JPH0728603Y2 - 耐振クランパー付光学式cdプレヤー - Google Patents

耐振クランパー付光学式cdプレヤー

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JPH0728603Y2
JPH0728603Y2 JP4184988U JP4184988U JPH0728603Y2 JP H0728603 Y2 JPH0728603 Y2 JP H0728603Y2 JP 4184988 U JP4184988 U JP 4184988U JP 4184988 U JP4184988 U JP 4184988U JP H0728603 Y2 JPH0728603 Y2 JP H0728603Y2
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vibration
clamper
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optical
acceleration
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JP4184988U
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健文 藤本
泰志 恒成
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日本マランツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、光学式にコンパクト・デイスク(以下、CD
と称する。)から情報をピックアップして演奏を行う光
学式CDプレヤーであって、CDを演奏用の所定位置に位置
決めクランプするクランパーを備えた光学式CDプレヤー
に関する。特に、クランパーの耐振性を向上させること
により、音飛びなどを防ぐといったCD演奏中の除振性・
耐振性を向上させるための改良に関する。
[従来の技術] 従来のクランパー付光学式CDプレヤーは、クランパーの
除振・耐振には何らの工夫も施されていなかった。
[考案が解決しようとする課題] クランパー付光学式CDプレヤーは、演奏時にプレーヤ装
置本体に衝撃(ショック)や振動が加わると、クランパ
ーも振動を生じてクランプ機能が阻害され、結果的に音
飛び現象や音ブレ現象を生じることがある。
そこで、クランパーの振動の除去を速やかに促進するよ
うに、クランパーアームからダンパーによってクランパ
ーを懸架させることで除振性・耐振性を高める方法が考
えられる。しかし、この方法では、ダンパーを介在させ
るためにターンテーブルとクランパーアームの距離を大
きくとる必要があり、装置全体が大型化して実用的では
ないという問題が生じる。殊に、携帯タイプのプレヤー
では、コンパクト化が要求され、問題はより深刻にな
る。
又、防振材等を要部に貼付けることが考えられるが、幾
分強い共振性のある周波数の振動を与えると、共振して
十分な防振が得られず結果的に音飛びなどに効果が得ら
れないという問題が生じる。
この考案は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、
演奏時に装置本体に衝撃・振動が加わった際、クランパ
ーに十分な除振性と耐振性が確保されていて、結果的に
音飛びなどを防ぎ得、又、装置全体が大型化されないク
ランパー付光学式CDプレヤーを提供するものである。
[課題を解決するための手段] この考案は、クランパーの除振性と耐振性を向上させる
ための耐振制御手段を備えてなる耐振クランパー付光学
式CDプレヤーである。
その詳細な構成は、光学式にコンパクト・ディスクから
情報をピックアップして演奏を行う光学式CDプレヤーで
あって、一方端が装置本体に軸支され他方端が自由端で
あるクランパーアームの自由端に、コンパクト・デイス
クをターンテーブルと共に演奏用の所定位置に位置決め
クランプするためクランパーが保持され、前記クランパ
ーアームのクランパーを保持する部位の近傍に、振動部
材と制御荷重体からなり、クランパーの除振性と耐振性
を向上させるための耐振制御手段が、取り付け部材を介
して取り付けられたことを特徴とする耐振クランパー付
光学式CDプレヤーである。
[作用] プレーヤ装置本体が衝撃や振動を受けると、耐振制御手
段がその衝撃や振動を吸収してクランパーが振動するこ
とを防ぐ。
[実施例] この考案を、第1図及び第2図に示す実施例に基づき詳
述する。しかし、この実施例によって、この考案が限定
されるものではない。
耐振クランパー付光学式CDプレヤー1は第1図及び第2
図に示すように、光学式にCDから情報をピックアップし
て演奏を行うものであって、ベース2と、プレーヤトレ
ー3と、クランパー4と、クランパーアーム5と、ター
ンテーブル6と、耐振制御手段7が備えられている。
ベース2は、プレーヤトレー3と共にプレーヤ装置本体
8を構成している。
プレーヤトレー3は、ベース2に対して矢印A方向にス
ライド可能になっている。プレーヤトレー3は、上部前
方に演奏時のCDを配置するための略円形状の凹部9が形
成されている。
クランパー4は、マグネットにより、CDをターンテーブ
ル6と共に演奏用の所定位置に位置決めクランプするた
めのものである。クランパー4は、クランパーアーム5
の自由端10に遊嵌支承の状態で保持されている。
クランパーアーム5は、他方端が固定端11になっていて
プレーヤトレー3に軸支され、CDのターンテーブル6へ
のアクセスが可能なようにプレーヤトレー3に対して矢
印B方向に回動可能になっている。
ターンテーブル6は、CDを演奏のために回転するもので
あり、プレーヤトレー3の凹部9の中央に上方に突出の
状態で配設されている。
耐振制御手段7は、装置本体8等が衝撃や振動を受けた
際に、その衝撃や振動を吸収してクランパー4の除振性
と耐振性を向上させるためのものである。耐振制御手段
7は、振動部材12と制御荷重体13から構成され、クラン
パーアーム5のクランパー4を保持する部位の近傍に、
取り付け部材14を介して取り付けられている。耐振制御
手段7を所定位置に配設すると、振動部材12はクランパ
ーアーム5の自由端10から固定端11と拡る板形状の部材
であり、制御荷重体13は振動部材12のクランパーアーム
5の固定端11側の端部上面に配設された角棒状の部材で
ある。尚、クランパーアーム5の振動状態がクランパー
アーム5の形状と材質、及びフローテイング機構の特質
によって変化して寸法的に特定できないので、耐振制御
手段7を取り付けるべき位置はクランパー4が最も除振
性と耐振性を得ることができる部位を見出しすことによ
り求める。
耐振クランパー付光学式CDプレヤー1は、上述したよう
に構成されている。従って、耐振クランパー付光学式CD
プレヤー1は、演奏中に、プレーヤ装置本体8がショッ
クや振動を受けると、クランパーアーム5を媒体として
そのショックや振動がクランパー4に伝わろうとする。
更に、ショックや振動が過大であると、クランパー4も
伝えられたショックや振動によって振動や揺れを生じ、
音飛びなどを起こそうとする。
しかし、実際には、プレーヤ装置本体8にショックや振
動が与えられ、そのショックや振動がクランパーアーム
5に伝えられると、クランパーアーム5に取り付けられ
ている耐振制御手段7は前記のショックや振動を吸収
し、クランパー4が振動することを防ぐように機能す
る。よって、クランパー4に関しては除振性が得られ、
クランパー4が振動や揺れを生じないから、音飛びや音
ズレといった演奏上の問題を生じることはない。
又、ショックや振動が過大である場合であっても、耐振
制御手段7はショックや振動をよく吸収し、クランパー
4の受けるショックや振動は減衰されたものになってい
て、クランパー4に関しては耐振性が得られることにな
る。よって、クランパー4は僅かに振動や揺れを生じる
だけであるから、音飛びなどといった演奏上の問題を生
じることは少く、又、その程度もより一層小さくなって
いる。
ここで、本考案が真に十分に課題を解決していて効果が
得られているか否かを明らかにするために、本考案の耐
振クランパー付光学式CDプレヤー1、第3図及び第4図
に示すように、取り付け部材14aを介して単に振動部材1
2aのみをクランパーアーム5aのクランパー4aを保持する
部位の近傍に取り付けて構成した耐振クランパー付光学
式CDプレヤー1a、及び従来の技術のCDプレーヤにそれぞ
れ加振して音飛び等の生じる臨界状態を求める実験を行
った。
つまり、クランパーアーム5,5aはCD規格に合致させて長
さが12cmで自重が略25grで一定とし、振動部材12,12aは
材質がアルミニュウムであって幅W,Waを4cmで一定とし
た。又、耐振クランパー付光学式CDプレヤー1aにおい
て、振動部材12aの長さLaと厚さtaの値をそれぞれ変化
させるようにした。具体的には、振動部材12aの長さLa
と厚さtaの組み合わせにおいて、La=25.6mmで且つta=
0.4mmである場合をM1とし、同様に、La=40.5mmで且つt
a=1.0mmの場合をM2とし、La=49.6mmで且つta=1.5mm
の場合をM3とした。
振動部材を備えない従来の技術のCDプレーヤの場合をM0
とした。
又、本考案の耐振クランパー付光学式CDプレヤー1は、
振動部材12の長さL=49.6mmで且つ厚さt=1.5mmであ
って、更に、振動部材12に質量が20grの制御荷重体13を
備えた構成であり、これをM4とした。
そうして、M0〜M4に係るCDプレーヤを加振装置の載置テ
ーブルにセットして、キャリブレーション済みの加速度
測定装置を用意しそのセンサー部である加速ピックアッ
プを被測定CDのプレーヤの脚部下端に取り付けた。つま
り、被測定のCDプレーヤが加振装置から受ける衝撃・振
動を、それらの脚部から直接に加速度というディメンシ
ョンで測定した。
ここで、被測定CDプレーヤを演奏状態にしながら、加振
装置を作用させて周波数が400〜600HZの範囲で10Hz毎に
被測定CDプレーヤを加振してその加振中の被測定CDプレ
ーヤが音飛びや音ブレ等の問題が生じた際に、その被測
定のCDプレーヤに与えた加速の臨界値(最大値)を測定
し、その測定臨界値の重力加速度に対する比(G=臨界
の加速の値/重力加速度)で除振性・耐振性を求めた。
その結果は、下記の数値表に示すものであった。
数値表に示す測定結果から明らかなように、振動部材12
aが備えられた耐振クランパー付光学式CDプレヤー1aは
概ね、定性的に、クランパーの耐振に何らの工夫も施し
ていない従来の技術のCDプレヤーに比して良好であっ
た。しかしながら、周波数が460〜570Hzにおいては、例
えばM1が510Hzで重力加速度の0.29倍の大きさの加速に
対する耐振性しか有しておらず、必ずしも十分な耐振性
は確保できていなかった。
他方、振動部材12に加えて制御荷重体13からなる耐振制
御手段7が備えられた本考案の耐振クランパー付光学式
CDプレヤー1は、長さLaと厚さtaがいかなる組み合わせ
であっても振動部材12aのみが備えられた全ての耐振ク
ランパー付光学式CDプレヤー1aに比して、周波数が400
及び560〜600Hzである場合を除いて、十分に良好な値が
得られた。
加えて、周波数が400及び560〜600Hzである場合を検討
するに、M4は、周波数が400Hzの場合に重力加速度の1.9
8倍の大きさの加速に対する耐振性を、周波数が560Hz及
び570Hzの場合に重力加速度の1.06倍の大きさの加速に
対する耐振性を、周波数が580Hzの場合に重力加速度の
0.98倍の大きさの加速に対する耐振性を、周波数が590H
zの場合に重力加速度の1.27倍の大きさの加速に対する
耐振性を、周波数が600Hzの場合に重力加速度の1.98倍
の大きさの加速に対する耐振性を、それぞれ有してい
る。周波数が580Hzの場合には重力加速度の0.98倍の大
きさの加速に対する耐振性を有するが、この値は重力加
速度とほぼ等しい大きさであって実用上で不十分な耐振
性を意味するものではなく、又、同じ条件下のM0よりも
遥かに良好な値である。
周波数が400、560、570、590及び600Hzの場合では、M4
に係る結果がM1、M2及びM3のうちの少なくとも一つに係
る値(耐振性)より小さいというだけであり、Gの値は
1以上で重力加速度よりも大きな加速度の加振(衝撃、
振動)に耐え得ることが確保されていて、十分な耐振性
が得られていた。
従って、本考案の耐振クランパー付光学式CDプレヤー1
はクランパーの耐振に何らの工夫も施していない従来の
技術のCDプレヤーに比べて、遥かに高い除振性と耐振性
が得られており、課題が十分に解決されていることが判
った。
又、本考案の耐振クランパー付光学式CDプレヤー1は、
ターンテーブル6とクランパーアーム4の距離がそのま
まであり、他方、クランパー4をクランパーアーム5か
らダンパーによって懸架させる場合にはターンテーブル
6とクランパーアーム4の距離を大きくとる必要があり
ことより、装置全体の大型化が避けられている。
尚、耐振クランパー付光学式CDプレヤー1は、クランパ
ーアーム5がCD規格に合致させて長さが12cmで自重が略
25grで一定としていることにより、振動部材12の長さL
をL=49.6mmで且つ厚さtをt=1.5mmであって、且
つ、制御荷重体13の質量を20grとした構成にしている
が、振動部材12はクランパーアーム5の長さや質量に合
わせて実験的に適宜選択するのが好ましい。
[考案の効果] この考案は、クランパーを保持するクランパーアーム
に、クランパーの除振性と耐振性を向上させる耐振制御
手段を備えて構成したことにより、演奏時にプレーヤ装
置本体に衝撃・振動が加わった際、クランパーに十分な
除振性と耐振性が確保されていて、結果的に音飛びなど
が生じ難いクランパー付光学式CDプレヤーである。
又、クランパーをクランパーアームからダンパーによっ
て懸架させることで除振性と耐振性を得る場合に比べ
て、装置全体を大型化することなくコンパクト化が図ら
れている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図であり、第2
図は第1図に示す一実施例の要部を示す斜視図であり、
第3図はこの実施例の効果を調べるための、従来技術に
振動部材のみを備えてなるCDプレヤーの第1図相当図、
第4図は第3図に係るCDプレヤーの第2図相当図、第5
図はこの実施例の除振性と耐振性に関する試験の結果を
示すグラフである。 1……耐振クランパー付光学式CDプレヤー 2……ベース、3……プレーヤトレー、4……クランパ
ー4、5……クランパーアーム、6……ターンテーブ
ル、7……耐振制御手段、10……自由端、11……他方
端、12……振動部材、13……制御荷重体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学式にコンパクト・ディスクから情報を
    ピックアップして演奏を行う光学式CDプレヤーであっ
    て、 一方端が装置本体に軸支され他方端が自由端であるクラ
    ンパーアームの自由端に、コンパクト・デイスクをター
    ンテーブルと共に演奏用の所定位置に位置決めクランプ
    するためクランパーが保持され、 上記クランパーアームのクランパーを保持する部位の近
    傍に、振動部材と制御荷重体からなり、クランパーの除
    振性と耐振性を向上させるための耐振制御手段が、取り
    付け部材を介して取り付けられたことを特徴とする耐振
    クランパー付光学式CDプレヤー。
JP4184988U 1988-03-31 1988-03-31 耐振クランパー付光学式cdプレヤー Expired - Lifetime JPH0728603Y2 (ja)

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JPH01146381U JPH01146381U (ja) 1989-10-09
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