜
き片保持機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988155656U JPH0727047Y2 (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | センタードリル付ホールカッターのくり抜き片保持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988155656U JPH0727047Y2 (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | センタードリル付ホールカッターのくり抜き片保持機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0274113U JPH0274113U (ja) | 1990-06-06 |
| JPH0727047Y2 true JPH0727047Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=31433479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988155656U Expired - Lifetime JPH0727047Y2 (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | センタードリル付ホールカッターのくり抜き片保持機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0727047Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4815137B2 (ja) * | 2005-03-14 | 2011-11-16 | 株式会社タブチ | 水道配管の穿孔カッター |
| JP6438676B2 (ja) * | 2014-05-12 | 2018-12-19 | 株式会社竹中工務店 | コンクリート部材切断装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6346180Y2 (ja) * | 1984-12-13 | 1988-12-01 |
-
1988
- 1988-11-29 JP JP1988155656U patent/JPH0727047Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0274113U (ja) | 1990-06-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |