JPH072757A - 鎮痙剤としての置換n−アミノアルキルメタンスルファニリド - Google Patents
鎮痙剤としての置換n−アミノアルキルメタンスルファニリドInfo
- Publication number
- JPH072757A JPH072757A JP6013934A JP1393494A JPH072757A JP H072757 A JPH072757 A JP H072757A JP 6013934 A JP6013934 A JP 6013934A JP 1393494 A JP1393494 A JP 1393494A JP H072757 A JPH072757 A JP H072757A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- addition salt
- pharmaceutically acceptable
- product
- solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D295/00—Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms
- C07D295/04—Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms with substituted hydrocarbon radicals attached to ring nitrogen atoms
- C07D295/12—Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms with substituted hydrocarbon radicals attached to ring nitrogen atoms substituted by singly or doubly bound nitrogen atoms
- C07D295/125—Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms with substituted hydrocarbon radicals attached to ring nitrogen atoms substituted by singly or doubly bound nitrogen atoms with the ring nitrogen atoms and the substituent nitrogen atoms attached to the same carbon chain, which is not interrupted by carbocyclic rings
- C07D295/13—Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms with substituted hydrocarbon radicals attached to ring nitrogen atoms substituted by singly or doubly bound nitrogen atoms with the ring nitrogen atoms and the substituent nitrogen atoms attached to the same carbon chain, which is not interrupted by carbocyclic rings to an acyclic saturated chain
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/04—Centrally acting analgesics, e.g. opioids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C311/00—Amides of sulfonic acids, i.e. compounds having singly-bound oxygen atoms of sulfo groups replaced by nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups
- C07C311/01—Sulfonamides having sulfur atoms of sulfonamide groups bound to acyclic carbon atoms
- C07C311/02—Sulfonamides having sulfur atoms of sulfonamide groups bound to acyclic carbon atoms of an acyclic saturated carbon skeleton
- C07C311/08—Sulfonamides having sulfur atoms of sulfonamide groups bound to acyclic carbon atoms of an acyclic saturated carbon skeleton having the nitrogen atom of at least one of the sulfonamide groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
Landscapes
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Neurosurgery (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Neurology (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Pain & Pain Management (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Hydrogenated Pyridines (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 一般式(I)で表される置換N−アミノアル
キルメタンスルファニリド、その溶液、および薬学的に
許容されるその付加塩、ならびに当該化合物またはその
薬学的に許容される付加塩を含む製薬組成物。 〔式中、Yは水素原子、シアノ基、ニトロ基、アミノ
基、アセトアミド基、またはハロゲン基を表し、nは2
〜4の整数を表し、R1 およびR2 は、同じであって
も、異なっていても良く、炭素数が1〜4のアルキル基
であるか、あるいは窒素原子を介して相互に結合するこ
