JPH07270936A - マニュアルフィルムキャリア - Google Patents

マニュアルフィルムキャリア

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JPH07270936A
JPH07270936A JP5692894A JP5692894A JPH07270936A JP H07270936 A JPH07270936 A JP H07270936A JP 5692894 A JP5692894 A JP 5692894A JP 5692894 A JP5692894 A JP 5692894A JP H07270936 A JPH07270936 A JP H07270936A
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JP
Japan
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cartridge
film
negative film
photographic film
spool
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JP5692894A
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English (en)
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Sumio Yoshikawa
純生 吉川
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に、手作業(マニュアルハンドリング)時
にカール癖のついた写真フィルムを確実に焼付位置に位
置決めでき、かつその平面性を維持する。 【構成】 ネガフィルム24を1本毎に処理する、所謂
ミニラボにおけるネガフィルム24のハンドリング時
に、巻き癖のついたネガフィルム24をフリーにせず、
板材76、78間の狭い隙間を通過させるようにして所
望の画像コマを検索し、焼付位置へ位置決めすることが
できるため、カールのついたネガフィルム24を誤って
折り曲げたりすることがなく、作業性を向上することが
できる。また、巻き癖を別の作業で取り除く必要がない
ため、作業工数が増加せず、作業効率がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真フィルムを引出し
又は巻取るための開口を開閉可能なドアを備えたカート
リッジ内のスプールに巻き取られて収容された撮影済の
写真フィルムの画像コマを焼付位置へ位置決めするため
のマニュアルフィルムキャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】近年現像処理の終了したネガフィルムを
切断せずに長いままパトローネ等のネガフィルム収容体
(以下、カートリッジという)のスプールに巻き取って
顧客に返却する方法が検討されている。このようにすれ
ば、所定の長さに切断する作業や、再プリントを行なう
ときにピースネガをつなぎ合わせる煩雑な作業が不要と
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現像済
のネガフィルムをカートリッジに巻き取って収容し、長
期間経過すると、少なからずネガフィルムに巻き癖がつ
く。このため、焼増しのために、このネガフィルムを引
き出すと、カール状にまるまって、作業しにくい状況に
陥ることがある。
【0004】また、カール癖を取り除くために、逆カー
ル方向にローラに巻掛けることが考えられるが、このカ
ール取り除き作業工程が増えると共にカール除去作業中
に画像面に傷をつける恐れもあり、好ましくない。
【0005】このような不具合は、特にネガフィルム1
本毎に処理していく、所謂ミニラボでの作業時に起こり
得る。これに対して、大ラボでは、大量のフィルムを自
動化された装置によって処理していくため、例えば、カ
ール癖除去のための手段を加えても、特に作業性の低下
を起こすことはなく、上記不具合は起こりにくい。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、特に、手作業
(マニュアルハンドリング)時にカール癖のついた写真
フィルムを確実に焼付位置に位置決めでき、かつその平
面性を維持することができるマニュアルフィルムキャリ
アを得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、写真フィルムを引出し又は巻取るための開口を開閉
可能なドアを備えたカートリッジ内のスプールに巻き取
られて収容された撮影済の写真フィルムの画像コマを焼
付位置へ位置決めするためのマニュアルフィルムキャリ
アであって、前記カートリッジを装填する装填部と、前
記装填部に装填されたカートリッジのスプールに係合す
るスプール用回転軸と、前記スプール用回転軸を回転可
