JPH07276559A - 金属容器密封フィルム - Google Patents
金属容器密封フィルムInfo
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- JPH07276559A JPH07276559A JP7745294A JP7745294A JPH07276559A JP H07276559 A JPH07276559 A JP H07276559A JP 7745294 A JP7745294 A JP 7745294A JP 7745294 A JP7745294 A JP 7745294A JP H07276559 A JPH07276559 A JP H07276559A
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- JP
- Japan
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- metal container
- frequency welding
- sealing film
- layer
- aluminum foil
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属容器に直接高周波溶着することが可能
で、金属容器に接着部の面積を広くとるための加工を施
す必要がなく、また金属容器に収納された親水性内容物
が変化しない程度に低温度且つ短時間で高周波溶着して
も強固なシール強度と密封性とが得られ、更には、高周
波溶着層が金属容器内の極性溶媒と接触してもほとんど
膨潤しない、親水性内容物の保存用として好適な金属容
器密封フィルムを提供すること。 【構成】 アルミ箔層に少なくとも高周波溶着層を積層
してなり、上記アルミ箔層に、上記高周波溶着層とし
て、融点が100℃以下、結晶融解熱量が100mJ/
mg以下且つメルトフローレートが10未満であり、エ
チレン含量60〜90重量%、α,β−不飽和カルボン
酸あるいはα,β−不飽和カルボン酸誘導体含量10〜
40重量%である変性ポリエチレンを積層した金属容器
密封フィルム。
で、金属容器に接着部の面積を広くとるための加工を施
す必要がなく、また金属容器に収納された親水性内容物
が変化しない程度に低温度且つ短時間で高周波溶着して
も強固なシール強度と密封性とが得られ、更には、高周
波溶着層が金属容器内の極性溶媒と接触してもほとんど
膨潤しない、親水性内容物の保存用として好適な金属容
器密封フィルムを提供すること。 【構成】 アルミ箔層に少なくとも高周波溶着層を積層
してなり、上記アルミ箔層に、上記高周波溶着層とし
て、融点が100℃以下、結晶融解熱量が100mJ/
mg以下且つメルトフローレートが10未満であり、エ
チレン含量60〜90重量%、α,β−不飽和カルボン
酸あるいはα,β−不飽和カルボン酸誘導体含量10〜
40重量%である変性ポリエチレンを積層した金属容器
密封フィルム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属容器密封フィル
ム、詳しくは、親水性組成物を内容物として収納した金
属容器の開口部を、内容物の品質を劣化させることなく
高周波溶着により密封することが可能で、且つ容器の親
水性内容物を長期間にわたって安定に保存することが可
能な、アルミ箔層を基層とし、これに高周波溶着層が積
層されてなる金属容器密封フィルムに関する。
ム、詳しくは、親水性組成物を内容物として収納した金
属容器の開口部を、内容物の品質を劣化させることなく
高周波溶着により密封することが可能で、且つ容器の親
水性内容物を長期間にわたって安定に保存することが可
能な、アルミ箔層を基層とし、これに高周波溶着層が積
層されてなる金属容器密封フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ハンド
クリーム等親水性あるいは含水内容物を充填した金属容
器の開口部は、一般に、低級アルコール、水等の揮発等
による内容物の品質劣化等を防止するため、アルミ箔層
を基層とした積層フィルムにより密封してあり、その密
封の仕方の一つとして、上記積層フィルムを高周波誘導
加熱で金属容器の開口縁部に溶着する方法がある。
クリーム等親水性あるいは含水内容物を充填した金属容
器の開口部は、一般に、低級アルコール、水等の揮発等
による内容物の品質劣化等を防止するため、アルミ箔層
を基層とした積層フィルムにより密封してあり、その密
封の仕方の一つとして、上記積層フィルムを高周波誘導
加熱で金属容器の開口縁部に溶着する方法がある。
【0003】上記の溶着による密封の場合、上記積層フ
ィルムとしては、アルミ箔層の一面側に高周波溶着層を
積層したものを用い、該積層フィルムの上記高周波溶着
層側を金属容器の開口縁部に接触させた状態で高周波誘
導加熱方式で加熱することにより、該積層フィルムを上
記高周波溶着層を介して上記開口縁部に溶着させる。
ィルムとしては、アルミ箔層の一面側に高周波溶着層を
積層したものを用い、該積層フィルムの上記高周波溶着
層側を金属容器の開口縁部に接触させた状態で高周波誘
導加熱方式で加熱することにより、該積層フィルムを上
記高周波溶着層を介して上記開口縁部に溶着させる。
【0004】上記高周波誘導加熱方式は、交番磁場中に
置いた導体(金属)に、電磁誘導作用による渦電流流
れ、渦電流損で発熱させる方式であり、該方式では、過
電流が金属の表面部分で優先的に発生するため、溶着部
が効率的に加熱されることになり、必要な熱量を短時間
で得ることができるという利点がある。従って、該方式
は、内容物の充填された容器に適用した場合に内容物に
対する熱の影響が比較的少ないため、広く用いられてい
る。
置いた導体(金属)に、電磁誘導作用による渦電流流
れ、渦電流損で発熱させる方式であり、該方式では、過
電流が金属の表面部分で優先的に発生するため、溶着部
が効率的に加熱されることになり、必要な熱量を短時間
で得ることができるという利点がある。従って、該方式
は、内容物の充填された容器に適用した場合に内容物に
対する熱の影響が比較的少ないため、広く用いられてい
る。
【0005】従来、上記高周波溶着層には、特開昭55
−93451号公報に記載のEVA(エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体)等の、分子内に極性基をもつ熱可塑性樹
脂が使用されていた。しかしながら、EVAは、高温で
の構造変化が起こりやすく、200℃付近で酸化反応が
始まり、250℃付近から脱酢酸反応が顕著に生じるた
め、積層フィルムを作製する時の押し出しラミネート加
工時にも熱分解の発生が避けられず、その結果生じる低
分子化合物(酢酸)に由来して臭いが発生するので、内
容物と直接接する容器内面への使用には不向きである。
また、分子内の極性基量が多くなると吸水性も高くなる
ため、水分を含む内容物と接した状態で高周波誘導加熱
すると、加水分解が生じやすく接着強度不足になること
も懸念される。
−93451号公報に記載のEVA(エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体)等の、分子内に極性基をもつ熱可塑性樹
脂が使用されていた。しかしながら、EVAは、高温で
の構造変化が起こりやすく、200℃付近で酸化反応が
始まり、250℃付近から脱酢酸反応が顕著に生じるた
め、積層フィルムを作製する時の押し出しラミネート加
工時にも熱分解の発生が避けられず、その結果生じる低
分子化合物(酢酸)に由来して臭いが発生するので、内
容物と直接接する容器内面への使用には不向きである。
また、分子内の極性基量が多くなると吸水性も高くなる
ため、水分を含む内容物と接した状態で高周波誘導加熱
すると、加水分解が生じやすく接着強度不足になること
も懸念される。
【0006】また、分子内の極性基量の少ない熱可塑性
樹脂を用いることも提案されており、該熱可塑性樹脂の
接着性を向上させるため、予め金属容器の接着部(上記
開口縁部)に上記熱可塑性樹脂と親和性のよい熱硬化性
樹脂を焼き付け塗装する方法や、上記熱可塑性樹脂の溶
着による接着力を安定化させるため、上記開口縁部のビ
