JPH0727371B2 - 電子楽器 - Google Patents
電子楽器Info
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- JPH0727371B2 JPH0727371B2 JP2075235A JP7523590A JPH0727371B2 JP H0727371 B2 JPH0727371 B2 JP H0727371B2 JP 2075235 A JP2075235 A JP 2075235A JP 7523590 A JP7523590 A JP 7523590A JP H0727371 B2 JPH0727371 B2 JP H0727371B2
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- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 3
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 claims 1
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Description
本発明は、メロディ演奏音と共に、アンサンブル、デュ
エットなどの付加音を自動的に付加するようにした電子
楽器に関する。
エットなどの付加音を自動的に付加するようにした電子
楽器に関する。
従来、この種の電子楽器は、例えば特開昭56-39595号公
報、特開昭59-68788号公報、特開昭59-116696号公報、
特公昭63-22316号公報に示されるように、メロディ音指
定手段により指定されたメロディ音の音高、和音指定手
段により指定された和音などに関係した付加音を自動的
に指定して、前記指定されたメロディ音及び和音にそれ
ぞれ対応したメロディ音信号及び和音信号と共に、前記
付加音に対応した付加音信号を形成出力するようにして
いた。
報、特開昭59-68788号公報、特開昭59-116696号公報、
特公昭63-22316号公報に示されるように、メロディ音指
定手段により指定されたメロディ音の音高、和音指定手
段により指定された和音などに関係した付加音を自動的
に指定して、前記指定されたメロディ音及び和音にそれ
ぞれ対応したメロディ音信号及び和音信号と共に、前記
付加音に対応した付加音信号を形成出力するようにして
いた。
しかるに、上記のような従来装置にあっては、メロディ
音信号及び和音信号のみを発生する場合に比べれば、付
加音信号の発生のために、演奏音楽は豊かなものになる
が、同一のメロディ音が長時間指定されている場合に
は、同一のメロディ音信号、和音信号及び付加音信号が
長時間発生され続けるようになるので、演奏音楽が単調
になるという問題がある。 本発明は上記問題に対処するためになされたもので、そ
の目的は演奏音楽の単調さを改善するようなした電子楽
器を提供することにある。
音信号及び和音信号のみを発生する場合に比べれば、付
加音信号の発生のために、演奏音楽は豊かなものになる
が、同一のメロディ音が長時間指定されている場合に
は、同一のメロディ音信号、和音信号及び付加音信号が
長時間発生され続けるようになるので、演奏音楽が単調
になるという問題がある。 本発明は上記問題に対処するためになされたもので、そ
の目的は演奏音楽の単調さを改善するようなした電子楽
器を提供することにある。
上記目的を達成するために、上記請求項1又は請求項2
に係る発明の構成上の特徴は、メロディ音指定手段によ
り指定されたメロディ音の音高に関係し、又はメロディ
音指定手段により指定されたメロディ音の音高及び和音
指定手段により指定された和音に関係して自動的に付加
音を指定する付加音指定手段と、前記各音にそれぞれ対
応した複数の楽音信号を形成出力する楽音信号形成手段
とを備えた電子楽器において、メロディ音指定手段によ
り同一のメロディ音が所定時間以上指定され続けている
ことを検出する検出手段と、検出手段により同一メロデ
ィ音の所定時間以上の指定が検出されたとき楽音信号形
成手段における付加音信号の形成出力を間欠的な所定の
パターンに従って制御する付加音発生制御手段とを設け
たことにある。 また、上記請求項3に係る発明の構成上の特徴は、前記
請求項1又は請求項2に係る発明の付加音発生制御手段
を、付加音信号の時間的は発生パターンを制御するパタ
ーンデータを予め記憶したパターンメモリと、パターン
メモリに記憶されているパターンデータを時間経過に従
って読み出す読み出し手段と、読み出されたパターンデ
ータに応じて付加音信号の形成出力を楽音信号形成手段
へ指示する指示手段とで構成したことにある。 また、上記請求項4に係る発明の構成上の特徴は、前記
請求項1又は請求項2に係る発明の付加音発生制御手段
を、付加音信号の形成出力を所定時間毎に前記楽音信号
形成手段へ指示する指示手段で構成したことにある。 さらに、上記請求項5に係る発明の構成上の特徴は、前
記請求項1又は請求項2に係る発明の構成に、楽音信号
形成手段を制御して付加音信号の音量レベルをメロディ
音信号の音量レベルより小さく設定する音量レベル制御
手段を付加したことにある。
に係る発明の構成上の特徴は、メロディ音指定手段によ
り指定されたメロディ音の音高に関係し、又はメロディ
音指定手段により指定されたメロディ音の音高及び和音
指定手段により指定された和音に関係して自動的に付加
音を指定する付加音指定手段と、前記各音にそれぞれ対
応した複数の楽音信号を形成出力する楽音信号形成手段
とを備えた電子楽器において、メロディ音指定手段によ
り同一のメロディ音が所定時間以上指定され続けている
ことを検出する検出手段と、検出手段により同一メロデ
ィ音の所定時間以上の指定が検出されたとき楽音信号形
成手段における付加音信号の形成出力を間欠的な所定の
パターンに従って制御する付加音発生制御手段とを設け
たことにある。 また、上記請求項3に係る発明の構成上の特徴は、前記
請求項1又は請求項2に係る発明の付加音発生制御手段
を、付加音信号の時間的は発生パターンを制御するパタ
ーンデータを予め記憶したパターンメモリと、パターン
メモリに記憶されているパターンデータを時間経過に従
って読み出す読み出し手段と、読み出されたパターンデ
ータに応じて付加音信号の形成出力を楽音信号形成手段
へ指示する指示手段とで構成したことにある。 また、上記請求項4に係る発明の構成上の特徴は、前記
請求項1又は請求項2に係る発明の付加音発生制御手段
を、付加音信号の形成出力を所定時間毎に前記楽音信号
形成手段へ指示する指示手段で構成したことにある。 さらに、上記請求項5に係る発明の構成上の特徴は、前
記請求項1又は請求項2に係る発明の構成に、楽音信号
形成手段を制御して付加音信号の音量レベルをメロディ
音信号の音量レベルより小さく設定する音量レベル制御
手段を付加したことにある。
上記のように構成した請求項1及び請求項2に係る発明
においては、メロディ音指定手段により同一メロディ音
が長時間指定され続けると、検出手段が該同一メロディ
音の長時間に渡る連続指定検出し、この検出に応答し
て、付加音発生制御手段が楽音信号形成手段における付
加音信号の形成出力を間欠的な所定のパターンに従って
制御する。この場合、付加音発生制御手段は、例えば前
記請求項3又は請求項4に係る発明のように構成されて
おり、付加音信号の発生がパターンメモリに記憶されて
いるパターンデータに従って制御されたり、所定時間毎
に制御されたりする。 これにより、上記請求項1〜請求項4に係る発明によれ
ば、同一のメロディ音が長時間指定された場合には、付
加音が所定のパターンに従って発音されることになるの
で、単調さを排除して豊かな演奏音楽を奏でることがで
きるようになる。 また、上記のように構成した請求項5に係る発明におい
ては、音量レベル制御手段が楽音信号形成手段を制御し
て付加音信号の音量レベルをメロディ音信号の音量レベ
ルより小さく設定するので、付加音はメロディ音より小
音量で発音される。その結果、上記請求項5に係る発明
によれば、前述のようにして演奏音楽の単調さを排除し
ても、メロディラインが付加音により失われてしまうこ
とがなくなる。
においては、メロディ音指定手段により同一メロディ音
が長時間指定され続けると、検出手段が該同一メロディ
音の長時間に渡る連続指定検出し、この検出に応答し
て、付加音発生制御手段が楽音信号形成手段における付
加音信号の形成出力を間欠的な所定のパターンに従って
制御する。この場合、付加音発生制御手段は、例えば前
記請求項3又は請求項4に係る発明のように構成されて
おり、付加音信号の発生がパターンメモリに記憶されて
いるパターンデータに従って制御されたり、所定時間毎
に制御されたりする。 これにより、上記請求項1〜請求項4に係る発明によれ
ば、同一のメロディ音が長時間指定された場合には、付
加音が所定のパターンに従って発音されることになるの
で、単調さを排除して豊かな演奏音楽を奏でることがで
きるようになる。 また、上記のように構成した請求項5に係る発明におい
ては、音量レベル制御手段が楽音信号形成手段を制御し
て付加音信号の音量レベルをメロディ音信号の音量レベ
ルより小さく設定するので、付加音はメロディ音より小
音量で発音される。その結果、上記請求項5に係る発明
によれば、前述のようにして演奏音楽の単調さを排除し
ても、メロディラインが付加音により失われてしまうこ
とがなくなる。
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明すると、第
1図は本発明に係る電子楽器の全体をブロック図により
示している。 この電子楽器は鍵盤10及び操作パネル部20を備えてお
り、鍵盤10は音高C2〜C7に渡る複数の鍵からなる。これ
らの各鍵にはキーコードKCとして「36」〜「96」がそれ
ぞれ音高順に割り当てられており、全鍵がメロディ演奏
に利用される場合と音高C2〜G3に渡る鍵が和音演奏に利
用されかつ音高G3#〜C7に渡る鍵がメロディ演奏に利用
される場合とに切り替えできるようになっている。この
鍵盤10の各鍵の押離鍵は鍵スイッチ回路10a内に各鍵に
それぞれ対応して設けた複数の鍵スイッチの開閉成によ
り検出され、かつ同各鍵の鍵タッチは鍵タッチ検出回路
10b内に各鍵にそれぞれ対応して設けた複数の鍵タッチ
センサにより検出されるようになっている。 操作パネル部20には、ソロスタイルプレイ操作子21、自
動伴奏操作子22、リズムスタート操作子23、リズムスト
ップ操作子24、シンクロスタート操作子25、リズムセレ
クト操作子群26、音色選択操作子群27及びその他の操作
子群28が設けられている。ソロスタイルプレイ操作子21
はメロディ演奏、和音演奏等に応じて付加音を発生させ
るソロスタイルプレイを行うか行わないかを選択切り替
えする操作子である。自動伴奏操作子22は自動伴奏を行
うか行わないかを選択切り替えする操作子である。リズ
ムスタート操作子23は自動リズムの開始を指示する操作
子である。リズムストップ操作子24は自動リズムの停止
を指示する操作子である。シンクロスタート操作子25は
自動リズムのシンクロスタート動作(鍵盤10の全ての鍵
の押鍵前には自動リズムを待機状態に保ち、かつ鍵盤10
のいずれかの鍵の押鍵に同期して自動リズムを開始させ
る)を制御するもので、自動リズムは同操作子25の操作
により待機状態に設定されるようになっている。リズム
セレクト操作子群26は自動リズム及び自動伴奏の各種リ
ズム種類を選択するものである。なお、このリズム種類
はソロスタイルプレイの各モードを決定するもので、該
リズム種類に関しては各モード毎の説明箇所にて詳述す
る。音色選択操作子群27はメロディ音及び自動伴奏音の
音色の種類、例えばギター、ピアノ等の音色を選択指定
するものである。その他の操作子群28は伴奏音の音量、
メロディ音の音量、リズム音の音量、自動リズムのテン
ポを可変設定するものである。これらの各操作子の操作
は操作子スイッチ回路20a内に前記各操作子にそれぞれ
対応して設けた複数の操作子スイッチの開閉成及びボリ
ュームの作用により検出されるようになっている。 これらのスイッチ回路10a,20a及び鍵タッチ検出回路10b
はバス30に接続されており、同バス30にはリズム音信号
発生回路41、伴奏音信号発生回路42、メロディ音信号発
生回路43、テンポ発振器50及びマイクロコンピュータ60
が接続されている。 リズム音信号発生回路41は複数の打楽器音信号形成チャ
ンネルを備え、マイクロコンピュータ60からバス30を介
して供給されたリズム音発音制御信号に応じてシンバ
ル、バスドラ等の打楽器に対応した打楽器音信号を形成
出力する。伴奏音信号発生回路42は複数の楽音信号形成
チャンネルを備え、マイクロコンピュータ60からバス30
を介して供給された伴奏音発音制御信号に応じてギタ
ー、ピアノ等の楽器に対応した楽音信号を形成出力す
る。 メロディ音信号発生回路43は第0〜第6楽音信号形成チ
ャンネル及びパン制御回路を備え、該第0〜第6楽音信
号形成チャンネルはマイクロコンピュータ60からバス30
を介して供給されたキーオン信号KON及びキーオフ信号K
OFに応じて楽音信号の発生開始及び発生停止がそれぞれ
制御され、かつ同供給された第0〜第6キーコードKC
(0)〜KC(6)、第0〜第6音色データTC(0)〜TC
(6)及び第0〜第6音量データVOL(0)〜VOL(6)
に応じて音高、音色、音量がそれぞれ制御された楽音信
号を形成出力する。また、これらの各楽音信号形成チャ
ンネル内にはそれぞれ補間回路を含むピッチ変更制御回
路及び音量変更制御回路が設けられており、前記両制御
回路は、第0〜第6キーコードKC(0)〜KC(6)及び
第0〜第6音量データVOL(0)〜VOL(6)のみが供給
されたときには、形成楽音信号のピッチ及び音量を前記
供給キーコードKC(0)〜KC(6)及び音量データVOL
(0)〜VOL(6)に応じて即座に変更制御する。ま
た、第0〜第6キーコードKC(0)〜KC(6)及び第0
〜第6音量データVOL(0)〜VOL(6)の供給直後に、
補間制御信号が供給されたときには、前記両制御回路は
形成楽音信号のピッチ及び音量を前回供給された第0〜
第6キーコードKC(0)〜KC(6)及び第0〜第6音量
データVOL(0)〜VOL(6)から今回供給された前記デ
ータまで補間しながら滑らかに変更制御する。また、デ
チューン信号が供給された場合には、ピッチ変更制御回
路は形成楽音信号のピッチをわずか(数セント〜10数セ
ント)に上又は下にずらす。 パン制御回路は発音されるべきスピーカ45a〜45cの振り
分け及び該各スピーカ45a〜45cの発音音量を制御するも
ので、マイクロコンピュータ60からバス30を介して供給
されるパン制御信号に応じて楽音信号を出力線L,C,Rに
各楽音信号形成チャンネル毎にそれぞれ出力する。な
お、マイクロコンピュータ60からメロディ音信号発生回
路43にパン制御信号が供給されない場合、出力線L,C,R
には均等に楽音信号が供給される。 リズム信号発生回路41、伴奏音信号発生回路42及びメロ
ディ音信号発生回路43の各出力端には出力回路44が接続
されており、同回路44は前記各信号発生回路41〜43から
の信号を混合してその出力線L,C,Rへそれぞれ出力す
る。かかる場合、リズム音信号発生回路41及び伴奏音信
号発生回路42からの信号は出力線L,C,Rへ均等に出力さ
れ、かつメロディ音信号発生回路43の各出力線L,C,Rか
らの各信号はそのまま出力回路44の各出力線L,C,Rへ出
力される。出力回路44の各出力線L,C,Rにはスピーカ45
a,45b,45cがそれぞれ接続されており、同スピーカ45a〜
45cは空間的に左、中央、右にそれぞれ配置されてい
る。 テンポ発振器50は32分音符に対応した周期のテンポクロ
ック信号TCLKをマイクロコンピュータ60に割り込み信号
として供給するもので、該信号TCLKの周期はその他の操
作子群28内のテンポ設定操作子により設定されかつマイ
クロコンピュータ60からバス30を介して供給されるテン
ポ制御データにより決定されるようになっている。 マイクロコンピュータ60はバス30にそれぞれ接続された
プログラムメモリ61、CPU62及びワーキングメモリ63か
らなる。プログラムメモリ61はROMで構成され、第2A図
及び第2B図のフローチャートに対応したメインプログラ
ム並びにそのサブプログラムと、第4図のフローチャー
トに対応したクロックインタラプトプログラムとを記憶
している。CPU62は電源スイッチ(図示しない)の閉成
に伴い前記メインプログラムの実行を開始するともに同
プログラムを電源スイッチの開成まで繰り返し実行し、
テンポ発振器50からのテンポクロック信号TCLKの到来毎
にメインプログラムの実行を中断して前記クロックイン
タラプトプログラムを割り込み実行する。ワーキングメ
モリ63はRAMで構成され、共に前記プログラムの実行に
必要な各種データを記憶する変数データ記憶部とスイッ
チデータ記憶部とからなる。変数データ記憶部は主にフ
ラグデータ、演算データ等を記憶し、スイッチデータ記
憶部は鍵スイッチ回路10a及び操作子スイッチ回路20a内
の各スイッチの状態データを記憶しておく部分である。 また、バス30には、RAMで構成されたメロディ制御レジ
スタ群70と、ROMでそれぞれ構成された和音構成音テー
ブル81、リズムパターンメモリ82、伴奏パターンメモリ
83及びソロスタイルプレイ制御データテーブル90とが接
続されている。 メロディ制御レジスタ群70はキーコード記憶部71、音色
データ記憶部72及び音量データ記憶部73に分割されてい
る。キーコード記憶部71は第0〜第6キーコードKC
(0)〜KC(6)を記憶するもので、各キーコードKC
(0)〜KC(6)はメロディ音信号発生回路43内の第0
〜第6楽音信号形成チャンネルにて形成される楽音信号
の鍵音高をそれぞれ表す。音色データ記憶部72は第0〜
第6音色データTC(0)〜TC(6)を記憶するもので、
各音色データTC(0)〜TC(6)はメロディ音信号発生
回路43内の第0〜第6楽音信号形成チャンネルにて形成
される楽音信号の音色をそれぞれ表す。音量データ記憶
部73は第0〜第6音量データVOL(0)〜VOL(6)を記
憶するもので、各音量データVOL(0)〜VOL(6)はメ
ロディ音信号発生回路43内の第0〜第6楽音信号形成チ
ャンネルにて形成される楽音信号の音量をそれぞれ表
す。 和音構成音テーブル81は和音検出及び和音構成音サーチ
のために利用されるもので、C音を根音とする和音(例
えばメジャ、マイナ、オーギュメント等)の全ての和音
構成音(例えばC,E,G音)を表すノートコードNC(キー
コードKC中、オクターブを除く音名のみを表すコード)
をテーブルの形でそれぞれ記憶している。リズムパター
ンメモリ82は予め定められたリズムパターンデータを1
小節分記憶しているもので、リズム種類毎に複数のパタ
ーンメモリに分割されるとともに、各パターンメモリは
テンポカウントデータTCNT(0〜31)により指定される
32個のアドレスを有し、各アドレスにはシンバル、バス
ドラ等の発音すべき打楽器を表す打楽器音データが発音
個数分だけ記憶されている。伴奏パターンメモリ83は予
め定められた和音演奏、アルペジョ等の伴奏パターンデ
ータを1小節分記憶しているもので、リズム種類及び和
音タイプ毎に複数のパターンメモリに分割されるととも
に、各パターンメモリはテンポカウントデータTCNT(0
〜31)により指定される32個のアドレスを有し、各アド
レスには発音すべき全ての伴奏音の根音からの半音間隔
差を表すインターバルデータが発音個数分だけ記憶され
ている。なお、リズムパターンメモリ82においても、伴
奏パターン83においても、打楽器音及び伴奏音の非発音
タイミングに対応したアドレスには無処理を表すデータ
が記憶されている。 ソロスタイルプレイ制御データテーブル90はモードデー
タ記憶部91、音色データ記憶部92、リズム対応発音制御
データ記憶部93、伴奏対応発音制御データ記憶部94、パ
ターンデータ記憶部95及び音程データ記憶部96に分割さ
れている。 モードデータ記憶部91はリズム種類に応じて予め定めら
れソロスタイルプレイモード名を表すソロスタイルモー
ドデータSSPMD(RHY)(本件実施例では1〜15)を、リ
ズム種類を表すリズム種類データRHYに対応させて記憶
している。音色データ記憶部92は各ソロスタイルプレイ
モード毎に定められてメロディ音信号発生回路43内の第
0〜第6楽音信号形成チャンネルにて形成される楽音信
号の音色を表す第0〜第6音色データTC0(MD)〜TC6
(MD)を、選択されたソロスタイルプレイモードを表す
モードデータMDに対応させて記憶している。なお、前記
第0〜第6楽音信号形成チャンネルの一部のみを利用す
るソロスタイルプレイモードにおいては、利用されない
第i番目の楽音信号形成チャンネルに関する音色データ
TCi(MD)は当然記憶されていない。 リズム対応発音制御データ記憶部93は、“1"により自動
リズムの動作中のみソロスタイルプレイによる付加音の
発生を制御するモード(以下、リズム依存モードとい
う)を表し、かつ“0"により自動リズムの動作・非動作
とは無関係に前記付加音の発生を制御するモード(以
下、リズム独立モードという)を表すリズムスタイルプ
レイデータRSSP(MD)を、選択されたソロスタイルプレ
イモードを表すモードデータMDに対応させて記憶してい
る。伴奏対応発音制御データ記憶部94は、“1"により自
動伴奏の動作中のみソロスタイルプレイによる付加音の
発生を制御するモード(以下、伴奏依存モードという)
を表し、かつ“0"により自動伴奏の動作・非動作とは無
関係に前記付加音の発生を制御するモード(以下、伴奏
独立モードという)を表す伴奏スタイルプレイデータAS
SP(MD)を、選択されたソロスタイルプレイモードを表
すモードデータMDに対応させて記憶している。 パターンデータ記憶部95はソロスタイルプレイで利用さ
れる付加音の発音パターンデータを、選択されたソロス
タイルプレイモードを表すモードデータMDに対応させて
記憶している。音程データ記憶部96はソロスタイルプレ
イで利用される付加音の形成のための音程データDEG
を、選択されたソロスタイルプレイモードを表すモード
データMDに対応させて記憶している。これらの両記憶部
95,96においては、記憶データは必要なソロスタイルプ
レイモードについてのみ用意されており、各モードの説
明時に詳述する。 次に、上記のように構成した実施例の動作を各フローチ
ャートに基づくとともに、ソロスタイルプレイモード毎
に説明する。 メインプログラム 電源スイッチが投入されると、CPU62は第2A図のステッ
プ100にてプログラムの実行を開始し、ステップ102にて
各種レジスタをクリアすることにより初期設定処理を実
行した後、電源スイッチが開成されるまでステップ104
〜190からなる循環処理を実行し続ける。 かかる循環処理中、リズムスタート操作子23が操作され
ると、ステップ104にて「YES」すなわちリズムスタート
スイッチに関するオンイベント有りと判定されて、ステ
ップ106にてリズムランフラグRUNが“1"に設定されると
ともに、テンポカウントデータTCNTが「0」に初期設定
される。かかる場合、リズムランフラグRUNは“1"によ
り自動リズムの動作中を表し、“0"により自動リズムの
停止中を表し、かつ“−1"により自動リズムの待機中を
表すもので、またテンポカウントデータTCNTはテンポク
ロック信号TCLKの到来毎に0〜31に渡って繰り返し歩進
されるものであって「0」は初期値であるので、前記ス
テップ104,106の処理によりリズムスタート操作子23の
操作に同期して自動リズムが小節の頭から開始制御され
ることになる。 また、リズムストップ操作子24が操作されると、ステッ
プ108にて「YES」すなわちリズムストップスイッチに関
するオンイベント有りと判定されて、ステップ110にて
リズムランフラグRUNが“0"に設定される。これによ
り、今まで動作中であった自動リズムの停止が制御され
る。次に、ステップ112にてメロディ音信号形成回路43
の全て楽音信号形成チャンネル(第0〜第6楽音信号形
成チャンネル)へバス30を介してキーオフ信号KOFが出
力される。これにより、前記全ての楽音信号形成チャン
ネルは楽音信号の形成出力を停止するので、かかる自動
リズムの停止時には付加音をも含めたメロディ音信号の
形成出力が停止制御されてメロディ音信号発生回路43が
初期状態に設定される。 かかるステップ112の処理後、ステップ114にてソロスタ
イルプレイフラグSSPが“1"であり、かつリズムソロス
タイルデータRSSP(MD)が“1"であるか否かが判定され
て、前記2条件が成立した場合にのみ、同ステップ114
における「YES」との判定の基に、ステップ116にてソロ
スタイルプレイフラグSSPが“0"に設定される。なお、
前記ステップ114の判定処理においては、リズムソロス
タイルデータRSSP(MD)は、ソロスタイルプレイ制御デ
ータテーブル90内のリズム対応発音制御データ記憶部93
を参照することにより、該記憶部93から現在の選択ソロ
スタイルプレイモードを表すモードデータMDに応じて読
み出される。かかる場合、ソロスタイルプレイフラグSS
Pは“1"によりソロスタイルプレイが選択されているこ
とを表し、かつリズムソロスタイルデータRSSP(MD)は
“1"によりリズム依存モードを表すので、ソロスタイル
プレイモードとしてリズム依存モードが選択されている
状態で自動リズムが停止制御されると、ソロスタイルプ
レイフラグSSPはソロスタイルプレイの非選択状態を表
す“0"に設定されることになる。また、かかる場合に
は、メロディ音信号形成回路43内の全て楽音信号形成チ
ャンネルを鍵盤10によるメロディ演奏に利用するように
するために、ステップ118にてメロディ制御レジスタ群7
0内の音色データ記憶部72に記憶されている第1〜第6
音色データTC(1)〜TC(6)が第0音色データTC
(0)に設定される。 一方、ソロスタイルプレイフラグSSPがソロスタイルプ