能に支持する本体と、前記本体から突出された前記スプ
ール用回転軸を回転操作する操作部と、前記操作部の操
作によってカートリッジ内の写真フィルムが引き出され
たときにその搬送方向を案内すると共に搬送方向中間部
に写真フィルム上の画像コマのサイズと同サイズの開口
部が設けられたマスク兼用ガイド部と、前記マスク兼用
ガイド部における前記写真フィルム引出方向下流側に設
けられ、引き出された写真フィルムを一時的に収容する
収容部と、を有している。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記装填部に
は、この装填部から本体外へ貫通され、かつ先端に操作
ツマミが取り付けられたドア用回転軸が取付けられてお
り、前記カートリッジの装填時時に前記ドアを開閉する
軸部と連結されることを特徴としている。
【0009】請求項3に記載の発明は、前記収容部に
は、写真フィルムをカートリッジに巻き戻す際に所定の
バックテンションを生じさせる張力発生手段が配設され
ていることを特徴としている。
【0010】
【作用】現像済の写真フィルム(例えば、ネガフィル
ム)が収容されたカートリッジを装填部に装填する。こ
の装填によって、スプールにスプール用回転軸が係合さ
れるため、このスプール用回転軸を回転操作する操作部
を操作することによって、スプールが回転し、収容され
ているネガフィルムは、開口から引き出される。この引
き出されたネガフィルムはマスク兼用ガイド部に案内さ
れ搬送される。
【0011】ここで、マスク兼用ガイド部の搬送方向中
間部には画像コマと同サイズの開口部が設けられてい
る。従って、ネガフィルムを引き出して、所望の画像コ
マを開口部へ位置決めし、写真プリンタの焼付位置にこ
のマニュアルキャリア毎位置決めすることによって、こ
の画像コマに記録された画像を焼き付け位置へ位置決め
することができる。
【0012】また、順次引き出されるネガフィルムは、
一旦収容部に収容させておく。この収容部はリールを設
けておき、このリール周りに巻き取って収容してもよい
し、単に内周が円形とされた空間部としておけば、ネガ
フィルム自身のカール癖によって渦巻き状に巻き取ら
れ、小スペースで収容することができる。
【0013】このようにカートリッジから引き出したネ
ガフィルムをマスク兼用ガイド部によって案内するた
め、開口部に位置するネガイルムの平面性を保つことが
でき、焼付時の焦点距離等が狂うことがない。
【0014】また、ネガフィルムの巻取時にも、操作部
を引出時とは逆方向にスプールが回転するように操作す
れば、収容部内のネガフィルムはマスク兼用ガイド部を
通過して円滑にカートリッジ内に収容させることができ
る。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、このマニ
ュアルフィルムキャリアには、カトリッジのドアを開閉
するためのドア用回転軸が設けられ、カートリッジを装
填してからドアの開閉を行うことができるため、予めド
アを開放させておくの比べて、カートリッジ内に塵埃が
入り込むことが抑制され、フィルムの傷付き等を防止す
ることができる。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、収容部か
らカートリッジへ写真フィルムを巻き取る際に、収容部
で写真フィルムが張力発生手段によって写真フィルムに
バックテンションを付与する。これにより、写真フィル
ムがカートリッジ内や収容部でジャミングを起こした
り、弛んだりすることがなく、円滑かつ確実に巻取作業
を行うことができる。
【0017】
【実施例】図1には、本実施例に係るプリンタプロセッ
サ10が示されている。
【0018】プリンタプロセッサ10は外部がケーシン
グ12で覆われ、正面にはケーシング12から突出する
作業テーブル14を備えている。
【0019】作業テーブル14の下方には、光源部16
が配置されている。図4に示される如く、光源部16
は、光源17を備え、この光源17から照射された光線
は、フィルタ部18、拡散筒20を介して作業テーブル
14上のネガキャリア22の焼付位置に配置されたネガ
フィルム24へと至るようになっている。また、フィル
タ部18は、C、M、Yの3色のフィルタから構成さ
れ、各フィルタは前記光線の光軸上に出没可能とされて
いる。
【0020】作業テーブル14の上方には、ケーシング
12からアーム26が突設されている。アーム26内に
は、光学系28が配設されている。図4に示される如
く、光学系28は、レンズ30、シャッタ32がネガフ
ィルム14を透過する前記光線の光軸上に配置されてい
る。ネガフィルム24を透過した光線は、光学系28の
レンズ30、シャッタ32を通過した後、露光室34に
セットされた印画紙36へ至り、印画紙36にネガフィ
ルム24に記録された画像を結像するようになってい
る。
【0021】作業テーブル14の上面に載置された前記
ネガキャリア22は、ネガフィルム24を長手方向に搬
送するようになっており、その詳細な構造は後述する。
【0022】図1に示されるように、露光室34が設け
られたアーム26の上方には、装着部38が設けられて
いる。装着部38は、印画紙26をリールに層状に巻き
取って収容するペーパマガジンが装着される。このペー
パマガジンから引き出された印画紙26が露光室26へ
向けて搬送するようになっている。また、露光室26に
おいてネガフィルム24に記録された画像が焼付けられ
た印画紙26は挟持して、露光室26に隣接されたリザ
ーバ部40へ送り込むようになっている。
【0023】リザーバ部40は、焼付処理済の印画紙2
6を弛ませてストックし、焼付処理を行う露光室26で
の搬送速度と現像、定着、水洗の各処理を行うプロセッ
サ部42での搬送速度との速度差を吸収するようになっ
ている。
【0024】プロセッサ部42では、印画紙26に発色
現像、漂白定着、リンスの各処理を施し、その後、乾燥
部44へ送るようになっている。乾燥部44では、印画
紙26をローラ(図示省略)に巻付けながら搬送し、高
温の空気にさらして乾燥させ、ケーシング12の上部に
設けられたカッタ部46へ送り込むようになっている。
カッタ部46では、印画紙26が画像コマ毎にカットさ
れ、画像コマ毎にカットされた印画紙26は、写真プリ
ントとしてプリンタプロセッサ10のケーシング12外
部へ排出され図示しない集積装置等によって集積され
る。
【0025】以下に、本実施例に適用されたネガキャリ
ア22について説明する。図2に示すように、ネガキャ
リア22は、長方形状の箱型を呈した本体ケース50を
備えている。
【0026】図1に示すように、箱型の本体ケース50
の長手方向一端部にカートリッジ52を装填する装填部
54が設けられている。この装填部54の下部は軸56
を介して開閉蓋58が取付けられており、図2の矢印A
方向に回転可能とされている。カートリッジ52は、こ
の開閉蓋58が開放している状態で、挿入されるように
なっている。なお、開閉蓋58の内側面には、固定軸6
0が突出されており、前記カートリッジ52のスプール
62に軸支されるようになっている。
【0027】図3に示される如く、カートリッジ52の
挿入口64には、ドア66が設けられている。ドア66
は、開口部64を開閉する役目を有しており、回転軸6
8の一部に形成されている。この回転軸68の一端は、
外部に露出されている。
【0028】一方、装填部54におけるカートリッジ装
填方向奥側には、スプール62と係合可能なスプールド
ライバ70が突出されている。このスプールドライバ7
0は、本体ケース50を貫通して外部へ露出されてお
り、この突出方向先端部には操作ツマミ72が取付けら
れている。
【0029】カートリッジ52が装填され、開閉蓋58
が閉止されると、カートリッジ52は、前記固定60及
びスプールドライバ70に支持され、所定の位置に位置
決めされるようになっている。
【0030】また、このスプールドライバ70の近傍に
は、ドアドライバ74が配設されており、前記カートリ
ッジ52の装填、開閉蓋58の閉止時にドア66の回転
軸68と連結されるようになっている。
【0031】この位置決め状態で、まず、ドアドライバ
74を回転させることによって、ドア66を開放すると
ができ、さらに操作ツマミ72を回転させることによっ
て、カートリッジ52のスプール62を回転させること
ができ、ネガフィルム引出方向に回転されると、ネガフ
ィルム24は、最外層からカートリッジ52の開口部6
4を通過して本体ケース50の中央部方向へ引き出され
るようになっている。
【0032】本体ケース50の中央部は薄肉とされ、2
枚の板材76、78間に所定の隙間が形成されている。
この板材76、78はガイド板としての機能を有してお
り、前記引き出されたネガフィルム24は、この板材7
6、78間の隙間を搬送することになる。なお、この隙
間には、板材76、78からそれぞれネガフィルム24
を挟持するテレンプ80が設けられている。テレンプ8
0は、軟質の細い毛が複数本密集した形状であり、ネガ
フィルム24は、実質的にこのテレンプ80の毛の先端
に挟持されながら搬送されるようになっている。従っ
て、摺動時に板材76、78との擦れによって傷つくこ
とが防止される。
【0033】本体ケース50の他端側、すなわちネガフ
ィルム引出時における板材76、78の搬送方向下流側
には、収容部82が配設されている。
【0034】収容部82には、リール84が回転可能に
取付けられており、板材76、78を通過したネガフィ
ルム24は、このリール84に層状に巻き取られた状態
で、一時的に収容されることになる。
【0035】リール84の一端部(図2の上端部)に
は、スプロケット86が取付けられ、無端のベルト88
が巻き掛けられている。このベルト88は、前記スプー
ルドライバ70の中間部に取付けられたスプロケット9
0にも巻き掛けられており、操作ツマミ72の回転力を
ベルト88を介してリール84へも伝達している。
【0036】板材76、78の中央部には、それぞれ矩
形孔92が設けられている。この矩形孔92は、搬送さ
れるネガフィルム24に記録された画像コマと同サイズ
とされている。すなわち、この板材76、78はネガマ
スクとしての機能も有しており、カートリッジ52を装
填して、所望の画像コマをこの矩形孔92に位置決め
し、このネガキャリア22毎、前記プリンタプロセッサ
10の作業テーブル14上に位置決めすることによっ
て、画像を焼付位置に位置決めすることができるように
なっている。矩形孔92の近傍には円孔93が設けられ
ており、ネガフィルム24上に記録されているコマ番号
を確認できるようになっている。
【0037】図4に示すように、収容部82には、円弧
状に湾曲したフィルム押さえ94が設けられている。フ
ィルム押さえ94は、ピン96で本体ケース50に揺動
可能に支持されており、先端にローラー98が取り付け
られている。このフィルム押さえ94は、ローラー98
がリール84を押すようにスプリング(図示省略)によ
って付勢されている。
【0038】以下に、本実施例の作用を説明する。例え
ば、焼増し等の注文があると、顧客はその焼増しすべき
画像を特定する。例えば、画像コマに付されたコマ番号
を指定したり、インデックスプリントがあれば、このイ
ンデックスプリントの該当する箇所(例えば、コマ番
号)に印をつける。
【0039】このようにして画像を特定すると共に、現
像済のネガフィルム24が収容されたカートリッジ52
を手渡し、作業を依頼する。
【0040】ここで、プリンタプロセッサ10をもつ、
所謂ミニラボでは、カートリッジ52を本実施例にかか
るネガキャリア22の装填部54に装填する。
【0041】すなわち、開閉蓋58を開放して装填部5
4へ収容し、開閉蓋58を閉止する。この状態で、カー
トリッジ52は、固定軸60及びスプールドライバ70
に支持された状態で位置決めされると共に、ドアドライ
バ74がドア66と一体の回転軸68と連結される。
【0042】次に、ドアドライバ74を回転させること
によって、カートリッジ52のドア66を開放する。こ
れによって、ネガフィルム24の引出しが可能となる。
【0043】次いで、操作ツマミ72を操作することに
よって、スプールドライバ70を介してスプール62を
ネガフィルム引出方向へ回転させる。この回転によって
ネガフィルム24は、最上層から順次開口部64を通過
して板材76、78の間を搬送される。ここで、板材7
6、78間には、テレンプ80が設けられているため、
ネガフィルム24の搬送時に板材76、78との接触は
なく、傷つきが防止される。
【0044】ここで、ネガフィルム24には、長期間カ
ートリッジ52内で巻き取られているため、巻き癖がつ
いており、放置するとカール状にまるまることになる。
しかし、本実施例では、板材76、78間の狭い隙間を
通過させるようしたため、カールは発生せず、この板材
76、78間では、平面状態で搬送させることができ
る。
【0045】一方、ネガフィルム24の先端が収容部8
2へ至ると、この先端部は、収容部82のリール84に
巻きつく。すなわち、ネガフィルム24には、巻き癖が
ついており、収容部82において板材76、78で矯正
されていたものが解除されることによってカールが発生
する。このカールによってリール84に巻きつくことに
なる。また、このリール84は、ベルト88を介して操
作ツマミ72の操作が伝達されて回転されているため、
ネガフィルム24は、順次リール84周りに巻き取られ
る。
【0046】板材76、78の中央部には、焼付マスク
が設けられており、オペレータはこのマスク開口(矩形
孔92)に所望の画像コマを位置決めする。この位置決
め操作は、操作ツマミ72を時計方向、反時計方向に回
転操作することによって容易に行うことができる。
【0047】画像コマの位置決めが完了すると、このネ
ガキャリア22をプリンタプロセッサ10の作業テーブ
ル14上に位置決めする。これにより、所望の画像コマ
を焼付位置へ位置決めすることになり、光源17からの
光を透過させ、印画紙36へ焼付けることによって、露
光工程が完了する。
【0048】焼増しすべき画像が複数ある場合には、上
記作業を繰り返し行えばよい。印画紙36は、リザーバ
部40を介して処理部42へ至り、発色現像、漂白定
着、リンスの各処理がなされた後乾燥部44で乾燥さ
れ、カッタ部46によって画像毎に切断されて集積され
る。
【0049】一連の焼増し工程が終了すると、オペレー
タは、操作ツマミ72を操作して、スプールドライバ7
0を介してスプール62をネガフィルム巻取方向へ回転
させる。
【0050】この回転によって、ネガフィルム24は、
徐々にカートリッジ52に巻き取られていくとになる
が、途中、特に収容部で弛みが生じると、巻取時にジャ
ミングを起こす可能性がある。しかし、本実施例では、
円弧状に湾曲したフィルム押さえ94のローラ98をス
プリングの付勢力によって、ネガフィルム24の最外周
をリール84の軸心方向へ押圧し、回転に抵抗力を与え
ている。この抵抗力によって、ネガフィルム24にはバ
ックテンションがかかり、ネガフィルム24のカートリ
ッジ52への巻取中に弛みが生じることがなく、円滑か
つ確実に巻取作業を行うことができる。
【0051】ネガフィルム24を全て巻き取ると、ドア
ドライバ74を操作してドア66を閉止し、開閉蓋58
を開放して、カートリッジ52を取出し、仕上がったプ
リントと共に顧客へ返却する。
【0052】本実施例によれば、ネガフィルム24を1
本毎に処理する、所謂ミニラボにおけるネガフィルム2
4のハンドリング時に、巻き癖のついたネガフィルム2
4をフリーにせず、板材76、78間の狭い隙間を通過
させるようにして所望の画像コマを検索し、焼付位置へ
位置決めすることができるため、カールのついたネガフ
ィルム24を誤って折り曲げたりすることがなく、作業
性を向上することができる。また、巻き癖を別の作業で
取り除く必要がないため、作業工数が増加せず、作業効
率がよい。
【0053】なお、本実施例では、ネガフィルム24に
バックテンションを付与する手段として円弧状のフィル
ム抑え94を用いたが、リール84に渦巻きばねやねじ
りコイルばね等で弱い力で巻取方向に付勢してもよい。
【0054】さらに、リール84への回転力で伝達をベ
ルト88によって行ったが、ギヤを使ってもよい。ま
た、両者を併用してもよい。
【0055】また、本実施例では、収容部82にリール
84を配設し、操作ツマミ72の操作をベルト88を介
して伝達してリール84を回転させながら、ネガフィル
ム24を巻き取るようにしたが、収容部84は、単に円
形の内周を持つ空間であってもよい。すなわち、ネガフ
ィルム24自身の巻き癖によって自然に渦巻き状に巻き
取ることも可能である。
【0056】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るマニュア
ルネガキャリアは、特に、手作業(マニュアルハンドリ
ング)時にカール癖のついた写真フィルムを確実に焼付
位置に位置決めでき、かつその平面性を維持することが
できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能なプリンタプロセッサの外観
を示す斜視図である。
【図2】本実施例に係るネガキャリアの正面図である。
【図3】カートリッジの内部構造を示す断面図である。
【図4】ネガキャリアを露光系に配設したときの概略構
成図である。
【符号の説明】
22 ネガキャリア(マニュアルフィルムキャリア) 24 ネガフィルム(写真フィルム) 50 本体ケース 52 カートリッジ 54 装填部 60 固定軸 62 スプール 70 スプールドライバ(スプール用回転軸) 72 操作ツマミ(操作部) 74 ドアドライバ(ドア用回転軸) 76、78 板材(マスク兼用ガイド部) 82 収容部 92 矩形孔 94 フィルム抑え(張力発生手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フィルムを引出し又は巻取るための
    開口を開閉可能なドアを備えたカートリッジ内のスプー
    ルに巻き取られて収容された撮影済の写真フィルムの画
    像コマを焼付位置へ位置決めするためのマニュアルフィ
    ルムキャリアであって、 前記カートリッジを装填する装填部と、 前記装填部に装填されたカートリッジのスプールに係合
    するスプール用回転軸と、 前記スプール用回転軸を回転可能に支持する本体と、 前記本体から突出された前記スプール用回転軸を回転操
    作する操作部と、 前記操作部の操作によってカートリッジ内の写真フィル
    ムが引き出されたときにその搬送方向を案内すると共に
    搬送方向中間部に写真フィルム上の画像コマのサイズと
    同サイズの開口部が設けられたマスク兼用ガイド部と、 前記マスク兼用ガイド部における前記写真フィルム引出
    方向下流側に設けられ、引き出された写真フィルムを一
    時的に収容する収容部と、 を有するマニュアルフィルムキャリア。
  2. 【請求項2】 前記装填部には、この装填部から本体外
    へ貫通され、かつ先端に操作ツマミが取り付けられたド
    ア用回転軸が取付けられており、前記カートリッジの装
    填時に前記ドアを開閉する軸部と連結されることを特徴
    とする請求項1記載のマニュアルフィルムキャリア。
  3. 【請求項3】 前記収容部には、写真フィルムをカート
    リッジに巻き戻す際に所定のバックテンションを生じさ
    せる張力発生手段が配設されていることを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載のマニュアルフィルムキャリ
    ア。
JP5692894A 1994-03-28 1994-03-28 マニュアルフィルムキャリア Pending JPH07270936A (ja)

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