とにより、1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、1−
ピペラジニル、4−メチル−1−ピペラジニル、4−エ
チルピペラジニル、4−プロピルピペラジニル、1−ホ
モピペリジニル、または4−モルフォリンの残基を形成
する。〕 【効果】 一般式(I)の化合物又はその付加塩等は鎮
痙剤として使用される。
キルメタンスルファニリド、その溶液、および薬学的に
許容されるその付加塩、ならびに当該化合物またはその
薬学的に許容される付加塩を含む製薬組成物。 〔式中、Yは水素原子、シアノ基、ニトロ基、アミノ
基、アセトアミド基、またはハロゲン基を表し、nは2
〜4の整数を表し、R1 およびR2 は、同じであって
も、異なっていても良く、炭素数が1〜4のアルキル基
であるか、あるいは窒素原子を介して相互に結合するこ
とにより、1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、1−
ピペラジニル、4−メチル−1−ピペラジニル、4−エ
チルピペラジニル、4−プロピルピペラジニル、1−ホ
モピペリジニル、または4−モルフォリンの残基を形成
する。〕 【効果】 一般式(I)の化合物又はその付加塩等は鎮
痙剤として使用される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規の置換N−アミノ
アルキルメタンスルファニリド類、その溶液、薬学的に
許容されるその付加塩、またはその製薬組成物、および
これらのものを治療、特に鎮痙剤として使用することに
関する。
アルキルメタンスルファニリド類、その溶液、薬学的に
許容されるその付加塩、またはその製薬組成物、および
これらのものを治療、特に鎮痙剤として使用することに
関する。
【0002】
【従来の技術】鎮痙剤については種々の作用機序が知ら
れており、例えば平滑筋の痙攣を和らげるなどの効果を
もつ鎮痙剤が生産され、治療に用いられている。これら
鎮痙剤は、抗コリン作用性(即ち、神経向性)と筋向性
の、2つの群に大別することができる。
れており、例えば平滑筋の痙攣を和らげるなどの効果を
もつ鎮痙剤が生産され、治療に用いられている。これら
鎮痙剤は、抗コリン作用性(即ち、神経向性)と筋向性
の、2つの群に大別することができる。
【0003】抗コリン作用性タイプの鎮痙剤は、ムスカ
リン受容体中のアセチルコリンに拮抗するもので、天然
アルカロイド類(アトロピン、スコポラミン、ヒオスシ
アミン)、天然アルカロイド誘導体(臭化ブチルスコポ
ラミン、オクトアトロピン−メチルブロミド)、合成第
三級アミン類(アミケリン(amykeline)、ト
リメブチン)および合成第四級アンモニウム塩(臭化ク
リジン(clydinbromide)、ピナベリウ
ム、プロパンテリンおよび臭化バレタメート)からな
る。この群の鎮痙剤には、散瞳、視力障害、便秘、唾液
分沁の抑制および頻脈などの副作用があり、臨床使用に
困難を伴う。
リン受容体中のアセチルコリンに拮抗するもので、天然
アルカロイド類(アトロピン、スコポラミン、ヒオスシ
アミン)、天然アルカロイド誘導体(臭化ブチルスコポ
ラミン、オクトアトロピン−メチルブロミド)、合成第
三級アミン類(アミケリン(amykeline)、ト
リメブチン)および合成第四級アンモニウム塩(臭化ク
リジン(clydinbromide)、ピナベリウ
ム、プロパンテリンおよび臭化バレタメート)からな
る。この群の鎮痙剤には、散瞳、視力障害、便秘、唾液
分沁の抑制および頻脈などの副作用があり、臨床使用に
困難を伴う。
【0004】筋向性タイプの鎮痙剤は、まだ解明されて
いない機序を介して筋肉に作用するもので、メベベリ
ン、パパベリンおよびプラミベリンを含有する。この群
の鎮痙剤は臨床上の有用性に疑問があって、一般には抗
コリン作用性剤が禁忌である場合にのみ用いられてい
る。ロシベリンは、神経向性と筋向性とを平衡させた鎮
痙剤として初めて報告された薬剤である。
いない機序を介して筋肉に作用するもので、メベベリ
ン、パパベリンおよびプラミベリンを含有する。この群
の鎮痙剤は臨床上の有用性に疑問があって、一般には抗
コリン作用性剤が禁忌である場合にのみ用いられてい
る。ロシベリンは、神経向性と筋向性とを平衡させた鎮
痙剤として初めて報告された薬剤である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上から分かるよう
に、好ましからざる副作用がほとんどなく、安心してヒ
トおよび動物の治療に用いることができる鎮痙剤が現在
でも求められているのである。
に、好ましからざる副作用がほとんどなく、安心してヒ
トおよび動物の治療に用いることができる鎮痙剤が現在
でも求められているのである。
【0006】本発明の目的は、特に鎮痙剤として治療に
用いることができる、置換N−アミノアルキルメタンス
ルファニリド系の新規な生成物からなる一群の化合物を
提供して、上記の問題を解決することにある。 本発明
の鎮痙剤の化学構造は、従来の技術による鎮痙剤と類似
性をもっていない。化学上、一見して最も類似している
と見える複数の生成物がアメリカ合衆国特許第3,84
0,597号に開示されている。しかしながら、これら
生成物いずれの化学構造にも、N−アミノアルキル基が
存在していないし、またその用途は消炎剤としてのみ使
うものであって、鎮痙剤として使用する可能性は全く記
述されていない。
用いることができる、置換N−アミノアルキルメタンス
ルファニリド系の新規な生成物からなる一群の化合物を
提供して、上記の問題を解決することにある。 本発明
の鎮痙剤の化学構造は、従来の技術による鎮痙剤と類似
性をもっていない。化学上、一見して最も類似している
と見える複数の生成物がアメリカ合衆国特許第3,84
0,597号に開示されている。しかしながら、これら
生成物いずれの化学構造にも、N−アミノアルキル基が
存在していないし、またその用途は消炎剤としてのみ使
うものであって、鎮痙剤として使用する可能性は全く記
述されていない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の内容は、下記一
般式(I)
般式(I)
【化3】 (式中、Yは、水素原子、シアノ基、ニトロ基、アミノ
基、アセトアミド基、またはハロゲン基を表す。nは2
〜4の整数を表す。R1 とR2 は、同じでもあっても、
異なっていても良く、炭素数が1〜4のアルキル基か、
あるいは窒素原子を介して相互に結合することによっ
て、好ましくは1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、
1−ピペラジニル、4−メチル−1−ピペラジニル、4