レイの非選択状態を表す“0"に設定されており、また例
えソロスタイルプレイフラグSSPがソロスタイルプレイ
の選択状態を表す“1"に設定されていてもリズムソロス
タイルデータRSSP(MD)が“0"であってリズム独立モー
ドを表していれば、前記ステップ114にて「NO」と判定
されて前記ステップ116,118の処理が実行されないの
で、ソロスタイルプレイフラグSSP及び第1〜第6音色
データTC(1)〜TC(6)は以前の状態に維持される。 また、シンクロスタート操作子25が操作されると、ステ
ップ120にて「YES」すなわちシンクロスタートスイッチ
に関するオンイベント有りと判定されて、ステップ122
にてリズムランフラグRUNが自動リズムの待機中を表す
“−1"に設定される。 また、自動伴奏操作子22が操作されると、ステップ124
にて「YES」すなわち自動伴奏スイッチに関するオンイ
ベント有りと判定されて、ステップ126にて伴奏フラグA
BCが反転される。すなわち、以前“1"であった伴奏フラ
グABCは“0"に変更され、かつ以前“0"であった伴奏フ
ラグABCは“1"に変更される。かかる場合、伴奏フラグA
BCは“1"により自動伴奏の動作中を表しかつ“0"により
自動伴奏の非動作中を表すので、前記ステップ124,126
の処理により、自動伴奏が以前動作していた場合、同伴
奏は前記自動伴奏操作子22の操作に同期して停止制御さ
れ、また自動伴奏が以前動作していなかった場合、同伴
奏は自動伴奏操作子22の操作に同期して開始制御され
る。かかるステップ126の処理後、ステップ128における
前記ステップ112と同様なキーオフ信号KOFの全楽音信号
形成チャンネルへの出力により、メロディ音信号発生回
路43からの楽音信号の発生が停止されるとともに、同発
生回路43が初期状態に戻される。 かかるステップ128の処理後、ステップ130にて伴奏フラ
グABCが“0"であり、かつソロスタイルプレイフラグSSP
が“1"であり、かつ伴奏ソロスタイルデータASSP(MD)
が“1"であるか否かが判定されて、前記3条件が成立し
た場合にのみ、同ステップ130における「YES」との判定
の基に、ステップ132にてソロスタイルプレイフラグSSP
が“0"に設定される。なお、前記ステップ130の判定処
理においては、伴奏ソロスタイルデータASSP(MD)は、
ソロスタイルプレイ制御データテーブル90内の伴奏対応
発音制御データ記憶部94を参照することにより、該記憶
部94から現在の選択ソロスタイルプレイモードを表すモ
ードデータMDに応じて読み出される。かかる場合、前記
ステップ114,116の処理と同様、前記ステップ126の処理
により伴奏フラグABCが自動伴奏の停止状態を表す“0"
に変更された結果、ソロスタイルプレイモードとして伴
奏依存モードが選択されている状態で自動伴奏が停止制
御されると、ソロスタイルプレイフラグSSPはソロスタ
イルプレイの非選択状態を表す“0"に設定されることに
なる。また、かかる場合にも、メロディ音信号発生回路
43内の全て楽音信号形成チャンネルが鍵盤10によるメロ
ディ演奏に利用されるようにするために、ステップ134
にてメロディ制御レジスタ群70内の音色データ記憶部72
に記憶されている第1〜第6音色データTC(1)〜TC
(6)が第0音色データTC(0)に設定される。 一方、前記ステップ126の反転により伴奏フラグABCが自
動伴奏の動作状態を表す“1"に設定され、ソロスタイル
プレイフラグSSPがソロスタイルプレイの非選択状態を
表す“0"に設定されており、または伴奏ソロスタイルデ
ータASSP(MD)が“0"であって伴奏独立モードを表して
いれば、前記ステップ130にて「NO」と判定されて前記
ステップ132,134の処理が実行されないので、ソロスタ
イルプレイフラグSSP及び第1〜第6音色データTC
(1)〜TC(6)は以前の状態に維持される。 また、リズムセレクト操作子群26のいずれかが操作され
ると、ステップ136にて「YES」すなわちリズムセレクト
スイッチのオンイベント有りと判定されて、リズム種類
データRHYが操作されたリズムセレクト操作子に対応し
たリズム種類を表すデータに設定される。次に、ステッ
プ140にてソロスタイルプレイフラグSSPが“1"であるか
否かが判定され、同フラグSSPが“0"であってソロスタ
イルプレイが選択されていなければ、同ステップ140に
て「NO」と判定されてプログラムは第2B図のステップ15
8へ進められる。一方、ソロスタイルプレイフラグSSPが
“1"であってソロスタイルプレイが選択されていれば、
同ステップ140にて「YES」と判定されてステップ142以
降の処理が実行される。 ステップ142においては楽音信号の発生に関係した種々
のレジスタがクリアされ、ステップ144にて前記ステッ
プ112,128と同様に全楽音信号形成チャンネルへキーオ
フ信号KOFが出力される。これにより、メロディ音及び
ソロスタイルプレイによる付加音の発生に関して初期設
定がなされることになる。次に、ステップ146にて、前
記ステップ138の処理により新たに設定されたリズム種
類データRHYに基づき、ソロスタイルプレイ制御データ
テーブル90内のモードデータ記憶部91が参照され、リズ
ム種類に応じて決まるソロスタイルモードデータSSPMD
(RHY)が現在の選択ソロスタイルモードを表すモード
データMDとして設定される。かかるモードデータMDの設
定後、ステップ148にて、該モードデータMDに基づきソ
ロスタイルプレイ制御データテーブル90内の音色データ
記憶部92を参照することにより、モードデータMDにより
表されたソロスタイルプレイモードに最も適した音色の
種類を示す第0〜第6音色データTC0(MD)〜TC6(MD)
が該記憶部92から読み出されて、該データTC0(MD)〜T
C6(MD)がメロディ制御レジスタ群70内の音色データ記
憶部72に第0〜第6音色データTC(0)〜TC(6)とし
て設定記憶される。なお、前記第0〜第6楽音信号形成
チャンネルの全てを利用しないソロスタイルプレイモー
ドにおいては、利用しない楽音信号形成チャンネルに関
する音色データTCi(MD)がソロスタイルプレイ制御デ
ータテーブル90内の音色データ記憶部92に記憶されてい
ないので、同データTCi(MD)はメロディ制御レジスタ
群70内の音色データ記憶部72へも設定記憶されない。 かかるステップ148の処理後、ステップ150にてリズムソ
ロスタイルプレイデータRSSP(MD)が“1"であり、かつ
リズムランフラグRUNが自動リズムの停止状態を表す
“0"であるか否かが判定され、前記2条件が成立した場
合にのみ、同ステップ150における「YES」との判定の基
に、ステップ152にてリズムランフラグRUNが自動リズム
の待機状態を表す“−1"に設定される。かかる場合、リ
ズムソロスタイルプレイデータRSSP(MD)は“1"により
ソロスタイルプレイにおけるリズム依存モードを表すの
で、リズムセレクト操作子群26の操作により選択された
リズム種類が前記ソロスタイルプレイのリズム依存モー
ドを指定した場合には、シンクロスタート操作子25を操
作しなくても、自動リズムが待機状態に設定されること
になる。また、リズムセレクト操作子群26の操作により
選択されたリズム種類が前記ソロスタイルプレイのリズ
ム依存モードを指定しない場合、又は自動リズムが既に
動作状態又は待機状態にある場合には、前記ステップ15
0における「NO」との判定の基に、ステップ152の処理は
実行されずに、同フラグRUNが以前の値に維持されたま
まプログラムはステップ154へ進められる。 ステップ154においては、伴奏ソロスタイルプレイデー
タASSP(MD)が“1"であり、かつ伴奏フラグABCが自動
伴奏の停止状態を表す“0"であるか否かが判定され、前
記2条件が成立した場合にのみ、同ステップ154におけ
る「YES」との判定の基に、ステップ156にて伴奏フラグ
ABCが自動伴奏の動作状態を表す“1"に設定される。か
かる場合、伴奏ソロスタイルプレイデータASSP(MD)は
“1"によりソロスタイルプレイにおける伴奏依存モード
を表すので、リズムセレクト操作子群26の操作により選
択されたリズム種類が前記ソロスタイルプレイの伴奏依
存モードを指定した場合には、自動伴奏が停止状態にあ
っても、自動伴奏は動作状態に設定されることになる。
また、リズムセレクト操作子群26の操作により選択され
たリズム種類が前記ソロスタイルプレイの伴奏依存モー
ドを指定しない場合、又は自動伴奏が既に動作状態にあ
る場合には、前記ステップ154における「NO」との判定
の基に、ステップ156の処理は実行されずに、伴奏フラ
グABCが以前の値に維持されたままプログラムはステッ
プ158(第2B図)へ進められる。 また、ソロスタイルプレイ操作子21が操作されると、ス
テップ158にて「YES」すなわちソロスタイルプレイスイ
ッチのオンイベント有りと判定されて、ステップ160に
て、前記ステップ112,128,144と同様に全楽音信号形成
チャンネルへキーオフ信号KOFを出力することにより、
メロディ音信号発生回路43が初期状態に設定される。次
に、ステップ162にてソロスタイルプレイフラグSSPが反
転(“0"から“1"へ又は“1"から“0"へ)され、ステッ
プ164にて同フラグSSPが“1"であるか否かが判定され
る。かかる場合、前記反転の結果、ソロスタイルプレイ
フラグSSPが“1"すなわちソロスタイルプレイが選択さ
れた状態になると、同ステップ164にて「YES」と判定さ
れて、前記ステップ146〜156と同様なステップ166〜176
の処理により、モードデータMD、第0〜第6音色データ
TC(0)〜TC6(6)、リズムランフラグRUN及び伴奏フ
ラグABCが更新設定される。これにより、ソロスタイル
プレイの選択時には、選択されているリズム種類に応じ
てソロスタイルプレイに必要な諸データが設定される。 一方、前記ステップ162の反転処理によりソロスタイル
プレイフラグSSPが“0"になった場合には、前記ステッ
プ164にて「NO」と判定され、ステップ178にて第1〜第
6音色データTC(1)〜TC(6)が第0音色データTC
(0)に設定される。これにより、メロディ音信号発生
回路43内の第0〜第6楽音信号形成チャンネルにて形成
される楽音信号の音色が共通になる。 また、音色選択操作子群27のいずれかが操作されると、
ステップ180にて「YES」すなわち音色選択スイッチのオ
ンイベント有りと判定され、ステップ182にてソロスタ
イルプレイフラグSSPが“0"であるか否かが判定され
る。かかる場合、ソロスタイルプレイが選択されていな
くて前記フラグSSPが“0"であれば、同ステップ182にお
ける「YES」との判定の基に、ステップ184にて第0〜第
6音色データTC(0)〜TC(6)が前記操作された音色
セレクト操作子に対応した音色を表す音色データに設定
される。一方、ソロスタイルプレイが選択されていて前
記フラグSSPが“1"であれば、同ステップ182にて「NO」
と判定されて前記ステップ184の処理がなされないの
で、第0〜第6音色データTC(0)〜TC(6)は以前の
値に保持される。 また、鍵盤10にていずれかの鍵が押鍵され又離鍵される
と、ステップ186にて鍵スイッチ回路10a内のいずれかの
鍵スイッチに関する押離鍵イベント有りと判定され、ス
テップ188における押離鍵イベントルーチンの処理が実
行される。この押離鍵イベントルーチンの処理について
は、項を分けて詳しく後述する。なお、鍵盤における押
離鍵の検出は鍵スイッチ回路10aから取り込んだ鍵盤10
の各鍵の鍵状態データと、ワーキングメモリ63内のスイ
ッチデータ記憶部に記憶されている過去の鍵状態データ
とを比較することにより行われ、該新たに検出された鍵
を表すニューキーコードNKCと、該検出が押鍵に関する
ものであるか離鍵に関するものであるかを表す押離鍵フ
ラグとが後述の各プログラムにより利用される。 さらに、各種楽音の音量操作子、テンポ操作子等からな
るその他の操作子群28の操作に関しては、ステップ190
にて検出処理及び該検出に応じた各種データの設定処理
が行われる。 押離鍵イベントルーチン この押離鍵イベントルーチンは、上述したように、鍵盤
10における押離鍵に応答してメインプログラムのステッ
プ188にて実行されるもので、第3図に詳細に示すよう
に、ステップ200にてその実行が開始され、ステップ202
にてリズムランフラグRUNが“−1"であるか否かが判定
される。かかる場合、自動リズムが待機状態にあって前
記フラグRUNが“−1"であれば、前記ステップ202にて
「YES」と判定され、ステップ204にてリズムランフラグ
RUNが自動リズムの動作状態を表す“1"に設定され、か
つテンポカウントデータTCNTが「0」に初期設定され
て、プログラムはステップ206へ進められる。これによ
り、待機状態にあった自動リズムは初期状態(小節の
頭)から開始制御されることになる。一方、自動リズム
が待機状態になくてリズムランフラグRUNが“−1"に設
定されていなければ、前記ステップ202における「NO」
との判定の基に、プログラムはそのままステップ206へ
進められる。 ステップ206においては、伴奏フラグABCが“1"であるか
否か、すなわち自動伴奏が動作状態にあるか否かが判定
される。 まず、自動伴奏が動作状態にある場合について説明す
る。かかる場合、伴奏フラグABCは“1"に設定されてい
るので、ステップ206にて「YES」と判定され、ステップ
208にて鍵盤10において新たに押離鍵された鍵を表す新
キーコードNKCが「55」以下であるか否かが判定され
る。この値「55」は音高G3に対応し、該音高G3は自動伴
奏の動作時に鍵盤10の鍵域を伴奏鍵域とメロディ鍵域と
に2分割利用する場合における伴奏鍵域の最高音に対応
するものであり、前記新キーコードNKCが伴奏鍵域に属
するものであれば、前記ステップ208にて「YES」すなわ
ちNKC≦55であると判定されて、ステップ210にて新キー
コードNKCに関する押離鍵フラグに基づき前記鍵盤10に
おけるイベントが押鍵イベントであるか否かが判定され
る。 かかる場合、前記イベントが押鍵イベントに関するもの
であれば、前記ステップ210にて「YES」と判定され、ス
テップ212にて鍵盤10の伴奏鍵域にて現在押鍵中の全て
の鍵に基づき和音が検出される。この和音検出は前記押
鍵中の全ての鍵の組合せと、和音構成音テーブル81に和
音毎に記憶されている全ての和音構成音の組合せとの比
較により公知の方法で行われるもので、検出された和音
の根音は根音データROOTとして設定記憶されるととも
に、検出された和音のタイプはタイプデータTYPEとして
設定記憶される。また、前記イベントが押鍵イベントで
なければ、ステップ210にて「NO」と判定されて、ステ
ップ212の処理は実行されない。これにより、鍵盤10の
伴奏鍵域における押鍵毎に、和音が検出されかつ記憶さ
れることになる。 かかる和音検出後、ステップ214にてソロスタイルプレ
イフラグSSPが“1"であるか否かが判定される。今、ソ
ロスタイルプレイが選択されていて同フラグSSPが“1"
に設定されていれば、同ステップ214における「YES」と
の判定の基に、ステップ216にて変数iがソロスタイル
プレイの各種モードを表すモードデータMDに設定され、
ステップ218にて該変数iにより指定されるモード別和
音変化ルーチンMDiCHGの処理が読み出し実行された後、
ステップ220にて該押離鍵イベントルーチンの処理が終
了する。なお、モード別和音変化ルーチンMDiCHGの処理
については、各モード毎に項を分けて詳しく後述する。
また、ソロスタイルプレイが選択されていなくてソロス
タイルプレイフラグSSPが“0"に設定されていれば、ス
テップ214における「NO」との判定の基に、ステップ220
にて該押離鍵イベントルーチンの処理が終了する。 また、鍵盤10にて押離鍵された鍵がメロディ鍵域に属す
るものであって新キーコードNKCが「55」より大きけれ
ば、前記ステップ208にて「NO」すなわちNKC>55である
と判定され、ステップ222にてソロスタイルプレイフラ
グSSPが“1"であるか否かが判定される。今、ソロスタ
イルプレイが選択されていて同フラグSSPが“1"に設定
されていれば、同ステップ222における「YES」との判定
の基に、ステップ224にて第0キーコードKC(0)が新
キーコードNKC値に設定されるとともに、同ステップ224
にて該新キーコードNKCに関する鍵の鍵タッチデータが
タッチ検出回路10bから取り込まれて第0音量データVOL
(0)として設定される。 次に、ステップ224にて変数iがソロスタイルプレイの
各種モードを表すモードデータMD値に設定された後、ス
テップ228にて鍵盤10における該イベントが押鍵イベン
トであるか否かが判定される。前記イベントが押鍵イベ
ントに関するものであれば、同ステップ228における「Y
ES」との判定の基に、ステップ230にて前記設定変数i
により指定されるモード別キーオンルーチンMDiKONの処
理が読み出し実行され、ステップ232にて第0キーコー
ドKC(0)が旧キーコードOKCとして設定記憶されて、
ステップ220にて該押離鍵イベントルーチンの処理が終
了する。 また、前記イベントが離鍵イベントに関するものであれ
ば、前記ステップ228にて「NO」と判定され、ステップ2
34にて前記設定変数iにより指定されるモード別キーオ
フルーチンMDiKOFの処理が読み出し実行されて、ステッ
プ220にて該押離鍵イベントルーチンの処理が終了す
る。なお、モード別キーオンルーチンMDiON及びモード
別キーオフルーチンMDiOFの処理については、各モード
毎に項を分けて詳しく後述する。 一方、ソロスタイルプレイが選択されていなくてソロス
タイルプレイフラグSSPが“0"に設定されていれば、前
記ステップ222にて「NO」と判定され、ステップ236,238
の処理が実行されて、ステップ220にて該押離鍵イベン
トルーチンの処理が終了する。かかるステップ236,238
の処理は共に公知の処理であり、ステップ236において
は、鍵盤10にて押鍵された鍵(新キーコードNKC)のメ
ロディ音信号発生回路43内の第0〜第6楽音信号形成チ
ャンネルに対する発音割り当て処理と、同鍵盤10にて離
鍵された鍵(新キーコードNKC)の割り当て解除処理と
がなされる。また、ステップ238においては、前記発音
割り当て及び割り当て解除処理による第0〜第6キーコ
ードKC(0)〜KC(6)、第0〜第6音色データTC
(0)〜TC(0)、第0〜第6音量データTC(0)〜TC
(6)(タッチデータTCHにより形成)、キーオン信号K
ON、キーオフ信号KOF等のメロディ音形成制御信号がメ
ロディ音発生回路43の第0〜第6楽音信号形成チャンネ
ルのいずれかに供給される。そして、メロディ音信号発
生回路43が各楽音信号形成チャンネルにて前記制御信号
に応じて楽音信号を形成して、出力回路44を介してスピ
ーカ45a〜45cに供給するので、スピーカ45a〜45cからは
鍵盤10のメロディ鍵域の演奏に応じた楽音が発音され
る。 次に、自動伴奏が動作状態になくて伴奏フラグABCが
“0"に設定されている場合について説明する。かかる場
合、前記ステップ206にて「NO」と判定され、ステップ2
22以降の処理が実行される。このステップ222以降の処
理は自動伴奏が動作状態にある前述の場合と同じである
ので説明を省略するが、この場合には鍵盤10の全ての鍵
がメロディ演奏に利用され、和音が検出されることもな
い。 クロックインタラプトプログラム クロックインタラプトプログラムはテンポ発振器50から
のテンポクロック信号TCLK(32分音符に対応)のCPU62
への到来に同期して割り込み実行されるもので、同プロ
グラムは、第4図に示すように、ステップ240にてその
実行が開始され、ステップ242にてリズムランフラグRUN
が“1"であるか否かが判定される。 かかる場合、自動リズムが停止状態にあってリズムラン
フラグRUNが“0"に設定されていれば、同ステップ242に
て「NO」と判定され、ステップ260にて該クロックイン
タラプトプログラムの実行が終了する。 また、自動リズムが動作状態にあってリズムランフラグ
RUNが“1"に設定されていれば、ステップ242における
「YES」との判定の基に、ステップ244にてリズムパター
ンメモリ82が参照され、リズム種類データRHY及びテン
ポカウントデータTCNTにより指定されるリズムパターン
データが同メモリ82から読み出されるとともに、該デー
タがリズム信号発生回路41へ供給される。そして、リズ
ム音信号発生回路41は前記供給されたリズムパターンデ
ータに応じて打楽器音信号を形成して出力回路44を介し
てスピーカ45a〜45cに供給するので、スピーカ45a〜45c
からは該打楽器音信号に対応した楽音が発音される。そ
の結果、リズム種類データRHYにより指定されたリズム
種類に対応した自動リズム演奏がなされる。 次に、ステップ246にて伴奏パターンメモリ83が参照さ
れ、リズム種類データRHY、テンポカウントデータTCNT
及びタイプデータTYPEにより指定される伴奏パターンデ
ータが同メモリ83から読み出されるとともに、該データ
は根音データROOTに応じて加工されたのち、該加工され
たデータが伴奏音信号発生回路42へ供給される。そし
て、伴奏音信号発生回路42は前記供給された伴奏パター
ンデータに応じて伴奏音信号を形成して出力回路44を介
してスピーカ45a〜45cに供給するので、スピーカ45a〜4
5cからは該伴奏音信号に対応した楽音が発音される。そ
の結果、リズム種類データRHYにより指定されたリズム
種類に対応するとともに、鍵盤10にて指定された和音に
対応した自動伴奏演奏がなされる。 前記ステップ246の処理後、ステップ248にてソロスタイ
ルプレイフラグSSPが“1"であるか否かが判定される。
今、ソロスタイルプレイが選択されていて同フラグSSP
が“1"に設定されていれば、同ステップ248における「Y
ES」との判定の基に、ステップ250にて変数iがソロス
タイルプレイの各種モードを表すモードデータMDに設定
され、ステップ252にて該変数iにより指定されるモー
ド別クロックルーチンMDiCLKの処理が読み出し実行され
た後、プログラムがステップ254に進められる。なお、
モード別クロックルーチンMDiCLKの処理については、各
モード毎に項を分けて詳しく後述する。また、ソロスタ
イルプレイが選択されていなくてソロスタイルプレイフ
ラグSSPが“0"に設定されていれば、ステップ248にて
「NO」と判定され、プログラムがステップ254に進めら
れる。 ステップ254においてはテンポカウントデータTCNTに
「1」を加算することにより該データTCNTが歩進され、
ステップ256にて該歩進したテンポカウントデータTCNT
が「32」に達したか否かが判定される。かかる場合、テ
ンポカウントデータTCNTが未だ「32」に達していなけれ
ば、同ステップ256にて「NO」と判定されて、ステップ2
60にて該クロックインタラプトプログラムの実行が終了
する。また、テンポカウントデータTCNTが前記歩進によ
り「32」に達すると、ステップ256にて「YES」と判定さ
れ、ステップ258にて同データTCNTが「0」に初期設定
された後、ステップ260にて該クロックインタラプトプ
ログラムの実行が終了する。かかるステップ254〜258の
処理により、テンポカウントデータTCNTは「0」〜「3
1」に渡ってテンポクロック信号TCLKの発生毎に繰り返
し歩進することになる。 ソロスタイルプレイの説明 以下、ソロスタイルプレイにおける付加音の形成及び発
生について説明するが、その前に、このソロスタイルプ
レイモードの動作に密接に関係した事項に関して再確認
しておく。 モード別キーオンルーチンMDiKON及びモード別キーオフ
ルーチンMDiKOFは上記押離鍵イベントルーチンのステッ
プ230,234にて読み出し実行されるもので、ソロスタイ
ルプレイフラグSSPが“1"であり、かつメロディ演奏の
ために鍵盤10にていずれかの鍵が押離鍵操作されたとき
に、モードデータMD(=i)に応じてそれぞれ読み出し
実行される。また、かかる場合、上記ステップ224の処
理により、第0楽音信号形成チャンネルのための第0キ
ーコードKC(0)及び第0音量データVOL(0)は前記
押鍵毎に設定され、ソロスタイルプレイモードにおいて
は、鍵盤10におけるメロディ演奏は単音後着優先とな
る。 モード別和音変化ルーチンMDiCHGは上記押離鍵イベント
ルーチンのステップ218にて読み出し実行されるもの
で、自動伴奏が動作中であり、ソロスタイルプレイフラ
グSSPが“1"であり、かつ和音演奏のために鍵盤10にて
いずれかの鍵が押鍵操作されたときに、モードデータMD
(=i)に応じて読み出し実行される。また、かかる場
合、上記ステップ212の処理により、指定和音を表す根
音データROOT及びタイプデータTYPEが前記和音のための
押鍵に応じて設定される。 モード別クロックルーチンMDiCLKは上記クロックインタ
ラプトルーチンのステップ252にて読み出し実行される
もので、自動リズムが動作中であり、かつソロスタイル
プレイフラグSSPが“1"であるときに、テンポクロック
信号TCLK(32分音符に対応)の発生毎に実行される。 また、ソロスタイルプレイフラグSSPが“1"である場合
においては、第0〜第6楽音信号形成チャンネルのため
の第0〜第6音色データTC(0)〜TC(6)は、上記メ
インプログラムのステップ146,148,166,168の処理によ
り、ソロスタイルプレイのモード種類(リズム種類に応
じて決定)毎に設定されている。また、ステップ150〜1
56,170〜176の処理により、前記モード種類がリズム依
存モードであり、または伴奏依存モードである場合、自
動リズム及び自動伴奏の動作状態が強制的に設定され
る。具体的には、上記ステップ150〜156,170〜176の処
理により、リズムランフラグRUNが“−1"に設定され、
または伴奏フラグABCが“1"に設定される。ただし、各
ソロスタイルプレイモードに対応したリズム種類、第0
〜第6音色データTC(0)〜TC(6)、リズムランフラ
グRUN及び伴奏フラグABCの具体的なデータ設定について
は後述する。 次に、実際のソロスタイルプレイモードの説明に移る。
当該電子楽器においては、多くの種類のソロスタイルプ
レイが用意されているが、本件実施例においては、本願
発明に直接関係するソロスタイルプレイモード(第6,7,
8,10ソロスタイルプレイモード)のみについて説明す
る。 第6ソロスタイルプレイモード 第6ソロスタイルプレイモード(MD=6)はメロディ演
奏鍵が所定音符長以上押鍵され続けたとき所定パターン
の伴奏音を付加するもので、リズム種類が「スイングピ
アノ」のときに指定されるものであると同時に、伴奏フ
ラグABCは“1"に設定され、かつ自動リズムは待機状態
(RUN=−1)に設定される。また、このモードにおい
ては、第0〜第3楽音信号形成チャンネルが鍵盤10にお
ける押鍵音及び付加音のために利用され、かつ該各チャ
ンネルに関する音色データTC(0)〜TC(3)はピアノ
の音色を表すデータ値に設定される。また、ソロスタイ
ルプレイ制御データテーブル90のパターンデータ記憶部
95には第5E図に示す音符列に対応したパターンデータが
記憶されており、該パターンデータはモードデータMD値
(=6)により指定されるとともに、テンポカウントデ
ータTCNT(0〜31)により指定される各アドレスには伴
奏音の発音開始を表すキーオンイベントデータ、伴奏音
の発音停止を表すキーオフイベントデータ及び何も処理
しないことを表すノーオペレーションデータのいずれか
が記憶されている。 鍵盤10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステップ23
0(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キーオンル
ーチンMD6KONが読み出されると、該ルーチンMD6KONは第
5A図のステップ800にて開始され、ステップ802にてメロ
ディ音信号発生回路43内の第1〜第3楽音信号形成チャ
ンネルへキーオフ信号KOFが出力される。その結果、前
記第1〜第3楽音信号形成チャンネルは例え楽音信号を
発生中であっても該楽音信号の発生を停止するので、同
第1〜第3楽音信号形成チャンネルの全てが初期設定さ
れる。次に、ステップ804にて拍カウントデータBTCNTが
「0」に初期設定された後、ステップ806にて第0キー
コードKC(0)、第0音色データTC(0)、第0音量デ
ータVOL(0)及びキーオン信号KONがメロディ音信号発
生回路43内の第0楽音信号形成チャンネルへ供給され、
ステップ808にて該モード別キーオンルーチンMD6KONの
実行が終了する。 メロディ音信号発生回路43内の第0楽音信号形成チャン
ネルは前記各キーオン信号の到来に応答して楽音信号の
形成を開始し、該楽音信号を出力線L,C,Rに均等に出力
する。かかる場合、前記形成出力される各楽音信号のピ
ッチは前記第0キーコードKC(0)により制御されて演
奏メロディ鍵音高にそれぞれ設定され、同楽音信号の音
色は前記第0音色データTC(0)により制御されてピア
ノの音色にそれぞれ設定され、また同楽音信号の音量は
前記第0音量データVOL(0)により制御されて前記メ
ロディ演奏鍵の鍵タッチ(タッチデータTCH)に応じて
設定される。メロディ音信号発生回路43の各出力線L,C,
Rに出力された楽音信号は出力回路44を介して各スピー
カ45a〜45cに供給され、同スピーカ45a〜45cからは前記
メロディ演奏音がピアノの音色で発音される。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラプ
トプログラム)にてモード別クロックルーチンMD6CLKが
読み出されると、該ルーチンMD6CLKの実行は第5B図のス
テップ810にて開始され、ステップ812にて第0楽音信号
形成チャンネルがキーオン中の楽音信号を発生している
か否か、すなわちメロディ鍵が押鍵中であるか否かが判
定される。この判定はワーキングメモリ63のスイッチデ
ータ記憶部内のキースイッチ状態データに基づきなされ
るもので、メロディ鍵が押鍵中であれば、ステップ812
にて「YES」と判定されて、ステップ814にてテンポカウ
ントデータTCNTを「8」で除した余りが「0」(TCNT.M
OD.8=0)であり、かつ拍カウントデータBTCNTが3未
満であるか否かが判定される。かかる場合、前記両条件
が成立すれば、前記ステップ814にておける「YES」との
判定の基にステップ816にて拍カウントデータBTCNTが
「1」だけ加算され、前記いずれか一方の条件が成立し
なければ、前記ステップ814にて「NO」と判定されて拍
カウントデータBTCNTは以前の値に維持される。その結
果、拍カウントデータBTCNTは、該ステップ814,816の処
理により、メロディ演奏鍵の押鍵時に前記ステップ804
の処理により設定された「0」から拍タイミング(4分
音符長)毎に「1」ずつ「3」まで歩進する。 かかるステップ814,816の処理後、ステップ818にて前記
歩進処理されている拍カウントデータBTCNTが2以上に
なったか否かが判定される。かかる場合、前記メロディ
押鍵から少なくとも1拍以上の時間が経過していなくて
拍カウントデータBTCNTが2未満であれば、ステップ818
にて「NO」と判定されて、ステップ832にて該モード別
クロックルーチンMD6CLKの実行が終了する。 そして、前記押鍵されていたメロディ鍵が離鍵される
と、該離鍵に応答して上記ステップ234(押離鍵イベン
トルーチン)にてモード別キーオフルーチンMD6KOFが読
み出し実行されて、前記離鍵されたメロディ鍵に関する
メロディ音の離鍵処理がなされる。すなわち、モード別
キーオフルーチンMD6KOFにおいては、第5C図のステップ
840にてその実行が開始され、ステップ842にてメロディ
音信号発生回路43内の第0〜第3楽音信号形成チャンネ
ルへキーオフ信号KOFがそれぞれ出力されて、ステップ8
44にて該モード別キーオフルーチンMD6KOFの実行が終了
する。その結果、現在まで発生中であったメロディ演奏
音信号の形成が停止制御され、スピーカ45a〜45cからは
前記各楽音信号に対応した楽音の発音が停止される。そ
のため、メロディ鍵の押鍵が少なくとも1拍未満であっ
て、拍カウントデータBTCNTが「2」に達しないときに
は、メロディ演奏鍵にて押鍵された鍵に対応したピアノ
音による演奏音のみが発音される。 一方、メロディ鍵の押鍵が少なくとも1拍以上続いて、
ステップ812における「YES」との判定の基にステップ81
4,816の処理によって拍カウントデータBTCNTが「2」に
達すると、ステップ818にて「YES」と判定され、ステッ
プ820以降の処理が実行される。ステップ820において
は、ソロスタイルプレイ制御データテーブル90内のパタ
ーンデータ記憶部95が参照され、モードデータMD(=
6)により指定されるパターンであってテンポカウント
データTCNTにより指定されるタイミングのパターンデー
タが読み出されて、ステップ822,824にてそれぞれ該パ
ターンデータがキーオンイベントデータ又はキーオフイ
ベントデータであるか否かが判定される。 今、前記読み出したパターンデータがキーオンイベント
データであれば、ステップ822における「YES」との判定
の基に、ステップ826にて第1付加音の音高を表す第1
キーコードKC(1)がメロディ演奏音より1オクターブ
低い音高を表す値KC(0)‐12に設定されるとともに、
第2及び第3付加音の音高を表す第2及び第3キーコー
ドKC(2),KC(3)が第1キーコードKC(1)により
表された音高から低音側へ向かって最初の和音構成音と
次の和音構成音とをそれぞれ表すキーコードKCに設定さ
れる。かかる第2及び第3キーコードKC(2),KC
(3)の設定においては、タイプデータTYPEに基づく和
音構成音テーブル81の参照及び根音データROOTに基づく
前記参照結果の変換により求めた各構成音の中から、第
1キーコードKC(1)より低くかつ近い方から第1番目
及び第2番目のキーコードKCが抽出される。また、同ス
テップ826にて第1〜第3付加音の音量を表す第1〜第
3音量データVOL(1)〜VOL(3)がメロディ音の音量
よりも10デシベル低い値VOL(0)‐10に設定される。 前記ステップ826の処理後、ステップ828にて前記設定さ
れた第1〜第3キーコードKC(1)〜KC(3)、第1〜
第3音色データTC(1)〜TC(3)、第1〜第3音量デ
ータVOL(1)〜VOL(3)及び各キーオン信号KONがメ
ロディ音信号発生回路43内の第1〜第3楽音信号形成チ
ャンネルへそれぞれ出力されて、ステップ832にて該モ
ード別クロックルーチンMD6CLKの実行が終了する。その
結果、第1〜第3楽音信号形成チャンネルは前記各キー
オン信号の到来に応答して第1〜第3付加音信号の形成
を開始して、前記各制御データKC(1)〜KC(3),TC
(1)〜TC(3),VOL(1)〜VOL(3)に応じた第1
〜第3付加音信号を出力回路44を介してスピーカ45a〜4
5cに出力するので、同スピーカ45a〜45cからは前記メロ
ディ演奏音より1オクターブ低い音、及び同音よりすぐ
下の2つの和音構成音がピアノの音色でかつメロディ演
奏音より10デシベル低い音量で発音される。 また、前記ステップ820の処理により読み出したパター
ンデータがキーオフイベントデータであれば、ステップ
822における「NO」及びステップ824における「YES」と
の判定の基に、ステップ830にて第1〜第3楽音信号形
成チャンネルへキーオフ信号KOFが出力されて、ステッ
プ832にて該モード別クロックルーチンMD6CLKの実行が
終了する。これにより、前記第1〜第3楽音信号形成チ
ャンネルは今まで発生中の第1〜第3付加音信号の発生
を停止するので、スピーカ45a〜45cから発音されていた
第1〜第3付加音信号に対応した第1〜第3付加音の発
音も停止する。さらに、前記読み出したパターンがノー
オペレーションを表していれば、前記両ステップ822,82
4にて共に「NO」と判定され、付加音の発音制御に関す
る処理がなんら実行されないで、ステップ832にて該モ
ード別クロックルーチンMD6CLKの実行が終了する。 その結果、メロディ鍵が1拍以上押鍵されつづけている
場合には、第1〜第3付加音が第5E図に示されたパター
ンで発音される。なお、前記ステップ820によるパター
ンデータの読み出しタイミングはテンポカウントデータ
TCNTにより行われるので、第1〜第3付加音の発音パタ
ーンはテンポデータTCNTにより決まる位置から開始され
る。 かかる第1〜第3付加音の発音中、メロディ鍵が離鍵さ
れると、前述のように、モード別キーオフルーチンMK6K
OFのステップ842にてメロディ音信号発生回路43内の第
0〜第3楽音信号形成チャンネルにおける全ての楽音信
号の形成出力が停止制御されるので、かかる場合にはメ
ロディ演奏音と共に第1〜第3付加音の発音も停止す
る。 さらに、鍵盤10における和音押鍵に応答して上記ステッ
プ218(押離鍵イベントルーチン)にてモード別和音変
化ルーチンMD6CHGが読み出されると、該ルーチンMD6CHG
は第5D図のステップ850にて開始され、ステップ852,854
の処理がなされて、ステップ856にて該ルーチンMD6CHG
の実行が終了する。かかる場合、ステップ852において
は前記ステップ826の処理と同様にして演奏和音の変更
に伴う第2及び第3キーコードKC(2),KC(3)の更
新処理がなされ、ステップ854においては該更新された
第2及び第3キーコードKC(2),KC(3)がメロディ
音信号発生回路43内の第2及び第3楽音信号形成チャン
ネルへ出力される。これにより、第2及び第3楽音信号
形成チャンネルは第1〜第3付加音信号を発生中であれ
ば第2及び第3付加音信号の音高を前記出力された第2
及び第3キーコードKC(2),KC(3)に対応して変更
するので、スピーカ45a〜45cから発音される第1〜第3
付加音は前記和音変更に応じて変更される。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第6ソロス
タイルプレイモードにおいては、メロディ演奏鍵が少な
くとも1拍以上押鍵され続けると、メロディ演奏音に対
して複数の付加音が所定のパターンに従って付与される
ので、メロディ演奏が単調であっても全体の演奏音楽は
豊かなものになる。また、かかる付加音はピアノの音色
でメロディ演奏音より若干低い音量で発音され、付加音
の発音パターンの選定により、例えばジャズピアノ風の
音楽が得られる。 なお、この第6ソロスタイルプレイモードにおいては付
加音の数を「3」にしたが、該付加音の数をこれより多
くすることもできるし、少なくすることもできる。ま
た、付加音の発音パターンを複数種類設けて選択可能に
してもよいし、各付加音毎に発音パターンを異ならせる
ようにしてもよい。 第7ソロスタイルプレイモード 第7ソロスタイルプレイモード(MD=7)はメロディ演
奏音が演奏和音の構成音である場合に頻度に関する所定
の条件に従ってメロディ演奏音の押鍵から所定時間だけ
演奏音のピッチを変更制御するとともに、メロディ演奏
鍵が所定音符長以上押鍵され続けたとき所定パターンの
伴奏音を付加するもので、リズム種類が「リズムアンド
ブルース」のときに指定されるものであり、伴奏フラグ
ABCは“1"に設定され、かつ自動リズムは待機状態(RUN
=−1)に設定される。また、このモードにおいては、
第0〜第3楽音信号形成チャンネルが鍵盤10における押
鍵音及び付加音のために利用され、かつ第0楽音信号形
成チャンネルに関する音色データTC(0)がフルートの
音色を表すデータ値に設定されるとともに、第1〜第3
楽音信号形成チャンネルに関する音色データTC(1)〜
TC(3)はブラスの音色を表すデータ値に設定される。
また、ソロスタイルプレイ制御データテーブル90のパタ
ーンデータ記憶部95には第6F図に示す音符列に対応した
パターンデータが記憶されており、該パターンデータは
モードデータMD値(=7)により指定されるとともに、
テンポカウントデータTCNT(0〜31)により指定される
各アドレスには伴奏音の発音開始を表すキーオンイベン
トデータ、伴奏音の発音停止を表すキーオフイベントデ
ータ及び何も処理しないことを表すノーオペレーション
データのいずれかが記憶されている。 鍵盤10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステップ23
0(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キーオンル
ーチンMD7KONが読み出されると、該ルーチンMD7KONは第
6A図のステップ900にて開始され、ステップ902にてメロ
ディ音信号発生回路43内の第1〜第3楽音信号形成チャ
ンネルへキーオフ信号KOFが出力される。その結果、前
記第1〜第3楽音信号形成チャンネルは例え楽音信号を
発生中であっても該楽音信号の発生を停止するので、同
第1〜第3楽音信号形成チャンネルが全て初期設定され
る。 次に、ステップ904にて第0キーコードKC(0)により
表される音高すなわちメロディ演奏鍵音高が演奏和音の
和音構成音であるか否かが判定される。この判定におい
ては、演奏和音のタイプを表すタイプデータTYPEに基づ
く和音構成音テーブル81の参照及び同和音の根音を表す
根音データROOTに基づく前記参照結果の変換により和音
構成音が順次算出されるとともに、該算出和音構成音と
前記第0キーコードKC(0)とが比較される。 今、メロディ演奏音が和音構成音でなければ、前記ステ
ップ904にて「NO」と判定され、ステップ916にて第0キ
ーコードKC(0)、第0音色データTC(0)、第0音量
データVOL(0)及びキーオン信号KONがメロディ音信号
発生回路43内の第0楽音信号形成チャンネルへ供給され
る。メロディ音信号発生回路43内の第0楽音信号形成チ
ャンネルは前記各キーオン信号の到来に応答して楽音信
号の形成を開始し、該楽音信号を出力線L,C,Rに均等に
出力する。かかる場合、前記形成出力される各楽音信号
のピッチは前記第0キーコードKC(0)により制御され
て演奏メロディ鍵音高に設定され、同楽音信号の音色は
前記第0音色データTC(0)により制御されてフルート
の音色に設定され、また同楽音信号の音量は前記第0音
量データVOL(0)により制御されて前記メロディ演奏
鍵の鍵タッチ(タッチデータTCH)に応じて設定され
る。メロディ音信号発生回路43の各出力線L,C,Rに出力
された楽音信号は出力回路44を介して各スピーカ45a〜4
5cに供給され、同スピーカ45a〜45cからは前記メロディ
演奏音がフルートの音色で発音される。 前記ステップ916の処理後、ステップ918にて拍カウント
データBTCNTが「0」に初期設定され、ステップ920にて
該モード別キーオンルーチンMD7KONの処理が終了する。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラプ
トプログラム)にてモード別クロックルーチンMD7CLKが
読み出されると、該ルーチンMD7CLKの実行は第6B図のス
テップ930にて開始され、ステップ932にて増加分データ
UPが「−1」であるか否かが判定される。この増加分デ
ータは後述するステップ910(モード別キーオンルーチ
ンMD7KON)にて「−1」に設定されるもので通常は
「0」であるので、この場合、前記ステップ932にて「N
O」と判定され、ステップ942の処理後、メロディ演奏音
に関する処理はなされないで、ステップ944にて該モー
ド別クロックルーチンMD7CLKの実行が終了する。なお、
ステップ942の処理(第1〜第3付加音の処理)につい
ては後述する。 また、前記押鍵されたメロディ鍵が離鍵されると、該離
鍵に応答して上記ステップ234(押離鍵イベントルーチ
ン)にてモード別キーオフルーチンMD7KOFが読み出し実
行されて、該ルーチンMD7KOFの実行が第6C図のステップ
950にて開始され、ステップ952にてメロディ音信号発生
回路43内の第0〜第3楽音信号形成チャンネルへキーオ
フ信号KOFがそれぞれ出力される。これにより、現在ま
で発生中であったメロディ演奏音信号の形成が停止制御
され、スピーカ45a〜45cからは前記各楽音信号に対応し
た楽音の発音が停止される。前記ステップ952の処理
後、ステップ954にて増加分データUPが「0」に初期設
定され、ステップ956にて該モード別キーオフルーチンM
D7KOFの実行が終了する。 その結果、演奏和音の和音構成音でない音がメロディ演
奏音である場合には、メロディ演奏音はメロディ鍵の演
奏通りに発音される。 一方、メロディ演奏音が和音演奏音であった場合には、
前記ステップ904(モード別キーオンルーチンMD7KON)
にて「YES」と判定され、ステップ906にてコードトーン
フラグCHDNTが反転される。すなわち、コードトーンフ
ラグCHDNTが以前“1"であったときには“0"に変更さ
れ、同フラグCHDNTが以前“0"であったときには“1"に
変更される。かかる場合、前記反転の結果、コードトー
ンフラグCHDNTが“0"になると、ステップ908にて「NO」
と判定され、プログラムはステップ916に進められて、
前記メロディ演奏音が和音構成音でない場合と同様な処
理がされる。その結果、メロディ演奏音が和音構成音で
あっても、コードトーンフラグCHDNTが“0"であれば、
メロディ演奏音はメロディ鍵の演奏通りに発音制御され
る。 また、メロディ演奏音が和音構成音であり、かつ前記ス
テップ906の反転制御によってコードトーンフラグCHDNT
が“1"になった場合には、ステップ908における「YES」
との判定の基に、ステップ910にて増加分データUPが
「−1」に設定され、ステップ912にて第0キーコードK
C(0)に前記増加分データUPを加算したキーコードKC
(0)−1、第0音色データTC(0)、第0音量データ
VOL(0)及びキーオン信号KONがメロディ音信号発生回
路43の第0楽音信号形成チャンネルへ出力される。これ
により、第0楽音信号形成チャンネルはメロディ演奏音
信号を形成するとともに、該信号を出力回路44を介して
スピーカ45a〜45cに供給するので、同スピーカ45a〜45c
からは前記メロディ音信号に対応したメロディ音が発音
されるが、該メロディ音の音高は、第6E図に示すよう
に、前記増加分データUP値だけメロディ演奏鍵音高から
ずれてメロディ演奏鍵音高より半音低くなる。 前記ステップ912の処理後、ステップ914にて遅延カウン
トデータDLYCNTが「0」に初期設定されて、前記と同様
のステップ918の処理後、ステップ920にて該モード別キ
ーオンルーチンMD7KONの実行が終了する。 かかる場合には、前述モード別クロックルーチンMD7CLK
の実行時に、ステップ932にて「YES」すなわち増加分デ
ータUPが「−1」であると判定されて、ステップ934,93
6の処理が実行される。ステップ934においては遅延カウ
ントデータDLYCNTに「1」が加算され、ステップ936に
おいては該カウントデータDLYCNTが「2」になったか否
かが判定される。この場合、遅延カウントデータDLYCNT
が「2」になるまでは、ステップ936にて「NO」と判定
され、プログラムはステップ942以降に進められるの
で、前記半音低いメロディ音が発音され続ける。 かかる状態で、メロディ鍵の押鍵から少なくとも16分音
符長分程度時間が経過して、ステップ934の処理による
遅延カウントデータDLYCNTの更新の結果、同データDLYC
NTが「2」になると、ステップ936における「YES」との
判定の基に、ステップ938にて増加分データUPが「0」
に設定されて、ステップ940にて第0楽音信号形成チャ
ンネルへメロディ演奏鍵を表す第0キーコードKC(0)
が出力される。これにより、第0楽音信号形成チャンネ
ルはメロディ音信号のピッチのみをメロディ演奏鍵音高
に変更させるので、スピーカ45a〜45cからは、第6E図に
示すように、メロディ鍵音高に変更されたメロディ音が
発音されるようになる。そして、その後においては、前
記ステップ938の処理により増加分データUPが「0」に
戻されているので、前述した場合と同様に、メロディ演
奏鍵音高のメロディ音が発音され続けることになる。ま
た、該メロディ鍵が離鍵された場合も、前記モード別キ
ーオフルーチンMD7KOFの処理により、前述した場合と同
様にメロディ鍵の離鍵に応答してメロディ演奏音の発音
が停止される。 また、この第7ソロスタイルプレイモードにおいては、
ステップ918(モード別キーオンルーチンMD7KON)の処
理によって拍カウントデータBTCNTがメロディ鍵の押鍵
時に「0」に初期設定され、モード別クロックルーチン
MD7CLKにて上記第6ソロスタイルプレイモードのモード
別クロックルーチンMD6CLKの処理が実行され、かつ第6D
図のモード別和音変化ルーチンMD7CHGにて第6ソロスタ
イルプレイモードのモード別和音変化ルーチンMD6CHGが
実行される。これにより、このモードでも、上記第6ソ
ロスタイルプレイモードの場合と同様に、メロディ演奏
鍵が少なくとも1拍以上押鍵され続けると、メロディ演
奏音に対して第1〜第3の付加音が所定のパターンに従
って付与される。しかし、この場合のパターンは第6F図
に示されたものとなる。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第7ソロス
タイルプレイモードにおいては、第6ソロスタイルプレ
イモードの場合に加えて、メロディ演奏音が和音構成音
である場合に、コードノートフラグCHDNTの反転制御に
より1回おきに、メロディ演奏音のピッチが変更制御さ
れ、「ひつこさ」がなく、かつ「こぶし」の効いた豊か
な演奏音楽が得られる。 なお、この第7ソロスタイルプレイモードにおいてはピ
ッチの変更制御時間を押鍵から16音符長程度行うように
したが、該変更制御時間を16分音符長以外の値にしても
よい。また、かかるピッチの変更制御時間をマニアル操
作、自動リズムのテンポ等に応じて変化させるようにし
てもよい。 また、同モードにおいても、上記第6ソロスタイルプレ
イモードの場合と同様に、付加音の数を「3」以外の数
より多くしてもよいし、少なくしてもよい。また、付加
音の発音パターンを複数種類設けて選択可能にしてもよ
いし、各付加音毎に発音パターンを異ならせるようにし
てもよい。 第8ソロスタイルプレイモード 第8ソロスタイルプレイモード(MD=8)は通常時には
メロディ演奏音に対してオクターブ関係にある第1付加
音が付与されるとともに、メロディ演奏鍵が所定音符長
以上押鍵され続けたとき所定タイミング毎に第1〜第3
付加音を伴奏音としてメロディ演奏音に対して付与する
もので、リズム種類が「ロックンロール1」のときに指
定されるものであると同時に、伴奏フラグABCは“1"に
設定され、かつ自動リズムは待機状態(RUN=−1)に
設定される。また、このモードにおいては、第0〜第3
楽音信号形成チャンネルが鍵盤に10における押鍵音及び
付加音のために利用され、かつ該各チャンネルに関する
音色データTC(0)〜TC(3)はピアノの音色を表すデ
ータ値に設定される。 鍵盤10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステップ23
0(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キーオンル
ーチンMD8KONが読み出されると、該ルーチンMD8KONは第
7A図のステップ1000にて開始され、ステップ1002にて拍
カウントデータBTCNTが「0」に初期設定され、ステッ
プ1004にてメロディ音信号発生回路43の第1〜第3楽音
信号形成チャンネルへキーオフ信号KOFが出力される。
その結果、前記第1〜第3楽音信号形成チャンネルは例
え楽音信号を発生中であっても該楽音信号の発生を停止
するので、同第1〜第3楽音信号形成チャンネルの全て
が初期設定される。次に、ステップ1006にて第1付加音
に関する第1キーコードKC(1)がメロディ演奏音より
1オクターブ高い音高を表すキーコードKC(0)+12に
設定されるとともに、同付加音に関する第1音量データ
VOL(1)がメロディ演奏音の音量を表す第0音量デー
タVOL(0)に設定された後、ステップ1008にて第0及
び第1キーコードKC(0),KC(1)、第0及び第1音
色データTC(0),TC(1)、第0及び第1音量データV
OL(0),VOL(1)及び各キーオン信号KONがメロディ
音信号発生回路43内の第0及び第1楽音信号形成チャン
ネルへそれぞれ供給され、ステップ1010にて該モード別
キーオンルーチンMD8KONの実行が終了する。 メロディ音信号発生回路43内の第0及び第1楽音信号形
成チャンネルは前記各キーオン信号の到来に応答して楽
音信号の形成をそれぞれり開始し、該各楽音信号を出力
線L,C,Rに均等に出力する。かかる場合、前記形成出力
される各楽音信号のピッチは前記第0及び第1キーコー
ドKC(0),KC(1)により制御されて演奏メロディ鍵
音高及び同鍵音高より1オクターブ高い音高にそれぞれ
設定され、同各楽音信号の音色は前記第0及び第1音色
データTC(0),TC(1)により制御されてピアノの音
色にそれぞれ設定され、また同各楽音信号の音量は前記
第0及び第1音量データVOL(0)により制御されて前
記メロディ演奏鍵の鍵タッチ(タッチデータTCH)に応
じてそれぞれ設定される。メロディ音信号発生回路43の
各出力線L,C,Rに出力された各楽音信号は出力回路44を
介して各スピーカ45a〜45cに供給され、同スピーカ45a
〜45cからは前記メロディ演奏音及び同演奏音より1オ
クターブ高い第1付加音が共にピアノの音色で発音され
る。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラプ
トプログラム)にてモード別クロックルーチンMD8CLKが
読み出されると、該ルーチンMD8CLKの実行は第7B図のス
テップ1020にて開始され、ステップ1022にて上記ステッ
プ812(モード別クロックルーチンMD6CLK)の処理と同
様にして第0楽音信号形成チャンネルがキーオン中の楽
音信号を発生しているか否か、すなわちメロディ鍵が押
鍵中であるか否かが判定される。かかる場合、メロディ
鍵が押鍵中であれば、ステップ1022にて「YES」と判定
されて、上記ステップ814,816(モード別クロックルー
チンMD6CLK)の処理と同様に、ステップ1024,1026の処
理によって拍カウントデータBTCNTがメロディ演奏鍵の
押鍵時に初期設定された「0」から拍タイミング(4分
音符長)毎に「1」ずつ「3」まで歩進する。 かかるステップ1024,1026の処理後、ステップ1028にて
前記歩進処理されている拍カウントデータBTCNTが2以
上になったか否かが判定される。かかる場合、前記メロ
ディ押鍵から少なくとも1拍以上の時間が経過していな
くて拍カウントデータBTCNTが2未満であれば、ステッ
プ1028にて「NO」と判定されて、ステップ1036にて該モ
ード別クロックルーチンMD8CLKの実行が終了する。 そして、前記押鍵されていたメロディ鍵が離鍵される
と、該離鍵に応答して上記ステップ234(押離鍵イベン
トルーチン)にてモード別キーオフルーチンMD8KOFが読
み出し実行されて、前記メロディ演奏音及び第1付加音
の離鍵処理がなされる。すなわち、モード別キーオフル
ーチンMD8KOFにおいては、第7C図のステップ1040にてそ
の実行が開始され、ステップ1042にてメロディ音信号発
生回路43内の第0〜第3楽音信号形成チャンネルへキー
オフ信号KOFがそれぞれ出力されて、ステップ1044にて
該モード別キーオフルーチンMD8KOFの実行が終了する。
その結果、現在まで発生中であったメロディ演奏音信号
及び第1付加音信号の形成が停止制御され、スピーカ45
a〜45cからは前記各楽音信号に対応した楽音の発音が停
止される。そのため、メロディ鍵の押鍵時間が少なくと
も1拍未満であって拍カウントデータBTCNTが「2」に
達しないときには、メロディ演奏鍵にて押鍵された鍵に
対応した演奏音と同演奏音より1オクターブ高い第1付
加音とが共にピアノの音色でメロディ鍵の演奏通りに発
音される。 一方、メロディ鍵の押鍵が少なくとも1拍以上続いて、
ステップ1022における「YES」との判定の基に、ステッ
プ1024,1026の処理によって拍カウントデータBTCNTが
「2」に達すると、ステップ1028にて「YES」と判定さ
れ、ステップ1030以降の処理が実行される。ステップ10
30においては、テンポカウントデータTCNTを「4」で除
した余り(TCNT.MOD.4)が「0」であるか否かが判定さ
れる。この判定はテンポカウントデータTCNTにより表さ
れたタイミングが8分音符のタイミングであるか否かを
判定するもので、該タイミングが8分音符のタイミング
でなければ、前記ステップ1030における「NO」との判定
の基に、第1〜第3付加音に対する楽音発生制御のため
の処理がなされないで、ステップ1036にて該モード別ク
ロックルーチンMD8CLKの実行が終了する。 一方、テンポカウントデータTCNTにより示されたタイミ
ングが8分音符のタイミングになって値(TCNT.MOD.4)
が「0」になると、前記ステップ1030にて「YES」と判
定され、ステップ1032にて第1〜第3付加音の音高を表
す第1〜第3キーコードKC(1)〜KC(3)が第0キー
コードKC(0)により表されたメロディ演奏音高から低
音側へ向かって最初の和音構成音、次の和音構成音及び
次の次の和音構成音をそれぞれ表すキーコードKCに設定
される。かかる第1〜第3キーコードKC(1)〜KC
(3)の設定においては、上記ステップ826(モード別
クロックルーチンMD6CLK)の処理とほぼ同様に、和音構
成音テーブル81の参照と、演奏和音を表すタイプデータ
TYPE、根音データROOT及び各キーコードKC(0)〜KC
(2)によるデータ処理とにより、各キーコードKC
(1)〜KC(3)が抽出される。また、同ステップ1032
にて第1〜第3付加音の音量を表す第1〜第3音量デー
タVOL(1)〜VOL(3)がメロディ音の音量よりも12デ
シベル低い値VOL(0)‐12にそれぞれ設定される。 前記ステップ1032の処理の後、ステップ1034にて前記設
定された第1〜第3キーコードKC(1)〜KC(3)、第
1〜第3音色データTC(1)〜TC(3)、第1〜第3音
量データVOL(1)〜VOL(3)及び各キーオン信号KON
がメロディ音信号発生回路43内の第1〜第3楽音信号形
成チャンネルへそれぞれ出力されて、ステップ1036にて
該モード別クロックルーチンMD8CLKの実行が終了する。
その結果、第1〜第3楽音信号形成チャンネルは前記各
キーオン信号の到来に応答して第1〜第3付加音信号の
形成を開始して、前記各制御データKC(1)〜KC
(3),TC(1)〜TC(3),VOL(1)〜VOL(3)に応
じた第1〜第3付加音信号を出力回路44を介してスピー
カ45a〜45cに出力するので、同スピーカ45a〜45cから
は、前記メロディ演奏音より低い3個の和音構成音が、
第1〜第3付加音として、ピアノの音色でかつメロディ
演奏音より12デシベル低い音量で同時に発音される。 そして、かかるステップ1032,1034の処理は、メロディ
鍵が押鍵されている限り、8分音符のタイミング毎に実
行されるので、前記第1〜第3の付加音はメロディ演奏
音のバックとして8分音符毎に発音されることになる。 かかる第1〜第3付加音の発音中、メロディ鍵が離鍵さ
れると、前述のように、モード別キーオフルーチンMK8K
OFのステップ1042にてメロディ音信号発生回路43内の第
0〜第3楽音信号形成チャンネルにおける全ての楽音信
号の形成出力が停止制御されるので、かかる場合にはメ
ロディ演奏音と共に第1〜第3付加音の発音も停止す
る。 さらに、鍵盤10における和音押鍵に応答して上記ステッ
プ218(押離鍵イベントルーチン)にてモード別和音変
化ルーチンMD8CHGが読み出されると、該ルーチンMD8CHG
は第7D図のステップ1050にて開始され、ステップ1052,1
054の処理がなされて、ステップ1056にて該ルーチンMD8
CHGの実行が終了する。かかる場合、ステップ1052にお
いては前記ステップ1032の処理と同様にして演奏和音の
変更に伴う第1〜第3キーコードKC(1)〜KC(3)の
更新処理がなされ、ステップ1054においては該更新され
た第1〜第3キーコードKC(1)〜KC(3)がメロディ
音信号発生回路43内の第1〜第3楽音信号形成チャンネ
ルへ出力される。これにより、第1〜第3楽音信号形成
チャンネルは第1〜第3付加音信号を発生中であれば第
1〜第3付加音信号の音高を前記出力された第1〜第3
キーコードKC(1)〜KC(3)に対応して変更するの
で、スピーカ45a〜45cから発音される第1〜第3付加音
は前記和音変更に応じて変更される。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第8ソロス
タイルプレイモードにおいては、通常時にはメロディ演
奏音に対して1オクターブ高い第1付加音が付与される
とともに、メロディ演奏鍵が少なくとも1拍以上押鍵さ
れ続けると、前記1オクターブ高い第1付加音に換えて
メロディ演奏音に対して同演奏音より低い複数の和音構
成音が8分音符のタイミング毎に付与されるので、メロ
ディ演奏が単調であっても全体の演奏音楽は豊かなもの
になる。また、かかる付加音はピアノの音色でメロディ
演奏音より若干低い音量で発音され、例えばロックンロ
ール風の音楽が得られる。 なお、この第8ソロスタイルプレイモードにおいては8
分音符毎に付与される付加音の数を「3」にし、かつメ
ロディ演奏音とオクターブ関係にある付加音の数を
「1」にしたが、これら各付加音の数をこれらより多く
することも可能であるし、少なくすることも可能であ
る。 第10ソロスタイルプレイモード 第10ソロスタイルプレイモード(MD=10)は、メロディ
演奏鍵が所定音符長以上押鍵され続けたとき、所定のパ
ターンでメロディ演奏音に対して同演奏音及び和音構成
音を分散和音的に付加するもので、リズム種類が「ファ
ンク」のときに指定されるものであると同時に、伴奏フ
ラグABCは“1"に設定され、かつ自動リズムは待機状態
(RUN=−1)に設定される。また、このモードにおい
ては、第0〜第4楽音信号形成チャンネルが鍵盤10にお
ける押鍵音及び付加音のために利用され、かつ第0チャ
ンネルに関する第0音色データTC(0)はソプラノサッ
クの音色を表すデータ値に設定されるとともに、第1〜
第4チャンネルに関する第1〜第4音色データTC(1)
〜TC(4)はトランペットの音色を表すデータ値に設定
される。また、ソロスタイルプレイ制御データテーブル
90のパターンデータ記憶部95には第8E図に示す音符列に
それぞれ対応した1小節分のパターンデータが第1〜第
4チャンネル毎に2種類記憶されており、該パターンデ
ータはモードデータMD値(=10)及び小節データBAR
(=0,1)により指定されるとともに、アドレスデータA
DRS(=0〜31)により指定される各アドレスには各チ
ャンネル毎に発音開始を表すキーオンイベントデータ、
発音停止を表すキーオフイベントデータ及び何も処理し
ないことを表すノーオペレーションデータのいずれかが
記憶されている。 鍵盤10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステップ23
0(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キーオンル
ーチンMD10KONが読み出されると、該ルーチンMD10KONは
第8A図のステップ1200にて開始され、ステップ1202にて
拍カウントデータBTCNTが「0」に初期設定され、ステ
ップ1204にてメロディ音信号発生回路43の第1〜第4楽
音信号形成チャンネルへキーオフ信号KOFが出力され
る。その結果、前記第1〜第4楽音信号形成チャンネル
は例え楽音信号を発生中であっても該楽音信号の発生を
停止するので、同第1〜第4楽音信号形成チャンネルが
全て初期設定される。次に、ステップ1206にて第0キー
コードKC(0)、第0音色データTC(0)、第0音量デ
ータVOL(0)及びキーオン信号KONがメロディ音信号発
生回路43内の第0楽音信号形成チャンネルへ供給され
る。 メロディ音信号発生回路43内の第0楽音信号形成チャン
ネルは前記キーオン信号の到来に応答して楽音信号の形
成を開始し、該楽音信号を出力線L,C,Rに均等に出力す
る。かかる場合、前記形成出力される各楽音信号のピッ
チは前記第0キーコードKC(0)により制御されて演奏
メロディ鍵音高にそれぞれ設定され、同楽音信号の音色
は前記第0音色データTC(0)により制御されてソプラ
ノサックスの音色にそれぞれ設定され、また同楽音信号
の音量は前記第0音量データVOL(0)により制御され
て前記メロディ演奏鍵の鍵タッチ(タッチデータTCH)
に応じて設定される。メロディ音信号発生回路43の各出
力線L,C,Rに出力された楽音信号は出力回路44を介して
各スピーカ45a〜45cに供給され、同スピーカ45a〜45cか
らは前記メロディ演奏音がソプラノサックスの音色で発
音される。 前記ステップ1206の処理後、ステップ1208にて第1付加
音の音高を表す第1キーコードKC(1)がメロディ演奏
音高を表す値KC(0)に設定され、第2付加音の音高を
表す第2キーコードKC(2)が第1キーコードKC(1)
により表された音高から音高側へ向かって最初の和音構
成音に設定され、第3付加音の音高を表す第3キーコー
ドKC(3)が第1キーコードKC(1)により表された音
高から低音側へ向かって最初の和音構成音に設定され、
かつ第4付加音の音高を表す第4キーコードKC(4)が
第3キーコードKC(3)により表された音高からさらに
低音側へ向かって最初の和音構成音に設定される。かか
る第2〜第4キーコードKC(2)〜KC(4)の設定にお
いては、タイプデータTYPEに基づく和音構成音テーブル
81の参照及び根音データROOTに基づく前記参照結果の変
換により求めた各構成音の中から、第1及び第3キーコ
ードKC(1),KC(3)に応じたサーチ処理によりなさ
れる。また、前記ステップ1208の処理後、ステップ1210
にて第1〜第4付加音の音量を表す第1〜第4音量デー
タVOL(1)〜VOL(4)がメロディ音の音量よりも20デ
シベル低い値VOL(0)‐20に設定され、ステップ1212
にて該モード別キーオンルーチンMD10KONの実行が終了
する。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラプ
トプログラム)にてモード別クロックルーチンMD10CLK
が読み出されると、該ルーチンMD6CLKの実行は第8B図の
ステップ1220にて開始され、ステップ1222にて、上記ス
テップ812(モード別クロックルーチンMD6CLK)の処理
と同様に、第0楽音信号形成チャンネルがキーオン中の
楽音信号を発生しているか否か、すなわちメロディ鍵が
押鍵中であるか否かが判定される。かかる場合、メロデ
ィ鍵が押鍵中であれば、同ステップ1222にて「YES」と
判定されて、ステップ1224,1226の処理により、上記ス
テップ814,816(モード別クロックルーチンMD6CLK)の
場合と同様にして、拍カウントデータBTCNTが、拍タイ
ミング(4分音符長)毎に、メロディ演奏鍵の押鍵時に
前記ステップ804の処理により設定された「0」から
「1」ずつ「3」まで歩進する。 かかるステップ1224,1226の処理後、ステップ1228,1232
にて前記歩進処理されている拍カウントデータBTCNTが
「2」になったか否か、「2」以上になったか否かがそ
れぞれ判定される。かかる場合、前記メロディ押鍵から
少なくとも1拍以上の時間が経過していなくて拍カウン
トデータBTCNT2未満であれば、ステップ1228,1232にて
共に「NO」と判定されて、ステップ1252にて該モード別
クロックルーチンMD10CLKの実行が終了する。 そして、前記押鍵されていたメロディ鍵が離鍵される
と、該離鍵に応答して上記ステップ234(押離鍵イベン
トルーチン)にてモード別キーオフルーチンMD10KOFが
読み出し実行されて、前記離鍵されたメロディ鍵に関す
るメロディ音の離鍵処理がなされる。すなわち、モード
別キーオフルーチンMD10KOFにおいては、第8C図のステ
ップ1260にてその実行が開始され、ステップ1262にてメ
ロディ音信号発生回路43内の第0〜第4楽音信号形成チ
ャンネルへキーオフ信号KOFがそれぞれ出力されて、ス
テップ1264にて該モード別キーオフルーチンMD10KOFの
実行が終了する。その結果、現在まで発生中であったメ
ロディ演奏音信号の形成が停止制御され、スピーカ45a
〜45cからの前記各楽音信号に対応した楽音の発音が停
止される。そのため、メロディ鍵の押鍵時間が1拍未満
であって、拍カウントデータBTCNTが「2」に達しない
ときには、メロディ演奏鍵にて押鍵された鍵に対応した
ソプラノサックス音による演奏音のみが発音される。 一方、メロディ鍵の押鍵が少なくとも1拍以上続いて、
ステップ1222における「YES」との判定の基にステップ1
224,1226の処理によって拍カウントデータBTCNTが
「2」に達すると、ステップ1228における「YES」との
判定の基にステップ1230にてアドレスデータADRSが
「0」に初期設定され、ステップ1232における「YES」
との判定の基にステップ1234以降の処理が実行される。
ステップ1234においては、ソロスタイルプレイ制御デー
タテーブル90内のパターンデータ記憶部95が参照され、
モードデータMD(=10)及び小節データBAR(=0又は
1)により指定されるパターンであってアドレスデータ
ADRSにより指定されるタイミングのパターンデータが第
1〜第4チャンネル毎に読み出されて、ステップ1236,1
238にてそれぞれ該各パターンデータがキーオンイベン
トデータ又はキーオフイベントデータであるか否かがそ
れぞれ第1〜第4チャンネル毎に判定される。 今、前記読み出した1〜4チャンネルのパターンデータ
のうち、第i(=1〜4)チャンネルに関するパターン
データがキーオンイベントデータであれば、ステップ12
36における「YES」との判定の基に、ステップ1240にて
前記設定された第i番目のキーコードKC(i)、音色デ
ータTC(i)、音量データVOL(i)及びキーオン信号K
ONがメロディ音信号発生回路43内の第i番目の楽音信号
形成チャンネルへ出力されて、プログラムはステップ12
44へ進められる。その結果、第i番目の楽音信号形成チ
ャンネルは前記キーオン信号の到来に応答して第i番目
の付加音信号の形成を開始して、前記各データKC
(i),TC(i),VOL(i)に応じた第i番目の付加音
信号を出力回路44を介してスピーカ45a〜45cに出力する
ので、同スピーカ45a〜45cからは前記付加音信号に対応
した付加音がトランペットの音色でかつメロディ演奏音
より20デシベル低い音量で発音される。 また、前記ステップ1234の処理により読み出した第iチ
ャンネルに関するパターンデータがキーオフイベントデ
ータであれば、ステップ1236における「NO」及びステッ
プ1238における「YES」との判定の基に、ステップ1242
にて第i番目の楽音信号形成チャンネルへキーオフ信号
KOFが出力されて、プログラムはステップ1244へ進めら
れる。これにより、前記第i番目の楽音信号形成チャン
ネルは今まで発生中の第i番目の付加音信号の発生を停
止するので、スピーカ45a〜45cから発音されていた前記
付加音信号に対応した第i番目の付加音の発音も停止す
る。さらに、前記読み出した1〜4チャンネルの全ての
パターンデータがノーオペレーションを表していれば、
両ステップ1236,1238にて共に「NO」と判定され、付加
音の発音制御に関する処理がなんら実行されないで、プ
ログラムはステップ1244へ進められる。 ステップ1244においてはアドレスデータADRSが「1」だ
け歩進され、ステップ1246にて該歩進したアドレスデー
タADRSが「32」に達したか否かが判定される。かかる場
合、前記アドレスデータADRSが「32」に達しなければ、
ステップ1246における「NO」との判定の基に、ステップ
1252にて該モード別クロックルーチンMD10CLKの実行が
終了する。また、前記アドレスデータADRSが「32」に達
すると、ステップ1246における「YES」との判定の基
に、ステップ1248にてアドレスデータADRSは「0」に初
期設定され、ステップ1250にて小節データBARが反転
(1ならば0へ、0ならば1へ)されて、ステップ1252
にて該モード別クロックルーチンMD10CLKの実行が終了
する。かかるステップ1244〜1250の処理により、アドレ
スデータADRSは32分音符毎に「0」〜「31」に渡って歩
進制御され、かつ小節データBARは1小節経過する毎に
反転制御される。 その結果、メロディ鍵が少なくとも1拍以上押鍵され続
けている場合には、第1〜第4付加音が第8E図に示され
た2種のパターンで1小節ずつ交互に分散和音的に発音
される。かかる第8E図の下覧の数字はチャンネル番号を
表している。なお、前記ステップ1234によるパターンデ
ータの読み出しタイミングはアドレスデータADRSにより
行われ、かつ同アドレスデータADRSはメロディ鍵の少な
くとも1拍以上の押鍵が検出された時点でステップ1230
の処理により「0」に初期設定されるので、前記付加音
の発音パターンは常に最初から読み出される。 かかる付加音の発音中、メロディ鍵が離鍵されると、前
述のように、モード別キーオフルーチンMK10KOFのステ
ップ1262にてメロディ音信号発生回路43内の第0〜第4
楽音信号形成チャンネルにおける全ての楽音信号の形成
出力が停止制御されるので、かかる場合にはメロディ演
奏音と共に全ての付加音の発音も停止する。 さらに、鍵盤10における和音押鍵に応答して上記ステッ
プ218(押離鍵イベントルーチン)にてモード別和音変
化ルーチンMD10CHGが読み出されると、該ルーチンMD10C
HGは第8D図のステップ1270にて開始され、ステップ127
2,1274の処理がなされて、ステップ1276にて該ルーチン
MD10CHGの実行が終了する。かかる場合、ステップ1272
においては前記ステップ1208の処理と同様にして演奏和
音の変更に伴う第2〜第4キーコードKC(2)〜KC
(4)の更新処理がなされ、ステップ1274においては該
更新された第2〜第4キーコードKC(2),KC(3)が
メロディ音信号発生回路43内の第2〜第4楽音信号形成
チャンネルへ出力される。これにより、第2〜第4楽音
信号形成チャンネルは、第2〜第4付加音信号を発生中
であれば、第2〜第4付加音信号の音高を前記出力され
た第2〜第4キーコードKC(2)〜KC(4)に対応して
変更するので、スピーカ45a〜45cから発音される第2〜
第4付加音は前記和音変更に応じて変更される。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第10ソロス
タイルプレイモードにおいては、メロディ演奏鍵が少な
くとも1拍以上押鍵され続けると、メロディ演奏音に対
して複数の付加音が所定のパターンに従って分散和音的
に付与されるので、メロディ演奏が単調であっても全体
の演奏音楽は豊かなものになる。また、かかる付加音は
トランペットの音色でメロディ演奏音より低い音量で発
音され、付加音の発音パターンの選定により、例えばフ
ァンクブラス風の音楽が得られる。 なお、この第10ソロスタイルプレイモードにおいては付
加音の数を「4」にしたが、該付加音の数をこれより多
くすることも可能であるし、少なくすることも可能であ
る。また、付加音の発音パターンを2種類交互に利用す
るようにして変化をもたせたが更に多く設けてより変化
を富ますようにしてもよいし、1種類にしてメモリの容
量を減少させるようにしてもよい。 変形例 次に、上記実施例の全体に関する変形例について説明す
る。 (1)上記実施例においては、通常メロディ演奏用の一
段鍵盤10の鍵域を自動伴奏操作子の操作に応じて2分割
するとともに、該分割した下鍵域を和音演奏用として用
いるようにしたが、該鍵盤10を予め2分割しておき、常
に下鍵域を和音演奏用として用いるとともに上鍵域をメ
ロディ演奏用として用いるようにしてもよい。また、該
鍵盤10を和音演奏用の下鍵盤とメロディ演奏用の上鍵盤
との2段鍵盤で構成するようにしてもよい。 (2)上記実施例においては、和音演奏用鍵における複
数鍵の同時押鍵により、該押鍵された複数鍵の組合せ状
態に応じて和音構成音テーブル81を参照して指定和音を
検出するようにしたが、前記和音演奏用鍵にて和音の根
音のみを指定し、かつ和音のタイプを別途設けた鍵盤以
外の操作子により指定するようにしてもよい。また、メ
ロディ演奏用鍵の最高音または最低音を和音の根音とし
て指定し、それ以外の押鍵された鍵の数、押鍵された鍵
の種類(白鍵、黒鍵)等に応じて和音の種類を指定する
ようにしてもよい。さらに、他の鍵盤楽器及びその他の
楽器により指定された和音を利用し、または自動演奏装
置から入力された和音を表す和音データを利用するよう
にしてもよい。 (3)上記実施例においては、ソロスタイルプレイモー
ド時に発音されるメロディ演奏音を鍵盤10にて押鍵され
た後着優先鍵に対応するものとしたが、該メロディ演奏
音を鍵盤10にて押鍵された最高音にしてもよい。また、
ソロスタイルプレイモード時には、メロディ演奏音を単
音にしなくても、鍵盤10におけるメモリ演奏に応じて複
数のメロディ演奏音が発音されるようにしてもよい。か
かる場合、ソロスタイルプレイモード時にも複数の楽音
