JPH07276270A - 平行リンク方式多関節ロボット - Google Patents

平行リンク方式多関節ロボット

Info

Publication number
JPH07276270A
JPH07276270A JP8526094A JP8526094A JPH07276270A JP H07276270 A JPH07276270 A JP H07276270A JP 8526094 A JP8526094 A JP 8526094A JP 8526094 A JP8526094 A JP 8526094A JP H07276270 A JPH07276270 A JP H07276270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
link
parallel
hand
link member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8526094A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Matsuki
裕二 松木
Wataru Ichikawa
渉 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SG KK
Original Assignee
SG KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SG KK filed Critical SG KK
Priority to JP8526094A priority Critical patent/JPH07276270A/ja
Publication of JPH07276270A publication Critical patent/JPH07276270A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑な座標変換演算を行わなくてもハンドの
位置と姿勢を容易に制御できるようにする。 【構成】4節平行リンクは、第1〜第4のリンクと、こ
れらを旋回自在に結合する第1〜第4の関節とからな
る。第1と第4のリンク、第2と第3のリンクがそれぞ
れ平行に対向している。第1のリンクは第1の関節を介
して第2のリンクに、第2の関節を介して第3のリンク
に結合し、第4のリンクは第3の関節を介して第2のリ
ンクに、第4の関節を介して第3のリンクに結合してい
る。第3のリンクは第2の関節の外側に延び、端部に第
5の関節を有し、第4のリンクは第3の関節の外側に延
び、その端部にハンドを有する。第1の駆動が第1の関
節を直線駆動し、第2の駆動が第5の関節をこれとは直
交する方向に直線駆動する。また、第1及び第5の関節
のいずれか一方が固定され、他方が4節平行リンクの移
動平面上を移動するように駆動される。これによって、
ハンドの位置と姿勢が簡単な直交座標軸上で制御される
ようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アームに4節平行リン
クを用いた平行リンク方式多関節ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】産業用ロボットは、物体を保持したり操
作したりする手部(ハンド)と、このハンドを3次元空
間の所定の位置に搬送する腕部(アーム)とから構成さ
れる。特に、アームはハンドを支持すると共にハンドの
保持している物体を同時に3次元空間内で移動させる必
要があるため、種々のアーム構造が提案されている。
【0003】図7はアームに4節平行リンクを用いた従
来の平行リンク方式多関節ロボットの基本構造を示す図
である。このロボットは、リンク部材70〜74と関節
75〜79とハンド7Aとからなる。リンク部材70
は、ロボット全体を回転駆動するアクチュエータからな
る関節(図示せず)を有する。関節75は、リンク部材
71及び72を別々に回転駆動するアクチュエータを有
する。すなわち、関節75は、リンク部材71を回転駆
動する第1の関節とリンク部材72を回転駆動する第2
の関節とから構成される。
【0004】4節平行リンクは4つのリンク部材71〜
74と4つの関節75〜78からなる。リンク部材71
とリンク部材74が平行に対向し、リンク部材72とリ
ンク部材73とが平行に対向している。リンク部材71
の一端は関節75の第1の関節に結合し、他端は関節7
6に旋回自在に結合している。リンク部材72の一端は
関節75の第2の関節に結合し、他端は関節78に旋回
自在に結合している。リンク部材73の一端は関節76
