JPH07272942A - ノイズフィルタ - Google Patents
ノイズフィルタInfo
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- JPH07272942A JPH07272942A JP8782894A JP8782894A JPH07272942A JP H07272942 A JPH07272942 A JP H07272942A JP 8782894 A JP8782894 A JP 8782894A JP 8782894 A JP8782894 A JP 8782894A JP H07272942 A JPH07272942 A JP H07272942A
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- case
- noise filter
- electronic component
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 低コストの合成樹脂製ケースを主体として用
いながら、接地導線をケース外に延ばすことなく、外部
端子を接地できるノイズフィルタを実現する。 【構成】 合成樹脂製の箱型ケース12と、ケース12内に
収納された複数の電子部品と、ケース開口68を閉塞する
放熱板16及び端子部18から成る蓋部材14と、基端部がケ
ース12内に配された第1〜第5のファストン端子36〜44
とを有して成り、第4のファストン端子42の基端部を、
端子部18の基板28を貫通させて基板裏面の導電片48に接
続し、かつ基板裏面と導電性の放熱板16とを密着させ
た。
いながら、接地導線をケース外に延ばすことなく、外部
端子を接地できるノイズフィルタを実現する。 【構成】 合成樹脂製の箱型ケース12と、ケース12内に
収納された複数の電子部品と、ケース開口68を閉塞する
放熱板16及び端子部18から成る蓋部材14と、基端部がケ
ース12内に配された第1〜第5のファストン端子36〜44
とを有して成り、第4のファストン端子42の基端部を、
端子部18の基板28を貫通させて基板裏面の導電片48に接
続し、かつ基板裏面と導電性の放熱板16とを密着させ
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はノイズフィルタに係
り、特に、合成樹脂製ケース内にコイルやコンデンサ、
抵抗器等の電子部品を配設させて成るノイズフィルタに
関する。
り、特に、合成樹脂製ケース内にコイルやコンデンサ、
抵抗器等の電子部品を配設させて成るノイズフィルタに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電源ライン或いは通信ラインなど
の外部ラインを経由して電子機器内に侵入する各種のノ
イズによって、電子機器が誤動作することを防止するた
め、種々のノイズフィルタが案出されている。図16はそ
の一例を示すものであり、このノイズフィルタ90は、一
端が開口した箱型の合成樹脂製ケース91内に、フィルタ
回路を構成する各種電子部品を配設すると共に、該ケー
ス91の両側面から複数の外部端子92を導出させ、ケース
91内に樹脂93を充填させてケース開口94を閉塞して成
る。
の外部ラインを経由して電子機器内に侵入する各種のノ
イズによって、電子機器が誤動作することを防止するた
め、種々のノイズフィルタが案出されている。図16はそ
の一例を示すものであり、このノイズフィルタ90は、一
端が開口した箱型の合成樹脂製ケース91内に、フィルタ
回路を構成する各種電子部品を配設すると共に、該ケー
ス91の両側面から複数の外部端子92を導出させ、ケース
91内に樹脂93を充填させてケース開口94を閉塞して成
る。
【0003】上記電子部品としては、例えば図17に示す
ように、1個のコモンモードチョークコイル34、2個の
Xコンデンサ(第1のXコンデンサC1、第2のXコン
デンサC2)、2個のYコンデンサ(第1のYコンデン
サC3、第2のYコンデンサC4)、及び1個の抵抗器R
が該当する。上記コモンモードチョークコイル34は、ト
ロイダル形のコア34aに導線をバイファイラ巻して形成
され、第1のコイルL1及び第2のコイルL2を有してい
る。
ように、1個のコモンモードチョークコイル34、2個の
Xコンデンサ(第1のXコンデンサC1、第2のXコン
デンサC2)、2個のYコンデンサ(第1のYコンデン
サC3、第2のYコンデンサC4)、及び1個の抵抗器R
が該当する。上記コモンモードチョークコイル34は、ト
ロイダル形のコア34aに導線をバイファイラ巻して形成
され、第1のコイルL1及び第2のコイルL2を有してい
る。
【0004】これらの電子部品は、ケース91の底面95に
載置され、各電子部品間及び電子部品と外部端子92間に
おいて所定の配線処理がなされた後、樹脂注入により、
各電子部品の固定及びケース開口94の閉塞が実現され、
以ってノイズフィルタ90が完成する。このノイズフィル
タ90は、設置面(被保護電子機器のシャーシ等)にケー
ス開口94側を密着させ、取付用片部96の透孔96aをネジ
止め等することで設置される。
載置され、各電子部品間及び電子部品と外部端子92間に
おいて所定の配線処理がなされた後、樹脂注入により、
各電子部品の固定及びケース開口94の閉塞が実現され、
以ってノイズフィルタ90が完成する。このノイズフィル
タ90は、設置面(被保護電子機器のシャーシ等)にケー
ス開口94側を密着させ、取付用片部96の透孔96aをネジ
止め等することで設置される。
【0005】上記第1のコイルL1は、第1の外部端子9
2aと第3の外部端子92c間に接続されると共に、第2
のコイルL2は、第2の外部端子92bと第5の外部端子9
2e間に接続される。また、抵抗器Rと第1のXコンデ
ンサC1は、それぞれ第1の外部端子92aと第2の外部
端子92b間に接続される。また、第2のXコンデンサC
2は、第3の外部端子92cと第5の外部端子92e間に接
続される。さらに、第1のYコンデンサC3は第3の外
部端子92cと第4の外部端子92d間に、第2のYコンデ
ンサC4は第4の外部端子92dと第5の外部端子92e間
にそれぞれ接続される。第4の外部端子92dは、図18に
示すように、接地導線97及びビス98を介して設置面99に
接地されている。この結果、図6に示した回路と同様の
構成を備えたフィルタ回路が形成される。なお、上記抵
抗器Rは、第1のコンデンサC1にチャージされた電流
を放電させるために挿入されている。
2aと第3の外部端子92c間に接続されると共に、第2
のコイルL2は、第2の外部端子92bと第5の外部端子9
2e間に接続される。また、抵抗器Rと第1のXコンデ
ンサC1は、それぞれ第1の外部端子92aと第2の外部
端子92b間に接続される。また、第2のXコンデンサC
2は、第3の外部端子92cと第5の外部端子92e間に接
続される。さらに、第1のYコンデンサC3は第3の外
部端子92cと第4の外部端子92d間に、第2のYコンデ
ンサC4は第4の外部端子92dと第5の外部端子92e間
にそれぞれ接続される。第4の外部端子92dは、図18に
示すように、接地導線97及びビス98を介して設置面99に
接地されている。この結果、図6に示した回路と同様の
構成を備えたフィルタ回路が形成される。なお、上記抵
抗器Rは、第1のコンデンサC1にチャージされた電流
を放電させるために挿入されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記ノイズフィルタ90
は、ケース91を合成樹脂によって形成すると共に、ケー
ス開口94を樹脂93の充填によって閉塞しているため、そ
の製造コストを低減できる利点を有している。しかしな
がら、その反面で、外部端子92を接地するには、上記の
ように接地導線97を第4の外部端子92dからケース91外
に延ばす必要が生じ、接地作業の煩雑化や体裁の悪化が
生じる。また、第4の外部端子92dに接続された電子部
品の終端と接地点までの距離が長いため(外部端子92の
長さ+接地導線97の長さ)、その分インダクタンスが増
加することとなる。したがって、上記のように、第4の
外部端子92dにYコンデンサ(第1のYコンデンサC3
及び第2のYコンデンサC4)を接続した場合には、高
周波域での減衰量が小さくなり、ノイズフィルタとして
の周波数特性が低下するという問題が生じる。
は、ケース91を合成樹脂によって形成すると共に、ケー
ス開口94を樹脂93の充填によって閉塞しているため、そ
の製造コストを低減できる利点を有している。しかしな
がら、その反面で、外部端子92を接地するには、上記の
ように接地導線97を第4の外部端子92dからケース91外
に延ばす必要が生じ、接地作業の煩雑化や体裁の悪化が
生じる。また、第4の外部端子92dに接続された電子部
品の終端と接地点までの距離が長いため(外部端子92の
長さ+接地導線97の長さ)、その分インダクタンスが増
加することとなる。したがって、上記のように、第4の
外部端子92dにYコンデンサ(第1のYコンデンサC3
及び第2のYコンデンサC4)を接続した場合には、高
周波域での減衰量が小さくなり、ノイズフィルタとして
の周波数特性が低下するという問題が生じる。
【0007】また、コモンモードチョークコイルコイル
34や抵抗器Rといった発熱性電子部品から発生した熱が
外部に放散され難く、内部に籠った熱によって他の電子
部品を劣化させたり、甚だしい場合には発煙・発火の危
険が生じるという問題があった。さらに、ケース底面95
に電子部品を載置し、電子部品相互間及び電子部品と外
部端子92間の配線作業を行う際に、ケース91の側壁が邪
魔になり、作業効率が上がらないという問題があった。
34や抵抗器Rといった発熱性電子部品から発生した熱が
外部に放散され難く、内部に籠った熱によって他の電子
部品を劣化させたり、甚だしい場合には発煙・発火の危
険が生じるという問題があった。さらに、ケース底面95
に電子部品を載置し、電子部品相互間及び電子部品と外
部端子92間の配線作業を行う際に、ケース91の側壁が邪
魔になり、作業効率が上がらないという問題があった。
【0008】この発明は、上記従来の問題を解決せんと
するものであり、低コストの合成樹脂製ケースを主体と
して用いながら、接地導線をケース外に延ばすことな
く、外部端子を接地できるノイズフィルタを実現するこ
とを目的とする。また、このようなノイズフィルタであ
って、なおかつケース内に配置した電子部品が発する熱
を有効にケース外に放散させることが可能なノイズフィ
ルタを実現することを目的とする。或いは、ケース内に
収納される電子部品相互間の配線作業を容易に行うこと
が可能なノイズフィルタを実現することを目的とする。
するものであり、低コストの合成樹脂製ケースを主体と
して用いながら、接地導線をケース外に延ばすことな
く、外部端子を接地できるノイズフィルタを実現するこ
とを目的とする。また、このようなノイズフィルタであ
って、なおかつケース内に配置した電子部品が発する熱
を有効にケース外に放散させることが可能なノイズフィ
ルタを実現することを目的とする。或いは、ケース内に
収納される電子部品相互間の配線作業を容易に行うこと
が可能なノイズフィルタを実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係るノイズフィルタは、少なくとも一端
が開口した合成樹脂製の箱型ケースと、該ケース内に収
納された複数の電子部品と、上記ケース開口を閉塞する
蓋部材と、基端部が上記ケース内に配された複数の外部
端子とを有して成り、上記蓋部材は上記ケースの外側に
露出した導電部を備えると共に、該導電部と、少なくと
も一つの外部端子の基端部とを、上記ケース内において
電気的に接続したことを特徴とする。
に、この発明に係るノイズフィルタは、少なくとも一端
が開口した合成樹脂製の箱型ケースと、該ケース内に収
納された複数の電子部品と、上記ケース開口を閉塞する
蓋部材と、基端部が上記ケース内に配された複数の外部
端子とを有して成り、上記蓋部材は上記ケースの外側に
露出した導電部を備えると共に、該導電部と、少なくと
も一つの外部端子の基端部とを、上記ケース内において
電気的に接続したことを特徴とする。
【0010】上記電子部品を、上記蓋部材の内面側に配
置して結線することが望ましい。また、上記蓋部材が、
導電性の放熱板と、該放熱板の表面を覆う絶縁体より成
り、該絶縁体の表面に上記電子部品が配置されるよう構
成してもよい。また、少なくとも一つの外部端子の基端
部が、上記絶縁体を貫通して上記放熱板に接続されるよ
う構成してもよい。また、上記蓋部材に複数の外部端子
を配設すると共に、該外部端子の基端部と上記電子部品
とを、蓋部材の内面側において結線するよう構成しても
よい。
置して結線することが望ましい。また、上記蓋部材が、
導電性の放熱板と、該放熱板の表面を覆う絶縁体より成
り、該絶縁体の表面に上記電子部品が配置されるよう構
成してもよい。また、少なくとも一つの外部端子の基端
部が、上記絶縁体を貫通して上記放熱板に接続されるよ
う構成してもよい。また、上記蓋部材に複数の外部端子
を配設すると共に、該外部端子の基端部と上記電子部品
とを、蓋部材の内面側において結線するよう構成しても
よい。
【0011】上記ケース内に、上記電子部品を該ケース
内の所定位置に固定する固定材を充填するよう構成する
のが望ましい。或いは、上記ケース内に電子部品収納部
を形成すると共に、上記電子部品を該電子部品収納部内
に固定する固定手段を設けるよう構成してもよい。該固
定手段としては、例えば、電子部品収納部側及び電子部
品側に設けられた係合部や、上記電子部品収納部と電子
部品との間に充填される固定材が該当する。上記固定材
は、高熱伝導性物質によって構成することが望ましい。
内の所定位置に固定する固定材を充填するよう構成する
のが望ましい。或いは、上記ケース内に電子部品収納部
を形成すると共に、上記電子部品を該電子部品収納部内
に固定する固定手段を設けるよう構成してもよい。該固
定手段としては、例えば、電子部品収納部側及び電子部
品側に設けられた係合部や、上記電子部品収納部と電子
部品との間に充填される固定材が該当する。上記固定材
は、高熱伝導性物質によって構成することが望ましい。
【0012】
【作用】上記のように、ケースの外側に露出した蓋部材
の導電部と、外部端子の基端部とを、ケース内において
電気的に接続しているため、該導電部が設置面(被保護
電子機器のシャーシ等)に接するようノイズフィルタを
配置するだけで、当該外部端子を接地でき、外部端子か
らケース外に接地導線を延ばす必要がない。したがっ
て、外部端子の接地作業が簡素化されると共に、良好な
体裁を実現できる。また、当該外部端子に接続された電
子部品は、最短距離で筐体接地されることとなる。
の導電部と、外部端子の基端部とを、ケース内において
電気的に接続しているため、該導電部が設置面(被保護
電子機器のシャーシ等)に接するようノイズフィルタを
配置するだけで、当該外部端子を接地でき、外部端子か
らケース外に接地導線を延ばす必要がない。したがっ
て、外部端子の接地作業が簡素化されると共に、良好な
体裁を実現できる。また、当該外部端子に接続された電
子部品は、最短距離で筐体接地されることとなる。
【0013】電子部品を蓋部材の内面側に配置するよう
構成すれば、ケース開口を閉塞する前に、各電子部品間
の配線を予め蓋部材上で済ませておくことができる。す
なわち、ケース底面に載置した電子部品間の配線を行う
必要がなく、したがってケースの側壁等が邪魔をして配
線作業の効率が低下することがない。外部端子をも蓋部
材側に配設し、該蓋部材上で外部端子と電子部品間の配
線を済ませておけば、さらに作業効率が向上する。
構成すれば、ケース開口を閉塞する前に、各電子部品間
の配線を予め蓋部材上で済ませておくことができる。す
なわち、ケース底面に載置した電子部品間の配線を行う
必要がなく、したがってケースの側壁等が邪魔をして配
線作業の効率が低下することがない。外部端子をも蓋部
材側に配設し、該蓋部材上で外部端子と電子部品間の配
線を済ませておけば、さらに作業効率が向上する。
【0014】上記蓋部材を、導電性の放熱板と、該放熱
板の表面を覆う絶縁体よりなるよう構成し、該絶縁体の
表面に電子部品を配置するようにすれば、コイルや抵抗
器等の発熱性電子部品から発生した熱を、放熱板を介し
て有効に外部に放散でき、他の電子部品の劣化や発煙・
発火を防止することができる。この場合、外部端子の基
端部を、上記絶縁体を貫通させて導電性の放熱板に接触
させることで、当該外部端子を最短距離で接地すること
ができる。
板の表面を覆う絶縁体よりなるよう構成し、該絶縁体の
表面に電子部品を配置するようにすれば、コイルや抵抗
器等の発熱性電子部品から発生した熱を、放熱板を介し
て有効に外部に放散でき、他の電子部品の劣化や発煙・
発火を防止することができる。この場合、外部端子の基
端部を、上記絶縁体を貫通させて導電性の放熱板に接触
させることで、当該外部端子を最短距離で接地すること
ができる。
【0015】上記ケース内に固定材を充填したり、或い
は上記ケース内に電子部品収納部を形成すると共に、電
子部品を該電子部品収納部内に固定する係合部材や固定
材等の固定手段を講ずることにより、電子部品をケース
内の所定位置に安定的に配置することができ、外部から
の振動によって位置がずれることを防止できる。これ
は、コイル等の重量が比較的大きい電子部品に対して特
に有効である。高熱伝導性物質によって上記固定材を構
成すれば、電子部品から発生した熱を、有効に伝導・拡
散させることができる。
は上記ケース内に電子部品収納部を形成すると共に、電
子部品を該電子部品収納部内に固定する係合部材や固定
材等の固定手段を講ずることにより、電子部品をケース
内の所定位置に安定的に配置することができ、外部から
の振動によって位置がずれることを防止できる。これ
は、コイル等の重量が比較的大きい電子部品に対して特
に有効である。高熱伝導性物質によって上記固定材を構
成すれば、電子部品から発生した熱を、有効に伝導・拡
散させることができる。
【0016】
【実施例】以下に本発明を、図示の実施例に基づいて説
明する。図1は、本発明に係るノイズフィルタの外観を
示すものであり、このノイズフィルタ10は、フィルタ回
路を構成する各種電子部品を収納する箱型ケース12と、
該ケース12の開口を閉塞する蓋部材14とに大別される。
明する。図1は、本発明に係るノイズフィルタの外観を
示すものであり、このノイズフィルタ10は、フィルタ回
路を構成する各種電子部品を収納する箱型ケース12と、
該ケース12の開口を閉塞する蓋部材14とに大別される。
【0017】上記蓋部材14は、図2に示すように、放熱
板16と、該放熱板16の表面に載置された端子部18とから
成る。放熱板16は、アルミニウムや鉄、真鍮、銅等の熱
伝導性の高い導電性の金属材料によって形成されてお
り、図3に示すように、長方形状の平板部20と、該平板
部20の両長辺から突出した一対の取付用端子22とを有し
ている。上記平板部20には、ネジ挿通用透孔24が4個形
成されている。また、上記取付用端子20には、それぞれ
1個のネジ挿通用透孔26が形成されている。
板16と、該放熱板16の表面に載置された端子部18とから
成る。放熱板16は、アルミニウムや鉄、真鍮、銅等の熱
伝導性の高い導電性の金属材料によって形成されてお
り、図3に示すように、長方形状の平板部20と、該平板
部20の両長辺から突出した一対の取付用端子22とを有し
ている。上記平板部20には、ネジ挿通用透孔24が4個形
成されている。また、上記取付用端子20には、それぞれ
1個のネジ挿通用透孔26が形成されている。
【0018】上記端子部18は、図2及び図4に示すよう
に、電子部品が配置される長方形状の基板28と、該基板
28の両短辺からから立ち上げられた第1の側板30及び第
2の側板32とを有して成る。この基板28と両側板30,32
は、合成樹脂等の絶縁材によって一体成形されている。
基板28の中央部にはコモンモードチョークコイル34が配
置されると共に、第1の側板30近傍には抵抗器R及び第
1のXコンデンサC1が、また、第2の側板32近傍には
第2のXコンデンサC2、第1のYコンデンサC3及び第
2のYコンデンサC4がそれぞれ配置されている。ま
た、第1の側板30には2個のファストン端子(第1のフ
ァストン端子36、第2のファストン端子38)が、第2の
側板32には3個のファストン端子(第3のファストン端
子40、第4のファストン端子42、第5のファストン端子
44)がそれぞれ配置固定されている。さらに、基板28に
は、上記放熱板16に形成された透孔24と対応する、4個
のネジ挿通用透孔46が形成されている。
に、電子部品が配置される長方形状の基板28と、該基板
28の両短辺からから立ち上げられた第1の側板30及び第
2の側板32とを有して成る。この基板28と両側板30,32
は、合成樹脂等の絶縁材によって一体成形されている。
基板28の中央部にはコモンモードチョークコイル34が配
置されると共に、第1の側板30近傍には抵抗器R及び第
1のXコンデンサC1が、また、第2の側板32近傍には
第2のXコンデンサC2、第1のYコンデンサC3及び第
2のYコンデンサC4がそれぞれ配置されている。ま
た、第1の側板30には2個のファストン端子(第1のフ
ァストン端子36、第2のファストン端子38)が、第2の
側板32には3個のファストン端子(第3のファストン端
子40、第4のファストン端子42、第5のファストン端子
44)がそれぞれ配置固定されている。さらに、基板28に
は、上記放熱板16に形成された透孔24と対応する、4個
のネジ挿通用透孔46が形成されている。
【0019】上記コモンモードチョークコイル34は、フ
ェライト等より成るトロイダルコア34aに導線をバイフ
ァイラ巻きして成り、第1のコイルL1は第1のファス
トン端子36及び第3のファストン端子40間に接続される
と共に、第2のコイルL2は第2のファストン端子38及
び第5のファストン端子44間に接続される。また、抵抗
器Rと第1のXコンデンサC1は、それぞれ第1のファ
ストン端子36及び第2のファストン端子38間に接続され
ると共に、第2のXコンデンサC2は、第3のファスト
ン端子40と第5のファストン端子44間に接続される。さ
らに、第1のYコンデンサC3は第3のファストン端子4
0と第4のファストン端子42間に、第2のYコンデンサ
C4は第4のファストン端子42と第5のファストン端子4
4間にそれぞれ接続される。
ェライト等より成るトロイダルコア34aに導線をバイフ
ァイラ巻きして成り、第1のコイルL1は第1のファス
トン端子36及び第3のファストン端子40間に接続される
と共に、第2のコイルL2は第2のファストン端子38及
び第5のファストン端子44間に接続される。また、抵抗
器Rと第1のXコンデンサC1は、それぞれ第1のファ
ストン端子36及び第2のファストン端子38間に接続され
ると共に、第2のXコンデンサC2は、第3のファスト
ン端子40と第5のファストン端子44間に接続される。さ
らに、第1のYコンデンサC3は第3のファストン端子4
0と第4のファストン端子42間に、第2のYコンデンサ
C4は第4のファストン端子42と第5のファストン端子4
4間にそれぞれ接続される。
【0020】第4のファストン端子42は、その基端部が
基板28を貫通し、図5に示すように、基板28裏面におい
て導電片48と接続している。この導電片48は、基板28の
ネジ挿通用透孔46に達しており、該ネジ挿通用透孔46に
対応する透孔48aを有している。しかして、上記放熱板
16の表面に、端子部18の基板28裏面を密着させること
で、第4のファストン端子42は導電性を備えた放熱板16
に電気的に接続されることとなる。なお、この導電片48
は、第4のファストン端子42と一体形成してもよい。
基板28を貫通し、図5に示すように、基板28裏面におい
て導電片48と接続している。この導電片48は、基板28の
ネジ挿通用透孔46に達しており、該ネジ挿通用透孔46に
対応する透孔48aを有している。しかして、上記放熱板
16の表面に、端子部18の基板28裏面を密着させること
で、第4のファストン端子42は導電性を備えた放熱板16
に電気的に接続されることとなる。なお、この導電片48
は、第4のファストン端子42と一体形成してもよい。
【0021】以上の結果、図6のフィルタ回路を備えた
蓋部材14が形成される。なお、上記した各電子部品間の
配線及び各電子部品と各ファストン端子間の配線作業
は、略平板状の基板28上で行われるため、作業スペース
を十分確保でき、良好な作業効率を実現できる。
蓋部材14が形成される。なお、上記した各電子部品間の
配線及び各電子部品と各ファストン端子間の配線作業
は、略平板状の基板28上で行われるため、作業スペース
を十分確保でき、良好な作業効率を実現できる。
【0022】上記ケース12は、合成樹脂に酸化金属を混
練した高熱伝導性物質によって形成され、図7に示すよ
うに、底板49の中央付近に円筒状のコイル収納部50が、
また底板49の四隅にはネジ受部52が形成されている。該
ネジ受部52の開口内部には、ネジ山が形成されている。
上記底板49の4辺からは、それぞれ側壁部が立ち上がっ
ており、第1の側壁部54及びこれと対向する第2の側壁
部56には、上記端子部18の第1の側板30及び第2の側板
32の形状に対応した切欠部54a,56aがそれぞれ形成さ
れている。また、第3の側壁部58及びこれと対向する第
4の側壁部60には、上記放熱板16の取付用端子22に対応
した切欠部58a,60aがそれぞれ形成されている。な
お、第3の側壁部58及び第4の側壁部60は、第1の側壁
部54及び第2の側壁部56より若干高く形成されており、
第3の側壁部58及び第4の側壁部60と、第1の側壁部54
及び第2の側壁部56との接続部分には、それぞれ上記放
熱板16の厚さの略半分の高さの段差62が形成されてい
る。
練した高熱伝導性物質によって形成され、図7に示すよ
うに、底板49の中央付近に円筒状のコイル収納部50が、
また底板49の四隅にはネジ受部52が形成されている。該
ネジ受部52の開口内部には、ネジ山が形成されている。
上記底板49の4辺からは、それぞれ側壁部が立ち上がっ
ており、第1の側壁部54及びこれと対向する第2の側壁
部56には、上記端子部18の第1の側板30及び第2の側板
32の形状に対応した切欠部54a,56aがそれぞれ形成さ
れている。また、第3の側壁部58及びこれと対向する第
4の側壁部60には、上記放熱板16の取付用端子22に対応
した切欠部58a,60aがそれぞれ形成されている。な
お、第3の側壁部58及び第4の側壁部60は、第1の側壁
部54及び第2の側壁部56より若干高く形成されており、
第3の側壁部58及び第4の側壁部60と、第1の側壁部54
及び第2の側壁部56との接続部分には、それぞれ上記放
熱板16の厚さの略半分の高さの段差62が形成されてい
る。
【0023】上記コイル収納部50には、アルミニウムや
鉄、真鍮、銅等の熱伝導性に優れた金属材料より成る放
熱円板64が配置される。また、この放熱円板64の上に
は、PETフィルム等より成る絶縁板66が重ねられる。
さらに、図示は省略したが、コイル収納部50内には、エ
ポキシあるいはウレタン等の合成樹脂に、フィラーとし
て酸化アルミニウム等の金属酸化物を混練した高熱伝導
性物質より成る固定材が充填される。
鉄、真鍮、銅等の熱伝導性に優れた金属材料より成る放
熱円板64が配置される。また、この放熱円板64の上に
は、PETフィルム等より成る絶縁板66が重ねられる。
さらに、図示は省略したが、コイル収納部50内には、エ
ポキシあるいはウレタン等の合成樹脂に、フィラーとし
て酸化アルミニウム等の金属酸化物を混練した高熱伝導
性物質より成る固定材が充填される。
【0024】上記ケース12と蓋部材14との係合は、以下
の要領で行う。まず、蓋部材14側の基板28上に配置され
たコモンモードチョークコイル34をケース12のコイル収
納部50内に嵌挿させると共に、端子部18の第1の側板30
及び第2の側板32を、ケース12の第1の側壁部54及び第
2の側壁部56に形成された切欠部54a,56aに嵌め込
む。この際、放熱板16の取付用端子22は、ケース12の第
3の側壁部58及び第4の側壁部60に形成された切欠部58
a,60aに係合される。つぎに、放熱板16及び端子部18
のネジ挿通用透孔24,46と、ケース12のネジ受部52開口
との位置合わせをし、放熱板16側からネジを挿通してネ
ジ締めする。この結果、蓋部材14によるケース開口68の
閉塞が実現される。
の要領で行う。まず、蓋部材14側の基板28上に配置され
たコモンモードチョークコイル34をケース12のコイル収
納部50内に嵌挿させると共に、端子部18の第1の側板30
及び第2の側板32を、ケース12の第1の側壁部54及び第
2の側壁部56に形成された切欠部54a,56aに嵌め込
む。この際、放熱板16の取付用端子22は、ケース12の第
3の側壁部58及び第4の側壁部60に形成された切欠部58
a,60aに係合される。つぎに、放熱板16及び端子部18
のネジ挿通用透孔24,46と、ケース12のネジ受部52開口
との位置合わせをし、放熱板16側からネジを挿通してネ
ジ締めする。この結果、蓋部材14によるケース開口68の
閉塞が実現される。
【0025】このノイズフィルタ10は、ケース12の外側
に露出した放熱板16の裏面を、電子機器のシャーシ等の
設置面に接触させ、その取付用端子22の透孔26をネジ止
めして固定される。そして、第1のファストン端子36及
び第2のファストン端子38は外部電源ライン等に接続さ
れると共に、第3のファストン端子40及び第5のファス
トン端子44は電子機器の電源トランス等に接続される。
また、第4のファストン端子42は、基板28裏面に配され
た導電片48及び放熱板16を介して設置面に接地される。
なお、蓋部材14をケース12に係合する際の上記ネジ締め
により、導電片48と放熱板16との接触がより確実に実現
される。この結果、第4のファストン端子42に接続され
た第1のYコンデンサC3及び第2のYコンデンサC
4は、ケース12内において最短距離で筐体接地されるこ
ととなり、ノイズフィルタとしての周波数特性が良好な
ものとなる。
に露出した放熱板16の裏面を、電子機器のシャーシ等の
設置面に接触させ、その取付用端子22の透孔26をネジ止
めして固定される。そして、第1のファストン端子36及
び第2のファストン端子38は外部電源ライン等に接続さ
れると共に、第3のファストン端子40及び第5のファス
トン端子44は電子機器の電源トランス等に接続される。
また、第4のファストン端子42は、基板28裏面に配され
た導電片48及び放熱板16を介して設置面に接地される。
なお、蓋部材14をケース12に係合する際の上記ネジ締め
により、導電片48と放熱板16との接触がより確実に実現
される。この結果、第4のファストン端子42に接続され
た第1のYコンデンサC3及び第2のYコンデンサC
4は、ケース12内において最短距離で筐体接地されるこ
ととなり、ノイズフィルタとしての周波数特性が良好な
ものとなる。
【0026】上記のように、ケース12の第3の側壁部58
及び第4の側壁部60が、第1の側壁部54及び第2の側壁
部56よりも若干高く形成されているため、ケース12と蓋
部材14とを係合させた場合には、図8に示すように、ケ
ース12の第3の側壁部58及び第4の側壁部60によって、
放熱板16の側面の大部分を隠蔽することができる。しか
も、この高さの差が、放熱板16の厚さの略半分に止まっ
ているため、ノイズフィルタ10を設置面69に載置する際
には、ケース12の第3の側壁部58及び第4の側壁部60と
設置面69との間には僅かな間隙70が形成される。この結
果、放熱板16の裏面を確実に設置面69に接触させること
が可能となる。
及び第4の側壁部60が、第1の側壁部54及び第2の側壁
部56よりも若干高く形成されているため、ケース12と蓋
部材14とを係合させた場合には、図8に示すように、ケ
ース12の第3の側壁部58及び第4の側壁部60によって、
放熱板16の側面の大部分を隠蔽することができる。しか
も、この高さの差が、放熱板16の厚さの略半分に止まっ
ているため、ノイズフィルタ10を設置面69に載置する際
には、ケース12の第3の側壁部58及び第4の側壁部60と
設置面69との間には僅かな間隙70が形成される。この結
果、放熱板16の裏面を確実に設置面69に接触させること
が可能となる。
【0027】図9に示すように、コモンモードチョーク
コイル34の上面は絶縁板66を介して放熱円板64に接する
と共に、その下面は端子部18の基板28を介して放熱板16
と接しており、放熱円板64と放熱板16との間には高熱伝
導性物質より成る固定材72が隙間なく充填されている。
また、該固定材72は、コモンモードチョークコイル34の
外周面をも覆っている。このため、コモンモードチョー
クコイル34で発生した熱は、固定材72を介して伝導・拡
散し、放熱板16から速やかに設置面69(シャーシ等)に
放散され、或いは放熱円板64からケース12外に放散され
る。一般に、導線の巻回数を増加させてコイルのインダ
クタンスを増大させると、コイルの発熱量も増大して他
の電子部品を劣化させたり、発煙・発火の危険性が生じ
るという問題があるが、このノイズフィルタ10において
は、コイルで発生した熱が効果的に外部に放散されるた
め、ある程度巻回数の多いコモンモードチョークコイル
34を内蔵することが可能となる。
コイル34の上面は絶縁板66を介して放熱円板64に接する
と共に、その下面は端子部18の基板28を介して放熱板16
と接しており、放熱円板64と放熱板16との間には高熱伝
導性物質より成る固定材72が隙間なく充填されている。
また、該固定材72は、コモンモードチョークコイル34の
外周面をも覆っている。このため、コモンモードチョー
クコイル34で発生した熱は、固定材72を介して伝導・拡
散し、放熱板16から速やかに設置面69(シャーシ等)に
放散され、或いは放熱円板64からケース12外に放散され
る。一般に、導線の巻回数を増加させてコイルのインダ
クタンスを増大させると、コイルの発熱量も増大して他
の電子部品を劣化させたり、発煙・発火の危険性が生じ
るという問題があるが、このノイズフィルタ10において
は、コイルで発生した熱が効果的に外部に放散されるた
め、ある程度巻回数の多いコモンモードチョークコイル
34を内蔵することが可能となる。
【0028】上記においては、コイル収納部50へのコモ
ンモードチョークコイル34の固定を、両者間に高熱伝導
性物質より成る固定材72を充填することで実現したが、
適当な係合手段を介して両者を固定するよう構成しても
よい。例えば、図10に示すように、ケース12のコイル収
納部50側に一対の係合溝部74を形成すると共に、図11に
示すように、一対の係合凸部76を外周面に形成した環状
絶縁ケース78内にトロイダルコアを収納し、該環状絶縁
ケース78の表面に導線を巻回してコモンモードチョーク
コイル34を形成した後、上記係合凸部76を上記コイル収
納部50の係合溝部74内に圧入することで、コモンモード
チョークコイル34をコイル収納部50内に固定する。上記
環状絶縁ケース78は、ナイロン、ポリカーボネイト、ポ
リプロピレン、ポリスチレン等の合成樹脂等より成る上
側部78aと下側部78bとを嵌合させて成り、トロイダル
コアを上下から挟み込む形でこれを内部に収納する。ま
た、環状絶縁ケースの中心貫通孔78cには、合成樹脂製
の絶縁仕切板80が配設されており、第1のコイルL1と
第2のコイルL2間の絶縁性を確保している。
ンモードチョークコイル34の固定を、両者間に高熱伝導
性物質より成る固定材72を充填することで実現したが、
適当な係合手段を介して両者を固定するよう構成しても
よい。例えば、図10に示すように、ケース12のコイル収
納部50側に一対の係合溝部74を形成すると共に、図11に
示すように、一対の係合凸部76を外周面に形成した環状
絶縁ケース78内にトロイダルコアを収納し、該環状絶縁
ケース78の表面に導線を巻回してコモンモードチョーク
コイル34を形成した後、上記係合凸部76を上記コイル収
納部50の係合溝部74内に圧入することで、コモンモード
チョークコイル34をコイル収納部50内に固定する。上記
環状絶縁ケース78は、ナイロン、ポリカーボネイト、ポ
リプロピレン、ポリスチレン等の合成樹脂等より成る上
側部78aと下側部78bとを嵌合させて成り、トロイダル
コアを上下から挟み込む形でこれを内部に収納する。ま
た、環状絶縁ケースの中心貫通孔78cには、合成樹脂製
の絶縁仕切板80が配設されており、第1のコイルL1と
第2のコイルL2間の絶縁性を確保している。
【0029】図12〜図15は、本発明に係るノイズフィル
タの他の実施例を示すものである。このノイズフィルタ
10は、図12に示すように、蓋部材14を構成する放熱板16
の形状に特徴を有している。すなわち、該放熱板16は、
長方形状の主放熱板部82と、該主放熱板部82と所定の隙
間を隔てて平行する補助放熱板部83とから成る。この主
放熱板部82と補助放熱板部83とは、主放熱板部82の一辺
から垂直に立ち上げた熱伝導用壁部84を介して連結され
ている。また、主放熱板部82の両短辺からは、一対の取
付用端子22が突設されている。この主放熱板部82には、
ネジ挿通用透孔24が4個形成されている。また、上記取
付用端子22には、それぞれ1個のネジ挿通用透孔26が形
成されている。この放熱板16は、アルミニウムや鉄、真
鍮、銅等の熱伝導性に優れた導電性金属材料により構成
され、板金加工によって主放熱板部82、補助放熱板部8
3、熱伝導用壁部84及び取付用端子22が一体的に形成さ
れている。
タの他の実施例を示すものである。このノイズフィルタ
10は、図12に示すように、蓋部材14を構成する放熱板16
の形状に特徴を有している。すなわち、該放熱板16は、
長方形状の主放熱板部82と、該主放熱板部82と所定の隙
間を隔てて平行する補助放熱板部83とから成る。この主
放熱板部82と補助放熱板部83とは、主放熱板部82の一辺
から垂直に立ち上げた熱伝導用壁部84を介して連結され
ている。また、主放熱板部82の両短辺からは、一対の取
付用端子22が突設されている。この主放熱板部82には、
ネジ挿通用透孔24が4個形成されている。また、上記取
付用端子22には、それぞれ1個のネジ挿通用透孔26が形
成されている。この放熱板16は、アルミニウムや鉄、真
鍮、銅等の熱伝導性に優れた導電性金属材料により構成
され、板金加工によって主放熱板部82、補助放熱板部8
3、熱伝導用壁部84及び取付用端子22が一体的に形成さ
れている。
【0030】図13に示すように、この放熱板16と端子部
18とを係合して蓋部材14を構成するに際しては、予め電
子部品間及び電子部品とファストン端子間の配線を済ま
せた端子部18の基板28を、放熱板16の主放熱板部82と補
助放熱板部83との隙間に挿入し、コモンモードチョーク
コイル34の上面が補助放熱板部83に覆われると共に、基
板28の裏面が主放熱板部82に接するように配置する。な
お、図13には表わされていないが、コモンモードチョー
クコイル34の上面と補助放熱板部83との間には、上記と
同様の絶縁板66が介装されている。
18とを係合して蓋部材14を構成するに際しては、予め電
子部品間及び電子部品とファストン端子間の配線を済ま
せた端子部18の基板28を、放熱板16の主放熱板部82と補
助放熱板部83との隙間に挿入し、コモンモードチョーク
コイル34の上面が補助放熱板部83に覆われると共に、基
板28の裏面が主放熱板部82に接するように配置する。な
お、図13には表わされていないが、コモンモードチョー
クコイル34の上面と補助放熱板部83との間には、上記と
同様の絶縁板66が介装されている。
【0031】本実施例には、図14に示すケース12が用い
られる。このケース12は、先に図7に示したケース12と
比べ、底板49にコイル収納部50が形成されていない点、
及び第3の側壁部58及び第4の側壁部60に切欠部58a,
60aが形成されていない点に特徴を有している。また、
図示は省略したが、このケース12内には、予め高熱伝導
性物質より成る固定材が充填されている。このケース16
の開口68を、図13のように端子部18と放熱板16を係合し
て形成した蓋部材14によって閉塞し、上記と同様の要領
でネジ止めしてノイズフィルタ10は完成する。
られる。このケース12は、先に図7に示したケース12と
比べ、底板49にコイル収納部50が形成されていない点、
及び第3の側壁部58及び第4の側壁部60に切欠部58a,
60aが形成されていない点に特徴を有している。また、
図示は省略したが、このケース12内には、予め高熱伝導
性物質より成る固定材が充填されている。このケース16
の開口68を、図13のように端子部18と放熱板16を係合し
て形成した蓋部材14によって閉塞し、上記と同様の要領
でネジ止めしてノイズフィルタ10は完成する。
【0032】図15に示すように、コモンモードチョーク
コイル34は、その上面が絶縁板66を介して放熱板16の補
助放熱板部83に接すると共に、下面が端子部18の基板28
を介して主放熱板部82と接している。また、主放熱板部
82と補助放熱板部83との間のみならず、コモンモードチ
ョークコイル34の外周面にも高熱伝導性物質より成る固
定材72が隙間なく充填されている。このため、コモンモ
ードチョークコイル34で発生した熱は、固定材72を介し
て伝導・拡散し、主放熱板部82から速やかに設置面69に
放散され、或いは補助放熱板部83からケース12外に放散
される。
コイル34は、その上面が絶縁板66を介して放熱板16の補
助放熱板部83に接すると共に、下面が端子部18の基板28
を介して主放熱板部82と接している。また、主放熱板部
82と補助放熱板部83との間のみならず、コモンモードチ
ョークコイル34の外周面にも高熱伝導性物質より成る固
定材72が隙間なく充填されている。このため、コモンモ
ードチョークコイル34で発生した熱は、固定材72を介し
て伝導・拡散し、主放熱板部82から速やかに設置面69に
放散され、或いは補助放熱板部83からケース12外に放散
される。
【0033】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能で
ある。例えば、上記ケース12を、金属、或いは合成樹脂
に金属を混練した物質によって形成してもよい。このよ
うに、ケース12を金属系の材料によって形成すると、電
磁波のシールド効果も生じる。さらに、上記において
は、導電性を備えた放熱板16の表面を覆う絶縁体とし
て、端子部18の基板28が該当したが、放熱板16の表面に
絶縁コートや絶縁フィルムを被着させると共に、これら
絶縁体層の表面に外部端子や電子部品を設けるようにす
れば、特に端子部18を介在させる必要がなくなり、放熱
効果をより高めることができる。
はなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能で
ある。例えば、上記ケース12を、金属、或いは合成樹脂
に金属を混練した物質によって形成してもよい。このよ
うに、ケース12を金属系の材料によって形成すると、電
磁波のシールド効果も生じる。さらに、上記において
は、導電性を備えた放熱板16の表面を覆う絶縁体とし
て、端子部18の基板28が該当したが、放熱板16の表面に
絶縁コートや絶縁フィルムを被着させると共に、これら
絶縁体層の表面に外部端子や電子部品を設けるようにす
れば、特に端子部18を介在させる必要がなくなり、放熱
効果をより高めることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明に係るノイズフィルタにあって
は、ケースの外側に露出した蓋部材の導電部と、外部端
子の基端部とを、ケース内において電気的に接続してい
るため、該導電部が設置面に接するようノイズフィルタ
を配置するだけで当該外部端子を接地でき、外部端子か
らケース外に接地導線を延ばす必要がない。したがっ
て、外部端子の接地作業が簡素化されると共に、良好な
体裁を実現できる。また、当該外部端子に接続された電
子部品を、最短距離で筐体接地することができる。
は、ケースの外側に露出した蓋部材の導電部と、外部端
子の基端部とを、ケース内において電気的に接続してい
るため、該導電部が設置面に接するようノイズフィルタ
を配置するだけで当該外部端子を接地でき、外部端子か
らケース外に接地導線を延ばす必要がない。したがっ
て、外部端子の接地作業が簡素化されると共に、良好な
体裁を実現できる。また、当該外部端子に接続された電
子部品を、最短距離で筐体接地することができる。
【0035】また、フィルタ回路を構成する電子部品
を、箱型ケースの開口を閉塞する蓋部材の内面側に配置
すると共に、ケース開口を閉塞する前に蓋部材側で電子
部品間の結線を完了しておくよう構成すれば、結線のた
めの十分な作業スペースを確保でき、その作業効率を向
上させることができる。外部端子を蓋部材側に配設する
と共に、該蓋部材上で外部端子と電子部品間の結線を完
了しておけば、さらに作業効率を向上させることができ
る。
を、箱型ケースの開口を閉塞する蓋部材の内面側に配置
すると共に、ケース開口を閉塞する前に蓋部材側で電子
部品間の結線を完了しておくよう構成すれば、結線のた
めの十分な作業スペースを確保でき、その作業効率を向
上させることができる。外部端子を蓋部材側に配設する
と共に、該蓋部材上で外部端子と電子部品間の結線を完
了しておけば、さらに作業効率を向上させることができ
る。
【0036】蓋部材を、導電性の放熱板と、該放熱板の
表面を覆う絶縁体とから構成し、該絶縁体の表面に電子
部品を配置するようにすれば、コイルや抵抗器等の発熱
性電子部品から発生した熱を有効に外部に放散でき、他
の電子部品の劣化や発煙・発火を有効に防止することが
できる。また、電子部品をケース内の所定位置に安定的
に配置するための固定材を、高熱伝導性物質によって構