信号形成チャンネルが利用されるようにするとともに、
押鍵された複数の鍵のうちのいずれか一つ、例えば最高
音、後着音に対して上記実施例の付加音が付加されるよ
うにしてもよい。 (4)上記実施例においては、メロディ演奏音及び付加
音の音量が鍵タッチにより制御されるようにしたが、本
発明は前記両音を鍵タッチとは無関係に一定の音量で発
音させるようなタッチ検出回路10bを有さない電子楽器
にも適用できる。
1図は本発明に係る電子楽器の全体をブロック図により
示している。 この電子楽器は鍵盤10及び操作パネル部20を備えてお
り、鍵盤10は音高C2〜C7に渡る複数の鍵からなる。これ
らの各鍵にはキーコードKCとして「36」〜「96」がそれ
ぞれ音高順に割り当てられており、全鍵がメロディ演奏
に利用される場合と音高C2〜G3に渡る鍵が和音演奏に利
用されかつ音高G3#〜C7に渡る鍵がメロディ演奏に利用
される場合とに切り替えできるようになっている。この
鍵盤10の各鍵の押離鍵は鍵スイッチ回路10a内に各鍵に
それぞれ対応して設けた複数の鍵スイッチの開閉成によ
り検出され、かつ同各鍵の鍵タッチは鍵タッチ検出回路
10b内に各鍵にそれぞれ対応して設けた複数の鍵タッチ
センサにより検出されるようになっている。 操作パネル部20には、ソロスタイルプレイ操作子21、自
動伴奏操作子22、リズムスタート操作子23、リズムスト
ップ操作子24、シンクロスタート操作子25、リズムセレ
クト操作子群26、音色選択操作子群27及びその他の操作
子群28が設けられている。ソロスタイルプレイ操作子21
はメロディ演奏、和音演奏等に応じて付加音を発生させ
るソロスタイルプレイを行うか行わないかを選択切り替
えする操作子である。自動伴奏操作子22は自動伴奏を行
うか行わないかを選択切り替えする操作子である。リズ
ムスタート操作子23は自動リズムの開始を指示する操作
子である。リズムストップ操作子24は自動リズムの停止
を指示する操作子である。シンクロスタート操作子25は
自動リズムのシンクロスタート動作(鍵盤10の全ての鍵
の押鍵前には自動リズムを待機状態に保ち、かつ鍵盤10
のいずれかの鍵の押鍵に同期して自動リズムを開始させ
る)を制御するもので、自動リズムは同操作子25の操作
により待機状態に設定されるようになっている。リズム
セレクト操作子群26は自動リズム及び自動伴奏の各種リ
ズム種類を選択するものである。なお、このリズム種類
はソロスタイルプレイの各モードを決定するもので、該
リズム種類に関しては各モード毎の説明箇所にて詳述す
る。音色選択操作子群27はメロディ音及び自動伴奏音の
音色の種類、例えばギター、ピアノ等の音色を選択指定
するものである。その他の操作子群28は伴奏音の音量、
メロディ音の音量、リズム音の音量、自動リズムのテン
ポを可変設定するものである。これらの各操作子の操作
は操作子スイッチ回路20a内に前記各操作子にそれぞれ
対応して設けた複数の操作子スイッチの開閉成及びボリ
ュームの作用により検出されるようになっている。 これらのスイッチ回路10a,20a及び鍵タッチ検出回路10b
はバス30に接続されており、同バス30にはリズム音信号
発生回路41、伴奏音信号発生回路42、メロディ音信号発
生回路43、テンポ発振器50及びマイクロコンピュータ60
が接続されている。 リズム音信号発生回路41は複数の打楽器音信号形成チャ
ンネルを備え、マイクロコンピュータ60からバス30を介
して供給されたリズム音発音制御信号に応じてシンバ
ル、バスドラ等の打楽器に対応した打楽器音信号を形成
出力する。伴奏音信号発生回路42は複数の楽音信号形成
チャンネルを備え、マイクロコンピュータ60からバス30
を介して供給された伴奏音発音制御信号に応じてギタ
ー、ピアノ等の楽器に対応した楽音信号を形成出力す
る。 メロディ音信号発生回路43は第0〜第6楽音信号形成チ
ャンネル及びパン制御回路を備え、該第0〜第6楽音信
号形成チャンネルはマイクロコンピュータ60からバス30
を介して供給されたキーオン信号KON及びキーオフ信号K
OFに応じて楽音信号の発生開始及び発生停止がそれぞれ
制御され、かつ同供給された第0〜第6キーコードKC
(0)〜KC(6)、第0〜第6音色データTC(0)〜TC
(6)及び第0〜第6音量データVOL(0)〜VOL(6)
に応じて音高、音色、音量がそれぞれ制御された楽音信
号を形成出力する。また、これらの各楽音信号形成チャ
ンネル内にはそれぞれ補間回路を含むピッチ変更制御回
路及び音量変更制御回路が設けられており、前記両制御
回路は、第0〜第6キーコードKC(0)〜KC(6)及び
第0〜第6音量データVOL(0)〜VOL(6)のみが供給
されたときには、形成楽音信号のピッチ及び音量を前記
供給キーコードKC(0)〜KC(6)及び音量データVOL
(0)〜VOL(6)に応じて即座に変更制御する。ま
た、第0〜第6キーコードKC(0)〜KC(6)及び第0
〜第6音量データVOL(0)〜VOL(6)の供給直後に、
補間制御信号が供給されたときには、前記両制御回路は
形成楽音信号のピッチ及び音量を前回供給された第0〜
第6キーコードKC(0)〜KC(6)及び第0〜第6音量
データVOL(0)〜VOL(6)から今回供給された前記デ
ータまで補間しながら滑らかに変更制御する。また、デ
チューン信号が供給された場合には、ピッチ変更制御回
路は形成楽音信号のピッチをわずか(数セント〜10数セ
ント)に上又は下にずらす。 パン制御回路は発音されるべきスピーカ45a〜45cの振り
分け及び該各スピーカ45a〜45cの発音音量を制御するも
ので、マイクロコンピュータ60からバス30を介して供給
されるパン制御信号に応じて楽音信号を出力線L,C,Rに
各楽音信号形成チャンネル毎にそれぞれ出力する。な
お、マイクロコンピュータ60からメロディ音信号発生回
路43にパン制御信号が供給されない場合、出力線L,C,R
には均等に楽音信号が供給される。 リズム信号発生回路41、伴奏音信号発生回路42及びメロ
ディ音信号発生回路43の各出力端には出力回路44が接続
されており、同回路44は前記各信号発生回路41〜43から
の信号を混合してその出力線L,C,Rへそれぞれ出力す
る。かかる場合、リズム音信号発生回路41及び伴奏音信
号発生回路42からの信号は出力線L,C,Rへ均等に出力さ
れ、かつメロディ音信号発生回路43の各出力線L,C,Rか
らの各信号はそのまま出力回路44の各出力線L,C,Rへ出
力される。出力回路44の各出力線L,C,Rにはスピーカ45
a,45b,45cがそれぞれ接続されており、同スピーカ45a〜
45cは空間的に左、中央、右にそれぞれ配置されてい
る。 テンポ発振器50は32分音符に対応した周期のテンポクロ
ック信号TCLKをマイクロコンピュータ60に割り込み信号
として供給するもので、該信号TCLKの周期はその他の操
作子群28内のテンポ設定操作子により設定されかつマイ
クロコンピュータ60からバス30を介して供給されるテン
ポ制御データにより決定されるようになっている。 マイクロコンピュータ60はバス30にそれぞれ接続された
プログラムメモリ61、CPU62及びワーキングメモリ63か
らなる。プログラムメモリ61はROMで構成され、第2A図
及び第2B図のフローチャートに対応したメインプログラ
ム並びにそのサブプログラムと、第4図のフローチャー
トに対応したクロックインタラプトプログラムとを記憶
している。CPU62は電源スイッチ(図示しない)の閉成
に伴い前記メインプログラムの実行を開始するともに同
プログラムを電源スイッチの開成まで繰り返し実行し、
テンポ発振器50からのテンポクロック信号TCLKの到来毎
にメインプログラムの実行を中断して前記クロックイン
タラプトプログラムを割り込み実行する。ワーキングメ
モリ63はRAMで構成され、共に前記プログラムの実行に
必要な各種データを記憶する変数データ記憶部とスイッ
チデータ記憶部とからなる。変数データ記憶部は主にフ
ラグデータ、演算データ等を記憶し、スイッチデータ記
憶部は鍵スイッチ回路10a及び操作子スイッチ回路20a内
の各スイッチの状態データを記憶しておく部分である。 また、バス30には、RAMで構成されたメロディ制御レジ
スタ群70と、ROMでそれぞれ構成された和音構成音テー
ブル81、リズムパターンメモリ82、伴奏パターンメモリ
83及びソロスタイルプレイ制御データテーブル90とが接
続されている。 メロディ制御レジスタ群70はキーコード記憶部71、音色
データ記憶部72及び音量データ記憶部73に分割されてい
る。キーコード記憶部71は第0〜第6キーコードKC
(0)〜KC(6)を記憶するもので、各キーコードKC
(0)〜KC(6)はメロディ音信号発生回路43内の第0
〜第6楽音信号形成チャンネルにて形成される楽音信号
の鍵音高をそれぞれ表す。音色データ記憶部72は第0〜
第6音色データTC(0)〜TC(6)を記憶するもので、
各音色データTC(0)〜TC(6)はメロディ音信号発生
回路43内の第0〜第6楽音信号形成チャンネルにて形成
される楽音信号の音色をそれぞれ表す。音量データ記憶
部73は第0〜第6音量データVOL(0)〜VOL(6)を記
憶するもので、各音量データVOL(0)〜VOL(6)はメ
ロディ音信号発生回路43内の第0〜第6楽音信号形成チ
ャンネルにて形成される楽音信号の音量をそれぞれ表
す。 和音構成音テーブル81は和音検出及び和音構成音サーチ
のために利用されるもので、C音を根音とする和音(例
えばメジャ、マイナ、オーギュメント等)の全ての和音
構成音(例えばC,E,G音)を表すノートコードNC(キー
コードKC中、オクターブを除く音名のみを表すコード)
をテーブルの形でそれぞれ記憶している。リズムパター
ンメモリ82は予め定められたリズムパターンデータを1
小節分記憶しているもので、リズム種類毎に複数のパタ
ーンメモリに分割されるとともに、各パターンメモリは
テンポカウントデータTCNT(0〜31)により指定される
32個のアドレスを有し、各アドレスにはシンバル、バス
ドラ等の発音すべき打楽器を表す打楽器音データが発音
個数分だけ記憶されている。伴奏パターンメモリ83は予
め定められた和音演奏、アルペジョ等の伴奏パターンデ
ータを1小節分記憶しているもので、リズム種類及び和
音タイプ毎に複数のパターンメモリに分割されるととも
に、各パターンメモリはテンポカウントデータTCNT(0
〜31)により指定される32個のアドレスを有し、各アド
レスには発音すべき全ての伴奏音の根音からの半音間隔
差を表すインターバルデータが発音個数分だけ記憶され
ている。なお、リズムパターンメモリ82においても、伴
奏パターン83においても、打楽器音及び伴奏音の非発音
タイミングに対応したアドレスには無処理を表すデータ
が記憶されている。 ソロスタイルプレイ制御データテーブル90はモードデー
タ記憶部91、音色データ記憶部92、リズム対応発音制御
データ記憶部93、伴奏対応発音制御データ記憶部94、パ
ターンデータ記憶部95及び音程データ記憶部96に分割さ
れている。 モードデータ記憶部91はリズム種類に応じて予め定めら
れソロスタイルプレイモード名を表すソロスタイルモー
ドデータSSPMD(RHY)(本件実施例では1〜15)を、リ
ズム種類を表すリズム種類データRHYに対応させて記憶
している。音色データ記憶部92は各ソロスタイルプレイ
モード毎に定められてメロディ音信号発生回路43内の第
0〜第6楽音信号形成チャンネルにて形成される楽音信
号の音色を表す第0〜第6音色データTC0(MD)〜TC6
(MD)を、選択されたソロスタイルプレイモードを表す
モードデータMDに対応させて記憶している。なお、前記
第0〜第6楽音信号形成チャンネルの一部のみを利用す
るソロスタイルプレイモードにおいては、利用されない
第i番目の楽音信号形成チャンネルに関する音色データ
TCi(MD)は当然記憶されていない。 リズム対応発音制御データ記憶部93は、“1"により自動
リズムの動作中のみソロスタイルプレイによる付加音の
発生を制御するモード(以下、リズム依存モードとい
う)を表し、かつ“0"により自動リズムの動作・非動作
とは無関係に前記付加音の発生を制御するモード(以
下、リズム独立モードという)を表すリズムスタイルプ
レイデータRSSP(MD)を、選択されたソロスタイルプレ
イモードを表すモードデータMDに対応させて記憶してい
る。伴奏対応発音制御データ記憶部94は、“1"により自
動伴奏の動作中のみソロスタイルプレイによる付加音の
発生を制御するモード(以下、伴奏依存モードという)
を表し、かつ“0"により自動伴奏の動作・非動作とは無
関係に前記付加音の発生を制御するモード(以下、伴奏
独立モードという)を表す伴奏スタイルプレイデータAS
SP(MD)を、選択されたソロスタイルプレイモードを表
すモードデータMDに対応させて記憶している。 パターンデータ記憶部95はソロスタイルプレイで利用さ
れる付加音の発音パターンデータを、選択されたソロス
タイルプレイモードを表すモードデータMDに対応させて
記憶している。音程データ記憶部96はソロスタイルプレ
イで利用される付加音の形成のための音程データDEG
を、選択されたソロスタイルプレイモードを表すモード
データMDに対応させて記憶している。これらの両記憶部
95,96においては、記憶データは必要なソロスタイルプ
レイモードについてのみ用意されており、各モードの説
明時に詳述する。 次に、上記のように構成した実施例の動作を各フローチ
ャートに基づくとともに、ソロスタイルプレイモード毎
に説明する。 メインプログラム 電源スイッチが投入されると、CPU62は第2A図のステッ
プ100にてプログラムの実行を開始し、ステップ102にて
各種レジスタをクリアすることにより初期設定処理を実
行した後、電源スイッチが開成されるまでステップ104
〜190からなる循環処理を実行し続ける。 かかる循環処理中、リズムスタート操作子23が操作され
ると、ステップ104にて「YES」すなわちリズムスタート
スイッチに関するオンイベント有りと判定されて、ステ
ップ106にてリズムランフラグRUNが“1"に設定されると
ともに、テンポカウントデータTCNTが「0」に初期設定
される。かかる場合、リズムランフラグRUNは“1"によ
り自動リズムの動作中を表し、“0"により自動リズムの
停止中を表し、かつ“−1"により自動リズムの待機中を
表すもので、またテンポカウントデータTCNTはテンポク
ロック信号TCLKの到来毎に0〜31に渡って繰り返し歩進
されるものであって「0」は初期値であるので、前記ス
テップ104,106の処理によりリズムスタート操作子23の
操作に同期して自動リズムが小節の頭から開始制御され
ることになる。 また、リズムストップ操作子24が操作されると、ステッ
プ108にて「YES」すなわちリズムストップスイッチに関
するオンイベント有りと判定されて、ステップ110にて
リズムランフラグRUNが“0"に設定される。これによ
り、今まで動作中であった自動リズムの停止が制御され
る。次に、ステップ112にてメロディ音信号形成回路43
の全て楽音信号形成チャンネル(第0〜第6楽音信号形
成チャンネル)へバス30を介してキーオフ信号KOFが出
力される。これにより、前記全ての楽音信号形成チャン
ネルは楽音信号の形成出力を停止するので、かかる自動
リズムの停止時には付加音をも含めたメロディ音信号の
形成出力が停止制御されてメロディ音信号発生回路43が
初期状態に設定される。 かかるステップ112の処理後、ステップ114にてソロスタ
イルプレイフラグSSPが“1"であり、かつリズムソロス
タイルデータRSSP(MD)が“1"であるか否かが判定され
て、前記2条件が成立した場合にのみ、同ステップ114
における「YES」との判定の基に、ステップ116にてソロ
スタイルプレイフラグSSPが“0"に設定される。なお、
前記ステップ114の判定処理においては、リズムソロス
タイルデータRSSP(MD)は、ソロスタイルプレイ制御デ
ータテーブル90内のリズム対応発音制御データ記憶部93
を参照することにより、該記憶部93から現在の選択ソロ
スタイルプレイモードを表すモードデータMDに応じて読
み出される。かかる場合、ソロスタイルプレイフラグSS
Pは“1"によりソロスタイルプレイが選択されているこ
とを表し、かつリズムソロスタイルデータRSSP(MD)は
“1"によりリズム依存モードを表すので、ソロスタイル
プレイモードとしてリズム依存モードが選択されている
状態で自動リズムが停止制御されると、ソロスタイルプ
レイフラグSSPはソロスタイルプレイの非選択状態を表
す“0"に設定されることになる。また、かかる場合に
は、メロディ音信号形成回路43内の全て楽音信号形成チ
ャンネルを鍵盤10によるメロディ演奏に利用するように
するために、ステップ118にてメロディ制御レジスタ群7
0内の音色データ記憶部72に記憶されている第1〜第6
音色データTC(1)〜TC(6)が第0音色データTC
(0)に設定される。 一方、ソロスタイルプレイフラグSSPがソロスタイルプ
レイの非選択状態を表す“0"に設定されており、また例
えソロスタイルプレイフラグSSPがソロスタイルプレイ
の選択状態を表す“1"に設定されていてもリズムソロス
タイルデータRSSP(MD)が“0"であってリズム独立モー
ドを表していれば、前記ステップ114にて「NO」と判定
されて前記ステップ116,118の処理が実行されないの
で、ソロスタイルプレイフラグSSP及び第1〜第6音色
データTC(1)〜TC(6)は以前の状態に維持される。 また、シンクロスタート操作子25が操作されると、ステ
ップ120にて「YES」すなわちシンクロスタートスイッチ
に関するオンイベント有りと判定されて、ステップ122
にてリズムランフラグRUNが自動リズムの待機中を表す
“−1"に設定される。 また、自動伴奏操作子22が操作されると、ステップ124
にて「YES」すなわち自動伴奏スイッチに関するオンイ
ベント有りと判定されて、ステップ126にて伴奏フラグA
BCが反転される。すなわち、以前“1"であった伴奏フラ
グABCは“0"に変更され、かつ以前“0"であった伴奏フ
ラグABCは“1"に変更される。かかる場合、伴奏フラグA
BCは“1"により自動伴奏の動作中を表しかつ“0"により
自動伴奏の非動作中を表すので、前記ステップ124,126
の処理により、自動伴奏が以前動作していた場合、同伴
奏は前記自動伴奏操作子22の操作に同期して停止制御さ
れ、また自動伴奏が以前動作していなかった場合、同伴
奏は自動伴奏操作子22の操作に同期して開始制御され
る。かかるステップ126の処理後、ステップ128における
前記ステップ112と同様なキーオフ信号KOFの全楽音信号
形成チャンネルへの出力により、メロディ音信号発生回
路43からの楽音信号の発生が停止されるとともに、同発
生回路43が初期状態に戻される。 かかるステップ128の処理後、ステップ130にて伴奏フラ
グABCが“0"であり、かつソロスタイルプレイフラグSSP
が“1"であり、かつ伴奏ソロスタイルデータASSP(MD)
が“1"であるか否かが判定されて、前記3条件が成立し
た場合にのみ、同ステップ130における「YES」との判定
の基に、ステップ132にてソロスタイルプレイフラグSSP
が“0"に設定される。なお、前記ステップ130の判定処
理においては、伴奏ソロスタイルデータASSP(MD)は、
ソロスタイルプレイ制御データテーブル90内の伴奏対応
発音制御データ記憶部94を参照することにより、該記憶
部94から現在の選択ソロスタイルプレイモードを表すモ
ードデータMDに応じて読み出される。かかる場合、前記
ステップ114,116の処理と同様、前記ステップ126の処理
により伴奏フラグABCが自動伴奏の停止状態を表す“0"
に変更された結果、ソロスタイルプレイモードとして伴
奏依存モードが選択されている状態で自動伴奏が停止制
御されると、ソロスタイルプレイフラグSSPはソロスタ
イルプレイの非選択状態を表す“0"に設定されることに
なる。また、かかる場合にも、メロディ音信号発生回路
43内の全て楽音信号形成チャンネルが鍵盤10によるメロ
ディ演奏に利用されるようにするために、ステップ134
にてメロディ制御レジスタ群70内の音色データ記憶部72
に記憶されている第1〜第6音色データTC(1)〜TC
(6)が第0音色データTC(0)に設定される。 一方、前記ステップ126の反転により伴奏フラグABCが自
動伴奏の動作状態を表す“1"に設定され、ソロスタイル
プレイフラグSSPがソロスタイルプレイの非選択状態を
表す“0"に設定されており、または伴奏ソロスタイルデ
ータASSP(MD)が“0"であって伴奏独立モードを表して
いれば、前記ステップ130にて「NO」と判定されて前記
ステップ132,134の処理が実行されないので、ソロスタ
イルプレイフラグSSP及び第1〜第6音色データTC
(1)〜TC(6)は以前の状態に維持される。 また、リズムセレクト操作子群26のいずれかが操作され
ると、ステップ136にて「YES」すなわちリズムセレクト
スイッチのオンイベント有りと判定されて、リズム種類
データRHYが操作されたリズムセレクト操作子に対応し
たリズム種類を表すデータに設定される。次に、ステッ
プ140にてソロスタイルプレイフラグSSPが“1"であるか
否かが判定され、同フラグSSPが“0"であってソロスタ
イルプレイが選択されていなければ、同ステップ140に
て「NO」と判定されてプログラムは第2B図のステップ15
8へ進められる。一方、ソロスタイルプレイフラグSSPが
“1"であってソロスタイルプレイが選択されていれば、
同ステップ140にて「YES」と判定されてステップ142以
降の処理が実行される。 ステップ142においては楽音信号の発生に関係した種々
のレジスタがクリアされ、ステップ144にて前記ステッ
プ112,128と同様に全楽音信号形成チャンネルへキーオ
フ信号KOFが出力される。これにより、メロディ音及び
ソロスタイルプレイによる付加音の発生に関して初期設
定がなされることになる。次に、ステップ146にて、前
記ステップ138の処理により新たに設定されたリズム種
類データRHYに基づき、ソロスタイルプレイ制御データ
テーブル90内のモードデータ記憶部91が参照され、リズ
ム種類に応じて決まるソロスタイルモードデータSSPMD
(RHY)が現在の選択ソロスタイルモードを表すモード
データMDとして設定される。かかるモードデータMDの設
定後、ステップ148にて、該モードデータMDに基づきソ
ロスタイルプレイ制御データテーブル90内の音色データ
記憶部92を参照することにより、モードデータMDにより
表されたソロスタイルプレイモードに最も適した音色の
種類を示す第0〜第6音色データTC0(MD)〜TC6(MD)
が該記憶部92から読み出されて、該データTC0(MD)〜T
C6(MD)がメロディ制御レジスタ群70内の音色データ記
憶部72に第0〜第6音色データTC(0)〜TC(6)とし
て設定記憶される。なお、前記第0〜第6楽音信号形成
チャンネルの全てを利用しないソロスタイルプレイモー
ドにおいては、利用しない楽音信号形成チャンネルに関
する音色データTCi(MD)がソロスタイルプレイ制御デ
ータテーブル90内の音色データ記憶部92に記憶されてい
ないので、同データTCi(MD)はメロディ制御レジスタ
群70内の音色データ記憶部72へも設定記憶されない。 かかるステップ148の処理後、ステップ150にてリズムソ
ロスタイルプレイデータRSSP(MD)が“1"であり、かつ
リズムランフラグRUNが自動リズムの停止状態を表す
“0"であるか否かが判定され、前記2条件が成立した場
合にのみ、同ステップ150における「YES」との判定の基
に、ステップ152にてリズムランフラグRUNが自動リズム
の待機状態を表す“−1"に設定される。かかる場合、リ
ズムソロスタイルプレイデータRSSP(MD)は“1"により
ソロスタイルプレイにおけるリズム依存モードを表すの
で、リズムセレクト操作子群26の操作により選択された
リズム種類が前記ソロスタイルプレイのリズム依存モー
ドを指定した場合には、シンクロスタート操作子25を操
作しなくても、自動リズムが待機状態に設定されること
になる。また、リズムセレクト操作子群26の操作により
選択されたリズム種類が前記ソロスタイルプレイのリズ
ム依存モードを指定しない場合、又は自動リズムが既に
動作状態又は待機状態にある場合には、前記ステップ15
0における「NO」との判定の基に、ステップ152の処理は
実行されずに、同フラグRUNが以前の値に維持されたま
まプログラムはステップ154へ進められる。 ステップ154においては、伴奏ソロスタイルプレイデー
タASSP(MD)が“1"であり、かつ伴奏フラグABCが自動
伴奏の停止状態を表す“0"であるか否かが判定され、前
記2条件が成立した場合にのみ、同ステップ154におけ
る「YES」との判定の基に、ステップ156にて伴奏フラグ
ABCが自動伴奏の動作状態を表す“1"に設定される。か
かる場合、伴奏ソロスタイルプレイデータASSP(MD)は
“1"によりソロスタイルプレイにおける伴奏依存モード
を表すので、リズムセレクト操作子群26の操作により選
択されたリズム種類が前記ソロスタイルプレイの伴奏依
存モードを指定した場合には、自動伴奏が停止状態にあ
っても、自動伴奏は動作状態に設定されることになる。
また、リズムセレクト操作子群26の操作により選択され
たリズム種類が前記ソロスタイルプレイの伴奏依存モー
ドを指定しない場合、又は自動伴奏が既に動作状態にあ
る場合には、前記ステップ154における「NO」との判定
の基に、ステップ156の処理は実行されずに、伴奏フラ
グABCが以前の値に維持されたままプログラムはステッ
プ158(第2B図)へ進められる。 また、ソロスタイルプレイ操作子21が操作されると、ス
テップ158にて「YES」すなわちソロスタイルプレイスイ
ッチのオンイベント有りと判定されて、ステップ160に
て、前記ステップ112,128,144と同様に全楽音信号形成
チャンネルへキーオフ信号KOFを出力することにより、