ード加工の際にビードの径を大きくしたりして、接着部
の面積を広くとるようにする方法などが行われている
が、十分な接着力を得るためには、やはり高温で且つ長
時間の溶着を行う必要がある。
樹脂を用いることも提案されており、該熱可塑性樹脂の
接着性を向上させるため、予め金属容器の接着部(上記
開口縁部)に上記熱可塑性樹脂と親和性のよい熱硬化性
樹脂を焼き付け塗装する方法や、上記熱可塑性樹脂の溶
着による接着力を安定化させるため、上記開口縁部のビ
ード加工の際にビードの径を大きくしたりして、接着部
の面積を広くとるようにする方法などが行われている
が、十分な接着力を得るためには、やはり高温で且つ長
時間の溶着を行う必要がある。
【0007】そのため、金属容器の内容物が熱に対して
敏感なもの、例えば、ハンドクリーム等の親水性あるい
は含水乳化組成物等の場合は、上記溶着の際、上記内容
物の成分の分離あるいは外観の変化を生じるおそれがあ
る。また、内容物に対する熱の影響を考慮して溶着の温
度を低めに抑えた場合は溶着が不完全となり、十分な密
封性が得られないという問題がある。
敏感なもの、例えば、ハンドクリーム等の親水性あるい
は含水乳化組成物等の場合は、上記溶着の際、上記内容
物の成分の分離あるいは外観の変化を生じるおそれがあ
る。また、内容物に対する熱の影響を考慮して溶着の温
度を低めに抑えた場合は溶着が不完全となり、十分な密
封性が得られないという問題がある。
【0008】また、金属容器の上記開口縁部に、上記接
着部の面積を広くとるための加工を施すには、多大な労
力とコストを要するという問題がある。また、上記溶着
層として、低融点で分子内極性基量が多いポリエステル
系ホットメルト樹脂やポリアミド系ホットメルト樹脂を
用いる方法もあるが、これら極性基含量の高い樹脂は極
性溶媒との親和性も高いため、内容物が親水性物質の場
合には、上記ポリエステル系ホットメルト樹脂あるいは
ポリアミド系ホットメルト樹脂が金属容器内の極性溶媒
(水等)との接触により膨潤して剥離したり、内容物組
成の変化(極性溶媒の減少)が生じる。
着部の面積を広くとるための加工を施すには、多大な労
力とコストを要するという問題がある。また、上記溶着
層として、低融点で分子内極性基量が多いポリエステル
系ホットメルト樹脂やポリアミド系ホットメルト樹脂を
用いる方法もあるが、これら極性基含量の高い樹脂は極
性溶媒との親和性も高いため、内容物が親水性物質の場
合には、上記ポリエステル系ホットメルト樹脂あるいは
ポリアミド系ホットメルト樹脂が金属容器内の極性溶媒
(水等)との接触により膨潤して剥離したり、内容物組
成の変化(極性溶媒の減少)が生じる。
【0009】従って、本発明の目的は、金属容器に直接
高周波溶着することが可能で、金属容器に接着部の面積
を広くとるための加工を施す必要がなく、また金属容器
に収納された親水性内容物が変化しない程度に低温度且
つ短時間で高周波溶着しても強固なシール強度と密封性
とを得ることが可能であり、更に、高周波溶着層が金属
容器内の極性溶媒と接触してもほとんど膨潤しない(内
容物の組成変化を生じさせない)、親水性内容物の保存
用として好適な金属容器密封フィルムを提供することに
ある。
高周波溶着することが可能で、金属容器に接着部の面積
を広くとるための加工を施す必要がなく、また金属容器
に収納された親水性内容物が変化しない程度に低温度且
つ短時間で高周波溶着しても強固なシール強度と密封性
とを得ることが可能であり、更に、高周波溶着層が金属
容器内の極性溶媒と接触してもほとんど膨潤しない(内
容物の組成変化を生じさせない)、親水性内容物の保存
用として好適な金属容器密封フィルムを提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、高周波溶
着層として用いるための各種熱可塑性樹脂について鋭意
検討した結果、上記高周波溶着層として低融点で且つ結
晶融解に必要な熱量が少なく、更に分子内の極性基量が
比較的多く、溶融粘度の高い熱可塑性樹脂を用いること
により上記目的を達成することを知見した。
着層として用いるための各種熱可塑性樹脂について鋭意
検討した結果、上記高周波溶着層として低融点で且つ結
晶融解に必要な熱量が少なく、更に分子内の極性基量が
比較的多く、溶融粘度の高い熱可塑性樹脂を用いること
により上記目的を達成することを知見した。
【0011】本発明は、上記知見に基づいてなされたも
のであり、アルミ箔層に少なくとも高周波溶着層を積層
してなり、親水性組成物を収納した金属容器の開口部に
上記高周波溶着層を介して高周波誘導加熱方式で該開口
部を密封する金属容器密封フィルムにおいて、上記アル
ミ箔層に、上記高周波溶着層として、融点が100℃以
下、結晶融解熱量が100mJ/mg以下且つメルトフ
ローレートが10未満であり、エチレン含量60〜90
重量%、α,β−不飽和カルボン酸あるいはα,β−不
飽和カルボン酸誘導体含量10〜40重量%である変性
ポリエチレンを積層したことを特徴とする金属容器密封
フィルムを提供するものである。
のであり、アルミ箔層に少なくとも高周波溶着層を積層
してなり、親水性組成物を収納した金属容器の開口部に
上記高周波溶着層を介して高周波誘導加熱方式で該開口
部を密封する金属容器密封フィルムにおいて、上記アル
ミ箔層に、上記高周波溶着層として、融点が100℃以
下、結晶融解熱量が100mJ/mg以下且つメルトフ
ローレートが10未満であり、エチレン含量60〜90
重量%、α,β−不飽和カルボン酸あるいはα,β−不
飽和カルボン酸誘導体含量10〜40重量%である変性
ポリエチレンを積層したことを特徴とする金属容器密封
フィルムを提供するものである。
【0012】以下、本発明の金属容器密封フィルムにつ
いて詳述する。本発明の金属容器密封フィルムにおいて
上記アルミ箔層に積層されて上記高周波溶着層を形成す
る上記変性ポリエチレンは、融点が100℃以下、好ま
しくは90℃以下、より好ましくは80〜60℃で且つ
結晶融解熱量が100mJ/mg以下、好ましくは90
mJ/mg以下、より好ましくは80〜50mJ/mg
であることを必須物性とする。
いて詳述する。本発明の金属容器密封フィルムにおいて
上記アルミ箔層に積層されて上記高周波溶着層を形成す
る上記変性ポリエチレンは、融点が100℃以下、好ま
しくは90℃以下、より好ましくは80〜60℃で且つ
結晶融解熱量が100mJ/mg以下、好ましくは90
mJ/mg以下、より好ましくは80〜50mJ/mg
であることを必須物性とする。
【0013】上記融点と上記結晶融解熱量とが、それぞ
れ100℃と100mJ/mgを超えると、溶融させる
ために必要な熱量が多くなるため、高周波溶着させるた
めには高出力の高周波を長時間照射することが必要とな
り、内容物の充填された金属容器に適用する場合、この
ような高出力、長時間の高周波処理を施すと、内容物に
悪影響を及ぼす。
れ100℃と100mJ/mgを超えると、溶融させる
ために必要な熱量が多くなるため、高周波溶着させるた
めには高出力の高周波を長時間照射することが必要とな
り、内容物の充填された金属容器に適用する場合、この
ような高出力、長時間の高周波処理を施すと、内容物に
悪影響を及ぼす。
【0014】また、上記変性ポリエチレンは、メルトフ
ローレートが、10未満であり、好ましくは8以下、よ
り好ましくは6〜1であることを必須物性とする。上記
変性ポリエチレンのメルトフローレートが10以上であ
ると、溶融粘度が低いため、アルミ箔とのラミネーショ
ン時にフィルムの蛇行が発生し、高速成形するとよりそ
の傾向が強くなり生産性が非常に低下する。
ローレートが、10未満であり、好ましくは8以下、よ
り好ましくは6〜1であることを必須物性とする。上記
変性ポリエチレンのメルトフローレートが10以上であ
ると、溶融粘度が低いため、アルミ箔とのラミネーショ
ン時にフィルムの蛇行が発生し、高速成形するとよりそ
の傾向が強くなり生産性が非常に低下する。
【0015】また、上記変性ポリエチレンは、エチレン
含量が60〜90重量%好ましくは70〜85重量%、
より好ましくは75〜82重量%であり、α,β−不飽
和カルボン酸あるいはα,β−不飽和カルボン酸誘導体
含量が10〜40重量%、好ましくは15〜30重量
%、より好ましくは18〜25重量%である。上記α,
β−不飽和カルボン酸あるいはα,β−不飽和カルボン
酸誘導体含量が10重量%より少ないと、変性ポリエチ
レンが完全に溶融しても金属との接着力が不十分とな
り、40重量%より多いと、極性溶媒との親和性が高く
なり、親水性内容物を充填した容器に供した場合に変性
ポリエチレンが極性溶媒を吸収して膨潤し、アルミ箔と
の層間剥離を生じたり、内容物の組成変化を引き起こ
す。
含量が60〜90重量%好ましくは70〜85重量%、
より好ましくは75〜82重量%であり、α,β−不飽
和カルボン酸あるいはα,β−不飽和カルボン酸誘導体
含量が10〜40重量%、好ましくは15〜30重量
%、より好ましくは18〜25重量%である。上記α,
β−不飽和カルボン酸あるいはα,β−不飽和カルボン
酸誘導体含量が10重量%より少ないと、変性ポリエチ
レンが完全に溶融しても金属との接着力が不十分とな
り、40重量%より多いと、極性溶媒との親和性が高く
なり、親水性内容物を充填した容器に供した場合に変性
ポリエチレンが極性溶媒を吸収して膨潤し、アルミ箔と
の層間剥離を生じたり、内容物の組成変化を引き起こ
す。
【0016】上記α,β−不飽和カルボン酸としては、
アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸等を好ましく挙
げることができ、また、上記α,β−不飽和カルボン酸
誘導体としては、アクリル酸遷移金属中和物、アクリル
酸アルカリ金属中和物、アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸グリシジル等のアクリル酸誘導体;
メタクリル酸遷移金属中和物、メタクリル酸アルカリ金
属中和物、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸グリシジル等のメタクリル酸誘導体;無水
マレイン酸等を好ましく挙げることができ、これらの使
用に際しては単独もしくは混合物として用いることがで
きる。
アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸等を好ましく挙
げることができ、また、上記α,β−不飽和カルボン酸
誘導体としては、アクリル酸遷移金属中和物、アクリル
酸アルカリ金属中和物、アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸グリシジル等のアクリル酸誘導体;
メタクリル酸遷移金属中和物、メタクリル酸アルカリ金
属中和物、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸グリシジル等のメタクリル酸誘導体;無水
マレイン酸等を好ましく挙げることができ、これらの使
用に際しては単独もしくは混合物として用いることがで
きる。
【0017】本発明において、上記α,β−不飽和カル
ボン酸に代えて、酢酸ビニル等を用いると、高周波処理
時に酢酸ビニル等が加水分解して酢酸臭を発したり、ア
ルミ箔との押し出しラミネーション時に酸化劣化して水
酸基を生成し、これにより、凝集力が大きくなるために
変性ポリエチレンの融点及び結晶融解熱量が増加するた
め、内容物への影響の少ない低出力、短時間の高周波処
理により溶着した程度では接着不良となる。
ボン酸に代えて、酢酸ビニル等を用いると、高周波処理
時に酢酸ビニル等が加水分解して酢酸臭を発したり、ア
ルミ箔との押し出しラミネーション時に酸化劣化して水
酸基を生成し、これにより、凝集力が大きくなるために
変性ポリエチレンの融点及び結晶融解熱量が増加するた
め、内容物への影響の少ない低出力、短時間の高周波処
理により溶着した程度では接着不良となる。
【0018】尚、本発明において用いられる上記変性ポ
リエチレンにおいては、上述のエチレン及びα,β−不
飽和カルボン酸の他に他の成分を少量用いることもでき
る。この際、用いることができる上記の他の成分として
は、プロピレン、ブテン、ヘキセン、オクテン、ブタジ
エン等が挙げられ、該他の成分を用いる場合の使用量
は、変性ポリエチレン全体に対して0〜30重量%とす
るのが好ましい。
リエチレンにおいては、上述のエチレン及びα,β−不
飽和カルボン酸の他に他の成分を少量用いることもでき
る。この際、用いることができる上記の他の成分として
は、プロピレン、ブテン、ヘキセン、オクテン、ブタジ
エン等が挙げられ、該他の成分を用いる場合の使用量
は、変性ポリエチレン全体に対して0〜30重量%とす
るのが好ましい。
【0019】また、上記変性ポリエチレンとして、上述
の成分からなる樹脂の2種以上がブレンドされた樹脂組
成物を用いることもできる。上記変性ポリエチレンを調
製するには、上記エチレン、上記α,β−不飽和カルボ
ン酸及び必要に応じて用いられる上記の他の成分を、通
常公知の重合方法により共重合させることにより、容易
に得ることができる。また、上記変性ポリエチレンとし
ては、エチレン−アクリル酸誘導体共重合体又はエチレ
ン−メタクリル酸誘導体が特に好ましく用いられる。ま
た、上記変性ポリエチレンの分子量は、好ましくは重量
平均分子量で10000〜1000000である。
の成分からなる樹脂の2種以上がブレンドされた樹脂組
成物を用いることもできる。上記変性ポリエチレンを調
製するには、上記エチレン、上記α,β−不飽和カルボ
ン酸及び必要に応じて用いられる上記の他の成分を、通
常公知の重合方法により共重合させることにより、容易
に得ることができる。また、上記変性ポリエチレンとし
ては、エチレン−アクリル酸誘導体共重合体又はエチレ
ン−メタクリル酸誘導体が特に好ましく用いられる。ま
た、上記変性ポリエチレンの分子量は、好ましくは重量
平均分子量で10000〜1000000である。
【0020】また、上記変性ポリエチレンには、帯電防
止剤、離型剤、着色剤等の添加剤を適宜添加して使用に
供することができる。本発明に用いられる上記変性ポリ
エチレンは、良好な加工性を示し、金属容器に収納され
た親水性内容物に悪影響を及ぼさない範囲の低出力、短
時間の高周波処理における金属への高周波溶着性に優れ
る。また、該変性ポリエチレンを積層した本発明の金属
容器密封フィルムで密封した金属容器は、金属容器内に
収納された親水性内容物を保存初期から長期にわたって
安定に保持することができる。
止剤、離型剤、着色剤等の添加剤を適宜添加して使用に
供することができる。本発明に用いられる上記変性ポリ
エチレンは、良好な加工性を示し、金属容器に収納され
た親水性内容物に悪影響を及ぼさない範囲の低出力、短
時間の高周波処理における金属への高周波溶着性に優れ
る。また、該変性ポリエチレンを積層した本発明の金属
容器密封フィルムで密封した金属容器は、金属容器内に
収納された親水性内容物を保存初期から長期にわたって
安定に保持することができる。
【0021】本発明の金属容器密封フィルムにより、密
封される金属容器内に収納される上記親水性内容物とし
ては、例えば、水、炭素数1〜3の直鎖または分岐アル
コール、炭素数1〜4の直鎖または分岐カルボン酸、炭
素数1〜4のアルカノールアミン、ジメチルロールエタ
ン、トリメタノールエタン、ジメチロールプロパン、ト
リメチロールプロパン、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、グリセリン、ソルビトール、ペンタエリ
スリトール、ヒドロキシエチルセルロース、ポリエチレ
ングリコール等のポリオール、酒石酸、リンゴ酸等のオ
キシカルボン酸、炭素数1〜30の直鎖または分岐カル
ボン酸のアルカリ金属塩、ポリエチレングリコールモノ
ラウレート、ポリエチレングリコールモノステアレー
ト、ポリエチレングリコールジステアレート等の界面活
性剤等が挙げられ、それらが単独もしくは混合物であっ
ても差し支えない。
封される金属容器内に収納される上記親水性内容物とし
ては、例えば、水、炭素数1〜3の直鎖または分岐アル
コール、炭素数1〜4の直鎖または分岐カルボン酸、炭
素数1〜4のアルカノールアミン、ジメチルロールエタ
ン、トリメタノールエタン、ジメチロールプロパン、ト
リメチロールプロパン、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、グリセリン、ソルビトール、ペンタエリ
スリトール、ヒドロキシエチルセルロース、ポリエチレ
ングリコール等のポリオール、酒石酸、リンゴ酸等のオ
キシカルボン酸、炭素数1〜30の直鎖または分岐カル
ボン酸のアルカリ金属塩、ポリエチレングリコールモノ
ラウレート、ポリエチレングリコールモノステアレー
ト、ポリエチレングリコールジステアレート等の界面活
性剤等が挙げられ、それらが単独もしくは混合物であっ
ても差し支えない。
【0022】また、上記親水性内容物としては、水、油
及び界面活性剤からなるW/O型あるいはO/W型乳化
物が挙げられ、好ましくはO/W型乳化物を基剤とする
乳液やクリーム等のO/W型乳化物組成物が挙げられ
る。以下にO/W型乳化物組成物について更に詳しく説
明する。
及び界面活性剤からなるW/O型あるいはO/W型乳化
物が挙げられ、好ましくはO/W型乳化物を基剤とする
乳液やクリーム等のO/W型乳化物組成物が挙げられ
る。以下にO/W型乳化物組成物について更に詳しく説
明する。
【0023】上記O/W型乳化物組成物において、基剤
であるO/W型乳化物に含まれる上記油としては、一般
的な油性化合物が特に制限なく使用でき、その具体例と
しては、ミツロウ、木ロウ、カルナバロウ、キャンデリ
ラロウ、カカオ脂、オリーブ油、ツバキ油、綿実油、ヒ
マシ油、桐油、ヤシ油、パーム油、ナタネ油、大豆油、
ラノリン、マッコウ鯨油、ロジン、トール油、豚脂、牛
脂、スクアラン等の動植物系の油脂及びロウ、これらの
油脂を加水分解またはエステル交換したモノグリセライ
ド、ジグリセライド、トリグリセライドあるいは2−エ
チルヘキサン酸、カプロン酸、カプリン酸、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレ
イン酸等の炭素数6〜22の合成または天然の不飽和脂
肪酸、更には、2−エチルヘキシルアルコール、ラウリ
ルアルコール、トリデシルアルコール、ミリスチルアル
コール、セチルアルコール、パルミチルアルコール、ス
テアリルアルコール、オレイルアルコール、イソステア
リルアルコール等の炭素数6〜22の飽和または不飽和
アルコール、上述の脂肪酸のメチルエステル等の低級ア
ルコールエステル、また、更には、高級脂肪酸と高級ア
ルコールとからなるホホバロウ等の高級エステル、固形
パラフィン、セレシン、マイクリクロスタリンワック
ス、ワセリン、流動パラフィン、シリコーンオイル等の
鉱物系油性化合物、その他炭素数6以上のパラフィン
類、合成エステル油、合成ポリエーテル等が挙げられ
る。これらは単独で用いても良く、また、2種類以上を
混合して用いても良い。上記油は、好ましくはO/W型
乳化物全体の1〜85重量%の範囲で、更に好ましくは
20〜85重量%で配合される。
であるO/W型乳化物に含まれる上記油としては、一般
的な油性化合物が特に制限なく使用でき、その具体例と
しては、ミツロウ、木ロウ、カルナバロウ、キャンデリ
ラロウ、カカオ脂、オリーブ油、ツバキ油、綿実油、ヒ
マシ油、桐油、ヤシ油、パーム油、ナタネ油、大豆油、
ラノリン、マッコウ鯨油、ロジン、トール油、豚脂、牛
脂、スクアラン等の動植物系の油脂及びロウ、これらの
油脂を加水分解またはエステル交換したモノグリセライ
ド、ジグリセライド、トリグリセライドあるいは2−エ
チルヘキサン酸、カプロン酸、カプリン酸、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレ
イン酸等の炭素数6〜22の合成または天然の不飽和脂
肪酸、更には、2−エチルヘキシルアルコール、ラウリ
ルアルコール、トリデシルアルコール、ミリスチルアル
コール、セチルアルコール、パルミチルアルコール、ス
テアリルアルコール、オレイルアルコール、イソステア
リルアルコール等の炭素数6〜22の飽和または不飽和
アルコール、上述の脂肪酸のメチルエステル等の低級ア
ルコールエステル、また、更には、高級脂肪酸と高級ア
ルコールとからなるホホバロウ等の高級エステル、固形
パラフィン、セレシン、マイクリクロスタリンワック
ス、ワセリン、流動パラフィン、シリコーンオイル等の
鉱物系油性化合物、その他炭素数6以上のパラフィン
類、合成エステル油、合成ポリエーテル等が挙げられ
る。これらは単独で用いても良く、また、2種類以上を
混合して用いても良い。上記油は、好ましくはO/W型
乳化物全体の1〜85重量%の範囲で、更に好ましくは
20〜85重量%で配合される。
【0024】また、上記O/W型乳化物中に含まれる界
面活性剤は、通常一般に用いられる、アニオン系活性
剤、非イオン系活性剤、カチオン系活性剤及び両性活性
剤等であり、具体的には以下のものが挙げられる。
面活性剤は、通常一般に用いられる、アニオン系活性
剤、非イオン系活性剤、カチオン系活性剤及び両性活性
剤等であり、具体的には以下のものが挙げられる。
【0025】上記アニオン系活性剤としては、ラウリン
酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、パルミチン酸
ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム等の石鹸類、アル
キルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホ
ン酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホ
ン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン酸
脂肪酸塩、N−メチル−N−オレイルタウリン、石油ス
ルホン酸塩、アルキル硫酸塩、硫酸化油脂、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル脂肪酸塩、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレ
ンスチレン化フェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸
塩、ポリオキシエチレンエーテル燐酸塩、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、ナフタレンス
ルホン酸ホルムアルデヒド縮合物等が挙げられる。
酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、パルミチン酸
ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム等の石鹸類、アル
キルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホ
ン酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホ
ン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン酸
脂肪酸塩、N−メチル−N−オレイルタウリン、石油ス
ルホン酸塩、アルキル硫酸塩、硫酸化油脂、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル脂肪酸塩、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレ
ンスチレン化フェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸
塩、ポリオキシエチレンエーテル燐酸塩、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、ナフタレンス
ルホン酸ホルムアルデヒド縮合物等が挙げられる。
【0026】また、上記非イオン系活性剤としては、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリ
スチリルエーテル、ポリオキシエチレン−ポリオキシプ
ロピレングリコール(ブロック、ランダムを含む)、ポ
リオキシエチレン−ポリオキシプロピレンアルキルエー
テル、多価アルコールの脂肪酸部分エステル(各種モノ
