JPH0727900Y2 - コップ等の容器の断熱構造 - Google Patents

コップ等の容器の断熱構造

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JPH0727900Y2
JPH0727900Y2 JP1990097080U JP9708090U JPH0727900Y2 JP H0727900 Y2 JPH0727900 Y2 JP H0727900Y2 JP 1990097080 U JP1990097080 U JP 1990097080U JP 9708090 U JP9708090 U JP 9708090U JP H0727900 Y2 JPH0727900 Y2 JP H0727900Y2
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為宇 内田
升将 藤田
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冨士シール工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、断熱性が良好であるコップ等の容器の断熱構
造に関する。
(従来の技術) 従来、例えば、コップとして周囲を把持可能な紙コップ
が一般に知られており、該紙コップはその肉厚が全体に
わたって一様に薄く設けられているのが一般的である。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記紙コップはその便利さから使用頻度が多
く、該紙コップに熱湯,高温度あるいは低温度の飲料水
(以下、熱湯等という)を入れる場合も少なくはない。
このような場合、紙コップの把持部の肉厚が薄いため、
コップ内の熱湯等の温度が容易に伝わりコップが熱く又
は冷たくなり、紙コップを把持するのが困難であるばか
りか、非常に危険である。
しかも、紙コップの把持部の肉厚が薄いため、該把持部
の剛性が不十分で持ち運びが不安定となる問題がある。
また、上記の問題を解消する手段としてコップ全体を断
熱効果を有する発泡樹脂で厚肉に構成することも考えら
れるが、この場合、材料が多く必要となり、生産コスト
が高くなるため、実用的ではない。
そこで、紙コップの把持部にシート状の断熱体を外嵌さ
せることも考えられるが、この場合には、断熱体が紙コ
ップから突出するため、外観体裁が悪くなる欠点がある
と共に、断熱体が紙コップからずれないように、接着剤
等により接着しなければならず、その製造が面倒で煩雑
になる問題がある。
それ故、本考案は上記問題に鑑み、容器本体に熱湯等を
入れた場合であっても、容易且つ安全に把持でき、且
つ、安定して持ち運ぶことができると共に、生産コスト
が高くなるのを可及的に防止でき、外観体裁を向上して
容易且つ迅速に製造することができるコップ等の容器の
断熱構造を提供することを課題とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、このような課題を解決するために、コップ等
の容器の断熱構造としてなされたもので、周囲を把持可
能な容器本体1の把持部3に断熱体7が外嵌装着された
コップ等の容器の断熱構造において、前記容器本体1は
合成樹脂製シート12より型成形されてなり、該容器本体
1の成形時に、成形型13内の断熱体7が一体成形により
容器本体1に固着されてなることにある。
(作用) 上記構成の容器において、容器本体1の把持部3に外嵌
装着された断熱体としての断熱用紙管7が、断熱作用を
有するため、該容器本体1に熱湯が注がれた場合、紙管
7の外周面の温度は熱湯に比し低温度を維持し、その結
果、該紙管7を介して把持部3を容易且つ安全に把持す
ることができる。
しかも、紙管7は把持部3の補強を図り、容器本体1の
持ち運びを安定させることができる。
更に、紙管7は容器本体1の成形時に容器本体1に一体
成形されていることから、容器本体1に密着状に固定で
き、紙管7と容器本体1の外周面とを面一にすることが
でき、外観体裁が悪くなることはない。
(実施例) 以下、本考案に係る容器をコップに適用した実施例につ
いて説明する。
第1図及び第2図はコップAを示し、1は断面円形の合
成樹脂製のコップ本体で、該コップ本体1は、上端縁に
径外方向に突出するフランジ部2を有する円筒状の把持
部3と、該把持部3から下方に一体に延設されたテーパ
部5とから構成されてなる。
7はコップ本体1に熱湯等を注ぎ入れた際に、該熱湯等
の熱を断熱するための断熱体としての断熱用紙管(以
下、紙管という)で、前記コップ本体1の把持部3に外
嵌装着されるものである。該紙管7は表面が印刷等で加
飾された紙材料からなる帯体の両端部を重合固着するこ
とにより形成され、紙管7はコップ本体1の外周面と面
一に装着されている。
また、紙管7の肉厚は、コップ本体1に注がれる熱湯等
の温度を好適に断熱できるように、適宜設定可能であ
る。
更に、第2図に示すようにコップ本体1のテーパ部5を
別のコップ本体1の開口10に挿入した際に、紙管7の下
端が別のコップ本体1のフランジ部2に当接すると共
に、両者はそれぞれの摩擦力により、自然に脱落しない
ようになっている。従って、コップAは複数を一体にし
た状態で携帯でき便利である。
本実施例は、以上のような構成からなり、該コップに例
えば、熱湯を注ぎ入れた場合には、把持部3に紙管7が
外嵌装着されていることから、該紙管7は断熱作用を有
し、その表面が熱くならず、該紙管7を介して把持部3
を容易且つ安心して把持することができるのである。
また、把持部3には紙管7が外嵌装着されていることか
ら、コップ本体1の把持部3部分の肉厚が厚くなり、そ
の結果、該把持部3部分が補強され、熱湯の入っている
コップ本体1を安定して持ち運ぶことができるのであ
る。
このコップAの製造方法は、先ず、第3図(イ)に示す
ように、成形型13の内周面に該内周面と略同一径の紙管
7を内嵌する。その後に、第3図(ロ)に示すように、
加熱軟化した合成樹脂製シート12を真空成形するのであ
る。
このように形成されたコップAは、接着剤等を使用しな
くても、紙管7をコップ本体1に固着でき、紙管7がコ
ップ本体1から脱落するおそれはない。
更に、図4に示す如く紙管7の上端はフランジ部2の下
面に当接させるようにしても良い。また、上記実施例で
は、断熱体として紙管を例示したが、断熱体は合成樹脂
材料からなる管体から構成することも可能である。
その他、本考案は各部の具体的な構成は任意に設計変更
自在であり、例えば、容器本体は、コップに限定されな
いのは無論である。
(考案の効果) 以上のように、本考案は、容器本体の把持部に断熱体を
外嵌装着したので、容器本体に熱湯等を注いでも、断熱
体が断熱作用を有し、該断熱体を介して容器本体の把持
部を容易且つ安全に把持することが可能になるという実
用的効果がある。
しかも、上記のように把持部には断熱体が外嵌装着され
ることから、該把持部の補強が図れ、熱湯等を入れた状
態で容器本体を安定して持ち運ぶことができるという効
果を有する。
また、断熱体は、容器本体の把持部に外嵌装着されるだ
けで、容器本体全体にわたって設ける必要がないので、
容器本体全体を厚肉に形成するのに比し、材料が少なく
て良く、生産コストが高くなるのを可及的に防止できる
という利点がある。
更に、前記容器本体は合成樹脂製シートより型成形され
てなり、該容器本体の成形時に、成形型内の断熱体が一
体成形により容器本体に固着されているので、断熱体と
容器本体の外周面とを面一にすることができ、外観体裁
の向上を図ると共に、断熱体を容器本体に接着させる手
間が不要となり、容易且つ迅速に製造できる利点があ
る。
しかも、断熱体が紙管からなる場合には、容易且つ低コ
ストで製造ができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す全体断面図、第2図は
コップを複数段に重ね合わせた状態を示す斜視図。 第3図イ、ロは同コップの製造工程をそれぞれ示す図、
第4図は全体断面図。 1……容器本体(コップ本体1)、3……把持部、7…
…断熱用紙管(断熱体)、12……合成樹脂製シート、13
……成形型

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周囲を把持可能な容器本体1の把持部3に
    断熱体7が外嵌装着されたコップ等の容器の断熱構造に
    おいて、前記容器本体1は合成樹脂製シート12より型成
    形されてなり、該容器本体1の成形時に、成形型13内の
    断熱体7が一体成形により容器本体1に固着されてなる
    ことを特徴とするコップ等の容器の断熱構造。
  2. 【請求項2】前記断熱体7が紙管からなることを特徴と
    する請求項1に記載のコップ等の容器の断熱構造。
JP1990097080U 1990-09-14 1990-09-14 コップ等の容器の断熱構造 Expired - Fee Related JPH0727900Y2 (ja)

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JPH0454272U JPH0454272U (ja) 1992-05-08
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JPS552851Y2 (ja) * 1976-06-04 1980-01-24

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