JPH07273148A - 電子部品を回路基板に実装する際の位置合わせ方法 - Google Patents

電子部品を回路基板に実装する際の位置合わせ方法

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JPH07273148A
JPH07273148A JP6065276A JP6527694A JPH07273148A JP H07273148 A JPH07273148 A JP H07273148A JP 6065276 A JP6065276 A JP 6065276A JP 6527694 A JP6527694 A JP 6527694A JP H07273148 A JPH07273148 A JP H07273148A
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義範 脇原
Akihiro Demura
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    • H10W72/071Connecting or disconnecting
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Abstract

(57)【要約】 【目的】実装面にバンプが形成された半導体チップや、
半導体搭載装置等の電子部品を回路基板に位置合わせす
る際に、バンプとパッドとのずれ量を容易に補正するこ
とを目的とする。 【構成】BGA(ボール・グリッド・アレイ)1の実装
面に形成されたバンプ2を第1のカメラ6で観察し、B
GA1を当該観察位置から移動させる。続いて、第2の
カメラをその光軸が第1のカメラ6の光軸と光学的に一
致するように配置して、第2のカメラでプリント配線板
の実装用パッドを観察する。次いで第1及び第2のカメ
ラで観察した画像データに基づいて、コンピュータによ
りバンプ及び実装用パッドの各座標値を相互に対応させ
て演算する。そして、その演算結果に基づいてプリント
配線板を移動させて、バンプ2と実装用パッド4とのず
れ量を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子部品を回路基板に実
装する際の位置合わせ方法に係り、詳しくは、半導体チ
ップを搭載した基板の実装面に半田バンプ、半田ボール
等が形成された半導体搭載装置や、実装面に同様のバン
プ、ボール等が形成された半導体チップ等の電子部品を
プリント配線板等の回路基板に実装する際の位置合わせ
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化、高性能化に伴
い半導体チップ(ベアチップ)等の電子部品を搭載した
半導体搭載装置等の部品のプリント配線板(マザーボー
ド)への表面実装化が進んでいる。
【0003】この種の表面実装部品としてはQFP(ク
アッデッド・フラット・パッケージ)等に代表されるよ
うに、所謂リードフレームを使用した半導体パッケージ
が主流を占めている。しかしながら、ICの高集積化と
ともに端子数の増加、インナーリードと接続されるIC
チップの接続ピッチの狭ピッチ化が進むと、エッチング
等で形成されるリードフレームでは、多ピン化、狭ピッ
チ化が困難であり、扱いにくい等の問題が生じる。そこ
で、ICチップを搭載するプリント配線板の裏面にバン
プを形成し、そのバンプに半球状の半田バンプを形成し
たBGA(ボール・グリッド・アレイ)が多ピン化によ
る小型化に適した半導体パッケージとして注目されてい
る。
【0004】このBGAをプリント配線板に表面実装す
るには、一般的に半田あるいは半田及びフラックスでコ
ートされたプリント配線板上の実装用パッドに、BGA
のバンプを位置合わせして、接着剤等により仮固定した
後、リフロー炉にて加熱して半田付けするようにしてい
る。従って、リフロー半田付けするにあたっては、BG
Aのバンプとプリント配線板上の実装用パッドとの正確
な位置合わせが要求される。
【0005】従来、BGA等の半導体パッケージの実装
装置では、カメラを用いてバンプと実装用パッドとを観
察して位置合わせするようにしている。すなわち、BG
Aの下側からバンプを第1のカメラにて観察し、プリン
ト配線板の上方から実装用パッドを第2のカメラで観察
して、各座標値を演算するようにしている。そして、例
えば、ボンディングヘッドに吸着されたBGAをプリン
ト配線板上に移動させた後、コンピュータの画像処理に