グリ、シュガーエステル、ソルビタンエステル等)、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレン化ヒマシ油、脂肪酸ジ
エタノールアミド、ポリオキシエチレンアルキルアミ
ン、トリエタノールアミン脂肪酸部分エステル、トリア
ルキルアミンオキサイド等が挙げられる。
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリ
スチリルエーテル、ポリオキシエチレン−ポリオキシプ
ロピレングリコール(ブロック、ランダムを含む)、ポ
リオキシエチレン−ポリオキシプロピレンアルキルエー
テル、多価アルコールの脂肪酸部分エステル(各種モノ
グリ、シュガーエステル、ソルビタンエステル等)、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレン化ヒマシ油、脂肪酸ジ
エタノールアミド、ポリオキシエチレンアルキルアミ
ン、トリエタノールアミン脂肪酸部分エステル、トリア
ルキルアミンオキサイド等が挙げられる。
【0027】また、上記カチオン系活性剤としては、モ
ノアルキルアミン、ジアルキルアミン、トリアルキルア
ミンの塩酸塩等の第一、第二、第三脂肪アミン塩、テト
ラアルキルアンモニウム塩、2−アルキル−1−アルキ
ル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリニウム塩、N,N
−ジアルキルモノホリニウム塩等の第四級アンモニウム
塩、その他ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミド塩等が
挙げられる。
ノアルキルアミン、ジアルキルアミン、トリアルキルア
ミンの塩酸塩等の第一、第二、第三脂肪アミン塩、テト
ラアルキルアンモニウム塩、2−アルキル−1−アルキ
ル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリニウム塩、N,N
−ジアルキルモノホリニウム塩等の第四級アンモニウム
塩、その他ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミド塩等が
挙げられる。
【0028】また、上記両性界面活性剤としては、N,
N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシメチルア
ンモニウムベタイン、N,N−ジアルキルアミノアルキ
レンカルボン酸塩,N,N−トリアルキル−N−スルホ
アルキレンアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキル
−N,N−ビスポリオキシエチレンアンモニウム硫酸エ
ステルベタイン、2−アルキル−1−カルボキシメチル
−1−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等が
挙げられる。
N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシメチルア
ンモニウムベタイン、N,N−ジアルキルアミノアルキ
レンカルボン酸塩,N,N−トリアルキル−N−スルホ
アルキレンアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキル
−N,N−ビスポリオキシエチレンアンモニウム硫酸エ
ステルベタイン、2−アルキル−1−カルボキシメチル
−1−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等が
挙げられる。
【0029】この他、キサンタンガム、大豆や卵黄等の
レシチン等の天然の界面活性剤を使用してもよい。
レシチン等の天然の界面活性剤を使用してもよい。
【0030】上記界面活性剤は、必要に応じて単独また
は混合使用され、好ましくはO/W型乳化物全体の0.
01〜30重量%の範囲で、更に好ましくは、0.1〜
10重量%の範囲で配合される。
は混合使用され、好ましくはO/W型乳化物全体の0.
01〜30重量%の範囲で、更に好ましくは、0.1〜
10重量%の範囲で配合される。
【0031】また、水分量は、O/W型乳化物の使用目
的、要求される適切な物性に応じて適宜選択し得るが、
好ましくはO/W型乳化物全体の10〜99重量%の範
囲で、更に好ましくは15〜80重量%の範囲で配合さ
れる。
的、要求される適切な物性に応じて適宜選択し得るが、
好ましくはO/W型乳化物全体の10〜99重量%の範
囲で、更に好ましくは15〜80重量%の範囲で配合さ
れる。
【0032】以上のO/W型乳化物組成物系中には、必
要に応じてその他の各種成分が混在していても良い。即
ち、系の安定を助けるエチレングリコール、プロピレン
グリコール、グリセリン、ソルビトール、ブドウ糖等の
ポリオール、エチルアルコール等の低級アルコール等の
他、酸化防止剤、防腐剤、着色剤、香料、調味成分、保
湿剤、粘度調節剤、その他の添加物が、通常用いられる
範囲内で添加されても良い。
要に応じてその他の各種成分が混在していても良い。即
ち、系の安定を助けるエチレングリコール、プロピレン
グリコール、グリセリン、ソルビトール、ブドウ糖等の
ポリオール、エチルアルコール等の低級アルコール等の
他、酸化防止剤、防腐剤、着色剤、香料、調味成分、保
湿剤、粘度調節剤、その他の添加物が、通常用いられる
範囲内で添加されても良い。
【0033】尚、ここで説明するO/W型乳化物を基剤
とするO/W型の乳液あるいはO/W型のクリーム等の
O/W型乳化物組成物は、通常用いられる意味で用いて
おり、例えば、界面活性剤により水中に油性成分の粒子
を形成せしめ安定化したもので、その粒子の大きさは
0.01μm〜100μmであり、粒径分布をもったも
のである。また、乳液とは常温で流動性をもつもの、ク
リームとは常温で流動性をもたないものである。
とするO/W型の乳液あるいはO/W型のクリーム等の
O/W型乳化物組成物は、通常用いられる意味で用いて
おり、例えば、界面活性剤により水中に油性成分の粒子
を形成せしめ安定化したもので、その粒子の大きさは
0.01μm〜100μmであり、粒径分布をもったも
のである。また、乳液とは常温で流動性をもつもの、ク
リームとは常温で流動性をもたないものである。
【0034】このようなO/W型の乳液及びO/W型の
クリームとしては、化粧品・香粧品分野においては、ス
キンケアクリーム、エモリエントローション、モイスチ
ュアローション、ミルキーローション、ナリシングロー
ション、マッサージローション、クレンジングローショ
ン、化粧下クリーム、バニシングクリーム、エモリエン
トクリーム、ベビークリーム、クレンジングクリーム、
マッサージクリーム、ヘアクリーム、デオドラントクリ
ーム、シェービングクリーム、ヘアリムーバー等が挙げ
られる。また、食品分野においては、イタリアンドレッ
シング、フレンチドレッシング等の乳化ドレッシング、
マヨネーズ、コーヒーホワイトナー、スープ、アイスク
リーム等が挙げられる。
クリームとしては、化粧品・香粧品分野においては、ス
キンケアクリーム、エモリエントローション、モイスチ
ュアローション、ミルキーローション、ナリシングロー
ション、マッサージローション、クレンジングローショ
ン、化粧下クリーム、バニシングクリーム、エモリエン
トクリーム、ベビークリーム、クレンジングクリーム、
マッサージクリーム、ヘアクリーム、デオドラントクリ
ーム、シェービングクリーム、ヘアリムーバー等が挙げ
られる。また、食品分野においては、イタリアンドレッ
シング、フレンチドレッシング等の乳化ドレッシング、
マヨネーズ、コーヒーホワイトナー、スープ、アイスク
リーム等が挙げられる。
【0035】本発明の金属容器密封フィルムにより開口
部を密封される金属容器の材質としては、アルミ、ブリ
キ、スチール等が挙げられ、金属容器密封フィルムと接
する部分が金属であれば、単層でも多層でもよく、ま
た、該金属容器の形状等も特に制限されない。
部を密封される金属容器の材質としては、アルミ、ブリ
キ、スチール等が挙げられ、金属容器密封フィルムと接
する部分が金属であれば、単層でも多層でもよく、ま
た、該金属容器の形状等も特に制限されない。
【0036】而して、本発明の金属容器密封フィルム
は、上記変性ポリエチレンを、少なくともアルミ箔層の
片側表面に積層させて高周波溶着層を形成させてなる。
また、本発明の金属容器密封フィルムは、アルミ箔/高
周波溶着樹脂の二層フィルム構成とすることもできる
が、アルミ箔と高周波溶着樹脂の間に接着層を設けた
り、アルミ箔の外側にフィルムの機械的強度を向上させ
るPET等からなる補強層を設けてもよい。
は、上記変性ポリエチレンを、少なくともアルミ箔層の
片側表面に積層させて高周波溶着層を形成させてなる。
また、本発明の金属容器密封フィルムは、アルミ箔/高
周波溶着樹脂の二層フィルム構成とすることもできる
が、アルミ箔と高周波溶着樹脂の間に接着層を設けた
り、アルミ箔の外側にフィルムの機械的強度を向上させ
るPET等からなる補強層を設けてもよい。
【0037】また、本発明の金属容器密封フィルムにお
けるアルミ箔層の厚みは7〜50μmであるのが好まし
く、更に好ましくは9〜30μm、最も好ましくは9〜
20μmである。また、上記高周波溶着層の厚みは5〜
150μmであるのが好ましく、更に好ましくは5〜8
0μm、最も好ましくは10〜50μmである。また、
上記アルミ箔層に上記変性ポリエチレンを積層させるに
は、ドライラミネート法、押し出しラミネート法等によ
り容易に行うことができる。
けるアルミ箔層の厚みは7〜50μmであるのが好まし
く、更に好ましくは9〜30μm、最も好ましくは9〜
20μmである。また、上記高周波溶着層の厚みは5〜
150μmであるのが好ましく、更に好ましくは5〜8
0μm、最も好ましくは10〜50μmである。また、
上記アルミ箔層に上記変性ポリエチレンを積層させるに
は、ドライラミネート法、押し出しラミネート法等によ
り容易に行うことができる。
【0038】ついで、本発明の金属容器密封フィルムの
一例について、図面を参照しながら説明する。図1は、
本発明の金属容器密封フィルムの一例を示す断面図、図
2は、図1に示す金属容器密封フィルムを高周波誘導加
熱方式で金属容器の開口部に溶着する様子を示す断面図
である。
一例について、図面を参照しながら説明する。図1は、
本発明の金属容器密封フィルムの一例を示す断面図、図
2は、図1に示す金属容器密封フィルムを高周波誘導加
熱方式で金属容器の開口部に溶着する様子を示す断面図
である。
【0039】本実施例の金属容器密封フィルムは、図1
に示す如く、アルミ箔層11の片側に、表面層として高
周波溶着層12を積層下積層フィルムで、該金属容器密
封フィルムを金属容器2の開口縁部21に上記高周波溶
着層12を介して高周波誘導加熱方式で溶着することに
より、金属容器2の開口部21を密封し得るものであ
る。
に示す如く、アルミ箔層11の片側に、表面層として高
周波溶着層12を積層下積層フィルムで、該金属容器密
封フィルムを金属容器2の開口縁部21に上記高周波溶
着層12を介して高周波誘導加熱方式で溶着することに
より、金属容器2の開口部21を密封し得るものであ
る。
【0040】次に、本発明の金属容器密封フィルムを使
用して、アルミ缶等の金属缶(金属容器)の開口部を密
封する方法について説明すると、例えば、図2に示す如
く、まず、金属缶2の開口部21を該開口部21よりや
や大きい寸法に切り取った金属容器密封フィルム1で覆
い、その上に高周波誘導加熱装置をあてがうようにす
る。
用して、アルミ缶等の金属缶(金属容器)の開口部を密
封する方法について説明すると、例えば、図2に示す如
く、まず、金属缶2の開口部21を該開口部21よりや
や大きい寸法に切り取った金属容器密封フィルム1で覆
い、その上に高周波誘導加熱装置をあてがうようにす
る。
【0041】図2に示す高周波誘導加熱装置の概略の構
造について説明すると、この高周波誘導加熱装置3は、
コイルケース31の下面にゴム板32を備え、金属缶2
の開口縁部22のほぼ直上となる部位に、銅板33を介
して銅管状のコイル34が配置され、該コイル34の片
側面にフェライト35が立設されている。
造について説明すると、この高周波誘導加熱装置3は、
コイルケース31の下面にゴム板32を備え、金属缶2
の開口縁部22のほぼ直上となる部位に、銅板33を介
して銅管状のコイル34が配置され、該コイル34の片
側面にフェライト35が立設されている。
【0042】上記高周波誘導加熱装置3において、上記
コイル34に高周波電流を流すことにより、該コイル3
4の周囲に高周波磁界を誘起して、金属容器密封フィル
ム1の上記開口縁部22の直上に位置する高周波溶着層
12を誘導加熱し、該金属容器密封フィルム1を上記高
周波溶着層12を介して上記金属缶2の開口縁部22に
溶着することができる。尚、本発明で内容物に影響を及
ばさない高周波の出力は9kw以下、好ましくは8kw
以下、より好ましくは7kw以下であり、処理時間は
0.1〜1秒であることが望ましい。
コイル34に高周波電流を流すことにより、該コイル3
4の周囲に高周波磁界を誘起して、金属容器密封フィル
ム1の上記開口縁部22の直上に位置する高周波溶着層
12を誘導加熱し、該金属容器密封フィルム1を上記高
周波溶着層12を介して上記金属缶2の開口縁部22に
溶着することができる。尚、本発明で内容物に影響を及
ばさない高周波の出力は9kw以下、好ましくは8kw
以下、より好ましくは7kw以下であり、処理時間は
0.1〜1秒であることが望ましい。
【0043】以上の如く構成された本発明の金属容器密
封フィルムにおいては、上記高周波溶着層12に、従来
の熱可塑性樹脂に比べ、低融点で結晶融解熱量が小さ
く、分子内の極性基量が比較的多い変性ポリエチレンを
使用したため、内容物の変質が生じない程度の温度で該
金属容器密封フィルムを金属缶2に開口部21に高周波
溶着することにより、強固なシール強度と密封性を得る
ことができる。尚、本発明における融点及び結晶融解熱
量は、200℃で溶融した後20℃まで急冷したサンプ
ルを示差走査熱量計(セイコー電子工業社製の「DSC
−220型」を使用)によって−50℃〜200℃まで
10℃/minの昇温速度で測定したものである。
封フィルムにおいては、上記高周波溶着層12に、従来
の熱可塑性樹脂に比べ、低融点で結晶融解熱量が小さ
く、分子内の極性基量が比較的多い変性ポリエチレンを
使用したため、内容物の変質が生じない程度の温度で該
金属容器密封フィルムを金属缶2に開口部21に高周波
溶着することにより、強固なシール強度と密封性を得る
ことができる。尚、本発明における融点及び結晶融解熱
量は、200℃で溶融した後20℃まで急冷したサンプ
ルを示差走査熱量計(セイコー電子工業社製の「DSC
−220型」を使用)によって−50℃〜200℃まで
10℃/minの昇温速度で測定したものである。
【0044】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもの
ではない。
するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0045】(実施例1)厚さ20μmのアルミ箔層と
厚さ12μmのPET層とをドライラミネートにより積
層してアルミ箔層上に補強層が設けられてなる積層フィ
ルムを得た。ついで、この積層フィルムのアルミ箔側
に、エチレン−アクリル酸メチル(重量比は80:2
0)からなる融点が79℃、結晶融解熱量が69mJ/
mgであり、〔表1〕に示すメルトフローレートを有す
る変性ポリエチレン(日本石油化学社製、商品名「レク
スパールRB3240」)を押し出しラミネートにより
積層して高周波溶着層を形成し、総厚55μmの積層フ
ィルム(本発明の金属容器密封フィルム)を得た(高周
波溶着層の厚さ20μm)。得られた積層フィルムを下
記処方からなるO/W系クリームを充填した金属缶の開
口部に、高周波誘導加熱方式(出力7kw)で融着して
該開口部を密封した。
厚さ12μmのPET層とをドライラミネートにより積
層してアルミ箔層上に補強層が設けられてなる積層フィ
ルムを得た。ついで、この積層フィルムのアルミ箔側
に、エチレン−アクリル酸メチル(重量比は80:2
0)からなる融点が79℃、結晶融解熱量が69mJ/
mgであり、〔表1〕に示すメルトフローレートを有す
る変性ポリエチレン(日本石油化学社製、商品名「レク
スパールRB3240」)を押し出しラミネートにより
積層して高周波溶着層を形成し、総厚55μmの積層フ
ィルム(本発明の金属容器密封フィルム)を得た(高周
波溶着層の厚さ20μm)。得られた積層フィルムを下
記処方からなるO/W系クリームを充填した金属缶の開
口部に、高周波誘導加熱方式(出力7kw)で融着して
該開口部を密封した。
【0046】 <O/W系クリームの処方> 油成分; ステアリルアルコール 3.0重量部 オリーブ油 3.0重量部 スクワラン 3.0重量部 ワセリン 1.0重量部 セタノール 5.0重量部 界面活性剤; ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム(4E.O) 2.0重量部 モノステアリン酸ソルビタン 2.5重量部 香料 0.1重量部 防腐剤、酸化防止剤 0.4重量部 保湿剤; グリセリン 15重量部 ソルビット液(70%) 10重量部 精製水 50.5重量部
【0047】(実施例2)厚さ20μmのアルミ箔層と
厚さ15μmのポリエチレン層をドライラミネートによ
り積層してアルミ箔層上に補強層が設けられてなる積層
フィルムを得た。ついで、この積層フィルムのアルミ箔
側表面に、エチレン−アクリル酸エチル(重量比は7
5:25)からなる融点が90℃、結晶融解熱量が61
mJ/mgであり、〔表1〕に示すメルトフローレート
を有する変性ポリエチレン(日本石油化学社製、商品名
「NポリマーA1600」)を押し出しラミネートによ
り積層して高周波溶着層を形成し、総厚55μmの積層
フィルム(本発明の金属容器密封フィルム)を得た(高
周波溶着層の厚さ20μm)。得られた積層フィルムを
用いて実施例1と同様にして、O/Wクリームを充填し
た金属缶の開口部を密封した。
厚さ15μmのポリエチレン層をドライラミネートによ
り積層してアルミ箔層上に補強層が設けられてなる積層
フィルムを得た。ついで、この積層フィルムのアルミ箔
側表面に、エチレン−アクリル酸エチル(重量比は7
5:25)からなる融点が90℃、結晶融解熱量が61
mJ/mgであり、〔表1〕に示すメルトフローレート
を有する変性ポリエチレン(日本石油化学社製、商品名
「NポリマーA1600」)を押し出しラミネートによ
り積層して高周波溶着層を形成し、総厚55μmの積層
フィルム(本発明の金属容器密封フィルム)を得た(高
周波溶着層の厚さ20μm)。得られた積層フィルムを
用いて実施例1と同様にして、O/Wクリームを充填し
た金属缶の開口部を密封した。
【0048】(実施例3)エチレン−アクリル酸エチル
−無水マレイン酸(重量比は82:15:3)からなる
融点が92℃、結晶融解熱量が90mJ/mgであり、
〔表1〕に示すメルトフローレートを有する変性ポリエ
チレン(住友シーディーエフ社製、商品名「ボンダイン
TX8030」)をアルミ箔(厚さ15μm)の表面に
押し出しラミネートにより積層して高周波溶着層を形成
し、積層フィルム(本発明の金属容器密封フィルム)を
得た(高周波溶着層の厚さ20μm)。得られた積層フ
ィルムを用いて実施例1と同様にして、O/Wクリーム
を充填した金属缶の開口部を密封した。
−無水マレイン酸(重量比は82:15:3)からなる
融点が92℃、結晶融解熱量が90mJ/mgであり、
〔表1〕に示すメルトフローレートを有する変性ポリエ
チレン(住友シーディーエフ社製、商品名「ボンダイン
TX8030」)をアルミ箔(厚さ15μm)の表面に
押し出しラミネートにより積層して高周波溶着層を形成
し、積層フィルム(本発明の金属容器密封フィルム)を
得た(高周波溶着層の厚さ20μm)。得られた積層フ
ィルムを用いて実施例1と同様にして、O/Wクリーム
を充填した金属缶の開口部を密封した。
【0049】(実施例4)エチレン−アクリル酸(重量
比は88:12)からなる融点が94℃、結晶融解熱量
が90mJ/mgであり、〔表1〕に示すメルトフロー
レートを有する変性ポリエチレン(三井・デュポン・ポ
リケミカル社製、商品名「ニュクレルAN4221
C」)をアルミ箔(厚さ15μm)の表面に押し出しラ
ミネートにより積層して高周波溶着層を形成し、積層フ
ィルム(本発明の金属容器密封フィルム)を得た(高周
波溶着層の厚さ20μm)。得られた積層フィルムを用
いて実施例1と同様にして、O/Wクリームを充填した
金属缶の開口部を密封した。
比は88:12)からなる融点が94℃、結晶融解熱量
が90mJ/mgであり、〔表1〕に示すメルトフロー
レートを有する変性ポリエチレン(三井・デュポン・ポ
リケミカル社製、商品名「ニュクレルAN4221
C」)をアルミ箔(厚さ15μm)の表面に押し出しラ
ミネートにより積層して高周波溶着層を形成し、積層フ
ィルム(本発明の金属容器密封フィルム)を得た(高周
波溶着層の厚さ20μm)。得られた積層フィルムを用
いて実施例1と同様にして、O/Wクリームを充填した
金属缶の開口部を密封した。
【0050】(比較例1)低密度ポリエチレン(三井石
油化学社製、商品名「ミラソン50」,融点:110
℃、結晶融解熱量:118mJ/mgであり、〔表1〕
に示すメルトフローレートを有する)をアルミ箔(厚さ
15μm)の表面に押し出しラミネートし積層フィルム
を得ようとしたが、層間接着性が全くなく、積層フィル
ムを得ることはできなかった。
油化学社製、商品名「ミラソン50」,融点:110
℃、結晶融解熱量:118mJ/mgであり、〔表1〕
に示すメルトフローレートを有する)をアルミ箔(厚さ
15μm)の表面に押し出しラミネートし積層フィルム
を得ようとしたが、層間接着性が全くなく、積層フィル
ムを得ることはできなかった。
【0051】(比較例2)エチレン−メタクリル酸グリ
シジル(重量比90:10)からなる融点が97℃、結
晶融解熱量が101mJ/mgであり、〔表1〕に示す
メルトフローレートを有する変性ポリエチレン(住友化
学社製、商品名「ボンドファーストE」)をアルミ箔
(厚さ15μm)の表面に押し出しラミネートにより積
層して高周波溶着層を形成し、積層フィルムを得た(高
周波溶着層の厚さ20μm)。得られた積層フィルムを
用いて実施例1と同様にして、O/Wクリームを充填し
た金属缶の開口部を密封した。
シジル(重量比90:10)からなる融点が97℃、結
晶融解熱量が101mJ/mgであり、〔表1〕に示す
メルトフローレートを有する変性ポリエチレン(住友化
学社製、商品名「ボンドファーストE」)をアルミ箔
(厚さ15μm)の表面に押し出しラミネートにより積
層して高周波溶着層を形成し、積層フィルムを得た(高
周波溶着層の厚さ20μm)。得られた積層フィルムを
用いて実施例1と同様にして、O/Wクリームを充填し
た金属缶の開口部を密封した。
【0052】(比較例3)エチレン−酢酸ビニル(重量
比が90:10)からなる融点が90℃、結晶融解熱量
が94mJ/mgであり、〔表1〕に示すメルトフロー
レートを有する変性ポリエチレン(三井・デュポン・ポ
リケミカル社製、商品名「エバフレックスEV56
0」)をアルミ箔(厚さ15μm)の表面に押し出しラ
ミネートにより積層し、て高周波溶着層を形成し、積層
フィルムを得た(高周波溶着層の厚さ20μm)。得ら
れた積層フィルムを用いて実施例1と同様にして、O/
Wクリームを充填した金属缶の開口部を密封した。
比が90:10)からなる融点が90℃、結晶融解熱量
が94mJ/mgであり、〔表1〕に示すメルトフロー
レートを有する変性ポリエチレン(三井・デュポン・ポ
リケミカル社製、商品名「エバフレックスEV56
0」)をアルミ箔(厚さ15μm)の表面に押し出しラ
ミネートにより積層し、て高周波溶着層を形成し、積層
フィルムを得た(高周波溶着層の厚さ20μm)。得ら
れた積層フィルムを用いて実施例1と同様にして、O/
Wクリームを充填した金属缶の開口部を密封した。
【0053】(比較例4)テレフタル酸−イソフタル酸
−アジピン酸−1,4−ブタンジオール(43:21:
36:100)からなる融点が96℃、結晶融解熱量が
25mJ/mgであり、〔表1〕に示すメルトフローレ
ートを有するポリエステル(旭化成社製、商品名「ハー
デックA6300」)をアルミ箔(厚さ15μm)の表
面に押し出しラミネートにより積層し、積層フィルムを
得た(高周波溶着層の厚さ20μm)。得られた積層フ
ィルムを用いて実施例1と同様にして、O/Wクリーム
