JPH07271602A - エキスパートシステムにおける動的知識を入力・編集する方法 - Google Patents

エキスパートシステムにおける動的知識を入力・編集する方法

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JPH07271602A
JPH07271602A JP6059244A JP5924494A JPH07271602A JP H07271602 A JPH07271602 A JP H07271602A JP 6059244 A JP6059244 A JP 6059244A JP 5924494 A JP5924494 A JP 5924494A JP H07271602 A JPH07271602 A JP H07271602A
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knowledge
input
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Shinji Wakizaka
阪 信 治 脇
Nobuo Sumita
田 伸 夫 住
Takahide Tetsu
恭 秀 鉄
Minoru Harada
田 稔 原
Isao Otani
谷 功 大
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エキスパートシステムの動的知識の入力・編
集を汎用的な表形式のエディタを用いて行う際に、既に
入力済の知識を再利用し、入力・編集を効率化する。 【構成】 知識を、推論制御知識,動的知識,静的知識
および不確実な知識に体系化し、汎用的な表形式のエデ
ィタを利用することによりエキスパートシステムを構築
する方法において、動的知識を入力する際、体系化され
た静的知識に対して、入力候補名称と動的知識名称との
類似度をそれぞれ計算し入力候補を作成し、類似度が高
い順に表示して、エキスパートシステム構築者に選択入
力させる。 【効果】 入力・編集の効率化、タイプミス等の人的エ
ラーがなくなるという意味でのエキスパートシステム構
築の効率化。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば鉄鋼業における
高炉ガイダンス用エキスパートシステム等の、多量の静
的知識および動的知識を持つエキスパートシステムを構
築する際の、知識入力編集方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前向き推論のエキスパートシステムの知
識入力を表形式のエディターで行う技術はすでに存在す
る(特開平04−190425号公報)。それは、エキ
スパートシステムの知識表現方法を、推論制御知識,動
的知識,静的知識および不確実な知識の4種類に体系化
し、それぞれについて知識を入力するための表形式のエ
ディター画面(ルール,メタルール,フレーム,ファク
ト,ファジー,定数,確信度付きデータ,外部関数)を
使用し知識の入力・編集を行う技術である。入力編集の
際には、まず静的知識の入力を行い、静的知識の入力
後、動的知識を入力する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】動的知識の記述には、
既に入力された静的知識の一部を組み込み、記述する必
要がある。しかし、この際に既に入力した静的知識を再
度入力していた。すなわち、静的知識を入力した後で、
静的知識が組み込まれた動的知識を入力するためには、
再度静的知識を記述しなければならなかった。例えば、
製鉄所における、高炉のガイダンスエキスパートシステ
ムの知識は、静的知識が2000個程度、動的知識が5
000個程度になるエキスパートシステムは珍しくな
い。このように大量の静的知識および動的知識を使用す
るエキスパートシステムにおいて、動的知識を入力する
際に再度静的知識を記述することは入力ミスあるいは冗
長性を誘発する。また、静的知識を表示するだけでは、
多量の静的知識の中から、該当する候補を探し出すこと
が非常に困難であり、エキスパートシステムを構築する
上で非効率である。
【0004】この発明は、従来のエキスパートシステム
の知識入力方法を改良するものであり、エキスパートシ
