JPH07287864A - 光ディスクの製造方法 - Google Patents
光ディスクの製造方法Info
- Publication number
- JPH07287864A JPH07287864A JP7615694A JP7615694A JPH07287864A JP H07287864 A JPH07287864 A JP H07287864A JP 7615694 A JP7615694 A JP 7615694A JP 7615694 A JP7615694 A JP 7615694A JP H07287864 A JPH07287864 A JP H07287864A
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- JP
- Japan
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- film
- dry
- stamper
- photocurable film
- dry photocurable
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- Pending
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- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生産工程における光透過性基板の機械特性の
劣化およびピット形成の際の加圧の分布が生じることが
ないとともに、ドライ光硬化性フィルム中に気泡の残存
がなく、品質の安定した光ディスクを簡易な設備で効率
良く得ることのできる光ディスクの製造方法を提供す
る。 【構成】 光透過性基板1上に、未硬化状態のドライ光
硬化性フィルム2を積層し、ドライ光硬化性フィルム付
基板10とスタンパー32との間に間隙34を形成した
状態でドライ光硬化性フィルム付基板10におけるドラ
イ光硬化性フィルム2とスタンパー32とを徐々に線状
に接触させて未硬化状態のドライ光硬化性フィルム2に
ピット5を加圧成形し、その後、この未硬化状態のドラ
イ光硬化性フィルム2に紫外線を照射してドライ光硬化
性フィルム2を硬化させた後、反射膜3および保護膜4
を順次積層して光ディスクを製造する。
劣化およびピット形成の際の加圧の分布が生じることが
ないとともに、ドライ光硬化性フィルム中に気泡の残存
がなく、品質の安定した光ディスクを簡易な設備で効率
良く得ることのできる光ディスクの製造方法を提供す
る。 【構成】 光透過性基板1上に、未硬化状態のドライ光
硬化性フィルム2を積層し、ドライ光硬化性フィルム付
基板10とスタンパー32との間に間隙34を形成した
状態でドライ光硬化性フィルム付基板10におけるドラ
イ光硬化性フィルム2とスタンパー32とを徐々に線状
に接触させて未硬化状態のドライ光硬化性フィルム2に
ピット5を加圧成形し、その後、この未硬化状態のドラ
イ光硬化性フィルム2に紫外線を照射してドライ光硬化
性フィルム2を硬化させた後、反射膜3および保護膜4
を順次積層して光ディスクを製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスクの製造方法に
関し、さらに詳しくは生産過程において光透過性基板の
機械特性の劣化がないとともにピット形成の際の加圧に
分布が生じることがなく、しかもドライ光硬化性フィル
ム中に気泡の残存がなく、安定した品質を有し、生産性
に優れる光ディスクの製造方法に関する。
関し、さらに詳しくは生産過程において光透過性基板の
機械特性の劣化がないとともにピット形成の際の加圧に
分布が生じることがなく、しかもドライ光硬化性フィル
ム中に気泡の残存がなく、安定した品質を有し、生産性
に優れる光ディスクの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】照射されたレーザ光を記録された情報信
号に応じて反射する光ディスクは、例えば音声、映像な
どの記録媒体として広く用いられるに至っている。
号に応じて反射する光ディスクは、例えば音声、映像な
どの記録媒体として広く用いられるに至っている。
【0003】たとえば図3に示すように、この光ディス
クの構造としては、情報信号に相当するピット101が
形成された光透過性基板102上に、光を反射する反射
膜103が積層され、この反射膜103上に、さらに保
護膜104が積層されたものが一般的である。
クの構造としては、情報信号に相当するピット101が
形成された光透過性基板102上に、光を反射する反射
膜103が積層され、この反射膜103上に、さらに保