に、他端は関節77にそれぞれ旋回自在に結合してい
る。リンク部材74の一端は関節77に旋回自在に結合
し、他端は関節79に結合している。リンク部材74
は、関節78を介してリンク部材72と旋回自在に結合
している。関節79は、リンク部材74の端部に結合し
ており、ハンド7Aを旋回駆動するためのアクチュエー
タを有する。なお、ハンド7Aは、ハンド全体を回転駆
動するアクチュエータからなる関節(図示せず)を有す
る。
【0005】関節75は前述のようにリンク部材71及
び72を回転駆動するアクチュエータを有するが、関節
76〜78はリンク部材71〜74をそれぞれ旋回自在
に結合しているだけである。従って、関節75の第1の
関節がリンク部材71を旋回駆動すると、それに応じて
4節平行リンクの形状(平行四辺形の形状)が変化す
る。同様に関節75の第2の関節がリンク部材72を旋
回駆動すると、それに応じて4節平行リンクの形状(平
行四辺形の形状)が変化する。例えば、図7(A)の状
態で、関節75の第1の関節がリンク部材71を時計方
向に旋回すると、それに応じて4節平行リンクの形状
(平行四辺形の形状)が図7(B)のように変化する。
また、同様に図7(A)の状態で、関節75の第2の関
節がリンク部材72を反時計方向に旋回すると、それに
応じて4節平行リンクの形状(平行四辺形の形状)が図
7(C)のように変化する。このように平行リンク方式
多関節ロボットは、関節75の第1及び第2の関節によ
ってリンク部材71及び72の旋回位置を適宜駆動する
ことによって、ハンド7Aを所定位置に位置決め制御す
ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この平行リ
ンク方式多関節ロボットは、図7に示すような点線の長
方形A−B−C−Dに沿ってハンド7Aを移動しようと
する場合、関節75の第1関節及び第2関節よって旋回
されるリンク部材71及び72のそれぞれの旋回位置を
高度の演算処理によって求めなければならない。すなわ
ち、ハンド7Aの位置と姿勢が指定された場合に、関節
75の第1関節及び第2関節への指令入力量を決定する
のにかなり複雑な座標変換演算を行わなければならない
という決定を有する。
【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、複雑な座標変換演算を行わなくてもハンドの位置
と姿勢を容易に制御することのできる平行リンク方式多
関節ロボットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る平行リ
ンク方式多関節ロボットは、第1のリンク手段と、この
第1のリンク手段に第1の関節手段を介して旋回自在に
結合された第2のリンク手段と、前記第2のリンク手段
に対して平行となるように前記第1のリンク手段に第2
の関節手段を介して旋回自在に結合された第3のリンク
手段と、前記第1のリンク手段に対して平行となるよう
に前記第2のリンク手段に第3の関節手段を介して、前
記第3のリンク手段に第4の関節手段を介してそれぞれ
旋回自在に結合された第4のリンク手段とからなる4節
平行リンクを有する平行リンク方式多関節ロボットにお
いて、前記第2の関節手段の外側に延びた前記第3のリ
ンク手段の端部に旋回自在に結合された第5の関節手段
と、前記第3の関節手段の外側に延びた前記第4のリン
ク手段の端部に第6の関節手段を介して結合されたハン
ド手段と、前記第1の関節手段を直線方向に駆動する第
1の駆動手段と、前記第5の関節手段を前記直線方向と
直交する直線方向に駆動する第2の駆動手段とを備えた
ものである。
【0009】第2の発明に係る平行リンク方式多関節ロ
ボットは、第1のリンク手段と、この第1のリンク手段
に第1の関節手段を介して旋回自在に結合された第2の
リンク手段と、前記第2のリンク手段に対して平行とな
るように前記第1のリンク手段に第2の関節手段を介し
て旋回自在に結合された第3のリンク手段と、前記第1
のリンク手段に対して平行となるように前記第2のリン
ク手段に第3の関節手段を介して、前記第3のリンク手
段に第4の関節手段を介してそれぞれ旋回自在に結合さ
れた第4のリンク手段とからなる4節平行リンクを有す
る平行リンク方式多関節ロボットにおいて、前記第2の
関節手段の外側に延びた前記第3のリンク手段の端部に
旋回自在に結合された第5の関節手段と、前記第3の関
節手段の外側に延びた前記第4のリンク手段の端部に第
6の関節手段を介して結合されたハンド手段と、前記第
1及び第5の関節手段のいずれか一方を固定し、他方を
前記4節平行リンクの移動平面上を移動するように駆動
