JPH07278166A - テクネチウムまたはレニウム錯体製造のためのアミノジアルキル燐酸化物をベースとする非環式キレート化剤 - Google Patents
テクネチウムまたはレニウム錯体製造のためのアミノジアルキル燐酸化物をベースとする非環式キレート化剤Info
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- JPH07278166A JPH07278166A JP7054639A JP5463995A JPH07278166A JP H07278166 A JPH07278166 A JP H07278166A JP 7054639 A JP7054639 A JP 7054639A JP 5463995 A JP5463995 A JP 5463995A JP H07278166 A JPH07278166 A JP H07278166A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 式
〔式中、R1はヒドロキシル、アミノまたはチオールで
あり、R2は水素、ヒドロキシル、アミノ、チオール、
アルキル、フェニルまたはベンジル、アルコキシ、フェ
ノキシ等であり、R3およびR3′は水素またはアルキル
であり、R4はアルキレンまたはアラルキレンであり、
R5はアミノ、ヒドロキシル、チオール、エステルまた
はアミド基、−CH2−、−CH(R7)−、−CH(N
H2)−または−CH(OH)−であり、R6はR5が−
CH2−、−CH(R7)−、−CH(NH2)−または
−CH(OH)−である場合には−COOHであり、R
5がアミノ、ヒドロキシルまたはチオールである場合に
は式IIまたはIIIの基であり、R5がアミノである場合に
は式IVまたはVの基 であり、または−N3−、−Halまたは−SHであ
る〕の置換アミノジアルキルホスホン酸。 【効果】 該化合物は放射性元素と一緒になり物質の標
識に使用できる。
あり、R2は水素、ヒドロキシル、アミノ、チオール、
アルキル、フェニルまたはベンジル、アルコキシ、フェ
ノキシ等であり、R3およびR3′は水素またはアルキル
であり、R4はアルキレンまたはアラルキレンであり、
R5はアミノ、ヒドロキシル、チオール、エステルまた
はアミド基、−CH2−、−CH(R7)−、−CH(N
H2)−または−CH(OH)−であり、R6はR5が−
CH2−、−CH(R7)−、−CH(NH2)−または
−CH(OH)−である場合には−COOHであり、R
5がアミノ、ヒドロキシルまたはチオールである場合に
は式IIまたはIIIの基であり、R5がアミノである場合に
は式IVまたはVの基 であり、または−N3−、−Halまたは−SHであ
る〕の置換アミノジアルキルホスホン酸。 【効果】 該化合物は放射性元素と一緒になり物質の標
識に使用できる。
Description
【0001】本発明はアミノジアルキル燐酸酸化物をベ
ースとする非環式キレート化剤、特に放射性テクネチウ
ムまたはレニウム同位元素による物質の標識のためのそ
れらの使用並びに診断および治療法における該キレート
の使用に関する。
ースとする非環式キレート化剤、特に放射性テクネチウ
ムまたはレニウム同位元素による物質の標識のためのそ
れらの使用並びに診断および治療法における該キレート
の使用に関する。
【0002】従来、放射性核種で化学的化合物を標識付
けする要求は増大した。特に病理学的状態が、身体内で
ppmまたはさらに低い濃度でのみ発生する物質によるこ
とがすでに指摘されうる医療診断の分野において、放射
標識物質は今日ではもはやなしで済ますことはできな
い。テクネチウム−99mは特に、その好ましい物理学
的性質(微粒子放射能の不存在、140KeVのγエネル
ギーおよび6時間の半減期)およびそれと結合する放射
能負担が少ないために核医療診断において最も重要な放
射性核種になってきた。
けする要求は増大した。特に病理学的状態が、身体内で
ppmまたはさらに低い濃度でのみ発生する物質によるこ
とがすでに指摘されうる医療診断の分野において、放射
標識物質は今日ではもはやなしで済ますことはできな
い。テクネチウム−99mは特に、その好ましい物理学
的性質(微粒子放射能の不存在、140KeVのγエネル
ギーおよび6時間の半減期)およびそれと結合する放射
能負担が少ないために核医療診断において最も重要な放
射性核種になってきた。
【0003】核種発生器から得ることができるテクネチ
ウム−99mは最初ペルテクネテートとして存在する
が、例えば甲状腺および脳シンチグラフィーについては
この形態で適切である。テクネチウム−99mによる他
の器官のシンチグラフィーは、一方ではテクネチウムを
結合させることができそして他方では高い選択性で標的
器官中に放射性核種を富化させることができる特異的な
“輸送物質”(transportsubstances)を用いて実施され
る。器官特異的輸送物質をテクネチウム−99mで標識
付けするには、まず核種は発生器から溶離するペルテク
ネテートをより低い酸化状態に変換しなければならな
い。この還元形においてテクネチウムは、器官特異的物
質とともにおよそ安定な化合物を生成する。骨シンチグ
ラフィーでは例えばTc−99m−燐酸誘導体特に有機
ホスホン酸が用いられる。例えばヨーロッパ特許第00
2485号に記載の標識付けユニットでは、3,3−ジ
ホスホノ−1,2−プロパンジカルボン酸が器官特異的
輸送物質として存在している。ヨーロッパ特許第108
253号には細網内皮系(RES)特に肝臓のシンチグ
ラフィーによる検出にTc−99mトリ−およびテトラ
ホスホン酸が記載されている。ジエチレントリアミンペ
ンタ酢酸(DTPA)によるTc−99m錯体は腎疾患
または病的脳の処置用診断のために使用されている。
ウム−99mは最初ペルテクネテートとして存在する
が、例えば甲状腺および脳シンチグラフィーについては
この形態で適切である。テクネチウム−99mによる他
の器官のシンチグラフィーは、一方ではテクネチウムを
結合させることができそして他方では高い選択性で標的
器官中に放射性核種を富化させることができる特異的な
“輸送物質”(transportsubstances)を用いて実施され
る。器官特異的輸送物質をテクネチウム−99mで標識
付けするには、まず核種は発生器から溶離するペルテク
ネテートをより低い酸化状態に変換しなければならな
い。この還元形においてテクネチウムは、器官特異的物
質とともにおよそ安定な化合物を生成する。骨シンチグ
ラフィーでは例えばTc−99m−燐酸誘導体特に有機
ホスホン酸が用いられる。例えばヨーロッパ特許第00
2485号に記載の標識付けユニットでは、3,3−ジ
ホスホノ−1,2−プロパンジカルボン酸が器官特異的
輸送物質として存在している。ヨーロッパ特許第108
253号には細網内皮系(RES)特に肝臓のシンチグ
ラフィーによる検出にTc−99mトリ−およびテトラ
ホスホン酸が記載されている。ジエチレントリアミンペ
ンタ酢酸(DTPA)によるTc−99m錯体は腎疾患
または病的脳の処置用診断のために使用されている。
【0004】特異的物質をテクネチウム−99mで標識
付けするためおよび臨床上の日常的要求に適したテスト
キットを調製するために特別な手法が開発されそして記
載された。生物学的に重要な巨大分子特にポルフィリン
類、デキストラン類、チトクローム類およびミオグロビ
ンのための標識付け用キットを調製するために、1つの
手法が記載されている(G. D. Zanelli, D. Ellison, M.
P. Barrowcliffe, Nucl. Med. Commun. 8, 199〜206,
1987)が、そこでは標識付けされるべき物質はSnCl
2の塩酸溶液およびp−アミノ安息香酸と一緒に凍結乾
燥されている。このキットを再調製し次いで標識付けす
るにはあらかじめ十分な緩衝溶液例えばクエン酸塩/塩
化ナトリウムバッファーpH9.5で希釈したTc−99
m発生器からの溶離物を加える。しかし、この手法は酸
感受性物質には適していない。
付けするためおよび臨床上の日常的要求に適したテスト
キットを調製するために特別な手法が開発されそして記
載された。生物学的に重要な巨大分子特にポルフィリン
類、デキストラン類、チトクローム類およびミオグロビ
ンのための標識付け用キットを調製するために、1つの
手法が記載されている(G. D. Zanelli, D. Ellison, M.
P. Barrowcliffe, Nucl. Med. Commun. 8, 199〜206,
1987)が、そこでは標識付けされるべき物質はSnCl
2の塩酸溶液およびp−アミノ安息香酸と一緒に凍結乾
燥されている。このキットを再調製し次いで標識付けす
るにはあらかじめ十分な緩衝溶液例えばクエン酸塩/塩
化ナトリウムバッファーpH9.5で希釈したTc−99
m発生器からの溶離物を加える。しかし、この手法は酸
感受性物質には適していない。
【0005】別の手法(E. K. J. Pauweis, R. I. J. Fe
itsma, 国際特許出願WO 86/03010号)では、
Tc−99mペルテクネテートを強塩酸溶液中で4時間
140℃に加熱することによりまず還元し次いでアミノ
基例えばジメチルホルムアミドを含有する化合物に結合
させる。ほとんど溶解しない結晶性物質として沈殿する
反応性Tc−99m−標識付けされた中間体は、緩衝溶
液例えば炭酸ナトリウム溶液中において室温での1時間
の培養により標識付けされる化合物と反応する。この手
法はスズの不在の下で操作可能であるが、しかし複雑な
操作工程のために日常的使用にはほとんど適していな
い。
itsma, 国際特許出願WO 86/03010号)では、
Tc−99mペルテクネテートを強塩酸溶液中で4時間
140℃に加熱することによりまず還元し次いでアミノ
基例えばジメチルホルムアミドを含有する化合物に結合
させる。ほとんど溶解しない結晶性物質として沈殿する
反応性Tc−99m−標識付けされた中間体は、緩衝溶
液例えば炭酸ナトリウム溶液中において室温での1時間
の培養により標識付けされる化合物と反応する。この手
法はスズの不在の下で操作可能であるが、しかし複雑な
操作工程のために日常的使用にはほとんど適していな
い。
【0006】タンパク質特に抗体を標識付けするには2
種の相異なる経路が知られている。直接法では還元テク
ネチウム−99mがタンパク質のドナー基(アミノ、ア
ミド、チオール等)により結合される。このような手法
はヨーロッパ特許第005638号および米国特許第
4,478,815号に記載されている。そこではジスル
フィド橋の同時還元分裂のためおよび添加されるTc−
99mペルテクネテートの還元のためにスズ(II)塩が過
剰に使用される。一般に−S−S−結合の分裂にはより
長い培養時間(24時間)が必要とされ、F(ab′)2
断片は部分的に分裂してFab′断片になる。最近の参
考文献(例えばJournal of Nuclear Medicine 27(198
6), 685〜693頁および1315〜1320、およびInternationa
l Journal of Nuclear Medicine Biology 12(1985)3〜
8頁)には、前記2種の断片の割合は“スズめっき反
応”(tinning reaction)に左右されそしてTc−99m
−標識付け後の該2成分の割合はもはや注目に値する程
変化せず、主成分はTc−99m−標識付けされたF
(ab′)であることが示されている。少なくとも30分
の反応時間にもかかわらずペルテクネテートの定量反応
は達成されなかったので、すべての場合において標識付
けされたF(ab′)断片は再精製されなければならなか
った。
種の相異なる経路が知られている。直接法では還元テク
ネチウム−99mがタンパク質のドナー基(アミノ、ア
ミド、チオール等)により結合される。このような手法
はヨーロッパ特許第005638号および米国特許第
4,478,815号に記載されている。そこではジスル
フィド橋の同時還元分裂のためおよび添加されるTc−
99mペルテクネテートの還元のためにスズ(II)塩が過
剰に使用される。一般に−S−S−結合の分裂にはより
長い培養時間(24時間)が必要とされ、F(ab′)2
断片は部分的に分裂してFab′断片になる。最近の参
考文献(例えばJournal of Nuclear Medicine 27(198
6), 685〜693頁および1315〜1320、およびInternationa
l Journal of Nuclear Medicine Biology 12(1985)3〜
8頁)には、前記2種の断片の割合は“スズめっき反
応”(tinning reaction)に左右されそしてTc−99m
−標識付け後の該2成分の割合はもはや注目に値する程
変化せず、主成分はTc−99m−標識付けされたF
(ab′)であることが示されている。少なくとも30分
の反応時間にもかかわらずペルテクネテートの定量反応
は達成されなかったので、すべての場合において標識付
けされたF(ab′)断片は再精製されなければならなか
った。
【0007】ヒト血漿タンパク質のTc−99m標識付
け用の迅速な化学的手法(D. W. Wong, F. Mishkin, T.
Lee, J. Nucl. Med. 20, 967〜972, 1979)では、ペルテ
クネテートが酸性溶液中でスズ(II)イオンによりまず還
元され次いでその還元テクネチウムがタンパク質と反応
いる。
け用の迅速な化学的手法(D. W. Wong, F. Mishkin, T.
Lee, J. Nucl. Med. 20, 967〜972, 1979)では、ペルテ
クネテートが酸性溶液中でスズ(II)イオンによりまず還
元され次いでその還元テクネチウムがタンパク質と反応
いる。
【0008】2官能性錯化剤を用いると、放射性同位元
素による物質の安定な標識付けを達成することができ
る。米国特許第4,479,930号にはDTPAおよび
EDTAの環状無水物がIn−111およびGa−67
ばかりでなくTc−99mのためのキレート化剤として
示されている。ヨーロッパ特許第35765号にはタン
パク質に対するテクネチウム−99m用錯化剤としての
デフェロキサミンの使用が記述されている。国際特許出
願WO 85/3063号では、抗体中の部分的に還元
されるジスルフィド橋がテトラクロロニトリドテクネテ
ートのナトリウム塩(これはあらかじめ、ペルテクネテ
ートをナトリウムアジドと反応させることにより製造さ
れなければならない)と反応する。ヨーロッパ特許出願
第194853号では、抗体断片中での還元により同様
に得られる遊離チオール基がキレート錯体としての
〔(7−マレイミドヘプチル)イミノビス(エチレンニ
トリロ)〕テトラ酢酸の結合用に使用される。該錯体の
抗体への結合はSH基と、錯体化合物のマレイミド部分
中の二重結合との反応を介して行われ、一方放射性金属
イオンはニトリロジ酢酸基を介して錯化される。
素による物質の安定な標識付けを達成することができ
る。米国特許第4,479,930号にはDTPAおよび
EDTAの環状無水物がIn−111およびGa−67
ばかりでなくTc−99mのためのキレート化剤として
示されている。ヨーロッパ特許第35765号にはタン
パク質に対するテクネチウム−99m用錯化剤としての
デフェロキサミンの使用が記述されている。国際特許出
願WO 85/3063号では、抗体中の部分的に還元
されるジスルフィド橋がテトラクロロニトリドテクネテ
ートのナトリウム塩(これはあらかじめ、ペルテクネテ
ートをナトリウムアジドと反応させることにより製造さ
れなければならない)と反応する。ヨーロッパ特許出願
第194853号では、抗体断片中での還元により同様
に得られる遊離チオール基がキレート錯体としての
〔(7−マレイミドヘプチル)イミノビス(エチレンニ
トリロ)〕テトラ酢酸の結合用に使用される。該錯体の
抗体への結合はSH基と、錯体化合物のマレイミド部分
中の二重結合との反応を介して行われ、一方放射性金属
イオンはニトリロジ酢酸基を介して錯化される。
【0009】金属チオネインすなわち分子中に高システ
イン含量を有する分子量6000の金属結合タンパク質
は錯化剤として抗体中に導入された(G. L. Joman, R.
J. Hadjian, M. M. Morelock et al., J. Nucl. Med. 2
5, 20, 1984)。Tc−99mグルコヘプトネートでの交
換により、抗体−金属チオネイン配合体をテクネチウム
で標識付けすることが可能であった。しかし、この交換
は不完全であったために、その後の精製が必要であっ
た。いくつかのビスチオセミカルバゾン配位子も同様に
2官能性キレート化剤として記載された(Y. Arano, A.
Yokoyama, H. Magat et al., Int. J. Nucl. Med. Bio
l. 12, 425〜430, 1986)。p−カルボキシエチルフェニ
ルグリオキサールジ(N−メチルチオセミカルバゾン)
はヒト血清アルブミンと配合した。Tc−99m−標識
付けされた1:1錯体はある種の不安定性を示したが、
一方1:1よりも高い比率を有する錯体は肝貯留を増加
させた。ジアミド−ジメルカプチド−N2S2配位子のタ
ンパク質への結合(A. R. Fritzberg, S. Kasina, J.
M. Reno et al., Nucl. Med. 27, 957〜958, 1986)はさ
らに別の官能基を介して行われる。すなわち、例えば
4,5−ジ(S−エチルカルボニルメルカプトアセトア
ミド)ペンタノイル−N−ヒドロキシスクシンイミドは
抗メラノーマ抗体と反応した。得られた配合体(conjuga
te)をpH8および50℃でTc−99m酒石酸塩溶液と
ともにインキュベートした。1時間後にテクネチウムの
78%が該酒石酸塩から抗体に移った。
イン含量を有する分子量6000の金属結合タンパク質
は錯化剤として抗体中に導入された(G. L. Joman, R.
J. Hadjian, M. M. Morelock et al., J. Nucl. Med. 2
5, 20, 1984)。Tc−99mグルコヘプトネートでの交
換により、抗体−金属チオネイン配合体をテクネチウム
で標識付けすることが可能であった。しかし、この交換
は不完全であったために、その後の精製が必要であっ
た。いくつかのビスチオセミカルバゾン配位子も同様に
2官能性キレート化剤として記載された(Y. Arano, A.
Yokoyama, H. Magat et al., Int. J. Nucl. Med. Bio
l. 12, 425〜430, 1986)。p−カルボキシエチルフェニ
ルグリオキサールジ(N−メチルチオセミカルバゾン)
はヒト血清アルブミンと配合した。Tc−99m−標識
付けされた1:1錯体はある種の不安定性を示したが、
一方1:1よりも高い比率を有する錯体は肝貯留を増加
させた。ジアミド−ジメルカプチド−N2S2配位子のタ
ンパク質への結合(A. R. Fritzberg, S. Kasina, J.
M. Reno et al., Nucl. Med. 27, 957〜958, 1986)はさ
らに別の官能基を介して行われる。すなわち、例えば
4,5−ジ(S−エチルカルボニルメルカプトアセトア
ミド)ペンタノイル−N−ヒドロキシスクシンイミドは
抗メラノーマ抗体と反応した。得られた配合体(conjuga
te)をpH8および50℃でTc−99m酒石酸塩溶液と
ともにインキュベートした。1時間後にテクネチウムの
78%が該酒石酸塩から抗体に移った。
【0010】テクネチウム−99mを診断で広く用いる
ことが可能であるためには、この核種を検査すべき器官
中に選択的に輸送することが必要であった。患者のため
にいずれもの不必要な放射能負担を回避するためにテク
ネチウム−99mはその他の器官または器官系から再び
迅速に排除されるべきであって、そこには全く捕獲され
るべきではない。このために今までは、テクネチウム−
99mで直接標識付けされることができかつ器官特異性
の高い物質が主に用いられてきた。しかし、さらに器官
特異性は高いが、直接標識付けされ得ない多数の物質も
存在する。これらはタンパク質(フィブリノゲン、ヒト
血清アルブミン)、モノクローナル抗体、抗体断片、診
断用ペプチド(アミジノフェニルアラニン誘導体;EP
0508220号、EP 0513543号)、酵素
(ストレプトキナーゼ、ラクテートデヒドロゲナー
ゼ)、糖(デキストラン、グルコース)またはポリマー
であることができる。この中には低分子量物質例えば脂
肪酸も同様に包含されるが、それは心臓のエネルギー要
求が高いために心筋組織中に濃縮される。これらの物質
を標識付けすることができるためには、それらをその部
分においてテクネチウム−99mと堅固に結合させ得る
キレート化剤と結合させる。
ことが可能であるためには、この核種を検査すべき器官
中に選択的に輸送することが必要であった。患者のため
にいずれもの不必要な放射能負担を回避するためにテク
ネチウム−99mはその他の器官または器官系から再び
迅速に排除されるべきであって、そこには全く捕獲され
るべきではない。このために今までは、テクネチウム−
99mで直接標識付けされることができかつ器官特異性
の高い物質が主に用いられてきた。しかし、さらに器官
特異性は高いが、直接標識付けされ得ない多数の物質も
存在する。これらはタンパク質(フィブリノゲン、ヒト
血清アルブミン)、モノクローナル抗体、抗体断片、診
断用ペプチド(アミジノフェニルアラニン誘導体;EP
0508220号、EP 0513543号)、酵素
(ストレプトキナーゼ、ラクテートデヒドロゲナー
ゼ)、糖(デキストラン、グルコース)またはポリマー
であることができる。この中には低分子量物質例えば脂
肪酸も同様に包含されるが、それは心臓のエネルギー要
求が高いために心筋組織中に濃縮される。これらの物質
を標識付けすることができるためには、それらをその部
分においてテクネチウム−99mと堅固に結合させ得る
キレート化剤と結合させる。
【0011】マクロ環状アミンとりわけシクラム類もま
た、金属イオンの錯化用に適当の錯化剤として知られて
いる。適当な条件下におけるテクネチウム−シクラム錯
体の錯化収率は99%である。テクネチウム−アミン錯
体の詳細はD. E. Troutner,J. Simon, A. R. Ketrin,
W. A. Volkert, R. A. Holmes, J. Nucl. Med. 21(198
0), 443またはS. A. Zuckmann, G. M. Freeman, D. E.
Troutner, W. A. Volkert, R. A. Holmes, D. G. van d
er Keer, E. K. Barefiled, Inorg. Ch. 20(1981), 338
6またはJ. Simon, D. Troutner, W. A. Volkert, R. A.
Holmes, Radiochem. Radioanal. Lett. 47(1981), 111
に記述されている。1−窒素および6−炭素上の両方で
置換されている置換シクラム類もまた知られている(A.
R. Ketrin, D. E. Troutner, et al., Int. J. Nucl. M
ed. Biol. 11(1984), 113またはJ. Simon. Diss. Abst
r. Int. B42(1981), 645またはM. Struden, T. A. Kade
n,Helv. Chim. Acta 69(1986), 2081またはE. Kimura,
R. Machida, M. Kodama, J. Am. Chem. Soc. 106(198
4), 5497)。
た、金属イオンの錯化用に適当の錯化剤として知られて
いる。適当な条件下におけるテクネチウム−シクラム錯
体の錯化収率は99%である。テクネチウム−アミン錯
体の詳細はD. E. Troutner,J. Simon, A. R. Ketrin,
W. A. Volkert, R. A. Holmes, J. Nucl. Med. 21(198
0), 443またはS. A. Zuckmann, G. M. Freeman, D. E.
Troutner, W. A. Volkert, R. A. Holmes, D. G. van d
er Keer, E. K. Barefiled, Inorg. Ch. 20(1981), 338
6またはJ. Simon, D. Troutner, W. A. Volkert, R. A.
Holmes, Radiochem. Radioanal. Lett. 47(1981), 111
に記述されている。1−窒素および6−炭素上の両方で
置換されている置換シクラム類もまた知られている(A.
R. Ketrin, D. E. Troutner, et al., Int. J. Nucl. M
ed. Biol. 11(1984), 113またはJ. Simon. Diss. Abst
r. Int. B42(1981), 645またはM. Struden, T. A. Kade
n,Helv. Chim. Acta 69(1986), 2081またはE. Kimura,
R. Machida, M. Kodama, J. Am. Chem. Soc. 106(198
4), 5497)。
【0012】アミン類およびまた他の配位子をタンパク
質に配合させる多くの試み(Fritzberg et al., J. Nuc
l. Med. 27(1986), 957またはTolman et al., J. Nucl.
Med.25(1984), 20またはArano et al., Int. J. Nucl.
Med. Biol. 12(1986), 425)は、インビボの高安定性要
求を満たさないかまたは部分的にのみしか満たさないタ
ンパク質に向けられた。
質に配合させる多くの試み(Fritzberg et al., J. Nuc
l. Med. 27(1986), 957またはTolman et al., J. Nucl.
Med.25(1984), 20またはArano et al., Int. J. Nucl.
Med. Biol. 12(1986), 425)は、インビボの高安定性要
求を満たさないかまたは部分的にのみしか満たさないタ
ンパク質に向けられた。
【0013】従って、本発明は簡単な方法で製造するこ
とができしかも物質の標識付けに使用可能な、極めて安
定な特に放射性のテクネチウムおよびレニウム錯体を製
造するのに利用できる適当なキレート化剤を製造するこ
とを目的とした。この目的は意外なことに式I
とができしかも物質の標識付けに使用可能な、極めて安
定な特に放射性のテクネチウムおよびレニウム錯体を製
造するのに利用できる適当なキレート化剤を製造するこ
とを目的とした。この目的は意外なことに式I
【化10】 〔式中、R1はヒドロキシル、アミノまたはチオールで
あり、R2は水素、ヒドロキシル、アミノ、チオール、
非分枝もしくは分枝状のC1〜C4−アルキル、フェニル
またはベンジル、非分枝もしくは分枝状のC1〜C4−ア
ルコキシ、フェノキシまたはベンジルオキシ、非分枝も
しくは分枝状のC1〜C4−アルキルアミノ、フェニルア
ミノまたはベンジルアミノ、非分枝もしくは分枝状のC
1〜C4−メルカプトアルキル、チオフェニルまたはメル
カプトベンジルであり、R3およびR3′は同一または相
異なっていて、水素またはC1〜C4−アルキルであり、
R4は非分枝もしくは分枝状のC0〜C6−アルキレンま
たはオルト−、メタ−またはパラ−C7〜C15−アラル
キレンであり、R5はアミノ、ヒドロキシル、チオー
ル、エステルまたはアミド基、−CH2−、−CH
(R7)−、−CH(NH2)−または−CH(OH)−
であり、R6はR5が−CH2−、−CH(R7)−、−C
H(NH2)−または−CH(OH)−である場合には
−COOHであり、R5がアミノ、ヒドロキシルまたは
チオールである場合には式IIまたはIIIの基であり、R5
がアミノである場合には式IVまたはVの基
あり、R2は水素、ヒドロキシル、アミノ、チオール、
非分枝もしくは分枝状のC1〜C4−アルキル、フェニル
またはベンジル、非分枝もしくは分枝状のC1〜C4−ア
ルコキシ、フェノキシまたはベンジルオキシ、非分枝も
しくは分枝状のC1〜C4−アルキルアミノ、フェニルア
ミノまたはベンジルアミノ、非分枝もしくは分枝状のC
1〜C4−メルカプトアルキル、チオフェニルまたはメル
カプトベンジルであり、R3およびR3′は同一または相
異なっていて、水素またはC1〜C4−アルキルであり、
R4は非分枝もしくは分枝状のC0〜C6−アルキレンま
たはオルト−、メタ−またはパラ−C7〜C15−アラル
キレンであり、R5はアミノ、ヒドロキシル、チオー
ル、エステルまたはアミド基、−CH2−、−CH
(R7)−、−CH(NH2)−または−CH(OH)−
であり、R6はR5が−CH2−、−CH(R7)−、−C
H(NH2)−または−CH(OH)−である場合には
−COOHであり、R5がアミノ、ヒドロキシルまたは
チオールである場合には式IIまたはIIIの基であり、R5
がアミノである場合には式IVまたはVの基
【化11】 であり、または−N3−、−Hal(ここでHalはフ
ッ素、塩素、臭素またはヨウ素である)または−SHで
あり、そしてR7はタンパク質を生成するアミノ酸の側
鎖である〕で表される置換アミノジアルキルホスホン酸
を用いて達成された。
ッ素、塩素、臭素またはヨウ素である)または−SHで
あり、そしてR7はタンパク質を生成するアミノ酸の側
鎖である〕で表される置換アミノジアルキルホスホン酸
を用いて達成された。
【0014】特に、本発明は式IにおいてR1はヒドロ
キシル、アミノまたはチオールであり、R2は水素、ヒ
ドロキシル、アミノ、チオール、非分枝もしくは分枝状
のC1〜C4−アルキル、フェニルまたはベンジル、非分
枝もしくは分枝状のC1〜C4−アルコキシ、フェノキシ
またはベンジルオキシであり、R3およびR3′は水素ま
たはC1〜C4−アルキルであり、R4は非分枝もしくは
分枝状のC0〜C6−アルキレンまたはオルト−、メタ−
またはパラ−C7〜C15−アラルキレンであり、R5はア
ミノ、ヒドロキシル、チオール、エステルまたはアミド
基、−CH2−、−CH(R7)−、−CH(NH2)−
または−CH(OH)−であり、R6はR5が−CH
2−、−CH(R7)−、−CH(NH2)−または−C
H(OH)−である場合には−COOHであり、R5が
アミノ、ヒドロキシルまたはチオールである場合には式
IIまたはIIIの基であり、R5がアミノである場合には式
IVまたはVの基
キシル、アミノまたはチオールであり、R2は水素、ヒ
ドロキシル、アミノ、チオール、非分枝もしくは分枝状
のC1〜C4−アルキル、フェニルまたはベンジル、非分
枝もしくは分枝状のC1〜C4−アルコキシ、フェノキシ
またはベンジルオキシであり、R3およびR3′は水素ま
たはC1〜C4−アルキルであり、R4は非分枝もしくは
分枝状のC0〜C6−アルキレンまたはオルト−、メタ−
またはパラ−C7〜C15−アラルキレンであり、R5はア
ミノ、ヒドロキシル、チオール、エステルまたはアミド
基、−CH2−、−CH(R7)−、−CH(NH2)−
または−CH(OH)−であり、R6はR5が−CH
2−、−CH(R7)−、−CH(NH2)−または−C
H(OH)−である場合には−COOHであり、R5が
アミノ、ヒドロキシルまたはチオールである場合には式
IIまたはIIIの基であり、R5がアミノである場合には式
IVまたはVの基
【化12】 であり、または−N3−、−Halまたは−SHであ
り、そしてR7はタンパク質を生成するアミノ酸の側鎖
である化合物に関する。
り、そしてR7はタンパク質を生成するアミノ酸の側鎖
である化合物に関する。
【0015】式Iの好ましい化合物は式中、R1はヒド
ロキシル、アミノまたはチオールであり、R2は水素、
ヒドロキシル、アミノ、チオール、非分枝もしくは分枝
状のC1〜C3−アルキル、フェニルもしくはベンジル、
非分枝または分枝状のC1〜C3−アルコキシ、フェノキ
シもしくはベンジルオキシであり、R3およびR3′は水
素またはC1〜C2−アルキルであり、R4は非分枝また
は分枝状のC0〜C5−アルキレンまたはオルト−、メタ
−もしくはパラ−C7〜C12−アラルキレンであり、R5
はアミノ、ヒドロキシル、チオール、エステルまたはア
ミド基、−CH2−、−CH(R7)−、−CH(N
H2)−または−CH(OH)−であり、R6はR5が−
CH2−、−CH(R7)−、−CH(NH2)−または
−CH(OH)−である場合には−COOHであり、R
5がアミノ、ヒドロキシルまたはチオールである場合に
は式IIまたはIIIの基であり、R5がアミノである場合に
は式IVまたはVの基
ロキシル、アミノまたはチオールであり、R2は水素、
ヒドロキシル、アミノ、チオール、非分枝もしくは分枝
状のC1〜C3−アルキル、フェニルもしくはベンジル、
非分枝または分枝状のC1〜C3−アルコキシ、フェノキ
シもしくはベンジルオキシであり、R3およびR3′は水
素またはC1〜C2−アルキルであり、R4は非分枝また
は分枝状のC0〜C5−アルキレンまたはオルト−、メタ
−もしくはパラ−C7〜C12−アラルキレンであり、R5
はアミノ、ヒドロキシル、チオール、エステルまたはア
ミド基、−CH2−、−CH(R7)−、−CH(N
H2)−または−CH(OH)−であり、R6はR5が−
CH2−、−CH(R7)−、−CH(NH2)−または
−CH(OH)−である場合には−COOHであり、R
5がアミノ、ヒドロキシルまたはチオールである場合に
は式IIまたはIIIの基であり、R5がアミノである場合に
は式IVまたはVの基
【化13】 であり、または−Hal(ここでHalは塩素、臭素ま
たはヨウ素である)であり、そしてR7はタンパク質を
生成するアミノ酸の側鎖である化合物である。
たはヨウ素である)であり、そしてR7はタンパク質を
生成するアミノ酸の側鎖である化合物である。
【0016】式Iの極めて特に好ましい化合物は式中、
R1はヒドロキシル、アミノまたはチオールであり、R2
はヒドロキシル、アミノ、または非分枝もしくは分枝状
のC1〜C2−アルキルであり、R3およびR3′は水素で
あり、R4は非分枝もしくは分枝状のC0〜C5−アルキ
レンまたはオルト−、メタ−またはパラ−C7〜C12−
アラルキレンであり、R5はアミノ、ヒドロキシル、チ
オール、エステルまたはアミド基、−CH2−、−CH
(R7)−、−CH(NH2)−または−CH(OH)−
であり、R6はR5が−CH2−、−CH(R7)−、−C
H(NH2)−または−CH(OH)−である場合には
−COOHであり、R5がアミノまたはヒドロキシルで
ある場合には式IIまたはIIIの基であり、R5がアミノで
ある場合には式IVの基
R1はヒドロキシル、アミノまたはチオールであり、R2
はヒドロキシル、アミノ、または非分枝もしくは分枝状
のC1〜C2−アルキルであり、R3およびR3′は水素で
あり、R4は非分枝もしくは分枝状のC0〜C5−アルキ
レンまたはオルト−、メタ−またはパラ−C7〜C12−
アラルキレンであり、R5はアミノ、ヒドロキシル、チ
オール、エステルまたはアミド基、−CH2−、−CH
(R7)−、−CH(NH2)−または−CH(OH)−
であり、R6はR5が−CH2−、−CH(R7)−、−C
H(NH2)−または−CH(OH)−である場合には
−COOHであり、R5がアミノまたはヒドロキシルで
ある場合には式IIまたはIIIの基であり、R5がアミノで
ある場合には式IVの基
【化14】 であり、または−Hal(ここでHalは塩素、臭素ま
たはヨウ素である)であり、そしてR7はタンパク質を
生成するアミノ酸の側鎖である化合物である。
たはヨウ素である)であり、そしてR7はタンパク質を
生成するアミノ酸の側鎖である化合物である。
【0017】タンパク質を生成するアミノ酸は天然アミ
ノ酸特にL−アミノ酸を意味するものと解される。さら
に本発明は式Iの化合物の1または2種および少なくと
も1種のテクネチウムまたはレニウムイオンを含有する
キレート錯体にも関する。テクネチウムまたはレニウム
イオンの1種を含有するキレート錯体が好ましい。
ノ酸特にL−アミノ酸を意味するものと解される。さら
に本発明は式Iの化合物の1または2種および少なくと
も1種のテクネチウムまたはレニウムイオンを含有する
キレート錯体にも関する。テクネチウムまたはレニウム
イオンの1種を含有するキレート錯体が好ましい。
【0018】本発明はまた式Iの化合物およびその側鎖
R6を介して結合される1種の“診断および/または治
療上重要な物質”を含有する配合体にも関する。“診断
および/または治療上重要な物質”は主として、医療診
断で“輸送物質”として用いることができる化合物、す
なわち通常器官特異的物質例えば抗体、抗体断片〔例え
ばF(ab′)2またはFab′断片〕、タンパク質(例
えばフィブリノゲン)、ペプチド(例えばソマトスタチ
ン)、オリゴヌクレオチド、糖(例えばデキスラン、グ
ルコース)またはポリマーを意味するものと理解され
る。しかし、他方ではさらに本発明の非環式キレート化
剤またはそれより製造されるキレート錯体で一般に標識
付けされうる物質は、側鎖中のそれらの官能基とともに
反応して化学結合を形成する。ここでは例えば製造プラ
ント中の化学物質の“モニターリング”はそれらの濃
度、流速および滞留時間の測定を意味する。
R6を介して結合される1種の“診断および/または治
療上重要な物質”を含有する配合体にも関する。“診断
および/または治療上重要な物質”は主として、医療診
断で“輸送物質”として用いることができる化合物、す
なわち通常器官特異的物質例えば抗体、抗体断片〔例え
ばF(ab′)2またはFab′断片〕、タンパク質(例
えばフィブリノゲン)、ペプチド(例えばソマトスタチ
ン)、オリゴヌクレオチド、糖(例えばデキスラン、グ
ルコース)またはポリマーを意味するものと理解され
る。しかし、他方ではさらに本発明の非環式キレート化
剤またはそれより製造されるキレート錯体で一般に標識
付けされうる物質は、側鎖中のそれらの官能基とともに
反応して化学結合を形成する。ここでは例えば製造プラ
ント中の化学物質の“モニターリング”はそれらの濃
度、流速および滞留時間の測定を意味する。
【0019】アミノジアルキル燐酸酸化物をベースとす
る、本発明のキレート化剤の製造は相異なる2種の経路
で実施される。 a) 遊離末端アミノ基を有する式VIの化合物例えば商
業的に入手可能なアミノ酸から出発し、その際該アミノ
基とは別に存在する全ての官能基は文献(Protective Gr
oups in Organic Synthesis, Second Edition, T. W. G
reene, P. G. M.Wuts, John Wiley & Sons, Inc., New
York, 1991)に開示された保護基でブロックされる。次
に該遊離アミノ基は、例えばアミノジアルキル燐酸酸化
物誘導体の製造のために式VIIのカルボニル化合物との
反応および式VIIIの燐化合物との反応によって変換され
うる。該反応の原理はHouben-Weyl, Methoden der Orga
nischen Chemie(Methods of organic chemistry), Geor
g Thieme Verlag, Stuttgart1982, E2, pp. 130 ff. お
よび p. 302 ff. に記載されている。保護基の除去後に
式Iの化合物が生成する。
る、本発明のキレート化剤の製造は相異なる2種の経路
で実施される。 a) 遊離末端アミノ基を有する式VIの化合物例えば商
業的に入手可能なアミノ酸から出発し、その際該アミノ
基とは別に存在する全ての官能基は文献(Protective Gr
oups in Organic Synthesis, Second Edition, T. W. G
reene, P. G. M.Wuts, John Wiley & Sons, Inc., New
York, 1991)に開示された保護基でブロックされる。次
に該遊離アミノ基は、例えばアミノジアルキル燐酸酸化
物誘導体の製造のために式VIIのカルボニル化合物との
反応および式VIIIの燐化合物との反応によって変換され
うる。該反応の原理はHouben-Weyl, Methoden der Orga
nischen Chemie(Methods of organic chemistry), Geor
g Thieme Verlag, Stuttgart1982, E2, pp. 130 ff. お
よび p. 302 ff. に記載されている。保護基の除去後に
式Iの化合物が生成する。
【0020】スキームIは該反応の工程を説明してい
る。
る。
【化15】 スキームIにおいてR4′、R5′およびR6′は、R4、
R5またはR6が保護されることができかつ保護されなけ
ればならない基である場合には保護基で保護された基R
4、R5およびR6である。Xは酸素または窒素であり、
それは式VIの化合物の窒素または式VIIIの化合物の燐に
より置換される。
R5またはR6が保護されることができかつ保護されなけ
ればならない基である場合には保護基で保護された基R
4、R5およびR6である。Xは酸素または窒素であり、
それは式VIの化合物の窒素または式VIIIの化合物の燐に
より置換される。
【0021】R′、R″およびR′′′はハロゲン特に
塩素、臭素、フッ素、水素、ヒドロキシル、アミノ、チ
オール、非分枝または分枝状のC1〜C4−アルキル、フ
ェニルもしくはベンジル、非分枝または分枝状のC1〜
C4−アルコキシ、フェノキシもしくはベンジルオキ
シ、非分枝または分枝状のC1〜C4−アルキルアミノ、
フェニルアミノもしくはベンジルアミノ、非分枝または
分枝状のC1〜C4−メルカプトアルキル、チオフェニル
もしくはメルカプトベンジルである。式I′の化合物の
式Iの化合物への変換においてR′およびR″が前記基
の1つ(但し、ヒドロキシル、アミノまたはチオールで
はない)である場合には、R′およびR″は、R1およ
びR2がヒドロキシルであるように加水分解されるかま
たはR′およびR″は当業者に知られた方法に従って、
アミノ、ヒドロキシルまたはチオールであるR1および
R2に変換されるかのいずれかである。次いで基R4′、
R5′およびR6′の保護基は除去されて、基R4、R5お
よびR6が生成される。
塩素、臭素、フッ素、水素、ヒドロキシル、アミノ、チ
オール、非分枝または分枝状のC1〜C4−アルキル、フ
ェニルもしくはベンジル、非分枝または分枝状のC1〜
C4−アルコキシ、フェノキシもしくはベンジルオキ
シ、非分枝または分枝状のC1〜C4−アルキルアミノ、
フェニルアミノもしくはベンジルアミノ、非分枝または
分枝状のC1〜C4−メルカプトアルキル、チオフェニル
もしくはメルカプトベンジルである。式I′の化合物の
式Iの化合物への変換においてR′およびR″が前記基
の1つ(但し、ヒドロキシル、アミノまたはチオールで
はない)である場合には、R′およびR″は、R1およ
びR2がヒドロキシルであるように加水分解されるかま
たはR′およびR″は当業者に知られた方法に従って、
アミノ、ヒドロキシルまたはチオールであるR1および
R2に変換されるかのいずれかである。次いで基R4′、
R5′およびR6′の保護基は除去されて、基R4、R5お
よびR6が生成される。
【0022】b) 式IXのベンジルアミンから出発し
て、式Iのアミノジアルキル燐酸酸化物誘導体は式VII
のカルボニル化合物との反応および式VIIIの燐化合物と
の反応によって製造される。反応の原則は“Houben-Wey
l, Methoden der Organischen Chemie"(Methods of Org
anic Chemistry), Georg Thieme Verlag, Stuttgart 19
82, p. 130 ffおよびp. 302 ffに記載されている。ベン
ジル保護基を例えば水素分解により除去した後に、遊離
アミノ基を有する式Xの化合物をハライドまたはトシレ
ートでのアルキル化によりまたは式XIのカルボニル化合
物での還元アミノ化により、単位Y−R4−R5−R6の
R4末端に結合させる。この還元アミノ化中、カルボニ
ル基はアミンでアミドを介してイミドを形成する。該カ
ルボニル基はこの方法でメトレン基に変換される。反応
の原理は“J. March, Advanced OrganicChemistry", 4t
h edition, John Wiley & Sons, New York 1992に記載
されている。残っている保護基を除去した後に目的化合
物が生成する。スキームIIはこの反応の工程を説明して
いる。
て、式Iのアミノジアルキル燐酸酸化物誘導体は式VII
のカルボニル化合物との反応および式VIIIの燐化合物と
の反応によって製造される。反応の原則は“Houben-Wey
l, Methoden der Organischen Chemie"(Methods of Org
anic Chemistry), Georg Thieme Verlag, Stuttgart 19
82, p. 130 ffおよびp. 302 ffに記載されている。ベン
ジル保護基を例えば水素分解により除去した後に、遊離
アミノ基を有する式Xの化合物をハライドまたはトシレ
ートでのアルキル化によりまたは式XIのカルボニル化合
物での還元アミノ化により、単位Y−R4−R5−R6の
R4末端に結合させる。この還元アミノ化中、カルボニ
ル基はアミンでアミドを介してイミドを形成する。該カ
ルボニル基はこの方法でメトレン基に変換される。反応
の原理は“J. March, Advanced OrganicChemistry", 4t
h edition, John Wiley & Sons, New York 1992に記載
されている。残っている保護基を除去した後に目的化合
物が生成する。スキームIIはこの反応の工程を説明して
いる。
【0023】
【化16】 スキームIIにおいて基R′、R″、R′′′並びに
R4、R5およびR6はスキームIの場合と同じ意味を有
する。ここでYはハロゲン、トシレートまたはカルボニ
ル基である。ここではまた、式I″の化合物の式Iの化
合物への変換中においてR′およびR″が前記基の1つ
(但し、ヒドロキシル、アミノまたはチオールではな
い)を示す場合には、R′およびR″はR1およびR2が
ヒドロキシルであるように加水分解されるかまたはR′
およびR″は当業者に知られた方法に従って、アミノ、
ヒドロキシルまたはチオールであるR1およびR2に変換
されるかのいずれかである。
R4、R5およびR6はスキームIの場合と同じ意味を有
する。ここでYはハロゲン、トシレートまたはカルボニ
ル基である。ここではまた、式I″の化合物の式Iの化
合物への変換中においてR′およびR″が前記基の1つ
(但し、ヒドロキシル、アミノまたはチオールではな
い)を示す場合には、R′およびR″はR1およびR2が
ヒドロキシルであるように加水分解されるかまたはR′
およびR″は当業者に知られた方法に従って、アミノ、
ヒドロキシルまたはチオールであるR1およびR2に変換
されるかのいずれかである。
【0024】前記配合体の製造方法において、側鎖の末
端に1つの官能基(式IにおけるR 6)を担持する式I
の非環式キレート化剤は最終的には該官能基によって、
標識付けされるべき物質(器官特異的物質)に結合す
る。このための標識付けされうる物質それ自体は少なく
とも1個の反応性基特にアミノ、カルボキシルまたはチ
オール基を担持し、配合体の製造されるその結合が穏和
な条件下で遂行されうる。場合により、配合体の適当な
精製(例えば、タンパク質またはポリマーの場合には限
外濾過または透析、低分子量物質例えばステロイドまた
は脂質の場合にはカラムクロマトグラフィーによる)の
後に、ペルテクネテート形態のテクネチウムまたはペル
レネート形態のレニウム並びに該ペルテクネテートまた
はペルレネートを錯化に必要とされる酸化状態に還元す
るための適当な還元剤をいずれかの所望の順序でまたは
一緒に加える。標識される基質は場合により再び精製す
る。あるいはアミノジアルキル燐酸酸化物をベースとす
る非環式キレート化剤のテクネチウムまたはレニウム錯
体もまた最初に製造されることができ、次いでそれは前
記物質と反応して配合体を生成しうる。この場合には錯
化および還元は前述のように進行する。該錯化反応は塩
基性pH(4〜10)で行うのが好ましい。
端に1つの官能基(式IにおけるR 6)を担持する式I
の非環式キレート化剤は最終的には該官能基によって、
標識付けされるべき物質(器官特異的物質)に結合す
る。このための標識付けされうる物質それ自体は少なく
とも1個の反応性基特にアミノ、カルボキシルまたはチ
オール基を担持し、配合体の製造されるその結合が穏和
な条件下で遂行されうる。場合により、配合体の適当な
精製(例えば、タンパク質またはポリマーの場合には限
外濾過または透析、低分子量物質例えばステロイドまた
は脂質の場合にはカラムクロマトグラフィーによる)の
後に、ペルテクネテート形態のテクネチウムまたはペル
レネート形態のレニウム並びに該ペルテクネテートまた
はペルレネートを錯化に必要とされる酸化状態に還元す
るための適当な還元剤をいずれかの所望の順序でまたは
一緒に加える。標識される基質は場合により再び精製す
る。あるいはアミノジアルキル燐酸酸化物をベースとす
る非環式キレート化剤のテクネチウムまたはレニウム錯
体もまた最初に製造されることができ、次いでそれは前
記物質と反応して配合体を生成しうる。この場合には錯
化および還元は前述のように進行する。該錯化反応は塩
基性pH(4〜10)で行うのが好ましい。
【0025】ペルテクネテートまたはペルレネートの還
元は文献で知られている方法により、好ましくはスズ(I
I)化合物を用いて行うことができる。特に好ましくは、
該還元はドイツ特許公開公報DE−A 3728599
号に提示された“標識付け法”により錯体安定化スズ(I
I)塩を用いて行われる。この方法ではスズ(II)化合物を
最初に、そのスズ化合物が溶液中に特に生理学的pH範囲
で残留するのを確実ならしめる錯化剤好ましくは燐化合
物例えばホスホネートもしくはピロホスフェートまたは
クエン酸で処理する。次にこの錯体安定化スズ(II)塩溶
液は標識付けされるべき物質に加えられ、その後にペル
テクネテートまたはペルレネート溶液の添加を行うか、
あるいはまた標識付けされうる物質およびペルテクネテ
ートまたはペルレネート溶液の混合物に加えることがで
きるかのいずれかである。
元は文献で知られている方法により、好ましくはスズ(I
I)化合物を用いて行うことができる。特に好ましくは、
該還元はドイツ特許公開公報DE−A 3728599
号に提示された“標識付け法”により錯体安定化スズ(I
I)塩を用いて行われる。この方法ではスズ(II)化合物を
最初に、そのスズ化合物が溶液中に特に生理学的pH範囲
で残留するのを確実ならしめる錯化剤好ましくは燐化合
物例えばホスホネートもしくはピロホスフェートまたは
クエン酸で処理する。次にこの錯体安定化スズ(II)塩溶
液は標識付けされるべき物質に加えられ、その後にペル
テクネテートまたはペルレネート溶液の添加を行うか、
あるいはまた標識付けされうる物質およびペルテクネテ
ートまたはペルレネート溶液の混合物に加えることがで
きるかのいずれかである。
【0026】本発明はさらに、テクネチウム−99mと
の前述の定義を有するキレート錯体および前述の定義に
対応する器官特異的物質を含有する診断剤に関する。さ
らに、本発明はレニウム−186または−188との前
述の定義に対応するキレート錯体および前述の器官特異
的物質を含有する治療剤にも関する。
の前述の定義を有するキレート錯体および前述の定義に
対応する器官特異的物質を含有する診断剤に関する。さ
らに、本発明はレニウム−186または−188との前
述の定義に対応するキレート錯体および前述の器官特異
的物質を含有する治療剤にも関する。
【0027】本発明はさらに腫瘍検出用テストキットに
も関する。そのキットは2種の別個の凍結乾燥された成
分からなり、そのうちの一方は腫瘍の結合した抗原に向
かう抗体またはそのF(ab′)2断片が請求項1記載の
式(I)で表されるアミノジアルキル燐酸酸化物をベース
とする非環式キレート化剤と結合する抗体を含有しそし
て他方は前記還元およびテクネチウムの抗体成分への結
合に必要とされる還元剤を含有する。
も関する。そのキットは2種の別個の凍結乾燥された成
分からなり、そのうちの一方は腫瘍の結合した抗原に向
かう抗体またはそのF(ab′)2断片が請求項1記載の
式(I)で表されるアミノジアルキル燐酸酸化物をベース
とする非環式キレート化剤と結合する抗体を含有しそし
て他方は前記還元およびテクネチウムの抗体成分への結
合に必要とされる還元剤を含有する。
【0028】好ましい態様においてスズ(II)塩が還元剤
として用いられる。この場合用いるのに特に好ましいの
は、メタンジホスホン酸、アミノメタンジホスホン酸、
3,3−ジホスホノプロピオン酸、3,3−ジホスホノ−
1,2−プロパンジカルボン酸、クエン酸またはプロパ
ン−1,1,3,3−テトラホスホン酸のスズ(II)塩であ
る。
として用いられる。この場合用いるのに特に好ましいの
は、メタンジホスホン酸、アミノメタンジホスホン酸、
3,3−ジホスホノプロピオン酸、3,3−ジホスホノ−
1,2−プロパンジカルボン酸、クエン酸またはプロパ
ン−1,1,3,3−テトラホスホン酸のスズ(II)塩であ
る。
【0029】
【実施例】以下に本発明を実施例によりさらに詳細に説
明する。 1) ジ〔N−メチル(ホスホニル)〕グリシン ジ〔N−メチル(ジエチルホスホニル)〕グリシンメチ
ルエステル グリシンメチルエステル塩酸塩0.5gをアセトニトリ
ル(無水)100ml中に懸濁し、ジエチルホスファイト
3mlを加えた後に混合物を保護ガスの下で微粉状モレキ
ュラーシーブの存在下において還流する。パラホルムア
ルデヒド0.9gを加えた後に、反応が完了するまで混
合物を還流下で加熱する(約1時間)。沈殿を濾去し、
濾液を濃縮する。ジエチルホスファイトの過剰量をオイ
ルポンプで50℃において留去する。残留物をシリカゲ
ルでクロマトグラフィー(溶離剤:酢酸エチル/メタノ
ール 90:10)にかける。 収量:1.25g(80%)1 H-NMR(CDCl3):4.1(POCH2), 3.3(PCH2), 3.85(NCH2),
3.7(-CH3), 1.3(POCH2CH 3)ppm。 ジ〔N−メチル(ホスホニル)〕グリシン ジ〔N−メチル(ジエチルホスホニル)〕グリシンメチ
ルエステル1gを濃塩酸30ml中で約2時間加熱還流す
る。濃縮後に残留物900mgが得られる。 収量:900mg(94%)1 H-NMR(D2O):3.3(PCH2), 3.95(NCH2)ppm。
明する。 1) ジ〔N−メチル(ホスホニル)〕グリシン ジ〔N−メチル(ジエチルホスホニル)〕グリシンメチ
ルエステル グリシンメチルエステル塩酸塩0.5gをアセトニトリ
ル(無水)100ml中に懸濁し、ジエチルホスファイト
3mlを加えた後に混合物を保護ガスの下で微粉状モレキ
ュラーシーブの存在下において還流する。パラホルムア
ルデヒド0.9gを加えた後に、反応が完了するまで混
合物を還流下で加熱する(約1時間)。沈殿を濾去し、
濾液を濃縮する。ジエチルホスファイトの過剰量をオイ
ルポンプで50℃において留去する。残留物をシリカゲ
ルでクロマトグラフィー(溶離剤:酢酸エチル/メタノ
ール 90:10)にかける。 収量:1.25g(80%)1 H-NMR(CDCl3):4.1(POCH2), 3.3(PCH2), 3.85(NCH2),
3.7(-CH3), 1.3(POCH2CH 3)ppm。 ジ〔N−メチル(ホスホニル)〕グリシン ジ〔N−メチル(ジエチルホスホニル)〕グリシンメチ
ルエステル1gを濃塩酸30ml中で約2時間加熱還流す
る。濃縮後に残留物900mgが得られる。 収量:900mg(94%)1 H-NMR(D2O):3.3(PCH2), 3.95(NCH2)ppm。
【0030】2) ε−N−ジ〔N−メチル(ホスホニ
ル)〕リジン ε−N−ジ〔N−メチル(ジエチルホスホニル)〕−α
−N−カルボニルオキシベンジルリジンメチルエステル α−N−カルボニルオキシベンジルリジンメチルエステ
ル塩酸塩992gをアセトニトリル(無水)50ml中に
懸濁し、ジエチルホスファイト1.66gを加えた後に
混合物を保護ガスの下で微粉状モレキュラーシーブの存
在下において還流する。パラホルムアルデヒド1.2g
を加えた後に、反応が完了するまで混合物を還流下で加
熱する(約3時間)。沈殿を濾去し、濾液を濃縮する。
ジエチルホスファイトの過剰量をオイルポンプで50℃
において留去する。残留物をシリカゲルでクロマトグラ
フィー(溶離剤:酢酸エチル/メタノール 95:5)
にかける。 収量:1.5g(84%)1 H-NMR(CDCl3):7.4(ベンジル-H), 5.84(-NH), 5.1(ベ
ンジル-CH2), 4.3(-CH-),4.1(POCH2), 3.1(PCH2), 2.78
(NCH2), 1.9-1.4(-CH2-), 1.3(POCH2CH3)ppm。 ε−N−ジ〔N−メチル(ホスホニル)〕リジン ε−N−ジ〔N−メチル(ジエチルホスホニル)〕−α
−N−カルボニルオキシベンジルリジンメチルエステル
200gを濃塩酸10ml中で約6時間還流下で加熱す
る。濃縮後に残留物140mgが得られる。 収量:140mg(97%)1 H-NMR(D2O):3.98(-CH-), 3.4(PCH2), 2.0-1.3(-CH2-)
ppm。
ル)〕リジン ε−N−ジ〔N−メチル(ジエチルホスホニル)〕−α
−N−カルボニルオキシベンジルリジンメチルエステル α−N−カルボニルオキシベンジルリジンメチルエステ
ル塩酸塩992gをアセトニトリル(無水)50ml中に
懸濁し、ジエチルホスファイト1.66gを加えた後に
混合物を保護ガスの下で微粉状モレキュラーシーブの存
在下において還流する。パラホルムアルデヒド1.2g
を加えた後に、反応が完了するまで混合物を還流下で加
熱する(約3時間)。沈殿を濾去し、濾液を濃縮する。
ジエチルホスファイトの過剰量をオイルポンプで50℃
において留去する。残留物をシリカゲルでクロマトグラ
フィー(溶離剤:酢酸エチル/メタノール 95:5)
にかける。 収量:1.5g(84%)1 H-NMR(CDCl3):7.4(ベンジル-H), 5.84(-NH), 5.1(ベ
ンジル-CH2), 4.3(-CH-),4.1(POCH2), 3.1(PCH2), 2.78
(NCH2), 1.9-1.4(-CH2-), 1.3(POCH2CH3)ppm。 ε−N−ジ〔N−メチル(ホスホニル)〕リジン ε−N−ジ〔N−メチル(ジエチルホスホニル)〕−α
−N−カルボニルオキシベンジルリジンメチルエステル
200gを濃塩酸10ml中で約6時間還流下で加熱す
る。濃縮後に残留物140mgが得られる。 収量:140mg(97%)1 H-NMR(D2O):3.98(-CH-), 3.4(PCH2), 2.0-1.3(-CH2-)
ppm。
【0031】3) ジ〔N−メチル(ジエチルホスホニ
ル)〕グリシンの合成 ジ〔N−メチル(ジエチルホスホニル)〕ベンジルアミ
ン ベンジルアミン1.07gをアセトニトリル(無水)3
0ml中に溶解し、ジエチルホスファイト5.5gを加え
た後に混合物を保護ガスの下で微粉状モレキュラーシー
ブの存在下において還流する。パラホルムアルデヒド
1.2gを加えた後に、反応が完了するまで混合物を還
流下で加熱する(約1時間)。沈殿を濾去し、濾液を濃
縮する。ジエチルホスファイトの過剰量をオイルポンプ
で50℃において留去する。残留物をシリカゲルでクロ
マトグラフィー(溶離剤:酢酸エチル/メタノール 9
0:10)にかける。 収量:1.49g(37%)1 H-NMR(CDCl3):7.2(ベンジル-H), 4.1(POCH2), 3.95
(ベンジル-CH2), 3.1(PCH2), 1.3(POCH2CH3)ppm。 ジ〔N−メチル(ホスホニル)〕ベンジルアミン ジ〔N−メチル(ジエチルホスホニル)〕ベンジルアミ
ン1gを濃塩酸30mlとともに約2時間加熱還流する。
濃縮後に残留物をメタノール10mlとともに撹拌する。
沈殿を吸引濾去し、水酸化アンモニウム溶液でアルカリ
性にし次いで濃縮する。残留物をシリカゲルでクロマト
グラフィー(溶離剤:メタノール/水酸化アンモニウム
溶液 90:10)にかける。 収量:300g(34%)1 H-NMR(D2O):7.6(ベンジル-H), 4.7(ベンジル-CH2),
3.55-3.35(PCH2)ppm。 ジ〔N−メチル(ホスホニル)〕アミン ジ〔N−メチル(ホスホニル)〕ベンジルアミン300
mgをメタノール5ml中に溶解し、水素雰囲気中で活性炭
上の水酸化パラジウムを用いて水素化する。4時間後に
パラジウム触媒を濾去し、溶液を濃縮する。 収量:210g(95%)1 H-NMR(D2O):3.61-3.40(PCH2)ppm。 ジ〔N−メチル(ジエチルホスホニル)〕グリシン ジ〔N−メチル(ジエチルホスホニル)〕アミン210
mgを液体アンモニア中に溶解し、ナトリウムアミド23
4mgおよびヨード酢酸ナトリウム416mgで処理する。
8時間後に混合物を塩化アンモニウムで中和し、アンモ
ニアを蒸発させる。残留物をシリカゲルでクロマトグラ
フィー(溶離剤:メタノール/水酸化アンモニウム溶液
100:0〜1:1)にかける。 収量:193mg(72%)1 H-NMR(D2O):3.3(PCH2), 3.95(NCH2)ppm。
ル)〕グリシンの合成 ジ〔N−メチル(ジエチルホスホニル)〕ベンジルアミ
ン ベンジルアミン1.07gをアセトニトリル(無水)3
0ml中に溶解し、ジエチルホスファイト5.5gを加え
た後に混合物を保護ガスの下で微粉状モレキュラーシー
ブの存在下において還流する。パラホルムアルデヒド
1.2gを加えた後に、反応が完了するまで混合物を還
流下で加熱する(約1時間)。沈殿を濾去し、濾液を濃
縮する。ジエチルホスファイトの過剰量をオイルポンプ
で50℃において留去する。残留物をシリカゲルでクロ
マトグラフィー(溶離剤:酢酸エチル/メタノール 9
0:10)にかける。 収量:1.49g(37%)1 H-NMR(CDCl3):7.2(ベンジル-H), 4.1(POCH2), 3.95
(ベンジル-CH2), 3.1(PCH2), 1.3(POCH2CH3)ppm。 ジ〔N−メチル(ホスホニル)〕ベンジルアミン ジ〔N−メチル(ジエチルホスホニル)〕ベンジルアミ
ン1gを濃塩酸30mlとともに約2時間加熱還流する。
濃縮後に残留物をメタノール10mlとともに撹拌する。
沈殿を吸引濾去し、水酸化アンモニウム溶液でアルカリ
性にし次いで濃縮する。残留物をシリカゲルでクロマト
グラフィー(溶離剤:メタノール/水酸化アンモニウム
溶液 90:10)にかける。 収量:300g(34%)1 H-NMR(D2O):7.6(ベンジル-H), 4.7(ベンジル-CH2),
3.55-3.35(PCH2)ppm。 ジ〔N−メチル(ホスホニル)〕アミン ジ〔N−メチル(ホスホニル)〕ベンジルアミン300
mgをメタノール5ml中に溶解し、水素雰囲気中で活性炭
上の水酸化パラジウムを用いて水素化する。4時間後に
パラジウム触媒を濾去し、溶液を濃縮する。 収量:210g(95%)1 H-NMR(D2O):3.61-3.40(PCH2)ppm。 ジ〔N−メチル(ジエチルホスホニル)〕グリシン ジ〔N−メチル(ジエチルホスホニル)〕アミン210
mgを液体アンモニア中に溶解し、ナトリウムアミド23
4mgおよびヨード酢酸ナトリウム416mgで処理する。
8時間後に混合物を塩化アンモニウムで中和し、アンモ
ニアを蒸発させる。残留物をシリカゲルでクロマトグラ
フィー(溶離剤:メタノール/水酸化アンモニウム溶液
100:0〜1:1)にかける。 収量:193mg(72%)1 H-NMR(D2O):3.3(PCH2), 3.95(NCH2)ppm。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴイルフリート・ドル ドイツ連邦共和国デー−64569ナウハイム. プフアルガセ5 (72)発明者 ルートヴイヒ・クールマン ドイツ連邦共和国デー−65439フレールス ハイム.ベルリーナーシユトラーセ57 (72)発明者 デイートリヒ・ピユツター ドイツ連邦共和国デー−65933フランクフ ルト.プラターネンシユトラーセ14
Claims (11)
- 【請求項1】 式I 【化1】 〔式中、 R1はヒドロキシル、アミノまたはチオールであり、 R2は水素、ヒドロキシル、アミノ、チオール、非分枝
もしくは分枝状のC1〜C4−アルキル、フェニルまたは
ベンジル、非分枝もしくは分枝状のC1〜C4−アルコキ
シ、フェノキシまたはベンジルオキシ、非分枝もしくは
分枝状のC1〜C4−アルキルアミノ、フェニルアミノま
たはベンジルアミノ、非分枝もしくは分枝状のC1〜C4
−メルカプトアルキル、チオフェニルまたはメルカプト
ベンジルであり、 R3およびR3′は同一または相異なっていて、水素また
はC1〜C4−アルキルであり、 R4は非分枝もしくは分枝状のC0〜C6−アルキレンま
たはオルト−、メタ−またはパラ−C7〜C15−アラル
キレンであり、 R5はアミノ、ヒドロキシル、チオール、エステルまた
はアミド基、−CH2−、−CH(R7)−、−CH(N
H2)−または−CH(OH)−であり、 R6はR5が−CH2−、−CH(R7)−、−CH(NH
2)−または−CH(OH)−である場合には−COO
Hであり、R5がアミノ、ヒドロキシルまたはチオール
である場合には式IIまたはIIIの基であり、R5がアミノ
である場合には式IVまたはVの基 【化2】 であり、または−N3−、−Hal(ここでHalはフ
ッ素、塩素、臭素またはヨウ素である)または−SHで
あり、そしてR7はタンパク質を生成するアミノ酸の側
鎖である〕で表される置換アミノジアルキルホスホン
酸。 - 【請求項2】 式中、 R1はヒドロキシル、アミノまたはチオールであり、 R2は水素、ヒドロキシル、アミノ、チオール、非分枝
もしくは分枝状のC1〜C4−アルキル、フェニルまたは
ベンジル、非分枝もしくは分枝状のC1〜C4−アルコキ
シ、フェノキシまたはベンジルオキシであり、 R3およびR3′は水素またはC1〜C4−アルキルであ
り、 R4は非分枝もしくは分枝状のC0〜C6−アルキレンま
たはオルト−、メタ−またはパラ−C7〜C15−アラル
キレンであり、 R5はアミノ、ヒドロキシル、チオール、エステルまた
はアミド基、−CH2−、−CH(R7)−、−CH(N
H2)−または−CH(OH)−であり、 R6はR5が−CH2−、−CH(R7)−、−CH(NH
2)−または−CH(OH)−である場合には−COO
Hであり、R5がアミノ、ヒドロキシルまたはチオール
である場合には式IIまたはIIIの基であり、R5がアミノ
である場合には式IVまたはVの基 【化3】 であり、または−N3−、−Halまたは−SHであ
り、そしてR7はタンパク質を生成するアミノ酸の側鎖
である請求項1記載の式Iの化合物。 - 【請求項3】 式中、 R1はヒドロキシル、アミノまたはチオールであり、 R2は水素、ヒドロキシル、アミノ、チオール、非分枝
もしくは分枝状のC1〜C3−アルキル、フェニルまたは
ベンジル、非分枝もしくは分枝状のC1〜C3−アルコキ
シ、フェノキシまたはベンジルオキシであり、 R3およびR3′は水素またはC1〜C2−アルキルであ
り、 R4は非分枝もしくは分枝状のC0〜C5−アルキレンま
たはオルト−、メタ−またはパラ−C7〜C12−アラル
キレンであり、 R5はアミノ、ヒドロキシル、チオール、エステルまた
はアミド基、−CH2−、−CH(R7)−、−CH(N
H2)−または−CH(OH)−であり、 R6はR5が−CH2−、−CH(R7)−、−CH(NH
2)−または−CH(OH)−である場合には−COO
Hであり、R5がアミノ、ヒドロキシルまたはチオール
である場合には式IIまたはIIIの基であり、R5がアミノ
である場合には式IVまたはVの基 【化4】 であり、または−Hal(ここでHalは塩素、臭素ま
たはヨウ素である)であり、そしてR7はタンパク質を
生成するアミノ酸の側鎖である請求項1または2記載の
式Iの化合物。 - 【請求項4】 式中、 R1はヒドロキシル、アミノまたはチオールであり、 R2はヒドロキシル、アミノ、または非分枝もしくは分
枝状のC1〜C2−アルキルであり、 R3およびR3′は水素であり、 R4は非分枝もしくは分枝状のC0〜C5−アルキレンま
たはオルト−、メタ−またはパラ−C7〜C12−アラル
キレンであり、 R5はアミノ、ヒドロキシル、チオール、エステルまた
はアミド基、−CH2−、−CH(R7)−、−CH(N
H2)−または−CH(OH)−であり、 R6はR5が−CH2−、−CH(R7)−、−CH(NH
2)−または−CH(OH)−である場合には−COO
Hであり、R5がアミノまたはヒドロキシルである場合
には式IIまたはIIIの基であり、R5がアミノである場合
には式IVの基 【化5】 であり、または−Hal(ここでHalは塩素、臭素ま
たはヨウ素である)であり、そしてR7はタンパク質を
生成するアミノ酸の側鎖である請求項1〜3のいずれか
1項に記載の式Iの化合物。 - 【請求項5】 請求項1〜4に記載の式Iの化合物の1
または2種および少なくとも1種のテクネチウムまたは
レニウムイオンを含有するキレート錯体。 - 【請求項6】 請求項5に記載のキレート錯体および式
Iの化合物にR6を介して結合する器官特異的物質を含
有する配合体。 - 【請求項7】 式VI、VIIおよびVIIIの各化合物を反応
させて 【化6】 式I′の化合物を得、次いでそれをR4′、R5′および
R6′上の保護基を除去して式I 【化7】 (式中、 R4′、R5′およびR6′は保護基を有する基R4、R5
およびR6であり、 Xは酸素または窒素であり、そしてR′、R″および
R′′′はハロゲン特に塩素、臭素、フッ素であるが、
またはR2に適用される基である)の化合物に変換する
ことからなる請求項1〜4に記載の式Iの化合物の製造
方法。 - 【請求項8】 式IX、VIIおよびVIIIの化合物を、ベン
ジル保護基の除去により式X 【化8】 の化合物に変換し、次いでそれをY−R4−R5−R6(X
I)で式I″の化合物を介して式 【化9】 (式中、 R′、R″、R′′′並びにR4、R5およびR6は請求
項7に定義したとおりであり、そしてYはハロゲンまた
はトシレートであるか、さらにまたアミンとの結合後
に、生成されたイミンを介してメチレン基に変換される
カルボニル基である)の化合物に変換することからなる
請求項1〜4に記載の式Iの化合物の製造方法。 - 【請求項9】 請求項5記載の化合物および器官特異的
物質を含有する診断剤。 - 【請求項10】 請求項5記載の化合物および器官特異
的物質を含有する治療剤。 - 【請求項11】 互いに場所的に別々にある、器官特異
的物質に結合された請求項4記載の化合物およびペルテ
クネートからのテクネチウムをテクネチウム(II)に還元
することができる還元剤を含有する腫瘍検出用テストキ
ット。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4408729A DE4408729A1 (de) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | Nichtcyclische Chelatbildner auf Basis von Aminodialkylphosphoroxiden zur Herstellung von Technetium- oder Rheniumkomplexen |
| DE4408729:2 | 1994-03-15 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07278166A true JPH07278166A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=6512826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7054639A Pending JPH07278166A (ja) | 1994-03-15 | 1995-03-14 | テクネチウムまたはレニウム錯体製造のためのアミノジアルキル燐酸化物をベースとする非環式キレート化剤 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0672673A1 (ja) |
| JP (1) | JPH07278166A (ja) |
| CA (1) | CA2144588A1 (ja) |
| DE (1) | DE4408729A1 (ja) |
| NO (1) | NO950971L (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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