−エチルピペラジニル、4−プロピルピペラジニル、1
−ホモピペリジニル(1−アザ−シクロヘプタニル)、
または4−モルホリンの残基を形成している。)で表さ
れる置換N−アミノアルキルメタンスルファニリド化合
物、その溶液、または薬学的に許容されるその付加塩を
提供することにある。
基、アセトアミド基、またはハロゲン基を表す。nは2
〜4の整数を表す。R1 とR2 は、同じでもあっても、
異なっていても良く、炭素数が1〜4のアルキル基か、
あるいは窒素原子を介して相互に結合することによっ
て、好ましくは1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、
1−ピペラジニル、4−メチル−1−ピペラジニル、4
−エチルピペラジニル、4−プロピルピペラジニル、1
−ホモピペリジニル(1−アザ−シクロヘプタニル)、
または4−モルホリンの残基を形成している。)で表さ
れる置換N−アミノアルキルメタンスルファニリド化合
物、その溶液、または薬学的に許容されるその付加塩を
提供することにある。
【0008】本発明によれば、一般式(I)の生成物
は、Yがニトロ基、シアノ基またはハロゲン基を表す生
成物である場合を含み、nが2または3であるときに、
好ましく用いられる。R1 とR2 は、同じであっても異
なっていてもよく、メチル基、エチル基またはイソプロ
ピル基であるか、あるいは窒素原子を介して相互に結合
することによって、1−ピロリジニル、1−ピペリジニ
ル、1−ホモピペリジニル (1−アザ−シクロヘプタ
ニル)、または4−モルホリンの残基を形成するが、そ
の中でも特に1−ピペリジニル残基が最も好ましい。
は、Yがニトロ基、シアノ基またはハロゲン基を表す生
成物である場合を含み、nが2または3であるときに、
好ましく用いられる。R1 とR2 は、同じであっても異
なっていてもよく、メチル基、エチル基またはイソプロ
ピル基であるか、あるいは窒素原子を介して相互に結合
することによって、1−ピロリジニル、1−ピペリジニ
ル、1−ホモピペリジニル (1−アザ−シクロヘプタ
ニル)、または4−モルホリンの残基を形成するが、そ
の中でも特に1−ピペリジニル残基が最も好ましい。
【0009】本発明において最も好ましい生成物は、一
般式(I)に対応し、かつ、実施例(表1)に明記され
ているものである。これらの生成物は、本明細書により
初めて報告されるものである。
般式(I)に対応し、かつ、実施例(表1)に明記され
ているものである。これらの生成物は、本明細書により
初めて報告されるものである。
【0010】本発明の生成物(I)は、特に鎮痙剤とし
て治療に有用である。したがって、本発明の第二の内容
は、これらの生成物を鎮痙剤の製造に使用することにあ
る。
て治療に有用である。したがって、本発明の第二の内容
は、これらの生成物を鎮痙剤の製造に使用することにあ
る。
【0011】本発明の生成物(I)は、その治療有効量
と薬学的に許容される適量の賦形剤を含有する組成物と
して、ヒトまたは動物に投与される。したがって、本発
明の第三の内容は、生成物(I)の治療有効量に適当な
賦形剤の所望量を配合することを含む、前記組成物の製
造方法を提供することにある。
と薬学的に許容される適量の賦形剤を含有する組成物と
して、ヒトまたは動物に投与される。したがって、本発
明の第三の内容は、生成物(I)の治療有効量に適当な
賦形剤の所望量を配合することを含む、前記組成物の製
造方法を提供することにある。
【0012】本発明の第四の内容は、下記の工程からな
る生成物(I)の製造方法を提供することにある。すな
わち、 A) Yが水素原子またはニトロ基である場合には、次
のスルファニリド(II)または(III )をそれぞれT−
(CH2 )n −NR1 R2 と反応させる工程(式中、T
はスルファニリド(II)または(III )の窒素によって
置換されうる脱離基を表す。)、
る生成物(I)の製造方法を提供することにある。すな
わち、 A) Yが水素原子またはニトロ基である場合には、次
のスルファニリド(II)または(III )をそれぞれT−
(CH2 )n −NR1 R2 と反応させる工程(式中、T
はスルファニリド(II)または(III )の窒素によって
置換されうる脱離基を表す。)、
【化4】 B) Yがアミノ基である場合には、ニトロ基を表すY
を持つ対応する生成物(I)を接触水素化により還元す
る工程、 C) Yがアセトアミド基である場合には、アミノ基を
表すYを持つ対応する生成物(I)をT−COCH3 試
薬と反応させる工程(式中、Tは脱離基を表す。)、 D) Yがシアノ基またはハロゲン基である場合には、
アミノ基を表すYを持つ対応する生成物(I)について
サンドマイヤー反応(HNO2 とシアン化銅またはハロ
ゲン化銅)を行い、そして、任意に、所望の付加塩形成
に必要な酸を添加する工程である。
を持つ対応する生成物(I)を接触水素化により還元す
る工程、 C) Yがアセトアミド基である場合には、アミノ基を
表すYを持つ対応する生成物(I)をT−COCH3 試
薬と反応させる工程(式中、Tは脱離基を表す。)、 D) Yがシアノ基またはハロゲン基である場合には、
アミノ基を表すYを持つ対応する生成物(I)について
サンドマイヤー反応(HNO2 とシアン化銅またはハロ
ゲン化銅)を行い、そして、任意に、所望の付加塩形成
に必要な酸を添加する工程である。
【0013】製法Aにおいて、脱離基Tは、好ましくは
塩素、臭素、メチルスルフォニルオキシ基または4−メ
チルフェニルスルフォニルオキシ基である。等モル以上
の量の無機塩基、好ましくは炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸バリウム、重炭酸カリウムまたは水酸化ナト
リウムなどのアルカリあるいはアルカリ土類金属の存在
下、あるいは、トリエチルアミンまたはピリジンなどの
第三級有機塩基の存在下で反応を行うのが最良の方法で
ある。適当な溶媒としては、好ましくはエタノール、イ
ソプロパノール(より好ましい)などの低級アルコール
または第二級ブチルアルコール;アセトン(より好まし
い)、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
またはシクロヘクサノールなどのケトン類;あるいは、
DMF、DMSO、またはアセトニトリルなどの両性溶
媒が挙げられる。反応温度は好ましくは室温〜150℃
であり、反応時間は好ましくは1時間〜数日間である。
塩素、臭素、メチルスルフォニルオキシ基または4−メ
チルフェニルスルフォニルオキシ基である。等モル以上
の量の無機塩基、好ましくは炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸バリウム、重炭酸カリウムまたは水酸化ナト