ステムの構築を容易かつ高速化し、エキスパートシステ
ムの生産性を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】エキスパートシステムの
知識表現方法を、推論制御知識,動的知識,静的知識お
よび不確実な知識に体系化し、エキスパートシステムの
構築には汎用的な表形式のエディター画面を利用する。
推論制御知識(メタルール)としては、メタルールエデ
ィター画面よりルールの実行制御手順を入力・編集す
る。静的知識(ファクト,フレーム,定数,外部関数)
としては、ファクトエディター画面より事実,ワークデ
ータ等を記述する宣言的知識を、フレームエディター画
面よりデータの継承を伴う階層的データ構造を記述する
宣言的知識を、定数エディター画面より定数を記述する
宣言的知識を、外部関数エディター画面よりルールで使
用する外部関数の定義を、入力・編集する。不確実な知
識(ファジー,確信度データ)としては、ファジーエデ
ィター画面より、不確実な事実,ワークデータ等を記述
する宣言的知識を入力・編集する。動的知識としては、
ルールエディター画面より静的知識を操作する方法に関
する規則(ルール)を入力・編集する。
【0006】本発明では、前述の表形式のエディター画
面を利用することによりエキスパートシステムを構築す
る方法において、静的知識が含まれている動的知識を入
力編集する際、入力・編集中の動的知識の名称と、その
動的知識で使われる静的知識の名称との間に相関関係の
あること、動的知識で利用される静的知識はある程度限
られることを考慮して、(A)体系化された静的知識ご
とに入力候補を作成し、(B)上記入力候補名称と動的
知識名称との類似度を各々計算し、類似度が高い順に表
示し、(C)エキスパートシステム構築者に選択入力さ
せる。
【0007】
【作用】これによれば、(1)体系化された静的知識ご
とにその入力候補を作成することにより、入力候補が限
定される,(2)上記入力候補名称と動的知識名称との
類似度が高い順に静的知識を表示するので、エキスパー
トシステム構築者は、短時間で、入力候補を発見でき
る,(3)エキスパートシステム構築者に選択入力させ
ることにより、静的知識の再利用が可能となる。
【0008】これにより、動的知識を表形式のエディタ
ー画面に入力する際に、事前に入力された静的知識が再
利用可能となるばかりでなく、選択候補に重み付けをす
ることで、関連性の高い候補を最初の方に表示できるた
め、スクロールの可能性を低減できる。また、エキスパ
ートシステムの構築が容易かつ高速になり、生産性が向
上する。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。この
実施例は、高炉の炉況の状態判定をエキスパ−トシステ
ムにより決定するというものである。この実施例が対象
とするエキスパ−トシステムの高速動的知識入力編集・
表現方法について説明する。 なお、エキスパ−トシス
テムを構築する場合の推論(ファクト,定数,外部関
数,メタルール)は従来技術に基づいているので、特開
平04−190425号公報と同様である。
【0010】図1に、作業手順を示す。まず対象とする
問題毎に知識名,バージョン等の知識ベース登録1−1
を行う。次に静的知識(ファクト,フレーム,定数,外
部関数定義)の入力編集1−2を行う。これらは、動的
知識(もし〜ならば〜どうするという形式のルール)で
使用される。次に動的知識の構造,推論方法を決める推
論制御知識(メタルール)の入力編集1−3を行う。次
に動的知識名称の入力編集1−4を行う。さらに類似度
計算1−5を行う。最後に動的知識(ルール)の入力編
集1−6を行い、エキスパ−トシステムを構築する。な
お、動的知識で用いない上記静的知識は定義する必要は
ない。
【0011】次に各段階に於ける知識の詳細な入力,編
集方法について説明する。計算機のエキスパートシステ
ム構築用ソフトウェアを起動すると、図5に示される全
体システム管理画面がCRT上に表示される。それに示
された項目を指定すると、図6,図7および図8に示す
ような細目画面が表示される。すなわち、図7に示す全
体システム管理画面で項目を指定することにより、以降
説明する知識ベースの登録(図中の「知識ベース編
集」)及び知識の入力,編集(図中の「エディター」)
を選択,起動するとともに、AI言語への変換ソフトウ
ェアの起動,構築したエキスパートシステムの検証,テ
スト機能などを選択し起動する事が出来る。以下では、
図1に沿って処理する。
【0012】知識ベース登録(図1の1-1):全体シス
テム管理画面(図5の知識ベース編集)を選択すると知
識ベース編集画面(図9)が表示される;本画面の“知
識ベース登録”を選択し、知識ベース名(本件の例では
“test1”)、バージョンNo.(知識の新旧を数字で
表現したもの。本例では1.0)、及びグローバル群番号
(プロセスコンピュータとオンラインで推論結果等を受
渡しするためのファイル群に番号を割付けたものでデバ
ッグ用とプロコン実機用の2つを本実施例では指定可
能)を入力し登録する。登録後、終了を選択し、本画面
を終了させる。
【0013】静的知識の入力,編集(図1の1-2):静
的知識の表現方法として、(1)ファクト,(2)フレーム
(3)定数,および、(4)外部関数定義、の4種類を使用す
る;これらの知識は、後述する動的知識(ルール)で参
照又は、書換えられる知識の名称及びその初期値等を定
義するものである。
【0014】(1) ファクト 推論で使用する様々な知識の事象を「〜の 〜が 〜であ
る」という形式で表現したものでファクトエディター画
面図10より入力する;ファクトとして定義されたファ
クト名,フィールド名,値等は、後述するルール内の条
件部「もし 〜の 〜が 〜であれば」で参照され、ルー
ル実行部「〜の 〜を 〜する」で書換えられて(更新,
削除,生成)ルールの実行を制御するデータとして使用
される;図10はその入力例であり、周辺合計等の諸元
を定義している。周辺合計の最新値を1,回数を0とす
る等、ファクトの名称及び初期値を設定している。
【0015】(2) フレーム 推論で使用する様々な知識の事象を「〜の 〜が 〜であ
る」という形式で表現したもので、図11に示すフレー
ムエディター画面より入力する。フレームとして定義さ
れたフレーム名,スロット名,値等は、後述するルール
内の条件部「もし 〜の 〜が 〜であれば」で参照さ
れ、ルール実行部「〜の 〜を 〜する」で書換えられて
(更新,削除,生成)ルールの実行を制御するデータと
して使用される。ファクトとフレームの違いは、ファク
トはデータの継承を伴う階層構造を記述することができ
る点である;図11はその入力例であり、溶銑温度等の
諸元を定義している。溶銑温度の前々TAP1本目を15
35.0,前TAP1本目を1534.0とする等、フレームの名
称及び初期値を設定している。
【0016】(3) 定数 知識の中で事象の基準値など定まった値を定数名として
定義し、ファクト,フレ−ム,ルール等他の知識で定数
名で引用できる。図12に示す定数エディターより入力
する;本エディターで定数を定義することで管理の一元
性を保つ事ができ、また、本画面で値を変更するだけで
ファクト,ルール等で引用している値が一括して変更さ
れるため開発効率も向上する。図12はその入力例であ
り、 “基準値1”は、実数型で0.5 “基準値2”は、実数型で0.8 などを定義している。尚、他画面で本値を引用する場合
は、“!基準値1”の様に先頭に“!”を付加し、定数名
で引用する。
【0017】(4) 外部関数定義 動的知識(ルール)の実行部において、ユーザーが作成
したサブルーチンをコールしたい場合に、そのサブルー
チンの属性を、図13に示す外部関数定義エディター画
面により定義する;図13は、その入力例であり、“M
AX”はC言語で作成され、入力に整数の引数が2ヶあ
ること、出力に整数の引数が1ケあることを定義してい
る。“MAXR”はC言語で作成され入力に実数の引数
が2ヶあり、出力に実数の引数が1ケあることを示す。
“MIN”はC言語で作成され入力に整数の引数2ヶと
実数の引数が1ヶを結果として返す事を定義している。
“MAX”,“MAXR”及び“MIN”は、ルール実
行部にて、外部サブルーチンとして、コールされる。
【0018】推論制御知識入力,編集(以下、メタルー
ル)(図1の1-3):メタルールとは、後述する動的知識
(ルール)をいくつかの知識群にまとめ、あるいは分け
て、その知識群の単位で推論の実行順序を制御するため
のものである。知識群の実行制御の方法として、図15
および図16に示すルールエディター画面にて、あらか
じめ決めておく方法と、ルール内で実行中に知識群を切
り替える方法があり、両者の併用も可能である。
【0019】図14にメタルールエデイター画面を示
す。入力項目は、知識群の実行順序指定、(本実施例で
は、行の上から下へ実行する)、知識群の名称,及び競
合解消法を指定する;知識群の切り替えタイミングは、
推論実行中当該知識群の中で成立するルールがない時、
または後述するルール内で他の知識群がコールされた
(開始操作)場合である;図14はその入力例であり本
知識ベース“test1”は9つの知識群より構成され
る。
【0020】動的知識名称の入力(図1の1-4):動的
知識を入力するために動的知識名および優先度を入力す
る;図15および図16(特に図16)は、その入力例
であり、知識群名は、“炉熱一次判定”、ルール名は
“炉内溶銑温度”、優先度は0となっている。
【0021】類似度の計算(図1の1-5):動的知識名
と入力候補名の文字列から類似度を計算する。その内容
を図2に示す;まず、動的知識名と入力候補名を読み
込む。その後、動的知識名と入力候補名の文字列を先
頭から比較し、部分類似度を計算する。部分類似度の計
算が終わると、動的知識名と入力候補名のうち、文字
列の長さの短い方の先頭の一文字を削除する。再びに
もどり、部分類似度を計算する。文字列の長さの短い方
が完全に削除されたら、部分類似度を合計し、入力候
補の類似度とする(図2);例えば図3の場合、4番目
と7番目の文字が一致しているとする。この場合の個別
の類似度はそれぞれ1になり、それを足し合わせて部分
類似度は2となる。また、図4の場合、4,5および6
番目の文字が連続して一致しているとする。この場合、
文字列のポイントはそれぞれ1,2,3となり、それを
足し合わせて個別の類似度は6となる。また、部分類似
度も6となる;部分類似度を各々足し合わせて全体の類
似度(以下類似度)とする。例えば、「test1」の
エキスパートシステムでは、フレームとして、「炉頂温
度」,「溶銑温度」,「炉況ランク判定」,「経過時
間」等が既に入力されている(図19)。また、図16
(図15の続き)で編集されている動的知識名称は「炉
内温度判定」である。既に入力された静的知識のうち前
記の4つのフレームについて例示する。動的知識の名称
と各フレーム類似度を計算すると、 〔1〕「炉頂温度」の場合は、 「炉内温度判定」と「炉頂温度」を順列として比較す
ると、「炉」がマッチすることから個別の類似度=1、
「温度」がマッチすることから個別の類似度1+2=
3、したがって部分類似度(合計)=4 「内温度判定」(1文字削除、以下同様)と「炉頂温
度」を順列として比較すると、マッチするものがないた
め部分類似度=0 「温度判定」と「炉頂温度」を順列として比較する
と、マッチするものがないため部分類似度=0 「度判定」と「炉頂温度」を順列として比較すると、
マッチするものがないため部分類似度=0 「判定」と「炉頂温度」を順列として比較すると、マ
ッチするものがないため部分類似度=0 「定」と「炉頂温度」を順列として比較すると、マッ
チするものがないため部分類似度=0 以上より類似度=4 となる。
【0022】〔2〕「溶銑温度」の場合は、 「炉内温度判定」と「炉頂温度」を順列として比較す
ると、「温度」がマッチすることから個別の類似度1+
2=3、したがって部分類似度(合計)=3 「内温度判定」と「炉頂温度」を順列として比較する
と、マッチするものがないため部分類似度=0 「温度判定」と「炉頂温度」を順列として比較する
と、マッチするものがないため部分類似度=0 「度判定」と「炉頂温度」を順列として比較すると、
マッチするものがないため部分類似度=0 「判定」と「炉頂温度」を順列として比較すると、マ
ッチするものがないため部分類似度=0 「定」と「炉頂温度」を順列として比較すると、マッ
チするものがないため部分類似度=0 以上より類似度=3 となる。
【0023】〔3〕「炉況ランク判定」の場合は、 「炉内温度判定」と「炉況ランク判定」を順列として
比較すると、「炉」がマッチすることから個別の類似度
=1、したがって部分類似度(合計)=1 「炉内温度判定」と「況ランク判定」を順列として比
較すると、「判定」がマッチすることから個別の類似度
1+2=3、したがって部分類似度(合計)=3 「炉内温度判定」と「ランク判定」を順列として比較
