JPH07286366A - ユニット式建物 - Google Patents
ユニット式建物Info
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- JPH07286366A JPH07286366A JP7881294A JP7881294A JPH07286366A JP H07286366 A JPH07286366 A JP H07286366A JP 7881294 A JP7881294 A JP 7881294A JP 7881294 A JP7881294 A JP 7881294A JP H07286366 A JPH07286366 A JP H07286366A
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- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract description 12
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 abstract 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 14
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 6
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- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 1
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 建物内部空間を大きくできるユニット式建物
を提供する。 【構成】 各2個の1階建物ユニット1と2階建物ユニ
ット2との内部が吹き抜け空間11となっている場合、
1階建物ユニット1の互いに隣接する2本の上梁8と、
2階建物ユニット2の互いに隣接する2本の下梁6との
うち、2本の上梁8を仮梁8’とし、建設現場で仮梁
8’を取り外し、欠除させる。
を提供する。 【構成】 各2個の1階建物ユニット1と2階建物ユニ
ット2との内部が吹き抜け空間11となっている場合、
1階建物ユニット1の互いに隣接する2本の上梁8と、
2階建物ユニット2の互いに隣接する2本の下梁6との
うち、2本の上梁8を仮梁8’とし、建設現場で仮梁
8’を取り外し、欠除させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の建物ユニットを
組み合わせることにより建てられるユニット式建物に関
する。
組み合わせることにより建てられるユニット式建物に関
する。
【0002】
【背景技術】ユニット式建物は、工場で生産された複数
の建物ユニットを建設現場に運び、これらの建物ユニッ
トを前後、左右、上下に組み合わせることにより建てら
れる。それぞれの建物ユニットは、四隅の4本の柱と、
これらの柱の上端同士、下端同士を接合する各4本の上
梁、下梁とを含んで形成された骨組みを有し、この骨組
みに壁材、床材、天井材等が取り付けられている。
の建物ユニットを建設現場に運び、これらの建物ユニッ
トを前後、左右、上下に組み合わせることにより建てら
れる。それぞれの建物ユニットは、四隅の4本の柱と、
これらの柱の上端同士、下端同士を接合する各4本の上
梁、下梁とを含んで形成された骨組みを有し、この骨組
みに壁材、床材、天井材等が取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のユニット式建物
において、ユニット式建物が水平方向および上下方向に
少なくとも各2個の建物ユニットを組み合わせて建てら
れ、且つ、これらの建物ユニットの内部が吹き抜け空間
になっている場合には、2個の下階建物ユニットの互い
に隣接する2本の上梁と、これらの下階建物ユニット上
の2個の上階建物ユニットの互いに隣接する2本の下梁
とからなる梁集合体が、吹き抜け空間の高さ方向の途中
で水平方向に延びることになり、この梁集合体のために
吹き抜け空間の大きさが制限され、上下寸法の大きい例
えば家具を吹き抜け空間となっている居室に配置できな
いという問題が生ずる。
において、ユニット式建物が水平方向および上下方向に
少なくとも各2個の建物ユニットを組み合わせて建てら
れ、且つ、これらの建物ユニットの内部が吹き抜け空間
になっている場合には、2個の下階建物ユニットの互い
に隣接する2本の上梁と、これらの下階建物ユニット上
の2個の上階建物ユニットの互いに隣接する2本の下梁
とからなる梁集合体が、吹き抜け空間の高さ方向の途中
で水平方向に延びることになり、この梁集合体のために
吹き抜け空間の大きさが制限され、上下寸法の大きい例
えば家具を吹き抜け空間となっている居室に配置できな
いという問題が生ずる。
【0004】また、2個の下階建物ユニットの内部がこ
れらの建物ユニットに跨がる居室や収納スペース等の室
内空間になっている場合、この居室の天井高さは、これ
らの建物ユニットの下梁の上部から上梁の下部までの高
さなり、これ以上天井高さを高くできず、このため、大
きくできる居室空間の大きさには限度があった。これと
同様な問題は、2個の上階建物ユニットの内部がこれら
の建物ユニットに跨がる室内空間になっている場合にも
生ずる。
れらの建物ユニットに跨がる居室や収納スペース等の室
内空間になっている場合、この居室の天井高さは、これ
らの建物ユニットの下梁の上部から上梁の下部までの高
さなり、これ以上天井高さを高くできず、このため、大
きくできる居室空間の大きさには限度があった。これと
同様な問題は、2個の上階建物ユニットの内部がこれら
の建物ユニットに跨がる室内空間になっている場合にも
生ずる。
【0005】本発明の目的は、建物内部空間を大きくで
きるようになるユニット式建物を提供するところにあ
る。
きるようになるユニット式建物を提供するところにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るユニット式
建物は、四隅の4本の柱とこれらの柱の上端同士、下端
同士を接合する各4本の上梁、下梁とを含んで箱型に形
成された複数の建物ユニットからなり、水平方向および
上下方向に少なくとも各2個の建物ユニットを組み合わ
せて建てられたユニット式建物において、2個の下階建
物ユニットの互いに隣接する2本の上梁と、これらの下
階建物ユニット上の2個の上階建物ユニットの互いに隣
接する2本の下梁とのうち、少なくとも1本の梁が欠除
されていることを特徴とするものである。
建物は、四隅の4本の柱とこれらの柱の上端同士、下端
同士を接合する各4本の上梁、下梁とを含んで箱型に形
成された複数の建物ユニットからなり、水平方向および
上下方向に少なくとも各2個の建物ユニットを組み合わ
せて建てられたユニット式建物において、2個の下階建
物ユニットの互いに隣接する2本の上梁と、これらの下
階建物ユニット上の2個の上階建物ユニットの互いに隣
接する2本の下梁とのうち、少なくとも1本の梁が欠除
されていることを特徴とするものである。
【0007】以上において、欠除されずに残っている梁
には補強部材を設けることが望ましい。
には補強部材を設けることが望ましい。
【0008】この補強部材は、複数の梁が欠除されずに
残っている場合には、各梁毎に設けてもよく、また、複
数の梁に架け渡して設けてもよい。さらに、補強部材は
梁の全長にわたって設けてもよく、また、梁の長さ方向
に部分的に設けてもよい。
残っている場合には、各梁毎に設けてもよく、また、複
数の梁に架け渡して設けてもよい。さらに、補強部材は
梁の全長にわたって設けてもよく、また、梁の長さ方向
に部分的に設けてもよい。
【0009】本発明は、前記2個の下階建物ユニットと
前記2個の上階建物ユニットの内部が吹き抜け空間にな
っている場合、2個の下階建物ユニットの内部がこれら
の建物ユニットに跨がる居室や収納スペース等の室内空
間になっている場合、2個の上階建物ユニットの内部が
これらの建物ユニットに跨がる室内空間になっている場
合等に適用可能である。
前記2個の上階建物ユニットの内部が吹き抜け空間にな
っている場合、2個の下階建物ユニットの内部がこれら
の建物ユニットに跨がる居室や収納スペース等の室内空
間になっている場合、2個の上階建物ユニットの内部が
これらの建物ユニットに跨がる室内空間になっている場
合等に適用可能である。
【0010】2個の下階建物ユニットの内部がこれらの
建物ユニットに跨がる室内空間になっている場合には、
2個の下階建物ユニットの互いに隣接する2本の上梁が
欠除され、また、2個の上階建物ユニットの内部がこれ
らの建物ユニットに跨がる室内空間になっている場合に
は、2個の上階建物ユニットの互いに隣接する2本の下
梁が欠除される。
建物ユニットに跨がる室内空間になっている場合には、
2個の下階建物ユニットの互いに隣接する2本の上梁が
欠除され、また、2個の上階建物ユニットの内部がこれ
らの建物ユニットに跨がる室内空間になっている場合に
は、2個の上階建物ユニットの互いに隣接する2本の下
梁が欠除される。
【0011】
【作用】本発明では、水平方向および上下方向に少なく
とも各2個ある建物ユニットの水平方向、上下方向に隣
接する合計4本の梁のうち、少なくとも1本を欠除させ
たため、この欠除させた梁を有する建物ユニット内の室
内空間をそれだけ大きくでき、吹き抜け空間や居室空間
の拡大を達成できる。
とも各2個ある建物ユニットの水平方向、上下方向に隣
接する合計4本の梁のうち、少なくとも1本を欠除させ
たため、この欠除させた梁を有する建物ユニット内の室
内空間をそれだけ大きくでき、吹き抜け空間や居室空間
の拡大を達成できる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本実施例に係るユニット式建物を示し、図
2はその分解斜視図である。このユニット式建物は、左
右2個ずつの1階建物ユニット1、2階建物ユニット
2、3階建物ユニット3とを備えて構成されており、1
階建物ユニット1は基礎4上に据え付けられる。各建物
ユニット1〜3は、工場で生産されたときには、四隅の
4本の柱5と、これらの柱5の下端同士を接合する長
辺、短辺の合計4本の下梁6,7と、柱5の上端同士を
接合する長辺、短辺の合計4本の上梁8,9とを有する
骨組みを備えている。
する。図1は本実施例に係るユニット式建物を示し、図
2はその分解斜視図である。このユニット式建物は、左
右2個ずつの1階建物ユニット1、2階建物ユニット
2、3階建物ユニット3とを備えて構成されており、1
階建物ユニット1は基礎4上に据え付けられる。各建物
ユニット1〜3は、工場で生産されたときには、四隅の
4本の柱5と、これらの柱5の下端同士を接合する長
辺、短辺の合計4本の下梁6,7と、柱5の上端同士を
接合する長辺、短辺の合計4本の上梁8,9とを有する
骨組みを備えている。
【0013】これらの建物ユニット1〜3の柱5と下梁
6,7、上梁8,9との接合は図3の通り行われてい
る。すなわち、柱5の端部に取り付けられた仕口部材1
0に下梁6,7や下梁8,9が溶接で接合されている。
ただし、2個の1階建物ユニット1における互いに水平
方向に隣接する2本の上梁8’は、仕口部材10に溶接
で接合されておらず、ボルト等による着脱部材で取り外
し可能に接合されている。具体的には、上梁8’の端部
に垂直に固定されたエンドプレートを仕口部材10の垂
直側面にあてがい、これらのエンドプレートと垂直側面
とをボルト、ナットで結合している。
6,7、上梁8,9との接合は図3の通り行われてい
る。すなわち、柱5の端部に取り付けられた仕口部材1
0に下梁6,7や下梁8,9が溶接で接合されている。
ただし、2個の1階建物ユニット1における互いに水平
方向に隣接する2本の上梁8’は、仕口部材10に溶接
で接合されておらず、ボルト等による着脱部材で取り外
し可能に接合されている。具体的には、上梁8’の端部
に垂直に固定されたエンドプレートを仕口部材10の垂
直側面にあてがい、これらのエンドプレートと垂直側面
とをボルト、ナットで結合している。
【0014】このため、1階建物ユニット1の上梁8’
は、工場で取り付けられてユニット式建物の建設現場で
取り外される仮梁となっている。
は、工場で取り付けられてユニット式建物の建設現場で
取り外される仮梁となっている。
【0015】それぞれの建物ユニット1〜3の骨組みに
は、工場で外壁材等の造作材が取り付けられ、また、建
物ユニットの内部にはキッチンユニット、バスユニット
等の設備材が設置される。本実施例では、左右2個の1
階建物ユニット1の内部と、この上の左右2個の2階建
物ユニット2の内部とで吹き抜け空間11が形成される
ようになっており、このため、工場では、1階建物ユニ
ット1に天井材は取り付けられず、2階建物ユニット2
に床材は取り付けられない。また、1階建物ユニット1
の内壁面の大部分には内壁材が取り付けられるが、仮梁
8’の両端周辺に内壁材は取り付けられず、この周辺は
未完成部分の開口部とされて建物ユニット1は建設現場
に運ばれる。
は、工場で外壁材等の造作材が取り付けられ、また、建
物ユニットの内部にはキッチンユニット、バスユニット
等の設備材が設置される。本実施例では、左右2個の1
階建物ユニット1の内部と、この上の左右2個の2階建
物ユニット2の内部とで吹き抜け空間11が形成される
ようになっており、このため、工場では、1階建物ユニ
ット1に天井材は取り付けられず、2階建物ユニット2
に床材は取り付けられない。また、1階建物ユニット1
の内壁面の大部分には内壁材が取り付けられるが、仮梁
8’の両端周辺に内壁材は取り付けられず、この周辺は
未完成部分の開口部とされて建物ユニット1は建設現場
に運ばれる。
【0016】それぞれの建物ユニット1〜3はトラック
で建設現場に運ばれ、クレーンにより1階建物ユニット
1は基礎4上に据えつけられ、その上に2階建物ユニッ
ト2、3階建物ユニット3が積み重ねられる。この積み
重ね作業において、左右方向および上下方向に隣接する
建物ユニット同士は、1階建物ユニット1と2階建物ユ
ニット2の場合を示している図3の通り互いに接合され
る。すなわち、1階建物ユニット1の柱5の頂部に設け
られた仕口部材10には、位置決めピン12が立設さ
れ、これらの位置決めピン12には板状の連結部材13
の孔14が挿入され、孔14から突出した位置決めピン
12の先端は、2階建物ユニット2の柱5の下端に設け
た仕口部材10の下面の孔に挿入される。これにより、
左右2個の1階建物ユニット1同士、および2階建物ユ
ニット2同士は、連結部材13で連結される。2階建物
ユニット2の仕口部材10の内部には孔15が形成さ
れ、この孔15にボルト16が上方から挿入され、ボル
ト16の先端は連結部材13の孔17、1階建物ユニッ
ト1の仕口部材10の孔18に挿入され、孔18の下端
から突出したボルト16の端部にナットが螺合されて締
めつけられる。これにより、1階建物ユニット1と2階
建物ユニット2はボルト16で結合されている。
で建設現場に運ばれ、クレーンにより1階建物ユニット
1は基礎4上に据えつけられ、その上に2階建物ユニッ
ト2、3階建物ユニット3が積み重ねられる。この積み
重ね作業において、左右方向および上下方向に隣接する
建物ユニット同士は、1階建物ユニット1と2階建物ユ
ニット2の場合を示している図3の通り互いに接合され
る。すなわち、1階建物ユニット1の柱5の頂部に設け
られた仕口部材10には、位置決めピン12が立設さ
れ、これらの位置決めピン12には板状の連結部材13
の孔14が挿入され、孔14から突出した位置決めピン
12の先端は、2階建物ユニット2の柱5の下端に設け
た仕口部材10の下面の孔に挿入される。これにより、
左右2個の1階建物ユニット1同士、および2階建物ユ
ニット2同士は、連結部材13で連結される。2階建物
ユニット2の仕口部材10の内部には孔15が形成さ
れ、この孔15にボルト16が上方から挿入され、ボル
ト16の先端は連結部材13の孔17、1階建物ユニッ
ト1の仕口部材10の孔18に挿入され、孔18の下端
から突出したボルト16の端部にナットが螺合されて締
めつけられる。これにより、1階建物ユニット1と2階
建物ユニット2はボルト16で結合されている。
【0017】以上の作業後、1階建物ユニット1の仮梁
8’の端部周辺の未完成部分の開口部からスパナ等の工
具を挿入してボルト等の前記着脱手段を取り外し、これ
により、仮梁8’を1階建物ユニット1から除去する。
そして、未完成部分の開口部に内壁材を取り付けて1階
建物ユニット1の内壁面を仕上げる。
8’の端部周辺の未完成部分の開口部からスパナ等の工
具を挿入してボルト等の前記着脱手段を取り外し、これ
により、仮梁8’を1階建物ユニット1から除去する。
そして、未完成部分の開口部に内壁材を取り付けて1階
建物ユニット1の内壁面を仕上げる。
【0018】建設現場では、以上の作業のほか、各2個
の1階建物ユニット1と2階建物ユニット2の内部に形
成された前記吹き抜け空間11に2階建物ユニット2の
互いに隣接する2本の下梁6が露出しているため、これ
らの下梁6を図1で示す通り化粧材19で被覆する作業
を行う。
の1階建物ユニット1と2階建物ユニット2の内部に形
成された前記吹き抜け空間11に2階建物ユニット2の
互いに隣接する2本の下梁6が露出しているため、これ
らの下梁6を図1で示す通り化粧材19で被覆する作業
を行う。
【0019】以上の本実施例によれば、1階建物ユニッ
ト1の上梁8は、建設現場で取り外されて完成したユニ
ット式建物から欠除された仮梁8’となっているため、
吹き抜け空間11を水平方向に延びる梁は2階建物ユニ
ット2の下梁6だけとなり、このため、充分に大きな吹
き抜け空間11をユニット式建物の内部に設けることが
でき、この吹き抜け空間11による居室に仮梁8’の高
さ位置まで達する上下寸法の大きい例えば収納家具等の
設備材20を配置できるようになる。
ト1の上梁8は、建設現場で取り外されて完成したユニ
ット式建物から欠除された仮梁8’となっているため、
吹き抜け空間11を水平方向に延びる梁は2階建物ユニ
ット2の下梁6だけとなり、このため、充分に大きな吹
き抜け空間11をユニット式建物の内部に設けることが
でき、この吹き抜け空間11による居室に仮梁8’の高
さ位置まで達する上下寸法の大きい例えば収納家具等の
設備材20を配置できるようになる。
【0020】また、1階建物ユニット1がトラックで工
場から建設現場に輸送されるまでの間は仮梁8’が取り
付けられているため、この輸送時における1階建物ユニ
ット1の強度を確保できる。さらに、建設現場での仮梁
8’の取り外し作業は、1階建物ユニット1の上に2階
建物ユニット2を積み重ねてボルト16で互いに接合し
た後に行われるため、仮梁8’を取り外しても、1階建
物ユニット1に作用する横荷重は2階建物ユニット2の
下梁6で支持されることになり、ユニット式建物全体の
剛性を確保できる。
場から建設現場に輸送されるまでの間は仮梁8’が取り
付けられているため、この輸送時における1階建物ユニ
ット1の強度を確保できる。さらに、建設現場での仮梁
8’の取り外し作業は、1階建物ユニット1の上に2階
建物ユニット2を積み重ねてボルト16で互いに接合し
た後に行われるため、仮梁8’を取り外しても、1階建
物ユニット1に作用する横荷重は2階建物ユニット2の
下梁6で支持されることになり、ユニット式建物全体の
剛性を確保できる。
【0021】図4は、2階建物ユニット2の下梁6を補
強部材21で補強した実施例を示す。チャンネル材から
なる下梁6の開口側には、コ字状の補強部材21が溶接
で接合され、この補強部材21は下梁6の長手方向に例
えば等間隔で複数設けられている。この実施例によれ
ば、下梁6の強度が大きくなるため、仮梁8’を取り外
しても、1階建物ユニット1の大きな強度を一層確実に
得られる。
強部材21で補強した実施例を示す。チャンネル材から
なる下梁6の開口側には、コ字状の補強部材21が溶接
で接合され、この補強部材21は下梁6の長手方向に例
えば等間隔で複数設けられている。この実施例によれ
ば、下梁6の強度が大きくなるため、仮梁8’を取り外
しても、1階建物ユニット1の大きな強度を一層確実に
得られる。
【0022】なお、補強部材はこの実施例に限定され
ず、例えば下梁6の長手方向に連続するものとしてもよ
く、また、互いに隣接する2本の下梁6同士を接合する
ものとしてもよい。
ず、例えば下梁6の長手方向に連続するものとしてもよ
く、また、互いに隣接する2本の下梁6同士を接合する
ものとしてもよい。
【0023】図5の実施例では、2個の1階建物ユニッ
ト1の互いに隣接する2本の上梁8のうち、一方の上梁
8だけを仮梁8’とし、この仮梁8’が取り外されてい
る。この実施例によれば、吹き抜け空間11の大きさを
仮梁8’が欠除された分だけ大きくでき、吹き抜け空間
11の内壁面に例えば、時計22が取り付けられている
場合、この時計22を視認できる場所を拡大できる。
ト1の互いに隣接する2本の上梁8のうち、一方の上梁
8だけを仮梁8’とし、この仮梁8’が取り外されてい
る。この実施例によれば、吹き抜け空間11の大きさを
仮梁8’が欠除された分だけ大きくでき、吹き抜け空間
11の内壁面に例えば、時計22が取り付けられている
場合、この時計22を視認できる場所を拡大できる。
【0024】図6の実施例は、2個の1階建物ユニット
の内部がこれらの建物ユニット1に跨がる居室23とな
っており、居室23が2階建物ユニット2の内部の居室
24から区画されている場合である。この実施例では、
2個の1階建物ユニット1の2本の上梁8が仮梁8’と
なっており、仮梁8’の上面の高さ位置と同じまたはこ
れより高い位置に建設現場作業で天井25が形成され
る。すなわち、仮梁8’を取り外した後、2階建物ユニ
ット2の離間した下梁6間に天井梁を架け渡し、これら
の天井梁の下面に天井面材を取り付ける。これによれ
ば、居室23の天井25の高さを少なくとも仮梁8’の
上下寸法だけ高くでき、居室23の空間をそれだけ大き
くできる。
の内部がこれらの建物ユニット1に跨がる居室23とな
っており、居室23が2階建物ユニット2の内部の居室
24から区画されている場合である。この実施例では、
2個の1階建物ユニット1の2本の上梁8が仮梁8’と
なっており、仮梁8’の上面の高さ位置と同じまたはこ
れより高い位置に建設現場作業で天井25が形成され
る。すなわち、仮梁8’を取り外した後、2階建物ユニ
ット2の離間した下梁6間に天井梁を架け渡し、これら
の天井梁の下面に天井面材を取り付ける。これによれ
ば、居室23の天井25の高さを少なくとも仮梁8’の
上下寸法だけ高くでき、居室23の空間をそれだけ大き
くできる。
【0025】図7の実施例でも、1階建物ユニット1と
2階建物ユニット2の内部に居室26、27が設けられ
ており、居室27は2個の2階建物ユニット2の内部を
跨がるものとなっている。この実施例では、2個の建物
ユニット2の互いに隣接する2本の下梁6が仮梁6’と
なっており、これらの仮梁6’は、建設現場で取り外さ
れ、この後、仮梁6’の下面の高さ位置と同じまたはこ
れより低い位置に床28が形成される。すなわち、1階
建物ユニット1の離間した上梁8間に床根太を架け渡
し、これらの床根太の上面に床面材を取り付ける。この
実施例によれば、居室27の現場施工される床28の高
さを少なくとも仮梁6’の上下寸法分だけ低くでき、こ
の結果、居室27の天井高さを高くできて居室空間を大
きくできる。
2階建物ユニット2の内部に居室26、27が設けられ
ており、居室27は2個の2階建物ユニット2の内部を
跨がるものとなっている。この実施例では、2個の建物
ユニット2の互いに隣接する2本の下梁6が仮梁6’と
なっており、これらの仮梁6’は、建設現場で取り外さ
れ、この後、仮梁6’の下面の高さ位置と同じまたはこ
れより低い位置に床28が形成される。すなわち、1階
建物ユニット1の離間した上梁8間に床根太を架け渡
し、これらの床根太の上面に床面材を取り付ける。この
実施例によれば、居室27の現場施工される床28の高
さを少なくとも仮梁6’の上下寸法分だけ低くでき、こ
の結果、居室27の天井高さを高くできて居室空間を大
きくできる。
【0026】なお、図6,図7の実施例では1階建物ユ
ニットと2階建物ユニット内部には居室23,24,2
6,27が設けられていたが、これらの居室の代わりに
例えば収納スペースを設けてもよく、建物ユニット内部
に設ける室内空間は任意である。
ニットと2階建物ユニット内部には居室23,24,2
6,27が設けられていたが、これらの居室の代わりに
例えば収納スペースを設けてもよく、建物ユニット内部
に設ける室内空間は任意である。
【0027】また、前記各実施例における1階、2階、
3階の各建物ユニット1〜3は同じ高さ寸法となってい
たが、これらの高さ寸法は必ずしも同じである必要はな
く、例えば2階建物ユニット2の高さ寸法を他の建物ユ
ニットよりも低くしてもよい。
3階の各建物ユニット1〜3は同じ高さ寸法となってい
たが、これらの高さ寸法は必ずしも同じである必要はな
く、例えば2階建物ユニット2の高さ寸法を他の建物ユ
ニットよりも低くしてもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、水平方向および上下方
向に少なくとも各2個の建物ユニットを組み合わせて建
てられたユニット式建物において、2個の1階建物ユニ
ットの互いに隣接する2本の上梁と、2個の2階建物ユ
ニットの互いに隣接する2本の下梁とのうち、少なくと
も1本の梁が欠除されているため、建物内部空間を大き
くできるようになり、それだけ住み心地性を向上させる
ことができる。
向に少なくとも各2個の建物ユニットを組み合わせて建
てられたユニット式建物において、2個の1階建物ユニ
ットの互いに隣接する2本の上梁と、2個の2階建物ユ
ニットの互いに隣接する2本の下梁とのうち、少なくと
も1本の梁が欠除されているため、建物内部空間を大き
くできるようになり、それだけ住み心地性を向上させる
ことができる。
【図1】本発明の第一実施例にかかるユニット式建物を
示す図である。
示す図である。
【図2】第一実施例のユニット式建物を、各建物ユニッ
ト毎に分解して示した斜視図である。
ト毎に分解して示した斜視図である。
【図3】1階建物ユニットと2階建物ユニットの接合構
造を示す分解斜視図である。
造を示す分解斜視図である。
【図4】第一実施例で示された2階建物ユニットの下梁
の補強構造を示す斜視図である。
の補強構造を示す斜視図である。
【図5】第二実施例を示す図1と同様の図である。
【図6】第三実施例を示す図1と同様の図である。
【図7】第四実施例を示す図1と同様の図である。
1 1階建物ユニット 2 2階建物ユニット 3 3階建物ユニット 5 柱 6,7 下梁 6’ 現場で取り外される仮梁 8,9 上梁 8’ 現場で取り外される仮梁 11 吹き抜け空間 23,24,26,27 室内空間である居室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 垂石 庸子 東京都杉並区高井戸東二丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 四隅の4本の柱とこれらの柱の上端同
士、下端同士を接合する各4本の上梁、下梁とを含んで
箱型に形成された建物ユニットが、水平方向及び上下方
向に少なくとも各2個組み合せられて建てられたユニッ
ト式建物において、2個の下階建物ユニットの互いに隣
接する2本の上梁と、これらの下階建物ユニット上の2
個の上階建物ユニットの互いに隣接する2本の下梁との
うち、少なくとも1本の梁が欠除されていることを特徴
とするユニット式建物。 - 【請求項2】 請求項1に記載のユニット式建物におい
て、前記2本の下梁と前記2本の上梁とのうち、欠除さ
れていない梁には補強部材が設けられていることを特徴
とするユニット式建物。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のユニット式建
物において、前記2個の下階建物ユニットと前記2個の
上階建物ユニットの内部は吹き抜け空間になっているこ
とを特徴とするユニット式建物。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載のユニット式建
物において、前記2個の下階建物ユニットの内部はこれ
らの建物ユニットに跨がる室内空間になっており、これ
らの建物ユニットの互いに隣接する2本の上梁が欠除さ
れていることを特徴とするユニット式建物。 - 【請求項5】 請求項1または2に記載のユニット式建
物において、前記2個の上階建物ユニットの内部はこれ
らの建物ユニットに跨がる室内空間になっており、これ
らの建物ユニットの互いに隣接する2本の下梁が欠除さ
れていることを特徴とするユニット式建物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7881294A JPH07286366A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | ユニット式建物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7881294A JPH07286366A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | ユニット式建物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07286366A true JPH07286366A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13672262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7881294A Pending JPH07286366A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | ユニット式建物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07286366A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004353227A (ja) * | 2003-05-28 | 2004-12-16 | Sekisui House Ltd | 吹き抜け床構造 |
| JP2005139623A (ja) * | 2003-11-04 | 2005-06-02 | Misawa Homes Co Ltd | 補強梁およびその補強梁を備えたユニット式建物 |
| JP2016079724A (ja) * | 2014-10-20 | 2016-05-16 | 旭化成ホームズ株式会社 | 建物 |
-
1994
- 1994-04-18 JP JP7881294A patent/JPH07286366A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004353227A (ja) * | 2003-05-28 | 2004-12-16 | Sekisui House Ltd | 吹き抜け床構造 |
| JP2005139623A (ja) * | 2003-11-04 | 2005-06-02 | Misawa Homes Co Ltd | 補強梁およびその補強梁を備えたユニット式建物 |
| JP2016079724A (ja) * | 2014-10-20 | 2016-05-16 | 旭化成ホームズ株式会社 | 建物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020326 |