リウムなどのアルカリあるいはアルカリ土類金属の存在
下、あるいは、トリエチルアミンまたはピリジンなどの
第三級有機塩基の存在下で反応を行うのが最良の方法で
ある。適当な溶媒としては、好ましくはエタノール、イ
ソプロパノール(より好ましい)などの低級アルコール
または第二級ブチルアルコール;アセトン(より好まし
い)、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
またはシクロヘクサノールなどのケトン類;あるいは、
DMF、DMSO、またはアセトニトリルなどの両性溶
媒が挙げられる。反応温度は好ましくは室温〜150℃
であり、反応時間は好ましくは1時間〜数日間である。
【0014】製法Bにおいて、好ましくは1〜5気圧の
圧力、より好ましくは約2気圧の圧力で接触水素化を行
う。触媒はパラジウム(より好ましい)でもよいし、白
金または酸化白金でもよい。反応時間は好ましくは30
分〜数時間であり、反応温度は室温〜60℃である。溶
媒は好ましくはエタノールなどの低級アルコール、水、
または酢酸である。
圧力、より好ましくは約2気圧の圧力で接触水素化を行
う。触媒はパラジウム(より好ましい)でもよいし、白
金または酸化白金でもよい。反応時間は好ましくは30
分〜数時間であり、反応温度は室温〜60℃である。溶
媒は好ましくはエタノールなどの低級アルコール、水、
または酢酸である。
【0015】製法Cにおいて、試薬T−CHCH3 のT
は、好ましくは、塩素またはOCOCH3 である。反応
は塩基の存在下で行うが、この場合、塩基が液体である
ときには、溶媒として兼用することができる。この他
に、好ましい溶媒として、トルエンまたはキシレンなど
の芳香族炭化水素、ジオキサンなどのエーテル、ジクロ
ロメタンまたはクロロフォルムなどのハロゲン化炭化水
素を挙げることができる。反応は、好ましくは、−20
〜150℃の温度で1〜24時間行われる。
は、好ましくは、塩素またはOCOCH3 である。反応
は塩基の存在下で行うが、この場合、塩基が液体である
ときには、溶媒として兼用することができる。この他
に、好ましい溶媒として、トルエンまたはキシレンなど
の芳香族炭化水素、ジオキサンなどのエーテル、ジクロ
ロメタンまたはクロロフォルムなどのハロゲン化炭化水
素を挙げることができる。反応は、好ましくは、−20
〜150℃の温度で1〜24時間行われる。
【0016】製法Dにおいては、サンドマイヤー反応の
一般的条件下で反応を行う。
一般的条件下で反応を行う。
【0017】生成物(I)は、遊離塩基、または好まし
くは薬学的に許容される有機酸、無機酸の付加塩として
遊離したり、精製することができる。塩酸またはシュウ
酸の塩が好ましい。
くは薬学的に許容される有機酸、無機酸の付加塩として
遊離したり、精製することができる。塩酸またはシュウ
酸の塩が好ましい。
【0018】
【実施例】つぎの実施例により本発明を説明する。鎮痙
作用を対象とする実験結果では、生成物(I)が治療に
有用であることが立証されている。
作用を対象とする実験結果では、生成物(I)が治療に
有用であることが立証されている。
【0019】合成方法Aの実施例 N−2−(ジメチルアミノ)−エチル−2−フェノキシ
−4−ニトロメタンスルファニリド塩酸塩(1)の製造 アセトン80ml中で、2−フェノキシ−4−ニトロメ
タンスルファニリド(2−phenoxy−4−nit
romethane sulfanilide)(米国
特許第3,840,597号に記載)3.08gと炭酸
ナトリウム4.24gとを反応させて、6時間かけて還
流した。これに、クロロエチルジメチルアミン塩酸塩
2.88gを添加して、さらに30時間、激しく撹伴し
ながら還流を続けた。その後濾過して溶媒を蒸発させ
た。残滓をジクロロメタンに溶解し、NaClを飽和さ
せた水溶液で数回洗った。有機相の溶媒を蒸発し、残滓
をイソプロパノールに溶解した。得られた溶液にHCl
を添加することによりpH値を約2.0に調整して、収
率89%で標記の化合物を得た。イソプロパノールで再
結晶し、融点を測定したところ128〜30℃であっ
た。
−4−ニトロメタンスルファニリド塩酸塩(1)の製造 アセトン80ml中で、2−フェノキシ−4−ニトロメ
タンスルファニリド(2−phenoxy−4−nit
romethane sulfanilide)(米国
特許第3,840,597号に記載)3.08gと炭酸
ナトリウム4.24gとを反応させて、6時間かけて還
流した。これに、クロロエチルジメチルアミン塩酸塩
2.88gを添加して、さらに30時間、激しく撹伴し
ながら還流を続けた。その後濾過して溶媒を蒸発させ
た。残滓をジクロロメタンに溶解し、NaClを飽和さ
せた水溶液で数回洗った。有機相の溶媒を蒸発し、残滓
をイソプロパノールに溶解した。得られた溶液にHCl
を添加することによりpH値を約2.0に調整して、収
率89%で標記の化合物を得た。イソプロパノールで再
結晶し、融点を測定したところ128〜30℃であっ
た。
【0020】2−フェノキシ−4−ニトロメタンスルフ
ァニリドと一般式Cl−(CH2 )n −NR1 R2 で表
されるクロロアルキルアミン塩酸塩類とを出発原料とし
たこと以外は同様にして、表1に示す生成物2〜8と2
4を得た。これらの収率と融点を表1に示す。
ァニリドと一般式Cl−(CH2 )n −NR1 R2 で表
されるクロロアルキルアミン塩酸塩類とを出発原料とし
たこと以外は同様にして、表1に示す生成物2〜8と2
4を得た。これらの収率と融点を表1に示す。
【0021】N−[2−(4−モルフォリニル)エチ
ル]−2−フェノキシ−メタンスルファニリド塩酸塩
(13)の製造 アセトンに、2−フェノキシメタンスルファニリド(2
−phenoxymethane sulfanili
de)(米国特許第3,840,597号に記載)1.
32gと炭酸ナトリウム2.12gを配合した混合物
を、6時間かけて還流した。これに、N−(2−クロロ
−エチル)−モルフォリン塩酸塩1.86gを添加し
て、さらに約25時間、還流を続けた。その後反応混合
物を室温にまで冷却し、濾過して溶媒を蒸発させた。残
滓をジクロロメタンに溶解し、水で数回洗って有機相の
溶媒を蒸発した。残滓を無水エタノールに溶解し、HC
l(エタノール中に10%)で酸性化して、収率91%
で標記の生成物(13)を得た。再結晶して、融点を測
定したところ173〜4℃であった。
ル]−2−フェノキシ−メタンスルファニリド塩酸塩
(13)の製造 アセトンに、2−フェノキシメタンスルファニリド(2
−phenoxymethane sulfanili
de)(米国特許第3,840,597号に記載)1.
32gと炭酸ナトリウム2.12gを配合した混合物
を、6時間かけて還流した。これに、N−(2−クロロ
−エチル)−モルフォリン塩酸塩1.86gを添加し
て、さらに約25時間、還流を続けた。その後反応混合
物を室温にまで冷却し、濾過して溶媒を蒸発させた。残
滓をジクロロメタンに溶解し、水で数回洗って有機相の
溶媒を蒸発した。残滓を無水エタノールに溶解し、HC
l(エタノール中に10%)で酸性化して、収率91%
で標記の生成物(13)を得た。再結晶して、融点を測
定したところ173〜4℃であった。
【0022】2−フェノキシ−メタンスルファニリド
と、これに対応する一般式Cl−(CH2 )n −NR1
R2 で表されるクロロアルキルアミン塩酸塩類とを出発
原料としたこと以外は、同様にして表1に示す生成物1
4〜18を得た。これらの収率と融点を表1に示す。
と、これに対応する一般式Cl−(CH2 )n −NR1
R2 で表されるクロロアルキルアミン塩酸塩類とを出発
原料としたこと以外は、同様にして表1に示す生成物1
4〜18を得た。これらの収率と融点を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】合成方法Bの実施例 N−[2−(1−ピペリジニル)エチル]−4−アミノ
−2−フェノキシメタンスルファニリド塩酸塩(9)の
製造 水素化フラスコに、4.56gのN−[2−(1−ピペ
リジニル)エチル]−4−ニトロ−2−フェノキシメタ
ンスルファニリド塩酸塩(3)、0.5gのパラジウム
(炭素中5%)、および300mlの0.2N塩酸を充
填した。H2 雰囲気、50psi、室温の条件下で、撹
拌しながら約3時間反応を行った。セライト吸着床を通
して濾過を行い、濾液から溶媒を蒸発させて、収率90
%で標記の生成物を得た。無水エタノールで再結晶した
後、融点を測定したところ、220〜2℃であった。
−2−フェノキシメタンスルファニリド塩酸塩(9)の
製造 水素化フラスコに、4.56gのN−[2−(1−ピペ
リジニル)エチル]−4−ニトロ−2−フェノキシメタ
ンスルファニリド塩酸塩(3)、0.5gのパラジウム
(炭素中5%)、および300mlの0.2N塩酸を充
填した。H2 雰囲気、50psi、室温の条件下で、撹
拌しながら約3時間反応を行った。セライト吸着床を通
して濾過を行い、濾液から溶媒を蒸発させて、収率90
%で標記の生成物を得た。無水エタノールで再結晶した
後、融点を測定したところ、220〜2℃であった。
【0025】N−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−
4−ニトロ−2−フェノキシメタンスルファニリド塩酸
塩(2)を出発原料とした以外は同様にして、収率80
%でN−(2−(ジエチルアミノ)エチル)−4−アミ
ノ−2−フェノキシメタンスルファニリド塩酸塩(1
0)を得た。この融点は160〜2℃であった。
4−ニトロ−2−フェノキシメタンスルファニリド塩酸
塩(2)を出発原料とした以外は同様にして、収率80
%でN−(2−(ジエチルアミノ)エチル)−4−アミ
ノ−2−フェノキシメタンスルファニリド塩酸塩(1
0)を得た。この融点は160〜2℃であった。
【0026】N−[3−(1−ピペリジニル)プロピ
ル]−4−ニトロ−2−フェノキシメタンスルファニリ
ド塩酸塩(8)を出発原料とした以外は同様にして、収
率91%でN−[2−(1−ピペリジニル)プロピル]
−4−アミノ−2−フェノキシメタンスルファニリド塩
酸塩(20)を得た。この融点は142〜4℃であっ
た。
ル]−4−ニトロ−2−フェノキシメタンスルファニリ
ド塩酸塩(8)を出発原料とした以外は同様にして、収
率91%でN−[2−(1−ピペリジニル)プロピル]
−4−アミノ−2−フェノキシメタンスルファニリド塩
酸塩(20)を得た。この融点は142〜4℃であっ
た。
【0027】合成方法Cの実施例 N−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−4−アセトア
ミド−2−フェノキシメタンスルファニリド塩酸塩(1
1)の製造 20mlの水の中で、1.8gのN−[2−(ジエチル
アミノ)エチル]−4−アミノ−2−フェノキシメタン
スルファニリド塩酸塩(10)の溶液を、0.6gの無
水酢酸と25℃で3時間反応させた。水酸化ナトリウム
で反応混合物をアルカリとし、ジクロロメタンで抽出し
た。水でこの有機抽出物を数回洗った後、硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、溶媒を蒸発させた。残滓を無水エタノール
に溶解し、これにHCl溶液(エタノール中10%)を
加えて、収率87%で標記の生成物(1)を得た。再結
晶後、融点を測定したところ183〜5℃であった。
ミド−2−フェノキシメタンスルファニリド塩酸塩(1
1)の製造 20mlの水の中で、1.8gのN−[2−(ジエチル
アミノ)エチル]−4−アミノ−2−フェノキシメタン
スルファニリド塩酸塩(10)の溶液を、0.6gの無
水酢酸と25℃で3時間反応させた。水酸化ナトリウム
で反応混合物をアルカリとし、ジクロロメタンで抽出し
た。水でこの有機抽出物を数回洗った後、硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、溶媒を蒸発させた。残滓を無水エタノール
に溶解し、これにHCl溶液(エタノール中10%)を
加えて、収率87%で標記の生成物(1)を得た。再結
晶後、融点を測定したところ183〜5℃であった。
【0028】N−[2−(1−ピペリジニル)エチル]
−4−アミノ−2−フェノキシメタンスルファニリド塩
酸塩(9)を出発原料とした以外は同様にして、収率9
8%でN−[2−(1−ピペリジニル)エチル]−4−
アセトアミド−2−フェノキシメタンスルファニリド塩
酸塩(12)を得た。この融点は158〜9℃であっ
た。
−4−アミノ−2−フェノキシメタンスルファニリド塩
酸塩(9)を出発原料とした以外は同様にして、収率9
8%でN−[2−(1−ピペリジニル)エチル]−4−
アセトアミド−2−フェノキシメタンスルファニリド塩
酸塩(12)を得た。この融点は158〜9℃であっ
た。
【0029】合成方法D(サンドマイヤー反応)の実施
例 N−[2−(1−ピペリジニル)エチル]−4−シアノ
−2−フェノキシメタンスルファニリド−シュウ酸塩
(19)の製造 0.42gの窒化ナトリウムを10mlの水に溶解し
た。0.42gのN−[2−(1−ピペリジニル)エチ
ル]−4−アミノ−2−フェノキシメタンスルファニリ
ド塩酸塩(9)、1mlのHCl(濃縮)、5mlの水
の混合物を0〜5℃に保ちつつ、これに前記の溶液を滴
下した後、20分間撹拌した。得られた混合物をNaH
CO3 で中和した後、2.6gのシアン化カリウム、1
gの塩化銅を10mlの水に溶解した溶液を5〜10℃
の条件下でゆっくりと添加した。この混合物を室温に3
0分間放置し、さらに30分間かけて50℃になるまで
加熱した。これを室温まで冷却し、酢酸エチルで抽出し
た。有機相を水で洗い、乾燥し、溶媒を蒸発させた。残
滓を10mlのエタノールに溶解し、得られた溶液に
0.6gの無水シュウ酸を添加した。この混液を、まず
室温に約1時間、続いて氷浴中に2時間保持した。さら
に、濾過し、冷却エタノールで洗って、収率65%で標
記の生成物(19)を得た。再結晶後融点を測定したと
ころ、205〜8℃であった。
例 N−[2−(1−ピペリジニル)エチル]−4−シアノ
−2−フェノキシメタンスルファニリド−シュウ酸塩
(19)の製造 0.42gの窒化ナトリウムを10mlの水に溶解し
た。0.42gのN−[2−(1−ピペリジニル)エチ
ル]−4−アミノ−2−フェノキシメタンスルファニリ
ド塩酸塩(9)、1mlのHCl(濃縮)、5mlの水
の混合物を0〜5℃に保ちつつ、これに前記の溶液を滴
下した後、20分間撹拌した。得られた混合物をNaH
CO3 で中和した後、2.6gのシアン化カリウム、1
gの塩化銅を10mlの水に溶解した溶液を5〜10℃
の条件下でゆっくりと添加した。この混合物を室温に3
0分間放置し、さらに30分間かけて50℃になるまで
加熱した。これを室温まで冷却し、酢酸エチルで抽出し
た。有機相を水で洗い、乾燥し、溶媒を蒸発させた。残
滓を10mlのエタノールに溶解し、得られた溶液に
0.6gの無水シュウ酸を添加した。この混液を、まず
室温に約1時間、続いて氷浴中に2時間保持した。さら
に、濾過し、冷却エタノールで洗って、収率65%で標
記の生成物(19)を得た。再結晶後融点を測定したと
ころ、205〜8℃であった。
【0030】N−[3−(1−ピペリジニル)プロピ
ル]−4−アミノ−2−フェノキシメタンスルファニリ
ド塩酸塩(20)を出発原料とし、シュウ酸の代わりに
HClを添加した以外は同様にして、収率27%でN−
[3−(1−ピペリジニル)プロピル]−4−シアノ−
2−フェノキシメタンスルファニリド塩酸塩(21)を
得た。このものの融点は208〜10℃であった。シア
ン化銅がヨウ化銅によって置換されたアミノ(20)を
出発原料として、生成物(23)を得た。アミノ(9)
を出発原料として、生成物(22)を得た。これら生成
物の収率と融点を表1に示す。
ル]−4−アミノ−2−フェノキシメタンスルファニリ
ド塩酸塩(20)を出発原料とし、シュウ酸の代わりに
HClを添加した以外は同様にして、収率27%でN−
[3−(1−ピペリジニル)プロピル]−4−シアノ−
2−フェノキシメタンスルファニリド塩酸塩(21)を
得た。このものの融点は208〜10℃であった。シア
ン化銅がヨウ化銅によって置換されたアミノ(20)を
出発原料として、生成物(23)を得た。アミノ(9)
を出発原料として、生成物(22)を得た。これら生成
物の収率と融点を表1に示す。
【0031】使用の実施例:鎮痙作用の実験 表2の生成物の各々について、アセチルコリン(Ac−
Col)とBaCl2(G. Toson et a
l.,Arzneim. Forsch.1978,V
olume 28,(II),Page 1130を参
照)の二つの化合物に比較した、鎮痙作用の実験を行っ
た。
Col)とBaCl2(G. Toson et a
l.,Arzneim. Forsch.1978,V
olume 28,(II),Page 1130を参
照)の二つの化合物に比較した、鎮痙作用の実験を行っ
た。
【0032】10ml容量のタイロード(tyrod
e)溶液の浴に充填して37℃に保持し、95%の酸素
と5%の窒素からなるガスでパージし、体重200〜3
00gの雄のWinstarラットから採取した腸閉塞
部位を前記のタイロード溶液浴中に置き、1グラム電位
を用い、アセチルコリン(Ac−Col)を滴下するこ
とにより起こした収縮の抑制作用の実験を実施した。収
縮反応は等浸透圧変換器により測定した。アセチルコリ
ンの滴下量を10-9から10-2Mまで増量してゆき、各
々の滴下量による収縮について観察を行った。前記の生
成物は、アセチルコリンの滴下の5分前に滴下した。こ
れら生成物は、3種以上の滴下量を用いて50%有効量
(ED50)を測定し、モル濃度(M)で表示した。ま
た、BaCl2 により収縮させ、同様にしてその抑制作
用の実験を行った。この場合、BaCl2 の滴下量は、
5×10-5Mから10-3Mの範囲で増量した。
e)溶液の浴に充填して37℃に保持し、95%の酸素
と5%の窒素からなるガスでパージし、体重200〜3
00gの雄のWinstarラットから採取した腸閉塞
部位を前記のタイロード溶液浴中に置き、1グラム電位
を用い、アセチルコリン(Ac−Col)を滴下するこ
とにより起こした収縮の抑制作用の実験を実施した。収
縮反応は等浸透圧変換器により測定した。アセチルコリ
ンの滴下量を10-9から10-2Mまで増量してゆき、各
々の滴下量による収縮について観察を行った。前記の生
成物は、アセチルコリンの滴下の5分前に滴下した。こ
れら生成物は、3種以上の滴下量を用いて50%有効量
(ED50)を測定し、モル濃度(M)で表示した。ま
た、BaCl2 により収縮させ、同様にしてその抑制作
用の実験を行った。この場合、BaCl2 の滴下量は、
5×10-5Mから10-3Mの範囲で増量した。
【0033】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/535 9454−4C 31/55 9454−4C C07D 243/08 506 7329−4C 295/12 A Z
Claims (12)
- 【請求項1】 下記一般式(I) 【化1】 (式中、Yは水素原子、シアノ基、ニトロ基、アミノ
基、アセトアミド基、またはハロゲン基を表す。nは2
〜4の整数を表す。R1 およびR2 は、同じであって
も、異なっていても良く、炭素数が1〜4のアルキル基
か、あるいは窒素原子を介して相互に結合ことによっ
て、好ましくは1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、
1−ピペラジニル、4−メチル−1−ピペラジニル、4
−エチルピペラジニル、4−プロピル−ピペラジニル、
1−ホモピペリジニル、または4−モルフォリンの残基
を形成している。)で表される化合物、その溶液、また
は薬学的に許容されるその付加塩。 - 【請求項2】 nが2または3であることを特徴とする
請求項1に記載の化合物、その溶液、または薬学的に許
容されるその付加塩。 - 【請求項3】 R1 およびR2 が、同じであっても、異
なっていても良く、メチル基、エチル基、またはイソプ
ロピル基か、あるいは窒素原子を介して相互に結合する
ことによって、1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、
1−ホモピペリジニル、または4−モルフォリンの残基
を形成していることを特徴とする請求項2に記載の化合
物、その溶液、または薬学的に許容されるその付加塩。 - 【請求項4】 Yがニトロ基、シアノ基、またはハロゲ
ン基を表すことを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
かに記載の化合物、その溶液、または薬学的に許容され
るその付加塩。 - 【請求項5】 NR1 R2 が1−ピペリジニルを表すこ
とを特徴とする請求項1ないし4に記載のいずれかの化
合物、その溶液、または薬学的に許容されるその付加
塩。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の化
合物の塩酸塩。 - 【請求項7】 治療に用いることを特徴とする請求項1
ないし6に記載の生成物。 - 【請求項8】 鎮痙剤として用いることを特徴とする請
求項7に記載の生成物。 - 【請求項9】 治療に有効な量の請求項1ないし6のい
ずれかに記載の生成物、または適量の薬学的に許容され
る賦形剤を含有することを特徴とする製薬組成物。 - 【請求項10】 鎮痙剤の製造における、請求項1ない
し6のいずれかに記載の生成物の使用。 - 【請求項11】A) Yが水素原子またはニトロ基であ