すると、マッチするものがないため部分類似度=0 「炉内温度判定」と「ンク判定」を順列として比較す
ると、マッチするものがないため部分類似度=0 「炉内温度判定」と「ク判定」を順列として比較する
と、マッチするものがないため部分類似度=0 「炉内温度判定」と「判定」を順列として比較する
と、マッチするものがないため部分類似度=0 「炉内温度判定」と「定」を順列として比較すると、
マッチするものがないため部分類似度=0 以上より類似度=4 となる。
【0024】〔4〕「経過時間」の場合は、 「炉内温度判定」と「経過時間」を順列として比較す
ると、マッチするものがないため部分類似度=0 「内温度判定」と「経過時間」を順列として比較する
と、マッチするものがないため部分類似度=0 「温度判定」と「経過時間」を順列として比較する
と、マッチするものがないため部分類似度=0 「度判定」と「経過時間」を順列として比較すると、
マッチするものがないため部分類似度=0 「判定」と「経過時間」を順列として比較すると、マ
ッチするものがないため部分類似度=0 「定」と「経過時間」を順列として比較すると、マッ
チするものがないため部分類似度=0 以上より類似度=0 となる。
【0025】動的知識入力編集(図1の1-6):既述し
た静的知識が推論の初期値などを定義するのに対し、動
的知識は推論の本体となる知識である。その形式は条件
部「もし 〜の 〜が 〜であれば」、実行部「〜の 〜を
どうする」という形式で表現する。図15(第1半分)
および図16(第2半分)に示すルールエディター画面
より入力する; 動的知識の入力方法:ルールエディター画面でルールの
内容を定義する。ルールとは、条件部「もし〜であれ
ば」,実行部「〜をどうする」より構成される。条件部
又は、実行部がないルールの記述は不可である。その詳
細を以下に示す; 条件部:実行部を実行するのに必要なファクトの制約条
件ないし、判定条件を記述する;本条件部が成立した場
合に実行部を実行する。以下その記述要領について説明
する; フレーム名(ファクト名) 判定するファクトを記述する。第2行目以降は同一フレ
ームの場合は本項目は、空白でも良い; スロット名(フィールド)名 上記に対応するフィールドを記述する; インデックス またファクトで配列要素を引用する場合は“インデック
ス”欄にその要素番号を指定する; 値 判定すべく値を次の形式で記述する。整数,実数,文字
列,定数名(先頭に‘!’を付加) 変数(先頭に‘?’を付加)及びシステムのデフォルト
値(記号Nulli等)を記述可;変数の場合はある値
をその変数に束縛する(あてはめる)事を意味する;ま
た計算式の左辺にその変数を引用出来、その場合は、そ
の計算結果をその変数に束縛する事を意味する; 演算子 以上”,“以下”,“より大”,“未満”を指定でき
る;入力がない場合は等しいという意味である; 接続詞 各行間の接続関係を指定する;“であり”,“であ
る”,“とし”,“とする”、“でなく”,“でな
い”,“かつ”,“または”,“が存在しない”のうち
どれか1つを1行毎に指定する。“でなく”,“でな
い”は否定の意を表し、“かつ”,“または”は条件間
の接続関係を表す。“が存在しない”は条件に記述した
ファクトが一つも存在しない場合にルールが成立する事
を意味する。
【0026】計算式 条件部及び実行部にて使用している変数に対して、その
変数を制約する計算式を使う事ができる;変数名=式と
いうフォームで構成し、右辺は四則演算+,−,*,/
及びカッコ( )記号を用いて通常の数式表現で記述す
る;また右辺には、定数名(先頭に‘!’を付加)及び
ライブラリー関数も使用する事が出来る;図15,図1
6は入力例である。
【0027】実行部:条件部が成立した場合に実行する
内容を記述する。記述要領は、条件部とほぼ同様である
が、操作欄で“更新”,“削除”,“生成”,“コー
ル”,“表示”,“開始”を選択指定することで、下記
機能を実行出来る; 1)ファクトのデータ操作 2)システムであらかじめ準備している標準サブルーチ
ンの“コール” 3)ユーザーが作成したサブルーチン(外部サブルーチ
ン)の“コール” 4)ファクトデータ等のコンソールへの“表示” 5)他,知識群への実行権の切換え“開始” 以下機能別にその記述要領及び作用について説明する。