する手段とを備えたものである。
【0010】
【作用】平行リンク方式多関節ロボットは、4節平行リ
ンクをアームの基本構成とする。4節平行リンクは、第
1から第4までの4つのリンク手段と、これらを旋回自
在に結合する第1から第4までの4つの関節手段とから
なる。第1のリンク手段と第4のリンク手段は平行に対
向し、第2のリンク手段と第3のリンク手段が平行に対
向している。第1のリンク手段は、第1の関節手段を介
して第2のリンク手段に、第2の関節手段を介して第3
のリンク手段に旋回自在に結合されている。第4のリン
ク手段は、第3の関節手段を介して第2のリンク手段
に、第4の関節手段を介して第3のリンク手段に旋回自
在に結合されている。第3のリンク手段は第2の関節手
段の外側に延びており、その端部に旋回自在に結合され
た第5の関節手段を有する。同様に第4のリンク手段は
第3の関節手段の外側に延びており、その端部に第6の
関節手段を介して結合されたハンド手段を有する。
【0011】第1の発明では、第1の駆動手段が第1の
関節手段を直線駆動し、第2の駆動手段が第5の関節手
段をこれとは直交する方向に直線駆動する。この第1及
び第2の駆動手段によって第1及び第5の関節手段が直
線方向に移動すると、この移動に応じて4節平行リンク
の平行四辺形の形状が変化するので、ハンド手段の位置
と姿勢も変化する。第2の発明では、第1及び第5の関
節手段のいずれか一方が固定され、他方が4節平行リン
クの移動平面上を移動するように駆動されるので、前述
の場合と同様に第1及び第5の関節手段のいずれか一方
の移動に応じてハンド手段の位置と姿勢が変化する。す
なわち、ハンド手段は、第1の関節手段の移動方向と同
方向に移動し、第5の関節手段の移動方向とは逆方向に
移動する。
【0012】第1の発明では、第1及び第5の関節手段
の移動方向は前述のように互いに直交しているので、ハ
ンド手段は直交座標系上を移動するようになる。また、
第2の発明では、第1又は第5の関節手段が4節平行リ
ンクの移動平面上すなわち直交座標系上を移動するよう
に駆動されるので、ハンド手段は直交座標系上を移動す
るようになる。従って、従来のように複雑な座標変換演
算を行わなくても、第1の発明では第1及び第5の関節
手段の移動位置を、第2の発明では第1又は第5の関節
手段の移動位置を制御するだけで、ハンド手段の位置と
姿勢を容易に制御することができる。
【0013】また、この場合において、第1、第2及び
第5の関節手段によって形成される三角形と第1、第3
及び第6の関節手段によって形成される三角形とを互い
に相似形となるように各リンク手段の長さを設定するこ
とによって、第1、第2及び第5の関節手段によって形
成される第1の三角形と第1、第3及び第6の関節手段
によって形成される第2の三角形と、第5、第4及び第
6の関節手段によって形成される第3の三角形はそれぞ
れ相似形となる。従って、第1の関節手段が移動する
と、ハンド手段はその移動方向と同じ方向に、第1及び
第3の三角形の相似比に応じた距離だけ移動するように
なり、同様に、第5の関節手段が移動すると、ハンド手
段はその移動方向とは逆方向に、第1及び第2の三角形
の相似比に応じて距離だけ移動するようになるので、ハ
ンド手段の位置と姿勢を高精度に制御することができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って詳
細に説明する。図1は本発明の平行リンク方式多関節ロ
ボットの一実施例を示す図であり、図3〜図4は図1の
平行リンク方式多関節ロボットの動作状態を示す図であ
る。このロボットは、リンク部材1〜4と関節5〜10
とハンド11とからなる。関節5は、リンク部材3の一
端側に旋回自在に結合しており、直線ガイド12に沿っ
た方向(X軸方向)に直線駆動されるようになってい
る。すなわち、関節5は、図1の状態における関節5の
位置を原点0とした場合に、直線ガイド12に沿って−
Aから+Aまでの範囲をX軸方向にアクチュエータ(図
示せず)によって直線駆動されるようになっている。
【0015】関節6は、リンク部材1及びリンク部材2
のそれぞれの一端側に旋回自在に結合しており、直線ガ
イド13に沿った方向(Z軸方向)に直線駆動されるよ
うになっている。すなわち、関節6は、図1の状態にお
ける関節6の位置を原点0とし、直線ガイド13に沿っ
て−Bから+Bまでの範囲をZ軸方向にアクチュエータ
(図示せず)によって直線駆動されるようになってい
る。この関節5及び関節6を直線駆動するアクチュエー
タとしては、例えばテーブルとボールネジからなる直線
位置決め装置やシリンダを用いた直線位置決め装置な