メロディ音信号発生回路43が初期状態に設定される。次
に、ステップ162にてソロスタイルプレイフラグSSPが反
転(“0"から“1"へ又は“1"から“0"へ)され、ステッ
プ164にて同フラグSSPが“1"であるか否かが判定され
る。かかる場合、前記反転の結果、ソロスタイルプレイ
フラグSSPが“1"すなわちソロスタイルプレイが選択さ
れた状態になると、同ステップ164にて「YES」と判定さ
れて、前記ステップ146〜156と同様なステップ166〜176
の処理により、モードデータMD、第0〜第6音色データ
TC(0)〜TC6(6)、リズムランフラグRUN及び伴奏フ
ラグABCが更新設定される。これにより、ソロスタイル
プレイの選択時には、選択されているリズム種類に応じ
てソロスタイルプレイに必要な諸データが設定される。 一方、前記ステップ162の反転処理によりソロスタイル
プレイフラグSSPが“0"になった場合には、前記ステッ
プ164にて「NO」と判定され、ステップ178にて第1〜第
6音色データTC(1)〜TC(6)が第0音色データTC
(0)に設定される。これにより、メロディ音信号発生
回路43内の第0〜第6楽音信号形成チャンネルにて形成
される楽音信号の音色が共通になる。 また、音色選択操作子群27のいずれかが操作されると、
ステップ180にて「YES」すなわち音色選択スイッチのオ
ンイベント有りと判定され、ステップ182にてソロスタ
イルプレイフラグSSPが“0"であるか否かが判定され
る。かかる場合、ソロスタイルプレイが選択されていな
くて前記フラグSSPが“0"であれば、同ステップ182にお
ける「YES」との判定の基に、ステップ184にて第0〜第
6音色データTC(0)〜TC(6)が前記操作された音色
セレクト操作子に対応した音色を表す音色データに設定
される。一方、ソロスタイルプレイが選択されていて前
記フラグSSPが“1"であれば、同ステップ182にて「NO」
と判定されて前記ステップ184の処理がなされないの
で、第0〜第6音色データTC(0)〜TC(6)は以前の
値に保持される。 また、鍵盤10にていずれかの鍵が押鍵され又離鍵される
と、ステップ186にて鍵スイッチ回路10a内のいずれかの
鍵スイッチに関する押離鍵イベント有りと判定され、ス
テップ188における押離鍵イベントルーチンの処理が実
行される。この押離鍵イベントルーチンの処理について
は、項を分けて詳しく後述する。なお、鍵盤における押
離鍵の検出は鍵スイッチ回路10aから取り込んだ鍵盤10
の各鍵の鍵状態データと、ワーキングメモリ63内のスイ
ッチデータ記憶部に記憶されている過去の鍵状態データ
とを比較することにより行われ、該新たに検出された鍵
を表すニューキーコードNKCと、該検出が押鍵に関する
ものであるか離鍵に関するものであるかを表す押離鍵フ
ラグとが後述の各プログラムにより利用される。 さらに、各種楽音の音量操作子、テンポ操作子等からな
るその他の操作子群28の操作に関しては、ステップ190
にて検出処理及び該検出に応じた各種データの設定処理
が行われる。 押離鍵イベントルーチン この押離鍵イベントルーチンは、上述したように、鍵盤
10における押離鍵に応答してメインプログラムのステッ
プ188にて実行されるもので、第3図に詳細に示すよう
に、ステップ200にてその実行が開始され、ステップ202
にてリズムランフラグRUNが“−1"であるか否かが判定
される。かかる場合、自動リズムが待機状態にあって前
記フラグRUNが“−1"であれば、前記ステップ202にて
「YES」と判定され、ステップ204にてリズムランフラグ
RUNが自動リズムの動作状態を表す“1"に設定され、か
つテンポカウントデータTCNTが「0」に初期設定され
て、プログラムはステップ206へ進められる。これによ
り、待機状態にあった自動リズムは初期状態(小節の
頭)から開始制御されることになる。一方、自動リズム
が待機状態になくてリズムランフラグRUNが“−1"に設
定されていなければ、前記ステップ202における「NO」
との判定の基に、プログラムはそのままステップ206へ
進められる。 ステップ206においては、伴奏フラグABCが“1"であるか
否か、すなわち自動伴奏が動作状態にあるか否かが判定
される。 まず、自動伴奏が動作状態にある場合について説明す
る。かかる場合、伴奏フラグABCは“1"に設定されてい
るので、ステップ206にて「YES」と判定され、ステップ
208にて鍵盤10において新たに押離鍵された鍵を表す新
キーコードNKCが「55」以下であるか否かが判定され
る。この値「55」は音高G3に対応し、該音高G3は自動伴
奏の動作時に鍵盤10の鍵域を伴奏鍵域とメロディ鍵域と
に2分割利用する場合における伴奏鍵域の最高音に対応
するものであり、前記新キーコードNKCが伴奏鍵域に属
するものであれば、前記ステップ208にて「YES」すなわ
ちNKC≦55であると判定されて、ステップ210にて新キー
コードNKCに関する押離鍵フラグに基づき前記鍵盤10に
おけるイベントが押鍵イベントであるか否かが判定され
る。 かかる場合、前記イベントが押鍵イベントに関するもの
であれば、前記ステップ210にて「YES」と判定され、ス
テップ212にて鍵盤10の伴奏鍵域にて現在押鍵中の全て
の鍵に基づき和音が検出される。この和音検出は前記押
鍵中の全ての鍵の組合せと、和音構成音テーブル81に和
音毎に記憶されている全ての和音構成音の組合せとの比
較により公知の方法で行われるもので、検出された和音
の根音は根音データROOTとして設定記憶されるととも
に、検出された和音のタイプはタイプデータTYPEとして
設定記憶される。また、前記イベントが押鍵イベントで
なければ、ステップ210にて「NO」と判定されて、ステ
ップ212の処理は実行されない。これにより、鍵盤10の
伴奏鍵域における押鍵毎に、和音が検出されかつ記憶さ
れることになる。 かかる和音検出後、ステップ214にてソロスタイルプレ
イフラグSSPが“1"であるか否かが判定される。今、ソ
ロスタイルプレイが選択されていて同フラグSSPが“1"
に設定されていれば、同ステップ214における「YES」と
の判定の基に、ステップ216にて変数iがソロスタイル
プレイの各種モードを表すモードデータMDに設定され、
ステップ218にて該変数iにより指定されるモード別和
音変化ルーチンMDiCHGの処理が読み出し実行された後、
ステップ220にて該押離鍵イベントルーチンの処理が終
了する。なお、モード別和音変化ルーチンMDiCHGの処理
については、各モード毎に項を分けて詳しく後述する。
また、ソロスタイルプレイが選択されていなくてソロス
タイルプレイフラグSSPが“0"に設定されていれば、ス
テップ214における「NO」との判定の基に、ステップ220
にて該押離鍵イベントルーチンの処理が終了する。 また、鍵盤10にて押離鍵された鍵がメロディ鍵域に属す
るものであって新キーコードNKCが「55」より大きけれ
ば、前記ステップ208にて「NO」すなわちNKC>55である
と判定され、ステップ222にてソロスタイルプレイフラ
グSSPが“1"であるか否かが判定される。今、ソロスタ
イルプレイが選択されていて同フラグSSPが“1"に設定
されていれば、同ステップ222における「YES」との判定
の基に、ステップ224にて第0キーコードKC(0)が新
キーコードNKC値に設定されるとともに、同ステップ224
にて該新キーコードNKCに関する鍵の鍵タッチデータが
タッチ検出回路10bから取り込まれて第0音量データVOL
(0)として設定される。 次に、ステップ224にて変数iがソロスタイルプレイの
各種モードを表すモードデータMD値に設定された後、ス
テップ228にて鍵盤10における該イベントが押鍵イベン
トであるか否かが判定される。前記イベントが押鍵イベ
ントに関するものであれば、同ステップ228における「Y
ES」との判定の基に、ステップ230にて前記設定変数i
により指定されるモード別キーオンルーチンMDiKONの処
理が読み出し実行され、ステップ232にて第0キーコー
ドKC(0)が旧キーコードOKCとして設定記憶されて、
ステップ220にて該押離鍵イベントルーチンの処理が終
了する。 また、前記イベントが離鍵イベントに関するものであれ
ば、前記ステップ228にて「NO」と判定され、ステップ2
34にて前記設定変数iにより指定されるモード別キーオ
フルーチンMDiKOFの処理が読み出し実行されて、ステッ
プ220にて該押離鍵イベントルーチンの処理が終了す
る。なお、モード別キーオンルーチンMDiON及びモード
別キーオフルーチンMDiOFの処理については、各モード
毎に項を分けて詳しく後述する。 一方、ソロスタイルプレイが選択されていなくてソロス
タイルプレイフラグSSPが“0"に設定されていれば、前
記ステップ222にて「NO」と判定され、ステップ236,238
の処理が実行されて、ステップ220にて該押離鍵イベン
トルーチンの処理が終了する。かかるステップ236,238
の処理は共に公知の処理であり、ステップ236において
は、鍵盤10にて押鍵された鍵(新キーコードNKC)のメ
ロディ音信号発生回路43内の第0〜第6楽音信号形成チ
ャンネルに対する発音割り当て処理と、同鍵盤10にて離
鍵された鍵(新キーコードNKC)の割り当て解除処理と
がなされる。また、ステップ238においては、前記発音
割り当て及び割り当て解除処理による第0〜第6キーコ
ードKC(0)〜KC(6)、第0〜第6音色データTC
(0)〜TC(0)、第0〜第6音量データTC(0)〜TC
(6)(タッチデータTCHにより形成)、キーオン信号K
ON、キーオフ信号KOF等のメロディ音形成制御信号がメ
ロディ音発生回路43の第0〜第6楽音信号形成チャンネ
ルのいずれかに供給される。そして、メロディ音信号発
生回路43が各楽音信号形成チャンネルにて前記制御信号
に応じて楽音信号を形成して、出力回路44を介してスピ
ーカ45a〜45cに供給するので、スピーカ45a〜45cからは
鍵盤10のメロディ鍵域の演奏に応じた楽音が発音され
る。 次に、自動伴奏が動作状態になくて伴奏フラグABCが
“0"に設定されている場合について説明する。かかる場
合、前記ステップ206にて「NO」と判定され、ステップ2
22以降の処理が実行される。このステップ222以降の処
理は自動伴奏が動作状態にある前述の場合と同じである
ので説明を省略するが、この場合には鍵盤10の全ての鍵
がメロディ演奏に利用され、和音が検出されることもな
い。 クロックインタラプトプログラム クロックインタラプトプログラムはテンポ発振器50から
のテンポクロック信号TCLK(32分音符に対応)のCPU62
への到来に同期して割り込み実行されるもので、同プロ
グラムは、第4図に示すように、ステップ240にてその
実行が開始され、ステップ242にてリズムランフラグRUN
が“1"であるか否かが判定される。 かかる場合、自動リズムが停止状態にあってリズムラン
フラグRUNが“0"に設定されていれば、同ステップ242に
て「NO」と判定され、ステップ260にて該クロックイン
タラプトプログラムの実行が終了する。 また、自動リズムが動作状態にあってリズムランフラグ
RUNが“1"に設定されていれば、ステップ242における
「YES」との判定の基に、ステップ244にてリズムパター
ンメモリ82が参照され、リズム種類データRHY及びテン
ポカウントデータTCNTにより指定されるリズムパターン
データが同メモリ82から読み出されるとともに、該デー
タがリズム信号発生回路41へ供給される。そして、リズ
ム音信号発生回路41は前記供給されたリズムパターンデ
ータに応じて打楽器音信号を形成して出力回路44を介し
てスピーカ45a〜45cに供給するので、スピーカ45a〜45c
からは該打楽器音信号に対応した楽音が発音される。そ
の結果、リズム種類データRHYにより指定されたリズム
種類に対応した自動リズム演奏がなされる。 次に、ステップ246にて伴奏パターンメモリ83が参照さ
れ、リズム種類データRHY、テンポカウントデータTCNT
及びタイプデータTYPEにより指定される伴奏パターンデ
ータが同メモリ83から読み出されるとともに、該データ
は根音データROOTに応じて加工されたのち、該加工され
たデータが伴奏音信号発生回路42へ供給される。そし
て、伴奏音信号発生回路42は前記供給された伴奏パター
ンデータに応じて伴奏音信号を形成して出力回路44を介
してスピーカ45a〜45cに供給するので、スピーカ45a〜4
5cからは該伴奏音信号に対応した楽音が発音される。そ
の結果、リズム種類データRHYにより指定されたリズム
種類に対応するとともに、鍵盤10にて指定された和音に
対応した自動伴奏演奏がなされる。 前記ステップ246の処理後、ステップ248にてソロスタイ
ルプレイフラグSSPが“1"であるか否かが判定される。
今、ソロスタイルプレイが選択されていて同フラグSSP
が“1"に設定されていれば、同ステップ248における「Y
ES」との判定の基に、ステップ250にて変数iがソロス
タイルプレイの各種モードを表すモードデータMDに設定
され、ステップ252にて該変数iにより指定されるモー
ド別クロックルーチンMDiCLKの処理が読み出し実行され
た後、プログラムがステップ254に進められる。なお、
モード別クロックルーチンMDiCLKの処理については、各
モード毎に項を分けて詳しく後述する。また、ソロスタ
イルプレイが選択されていなくてソロスタイルプレイフ
ラグSSPが“0"に設定されていれば、ステップ248にて
「NO」と判定され、プログラムがステップ254に進めら
れる。 ステップ254においてはテンポカウントデータTCNTに
「1」を加算することにより該データTCNTが歩進され、
ステップ256にて該歩進したテンポカウントデータTCNT
が「32」に達したか否かが判定される。かかる場合、テ
ンポカウントデータTCNTが未だ「32」に達していなけれ
ば、同ステップ256にて「NO」と判定されて、ステップ2
60にて該クロックインタラプトプログラムの実行が終了
する。また、テンポカウントデータTCNTが前記歩進によ
り「32」に達すると、ステップ256にて「YES」と判定さ
れ、ステップ258にて同データTCNTが「0」に初期設定
された後、ステップ260にて該クロックインタラプトプ
ログラムの実行が終了する。かかるステップ254〜258の
処理により、テンポカウントデータTCNTは「0」〜「3
1」に渡ってテンポクロック信号TCLKの発生毎に繰り返
し歩進することになる。 ソロスタイルプレイの説明 以下、ソロスタイルプレイにおける付加音の形成及び発
生について説明するが、その前に、このソロスタイルプ
レイモードの動作に密接に関係した事項に関して再確認
しておく。 モード別キーオンルーチンMDiKON及びモード別キーオフ
ルーチンMDiKOFは上記押離鍵イベントルーチンのステッ
プ230,234にて読み出し実行されるもので、ソロスタイ
ルプレイフラグSSPが“1"であり、かつメロディ演奏の
ために鍵盤10にていずれかの鍵が押離鍵操作されたとき
に、モードデータMD(=i)に応じてそれぞれ読み出し
実行される。また、かかる場合、上記ステップ224の処
理により、第0楽音信号形成チャンネルのための第0キ
ーコードKC(0)及び第0音量データVOL(0)は前記
押鍵毎に設定され、ソロスタイルプレイモードにおいて
は、鍵盤10におけるメロディ演奏は単音後着優先とな
る。 モード別和音変化ルーチンMDiCHGは上記押離鍵イベント
ルーチンのステップ218にて読み出し実行されるもの
で、自動伴奏が動作中であり、ソロスタイルプレイフラ
グSSPが“1"であり、かつ和音演奏のために鍵盤10にて
いずれかの鍵が押鍵操作されたときに、モードデータMD
(=i)に応じて読み出し実行される。また、かかる場
合、上記ステップ212の処理により、指定和音を表す根
音データROOT及びタイプデータTYPEが前記和音のための
押鍵に応じて設定される。 モード別クロックルーチンMDiCLKは上記クロックインタ
ラプトルーチンのステップ252にて読み出し実行される
もので、自動リズムが動作中であり、かつソロスタイル
プレイフラグSSPが“1"であるときに、テンポクロック
信号TCLK(32分音符に対応)の発生毎に実行される。 また、ソロスタイルプレイフラグSSPが“1"である場合
においては、第0〜第6楽音信号形成チャンネルのため
の第0〜第6音色データTC(0)〜TC(6)は、上記メ
インプログラムのステップ146,148,166,168の処理によ
り、ソロスタイルプレイのモード種類(リズム種類に応
じて決定)毎に設定されている。また、ステップ150〜1
56,170〜176の処理により、前記モード種類がリズム依
存モードであり、または伴奏依存モードである場合、自
動リズム及び自動伴奏の動作状態が強制的に設定され
る。具体的には、上記ステップ150〜156,170〜176の処
理により、リズムランフラグRUNが“−1"に設定され、
または伴奏フラグABCが“1"に設定される。ただし、各
ソロスタイルプレイモードに対応したリズム種類、第0
〜第6音色データTC(0)〜TC(6)、リズムランフラ
グRUN及び伴奏フラグABCの具体的なデータ設定について
は後述する。 次に、実際のソロスタイルプレイモードの説明に移る。
当該電子楽器においては、多くの種類のソロスタイルプ
レイが用意されているが、本件実施例においては、本願
発明に直接関係するソロスタイルプレイモード(第6,7,
8,10ソロスタイルプレイモード)のみについて説明す
る。 第6ソロスタイルプレイモード 第6ソロスタイルプレイモード(MD=6)はメロディ演
奏鍵が所定音符長以上押鍵され続けたとき所定パターン
の伴奏音を付加するもので、リズム種類が「スイングピ
アノ」のときに指定されるものであると同時に、伴奏フ
ラグABCは“1"に設定され、かつ自動リズムは待機状態
(RUN=−1)に設定される。また、このモードにおい
ては、第0〜第3楽音信号形成チャンネルが鍵盤10にお
ける押鍵音及び付加音のために利用され、かつ該各チャ
ンネルに関する音色データTC(0)〜TC(3)はピアノ
の音色を表すデータ値に設定される。また、ソロスタイ
ルプレイ制御データテーブル90のパターンデータ記憶部
95には第5E図に示す音符列に対応したパターンデータが
記憶されており、該パターンデータはモードデータMD値
(=6)により指定されるとともに、テンポカウントデ
ータTCNT(0〜31)により指定される各アドレスには伴
奏音の発音開始を表すキーオンイベントデータ、伴奏音
の発音停止を表すキーオフイベントデータ及び何も処理
しないことを表すノーオペレーションデータのいずれか
が記憶されている。 鍵盤10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステップ23
0(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キーオンル
ーチンMD6KONが読み出されると、該ルーチンMD6KONは第
5A図のステップ800にて開始され、ステップ802にてメロ
ディ音信号発生回路43内の第1〜第3楽音信号形成チャ
ンネルへキーオフ信号KOFが出力される。その結果、前
記第1〜第3楽音信号形成チャンネルは例え楽音信号を
発生中であっても該楽音信号の発生を停止するので、同
第1〜第3楽音信号形成チャンネルの全てが初期設定さ
れる。次に、ステップ804にて拍カウントデータBTCNTが
「0」に初期設定された後、ステップ806にて第0キー
コードKC(0)、第0音色データTC(0)、第0音量デ
ータVOL(0)及びキーオン信号KONがメロディ音信号発
生回路43内の第0楽音信号形成チャンネルへ供給され、
ステップ808にて該モード別キーオンルーチンMD6KONの
実行が終了する。 メロディ音信号発生回路43内の第0楽音信号形成チャン
ネルは前記各キーオン信号の到来に応答して楽音信号の
形成を開始し、該楽音信号を出力線L,C,Rに均等に出力
する。かかる場合、前記形成出力される各楽音信号のピ
ッチは前記第0キーコードKC(0)により制御されて演
奏メロディ鍵音高にそれぞれ設定され、同楽音信号の音
色は前記第0音色データTC(0)により制御されてピア
ノの音色にそれぞれ設定され、また同楽音信号の音量は
前記第0音量データVOL(0)により制御されて前記メ
ロディ演奏鍵の鍵タッチ(タッチデータTCH)に応じて
設定される。メロディ音信号発生回路43の各出力線L,C,
Rに出力された楽音信号は出力回路44を介して各スピー
カ45a〜45cに供給され、同スピーカ45a〜45cからは前記
メロディ演奏音がピアノの音色で発音される。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラプ
トプログラム)にてモード別クロックルーチンMD6CLKが
読み出されると、該ルーチンMD6CLKの実行は第5B図のス
テップ810にて開始され、ステップ812にて第0楽音信号
形成チャンネルがキーオン中の楽音信号を発生している
か否か、すなわちメロディ鍵が押鍵中であるか否かが判
定される。この判定はワーキングメモリ63のスイッチデ
ータ記憶部内のキースイッチ状態データに基づきなされ
るもので、メロディ鍵が押鍵中であれば、ステップ812
にて「YES」と判定されて、ステップ814にてテンポカウ
ントデータTCNTを「8」で除した余りが「0」(TCNT.M
OD.8=0)であり、かつ拍カウントデータBTCNTが3未
満であるか否かが判定される。かかる場合、前記両条件
が成立すれば、前記ステップ814にておける「YES」との
判定の基にステップ816にて拍カウントデータBTCNTが
「1」だけ加算され、前記いずれか一方の条件が成立し
なければ、前記ステップ814にて「NO」と判定されて拍
カウントデータBTCNTは以前の値に維持される。その結
果、拍カウントデータBTCNTは、該ステップ814,816の処
理により、メロディ演奏鍵の押鍵時に前記ステップ804
の処理により設定された「0」から拍タイミング(4分
音符長)毎に「1」ずつ「3」まで歩進する。 かかるステップ814,816の処理後、ステップ818にて前記
歩進処理されている拍カウントデータBTCNTが2以上に
なったか否かが判定される。かかる場合、前記メロディ
押鍵から少なくとも1拍以上の時間が経過していなくて
拍カウントデータBTCNTが2未満であれば、ステップ818
にて「NO」と判定されて、ステップ832にて該モード別
クロックルーチンMD6CLKの実行が終了する。 そして、前記押鍵されていたメロディ鍵が離鍵される
と、該離鍵に応答して上記ステップ234(押離鍵イベン
トルーチン)にてモード別キーオフルーチンMD6KOFが読
み出し実行されて、前記離鍵されたメロディ鍵に関する
メロディ音の離鍵処理がなされる。すなわち、モード別
キーオフルーチンMD6KOFにおいては、第5C図のステップ
840にてその実行が開始され、ステップ842にてメロディ
音信号発生回路43内の第0〜第3楽音信号形成チャンネ
ルへキーオフ信号KOFがそれぞれ出力されて、ステップ8
44にて該モード別キーオフルーチンMD6KOFの実行が終了
する。その結果、現在まで発生中であったメロディ演奏
音信号の形成が停止制御され、スピーカ45a〜45cからは
前記各楽音信号に対応した楽音の発音が停止される。そ
のため、メロディ鍵の押鍵が少なくとも1拍未満であっ
て、拍カウントデータBTCNTが「2」に達しないときに
は、メロディ演奏鍵にて押鍵された鍵に対応したピアノ
音による演奏音のみが発音される。 一方、メロディ鍵の押鍵が少なくとも1拍以上続いて、
ステップ812における「YES」との判定の基にステップ81
4,816の処理によって拍カウントデータBTCNTが「2」に
達すると、ステップ818にて「YES」と判定され、ステッ
プ820以降の処理が実行される。ステップ820において
は、ソロスタイルプレイ制御データテーブル90内のパタ
ーンデータ記憶部95が参照され、モードデータMD(=
6)により指定されるパターンであってテンポカウント
データTCNTにより指定されるタイミングのパターンデー
タが読み出されて、ステップ822,824にてそれぞれ該パ
ターンデータがキーオンイベントデータ又はキーオフイ
ベントデータであるか否かが判定される。 今、前記読み出したパターンデータがキーオンイベント
データであれば、ステップ822における「YES」との判定
の基に、ステップ826にて第1付加音の音高を表す第1
キーコードKC(1)がメロディ演奏音より1オクターブ
低い音高を表す値KC(0)‐12に設定されるとともに、
第2及び第3付加音の音高を表す第2及び第3キーコー
ドKC(2),KC(3)が第1キーコードKC(1)により
表された音高から低音側へ向かって最初の和音構成音と
次の和音構成音とをそれぞれ表すキーコードKCに設定さ
れる。かかる第2及び第3キーコードKC(2),KC
(3)の設定においては、タイプデータTYPEに基づく和
音構成音テーブル81の参照及び根音データROOTに基づく
前記参照結果の変換により求めた各構成音の中から、第
1キーコードKC(1)より低くかつ近い方から第1番目
及び第2番目のキーコードKCが抽出される。また、同ス
テップ826にて第1〜第3付加音の音量を表す第1〜第
3音量データVOL(1)〜VOL(3)がメロディ音の音量
よりも10デシベル低い値VOL(0)‐10に設定される。 前記ステップ826の処理後、ステップ828にて前記設定さ
れた第1〜第3キーコードKC(1)〜KC(3)、第1〜
第3音色データTC(1)〜TC(3)、第1〜第3音量デ
ータVOL(1)〜VOL(3)及び各キーオン信号KONがメ
ロディ音信号発生回路43内の第1〜第3楽音信号形成チ
ャンネルへそれぞれ出力されて、ステップ832にて該モ
ード別クロックルーチンMD6CLKの実行が終了する。その
結果、第1〜第3楽音信号形成チャンネルは前記各キー
オン信号の到来に応答して第1〜第3付加音信号の形成
を開始して、前記各制御データKC(1)〜KC(3),TC