【0028】1)ファクトのデータ操作 操作欄が“更新”の場合、対象とするファクト名及びフ
ィールド名(配列要素の場合インデックスを指定)及び
更新する値を指定する。尚、変数を使用する場合は、条
件部又は計算式等で束縛されている必要がある; “生成”の場合、ファクト名(配列要素の場合インデッ
クスを指定)及び値を指定する。実行すると新しいファ
クトデータを生成する; “削除”の場合、ファクト名を指定する;ルールが実行
すると、指定されたファクトデータそのものを消去する
(関連するスロットデータ全てを消去する)。図15に
その例を記述している。
【0029】2)標準サブルーチンのコール処理 操作欄が“コール”の場合、本システム内で標準で準備
しているサブルーチンで本実施例では以下を準備してい
る。尚、記述要領はファクトの項に“%標準”、フィー
ルドの項に下記サブルーチン名,値の項に引数,操作欄
に“コール”と指定する; 3)ユーザー作成の外部サブルーチンのコール処理 操作欄が“コール”の場合、ユーザーが作成したFOR
TRAN及びC言語のサブルーチンをコールする事が出
来る。記述要領は、ファクトの項に“%外部”,フィー
ルドの項にサブルーチン名、値の項に引数、操作欄に
“コール”と指定する。あらかじめ外部関数エディター
にて引数の属性等を定義しておく必要がある。引数は、
整数,実数,文字列,定数名,変数が使用出来、複数あ
る場合は‘,’で区切って記述する。尚、引数属性が
“出力”(サブルーチン→ルール)の場合は、引数は変
数を指定しその値をルール実行部内で使用出来る。
【0030】4)ファクトデータ等のコンソール表示 操作欄が“表示”の場合、ファクトの値をCRTのコン
ソールウィンドウ上に表示する事が出来る。記述要領
は、ファクトの項にファクトをフィールドの項にフィー
ルド名を指定する。操作欄は“表示”を指定する。尚、
値欄は不用である。
【0031】5)他知識群への実行権の切換え 操作欄が“開始”の場合、通常メタルールで定義した順
で知識群が実行されるがルール実行部で指定する知識群
を実行する事が出来る。尚、指定した知識群を実行した
あとは、他のルールで変更されない限りメタルールで定
義している当該知識群以降の知識群が順を追って実行さ
れる。記述要領は、ファクトの項に起動する知識群名を
指定し、操作欄に“開始”と指定する。
【0032】このように構成されるルールの条件部およ
び実行部における、例えば、フレームの入力において、
図15,図16のルールエディタ画面で入力を選択し、
フレーム欄をピックすると、図17のフレーム入力画面
が表示される。ここで、フレーム(ファクト)ボタンを
選択すると、図18の選択画面が表示され、プルダウン
すると、図19のフレーム選択画面が表示される。この
とき、フレームは、動的知識の名称と関連性の高いすな
わち前述のように計算された類似度の高い順序から表示
され、エキスパートシステム構築者に選択入力させるこ
とが可能となる。
【0033】前述の例ではそれぞれの類似度が「炉況温
度=4」,「溶銑温度=3」,「炉熱ランク判定=
4」,「経過時間=0」と表示され、フレームの表示さ
れる順序は、「炉況温度」,「炉熱ランク判定」,「溶
銑温度」,、「経過時間」の順となる。これは簡略化し
た一例に過ぎず、実際に静的知識数,動的知識数が増加
すると不必要な静的知識が表示されず、動的知識に関連
の深いものから先に表示されるため、スクロールの必要
が少なくなる。ファクト,ファジー,確信度データにつ
いても同様である。
【0034】以上、本発明の一実施例の、エキスパート
システムの高速知識の入力および編集方法について説明
したが、入力・編集された知識のプロセス生成,推論実
行,知識の検証,オンライン用プロセス生成機能など
も、計算機のうえで既にシステム化を完了している。
【0035】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によればエキス
パートシステムを構築し、また保守するうえで、 1)高度なエキスパートシステムに関するAI言語等の
専門知識を要さず、効率的にかつ容易にエキスパートシ
ステムを構築でき、そのソフトウェア生産性,保守性が
大幅に向上する; 2)静的知識と動的知識間の不整合を防ぐことができ、