護膜104が積層されたものが一般的である。
【0004】そして、このような光ディスクは、例えば
図4に示す工程により製造されている。すなわち、ま
ず、図4(a)に示すように、フォトレジスト材料20
1を塗布したガラスディスク202にレーザ光を照射し
て情報を記録し、これをエッチング現像して凹凸のマス
ターディスクを作製する。
図4に示す工程により製造されている。すなわち、ま
ず、図4(a)に示すように、フォトレジスト材料20
1を塗布したガラスディスク202にレーザ光を照射し
て情報を記録し、これをエッチング現像して凹凸のマス
ターディスクを作製する。
【0005】次に、図4(b)に示すように、上記のマ
スターディスクを用いてニッケル電鋳することによりに
図4(c)に示すニッケルスタンパー203を作製す
る。その後、図4(d)に示すように、上記のニッケル
スタンパー203を用いて光透過性基板102に情報信
号に相当するピット101を形成する。
スターディスクを用いてニッケル電鋳することによりに
図4(c)に示すニッケルスタンパー203を作製す
る。その後、図4(d)に示すように、上記のニッケル
スタンパー203を用いて光透過性基板102に情報信
号に相当するピット101を形成する。
【0006】次いで、図4(e)に示すように、光透過
性基板102の情報記録面にアルミニウム(Al)など
の反射膜103を蒸着し、さらに図4(f)に示すよう
に、この反射膜103上にプラスチックからなる保護膜
104を塗設する。
性基板102の情報記録面にアルミニウム(Al)など
の反射膜103を蒸着し、さらに図4(f)に示すよう
に、この反射膜103上にプラスチックからなる保護膜
104を塗設する。
【0007】たとえば以上のような製造工程において、
ニッケルスタンパー203を用いて光透過性基板102
にピット101を形成する工程では、熱と圧力とを加え
るインジェクションモールディングが採用されている。
ニッケルスタンパー203を用いて光透過性基板102
にピット101を形成する工程では、熱と圧力とを加え
るインジェクションモールディングが採用されている。
【0008】一方、光透過性基板にピットを形成せず
に、光透過性基板上にドライ光硬化性フィルムを積層
し、このドライ光硬化性フィルムにエンボス加工を施す
ことにより情報信号を記録する光学的に読み取り可能な
媒体の製造方法も提案されている(特開平3−1164
60号公報参照)。
に、光透過性基板上にドライ光硬化性フィルムを積層
し、このドライ光硬化性フィルムにエンボス加工を施す
ことにより情報信号を記録する光学的に読み取り可能な
媒体の製造方法も提案されている(特開平3−1164
60号公報参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ようにして製造される従来の光ディスクにおいては、上
記のインジェクションモールディングの工程で加熱しな
がらかなり高い圧力をかける必要があるので、光透過性
基板に反りが生じることがあり、光透過性基板の機械特
性が劣化するという問題があり、また加熱装置および大
型の加圧装置を必要とするという問題もある。さらに、
ピットの形成が光透過性基板とスタンパーとの面接触に
よる加圧成形により行われるため、加圧に分布が生じ、
ピットの成形精度が未だ充分ではなく、ピットの転写性
に改善の余地がある。
ようにして製造される従来の光ディスクにおいては、上
記のインジェクションモールディングの工程で加熱しな
がらかなり高い圧力をかける必要があるので、光透過性
基板に反りが生じることがあり、光透過性基板の機械特
性が劣化するという問題があり、また加熱装置および大
型の加圧装置を必要とするという問題もある。さらに、
ピットの形成が光透過性基板とスタンパーとの面接触に
よる加圧成形により行われるため、加圧に分布が生じ、
ピットの成形精度が未だ充分ではなく、ピットの転写性
に改善の余地がある。
【0010】一方、前述のドライ光硬化性フィルムにエ
ンボス加工を施すことにより情報信号を光学的に読み取
り可能な媒体の製造方法を光ディスクの製造に適用する
場合には、使用に供するドライ光硬化性フィルムについ
ての検討が必要である。すなわち、この方法において
は、光ディスクの生産工程で未硬化のドライ光硬化性フ
ィルムに混入した気泡がドライ光硬化性フィルム中に残
存し易く、得られる光ディスクの品質が安定しないとい
う問題がある。
ンボス加工を施すことにより情報信号を光学的に読み取
り可能な媒体の製造方法を光ディスクの製造に適用する
場合には、使用に供するドライ光硬化性フィルムについ
ての検討が必要である。すなわち、この方法において
は、光ディスクの生産工程で未硬化のドライ光硬化性フ
ィルムに混入した気泡がドライ光硬化性フィルム中に残
存し易く、得られる光ディスクの品質が安定しないとい
う問題がある。
【0011】本発明はかかる事情に基づいてなされたも
のであり、本発明の目的は生産工程における光透過性基
板の機械特性の劣化およびドライ光硬化性フィルム中の
気泡の残存がなく、しかも光ディスクを簡易な設備で効
率良く得ることのできる製造方法を提供することにあ
る。
のであり、本発明の目的は生産工程における光透過性基
板の機械特性の劣化およびドライ光硬化性フィルム中の
気泡の残存がなく、しかも光ディスクを簡易な設備で効
率良く得ることのできる製造方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに本発明の光ディスクの製造方法は、光透過性基板上
にドライ光硬化性フィルムをローラで加圧して積層する
ことによりドライ光硬化性フィルム付基板を形成する工
程と、前記ドライ光硬化性フィルム付基板におけるドラ
イ光硬化性フィルムの露出面側にスタンパーを配置し、
該ドライ光硬化性フィルムとスタンパーとの間に間隙を
形成した状態で該ドライ光硬化性フィルム付基板とスタ
ンパーとをロール間に挿入して、ロールからの加圧によ
りスタンパー面とドライ光硬化性フィルムの露出面とを
線状に徐々に接触させて加圧成形することにより該ドラ
イ光硬化性フィルムの露出面に情報信号に相当するピッ
トまたはグルーブを形成する工程と、前記スタンパーを
重ね合わせたままの状態で該ドライ光硬化性フィルムに
紫外線を照射して該ドライ光硬化性フィルムを硬化させ
る工程と、前記スタンパーを硬化したドライ光硬化性フ
ィルムから分離する工程と、前記硬化したドライ光硬化
性フィルム上に反射膜および保護膜を積層する工程とを
有する構成とし、さらに必要に応じ、前記光透過性基板
はドライ光硬化性フィルムと接触する面が粗面化されて
いるものである構成とした。
めに本発明の光ディスクの製造方法は、光透過性基板上
にドライ光硬化性フィルムをローラで加圧して積層する
ことによりドライ光硬化性フィルム付基板を形成する工
程と、前記ドライ光硬化性フィルム付基板におけるドラ
イ光硬化性フィルムの露出面側にスタンパーを配置し、
該ドライ光硬化性フィルムとスタンパーとの間に間隙を
形成した状態で該ドライ光硬化性フィルム付基板とスタ
ンパーとをロール間に挿入して、ロールからの加圧によ
りスタンパー面とドライ光硬化性フィルムの露出面とを
線状に徐々に接触させて加圧成形することにより該ドラ
イ光硬化性フィルムの露出面に情報信号に相当するピッ
トまたはグルーブを形成する工程と、前記スタンパーを
重ね合わせたままの状態で該ドライ光硬化性フィルムに
紫外線を照射して該ドライ光硬化性フィルムを硬化させ
る工程と、前記スタンパーを硬化したドライ光硬化性フ
ィルムから分離する工程と、前記硬化したドライ光硬化
性フィルム上に反射膜および保護膜を積層する工程とを
有する構成とし、さらに必要に応じ、前記光透過性基板
はドライ光硬化性フィルムと接触する面が粗面化されて
いるものである構成とした。
【0013】
【作用】本発明の光ディスクの製造方法では、光透過性
基板上にドライ光硬化性フィルムを積層してドライ光硬
化性フィルム付基板とした後、該ドライ光硬化性フィル
ム付基板におけるドライ光硬化性フィルムとスタンパー
とが該スタンパーの全面にわたって同時に密接しないよ
うに両者の間に間隙を形成している。この状態でドライ
光硬化性フィルム付基板とスタンパーとをローラ間に挿
入してローラにより加圧すると、ドライ光硬化性フィル
ム付基板とスタンパーとは両者間に形成された間隙が徐
々に消滅するように線状接触する。そして、このように
両者が線状接触することにより、加圧に分布が生じるこ
とがなく、ピットの転写性が向上するとともに、ドライ
光硬化性フィルム付きスタンパーとの間に存在する空気
が間隙方向に順次押し出されるので、このドライ光硬化
性フィルム付基板とスタンパーとの間に空気が残存しな
い。従って、ドライ光硬化性フィルムにはスタンパーに
形成されている凹凸を反転させたピットが正確に転写さ
れ、気泡によるピットの欠損がほとんど見られない。こ
のようにしてドライ光硬化性フィルム付基板とスタンパ
ーとを重ね合わせた状態でドライ光硬化性フィルムに紫
外線などのエネルギー線を照射してこのドライ光硬化性
フィルムを硬化させた後、スタンパーを除去することに
より、記録情報欠陥の極めて少ないピットを形成するこ
とができる。
基板上にドライ光硬化性フィルムを積層してドライ光硬
化性フィルム付基板とした後、該ドライ光硬化性フィル
ム付基板におけるドライ光硬化性フィルムとスタンパー
とが該スタンパーの全面にわたって同時に密接しないよ
