JPH07282011A - 分散トランザクション処理システム - Google Patents
分散トランザクション処理システムInfo
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- JPH07282011A JPH07282011A JP6076865A JP7686594A JPH07282011A JP H07282011 A JPH07282011 A JP H07282011A JP 6076865 A JP6076865 A JP 6076865A JP 7686594 A JP7686594 A JP 7686594A JP H07282011 A JPH07282011 A JP H07282011A
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- control message
- commit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】分散トランザクション処理システムにおいて、
異なるノードの間で、複数のコミット制御メッセージを
一括して送受信することを可能にする。 【構成】個々のノード32に、当該ノードがコミット制
御メッセージ3482を送信する先のノードに応じて、
送信バッファ348を備える。送信管理部344は、前記
の送信バッファに一定量のコミット制御メッセージが蓄
えられた時に、当該送信バッファが蓄えている複数のコ
ミット制御メッセージを、一つのメッセージとして一括
送信する。受信管理部342は、前記の一括送信された
メッセージを受信すると、元の複数のコミット制御メッ
セージに分解する。
異なるノードの間で、複数のコミット制御メッセージを
一括して送受信することを可能にする。 【構成】個々のノード32に、当該ノードがコミット制
御メッセージ3482を送信する先のノードに応じて、
送信バッファ348を備える。送信管理部344は、前記
の送信バッファに一定量のコミット制御メッセージが蓄
えられた時に、当該送信バッファが蓄えている複数のコ
ミット制御メッセージを、一つのメッセージとして一括
送信する。受信管理部342は、前記の一括送信された
メッセージを受信すると、元の複数のコミット制御メッ
セージに分解する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の計算機が通信ネ
ットワークで接続された分散システムにおいて、前記の
複数の計算機が協調してトランザクション処理を遂行す
るような分散トランザクション処理システムに係り、特
に、トランザクションのコミット制御メッセージの送受
信処理に関する。
ットワークで接続された分散システムにおいて、前記の
複数の計算機が協調してトランザクション処理を遂行す
るような分散トランザクション処理システムに係り、特
に、トランザクションのコミット制御メッセージの送受
信処理に関する。
【0002】
【従来の技術】多くのデータ処理システムが導入してい
る概念にトランザクションがある。トランザクションと
は、ユーザやアプリケーションプログラム(AP)が行
う処理のシーケンスである。データ処理システムは、デ
ータの排他制御,障害回復などを、トランザクションを
管理単位として行う。このようなデータ処理システム
を、一般に、トランザクション処理システムと呼ぶ。
る概念にトランザクションがある。トランザクションと
は、ユーザやアプリケーションプログラム(AP)が行
う処理のシーケンスである。データ処理システムは、デ
ータの排他制御,障害回復などを、トランザクションを
管理単位として行う。このようなデータ処理システム
を、一般に、トランザクション処理システムと呼ぶ。
【0003】トランザクションは、APによって定義さ
れる。APは、トランザクションの開始と終了を要求す
る。トランザクションの開始から終了までの間に、AP
は、トランザクション処理システムが有するデータに対
して様々な処理を行い、それらが一つのトランザクショ
ンを構成する。トランザクションの終了には、コミット
とロールバックと呼ばれる二つの方法がある。コミット
は、当該トランザクションにおいて行われたデータに対
する処理の全てを有効とする。ロールバックは、その逆
であり、当該トランザクションにおいて行われたデータ
に対する処理の全てを無効とする。
れる。APは、トランザクションの開始と終了を要求す
る。トランザクションの開始から終了までの間に、AP
は、トランザクション処理システムが有するデータに対
して様々な処理を行い、それらが一つのトランザクショ
ンを構成する。トランザクションの終了には、コミット
とロールバックと呼ばれる二つの方法がある。コミット
は、当該トランザクションにおいて行われたデータに対
する処理の全てを有効とする。ロールバックは、その逆
であり、当該トランザクションにおいて行われたデータ
に対する処理の全てを無効とする。
【0004】複数の計算機(ノード)がネットワークで
接続され、かつ、各ノードが、それぞれトランザクショ
ン処理システムを有するような分散システムを、分散ト
ランザクション処理システムと呼ぶ。分散トランザクシ
ョン処理システムにおいて、APが定義したトランザク
ションは、複数のトランザクション群に分割され、複数
のノードにおいて処理される。以降では、分散トランザ
クション処理システムにおいて、APが定義したトラン
ザクションのことをグローバルトランザクションと呼
ぶ。対して、グローバルトランザクションを構成し、個
々のノードのトランザクション処理システムによって処
理されるトランザクションのことを、トランザクション
ブランチと呼ぶ。なお、以下では、グローバルトランザ
クションをGTR、トランザクションブランチをTBR
と表す。
接続され、かつ、各ノードが、それぞれトランザクショ
ン処理システムを有するような分散システムを、分散ト
ランザクション処理システムと呼ぶ。分散トランザクシ
ョン処理システムにおいて、APが定義したトランザク
ションは、複数のトランザクション群に分割され、複数
のノードにおいて処理される。以降では、分散トランザ
クション処理システムにおいて、APが定義したトラン
ザクションのことをグローバルトランザクションと呼
ぶ。対して、グローバルトランザクションを構成し、個
々のノードのトランザクション処理システムによって処
理されるトランザクションのことを、トランザクション
ブランチと呼ぶ。なお、以下では、グローバルトランザ
クションをGTR、トランザクションブランチをTBR
と表す。
【0005】GTRを構成するTBR群は、親子関係を
持つ。つまり、親TBRが子TBR群に分岐する。分岐
は、一般に、多段階にわたって可能である。この多段階
の親子関係において、最上位に位置するTBRを処理す
るトランザクション処理システムを、特に、コーディネ
イタと呼ぶ。コーディネイタは、APが発行したグロー
バルトランザクションのコミットやロールバックの要求
に応じて、GTRのコミットやロールバックの処理を開
始する。また、親TBRを有するTBRを処理するトラ
ンザクション処理システムのことをサブオーディネイト
と呼び、このとき、親TBRを処理するトランザクショ
ン処理システムのことをスペリアと呼ぶ。
持つ。つまり、親TBRが子TBR群に分岐する。分岐
は、一般に、多段階にわたって可能である。この多段階
の親子関係において、最上位に位置するTBRを処理す
るトランザクション処理システムを、特に、コーディネ
イタと呼ぶ。コーディネイタは、APが発行したグロー
バルトランザクションのコミットやロールバックの要求
に応じて、GTRのコミットやロールバックの処理を開
始する。また、親TBRを有するTBRを処理するトラ
ンザクション処理システムのことをサブオーディネイト
と呼び、このとき、親TBRを処理するトランザクショ
ン処理システムのことをスペリアと呼ぶ。
【0006】GTRのコミットを、分散トランザクショ
ン処理システムが有するデータに矛盾が発生しないよう
に行うためには、個々のトランザクション処理システム
が、当該GTRに属するTBRのコミットを行うだけで
は不十分である。それらのうちの一つのTBRでも、障
害によって処理を完了できなかった場合には、全てのT
BRをロールバックしなければならないからである。こ
れを保証するためには、GTRのコミットに応じて、そ
れを構成するTBR群のコミットを同期制御することが
必要になる。そこで、多くの分散トランザクション処理
システムが用いているコミット制御方式が、2フェーズ
コミットである。以下では、2フェーズコミットのこと
を2PCと表す。
ン処理システムが有するデータに矛盾が発生しないよう
に行うためには、個々のトランザクション処理システム
が、当該GTRに属するTBRのコミットを行うだけで
は不十分である。それらのうちの一つのTBRでも、障
害によって処理を完了できなかった場合には、全てのT
BRをロールバックしなければならないからである。こ
れを保証するためには、GTRのコミットに応じて、そ
れを構成するTBR群のコミットを同期制御することが
必要になる。そこで、多くの分散トランザクション処理
システムが用いているコミット制御方式が、2フェーズ
コミットである。以下では、2フェーズコミットのこと
を2PCと表す。
【0007】以下、2PCの処理の流れを説明する。先
ず、分岐が一段階のみの場合について説明する。AP
が、GTRのコミットを要求すると、コーディネイタ
は、サブオーディネイト群に、プリペア要求を送信す
る。サブオーディネイトは、自らが正常状態であったな
らば、肯定応答を、コーディネイタに対して送信する。
ここで、障害などの要因によって異常状態であったなら
ば、否定応答を送信する。コーディネイタは、全てのサ
ブオーディネイトから肯定応答を受信すると、GTRの
コミットを決定し、サブオーディネイト群に対して、T
BRのコミット要求を送信する。対して、一つのサブオ
ーディネイトでも否定応答を返したならば、グローバル
トランザクションのロールバックを決定し、サブオーデ
ィネイト群に対して、TBRのアボート要求を送信す
る。サブオーディネイトは、受信したコミット要求やロ
ールバック要求に応じて、コミットやロールバックの処
理を行い、コミット応答やロールバック応答を、コーデ
ィネイタに送信する。
ず、分岐が一段階のみの場合について説明する。AP
が、GTRのコミットを要求すると、コーディネイタ
は、サブオーディネイト群に、プリペア要求を送信す
る。サブオーディネイトは、自らが正常状態であったな
らば、肯定応答を、コーディネイタに対して送信する。
ここで、障害などの要因によって異常状態であったなら
ば、否定応答を送信する。コーディネイタは、全てのサ
ブオーディネイトから肯定応答を受信すると、GTRの
コミットを決定し、サブオーディネイト群に対して、T
BRのコミット要求を送信する。対して、一つのサブオ
ーディネイトでも否定応答を返したならば、グローバル
トランザクションのロールバックを決定し、サブオーデ
ィネイト群に対して、TBRのアボート要求を送信す
る。サブオーディネイトは、受信したコミット要求やロ
ールバック要求に応じて、コミットやロールバックの処
理を行い、コミット応答やロールバック応答を、コーデ
ィネイタに送信する。
【0008】分岐が多段階にわたる場合、以下のような
スペリアとサブオーディネイトの間の手順が再帰的に適
用される。コーディネイタは、自らのサブオーディネイ
ト群に対して、プリペア要求を送信する。サブオーディ
ネイトは、スペリアからプリペア要求を受信すると、自
らのサブオーディネイト群に対してプリペア要求を送信
する。当該サブオーディネイトは、自らが正常状態で、
かつ、全てのサブオーディネイト群から肯定応答を受信
した場合にのみ、スペリアに肯定応答を送信する。上記
以外の場合には、スペリアに否定応答を送信する。コー
ディネイタは、自らのサブオーディネイトの全てから肯
定応答を受信すると、コミットを、さもなくば、ロール
バックを決定し、それぞれに応じて、コミット要求、あ
るいは、ロールバック要求を、自らのサブオーディネイ
ト群に送信する。サブオーディネイトは、スペリアから
コミット要求やロールバック要求を受信すると、それ
を、自らのサブオーディネイト群に伝えたうえで、自ら
が処理していたTBRのコミットやロールバックの処理
を行う。また、当該サブオーディネイトは、自らのサブ
オーディネイト群からコミット応答やロールバック応答
を受信し、かつ、自らが処理していたTBRのコミット
やロールバックの処理が完了すると、スペリアに、コミ
ット応答やロールバック応答を送信する。なお、以降で
は、2PCにおいて、トランザクション処理システムの
間で送受信される要求や応答を総称して、コミット制御
メッセージと呼ぶことにする。
スペリアとサブオーディネイトの間の手順が再帰的に適
用される。コーディネイタは、自らのサブオーディネイ
ト群に対して、プリペア要求を送信する。サブオーディ
ネイトは、スペリアからプリペア要求を受信すると、自
らのサブオーディネイト群に対してプリペア要求を送信
する。当該サブオーディネイトは、自らが正常状態で、
かつ、全てのサブオーディネイト群から肯定応答を受信
した場合にのみ、スペリアに肯定応答を送信する。上記
以外の場合には、スペリアに否定応答を送信する。コー
ディネイタは、自らのサブオーディネイトの全てから肯
定応答を受信すると、コミットを、さもなくば、ロール
バックを決定し、それぞれに応じて、コミット要求、あ
るいは、ロールバック要求を、自らのサブオーディネイ
ト群に送信する。サブオーディネイトは、スペリアから
コミット要求やロールバック要求を受信すると、それ
を、自らのサブオーディネイト群に伝えたうえで、自ら
が処理していたTBRのコミットやロールバックの処理
を行う。また、当該サブオーディネイトは、自らのサブ
オーディネイト群からコミット応答やロールバック応答
を受信し、かつ、自らが処理していたTBRのコミット
やロールバックの処理が完了すると、スペリアに、コミ
ット応答やロールバック応答を送信する。なお、以降で
は、2PCにおいて、トランザクション処理システムの
間で送受信される要求や応答を総称して、コミット制御
メッセージと呼ぶことにする。
【0009】分散トランザクション処理システムは、複
数のGTRを並行処理する。また、個々のノードのトラ
ンザクション処理システムも、複数のTBRを並行処理
する。つまり、あるノードのトランザクション処理シス
テムは、一般に、複数ノードのトランザクション処理シ
ステムと、複数のGTRについて、並行して、コミット
制御メッセージを送受信する。
数のGTRを並行処理する。また、個々のノードのトラ
ンザクション処理システムも、複数のTBRを並行処理
する。つまり、あるノードのトランザクション処理シス
テムは、一般に、複数ノードのトランザクション処理シ
ステムと、複数のGTRについて、並行して、コミット
制御メッセージを送受信する。
【0010】さて、上記のような2PCを用いた分散ト
ランザクション処理システムにおいては、ノード間での
コミット制御メッセージの送受信回数を削減すること
が、分散トランザクション処理システムのスループット
を向上させる。このため、異なるノードのトランザクシ
ョン処理システムの間で、複数のコミット制御メッセー
ジを一括して送受信するようなコミット制御方式が提案
されている。
ランザクション処理システムにおいては、ノード間での
コミット制御メッセージの送受信回数を削減すること
が、分散トランザクション処理システムのスループット
を向上させる。このため、異なるノードのトランザクシ
ョン処理システムの間で、複数のコミット制御メッセー
ジを一括して送受信するようなコミット制御方式が提案
されている。
【0011】例えば、第一の従来例として特願平5−489
56号がある。この従来例では、同一のGTRに属するT
BR群についての複数のコミット制御メッセージの送受
信の相手が、同一のトランザクション処理システムであ
る場合に、前記の複数のコミット制御メッセージを、一
括して送受信する。
56号がある。この従来例では、同一のGTRに属するT
BR群についての複数のコミット制御メッセージの送受
信の相手が、同一のトランザクション処理システムであ
る場合に、前記の複数のコミット制御メッセージを、一
括して送受信する。
【0012】また、第二の従来例として特開平1−19404
0 号がある。この従来例では、障害によって、あるトラ
ンザクション処理システムが処理続行不可能となった場
合、障害が復旧した後の回復処理において、当該トラン
ザクション処理システムと、当該トランザクション処理
システムのスペリア及びサブオーディネイトであるトラ
ンザクション処理システムの間で、前記の処理続行不可
能となったトランザクション処理システムが処理してい
たTBR群についての複数のコミット制御メッセージ
を、一括して送受信する。
0 号がある。この従来例では、障害によって、あるトラ
ンザクション処理システムが処理続行不可能となった場
合、障害が復旧した後の回復処理において、当該トラン
ザクション処理システムと、当該トランザクション処理
システムのスペリア及びサブオーディネイトであるトラ
ンザクション処理システムの間で、前記の処理続行不可
能となったトランザクション処理システムが処理してい
たTBR群についての複数のコミット制御メッセージ
を、一括して送受信する。
【0013】上記の二つの従来例の共通点は、複数のコ
ミット制御メッセージの送受信処理の間に同期時点を設
けて、それらの一括処理を行っていることである。トラ
ンザクション処理システムが処理する複数のTBRにつ
いて、それらの2PCが行われる期間は、必ずしも、重
なりあわない。複数のTBRが異なるGTRに属するな
らば、それらの2PCは、同時期に行われるとは限らな
いからである。複数のTBRの2PCが同時期に行われ
ない限り、それらについてのコミット制御メッセージ
を、一括して送受信することは不可能である。
ミット制御メッセージの送受信処理の間に同期時点を設
けて、それらの一括処理を行っていることである。トラ
ンザクション処理システムが処理する複数のTBRにつ
いて、それらの2PCが行われる期間は、必ずしも、重
なりあわない。複数のTBRが異なるGTRに属するな
らば、それらの2PCは、同時期に行われるとは限らな
いからである。複数のTBRの2PCが同時期に行われ
ない限り、それらについてのコミット制御メッセージ
を、一括して送受信することは不可能である。
【0014】そこで、第一の従来例では、同一のGTR
に属するTBR群のみに対象を限定する。つまり、同一
のGTRに属するTBR群であれば、同時期に2PCが
行われることを利用し、当該GTRについてのコミット
制御メッセージを送受信する時点において、複数のコミ
ット制御メッセージの送受信処理の間の同期をとってい
る。
に属するTBR群のみに対象を限定する。つまり、同一
のGTRに属するTBR群であれば、同時期に2PCが
行われることを利用し、当該GTRについてのコミット
制御メッセージを送受信する時点において、複数のコミ
ット制御メッセージの送受信処理の間の同期をとってい
る。
【0015】また、第二の従来例では、障害が発生した
後の回復処理に対象を限定する。回復処理においては、
前記の処理続行となったトランザクション処理システム
と、他のトランザクション処理システムの間で、回復す
べきTBR群についてのコミット制御メッセージを、同
時期に送受信する。つまり、回復処理が行われる時点に
おいて、複数のコミット制御メッセージの送受信処理の
間の同期をとっている。
後の回復処理に対象を限定する。回復処理においては、
前記の処理続行となったトランザクション処理システム
と、他のトランザクション処理システムの間で、回復す
べきTBR群についてのコミット制御メッセージを、同
時期に送受信する。つまり、回復処理が行われる時点に
おいて、複数のコミット制御メッセージの送受信処理の
間の同期をとっている。
【0016】一方、個々のノードのトランザクション処
理システムが利用する通信制御システム、つまり、通信
ネットワークを介しての通信を管理するシステムにおい
て、ノード間の複数のメッセージを一括して送信する技
術が提案されている。これは、例えば、第三の従来例で
あるComer ;“TCP/IPによるネットワーク構築V
ol.I,”共立出版,1991.のp.140やp.1
64に述べられているように、送信側の通信制御システ
ムが、通信のコネクション単位に、送信すべきメッセー
ジを一時的に蓄える。送信側通信制御システムは、一定
量のメッセージが蓄えられたら、蓄えられた複数のメッ
セージを、一括して受信側通信制御システムへ送信す
る。
理システムが利用する通信制御システム、つまり、通信
ネットワークを介しての通信を管理するシステムにおい
て、ノード間の複数のメッセージを一括して送信する技
術が提案されている。これは、例えば、第三の従来例で
あるComer ;“TCP/IPによるネットワーク構築V
ol.I,”共立出版,1991.のp.140やp.1
64に述べられているように、送信側の通信制御システ
ムが、通信のコネクション単位に、送信すべきメッセー
ジを一時的に蓄える。送信側通信制御システムは、一定
量のメッセージが蓄えられたら、蓄えられた複数のメッ
セージを、一括して受信側通信制御システムへ送信す
る。
【0017】ここで、通信のコネクションとはメッセー
ジの送信側と受信側を結ぶ概念である。すなわち、複数
回のメッセージの送受信を行う二つのプログラムが異な
るノードに存在し、それぞれが、自らのノードの通信制
御システムを介して、相互のメッセージの送受信を行う
とき、前記の二つのプログラムの間でコネクションが生
成され、メッセージの送受信が行われる。つまり、前記
の一括送信は、前記のコネクションで結ばれる二つのプ
ログラム間の一連のメッセージ群に対して適用される。
ジの送信側と受信側を結ぶ概念である。すなわち、複数
回のメッセージの送受信を行う二つのプログラムが異な
るノードに存在し、それぞれが、自らのノードの通信制
御システムを介して、相互のメッセージの送受信を行う
とき、前記の二つのプログラムの間でコネクションが生
成され、メッセージの送受信が行われる。つまり、前記
の一括送信は、前記のコネクションで結ばれる二つのプ
ログラム間の一連のメッセージ群に対して適用される。
【0018】さて、上記の第三の従来例を適用した分散
トランザクション処理システムについて考える。個々の
ノードのトランザクション処理システムは、一般に、T
BRを処理する手段を有する。前記のTBRを処理する
手段は、一時に、一つのTBR、あるいは、複数のTBR
を処理する。また、前記のTBRを処理する手段は、一
般に、トランザクション処理システムに複数個存在す
る。ここで、前記のプログラムは、前記のTBRを処理
する手段に相当する。前記のTBRを処理する手段は、
他のノードのトランザクション処理システムのTBRを
処理する手段との間で、通信制御システムを介して、メ
ッセージの送受信を行う。つまり、前記の通信制御シス
テムにおける一括送信は、異なるノードのトランザクシ
ョン処理システムの、二つのTBRを処理する手段の間
で送受信されるメッセージに対して適用される。
トランザクション処理システムについて考える。個々の
ノードのトランザクション処理システムは、一般に、T
BRを処理する手段を有する。前記のTBRを処理する
手段は、一時に、一つのTBR、あるいは、複数のTBR
を処理する。また、前記のTBRを処理する手段は、一
般に、トランザクション処理システムに複数個存在す
る。ここで、前記のプログラムは、前記のTBRを処理
する手段に相当する。前記のTBRを処理する手段は、
他のノードのトランザクション処理システムのTBRを
処理する手段との間で、通信制御システムを介して、メ
ッセージの送受信を行う。つまり、前記の通信制御シス
テムにおける一括送信は、異なるノードのトランザクシ
ョン処理システムの、二つのTBRを処理する手段の間
で送受信されるメッセージに対して適用される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例には、以
下のような課題が存在する。第一の従来例では、複数の
コミット制御メッセージを一括して送受信できる場合
が、特別な場合に限定される。つまり、あるトランザク
ション処理システムが処理するTBRの複数の子TBR
が、同一のトランザクション処理システムにより処理さ
れている場合や、同一GTRに属する複数のTBRが、
同一のトランザクション処理システムにより処理されて
おり、かつ、前記の複数のTBRの、それぞれの子TB
Rが、同一のトランザクション処理システムにより処理
されているような場合である。それ以外の場合には、コ
ミット制御メッセージの一括送受信を行うことができな
い。
下のような課題が存在する。第一の従来例では、複数の
コミット制御メッセージを一括して送受信できる場合
が、特別な場合に限定される。つまり、あるトランザク
ション処理システムが処理するTBRの複数の子TBR
が、同一のトランザクション処理システムにより処理さ
れている場合や、同一GTRに属する複数のTBRが、
同一のトランザクション処理システムにより処理されて
おり、かつ、前記の複数のTBRの、それぞれの子TB
Rが、同一のトランザクション処理システムにより処理
されているような場合である。それ以外の場合には、コ
ミット制御メッセージの一括送受信を行うことができな
い。
【0020】また、第二の従来例では、複数のコミット
制御メッセージを一括して送受信できるのは、障害が発
生したあとの回復処理においてのみである。正常な状態
における2PCにおいて、複数のコミット制御メッセー
ジを一括して送受信できない。
制御メッセージを一括して送受信できるのは、障害が発
生したあとの回復処理においてのみである。正常な状態
における2PCにおいて、複数のコミット制御メッセー
ジを一括して送受信できない。
【0021】一方、第三の従来例では、複数のコミット
制御メッセージの一括送受信は、通信のコネクションご
とに行われる。つまり、あるノードにおいて、一括して
送受信されるコミット制御メッセージは、当該ノードの
トランザクション処理システムの一つのTBR処理手段
が送受信するコミット制御メッセージに限定される。当
該トランザクション処理システムの、複数のTBR処理
手段が送受信する複数のコミット制御メッセージを一括
して送受信することはできない。
制御メッセージの一括送受信は、通信のコネクションご
とに行われる。つまり、あるノードにおいて、一括して
送受信されるコミット制御メッセージは、当該ノードの
トランザクション処理システムの一つのTBR処理手段
が送受信するコミット制御メッセージに限定される。当
該トランザクション処理システムの、複数のTBR処理
手段が送受信する複数のコミット制御メッセージを一括
して送受信することはできない。
【0022】さらに、第三の従来例では、個々のノード
のトランザクション処理システムは、コミット制御メッ
セージを、個々のコミット制御メッセージごとに、通信
制御システムを介して送受信する。ここで、当該ノード
では、通信制御システムにコミット制御メッセージが渡
されるたびに、通信制御システムの処理が行われる。つ
まり、トランザクション処理システムが、同時期に、複
数のTBRについての複数のコミット制御メッセージ
を、他のノードのトランザクション処理システムとの間
で送受信しようとすると、コミット制御メッセージの数
の回数分の通信制御システムの処理が必要となり、コミ
ット制御メッセージの送受信処理のオーバヘッドが大き
くなる。
のトランザクション処理システムは、コミット制御メッ
セージを、個々のコミット制御メッセージごとに、通信
制御システムを介して送受信する。ここで、当該ノード
では、通信制御システムにコミット制御メッセージが渡
されるたびに、通信制御システムの処理が行われる。つ
まり、トランザクション処理システムが、同時期に、複
数のTBRについての複数のコミット制御メッセージ
を、他のノードのトランザクション処理システムとの間
で送受信しようとすると、コミット制御メッセージの数
の回数分の通信制御システムの処理が必要となり、コミ
ット制御メッセージの送受信処理のオーバヘッドが大き
くなる。
【0023】本発明の目的は、トランザクション処理シ
ステムが処理するTBRが、どのGTRに属するかに係
わらず、トランザクション処理システムの間で、複数の
TBRについての、複数のコミット制御メッセージを一
括して送受信できる分散トランザクション処理システム
を提供することにある。
ステムが処理するTBRが、どのGTRに属するかに係
わらず、トランザクション処理システムの間で、複数の
TBRについての、複数のコミット制御メッセージを一
括して送受信できる分散トランザクション処理システム
を提供することにある。
【0024】本発明の目的は、分散トランザクション処
理システムの状態に係わらず、トランザクション処理シ
ステムの間で、複数のTBRについての、複数のコミッ
ト制御メッセージを一括して送受信できる分散トランザ
クション処理システムを提供することにある。
理システムの状態に係わらず、トランザクション処理シ
ステムの間で、複数のTBRについての、複数のコミッ
ト制御メッセージを一括して送受信できる分散トランザ
クション処理システムを提供することにある。
【0025】さらに、本発明の目的は、トランザクショ
ン処理システムが処理するTBRが、どのTBR処理手
段により処理されているかに係わらず、トランザクショ
ン処理システムの間で、複数のTBRについての、複数
のコミット制御メッセージを一括して送受信できる分散
トランザクション処理システムを提供することにある。
ン処理システムが処理するTBRが、どのTBR処理手
段により処理されているかに係わらず、トランザクショ
ン処理システムの間で、複数のTBRについての、複数
のコミット制御メッセージを一括して送受信できる分散
トランザクション処理システムを提供することにある。
【0026】さらに、本発明の目的は、分散トランザク
ション処理システムにおいて、異なるノードのトランザ
クション処理システムの間のコミット制御メッセージの
送受信処理に、通信制御システムが付加する処理オーバ
ヘッドを削減することにある。
ション処理システムにおいて、異なるノードのトランザ
クション処理システムの間のコミット制御メッセージの
送受信処理に、通信制御システムが付加する処理オーバ
ヘッドを削減することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の分散トランザクション処理システムは、
個々のノードのトランザクション処理システムに、当該
トランザクション処理システムがコミット制御メッセー
ジを送信する先のノードごとに、前記ノードに対して送
信すべきコミット制御メッセージを一時的に蓄える手段
を備える。
めに、本発明の分散トランザクション処理システムは、
個々のノードのトランザクション処理システムに、当該
トランザクション処理システムがコミット制御メッセー
ジを送信する先のノードごとに、前記ノードに対して送
信すべきコミット制御メッセージを一時的に蓄える手段
を備える。
【0028】また、本発明の分散トランザクション処理
システムは、個々のノードのトランザクション処理シス
テムに、他のノードに対して送信するコミット制御メッ
セージが発生したときに、当該コミット制御メッセージ
を、前記ノードのための、前記のコミット制御メッセー
ジを蓄える手段に格納する手段を備える。
システムは、個々のノードのトランザクション処理シス
テムに、他のノードに対して送信するコミット制御メッ
セージが発生したときに、当該コミット制御メッセージ
を、前記ノードのための、前記のコミット制御メッセー
ジを蓄える手段に格納する手段を備える。
【0029】さらに、本発明の分散トランザクション処
理システムは、個々のノードのトランザクション処理シ
ステムに、前記のコミット制御メッセージを蓄える手段
に、一定量のコミット制御メッセージが蓄えられている
かを監視する手段を備える。
理システムは、個々のノードのトランザクション処理シ
ステムに、前記のコミット制御メッセージを蓄える手段
に、一定量のコミット制御メッセージが蓄えられている
かを監視する手段を備える。
【0030】さらに、本発明の分散トランザクション処
理システムは、個々のノードのトランザクション処理シ
ステムに、前記のコミット制御メッセージを蓄える手段
が蓄えている複数のコミット制御メッセージを、個々の
ノードのトランザクション処理システムに、前記のコミ
ット制御メッセージを蓄える手段が対象とするノード
に、一つのメッセージとして、一括して送信する手段を
備える。
理システムは、個々のノードのトランザクション処理シ
ステムに、前記のコミット制御メッセージを蓄える手段
が蓄えている複数のコミット制御メッセージを、個々の
ノードのトランザクション処理システムに、前記のコミ
ット制御メッセージを蓄える手段が対象とするノード
に、一つのメッセージとして、一括して送信する手段を
備える。
【0031】さらに、本発明の分散トランザクション処
理システムは、個々のノードのトランザクション処理シ
ステムに、前記の一括して送信されたメッセージを受信
する手段と、前記メッセージを当該メッセージが含む複
数のコミット制御メッセージに分解し、かつ、個々のコ
ミット制御メッセージを、それが対象とするTBRを処
理する手段に渡す手段を備える。
理システムは、個々のノードのトランザクション処理シ
ステムに、前記の一括して送信されたメッセージを受信
する手段と、前記メッセージを当該メッセージが含む複
数のコミット制御メッセージに分解し、かつ、個々のコ
ミット制御メッセージを、それが対象とするTBRを処
理する手段に渡す手段を備える。
【0032】
【作用】本発明によれば、分散トランザクション処理シ
ステムにおいて、個々のノードのトランザクション処理
システムは、前記のコミット制御メッセージを蓄える手
段に、一定量のコミット制御メッセージが蓄えられた時
点で、前記のコミット制御メッセージを蓄える手段に格
納されている複数のコミット制御メッセージを、前記の
コミット制御メッセージを蓄える手段が対象とするノー
ドのトランザクション処理システムへ、一括して送信す
る。これによって、当該トランザクション処理システム
は、コミット制御メッセージの係わるTBRが、どのG
TRに属しているかに係わりなく、複数のコミット制御
メッセージを、一括して、他のノードのトランザクショ
ン処理システムに送信することができる。
ステムにおいて、個々のノードのトランザクション処理
システムは、前記のコミット制御メッセージを蓄える手
段に、一定量のコミット制御メッセージが蓄えられた時
点で、前記のコミット制御メッセージを蓄える手段に格
納されている複数のコミット制御メッセージを、前記の
コミット制御メッセージを蓄える手段が対象とするノー
ドのトランザクション処理システムへ、一括して送信す
る。これによって、当該トランザクション処理システム
は、コミット制御メッセージの係わるTBRが、どのG
TRに属しているかに係わりなく、複数のコミット制御
メッセージを、一括して、他のノードのトランザクショ
ン処理システムに送信することができる。
【0033】また、当該トランザクション処理システム
は、分散トランザクション処理システムが障害のない正
常な状態にあろうと、障害の発生した状態にあろうと、
前記のコミット制御メッセージを蓄える手段を用いるこ
とができるので、分散トランザクション処理システムの
状態に係わりなく、他のノードのトランザクション処理
システムへ、複数のコミット制御メッセージを、一括し
て送信することができる。
は、分散トランザクション処理システムが障害のない正
常な状態にあろうと、障害の発生した状態にあろうと、
前記のコミット制御メッセージを蓄える手段を用いるこ
とができるので、分散トランザクション処理システムの
状態に係わりなく、他のノードのトランザクション処理
システムへ、複数のコミット制御メッセージを、一括し
て送信することができる。
【0034】また、本発明によれば、分散トランザクシ
ョン処理システムにおいて、個々のノードのトランザク
ション処理システムは、コミット制御メッセージの係わ
るTBRが、どのTBR処理手段により処理されるかに
係わりなく、前記のコミット制御メッセージについて、
当該コミット制御メッセージの送信先のノード用のコミ
ット制御メッセージを蓄える手段を用いることができ
る。これによって、当該トランザクション処理システム
は、複数のTBRについての複数のコミット制御メッセ
ージを、前記のTBRが、どのTBR処理手段により処
理されるかに係わりなく、他のノードのトランザクショ
ン処理システムへ一括して送信することができる。
ョン処理システムにおいて、個々のノードのトランザク
ション処理システムは、コミット制御メッセージの係わ
るTBRが、どのTBR処理手段により処理されるかに
係わりなく、前記のコミット制御メッセージについて、
当該コミット制御メッセージの送信先のノード用のコミ
ット制御メッセージを蓄える手段を用いることができ
る。これによって、当該トランザクション処理システム
は、複数のTBRについての複数のコミット制御メッセ
ージを、前記のTBRが、どのTBR処理手段により処
理されるかに係わりなく、他のノードのトランザクショ
ン処理システムへ一括して送信することができる。
【0035】また、本発明によれば、分散トランザクシ
ョン処理システムにおいて、個々のノードのトランザク
ション処理システムは、複数のコミット制御メッセージ
を、一つのメッセージにまとめ、一括して、通信制御シ
ステムとの間で受渡しすることができる。これにより、
異なるノードのトランザクション処理システムの間での
コミット制御メッセージの送受信において、通信制御シ
ステムの処理が行われる回数を減少させることができ
る。
ョン処理システムにおいて、個々のノードのトランザク
ション処理システムは、複数のコミット制御メッセージ
を、一つのメッセージにまとめ、一括して、通信制御シ
ステムとの間で受渡しすることができる。これにより、
異なるノードのトランザクション処理システムの間での
コミット制御メッセージの送受信において、通信制御シ
ステムの処理が行われる回数を減少させることができ
る。
【0036】さらに、本発明によれば、分散トランザク
ション処理システムにおいて、個々のノードのトランザ
クション処理システムは、前記の一括して送信された複
数のコミット制御メッセージを一括して受信すると、元
の複数のコミット制御メッセージに分解し、それぞれの
コミット制御メッセージが対象とするTBRについて、
当該コミット制御メッセージに応じた処理を行うことが
できる。
ション処理システムにおいて、個々のノードのトランザ
クション処理システムは、前記の一括して送信された複
数のコミット制御メッセージを一括して受信すると、元
の複数のコミット制御メッセージに分解し、それぞれの
コミット制御メッセージが対象とするTBRについて、
当該コミット制御メッセージに応じた処理を行うことが
できる。
【0037】
【実施例】図1と図2を用いて、本発明の第一の実施例
及び本発明と第一の従来例との差異を説明する。図1
は、本発明を適用した分散トランザクション処理システ
ムの概念図である。分散トランザクション処理システム
10は、複数のノード121〜126によって構成され
る分散システムである。前記のノード121〜126
は、通信ネットワークにより接続されているが、本図で
は通信ネットワークを省略している。個々のノードに
は、トランザクション処理システム14が存在する。ト
ランザクション処理システムは、当該ノードにおいて、
当該ノードに投入されたトランザクションブランチ16
を処理する。以降、トランザクション処理システムのこ
とをTM,トランザクションブランチのことをTBRと
記す。
及び本発明と第一の従来例との差異を説明する。図1
は、本発明を適用した分散トランザクション処理システ
ムの概念図である。分散トランザクション処理システム
10は、複数のノード121〜126によって構成され
る分散システムである。前記のノード121〜126
は、通信ネットワークにより接続されているが、本図で
は通信ネットワークを省略している。個々のノードに
は、トランザクション処理システム14が存在する。ト
ランザクション処理システムは、当該ノードにおいて、
当該ノードに投入されたトランザクションブランチ16
を処理する。以降、トランザクション処理システムのこ
とをTM,トランザクションブランチのことをTBRと
記す。
【0038】図1は、分散トランザクション処理システ
ム10のある時点の状況を示す。このとき、本分散トラ
ンザクション処理システムでは、四つのグローバルトラ
ンザクション(GTR)18が処理されている。個々の
GTRには、複数のTBRが属している。それらのTB
R群は、複数のノードに分散して処理されている。TB
R161を最上位のTBRとするGTRには、TBR1
62,TBR163,TBR164、及び、TBR16
5が属す。TBR166を最上位のTBRとするGTR
には、TBR167,TBR168,TBR169,T
BR170が属する。TBR171を最上位とするGT
Rには、TBR171,TBR172,TBR173が
属している。また、TBR174を最上位とするGTR
には、TBR174,TBR175、及び、TBR17
6が属する。図中の矢印182は、その矢印の向きによ
って、これらのTBRの親子関係を示すが、同時に、ト
ランザクション処理システム間のコミット制御メッセー
ジの送受信をも示している。また、個々のノードのTM
14は、複数のTBRを並行処理している。例えば、ノ
ードA121のTMは、TBR161とTBR166を
処理している。
ム10のある時点の状況を示す。このとき、本分散トラ
ンザクション処理システムでは、四つのグローバルトラ
ンザクション(GTR)18が処理されている。個々の
GTRには、複数のTBRが属している。それらのTB
R群は、複数のノードに分散して処理されている。TB
R161を最上位のTBRとするGTRには、TBR1
62,TBR163,TBR164、及び、TBR16
5が属す。TBR166を最上位のTBRとするGTR
には、TBR167,TBR168,TBR169,T
BR170が属する。TBR171を最上位とするGT
Rには、TBR171,TBR172,TBR173が
属している。また、TBR174を最上位とするGTR
には、TBR174,TBR175、及び、TBR17
6が属する。図中の矢印182は、その矢印の向きによ
って、これらのTBRの親子関係を示すが、同時に、ト
ランザクション処理システム間のコミット制御メッセー
ジの送受信をも示している。また、個々のノードのTM
14は、複数のTBRを並行処理している。例えば、ノ
ードA121のTMは、TBR161とTBR166を
処理している。
【0039】さて、上記の四つのGTRの2PCが、同
時期に進行しているとする。ここで、本発明の本分散ト
ランザクション処理システムは、個々のノードのトラン
ザクション処理システムの間で、複数のコミット制御メ
ッセージを、一括して送受信する。例えば、ノードA1
21とノードC123の間では、TBR161とTBR
162,TBR161とTBR163、及び、TBR1
66とTBR167、それぞれのペアについてのコミット制御
メッセージが、一括して送受信されうる。
時期に進行しているとする。ここで、本発明の本分散ト
ランザクション処理システムは、個々のノードのトラン
ザクション処理システムの間で、複数のコミット制御メ
ッセージを、一括して送受信する。例えば、ノードA1
21とノードC123の間では、TBR161とTBR
162,TBR161とTBR163、及び、TBR1
66とTBR167、それぞれのペアについてのコミット制御
メッセージが、一括して送受信されうる。
【0040】ここで、TBR161,TBR162,T
BR163と、TBR166,TBR167は、異なる
GTRに属している。本発明によれば、このように、異
なるGTRに属するTBRについてのコミット制御メッ
セージであっても、トランザクション処理システムの間
で一括して送受信を行うことができる。図1では、この
ように一括して行われうるコミット制御メッセージの送
受信処理を、楕円184で囲んで示している。
BR163と、TBR166,TBR167は、異なる
GTRに属している。本発明によれば、このように、異
なるGTRに属するTBRについてのコミット制御メッ
セージであっても、トランザクション処理システムの間
で一括して送受信を行うことができる。図1では、この
ように一括して行われうるコミット制御メッセージの送
受信処理を、楕円184で囲んで示している。
【0041】次に、図2を用いて、本発明と、本発明の
第一の従来例の差異を説明する。図2は、第一の従来例
を適用した分散トランザクション処理システムの概念図
である。図2は、図1とほぼ同一の構成を有する。ただ
し、一括して行いうるコミット制御メッセージの送受信
処理を示す楕円184の数が少なくなっている。これ
は、本従来例が、コミット制御メッセージの一括送受信
の対象を、同一のGTRに属するTBRについてのもの
に限定しているためである。
第一の従来例の差異を説明する。図2は、第一の従来例
を適用した分散トランザクション処理システムの概念図
である。図2は、図1とほぼ同一の構成を有する。ただ
し、一括して行いうるコミット制御メッセージの送受信
処理を示す楕円184の数が少なくなっている。これ
は、本従来例が、コミット制御メッセージの一括送受信
の対象を、同一のGTRに属するTBRについてのもの
に限定しているためである。
【0042】例えば、ノードA121とノードC123
の間の、TBR161とTBR162,TBR161とTBR
163、それぞれのペアについてのコミット制御メッセ
ージは、一括して送受信される。ノードC123とノー
ドE125の間の、TBR162とTBR164,TBR16
3とTBR165、それぞれのペアについても同様であ
る。しかし、図1の分散トランザクション処理システム
とは異なり、TBR166とTBR167のペアについてのコ
ミット制御メッセージは、上記のコミット制御メッセー
ジと一括して送受信されない。これは、TBR161,
TBR162,TBR163、と、TBR166,TB
R167が、異なるGTRに属しているからである。同
様に、ノードB122とノードD124の間の、TBR
171とTBR172,TBR174とTBR175、
それぞれのペアや、ノードD124とノードF126の間
の、TBR172とTBR173,TBR175とTBR1
76、それぞれのペアについても、コミット制御メッセー
ジの一括送受信は適用されない。
の間の、TBR161とTBR162,TBR161とTBR
163、それぞれのペアについてのコミット制御メッセ
ージは、一括して送受信される。ノードC123とノー
ドE125の間の、TBR162とTBR164,TBR16
3とTBR165、それぞれのペアについても同様であ
る。しかし、図1の分散トランザクション処理システム
とは異なり、TBR166とTBR167のペアについてのコ
ミット制御メッセージは、上記のコミット制御メッセー
ジと一括して送受信されない。これは、TBR161,
TBR162,TBR163、と、TBR166,TB
R167が、異なるGTRに属しているからである。同
様に、ノードB122とノードD124の間の、TBR
171とTBR172,TBR174とTBR175、
それぞれのペアや、ノードD124とノードF126の間
の、TBR172とTBR173,TBR175とTBR1
76、それぞれのペアについても、コミット制御メッセー
ジの一括送受信は適用されない。
【0043】このように、本発明を適用した分散トラン
ザクション処理システムにおいては、個々のノードのT
Mが、同時期に2PCが行われるTBR群であれば、そ
れらが同一のGTRに属しているかどうかに係わらず、
それらについてのコミット制御メッセージを、他のノー
ドのTMとの間で、一括して送受信できる。このため、
一括送受信を適用できるコミット制御メッセージの数
が、第一の従来例を適用した分散トランザクション処理
システムに比べて増加する。よって、本発明により、分
散トランザクション処理システムのスループットを向上
することができる。
ザクション処理システムにおいては、個々のノードのT
Mが、同時期に2PCが行われるTBR群であれば、そ
れらが同一のGTRに属しているかどうかに係わらず、
それらについてのコミット制御メッセージを、他のノー
ドのTMとの間で、一括して送受信できる。このため、
一括送受信を適用できるコミット制御メッセージの数
が、第一の従来例を適用した分散トランザクション処理
システムに比べて増加する。よって、本発明により、分
散トランザクション処理システムのスループットを向上
することができる。
【0044】次に、図3〜図10を用いて、本発明の第
二の実施例を説明する。本実施例は、本発明を適用した
分散トランザクション処理システムにおいて、個々のノ
ードのTMの動作を示すためのものである。
二の実施例を説明する。本実施例は、本発明を適用した
分散トランザクション処理システムにおいて、個々のノ
ードのTMの動作を示すためのものである。
【0045】先ず、図3を説明する。図3は、本発明を
適用した分散トランザクション処理システムの構成図で
ある。分散トランザクション処理システム30は、複数
のノード32が通信ネットワーク36で接続された分散
システムである。個々のノードには、トランザクション
処理システム(TM)34と通信システム35が存在す
る。通信システム35は、通信ネットワーク36を介し
てのノード間の通信を管理する。TM34は、TBR処
理部340,受信管理部342,送信管理部344、及
び、複数の送信バッファ348から構成される。なお、
送信バッファ348が、本発明の根幹である、他のノー
ドに送信すべきコミット制御メッセージを蓄える手段で
ある。また、受信管理部342,送信管理部344が、
本発明が適用される部分である。
適用した分散トランザクション処理システムの構成図で
ある。分散トランザクション処理システム30は、複数
のノード32が通信ネットワーク36で接続された分散
システムである。個々のノードには、トランザクション
処理システム(TM)34と通信システム35が存在す
る。通信システム35は、通信ネットワーク36を介し
てのノード間の通信を管理する。TM34は、TBR処
理部340,受信管理部342,送信管理部344、及
び、複数の送信バッファ348から構成される。なお、
送信バッファ348が、本発明の根幹である、他のノー
ドに送信すべきコミット制御メッセージを蓄える手段で
ある。また、受信管理部342,送信管理部344が、
本発明が適用される部分である。
【0046】TBR処理部340は、当該ノードに投入
された複数のTBRを並行して処理する。このため、T
BR処理部は、複数のTBR処理プロセス3402を有
する。ある時点において、一つのTBR処理プロセス
は、一つのTBRのみを処理する。TBR処理部が新た
なTBRを受け入れると、当該TBRは、空いているT
BR処理プロセスによって処理される。また、TBR処
理部がメッセージを受け入れると、当該メッセージは、
当該メッセージが対象とするTBRを処理するTBR処
理プロセスに渡される。さらに、TBR処理プロセス
は、他のノードのTMに送信すべきメッセージを、送信
管理部に渡す。TBR処理プロセスの制御方法の詳細
は、本発明に直接関与しないので割愛する。
された複数のTBRを並行して処理する。このため、T
BR処理部は、複数のTBR処理プロセス3402を有
する。ある時点において、一つのTBR処理プロセス
は、一つのTBRのみを処理する。TBR処理部が新た
なTBRを受け入れると、当該TBRは、空いているT
BR処理プロセスによって処理される。また、TBR処
理部がメッセージを受け入れると、当該メッセージは、
当該メッセージが対象とするTBRを処理するTBR処
理プロセスに渡される。さらに、TBR処理プロセス
は、他のノードのTMに送信すべきメッセージを、送信
管理部に渡す。TBR処理プロセスの制御方法の詳細
は、本発明に直接関与しないので割愛する。
【0047】送信バッファ348は、当該ノードのTM
が、コミット制御メッセージを送信しようとする先のノ
ードごとに、複数個、存在する。例えば、ノードA32
0のTMが、ノードB322,ノードC324、及び、
ノードD326に、コミット制御メッセージを送信しよ
うとするならば、ノードAのTMには、ノードBに対す
る送信バッファ,ノードCに対する送信バッファ、及
び、ノードDに対する送信バッファが存在することにな
る。
が、コミット制御メッセージを送信しようとする先のノ
ードごとに、複数個、存在する。例えば、ノードA32
0のTMが、ノードB322,ノードC324、及び、
ノードD326に、コミット制御メッセージを送信しよ
うとするならば、ノードAのTMには、ノードBに対す
る送信バッファ,ノードCに対する送信バッファ、及
び、ノードDに対する送信バッファが存在することにな
る。
【0048】送信管理部344は、当該ノードのTMで
処理されるTBRについてのコミット制御メッセージ3
482などのメッセージを、TBR処理部から受けと
り、他のノードのTMに送信する。また、送信管理部
は、前記のメッセージが、コミット制御メッセージであ
るならば、当該メッセージを、その送信先のノードに応
じた送信バッファ348に格納する。さらに、送信管理
部は、前記送信バッファが一杯になったならば、当該送
信バッファに格納されている複数のコミット制御メッセ
ージ3482を一つのメッセージにまとめ、当該送信バ
ッファが対象とするノードのTMに送信する。
処理されるTBRについてのコミット制御メッセージ3
482などのメッセージを、TBR処理部から受けと
り、他のノードのTMに送信する。また、送信管理部
は、前記のメッセージが、コミット制御メッセージであ
るならば、当該メッセージを、その送信先のノードに応
じた送信バッファ348に格納する。さらに、送信管理
部は、前記送信バッファが一杯になったならば、当該送
信バッファに格納されている複数のコミット制御メッセ
ージ3482を一つのメッセージにまとめ、当該送信バ
ッファが対象とするノードのTMに送信する。
【0049】受信管理部342は、当該ノードのTMで
処理されるTBRについてのコミット制御メッセージな
どのメッセージを受信して、当該メッセージをTBR処
理部に渡す。また、受信管理部は、受信したメッセージ
が、複数のコミット制御メッセージが一括されたもので
あるなら、前記の受信したメッセージを、元の複数のコ
ミット制御メッセージに分解する。さらに、受信管理部
は、前記の分解によって復元されたコミット制御メッセ
ージを、TBR処理部に渡す。
処理されるTBRについてのコミット制御メッセージな
どのメッセージを受信して、当該メッセージをTBR処
理部に渡す。また、受信管理部は、受信したメッセージ
が、複数のコミット制御メッセージが一括されたもので
あるなら、前記の受信したメッセージを、元の複数のコ
ミット制御メッセージに分解する。さらに、受信管理部
は、前記の分解によって復元されたコミット制御メッセ
ージを、TBR処理部に渡す。
【0050】次に、図4を用いて、送信管理部344の
構成を説明する。送信管理部は、送信制御部3442,
送信処理部3444,送信バッファ管理部3446から
構成される。図中の矢印は、送信管理部の内部における
コミット制御メッセージの受渡しの様子を示す。送信制
御部3442は、TBR処理部から、送信すべきメッセ
ージを受け取って、送信制御部や送信バッファ管理部へ
渡す。ここで、送信制御部3442は、前記のメッセー
ジが、コミット制御メッセージであった場合に、当該メ
ッセージ3482を送信バッファ管理部へ渡す。送信処
理部3444は、送信すべきメッセージを、送信制御部
や送信バッファ管理部から受け取って、当該メッセージ
の送信先ノードへ当該メッセージを送信する。送信バッ
ファ管理部3446は、送信制御部から受けとったコミ
ット制御メッセージを、当該メッセージの送信先ノード
に対する送信バッファ348に格納する。また、送信バ
ッファ管理部は、当該送信バッファが一杯になったなら
ば、当該送信バッファに格納されている複数のコミット
制御メッセージ3482を、当該送信バッファが対象と
するノードへの、一つのメッセージにまとめる。さら
に、送信バッファ管理部は、前記の一つにまとめたメッ
セージを、送信処理部へ渡す。以降では、前記の一つに
まとめたメッセージを、一括メッセージ3484と呼
ぶ。
構成を説明する。送信管理部は、送信制御部3442,
送信処理部3444,送信バッファ管理部3446から
構成される。図中の矢印は、送信管理部の内部における
コミット制御メッセージの受渡しの様子を示す。送信制
御部3442は、TBR処理部から、送信すべきメッセ
ージを受け取って、送信制御部や送信バッファ管理部へ
渡す。ここで、送信制御部3442は、前記のメッセー
ジが、コミット制御メッセージであった場合に、当該メ
ッセージ3482を送信バッファ管理部へ渡す。送信処
理部3444は、送信すべきメッセージを、送信制御部
や送信バッファ管理部から受け取って、当該メッセージ
の送信先ノードへ当該メッセージを送信する。送信バッ
ファ管理部3446は、送信制御部から受けとったコミ
ット制御メッセージを、当該メッセージの送信先ノード
に対する送信バッファ348に格納する。また、送信バ
ッファ管理部は、当該送信バッファが一杯になったなら
ば、当該送信バッファに格納されている複数のコミット
制御メッセージ3482を、当該送信バッファが対象と
するノードへの、一つのメッセージにまとめる。さら
に、送信バッファ管理部は、前記の一つにまとめたメッ
セージを、送信処理部へ渡す。以降では、前記の一つに
まとめたメッセージを、一括メッセージ3484と呼
ぶ。
【0051】次に、図5を用いて、本実施例におけるコ
ミット制御メッセージ3482と一括メッセージ348
4の構造を説明する。図5は、前記のコミット制御メッ
セージと一括メッセージの一例を示す。本実施例におい
て、コミット制御メッセージ3482は、送信先ノード
34822,GTR識別子34824,TBR識別子3
4826、及び、メッセージ種別34828といったフ
ィールドから構成される。送信先ノード34822は、
当該コミット制御メッセージを送信すべき宛先のノード
を示す。GTR識別子34824は、当該コミット制御
メッセージを送信すべき宛先のTBRが属するGTRを
示す。TBR識別子34826は、当該コミット制御メ
ッセージを送信すべき宛先のTBRを示す。本実施例に
おいて、TBRは、前記のGTR識別子とTBR識別子
の組合せによって、本実施例の分散トランザクション処
理システムにおいて一意に識別される。メッセージ種別
34828は、当該コミット制御メッセージの種類を示
す。コミット制御メッセージ3482の種類には、プリ
ペア要求,プリペア応答,コミット要求,コミット応
答,ロールバック要求,ロールバック応答などがある。
以上の構造の説明から明らかなように、本実施例の分散
トランザクション処理システムにおいて、全てのコミッ
ト制御メッセージのサイズは同一となる。
ミット制御メッセージ3482と一括メッセージ348
4の構造を説明する。図5は、前記のコミット制御メッ
セージと一括メッセージの一例を示す。本実施例におい
て、コミット制御メッセージ3482は、送信先ノード
34822,GTR識別子34824,TBR識別子3
4826、及び、メッセージ種別34828といったフ
ィールドから構成される。送信先ノード34822は、
当該コミット制御メッセージを送信すべき宛先のノード
を示す。GTR識別子34824は、当該コミット制御
メッセージを送信すべき宛先のTBRが属するGTRを
示す。TBR識別子34826は、当該コミット制御メ
ッセージを送信すべき宛先のTBRを示す。本実施例に
おいて、TBRは、前記のGTR識別子とTBR識別子
の組合せによって、本実施例の分散トランザクション処
理システムにおいて一意に識別される。メッセージ種別
34828は、当該コミット制御メッセージの種類を示
す。コミット制御メッセージ3482の種類には、プリ
ペア要求,プリペア応答,コミット要求,コミット応
答,ロールバック要求,ロールバック応答などがある。
以上の構造の説明から明らかなように、本実施例の分散
トランザクション処理システムにおいて、全てのコミッ
ト制御メッセージのサイズは同一となる。
【0052】一括メッセージ3484は、送信先ノード
34822,メッセージ種別34824,メッセージ数34
830、及び、複数のコミット制御メッセージ3482
といったフィールドから構成される。送信先ノード34
822は、当該一括メッセージを送信すべき宛先のノー
ドを示す。メッセージ種別34824は、当該メッセー
ジが一括メッセージであることを示す。メッセージ数3
4830は、当該一括メッセージが含むコミット制御メ
ッセージ数を示す。
34822,メッセージ種別34824,メッセージ数34
830、及び、複数のコミット制御メッセージ3482
といったフィールドから構成される。送信先ノード34
822は、当該一括メッセージを送信すべき宛先のノー
ドを示す。メッセージ種別34824は、当該メッセー
ジが一括メッセージであることを示す。メッセージ数3
4830は、当該一括メッセージが含むコミット制御メ
ッセージ数を示す。
【0053】なお、本実施例の分散トランザクション処
理システムにおいては、コミット制御メッセージや一括
メッセージ以外のメッセージも異なるノードのTM間で
送受信される。そのようなメッセージについての詳しい
説明は省略するが、それらのメッセージも、コミット制
御メッセージや一括メッセージと同様に、第一フィール
ドに送信先ノード34822、第二フィールドにメッセ
ージ種別34824を有するとする。
理システムにおいては、コミット制御メッセージや一括
メッセージ以外のメッセージも異なるノードのTM間で
送受信される。そのようなメッセージについての詳しい
説明は省略するが、それらのメッセージも、コミット制
御メッセージや一括メッセージと同様に、第一フィール
ドに送信先ノード34822、第二フィールドにメッセ
ージ種別34824を有するとする。
【0054】次に、図6を用いて、送信バッファ管理部
3446が、送信バッファ348を管理するために用い
る制御データについて説明する。図6は、送信バッファ
管理部3446が備える送信バッファ管理テーブル34
62の構造を示す。送信バッファ管理テーブルは、個々
の送信バッファに応じたレコードを有するテーブルであ
る。送信バッファ管理テーブルの個々のレコードは、送
信バッファ番号34620,送信先ノード34622、及
び、メッセージ数34624から構成される。送信バッ
ファ番号34620は、当該送信バッファに付けられた
通し番号である。前記の送信バッファ番号は、個々のノ
ードのTMにおいて、一意なものである。送信先ノード
34622は、当該送信バッファが対象とするノードを
示す。例えば、図6において、送信バッファ番号01の
送信バッファは、“NODE−B”というノード用に備
えられる送信バッファである。メッセージ数34624
は、当該送信バッファが蓄えているコミット制御メッセ
ージの数を示す。本実施例の分散トランザクション処理
システムにおいて、全ての送信バッファ348のサイズ
は同一とする。前述したように、全てのコミット制御メ
ッセージ3482のサイズは同一であるから、前記のメ
ッセージ数34624によって、当該送信バッファが一
杯であるかどうかを判断することができる。
3446が、送信バッファ348を管理するために用い
る制御データについて説明する。図6は、送信バッファ
管理部3446が備える送信バッファ管理テーブル34
62の構造を示す。送信バッファ管理テーブルは、個々
の送信バッファに応じたレコードを有するテーブルであ
る。送信バッファ管理テーブルの個々のレコードは、送
信バッファ番号34620,送信先ノード34622、及
び、メッセージ数34624から構成される。送信バッ
ファ番号34620は、当該送信バッファに付けられた
通し番号である。前記の送信バッファ番号は、個々のノ
ードのTMにおいて、一意なものである。送信先ノード
34622は、当該送信バッファが対象とするノードを
示す。例えば、図6において、送信バッファ番号01の
送信バッファは、“NODE−B”というノード用に備
えられる送信バッファである。メッセージ数34624
は、当該送信バッファが蓄えているコミット制御メッセ
ージの数を示す。本実施例の分散トランザクション処理
システムにおいて、全ての送信バッファ348のサイズ
は同一とする。前述したように、全てのコミット制御メ
ッセージ3482のサイズは同一であるから、前記のメ
ッセージ数34624によって、当該送信バッファが一
杯であるかどうかを判断することができる。
【0055】次に、図7〜図9を用いて、送信管理部3
44の処理の流れを説明する。先ず、図7を説明する。
図7は、送信制御部3442の処理の流れを示す。送信
制御部は、TBR処理部340からメッセージを受けと
る(702)。前記のメッセージは、TBR処理部のT
BR処理プロセス3402が、当該TBR処理プロセス
が処理するTBRについて、その子TBRや親TBRに
対するコミット制御メッセージとして生成するものであ
る。次に、送信制御部は、前記メッセージがコミット制
御メッセージであるかを調べる(704)。これは、前
記メッセージ中のメッセージ種別34828を参照する
ことにより可能である。ここで、前記メッセージがコミ
ット制御メッセージでないならば、当該メッセージを送
信処理部3444に渡して(708)、終了する。ま
た、前記メッセージがコミット制御メッセージであるな
らば、送信バッファ管理部3446に、当該コミット制
御メッセージを渡して(706)、終了する。
44の処理の流れを説明する。先ず、図7を説明する。
図7は、送信制御部3442の処理の流れを示す。送信
制御部は、TBR処理部340からメッセージを受けと
る(702)。前記のメッセージは、TBR処理部のT
BR処理プロセス3402が、当該TBR処理プロセス
が処理するTBRについて、その子TBRや親TBRに
対するコミット制御メッセージとして生成するものであ
る。次に、送信制御部は、前記メッセージがコミット制
御メッセージであるかを調べる(704)。これは、前
記メッセージ中のメッセージ種別34828を参照する
ことにより可能である。ここで、前記メッセージがコミ
ット制御メッセージでないならば、当該メッセージを送
信処理部3444に渡して(708)、終了する。ま
た、前記メッセージがコミット制御メッセージであるな
らば、送信バッファ管理部3446に、当該コミット制
御メッセージを渡して(706)、終了する。
【0056】次に、図8を用いて、送信バッファ管理部
3446の処理の流れを説明する。送信バッファ管理部
は、送信制御部3442からコミット制御メッセージ34
82を受け取る(802)。ここで、送信バッファ管理部
は、前記コミット制御メッセージの送信先ノードを判別
する(804)。これは、図5に示したコミット制御メ
ッセージ3482中の送信先ノード34822を参照す
ることにより可能である。次に、送信バッファ管理部
は、送信バッファ管理テーブル3462を走査して、前
記の送信先ノード用の送信バッファ348に対するレコ
ードを見つける(806)。これによって、送信バッフ
ァ管理部は、前記のコミット制御メッセージの送信先ノ
ードのための送信バッファを特定する。次に、送信バッ
ファ管理部は、前記の送信バッファ管理テーブルのレコ
ードにおいて、前記の送信先ノード用の送信バッファに
格納されているコミット制御メッセージ数34624を
インクリメントする(808)。次に、送信バッファ管
理部は、当該送信バッファに、ステップ802で受け取
ったコミット制御メッセージを格納する(810)。
3446の処理の流れを説明する。送信バッファ管理部
は、送信制御部3442からコミット制御メッセージ34
82を受け取る(802)。ここで、送信バッファ管理部
は、前記コミット制御メッセージの送信先ノードを判別
する(804)。これは、図5に示したコミット制御メ
ッセージ3482中の送信先ノード34822を参照す
ることにより可能である。次に、送信バッファ管理部
は、送信バッファ管理テーブル3462を走査して、前
記の送信先ノード用の送信バッファ348に対するレコ
ードを見つける(806)。これによって、送信バッフ
ァ管理部は、前記のコミット制御メッセージの送信先ノ
ードのための送信バッファを特定する。次に、送信バッ
ファ管理部は、前記の送信バッファ管理テーブルのレコ
ードにおいて、前記の送信先ノード用の送信バッファに
格納されているコミット制御メッセージ数34624を
インクリメントする(808)。次に、送信バッファ管
理部は、当該送信バッファに、ステップ802で受け取
ったコミット制御メッセージを格納する(810)。
【0057】次に、送信バッファ管理部は、当該送信バ
ッファが一杯になったかどうかを判別する(812)。
これは、ステップ806で見つけた送信バッファ管理テ
ーブルのレコードにおいて、ステップ808でインクリ
メントしたコミット制御メッセージ数34624が、送
信バッファ348が格納しうるコミット制御メッセージ
数と同一になったかどうかを判断することにより可能で
ある。ここで、当該送信バッファが一杯でなければ終了
する。一方、当該送信バッファが一杯であるならば、送
信バッファ管理部は、当該送信バッファが格納している
全てのコミット制御メッセージにより、一括メッセージ
3484を作成する(814)。次に、送信バッファ管
理部は、送信処理部3444に、前記の一括メッセージ
を渡す(816)。その後、送信バッファ管理部は、当
該送信バッファが格納している全てのコミット制御メッ
セージを消去する(818)。最後に、送信バッファ管
理部は、ステップ806で見つけた送信バッファ管理テ
ーブルのレコードにおいて、当該送信バッファに格納さ
れているコミット制御メッセージ数34624を0にし
て(820)、終了する。
ッファが一杯になったかどうかを判別する(812)。
これは、ステップ806で見つけた送信バッファ管理テ
ーブルのレコードにおいて、ステップ808でインクリ
メントしたコミット制御メッセージ数34624が、送
信バッファ348が格納しうるコミット制御メッセージ
数と同一になったかどうかを判断することにより可能で
ある。ここで、当該送信バッファが一杯でなければ終了
する。一方、当該送信バッファが一杯であるならば、送
信バッファ管理部は、当該送信バッファが格納している
全てのコミット制御メッセージにより、一括メッセージ
3484を作成する(814)。次に、送信バッファ管
理部は、送信処理部3444に、前記の一括メッセージ
を渡す(816)。その後、送信バッファ管理部は、当
該送信バッファが格納している全てのコミット制御メッ
セージを消去する(818)。最後に、送信バッファ管
理部は、ステップ806で見つけた送信バッファ管理テ
ーブルのレコードにおいて、当該送信バッファに格納さ
れているコミット制御メッセージ数34624を0にし
て(820)、終了する。
【0058】図9は、送信処理部3444の処理の流れ
を示す。送信処理部は、送信制御部3442、または、
送信バッファ管理部3446からメッセージを受け取る
(902)。送信処理部は、前記メッセージの送信先ノー
ドを判別する(904)。これは、当該メッセージ中の
送信先ノード34822を参照することにより可能であ
る。次に、送信処理部は、当該メッセージを、ステップ
904で判別したノードへ送信して(906)、終了す
る。
を示す。送信処理部は、送信制御部3442、または、
送信バッファ管理部3446からメッセージを受け取る
(902)。送信処理部は、前記メッセージの送信先ノー
ドを判別する(904)。これは、当該メッセージ中の
送信先ノード34822を参照することにより可能であ
る。次に、送信処理部は、当該メッセージを、ステップ
904で判別したノードへ送信して(906)、終了す
る。
【0059】次に、図10を用いて、受信管理部342
の処理の流れを説明する。受信管理部は、他のノードの
TM34から、通信ネットワークを介して、メッセージ
を受信する(1002)。次に、受信管理部は、前記の
メッセージが一括メッセージであるかどうかを判別する
(1004)。これは、前記メッセージ中のメッセージ
種別34828を参照することにより可能である。ここ
で、前記メッセージが、一括メッセージでなかった場合
には、当該メッセージをTBR処理部340に渡して
(1014)、終了する。一方、前記メッセージが一括
メッセージであったならば、受信管理部は、当該一括メ
ッセージが有するコミット制御メッセージ数を判別する
(1006)。これは、図5に示した一括メッセージ3
484中のメッセージ数34830を参照することによ
り可能である。次に、受信管理部は、前記の一括メッセ
ージから、一つのコミット制御メッセージ3482を抽
出する(1008)。さらに、受信管理部は、ステップ
1008で抽出したコミット制御メッセージを、TBR
処理部340に渡す(1010)。TBR処理部におい
て、前記コミット制御メッセージは、当該コミット制御
メッセージが対象とするTBRを処理するTBR処理プ
ロセス3402に渡される。これは、TBR処理部が、
図5に示したコミット制御メッセージ3482中のGT
R識別子34824とTBR識別子34826を参照するこ
とにより可能である。
の処理の流れを説明する。受信管理部は、他のノードの
TM34から、通信ネットワークを介して、メッセージ
を受信する(1002)。次に、受信管理部は、前記の
メッセージが一括メッセージであるかどうかを判別する
(1004)。これは、前記メッセージ中のメッセージ
種別34828を参照することにより可能である。ここ
で、前記メッセージが、一括メッセージでなかった場合
には、当該メッセージをTBR処理部340に渡して
(1014)、終了する。一方、前記メッセージが一括
メッセージであったならば、受信管理部は、当該一括メ
ッセージが有するコミット制御メッセージ数を判別する
(1006)。これは、図5に示した一括メッセージ3
484中のメッセージ数34830を参照することによ
り可能である。次に、受信管理部は、前記の一括メッセ
ージから、一つのコミット制御メッセージ3482を抽
出する(1008)。さらに、受信管理部は、ステップ
1008で抽出したコミット制御メッセージを、TBR
処理部340に渡す(1010)。TBR処理部におい
て、前記コミット制御メッセージは、当該コミット制御
メッセージが対象とするTBRを処理するTBR処理プ
ロセス3402に渡される。これは、TBR処理部が、
図5に示したコミット制御メッセージ3482中のGT
R識別子34824とTBR識別子34826を参照するこ
とにより可能である。
【0060】次に、受信管理部は、前記の一括メッセー
ジから、当該一括メッセージが有する全てのコミット制
御メッセージを抽出し終ったかどうかを判断し(101
2)、抽出し終っていないならば、ステップ1008に
戻る。これは、ステップ1006で判別した、当該一括メッ
セージが有するコミット制御メッセージ数34830を
用いることにより可能である。すなわち、受信管理部
は、ステップ1008とステップ1010を、前記のコ
ミット制御メッセージ数34830の回数だけ繰り返
す。これにより、受信管理部は、他のノードのTMから
受信した一括メッセージを、当該一括メッセージが有す
るコミット制御メッセージ群に分解して、それぞれを、
当該コミット制御メッセージが対象とするTBRを処理
するTBR処理プロセス3402に渡すことができる。
受信管理部は、ステップ1012で、前記の一括メッセ
ージから、全てのコミット制御メッセージを抽出し終っ
ていたならば、終了する。
ジから、当該一括メッセージが有する全てのコミット制
御メッセージを抽出し終ったかどうかを判断し(101
2)、抽出し終っていないならば、ステップ1008に
戻る。これは、ステップ1006で判別した、当該一括メッ
セージが有するコミット制御メッセージ数34830を
用いることにより可能である。すなわち、受信管理部
は、ステップ1008とステップ1010を、前記のコ
ミット制御メッセージ数34830の回数だけ繰り返
す。これにより、受信管理部は、他のノードのTMから
受信した一括メッセージを、当該一括メッセージが有す
るコミット制御メッセージ群に分解して、それぞれを、
当該コミット制御メッセージが対象とするTBRを処理
するTBR処理プロセス3402に渡すことができる。
受信管理部は、ステップ1012で、前記の一括メッセ
ージから、全てのコミット制御メッセージを抽出し終っ
ていたならば、終了する。
【0061】第二の実施例からわかるように、本発明に
よれば、分散トランザクション処理システムにおいて、
個々のノードのTMは、コミット制御メッセージを送信
する先のノード用に備えられる送信バッファ348を用
いることにより、当該ノードへ送信すべき複数のコミッ
ト制御メッセージを、一括して送信することが可能にな
る。
よれば、分散トランザクション処理システムにおいて、
個々のノードのTMは、コミット制御メッセージを送信
する先のノード用に備えられる送信バッファ348を用
いることにより、当該ノードへ送信すべき複数のコミッ
ト制御メッセージを、一括して送信することが可能にな
る。
【0062】また、本発明によれば、分散トランザクシ
ョン処理システムにおいて、個々のノードのTMは、当
該TMや他のTMの状態に係わらず、前記の送信バッフ
ァ348を用いて、コミット制御メッセージの一括送受
信を行うことができる。
ョン処理システムにおいて、個々のノードのTMは、当
該TMや他のTMの状態に係わらず、前記の送信バッフ
ァ348を用いて、コミット制御メッセージの一括送受
信を行うことができる。
【0063】ここで、本発明と、本発明の第三の従来例
の差異について説明する。本発明の第三の従来例を適用
した分散トランザクション処理システムは、図3の分散
トランザクション処理システムから、受信管理部34
2,送信管理部344,送信バッファ348を除いたも
のになる。第三の従来例の分散トランザクション処理シ
ステムでは、個々のTBRを処理するTBR処理プロセ
ス3402が、通信システム35を介して、他のノード
のTM34のTBR処理プロセス3402との間でメッ
セージの送受信を行う。通信システム35は、前記の二
つのTBR処理プロセスの間で送受信されるメッセージ
を一時的に蓄えた上で、複数のメッセージを一括して送
信する。しかし、第三の従来例の分散トランザクション
処理システムでは、個々のノードのTMにおいて、複数
のTBR処理プロセスが送信しようとするコミット制御
メッセージを、一括して送信することはできない。
の差異について説明する。本発明の第三の従来例を適用
した分散トランザクション処理システムは、図3の分散
トランザクション処理システムから、受信管理部34
2,送信管理部344,送信バッファ348を除いたも
のになる。第三の従来例の分散トランザクション処理シ
ステムでは、個々のTBRを処理するTBR処理プロセ
ス3402が、通信システム35を介して、他のノード
のTM34のTBR処理プロセス3402との間でメッ
セージの送受信を行う。通信システム35は、前記の二
つのTBR処理プロセスの間で送受信されるメッセージ
を一時的に蓄えた上で、複数のメッセージを一括して送
信する。しかし、第三の従来例の分散トランザクション
処理システムでは、個々のノードのTMにおいて、複数
のTBR処理プロセスが送信しようとするコミット制御
メッセージを、一括して送信することはできない。
【0064】対して、第二の実施例からわかるように、
本発明の分散トランザクション処理システムでは、個々
のノードのTM34に、受信管理部342,送信管理部
344、及び、送信先ノードごとの送信バッファ348を
設けたことにより、複数のTBRについてのコミット制
御メッセージ、つまり、複数のTBR処理プロセスが送
信しようとするコミット制御メッセージを、二つのノー
ドのTMの間で、一括して送受信することができる。
本発明の分散トランザクション処理システムでは、個々
のノードのTM34に、受信管理部342,送信管理部
344、及び、送信先ノードごとの送信バッファ348を
設けたことにより、複数のTBRについてのコミット制
御メッセージ、つまり、複数のTBR処理プロセスが送
信しようとするコミット制御メッセージを、二つのノー
ドのTMの間で、一括して送受信することができる。
【0065】また、第三の従来例の分散トランザクショ
ン処理システムでは、個々のノードにおいて、TM34
が、通信システム35を介して、コミット制御メッセー
ジ3482の送受信を行うたびに、通信システムの処理
が行われる。対して、第二の実施例からわかるように、
本発明の分散トランザクション処理システムでは、個々
のノードにおいて、TM34が、通信システムを介し
て、一括メッセージ3484の送受信を行うたびに、通
信システムの処理が行われる。前記一括メッセージは、
送信先ノードごとの送信バッファ348に蓄えられた複
数のコミット制御メッセージをまとめたものであるか
ら、本発明によって、コミット制御メッセージの送受信
処理において、通信システムの処理が行われる回数を削
減することができる。
ン処理システムでは、個々のノードにおいて、TM34
が、通信システム35を介して、コミット制御メッセー
ジ3482の送受信を行うたびに、通信システムの処理
が行われる。対して、第二の実施例からわかるように、
本発明の分散トランザクション処理システムでは、個々
のノードにおいて、TM34が、通信システムを介し
て、一括メッセージ3484の送受信を行うたびに、通
信システムの処理が行われる。前記一括メッセージは、
送信先ノードごとの送信バッファ348に蓄えられた複
数のコミット制御メッセージをまとめたものであるか
ら、本発明によって、コミット制御メッセージの送受信
処理において、通信システムの処理が行われる回数を削
減することができる。
【0066】次に、本発明の第三の実施例を説明する。
第二の実施例においては、個々のノードのTM34は、
コミット制御メッセージの送信先となる可能性のある全
てのノード32に応じて、送信バッファ348を備えて
いた。すなわち、個々のノードのTMは、あるノードに
送信すべきコミット制御メッセージ3482が、実際に
発生していようがいまいが、将来に当該ノードにコミッ
ト制御メッセージを送信する可能性があるならば、当該
ノード用の送信バッファ348を備える。ここで、第三
の実施例の分散トランザクション処理システムでは、個
々のノードのTMにおいて、送信バッファ管理部344
6が、あるノードに送信すべきコミット制御メッセージ
を受け取ったとき、当該ノード用の送信バッファ348
がなければ、新たな送信バッファを作成する。一方、当
該ノード用の送信バッファがあれば、前記のコミット制
御メッセージを当該送信バッファに格納する。また、送
信バッファ管理部は、前記の送信バッファについて、コ
ミット制御メッセージの一括送信を終了したら当該送信
バッファを消去する。
第二の実施例においては、個々のノードのTM34は、
コミット制御メッセージの送信先となる可能性のある全
てのノード32に応じて、送信バッファ348を備えて
いた。すなわち、個々のノードのTMは、あるノードに
送信すべきコミット制御メッセージ3482が、実際に
発生していようがいまいが、将来に当該ノードにコミッ
ト制御メッセージを送信する可能性があるならば、当該
ノード用の送信バッファ348を備える。ここで、第三
の実施例の分散トランザクション処理システムでは、個
々のノードのTMにおいて、送信バッファ管理部344
6が、あるノードに送信すべきコミット制御メッセージ
を受け取ったとき、当該ノード用の送信バッファ348
がなければ、新たな送信バッファを作成する。一方、当
該ノード用の送信バッファがあれば、前記のコミット制
御メッセージを当該送信バッファに格納する。また、送
信バッファ管理部は、前記の送信バッファについて、コ
ミット制御メッセージの一括送信を終了したら当該送信
バッファを消去する。
【0067】送信バッファ管理部は、上記の送信バッフ
ァの生成や消去を、図6に示した送信バッファ管理テー
ブル3462を用いて管理する。送信バッファ管理部
は、あるノード用の送信バッファを生成したとき、送信
バッファ管理テーブル3462に、当該送信バッファの
ためのレコードを追加する。また、送信バッファ管理部
は、ある送信バッファを消去したときに、送信バッファ
管理テーブルから、当該送信バッファのためのレコード
を削除する。また、送信バッファ管理部は、前記のレコ
ードが送信バッファ管理テーブルに存在するかどうかを
判別することによって、当該ノード用の送信バッファが
存在するかどうかを判断することができる。
ァの生成や消去を、図6に示した送信バッファ管理テー
ブル3462を用いて管理する。送信バッファ管理部
は、あるノード用の送信バッファを生成したとき、送信
バッファ管理テーブル3462に、当該送信バッファの
ためのレコードを追加する。また、送信バッファ管理部
は、ある送信バッファを消去したときに、送信バッファ
管理テーブルから、当該送信バッファのためのレコード
を削除する。また、送信バッファ管理部は、前記のレコ
ードが送信バッファ管理テーブルに存在するかどうかを
判別することによって、当該ノード用の送信バッファが
存在するかどうかを判断することができる。
【0068】第三の実施例によれば、本発明の分散トラ
ンザクション処理システムの個々のTMにおいて、コミ
ット制御メッセージの送信処理が実際には不必要なノー
ドのために、送信バッファ348を維持してメモリを無
駄に占有することを避けることができる。
ンザクション処理システムの個々のTMにおいて、コミ
ット制御メッセージの送信処理が実際には不必要なノー
ドのために、送信バッファ348を維持してメモリを無
駄に占有することを避けることができる。
【0069】次に、本発明の第四の実施例を説明する。
第三の実施例においては、個々のノードのTM34は、
必要に応じて、送信バッファを作成したり消去したりし
ていた。本発明の第四の実施例の分散トランザクション
処理システムでは、個々のノードのTMは、常に、一定
数の送信バッファ348を備える。しかし、初期状態に
おいて、前記の送信バッファは特定のノードを対象とは
しない。第四の実施例においては、前記のような特定の
ノードを対象としていない送信バッファを、空き状態の
送信バッファと呼ぶ。
第三の実施例においては、個々のノードのTM34は、
必要に応じて、送信バッファを作成したり消去したりし
ていた。本発明の第四の実施例の分散トランザクション
処理システムでは、個々のノードのTMは、常に、一定
数の送信バッファ348を備える。しかし、初期状態に
おいて、前記の送信バッファは特定のノードを対象とは
しない。第四の実施例においては、前記のような特定の
ノードを対象としていない送信バッファを、空き状態の
送信バッファと呼ぶ。
【0070】送信バッファ管理部3446は、あるノー
ドに送信すべきコミット制御メッセージ3482を受け
取ったとき、当該ノード用の送信バッファ348がなけ
れば、空き状態の送信バッファの中から、一つの送信バ
ッファを、当該ノード用に割り当てる。一方、当該ノー
ド用の送信バッファがあれば、前記のコミット制御メッ
セージを当該送信バッファに格納する。また、送信バッ
ファ管理部は、前記の送信バッファについて、コミット
制御メッセージの一括送信を終了したら、当該送信バッ
ファを、再び、空き状態とする。
ドに送信すべきコミット制御メッセージ3482を受け
取ったとき、当該ノード用の送信バッファ348がなけ
れば、空き状態の送信バッファの中から、一つの送信バ
ッファを、当該ノード用に割り当てる。一方、当該ノー
ド用の送信バッファがあれば、前記のコミット制御メッ
セージを当該送信バッファに格納する。また、送信バッ
ファ管理部は、前記の送信バッファについて、コミット
制御メッセージの一括送信を終了したら、当該送信バッ
ファを、再び、空き状態とする。
【0071】送信バッファ管理部3446は、上記のよ
うな送信バッファの空き状態やノードへの割り当てを、
図6に示した送信バッファ管理テーブル3462を用い
て管理する。送信バッファ管理テーブルには、全ての送
信バッファ348のためのレコードが常駐する。ここ
で、空き状態の送信バッファのためのレコードにおい
て、送信先ノード34622には空き状態であることを
示すデータをセットする。一方、あるノードへ割り当て
られた送信バッファのためのレコードにおいては、送信
先ノードに当該ノードを示すデータをセットする。送信
バッファ管理部は、前記の送信先ノード34622を参
照することによって、送信バッファが空き状態であるか
どうかを判別することができる。
うな送信バッファの空き状態やノードへの割り当てを、
図6に示した送信バッファ管理テーブル3462を用い
て管理する。送信バッファ管理テーブルには、全ての送
信バッファ348のためのレコードが常駐する。ここ
で、空き状態の送信バッファのためのレコードにおい
て、送信先ノード34622には空き状態であることを
示すデータをセットする。一方、あるノードへ割り当て
られた送信バッファのためのレコードにおいては、送信
先ノードに当該ノードを示すデータをセットする。送信
バッファ管理部は、前記の送信先ノード34622を参
照することによって、送信バッファが空き状態であるか
どうかを判別することができる。
【0072】第四の実施例によれば、本発明の分散トラ
ンザクション処理システムの個々のTMにおいて、実際
の必要数以上に送信バッファ348を維持してメモリを
無駄に占有すること避けると同時に、送信バッファを、
何回も生成,消去するためのオーバヘッドの増加を避け
ることができる。
ンザクション処理システムの個々のTMにおいて、実際
の必要数以上に送信バッファ348を維持してメモリを
無駄に占有すること避けると同時に、送信バッファを、
何回も生成,消去するためのオーバヘッドの増加を避け
ることができる。
【0073】なお、第四の実施例では、個々のノードの
TM34は、常に、一定数の送信バッファ348を備え
るとしたが、前記TMが、必要であれば、前記の送信バ
ッファの数を、動的に変更する構成も考えられる。
TM34は、常に、一定数の送信バッファ348を備え
るとしたが、前記TMが、必要であれば、前記の送信バ
ッファの数を、動的に変更する構成も考えられる。
【0074】次に、本発明の第五の実施例を説明する。
第二の実施例においては、個々のノードのTM34は、
あるノード用の送信バッファ348が一杯になったら、
当該送信バッファが蓄えている全てのコミット制御メッ
セージ3482を、前記ノードに一括して送信してい
た。ここで、本発明の第五の実施例の分散トランザクシ
ョン処理システムでは、個々のノードのTMにおいて、
送信管理部344は、あるノード用の送信バッファ34
8に一定数のコミット制御メッセージが蓄えられた時
に、当該送信バッファが蓄えている全てのコミット制御
メッセージを、前記ノードに一括して送信する。本実施
例において、個々のノードのTMは、個々の送信バッフ
ァについて、前記のコミット制御メッセージの一括送信
を開始する基準となるコミット制御メッセージ数に異な
る数を用いてよい。また、前記の基準となるコミット制
御メッセージ数を動的に変更してもよい。
第二の実施例においては、個々のノードのTM34は、
あるノード用の送信バッファ348が一杯になったら、
当該送信バッファが蓄えている全てのコミット制御メッ
セージ3482を、前記ノードに一括して送信してい
た。ここで、本発明の第五の実施例の分散トランザクシ
ョン処理システムでは、個々のノードのTMにおいて、
送信管理部344は、あるノード用の送信バッファ34
8に一定数のコミット制御メッセージが蓄えられた時
に、当該送信バッファが蓄えている全てのコミット制御
メッセージを、前記ノードに一括して送信する。本実施
例において、個々のノードのTMは、個々の送信バッフ
ァについて、前記のコミット制御メッセージの一括送信
を開始する基準となるコミット制御メッセージ数に異な
る数を用いてよい。また、前記の基準となるコミット制
御メッセージ数を動的に変更してもよい。
【0075】第五の実施例によれば、本発明の分散トラ
ンザクション処理システムにおいて、個々のノードのT
M34は、当該TMと他のTMとの間のコミット制御メ
ッセージの送受信の発生頻度に応じて、一括して送受信
するコミット制御メッセージ数を決定することができ
る。
ンザクション処理システムにおいて、個々のノードのT
M34は、当該TMと他のTMとの間のコミット制御メ
ッセージの送受信の発生頻度に応じて、一括して送受信
するコミット制御メッセージ数を決定することができ
る。
【0076】なお、第五の実施例では、個々のノードの
TM34は、送信バッファ348に一定数のコミット制
御メッセージが蓄えられたときに、当該送信バッファに
蓄えられている全てのコミット制御メッセージを一括し
て送信するとしたが、前記TM34が、前記の送信バッ
ファ348のサイズを、当該TMと他のTMとの間のコ
ミット制御メッセージの送受信頻度に応じて変更し、か
つ、前記送信バッファが一杯になったときに、当該送信
バッファに蓄えられている全てのコミット制御メッセー
ジを一括して送信する構成も考えられる。
TM34は、送信バッファ348に一定数のコミット制
御メッセージが蓄えられたときに、当該送信バッファに
蓄えられている全てのコミット制御メッセージを一括し
て送信するとしたが、前記TM34が、前記の送信バッ
ファ348のサイズを、当該TMと他のTMとの間のコ
ミット制御メッセージの送受信頻度に応じて変更し、か
つ、前記送信バッファが一杯になったときに、当該送信
バッファに蓄えられている全てのコミット制御メッセー
ジを一括して送信する構成も考えられる。
【0077】次に、本発明の第六の実施例を説明する。
第二の実施例においては、個々のノードのTM34は、
あるノード用の送信バッファ348が一杯になったとき
のみ、当該送信バッファが蓄えている全てのコミット制
御メッセージ3482を、前記ノードに一括して送信し
ていた。ここで、本発明の第六の実施例の分散トランザ
クション処理システムでは、個々のノードのTMにおい
て、送信バッファ管理部3446が、あるノード用の送
信バッファ348に一つめのコミット制御メッセージを
格納した時に、時間監視を開始する。ここで、送信バッ
ファ管理部は、ある一定時間が経過すると、当該送信バ
ッファが格納している全てのコミット制御メッセージ
を、前記ノードへ一括して送信する。一方、前記の一定
時間が経過する前に、当該送信バッファが一杯になった
ならば、当該送信バッファが格納している全てのコミッ
ト制御メッセージを、前記ノードへ一括して送信する。
また、送信バッファ管理部は、当該送信バッファについ
て、コミット制御メッセージの一括送信を終了したら、
前記の時間監視を終了する。
第二の実施例においては、個々のノードのTM34は、
あるノード用の送信バッファ348が一杯になったとき
のみ、当該送信バッファが蓄えている全てのコミット制
御メッセージ3482を、前記ノードに一括して送信し
ていた。ここで、本発明の第六の実施例の分散トランザ
クション処理システムでは、個々のノードのTMにおい
て、送信バッファ管理部3446が、あるノード用の送
信バッファ348に一つめのコミット制御メッセージを
格納した時に、時間監視を開始する。ここで、送信バッ
ファ管理部は、ある一定時間が経過すると、当該送信バ
ッファが格納している全てのコミット制御メッセージ
を、前記ノードへ一括して送信する。一方、前記の一定
時間が経過する前に、当該送信バッファが一杯になった
ならば、当該送信バッファが格納している全てのコミッ
ト制御メッセージを、前記ノードへ一括して送信する。
また、送信バッファ管理部は、当該送信バッファについ
て、コミット制御メッセージの一括送信を終了したら、
前記の時間監視を終了する。
【0078】第六の実施例によれば、本発明の分散トラ
ンザクション処理システムにおいて、個々のノードのT
M34は、当該TMと他のTMとの間のコミット制御メ
ッセージの送受信の発生頻度に応じて、コミット制御メ
ッセージの一括送受信を適用することができる。特に、
前記の送受信の発生頻度が一定でないような場合、コミ
ット制御メッセージの送信が遅延することを防ぐことが
できる。
ンザクション処理システムにおいて、個々のノードのT
M34は、当該TMと他のTMとの間のコミット制御メ
ッセージの送受信の発生頻度に応じて、コミット制御メ
ッセージの一括送受信を適用することができる。特に、
前記の送受信の発生頻度が一定でないような場合、コミ
ット制御メッセージの送信が遅延することを防ぐことが
できる。
【0079】次に、本発明の第七の実施例を説明する。
第二の実施例においては、個々のノードのTM34は、
他のノードのTMとの間のコミット制御メッセージ34
82の送受信について、常に、一括送受信を適用してい
た。ここで、本発明の第七の実施例の分散トランザクシ
ョン処理システムでは、個々のノードのTMにおいて、
送信制御部3442は、通常は、コミット制御メッセー
ジを受け取ると、前記コミット制御メッセージを送信処
理部3444に渡す。ただし、送信制御部は、他のノー
ドへのコミット制御メッセージの送信の発生頻度を監視
する。送信制御部は、あるノードへのコミット制御メッ
セージの送信の発生頻度が一定の頻度以上であったとき
に、新たなコミット制御メッセージを受け取ると、当該
コミット制御メッセージを、送信バッファ管理部344
6に渡す。送信バッファ管理部は、第二の実施例と同様
の処理を行う。また、送信制御部は、あるノードへのコ
ミット制御メッセージの送信の発生頻度が一定の頻度以
下であったとき、新たなコミット制御メッセージを受け
取ると、当該コミット制御メッセージを、送信処理部に
渡す。本実施例において、送信制御部は、コミット制御
メッセージの送信の発生頻度について、前記のコミット
制御メッセージの送信先のノードごとに、異なる値を、
コミット制御メッセージの一括送受信の適用の是非を判
断する基準値として用いることができる。
第二の実施例においては、個々のノードのTM34は、
他のノードのTMとの間のコミット制御メッセージ34
82の送受信について、常に、一括送受信を適用してい
た。ここで、本発明の第七の実施例の分散トランザクシ
ョン処理システムでは、個々のノードのTMにおいて、
送信制御部3442は、通常は、コミット制御メッセー
ジを受け取ると、前記コミット制御メッセージを送信処
理部3444に渡す。ただし、送信制御部は、他のノー
ドへのコミット制御メッセージの送信の発生頻度を監視
する。送信制御部は、あるノードへのコミット制御メッ
セージの送信の発生頻度が一定の頻度以上であったとき
に、新たなコミット制御メッセージを受け取ると、当該
コミット制御メッセージを、送信バッファ管理部344
6に渡す。送信バッファ管理部は、第二の実施例と同様
の処理を行う。また、送信制御部は、あるノードへのコ
ミット制御メッセージの送信の発生頻度が一定の頻度以
下であったとき、新たなコミット制御メッセージを受け
取ると、当該コミット制御メッセージを、送信処理部に
渡す。本実施例において、送信制御部は、コミット制御
メッセージの送信の発生頻度について、前記のコミット
制御メッセージの送信先のノードごとに、異なる値を、
コミット制御メッセージの一括送受信の適用の是非を判
断する基準値として用いることができる。
【0080】第七の実施例によれば、本発明の分散トラ
ンザクション処理システムにおいて、個々のノードのT
M34は、当該TMと他のTMとの間のコミット制御メ
ッセージの送受信の発生頻度に応じて、コミット制御メ
ッセージの一括送受信を適用することができる。
ンザクション処理システムにおいて、個々のノードのT
M34は、当該TMと他のTMとの間のコミット制御メ
ッセージの送受信の発生頻度に応じて、コミット制御メ
ッセージの一括送受信を適用することができる。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、分散トランザクション
処理システムにおいて、個々のノードのトランザクショ
ン処理システムが、同時期に処理されるトランザクショ
ンブランチ群であれば、それらについてのコミット制御
メッセージを、他のノードのTMとの間で、一括して送
受信できる。これにより、分散トランザクション処理シ
ステムのスループットを向上することができる。
処理システムにおいて、個々のノードのトランザクショ
ン処理システムが、同時期に処理されるトランザクショ
ンブランチ群であれば、それらについてのコミット制御
メッセージを、他のノードのTMとの間で、一括して送
受信できる。これにより、分散トランザクション処理シ
ステムのスループットを向上することができる。
【図1】本発明を適用した分散トランザクション処理シ
ステムの第一の実施例を示す概念図。
ステムの第一の実施例を示す概念図。
【図2】第一の従来例を適用した分散トランザクション
処理システムの概念図。
処理システムの概念図。
【図3】本発明の第二の実施例の分散トランザクション
処理システムの構成図。
処理システムの構成図。
【図4】本発明の第二の実施例における、個々のノード
の送信管理部の構成を示すブロック図。
の送信管理部の構成を示すブロック図。
【図5】本発明の第二の実施例における、コミット制御
メッセージと一括メッセージの構造を示す説明図。
メッセージと一括メッセージの構造を示す説明図。
【図6】本発明の第二の実施例における、送信バッファ
管理テーブルの構造を示す説明図。
管理テーブルの構造を示す説明図。
【図7】本発明の第二の実施例における、送信制御部の
処理の流れを示すフロー図。
処理の流れを示すフロー図。
【図8】本発明の第二の実施例における、送信バッファ
管理部の処理の流れを示すフロー図。
管理部の処理の流れを示すフロー図。
【図9】本発明の第二の実施例における、送信処理部の
処理の流れを示すフロー図。
処理の流れを示すフロー図。
【図10】本発明の第二の実施例における、受信管理部
の処理の流れを示すフロー図。
の処理の流れを示すフロー図。
10…分散トランザクション処理システム、14…トラ
ンザクション処理システム(TM)、16…トランザク
ションブランチ(TBR)、18…グローバルトランザ
クション(GTR)、30…分散トランザクション処理
システム、32…ノード、34…トランザクション処理
システム(TM)、340…TBR処理部、342…受信
管理部、344…送信管理部、3442…送信制御部、
3444…送信処理部、3446…送信バッファ管理
部、3462…送信バッファ管理テーブル、348…送
信バッファ、3482…コミット制御メッセージ、34
84…一括メッセージ。
ンザクション処理システム(TM)、16…トランザク
ションブランチ(TBR)、18…グローバルトランザ
クション(GTR)、30…分散トランザクション処理
システム、32…ノード、34…トランザクション処理
システム(TM)、340…TBR処理部、342…受信
管理部、344…送信管理部、3442…送信制御部、
3444…送信処理部、3446…送信バッファ管理
部、3462…送信バッファ管理テーブル、348…送
信バッファ、3482…コミット制御メッセージ、34
84…一括メッセージ。
Claims (10)
- 【請求項1】通信を制御する手段を有する複数の計算機
が通信ネットワークで接続された分散システムにおいて
動作し、ユーザやアプリケーションプログラムが投入し
た分散トランザクションに分岐して、複数の計算機で処
理されるトランザクションを処理し、かつ、個々の計算
機が複数のトランザクションを並行処理する手段を有す
る分散トランザクション処理システムであって、個々の
計算機のトランザクションを並行処理する手段に、当該
計算機がコミット制御メッセージを送信する先のノード
ごとに、前記ノードに対して送信すべきコミット制御メ
ッセージを一時的に蓄える手段と、前記コミット制御メ
ッセージを蓄える手段に蓄えられた複数のコミット制御
メッセージを、前記コミット制御メッセージを蓄える手
段が対象とするノードへ、一つのメッセージとして一括
して送信する手段を備えることを特徴とする分散トラン
ザクション処理システム。 - 【請求項2】請求項1記載の個々の計算機のトランザク
ションを並行処理する手段に、当該計算機がコミット制
御メッセージを送信しようとするとき、前記コミット制
御メッセージの送信先のノードのために備えられたコミ
ット制御メッセージを蓄える手段に当該コミット制御メ
ッセージを格納する手段を備えることを特徴とする分散
トランザクション処理システム。 - 【請求項3】請求項2記載の個々の計算機のトランザク
ションを並行処理する手段に、前記のコミット制御メッ
セージを蓄える手段に蓄えられたコミット制御メッセー
ジの数量を調べる手段と、前記のコミット制御メッセー
ジを蓄える手段に、ある一定量のコミット制御メッセー
ジが蓄えられたとき、前記蓄えられたコミット制御メッ
セージの送信を、前記コミット制御メッセージを一括し
て送信する手段に要求する手段を備えることを特徴とす
る分散トランザクション処理システム。 - 【請求項4】請求項3記載の個々の計算機のトランザク
ションを並行処理する手段に、前記一括して送信された
メッセージを受信する手段と、前記メッセージをそのメ
ッセージが含む複数のコミット制御メッセージに分解す
る手段と、前記分解されたコミット制御メッセージを、
当該コミット制御メッセージが係わるトランザクション
を処理する手段に渡す手段を備えることを特徴とする分
散トランザクション処理システム。 - 【請求項5】請求項1記載の個々の計算機のトランザク
ションを並行処理する手段に、あるノードへ送信すべき
コミット制御メッセージが発生したとき、当該ノードの
ための前記のコミット制御メッセージを蓄える手段を生
成する手段と、前記コミット制御メッセージを蓄える手
段に蓄えられたコミット制御メッセージを一括して送信
したとき、前記コミット制御メッセージを蓄える手段を
消去する手段を有することを特徴とする分散トランザク
ション処理システム。 - 【請求項6】請求項1記載の個々の計算機のトランザク
ションを並行処理する手段に、あるノードへ送信すべき
コミット制御メッセージが発生したとき、使用されてい
ない前記のコミット制御メッセージを蓄える手段の中か
ら、当該ノードのための前記のコミット制御メッセージ
を蓄える手段を定める手段を備えることを特徴とする分
散トランザクション処理システム。 - 【請求項7】請求項2記載の個々の計算機のトランザク
ションを並行処理する手段に、他のノードへのコミット
制御メッセージの送信の発生頻度を監視する手段と、前
記の発生頻度が、ある一定頻度に達したとき、コミット
制御メッセージを前記コミット制御メッセージを格納す
る手段に渡す手段と、前記の発生頻度が、ある一定頻度
を下回ったとき、コミット制御メッセージを他のノード
へ送信する手段に渡すことを特徴とする分散トランザク
ション処理システム。 - 【請求項8】請求項3記載の前記のコミット制御メッセ
ージの送信を要求する手段が、前記のコミット制御メッ
セージを一括して送信する手段に送信を要求する基準と
して用いるコミット制御メッセージの数量を、動的に変
更することを特徴とする分散トランザクション処理シス
テム。 - 【請求項9】請求項3記載の個々の計算機のトランザク
ションを並行処理する手段に、前記コミット制御メッセ
ージを蓄える手段に一つめのコミット制御メッセージが
格納されてから、ある一定時間が経過したとき、前記コ
ミット制御メッセージを一括して送信する手段に前記蓄
えられたコミット制御メッセージの送信を、要求する手
段を備えることを特徴とする分散トランザクション処理
システム。 - 【請求項10】通信を制御する手段を有する複数の計算
機が通信ネットワークで接続された分散システムにおい
て動作し、ユーザやアプリケーションプログラムが投入
した分散トランザクションに分岐して、複数の計算機で
処理されるトランザクションを処理し、かつ、個々の計
算機が複数のトランザクションを並行処理する手段を有
する分散トランザクション処理システムであって、二つ
の計算機のトランザクションを並行処理する手段が、複
数のコミット制御メッセージを、一つのメッセージとし
て、一括して送受信することを特徴とする分散トランザ
クション処理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6076865A JPH07282011A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 分散トランザクション処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6076865A JPH07282011A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 分散トランザクション処理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07282011A true JPH07282011A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13617550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6076865A Pending JPH07282011A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 分散トランザクション処理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07282011A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08329028A (ja) * | 1995-05-30 | 1996-12-13 | Kofu Nippon Denki Kk | プロセッサ間通信方式 |
| US5758161A (en) * | 1996-05-24 | 1998-05-26 | International Business Machines Corporation | Testing method for checking the completion of asynchronous distributed collective operations |
| US5862340A (en) * | 1996-05-24 | 1999-01-19 | International Business Machines Corporation | Method operating in each node of a computer system providing and utilizing special records for collective communication commands to increase work efficiency at each node |
| JP2013131136A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-07-04 | Gaia Holdings Corp | データ転送デバイス |
| JP2020173630A (ja) * | 2019-04-11 | 2020-10-22 | 富士通株式会社 | 情報処理装置,メッセージ制御システム及びメッセージ制御プログラム |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP6076865A patent/JPH07282011A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08329028A (ja) * | 1995-05-30 | 1996-12-13 | Kofu Nippon Denki Kk | プロセッサ間通信方式 |
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| US5862340A (en) * | 1996-05-24 | 1999-01-19 | International Business Machines Corporation | Method operating in each node of a computer system providing and utilizing special records for collective communication commands to increase work efficiency at each node |
| JP2013131136A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-07-04 | Gaia Holdings Corp | データ転送デバイス |
| JP2020173630A (ja) * | 2019-04-11 | 2020-10-22 | 富士通株式会社 | 情報処理装置,メッセージ制御システム及びメッセージ制御プログラム |
| US11277716B2 (en) | 2019-04-11 | 2022-03-15 | Fujitsu Limited | Effective communication of messages based on integration of message flows among multiple services |
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