JPH07272996A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH07272996A
JPH07272996A JP6300814A JP30081494A JPH07272996A JP H07272996 A JPH07272996 A JP H07272996A JP 6300814 A JP6300814 A JP 6300814A JP 30081494 A JP30081494 A JP 30081494A JP H07272996 A JPH07272996 A JP H07272996A
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strip
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pattern
overlap
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Albert J P Theuwissen
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Koninklijke Philips Electronics NV
Philips Electronics NV
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォトマスクのパターンのデータを記憶する
のに必要なコンピュータのデータ量を一層低減できる半
導体装置の製造方法を提供する。 【構成】 半導体材料のスライス(2)の表面(1)上
にフォトレジスト層(3)を形成し、その後フォトレジ
スト層上に形成すべきパターン(6)の隣接部分を含む
2個のフォトマスク(4,5:50,51:60,6
1:70,71)をそれらの端部(7,8)がオーバラ
ップさせて投影レンズによりフォトレジスト上に投影す
る。2個のフォトマスクのこれら端部内に位置する細条
状透明端部部分(10,11:52,53:62,6
3:72,73)に細条状の接続パターン(30:5
4,55:64,65:74,75)を形成する。これ
ら接続パターンは投影すると相補的な透過率を有すると
共に投影に際して互いにオーバラップさせる。フォトマ
スクを表示するのに必要なコンピュータのデータ量を比
較的少量にするため、細条状の透明端部部分には細条状
の接続パターンだけを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体材料のスライス
の表面上にフォトレジスト層を形成し、その後フォトレ
ジストに形成すべきパターンの相互接続部分を含むフォ
トマスクを、パターンの端部が互いに重なり合うように
して投影レンズにより前記フォトレジスト上に投影し、
パターンの端部内に位置し投影の際に相互にオーバラッ
プするフォトマスクの細条状透明端部部分に細条状の接
続パターンを形成し、これら細条状接続パターンが、投
影される際に互いにオーバーラップすると共に投影の際
に相補的な透過性能を生ずる半導体装置の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】上述した半導体装置の製造方法では、単
一のフォトマスクを用いてフォトレジスト上に投影する
には大き過ぎるパターンを相互に隣接する部分的パター
ンにサブ分割し、これら部分的パターンは互いに異なる
フォトマスクに形成されている。これらのフォトマスク
は毎回端部がオーバラップしてフォトレジスト上に投影
されるので、形成すべきパターン部分は投影する際互い
に併合される。従って、半導体スライスの比較的広い表
面領域に亘って形成される集積回路を製造することがで
きる。この場合、フォトレジストに形成される全パター
ンは、投影の際に重なり合い端部内に位置する透明端部
部分並びに投影の際に互いにオーバラップせず端部部分
内に存在しないマスクのパターン部分によって構成され
る。
【0003】欧州特許出願(公開)第434142号に
は、投影の際に互いにオーバラップするフォトマスクの
細条状透明端部部分にその全表面領域に亘って接続パタ
ーンが形成され、これら接続パターンは細条状透明端部
部分の長手方向に沿って変化する透過率を有する冒頭部
で述べた半導体装置の製造方法が開示されている。この
構成は、細条状透明端部部分に非透明領域を形成し、こ
れら非透明領域の数及び/又は大きさを細条状端部部分
の長手方向に沿って変化させ、これら非透明領域を投影
の際に一緒に投影することにより達成される。
【0004】このような接続パターンがフォトマスクに
形成されていない場合、フォトレジストの互いにオーバ
ラップする部分には互いに重なり合わない透明領域に入
射する放射の量の2倍の量の放射が入射することにな
る。従って、投影の際にオーバラップする透明部分には
2倍の放射量が入射することになる。フォトマスクをポ
ジティブのフォトレジスト上に投影する場合、現像後2
倍の放射量が入射した位置には単一の放射量が入射した
部分に比べてより太い幅のパターンが形成されてしま
う。ネガのフォトレジスト上にフォトマスクを投影する
場合、2倍の放射量が入射した部分にはより細かいパタ
ーンが形成される。従って、マスクがオーバラップする
部分には線幅の太り又は細りが生じ、フォトマスクのパ
ターンは互いに継目が生ずることなく併合されなくなっ
てしまう。接続パターンは、投影に際して相補的な透過
率を示すので、フォトレジストの互いにオーバラップす
る細条状透明部分が投影される領域には、オーバラップ
しない透明細条状部分が投影される領域に等しい量の放
射が入射することになる。従って、フォトレジストはス
ライスの全表面領域に亘って同一の放射量で露光され
る。この結果、フォトマスクのパターンは継目が生ずる
ことなく、すなわち線幅が細ったり又は太ったりするこ
となく互いに併合される。
【0005】投影装置によってフォトレジスト層上に投
影される好適なフォトマスクは、実際にはクロミウムの
ような金属層が形成され透明パターン部分が除去された
ガラスプレートで構成される。パターンは電子ビームに
より金属層上に形成されたフォトレジスト層に書込まれ
る。現像後、金属層を所望のパターンにエッチングする
ために用いられるマスクが形成される。書込中、電子ビ
ームはパターンが記憶されているコンピュータデータフ
ァイルによってコンピュータにより制御される。このよ
うにしてガラスプレート上に形成されたパターンは、実
際には投影レンズ系を介して例えば1/3又は1/5に
縮小されてフォトレジスト上に投影される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】フォトマスクに関する
情報が記憶されているコンピュータデータファイルに
は、接続パターンを規定するのに必要な莫大な量のデー
タが記憶されている。実際には、例えばフォトマスクの
5000本のパターンを互いに併合させるためには極め
て多量のデータが必要になる。従って、既知の接続パタ
ーンを用いる場合、不所望な多量のコンピュータデータ
が必要になってしまう。
【0007】従って、本発明の目的は、フォトマスクの
パターンをフォトレジスト層に互いに継目が生ずること
なく併合する際、フォトマスクのパターンを記憶するの
に必要なコンピュータのデータ量を相当減少させること
ができる半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段並びに作用】上記目的を達
成するため、本発明による半導体装置の製造方法は、前
記フォトマスクの投影の際に互いにオーバラップする細
条状透明端部部分に、その端部において、投影の際に互
いにオーバラップする細条状接続パターンだけを形成し
たことを特徴とする。従って、接続パターンは、フォト
マスクの表面領域のうち前述した既知の半導体装置の製
造方法の接続パターンが占める表面領域の一部にすぎな
い表面領域だけを占めることになる。既知の半導体装置
の製造方法において接続パターンが占める表面領域は、
フォトマスクの投影の際に互いにオーバラップする透明
端部部分によって占められる表面領域に等しいが、本発
明ではその一部分にすぎない。この結果、フォトマスク
の投影の際に互いにオーバラップする透明端部部分の接
続パターンを記憶するのに必要なコンピュータのデータ
量は相当減少する。
【0009】本発明は、線幅の太りや細りは、投影の際
に互いにオーバラップする透明細条状部分におけるフォ
トレジストへの放射の量だけに起因しているという認識
に基づいている。本発明によれば、互いにオーバラップ
する端部領域に入射する放射の量は、透明部分の互いに
オーバラップしない領域に入射する放射の量に等しくな
る。従って、端部領域で線幅の太りは全く生じない。オ
ーバラップする部分には2倍の放射量が入射するが、フ
ォトレジストに入射する放射量は補償されることにな
る。
【0010】本発明による半導体装置の一実施例はλを
投影に用いる放射の波長とし、NAを投影に用いる投影
レンズの開口数とした場合に、前記フォトマスクの投影
の際にオーバラップする細条状透明端部部分に、その端
部に、フォトレジスト層上に投影した際0.2λ/NA
以上の幅を有する細条状接続パターンを形成したことを
特徴とする。
【0011】種々の実験の結果、上述した範囲の幅を有
する接続パターンを用いる場合、上述した線幅の太りは
ほとんど生じないことが判明した。0.2λ/NAに等
しい幅の細条状接続パターンを用いる場合、線幅の太り
は、2個のフォトマスクの透明端部部分に接続パターン
が形成されていない場合に生ずる線幅の太りの1/10
にすぎない。接続パターンの幅が0.2λ/NA以上の
場合線幅の太りは一層小さくなる。
【0012】λを投影に用いる放射の波長とし、NAを
投影に用いる投影レンズの開口数とした場合に、前記投
影に際してオーバラップする細条状接続パターンが、
0.4λ/NA以下の長さ及び幅を有する矩形領域とし
て形成した透明領域を有する場合、フォトマスクのフォ
トレジスト層上への投影中に接続パターンは連続して結
像される。
【0013】マスクに関するデータを記憶するのに必要
なコンピュータのデータ量を低減するため、投影に際し
て互いにオーバラップする細条状接続パターンを矩形の
透明領域の単一の列として形成をする。
【0014】投影に際して互いにオーバラップする接続
パターンが、投影の際全表面に亘ってほぼ一定となる相
補的な透過性能を有する場合、フォトマスクのデータを
記憶するのに必要なコンピュータのデータ量は一層低減
される。相互にオーバラップする接続パターンの透過率
は例えばそれぞれ30%及び70%とすることができ
る。この場合、接続パターンを表示するため、マスクに
ついて異なるコンピュータのデータの組が必要になる。
一方、互いにオーバラップする接続パターンがその全表
面に亘って50%の相補的な透過率をもたらす場合、異
なるコンピュータのデータ組は必要とはならない。この
場合、オーバラップする接続パターンは互いに同一とな
り、必要なコンピュータのデータの量は一層減少する。
【0015】
【実施例】図1〜図4は本発明による半導体装置の製造
方法の工程を説明するためのものであり、図1は線図的
平面図、図2〜図4は線図的断面図である。半導体材料
のスライス2の表面にフォトレジスト層3を形成し、そ
の後フォトレジスト層3に形成されるべきパターンの相
互に隣接する部分に対応するフォトマスク4及び5をフ
ォトレジスト層3上に投影する。投影する際、矢印9で
線図的に示すように、フォトマスク4の端部7とフォト
マスク5の端部8とが互いに重なり合うようにし、フォ
トマスク4の端部7中に位置する細条状の透明端部部分
とフォトマスク5の端部部分8中に位置する細条状透明
端部部分11とが互いに重なり合うようにする。パター
ン6はフォトレジスト層3を現像することによりフォト
レジストに形成する。このフォトレジストマスクは例え
ばイオン注入マスクとして用いることができる。次に、
図3において破線14で線図的に示すように、イオン注
入工程中に不純物イオンをスライス2に注入する。その
後の加熱処理により不純物が添加された半導体領域15
を形成する。
【0016】図1において、マスク4及び5とフォトレ
ジスト層3に形成したパターン6とは図面を明瞭にする
ため同一の大きさで表示したが、実際にはマスク4及び
5は例えば1/3又は1/5に縮小してフォトレジスト
層上に投影される。
【0017】この半導体装置の製造方法において、形成
されるべきパターン6は相互に隣接する部分パターンに
副分割し、これら部分パターンをフォトマスク4及び5
に形成する。これらのフォトマスク4及び5は端部7及
び8が相互に重なり合うようにフォトレジスト層3上に
投影されるので、これら部分パターンは投影する際互い
に併合される。従って、単一のフォトマスクを用いて所
望のパターンを結像することができないような大きさの
半導体材料スライスの表面領域上に集積回路を形成する
ことができる。フォトレジスト層3上に形成されたパタ
ーン6は細条状部分16,17及び18を有する。部分
16は端部7及び8内にそれぞれ位置し投影の際互いに
重なり合う透明細条状端部部分10及び11によって形
成され、部分17は端部7内に位置せず投影される際互
いに重なり合わないマスクの透明部分によって形成さ
れ、部分18は端部8内に位置せず投影される際互いに
重なり合わないマスク5の透明部分13によって形成さ
れる。
【0018】フォトレジスト層3の互いに重なり合う透
明部分10及び11が形成される領域には投影の際に全
放射が入射し、この放射量は互いに重なり合わないフォ
トマスクの透明部分12及び13の領域に入射する放射
量の2倍である。本例のように、フォトマスクがポジテ
ィブのフォトレジスト3に投影されると、現像の後パタ
ーン6が形成され、2倍の量の放射が入射した細条状部
分16の幅は単一の量の放射が入射した細条状部分17
及び18の幅よりも一層広くなる。
【0019】図5aはガラス基板23上に形成されたク
ロミウム層22がエッチングにより除去された細条状の
透明部分21を有するフォトマスク20の細部を示す。
マスクのこの透明部分がある露光時間tに亘ってフォト
レジスト層3上に投影されると、フォトレジストには放
射量D(x)が入射する。この放射量D(x)は、図5
bのライン24で示すようにスライスの表面上の位置x
の関数として細条状部分21の投影方向と直交する方向
の勾配を示す。図5bはこの勾配を標準形態として示
す。入射する放射量D(x)はフォトレジストに放射が
入射しない位置において零となり、フォトレジストに最
大量の放射が入射する位置で1となる。スライスの表面
上の位置xはλ/NAを1単位として与えられ、λは投
影に用いた放射の波長であり、NAは投影に用いた投影
レンズの開口数である。標準形態として示す放射量D
(x)の勾配は実際に用いた各投影レンズ系に対して有
効である。例えば、波長λが436nmの放射で開口数
が0.43の投影レンズを用いてフォトマスクをフォト
レジスト上に1/5に縮小して投影するPAS2500
(ASM)型のプロジェクタのような通常の投影装置の
場合、単位λ/NAは約1000nmである。放射量D
(o)はマスクの端縁で約0.3である。ここで、x=
0である。露光時間tは、放射量が0.3以上の位置で
フォトレジストが現像され放射量が0.3以下で現像さ
れないように選択する。
【0020】フォトレジストが同一のマスク20を用い
て2回露光される場合、フォトレジストは図5bのライ
ン26で示す勾配の放射量D1(x)で露光される。ラ
イン26で示す放射量D1(x)はライン24で示す放
射量D(x)の2倍である(D1(x)=2・D
(x))。図5bから、ライン25で示す放射量は、x
=0.075λ/NAの場合0.3の値を有している。
従って、現像の際、単一露光量ではなく2倍の露光量の
場合フォトレジストにはより幅の広いパターンが形成さ
れる。上述した実際の露光装置の場合、二重露光による
線幅の太りの量は約75nmである。
【0021】図5に基づいて説明した線幅の太りは、露
光された部分が現像剤に溶解するポジのフォトレジスト
の場合に生ずる。ネガのフォトレジストを用いる場合、
非露光部分が現像剤に溶解する。従って、ネガのフォト
レジストの場合、2倍の放射量で露光すると線幅は太く
ならず細くなる。
【0022】線幅の太り又は細りは、部分パターンを有
するフォトマスクがフォトレジスト上で互いに隣接する
ように露光される方法においてマスクが互いにオーバラ
ップする位置で発生する。この場合、フォトマスクパタ
ーンは互いに継目が生ずることなく併合されないことに
なる。フォトマスク4及び5の透明端部部分10及び1
1に投影する際の相補的な透過性の接続パターン30を
設けた場合、フォトレジスト層3は、フォトマスク4及
び5を投影する際互いに重なり合う細条状透明部分10
及び11の領域はフォトマスクの投影の際に互いに重な
り合わない透明部分12及び13の領域に入射する放射
量と全体として同一の量の放射を受光する。従って、フ
ォトレジスト層は、スライスの全表面に亘ってほぼ同一
の量の放射で露光される。この結果、フォトマスク4及
び5のパターンは互いに継目が生ずることなく併合さ
れ、細幅の太りや細りが生ずることはない。
【0023】図5aはガラス基板43上に形成されたク
ロミウム層42が除去されたフォトマスク40の詳細な
部分を示す。このマスクには、例えば全表面に亘って5
0%の透過率を有しフォトレジスト上に投影される際
0.1λ/NAの幅bを有する接続パターンが形成され
ている。マスク40のこの部分がフォトレジスト層3上
に投影されると、フォトレジストは、細条状部分41の
投影方向と直交する方向の位置xの関数として図5bの
ライン27で示す勾配の放射量D2(x)で露光され
る。この放射量D2(x)はライン24で示す放射量と
ライン26で示す放射量との和であり、距離0.1×λ
/NA:D2(x)=D(x)+D(x−b)だけシフ
トする。図5bから、ライン27で示す放射量D
2(x)はx=−0.030λ/NAの場合値0.3を
有していることが導かれる。
【0024】図5bはガラス基板48上に形成されたク
ロミウム層47が除去された別のフォトマスク45の一
部を詳細に示す。このマスクには、全表面領域に亘って
例えは50%の透過率を有しフォトレジスト層上に投影
される際0.21λ/NAの幅2bを有する接続パター
ン49が形成されている。マスク45のこの部分がフォ
トレジスト層3上に投影されると、フォトレジストは、
細条状部分46の投影方向と直交する方向の位置xの関
数として図5bのライン29で示す勾配の放射量D
3(x)で露光される。放射量D3(x)はライン24で
示す放射量とライン28で示す放射量との和であり、距
離0.21λ/NA:D3(x)=D(x)+S(x−
2b)だけ偏移する。図5bから、ライン29で示す放
射量D3(x)は、x<0.010λ/NAの場合約
0.3を有する。二重露光の際のこの太りは、上述した
実際の投影装置の場合10nm以下である。
【0025】接続パターン44及び49を用いれば、上
述した線幅の太りを強く抑制することができる。これら
接続パターンは、全表面領域に亘って50%の透過率を
有する例として説明したものである。従って、投影の際
に互いにオーバラップする2個の接続パターンが相補的
な透過率を有しフォトレジストに接続パターンの全表面
領域に亘って0.3の全放射量が入射する限り、異なる
透過勾配を有する接続パターンを用いても同一の結果が
得られること明らかである。
【0026】フォトマスクの製造において、電子ビーム
により金属層上に形成したフォトレジスト層にパターン
を書込む。次に、金属層を所望のパターンにエッチング
するための現像工程を経てマスクが形成される。電子ビ
ームはパターンが記憶されているコンピュータデータフ
ァイルからコンピュータにより書込き込まれる間に制御
される。
【0027】フォトマスクパターンを記憶するのに必要
なコンピュータのデータを低減するため、本発明では、
投影に際して互いに重なり合うフォトマスク4及び5の
細条状の透明端部部分10及び11は、その縁部21に
おいて細条状接続パターンが投影に際して互いに重なり
合うように配置する。従って、接続パターン30はフォ
トマスク4,5の表面領域の比較的小さな部分を占める
にすぎず、接続パターンの幅はフォトレジスト上に投影
される際0.2λ/NA以上である。ここで、前述した
ように、λは投影に用いた放射の波長であり、NAは投
影レンズ系の開口数である。
【0028】この幅の接続パターンを用いる場合上述し
た線幅の太りはほとんど生じないことが見い出されてい
る。細条状接続パターンの幅が0.2λ/NAの場合、
線幅の太りは、2個のフォトマスクの透明端部部分に接
続パターンが設けられていない場合に生ずる線幅の太り
の1/10以下である。また、この線幅の太りは、ライ
ン幅が0.2λ/NA以上の場合一層小さくなる。
【0029】図7は、投影の際に互いに重なり合う細条
状端部部分52及び53並びに矩形形状の透明領域56
及び57を有する接続パターン54及び55を具えるフ
ォトマスク50及び51を示す。これらの矩形領域は投
影された場合0.4λ/NA以下の長さ及び幅を有して
いる。ここで、λは投影に用いる放射の波長であり、N
Aは投影レンズ系の開口数である。これらの接続パター
ン54及び55はフォトマスクをフォトレジスト層上に
投影する際連続して投影される。さらに、領域56及び
57の大きさは、これら接続パターンの透明度が通常の
グレイスケールで連続した勾配となるように接続パター
ン54及び55の表面上に分布させる。これら矩形領域
は僅かなコンピュータデータによって表示することがで
きるので、フォトマスク50及び51を表示するために
必要なデータ量は少なくてすむ。マスク50及び51の
透明端部部分52,53は、例えば10μm の長さ及び
20μm の幅を有し、接続パターン54及び55も10
μm の長さ及び5μm の幅を有している。透明矩形領域
56及び57は、350nm×400nmから150n
m×150nmの約20段階の勾配の寸法を有してい
る。
【0030】マスクのデータを記憶するのに必要なコン
ピュータのデータの量を減少させるため、投影の際に互
いに重なり合う細条状接続パターンは矩形透明領域の単
一の列として配置する。
【0031】図8は、投影の際に互いに重なり合う細条
状端部部分62及び63並びに透明領域66及び67が
形成されている接続パターン64及び65を有するフォ
トマスク60及び61を示す。ここで、透明領域66及
び67は、長さ400nmで幅が400nmから159
nmまで除々に減少する矩形状の形態をなす。矩形透明
領域66及び67の数は矩形領域の単一列に限定され、
これらマスク60及び61を記憶するのに必要なコンピ
ュータデータは図7に示すマスク50及び51の場合よ
りも一層少ない。
【0032】図9は、投影する際互いに重なり合う細条
状の端部部分72及び73並びに400nmの長さで固
定された幅の矩形領域の形態の透明領域76及び77が
形成されている接続パターン74及び75を有するフォ
トマスク70及び71を示す。接続パターン74及び7
5はその全表面領域に亘って相補的な透過率を有してい
る。
【0033】相互に重なり合う接続パターン74及び7
5の透過率は例えばそれぞれ30%及び70%とするこ
とができる。この場合、接続パターンを表示するマスク
について異なる組みのコンピュータデータが必要であ
る。これに対して、図9に示すように、投影に際して互
いに重なり合う接続パターン74及び75が全表面領域
に亘って同一となる50%の相補的な透過率を与える場
合コンピュータのデータは一層低減される。すなわち、
フォトマスク70及び71についてオーバラップする接
続パターン74及び75は同一となるので、コンピュー
タのデータ量が一層低減される。約20個の透明矩形領
域76及び77は約250nmの幅を有し、各離間距離
は約250nmである。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体装置の製造工程を示す線図的平面図であ
る。
【図2】半導体装置の製造工程を示す線図的断面図であ
る。
【図3】半導体装置の製造工程を示す線図的断面図であ
る。
【図4】半導体装置の製造工程を示す線図的断面図であ
る。
【図5】複数のフォトマスクの細部並びにスライス上の
フォトレジストに入射する放射の量を位置xの関数とし
てそれぞれ示す線図的断面図及びグラフである。
【図6】相補的透過率の接続パターンが形成されている
部分的パターンを有するフォトマスクをフォトレジスト
層上に投影する工程を示す線図的平面図である。
【図7】相補的透過率の接続パターンが形成されている
部分的パターンの好適実施例を示す線図的平面図であ
る。
【図8】相補的透過率の接続パターンが形成されている
部分的パターンの好適実施例を示す線図的平面図であ
る。
【図9】相補的透過率の接続パターンが形成されている
部分的パターンの好適実施例を示す線図的平面図であ
る。
【符号の説明】
1 スライスの表面 2 半導体材料 3 フォトレジスト層 4,5 フォトマスク 6 パターン 7,8 フォトマスクの端部 10,11 透明細条状端部部分 30,54,55 接続パターン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体材料のスライスの表面上にフォト
    レジスト層を形成し、その後フォトレジストに形成すべ
    きパターンの相互接続部分を含むフォトマスクを、パタ
    ーンの端部が互いに重なり合うようにして投影レンズに
    より前記フォトレジスト上に投影し、パターンの端部内
    に位置し投影の際に相互にオーバラップするフォトマス
    クの細条状透明端部部分に細条状の接続パターンを形成
    し、これら細条状接続パターンが、投影される際に互い
    にオーバーラップすると共に投影の際に相補的な透過性
    能を生ずる半導体装置の製造方法において、 前記フォトマスクの投影の際に互いにオーバラップする
    細条状透明端部部分に、その端部において、投影の際に
    互いにオーバラップする細条状接続パターンだけを形成
    したことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 λを投影に用いる放射の波長とし、NA
    を投影に用いる投影レンズの開口数とした場合に、前記
    フォトマスクの投影の際にオーバラップする細条状透明
    端部部分に、その端部に、フォトレジスト層上に投影し
    た際0.2λ/NA以上の幅を有する細条状接続パター
    ンを形成したことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 λを投影に用いる放射の波長とし、NA
    を投影に用いる投影レンズの開口数とした場合に、前記
    投影に際してオーバラップする細条状接続パターンが、
    0.4λ/NA以下の長さ及び幅を有する矩形領域とし
    て形成した透明領域を有することを特徴とする請求項1
    又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記投影に際して互いにオーバラップす
    る細条状接続パターンが矩形の透明領域の単一の列とし
    て形成されていることを特徴とする請求項3に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 前記投影に際して互いにオーバラップす
    る接続パターンが、投影の際全表面に亘ってほぼ一定と
    なる相補的な透過性能を有することを特徴とする請求項
    1から4までのいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記投影の際互いにオーバラップする接
    続パターンが、その全表面に亘ってほぼ50%の相補的
    な透過率を有することを特徴とする請求項5に記載の方
    法。
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