よって得られた各座標値に基づいてX−Y−θ方向のず
れ量を補正して位置合わせしてから実装するようにして
いる。
【0006】又、半導体パッケージにおいて半導体チッ
プを搭載用基板に表面実装するようにしたものもある。
例えば、複数個のベアチップをプリント配線板に搭載す
る所謂MCM(マルチ・チップ・モジュール)と呼ばれ
る装置においては、フリップチップボンディングにより
複数のベアチップをプリント配線板に直接実装してい
る。すなわち、フリップチップボンディングはベアチッ
プの一面に形成された半田バンプと、プリント配線板に
形成された実装用パッドもしくはパッド上に形成された
半田バンプとを半田付け等により電気的に接続するとい
う方法である。
【0007】このフリップチップボンディングにおいて
は、例えば、特開平4−206534号に記載されてい
るような方法が提案されている。この方法では、第1及
び第2のカメラを設け、両者の中心点間のオフセット距
離を求めるとともに、パターン(パッド)及びバンプの
絶対位置座標を読み取って両座標間のずれ量を求める。
そして、半導体チップを吸着したボンディングヘッドを
オフセット距離とずれ量の和だけ移動させて、基板上の
パッドに位置合わせして実装するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したB
GAの実装方法やフリップチップボンディングでは、次
のような問題点がある。
【0009】従来の画像認識方法では、第1及び第2の
カメラがそれぞれ別の位置に設けられている。このた
め、各カメラで観察したパッドとバンプの画像データに
基づいて両者を位置合わせするときに、第1及び第2の
カメラの中心点(光軸)間の距離を0にしてから、パッ
ドとバンプとの各座標間のずれ量を補正しなければなら
ない。従って、第1及び第2のカメラの中心点間の距離
を0にする際に誤差が生じた場合、パッドとバンプとの
各座標間のずれ量を補正するときに、その誤差を考慮し
なければならず、ずれ量の補正が困難となるばかりでな
く、位置合わせ精度を向上させる上で支障となるという
問題点がある。又、ずれ量を補正するための演算プログ
ラムを誤差が生じた場合を考慮して作成しなければなら
ず、そのプログラムの作成や演算処理回路の設計に時間
がかかるとともに、装置自体が複雑で高コストとなると
いう問題点がある。
【0010】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、実装面にバンプが形
成された半導体チップや、半導体搭載装置等の電子部品
を回路基板に位置合わせする際に、バンプとパッドとの
ずれ量を容易に補正することができる電子部品を回路基
板に実装する際の位置合わせ方法を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め請求項1に記載の発明では、電子部品の実装面に形成
された複数のバンプと、回路基板に形成された前記バン
プに対応する実装用パッドとのいずれか一方を第1のカ
メラで観察し、次に観察された前記電子部品及び回路基
板のいずれか一方を当該観察位置から移動させた後、前
記第1のカメラの光軸に第2のカメラの光軸が光学的に
一致するように同第2のカメラを配置し、次いで前記第
1のカメラで観察されなかった前記バンプ及び実装用パ
ッドのいずれか一方を第2のカメラで観察し、前記第1
及び第2のカメラで観察した画像データに基づいて、コ
ンピュータによりバンプ及び実装用パッドの各座標値を
相互に対応させて演算し、その演算結果に基づいて電子
部品及び回路基板のいずれか一方を移動させて、バンプ
と実装用パッドとのずれ量を補正するようにした。
【0012】請求項2に記載の発明では、前記第2のカ
メラを配置する際に、前記第1のカメラの光軸に指標を
設け、該指標を第2のカメラによって観察しながら第1
及び第2のカメラの光軸を光学的に一致させるようにし
た。
【0013】請求項3に記載の発明では、1台のカメラ
と、該カメラの光軸を境としてそれぞれ45°の傾斜角
度を有する2つの鏡面を備えたミラーとを設け、電子部
品と回路基板との間に、該電子部品の実装面に形成され
た複数のバンプに一方の鏡面が対向し、前記回路基板に
形成された前記バンプに対応する実装用パッドに他方の
鏡面が対向するように前記ミラーを配置し、該ミラーを
介して前記カメラでバンプと実装用パッドとを同時に観
察し、該カメラで観察した画像データに基づいて、コン
ピュータによりバンプ及び実装用パッドの各座標値を相
互に対応させて演算し、その演算結果に基づいて電子部
品及び回路基板のいずれか一方を移動させて、バンプと
実装用パッドとのずれ量を補正するようにした。
【0014】
【作用】請求項1に記載の発明では、電子部品の実装面
に形成された複数のバンプ、及び回路基板に形成された
前記バンプに対応する実装用パッドのいずれか一方が第
1のカメラで観察される。次に観察された電子部品及び
回路基板のいずれか一方が当該観察位置から移動された
後、第1のカメラの光軸に第2のカメラの光軸が光学的
に一致するようにその第2のカメラが配置される。次い
で第1のカメラで観察されなかったバンプ及び実装用パ
ッドのいずれか一方が第2のカメラで観察され、第1及
び第2のカメラで観察した画像データに基づいて、コン
ピュータによりバンプ及び実装用パッドの各座標値が相
互に対応して演算される。そして、その演算結果に基づ
いて電子部品及び回路基板のいずれか一方が移動して、
バンプと実装用パッドとのずれ量が補正されて、電子部
品と回路基板との位置合わせが完了する。
【0015】従って、第1のカメラの光軸と第2のカメ
ラの光軸との誤差が0となるので、バンプと実装用パッ
ドとの各座標間のずれ量を補正するときに、両光軸間の
誤差を考慮しなくてもよくなる。この結果、ずれ量の補
正が容易となる。
【0016】又、請求項2に記載の発明では、第1のカ
メラの光軸に設けられた指標が第2のカメラによって観
察されながら、第1及び第2のカメラの光軸が光学的に
一致するように第2のカメラが配置される。従って、第
2のカメラを第1のカメラ上に繰り返し配置しても、両
者の光軸が確実に一致する。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、電子部品
と回路基板との間に、該電子部品の実装面に形成された
複数のバンプに一方の鏡面が対向し、回路基板に形成さ
れたバンプに対応する実装用パッドに他方の鏡面が対向
するようにミラーが配置される。次いでミラーを介して
カメラでバンプと実装用パッドとが同時に観察される。
その後、前記と同様にしてバンプ及び実装用パッドの各
座標値が演算されてバンプと実装用パッドとのずれ量が
補正される。従って、1台のカメラでバンプと実装用パ
ッドとを同時に観察しているので、光軸の誤差を考慮す
る必要が全くなくなる。又、バンプと実装用パッドとの
ずれ量がカメラとミラーとを組み合わせた簡単な構成
で、容易に補正される。
【0018】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明をBGA(ボール・グリッド
・アレイ)をプリント配線板に実装する際の位置合わせ
方法に具体化した実施例1を図1〜図8に従って説明す
る。最初にBGAとプリント配線板の構成について簡単
に説明する。
【0019】図1に示すように、電子部品としてのBG
A1の底面には、複数の半田よりなる半球状のバンプ2
が2列配置で正方形の領域を周回するように設けられて
いる。図5に示すように、電子回路基板としてのプリン
ト配線板3の表面には、BGA1の実装用パッド(以
下、単にパッドという)4がバンプ2と同様に配置され
ている。このパッド4には予め図示しない半田皮膜が形
成されている。なお、バンプ2のみでパッド4との接合
強度が十分に得られるのであれば、半田皮膜は形成しな
くてもよい。
【0020】次に、BGA1の位置合わせ方法について
説明する。図示しないボンディングヘッドに設けられた
吸着ノズル5に吸着されたBGA1を降下させて、上向
きに配置された第1のカメラ6と近接する観察位置に配
置して、バンプ2を観察する(図1)。このとき、吸着
ノズル5の中心とBGA1の中心とが一致していなくて
もよい。又、第1のカメラ6にてBGA1を観察し易い
ように、BGA1の斜め下方から照明装置7による照明
を行う。
【0021】続いて、第1のカメラ6が観察したバンプ
2の画像データをコンピュータが入力して、各座標位置
を読取るとともに2値化処理して、モニタ8上に一部の
複数個(この場合、10個)のバンプ2を表示する(図
2)。次いで、モニタ8上に表示されたバンプ2の中抜
き処理をコンピュータが行って、円形の外形線からなる
バンプ2の静止画像を再び、モニタ8上に表示する(図
3)。
【0022】次に、吸着ノズル5に吸着された状態でB
GA1を上方の待機位置に移動させた後、第1のカメラ
6の上方に下向きに配置された第2のカメラ9を側方か
ら移動させる(図4)。このとき、第2のカメラ9が観
察した第1のカメラ6のレンズ10の光軸A1 に設けら
れた指標としてのマーク11に基づいて、両カメラ6,
9の光軸A1 ,A2 が光学的に一致するように第2のカ
メラ9を第1のカメラ6に位置合わせする。第2のカメ
ラ9には自動焦点調節機構12が設けられており、この
機構12によって第1のカメラ6のマーク11に焦点が
調節される。
【0023】次に、第1のカメラ6を降下させた後、第
2のカメラ9の下方に基板搭載台13上に載置されたプ
リント配線板3を移動させて、BGA1を実装するパッ
ド4を観察する(図5)。このとき、自動焦点調節機構
12によって第2のカメラ9の焦点が、パッド4に合う
ように調節される。
【0024】続いて、第2のカメラ9が観察したパッド
4の画像データをコンピュータが入力して、各座標位置
を演算するとともに、モニタ8上に表示されたバンプ2
の画像と、バンプ2と対応する部分の複数(この場合、
10個)のパッド4の生画像とを合成して表示する(図
6)。このとき、第2のカメラ9にてパッド4を観察し
易いように、パッド4の斜め上方から照明装置14によ
る照明を行う。
【0025】次に、基板搭載台13に装備された図示し
ないXステージ,Yステージ及びθステージをコンピュ
ータによって操作して、プリント配線板3をX−Y−θ
方向へ移動させて、パッド4をバンプ2に位置合わせす
る。この位置合わせは、バンプ2の座標値とパッド4の
座標値とのずれ量が、0となるようにコンピュータが補
正することにより行われる。又、位置合わせの状況はモ
ニタ8に表示されたパッド4が移動して、バンプ2の外
形線と重なって一致することにより目視で確認される
(図7)。このようにして、BGA1の位置合わせが完
了し、続いて、BGA1の実装が、以下のようにして行
われる。
【0026】第2のカメラ9を元の位置へ移動させた
後、待機位置に待機していたBGA1を吸着ノズル5と
ともに降下させて、バンプ2とパッド4とが接触するよ
うにプリント配線板3上に仮固定する。このとき、BG
A1の仮固定には接着剤が用いられる。そして、吸着ノ
ズル5によるBGA1の吸着を解除した後、プリント配
線板3を図示しないリフロー炉に投入して加熱して、バ
ンプ2及びパッド4の表面の半田を溶融させて、バンプ
2とパッド4とを接合させる(図8)。このようにし
て、バンプ2とパッド4との位置合わせ、及びBGA1
のプリント配線板3への実装が完了する。
【0027】上記したように実施例1においては、第2
のカメラ9を第1のカメラ6上に移動させる際に、両者
の光軸A1 ,A2 を光学的に一致させた後で、バンプ2
とパッド4との各座標値間のずれ量を補正するようにし
た。従って、第1のカメラ6の光軸A1 と第2のカメラ
9の光軸A2 との誤差が0となるので、パッド4とバン
プ2との各座標間のずれ量を補正するときに、光軸A1
,A2 間の誤差を考慮しなくてもよくなる。この結
果、ずれ量の補正が容易となるばかりでなく、位置合わ
せ精度を向上させる上で有用となる。
【0028】又、ずれ量を補正するための演算プログラ
ムを作成するにあたり、前記誤差を考慮しなくてもよく
なり、、そのプログラムの作成や演算処理回路の設計時
間が短縮されるともに、装置自体が簡単でで低コストと
なる。
【0029】又、第1のカメラ6のレンズ10の光軸A
1 にマーク11を設け、第2のカメラ9に設けられた自
動焦点調節機構12によって、マーク11に焦点が合う
ように調整するようにしたことにより、両者の光軸1 ,
A2 を確実に一致させることができる。
【0030】更には、バンプ2及びパッド4の一部をモ
ニタ8に表示して、ずれ量を補正するようにしたことに
より、BGA1のプリント配線板3への位置合わせ状況
を目視で確認することができる。しかも、バンプ2は中
抜き処理によって円形の外形線にて表示された状態で、
パッド4とのずれ量の補正が行われるので、バンプ2と
パッド4とを容易に区別することができる。
【0031】(実施例2)次に、実施例2について説明
する。この実施例では第2のカメラ9の配置が前記実施
例1と異なる。
【0032】図9に示すように、第2のカメラ9は第1
のカメラ6の光軸A1 と、第2のカメラ9の光軸A2 と
が直交する位置に固定されている。図10に示すよう
に、BGA1が待機位置に配置された状態で、第1及び
第2のカメラ6,9の光軸A1,A2 の交点に、鏡面が
当たるように全反射のミラー21が配置されるようにな
っている。このミラー21は鏡面の平面度が0.05〜
0.1μm程度となっており、光軸A1 ,A2 にて形成
される面と直交する方向に、水平面に対して45°の傾
斜角度θを保持しながら移動するようになっている。
【0033】次に、BGA1の位置合わせ方法について
説明する。図9に示す状態で、吸着ノズル5に吸着され
たBGA1を降下させて、第1のカメラ6によってバン
プ2を観察し、観察したバンプ2の画像データを実施例
1と同様に中抜き処理を行って、円形の外形線にてモニ
タ8上に表示する。
【0034】次に、BGA1を上方の待機位置に移動さ
せた後、側方からミラー21を移動させて、第1及び第
2のカメラ6,9の光軸A1 ,A2 の交点に鏡面が当た
るように配置する。このとき、ミラー21は傾斜角度θ
が45°となっているので、光軸A1 と光軸A2 とが見
かけ上一致する。
【0035】次に、ミラー21の下方に基板搭載台13
上に載置されたプリント配線板3を移動させて、第2の
カメラ9によってミラー21の鏡面にて反射するパッド
4の像を観察する(図10)。このとき、第2のカメラ
9は実際のパッド4と面対称のパッド4を観察する。
又、第2のカメラ9は予めミラー21の鏡面に焦点が合
うように配置されており、自動焦点調節機構12は設け
られていない。
【0036】続いて、第2のカメラ9が観察したパッド
4の画像データをコンピュータが入力し、面対称のパッ
ド4であることを考慮して各座標位置を演算するととも
に、モニタ8上にバンプ2と対応するパッド4の生画像
とを合成して表示する。
【0037】次に、実施例1と同様にして、プリント配
線板3をX−Y−θ方向へ移動させて、パッド4をバン
プ2に位置合わせする。このようにして、BGA1の位
置合わせが完了する。
【0038】上記したように実施例2においては、第2
のカメラ9をその光軸A2 と第1のカメラ6の光軸A1
とが直交する位置に固定し、両光軸A1 ,A2 の交点に
鏡面が当たるようにミラー21を移動可能に配置した。
従って、実施例1とは異なり第2のカメラ9を移動させ
て、第1のカメラ6の光軸A1 に一致させる必要がなく
なる。又、ミラー21を光軸A1 ,A2 にて形成される
面と直交する方向に、水平面に対して45°の傾斜角度
θを保持しながら移動させるようにしたことにより、第
2のカメラ9は第1のカメラ6と同じ光軸でパッド4を
観察することができ、バンプ2とパッド4とのずれ量を
容易に補正することができる。
【0039】(実施例3)次に、実施例3について説明
する。この実施例では1台のカメラで位置合わせすると
ともに、フリップチップボンディングにおける電子部品
としてのベアチップの位置合わせ方法に具体化している
点が前記両実施例と異なる。
【0040】図11に示すように、カメラ31の光軸A
3 の方向には2箇所の鏡面32a,32bを有するミラ
ー32が配置されている。ミラー32は鏡面32a,3
2bがカメラ31のレンズと対向し、かつ光軸A3 を境
として上下方向にそれぞれ45°の傾斜角度θとなるよ
うに設けられている。ミラー32及びカメラ31は同じ
支持部材(図示せず)に支持されており、基板搭載台1
3と平行に移動するようになっている。カメラ31は鏡
面32a,32bにて反射する像を観察可能な距離だけ
離間している。
【0041】次に、ベアチップの位置合わせ方法につい
て説明する。吸着ノズル33に吸着されたベアチップ3
4を降下させるとともに、ベアチップ34の下方にパッ
ド4が位置するように基板搭載台13に搭載されたプリ
ント配線板3を移動させる。次いで、側方からミラー3
2及びカメラ31を移動させて、ベアチップ34の下方
に鏡面32aが対向し、パッド4の上方に鏡面32bが
対向するようにミラー32を配置する(図11)。
【0042】次に、鏡面32aにて反射したバンプ2の
像と、鏡面32bにて反射したパッド4の像とをカメラ
31にて観察する。このとき、鏡面32a,32bはそ
れぞれカメラ31の光軸A3 を境として45°の傾斜角
度θとなっているため、バンプ2及びパッド4の像が確
実にカメラ31にて観察される。
【0043】次に、観察したバンプ2の画像データを前
記実施例1,2と同様に中抜き処理を行って、図6に示
すように、円形の外形線にてモニタ8上に表示するとと
もに、バンプ2と対応するパッド4の生画像とを合成し
て表示する。このとき、カメラ31にて観察したパッド
4の像を、鏡面32a,32bの境目を中心としてバン
プ2側に反転させてモニタ8に表示する。
【0044】次に、実施例1,2と同様にして、プリン
ト配線板3をX−Y−θ方向へ移動させて、パッド4を