(1)〜TC(3),VOL(1)〜VOL(3)に応じた第1
〜第3付加音信号を出力回路44を介してスピーカ45a〜4
5cに出力するので、同スピーカ45a〜45cからは前記メロ
ディ演奏音より1オクターブ低い音、及び同音よりすぐ
下の2つの和音構成音がピアノの音色でかつメロディ演
奏音より10デシベル低い音量で発音される。 また、前記ステップ820の処理により読み出したパター
ンデータがキーオフイベントデータであれば、ステップ
822における「NO」及びステップ824における「YES」と
の判定の基に、ステップ830にて第1〜第3楽音信号形
成チャンネルへキーオフ信号KOFが出力されて、ステッ
プ832にて該モード別クロックルーチンMD6CLKの実行が
終了する。これにより、前記第1〜第3楽音信号形成チ
ャンネルは今まで発生中の第1〜第3付加音信号の発生
を停止するので、スピーカ45a〜45cから発音されていた
第1〜第3付加音信号に対応した第1〜第3付加音の発
音も停止する。さらに、前記読み出したパターンがノー
オペレーションを表していれば、前記両ステップ822,82
4にて共に「NO」と判定され、付加音の発音制御に関す
る処理がなんら実行されないで、ステップ832にて該モ
ード別クロックルーチンMD6CLKの実行が終了する。 その結果、メロディ鍵が1拍以上押鍵されつづけている
場合には、第1〜第3付加音が第5E図に示されたパター
ンで発音される。なお、前記ステップ820によるパター
ンデータの読み出しタイミングはテンポカウントデータ
TCNTにより行われるので、第1〜第3付加音の発音パタ
ーンはテンポデータTCNTにより決まる位置から開始され
る。 かかる第1〜第3付加音の発音中、メロディ鍵が離鍵さ
れると、前述のように、モード別キーオフルーチンMK6K
OFのステップ842にてメロディ音信号発生回路43内の第
0〜第3楽音信号形成チャンネルにおける全ての楽音信
号の形成出力が停止制御されるので、かかる場合にはメ
ロディ演奏音と共に第1〜第3付加音の発音も停止す
る。 さらに、鍵盤10における和音押鍵に応答して上記ステッ
プ218(押離鍵イベントルーチン)にてモード別和音変
化ルーチンMD6CHGが読み出されると、該ルーチンMD6CHG
は第5D図のステップ850にて開始され、ステップ852,854
の処理がなされて、ステップ856にて該ルーチンMD6CHG
の実行が終了する。かかる場合、ステップ852において
は前記ステップ826の処理と同様にして演奏和音の変更
に伴う第2及び第3キーコードKC(2),KC(3)の更
新処理がなされ、ステップ854においては該更新された
第2及び第3キーコードKC(2),KC(3)がメロディ
音信号発生回路43内の第2及び第3楽音信号形成チャン
ネルへ出力される。これにより、第2及び第3楽音信号
形成チャンネルは第1〜第3付加音信号を発生中であれ
ば第2及び第3付加音信号の音高を前記出力された第2
及び第3キーコードKC(2),KC(3)に対応して変更
するので、スピーカ45a〜45cから発音される第1〜第3
付加音は前記和音変更に応じて変更される。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第6ソロス
タイルプレイモードにおいては、メロディ演奏鍵が少な
くとも1拍以上押鍵され続けると、メロディ演奏音に対
して複数の付加音が所定のパターンに従って付与される
ので、メロディ演奏が単調であっても全体の演奏音楽は
豊かなものになる。また、かかる付加音はピアノの音色
でメロディ演奏音より若干低い音量で発音され、付加音
の発音パターンの選定により、例えばジャズピアノ風の
音楽が得られる。 なお、この第6ソロスタイルプレイモードにおいては付
加音の数を「3」にしたが、該付加音の数をこれより多
くすることもできるし、少なくすることもできる。ま
た、付加音の発音パターンを複数種類設けて選択可能に
してもよいし、各付加音毎に発音パターンを異ならせる
ようにしてもよい。 第7ソロスタイルプレイモード 第7ソロスタイルプレイモード(MD=7)はメロディ演
奏音が演奏和音の構成音である場合に頻度に関する所定
の条件に従ってメロディ演奏音の押鍵から所定時間だけ
演奏音のピッチを変更制御するとともに、メロディ演奏
鍵が所定音符長以上押鍵され続けたとき所定パターンの
伴奏音を付加するもので、リズム種類が「リズムアンド
ブルース」のときに指定されるものであり、伴奏フラグ
ABCは“1"に設定され、かつ自動リズムは待機状態(RUN
=−1)に設定される。また、このモードにおいては、
第0〜第3楽音信号形成チャンネルが鍵盤10における押
鍵音及び付加音のために利用され、かつ第0楽音信号形
成チャンネルに関する音色データTC(0)がフルートの
音色を表すデータ値に設定されるとともに、第1〜第3
楽音信号形成チャンネルに関する音色データTC(1)〜
TC(3)はブラスの音色を表すデータ値に設定される。
また、ソロスタイルプレイ制御データテーブル90のパタ
ーンデータ記憶部95には第6F図に示す音符列に対応した
パターンデータが記憶されており、該パターンデータは
モードデータMD値(=7)により指定されるとともに、
テンポカウントデータTCNT(0〜31)により指定される
各アドレスには伴奏音の発音開始を表すキーオンイベン
トデータ、伴奏音の発音停止を表すキーオフイベントデ
ータ及び何も処理しないことを表すノーオペレーション
データのいずれかが記憶されている。 鍵盤10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステップ23
0(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キーオンル
ーチンMD7KONが読み出されると、該ルーチンMD7KONは第
6A図のステップ900にて開始され、ステップ902にてメロ
ディ音信号発生回路43内の第1〜第3楽音信号形成チャ
ンネルへキーオフ信号KOFが出力される。その結果、前
記第1〜第3楽音信号形成チャンネルは例え楽音信号を
発生中であっても該楽音信号の発生を停止するので、同
第1〜第3楽音信号形成チャンネルが全て初期設定され
る。 次に、ステップ904にて第0キーコードKC(0)により
表される音高すなわちメロディ演奏鍵音高が演奏和音の
和音構成音であるか否かが判定される。この判定におい
ては、演奏和音のタイプを表すタイプデータTYPEに基づ
く和音構成音テーブル81の参照及び同和音の根音を表す
根音データROOTに基づく前記参照結果の変換により和音
構成音が順次算出されるとともに、該算出和音構成音と
前記第0キーコードKC(0)とが比較される。 今、メロディ演奏音が和音構成音でなければ、前記ステ
ップ904にて「NO」と判定され、ステップ916にて第0キ
ーコードKC(0)、第0音色データTC(0)、第0音量
データVOL(0)及びキーオン信号KONがメロディ音信号
発生回路43内の第0楽音信号形成チャンネルへ供給され
る。メロディ音信号発生回路43内の第0楽音信号形成チ
ャンネルは前記各キーオン信号の到来に応答して楽音信
号の形成を開始し、該楽音信号を出力線L,C,Rに均等に
出力する。かかる場合、前記形成出力される各楽音信号
のピッチは前記第0キーコードKC(0)により制御され
て演奏メロディ鍵音高に設定され、同楽音信号の音色は
前記第0音色データTC(0)により制御されてフルート
の音色に設定され、また同楽音信号の音量は前記第0音
量データVOL(0)により制御されて前記メロディ演奏
鍵の鍵タッチ(タッチデータTCH)に応じて設定され
る。メロディ音信号発生回路43の各出力線L,C,Rに出力
された楽音信号は出力回路44を介して各スピーカ45a〜4
5cに供給され、同スピーカ45a〜45cからは前記メロディ
演奏音がフルートの音色で発音される。 前記ステップ916の処理後、ステップ918にて拍カウント
データBTCNTが「0」に初期設定され、ステップ920にて
該モード別キーオンルーチンMD7KONの処理が終了する。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラプ
トプログラム)にてモード別クロックルーチンMD7CLKが
読み出されると、該ルーチンMD7CLKの実行は第6B図のス
テップ930にて開始され、ステップ932にて増加分データ
UPが「−1」であるか否かが判定される。この増加分デ
ータは後述するステップ910(モード別キーオンルーチ
ンMD7KON)にて「−1」に設定されるもので通常は
「0」であるので、この場合、前記ステップ932にて「N
O」と判定され、ステップ942の処理後、メロディ演奏音
に関する処理はなされないで、ステップ944にて該モー
ド別クロックルーチンMD7CLKの実行が終了する。なお、
ステップ942の処理(第1〜第3付加音の処理)につい
ては後述する。 また、前記押鍵されたメロディ鍵が離鍵されると、該離
鍵に応答して上記ステップ234(押離鍵イベントルーチ
ン)にてモード別キーオフルーチンMD7KOFが読み出し実
行されて、該ルーチンMD7KOFの実行が第6C図のステップ
950にて開始され、ステップ952にてメロディ音信号発生
回路43内の第0〜第3楽音信号形成チャンネルへキーオ
フ信号KOFがそれぞれ出力される。これにより、現在ま
で発生中であったメロディ演奏音信号の形成が停止制御
され、スピーカ45a〜45cからは前記各楽音信号に対応し
た楽音の発音が停止される。前記ステップ952の処理
後、ステップ954にて増加分データUPが「0」に初期設
定され、ステップ956にて該モード別キーオフルーチンM
D7KOFの実行が終了する。 その結果、演奏和音の和音構成音でない音がメロディ演
奏音である場合には、メロディ演奏音はメロディ鍵の演
奏通りに発音される。 一方、メロディ演奏音が和音演奏音であった場合には、
前記ステップ904(モード別キーオンルーチンMD7KON)
にて「YES」と判定され、ステップ906にてコードトーン
フラグCHDNTが反転される。すなわち、コードトーンフ
ラグCHDNTが以前“1"であったときには“0"に変更さ
れ、同フラグCHDNTが以前“0"であったときには“1"に
変更される。かかる場合、前記反転の結果、コードトー
ンフラグCHDNTが“0"になると、ステップ908にて「NO」
と判定され、プログラムはステップ916に進められて、
前記メロディ演奏音が和音構成音でない場合と同様な処
理がされる。その結果、メロディ演奏音が和音構成音で
あっても、コードトーンフラグCHDNTが“0"であれば、
メロディ演奏音はメロディ鍵の演奏通りに発音制御され
る。 また、メロディ演奏音が和音構成音であり、かつ前記ス
テップ906の反転制御によってコードトーンフラグCHDNT
が“1"になった場合には、ステップ908における「YES」
との判定の基に、ステップ910にて増加分データUPが
「−1」に設定され、ステップ912にて第0キーコードK
C(0)に前記増加分データUPを加算したキーコードKC
(0)−1、第0音色データTC(0)、第0音量データ
VOL(0)及びキーオン信号KONがメロディ音信号発生回
路43の第0楽音信号形成チャンネルへ出力される。これ
により、第0楽音信号形成チャンネルはメロディ演奏音
信号を形成するとともに、該信号を出力回路44を介して
スピーカ45a〜45cに供給するので、同スピーカ45a〜45c
からは前記メロディ音信号に対応したメロディ音が発音
されるが、該メロディ音の音高は、第6E図に示すよう
に、前記増加分データUP値だけメロディ演奏鍵音高から
ずれてメロディ演奏鍵音高より半音低くなる。 前記ステップ912の処理後、ステップ914にて遅延カウン
トデータDLYCNTが「0」に初期設定されて、前記と同様
のステップ918の処理後、ステップ920にて該モード別キ
ーオンルーチンMD7KONの実行が終了する。 かかる場合には、前述モード別クロックルーチンMD7CLK
の実行時に、ステップ932にて「YES」すなわち増加分デ
ータUPが「−1」であると判定されて、ステップ934,93
6の処理が実行される。ステップ934においては遅延カウ
ントデータDLYCNTに「1」が加算され、ステップ936に
おいては該カウントデータDLYCNTが「2」になったか否
かが判定される。この場合、遅延カウントデータDLYCNT
が「2」になるまでは、ステップ936にて「NO」と判定
され、プログラムはステップ942以降に進められるの
で、前記半音低いメロディ音が発音され続ける。 かかる状態で、メロディ鍵の押鍵から少なくとも16分音
符長分程度時間が経過して、ステップ934の処理による
遅延カウントデータDLYCNTの更新の結果、同データDLYC
NTが「2」になると、ステップ936における「YES」との
判定の基に、ステップ938にて増加分データUPが「0」
に設定されて、ステップ940にて第0楽音信号形成チャ
ンネルへメロディ演奏鍵を表す第0キーコードKC(0)
が出力される。これにより、第0楽音信号形成チャンネ
ルはメロディ音信号のピッチのみをメロディ演奏鍵音高
に変更させるので、スピーカ45a〜45cからは、第6E図に
示すように、メロディ鍵音高に変更されたメロディ音が
発音されるようになる。そして、その後においては、前
記ステップ938の処理により増加分データUPが「0」に
戻されているので、前述した場合と同様に、メロディ演
奏鍵音高のメロディ音が発音され続けることになる。ま
た、該メロディ鍵が離鍵された場合も、前記モード別キ
ーオフルーチンMD7KOFの処理により、前述した場合と同
様にメロディ鍵の離鍵に応答してメロディ演奏音の発音
が停止される。 また、この第7ソロスタイルプレイモードにおいては、
ステップ918(モード別キーオンルーチンMD7KON)の処
理によって拍カウントデータBTCNTがメロディ鍵の押鍵
時に「0」に初期設定され、モード別クロックルーチン
MD7CLKにて上記第6ソロスタイルプレイモードのモード
別クロックルーチンMD6CLKの処理が実行され、かつ第6D
図のモード別和音変化ルーチンMD7CHGにて第6ソロスタ
イルプレイモードのモード別和音変化ルーチンMD6CHGが
実行される。これにより、このモードでも、上記第6ソ
ロスタイルプレイモードの場合と同様に、メロディ演奏
鍵が少なくとも1拍以上押鍵され続けると、メロディ演
奏音に対して第1〜第3の付加音が所定のパターンに従
って付与される。しかし、この場合のパターンは第6F図
に示されたものとなる。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第7ソロス
タイルプレイモードにおいては、第6ソロスタイルプレ
イモードの場合に加えて、メロディ演奏音が和音構成音
である場合に、コードノートフラグCHDNTの反転制御に
より1回おきに、メロディ演奏音のピッチが変更制御さ
れ、「ひつこさ」がなく、かつ「こぶし」の効いた豊か
な演奏音楽が得られる。 なお、この第7ソロスタイルプレイモードにおいてはピ
ッチの変更制御時間を押鍵から16音符長程度行うように
したが、該変更制御時間を16分音符長以外の値にしても
よい。また、かかるピッチの変更制御時間をマニアル操
作、自動リズムのテンポ等に応じて変化させるようにし
てもよい。 また、同モードにおいても、上記第6ソロスタイルプレ
イモードの場合と同様に、付加音の数を「3」以外の数
より多くしてもよいし、少なくしてもよい。また、付加
音の発音パターンを複数種類設けて選択可能にしてもよ
いし、各付加音毎に発音パターンを異ならせるようにし
てもよい。 第8ソロスタイルプレイモード 第8ソロスタイルプレイモード(MD=8)は通常時には
メロディ演奏音に対してオクターブ関係にある第1付加
音が付与されるとともに、メロディ演奏鍵が所定音符長
以上押鍵され続けたとき所定タイミング毎に第1〜第3
付加音を伴奏音としてメロディ演奏音に対して付与する
もので、リズム種類が「ロックンロール1」のときに指
定されるものであると同時に、伴奏フラグABCは“1"に
設定され、かつ自動リズムは待機状態(RUN=−1)に
設定される。また、このモードにおいては、第0〜第3
楽音信号形成チャンネルが鍵盤に10における押鍵音及び
付加音のために利用され、かつ該各チャンネルに関する
音色データTC(0)〜TC(3)はピアノの音色を表すデ
ータ値に設定される。 鍵盤10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステップ23
0(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キーオンル
ーチンMD8KONが読み出されると、該ルーチンMD8KONは第
7A図のステップ1000にて開始され、ステップ1002にて拍
カウントデータBTCNTが「0」に初期設定され、ステッ
プ1004にてメロディ音信号発生回路43の第1〜第3楽音
信号形成チャンネルへキーオフ信号KOFが出力される。
その結果、前記第1〜第3楽音信号形成チャンネルは例
え楽音信号を発生中であっても該楽音信号の発生を停止
するので、同第1〜第3楽音信号形成チャンネルの全て
が初期設定される。次に、ステップ1006にて第1付加音
に関する第1キーコードKC(1)がメロディ演奏音より
1オクターブ高い音高を表すキーコードKC(0)+12に
設定されるとともに、同付加音に関する第1音量データ
VOL(1)がメロディ演奏音の音量を表す第0音量デー
タVOL(0)に設定された後、ステップ1008にて第0及
び第1キーコードKC(0),KC(1)、第0及び第1音
色データTC(0),TC(1)、第0及び第1音量データV
OL(0),VOL(1)及び各キーオン信号KONがメロディ
音信号発生回路43内の第0及び第1楽音信号形成チャン
ネルへそれぞれ供給され、ステップ1010にて該モード別
キーオンルーチンMD8KONの実行が終了する。 メロディ音信号発生回路43内の第0及び第1楽音信号形
成チャンネルは前記各キーオン信号の到来に応答して楽
音信号の形成をそれぞれり開始し、該各楽音信号を出力
線L,C,Rに均等に出力する。かかる場合、前記形成出力
される各楽音信号のピッチは前記第0及び第1キーコー
ドKC(0),KC(1)により制御されて演奏メロディ鍵
音高及び同鍵音高より1オクターブ高い音高にそれぞれ
設定され、同各楽音信号の音色は前記第0及び第1音色
データTC(0),TC(1)により制御されてピアノの音
色にそれぞれ設定され、また同各楽音信号の音量は前記
第0及び第1音量データVOL(0)により制御されて前
記メロディ演奏鍵の鍵タッチ(タッチデータTCH)に応
じてそれぞれ設定される。メロディ音信号発生回路43の
各出力線L,C,Rに出力された各楽音信号は出力回路44を
介して各スピーカ45a〜45cに供給され、同スピーカ45a
〜45cからは前記メロディ演奏音及び同演奏音より1オ
クターブ高い第1付加音が共にピアノの音色で発音され
る。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラプ
トプログラム)にてモード別クロックルーチンMD8CLKが
読み出されると、該ルーチンMD8CLKの実行は第7B図のス
テップ1020にて開始され、ステップ1022にて上記ステッ
プ812(モード別クロックルーチンMD6CLK)の処理と同
様にして第0楽音信号形成チャンネルがキーオン中の楽
音信号を発生しているか否か、すなわちメロディ鍵が押
鍵中であるか否かが判定される。かかる場合、メロディ
鍵が押鍵中であれば、ステップ1022にて「YES」と判定
されて、上記ステップ814,816(モード別クロックルー
チンMD6CLK)の処理と同様に、ステップ1024,1026の処
理によって拍カウントデータBTCNTがメロディ演奏鍵の
押鍵時に初期設定された「0」から拍タイミング(4分
音符長)毎に「1」ずつ「3」まで歩進する。 かかるステップ1024,1026の処理後、ステップ1028にて
前記歩進処理されている拍カウントデータBTCNTが2以
上になったか否かが判定される。かかる場合、前記メロ
ディ押鍵から少なくとも1拍以上の時間が経過していな
くて拍カウントデータBTCNTが2未満であれば、ステッ
プ1028にて「NO」と判定されて、ステップ1036にて該モ
ード別クロックルーチンMD8CLKの実行が終了する。 そして、前記押鍵されていたメロディ鍵が離鍵される
と、該離鍵に応答して上記ステップ234(押離鍵イベン
トルーチン)にてモード別キーオフルーチンMD8KOFが読
み出し実行されて、前記メロディ演奏音及び第1付加音
の離鍵処理がなされる。すなわち、モード別キーオフル
ーチンMD8KOFにおいては、第7C図のステップ1040にてそ
の実行が開始され、ステップ1042にてメロディ音信号発
生回路43内の第0〜第3楽音信号形成チャンネルへキー
オフ信号KOFがそれぞれ出力されて、ステップ1044にて
該モード別キーオフルーチンMD8KOFの実行が終了する。
その結果、現在まで発生中であったメロディ演奏音信号
及び第1付加音信号の形成が停止制御され、スピーカ45
a〜45cからは前記各楽音信号に対応した楽音の発音が停
止される。そのため、メロディ鍵の押鍵時間が少なくと
も1拍未満であって拍カウントデータBTCNTが「2」に
達しないときには、メロディ演奏鍵にて押鍵された鍵に
対応した演奏音と同演奏音より1オクターブ高い第1付
加音とが共にピアノの音色でメロディ鍵の演奏通りに発
音される。 一方、メロディ鍵の押鍵が少なくとも1拍以上続いて、
ステップ1022における「YES」との判定の基に、ステッ
プ1024,1026の処理によって拍カウントデータBTCNTが
「2」に達すると、ステップ1028にて「YES」と判定さ
れ、ステップ1030以降の処理が実行される。ステップ10
30においては、テンポカウントデータTCNTを「4」で除
した余り(TCNT.MOD.4)が「0」であるか否かが判定さ
れる。この判定はテンポカウントデータTCNTにより表さ
れたタイミングが8分音符のタイミングであるか否かを
判定するもので、該タイミングが8分音符のタイミング
でなければ、前記ステップ1030における「NO」との判定
の基に、第1〜第3付加音に対する楽音発生制御のため
の処理がなされないで、ステップ1036にて該モード別ク
ロックルーチンMD8CLKの実行が終了する。 一方、テンポカウントデータTCNTにより示されたタイミ
ングが8分音符のタイミングになって値(TCNT.MOD.4)
が「0」になると、前記ステップ1030にて「YES」と判
定され、ステップ1032にて第1〜第3付加音の音高を表
す第1〜第3キーコードKC(1)〜KC(3)が第0キー
コードKC(0)により表されたメロディ演奏音高から低
音側へ向かって最初の和音構成音、次の和音構成音及び
次の次の和音構成音をそれぞれ表すキーコードKCに設定
される。かかる第1〜第3キーコードKC(1)〜KC
(3)の設定においては、上記ステップ826(モード別
クロックルーチンMD6CLK)の処理とほぼ同様に、和音構
成音テーブル81の参照と、演奏和音を表すタイプデータ
TYPE、根音データROOT及び各キーコードKC(0)〜KC
(2)によるデータ処理とにより、各キーコードKC
(1)〜KC(3)が抽出される。また、同ステップ1032
にて第1〜第3付加音の音量を表す第1〜第3音量デー
タVOL(1)〜VOL(3)がメロディ音の音量よりも12デ
シベル低い値VOL(0)‐12にそれぞれ設定される。 前記ステップ1032の処理の後、ステップ1034にて前記設
定された第1〜第3キーコードKC(1)〜KC(3)、第
1〜第3音色データTC(1)〜TC(3)、第1〜第3音
量データVOL(1)〜VOL(3)及び各キーオン信号KON
がメロディ音信号発生回路43内の第1〜第3楽音信号形
成チャンネルへそれぞれ出力されて、ステップ1036にて
該モード別クロックルーチンMD8CLKの実行が終了する。
その結果、第1〜第3楽音信号形成チャンネルは前記各
キーオン信号の到来に応答して第1〜第3付加音信号の
形成を開始して、前記各制御データKC(1)〜KC
(3),TC(1)〜TC(3),VOL(1)〜VOL(3)に応
じた第1〜第3付加音信号を出力回路44を介してスピー
カ45a〜45cに出力するので、同スピーカ45a〜45cから
は、前記メロディ演奏音より低い3個の和音構成音が、
第1〜第3付加音として、ピアノの音色でかつメロディ
演奏音より12デシベル低い音量で同時に発音される。 そして、かかるステップ1032,1034の処理は、メロディ
鍵が押鍵されている限り、8分音符のタイミング毎に実
行されるので、前記第1〜第3の付加音はメロディ演奏
音のバックとして8分音符毎に発音されることになる。 かかる第1〜第3付加音の発音中、メロディ鍵が離鍵さ
れると、前述のように、モード別キーオフルーチンMK8K
OFのステップ1042にてメロディ音信号発生回路43内の第
0〜第3楽音信号形成チャンネルにおける全ての楽音信
号の形成出力が停止制御されるので、かかる場合にはメ
ロディ演奏音と共に第1〜第3付加音の発音も停止す
る。 さらに、鍵盤10における和音押鍵に応答して上記ステッ
プ218(押離鍵イベントルーチン)にてモード別和音変
化ルーチンMD8CHGが読み出されると、該ルーチンMD8CHG
は第7D図のステップ1050にて開始され、ステップ1052,1
054の処理がなされて、ステップ1056にて該ルーチンMD8
CHGの実行が終了する。かかる場合、ステップ1052にお
いては前記ステップ1032の処理と同様にして演奏和音の
変更に伴う第1〜第3キーコードKC(1)〜KC(3)の
更新処理がなされ、ステップ1054においては該更新され
た第1〜第3キーコードKC(1)〜KC(3)がメロディ
音信号発生回路43内の第1〜第3楽音信号形成チャンネ
ルへ出力される。これにより、第1〜第3楽音信号形成
チャンネルは第1〜第3付加音信号を発生中であれば第
1〜第3付加音信号の音高を前記出力された第1〜第3
キーコードKC(1)〜KC(3)に対応して変更するの
で、スピーカ45a〜45cから発音される第1〜第3付加音
