JPH07278480A - インクジェット記録インク用重合体微粒子 - Google Patents

インクジェット記録インク用重合体微粒子

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JPH07278480A
JPH07278480A JP9688894A JP9688894A JPH07278480A JP H07278480 A JPH07278480 A JP H07278480A JP 9688894 A JP9688894 A JP 9688894A JP 9688894 A JP9688894 A JP 9688894A JP H07278480 A JPH07278480 A JP H07278480A
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ink
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polymer fine
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JP9688894A
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Nobuyuki Ito
信幸 伊藤
Masayuki Hattori
雅幸 服部
Mitsuru Meya
充 目野
Toru Masukawa
亨 増川
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録ヘッドの吐出オリフィスから吐出される
液滴としてインクを飛翔させて記録を行う場合、乾燥性
に優れ、にじみ、輪郭のシャープさ、鮮明性、耐久性な
どの印字品位にすぐれ、さらにノズル吐出安定性にも優
れたインクジェット記録インクが得られる重合体粒子を
得る。 【構成】 ポリシロキサンを含有し、かつ平均粒子径が
0.01〜0.2μmであることを特徴とするインクジ
ェット記録インク用重合体微粒子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録ヘッドの吐出オリ
フィスから吐出される液滴としてインクを飛翔させて記
録を行う場合、乾燥性に優れ、にじみ、輪郭のシャープ
さ、鮮明性、耐久性などの印字品位に優れ、ノズル吐出
安定性および印字物の耐水性にも優れたインクジェット
記録インクが得られる重合体粒子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印字後の乾燥速度が速いものは、
インクの乾燥固化に伴う目詰まりによるノズル吐出安定
性が劣化し、逆に吐出安定性の良いものは乾燥性に劣る
問題がある。これらを両立させる目的で特開昭55−1
6042号、特開昭55−29546号公報などには、
ノズル吐出安定性を良くするため、染料、特定の高沸点
水溶性溶剤(湿潤剤)および水を主成分とし、速乾性を
良くするため各種界面活性剤の使用が提案されてきた。
しかし、インクが紙内部に浸透しすぎるため、にじみ、
輪郭のシャープさ、鮮明性、耐久性などの印字品位が低
下する新たな問題があり、満足すべきものではなかっ
た。一方、特開平3−79678号公報では50〜30
0オングストロームの超微粒子のエマルジョンを添加す
る方法が開示されている。また、特開昭54−5850
4号、特開昭60−38481号、特開昭55−139
471号、特開平3−250069号では疎水性染料、
塩基性染料および分散染料で着色したポリマーエマルジ
ョンからなるインクジェット記録用インクが開示されて
いる。しかし、これらの方法では、にじみ、輪郭のシャ
ープさは良いものの、微粒子の成膜性が良すぎるためノ
ズルが固く目詰まりし、ノズル吐出安定性が劣化し印字
がかすれるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
技術的課題を背景になされたもので、乾燥性に優れ、に
じみ、輪郭のシャープさ、鮮明性、耐久性などの印字品
位に優れ、さらにノズル吐出安定性および印字物の耐水
性にも優れたインクジェット記録インクが得られるイン
クジェット記録インク用重合体微粒子の提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリシロキサ
ンを含有し、かつ平均粒子径が0.01〜0.2μmで
あることを特徴とするインクジェット記録インク用重合
体微粒子、特に重合体粒子100重量部の存在下でオル
ガノシラン化合物の0.1〜900重量部を縮合反応し
て得られることを特徴とするインクジェット記録インク
用重合体微粒子を提供するものである。以下、本発明に
ついて詳細に説明する。
【0005】本発明のインクジェット記録インク用重合
体微粒子は、重合性単量体を乳化重合、懸濁重合、分散
重合の重合法、好ましくは乳化重合の重合法で重合して
得られる重合体粒子(以下、「重合体粒子(A)」とい
う)にポリシロキサンを付与することにより得られる。
ここでのポリシロキサンの付与とは、重合体粒子(A)
の表面にポリシロキサンが部分的または全面に積層され
ることおよび/または重合体粒子(A)の内部にポリシ
ロキサンを存在させることである。ポリシロキサンの割
合は、重合体粒子(A)100重量部に対して、通常、
0.1〜900重量部、好ましくは10〜300重量
部、特に好ましくは1〜150重量部、最も好ましくは
2〜100重量部である。ポリシロキサンの量が0.1
重量部未満であると摺動性が劣り、一方900重量部を
超えると耐熱性が劣る。
【0006】本発明において、重合体粒子(A)を製造
するために用いられる重合性単量体としては、スチレ
ン、エチルビニルベンゼン、α−メチルスチレン、フル
オロスチレン、ビニルピリンなどの芳香族モノビニル化
合物、アクリロニトリル、メタクリロニトリルなどのシ
アン化ビニル化合物、エチルアクリレート、ブチルアク
リレート、2−エチルヘキシルエチルアクリレート、β
−メタクリロイルオキシエチルハイドロジエンフタレー
ト、2−アクロイルオキシエチル−2−ヒドロキシエチ
ルフタル酸、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル
アクリレート、グリシジルアクリレート、N,N′−ジ
メチルアミノエチルアクリレートなどのアクリル酸エス
テルモノマー、ブチルメタクリレート、2−エチルヘキ
シルメタクリレート、メチルメタクリレート、メトキシ
ジエチレングリコールメタクリレート、メトキシポリエ
チレングリコールメタクリレート、2−メタクリロイル
オキシエチル−2−ヒドロキシプロピルフタレート、エ
チルメタクリレート、ブチルメタクリレート、シクロヘ
キシルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート、グリシジルメタクリレート、N,N′−ジメチ
ルアミノエチルメタクリレートなどのメタクリル酸エス
テルモノマー、シリコン変性単量体、マクロモノマー、
またはアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコ
ン酸などのモノマまたはジカルボン酸およびジカルボン
酸の酸無水物、アクリルアミド、メタクリルアミドなど
のアミド系モノマーを用いることができる。またブタジ
エン、イソプレンなどの共役二重結合化合物や酢酸ビニ
ルなどのビニルエステル化合物、4−メチル−1−ペン
テン、その他のα−オリフィン化合物が挙げられる。好
ましい重合性単量体は、芳香族ビニル化合物、(メタ)
アクリル酸エステル、モノカルボン酸などである。
【0007】また、重合体粒子(A)で用いられる重合
性単量体中には架橋性単量体を含有していても良い。架
橋性単量体を使用する場合は、重合性単量体の10重量
%以上、好ましくは15重量%以上、さらに好ましくは
20重量%以上の割合で使用する。上記の重合体粒子
(A)で用いられる架橋性単量体としては、ジビニルベ
ンゼンなどの非共役ジビニル化合物、多価アクリレート
化合物として下記の化合物が挙げられる。これらは1種
または2種以上で用いられる。多価アクリレート化合物
の具体例としては、ポリエチレングリコールジアクリレ
ート、1,3−ブチレングリコールジアクリレート、
1,6−ブチレングリコールジアクリレート、1,6−
ヘキサンレングリコールジアクリレート、ネオペンチル
グリコールジアクリレート、ポリプロピレンジアクリレ
ート、2,2′−ビス(4−アクリロキシプロピロキシ
フェニル)プロパン、2,2′−ビス(4−アクリロキ
シジエトキシフェニル)プロパン、メチレンビスアクリ
ルアミドなどのジアクリレート化合物、トリメチロール
プロパントリアクリレート、トリメチロールエタントリ
アクリレート、テトラメチロールメタントリアクリレー
トなどのトリアクリレート化合物、ジトリメチロールプ
ロパンテトラアクリレート、テトラメチロールメタンテ
トラアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリ
レートなどのテトラアクリレート化合物、エチレングリ
コールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタ
クリレート、トリエチレングリコールジメタクリレー
ト、ポリエチレングリコールジメタクリレート、1,3
−ブチレングリコールジメタクリレート、1,4−ブチ
レングリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサング
リコールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジ
メタクリレート、ジプロピレングリコールジメタクリレ
ート、ポリプロピレングリコールジメタクリレート、
2,2−ビス(4−メタクリロキシジエトキシフェニ
ル)プロパンなどのメタクリレート化合物、トリメチロ
ールプロパントリメタクリレート、トリメチロールエタ
ントリメタクリレートなどのトリメタクリレート化合物
が挙げられる。以上のうち、好ましくはジビニルベンゼ
ン、エチレングリコールジメタクリレート、またはトリ
メチロールプロパントリメタクリレート、特に好ましく
はジビニルベンゼンである。
【0008】本発明において、ポリシロキサンとは、通
常、一般式RnSi(OR′)4-nで表わされるアルコ
キシシラン化合物、またはRmSiO〔(4-m)/2〕で表
わされる環状シロキサンなどが縮合してなる。前記一般
式中、nは0〜3の整数、mは0〜3の数を示し、Rは
好ましくは、炭素数1〜8の有機基、例えばメチル基、
エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基などのアル
キル基、その他のγ−クロロプロピル基、ビニル基、
3,3,3−トリフロロプロピル基、γ−グリシドキシ
プロピル基、γ−メタクリルオキシプロピル基、γ−メ
ルカプトプロピル基、フェニル基、3,4−エポキシシ
クロヘキシルエチル基、γ−アミノプロピル基などが挙
げられる。また、式中R′は、好ましくは炭素数1〜5
のアルキル基、または炭素数1〜4のアシル基であり、
例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチ
ル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、アセチ
ル基などが挙げられる。式中、Rの炭素数が9を超える
かまたはR′の炭素数が6を超えるとポリシロキサンを
重合体粒子(A)の付与が十分でなく、従って得られる
重合体微粒子のフィルムへの密着性が十分ではない。
【0009】上記のオルガノシラン化合物として、下記
のものを挙げることができる。これらのアルコキシシラ
ン化合物の具体例としては、テトラメトキシシラン、テ
トラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトラ
ブトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルト
リエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチル
トリエトキシシラン、n−プロピルトリメトキシシラ
ン、n−プロピルトリエトキシシラン、i−プロピルト
リメトキシシラン、i−プロピルトリエトキシシラン、
γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプ
ロピルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、3,3,3−トリフロ
ロプロピルトリメトキシシラン、3,3,3−トリフロ
ロプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルト
リエトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルトリ
メトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルトリエ
トキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、フ
ェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、3,4−
エポキシシクロヘキシルエチルトリメトキシシラン、
3,4−エポキシシクロヘキシルエチルトリエトキシシ
ラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシ
シラン、ジエチルジメトキシシランなどを挙げることが
できる。好ましくは、テトラメトキシシラン、テトラエ
トキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリ
エトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチル
ジエトキシシランである。また、環状シロキサンとして
は、ヘキサフェニルシクロトリシロキサン、オクタフェ
ニルシクロテトラシロキサン、テトラビニルテトラメチ
ルシクロテトラシロキサン、ヘキサメチルシクロトリシ
ロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ペン
タメチルシクロテトラシロキサン、ヘキサメチルシクロ
テトラシロキサン、テトラメチルシクロテトラシロキサ
ン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチル
シクロヘキサシロキサン、トリメチルトリフェニルシク
ロトリシロキサンなどの環状化合物のほかに、直鎖状あ
るいは分岐状のオルガノシロキサンを挙げることができ
る。これのオルガノシラン化合物は、1種単独または2
種以上を併用することができ、他の例えばチタン、アル
ミニウムなどの金属アルコキシドと併用することもでき
る。また、これらのオルガノシラン化合物は必要に応じ
て有機溶媒に溶解させて使用することもできる。
【0010】次に、本発明のインクジェット記録インク
用重合体微粒子の好ましい製造方法を説明する。先ず、
重合性単量体を好ましくは乳化重合法の重合法で重合
し、重合体粒子(A)を得る。このときの重合体粒子
(A)の平均粒子径については、特に限定するものでな
く、最終的に得られるインクジェット記録インク用重合
体微粒子の目的とする平均粒子径が得られるように、重
合体粒子(A)の平均粒子径は適宜決める。重合体粒子
(A)の平均粒子径のコントロールは乳化剤の量、撹
拌、その他公知の方法により行なうことができる。上記
の乳化重合で使用される重合開始剤としては、通常の乳
化重合、懸濁重合で用いられるものであれば特に制限さ
れないが、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸
アンモニウムなどの過硫酸塩系開始剤、アゾ系開始剤お
よび過酸化水素、有機過酸化物などを単独で、あるいは
アスコルビン酸などの各種還元剤と組み合わせて使用し
てもよい。
【0011】上記の乳化重合においては、重合反応系の
安定性を高めるため、懸濁保護剤または界面活性剤が使
用される。界面活性剤としては通常のものを用いること
ができ、例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸塩、ドデ
シル硫酸塩、ラウリル硫酸塩、ジアルキルスルホコハク
酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫
酸塩、ポリオキシエチンアナルキルプロペニルフェニル
エーテル硫酸塩、ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮
合物などのアニオン系界面活性剤を例示するこができ
る。ここで、塩としてナトリウム、アンモニウムなどを
挙げることができる。さらに、ポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテル、ポリエチレングリコールモノステ
アレート、ポリオキシエチレンアルキルプロペニルフェ
ニルエーテル、ソルビタンモノステアレートなどのノニ
オン系界面活性剤を使用することも可能である。また、
ナフタレンスルホン酸ナトリウムなど一般に知られてい
る反応性乳化剤を単独あるいは上記の界面活性剤と併用
して使用することが可能である。好ましい懸濁保護剤と
しては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸ナト
リウム、ヒドロキシプロピルセルロースなどの水溶性高
分子を使うことができる。これらは、単独でもよく、ま
た組み合わせて使用することが可能である。好ましい組
み合わせとしては、アニオン系界面活性剤とノニオン系
界面活性剤と水溶性高分子の組み合わせがある。
【0012】次に、得られた重合体粒子(A)の存在
下、重合体粒子(A)100重量部に対して、通常、
0.1〜900重量部、好ましくは10〜300重量
部、特に好ましくは1〜150重量部、最も好ましくは
2〜100重量部のオルガノシラン化合物を縮合する。
ここで、水に対する溶解度が10-3重量%以下の溶媒の
存在下で上記の縮合反応をすることができる。溶媒とし
ては、好ましくはケトン類、低級アルコール、エステル
などがある。本発明において、重合体粒子(A)中にオ
ルガノシラン化合物を吸収させることが好ましく、その
方法としては、有機系重合体粒子の存在下にオルガノシ
ラン化合物を一括もしくは連続もしくは分割して添加
し、よく攪拌することにより達成される。有機系重合体
粒子に吸収されるオルガノシラン化合物は、使用される
全オルガノシラン化合物の5重量%以上、好ましくは1
0重量%以上、さらに好ましくは30重量%以上であ
る。
【0013】また、オルガノシラン化合物の吸収が充分
でない状態で反応が進むのを避けるために、反応系内は
pH4〜10、好ましくはpH5〜9、さらに好ましく
はpH6〜8に調整し、温度は90℃以下、好ましくは
70℃以下、さらに好ましくは50℃以下、特に好まし
くは30℃以下の条件で、オルガノシラン化合物を添
加、吸収させることが望ましい。重合体粒子(A)中に
吸収されたオルガノシラン化合物の縮合反応は、反応温
度および水素イオン濃度を変えることにより容易に制御
され、ポリシロキサンの重合度を調整することができ
る。オルガノシラン化合物の縮合反応は、温度30℃以
上、好ましくは50℃以上、さらに好ましくは70℃以
上で行うことができる。本発明のインクジェット記録イ
ンク用重合体微粒子の粒子径は0.01〜0.2μm、
好ましくは0.01〜0.15μm、さらに好ましくは
0.01〜0.12μmである。
【0014】本発明のインクジェット記録インク用重合
体微粒子は、基本的に染料(または顔料)、および媒体
と混合してインクジェット記録インクとすることができ
る。本発明において使用することのできる染料として
は、酸性染料、塩基性染料、直接染料、分散染料、反応
性染料などが用いられる。具体的には、ブラック染料と
してはダイレクトブラック#19(C.I.3525
5)、ダイレクトブラック#154、フードブラック#
2(C.I.27755)、ソルベントブラック#3、
ソルベンドブロック#22、ソルベントブラック#23
など、イエロー染料としてはアシッドイエロー#23
(C.I.19140)、ソルベントイエロー#19、
ソルベントイエロー#21、ソルベントイエロー#6
1、ソルベントイエロー#80など、マゼンダ染料とし
てはアシッドレッド#87(C.I.45380)、ア
シッドレッド#106(C.I.45100)など、ソ
ルベントレッド#8、ソルベントレッド#49、ソルベ
ントレッド#81、ソルベントレッド#82、ソルベン
トレッド#83、ソルベントレッド#84、ソルベント
レッド#ソ100、ソルベントレッド#109、ソルベ
ントレッド#121など、シアン染料としてはアシッド
ブルー#9(C.I.42090)、ダイレクトブルー
#86(C.I.74180)、ソルベントブルー#1
1、ソルベントブルー#12、ソルベントブルー#2
5、ソルベントブルー#36、ソルベントブルー#5
5、ソルベントブルー#73などが挙げられる。
【0015】また、顔料としては、通常の有機顔料や無
機顔料を微粒子分散させたものが用いられ、顔料粒径が
0.1μm以下に微粒子化されているものが好適であ
る。染料、顔料の添加量としては、インクジェット記録
インクの0.5重量%未満では十分な色調、濃度が得ら
れず、10重量%をこえると目詰まりが起こり易くなる
ために0.5〜10重量%が好ましい。さらに媒体とし
ては水やその他の水性媒体、例えば、エチレングレイコ
ール、プロレングリコールブチレングリコール、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール200、同400、同600、同150
0、グリセリン、ン−メチロールプロリドン、エチレン
グリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエー
テル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエ
チレングリコールジエチルエーテルなどが挙げられる。
これらの水性媒体は、通常、インクジェット記録インク
の10〜99重量%添加される。本発明のインクジェッ
ト記録インク用重合体微粒子はインクジェット記録用イ
ンクの全固形分が0.1〜90重量%、好ましくは1〜
70重量%となるように添加される。インクジェット記
録インクには上記以外にさらに、水溶性高分子、ポリマ
ーエマルジョン、界面活性剤、pH調整剤、防腐防黴
剤、防錆剤、キレート剤、紫外線吸収剤、赤外線吸収剤
等を添加することができる。本発明のインクジェット記
録インク用重合体微粒子を用いたインクジェット記録イ
ンクは、紙、織布、不織布、プラスチックフィルムなど
への印字に好適に用いることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、本発明
はこれらに限定されるものではない。なお、以下の記載
において「部」は重量部、「%」は「重量%」を表わ
す。 実施例1〜3 第一工程として、窒素ガス雰囲気下仁尾いて表1に示す
単量体、乳化剤さらに重合開始剤として過硫酸アンモニ
ウム0.5部、キレート剤としてエチレンジアミン四酢
酸ナトリウム0.02部、適量の重合安定剤および水2
50部を反応容器に仕込み、重合温度60〜80℃で攪
拌しながら単量体を連続添加方式で乳化重合した。第二
工程として、引続き反応容器の温度を25℃まで冷却
し、pHを8に調製後、メチルトリメトキシシラン10
部を添加し、約30分間強く攪拌した。その後、反応容
器を70℃に昇温し、3時間反応させて縮合反応を完結
させ、ポリシロキサンを含有するインクジェット記録イ