バンプ2に位置合わせする。このようにして、ベアチッ
プ34の位置合わせが完了する。
【0045】上記したように実施例3においては、2つ
の鏡面32a,32bを有するミラー32を用いて、バ
ンプ2及びパッド4を1台のカメラ31で観察するよう
にしたことにより、光軸の誤差を考慮する必要が全くな
くなる。従って、バンプ2とパッド4とのずれ量をカメ
ラ31とミラー32とを組み合わせた簡単な構成で、容
易に補正することができる。又、カメラの台数が減って
コストダウンを図ることができる。
【0046】なお、本発明は以下のように具体化するこ
ともできる。 (1)上記実施例1及び2では、最初に第1のカメラ6
でバンプ2を観察した後、第2のカメラ9でパッド4を
観察するようにしたが、反対にパッド4を観察した後、
バンプ2を観察するようにしてもよい。
【0047】この場合、実施例1においては第1のカメ
ラ6を水平方向に移動可能に配置し、第2のカメラ9を
上下動可能に配置する。そして、第2のカメラ9でパッ
ド4を観察した後、そのカメラ9を上方の待機位置へ移
動させて、第1のカメラ6を側方から第2のカメラ9の
下方に移動させて、互いの光軸A1 ,A2 を光学的に一
致させるようにすればよい。又、実施例2においては第
1のカメラ6を水平方向に固定し、第2のカメラ9を上
下動可能に配置する。そして、第2のカメラ9でパッド
4を観察した後、そのカメラ9を上方の待機位置へ移動
させて、BGA1を側方から移動させてパッド4上に配
置するとともに、BGA1とプリント配線板3との間に
鏡面が斜め45°上方を向くミラー21を配置して、第
1のカメラ6でバンプ2を観察するようにすればよい。
【0048】(2)モニタ8上に表示するバンプ2及び
パッド4の数を任意に変更してもよい。この場合、両者
の数を一致させるのが位置合わせ状況を目視で確認し易
いという点で好ましい。
【0049】(3)上記各実施例では、基板搭載台13
に装備された図示しないXステージ,Yステージ及びθ
ステージをコンピュータによって操作して、プリント配
線板3をX−Y−θ方向へ移動させるようにしたが、人
が各ステージを操作してモニタを見ながら位置合わせす
るようにしてもよい。
【0050】(4)上記実施例では、第2のカメラ9に
自動焦点調節機構12を設けて第1のカメラ6の光軸A
1 と光学的に一致させるようにしたが、自動焦点調節機
構12を設けずに予め第2のカメラ9の焦点が第1のカ
メラ6のマーク11に合うように配置しておいてもよ
い。
【0051】(5)BGA1等の電子部品に形成された
半田バンプを半田ボール、突起電極、半田端子等の呼称
に置き換えてもよい。又、プリント配線板3の実装用パ
ッド4上に半田バンプを形成して、BGA1等を実装し
てもよい。
【0052】本発明における光軸を以下のように定義す
る。 光軸:CCD(チャージ・カップルド・デバイス)等の
固体撮像素子を撮影手段に用いるカメラに装備された光
学系レンズの中心を通る直線をいう。
【0053】上記実施例から把握できる請求項に記載し
た以外の技術思想について、以下にその効果とともに記
載する。請求項1又は3に記載の位置合わせ方法におい
て、コンピュータにより演算されたパッド及び実装用パ
ッドの各座標値をモニタに表示しながら、パッドと実装
用パッドとのずれ量を補正するようにした。このように
すれば、位置合わせ状況を目視で確認することができ
る。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、実装面にバンプが形成された半導体チッ
プや、半導体搭載装置等の電子部品を回路基板に位置合
わせする際に、バンプと実装用パッドとのずれ量を容易
に補正することができる。
【0055】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
に加えて第2のカメラを第1のカメラ上に繰り返し配置
しても、両者の光軸を確実に一致させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、上記効果に加えて1台
のカメラでバンプと実装用パッドとを同時に観察してい
るので、光軸の誤差を考慮する必要が全くなくなる。
又、バンプと実装用パッドとのずれ量がカメラとミラー
とを組み合わせた簡単な構成で、容易に補正することで
きるとともに、コストダウンを計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1において第1のカメラでバン
プを観察している状態を示す概略斜視図である。
【図2】モニタに表示されたバンプの画像データを示す
概略図である。
【図3】中抜き処理されたバンプの画像データを示す概
略図である。
【図4】第1のカメラの光軸に第2のカメラの光軸を合
わせた状態を示す概略斜視図である。
【図5】第2のカメラで実装用パッドを観察している状
態を示す概略斜視図である。
【図6】バンプと実装用パッドとの画像データをモニタ
上に合成した状態を示す概略図である。
【図7】バンプと実装用パッドとを位置合わせした状態
を示す概略図である。
【図8】BGAをプリント配線板に実装した状態を示す
概略側面図である。
【図9】第2実施例において第1のカメラでバンプを観
察する状態を示す概略斜視図である。
【図10】ミラーを介して第2のカメラで実装用パッド
を観察している状態を示す概略斜視図である。
【図11】実施例3においてベアチップとプリント配線
板3との間にミラーを配置し、このミラーを介してカメ
ラでバンプと実装用パッドとを観察している状態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1…電子部品としてのBGA、2…バンプ、3…回路基
板としてのプリント配線板、4…実装用パッド、6…第
1のカメラ、9…第2のカメラ、11…指標としてのマ
ーク、21…ミラー、31…カメラ、32a,32b…
鏡面、34…電子部品としてのベアチップ、A1 〜A3
…光軸。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品の実装面に形成された複数のバ
    ンプと、回路基板に形成された前記バンプに対応する実
    装用パッドとのいずれか一方を第1のカメラで観察し、
    次に観察された前記電子部品及び回路基板のいずれか一
    方を当該観察位置から移動させた後、前記第1のカメラ
    の光軸に第2のカメラの光軸が光学的に一致するように
    同第2のカメラを配置し、次いで前記第1のカメラで観
    察されなかった前記バンプ及び実装用パッドのいずれか
    一方を第2のカメラで観察し、前記第1及び第2のカメ
    ラで観察した画像データに基づいて、コンピュータによ
    りバンプ及び実装用パッドの各座標値を相互に対応させ
    て演算し、その演算結果に基づいて電子部品及び回路基
    板のいずれか一方を移動させて、バンプと実装用パッド
    とのずれ量を補正するようにした電子部品を回路基板に
    実装する際の位置合わせ方法。
  2. 【請求項2】 前記第2のカメラを配置する際に、前記
    第1のカメラの光軸に指標を設け、該指標を第2のカメ
    ラによって観察しながら第1及び第2のカメラの光軸を
    光学的に一致させるようにした請求項1に記載の電子部
    品を回路基板に実装する際の位置合わせ方法。
  3. 【請求項3】 1台のカメラと、該カメラの光軸を境と
    してそれぞれ45°の傾斜角度を有する2つの鏡面を備
    えたミラーとを設け、 電子部品と回路基板との間に、該電子部品の実装面に形
    成された複数のバンプに一方の鏡面が対向し、前記回路
    基板に形成された前記バンプに対応する実装用パッドに
    他方の鏡面が対向するように前記ミラーを配置し、該ミ
    ラーを介して前記カメラでバンプと実装用パッドとを同
    時に観察し、該カメラで観察した画像データに基づい
    て、コンピュータによりバンプ及び実装用パッドの各座
    標値を相互に対応させて演算し、その演算結果に基づい
    て電子部品及び回路基板のいずれか一方を移動させて、
    バンプと実装用パッドとのずれ量を補正するようにした
    電子部品を回路基板に実装する際の位置合わせ方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018006510A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 ヤマハ発動機株式会社 部品実装装置
JP2018029161A (ja) * 2016-08-19 2018-02-22 メイショウ株式会社 部品実装機用の画像処理システム
CN113013285A (zh) * 2021-01-26 2021-06-22 中国科学院上海技术物理研究所 一种矫正焦平面探测器倒焊工艺系统误差的工艺方法

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