JPH07270687A - 液体試料の顕微鏡評価用スライド - Google Patents

液体試料の顕微鏡評価用スライド

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JPH07270687A
JPH07270687A JP7063118A JP6311895A JPH07270687A JP H07270687 A JPH07270687 A JP H07270687A JP 7063118 A JP7063118 A JP 7063118A JP 6311895 A JP6311895 A JP 6311895A JP H07270687 A JPH07270687 A JP H07270687A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ベースプレート、少なくとも1つの評価室お
よびカバーホイルからなり、液体試料の顕微鏡評価のた
めのスライド。該評価室は試料適用ゾーンと評価エリア
をもつ。毛細管的間隙が該評価ゾーンと該カバーホイル
の間に位置する。 【効果】 公知の装置に比較して改良されたスライド
が、該評価室をカバーするホイルと該毛細管的間隙の所
定の厚さを確保するスペーサの使用により達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体試料を自動的に顕
微鏡で評価する際に有用なスライドに関する。液体試料
としては、たとえば尿、血液、唾液、組織液(tiss
ue fluid)、滑液(synovial flu
id)などがある。試料は、試料中に存在する細胞の数
を測定するため、および/または細胞形態学を基礎とし
てどのような細胞のタイプが存在するかを調査するため
に評価される。スライドの機械的な評価と共に手作業に
よる評価も可能である。しかし本発明の利点は、評価を
機械的に行なうばあいに特にいえるものである。
【0002】
【従来の技術】液体試料の顕微鏡評価用のスライドは公
知であり、それは上部材と下部材とから構成されてい
る。たとえばEP−A−020071には、2つの射出
成形部材を接合して形成された評価室をもつスライドが
記載されている。上部材と下部材の間にスペーサが配置
され、毛細管的間隙(capillary gap)の
厚さを恒常的に確保している。上部材と下部材は射出成
形で作製されている。10μmという毛細管的間隙厚は
顕微鏡の焦点の単一面(single planeof
focus)(鮮明な像を形成するレンズ系からの距
離)にほぼ相当するので、有利なものとなっている。評
価室のカバープレートの厚さについては何も述べられて
いない。サンプル液に取り込まれている空気を逃がすた
めに、評価室を決めている半円上に配置されている2つ
の穴が提案されている。
【0003】米国特許第4,299,441号明細書は
公知文献として知られており、そこには射出成形部材で
作製されたスライドが記載されている。評価室の壁厚は
0.013±0.002インチ(すなわち0.325±
0.05mm)であると述べられている。最初に述べた
公知技術にあるように、サンプル室の基底表面(bas
al surface)は本質的に半円形である。
【0004】公知技術に示されたスライドは、カバープ
レートとして射出成形部材が使用されている点で不利で
ある。一般に、小さな厚さで光学的な不均質性を生じず
に射出成形部材を作製することは不可能である。公知の
スライドのさらなる不利な点は、毛細管的間隙の厚さが
薄すぎるため細胞の堆積によって毛細管的流れが妨げら
れる点である。さらに、公知のスライドは評価エリアが
小さいため、細胞数に大きな統計的誤差をもっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、試料
液体の顕微鏡評価を簡素化し、より精密な評価ができ、
かつ粒子の計数を可能にしうるスライドを提供すること
にある。本発明の目的はまた、精密なスライドの作製を
簡素化することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも1
つの評価室および少なくとも2つのスペーサを有するベ
ースプレート、ならびにカバーホイル(cover f
oil)からなり、該少なくとも1つの評価室が評価面
を有し、かつ該評価面の一端が評価面に対して傾斜して
いる試料適用ゾーンに隣接しており、該少なくとも2つ
のスペーサが評価面と試料適用ゾーンで形成されたエリ
アの対向する端に配置されており、該カバーホイルが、
少なくとも1つの評価室の評価面に平行に配列され、か
つカバーホイルと評価面との間に毛細管的な間隙が形成
されるように少なくとも2つのスペーサに恒久的に配置
されている液体試料の顕微鏡評価用スライドに関する。
【0007】
【作用および実施例】本発明のスライドは、ベースプレ
ートと、スペーサを介してベースプレートに恒久的に接
合されたホイルを有している。
【0008】スライドのベースプレートは数ミリメート
ルの厚さの矩形板の形を有している。このベースプレー
トは有利には、プラスチックの射出成形部材として作製
されうる。数個の評価室の1つはベースプレートに組み
入れられている。評価室を含むベースプレートの領域は
少なくとも透明である。したがって、ベースプレートに
好適な材料はポリカーボネート、ポリアクリレート、ポ
リアクリルメタクリレート、セルロースプロピオネート
および射出成形法に使用でき、かつ適切な条件下に光透
過性の射出成形部材に成形できるプラスチックである。
【0009】評価室はベースプレートの面に対して平行
な評価面(evaluationplane)を有して
いる。評価面に対して傾斜している試料適用ゾーンは評
価面に隣接している。顕微鏡での評価のためには、評価
面は平担で荒れていないことが必要である。評価面は好
ましくは数ミリメートルの幅と1cmを超える長さを有
している。幅4〜6mmで長さ1〜3cmであるのが好
ましい。
【0010】評価面に対して傾斜している試料適用ゾー
ンは評価面に隣接している。試料適用ゾーンは平面状と
しうるが、好ましくはカーブしている。評価面と試料適
用ゾーンが合ったところで形成されている端がカーブし
ているように曲率を選ぶことが有利であることが判明し
た。
【0011】スペーサは評価室に属しており、評価面と
試料適用ゾーンとで形成される表面の対向する端に配置
されている。ベースプレートに数個の評価室が存在する
ばあい、1つの評価室のためのサンプル液が隣りの区画
に入り込まないようにスペーサによって個々に区分けさ
れている。試料適用ゾーンの上側には、評価室を囲み試
料適用ゾーンとして作用するベースプレートの部分とス
ペーサとにより凹所が形成されている。
【0012】スペーサはベースプレートの上側に配置さ
れた棒である。スペーサの上端、すなわちベースプレー
トから離れた側の端は、好ましくはテーパー状とされて
いる。スペーサの上端のこのテーパー化は、カバーホイ
ルを溶融することなくスペーサとカバーホイルを溶接す
ることを可能にするので重要である。スペーサの好まし
い実施態様において、スペーサはベースプレートに接合
されている領域で十分の数ミリメートルの厚さを有して
いる。スペーサは屋根様の先端でカバーホイルと溶接さ
れ、その頂部は百分の数ミリメートルの曲率半径を有し
ている。
【0013】スペーサがベースプレートの下側から近づ
きやすいばあいにも利点がある。この実施態様におい
て、スペーサはベースプレートの下側面に本質的に一定
の厚さで延びている。これにより超音波はソノトロード
(sonotrodes)を介してスペーサに連結する
ことが可能になる。ソノトロードは図示されていない。
超音波エネルギーはスペーサによって伝播され、スペー
サとホイルが融着されたスペーサの先端の部分で濃縮さ
れる。スペーサはこのように機能するので、エネルギー
ディレクタ(directors)をも示す。
【0014】スライドの機能はまた、評価面とスペーサ
との間に位置している凹所によっても改善される。この
凹所は、それは溝をも表わしているが、ベースプレート
とカバーホイルとで形成された毛細管的間隙に液体が入
ってくるとき、該間隙から空気を逃がす働きをする。凹
所は好ましくは「V」字の断面を有しており、その最大
の幅と深さは好ましくは約1mmである。
【0015】過剰の液体を保持する働きをもつ貯液部
は、試料適用ゾーンから離れた側の評価面の端に隣接し
うる。隣りの評価室の貯液部とはスペーサによって互い
に分けられているのが好ましい。
【0016】自動装置によってスライドを移動させるた
めの案内要素がベースプレートに配置されていてもよ
い。たとえば評価室エリアの外側に表面を荒くしたゾー
ンを設け、摩擦車によってスライドを移動させるために
用いることができる。さらに、分析機器のギアに噛み合
ったギアラックをスライド上に配置することもできる。
ベースプレートを射出成形法によって作製するばあい、
表面が荒れたゾーンやギアラックなどの前記移送装置を
製造工程に直接組み込み、ベースプレートを単一の形態
(one−piece)とすることができる。
【0017】さらに、穴をベースプレートに配設しても
よく、該穴はカバーホイルを位置決めし、および/また
は保持する。これらの穴は評価室エリアの外にも配設さ
れる。
【0018】ベースプレートにとりつけるため、カバー
ホイルは棒の上に置かれ、ベースプレートの穴と噛み合
う機械要素により保持される。
【0019】スライド用のカバーホイルとして、透明な
プラスチックホイルが用いられる。カバーホイルの材料
およびベースプレートの材料は同じであるのが好まし
い。この態様では、両者の材料が同じ軟化温度と同じ熱
膨張係数を有しているので、カバーホイルとベースプレ
ートの特に耐久性のある融着を達成することが可能であ
る。原則として、ホイルの材料として好適な材料はベー
スプレートの材料と同じである。特にレーム
【0020】
【外1】
【0021】社からプレキシグラスホリー530K(P
lexiglasfolie 530K)として販売さ
れている製品がカバーホイルに好適である。
【0022】本発明の主たる特徴は、評価面を覆うため
公知技術の射出成形部品にかえてホイルを用いているこ
とである。ホイルは、一方で、非常に薄くかつ一定の厚
さに製造できる。厚さ0.2mmより薄いホイル材料、
とくに厚さ0.15mmのものが、従来の顕微鏡レンズ
がこの厚さに修正されるという有利さをもっている。
【0023】概して光学的評価の改良はカバーホイルの
厚さが減少したとき達成される。しかし、ある程度の機
械的安定性が必要なので、カバーホイルの厚さを意のま
まに減らすことはできない。射出形成部品に対するホイ
ルのさらなる有利さは、その製造の間に光学的不均質さ
をより容易に防ぐことができることである。
【0024】本発明のスライド用カバーホイルはスライ
ド上に存在する評価室をよこぎって伸びる。カバーホイ
ルは好ましくは、評価面と試料適用ゾーンが同一の空間
を占める線をこえて、試料適用ゾーンに面する側につき
出る。カバーホイルの余分な液を保持するため貯液部に
面する側は評価面の端をこえてつき出るが、貯液部を密
閉せず、液でとってかえられた空気が逃げることができ
るようにする。
【0025】カバーホイルがスライドにのせられると毛
細管的間隙が評価面とカバーホイルの間に形成される。
この毛細管的間隙は試料適用ゾーンにも貯液部と同様に
開いている。本発明によれば、30〜120μm、好ま
しくは60〜90μmの毛細管的間隙が尿の光学的評価
に適している。30μm以下の厚さが選ばれると、検査
される液が毛細管的間隙に流入するとき細胞の堆積が形
成され、細胞が毛細管的間隙全体にわたって均一に分布
するのを妨げる。
【0026】顕微鏡の焦点面(focal plan
e)は約10μmをカバーする。手動の評価は非常に冗
長なので、焦点面の厚さの数倍をカバーするスライド
は、ゆえに、好ましくは自動焦点のついた顕微鏡により
分析される。比較的大きな評価面が、本発明において好
ましい1cmを超える毛細管的間隙の長さにより提供さ
れ、より小さな評価面のばあいよりも高い精度の細胞計
数の達成を可能にする。毛細管的間隙の厚さがより大き
いので、たとえば細胞の堆積により液の移動が妨げられ
ず、公知技術よりも大きな評価エリアとすることができ
る。
【0027】スライド用のカバーホイルの毛細管的間隙
に面する側にはまた試料液に溶けて試料液体中に存在す
る細胞を染色するのに役立つ染料が供給されてもよい。
【0028】本発明によれば、試料液中の細胞材料と反
応したり染色をひきおこす化学試薬を用いることも可能
である。