ンク用重合体微粒子A〜Cを得た。 比較例1 実施例1において、第二工程を行わない以外は実施例1
と同様にしてインクジェット記録インク用重合体微粒子
Dを得た。
【0017】
【表1】
【0018】実施例4 第一工程として、ジビニルベンゼン(市販品、純度55
%、残余の40%はエチルビニルベンセン、残余の5%
はジエチルベンゼン)35部、スチレン55部、アクリ
ル酸10部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1
5部、イオン交換水900部および過硫酸ナトリウム1
部を反応容器に仕込み、攪拌下80℃で1時間重合し
た。その後、引き続きメチルメタクリレート30部、n
−ブチルアクリレート60部、メタクリル酸9部および
エチレングリコールメタクリレート1部からなる混合モ
ノマーを3時間にわたり連続的に添加し、重合を完結さ
せた。第二工程として、引続き反応容器の温度を25℃
まで冷却し、pHを8に調製後、ジエチルジエトキシシ
ラン40部を添加し、約30分間強く攪拌した。その
後、反応容器を70℃に昇温し、3時間反応させて縮合
反応を完結させ、平均粒子径0.05μmのインクジェ
ット記録インク用重合体微粒子Eを得た。
【0019】試験例1 得られた重合体微粒子A〜Eを用いて以下の組成でイン
クジェト記録インクを調製した。なお、比較例2として
インクジェット記録インク用重合体微粒子を全く使用し
ない以外は以下と同様の組成でインクジェット記録イン
クを調製した。 ダイレクトブラック#19 3% グリセリン 4% 重合体微粒子A〜E 10% 水 83% 上記の各成分を容器のなかで十分混合攪拌し、ポアサイ
ズ0.5μmのメンブランフィルターでろ過し、インク
ジェット記録インクを調製した。得られたインクジェッ
ト記録インクを用いて、市販のインクジェットプリンタ
ーを用いて印字を行い、以下の評価を行った。結果を表
2に示す。評価用のとして紙は、サイズ度17秒のPP
C用紙、サイズ度16秒のストックフォーム紙を用い、
評価用のフィルムとしては市販のOHPフィルムを用い
た。
【0020】(1)乾燥速度 印字5秒後、印字部を指でこすりインクのずれの有無を
観察した。 ○:2種の紙とも全くズレがみとめられない。 ×:2種の紙のいずれかにわずかでもズレが認められ
る。 (2)鮮明性 印字後、画面のにじみ、濃度ムラを目視で観察した。 ○:2種の紙とも全くにじみ、濃度ムラが認められな
い。 ×:2種の紙のいずれかにわずかでもにじみ、濃度ムラ
が認められる。 (3)噴射安定性 インクをプリンターに充填したまま3ヶ月放置後、再印
字して順調に印字できるか否かを評価した。 ○:順調に印字できた。 ×:ノズルにつまりが見られ印字不可能であった。 (4)耐水性 PPC用紙とフィルムに印字し、2分後に印字物を水中
に没し、画面のにじみを観察した。 ○:全くにじみ、濃度ムラが認められない。 ×:全体ににじみ、濃度ムラが認められる。
【0021】
【表2】
【0023】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録インク用重
合体微粒子を用いたインクジェット記録インクは、速乾
性に優れ、にじみ、輪郭のシャープさ、鮮明性、耐久性
などの印字品性、ノズル吐出安定性および印字物の耐水
性にも優れる。
フロントページの続き (72)発明者 増川 亨 東京都中央区築地二丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリシロキサンを含有し、かつ平均粒子
    径が0.01〜0.2μmであることを特徴とするイン
    クジェット記録インク用重合体微粒子。
  2. 【請求項2】 重合体粒子100重量部の存在下でオル
    ガノシラン化合物の0.1〜900重量部を縮合反応し
    て得られることを特徴とするインクジェット記録インク
    用重合体微粒子。
JP9688894A 1994-04-11 1994-04-11 インクジェット記録インク用重合体微粒子 Pending JPH07278480A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09188732A (ja) * 1995-12-26 1997-07-22 Lexmark Internatl Inc 顔料インク用重合体分散剤
WO2006030978A1 (en) * 2004-09-17 2006-03-23 Ricoh Company, Ltd. Recording ink, ink cartridge, ink record, inkjet recording apparatus, and inkjet recording method

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