JPH0728338A - 中間転写体およびこれを用いた画像形成方法 - Google Patents
中間転写体およびこれを用いた画像形成方法Info
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- JPH0728338A JPH0728338A JP17323993A JP17323993A JPH0728338A JP H0728338 A JPH0728338 A JP H0728338A JP 17323993 A JP17323993 A JP 17323993A JP 17323993 A JP17323993 A JP 17323993A JP H0728338 A JPH0728338 A JP H0728338A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】本発明は、静電潜像担持体上の静電潜像を液体
トナーで現像し、この現像により顕像化された顕像を中
間転写体に静電的に転写した後、該中間転写体上の顕像
を被転写材上に再転写する画像形成方法に用いられる中
間転写体において、少なくともシリコーンゴムと接着性
付与剤を含む表面剥離層および導電性のフッ素ゴム層を
外表面側からこの順に設けたことを特徴とする中間転写
体に関するものである。 【効果】本発明の中間転写体は、優れた耐久性を持ち、
かつ転写性に優れているために、この中間転写体を使用
した画像形成方法は高品質の画像を再現性良く得ること
ができる。
トナーで現像し、この現像により顕像化された顕像を中
間転写体に静電的に転写した後、該中間転写体上の顕像
を被転写材上に再転写する画像形成方法に用いられる中
間転写体において、少なくともシリコーンゴムと接着性
付与剤を含む表面剥離層および導電性のフッ素ゴム層を
外表面側からこの順に設けたことを特徴とする中間転写
体に関するものである。 【効果】本発明の中間転写体は、優れた耐久性を持ち、
かつ転写性に優れているために、この中間転写体を使用
した画像形成方法は高品質の画像を再現性良く得ること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電潜像担持体上の静電
潜像を液体トナーで現像し、この現像により顕像化され
た顕像を中間転写体に静電的に転写した後、該中間転写
体上の顕像を被転写材上に再転写する画像形成方法に用
いられる中間転写体に関するものであり、例えば複写機
やレーザービームプリンタに利用される画像形成方法に
用いられる中間転写体に関するものである。
潜像を液体トナーで現像し、この現像により顕像化され
た顕像を中間転写体に静電的に転写した後、該中間転写
体上の顕像を被転写材上に再転写する画像形成方法に用
いられる中間転写体に関するものであり、例えば複写機
やレーザービームプリンタに利用される画像形成方法に
用いられる中間転写体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述のような画像形成方法に用いられる
中間転写体としては、以下のようなものがある。
中間転写体としては、以下のようなものがある。
【0003】例えば、特開平3−154085号公報
(従来例1)には表面が平滑で薄層の誘電体層と誘電体
を支持する導電体層の2層からなる弾性層を有する中間
転写体について開示されており、誘電体層の材質につい
てはシリコーンコートやフッ素コートなどの材質を用い
れば良いとの記述があるだけである。
(従来例1)には表面が平滑で薄層の誘電体層と誘電体
を支持する導電体層の2層からなる弾性層を有する中間
転写体について開示されており、誘電体層の材質につい
てはシリコーンコートやフッ素コートなどの材質を用い
れば良いとの記述があるだけである。
【0004】また、特開平3−243973号公報(従
来例2)には表面が平滑で液体トナー中の溶媒を吸収す
る性質を有した弾性層を有する中間転写体について開示
されている。この弾性層は、誘電体層と導電体層からな
り、具体的には導電性シリコーンゴムに絶縁性シリコー
ンゴムをコートした中間体が挙げられている。
来例2)には表面が平滑で液体トナー中の溶媒を吸収す
る性質を有した弾性層を有する中間転写体について開示
されている。この弾性層は、誘電体層と導電体層からな
り、具体的には導電性シリコーンゴムに絶縁性シリコー
ンゴムをコートした中間体が挙げられている。
【0005】さらに、特開平1−273075号公報
(従来例3)には導電性基材の上に誘電体層を形成した
中間転写体について開示されている。この中間転写体は
具体的にはウレタンゴムからなる導電性基材の上にポリ
テトラフルオロエチレン層からなる誘電体層を設けるこ
とによって形成されたものが挙げられている。
(従来例3)には導電性基材の上に誘電体層を形成した
中間転写体について開示されている。この中間転写体は
具体的にはウレタンゴムからなる導電性基材の上にポリ
テトラフルオロエチレン層からなる誘電体層を設けるこ
とによって形成されたものが挙げられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような画像形成
方法に用いられる中間転写体に必要な要件としては、次
の項目が挙げられる。
方法に用いられる中間転写体に必要な要件としては、次
の項目が挙げられる。
【0007】(1)顕像が中間転写体に効率良く転写さ
れること。
れること。
【0008】(2)中間転写体上の顕像が被転写材上に
効率よく再転写されること。
効率よく再転写されること。
【0009】(3)中間転写体に耐久性があること。
【0010】しかしながら、前記した従来例1〜3で
は、上記の要件(1)〜(3)の全てを満足するものは
得られていない。
は、上記の要件(1)〜(3)の全てを満足するものは
得られていない。
【0011】例えば、従来例1のように単にシリコーン
コートやフッ素コート等の材質を用いただけでは、耐久
性等が十分なものは得られない。また、従来例2につい
ては、弾性層に導電性シリコーンゴムを用いるため、液
体トナーに使われる溶剤で弾性層が膨潤するため中間転
写体上の顕像が乱れるなどの問題があった。さらに、従
来例3では弾性層にポリウレタンゴムを使用しているた
め、ヒートローラーで披転写材上に再転写する方法を用
いた場合にはポリウレタンゴムの耐熱性が不十分である
などの問題があった。
コートやフッ素コート等の材質を用いただけでは、耐久
性等が十分なものは得られない。また、従来例2につい
ては、弾性層に導電性シリコーンゴムを用いるため、液
体トナーに使われる溶剤で弾性層が膨潤するため中間転
写体上の顕像が乱れるなどの問題があった。さらに、従
来例3では弾性層にポリウレタンゴムを使用しているた
め、ヒートローラーで披転写材上に再転写する方法を用
いた場合にはポリウレタンゴムの耐熱性が不十分である
などの問題があった。
【0012】本発明は上述の欠点に鑑み創案されたもの
であって、その目的とするところは、顕像が中間転写体
に効率良く転写されること、中間転写体上の顕像が被転
写材上に効率よく再転写されること、および中間転写体
に耐久性があることの3つの要件を満たす中間転写体を
提供することにある。
であって、その目的とするところは、顕像が中間転写体
に効率良く転写されること、中間転写体上の顕像が被転
写材上に効率よく再転写されること、および中間転写体
に耐久性があることの3つの要件を満たす中間転写体を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
静電潜像担持体上の静電潜像を液体トナーで現像し、こ
の現像により顕像化された顕像を中間転写体に静電的に
転写した後、該中間転写体上の顕像を被転写材上に再転
写する画像形成方法に用いられる中間転写体において、
少なくともシリコーンゴムと接着性付与剤を含む表面剥
離層および導電性のフッ素ゴム層を外表面側からこの順
に設けたことを特徴とする中間転写体により達成され
る。
静電潜像担持体上の静電潜像を液体トナーで現像し、こ
の現像により顕像化された顕像を中間転写体に静電的に
転写した後、該中間転写体上の顕像を被転写材上に再転
写する画像形成方法に用いられる中間転写体において、
少なくともシリコーンゴムと接着性付与剤を含む表面剥
離層および導電性のフッ素ゴム層を外表面側からこの順
に設けたことを特徴とする中間転写体により達成され
る。
【0014】以下、本発明について詳細に説明する。
【0015】本発明の中間転写体は、少なくともシリコ
ーンゴムと接着性付与剤を含む表面剥離層および導電性
のフッ素ゴム層を外表面側からこの順に設けたものであ
り、アルミニウム、鉄、プラスティクフィルムなどの基
板の上に少なくとも導電性のフッ素ゴム層、シリコーン
ゴムと接着性付与剤を含む表面剥離層を順次積層したベ
ルト状の形態であってもよいし、アルミニウム、鉄など
のドラムに、少なくとも導電性のフッ素ゴム層、シリコ
ーンゴムとアミノシラン系カップリング剤を含む表面剥
離層を順次積層したドラム状の形態であってもよい。ま
た、導電性のフッ素ゴム層と基板あるいは導電性のフッ
素ゴム層とドラムの間に接着層を設けても良い。
ーンゴムと接着性付与剤を含む表面剥離層および導電性
のフッ素ゴム層を外表面側からこの順に設けたものであ
り、アルミニウム、鉄、プラスティクフィルムなどの基
板の上に少なくとも導電性のフッ素ゴム層、シリコーン
ゴムと接着性付与剤を含む表面剥離層を順次積層したベ
ルト状の形態であってもよいし、アルミニウム、鉄など
のドラムに、少なくとも導電性のフッ素ゴム層、シリコ
ーンゴムとアミノシラン系カップリング剤を含む表面剥
離層を順次積層したドラム状の形態であってもよい。ま
た、導電性のフッ素ゴム層と基板あるいは導電性のフッ
素ゴム層とドラムの間に接着層を設けても良い。
【0016】中間転写体の外表面にはシリコーンゴムと
接着性付与剤を含む表面剥離層が設けられる。
接着性付与剤を含む表面剥離層が設けられる。
【0017】表面剥離層に含まれるシリコーンゴムは液
体トナーの中間転写体への接着力を下げ、中間転写体か
ら被転写材への転写性を向上する働きがある。また、ト
ナーのキャリア溶剤を中間転写体が吸収することによ
り、中間転写体のトナー像をある程度固定化し、多重転
写性(静電潜像担持体から中間転写体)を向上する働き
も有する。シリコーンゴムとしては、公知のメチルシリ
コーンゴム、メチルフェニルシリコーンゴム、メチルビ
ニルシリコーンゴムなどが用いられるが、これらに限定
されるものではない。
体トナーの中間転写体への接着力を下げ、中間転写体か
ら被転写材への転写性を向上する働きがある。また、ト
ナーのキャリア溶剤を中間転写体が吸収することによ
り、中間転写体のトナー像をある程度固定化し、多重転
写性(静電潜像担持体から中間転写体)を向上する働き
も有する。シリコーンゴムとしては、公知のメチルシリ
コーンゴム、メチルフェニルシリコーンゴム、メチルビ
ニルシリコーンゴムなどが用いられるが、これらに限定
されるものではない。
【0018】また、表面剥離層に含まれる接着性付与剤
としては、アミノシラン系カップリング剤をあげること
ができる。アミノシラン系カップリング剤は、表面剥離
層と導電性のフッ素ゴム層との接着を高め、中間転写体
の耐久性を向上させる働きを有する。アミノシラン系カ
ップリング剤としては、3−アミノプロピルトリエトキ
シシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3
−アミノプロピルジエチルメチルシラン、N−(2−ア
ミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、p−アミノフェニルトリメトキシシランなどが挙げ
られるが、これらに限定されるものではない。
としては、アミノシラン系カップリング剤をあげること
ができる。アミノシラン系カップリング剤は、表面剥離
層と導電性のフッ素ゴム層との接着を高め、中間転写体
の耐久性を向上させる働きを有する。アミノシラン系カ
ップリング剤としては、3−アミノプロピルトリエトキ
シシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3
−アミノプロピルジエチルメチルシラン、N−(2−ア
ミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、p−アミノフェニルトリメトキシシランなどが挙げ
られるが、これらに限定されるものではない。
【0019】表面剥離層中にアミノシラン系カップリン
グ剤は1重量%以上20重量%以下含まれることが好ま
しい、さらに好ましくは2重量%以上10重量%以下で
ある。ここで、アミノシラン系カップリング剤が1重量
%未満である場合には、表面剥離層と導電性のフッ素ゴ
ム層との接着力が十分でなく、中間転写体の耐久性も不
良となる。また、アミノシラン系カップリング剤が20
重量%を越えて含まれる場合には、液体トナーの中間転
写体への接着力が高くなり、中間転写体から被転写材へ
の転写性が不良となる。
グ剤は1重量%以上20重量%以下含まれることが好ま
しい、さらに好ましくは2重量%以上10重量%以下で
ある。ここで、アミノシラン系カップリング剤が1重量
%未満である場合には、表面剥離層と導電性のフッ素ゴ
ム層との接着力が十分でなく、中間転写体の耐久性も不
良となる。また、アミノシラン系カップリング剤が20
重量%を越えて含まれる場合には、液体トナーの中間転
写体への接着力が高くなり、中間転写体から被転写材へ
の転写性が不良となる。
【0020】表面剥離層中には、メチルトリメトキシシ
ランなどのシリコーンゴムの架橋剤を含んでも良い。
ランなどのシリコーンゴムの架橋剤を含んでも良い。
【0021】また、表面剥離層の厚みとしては、0.2
μm以上5μm以下であることが好ましい。さらに好ま
しくは0.5μm以上3μm以下である。0.2μm未
満の場合には、中間転写体から被転写体への転写率が十
分でなく、5μmを超えた場合には、色重ね性に問題が
生じる。
μm以上5μm以下であることが好ましい。さらに好ま
しくは0.5μm以上3μm以下である。0.2μm未
満の場合には、中間転写体から被転写体への転写率が十
分でなく、5μmを超えた場合には、色重ね性に問題が
生じる。
【0022】本発明の中間転写体においては、表面剥離
層の下に導電性のフッ素ゴム層が設けられる。導電性の
フッ素ゴム層は導電性の弾性層として用いられるもので
ある。すなわち、中間転写体から被転写材に転写する場
合に熱源を内包するヒートローラーを用いる場合には、
導電性の弾性層として耐熱性のあるものが要求され、さ
らに、液体トナーに使用される炭化水素系溶剤に膨潤し
ないということが要求されるため、導電性のフッ素ゴム
層を用いる必要がある。
層の下に導電性のフッ素ゴム層が設けられる。導電性の
フッ素ゴム層は導電性の弾性層として用いられるもので
ある。すなわち、中間転写体から被転写材に転写する場
合に熱源を内包するヒートローラーを用いる場合には、
導電性の弾性層として耐熱性のあるものが要求され、さ
らに、液体トナーに使用される炭化水素系溶剤に膨潤し
ないということが要求されるため、導電性のフッ素ゴム
層を用いる必要がある。
【0023】本発明の中間転写体に用いられる導電性の
フッ素ゴム層としては、具体的には、ビニリデンフルオ
ライド−ヘキサフルオロプロペン系、ビニリデンフルオ
ライド−クロロトリフルオロエチレン系、ビニリデンフ
ルオライド−ペンタフルオロプロペン系、テトラフルオ
ロエチレン−プロピレン系、含フッ素シリコン系、含フ
ッ素ニトロソ系、含フッ素トリアジン系、含フッ素フォ
スファゼン系などに導電性の付与のためにカーボンブラ
ックを分散させたものなどがあげられる。
フッ素ゴム層としては、具体的には、ビニリデンフルオ
ライド−ヘキサフルオロプロペン系、ビニリデンフルオ
ライド−クロロトリフルオロエチレン系、ビニリデンフ
ルオライド−ペンタフルオロプロペン系、テトラフルオ
ロエチレン−プロピレン系、含フッ素シリコン系、含フ
ッ素ニトロソ系、含フッ素トリアジン系、含フッ素フォ
スファゼン系などに導電性の付与のためにカーボンブラ
ックを分散させたものなどがあげられる。
【0024】フッ素ゴムに分散されるカーボンブラック
としては、公知のものがいずれも使用できるが、導電性
の付与を良好に行うためには、ケッチェンブラックを使
用することが好ましい。カーボンブラックの分散量とし
ては2重量%以上、10重量%以下であることが好まし
い。2重量%未満の場合には導電性が不足となり、10
重量%を超えた場合には導電層表面の平滑さが失われる
といった問題が生じる。
としては、公知のものがいずれも使用できるが、導電性
の付与を良好に行うためには、ケッチェンブラックを使
用することが好ましい。カーボンブラックの分散量とし
ては2重量%以上、10重量%以下であることが好まし
い。2重量%未満の場合には導電性が不足となり、10
重量%を超えた場合には導電層表面の平滑さが失われる
といった問題が生じる。
【0025】導電性のフッ素ゴム層としては、体積固有
抵抗が108 (Ω・cm)以下のものが好ましく、10
5 (Ω・cm)以下のものがより好ましい。体積固有抵
抗が108 (Ω・cm)を超えた場合には、中間転写体
上に多色を重ね合わせて画像を形成し、一回の転写で該
中間転写体上の顕像を被転写体上に再転写しようとする
場合において、中間転写体上の既に転写された顕像の上
に感光体上の顕像を転写しようとしたときに、転写性が
低下するという問題が生じやすい。また、導電性のフッ
素ゴム層の硬度としては、ショアD10以上50以下の
ものが好ましい。ショアD10未満の場合には、静電潜
像担持体(感光体)から中間転写体に顕像を転写する時
に像が乱れるといった問題が生じやすい。また、ショア
D50を超えると中間転写体から被転写体に転写する場
合に、被転写体が紙のような表面の平滑性が劣るような
場合に転写率が劣るといった問題が生じやすい。
抵抗が108 (Ω・cm)以下のものが好ましく、10
5 (Ω・cm)以下のものがより好ましい。体積固有抵
抗が108 (Ω・cm)を超えた場合には、中間転写体
上に多色を重ね合わせて画像を形成し、一回の転写で該
中間転写体上の顕像を被転写体上に再転写しようとする
場合において、中間転写体上の既に転写された顕像の上
に感光体上の顕像を転写しようとしたときに、転写性が
低下するという問題が生じやすい。また、導電性のフッ
素ゴム層の硬度としては、ショアD10以上50以下の
ものが好ましい。ショアD10未満の場合には、静電潜
像担持体(感光体)から中間転写体に顕像を転写する時
に像が乱れるといった問題が生じやすい。また、ショア
D50を超えると中間転写体から被転写体に転写する場
合に、被転写体が紙のような表面の平滑性が劣るような
場合に転写率が劣るといった問題が生じやすい。
【0026】導電性のフッ素ゴム層の厚みとしては、5
0μm以上5,000μm以下であることが好ましい。
より好ましくは500μm以上3、000μm以下であ
る。5000μmを越える場合には、静電潜像担持体
(感光体)から中間転写体に顕像を転写する時に像が乱
れるといった問題が生じやすい。また、50μm未満の
場合には中間転写体から被転写材に転写する場合に、被
転写材が紙のような表面の平滑性が劣るような場合に転
写率が劣るといった問題が生じやすい。
0μm以上5,000μm以下であることが好ましい。
より好ましくは500μm以上3、000μm以下であ
る。5000μmを越える場合には、静電潜像担持体
(感光体)から中間転写体に顕像を転写する時に像が乱
れるといった問題が生じやすい。また、50μm未満の
場合には中間転写体から被転写材に転写する場合に、被
転写材が紙のような表面の平滑性が劣るような場合に転
写率が劣るといった問題が生じやすい。
【0027】また、導電性のフッ素ゴム層の内、下側
(基板、ドラム側)を他の材質の層で置き換えることも
可能である。例えば、クッション層としての機能を有す
る非導電性のフッ素ゴム層、ブチルゴム層、ポリウレタ
ンゴム層、ネオプレンゴム層などが使用可能である。ク
ッション層などの他の材質で置き換えることが可能な厚
みは、40〜4,000μmである。
(基板、ドラム側)を他の材質の層で置き換えることも
可能である。例えば、クッション層としての機能を有す
る非導電性のフッ素ゴム層、ブチルゴム層、ポリウレタ
ンゴム層、ネオプレンゴム層などが使用可能である。ク
ッション層などの他の材質で置き換えることが可能な厚
みは、40〜4,000μmである。
【0028】次に、本発明の中間転写体を用いた画像形
成方法について説明する。
成方法について説明する。
【0029】本発明の中間転写体は、静電潜像担持体上
の静電潜像を液体トナーで現像し、この現像により顕像
化された顕像を中間転写体に静電的に転写した後、中間
転写体上の顕像を被転写材上に再転写する画像形成方法
において用いられる。この画像形成方法は、例えば、複
写機やレ−ザ−ビ−ムプリンタ−に利用されるものであ
る。
の静電潜像を液体トナーで現像し、この現像により顕像
化された顕像を中間転写体に静電的に転写した後、中間
転写体上の顕像を被転写材上に再転写する画像形成方法
において用いられる。この画像形成方法は、例えば、複
写機やレ−ザ−ビ−ムプリンタ−に利用されるものであ
る。
【0030】本発明の中間転写体は、中でも、中間転写
体上の顕像を被転写材上に再転写する際に、該中間転写
体に被転写材を圧力ローラーで密着させる画像形成方法
で用いられることが好ましい。ここで使われる圧力ロー
ラーとしては、金属ローラーや、中間転写体との密着性
を高めるために金属ローラー表面をシリコーンゴム、フ
ッ素ゴムなどの耐熱性の高いゴムで覆ったローラーなど
があげられる。とりわけ、圧力ローラーが熱源を内包す
るヒートローラーである画像形成方法で用いられること
が好ましい。このような圧力ローラーとしては、円筒構
造であって、セラミックヒーター、ハロゲンランプなど
の熱源を内包したものがあげられる。
体上の顕像を被転写材上に再転写する際に、該中間転写
体に被転写材を圧力ローラーで密着させる画像形成方法
で用いられることが好ましい。ここで使われる圧力ロー
ラーとしては、金属ローラーや、中間転写体との密着性
を高めるために金属ローラー表面をシリコーンゴム、フ
ッ素ゴムなどの耐熱性の高いゴムで覆ったローラーなど
があげられる。とりわけ、圧力ローラーが熱源を内包す
るヒートローラーである画像形成方法で用いられること
が好ましい。このような圧力ローラーとしては、円筒構
造であって、セラミックヒーター、ハロゲンランプなど
の熱源を内包したものがあげられる。
【0031】また、画像形成方法がカラー画像形成方法
であって、中間転写体の上に多色を重ね合わせてカラー
画像を形成し、一回の転写で該中間転写体上の顕像を被
転写材上に再転写する画像形成方法であることが好まし
い。
であって、中間転写体の上に多色を重ね合わせてカラー
画像を形成し、一回の転写で該中間転写体上の顕像を被
転写材上に再転写する画像形成方法であることが好まし
い。
【0032】なお、本発明で言う披転写材とは、紙、プ
ラスチクフィルム、金属、布、板など通常印刷が可能な
ものであれば、種類を問わない。
ラスチクフィルム、金属、布、板など通常印刷が可能な
ものであれば、種類を問わない。
【0033】
【実施例】次に、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0034】実施例1 200μmのアルミ板上にテトラフルオロエチレン−プ
ロピレンゴム系である“アフラス”#150(旭ガラス
製)にケッチェンブラックを5wt%添加した1,00
0μmの加硫成型したショアD20の導電性のフッ素ゴ
ム層を設け、その上に次の構成からなる表面剥離層をバ
ーコーティングによって2μm設けることで中間転写体
を形成した。
ロピレンゴム系である“アフラス”#150(旭ガラス
製)にケッチェンブラックを5wt%添加した1,00
0μmの加硫成型したショアD20の導電性のフッ素ゴ
ム層を設け、その上に次の構成からなる表面剥離層をバ
ーコーティングによって2μm設けることで中間転写体
を形成した。
【0035】 3−アミノプロピルトリエトキシシラン 5重量% 脱オキシム型室温硬化型メチルシリコーンゴム 95重量% Seドラムを感光体として用い、液体現像剤で現像し、
ドラム上に貼りつけた中間転写体上に黄、紅、藍、墨の
順に順次画像を形成し、中間転写体上でフルカラ−画像
を形成し、そのフルカラー画像を紙に20kgの線圧を
かけ、かつ圧力ローラーの温度が150℃である条件で
転写したところ良好な印字物を得ることができた。さら
に、連続して2、000枚の印字を行ったが、1枚目と
同等な印字物が得られ、中間転写体についても欠陥なく
使用することができた。
ドラム上に貼りつけた中間転写体上に黄、紅、藍、墨の
順に順次画像を形成し、中間転写体上でフルカラ−画像
を形成し、そのフルカラー画像を紙に20kgの線圧を
かけ、かつ圧力ローラーの温度が150℃である条件で
転写したところ良好な印字物を得ることができた。さら
に、連続して2、000枚の印字を行ったが、1枚目と
同等な印字物が得られ、中間転写体についても欠陥なく
使用することができた。
【0036】実施例2 直径180mmのアルミ製のドラム上にテトラフルオロ
エチレン−プロピレンゴム系である“アフラス”#15
0(旭ガラス製)にケッチェンブラックを5wt%添加
した500μmの加硫成型したショアD20の導電性の
フッ素ゴム層を設け、その上に次の構成からなる表面剥
離層をバーコーティングによって1.5μm設けること
で中間転写体を形成した。
エチレン−プロピレンゴム系である“アフラス”#15
0(旭ガラス製)にケッチェンブラックを5wt%添加
した500μmの加硫成型したショアD20の導電性の
フッ素ゴム層を設け、その上に次の構成からなる表面剥
離層をバーコーティングによって1.5μm設けること
で中間転写体を形成した。
【0037】 3−アミノプロピルトリメトキシシラン 3重量% 脱酢酸型室温硬化型メチルシリコーンゴム 97重量% この中間転写体を用いて、実施例1と同様に印字を行っ
たところ、良好な印字物を得ることができた。さらに、
連続して2、000枚の印字を行ったが、1枚目と同等
な印字物が得られ、中間転写体についても欠陥なく使用
することができた。
たところ、良好な印字物を得ることができた。さらに、
連続して2、000枚の印字を行ったが、1枚目と同等
な印字物が得られ、中間転写体についても欠陥なく使用
することができた。
【0038】実施例3 200μmのステンレス製の板上にビニリデンフルオラ
イド−ヘキサフルオロプロペンゴム系であるダイエルG
−501(ダイキン工業製)にケッチェンブラックを6
wt%添加した800μmの加硫成型したショアD30
の導電性のフッ素ゴム層を設け、その上に次の構成から
なる表面剥離層をバーコーティングによって1μm設け
ることで中間転写体を形成した。
イド−ヘキサフルオロプロペンゴム系であるダイエルG
−501(ダイキン工業製)にケッチェンブラックを6
wt%添加した800μmの加硫成型したショアD30
の導電性のフッ素ゴム層を設け、その上に次の構成から
なる表面剥離層をバーコーティングによって1μm設け
ることで中間転写体を形成した。
【0039】 N-(2−アミノエチル)-3−アミノプロピルトリメトキシシラン 3重量% 脱酢酸型室温硬化型メチルシリコーンゴム 97重量% この中間転写体をベルト状に整形し、実施例1と同様に
印字を行ったところ、良好な印字物を得ることができ
た。さらに、連続して2,000枚の印字を行ったが、
1枚目と同等な印字物が得られ、中間転写体についても
欠陥なく使用することができた。
印字を行ったところ、良好な印字物を得ることができ
た。さらに、連続して2,000枚の印字を行ったが、
1枚目と同等な印字物が得られ、中間転写体についても
欠陥なく使用することができた。
【0040】比較例1 200μmのアルミ板上にテトラフルオロエチレン−プ
ロピレンゴム系である“アフラス”#150(旭ガラス
製)にケッチェンブラックを5wt%添加した1,00
0μmの加硫成型したショアD20の導電性のフッ素ゴ
ム層を設け、その上に直接脱オキシム型室温硬化型シリ
コーンゴム層をバーコーティングによって2μm設ける
ことで中間転写体を形成した。
ロピレンゴム系である“アフラス”#150(旭ガラス
製)にケッチェンブラックを5wt%添加した1,00
0μmの加硫成型したショアD20の導電性のフッ素ゴ
ム層を設け、その上に直接脱オキシム型室温硬化型シリ
コーンゴム層をバーコーティングによって2μm設ける
ことで中間転写体を形成した。
【0041】実施例1と同様に印字をおこなったとこ
ろ、100枚目までは良好な印字物が得られたが、10
0枚を過ぎた時点から印字物に欠陥が生じるようになっ
た。中間転写体を取りはずし、調べたところ、導電性の
フッ素ゴム層からシリコーンゴム層が剥離していること
がわかった。
ろ、100枚目までは良好な印字物が得られたが、10
0枚を過ぎた時点から印字物に欠陥が生じるようになっ
た。中間転写体を取りはずし、調べたところ、導電性の
フッ素ゴム層からシリコーンゴム層が剥離していること
がわかった。
【0042】比較例2 200μmのアルミ板上に体積固有抵抗103 Ω・cm
厚さ1mmの導電性シリコーンゴムを設け、その上に脱
オキシム型室温硬化型シリコーンゴム層をバーコーティ
ングによって1.5μm設けることで中間転写体を形成
した。
厚さ1mmの導電性シリコーンゴムを設け、その上に脱
オキシム型室温硬化型シリコーンゴム層をバーコーティ
ングによって1.5μm設けることで中間転写体を形成
した。
【0043】実施例1と同様に黄、紅、藍の順に印字を
行ったところ、中間転写体が液体トナーで膨潤し、顕像
が乱れ、良好な印字物が得られなかった。
行ったところ、中間転写体が液体トナーで膨潤し、顕像
が乱れ、良好な印字物が得られなかった。
【0044】比較例3 200μmのアルミ板上に体積固有抵抗103 Ω・cm
厚さ1mmの導電性ウレタンゴムを設け、その上にその
上に次の構成からなる表面剥離層をバーコーティングに
よって1μm設けることで中間転写体を形成した。
厚さ1mmの導電性ウレタンゴムを設け、その上にその
上に次の構成からなる表面剥離層をバーコーティングに
よって1μm設けることで中間転写体を形成した。
【0045】 N-(2−アミノエチル)-3−アミノプロピルトリメトキシシラン 3重量% 脱酢酸型室温硬化型メチルシリコーンゴム 97重量% 実施例1と同様に印字をおこなったところ、ウレタンゴ
ム層が熱変形し、中間転写体から紙への転写が不良とな
り、良好な印字物が得られなかった。
ム層が熱変形し、中間転写体から紙への転写が不良とな
り、良好な印字物が得られなかった。
【0046】
【発明の効果】本発明の中間転写体は導電性の弾性層と
して導電性のフッ素ゴム層を用いているので、中間転写
体上の顕像を被転写材上に再転写する際に、熱源を内包
するヒートローラーを使用する場合においても耐熱性が
十分であり、優れた転写性を有する。さらに、表面剥離
層中にアミノシラン系シランカップリング剤などの接着
性付与剤を含むため、中間転写体自体の耐久性も十分実
用性を有するものである。したがって、本発明の中間転
写体を用いて画像を形成すると、高品質の画像を再現性
良く得ることができる。
して導電性のフッ素ゴム層を用いているので、中間転写
体上の顕像を被転写材上に再転写する際に、熱源を内包
するヒートローラーを使用する場合においても耐熱性が
十分であり、優れた転写性を有する。さらに、表面剥離
層中にアミノシラン系シランカップリング剤などの接着
性付与剤を含むため、中間転写体自体の耐久性も十分実
用性を有するものである。したがって、本発明の中間転
写体を用いて画像を形成すると、高品質の画像を再現性
良く得ることができる。
Claims (9)
- 【請求項1】静電潜像担持体上の静電潜像を液体トナー
で現像し、この現像により顕像化された顕像を中間転写
体に静電的に転写した後、該中間転写体上の顕像を被転
写材上に再転写する画像形成方法に用いられる中間転写
体において、少なくともシリコーンゴムと接着性付与剤
を含む表面剥離層および導電性のフッ素ゴム層を外表面
側からこの順に設けたことを特徴とする中間転写体。 - 【請求項2】接着性付与剤がアミノシラン系カップリン
グ剤であることを特徴とする請求項1記載の中間転写
体。 - 【請求項3】表面剥離層中にアミノシラン系カップリン
グ剤が1重量%以上20重量%以下含まれることを特徴
とする請求項1または2記載の中間転写体。 - 【請求項4】表面剥離層の厚みが0.2μm以上5μm
以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
記載の中間転写体。 - 【請求項5】導電性フッ素ゴム層の厚みが50μm以上
5,000μm以下であることを特徴とする請求項1〜
4のいずれかに記載の中間転写体。 - 【請求項6】静電潜像担持体上の静電潜像を液体トナー
で現像し、この現像により顕像化された顕像を中間転写
体に静電的に転写した後、該中間転写体上の顕像を被転
写材上に再転写する画像形成方法において、該中間転写
体上の顕像を被転写材上に再転写する画像形成方法にお
いて、該中間転写体として請求項1〜5のいずれかに記
載の中間転写体を用いることを特徴とする画像形成方
法。 - 【請求項7】中間転写体上の顕像を被転写材上に再転写
する際に、該中間転写体に被転写材を圧力ローラーで密
着させることを特徴とする請求項6記載の画像形成方
法。 - 【請求項8】圧力ローラーが熱源を内包するヒートロー
ラーであることを特徴とする請求項7記載の画像形成方
法。 - 【請求項9】画像形成方法が、カラー画像形成方法であ
って、かつ中間転写体上に多色を重ね合わせてカラー画
像を形成し、一回の転写で、該中間転写体上の顕像を被
転写材上に再転写することを特徴とする請求項6〜8の
いずれかに記載の画像形成方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17323993A JPH0728338A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 中間転写体およびこれを用いた画像形成方法 |
| PCT/JP1994/000125 WO1994018608A1 (fr) | 1993-02-03 | 1994-01-28 | Element de transfert intermediaire et procede de formation d'images a l'aide de cet element |
| US08/307,787 US5521037A (en) | 1993-02-03 | 1994-01-28 | Intermediate transfer material, and an image forming method using it |
| EP94905229A EP0638854A4 (en) | 1993-02-03 | 1994-01-28 | INTERMEDIATE TRANSFER ELEMENT AND IMAGE FORMING METHOD USING THE SAME. |
| KR1019940703490A KR950701095A (ko) | 1993-02-03 | 1994-10-04 | 중간전사체 및 이를 사용한 화상형성방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17323993A JPH0728338A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 中間転写体およびこれを用いた画像形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0728338A true JPH0728338A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=15956740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17323993A Pending JPH0728338A (ja) | 1993-02-03 | 1993-07-13 | 中間転写体およびこれを用いた画像形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728338A (ja) |
-
1993
- 1993-07-13 JP JP17323993A patent/JPH0728338A/ja active Pending
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