JPH0728053B2 - 発光ダイオ−ド - Google Patents
発光ダイオ−ドInfo
- Publication number
- JPH0728053B2 JPH0728053B2 JP15532186A JP15532186A JPH0728053B2 JP H0728053 B2 JPH0728053 B2 JP H0728053B2 JP 15532186 A JP15532186 A JP 15532186A JP 15532186 A JP15532186 A JP 15532186A JP H0728053 B2 JPH0728053 B2 JP H0728053B2
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- Japan
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- znsxse
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- light emitting
- emitting diode
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、化合物基体、とりわけ、II−VI族化合物基体
を用いた発光ダイオードに関するものである。
を用いた発光ダイオードに関するものである。
従来の技術 高輝度の発光ダイオード(以下、LEDと略称する)を作
成するためには、半導体材料がp−n接合を形成するこ
とが可能であることが望ましい。しかし、たとえば、セ
レン化亜鉛(ZnSe)はn型伝導性を示すものは比較的容
易に得ることができるのに対し、p型伝導性を示すもの
を得るのは困難である。この様に、一方の伝導型のみし
か得られないというのは広い禁制帯幅を持つ半導体一般
に見られる現象である。
成するためには、半導体材料がp−n接合を形成するこ
とが可能であることが望ましい。しかし、たとえば、セ
レン化亜鉛(ZnSe)はn型伝導性を示すものは比較的容
易に得ることができるのに対し、p型伝導性を示すもの
を得るのは困難である。この様に、一方の伝導型のみし
か得られないというのは広い禁制帯幅を持つ半導体一般
に見られる現象である。
発明が解決しようとする問題点 ところで、LED作成のためには、p−n接合が好ましい
がp型結合を得るのが困難な場合、金属−絶縁層−n型
層(m−i−n)構造を採用せざるを得ない。この場
合、電子がn型層(n層)から絶縁層(i層)に注入さ
れi層で発光する。
がp型結合を得るのが困難な場合、金属−絶縁層−n型
層(m−i−n)構造を採用せざるを得ない。この場
合、電子がn型層(n層)から絶縁層(i層)に注入さ
れi層で発光する。
分子線エピタキシー(MBE)法や金属有機化合物を分解
して生成する気相成長(MOCVD)法でZnSe単結晶膜を成
長すると、不純物を添加しなくても比較的高品質のn型
結晶が得られる。このとき、絶縁層あるいはp型結晶を
得る目的で、p型の不純物である窒素(N),リン
(P)砒素(As)等を添加すると、これらp型不純物が
SA中心と呼ばれる深い不純物準位を形成し、十分な発光
性能が得られない。
して生成する気相成長(MOCVD)法でZnSe単結晶膜を成
長すると、不純物を添加しなくても比較的高品質のn型
結晶が得られる。このとき、絶縁層あるいはp型結晶を
得る目的で、p型の不純物である窒素(N),リン
(P)砒素(As)等を添加すると、これらp型不純物が
SA中心と呼ばれる深い不純物準位を形成し、十分な発光
性能が得られない。
問題点を解決するための手段 本発明は、ZnSeとイオウ化亜鉛(ZnS)の混晶半導体で
あるセレン・イオウ化亜鉛ZnSxSe1-Xが、イオウ(S)
の組成xの選定により、高比抵抗の絶縁性結晶になると
いう事実に基づくもので、要約するに、良質のn型結晶
が得られるZnSeと、良質の絶縁性結晶が得られるZnSxSe
1-Xとの接合をそなえたLEDである。
あるセレン・イオウ化亜鉛ZnSxSe1-Xが、イオウ(S)
の組成xの選定により、高比抵抗の絶縁性結晶になると
いう事実に基づくもので、要約するに、良質のn型結晶
が得られるZnSeと、良質の絶縁性結晶が得られるZnSxSe
1-Xとの接合をそなえたLEDである。
作用 本発明によれば、MBEやMOCVD法を使用して、n型ZnSeと
絶縁性の高いZnSxSe1-Xとを連続的に成長させ、容易に
高効率の青色LEDを作成することができる。
絶縁性の高いZnSxSe1-Xとを連続的に成長させ、容易に
高効率の青色LEDを作成することができる。
実施例 第1図は本発明実施例のLEDの断面図である。このLED
は、砒素ガリウム(GaAs)1の基板上に厚さ20μmのn
型ZnSe層2を形成し、さらに、これに厚さ1.0μm以下
の高抵抗性ZnSxSe1-X層3を積層形成したもので、GaAs1
側の電極をゲルマニウム(Ge)含有の金(Au)蒸着層の
Ge・Au電極で、また、ZnSxSe1-X3側の電極をAu蒸着層の
Au電極5で形成する。この実施例では、ZnSxSe1-X層3
のイオウ(S)の組成比xを、x=0.1に選定し、青色
発光特性の青色LEDを形成した。
は、砒素ガリウム(GaAs)1の基板上に厚さ20μmのn
型ZnSe層2を形成し、さらに、これに厚さ1.0μm以下
の高抵抗性ZnSxSe1-X層3を積層形成したもので、GaAs1
側の電極をゲルマニウム(Ge)含有の金(Au)蒸着層の
Ge・Au電極で、また、ZnSxSe1-X3側の電極をAu蒸着層の
Au電極5で形成する。この実施例では、ZnSxSe1-X層3
のイオウ(S)の組成比xを、x=0.1に選定し、青色
発光特性の青色LEDを形成した。
第2図は、この実施例発光ダイオードの作成のために使
用したMOCVD成長装置の概略図を示したものである。亜
鉛原料にはジメチル亜鉛(DMZ)、セレン原料にはセレ
ン化水素(H2Se)イオウ原料には硫化水素(H2S)を用
いている。DMZは恒温槽内のバブラー11に入れられ、マ
スフローコントローラ12により流量制御された水素
(H2)をキャリアガスとして、反応管13内へ送られる。
一方H2SとH2Seは水素で10%に希釈されたものを用い、
マスフローコントローラ12により流量制御され反応管13
に送られる。
用したMOCVD成長装置の概略図を示したものである。亜
鉛原料にはジメチル亜鉛(DMZ)、セレン原料にはセレ
ン化水素(H2Se)イオウ原料には硫化水素(H2S)を用
いている。DMZは恒温槽内のバブラー11に入れられ、マ
スフローコントローラ12により流量制御された水素
(H2)をキャリアガスとして、反応管13内へ送られる。
一方H2SとH2Seは水素で10%に希釈されたものを用い、
マスフローコントローラ12により流量制御され反応管13
に送られる。
基板14にはn型砒化ガリウム(GaAs)を用い、カーボン
サセプタ15上に設置され、同サセプタ15内のヒーターに
より、成長温度250℃に加熱される。反応管13内の圧力
はロータリーポンプ16により0.7トールの減圧状態に保
たれる。
サセプタ15上に設置され、同サセプタ15内のヒーターに
より、成長温度250℃に加熱される。反応管13内の圧力
はロータリーポンプ16により0.7トールの減圧状態に保
たれる。
DMZの供給量を3.7×10-5mol/minとし、このDMZに対する
H2SとH2Seとの合計の比(VI/II)比を10倍として、当量
生成物が得られるように、一定に保ち、H2SとH2Seの供
給比を変化させて成長した結晶ZnSxSe1-XのS組成xを
X線回折で調べ、それをプロットしたものが第3図であ
る。H2SとH2Seの供給比を変化させることにより、任意
のS組成xを有するZnSxSe1-Xの結晶を成長することが
できる。
H2SとH2Seとの合計の比(VI/II)比を10倍として、当量
生成物が得られるように、一定に保ち、H2SとH2Seの供
給比を変化させて成長した結晶ZnSxSe1-XのS組成xを
X線回折で調べ、それをプロットしたものが第3図であ
る。H2SとH2Seの供給比を変化させることにより、任意
のS組成xを有するZnSxSe1-Xの結晶を成長することが
できる。
S組成x=0の場合がZnSeで、上記の成長条件で、低抵
抗のn型となる。しかし、ZnSxSe1-Xは、第4図に、比
抵抗とS組成xとの関係で示すように、たとえば、S組
成xが0.02と非常に小さい場合でも比抵抗が104Ω−cm
以上であり、高抵抗層ないしは絶縁層になる。このよう
にGaAs基板上に、初めに、DMZとH2Seにより、厚さ約20
μmの低抵抗n型のZnSeを成長し、次にDMZとH2Seおよ
びH2Sにより、厚さ1.0μm以下の絶縁性のZnSxSe1-Xを
成長し、さらに、この上に金属の電極、たとえば金(A
u)を蒸着すれば(m−i−n)構造のLEDを作成するこ
とができる。
抗のn型となる。しかし、ZnSxSe1-Xは、第4図に、比
抵抗とS組成xとの関係で示すように、たとえば、S組
成xが0.02と非常に小さい場合でも比抵抗が104Ω−cm
以上であり、高抵抗層ないしは絶縁層になる。このよう
にGaAs基板上に、初めに、DMZとH2Seにより、厚さ約20
μmの低抵抗n型のZnSeを成長し、次にDMZとH2Seおよ
びH2Sにより、厚さ1.0μm以下の絶縁性のZnSxSe1-Xを
成長し、さらに、この上に金属の電極、たとえば金(A
u)を蒸着すれば(m−i−n)構造のLEDを作成するこ
とができる。
第5図は、ZnSxSe1-X結晶の77Kにおける青色のフォトル
ミネッセンス強度のS組成xに対する依存性である。
ミネッセンス強度のS組成xに対する依存性である。
この経験によると、S組成xが大きくなるに従い、青色
発光強度が増大するが、SA発光と呼ばれる黄色の発光は
増加しない。
発光強度が増大するが、SA発光と呼ばれる黄色の発光は
増加しない。
さらに、S組成xを大きくすると、結晶の禁制帯幅が大
きくなり、発光波長が視感度の低い紫外領域となる。こ
のような実情から、青色LEDとして適当なS組成xは0
<x0.2の範囲となる。
きくなり、発光波長が視感度の低い紫外領域となる。こ
のような実情から、青色LEDとして適当なS組成xは0
<x0.2の範囲となる。
なお、ZnSxSe1-Xは絶縁性である必要はなく、p型結晶
であればp−n接合が形成され、さらに発光効率が向上
する。
であればp−n接合が形成され、さらに発光効率が向上
する。
発明の効果 本発明によると、低抵抗のn型ZnSeと、絶縁性のZnSxSe
1-Xおよび金属の電極により、 (m−i−n)構造の高発光効率の青色LEDが実現でき
る。
1-Xおよび金属の電極により、 (m−i−n)構造の高発光効率の青色LEDが実現でき
る。
第1図は本発明実施例のLED断面図、第2図は同LED製作
に使用したMOCVD成長装置の概略図、第3図〜第5図は
同LEDの結晶性ならびに特性例を示す図である。 1……GaAs基板、2……ZnSe層、3……ZnSxSe1-X層、
4……Ge・Au電極、5……Au電極。
に使用したMOCVD成長装置の概略図、第3図〜第5図は
同LEDの結晶性ならびに特性例を示す図である。 1……GaAs基板、2……ZnSe層、3……ZnSxSe1-X層、
4……Ge・Au電極、5……Au電極。
Claims (2)
- 【請求項1】n型の伝導性を有するセレン化亜鉛と絶縁
性あるいはp型の伝導性を有するセレン・イオウ化亜鉛
との接合をそなえた発光ダイオード。 - 【請求項2】セレン・イオウ化亜鉛ZnSxSe1-xのイオウ
の組成比Xが0.2以下でなる特許請求の範囲第(1)項
記載の発光ダイオード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15532186A JPH0728053B2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | 発光ダイオ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15532186A JPH0728053B2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | 発光ダイオ−ド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6310577A JPS6310577A (ja) | 1988-01-18 |
| JPH0728053B2 true JPH0728053B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=15603332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15532186A Expired - Fee Related JPH0728053B2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | 発光ダイオ−ド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728053B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5274248A (en) * | 1991-06-05 | 1993-12-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Light-emitting device with II-VI compounds |
-
1986
- 1986-07-02 JP JP15532186A patent/JPH0728053B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6310577A (ja) | 1988-01-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |