JPH07276038A - スライディングノズルおよびその製造方法 - Google Patents
スライディングノズルおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPH07276038A JPH07276038A JP8735694A JP8735694A JPH07276038A JP H07276038 A JPH07276038 A JP H07276038A JP 8735694 A JP8735694 A JP 8735694A JP 8735694 A JP8735694 A JP 8735694A JP H07276038 A JPH07276038 A JP H07276038A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- metal case
- sliding nozzle
- sliding
- manufacturing
- Prior art date
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- Pending
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- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スライディングノズルに割れが生じないよう
にメタルケ−スを嵌装することにある。 【構成】 スライディングノズルの外周部に装着するメ
タルケ−スの内周をノズルの外周よりも0.1〜2%小
さくし、上記メタルケ−ス3を高周波加熱装置4で50
0〜1000℃に加熱してノズルの外周部に焼き嵌め
し、ノズルに適正な拘束力を与えてノズルが割れないよ
うにしている。
にメタルケ−スを嵌装することにある。 【構成】 スライディングノズルの外周部に装着するメ
タルケ−スの内周をノズルの外周よりも0.1〜2%小
さくし、上記メタルケ−ス3を高周波加熱装置4で50
0〜1000℃に加熱してノズルの外周部に焼き嵌め
し、ノズルに適正な拘束力を与えてノズルが割れないよ
うにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製鉄業等における溶融
金属流のコントロ−ルに用いられるスライディングノズ
ルおよびその製造方法に関する。
金属流のコントロ−ルに用いられるスライディングノズ
ルおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スライディングノズルは、製鉄業等にお
いて溶融金属の流量コントロ−ルを司るものであり、一
般的に上ノズルと、開閉制御のプレ−トれんが、および
下部ノズルから構成される。
いて溶融金属の流量コントロ−ルを司るものであり、一
般的に上ノズルと、開閉制御のプレ−トれんが、および
下部ノズルから構成される。
【0003】上記下部ノズル等は、取鍋からタンディッ
シュへの溶融金属の流入時にその内部を高温の溶融金属
が通過するため、極めて過酷な熱衝撃を受ける。
シュへの溶融金属の流入時にその内部を高温の溶融金属
が通過するため、極めて過酷な熱衝撃を受ける。
【0004】そのため、ノズルには、亀裂が生じやす
く、さらには亀裂部への溶鋼の侵入あるいは空気の巻き
込みからの先行溶損を招き、寿命低下の原因となってい
た。
く、さらには亀裂部への溶鋼の侵入あるいは空気の巻き
込みからの先行溶損を招き、寿命低下の原因となってい
た。
【0005】この亀裂を防ぐために、ノズルの外周部に
メタルケ−スを装着したものが通常使用され、メタルケ
−スの装着に耐火モルタルが用いられている。
メタルケ−スを装着したものが通常使用され、メタルケ
−スの装着に耐火モルタルが用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、耐火モ
ルタルによるメタルケ−スの装着では、耐火モルタルの
充填不良や耐火モルタルの収縮によって、ノズルとメタ
ルケ−スとの間に隙間が発生し、ノズルへのメタルケ−
スの拘束力が十分でなく、使用中にノズルに発生する熱
応力を抑えきれず、ノズルに亀裂が発生することがあっ
た。
ルタルによるメタルケ−スの装着では、耐火モルタルの
充填不良や耐火モルタルの収縮によって、ノズルとメタ
ルケ−スとの間に隙間が発生し、ノズルへのメタルケ−
スの拘束力が十分でなく、使用中にノズルに発生する熱
応力を抑えきれず、ノズルに亀裂が発生することがあっ
た。
【0007】また、耐火モルタルによる方法では、ノズ
ルまたはメタルケ−スに耐火モルタルを塗布して、余分
な耐火モルタルを除去し、さらに70〜150℃での乾
燥が必要であった。このため、作業が複雑で、熟練を要
し、コスト高の要因となっていた。
ルまたはメタルケ−スに耐火モルタルを塗布して、余分
な耐火モルタルを除去し、さらに70〜150℃での乾
燥が必要であった。このため、作業が複雑で、熟練を要
し、コスト高の要因となっていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、スラ
イディングノズルの外周部に、メタルケ−スを高周波誘
導加熱により焼き嵌めして装着したことを特徴とするス
ライディングノズルおよびその製造方法を提供するにあ
る。
点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、スラ
イディングノズルの外周部に、メタルケ−スを高周波誘
導加熱により焼き嵌めして装着したことを特徴とするス
ライディングノズルおよびその製造方法を提供するにあ
る。
【0009】
【作用】本発明のスライディングノズルを使用すると、
スライディングノズルの外周部に、メタルケ−スを高周
波誘導加熱により焼き嵌めして装着したことによって、
ノズルにメタルケ−スを均一状に密着して嵌合すること
ができ、メタルケ−スの均一な拘束力によってノズルに
割れが生じるのを格段に防止することができるととも
に、同一品質のものを簡単に量産できてコストダウンが
はかれる。
スライディングノズルの外周部に、メタルケ−スを高周
波誘導加熱により焼き嵌めして装着したことによって、
ノズルにメタルケ−スを均一状に密着して嵌合すること
ができ、メタルケ−スの均一な拘束力によってノズルに
割れが生じるのを格段に防止することができるととも
に、同一品質のものを簡単に量産できてコストダウンが
はかれる。
【0010】
【実施例】以下、本発明について詳細に説明する。図
1、図2は、本発明の一実施例を示すものである。取鍋
からタンディッシュに溶鋼を流量制御して注入するスラ
イディングノズル用の下部ノズル1は、図1のように所
定の耐火物のノズル本体2に鉄鋼製のメタルケ−ス3を
焼き嵌めして装着している。
1、図2は、本発明の一実施例を示すものである。取鍋
からタンディッシュに溶鋼を流量制御して注入するスラ
イディングノズル用の下部ノズル1は、図1のように所
定の耐火物のノズル本体2に鉄鋼製のメタルケ−ス3を
焼き嵌めして装着している。
【0011】上記メタルケ−ス3は、ノズル本体2の外
周部に正確にそったものが必要であり、メタルケ−ス3
の内径はノズル本体2の外径よりやや小さくして、焼き
嵌め率を0.1〜2.0%として装着している。
周部に正確にそったものが必要であり、メタルケ−ス3
の内径はノズル本体2の外径よりやや小さくして、焼き
嵌め率を0.1〜2.0%として装着している。
【0012】焼き嵌め率は、焼き嵌め率(%)=(1−
メタルケ−ス内径/ノズルれんが外径)×100の式で
定義され、焼き嵌め率が0.1%以下ではノズル本体2
に対する拘束力が十分でなく、2.0%より大きいとノ
ズル本体2への焼き嵌め作業が困難である。なお、焼き
嵌め率が大きい程、使用中のノズル本体2の拘束力の低
下を防ぐことができるので、上記の大きい数値が好まし
い。
メタルケ−ス内径/ノズルれんが外径)×100の式で
定義され、焼き嵌め率が0.1%以下ではノズル本体2
に対する拘束力が十分でなく、2.0%より大きいとノ
ズル本体2への焼き嵌め作業が困難である。なお、焼き
嵌め率が大きい程、使用中のノズル本体2の拘束力の低
下を防ぐことができるので、上記の大きい数値が好まし
い。
【0013】上記したメタルケ−ス3は、図2のように
高周波誘導加熱装置4で均一状に加熱され、加熱された
メタルケ−ス3を下方のノズル本体2に向かって落下し
て嵌装し、冷却される。
高周波誘導加熱装置4で均一状に加熱され、加熱された
メタルケ−ス3を下方のノズル本体2に向かって落下し
て嵌装し、冷却される。
【0014】この高周波誘導加熱装置4での加熱温度は
500〜1000℃が望ましく、500℃より温度が低
いとメタルケ−ス3が十分に膨張しないので、ノズル本
体2に嵌装ができず、1000℃より高温ではメタルケ
−ス3の表面の酸化が著しく、また変形するといった問
題が発生して好ましくない。
500〜1000℃が望ましく、500℃より温度が低
いとメタルケ−ス3が十分に膨張しないので、ノズル本
体2に嵌装ができず、1000℃より高温ではメタルケ
−ス3の表面の酸化が著しく、また変形するといった問
題が発生して好ましくない。
【0015】
【使用例】上記のような構成の下部ノズルについて、焼
き嵌め率を1.0%とした厚さ3mmの鉄製のメタルケ−
スを高周波誘導加熱装置にて800℃に加熱し、ノズル
本体に嵌装した。
き嵌め率を1.0%とした厚さ3mmの鉄製のメタルケ−
スを高周波誘導加熱装置にて800℃に加熱し、ノズル
本体に嵌装した。
【0016】そして、この下部ノズルを実炉で使用した
ところ、従来のモルタルセット品に比べて寿命が約1.
5倍に延長できた。
ところ、従来のモルタルセット品に比べて寿命が約1.
5倍に延長できた。
【0017】上記では、スライディングノズルの下部ノ
ズルについて説明したが、上部ノズルやプレ−トれんが
についても適用可能なものである。
ズルについて説明したが、上部ノズルやプレ−トれんが
についても適用可能なものである。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、メタル
ケ−スでノズル本体を拘束することができ、ノズルの亀
裂防止効果を格段に改善できて寿命を延長することがで
きる。
ケ−スでノズル本体を拘束することができ、ノズルの亀
裂防止効果を格段に改善できて寿命を延長することがで
きる。
【0019】また、ノズルの製造において、同品質のも
のを容易に量産できるとともに、作業時間を短縮でき
て、コストダウンをはかることができる。
のを容易に量産できるとともに、作業時間を短縮でき
て、コストダウンをはかることができる。
【0020】さらに、高周波誘導加熱なので、嵌合率を
コントロ−ルしやすく、所要の焼き嵌め率とすることが
できてノズルに対する拘束力が高くなり、使用中のノズ
ルの亀裂防止を有効にはかることができる。
コントロ−ルしやすく、所要の焼き嵌め率とすることが
できてノズルに対する拘束力が高くなり、使用中のノズ
ルの亀裂防止を有効にはかることができる。
【図1】本発明の一実施例の側断面図、
【図2】同上の製造方法を示す概略側断面図。
1…下部ノズル 2…ノズル本体 3
…メタルケ−ス 4…高周波誘導加熱装置
…メタルケ−ス 4…高周波誘導加熱装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 剛 兵庫県赤穂市中広字東沖1576番地の2 川 崎炉材株式会社内 (72)発明者 津田 昭義 兵庫県相生市若狭野町出43番地 株式会社 山陽高周波工業所内 (72)発明者 岡川 豊 兵庫県相生市矢野町菅谷214番地の1 株 式会社アサヒ技研内
Claims (2)
- 【請求項1】 スライディングノズルの外周部に、メタ
ルケ−スを高周波誘導加熱により焼き嵌めして装着した
ことを特徴とするスライディングノズル。 - 【請求項2】 スライディングノズルの外周部に装着す
るメタルケ−スの内周をノズルの外周よりも0.1〜2
%小さくし、上記メタルケ−スを高周波加熱で500〜
1000℃に加熱してノズルの外周部に焼き嵌めするこ
とを特徴とするスライディングノズルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8735694A JPH07276038A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | スライディングノズルおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8735694A JPH07276038A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | スライディングノズルおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07276038A true JPH07276038A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=13912611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8735694A Pending JPH07276038A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | スライディングノズルおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07276038A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE1012319A3 (fr) * | 1998-12-02 | 2000-09-05 | Int Ind Eng Sa | Organe de coulee. |
| JP2012086242A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Shinagawa Refractories Co Ltd | 金属ケース被覆耐火物 |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP8735694A patent/JPH07276038A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE1012319A3 (fr) * | 1998-12-02 | 2000-09-05 | Int Ind Eng Sa | Organe de coulee. |
| JP2012086242A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Shinagawa Refractories Co Ltd | 金属ケース被覆耐火物 |
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