【0029】本発明は、加えて、少なくとも1つの評価
室と、少なくとも2つのスペーサと、カバーホイルから
構成され、カバーホイルが少なくとも2つのスペーサの
上におしつけられベースプレートとカバーホイルが超音
波でともに溶接されることを特徴とするスライドを製造
する方法を含む。
【0030】既に記述されたベースプレートとカバーホ
イルがその製造方法に用いられる。カバーホイルはスペ
ーサに機械的におしつけられるか、またはスペーサ上に
置かれる。既に言及されたベースプレート内の穴はカバ
ーホイルをベースプレート上に位置づけまた支持するた
めに有利に使用できる。ベースプレートとカバーホイル
の溶接は超音波を用いて実行される。超音波は、好まし
くはベースプレートの下側上でスペーサに接続すること
ができる。溶接法は、スペーサの先端だけが溶けるがカ
バーホイルは接触面でだけ溶けてカバーホイルが破壊さ
れないように調整される。
【0031】溶接工程の間カバーホイルとベースプレー
トを一緒におしつける機械の部品は、ベースプレートと
カバーホイルの間の距離の正確な制御を可能にする。ス
ペーサの先端がテーパー化されているので、溶接工程は
毛細管的間隙の正確に定められた厚さがえられるように
調整できる。
【0032】完成したスライドは液体試料の顕微鏡評価
に使うことができる。検査すべき液体が1滴、試料適用
ゾーンに適用される。カバーホイルの下に位置する試料
適用ゾーンの部分が液体でぬれると、液体は毛細管力に
よりカバーホイルと評価面の間の毛細管的間隙にひきこ
まれる。試料を評価するため、毛細管的間隙はスライド
の下側から照らされ、顕微鏡を用いてスライドの上側か
ら、形成された毛細管的間隙の内容物の像を観察でき
る。
【0033】本発明によるスライドの有利さは、前述に
より、製造するのに比較的に簡単であること、細胞形態
の決定と同様細胞計数をも可能にする装置をもたらすこ
とである。カバーホイルの厚さが薄いので、従来のレン
ズでスライドを評価することができる。
【0034】本発明を以下の例により、より詳細に説明
する。
【0035】図1は10個の評価室をもつ本発明による
スライド1の平面図を示す。各評価室は試料適用ゾーン
2と評価面3をもつ。この評価室はスペーサ4で互いに
隔離される。試料適用ゾーン2は曲面となっているが、
一方評価面3は平らである。図1は、スライドの下側部
材を1つの部品で形成した例を示す。すなわち境界5と
評価室エリアが1つの部品で作製されている。評価面3
のレベルは境界5の平面に対しては変化しうるが、一方
スペーサ4の上縁は本質的に境界5と同じレベルにあ
る。
【0036】図1はまた、余分な試料液を保持するため
の各評価室の貯液部6を示す。図において、カバーホイ
ル7(実線)が評価面3(破線)をこえて貯液部に面す
る側と試料適用ゾーンにつき出ていることが示されてい
る。穴12がベースプレートとの超音波による溶接の間
カバーホイルを支持するのに役立つ。
【0037】ギアラック8もまたスライド1と一体の部
品で、境界の側部パネルに載置されている。境界はまた
使用者用のホルダー9として役立つゾーンをもつ。
【0038】図2は図1の線Aに沿った断面図であり、
スライドを示す。Xで示されたゾーンは試料適用ゾーン
の断面である。ゾーンYは評価面の断面である。図3は
図2のゾーンYの拡大図である。毛細管的間隙はカバー
ホイル7と各評価面3との間に形成される。ベースプレ
ート20は3、10、2、9で示された部分すなわち斜
線で描かれた部分全体を含む。図3中のすべての値はミ
リメートル表示である。
【0039】図2は、どの方向に試料適用ゾーン2が曲
がっているかを示す。スペーサ4の形状も示す。スペー
サはソノトロードのための結合平面10をベースプレー
ト20の下側にもつ。スペーサ4はカバーホイルに面す
る側でテーパー化されている。置き換えられた空気を毛
細管的間隙から追い出すための溝11がスペーサ4と評
価面3の間に位置している。
【0040】図3は図2のゾーンYの部分の拡大断面図
である。屋根状のスペーサ4がこの図で特に見てとれ
る。
【0041】図2と図3はまた、1番の室と10番の室
(番号は図1で与えられている)の両方の外側に、大き
さが減少し溝のみを評価室に面した側にもつ評価面13
をもつ1つのゾーンが位置することを示す。驚くこと
に、測定が行なわれないこれら面積の小さい評価面13
を付けることが完全な評価室の改良をもたらす。カバー
ホイルで覆われているこの面積の小さい評価面は、近く
の室(このばあいは1番と10番の室)の毛細管的間隙
の厚さの変化が減少することを確実にする。面積の小さ
い評価面は好ましくは評価面3の30〜70%の広さを
もつ。面積の小さい評価面が溝11を完全な評価面に面
する側にのみもつこともまた好ましい。
【0042】なお、本発明のスライドは、さらにつぎの
ような態様をとるのが好ましい。
【0043】(1)カバーホイル7に接合されているス
ペーサ4の縁がテーパー状である前記スライド。
【0044】(2)カバーホイル7から離れた側に面し
たスペーサ4の縁が、ベースプレート20の下側から近
づくことができかつスペーサ4に超音波により連結する
ために用いることができる連結面10を有している前記
スライド。
【0045】(3)超音波溶接によりベースプレート2
0とカバーホイル7が接合されている前記スライド。
【0046】(4)少なくとも1つの評価室の外側のベ
ースプレート20に穴12が設けられており、ベースプ
レート20とカバーホイルを結合する間、該穴に器具を
挿入することによってカバーホイル7をベースプレート
20上に保持する前記スライド。
【0047】(5)評価面3と前記少なくとも2つのス
ペーサ4の間に断面V字形の溝11が設けられている前
記スライド。
【0048】(6)試料適用ゾーン2がカーブしてお
り、評価面3と試料適用ゾーン2の断面のラインがカバ
ーホイル7よりも低い前記スライド。
【0049】(7)毛細管的間隙の試料適用ゾーン2か
ら離れた側に面する端で毛細管的間隙が開いている前記
スライド。
【0050】(8)毛細管的間隙の開口部に隣接して貯
液部6が設けられている前記スライド。
【0051】(9)毛細管的間隙が30〜120μm、
好ましくは60〜90μmの厚さ(間隙)を有する前記
スライド。
【0052】(10)カバーホイル7が0.2mm未満
の厚さを有する前記スライド。
【0053】(11)毛細管的間隙が1cmよりも長い
前記スライド。
【0054】(12)スライドを装置内で移動させるた
めのギアラック8を有している前記スライド。
【0055】(13)カバーホイル7の毛細管的間隙に
面している側に、液体試料中に少なくとも一部溶ける染
料が配されている前記スライド。
【0056】(14)測定に使用されない面積が小さい
評価面13が少なくとも1つの評価室の2つのスペーサ
の隣りに配されている前記スライド。
【0057】(15)面積の小さい評価面13が評価面
3の30〜70%の幅である前記スライド。
【0058】(16)面積の小さい評価面13が片側の
みに溝11を有する前記スライド。
【0059】(17)少なくとも1つの評価室と少なく
とも2つのスペーサ4を有するベースプレートおよびカ
バーホイル7からなり、カバーホイルが該少なくとも2
つのスペーサに押しつけられており、かつベースプレー
ト20とカバーホイルが超音波により互いに溶接されて
いるスライドの製造法。
【0060】(18)液体試料の顕微鏡での評価のため
の前記スライドの使用。
【0061】
【発明の効果】本発明の顕微鏡のスライドは、より簡素
化された方法で作製でき、かつ該スライドはカバーホイ
ルと評価面との間の毛細管的間隙を所定の間隙に正確に
設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスライドの平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図2のY部分の拡大図である。
【符号の説明】
1 スライド 2 試料適用ゾーン 3 評価面 4 スペーサ 7 カバーホイル 20 ベースプレート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 インゴ カイザー ドイツ連邦共和国、デー−68259 マンハ イム、ムダウアー リング 37 (72)発明者 カールシュテン カールシュテンセン ドイツ連邦共和国、デー−67259 ホイヘ ルハイム、フォルラドシュトラッセ 8

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの評価室および少なくと
    も2つのスペーサを有するベースプレート、ならびにカ
    バーホイルからなり、該少なくとも1つの評価室が評価
    面を有し、かつ該評価面の一端が評価面に対して傾斜し
    ている試料適用ゾーンに隣接しており、該少なくとも2
    つのスペーサが評価面と試料適用ゾーンで形成されたエ
    リアの対向する端に配置されており、該カバーホイル
    が、少なくとも1つの評価室の評価面に平行に配列さ
    れ、かつカバーホイルと評価面との間に毛細管的な間隙
    が形成されるように少なくとも2つのスペーサに恒久的
    に配置されている液体試料の顕微鏡評価用スライド。
  2. 【請求項2】 カバーホイルに接合されているスペーサ
    の縁がテーパー状である請求項1記載のスライド。
  3. 【請求項3】 カバーホイルから離れた側に面したスペ
    ーサの縁が、ベースプレートの下側から近づくことがで
    きかつスペーサに超音波により連結するために用いるこ
    とができる連結面を有してる請求項1または2記載のス
    ライド。
  4. 【請求項4】 超音波溶接によりベースプレートとカバ
    ーホイルが接合されている請求項1〜3のいずれかに記
    載のスライド。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの評価室の外側のベース
    プレートに穴が設けられており、ベースプレートとカバ
    ーホイルを結合する間、該穴に器具を挿入することによ
    ってカバーホイルをベースプレート上に保持する請求項
    1記載のスライド。
  6. 【請求項6】 評価面と前記少なくとも2つのスペーサ
    の間に断面V字形の溝が設けられている請求項1記載の
    スライド。
  7. 【請求項7】 試料適用ゾーンがカーブしており、評価
    面と試料適用ゾーンの断面のラインがカバーホイルより
    も低い請求項1記載のスライド。
  8. 【請求項8】 毛細管的間隙の試料適用ゾーンから離れ
    た側に面する端で毛細管的間隙が開いている請求項1記
    載のスライド。
  9. 【請求項9】 毛細管的間隙の開口部に隣接して貯液部
    が設けられている請求項8記載のスライド。
  10. 【請求項10】 毛細管的間隙が30〜120μm、好
    ましくは60〜90μmの厚さを有する請求項1記載の
    スライド。
  11. 【請求項11】 カバーホイルが0.2mm未満の厚さ
    を有する請求項1記載のスライド。
  12. 【請求項12】 毛細管的間隙が1cmよりも長い請求
    項1記載のスライド。
  13. 【請求項13】 スライドを装置内で移動させるための
    ギアラックを有している請求項1記載のスライド。
  14. 【請求項14】 カバーホイルの毛細管的間隙に面して
    いる側に、液体試料中に少なくとも一部溶ける染料が配
    されている請求項1記載のスライド。
  15. 【請求項15】 測定に使用されない面積が小さい評価
    面が少なくとも1つの評価室の2つのスペーサの隣りに
    配されている請求項1記載のスライド。
  16. 【請求項16】 面積の小さい評価面が評価面の30〜
    70%の幅である請求項15記載のスライド。
  17. 【請求項17】 面積の小さい評価面が片側のみに溝を
    有する請求項15または16記載のスライド。
  18. 【請求項18】 少なくとも1つの評価室と少なくとも
    2つのスペーサを有するベースプレートおよびカバーホ
    イルからなり、カバーホイルが該少なくとも2つのスペ
    ーサに押しつけられており、かつベースプレートとカバ
    ーホイルが超音波により互いに溶接されているスライド
    の製造法。
  19. 【請求項19】 液体試料の顕微鏡での評価のための請
    求項1記載のスライドの使用。
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