る場合には、下記のスルファニリド(II)または(III
)をT−(CH2 )n −NR1 R2 と反応させる工程
(ただし、Tはスルファニリド(II)または(III )の
窒素原子から置換することができる脱離基を表す。)、 【化2】 B) Yがアミノ基である場合には、ニトロ基を表すY
を持つ対応する生成物(I)を接触水素化により還元す
る工程、 C) Yがアセトアミド基である場合には、アミノ基を
表すYを持つ対応する生成物(I)をT−COCH3 試
薬と反応させる工程(Tは、脱離基を表す。)、 D) Yがシアノ基またはハロゲン基である場合には、
アミノ基を表すYを持つ対応する生成物(I)について
サンドマイヤー反応を行い(HNO2 、およびシアン化
銅またはハロゲン化銅)、そして、任意に、所望の付加
塩を形成するのに必要な量の酸を添加する工程、 からなる請求項1に記載の化合物(I)の製造方法。 - 【請求項12】 治療に有効な量の請求項1ないし6の
いずれかに記載の生成物に、所望量の適当な賦形剤を配
合することを特徴とする記載の組成物の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4300696A DE4300696A1 (de) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | Substituierte N-Aminoalkylmethansulfanilide als Antispasmodika |
| DE4300696.5 | 1993-01-13 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH072757A true JPH072757A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=6478108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6013934A Pending JPH072757A (ja) | 1993-01-13 | 1994-01-12 | 鎮痙剤としての置換n−アミノアルキルメタンスルファニリド |
Country Status (14)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5614536A (ja) |
| EP (1) | EP0606658B1 (ja) |
| JP (1) | JPH072757A (ja) |
| KR (1) | KR940018371A (ja) |
| AT (1) | ATE137496T1 (ja) |
| CA (1) | CA2113032A1 (ja) |
| DE (2) | DE4300696A1 (ja) |
| DK (1) | DK0606658T3 (ja) |
| ES (1) | ES2086863T3 (ja) |
| FI (1) | FI940170L (ja) |
| GR (1) | GR3019821T3 (ja) |
| HU (1) | HU215916B (ja) |
| NO (1) | NO303688B1 (ja) |
| ZA (1) | ZA94182B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999050237A1 (en) * | 1998-03-30 | 1999-10-07 | Hiroyoshi Hidaka | Sulfonamide derivatives and drugs containing the same as the active ingredient |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20040010035A1 (en) * | 2002-07-15 | 2004-01-15 | Ciociola Arthur A. | Gastrointestinal compositions |
| AU2003281172A1 (en) * | 2002-07-10 | 2004-02-02 | Warner-Lambert Company Llc | Gastrointestinal Compositions |
| US6986901B2 (en) * | 2002-07-15 | 2006-01-17 | Warner-Lambert Company Llc | Gastrointestinal compositions |
| CN119431161B (zh) * | 2024-11-28 | 2025-09-19 | 河北广祥制药有限公司 | 一种盐酸美贝维林的合成方法 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3531522A (en) * | 1967-07-18 | 1970-09-29 | Upjohn Co | 4'-phenoxyalkanesulfonanilides |
| US3840597A (en) * | 1971-02-24 | 1974-10-08 | Riker Laboratories Inc | Substituted 2-phenoxy alkane-sulfonanilides |
| CH563356A5 (ja) * | 1972-05-17 | 1975-06-30 | Esteve Dr Lab Del Sa | |
| US4055650A (en) * | 1974-04-17 | 1977-10-25 | A. Christiaens Societe Anonyme | Certain 4-phenoxy(or phenylthio)-3-n-acylated-sulfonamido-pyridines |
| JP2556722B2 (ja) * | 1988-02-18 | 1996-11-20 | 興和株式会社 | 新規なスルホンアミド化合物 |
-
1993
- 1993-01-13 DE DE4300696A patent/DE4300696A1/de not_active Withdrawn
- 1993-12-30 AT AT93121131T patent/ATE137496T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-12-30 DE DE59302450T patent/DE59302450D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-30 EP EP93121131A patent/EP0606658B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-12-30 DK DK93121131.2T patent/DK0606658T3/da active
- 1993-12-30 ES ES93121131T patent/ES2086863T3/es not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-01-03 HU HU9400005A patent/HU215916B/hu not_active IP Right Cessation
- 1994-01-07 CA CA002113032A patent/CA2113032A1/en not_active Abandoned
