JPH0728068Y2 - ショックアブソーバのロッド引上げ装置 - Google Patents
ショックアブソーバのロッド引上げ装置Info
- Publication number
- JPH0728068Y2 JPH0728068Y2 JP1989001118U JP111889U JPH0728068Y2 JP H0728068 Y2 JPH0728068 Y2 JP H0728068Y2 JP 1989001118 U JP1989001118 U JP 1989001118U JP 111889 U JP111889 U JP 111889U JP H0728068 Y2 JPH0728068 Y2 JP H0728068Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- shock absorber
- arm
- chuck
- operating member
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- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車用サスペンション装置の組立てに際し
て、ショックアブソーバ本体からロッドを引き上げる装
置に関するものである。
て、ショックアブソーバ本体からロッドを引き上げる装
置に関するものである。
(従来の技術) 自動車用の例えばストラット式サスペンションにおいて
は、ショックアブソーバの本体内に往復動自在に嵌挿さ
れたロッドがある程度本体から上方に引き出され、この
ロッドの上端部に螺合したナットにより固定されたスプ
リングアッパシートと、ショックアブソーバ本体側に固
定されたスプリングロアシートとの間にコイルスプリン
グが縮装される。したがって、このような構造のサスペ
ンションを組み立てる際には、コイルスプリングやアッ
パシートを組み付ける前に、予めショックアブソーバ本
体からロッドを引き上げておく必要がある。
は、ショックアブソーバの本体内に往復動自在に嵌挿さ
れたロッドがある程度本体から上方に引き出され、この
ロッドの上端部に螺合したナットにより固定されたスプ
リングアッパシートと、ショックアブソーバ本体側に固
定されたスプリングロアシートとの間にコイルスプリン
グが縮装される。したがって、このような構造のサスペ
ンションを組み立てる際には、コイルスプリングやアッ
パシートを組み付ける前に、予めショックアブソーバ本
体からロッドを引き上げておく必要がある。
上述のようにロッドを引き上げる装置として従来より、
例えば実公昭60-12788号公報に示されるように、ショッ
クアブソーバ本体を起立状態に保持した後、ロッド上端
に設けられたねじ部にナット状のソケットを螺合させ、
次いでこのソケットを上昇させてロッドを引き上げるよ
うにした装置が広く知られている。しかしこの種のロッ
ド引上げ装置は、ソケットをロッドのねじ部に螺合させ
るために何回か回転させる必要であり、それに時間が費
やされてロッド引上げに要する時間が長くなりがちであ
る。
例えば実公昭60-12788号公報に示されるように、ショッ
クアブソーバ本体を起立状態に保持した後、ロッド上端
に設けられたねじ部にナット状のソケットを螺合させ、
次いでこのソケットを上昇させてロッドを引き上げるよ
うにした装置が広く知られている。しかしこの種のロッ
ド引上げ装置は、ソケットをロッドのねじ部に螺合させ
るために何回か回転させる必要であり、それに時間が費
やされてロッド引上げに要する時間が長くなりがちであ
る。
そこで、ソケットを螺合させる代りに、ロッド上端のね
じ部と組み合う分割ナットを備えた複数の揺動アームに
よりロッドをチャック保持するようにして、ロッド引上
げ処理の高速化を図った装置も考えられている。
じ部と組み合う分割ナットを備えた複数の揺動アームに
よりロッドをチャック保持するようにして、ロッド引上
げ処理の高速化を図った装置も考えられている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上述のようにロッドのねじ部をチャック保持す
るロッド引上げ装置にあっては、上記ねじ部を破損しや
すいという問題が認められていた。
るロッド引上げ装置にあっては、上記ねじ部を破損しや
すいという問題が認められていた。
すなわちこの種の装置においては、複数の揺動アームを
有するチャック手段を下降させてねじ部をチャックする
際に、チャック位置を規定するために、揺動アームの支
持部と一体化されたストッパをロッド上端面に上方から
当接させておく必要がある。こうすると、次に揺動アー
ムを揺動させた際にその分割ナットとねじ部とが緊密に
組み合わない場合、ねじ部の山部をナットの谷部に誘い
込むことが不可能となる。つまり、ロッドが上下に自由
に動きうる状態となっていれば、揺動アームが揺動する
のにともなって上述の誘い込みがなされうるが、ストッ
パによってロッドが上方から押さえ付けられているため
に、誘い込み不能となる。こうして分割ナットとねじ部
とが正しく組み合っていない状態のままチャック手段を
上昇させると、ロッドを残したまま分割ナットのみが上
方に移動してしまい、そのとき分割ナットの山部によっ
てロッドのねじ部が削られてしまうのである。
有するチャック手段を下降させてねじ部をチャックする
際に、チャック位置を規定するために、揺動アームの支
持部と一体化されたストッパをロッド上端面に上方から
当接させておく必要がある。こうすると、次に揺動アー
ムを揺動させた際にその分割ナットとねじ部とが緊密に
組み合わない場合、ねじ部の山部をナットの谷部に誘い
込むことが不可能となる。つまり、ロッドが上下に自由
に動きうる状態となっていれば、揺動アームが揺動する
のにともなって上述の誘い込みがなされうるが、ストッ
パによってロッドが上方から押さえ付けられているため
に、誘い込み不能となる。こうして分割ナットとねじ部
とが正しく組み合っていない状態のままチャック手段を
上昇させると、ロッドを残したまま分割ナットのみが上
方に移動してしまい、そのとき分割ナットの山部によっ
てロッドのねじ部が削られてしまうのである。
本考案は上記のような事情に鑑みてなされたものであ
り、ロッドのねじ部を破損することなく、しかも短時間
内でロッドの引上げを行なうことができるロッド引上げ
装置を提供することを目的とするものである。
り、ロッドのねじ部を破損することなく、しかも短時間
内でロッドの引上げを行なうことができるロッド引上げ
装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案によるショックアブソーバのロッド引上げ装置
は、 ショックアブソーバ本体を起立状態で保持する保持手段
と、 前述した分割ナットを有する複数の揺動アームでロッド
先端のねじ部をチャックするチャック手段と、 このチャック手段を昇降させるロッド引上げ手段とを備
えたロッド引上げ装置において、 上記揺動アームに対して相対的に上下動し、下降動した
ときこのアームを開作動させ、上昇動したときこのアー
ムを閉作動させるとともに、下端部が前記ロッドの上端
面に当接するストッパとされ、かつ上記分割ナットと上
記ねじ部との当接時には上記ロッドの上端面から離間す
る操作部材をチャック手段に取り付けたことを特徴とす
るものである。
は、 ショックアブソーバ本体を起立状態で保持する保持手段
と、 前述した分割ナットを有する複数の揺動アームでロッド
先端のねじ部をチャックするチャック手段と、 このチャック手段を昇降させるロッド引上げ手段とを備
えたロッド引上げ装置において、 上記揺動アームに対して相対的に上下動し、下降動した
ときこのアームを開作動させ、上昇動したときこのアー
ムを閉作動させるとともに、下端部が前記ロッドの上端
面に当接するストッパとされ、かつ上記分割ナットと上
記ねじ部との当接時には上記ロッドの上端面から離間す
る操作部材をチャック手段に取り付けたことを特徴とす
るものである。
(作用) 上記の構成において、ロッドをチャックするためにチャ
ック手段が降ろされるとき、その揺動アームは開状態と
される。そしてこの下降するチャック手段の操作部材の
下端部がロッド上端面に当接すると、それ以上チャック
手段は下降できなくなり、ロッドに対する揺動アームの
相対位置(チャック位置)が規定される。そこで操作部
材を上昇動させれば、揺動アームが閉状態となってロッ
ドのねじ部をチャックするが、このように操作部材が上
昇動すると、その下端部がロッド上端面から上方に離れ
る。したがって、揺動アームがロッドをチャックする時
点で、操作部材は自由に上下方向に移動しうる状態とな
っており、前述した誘い込みが可能となる。
ック手段が降ろされるとき、その揺動アームは開状態と
される。そしてこの下降するチャック手段の操作部材の
下端部がロッド上端面に当接すると、それ以上チャック
手段は下降できなくなり、ロッドに対する揺動アームの
相対位置(チャック位置)が規定される。そこで操作部
材を上昇動させれば、揺動アームが閉状態となってロッ
ドのねじ部をチャックするが、このように操作部材が上
昇動すると、その下端部がロッド上端面から上方に離れ
る。したがって、揺動アームがロッドをチャックする時
点で、操作部材は自由に上下方向に移動しうる状態とな
っており、前述した誘い込みが可能となる。
(実施例) 以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を詳細に説明
する。
する。
第2図は、本考案の一実施例によるショックアブソーバ
のロッド引上げ装置を示すものである。架台10には、垂
直に延びる2本のレール11が固定され、これらのレール
11には、それに沿って移動自在にスライドガイド12が係
合されている。これらのスライドガイド12には、昇降ブ
ロック13が固定されている。架台10の上部には、ピスト
ンロッド14を下方に向けた状態で昇降シリンダ15が固定
されており、このピストンロッド14の先端は上記昇降ブ
ロック13に連結されている。したがって、昇降シリンダ
15が駆動されてピストンロッド14が伸長、収縮すると、
昇降ブロック13が下降、上昇する。なお架台10の上端部
には、2個のスプロケット16が回転自在に取り付けられ
ており、それらにはチェーン17が噛合している。このチ
ェーン17の垂下した一端には、バランス重り18が取り付
けられている。このバランス重り18は、ガイドロッド19
に案内されて上下方向に円滑に移動可能となっている。
そして上記チェーン17の他端は、昇降ブロック13に連結
されている。それによりこの昇降ブロック13は、比較的
低容量の昇降シリンダ15を用いて昇降可能となってい
る。
のロッド引上げ装置を示すものである。架台10には、垂
直に延びる2本のレール11が固定され、これらのレール
11には、それに沿って移動自在にスライドガイド12が係
合されている。これらのスライドガイド12には、昇降ブ
ロック13が固定されている。架台10の上部には、ピスト
ンロッド14を下方に向けた状態で昇降シリンダ15が固定
されており、このピストンロッド14の先端は上記昇降ブ
ロック13に連結されている。したがって、昇降シリンダ
15が駆動されてピストンロッド14が伸長、収縮すると、
昇降ブロック13が下降、上昇する。なお架台10の上端部
には、2個のスプロケット16が回転自在に取り付けられ
ており、それらにはチェーン17が噛合している。このチ
ェーン17の垂下した一端には、バランス重り18が取り付
けられている。このバランス重り18は、ガイドロッド19
に案内されて上下方向に円滑に移動可能となっている。
そして上記チェーン17の他端は、昇降ブロック13に連結
されている。それによりこの昇降ブロック13は、比較的
低容量の昇降シリンダ15を用いて昇降可能となってい
る。
昇降ブロック13の上面には、ピストンロッド20を下方に
向けた状態で、ロッド引上げ手段としての引上げシリン
ダ21が取り付けられている。このピストンロッド20の先
端には、チャック手段としてのチャックヘッド22が取り
付けられている。このチャックヘッド22にはスライドガ
イド23が固定され、このスライドガイド23内には、昇降
ブロック13に縦向きに固定されたガイドロッド24が挿通
されている。したがって、引上げシリンダ21が駆動され
てピストンロッド20が伸長、収縮すると、チャックヘッ
ド22はガイドロッド24に案内されつつ、昇降ブロック13
に対して相対的に下降、上昇する。
向けた状態で、ロッド引上げ手段としての引上げシリン
ダ21が取り付けられている。このピストンロッド20の先
端には、チャック手段としてのチャックヘッド22が取り
付けられている。このチャックヘッド22にはスライドガ
イド23が固定され、このスライドガイド23内には、昇降
ブロック13に縦向きに固定されたガイドロッド24が挿通
されている。したがって、引上げシリンダ21が駆動され
てピストンロッド20が伸長、収縮すると、チャックヘッ
ド22はガイドロッド24に案内されつつ、昇降ブロック13
に対して相対的に下降、上昇する。
ここで、第1図を参照してチャックヘッド22の構成を詳
しく説明する。前述のピストンロッド20に連結されたベ
ース25には、上部が中空とされたアーム保持部材26が固
定されている。このアーム保持部材26の下部には、複数
(一例として2個)の揺動アーム27が、軸28を中心に揺
動自在に取り付けられている。これらの揺動アーム27は
それぞれ、ほぼ上方を向く第1当接面27Aと、ほぼ内側
方を向く第2当接面27Bとを有している。また各揺動ア
ーム27の下部内側には、ほぼ半割り状の分割ナット29が
固定されている。一方アーム保持部材26の上記中空部内
には、操作部材30の基部33が上下方向に移動自在に挿通
されている。この操作部材30は、下方に向かって縮径す
る第1テーパ部31と、それよりも上側にあって上方に向
かって縮径する第2テーパ部32と、上記第1テーパ部31
から下方に突出した円柱状のストッパ部34とを有してい
る。このストッパ部34は、アーム保持部材26に固定され
た円筒状の案内部材35内に位置している。また操作部材
30の基部33は、ベース25に固定されたアーム駆動シリン
ダ36のピストンロッド37に、連結部材38を介して連結さ
れている。したがってこのアーム駆動シリンダ36が駆動
されて、ピストンロッド37が伸長、収縮すると、操作部
材30がアーム保持部材26に対して相対的に下降、上昇す
る。なお第1図においては、中心線の右側に上限位置に
ある操作部材30を、左側に下限位置にある操作部材30を
示してある。
しく説明する。前述のピストンロッド20に連結されたベ
ース25には、上部が中空とされたアーム保持部材26が固
定されている。このアーム保持部材26の下部には、複数
(一例として2個)の揺動アーム27が、軸28を中心に揺
動自在に取り付けられている。これらの揺動アーム27は
それぞれ、ほぼ上方を向く第1当接面27Aと、ほぼ内側
方を向く第2当接面27Bとを有している。また各揺動ア
ーム27の下部内側には、ほぼ半割り状の分割ナット29が
固定されている。一方アーム保持部材26の上記中空部内
には、操作部材30の基部33が上下方向に移動自在に挿通
されている。この操作部材30は、下方に向かって縮径す
る第1テーパ部31と、それよりも上側にあって上方に向
かって縮径する第2テーパ部32と、上記第1テーパ部31
から下方に突出した円柱状のストッパ部34とを有してい
る。このストッパ部34は、アーム保持部材26に固定され
た円筒状の案内部材35内に位置している。また操作部材
30の基部33は、ベース25に固定されたアーム駆動シリン
ダ36のピストンロッド37に、連結部材38を介して連結さ
れている。したがってこのアーム駆動シリンダ36が駆動
されて、ピストンロッド37が伸長、収縮すると、操作部
材30がアーム保持部材26に対して相対的に下降、上昇す
る。なお第1図においては、中心線の右側に上限位置に
ある操作部材30を、左側に下限位置にある操作部材30を
示してある。
昇降ブロック13の底板13Aには、揺動アーム27の先端部
を受け入れる開口39が設けられ、またこの開口39の下側
において底板13Aには、中央にロッド通過孔40を有する
押え部材41が固定されている。
を受け入れる開口39が設けられ、またこの開口39の下側
において底板13Aには、中央にロッド通過孔40を有する
押え部材41が固定されている。
また第2図に示されるように架台10には、クランプシリ
ンダ42が水平に取り付けられ、そのピストンロッド43に
はクランパー44の基部が連結されている。このクランパ
ー44はガイド部材45により、図中左右方向に移動自在に
保持されている。
ンダ42が水平に取り付けられ、そのピストンロッド43に
はクランパー44の基部が連結されている。このクランパ
ー44はガイド部材45により、図中左右方向に移動自在に
保持されている。
また昇降ブロック13の下方位置には、パレット50を第2
図において紙面と直角な方向に搬送するコンベア51が配
されている。そしてこのコンベア51の内側には、パレッ
ト支持台52が配されている。このパレット支持台52上に
は、一例として4個の支持部材53が固定されており、こ
れらの支持部材53のうちの例えば2個には、位置決めピ
ン54が上方に向けて突設されている。パレット支持台52
は、架台55に固定されたシリンダ56により上下方向に移
動可能となっている。また上記架台55上には、例えば光
電式のパレット検出器57が取り付けられている。
図において紙面と直角な方向に搬送するコンベア51が配
されている。そしてこのコンベア51の内側には、パレッ
ト支持台52が配されている。このパレット支持台52上に
は、一例として4個の支持部材53が固定されており、こ
れらの支持部材53のうちの例えば2個には、位置決めピ
ン54が上方に向けて突設されている。パレット支持台52
は、架台55に固定されたシリンダ56により上下方向に移
動可能となっている。また上記架台55上には、例えば光
電式のパレット検出器57が取り付けられている。
次に、上記構成のロッド引上げ装置の作動について説明
する。ロッド引上げ操作を受けるショックアブソーバ60
は、パレット50上に取り付けられたショックアブソーバ
保持部材61により、第2図図示のように該パレット50上
に起立状態で保持され、コンベア51によって搬送されて
来る。なおこの際、ショックアブソーバ60は前述した通
りのロッド63が上方を向く状態とされ、また該ショック
アブソーバ60には既にスプリングロアシート64と、バン
プストッパ65とが装着されている。パレット50には検出
端62が固定されており、パレット50が所定位置、すなわ
ちショックアブソーバ60が前記操作部材30と同軸に揃う
位置まで搬送されると、この検出端62が検出器57によっ
て検出される。そのときこの検出器57が発する検出信号
により、図示しないパレット押え手段が作動してパレッ
ト50の搬送方向前端を押え、パレット50が停止する。そ
れとともにシリンダ56が作動して、パレット支持台52が
所定の高さ位置まで上げられる。それにより支持部材53
がパレット50を下側から支持してコンベア51から浮か
せ、また位置決めピン54が該パレット50の位置決め孔50
A内に進入して、パレット50を位置決めする。このよう
にパレット50が位置決め支持されると、上記のパレット
押え手段は、パレット50の前端を押える位置から退出す
る。
する。ロッド引上げ操作を受けるショックアブソーバ60
は、パレット50上に取り付けられたショックアブソーバ
保持部材61により、第2図図示のように該パレット50上
に起立状態で保持され、コンベア51によって搬送されて
来る。なおこの際、ショックアブソーバ60は前述した通
りのロッド63が上方を向く状態とされ、また該ショック
アブソーバ60には既にスプリングロアシート64と、バン
プストッパ65とが装着されている。パレット50には検出
端62が固定されており、パレット50が所定位置、すなわ
ちショックアブソーバ60が前記操作部材30と同軸に揃う
位置まで搬送されると、この検出端62が検出器57によっ
て検出される。そのときこの検出器57が発する検出信号
により、図示しないパレット押え手段が作動してパレッ
ト50の搬送方向前端を押え、パレット50が停止する。そ
れとともにシリンダ56が作動して、パレット支持台52が
所定の高さ位置まで上げられる。それにより支持部材53
がパレット50を下側から支持してコンベア51から浮か
せ、また位置決めピン54が該パレット50の位置決め孔50
A内に進入して、パレット50を位置決めする。このよう
にパレット50が位置決め支持されると、上記のパレット
押え手段は、パレット50の前端を押える位置から退出す
る。
次いでクランプシリンダ42が駆動し、クランパー44の先
端のテーパ状部分が、このクランパー44とともにショッ
クアブソーバ保持手段を構成する保持部材61側に押し出
される。保持部材61は水平面内で揺動する2つのばね付
勢されたアームからなり、ショックアブソーバ搬送中は
これらのアームがショックアブソーバ60を両側から挾ん
で保持しているが、押し出された上記テーパ状部分は両
アームの間に入ってそれらを強く開き(ショックアブソ
ーバ保持部分を閉じさせ)、それによりショックアブソ
ーバ60が確実に保持される。
端のテーパ状部分が、このクランパー44とともにショッ
クアブソーバ保持手段を構成する保持部材61側に押し出
される。保持部材61は水平面内で揺動する2つのばね付
勢されたアームからなり、ショックアブソーバ搬送中は
これらのアームがショックアブソーバ60を両側から挾ん
で保持しているが、押し出された上記テーパ状部分は両
アームの間に入ってそれらを強く開き(ショックアブソ
ーバ保持部分を閉じさせ)、それによりショックアブソ
ーバ60が確実に保持される。
上述のようにしてショックアブソーバ60が所定位置に保
持されると、昇降シリンダ15が駆動してピストンロッド
14を伸長させ、それまで上限位置(第2図の実線表示位
置)にあった昇降ブロック13は、第2図に仮想線で示す
下限位置まで降ろされる。なおこのとき、引上げシリン
ダ21はピストンロッド20を最大ストローク伸長させて、
チャックヘッド22を下限位置(第1および2図に示す位
置)に設定している。またアーム駆動シリンダ36もピス
トンロッド37を最大ストローク伸長させて、操作部材30
を下限位置(第1図の左半分側の表示位置)に設定して
いる。それによりこの操作部材30の第1テーパ部31が各
揺動アーム27の第1当接面27Aに上方から当接し、両揺
動アーム27は下部が外側に開いた状態とされている。
持されると、昇降シリンダ15が駆動してピストンロッド
14を伸長させ、それまで上限位置(第2図の実線表示位
置)にあった昇降ブロック13は、第2図に仮想線で示す
下限位置まで降ろされる。なおこのとき、引上げシリン
ダ21はピストンロッド20を最大ストローク伸長させて、
チャックヘッド22を下限位置(第1および2図に示す位
置)に設定している。またアーム駆動シリンダ36もピス
トンロッド37を最大ストローク伸長させて、操作部材30
を下限位置(第1図の左半分側の表示位置)に設定して
いる。それによりこの操作部材30の第1テーパ部31が各
揺動アーム27の第1当接面27Aに上方から当接し、両揺
動アーム27は下部が外側に開いた状態とされている。
上記のように昇降ブロック13が下限位置まで下降する
と、バンプストッパ65は押え部材41の下面に押されて圧
縮される。またロッド63の上端面には、操作部材30のス
トッパ部34が当接し、該ロッド63は所定位置まで下降す
る。こうしてロッド63は、操作部材30によって押さえ付
けられ、揺動アーム27に対して所定のチャック位置(高
さ位置)に規定される。
と、バンプストッパ65は押え部材41の下面に押されて圧
縮される。またロッド63の上端面には、操作部材30のス
トッパ部34が当接し、該ロッド63は所定位置まで下降す
る。こうしてロッド63は、操作部材30によって押さえ付
けられ、揺動アーム27に対して所定のチャック位置(高
さ位置)に規定される。
次いでアーム駆動シリンダ36がピストンロッド37を収縮
するように駆動し、操作部材30は上限位置(第1図の右
半分側の表示位置)に引き上げられる。するとこの操作
部材30の第2テーパ部32が各揺動アーム27の第2当接面
27Bに下方から当接し、両揺動アーム27は下部が内方に
閉じる状態に揺動する。すると、これらの揺動アーム27
に固定されている分割ナット29が、ロッド63の上端のね
じ部63Aに左右両側から噛合し、このロッド63を把持す
る。なおこのとき、操作部材30のストッパ部34は既にロ
ッド63の上端面から上方に離れているから、該ロッド63
は上下方向に自由に動ける状態となっている。したがっ
て、分割ナット29の谷部とねじ部63Aの山部とが上下方
向に完全に整合していなくても、ねじ部63Aが上下方向
に動かされつつ上記山部が分割ナット29の谷部内に誘い
込まれ、該分割ナット29とねじ部63Aとが正しく組み合
う。
するように駆動し、操作部材30は上限位置(第1図の右
半分側の表示位置)に引き上げられる。するとこの操作
部材30の第2テーパ部32が各揺動アーム27の第2当接面
27Bに下方から当接し、両揺動アーム27は下部が内方に
閉じる状態に揺動する。すると、これらの揺動アーム27
に固定されている分割ナット29が、ロッド63の上端のね
じ部63Aに左右両側から噛合し、このロッド63を把持す
る。なおこのとき、操作部材30のストッパ部34は既にロ
ッド63の上端面から上方に離れているから、該ロッド63
は上下方向に自由に動ける状態となっている。したがっ
て、分割ナット29の谷部とねじ部63Aの山部とが上下方
向に完全に整合していなくても、ねじ部63Aが上下方向
に動かされつつ上記山部が分割ナット29の谷部内に誘い
込まれ、該分割ナット29とねじ部63Aとが正しく組み合
う。
その後引上げシリンダ21がピストンロッド20を収縮する
ように駆動され、チャックヘッド22は所定の上限位置ま
で引き上げられる。チャックヘッド22がこの位置に達し
たところで、アーム駆動シリンダ36がピストンロッド37
を伸長させるように駆動し、操作部材30が前述の下限位
置まで降ろされる。それにより両揺動アーム27の下部が
外側に開き、分割ナット29はねじ部63Aから離れる。こ
うしてロッド63が所定の高さ位置まで引き上げられる
と、昇降シリンダ15がピストンロッド14を収縮するよう
に駆動し、昇降ブロック13は前述の上限位置まで引き上
げられる。それとともに引上げシリンダ21は次のロッド
引上げに備え、ピストンロッド20を伸長させて、チャッ
クヘッド22を前述の下限位置まで下降させる。
ように駆動され、チャックヘッド22は所定の上限位置ま
で引き上げられる。チャックヘッド22がこの位置に達し
たところで、アーム駆動シリンダ36がピストンロッド37
を伸長させるように駆動し、操作部材30が前述の下限位
置まで降ろされる。それにより両揺動アーム27の下部が
外側に開き、分割ナット29はねじ部63Aから離れる。こ
うしてロッド63が所定の高さ位置まで引き上げられる
と、昇降シリンダ15がピストンロッド14を収縮するよう
に駆動し、昇降ブロック13は前述の上限位置まで引き上
げられる。それとともに引上げシリンダ21は次のロッド
引上げに備え、ピストンロッド20を伸長させて、チャッ
クヘッド22を前述の下限位置まで下降させる。
以上のようにしてロッド引上げが完了すると、クランプ
シリンダ42がピストンロッド43を収縮するように駆動
し、クランパー44が保持部材61から離される。また、シ
リンダ56が駆動されてパレット支持台52が降ろされる。
それによりパレット50はコンベア51上に載置され、この
コンベア51によって以下の工程、すなわちスプリングロ
アシート64上にコイルスプリングを装着し、またこのコ
イルスプリングを押さえるスプリングアッパーシート
を、前述のねじ部63Aにナットを螺合させて固定する等
の工程に送られる。
シリンダ42がピストンロッド43を収縮するように駆動
し、クランパー44が保持部材61から離される。また、シ
リンダ56が駆動されてパレット支持台52が降ろされる。
それによりパレット50はコンベア51上に載置され、この
コンベア51によって以下の工程、すなわちスプリングロ
アシート64上にコイルスプリングを装着し、またこのコ
イルスプリングを押さえるスプリングアッパーシート
を、前述のねじ部63Aにナットを螺合させて固定する等
の工程に送られる。
以下、以上述べた操作が繰り返され、コンベア51によっ
て次々と搬送されて来るショックアブソーバ60に対し
て、ロッド引上げ操作がなされる。
て次々と搬送されて来るショックアブソーバ60に対し
て、ロッド引上げ操作がなされる。
(考案の効果) 以上詳細に説明した通り本考案によるショックアブソー
バのロッド引上げ装置においては、ロッド上端のねじ部
と組み合う分割ナットを備えた揺動アームを、該揺動ア
ームに対して上下動する操作部材の動きによって開閉動
作させ、また揺動アームを閉作動させる前に上記操作部
材の下端のストッパによってロッドを上方から押さえて
所定のチャック位置に規定し、そして該操作部材が上昇
動して揺動アームを閉作動させるときは、該操作部材が
ロッド上端面から離れるように構成したので、揺動アー
ムの分割ナットがロッドのねじ部と組み合う際には該ロ
ッドが上下方向に自由に動きうる状態となり、この分割
ナットに対するねじ部の誘い込みが良好に行なわれるよ
うになる。したがって本装置によれば、分割ナットによ
るねじ部のチャックが正しく行なわれ、よってロッドを
チャックした揺動アームが引き上げられる際に上記ねじ
部が削られてしまうことが確実に防止される。
バのロッド引上げ装置においては、ロッド上端のねじ部
と組み合う分割ナットを備えた揺動アームを、該揺動ア
ームに対して上下動する操作部材の動きによって開閉動
作させ、また揺動アームを閉作動させる前に上記操作部
材の下端のストッパによってロッドを上方から押さえて
所定のチャック位置に規定し、そして該操作部材が上昇
動して揺動アームを閉作動させるときは、該操作部材が
ロッド上端面から離れるように構成したので、揺動アー
ムの分割ナットがロッドのねじ部と組み合う際には該ロ
ッドが上下方向に自由に動きうる状態となり、この分割
ナットに対するねじ部の誘い込みが良好に行なわれるよ
うになる。したがって本装置によれば、分割ナットによ
るねじ部のチャックが正しく行なわれ、よってロッドを
チャックした揺動アームが引き上げられる際に上記ねじ
部が削られてしまうことが確実に防止される。
また本考案によるロッド引上げ装置は、上述のように分
割ナットをロッドのねじ部に組み合わせて該ロッドを保
持するように構成したから、このねじ部にナット状ソケ
ットを螺合させてロッドを保持する装置に比べれば、ロ
ッド保持に要する時間が短く、よってロッド引上げを短
時間に行なうことができる。
割ナットをロッドのねじ部に組み合わせて該ロッドを保
持するように構成したから、このねじ部にナット状ソケ
ットを螺合させてロッドを保持する装置に比べれば、ロ
ッド保持に要する時間が短く、よってロッド引上げを短
時間に行なうことができる。
第1図は本考案の一実施例によるロッド引上げ装置を示
す側面図、 第2図は上記ロッド引上げ装置の要部を拡大して示す一
部破断正面図である。 13……昇降ブロック、15……昇降シリンダ 21……引上げシリンダ、22……チャックヘッド 26……アーム保持部材、27……揺動アーム 27A……第1当接面、27B……第2当接面 29……分割ナット、30……操作部材 31……第1テーパ部、32……第2テーパ部 34……ストッパ部、36……アーム駆動シリンダ 41……押え部材、50……パレット 52……パレット支持台、60……ショックアブソーバ 61……保持部材、63……ロッド 63A……ねじ部
す側面図、 第2図は上記ロッド引上げ装置の要部を拡大して示す一
部破断正面図である。 13……昇降ブロック、15……昇降シリンダ 21……引上げシリンダ、22……チャックヘッド 26……アーム保持部材、27……揺動アーム 27A……第1当接面、27B……第2当接面 29……分割ナット、30……操作部材 31……第1テーパ部、32……第2テーパ部 34……ストッパ部、36……アーム駆動シリンダ 41……押え部材、50……パレット 52……パレット支持台、60……ショックアブソーバ 61……保持部材、63……ロッド 63A……ねじ部
Claims (1)
- 【請求項1】ショックアブソーバ本体を起立状態で保持
する保持手段と、 このショックアブソーバ本体内に往復動自在に嵌挿され
たロッドの上端のねじ部をチャックするチャック手段
と、 このチャック手段を昇降させるロッド引上げ手段とを有
し、 前記チャック手段が、前記ねじ部と組み合う分割ナット
を備えた複数の揺動アームと、 この揺動アームに対して相対的に上下動し、下降動した
ときこのアームを開作動させ、上昇動したときこのアー
ムを閉作動させるとともに、下端部が前記ロッドの上端
面に当接するストッパとされ、かつ前記分割ナットと前
記ねじ部との当接時には前記ロッドの上端面から離間す
る操作部材とからなることを特徴とするショックアブソ
ーバのロッド引上げ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989001118U JPH0728068Y2 (ja) | 1989-01-09 | 1989-01-09 | ショックアブソーバのロッド引上げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989001118U JPH0728068Y2 (ja) | 1989-01-09 | 1989-01-09 | ショックアブソーバのロッド引上げ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0292391U JPH0292391U (ja) | 1990-07-23 |
| JPH0728068Y2 true JPH0728068Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31200726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989001118U Expired - Lifetime JPH0728068Y2 (ja) | 1989-01-09 | 1989-01-09 | ショックアブソーバのロッド引上げ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728068Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111805450A (zh) * | 2020-07-07 | 2020-10-23 | 扬中凯悦铜材有限公司 | 一种铜排抗拉测试用快速夹紧装置及铜排拉力测试装置 |
| CN113478207A (zh) * | 2021-06-22 | 2021-10-08 | 江苏悦达专用车有限公司 | 一种减震器工装 |
| CN118578120B (zh) * | 2024-08-06 | 2024-10-11 | 四川中志融创科技有限公司 | 一种后置减震器转盘式总装设备 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61169531U (ja) * | 1985-04-09 | 1986-10-21 |
-
1989
- 1989-01-09 JP JP1989001118U patent/JPH0728068Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0292391U (ja) | 1990-07-23 |
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