エラーを軽減することにより、生産性が向上する; という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の、知識の入力・編集手順
を示すフローチヤートである。
【図2】 図1に示す「類似度計算」1−5の内容を示
すフローチヤートである。
【図3】 本発明における部分類似度の算出における、
知識名間の文字配列の対応関係の一例を示す平面図であ
る。
【図4】 本発明における部分類似度の算出における、
知識名間の文字配列の対応関係の一例を示す平面図であ
る。
【図5】 エキスパートシステム開発用計算機における
CRTに表示する、エキスパートシステムへの知識の入
力・編集のための全体表示画面を示す平面図である。
【図6】 図5に示す項目「エディタ」を指定したとき
の表示画面を示す平面図である。
【図7】 図5に示す項目「知識ベ−ス名」を指定した
ときの表示画面を示す平面図である。
【図8】 図5に示す項目「ユーティリティ」を指定し
たときの表示画面を示す平面図である。
【図9】 図5に示す項目「知識ベ−ス編集」を指定し
たときの表示画面を示す平面図である。
【図10】 図6に示す項目「ファクト」を指定したと
きの表示画面を示す平面図であり、知識入力・編集にお
けるファクトエディタ画面の入力具体例を示す。
【図11】 図6に示す項目「定数」を指定したときの
表示画面を示す平面図であり、知識入力・編集における
定数エディタ画面の入力具体例を示す。
【図12】 図6に示す項目「フレーム」を指定したと
きの表示画面を示す平面図であり、知識入力・編集にお
けるフレームエディタ画面の入力具体例を示す。
【図13】 図6に示す項目「外部関数」を指定したと
きの表示画面を示す平面図であり、知識入力・編集にお
ける外部関数エディター画面の入力具体例を示す。
【図14】 図6に示す項目「メタルール」を指定した
ときの表示画面を示す平面図であり、知識入力・編集に
おけるメタルールエディター画面の入力具体例を示す。
【図15】 図6に示す項目「ルール」を指定し、更に
それにとって表示されたルールリストより指定すること
により表示される画面の左半分を示す平面図であり、知
識入力・編集におけるルールエディター画面の入力具体
例を示す。
【図16】 図6に示す項目「ルール」を指定し、更に
それにとって表示されたルールリストより指定すること
により表示される画面の右半分を示す平面図であり、知
識入力・編集におけるルールエディター画面の入力具体
例を示す。
【図17】 図15に示す項目「ファクト名,フレーム
名」を指定することにより表示される画面を示す平面図
である。
【図18】 図17に示す項目「ファクト,フレーム」
を指定することにより表示される画面を示す平面図であ
る。
【図19】 図18に示す項目「フレーム」を指定する
ことにより表示される画面を示す平面図であり、本発明
により、フレームの順序を関連性の高いものから表示し
ている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 田 稔 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 大 谷 功 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エキスパートシステムの知識表現方法
    を、推論制御知識,動的知識,静的知識および不確実な
    知識に体系化し、汎用的な表形式のエディター画面を利
    用することによりエキスパートシステムを構築する方法
    において、静的知識が含まれている動的知識を入力編集
    する際、(A)体系化された静的知識ごとに入力候補を
    作成し、(B)上記入力候補名称と動的知識名称との類
    似度を各々計算し、類似度が高い順に表示し、(C)エ
    キスパートシステム構築者に選択入力させる、ことを特
    徴とする、エキスパートシステムにおける動的知識を入
    力・編集する方法。
JP6059244A 1994-03-29 1994-03-29 エキスパートシステムにおける動的知識を入力・編集する方法 Withdrawn JPH07271602A (ja)

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