成することにより、電子部品から発生した熱を、有効に
伝導・拡散させることができる。
表面を覆う絶縁体とから構成し、該絶縁体の表面に電子
部品を配置するようにすれば、コイルや抵抗器等の発熱
性電子部品から発生した熱を有効に外部に放散でき、他
の電子部品の劣化や発煙・発火を有効に防止することが
できる。また、電子部品をケース内の所定位置に安定的
に配置するための固定材を、高熱伝導性物質によって構
成することにより、電子部品から発生した熱を、有効に
伝導・拡散させることができる。
【図1】本発明に係るノイズフィルタの一実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】上記実施例に係る蓋部材を示す斜視図である。
【図3】上記実施例に係る放熱板を示す斜視図である。
【図4】上記実施例に係る蓋部材を示す平面図である。
【図5】上記実施例に係る端子部の基板裏面を示す平面
図である。
図である。
【図6】上記実施例に係るノイズフィルタの回路図であ
る。
る。
【図7】上記実施例に係るケースを示す斜視図である。
【図8】上記実施例を示す正面図である。
【図9】上記実施例を示す概略部分断面図である。
【図10】他の実施例に係るケースを示す斜視図であ
る。
る。
【図11】上記実施例に係るコモンモードチョークコイ
ルを示す斜視図である。
ルを示す斜視図である。
【図12】他の実施例に係る放熱板を示す斜視図であ
る。
る。
【図13】上記実施例に係る蓋部材を示す斜視図であ
る。
る。
【図14】上記実施例に係るケースを示す斜視図であ
る。
る。
【図15】上記実施例を示す概略部分断面図である。
【図16】従来のノイズフィルタを示す斜視図である。
【図17】従来のノイズフィルタの内部構成を示す平面
図である。
図である。
【図18】従来のノイズフィルタを示す概略部分断面図
である。
である。
10 ノイズフィルタ 12 ケース 14 蓋部材 16 放熱板(導電部) 28 基板(絶縁体) 34 コモンモードチョークコイル 36 第1のファストン端子 38 第2のファストン端子 40 第3のファストン端子 42 第4のファストン端子 44 第5のファストン端子 48 導電片 50 コイル収納部 68 ケース開口 72 固定材 74 係合溝部 76 係合凸部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 9/00 K 8123−5E H01F 15/06
Claims (10)
- 【請求項1】 少なくとも一端が開口した合成樹脂製の
箱型ケースと、該ケース内に収納された複数の電子部品
と、上記ケース開口を閉塞する蓋部材と、基端部が上記
ケース内に配された複数の外部端子とを有して成り、上
記蓋部材は上記ケースの外側に露出した導電部を備える
と共に、該導電部と、少なくとも一つの外部端子の基端
部とを、上記ケース内において電気的に接続したことを
特徴とするノイズフィルタ。 - 【請求項2】 上記電子部品を、上記蓋部材の内面側に
配置して結線したことを特徴とする請求項1に記載のノ
イズフィルタ。 - 【請求項3】 上記蓋部材が、導電性の放熱板と、該放
熱板の表面を覆う絶縁体より成り、該絶縁体の表面に上
記電子部品が配置されることを特徴とする請求項2に記
載のノイズフィルタ。 - 【請求項4】 少なくとも一つの外部端子の基端部が、
上記絶縁体を貫通して上記導電性の放熱板に接続されて
いることを特徴とする請求項3に記載のノイズフィル
タ。 - 【請求項5】 上記蓋部材に複数の外部端子を配設する
と共に、該外部端子の基端部と上記電子部品とを、蓋部
材の内面側において結線したことを特徴とする請求項2
乃至4の何れかに記載のノイズフィルタ。 - 【請求項6】 上記ケース内に、上記電子部品を該ケー
ス内の所定位置に固定する固定材を充填したことを特徴
とする請求項1乃至5の何れかに記載のノイズフィル
タ。 - 【請求項7】 上記ケース内に電子部品収納部を形成す
ると共に、上記電子部品を該電子部品収納部内に固定す
る固定手段を設けたことを特徴とする請求項2乃至6の
何れかに記載のノイズフィルタ。 - 【請求項8】 上記固定手段が、電子部品収納部側及び
電子部品側に設けられた係合部であることを特徴とする
請求項7に記載のノイズフィルタ。 - 【請求項9】 上記固定手段が、上記電子部品収納部と
電子部品との間に充填される固定材であることを特徴と
する請求項7に記載のノイズフィルタ。 - 【請求項10】 上記固定材が、高熱伝導性物質より成る
ことを特徴とする請求項6または9に記載のノイズフィ
ルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6087828A JP2745382B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | ノイズフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6087828A JP2745382B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | ノイズフィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07272942A true JPH07272942A (ja) | 1995-10-20 |
| JP2745382B2 JP2745382B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=13925816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6087828A Expired - Lifetime JP2745382B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | ノイズフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2745382B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-03-31 JP JP6087828A patent/JP2745382B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2745382B2 (ja) | 1998-04-28 |
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