ど、種々のアクチュエータが適用可能である。
【0016】4節平行リンクは4つのリンク部材1〜4
と4つの関節6〜9から構成される。リンク部材1とリ
ンク部材4が平行に対向し、リンク部材2とリンク部材
3が平行に対向している。リンク部材1の一端は関節6
に、他端は関節7にそれぞれ旋回自在に結合している。
リンク部材2の一端は関節6、他端は関節9にそれぞれ
旋回自在に結合している。リンク部材3の一端は関節5
に、他端は関節8にそれぞれ旋回自在に結合している。
リンク部材3は、関節7を介してリンク部材1と旋回自
在に結合している。リンク部材4の一端は関節8に旋回
自在に結合し、他端は関節10に結合している。リンク
部材4は、関節9を介してリンク部材2と旋回自在に結
合している。
【0017】関節6と関節7の距離(リンク部材1の長
さ)及び関節8と関節9の距離をXAとし、関節9と関
節10の距離をXBとし、また、関節6と関節9の距離
(リンク部材2の長さ)及び関節7と関節8の距離をZ
Bとし、関節5と関節7との間の距離をZAとする。従
って、リンク部材4の長さはXC=XA+XBであり、
リンク部材3の長さはZC=ZA+ZBである。このと
き、XAとZAの比(XA:ZA)と、XCとZCの比
(XC:ZC)が等しくなるようにする。すなわち、X
A:ZA=XC:ZCとする。これは、関節5、8、1
0を頂点とする三角形と、関節5、7、6を頂点とする
三角形とを相似形にすることを意味する。このようにす
ると、必然的にXA:ZA=XB:ZBとなり、関節
5、8、10を頂点とする三角形と、関節5、7、6を
頂点とする三角形と、関節6、9、10を頂点とする三
角形とがそれぞれ相似形になる。この実施例では、X
A:ZA=XB:ZB=XC:ZC=1:1であり、X
A:XB:XC=ZA:ZB:ZC=1:2:3であ
る。なお、この相似比は設計事項であり、移動範囲など
に応じて適宜変更してもよいことは言うまでもない。
【0018】関節10は、リンク部材4の端部に結合し
ており、ハンド11を旋回駆動するためのアクチュエー
タを有する。ハンド11は、ハンド全体を回転駆動する
アクチュエータからなる関節(図示せず)を有する。各
関節5〜9はリンク部材1〜4をそれぞれ旋回可能に結
合しているだけである。従って、関節5が直線ガイド1
2に沿ってX軸方向に移動すると、それに応じて4節平
行リンクの形状(平行四辺形の形状)が変化する。同様
に関節6が直線ガイド13に沿ってZ軸方向に移動する
と、それに応じて4節平行リンクの形状(平行四辺形の
形状)が変化する。例えば、図1の状態で、関節5が直
線ガイド12に沿ってX軸方向に+Aだけ移動すると、
それに応じて4節平行リンクの形状(平行四辺形の形
状)は図2のように変化する。
【0019】すなわち、図1の状態では、関節10は原
点位置(0,0)に位置している。この状態で関節5が
+X軸方向にAだけ移動すると、これに応じて関節10
は逆の−X軸方向に関節5の移動量Aの2倍(2A)だ
け移動し、座標位置(−2A,0)に停止する。関節1
0が関節5の移動量の2倍だけ移動するのは、関節5の
移動に伴って位置変化しないのが関節6なので、この関
節6を頂点とする三角形、すなわち関節5、7、6を頂
点とする三角形と関節6、9、10を頂点とする三角形
との各辺の相似比が1:2だからである。
【0020】次に、図2の状態で、関節6が直線ガイド
13に沿ってZ軸方向に+Bだけ移動すると、それに応
じて4節平行リンクの形状(平行四辺形の形状)は図3
(A)のように変化する。すなわち、図2の状態では、
関節10は座標位置(−2A,0)に位置している。こ
の状態で関節6が+Z軸方向にBだけ移動すると、これ
に応じて関節10は同じ+Z軸方向に関節6の移動量B
の3倍(3B)だけ移動し、座標位置(−2A,+3
B)に停止する。関節10が関節6の移動量の3倍だけ
移動するのは、関節6の移動に伴って位置変化しないの
が関節5なので、この関節5を頂点とする三角形、すな
わち関節5、7、6を頂点とする三角形と関節5、8、
10を頂点とする三角形との各辺の相似比が1:3だか
らである。従って、各三角形の相似比を適宜変更するこ
とによって、その移動量(移動範囲)を変更することが
できる。
【0021】以下同様にして、図3(A)の状態で、関
節5が直線ガイド12に沿ってX軸方向に−2Aだけ移
動すると、それに応じて4節平行リンクの形状(平行四
辺形の形状)は図2のように変化する。すなわち、図3
(A)の状態では、関節10は座標位置(−2A,+3
B)に位置している。この状態で関節5が−X軸方向に
2Aだけ移動すると、これに応じて関節10は逆の+X
軸方向に関節5の移動量2Aの2倍(4A)だけ移動