を充填した金属缶の開口部を密封した。
−アジピン酸−1,4−ブタンジオール(43:21:
36:100)からなる融点が96℃、結晶融解熱量が
25mJ/mgであり、〔表1〕に示すメルトフローレ
ートを有するポリエステル(旭化成社製、商品名「ハー
デックA6300」)をアルミ箔(厚さ15μm)の表
面に押し出しラミネートにより積層し、積層フィルムを
得た(高周波溶着層の厚さ20μm)。得られた積層フ
ィルムを用いて実施例1と同様にして、O/Wクリーム
を充填した金属缶の開口部を密封した。
【0054】ついで、上記各実施例及び比較例で得られ
たアルミ箔積層フィルム及び密封容器について、以下に
示す各評価を行った。その結果を〔表1〕に示す。
たアルミ箔積層フィルム及び密封容器について、以下に
示す各評価を行った。その結果を〔表1〕に示す。
【0055】<評価方法> 接着性:密封した容器のアルミ箔積層フィルムの表面に
ガムテープを貼着し、水中に浸漬させる。該ガムテープ
の貼着位置に注射針を射し込んで内部に貫通させて孔を
形成し、該孔を介して空気を0.01kgf/secの
速度で容器内部に送り込み、空気が洩れ出た時の圧力を
接着力の値とした。 密封性:O/W系クリームを充填した金属缶の開口部
に、上記各実施例及び比較例で得られたアルミ箔積層フ
ィルムを高周波誘導加熱方式で溶着して密封した容器
を、6カ月間40℃、75%相対湿度下で保存した後の
O/W系クリームの重量減少率を密封性の評価とした。 安定性:O/W系クリームを充填した金属缶の開口部
に、上記各実施例及び比較例で得られたアルミ箔積層フ
ィルムを高周波誘導加熱方式で溶着して密封した容器
を、1カ月間室温で保存した後、開封して内容物の変化
の状態と、各フィルムの内面の状態を観察した。
ガムテープを貼着し、水中に浸漬させる。該ガムテープ
の貼着位置に注射針を射し込んで内部に貫通させて孔を
形成し、該孔を介して空気を0.01kgf/secの
速度で容器内部に送り込み、空気が洩れ出た時の圧力を
接着力の値とした。 密封性:O/W系クリームを充填した金属缶の開口部
に、上記各実施例及び比較例で得られたアルミ箔積層フ
ィルムを高周波誘導加熱方式で溶着して密封した容器
を、6カ月間40℃、75%相対湿度下で保存した後の
O/W系クリームの重量減少率を密封性の評価とした。 安定性:O/W系クリームを充填した金属缶の開口部
に、上記各実施例及び比較例で得られたアルミ箔積層フ
ィルムを高周波誘導加熱方式で溶着して密封した容器
を、1カ月間室温で保存した後、開封して内容物の変化
の状態と、各フィルムの内面の状態を観察した。
【0056】
【表1】
【0057】
【発明の効果】本発明の金属容器密封フィルムは、金属
容器に直接高周波溶着することが可能で、金属容器に接
着部の面積を広くとるための加工を施す必要がなく、ま
た金属容器に収納された親水性内容物が変化しない程度
に低温度且つ短時間で高周波溶着しても強固なシール強
度と密封性とを得ることが可能であり、更に、高周波溶
着層が金属容器内の極性溶媒と接触してもほとんど膨潤
しない(内容物の組成変化を生じさせない)、親水性内
容物の保存用として好適な金属容器密封フィルムであ
る。
容器に直接高周波溶着することが可能で、金属容器に接
着部の面積を広くとるための加工を施す必要がなく、ま
た金属容器に収納された親水性内容物が変化しない程度
に低温度且つ短時間で高周波溶着しても強固なシール強
度と密封性とを得ることが可能であり、更に、高周波溶
着層が金属容器内の極性溶媒と接触してもほとんど膨潤
しない(内容物の組成変化を生じさせない)、親水性内
容物の保存用として好適な金属容器密封フィルムであ
る。
【図1】図1は本発明の金属容器密封フィルムの一実施
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図2】図2は、図1に示す金属容器密封フィルムを高
周波誘導加熱方式で金属容器の開口部に溶着する様子を
示す断面図である。
周波誘導加熱方式で金属容器の開口部に溶着する様子を
示す断面図である。
1 金属容器密封フィルム 11 アルミ箔層 12 高周波溶着層 13 外層 2 金属容器 21 開口部 22 開口縁部
Claims (3)
- 【請求項1】 アルミ箔層に少なくとも高周波溶着層を
積層してなり、親水性組成物を収納した金属容器の開口
部に上記高周波溶着層を介して高周波誘導加熱方式で該
開口部を密封する金属容器密封フィルムにおいて、 上記アルミ箔層に、上記高周波溶着層として、融点が1
00℃以下、結晶融解熱量が100mJ/mg以下且つ
メルトフローレートが10未満であり、エチレン含量6
0〜90重量%、α,β−不飽和カルボン酸あるいは
α,β−不飽和カルボン酸誘導体含量10〜40重量%
である変性ポリエチレンを積層したことを特徴とする金
属容器密封フィルム。 - 【請求項2】 上記変性ポリエチレンが、エチレン−ア
クリル酸誘導体共重合体あるいはエチレン−メタクリル
酸誘導体共重合体であることを特徴とする請求項1記載
の金属容器密封フィルム。 - 【請求項3】 上記親水性組成物が、水、油及び界面活
性剤からなるO/W型乳化物を基剤とするO/W型乳化
物組成物であることを特徴とする請求項1記載の金属容
器密封フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7745294A JPH07276559A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 金属容器密封フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7745294A JPH07276559A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 金属容器密封フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07276559A true JPH07276559A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=13634414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7745294A Pending JPH07276559A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 金属容器密封フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07276559A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003019777A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-21 | Toppan Printing Co Ltd | 積層体 |
| JP2008143070A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Nippon Polyethylene Kk | プラスチック燃料タンク部材用積層体及びそれを用いたプラスチック燃料タンク |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP7745294A patent/JPH07276559A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003019777A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-21 | Toppan Printing Co Ltd | 積層体 |
| JP2008143070A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Nippon Polyethylene Kk | プラスチック燃料タンク部材用積層体及びそれを用いたプラスチック燃料タンク |
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