JPH07281296A - 光源装置及び投写型表示装置 - Google Patents

光源装置及び投写型表示装置

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JPH07281296A
JPH07281296A JP6072304A JP7230494A JPH07281296A JP H07281296 A JPH07281296 A JP H07281296A JP 6072304 A JP6072304 A JP 6072304A JP 7230494 A JP7230494 A JP 7230494A JP H07281296 A JPH07281296 A JP H07281296A
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JP
Japan
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light emitting
source device
light source
cooling air
light
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Withdrawn
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JP6072304A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Suzuki
敏弘 鈴木
Noriyuki Ohashi
範之 大橋
Hisashi Yamaguchi
久 山口
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、発光部およびその支持部を設けた
光源装置及び投写型表示装置に関し、発光部の発熱を効
率的に冷却することにより、寿命を長くすることを目的
とする。 【構成】 発光部2は発光して発熱する。この発光部2
から支持部3、4が伸長する。冷却風17の流れを発生
し、上記発光部2を送風手段15、16が冷却する。上
記支持部3、4が短辺部分3aおよび長辺部分3bを有
し、上記冷却風17の流れる方向に沿って、上記支持部
3、4の長辺部分3bが位置し、上記冷却風17の流れ
る方向に対し垂直な方向に沿って、上記支持部3、4の
短辺部分3aが位置する。また、発光部2の頂2aにチ
ップ11が形成される。発光部2の上部2bおよび支持
部3の上部3aには、電極の保温膜14が固着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光源装置および投写型表
示装置に係り、特に、発光部およびその支持部を設けた
光源装置及びこの光源装置を用いた投写型表示装置に関
する。
【0002】一般に、液晶プロジェクタなどの投写型表
示装置の光源装置には、ハロゲンランプまたはメタルハ
ライドランプなどの放電発光型の光源が用いられてい
る。このメタルハライドランプの発光効率は80lm/
Wとハロゲンランプのものの3倍以上も高い。また、メ
タルハライドランプの色温度も5000〜7000Kと
ハロゲンランプのものより高く、その寿命も約200時
間と長い。これらのため、メタルハライドランプは投写
型表示装置に多く用いられるようになった。
【0003】
【従来の技術】従来のメタルハライドランプを図3に示
す。このメタルハライドランプ19は、発光空間1を形
成した発光部2と、この発光部2を支持する支持部3、
4と、この支持部3、4に封入され発光空間1に突出し
た一対の電極5、6と、この電極5、6に接続された封
入箔7、8と、この封入箔7、8に接続されたリード線
9、10と、発光空間1に発光部材を導入するための導
入口跡であるチップ11と、で構成される。
【0004】このメタルハライドランプ19は、概略、
電極5、6を発光空間1に形成する工程と、発光部材を
発光空間1に導入する工程とにより製造される。
【0005】詳しくは、まず、電極5(6)と金属箔7
(8)とリード線9(10)とをそれぞれ接続したもの
を2本作成する。この接続したものの電極5、6同士を
向かい合うように、透明石英管の両側からそれぞれ挿入
する。なお、この石英管の中央部には、予め石英細管が
接続されている。次いで、向かい合った電極5、6同士
の先端の距離を所定の距離(例えば、数mm以上)だけ
離間させながら、金属箔7、8同士の厚さ方向を揃え
る。また、この厚さ方向に、石英管から突出する石英細
管の突出方向を揃える。
【0006】次に、金属箔7、8が変形しないように、
石英管の両端部に熱と圧力を加え、この石英管の両端部
を押しつぶして封止する。この結果、石英管の中央部は
発光部2となり、石英管の両端部は支持部3、4とな
る。この発光部2には、発光空間1が形成される。この
発光空間1には、電極5、6が向かい合って突出する。
また、支持部3、4には、電極5、6の一部、封入箔
7、8およびリード線9、10の一部が封入される。
【0007】そして、金属箔7、8が変形しないよう
に、金属箔の厚さ方向に石英管が押しつぶされているた
め、支持部3、4は封入箔7、8の厚さ方向に垂直な平
面を有るとともに、支持部3、4には、短辺部分(3
a,4a)および長辺部分(3b,4b)が形成され
る。
【0008】次に、発光部材を発光空間1に導入する工
程では、発光部2の横に設けた石英細管より、水銀系、
希土類系およびアルカリ金属系の発光部材が導入され
る。この導入後、不要となった石英細管が切断され封止
される。この導入口跡は肉厚の薄い部分を有し、熱的に
弱いチップ11として残る。このチップ11は、封入箔
7、8の厚さ方向に対し垂直な方向に形成されている。
【0009】このメタルハライドランプ19は、図4
(A)に示すように、チップ11を水平方向に向けた状
態で、リフレクタ12に固定され、メタルハライド光源
装置20を構成する。このリフレクタ12には、下カッ
ト部12aおよび上カット部12bが形成されている。
また、リフレクタ12の開口部はUV・IRフィルタ1
3によって封じられている。このような状態で、従来の
メタルハライド光源装置20は、投写型表示装置内に組
み込まれる。
【0010】そして、メタルハライドランプ光源装置2
0は、自然空冷に近い状態で、またはリフレクタ12の
カット部12a,12bを通してほとんど自然空冷とみ
なせる僅かな送風状態で投写型表示装置に使用されてい
る。
【0011】この投写型表示装置は、光源装置20を用
いて液晶パネルを照明し、この照明光を液晶パネルによ
り画像変調し、これをスクリーンに投射し、拡大画像を
得るものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光源装置20は、メタルハライドランプ19をUV・I
Rフィルタ13とリフレクタ12とで殆ど密封し、透明
石英製の発光部2の放熱を不十分なものとしていた。こ
のため、メタルハライドランプ19の出力を増加させる
と、発光部2全体(上部および下部)の温度が使用温度
限界の値、例えば930℃以上に上昇してしまうという
課題があった。この結果、発光部2の内壁の石英がこの
発光部2内の発光部材と反応し、発光部2の失透現象が
発生する。この失透によって発光部2の発光が拡散す
る。このため、集光率が低下する。この低下にともなっ
て、照度も低下するものであった。
【0013】また、発光部2の温度が高くなり、発光部
2である石英管と発光部材の反応が激しくなると、発光
部2が膨張する。このため、発光部2の厚さが薄くな
る。この結果、発光部2の劣化が非常に早く進む。メタ
ルハライド光源装置20の寿命が非常に短くなってい
た。
【0014】したがって、従来の光源装置20には、発
光部20全体の温度が使用温度限界の値以上に上昇して
しまい、その寿命を非常に短くするという課題があっ
た。さらに、この光源装置20を使用する投写型表示装
置においても、同様に寿命が短くなってしまった。
【0015】さらに、発光部2の熱によりリフレクタ1
2内の上部の空気が暖められるので、発光部2の上部の
温度が下部のものより100〜200℃も高温となって
いた。このため、熱的に発光部2より弱いチップ11は
できるだけ発光部2の下部につける方が望ましい。
【0016】しかし、投写型表示装置には、床に正立し
て置く床置き(正置)使用と、その天地を逆転して使う
天吊り使用とを兼用したものがある。このため、正置使
用の状態のチップ11を発光部2の下部に設けても、天
地を逆にして使用すると、チップ11を設けた発光部2
の部分の温度が高くなる。これを防ぐため、発光部2か
ら水平方向に突出するようにチップ11が設けられてい
た。
【0017】また、床置き専用の投写型表示装置でも、
メタルハライドランプ光源装置20は上下の対照性がよ
い。このため、投写型表示装置への組み込み間違いが起
こり易い。この組み込み間違いが起こっても、チップ1
1が発光部2の高温部分に位置しないように、チップ1
1は発光部2から真横に配置されていた。すなわち、チ
ップ11は、発光部2の高温部分と低温部分との中間の
位置に設けられていた。
【0018】一方、石英製の発光部2を冷却するために
は、リフレクタ12のカット部12bから所定の風速、
風量の送風を局所的に行うことが考えられる。例えば、
リフレクタ12を付けた250Wのメタルハライドラン
プ19の場合は、風速3メートル/秒以上、風量0.5
リットル/秒以上を石英製の発光部2に送風する。この
結果、発光部2の上部の温度は、使用温度限界より低下
する。
【0019】しかし、このように発光部2を冷却して
も、図5に示すように、偏平な支持部3に遮られて発光
部2および支持部3の裏側に送風が回り込まず、支持部
3の裏側の温度が低下しなかった。すなわち、発光部2
において、送風の流れに対向しない部分(発光部2の下
部)の温度は使用温度限界より高い状態であった。した
がって、発光部20を単に冷却しても発光部20の下部
が冷却されず、光源装置20および投写型表示装置の寿
命は短いものであった。
【0020】さらに、チップ11の冷却が十分でないた
め、チップ11が破損しやすく、光源装置20および投
写型表示装置の寿命を短くしていた。
【0021】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、発光部の発熱を効率的に冷却することにより、
寿命を長くした光源装置及びこの光源装置を用いた投写
型表示装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の発明
の構成で解決される。
【0023】請求項1の発明は、発光して発熱する発光
部と、該発光部から伸長する支持部と、冷却風の流れを
発生し、上記発光部を冷却する送風手段と、を備え、上
記支持部が、上記冷却風の流れに対して横切るように配
置された光源装置において、上記支持部は、その断面形
状が短辺部分および長辺部分とを有する形状であり、該
長辺部分の長さ方向が、上記冷却風の流れる方向に対し
て垂直な位置から所定の角度だけ傾いて配置されて構成
した光源装置である。
【0024】また請求項2の発明は、上記支持部の長辺
部分の長さ方向と、上記冷却風の流れる方向との角度が
45°以下となるように該支持部が配置されて構成した
光源装置である。
【0025】また請求項3の発明は、上記支持部が短辺
部分および長辺部分を有し、上記冷却風の流れる方向に
沿って、上記支持部の長辺部分が位置し、上記冷却風の
流れる方向に対し垂直な方向に沿って、上記支持部の短
辺部分を位置させて構成した光源装置である。
【0026】また請求項4の発明は、上記支持部が発光
部から水平方向に伸長し、上記支持部の長辺部分が鉛直
方向に沿って位置し、上記支持部の短辺部分を水平方向
に沿って位置させて構成した光源装置である。
【0027】また請求項5の発明は、上記発光部の表面
からチップが突出し、このチップを冷却風の流れに対向
させて構成した光源装置である。
【0028】また請求項6の発明は、上記チップを発光
部の頂に位置させて構成した光源装置である。
【0029】また請求項7の発明は、保温膜が、上記冷
却風の流れに面する側の上記発光部および、または上記
支持部の少なくとも一方の一部に設けられて構成した光
源装置である。
【0030】また請求項8の発明は、上記保温膜を上記
発光部の上部および上記支持部の上部に設けて構成した
光源装置である。
【0031】また請求項9の発明は、請求項1〜8のい
ずれか1項に記載の光源装置と、上記光を3原色に分離
する色分離手段と、この分離された光に対し、各光の色
に対応した画像情報を重畳させる画像重畳手段と、この
画像重畳手段により画像情報を重畳された光を合成し、
画像を生成する色合成手段と、この生成された画像をス
クリーンに投写する投写レンズと、を備えて構成した投
写型表示装置である。
【0032】
【作用】上述のように、請求項1の発明に係る光源装置
にあっては、上記支持部は、その断面形状が短辺部分お
よび長辺部分とを有する形状であり、該長辺部分の長さ
方向が、上記冷却風の流れる方向に対して垂直な位置か
ら所定の角度だけ傾いて配置されてる。このため、冷却
風は、支持部で遮られ難い。この結果、発光部の発熱が
効率的に冷却される。したがって、発光部の温度を使用
温度限界より低く抑えることができる。よって、発光部
を効率的に冷却できるので、光源装置の寿命が長くな
る。
【0033】また、請求項2の発明に係る光源装置にあ
っては、支持部の長辺部分の長さ方向と、上記冷却風の
流れる方向との角度が45°以下となるように該支持部
が配置される。このため、冷却風は、支持部を充分に冷
却することができる。
【0034】また、請求項3の発明に係る光源装置にあ
っては、支持部の長辺部分が冷却風の流れる方向に沿
い、この支持部の短辺部分が冷却風の流れる方向に対し
垂直な方向に沿っている。このため、支持部の長辺部分
が冷却風の流れに対向する場合より、冷却風の流れの抵
抗を低下させることができる。
【0035】また、請求項4の発明に係る光源装置にあ
っては、上記支持部が発光部から水平方向に伸長し、上
記支持部の長辺部分が鉛直方向に沿って位置し、上記支
持部の短辺部分が水平方向に沿って位置するので、冷却
風は下方に流れる。このため、発光部の発熱による上昇
気流は冷却風の流れにより妨げられる。
【0036】また、請求項5の発明に係る光源装置にあ
っては、上記発光部の表面からチップが突出し、このチ
ップが冷却風の流れに対向する。このチップは、発光部
に発光部材を導入するための導入間を封止切りされたも
のであるため、発光部より熱的に弱い。このようなチッ
プが冷却風の流れに対向するので、チップは十分に冷却
される。この結果、チップが発熱部の発熱で、損傷しな
い。したがって、光源装置の寿命が長くなる。
【0037】また、請求項6の発明に係る光源装置にあ
っては、上記チップが発光部の頂に位置するので、冷却
風は下方に流れる。すなわち、冷却風の上流側にチップ
が位置する。このため、光源装置を天地逆にして使用し
ても、チップが十分に冷却されるので、破損しない。
【0038】また、請求項7の発明に係る光源装置は、
保温膜が、上記冷却風の流れに面する側の上記発光部お
よび、または上記支持部の少なくとも一方の一部に設け
られる。このため、発光部の温度を所定の温度に設定す
ることが可能である。
【0039】また、請求項8の発明に係る光源装置にあ
っては、上記保温膜を上記発光部の上部および上記支持
部の上部に設けて構成したものである。このため、冷却
風は下方に流れる。すなわち、冷却風の上流側に保温膜
が位置する。したがって、発光部の上部の温度を極端に
低下させることなく、発光部の下部の温度を効率的に冷
却することができる。
【0040】また、請求項9の発明に係る投写型表示装
置にあっては、効率的に冷却された光源装置を用いてい
るので、光源装置の寿命が伸びる。したがって、この投
写型表示装置の寿命も長くなる。
【0041】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面と共に説
明する。
【0042】図1は、本発明の一実施例である光源装置
の構成図である。図1(A)は斜視図であり、説明のた
め一部を切断してある。図1(B)は図1(A)をB方
向から見た正面図である。図1(C)は図1(B)をC
方向から見ると共に、フィルタ13を省略した正面図で
ある。なお、同図において、図3および図4に示した構
成と同一構成を有するものについては、同一符号を付し
て説明する。
【0043】この光源装置30は、図3のメタルハライ
ドランプ19と同じものを備えるが、チップ11の突出
方向が従来の図4に示した場合と異なり上方を向いてい
る。このメタルハライドランプは、水銀蒸気中の放電ア
−ク内に各種の金属蒸気を存在させ、その金属特有の光
スペクトルを放出させるものである。メタルハライドラ
ンプは、発光空間を形成した発光部2を備える。この発
光部2から支持部3、4が伸長している。この支持部
3、4は、発光部2を支持している。この支持部3、4
には、上記発光空間に突出した一対の電極が封入されて
いる。この一対の電極には、2個の封入箔がそれぞれ接
続されている。各封入箔には、リード線9、10がそれ
ぞれ接続されている。各リ−ド線9、10は、後述する
投写型表示装置の所定の電気回路にそれぞれ接続されて
いる。また、発光空間に発光部材を導入するための導入
口跡であるチップ11が上記発光部2に形成されてい
る。そして、このメタルハライドランプの出力は250
Wである。
【0044】このメタルハライドランプ19の支持部
3、4は、断面が円形状の石英管が楕円状に押しつぶさ
れ封止さている。この結果、支持部3、4の断面は略矩
形状に形成され、支持部3、4には、短辺部分3a,4
aおよび長辺部分3b,4bが形成される。すなわち、
押しつぶされた支持部3、4の厚さが薄い部分が短辺部
分3a,4aであり、その厚さが厚い部分が長辺部分3
b,4bである。
【0045】そして、発光部2において、支持部3、4
を押しつぶした方向に対し垂直な方向に、チップ11は
突出している。また、電極5(図3参照)の周辺におい
て、発光部2の外面の上部2b、および、支持部3の外
面の上部3cには、保温膜14が形成されている。換言
すると、図中チップ11の左側に保温膜14が被着され
る。
【0046】このメタルハライドランプはチップ11を
鉛直方向の上方に向けた状態で、リフレクタ12に固定
される。すなわち、チップ11は発光部2の頂2aに位
置する。そして、リフレクタ12は、メタルハライドラ
ンプ19からの光を反射して、均一に放射するための反
射板である。このリフレクタ12には、下カット部12
aおよび上カット部12bが形成されている。下カット
部12aおよび上カット部12bは、投写型表示装置を
構成する液晶パネルの矩形表示エリアに対応して上下2
片をカットされたものである。また、リフレクタ12の
開口部(拡開部)はUV・IRフィルタ13によって封
じられている。このUV・IRフィルタ13は、紫外線
および赤外線を遮断するものである。
【0047】リフレクタ12の上カット部12bには、
ダクト15の出口が設けられている。このダクト15の
入口には、軸流ファン16が取り付けられている。この
軸流ファン16は、風速3m/s以上、風量0.5リッ
トル/s以上の冷却風17を発生させる。この冷却風1
7の温度は室温である。そして、冷却風17はダクト1
5内を通ってリフレクタ12内に達し、その下カット部
12aから光源装置20外へ送られる。また、支持部
3、4は冷却風17の流れに対し横切るように配置さ
れ、上記保温膜14は、冷却風17の流れに対向する部
分の発光部2の上部(2b)および支持部3の上部(3
c)にのみ設けてある。
【0048】そして、リフレクタ12内に送られた冷却
風17は、発光部2の発熱による上昇気流の発生を防止
するとともに、発熱した発光部2の上部2b(チップ1
1を含む)に接触すると、発光部2の上部2bを冷却す
る。この結果、発光部2の上部2bの温度は、メタルハ
ライドランプ19の使用温度限界の値に達することがな
い。また、冷却風17により電極5(図3参照)の近傍
の発光部2および支持部3が過度に冷却される場合は、
上記保温膜14の厚さを増加させることにより、その過
度の冷却は防止される。
【0049】さらに、チップ11は発光部2の頂2bに
位置するので、効率よく冷却風17と当たる。このた
め、チップ11の冷却が十分に行われる。この結果、発
光部2の発熱で、チップ11は破損することがない。し
たがって、チップ11の破損による光源装置30の寿命
が短くなることもない。
【0050】そして、冷却風17は、支持部3にも接触
する。この支持部3は、冷却風17の流れの抵抗を少な
くするように設けられている。詳しくは、図1(C)に
示すように、冷却風17の流れる方向に沿って、支持部
3の長辺部分3bが設けられている。換言すると、冷却
風17の流れる方向に対し垂直な方向に沿って支持部3
の短辺部分3aが設けられている。この支持部3の短辺
部分3aは、冷却風17の流れの方向を変えようとす
る。しかし、支持部3の短辺部分3aが非常に薄いた
め、冷却風17の流れの抵抗は微少である。この結果、
冷却風17の流れる方向が殆ど変化することなく、下方
に向かう。冷却風17は発光部2の下部(チップ11と
は反対側)にも効率よく回り込む。この結果、発光部2
の下部が十分に冷却される。
【0051】また、発光部2の下部に保温膜14を設け
ないので、冷却風17による発光部2の下部の放熱効果
が向上する。このため、発光部2の下部の温度が下降す
る。したがって、発光部2の下部の温度は、使用温度限
界の値以上に達しない。なお、発光部2の設定温度によ
っては、発光部2の下部に保温膜14を固着してもよ
い。
【0052】さらに、上記実施例では、その長辺部分3
bの長さ方向が冷却風17の流れる方向に沿って支持部
3が設けられており、この構成が最適のものであるが、
長辺部分3bの長さ方向と、冷却風17の流れる方向と
の角度が45°以下であれば、十分な冷却効果を得るこ
とができる。
【0053】したがって、この光源装置30は、冷却風
17により、発光部2全体(上部および下部)の温度を
使用温度限界の値から下げることができる。また、保温
膜14の有無または保温膜14の厚さを制御することに
より、発光部2全体の温度を均一にすることも可能であ
る。
【0054】これらの結果、透明石英製の発光部2が失
透することがなく、光源装置30の寿命も長くなる。こ
の光源装置30が、図2の投写型表示装置40に組み込
まれる。
【0055】次に、上記光源装置30が組み込まれた投
写型表示装置の例を図2を用いて説明する。この投写型
表示装置40は、上記光源装置30からの光を、色分離
手段として機能する分離光学ミラー部41、42により
それぞれ異なる波長帯域の3原色光R,G,Bに分離す
る。画像重畳部43、44、45により外部から入来す
る原色信号Er,Eg,Ebに基づいて各原色光の画像
が生成される。さらに色合成手段として機能する合成光
学ミラー部46、47によりこれら各原色光の画像が合
成されてカラー画像が得られる。この後、投写レンズ4
8により所定の焦点位置に配設されたスクリーン49上
にカラー画像が表示される。
【0056】50、51は原色光g,bを反射して光路
を変更するための全反射ミラーである。また、画像重畳
部43〜45は、集光レンズ43a〜45a、検光子4
3b〜45b、液晶ライトバルブ43c〜45c、およ
び偏光子43d〜45dなどにより構成される。
【0057】上記液晶ライトバルブ43c〜45cは、
原色信号Er,Eg,Ebに基づいてその光透過率分布
を任意に可変制御して赤色光(緑色光、青色光)による
所望の画像を生成する。この生成された3原色の各画像
は、合成光学ミラー部46、47により合成されて一つ
のカラー画像とされ、集光レンズ43a〜45a、投写
レンズ48などの投写光学系によってスクリーン49に
拡大投写される。
【0058】この投写型表示装置40は、正置状態では
床に置かれて投写を行うことができる。また、投写型表
示装置40は、正置状態の天地を逆にして天井に吊るこ
ともできる。床に置いて投写する場合および天地を逆に
して天井に吊る場合にも、上記発光部2の全域で930
℃未満の温度となっている。したがって、発光部2が失
透しない。このため、光源装置30の寿命が長くなり、
投写型表示装置40の寿命も長くなる。また、光源装置
30の寿命が長くなるので、投写型表示装置40を20
00時間以上使用しても、スクリ−ン49の照度および
その色がほとんど変わらない。
【0059】
【発明の効果】以上の如く請求項1の発明によれば、支
持部は、その断面形状が短辺部分および長辺部分とを有
する形状であり、該長辺部分の長さ方向が、上記冷却風
の流れる方向に対して垂直な位置から所定の角度だけ傾
いて配置されるため、冷却風は、支持部で遮られ難く、
発光部の発熱を効率的に冷却することができ、発光部の
温度を使用温度限界より低く抑えることができ、発光部
を効率的に冷却できるので、光源装置の寿命を長くする
ことができる。
【0060】また、請求項2の発明によれば、支持部の
長辺部分の長さ方向と、上記冷却風の流れる方向との角
度が45°以下となるように該支持部が配置されるた
め、冷却風は、支持部を充分に冷却することができる。
【0061】また、請求項3の発明によれば、支持部の
長辺部分が冷却風の流れる方向に沿い、この支持部の短
辺部分が冷却風の流れる方向に対し垂直な方向に沿って
いるため、支持部の長辺部分が冷却風の流れに対向する
場合より、冷却風の流れの抵抗を低下させることができ
る。
【0062】また、請求項4の発明によれば、上記支持
部が発光部から水平方向に伸長し、上記支持部の長辺部
分が鉛直方向に沿って位置し、上記支持部の短辺部分が
水平方向に沿って位置するので、冷却風は下方に流れ
る。このため、発光部の発熱による上昇気流を冷却風の
流れにより妨げることができる。
【0063】また、請求項5の発明によれば、上記発光
部の表面からチップが突出し、このチップが冷却風の流
れに対向する。このチップは、発光部に発光部材を導入
するための導入間を封止切りされたものであるため、発
光部より熱的に弱い。このようなチップが冷却風の流れ
に対向するので、チップは十分に冷却される。この結
果、チップが発熱部の発熱で損傷することがなく、光源
装置の寿命を長くすることができる。
【0064】また、請求項6の発明によれば、上記チッ
プが発光部の頂に位置するので、冷却風は下方に流れ
る。すなわち、冷却風の上流側にチップが位置するた
め、光源装置を天地逆にして使用しても、チップが十分
に冷却されるので、破損することがない。
【0065】また、請求項7の発明によれば、保温膜
が、上記冷却風の流れに面する側の上記発光部および、
または上記支持部の少なくとも一方の一部に設けられる
ため、発光部の温度を所定の温度に設定することが可能
である。
【0066】また、請求項8の発明によれば、上記保温
膜を上記発光部の上部および上記支持部の上部に設けて
構成したものであるため、冷却風は下方に流れることが
できる。また、冷却風の上流側に保温膜が位置するた
め、発光部の上部の温度を極端に低下させることなく、
発光部の下部の温度を効率的に冷却することができる。
また、請求項9の発明によれば、効率的に冷却された光
源装置を用いているので、光源装置の寿命が伸び、この
投写型表示装置の寿命を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である光源装置の構成図であ
る。
【図2】図1の光源装置を組み込んだ投写型表示装置の
構成図である。
【図3】従来のメタルハライドランプの平面図である。
【図4】従来のメタルハライド光源装置の説明図であ
る。
【図5】本発明者が案出した送風方法の説明図である。
【符号の説明】 2 発光部 2a 頂 2b 上部 3、4 支持部 3a 短辺部分 3b 長辺部分 3c 上部 5、6 電極 7、8 封入箔 9、10 リード線 11 チップ 12 リフレクタ 13 UV・IRフィルタ 14 保温膜 15 ダクト 16 ファン 17 冷却風 30 光源装置 40 投写型表示装置 41、42 分離光学ミラー 43 画像重畳部 44、45、46 合成光学ミラー 48 投写レンズ 49 スクリーン 50、51 全反射ミラー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光して発熱する発光部(2)と、 該発光部(2)から伸長する支持部(3、4)と、 冷却風(17)の流れを発生し、上記発光部(2)を冷
    却する送風手段(15、16)と、を備え、 上記支持部(3、4)が、上記冷却風(17)の流れに
    対して横切るように配置された光源装置において、 上記支持部(3、4)は、その断面形状が短辺部分(3
    a)および長辺部分(3b)とを有する形状であり、 該長辺部分(3b)の長さ方向が、上記冷却風(17)
    の流れる方向に対して垂直な位置から所定の角度だけ傾
    いて配置されたことを特徴とする光源装置。
  2. 【請求項2】 上記支持部(3、4)の長辺部分(3
    b)の長さ方向と、上記冷却風(17)の流れる方向と
    の角度が45°以下となるように該支持部(3、4)が
    配置されたことを特徴とする請求項1記載の光源装置。
  3. 【請求項3】 上記支持部(3、4)が短辺部分(3
    a)および長辺部分(3b)を有し、 上記冷却風(17)の流れる方向に沿って、上記支持部
    (3、4)の長辺部分(3b)が位置し、 上記冷却風(17)の流れる方向に対し垂直な方向に沿
    って、上記支持部(3、4)の短辺部分(3a)が位置
    することを特徴とする請求項2記載の光源装置。
  4. 【請求項4】 上記支持部(3、4)が発光部(2)か
    ら水平方向(A)に伸長し、 上記支持部(3、4)の長辺部分(3b)が鉛直方向に
    沿って位置し、 上記支持部(3、4)の短辺部分(3a)が水平方向に
    沿って位置することを特徴とする請求項3記載の光源装
    置。
  5. 【請求項5】 上記発光部(2)の表面からチップ(1
    1)が突出し、 このチップ(11)が冷却風(17)の流れに対向する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    光源装置。
  6. 【請求項6】 上記チップ(11)が発光部(2)の頂
    (2a)に位置することを特徴とする請求項5記載の光
    源装置。
  7. 【請求項7】 保温膜(14)が、上記冷却風(17)
    の流れに面する側の上記発光部(2)および、または上
    記支持部(3)の少なくとも一方の一部に設けられるこ
    とを特徴とする請求項1〜6記載の光源装置。
  8. 【請求項8】 上記保温膜(14)が上記発光部(2)
    の上部(2b)および上記支持部(3)の上部(3c)
    に設けられたことを特徴とする請求項7記載の光源装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の光
    源装置(30)と、 上記光を3原色に分離する色分離手段(41、42)
    と、 この分離された光に対し、各光の色に対応した画像情報
    を重畳させる画像重畳手段(43、44、45)と、 この画像重畳手段により画像情報を重畳された光を合成
    し、画像を生成する色合成手段(46、47)と、 この生成された画像をスクリーン(49)に投写する投
    写レンズ(48)と、 を備えたことを特徴とする投写型表示装置。
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