し、座標位置(+2A,+3B)に停止するようにな
る。
【0022】図3(B)の状態で、関節6が直線ガイド
13に沿ってZ軸方向に−2Bだけ移動すると、それに
応じて4節平行リンクの形状(平行四辺形の形状)は図
4(A)のように変化する。すなわち、図3(B)の状
態では、関節10は座標位置(+2A,+3B)に位置
している。この状態で関節6が−Z軸方向に2Bだけ移
動すると、これに応じて関節10は同じ−Z軸方向に関
節6の移動量2Bの3倍(6B)だけ移動し、座標位置
(+2A,−3B)に停止するようになる。
【0023】図4(A)の状態で、関節5が直線ガイド
12に沿ってX軸方向に+2Aだけ移動すると、それに
応じて4節平行リンクの形状(平行四辺形の形状)は図
4(B)のように変化する。すなわち、図4(A)の状
態では、関節10は座標位置(+2A,−3B)に位置
している。この状態で関節5が+X軸方向に2Aだけ移
動すると、これに応じて関節10は逆の−X軸方向に関
節5の移動量2Aの2倍(4A)だけ移動し、座標位置
(−2A,−3B)に停止するようになる。
【0024】図4(B)の状態で、関節6が直線ガイド
13に沿ってZ軸方向に+Bだけ移動すると、それに応
じて4節平行リンクの形状(平行四辺形の形状)は図2
のように変化し、関節10は座標位置(−2A,0)に
停止するようになる。一方、関節6が直線ガイド13に
沿ってZ軸方向に+2Bだけ移動すると、それに応じて
4節平行リンクの形状(平行四辺形の形状)は図3
(A)のように変化し、関節10は座標位置(−2A,
+3B)に停止するようになる。
【0025】このように本実施例の平行リンク方式多関
節ロボットは、関節5を直線ガイド12に沿って直線移
動することによって、ハンド11をその直線ガイド12
の移動方向と平行に移動することができ、また、関節6
を直線ガイド13に沿って直線移動することによってハ
ンド11をその直線ガイド13の移動方向と平行に移動
することができるので、従来のような複雑な座標変換演
算を行わなくてもハンド11の位置と姿勢を容易に制御
することができる。
【0026】なお、前述の実施例では、関節10がハン
ド11を旋回駆動するためのアクチュエータを有するの
で、これによってハンド11を適宜旋回駆動して、ハン
ド11が一定方向を向くように制御している。このよう
にハンド11を旋回駆動するためのアクチュエータをア
ーム先端の関節10に設けると、そのアクチュエータの
自重を支持するために4節平行リンクの各リンク部材の
剛性を強くしなければならないなどの種々の問題が生じ
る。そこで、次の実施例では、ハンド11を旋回駆動す
るためのアクチュエータを関節5又は関節6に設け、そ
の旋回駆動力を新たに設けた第1及び第2の4節平行リ
ンクを介して伝達するようにした。
【0027】図5は本発明の平行リンク方式多関節ロボ
ットの別の実施例を示す図であり、図6〜図8は図5の
平行リンク方式多関節ロボットの各動作状態を示す図で
ある。図5において図1と同じ構成のものには同一の符
号が付してあるので、その説明は省略する。このロボッ
トは、ハンド11を旋回駆動するためのアクチュエータ
を関節6に有し、その旋回駆動力を新たに設けられたリ
ンク部材14〜18と関節19〜21によって構成され
る第1及び第2の4節平行リンクによって伝達するよう
に構成されている。
【0028】旋回駆動力伝達用の第1の4節平行リンク
はリンク部材2、14、15、16と関節6、9、1
9、20から構成され、第2の4節平行リンクはリンク
部材4、16、17、18と関節9、10、20、21
から構成される。リンク部材2の一端は関節6に、他端
は関節9にそれぞれ旋回自在に結合している。リンク部
材4の一端は関節9に、他端は関節10にそれぞれ旋回
自在に結合している。リンク部材14の一端は関節6に
設けられた旋回駆動用のアクチュエータに結合し、他端
は関節19に旋回自在に結合している。リンク部材15
の一端は関節19に、他端は関節20にそれぞれ旋回自
在に結合している。リンク部材16の一端は関節9に、
他端は関節20にそれぞれ旋回自在に結合している。リ
ンク部材17の一端は関節20に、他端は関節21にそ
れぞれ旋回自在に結合している。リンク部材18の一端
は関節21に旋回自在に結合し、他端は関節10を介し
てハンド11に機械的に結合している。
【0029】第1の4節平行リンクにおいては、リンク
部材2とリンク部材15が平行に対向し、リンク部材1
4とリンク部材16が平行に対向している。第2の4節
平行リンクにおいては、リンク部材4とリンク部材17
が平行に対向し、リンク部材16とリンク部材18が平
行に対向している。従って、リンク部材14とリンク部
材18は、リンク部材16を介して常に平行状態を維持
するので、リンク部材14が旋回駆動されると、それに
同期してハンド11も旋回する。
【0030】なお、図6は、図5の状態で、関節5が直
線ガイド12に沿ってX軸方向に+Aだけ移動した場合
における第1及び第2の4節平行リンクの形状(平行四
辺形の形状)の変化のようすを示す図である。すなわ
ち、図5の状態では、関節10は原点位置(0,0)に
位置している。この状態で関節5が+X軸方向にAだけ
移動すると、これに応じて関節10は逆の−X軸方向に
関節5の移動量Aの2倍(2A)だけ移動し、座標位置
(−2A,0)に停止する。しかしながら、リンク部材
14の旋回位置は何ら変化しないので、ハンド11は図
5の状態を維持する。このことは、図3及び図4のよう
に関節5及び関節6の位置が種々変化した場合でも同じ
である。この実施例の平行リンク方式多関節ロボット
は、ハンド11を旋回駆動するためのアクチュエータを
アーム先端に設ける必要がなくなり、アーム及び搬送物
の荷重だけを考慮してその剛性を決定すればよいので、
アーム自体の軽量化を達成でき、結果としてハンド11
の位置や姿勢を高速に制御することができるようにな
る。
【0031】なお、上述の実施例では、関節5をX方向
に、関節6をZ方向に移動する場合について説明した
が、これに限らず、関節5をZ方向に、関節6をX方向
に移動してもよいし、関節6を固定して関節5だけをX
−Z平面(すなわち4節平行リンクの移動平面)上で移
動してもよいし、逆に関節5を固定して関節6だけをX
−Z平面上で移動してもよい。また、上述の実施例で
は、関節5、8、10を頂点とする三角形と、関節5、
7、6を頂点とする三角形と、関節6、9、10を頂点
とする三角形とをそれぞれ相似形にしたものについて説
明したが、必ずしも相似形である必要はない。すなわ
ち、各三角形が相似形でなくても、関節5及び関節6の
移動方向に応じてハンド11の位置と姿勢を制御するこ
とは可能である。但し、各三角形が相似形であれば、ハ
ンド11の位置と姿勢を高精度に制御することができる
ことはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、複雑な座標変換演算を
行わなくてもハンドの位置と姿勢を容易に制御すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の平行リンク方式多関節ロボットの一
実施例を示す図である。
【図2】 図1の平行リンク方式多関節ロボットの動作
状態の一例を示す図である。
【図3】 図1の平行リンク方式多関節ロボットの動作
状態の別の一例を示す図である。
【図4】 図1の平行リンク方式多関節ロボットの動作
状態のさらに別の一例を示す図である。
【図5】 図5は本発明の平行リンク方式多関節ロボッ
トの別の実施例を示す図である。
【図6】 図5の平行リンク方式多関節ロボットの動作
状態の一例を示す図である。
【図7】 従来の平行リンク方式多関節ロボットの構成
を示す図である。
【符号の説明】
1,2,3,4,14,15,16,17,18…リン
ク部材、5,6,7,8,9,10,19,20,21
…関節、11…ハンド、12,13…リニアガイド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のリンク手段と、 この第1のリンク手段に第1の関節手段を介して旋回自
    在に結合された第2のリンク手段と、 前記第2のリンク手段に対して平行となるように前記第
    1のリンク手段に第2の関節手段を介して旋回自在に結
    合された第3のリンク手段と、 前記第1のリンク手段に対して平行となるように前記第
    2のリンク手段に第3の関節手段を介して、前記第3の
    リンク手段に第4の関節手段を介してそれぞれ旋回自在
    に結合された第4のリンク手段とからなる4節平行リン
    クを有する平行リンク方式多関節ロボットにおいて、 前記第2の関節手段の外側に延びた前記第3のリンク手
    段の端部に旋回自在に結合された第5の関節手段と、 前記第3の関節手段の外側に延びた前記第4のリンク手
    段の端部に第6の関節手段を介して結合されたハンド手
    段と、 前記第1の関節手段を直線方向に駆動する第1の駆動手
    段と、 前記第5の関節手段を前記直線方向と直交する直線方向
    に駆動する第2の駆動手段とを備えたことを特徴する平
    行リンク方式多関節ロボット。
  2. 【請求項2】第1のリンク手段と、 この第1のリンク手段に第1の関節手段を介して旋回自
    在に結合された第2のリンク手段と、 前記第2のリンク手段に対して平行となるように前記第
    1のリンク手段に第2の関節手段を介して旋回自在に結
    合された第3のリンク手段と、 前記第1のリンク手段に対して平行となるように前記第
    2のリンク手段に第3の関節手段を介して、前記第3の
    リンク手段に第4の関節手段を介してそれぞれ旋回自在
    に結合された第4のリンク手段とからなる4節平行リン
    クを有する平行リンク方式多関節ロボットにおいて、 前記第2の関節手段の外側に延びた前記第3のリンク手
    段の端部に旋回自在に結合された第5の関節手段と、 前記第3の関節手段の外側に延びた前記第4のリンク手
    段の端部に第6の関節手段を介して結合されたハンド手
    段と、 前記第1及び第5の関節手段のいずれか一方を固定し、
    他方を前記4節平行リンクの移動平面上を移動するよう
    に駆動する手段と、 を備えたことを特徴する平行リンク方式多関節ロボッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2及び第5の関節手段によ
    って形成される三角形と前記第1、第3及び第6の関節
    手段によって形成される三角形とが互いに相似形となる
    ように前記各リンク手段の長さを設定したことを特徴と
    する請求項1又は2に記載の平行リンク方式多関節ロボ
    ット。
  4. 【請求項4】 さらに、前記第1又は第5の関節手段は
    前記ハンド手段を旋回駆動するための駆動手段を有し、
    この駆動手段の駆動力を前記4節平行リンクの一部を共
    用して構成された第1及び第2の4節平行リンクを介し
    て伝達するように構成したことを特徴とする請求項1、
    2又は3に記載の平行リンク方式多関節ロボット。
JP8526094A 1994-04-01 1994-04-01 平行リンク方式多関節ロボット Pending JPH07276270A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8526094A JPH07276270A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 平行リンク方式多関節ロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8526094A JPH07276270A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 平行リンク方式多関節ロボット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07276270A true JPH07276270A (ja) 1995-10-24

Family

ID=13853611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8526094A Pending JPH07276270A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 平行リンク方式多関節ロボット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07276270A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6314828B1 (en) * 2000-04-20 2001-11-13 Tachung C. Yih Skew pantograph robotic apparatus
JP2002085353A (ja) * 2000-09-11 2002-03-26 Mamoru Mitsuishi 遠隔診断システム
JP2007030137A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Tokyo Institute Of Technology マイクロマニピュレータ
CN103862453A (zh) * 2012-12-10 2014-06-18 联想(北京)有限公司 移动机器人及其终端装置姿态调整机构
JP2016522090A (ja) * 2013-04-03 2016-07-28 ムーグ ベスローテン フェンノートシャップMoog Bv マニピュレータ機構
JP2016153146A (ja) * 2015-02-20 2016-08-25 川崎重工業株式会社 産業用ロボット
JP2020190173A (ja) * 2019-05-21 2020-11-26 コグニボティクス アクチエボラグCognibotics AB マルチバックホウリンケージ機構

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6314828B1 (en) * 2000-04-20 2001-11-13 Tachung C. Yih Skew pantograph robotic apparatus
JP2002085353A (ja) * 2000-09-11 2002-03-26 Mamoru Mitsuishi 遠隔診断システム
JP2007030137A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Tokyo Institute Of Technology マイクロマニピュレータ
CN103862453A (zh) * 2012-12-10 2014-06-18 联想(北京)有限公司 移动机器人及其终端装置姿态调整机构
JP2016522090A (ja) * 2013-04-03 2016-07-28 ムーグ ベスローテン フェンノートシャップMoog Bv マニピュレータ機構
JP2016153146A (ja) * 2015-02-20 2016-08-25 川崎重工業株式会社 産業用ロボット
WO2016133105A1 (ja) * 2015-02-20 2016-08-25 川崎重工業株式会社 産業用ロボット
EP3272470A4 (en) * 2015-02-20 2018-12-12 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Industrial robot
US10189156B2 (en) 2015-02-20 2019-01-29 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Industrial robot
JP2020190173A (ja) * 2019-05-21 2020-11-26 コグニボティクス アクチエボラグCognibotics AB マルチバックホウリンケージ機構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4971984B2 (ja) ロボットの関節構造
US4805477A (en) Multiple joint robot part
KR102246778B1 (ko) 손가락 기구 및 이를 포함하는 로봇 핸드
JP4235931B2 (ja) パラレルリンクロボット
US7086307B2 (en) Parallel control arm with two branches
RU2202467C2 (ru) Конструкция механической руки антропоморфного робота
JPH0947995A (ja) パラレルリンクマニピュレータ
JP2023169378A (ja) ロボット及びロボット用手先部材
JP4268035B2 (ja) 産業用ロボットおよびその制御方法
JP2003071759A (ja) ハンドリング装置
JP7352267B1 (ja) 多関節ロボット、多関節ロボットの制御方法、ロボットシステム、及び、物品の製造方法
JPS62106168A (ja) ロボツトの直線運動機構
JPH05146980A (ja) パラレルマニプレータ
WO2023228857A1 (ja) 多関節ロボット、多関節ロボットの制御方法、ロボットシステム、及び、物品の製造方法
JP2023173622A (ja) 多関節ロボット、多関節ロボットの制御方法、ロボットシステム、及び、物品の製造方法
JPS5890481A (ja) 産業用ロボツト
JPS62106167A (ja) ロボツトの直線運動機構
JPH02311284A (ja) マニピュレータ
WO2024048285A1 (ja) 多関節ロボット、多関節ロボットの制御方法、ロボットシステム、及び、物品の製造方法
JP2023173620A (ja) 多関節ロボット、多関節ロボットの制御方法、ロボットシステム、及び、物品の製造方法
JPH06262554A (ja) マニピュレータ
JP2024118994A (ja) 関節モジュール
JPH0244678B2 (ja) 3jigenyodokiko
JPS5929800Y2 (ja) 溶接ガンの手首駆動装置
JP2023173621A (ja) 多関節ロボット、多関節ロボットの制御方法、ロボットシステム、及び、物品の製造方法