- 1994-01-07 US US08/178,512 patent/US5614536A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-01-12 KR KR1019940000416A patent/KR940018371A/ko not_active Ceased
- 1994-01-12 JP JP6013934A patent/JPH072757A/ja active Pending
- 1994-01-12 ZA ZA94182A patent/ZA94182B/xx unknown
- 1994-01-12 NO NO940108A patent/NO303688B1/no unknown
- 1994-01-13 FI FI940170A patent/FI940170L/fi unknown
-
1996
- 1996-05-02 GR GR960401121T patent/GR3019821T3/el unknown
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999050237A1 (en) * | 1998-03-30 | 1999-10-07 | Hiroyoshi Hidaka | Sulfonamide derivatives and drugs containing the same as the active ingredient |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0606658B1 (de) | 1996-05-01 |
| FI940170A7 (fi) | 1994-07-14 |
| DK0606658T3 (da) | 1996-08-12 |
| ZA94182B (en) | 1994-08-18 |
| HU9400005D0 (en) | 1994-05-30 |
| KR940018371A (ko) | 1994-08-16 |
| US5614536A (en) | 1997-03-25 |
| ATE137496T1 (de) | 1996-05-15 |
| DE59302450D1 (de) | 1996-06-05 |
| GR3019821T3 (en) | 1996-08-31 |
| DE4300696A1 (de) | 1994-07-14 |
| FI940170L (fi) | 1994-07-14 |
| NO940108L (no) | 1994-07-14 |
| FI940170A0 (fi) | 1994-01-13 |
| NO940108D0 (no) | 1994-01-12 |
| NO303688B1 (no) | 1998-08-17 |
| ES2086863T3 (es) | 1996-07-01 |
| EP0606658A1 (de) | 1994-07-20 |
| CA2113032A1 (en) | 1994-07-14 |
| HUT70846A (en) | 1995-11-28 |
| HU215916B (hu) | 1999-03-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3880842B2 (ja) | 1−〔(4−クロロフェニル)フェニルメチル〕ピペラジンの鏡像体およびその製造法 | |
| KR920008820B1 (ko) | 진통제 1,2-벤즈이소티아졸-3-일 피페라진 유도체의 제조방법 | |
| JPH06293753A (ja) | 2−〔4−〔(4,4−ジアルキル−2、6−ピペリジン ジオン−1−イル)ブチル〕−1−ピペラジニル〕ピリミジン含有組成物 | |
| JP2002504484A (ja) | 新規化合物 | |
| TW419464B (en) | Use of substituted 4-phenyl-6-amino-nicotinic acid derivatives as medicaments | |
| KR0159961B1 (ko) | 벤즈아미드 유도체 | |
| HU200460B (en) | Process for producing n-substituted benzamides and pharmaceutical compositions comprising same as active ingredient | |
| JP2005525332A (ja) | 5−ht6受容体アフィニティーを有するスルホニル化合物 | |
| JPH0240657B2 (ja) | 3*44jihidorokarubosuchirirujudotai | |
| JPH09502177A (ja) | 5ht1dレセプター拮抗薬用インドールおよびインドリン誘導体 | |
| JPH0222758B2 (ja) | ||
| US6355642B1 (en) | Tetrahydrobenzindole compounds | |
| JPH0245629B2 (ja) | ||
| US20060041124A1 (en) | Process for preparing pyrrolotriazine kinase inhibitors | |
| FR2737892A1 (fr) | Nouveaux composes de benzenesulfonamide, procede de preparation et utilisation en therapeutique | |
| SK89693A3 (en) | New 4,5-dihydro-4-oxopyrolo[1,2-a]-quinoxalines and responsive azaanalogues and method of their preparation | |
| JPH09506885A (ja) | 5ht▲下1d▼(抗うつ作用)活性を有するインドール、インドリンおよびキノリン誘導体 | |
| US20040034036A1 (en) | N-(3,5-dichloro-2-methoxyphenyl)-4-methoxy-3-piperazin-1-yl-benzenesulfonamide | |
| US5614536A (en) | Substituted N-aminoalkylmethane sulfanilide as antispasmodica | |
| US4160766A (en) | Amino containing benzazepines | |
| CA1094070A (en) | 1-phenyl-piperazine derivatives | |
| JPS647995B2 (ja) | ||
| CZ285535B6 (cs) | Deriváty 6-methoxy-1H-benzotriazol-5-karboxamidu, způsoby jejich výroby a farmaceutické preparáty na nich založené | |
| TW403745B (en) | Novel substituted -amidinobenzene derivative and pharmaceutical compositions thereof | |
| BRPI0111793B1 (pt) | Método para preparação de derivados de pirazolopirimidinona para o tratamento de impotência |