は前記和音変更に応じて変更される。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第8ソロス
タイルプレイモードにおいては、通常時にはメロディ演
奏音に対して1オクターブ高い第1付加音が付与される
とともに、メロディ演奏鍵が少なくとも1拍以上押鍵さ
れ続けると、前記1オクターブ高い第1付加音に換えて
メロディ演奏音に対して同演奏音より低い複数の和音構
成音が8分音符のタイミング毎に付与されるので、メロ
ディ演奏が単調であっても全体の演奏音楽は豊かなもの
になる。また、かかる付加音はピアノの音色でメロディ
演奏音より若干低い音量で発音され、例えばロックンロ
ール風の音楽が得られる。 なお、この第8ソロスタイルプレイモードにおいては8
分音符毎に付与される付加音の数を「3」にし、かつメ
ロディ演奏音とオクターブ関係にある付加音の数を
「1」にしたが、これら各付加音の数をこれらより多く
することも可能であるし、少なくすることも可能であ
る。 第10ソロスタイルプレイモード 第10ソロスタイルプレイモード(MD=10)は、メロディ
演奏鍵が所定音符長以上押鍵され続けたとき、所定のパ
ターンでメロディ演奏音に対して同演奏音及び和音構成
音を分散和音的に付加するもので、リズム種類が「ファ
ンク」のときに指定されるものであると同時に、伴奏フ
ラグABCは“1"に設定され、かつ自動リズムは待機状態
(RUN=−1)に設定される。また、このモードにおい
ては、第0〜第4楽音信号形成チャンネルが鍵盤10にお
ける押鍵音及び付加音のために利用され、かつ第0チャ
ンネルに関する第0音色データTC(0)はソプラノサッ
クの音色を表すデータ値に設定されるとともに、第1〜
第4チャンネルに関する第1〜第4音色データTC(1)
〜TC(4)はトランペットの音色を表すデータ値に設定
される。また、ソロスタイルプレイ制御データテーブル
90のパターンデータ記憶部95には第8E図に示す音符列に
それぞれ対応した1小節分のパターンデータが第1〜第
4チャンネル毎に2種類記憶されており、該パターンデ
ータはモードデータMD値(=10)及び小節データBAR
(=0,1)により指定されるとともに、アドレスデータA
DRS(=0〜31)により指定される各アドレスには各チ
ャンネル毎に発音開始を表すキーオンイベントデータ、
発音停止を表すキーオフイベントデータ及び何も処理し
ないことを表すノーオペレーションデータのいずれかが
記憶されている。 鍵盤10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステップ23
0(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キーオンル
ーチンMD10KONが読み出されると、該ルーチンMD10KONは
第8A図のステップ1200にて開始され、ステップ1202にて
拍カウントデータBTCNTが「0」に初期設定され、ステ
ップ1204にてメロディ音信号発生回路43の第1〜第4楽
音信号形成チャンネルへキーオフ信号KOFが出力され
る。その結果、前記第1〜第4楽音信号形成チャンネル
は例え楽音信号を発生中であっても該楽音信号の発生を
停止するので、同第1〜第4楽音信号形成チャンネルが
全て初期設定される。次に、ステップ1206にて第0キー
コードKC(0)、第0音色データTC(0)、第0音量デ
ータVOL(0)及びキーオン信号KONがメロディ音信号発
生回路43内の第0楽音信号形成チャンネルへ供給され
る。 メロディ音信号発生回路43内の第0楽音信号形成チャン
ネルは前記キーオン信号の到来に応答して楽音信号の形
成を開始し、該楽音信号を出力線L,C,Rに均等に出力す
る。かかる場合、前記形成出力される各楽音信号のピッ
チは前記第0キーコードKC(0)により制御されて演奏
メロディ鍵音高にそれぞれ設定され、同楽音信号の音色
は前記第0音色データTC(0)により制御されてソプラ
ノサックスの音色にそれぞれ設定され、また同楽音信号
の音量は前記第0音量データVOL(0)により制御され
て前記メロディ演奏鍵の鍵タッチ(タッチデータTCH)
に応じて設定される。メロディ音信号発生回路43の各出
力線L,C,Rに出力された楽音信号は出力回路44を介して
各スピーカ45a〜45cに供給され、同スピーカ45a〜45cか
らは前記メロディ演奏音がソプラノサックスの音色で発
音される。 前記ステップ1206の処理後、ステップ1208にて第1付加
音の音高を表す第1キーコードKC(1)がメロディ演奏
音高を表す値KC(0)に設定され、第2付加音の音高を
表す第2キーコードKC(2)が第1キーコードKC(1)
により表された音高から音高側へ向かって最初の和音構
成音に設定され、第3付加音の音高を表す第3キーコー
ドKC(3)が第1キーコードKC(1)により表された音
高から低音側へ向かって最初の和音構成音に設定され、
かつ第4付加音の音高を表す第4キーコードKC(4)が
第3キーコードKC(3)により表された音高からさらに
低音側へ向かって最初の和音構成音に設定される。かか
る第2〜第4キーコードKC(2)〜KC(4)の設定にお
いては、タイプデータTYPEに基づく和音構成音テーブル
81の参照及び根音データROOTに基づく前記参照結果の変
換により求めた各構成音の中から、第1及び第3キーコ
ードKC(1),KC(3)に応じたサーチ処理によりなさ
れる。また、前記ステップ1208の処理後、ステップ1210
にて第1〜第4付加音の音量を表す第1〜第4音量デー
タVOL(1)〜VOL(4)がメロディ音の音量よりも20デ
シベル低い値VOL(0)‐20に設定され、ステップ1212
にて該モード別キーオンルーチンMD10KONの実行が終了
する。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラプ
トプログラム)にてモード別クロックルーチンMD10CLK
が読み出されると、該ルーチンMD6CLKの実行は第8B図の
ステップ1220にて開始され、ステップ1222にて、上記ス
テップ812(モード別クロックルーチンMD6CLK)の処理
と同様に、第0楽音信号形成チャンネルがキーオン中の
楽音信号を発生しているか否か、すなわちメロディ鍵が
押鍵中であるか否かが判定される。かかる場合、メロデ
ィ鍵が押鍵中であれば、同ステップ1222にて「YES」と
判定されて、ステップ1224,1226の処理により、上記ス
テップ814,816(モード別クロックルーチンMD6CLK)の
場合と同様にして、拍カウントデータBTCNTが、拍タイ
ミング(4分音符長)毎に、メロディ演奏鍵の押鍵時に
前記ステップ804の処理により設定された「0」から
「1」ずつ「3」まで歩進する。 かかるステップ1224,1226の処理後、ステップ1228,1232
にて前記歩進処理されている拍カウントデータBTCNTが
「2」になったか否か、「2」以上になったか否かがそ
れぞれ判定される。かかる場合、前記メロディ押鍵から
少なくとも1拍以上の時間が経過していなくて拍カウン
トデータBTCNT2未満であれば、ステップ1228,1232にて
共に「NO」と判定されて、ステップ1252にて該モード別
クロックルーチンMD10CLKの実行が終了する。 そして、前記押鍵されていたメロディ鍵が離鍵される
と、該離鍵に応答して上記ステップ234(押離鍵イベン
トルーチン)にてモード別キーオフルーチンMD10KOFが
読み出し実行されて、前記離鍵されたメロディ鍵に関す
るメロディ音の離鍵処理がなされる。すなわち、モード
別キーオフルーチンMD10KOFにおいては、第8C図のステ
ップ1260にてその実行が開始され、ステップ1262にてメ
ロディ音信号発生回路43内の第0〜第4楽音信号形成チ
ャンネルへキーオフ信号KOFがそれぞれ出力されて、ス
テップ1264にて該モード別キーオフルーチンMD10KOFの
実行が終了する。その結果、現在まで発生中であったメ
ロディ演奏音信号の形成が停止制御され、スピーカ45a
〜45cからの前記各楽音信号に対応した楽音の発音が停
止される。そのため、メロディ鍵の押鍵時間が1拍未満
であって、拍カウントデータBTCNTが「2」に達しない
ときには、メロディ演奏鍵にて押鍵された鍵に対応した
ソプラノサックス音による演奏音のみが発音される。 一方、メロディ鍵の押鍵が少なくとも1拍以上続いて、
ステップ1222における「YES」との判定の基にステップ1
224,1226の処理によって拍カウントデータBTCNTが
「2」に達すると、ステップ1228における「YES」との
判定の基にステップ1230にてアドレスデータADRSが
「0」に初期設定され、ステップ1232における「YES」
との判定の基にステップ1234以降の処理が実行される。
ステップ1234においては、ソロスタイルプレイ制御デー
タテーブル90内のパターンデータ記憶部95が参照され、
モードデータMD(=10)及び小節データBAR(=0又は
1)により指定されるパターンであってアドレスデータ
ADRSにより指定されるタイミングのパターンデータが第
1〜第4チャンネル毎に読み出されて、ステップ1236,1
238にてそれぞれ該各パターンデータがキーオンイベン
トデータ又はキーオフイベントデータであるか否かがそ
れぞれ第1〜第4チャンネル毎に判定される。 今、前記読み出した1〜4チャンネルのパターンデータ
のうち、第i(=1〜4)チャンネルに関するパターン
データがキーオンイベントデータであれば、ステップ12
36における「YES」との判定の基に、ステップ1240にて
前記設定された第i番目のキーコードKC(i)、音色デ
ータTC(i)、音量データVOL(i)及びキーオン信号K
ONがメロディ音信号発生回路43内の第i番目の楽音信号
形成チャンネルへ出力されて、プログラムはステップ12
44へ進められる。その結果、第i番目の楽音信号形成チ
ャンネルは前記キーオン信号の到来に応答して第i番目
の付加音信号の形成を開始して、前記各データKC
(i),TC(i),VOL(i)に応じた第i番目の付加音
信号を出力回路44を介してスピーカ45a〜45cに出力する
ので、同スピーカ45a〜45cからは前記付加音信号に対応
した付加音がトランペットの音色でかつメロディ演奏音
より20デシベル低い音量で発音される。 また、前記ステップ1234の処理により読み出した第iチ
ャンネルに関するパターンデータがキーオフイベントデ
ータであれば、ステップ1236における「NO」及びステッ
プ1238における「YES」との判定の基に、ステップ1242
にて第i番目の楽音信号形成チャンネルへキーオフ信号
KOFが出力されて、プログラムはステップ1244へ進めら
れる。これにより、前記第i番目の楽音信号形成チャン
ネルは今まで発生中の第i番目の付加音信号の発生を停
止するので、スピーカ45a〜45cから発音されていた前記
付加音信号に対応した第i番目の付加音の発音も停止す
る。さらに、前記読み出した1〜4チャンネルの全ての
パターンデータがノーオペレーションを表していれば、
両ステップ1236,1238にて共に「NO」と判定され、付加
音の発音制御に関する処理がなんら実行されないで、プ
ログラムはステップ1244へ進められる。 ステップ1244においてはアドレスデータADRSが「1」だ
け歩進され、ステップ1246にて該歩進したアドレスデー
タADRSが「32」に達したか否かが判定される。かかる場
合、前記アドレスデータADRSが「32」に達しなければ、
ステップ1246における「NO」との判定の基に、ステップ
1252にて該モード別クロックルーチンMD10CLKの実行が
終了する。また、前記アドレスデータADRSが「32」に達
すると、ステップ1246における「YES」との判定の基
に、ステップ1248にてアドレスデータADRSは「0」に初
期設定され、ステップ1250にて小節データBARが反転
(1ならば0へ、0ならば1へ)されて、ステップ1252
にて該モード別クロックルーチンMD10CLKの実行が終了
する。かかるステップ1244〜1250の処理により、アドレ
スデータADRSは32分音符毎に「0」〜「31」に渡って歩
進制御され、かつ小節データBARは1小節経過する毎に
反転制御される。 その結果、メロディ鍵が少なくとも1拍以上押鍵され続
けている場合には、第1〜第4付加音が第8E図に示され
た2種のパターンで1小節ずつ交互に分散和音的に発音
される。かかる第8E図の下覧の数字はチャンネル番号を
表している。なお、前記ステップ1234によるパターンデ
ータの読み出しタイミングはアドレスデータADRSにより
行われ、かつ同アドレスデータADRSはメロディ鍵の少な
くとも1拍以上の押鍵が検出された時点でステップ1230
の処理により「0」に初期設定されるので、前記付加音
の発音パターンは常に最初から読み出される。 かかる付加音の発音中、メロディ鍵が離鍵されると、前
述のように、モード別キーオフルーチンMK10KOFのステ
ップ1262にてメロディ音信号発生回路43内の第0〜第4
楽音信号形成チャンネルにおける全ての楽音信号の形成
出力が停止制御されるので、かかる場合にはメロディ演
奏音と共に全ての付加音の発音も停止する。 さらに、鍵盤10における和音押鍵に応答して上記ステッ
プ218(押離鍵イベントルーチン)にてモード別和音変
化ルーチンMD10CHGが読み出されると、該ルーチンMD10C
HGは第8D図のステップ1270にて開始され、ステップ127
2,1274の処理がなされて、ステップ1276にて該ルーチン
MD10CHGの実行が終了する。かかる場合、ステップ1272
においては前記ステップ1208の処理と同様にして演奏和
音の変更に伴う第2〜第4キーコードKC(2)〜KC
(4)の更新処理がなされ、ステップ1274においては該
更新された第2〜第4キーコードKC(2),KC(3)が
メロディ音信号発生回路43内の第2〜第4楽音信号形成
チャンネルへ出力される。これにより、第2〜第4楽音
信号形成チャンネルは、第2〜第4付加音信号を発生中
であれば、第2〜第4付加音信号の音高を前記出力され
た第2〜第4キーコードKC(2)〜KC(4)に対応して
変更するので、スピーカ45a〜45cから発音される第2〜
第4付加音は前記和音変更に応じて変更される。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第10ソロス
タイルプレイモードにおいては、メロディ演奏鍵が少な
くとも1拍以上押鍵され続けると、メロディ演奏音に対
して複数の付加音が所定のパターンに従って分散和音的
に付与されるので、メロディ演奏が単調であっても全体
の演奏音楽は豊かなものになる。また、かかる付加音は
トランペットの音色でメロディ演奏音より低い音量で発
音され、付加音の発音パターンの選定により、例えばフ
ァンクブラス風の音楽が得られる。 なお、この第10ソロスタイルプレイモードにおいては付
加音の数を「4」にしたが、該付加音の数をこれより多
くすることも可能であるし、少なくすることも可能であ
る。また、付加音の発音パターンを2種類交互に利用す
るようにして変化をもたせたが更に多く設けてより変化
を富ますようにしてもよいし、1種類にしてメモリの容
量を減少させるようにしてもよい。 変形例 次に、上記実施例の全体に関する変形例について説明す
る。 (1)上記実施例においては、通常メロディ演奏用の一
段鍵盤10の鍵域を自動伴奏操作子の操作に応じて2分割
するとともに、該分割した下鍵域を和音演奏用として用
いるようにしたが、該鍵盤10を予め2分割しておき、常
に下鍵域を和音演奏用として用いるとともに上鍵域をメ
ロディ演奏用として用いるようにしてもよい。また、該
鍵盤10を和音演奏用の下鍵盤とメロディ演奏用の上鍵盤
との2段鍵盤で構成するようにしてもよい。 (2)上記実施例においては、和音演奏用鍵における複
数鍵の同時押鍵により、該押鍵された複数鍵の組合せ状
態に応じて和音構成音テーブル81を参照して指定和音を
検出するようにしたが、前記和音演奏用鍵にて和音の根
音のみを指定し、かつ和音のタイプを別途設けた鍵盤以
外の操作子により指定するようにしてもよい。また、メ
ロディ演奏用鍵の最高音または最低音を和音の根音とし
て指定し、それ以外の押鍵された鍵の数、押鍵された鍵
の種類(白鍵、黒鍵)等に応じて和音の種類を指定する
ようにしてもよい。さらに、他の鍵盤楽器及びその他の
楽器により指定された和音を利用し、または自動演奏装
置から入力された和音を表す和音データを利用するよう
にしてもよい。 (3)上記実施例においては、ソロスタイルプレイモー
ド時に発音されるメロディ演奏音を鍵盤10にて押鍵され
た後着優先鍵に対応するものとしたが、該メロディ演奏
音を鍵盤10にて押鍵された最高音にしてもよい。また、
ソロスタイルプレイモード時には、メロディ演奏音を単
音にしなくても、鍵盤10におけるメモリ演奏に応じて複
数のメロディ演奏音が発音されるようにしてもよい。か
かる場合、ソロスタイルプレイモード時にも複数の楽音
信号形成チャンネルが利用されるようにするとともに、
押鍵された複数の鍵のうちのいずれか一つ、例えば最高
音、後着音に対して上記実施例の付加音が付加されるよ
うにしてもよい。 (4)上記実施例においては、メロディ演奏音及び付加
音の音量が鍵タッチにより制御されるようにしたが、本
発明は前記両音を鍵タッチとは無関係に一定の音量で発
音させるようなタッチ検出回路10bを有さない電子楽器
にも適用できる。
第1図は本発明の一実施例を示す電子楽器の全体ブロッ
ク図、第2A図は、第2B図、第3図及び第4図は第1図の
プログラムメモリに記憶され各種モードに共通のプログ
ラムに対応したフローチャート、第5A図〜第5D図は前記
共通のプログラムにて読み出し実行される第6モードに
関するサブプログラムに対応したフローチャート、第5E
図は同モードにおける付加音の発音パターン図、第6A図
〜第6D図は前記共通のプログラムにて読み出し実行され
る第7モードに関するサブプログラムに対応したフロー
チャート、第6E図及び第6F図は同モードにおける付加音
の発音パターン図、第7A図〜第7D図は前記共通のプログ
ラムにて読み出し実行される第8モードに関するサブプ
ログラムに対応したフローチャート、第8A図〜第8D図は
前記共通のプログラムにて読み出し実行される第10モー
ドに関するサブプログラムに対応したフローチャート、
第8E図は同モードにおける付加音の発音パターン図であ
る。 符号の説明 10……鍵盤、10a……鍵スイッチ回路、20……操作パネ
ル部、20a……操作子スイッチ回路、21……ソロスタイ
ルプレイ操作子、22……自動伴奏操作子、23……リズム
スタート操作子、24……リズムストップ操作子、26……
リズムセレクト操作子群、27……音色選択操作子群、41
……リズム音信号発生回路、42……伴奏音信号発生回
路、43……メロディ音信号発生回路、50……テンポ発振
器、60……マイクロコンピュータ、61……プログラムメ
モリ、62……CPU、63……ワーキングメモリ、70……メ
ロディ制御レジスタ群、71……キーコード記憶部、72…
…音色データ記憶部、73……音量データ記憶部、81……
和音構成音テーブル、90……ソロスタイルプレイ制御デ
ータテーブル、91……モードデータ記憶部、92……音色
データ記憶部、93……リズム対応発音制御データ記憶
部、94……伴奏対応発音制御データ記憶部、95……パタ
ーンデータ記憶部、96……音程データ記憶部。
ク図、第2A図は、第2B図、第3図及び第4図は第1図の
プログラムメモリに記憶され各種モードに共通のプログ
ラムに対応したフローチャート、第5A図〜第5D図は前記
共通のプログラムにて読み出し実行される第6モードに
関するサブプログラムに対応したフローチャート、第5E
図は同モードにおける付加音の発音パターン図、第6A図
〜第6D図は前記共通のプログラムにて読み出し実行され
る第7モードに関するサブプログラムに対応したフロー
チャート、第6E図及び第6F図は同モードにおける付加音
の発音パターン図、第7A図〜第7D図は前記共通のプログ
ラムにて読み出し実行される第8モードに関するサブプ
ログラムに対応したフローチャート、第8A図〜第8D図は
前記共通のプログラムにて読み出し実行される第10モー
ドに関するサブプログラムに対応したフローチャート、
第8E図は同モードにおける付加音の発音パターン図であ
る。 符号の説明 10……鍵盤、10a……鍵スイッチ回路、20……操作パネ
ル部、20a……操作子スイッチ回路、21……ソロスタイ
ルプレイ操作子、22……自動伴奏操作子、23……リズム
スタート操作子、24……リズムストップ操作子、26……
リズムセレクト操作子群、27……音色選択操作子群、41
……リズム音信号発生回路、42……伴奏音信号発生回
路、43……メロディ音信号発生回路、50……テンポ発振
器、60……マイクロコンピュータ、61……プログラムメ
モリ、62……CPU、63……ワーキングメモリ、70……メ
ロディ制御レジスタ群、71……キーコード記憶部、72…
…音色データ記憶部、73……音量データ記憶部、81……
和音構成音テーブル、90……ソロスタイルプレイ制御デ
ータテーブル、91……モードデータ記憶部、92……音色
データ記憶部、93……リズム対応発音制御データ記憶
部、94……伴奏対応発音制御データ記憶部、95……パタ
ーンデータ記憶部、96……音程データ記憶部。
Claims (5)
- 【請求項1】メロディ音を指定するメロディ音指定手段
と、 前記指定されたメロディ音の音高に関係して付加音を自
動的に指定する付加音指定手段と、 前記指定されたメロディ音に対応したメロディ音信号及
び前記指定された付加音に対応した付加音信号を形成出
力する楽音信号形成手段と を備えた電子楽器において、 前記メロディ音指定手段により同一のメロディ音が所定
時間以上指定され続けていることを検出する検出手段
と、 前記検出手段により同一メロディ音の所定時間以上の指
定が検出されたとき前記楽音信号形成手段における付加
音信号の形成出力を間欠的な所定のパターンに従って制
御する付加音発生制御手段と を設けたことを特徴とする電子楽器。 - 【請求項2】メロディ音を指定するメロディ音指定手段
と、 和音を指定する和音指定手段と、 前記指定されたメロディ音の音高に関係するとともに前
記指定された和音に関係して付加音を自動的に指定する
付加音指定手段と、 前記指定されたメロディ音に対応したメロディ音信号、
前記指定された和音に対応した和音信号及び前記指定さ
れた付加音に対応した付加音信号を形成出力する楽音信
号形成手段と を備えた電子楽器において、 前記メロディ音指定手段により同一のメロディ音が所定
時間以上指定され続けていることを検出する検出手段
と、 前記検出手段により同一メロディ音の所定時間以上の指
定が検出されたとき前記楽音信号形成手段における付加
音信号の形成出力を間欠的な所定のパターンに従って制
御する付加音発生制御手段と を設けたことを特徴とする電子楽器。 - 【請求項3】前記請求項1又は請求項2の前記付加音発
生制御手段を、 付加音信号の時間的な発生パターンを制御するパターン
データを予め記憶したパターンメモリと、 前記パターンメモリに記憶されているパターンデータを
時間経過に従って読み出す読み出し手段と、 前記読み出されたパターンデータに応じて前記付加音信
号の形成出力を前記楽音信号形成手段へ指示する指示手
段と で構成した電子楽器。 - 【請求項4】前記請求項1又は請求項2の前記付加音発
生制御手段を、 前記付加音信号の形成出力を所定時間毎に前記楽音信号
形成手段へ指示する指示手段 で構成した電子楽器。 - 【請求項5】前記請求項1又は請求項2に記載の電子楽
器に、 前記楽音信号形成手段を制御して前記付加音信号の音量
レベルを前記メロディ音信号の音量レベルより小さく設
定する音量レベル制御手段を設けたことを特徴とする電
子楽器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2075235A JPH0727371B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2075235A JPH0727371B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 電子楽器 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63328624A Division JP2612923B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 電子楽器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02269399A JPH02269399A (ja) | 1990-11-02 |
| JPH0727371B2 true JPH0727371B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=13570353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2075235A Expired - Fee Related JPH0727371B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 電子楽器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0727371B2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-23 JP JP2075235A patent/JPH0727371B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02269399A (ja) | 1990-11-02 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |