JPH07286500A - 粉粒体製造時の粉塵飛散防止方法 - Google Patents
粉粒体製造時の粉塵飛散防止方法Info
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- JPH07286500A JPH07286500A JP26784093A JP26784093A JPH07286500A JP H07286500 A JPH07286500 A JP H07286500A JP 26784093 A JP26784093 A JP 26784093A JP 26784093 A JP26784093 A JP 26784093A JP H07286500 A JPH07286500 A JP H07286500A
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- Disintegrating Or Milling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低コストで行える方法でありながら効果的に
粉塵の飛散を防止でき、しかも後の粉粒体の取り扱いを
困難にすることのない粉塵飛散防止方法を提供する。 【構成】 破砕機(クラッシャー)10・30と振動篩
(フルイ)20などを用いて分級しながら粉粒体Aを製
造するが、その際、破砕機10・30および振動篩20
等に対して気泡Bを吹き込む。
粉塵の飛散を防止でき、しかも後の粉粒体の取り扱いを
困難にすることのない粉塵飛散防止方法を提供する。 【構成】 破砕機(クラッシャー)10・30と振動篩
(フルイ)20などを用いて分級しながら粉粒体Aを製
造するが、その際、破砕機10・30および振動篩20
等に対して気泡Bを吹き込む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、破砕機(クラッシャ
ー)や振動篩(ふるい、スクリーンまたは分級機)を使
用して粉粒体を製造するにあたり、周囲に粉塵(微小粒
子)が飛散(拡散)するのを防止するための方法に関す
るものである。
ー)や振動篩(ふるい、スクリーンまたは分級機)を使
用して粉粒体を製造するにあたり、周囲に粉塵(微小粒
子)が飛散(拡散)するのを防止するための方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】舗装路盤やコンクリート・アスファルト
等に用いられる骨材は、岩石やコンクリート塊・アスフ
ァルト塊などを破砕(もしくは粉砕)して粉粒体にする
ことにより製造される。石膏ボードなどの加工板類や木
材等も、目的・用途は種々異なるものの、同様に破砕さ
れることがある。
等に用いられる骨材は、岩石やコンクリート塊・アスフ
ァルト塊などを破砕(もしくは粉砕)して粉粒体にする
ことにより製造される。石膏ボードなどの加工板類や木
材等も、目的・用途は種々異なるものの、同様に破砕さ
れることがある。
【0003】このような破砕の作業は各種形式の破砕機
によって行われ、振動篩による分級(すなわち粒度ごと
の選別)も同時に行われるのが普通だが、その際、必ず
大量の粉塵が発生する。もし何ら対策をとらなければ、
破砕機や振動篩から発生した粉塵は周囲に飛散し、作業
者の衛生上の問題や近隣の環境悪化を引き起こす。
によって行われ、振動篩による分級(すなわち粒度ごと
の選別)も同時に行われるのが普通だが、その際、必ず
大量の粉塵が発生する。もし何ら対策をとらなければ、
破砕機や振動篩から発生した粉塵は周囲に飛散し、作業
者の衛生上の問題や近隣の環境悪化を引き起こす。
【0004】そこで、従来は、イ)バグフィルター(およ
びファン)などの集塵機を使用したり、ロ)破砕機や振動
篩等の周囲にカバーやカーテンなど各種の覆い(もしく
は囲い)を設けたり、あるいは、ハ)粉塵の発生箇所に散
水したりすることによって、粉塵の飛散を防止してい
る。
びファン)などの集塵機を使用したり、ロ)破砕機や振動
篩等の周囲にカバーやカーテンなど各種の覆い(もしく
は囲い)を設けたり、あるいは、ハ)粉塵の発生箇所に散
水したりすることによって、粉塵の飛散を防止してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
粉塵飛散防止手段は、それぞれつぎのような不都合をと
もなっている。すなわち、イ ) 集塵機による粉塵の防止には、かなり高額な費用が
必要である。つまり、集塵機そのものと、それに併設さ
れるべきファンやダクトなどとして相当な設備費がかか
るうえ、フィルターの維持費や電力費などのランニング
費用も安くはない。また、費用をかければ設備容量を増
して集塵能力を高めることも可能だが、吸い込み口から
漏れ出る粉塵やフィルターを通過する微小の粒子などま
でを、完全に無くすことは不可能である。
粉塵飛散防止手段は、それぞれつぎのような不都合をと
もなっている。すなわち、イ ) 集塵機による粉塵の防止には、かなり高額な費用が
必要である。つまり、集塵機そのものと、それに併設さ
れるべきファンやダクトなどとして相当な設備費がかか
るうえ、フィルターの維持費や電力費などのランニング
費用も安くはない。また、費用をかければ設備容量を増
して集塵能力を高めることも可能だが、吸い込み口から
漏れ出る粉塵やフィルターを通過する微小の粒子などま
でを、完全に無くすことは不可能である。
【0006】ロ) 粉塵の発生源に覆い類を設けるやり方
は、粉塵を完全に封じ込めることができない以上、完全
な対策とはならない。破砕機や振動篩には材料の投入口
や排出口、さらには作業員の点検等のための開口も必要
で、そういった部分からの粉塵の漏れが避けられないの
である。なお、工場全体を密閉するようなことは、中に
入る作業員の衛生面で望ましくない。
は、粉塵を完全に封じ込めることができない以上、完全
な対策とはならない。破砕機や振動篩には材料の投入口
や排出口、さらには作業員の点検等のための開口も必要
で、そういった部分からの粉塵の漏れが避けられないの
である。なお、工場全体を密閉するようなことは、中に
入る作業員の衛生面で望ましくない。
【0007】ハ) 散水による方法は、粉塵が大気中へ出
ること自体を防止するので上記の二方法よりも有効であ
るが、散水によって粉塵の飛散を抑えるためには、実は
大量の水が必要である。粉粒体のほとんどすべてを水で
濡らしてやらねばならないためで、水道使用料も無視で
きないレベルになる。また、水を掛けることによって粉
粒体の取り扱いが難しくなるという不都合も生じる。つ
まり、微小な粒子が水と混合されて泥状になり、床を汚
したり作業効率を低下させたりするほか、その泥状物や
水の処理が煩わしい。水分が多量に含まれた粉粒体は、
重くてハンドリングに困ることもあり、振動篩による分
級が行いにくい面もある。
ること自体を防止するので上記の二方法よりも有効であ
るが、散水によって粉塵の飛散を抑えるためには、実は
大量の水が必要である。粉粒体のほとんどすべてを水で
濡らしてやらねばならないためで、水道使用料も無視で
きないレベルになる。また、水を掛けることによって粉
粒体の取り扱いが難しくなるという不都合も生じる。つ
まり、微小な粒子が水と混合されて泥状になり、床を汚
したり作業効率を低下させたりするほか、その泥状物や
水の処理が煩わしい。水分が多量に含まれた粉粒体は、
重くてハンドリングに困ることもあり、振動篩による分
級が行いにくい面もある。
【0008】本発明の目的は、低コストで行える方法で
ありながら効果的に粉塵の飛散を防止でき、しかも後の
粉粒体の取り扱いを困難にすることのない粉塵飛散防止
方法を提供することである。
ありながら効果的に粉塵の飛散を防止でき、しかも後の
粉粒体の取り扱いを困難にすることのない粉塵飛散防止
方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による粉粒体製造
時の粉塵飛散防止方法は、破砕機と振動篩とを用いて分
級しながら粉粒体を製造する際に粉塵の飛散を防止する
方法であって、破砕機および振動篩に対して気泡を吹き
込むことを特徴とするものである。
時の粉塵飛散防止方法は、破砕機と振動篩とを用いて分
級しながら粉粒体を製造する際に粉塵の飛散を防止する
方法であって、破砕機および振動篩に対して気泡を吹き
込むことを特徴とするものである。
【0010】この方法については、さらに請求項2に記
載したように、上記の気泡として、20ないし35倍の
発泡倍率の中性気泡を使用するとよい。
載したように、上記の気泡として、20ないし35倍の
発泡倍率の中性気泡を使用するとよい。
【0011】
【作用】本発明の方法によると、粉粒体製造の際、つぎ
のように粉塵の飛散が防止される。すなわち、 a) 破砕機や振動篩において発生する粉塵は、気泡が有
する吸着作用に基づいて、大気中へ出るまでに気泡表面
に吸着される。また気泡は、投入された原料や製造する
粉粒体を全体的に覆うので、いわゆる膜効果−すなわ
ち粉粒体を膜で覆ったのと同様な作用−によって外部
への粉塵の飛散をほぼ完全に防止する。
のように粉塵の飛散が防止される。すなわち、 a) 破砕機や振動篩において発生する粉塵は、気泡が有
する吸着作用に基づいて、大気中へ出るまでに気泡表面
に吸着される。また気泡は、投入された原料や製造する
粉粒体を全体的に覆うので、いわゆる膜効果−すなわ
ち粉粒体を膜で覆ったのと同様な作用−によって外部
への粉塵の飛散をほぼ完全に防止する。
【0012】b) 気泡は、界面活性剤や樹脂・石鹸など
の溶液に空気を混ぜ入れることによって容易に得られ、
費用面の負担が軽微である。また、やがて自然に(また
は消泡剤を添加して速やかに)消滅するので、排水等の
特別な処理が不要であり、その点で、設備費や作業負担
等に関して有利である。
の溶液に空気を混ぜ入れることによって容易に得られ、
費用面の負担が軽微である。また、やがて自然に(また
は消泡剤を添加して速やかに)消滅するので、排水等の
特別な処理が不要であり、その点で、設備費や作業負担
等に関して有利である。
【0013】c) 気泡は付着防止作用を有し、粉粒体と
その周りの物との付着を防止するので、破砕機や振動篩
など粉粒体の取扱い機械が汚れにくく、それらの運転性
能が長期間良好に維持される。また、同じ作用によって
粉粒体間の付着も防止されることから、水を用いる場合
(前述)とは異なり、振動篩における分級もスムーズに
行われる。
その周りの物との付着を防止するので、破砕機や振動篩
など粉粒体の取扱い機械が汚れにくく、それらの運転性
能が長期間良好に維持される。また、同じ作用によって
粉粒体間の付着も防止されることから、水を用いる場合
(前述)とは異なり、振動篩における分級もスムーズに
行われる。
【0014】d) 破砕機や振動篩に吹き込まれた気泡
は、やがて消えるとはいえすぐには消滅しないので、粉
粒体をたとえばコンベヤで運搬したり、ショベルでトラ
ックに積み込んだりする際にも粉塵の飛散が防止されや
すい。
は、やがて消えるとはいえすぐには消滅しないので、粉
粒体をたとえばコンベヤで運搬したり、ショベルでトラ
ックに積み込んだりする際にも粉塵の飛散が防止されや
すい。
【0015】請求項2の方法によると、さらに、 e) 気泡の発泡倍率が20ないし35倍であるため、気
泡に必要な水の量は、従来どおり散水する場合に比べ極
めて少ない(つまり20〜35分の1以下)。したがっ
て、水の使用料としてのコストが低いだけでなく、粉粒
体が、泥状になることがなく取り扱い容易である。な
お、発泡倍率が20倍を下回ると、水分(溶液分)が多
くなってこのe)に記した利点が薄れ、同倍率が35倍を
上回ると、気泡の強度が低下して上記a)・c)・d)の作用
がなされ難くなる。
泡に必要な水の量は、従来どおり散水する場合に比べ極
めて少ない(つまり20〜35分の1以下)。したがっ
て、水の使用料としてのコストが低いだけでなく、粉粒
体が、泥状になることがなく取り扱い容易である。な
お、発泡倍率が20倍を下回ると、水分(溶液分)が多
くなってこのe)に記した利点が薄れ、同倍率が35倍を
上回ると、気泡の強度が低下して上記a)・c)・d)の作用
がなされ難くなる。
【0016】f) 気泡が中性(pH7前後)であるた
め、破砕・分級の前後で粉粒体のpHが変わらない。つ
まり、時間の経過によって気泡が消滅したのちの粉粒体
は、化学的性質を含めて、気泡を使用しなかった場合と
変わることがなく、コンクリートの骨材その他としての
用途に適する。
め、破砕・分級の前後で粉粒体のpHが変わらない。つ
まり、時間の経過によって気泡が消滅したのちの粉粒体
は、化学的性質を含めて、気泡を使用しなかった場合と
変わることがなく、コンクリートの骨材その他としての
用途に適する。
【0017】
【実施例】図1および図2に本発明の一実施例を示す。
この例は、コンクリート塊やアスファルト塊を破砕対象
とする破砕プラント1(図2)におけるものである。
この例は、コンクリート塊やアスファルト塊を破砕対象
とする破砕プラント1(図2)におけるものである。
【0018】図2のように破砕プラント1は、建屋(図
示せず)の内側に、製品である分級粉粒体の置き場3A
・3Bが設けられるとともに、二台の破砕機(一次クラ
ッシャー10・二次クラッシャー30)と二台の振動篩
(フルイ20・フルイ40)とが設置され、それらが、
複数のコンベヤ2(コンベヤ2A〜2H)などで関連づ
けられて構成されている。原料であるコンクリートやア
スファルトの塊を、まず一次クラッシャー10で破砕
し、破砕した粉粒体をフルイ20へ送って一回目の分級
を行い、粗いものだけを二次クラッシャー30で破砕し
たうえ、フルイ40により二回目の分級を行って置き場
3A・3Bに分けて置く−というのが、このプラント
1における概略的な破砕・分級工程である(詳しくは後
述する)。なお、コンベヤ2A〜2Hはいずれもベルト
コンベヤであり、粉塵の飛散防止のため、全長にわたっ
て筒状の覆いが設けられている。
示せず)の内側に、製品である分級粉粒体の置き場3A
・3Bが設けられるとともに、二台の破砕機(一次クラ
ッシャー10・二次クラッシャー30)と二台の振動篩
(フルイ20・フルイ40)とが設置され、それらが、
複数のコンベヤ2(コンベヤ2A〜2H)などで関連づ
けられて構成されている。原料であるコンクリートやア
スファルトの塊を、まず一次クラッシャー10で破砕
し、破砕した粉粒体をフルイ20へ送って一回目の分級
を行い、粗いものだけを二次クラッシャー30で破砕し
たうえ、フルイ40により二回目の分級を行って置き場
3A・3Bに分けて置く−というのが、このプラント
1における概略的な破砕・分級工程である(詳しくは後
述する)。なお、コンベヤ2A〜2Hはいずれもベルト
コンベヤであり、粉塵の飛散防止のため、全長にわたっ
て筒状の覆いが設けられている。
【0019】上記の一次クラッシャー10としては、図
1(a)のようないわゆるジョークラッシャーが設置さ
れ、二次クラッシャー30としては、同(b)のようなイ
ンパクトクラッシャーが設けられている。一次クラッシ
ャー10は、上部に原料投入ホッパー12を備えた固定
壁11に対し、可動壁13が、下方の払出し口付近を中
心に揺動し、両者の間で原料を押し潰すように破砕して
粉粒体Aを得るもの。二次クラッシャー30は、内壁面
に凹凸32を有するケーシング31の内側で、羽根状の
突起34を備えた回転体33が回転して原料を砕き、粉
粒体Aとするものである。
1(a)のようないわゆるジョークラッシャーが設置さ
れ、二次クラッシャー30としては、同(b)のようなイ
ンパクトクラッシャーが設けられている。一次クラッシ
ャー10は、上部に原料投入ホッパー12を備えた固定
壁11に対し、可動壁13が、下方の払出し口付近を中
心に揺動し、両者の間で原料を押し潰すように破砕して
粉粒体Aを得るもの。二次クラッシャー30は、内壁面
に凹凸32を有するケーシング31の内側で、羽根状の
突起34を備えた回転体33が回転して原料を砕き、粉
粒体Aとするものである。
【0020】またフルイ20は、図1(c)のように、振
動式の上部ホッパー22の底部にスクリーン21が設け
られた振動篩で、ホッパー22に続けて粗粒排出用のシ
ュート23がある一方、スクリーン21の下には、細粒
排出用のシュート24が配置されている。この例では、
スクリーン21の目(網目の大きさ)を約40mmにし
たので、コンベヤ2Aから投入される粉粒体Aのうち4
0mm以上の粒径のものはシュート23を経てコンベヤ
2Dに至り、それより粒径の小さいものはシュート24
よりコンベヤ2Bへ入る。図2のフルイ40もほぼ同形
式の振動篩であるが、40mmの目のスクリーンと20
mmの目のもの(およびそれぞれにつながるシュート)
とが上から順に重ねて設けてある。
動式の上部ホッパー22の底部にスクリーン21が設け
られた振動篩で、ホッパー22に続けて粗粒排出用のシ
ュート23がある一方、スクリーン21の下には、細粒
排出用のシュート24が配置されている。この例では、
スクリーン21の目(網目の大きさ)を約40mmにし
たので、コンベヤ2Aから投入される粉粒体Aのうち4
0mm以上の粒径のものはシュート23を経てコンベヤ
2Dに至り、それより粒径の小さいものはシュート24
よりコンベヤ2Bへ入る。図2のフルイ40もほぼ同形
式の振動篩であるが、40mmの目のスクリーンと20
mmの目のもの(およびそれぞれにつながるシュート)
とが上から順に重ねて設けてある。
【0021】さて、このような破砕プラント1において
大気中への粉塵の飛散を極力防止するよう、クラッシャ
ー10・30およびフルイ20・40では、粉粒体Aの
うちに気泡Bを吹き込んでいる。気泡Bは、アニオン系
の界面活性剤を主成分とする原液を水で50倍前後に薄
め、それに対し容積比が20〜35倍に相当する大量の
空気を混合・撹拌した(したがって発泡倍率が20〜3
5倍の)中性気泡である。気泡Bは、主として図1各図
の白抜き矢印の部分から吹き込み、粉粒体A(および原
料)の間に入り込むとともに少なくともそれらの上部を
完全に覆うようにする(なお、気泡の発生等について詳
細は後述する)。
大気中への粉塵の飛散を極力防止するよう、クラッシャ
ー10・30およびフルイ20・40では、粉粒体Aの
うちに気泡Bを吹き込んでいる。気泡Bは、アニオン系
の界面活性剤を主成分とする原液を水で50倍前後に薄
め、それに対し容積比が20〜35倍に相当する大量の
空気を混合・撹拌した(したがって発泡倍率が20〜3
5倍の)中性気泡である。気泡Bは、主として図1各図
の白抜き矢印の部分から吹き込み、粉粒体A(および原
料)の間に入り込むとともに少なくともそれらの上部を
完全に覆うようにする(なお、気泡の発生等について詳
細は後述する)。
【0022】こうして吹き込んだ気泡Bの粉塵吸着作用
と、いわゆる膜効果とによって、各クラッシャー10・
30および各フルイ20・40からの粉塵の飛散はほぼ
完全に防止される。しかも気泡Bは、粉粒体A同士もし
くは粉粒体Aと機械設備(クラッシャー10・30やフ
ルイ20・40、さらにはコンベヤ2A…2Hなど)と
の付着を防止するので、粉粒体Aのハンドリングや機械
設備の性能維持等を容易にする。水の使用量が少ないの
で、粉粒体を泥状化することもない。また、フルイ20
・40における粉粒体Aの分級に何ら支障を及ぼさない
ことももちろんである。
と、いわゆる膜効果とによって、各クラッシャー10・
30および各フルイ20・40からの粉塵の飛散はほぼ
完全に防止される。しかも気泡Bは、粉粒体A同士もし
くは粉粒体Aと機械設備(クラッシャー10・30やフ
ルイ20・40、さらにはコンベヤ2A…2Hなど)と
の付着を防止するので、粉粒体Aのハンドリングや機械
設備の性能維持等を容易にする。水の使用量が少ないの
で、粉粒体を泥状化することもない。また、フルイ20
・40における粉粒体Aの分級に何ら支障を及ぼさない
ことももちろんである。
【0023】以上に説明したプラント1では、以下の工
程にしたがって粉粒体Aの製造を行う。図2を参照して
述べると、 一次クラッシャー10において原料を破砕する。
程にしたがって粉粒体Aの製造を行う。図2を参照して
述べると、 一次クラッシャー10において原料を破砕する。
【0024】 破砕した粉粒体Aをコンベヤ2Aによ
ってフルイ20へ送り、一回目の分級を行う。
ってフルイ20へ送り、一回目の分級を行う。
【0025】 フルイ20で分けられた比較的細かい
粉粒体A(粒径40mm以下)は、コンベヤ2B・2C
によってフルイ40へ搬送する一方、粗い粉粒体A(同
40mm以上)は、コンベヤ2Dにより二次クラッシャ
ー30へ送る。
粉粒体A(粒径40mm以下)は、コンベヤ2B・2C
によってフルイ40へ搬送する一方、粗い粉粒体A(同
40mm以上)は、コンベヤ2Dにより二次クラッシャ
ー30へ送る。
【0026】 その粗い粉粒体Aをクラッシャー30
で二次的に破砕したうえ、コンベヤ2Eでフルイ40へ
搬送する。
で二次的に破砕したうえ、コンベヤ2Eでフルイ40へ
搬送する。
【0027】 フルイ40では、コンベヤ2Eにて送
られる粉粒体Aとコンベヤ2B・2Cから送られる粉粒
体Aとを同時に分級し、粗粒(粒径40mm以上)・中
粒(同40〜20mm)・細粒(同20mm以下)の三
種類に分ける。
られる粉粒体Aとコンベヤ2B・2Cから送られる粉粒
体Aとを同時に分級し、粗粒(粒径40mm以上)・中
粒(同40〜20mm)・細粒(同20mm以下)の三
種類に分ける。
【0028】 細粒・中粒の粉粒体Aは、それぞれコ
ンベヤ2F・2Gによって各置き場3A・3Bに分けて
送り、粗粒の粉粒体Aは、コンベヤ2Hによりクラッシ
ャー30へ戻して再度破砕する。
ンベヤ2F・2Gによって各置き場3A・3Bに分けて
送り、粗粒の粉粒体Aは、コンベヤ2Hによりクラッシ
ャー30へ戻して再度破砕する。
【0029】なお、クラッシャー10・30およびフル
イ20・40においては、前記のとおり気泡Bによって
粉塵の飛散を防止するが、それぞれの箇所で気泡Bはす
ぐには消滅しないので、後続のコンベヤ2のそれぞれへ
粉粒体Aを投入するときにも粉塵の飛散が抑制される。
イ20・40においては、前記のとおり気泡Bによって
粉塵の飛散を防止するが、それぞれの箇所で気泡Bはす
ぐには消滅しないので、後続のコンベヤ2のそれぞれへ
粉粒体Aを投入するときにも粉塵の飛散が抑制される。
【0030】気泡Bの発生および吹き付けに関する機器
系統を、一次クラッシャー10の場合を例にとって表す
と図3のようになる。図の左方に示す気泡発生手段70
によって気泡Bをつくり、その気泡Bを、分配弁74以
降の各噴射管75とそれらにつないだノズル76a・7
6b・76c・76dとを通して、ホッパー12への投
入部分と、ホッパー12の中間部分・クラッシャー10
の破砕部分・コンベヤ2Aへの投入部分のそれぞれにお
いて粉粒体Aに吹き付けるのである。二次クラッシャー
30やフルイ20・40においても、これに準じて気泡
Bを発生させ吹き付けている。
系統を、一次クラッシャー10の場合を例にとって表す
と図3のようになる。図の左方に示す気泡発生手段70
によって気泡Bをつくり、その気泡Bを、分配弁74以
降の各噴射管75とそれらにつないだノズル76a・7
6b・76c・76dとを通して、ホッパー12への投
入部分と、ホッパー12の中間部分・クラッシャー10
の破砕部分・コンベヤ2Aへの投入部分のそれぞれにお
いて粉粒体Aに吹き付けるのである。二次クラッシャー
30やフルイ20・40においても、これに準じて気泡
Bを発生させ吹き付けている。
【0031】図3に示す気泡発生手段70は、空気供給
部71と気泡液供給部72および気泡発生管73とから
なる。空気供給部71は、コンプレッサー(図示せず)
などを含む空気源71aからの空気を所定の圧力にして
供給する部分で、気泡液供給部72は、界面活性剤等の
原液をあらかじめ水で所定の濃度にした気泡液を一定流
量で供給する部分、そして気泡発生管73は、上記の空
気と気泡液とから好適な気泡を発生するものである。具
体的には、まず空気供給部71としては、空気源71a
のほか減圧弁71b・圧力計71c・仕切弁71d・逆
止弁71eを接続している。気泡液供給部72は、気泡
液のタンク72aに、モータ72c等で駆動されるポン
プ72bや仕切弁72d・流量計72e・逆止弁72f
を接続している。また気泡発生管73は、両端部に圧力
計73c・73dを取り付けるとともに、ネット(網)
73a・73bで仕切られた間の部分(この部分の内径
は75mm)を気泡発生の主要部とし、ここに球形のビ
ーズ(図示せず)を多数装入する。
部71と気泡液供給部72および気泡発生管73とから
なる。空気供給部71は、コンプレッサー(図示せず)
などを含む空気源71aからの空気を所定の圧力にして
供給する部分で、気泡液供給部72は、界面活性剤等の
原液をあらかじめ水で所定の濃度にした気泡液を一定流
量で供給する部分、そして気泡発生管73は、上記の空
気と気泡液とから好適な気泡を発生するものである。具
体的には、まず空気供給部71としては、空気源71a
のほか減圧弁71b・圧力計71c・仕切弁71d・逆
止弁71eを接続している。気泡液供給部72は、気泡
液のタンク72aに、モータ72c等で駆動されるポン
プ72bや仕切弁72d・流量計72e・逆止弁72f
を接続している。また気泡発生管73は、両端部に圧力
計73c・73dを取り付けるとともに、ネット(網)
73a・73bで仕切られた間の部分(この部分の内径
は75mm)を気泡発生の主要部とし、ここに球形のビ
ーズ(図示せず)を多数装入する。
【0032】気泡Bの性状は、上記気泡液の濃度やその
気泡液と空気との使用量比率(発泡倍率)などによって
異なるが、上記のとおり粉粒体Aに吹き付ける気泡Bと
しては、粉塵の飛散防止について効果が高く、かつ低コ
ストのものを使用すべきである。そのため発明者らは事
前に、図示の気泡発生手段70とクラッシャー10など
を使用して以下のような調査を行った。すなわち、発生
条件に対応した気泡Bの性状についての調査と、発生し
た気泡Bの適合性(実用性)の調査である。以下、これ
ら二種類の調査について説明する。
気泡液と空気との使用量比率(発泡倍率)などによって
異なるが、上記のとおり粉粒体Aに吹き付ける気泡Bと
しては、粉塵の飛散防止について効果が高く、かつ低コ
ストのものを使用すべきである。そのため発明者らは事
前に、図示の気泡発生手段70とクラッシャー10など
を使用して以下のような調査を行った。すなわち、発生
条件に対応した気泡Bの性状についての調査と、発生し
た気泡Bの適合性(実用性)の調査である。以下、これ
ら二種類の調査について説明する。
【0033】まず気泡Bの性状調査は、気泡液の濃度
と、気泡発生管73内に入れたビーズの直径、および発
泡量と気泡液使用量との比率である発泡倍率などの異な
る12のケース(ケース1)〜 12))について、発生した
気泡の状態を観察した。なお気泡液の濃度は、コスト面
を含む実用性(濃度が5%程度以上になるとコスト的な
不都合がともなう)を考慮して2%・4%・1%の三種
類を調査した。いずれの場合も気泡液のpHは7.0で
ある。以下にこの調査の結果を紹介する。
と、気泡発生管73内に入れたビーズの直径、および発
泡量と気泡液使用量との比率である発泡倍率などの異な
る12のケース(ケース1)〜 12))について、発生した
気泡の状態を観察した。なお気泡液の濃度は、コスト面
を含む実用性(濃度が5%程度以上になるとコスト的な
不都合がともなう)を考慮して2%・4%・1%の三種
類を調査した。いずれの場合も気泡液のpHは7.0で
ある。以下にこの調査の結果を紹介する。
【0034】 上の表において、ビーズ径欄の「なし」はビーズを使用
しない場合を表す。目視状態の「良」は、良好な気泡B
が発生することを表す。また「密」は泡の密度が高いこ
と、「軽」は泡が軽いこと、「粗」は泡の粒が粗いこと
をさす(以下も同様である)。
しない場合を表す。目視状態の「良」は、良好な気泡B
が発生することを表す。また「密」は泡の密度が高いこ
と、「軽」は泡が軽いこと、「粗」は泡の粒が粗いこと
をさす(以下も同様である)。
【0035】 上の表において、目視状態の「悪」は、利用できそうな
気泡Bが発生しないことを表わし、「気泡できず」は気
泡Bが全く発生しないことを表わす。
気泡Bが発生しないことを表わし、「気泡できず」は気
泡Bが全く発生しないことを表わす。
【0036】一方、気泡Bの適合性調査は、上記の全ケ
ースのうち、ケース3)・4)・5)・8)・9)・10) につい
て、発生した気泡Bをクラッシャー10の粉粒体Aに吹
き付けることにより行った。その結果はつぎのとおりで
ある。
ースのうち、ケース3)・4)・5)・8)・9)・10) につい
て、発生した気泡Bをクラッシャー10の粉粒体Aに吹
き付けることにより行った。その結果はつぎのとおりで
ある。
【0037】 この表において、適否欄の「◎」は粉塵の飛散防止上き
わめて好ましいこと、「〇」は多少の効果があること、
「×」はあまり効果のないことを表す。また、クラッシ
ャー10の下部での粉塵の飛散量が「多い」もの(ケー
ス5)および 10)で、適否は×)については、クラッシャ
ー10の上部に気泡Bが多く溜まる一方でクラッシャー
10の下部までは気泡Bがほとんど落ちてこず、また粉
粒体A(骨材)が乾燥している、という現象がともなっ
た。
わめて好ましいこと、「〇」は多少の効果があること、
「×」はあまり効果のないことを表す。また、クラッシ
ャー10の下部での粉塵の飛散量が「多い」もの(ケー
ス5)および 10)で、適否は×)については、クラッシャ
ー10の上部に気泡Bが多く溜まる一方でクラッシャー
10の下部までは気泡Bがほとんど落ちてこず、また粉
粒体A(骨材)が乾燥している、という現象がともなっ
た。
【0038】以上の二種類の調査より、クラッシャー1
0からの粉塵の飛散を効果的に防止するには、上記のケ
ース4)かケース9)(またはケース8))の条件で発生する
気泡Bを使用するのが好ましいことが明らかになった。
そして実際に図2の破砕プラント1では(つまりクラッ
シャー30やフルイ20・40にも)、かかる条件のい
ずれかによって発生する気泡Bを使用し、粉塵の飛散防
止として高い効果を得ている。ケース4)・8)・9)による
気泡Bは発泡倍率が20〜35倍の範囲内にあるが、こ
れが破砕プラント1にとって好適であるのは、上記の適
合性調査にて示されるとおり、そうした気泡Bは粉粒体
Aの上部を適当に覆い、かつ粉粒体Aが下方へ移動する
とき適当に付随して移動することにより、上部・下部の
いずれおいても粉塵の吸着作用と膜効果とを発揮するた
めであると考えられる。つまりそのような性質が、破砕
や分級の各段階で粉粒体Aの下方への移動をともなう破
砕プラント1のプロセスにとって好適なのだと考えられ
る。また、かかる発泡倍率は、水と原液とからなる気泡
液の使用量が少ないため、コスト面や、粉粒体Aを泥状
にしない点でも好ましい。
0からの粉塵の飛散を効果的に防止するには、上記のケ
ース4)かケース9)(またはケース8))の条件で発生する
気泡Bを使用するのが好ましいことが明らかになった。
そして実際に図2の破砕プラント1では(つまりクラッ
シャー30やフルイ20・40にも)、かかる条件のい
ずれかによって発生する気泡Bを使用し、粉塵の飛散防
止として高い効果を得ている。ケース4)・8)・9)による
気泡Bは発泡倍率が20〜35倍の範囲内にあるが、こ
れが破砕プラント1にとって好適であるのは、上記の適
合性調査にて示されるとおり、そうした気泡Bは粉粒体
Aの上部を適当に覆い、かつ粉粒体Aが下方へ移動する
とき適当に付随して移動することにより、上部・下部の
いずれおいても粉塵の吸着作用と膜効果とを発揮するた
めであると考えられる。つまりそのような性質が、破砕
や分級の各段階で粉粒体Aの下方への移動をともなう破
砕プラント1のプロセスにとって好適なのだと考えられ
る。また、かかる発泡倍率は、水と原液とからなる気泡
液の使用量が少ないため、コスト面や、粉粒体Aを泥状
にしない点でも好ましい。
【0039】つづく図4(a)・(b)は本発明の別の実施
例を示すもので、図1〜図3に示したのと異なる形式の
破砕機においても、本発明により粉塵の飛散を防止でき
ることを表わす。すなわち図4(a)は、側面上に凹凸を
形成して平行に配置された二つの回転体52を、ケース
51の内部で回すことにより粉粒体Aを作るという、い
わゆる二軸クラッシャー50において、白抜き矢印にし
たがって気泡Bを吹き込む。また同(b)は、逆スリ鉢状
の部分を有する筒状のケース61内で円錐(コーン)型
の偏心回転体62を回して粉粒体Aを作るという方式の
コーンクラッシャー60において、やはり白抜き矢印の
ように気泡Bを吹き込む。このように、破砕機の形式が
異なっていても、その内部または材料の投入部に気泡B
を吹き込めば、それによる吸着作用や膜効果によって、
前記と同様に粉塵の飛散が防止される。
例を示すもので、図1〜図3に示したのと異なる形式の
破砕機においても、本発明により粉塵の飛散を防止でき
ることを表わす。すなわち図4(a)は、側面上に凹凸を
形成して平行に配置された二つの回転体52を、ケース
51の内部で回すことにより粉粒体Aを作るという、い
わゆる二軸クラッシャー50において、白抜き矢印にし
たがって気泡Bを吹き込む。また同(b)は、逆スリ鉢状
の部分を有する筒状のケース61内で円錐(コーン)型
の偏心回転体62を回して粉粒体Aを作るという方式の
コーンクラッシャー60において、やはり白抜き矢印の
ように気泡Bを吹き込む。このように、破砕機の形式が
異なっていても、その内部または材料の投入部に気泡B
を吹き込めば、それによる吸着作用や膜効果によって、
前記と同様に粉塵の飛散が防止される。
【0040】
【発明の効果】本発明の方法によると以下のような効果
がもたらされる。すなわち、 1) 気泡が有する吸着作用と膜効果とに基づき、破砕機
や振動篩などで発生する粉塵が外部(大気中)へ飛散す
ることがほぼ完全に防止される。
がもたらされる。すなわち、 1) 気泡が有する吸着作用と膜効果とに基づき、破砕機
や振動篩などで発生する粉塵が外部(大気中)へ飛散す
ることがほぼ完全に防止される。
【0041】2) 気泡を作るために必要な費用が少な
く、またその後の処理に関連する費用や作業負担等も軽
微である。
く、またその後の処理に関連する費用や作業負担等も軽
微である。
【0042】3) 破砕機や振動篩をはじめとする粉粒体
の取扱い機械が汚れにくくなり、それらの運転性能が長
期間良好に維持されるようになるほか、振動篩における
分級もスムーズに行われる。
の取扱い機械が汚れにくくなり、それらの運転性能が長
期間良好に維持されるようになるほか、振動篩における
分級もスムーズに行われる。
【0043】さらに、請求項2の方法によると、 4) 気泡に必要な水の量がごく少ないため、水の使用料
がかからないうえ、粉粒体が泥状化せず、その取り扱い
が容易である。
がかからないうえ、粉粒体が泥状化せず、その取り扱い
が容易である。
【0044】5) 粉粒体のpHに変化がないので、得ら
れた粉粒体が、コンクリートの骨材等としての用途に極
めて適している。
れた粉粒体が、コンクリートの骨材等としての用途に極
めて適している。
【図1】本発明の一実施例として、破砕プラント内の破
砕機や振動篩における粉塵飛散防止方法を示す図で、図
1(a)・(b)・(c)は図2におけるa−a・b−b・c
−cの各矢視図である。
砕機や振動篩における粉塵飛散防止方法を示す図で、図
1(a)・(b)・(c)は図2におけるa−a・b−b・c
−cの各矢視図である。
【図2】上記の実施例に関する破砕プラントの機器配置
を示す平面図(図2(a))および正面図(同(b))であ
る。
を示す平面図(図2(a))および正面図(同(b))であ
る。
【図3】クラッシャー(破砕機)への気泡の発生および
吹き付けに関する機器系統を示す概念図である。
吹き付けに関する機器系統を示す概念図である。
【図4】他の実施例として、図1〜図3に示すものとは
異なる形式の破砕機において粉塵の飛散を防止する方法
を示す図である。
異なる形式の破砕機において粉塵の飛散を防止する方法
を示す図である。
1 破砕プラント 10・30 クラッシャー(破砕機) 20・40 フルイ(振動篩) 70 気泡発生手段 A 粉粒体 B 気泡
Claims (2)
- 【請求項1】 破砕機と振動篩とを用いて分級しながら
粉粒体を製造する際に、粉塵の飛散を防止する方法であ
って、 破砕機および振動篩に対して気泡を吹き込むことを特徴
とする粉粒体製造時の粉塵飛散防止方法。 - 【請求項2】 上記の気泡が、20ないし35倍の発泡
倍率の中性気泡である請求項1に記載の粉粒体製造時の
粉塵飛散防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26784093A JPH07286500A (ja) | 1992-10-01 | 1993-09-29 | 粉粒体製造時の粉塵飛散防止方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28946892 | 1992-10-01 | ||
| JP4-289468 | 1992-10-01 | ||
| JP26784093A JPH07286500A (ja) | 1992-10-01 | 1993-09-29 | 粉粒体製造時の粉塵飛散防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07286500A true JPH07286500A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=26548058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26784093A Pending JPH07286500A (ja) | 1992-10-01 | 1993-09-29 | 粉粒体製造時の粉塵飛散防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07286500A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5135024A (ja) * | 1974-07-23 | 1976-03-25 | Siemens Ag | |
| JPH0249890A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-20 | Ohbayashi Corp | トンネル掘削工法における粉塵防止方法 |
-
1993
- 1993-09-29 JP JP26784093A patent/JPH07286500A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5135024A (ja) * | 1974-07-23 | 1976-03-25 | Siemens Ag | |
| JPH0249890A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-20 | Ohbayashi Corp | トンネル掘削工法における粉塵防止方法 |
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