JPH07279989A - スプリングクラッチ - Google Patents

スプリングクラッチ

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Publication number
JPH07279989A
JPH07279989A JP6097914A JP9791494A JPH07279989A JP H07279989 A JPH07279989 A JP H07279989A JP 6097914 A JP6097914 A JP 6097914A JP 9791494 A JP9791494 A JP 9791494A JP H07279989 A JPH07279989 A JP H07279989A
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JP
Japan
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spring
output side
output
rotation
side rotating
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JP6097914A
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Inventor
Kazuhiko Namiki
和彦 並木
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力側回転部材から出力側回転部材に回転駆
動力を伝達しないとき、回転している入力側回転部材に
対して、出力側回転部材が連れ回りするのを防止できる
ようにしたスプリングクラッチを提供することである。 【構成】 入力側回転部材1と、出力側回転部材120
と、これらに跨って巻き付けられたスプリング7とを有
するスプリングクラッチにおいて、入力側回転部材1の
回転を出力側回転部材120に伝達しないとき、回転し
ている入力側回転部材1に対して、出力側回転部材12
0が連れ回りするのを防止する摩擦パッド16をブラケ
ット10に圧接させる。摩擦パッド16は、出力側回転
部材120に相対回転不能に取付けられた円板17に固
定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイル状のスプリング
を用いたスプリングクラッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種機械装置に使用されるスプリングク
ラッチは、周知のように、入力側回転部材と、出力側回
転部材との間の回転伝達関係を、選択的に連断するもの
である。かようなスプリングクラッチのうち、入力側回
転部材と出力側回転部材とを互いに相対回転可能に嵌合
させるようにしたものがあるが、このようなものでは、
入力側回転部材から出力側回転部材への回転伝達の断切
時に、入力側回転部材が回転しているため、両回転部材
の嵌合部における摩擦力により、出力側回転部材が連れ
回りすることがある。このような連れ回りを起こすと、
色々な不都合を生じる。例えば、複写機、プリンタ或い
はファクシミリなどの画像形成装置において、感光体上
のトナー像を転写ベルトに転写する方式のもので、転写
ベルトのホームポジションが決まっていて、かかる転写
ベルトがスプリングクラッチの出力側回転部材によって
駆動される構成の場合、転写ベルトをホームポジション
に停止させておくべく、入力側回転部材から出力側回転
部材への回転伝達を断切しているとき、両回転部材の嵌
合部における摩擦力によって、出力側回転部材が連れ回
りしてしまうと、転写ベルトのホームポジションが狂っ
てしまう。
【0003】従来のこの種のスプリングクラッチには、
かような連れ回りの防止手段が設けられておらず、かか
る連れ回わりが発生するおそれを免れなかった。なお、
この種の技術に関連するものとして、例えば、特開平1
−279121号公報などによるものが既に提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、入力
側回転部材から出力側回転部材に対して回転駆動力を伝
達しないとき、回転している入力側回転部材によって出
力側回転部材が連れ回りするのを防止できるようにした
スプリングクラッチを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、回転駆動される入力側回転部材と、該入力
側回転部材に対して相対回転可能に嵌合した出力側回転
部材と、両回転部材に跨って巻き付けられ、一端が出力
側回転部材に係止されたコイル状のスプリングと、前記
入力側回転部材に対して相対回転可能となっていて、か
つ前記スプリングの他端を係止するスプリング規制部材
と、入力側回転部材から出力側回転部材への回転伝達を
断切するとき、入力側回転部材と出力側回転部材が前記
スプリングを介して駆動連結されないように、前記スプ
リング規制部材を回転不能に拘束すると共に、入力側回
転部材の回転を出力側回転部材に伝達するとき、前記ス
プリングが入力側回転部材と出力側回転部材を締付けて
両回転部材がスプリングを介して駆動連結されるよう
に、前記拘束を解除する手段と、前記回転伝達の断切時
に、回転している入力側回転部材に対して、両回転部材
の嵌合部における摩擦力により、出力側回転部材が連れ
回りするのを防止する出力側回転部材制動手段とを具備
したスプリングクラッチを提案するものである。
【0006】その際、出力側回転部材制動手段は、出力
側回転部材に対して相対回転不能に支持され、かつ固定
部材に摩擦接触する摩擦部材を有していると、効果的で
ある。
【0007】又、出力側回転部材制動手段は、出力側回
転部材に対して相対回転不能であって、その軸方向に移
動可能に支持され、かつ固定部材に摩擦接触する摩擦部
材と、該摩擦部材を前記固定部材に対して加圧する弾性
部材と、該弾性部材による加圧力を調整する調整装置と
を有していると、効果的である。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に
説明する。
【0009】図1は、本発明一実施例のスプリングクラ
ッチの断面図である。同図において、符号1は、入力側
回転部材を示す。本例では、この入力側回転部材1が、
その外周面の全周に多数の歯部1Aが形成されたタイミ
ングプーリとなっているが、かかる入力側回転部材1と
して、歯車や、チェーンを掛け渡すスプロケットや、平
ベルト,Vベルトを掛け渡す通常のプーリや、摩擦車な
どの伝動部材を用いることもできる。入力側回転部材1
の歯部1Aには図示されないタイミングベルトが係合し
ており、かかるベルトが回転すると、入力側回転部材1
は、その中心軸線のまわりに一方向、例えば矢印a方向
に回転駆動される。
【0010】入力側回転部材1の中心部の穴には出力側
回転部材120が同心状に、かつ相対回転可能に嵌合し
ている。このように出力側回転部材120は入力側回転
部材1に回転自在に嵌合しているが、本例ではかかる出
力側回転部材120が、スリーブ2と出力軸3とから構
成され、スリーブ2は出力軸3の外側にこれと同心状に
嵌め込まれて固定され、出力軸3と一体に回転するよう
に構成されている。スリーブ2の中空穴内に出力軸3が
一体に嵌め込まれているのであるが、スリーブ2と出力
軸3とを予め1つの部材で構成し、これを出力側回転部
材とすることもできる。出力側回転部材120は、入力
側回転部材1の支持軸を兼ねており、かかる出力側回転
部材120は機械装置の機枠の側板4と図示していない
他の側板に軸受5を介して回転自在に支持されている。
【0011】入力側回転部材1は、この部材の本体に嵌
合固定されたリング状部材6を有し、この部材6は、出
力側回転部材120と同心状に配置され、焼結合金など
の摩耗しにくい材料により構成されている。入力側回転
部材1のリング状部材6の外周面と、出力側回転部材1
20におけるスリーブ2の増径部2aの外周面とには、
コイル状のスプリング7が巻き付けられている。このよ
うにスプリング7は、入力側と出力側の両回転部材1,
120に跨って巻き付けられ、その巻き付け前のフリー
状態にあるときは、その内径がリング状部材6の外周部
とスリーブ2の増径部2aの外周部の直径よりも小さく
なっている。従って、このスプリング7は強制的にリン
グ状部材6と増径部2aの外周部に巻き付けられ、これ
らの外周部を締め付けてこれらに摩擦接触する。
【0012】スプリング7の爪状の一端7Aは、出力側
回転部材120のスリーブ2に係止され、その他端7B
は、入力側回転部材1に対して同心状で、かつ相対回転
可能に支持されたスプリング規制部材8に係止されてい
る。このスプリング規制部材8は、出力側回転部材12
0に対して同心状に位置し、出力側回転部材120とス
プリング規制部材8の回転中心は、入力側回転部材1の
軸心と合致している。このように、スプリング規制部材
8は、入力側回転部材1に対して相対回転可能となって
いて、かつスプリング7の他端7Bを係止する部材であ
る。
【0013】スプリングクラッチが組付けられる機械装
置の機枠にはブラケット10が不動に固定され、このブ
ラケット10には電磁石11が固設されている。このブ
ラケット10の貫通孔には出力側回転部材120が回転
自在に嵌合している。又、ブラケット10の下部から側
方に折り曲げた延伸部10aには、揺動ストッパ部材1
2が、その延伸部10aを支点にして矢印b方向に揺動
自在に枢着されている。本例では、図4に示すように、
延伸部10aの先端に二叉状に突出形成された舌部10
b,10bが、揺動ストッパ部材12の下部に形成され
た切欠12b,12bにそれぞれ嵌合し、揺動ストッパ
部材12は、この切欠12b,12bの領域を中心とし
て矢印b方向に揺動可能となっている。
【0014】スプリング規制部材8には、揺動ストッパ
部材12と対向した部位に、適数の、図の例では互いに
180°の角度をずらした位置に配置された2つの突起
部8Aが一体に設けられている。ブラケット10の下端
部の爪10cと、揺動ストッパ部材12の基端部側の爪
12cとの間には、引っ張りバネ13の各端部が係止さ
れ、このバネ13の弾力によって、揺動ストッパ部材1
2は、この部材12に設けた爪部12aが突起部8Aに
係合する方向に付勢されている。なお、入力側回転部材
1のリング状部材6は、スプリング7との接触によって
入力側回転部材が早期に摩耗することを防止するために
設けられたものである。
【0015】ここで、入力側回転部材1が矢印a方向に
回転駆動されているものとして、スプリング規制部材8
の1つの突起部8Aに、揺動ストッパ部材12の爪部1
2aが係合しているときは、入力側回転部材1が回転す
るのみで、この回転は、出力側回転部材120の方には
伝達されない。すなわち、入力側回転部材1が矢印a方
向へ回転することによって、この入力側回転部材1(本
例ではそのリング状部材6)に巻き付いたスプリング7
も、両者間の摩擦によって入力側回転部材1と共に回転
しようとするが、このスプリング7の他端7Bが固定係
止されているスプリング規制部材8は、その突起部8A
と、回転不能な揺動ストッパ部材12の爪部12aの係
合によって、回転を阻止されているので、スプリング7
は入力側回転部材1と一体に回転することはない。その
代り、各端7A,7Bを出力側回転部材120とスプリ
ング規制部材8に係止されたスプリング7は、その外径
をわずかに拡大する向きに弾性変形する。これにより、
スプリング7が入力側回転部材1と出力側回転部材12
0に対して巻き付く力が弱まり、入力側回転部材1と出
力側回転部材120のスプリング7を介しての駆動連結
が解除される。このようにして、入力側回転部材1は回
転するものの、出力側回転部材120は回転せず、入力
側回転部材1は、両回転部材1,120の嵌合部Aにお
いて出力側回転部材120の周りに回転し、且つ、スプ
リング巻き付け部Bにおいて、このスプリング7に対し
てスリップ回転する。
【0016】上述した動作時には、ブラケット10に設
けられた電磁石11は励磁されない状態となっており、
これにより引っ張りバネ13の作用で揺動ストッパ部材
12が図1の姿勢を占め、その爪部12aがスプリング
規制部材8の1つの突起部8Aに係合するのであるが、
図示していない制御装置からクラッチオン信号が出力さ
れ、これに伴い、電磁石11が励磁されると、少なくと
も一部が磁性体より成っている揺動ストッパ部材12
が、電磁石11の方に図3に示す如く吸引される。
【0017】これに伴い、突起部8Aから爪部12aが
外れ、今までスプリング規制部材8を回転不能に拘束し
ていた揺動ストッパ部材12はその拘束を解除する。す
ると、スプリング7がその弾性で縮径し、入力側回転部
材1のリング状部材6の外周面と、出力側回転部材12
0のスリーブ2の外周面とに喰いつきつつ巻き締めら
れ、そのスプリング7を介して出力側回転部材120が
入力側回転部材1と一体となって回転するようになる。
すなわち、スプリング7が入力側回転部材1と出力側回
転部材120を締め付け、両回転部材1,120がスプ
リング7を介して駆動連結されるのである。このように
して入力側回転部材1の回転が、出力側回転部材120
に伝えられ、出力側回転部材120と、スプリング7
と、スプリング規制部材8とが、入力側回転部材1と一
体となって矢印a方向に回転する。このように、スプリ
ング規制部材8は、揺動ストッパ部材12の作動によっ
て、スプリング7の状態を規制する用をなす。
【0018】このようにして、駆動側である入力側回転
部材1と、従動側である出力側回転部材120との間の
回転伝達関係が連繋され、入力側回転部材1の回転が出
力側回転部材120の方に伝達され、例えば、この回転
部材120上に固装された負荷回転系14が回転駆動さ
れる。
【0019】電磁石11や揺動ストッパ部材12等は、
入力側回転部材から出力側回転部材への回転伝達を断切
するとき、入力側回転部材と出力側回転部材が前記スプ
リングを介して駆動連結されないように、スプリング規
制部材を回転不能に拘束すると共に、入力側回転部材の
回転を出力側回転部材に伝達するとき、スプリングが入
力側回転部材と出力側回転部材を締付けて両回転部材が
スプリングを介して駆動連結されるように、上記拘束を
解除する手段の一例を構成するものである。
【0020】なお、電磁石11の励磁が解除されると、
引っ張りバネ13の力によって、図3に示した揺動スト
ッパ部材12は電磁石11から離隔する方向に回動し、
爪部12aが再び図1に示すようにいずれかの突起部8
Aに係合する。これによって、前述のように、入力側回
転部材1と出力側回転部材120の回転伝達関係は断切
される。
【0021】ここで、スプリング規制部材8が拘束され
ていて、入力側回転部材1からの回転駆動力が出力側回
転部材120の側に伝達されないとき、回転している入
力側回転部材1に対して、出力側回転部材120が、両
回転部材の嵌合部Aにおける摩擦力によって連れ回りし
てしまうと、負荷回転系14などの停止位置(ホームポ
ジション)が決まっているような場合、その負荷回転系
の停止位置が狂うことになる。
【0022】本例のスプリングクラッチは、かような連
れ回りを防止できるものとなっている。
【0023】図1及び図2において、出力側回転部材1
20におけるスリーブ2の端部側の中空軸部2bの外径
をdとするものとして、その軸部2bは、図2に示すよ
うに「D型」をなしている。ここで、図1において符号
15で示すものは摩擦部材であり、この部材15は、複
数の摩擦パッド16と、これらを円周方向に一体に配し
た円板17により構成され、この円板17の中心部のD
型穴17A(図2)に、先のD型中空軸部2bが嵌め込
まれている。これによって、出力側回転部材120が回
転すると、摩擦部材15が出力側回転部材120と一体
に回転する。そして、摩擦部材15は出力軸3の軸方向
にも動き得るようになっている。このように摩擦部材1
5は、出力側回転部材120に対して相対回転不能であ
って、その軸方向に移動可能に支持されている。
【0024】中空軸部2bのまわりには、弾性部材の一
例である圧縮バネ18が取り付けられ、このバネ18
は、中空軸部2bの雄ネジ部2b1に螺合されたナット
19に当接しているワッシャ20と、円板17との間で
強制的に縮められている。そして、バネ18の伸張弾力
によって、摩擦部材15の摩擦パッド16がブラケット
10に圧接している。
【0025】スプリング規制部材8が拘束され、入力側
回転部材1と出力側回転部材120との間の回転伝達が
断切されているとき、両回転部材1,120の嵌合部A
に生じる摩擦力によって、出力側回転部材120が連れ
回しようとするも、機枠に不動に固定されているブラケ
ット10に圧接した摩擦パッド16には摩擦力が作用す
るので、出力側回転部材120には所定の制動力が付与
され、そのような連れ回りを生じることがない。
【0026】なお、ブラケット10に対する摩擦パッド
16の圧接力としては、同パッド16とブラケット10
との間で発生する摩擦力が、嵌合部Aにおける摩擦力に
よって出力側回転部材120が連れ回りすることを阻止
できるような圧接力に設定されていればよい。この圧接
力は圧縮バネ18の伸張弾力の大きさによって主に決ま
り、出力側回転部材120の雄ネジ部2b1に螺合した
ナット19を回転させることにより、圧縮バネ18の弾
力を調整することができる。
【0027】上述のように、図示したスプリングクラッ
チは、入力側回転部材1から出力側回転部材120への
回転伝達の断切時に、回転している入力側回転部材1に
対して、両回転部材1,120の嵌合部Aにおける摩擦
力により、出力側回転部材120が連れ回わりするのを
防止する出力側回転部材制動手段を具備しており、本例
では、この出力側回転部材制動手段が、出力側回転部材
120に対して相対回転不能に支持され、かつブラケッ
ト10より成る固定部材に摩擦接触する摩擦部材15を
有しているのである。スプリング規制部材8の拘束が解
除されて出力側回転部材120が回転すれば、摩擦部材
15もこの回転部材120と一体に回転する。
【0028】又、本例では、摩擦部材15が圧接する固
定部材としてブラケット10を用いたが、これ以外の固
定部材、例えば、機枠に不動に固定された他の部材を用
いてもよい。さらに、摩擦部材15の側に摩擦パッド1
6を固定する代りに、かかる摩擦パッドを固定部材の側
に固定し、これに摩擦部材を圧接させるようにしてもよ
い。
【0029】さらに本例では、固定部材に摩擦接触する
摩擦部材15が、出力側回転部材120に対して、相対
回転不能であると共に、その軸方向に移動可能に支持さ
れており、出力側回転部材制動手段が、かかる摩擦部材
15と、この摩擦部材15を固定部材に対して加圧する
弾性部材と、この弾性部材による加圧力を調整する調整
装置とを有し、図の例では、かかる弾性部材9が圧縮バ
ネ18により構成され、調整装置が、出力側回転部材1
20に形成された雄ネジ部2b1と、これに螺合したナ
ット19と、同じく出力側回転部材120に嵌合したワ
ッシャ20とから構成されている。ワッシャ20を省略
し、バネ18を直にナット19に圧接させてもよい。
【0030】摩擦部材15は、出力側回転部材120に
対して制動力を付与するものであるから、この制動力が
大きくなると、出力側回転部材120に作用する負荷が
徒らに大きくなり、これを回転させるトルクが増大して
好ましくない。従って、出力側回転部材120がつれ回
わりを起こさないことを条件に、この出力側回転部材1
20に与える制動力を最小限に抑えることが望ましい。
【0031】負荷回転系14の重量などによって、出力
側回転部材120の連れ回りのし易さの程度は変化する
が、本例の構成によれば、その連れ回りのし易さの程度
に応じて、ナット19を回転し、摩擦部材15がブラケ
ット10に対して圧接する力を調整し、出力側回転部材
120に与える制動力を必要最小限のものに設定するこ
とができる。例えば、ナット19を図1における左方へ
ネジ送りして、バネ18の弾力を強くすることで、両要
素10,16の間の摩擦力を大きくすることができ、こ
れにより出力側回転部材2の連れ回りを起こしにくくす
ることができる。又、ナット19を逆方向に回わして、
これを図1の右方にネジ送りすることにより、バネ18
の弾力を弱め、両要素10,16の間の摩擦力を小さく
することができる。
【0032】このように摩擦部材15は、出力側回転部
材120に対する制動力の大きさが調節可能となるよう
に構成され、出力側回転部材120の連れ回りし易さの
程度に応じて、出力側回転部材120に対する制動力を
変えることができるのである。
【0033】本発明は、画像形成装置以外の各種の機械
装置のスプリングクラッチに広く適用できるものであ
る。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載のスプリングクラッチに
よれば、入力側回転部材と出力側回転部材との間の回転
伝達の断切時における、出力側回転部材の連れ回りを防
止することができる。
【0035】請求項2に記載のスプリングクラッチによ
れば、低コストで、かつ簡単に出力側回転部材制動手段
を構成することができる。
【0036】請求項3に記載のスプリングクラッチによ
れば、その出力側回転部材に対する制動力の大きさを自
在に調整することができ、その大きさを最適なものに設
定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例のスプリングクラッチの断面図
である。
【図2】同上スプリングクラッチの側面図である。
【図3】同上スプリングクラッチのスプリング規制部材
と揺動ストッパ部材の係合が解除された状態を示す断面
図である。
【図4】スプリング規制部材をブラケットから離し、両
者の組付状態を明らかにした斜視図である。
【符号の説明】
1 入力側回転部材 7 スプリング 7A 一端 7B 他端 8 スプリング規制部材 15 摩擦部材 120 出力側回転部材 A 嵌合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される入力側回転部材と、該入
    力側回転部材に対して相対回転可能に嵌合した出力側回
    転部材と、両回転部材に跨って巻き付けられ、一端が出
    力側回転部材に係止されたコイル状のスプリングと、前
    記入力側回転部材に対して相対回転可能となっていて、
    かつ前記スプリングの他端を係止するスプリング規制部
    材と、入力側回転部材から出力側回転部材への回転伝達
    を断切するとき、入力側回転部材と出力側回転部材が前
    記スプリングを介して駆動連結されないように、前記ス
    プリング規制部材を回転不能に拘束すると共に、入力側
    回転部材の回転を出力側回転部材に伝達するとき、前記
    スプリングが入力側回転部材と出力側回転部材を締付け
    て両回転部材がスプリングを介して駆動連結されるよう
    に、前記拘束を解除する手段と、前記回転伝達の断切時
    に、回転している入力側回転部材に対して、両回転部材
    の嵌合部における摩擦力により、出力側回転部材が連れ
    回りするのを防止する出力側回転部材制動手段とを具備
    したことを特徴とするスプリングクラッチ。
  2. 【請求項2】 出力側回転部材制動手段は、出力側回転
    部材に対して相対回転不能に支持され、かつ固定部材に
    摩擦接触する摩擦部材を有している請求項1に記載にス
    プリングクラッチ。
  3. 【請求項3】 出力側回転部材制動手段は、出力側回転
    部材に対して相対回転不能であって、その軸方向に移動
    可能に支持され、かつ固定部材に摩擦接触する摩擦部材
    と、該摩擦部材を前記固定部材に対して加圧する弾性部
    材と、該弾性部材による加圧力を調整する調整装置とを
    有している請求項1に記載のスプリングクラッチ。
JP6097914A 1994-04-13 1994-04-13 スプリングクラッチ Pending JPH07279989A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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