うに両者の間に間隙を形成している。この状態でドライ
光硬化性フィルム付基板とスタンパーとをローラ間に挿
入してローラにより加圧すると、ドライ光硬化性フィル
ム付基板とスタンパーとは両者間に形成された間隙が徐
々に消滅するように線状接触する。そして、このように
両者が線状接触することにより、加圧に分布が生じるこ
とがなく、ピットの転写性が向上するとともに、ドライ
光硬化性フィルム付きスタンパーとの間に存在する空気
が間隙方向に順次押し出されるので、このドライ光硬化
性フィルム付基板とスタンパーとの間に空気が残存しな
い。従って、ドライ光硬化性フィルムにはスタンパーに
形成されている凹凸を反転させたピットが正確に転写さ
れ、気泡によるピットの欠損がほとんど見られない。こ
のようにしてドライ光硬化性フィルム付基板とスタンパ
ーとを重ね合わせた状態でドライ光硬化性フィルムに紫
外線などのエネルギー線を照射してこのドライ光硬化性
フィルムを硬化させた後、スタンパーを除去することに
より、記録情報欠陥の極めて少ないピットを形成するこ
とができる。
【0014】しかも、ピット形成にラミネート装置を使
用することが可能であるため、従来法におけるような大
型の加圧装置等を必要とせず、上記のような優れた特性
を有する光ディスクを簡便な装置を用いて効率良く製造
することができる。
用することが可能であるため、従来法におけるような大
型の加圧装置等を必要とせず、上記のような優れた特性
を有する光ディスクを簡便な装置を用いて効率良く製造
することができる。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の光ディスクの製造方法の工
程の一例を示す説明図であり、図2は本発明の製造方法
により得られる光ディスクの層構成を示す説明図であ
る。
て説明する。図1は本発明の光ディスクの製造方法の工
程の一例を示す説明図であり、図2は本発明の製造方法
により得られる光ディスクの層構成を示す説明図であ
る。
【0016】本発明の光ディスクの製造方法は、光透過
性基板上にドライ光硬化性フィルムをローラで加圧して
積層することによりドライ光硬化性フィルム付基板を形
成するフィルム付基板形成工程とドライ光硬化性フィル
ム付基板におけるドライ光硬化性フィルムの露出面側に
スタンパを配置し、このドライ光硬化性フィルムとスタ
ンパーとの間に間隙を形成した状態でドライ光硬化性フ
ィルム付基板とスタンパーとをロール間に挿入して、ロ
ールからの加圧によりスタンパー面とドライ光硬化性フ
ィルムの露出面とを線状に徐々に接触させて加圧成形す
ることによりドライ光硬化性フィルムの露出面に情報信
号に相当するピットを形成する加圧成形工程と、スタン
パーを重ね合わせたままの状態でドライ光硬化性フィル
ムに紫外線を照射してドライ光硬化性フィルムを硬化さ
せる工程と、スタンパーを硬化したドライ光硬化性フィ
ルムから分離する工程と、硬化したドライ光硬化性フィ
ルム上に反射膜および保護膜を積層する工程とを有す
る。
性基板上にドライ光硬化性フィルムをローラで加圧して
積層することによりドライ光硬化性フィルム付基板を形
成するフィルム付基板形成工程とドライ光硬化性フィル
ム付基板におけるドライ光硬化性フィルムの露出面側に
スタンパを配置し、このドライ光硬化性フィルムとスタ
ンパーとの間に間隙を形成した状態でドライ光硬化性フ
ィルム付基板とスタンパーとをロール間に挿入して、ロ
ールからの加圧によりスタンパー面とドライ光硬化性フ
ィルムの露出面とを線状に徐々に接触させて加圧成形す
ることによりドライ光硬化性フィルムの露出面に情報信
号に相当するピットを形成する加圧成形工程と、スタン
パーを重ね合わせたままの状態でドライ光硬化性フィル
ムに紫外線を照射してドライ光硬化性フィルムを硬化さ
せる工程と、スタンパーを硬化したドライ光硬化性フィ
ルムから分離する工程と、硬化したドライ光硬化性フィ
ルム上に反射膜および保護膜を積層する工程とを有す
る。
【0017】本発明の第1の工程は、図1(a)に示す
ように、光透過性基板1上にドライ光硬化性フィルム2
を供給して積層することによりドライ光硬化性フィルム
付基板を形成するフィルム付基板形成工程である。
ように、光透過性基板1上にドライ光硬化性フィルム2
を供給して積層することによりドライ光硬化性フィルム
付基板を形成するフィルム付基板形成工程である。
【0018】使用に供する光透過性基板1の形成材料と
しては、たとえばポリカーボネート(PC)、ポリメチ
ルメタクリレート(PMMA)などの高い透明性を有す
る樹脂が好適に用いられ、ポリカーボネート(PC)
は、耐環境性に優れ、また寸法安定性にも優れているこ
とから特に好適に用いられる。
しては、たとえばポリカーボネート(PC)、ポリメチ
ルメタクリレート(PMMA)などの高い透明性を有す
る樹脂が好適に用いられ、ポリカーボネート(PC)
は、耐環境性に優れ、また寸法安定性にも優れているこ
とから特に好適に用いられる。
【0019】この光透過性基板1は、その形成材料が樹
脂である場合には、たとえば射出成形により一体的に形
成されるが、そのような射出成形樹脂基板に限らず、た
とえば樹脂シートから所定形状に切り抜いたり、打ち抜
いたりして得られたものであってもよい。また、いわゆ
る2P(photo polymarization)法で形成したものであ
ってもよい。この光透過性基板の厚さは、通常は1.2
mm程度である。
脂である場合には、たとえば射出成形により一体的に形
成されるが、そのような射出成形樹脂基板に限らず、た
とえば樹脂シートから所定形状に切り抜いたり、打ち抜
いたりして得られたものであってもよい。また、いわゆ
る2P(photo polymarization)法で形成したものであ
ってもよい。この光透過性基板の厚さは、通常は1.2
mm程度である。
【0020】なお、この光透過性基板1におけるドライ
光硬化性フィルム2と接触する面は、読み取りビームの
光路が変わらない程度に粗面化されていることが好まし
い。表面を粗面化することにより、ドライ光硬化性フィ
ルム2との接着面積が拡大し、その結果、接着強度が向
上する。
光硬化性フィルム2と接触する面は、読み取りビームの
光路が変わらない程度に粗面化されていることが好まし
い。表面を粗面化することにより、ドライ光硬化性フィ
ルム2との接着面積が拡大し、その結果、接着強度が向
上する。
【0021】この製造方法では、上記のような光透過性
基板1上に、ドライ光硬化性フィルム2を積層する。使
用に供されるドライ光硬化性フィルム2は、室温・未硬
化状態での粘度が、通常、3,500ポイズ〜400,
000ポイズ、好ましくは20,000〜40,000
ポイズであり、かつ紫外線の照射により硬化する性質を
有し、実質的に溶剤を含まないものである。
基板1上に、ドライ光硬化性フィルム2を積層する。使
用に供されるドライ光硬化性フィルム2は、室温・未硬
化状態での粘度が、通常、3,500ポイズ〜400,
000ポイズ、好ましくは20,000〜40,000
ポイズであり、かつ紫外線の照射により硬化する性質を
有し、実質的に溶剤を含まないものである。
【0022】ドライ光硬化性フィルム2の室温・未硬化
状態での粘度が3,500ポイズ未満であると、ほぼ液
体となりフィルム形状が維持されなくなったり、硬化収
縮が過大になる等の問題を生じることがある。一方、こ
の粘度が400,000ポイズを超えると、ピットの形
成に要する加圧力が数10t以上になり、この圧力によ
って光透過性基板1が機械的変形を受けやすくなると共
に、加圧装置が大型化してしまうという不都合が生じ
る。また、ドライ光硬化性フィルム2の前記の粘度が4
00,000ポイズを超えると、そのようなドライ光硬
化性フィルム2にスタンパーを使用してピットを加圧成
形する工程で、ドライ光硬化性フィルム2中に気泡が残
存し易くなるとともに、光透過性基板1に対するこのド
ライ光硬化性フィルム2の密着力が充分に得られなくな
ることがある。
状態での粘度が3,500ポイズ未満であると、ほぼ液
体となりフィルム形状が維持されなくなったり、硬化収
縮が過大になる等の問題を生じることがある。一方、こ
の粘度が400,000ポイズを超えると、ピットの形
成に要する加圧力が数10t以上になり、この圧力によ
って光透過性基板1が機械的変形を受けやすくなると共
に、加圧装置が大型化してしまうという不都合が生じ
る。また、ドライ光硬化性フィルム2の前記の粘度が4
00,000ポイズを超えると、そのようなドライ光硬
化性フィルム2にスタンパーを使用してピットを加圧成
形する工程で、ドライ光硬化性フィルム2中に気泡が残
存し易くなるとともに、光透過性基板1に対するこのド
ライ光硬化性フィルム2の密着力が充分に得られなくな
ることがある。
【0023】未硬化状態のドライ光硬化性フィルム2の
厚さは通常は5〜200μm、好ましくは30〜80μ
mである。ドライ光硬化性フィルム2の厚さが5μm未
満であると、そのようなドライ光硬化性フィルム2に転
写するピットが例えば0.3〜1.0μm程度と深い場
合に転写性が悪化することがある。一方、ドライ光硬化
性フィルム2の厚さが200μmを超えると、そのよう
なドライ光硬化性フィルム2は未硬化状態で保存中にフ
ィルムに皺が発生し易くなり、また硬化収縮による応力
が過大になることがある。
厚さは通常は5〜200μm、好ましくは30〜80μ
mである。ドライ光硬化性フィルム2の厚さが5μm未
満であると、そのようなドライ光硬化性フィルム2に転
写するピットが例えば0.3〜1.0μm程度と深い場
合に転写性が悪化することがある。一方、ドライ光硬化
性フィルム2の厚さが200μmを超えると、そのよう
なドライ光硬化性フィルム2は未硬化状態で保存中にフ
ィルムに皺が発生し易くなり、また硬化収縮による応力
が過大になることがある。
【0024】このようなドライ光硬化性フィルム2は、
架橋および/または重合により高分子量ポリマーに変化
する光硬化性樹脂組成物により形成され、そのような光
硬化性樹脂組成物としては、例えば光重合型感光性樹脂
組成物が挙げられる。
架橋および/または重合により高分子量ポリマーに変化
する光硬化性樹脂組成物により形成され、そのような光
硬化性樹脂組成物としては、例えば光重合型感光性樹脂
組成物が挙げられる。
【0025】この光重合型感光性樹脂組成物は、エチレ
ン性不飽和モノマー、光重合開始剤およびバインダーポ
リマーを含有する。ここで、エチレン性不飽和モノマー
としては、たとえばt−ブチルアクリレート、1,5−
ペンタンジオールジアクリレート、N,N−ジエチルア
ミノエチルアクリレート、エチレングリコールジアクリ
レート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、ジエ
チレングリコールジアクリレート、1,3−プロパンジ
オールジアクリレート、デカメチレングリコールジアク
リレート、デカメチレングリコールジメタクリレート、
1,4−シクロヘキセンジオールジアクリレート、2,
2−ジメチロールプロパンジアクリレート、グリセロー
ルジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリ
レート、グリセロールトリアクリレート、トリメチロー
ルプロパントリアクリレート、ペンタエリトリトールト
リアクリレート、ポリオキシエチル化トリメチロールプ
ロパントリアクリレート、ポリオキシエチル化トリメチ
ロールプロパントリメタクリレート、2,2−ジ(p−
ヒドロキシフェニル)−プロパンジアクリレート、2,
2−ジ(p−ヒドロキシフェニル)−プロパンジメタク
リレート、ペンタエリトリトールテトラアクリレート、
トリエチレングリコールジアクリレート、ポリオキシエ
チル−2,2−ジ−(p−ヒドロキシフェニル)プロパ
ンジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタク
リレート、ポリオキシプロピルトリメチロールプロパン
トリアクリレート、エチレングリコールジメタクリレー
ト、ブチレングリコールジメタクリレート、1,3−プ
ロパンジオールジメタクリレート、1,2,4−ブタン
トリオールトリメタクリレート、2,2,4−トリメチ
ル−1,3−ペンタンジオールジメタクリレート、ペン
タエリトリトールテトラメタクリレート、トリメチロー
ルプロパントリメタクリレートおよび1,5−ペンタン
ジオールジメタクリレートなどが挙げられる。
ン性不飽和モノマー、光重合開始剤およびバインダーポ
リマーを含有する。ここで、エチレン性不飽和モノマー
としては、たとえばt−ブチルアクリレート、1,5−
ペンタンジオールジアクリレート、N,N−ジエチルア
ミノエチルアクリレート、エチレングリコールジアクリ
レート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、ジエ
チレングリコールジアクリレート、1,3−プロパンジ
オールジアクリレート、デカメチレングリコールジアク
リレート、デカメチレングリコールジメタクリレート、
1,4−シクロヘキセンジオールジアクリレート、2,
2−ジメチロールプロパンジアクリレート、グリセロー
ルジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリ
レート、グリセロールトリアクリレート、トリメチロー
ルプロパントリアクリレート、ペンタエリトリトールト
リアクリレート、ポリオキシエチル化トリメチロールプ
ロパントリアクリレート、ポリオキシエチル化トリメチ
ロールプロパントリメタクリレート、2,2−ジ(p−
ヒドロキシフェニル)−プロパンジアクリレート、2,
2−ジ(p−ヒドロキシフェニル)−プロパンジメタク
リレート、ペンタエリトリトールテトラアクリレート、
トリエチレングリコールジアクリレート、ポリオキシエ
チル−2,2−ジ−(p−ヒドロキシフェニル)プロパ
ンジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタク
リレート、ポリオキシプロピルトリメチロールプロパン
トリアクリレート、エチレングリコールジメタクリレー
ト、ブチレングリコールジメタクリレート、1,3−プ
ロパンジオールジメタクリレート、1,2,4−ブタン
トリオールトリメタクリレート、2,2,4−トリメチ
ル−1,3−ペンタンジオールジメタクリレート、ペン
タエリトリトールテトラメタクリレート、トリメチロー
ルプロパントリメタクリレートおよび1,5−ペンタン
ジオールジメタクリレートなどが挙げられる。
【0026】たとえばこれらのエチレン性不飽和モノマ
ーは一種単独で、あるいは二種以上が組み合わされて用
いられる。光重合型感光性樹脂組成物におけるエチレン
性不飽和モノマーの含有率は、通常、5〜90重量%、
好ましくは15〜50重量%である。
ーは一種単独で、あるいは二種以上が組み合わされて用
いられる。光重合型感光性樹脂組成物におけるエチレン
性不飽和モノマーの含有率は、通常、5〜90重量%、
好ましくは15〜50重量%である。
【0027】光重合開始剤としては、たとえば9,10
−アントラキノン、1−クロロアントラキノン、2−ク
ロロアントラキノン、2−メチルアントラキノン、2−
エチルアントラキノン、2−t−ブチルアントラキノ
ン、オクタメチルアントラキノン、1,4−ナフトキノ
ン、9,10−フェナントレキノン、1,2−ベンズア
ントラキノン、2,3−ベンズアントラキノン、2−メ
チル−1,4−ナフトキノン、2,3−ジクロロナフト
キノン、1,4−ジメチルアントラキノン、2,3−ジ
クロロナフトキノン、1,4−ジメチルアントラキノ
ン、2,3−ジメチルアントラキノン、2,3−ジフェ
ニルアントラキノン、2−フェニルアントラキノン、ア
ントラキノンα−スルホン酸のナトリウム塩、3−クロ
ロ−2−メチルアントラキノン、レテンキノン、7,
8,9,10−テトラヒドロナフタセンキノンなどの多
核キノン類、ベンゾイン、ピバロイン、アシロインエー
テル、α−炭化水素置換芳香族アシロイン、フェナジ
ン、オキサジン、ミヒラーケトン、ベンゾフェノン、シ
クロヘキサジエン化合物などが挙げられる。たとえばこ
れらの光重合開始剤とともに増感剤を用いることも好ま
しい。
−アントラキノン、1−クロロアントラキノン、2−ク
ロロアントラキノン、2−メチルアントラキノン、2−
エチルアントラキノン、2−t−ブチルアントラキノ
ン、オクタメチルアントラキノン、1,4−ナフトキノ
ン、9,10−フェナントレキノン、1,2−ベンズア
ントラキノン、2,3−ベンズアントラキノン、2−メ
チル−1,4−ナフトキノン、2,3−ジクロロナフト
キノン、1,4−ジメチルアントラキノン、2,3−ジ
クロロナフトキノン、1,4−ジメチルアントラキノ
ン、2,3−ジメチルアントラキノン、2,3−ジフェ
ニルアントラキノン、2−フェニルアントラキノン、ア
ントラキノンα−スルホン酸のナトリウム塩、3−クロ
ロ−2−メチルアントラキノン、レテンキノン、7,
8,9,10−テトラヒドロナフタセンキノンなどの多
核キノン類、ベンゾイン、ピバロイン、アシロインエー
テル、α−炭化水素置換芳香族アシロイン、フェナジ
ン、オキサジン、ミヒラーケトン、ベンゾフェノン、シ
クロヘキサジエン化合物などが挙げられる。たとえばこ
れらの光重合開始剤とともに増感剤を用いることも好ま
しい。
【0028】たとえばこれらの光重合開始剤は一種単独
で、あるいは二種以上が組み合わされて用いられる。光
重合型感光性樹脂組成物における光重合開始剤の含有率
は、通常、0.5〜30重量%、好ましくは1〜5重量
%である。
で、あるいは二種以上が組み合わされて用いられる。光
重合型感光性樹脂組成物における光重合開始剤の含有率
は、通常、0.5〜30重量%、好ましくは1〜5重量
%である。
【0029】バインダーポリマーとしては、たとえばポ
リメチルメタクリレート、ポリエチルメタクリレート、
ポリビニルアセテート、ポリビニルアセテート/アクリ
レート、ポリビニルアセテート/メタクリレート、エチ
レン/ビニルアセテートコポリマー、ポリスチレンポリ
マーおよびコポリマー、ビニリデンクロリド/アクリロ
ニトリル、ビニリデンクロリド/メタクリレートとビニ
リデンクロリド/ビニリデンアセテートとのコポリマ
ー、ポリビニルクロリドおよびコポリマー、ブタジエン
/アクリロニトリル、アクリロニトリル/ブタジエン/
スチレン、メタクリレート/アクリロニトリル/ブタジ
エン/スチレンコポリマー、2−クロロブタジエン−
1,3−ポリマー、塩素化ゴム、スチレン/ブタジエン
/スチレン、スチレン/イソプレン/スチレンブロック
コポリマー、アクリレート基またはメタクリレート基を
含むエポキシド、コポリエステル、ポリアミド、セルロ
ースエステル、セルロースエーテル、ポリカーボネー
ト、ポリビニルアセタールおよびポリホルムアルデヒド
などが挙げられる。
リメチルメタクリレート、ポリエチルメタクリレート、
ポリビニルアセテート、ポリビニルアセテート/アクリ
レート、ポリビニルアセテート/メタクリレート、エチ
レン/ビニルアセテートコポリマー、ポリスチレンポリ
マーおよびコポリマー、ビニリデンクロリド/アクリロ
ニトリル、ビニリデンクロリド/メタクリレートとビニ
リデンクロリド/ビニリデンアセテートとのコポリマ
ー、ポリビニルクロリドおよびコポリマー、ブタジエン
/アクリロニトリル、アクリロニトリル/ブタジエン/
スチレン、メタクリレート/アクリロニトリル/ブタジ
エン/スチレンコポリマー、2−クロロブタジエン−
1,3−ポリマー、塩素化ゴム、スチレン/ブタジエン
/スチレン、スチレン/イソプレン/スチレンブロック
コポリマー、アクリレート基またはメタクリレート基を
含むエポキシド、コポリエステル、ポリアミド、セルロ
ースエステル、セルロースエーテル、ポリカーボネー
ト、ポリビニルアセタールおよびポリホルムアルデヒド
などが挙げられる。
【0030】たとえばこれらのバインダーポリマーは一
種単独で、あるいは二種以上が組み合わせされて用いら
れる。光重合型感光性樹脂組成物におけるバインダーポ
リマーの含有率は、通常、5〜90重量%、好ましくは
15〜50重量%である。
種単独で、あるいは二種以上が組み合わせされて用いら
れる。光重合型感光性樹脂組成物におけるバインダーポ
リマーの含有率は、通常、5〜90重量%、好ましくは
15〜50重量%である。
【0031】たとえばこれらの成分を含有する光重合型
感光性樹脂組成物は、ドライ光硬化性フィルム2の室温
・未硬化状態における粘度が前記の範囲を逸脱しない範
囲で他の成分、例えば可塑剤、増粘剤、紫外線吸収剤、
酸化防止剤、螢光漂白剤、熱安定剤、離型剤などを含有
していてもよい。
感光性樹脂組成物は、ドライ光硬化性フィルム2の室温
・未硬化状態における粘度が前記の範囲を逸脱しない範
囲で他の成分、例えば可塑剤、増粘剤、紫外線吸収剤、
酸化防止剤、螢光漂白剤、熱安定剤、離型剤などを含有
していてもよい。
【0032】光重合型感光性樹脂組成物におけるこれら
の成分の含有率は、可塑剤については、通常、0〜25
重量%、好ましくは5〜15重量%であり、その他の成
分については、それぞれ通常、0〜5重量%、好ましく
は1〜4重量%である。
の成分の含有率は、可塑剤については、通常、0〜25
重量%、好ましくは5〜15重量%であり、その他の成
分については、それぞれ通常、0〜5重量%、好ましく
は1〜4重量%である。
【0033】また、ドライ光硬化性フィルム2を形成す
る光硬化性組成物としては、前記光重合感光性樹脂組成
物のほかに、たとえば光二量型感光性樹脂組成物、光架
橋型感光性樹脂組成物が挙げられる。
る光硬化性組成物としては、前記光重合感光性樹脂組成
物のほかに、たとえば光二量型感光性樹脂組成物、光架
橋型感光性樹脂組成物が挙げられる。
【0034】図1(a)に示すように、このようなドラ
イ光硬化性フィルム2は、例えばポリエチレンテレフタ
レート(PET)フィルムからなるベースフィルム21
と例えばポリエチレン(PE)フィルムからなるカバー
フィルム22との積層体の形態でフィルム供給ロール5
1に巻き付けられている。このドライ光硬化性フィルム
2は、例えばカバーフィルム巻取ロール52でカバーフ
ィルム22を巻取ることにより露出した未硬化のドライ
光硬化性フィルム2の一面が光透過性基板1と対向する
状態でフィルム供給ロール51から引き出される。この
ようにして引き出された未硬化のドライ光硬化性フィル
ム2は、オーバーロール53とアンダーロール54とに
より光透過性基板1と重ね合わされた状態で押圧され、
光透過性基板1と未硬化のドライ光硬化性フィルム2と
が積層され、圧着される。
イ光硬化性フィルム2は、例えばポリエチレンテレフタ
レート(PET)フィルムからなるベースフィルム21
と例えばポリエチレン(PE)フィルムからなるカバー
フィルム22との積層体の形態でフィルム供給ロール5
1に巻き付けられている。このドライ光硬化性フィルム
2は、例えばカバーフィルム巻取ロール52でカバーフ
ィルム22を巻取ることにより露出した未硬化のドライ
光硬化性フィルム2の一面が光透過性基板1と対向する
状態でフィルム供給ロール51から引き出される。この
ようにして引き出された未硬化のドライ光硬化性フィル
ム2は、オーバーロール53とアンダーロール54とに
より光透過性基板1と重ね合わされた状態で押圧され、
光透過性基板1と未硬化のドライ光硬化性フィルム2と
が積層され、圧着される。
【0035】なお、未硬化のドライ光硬化性フィルム2
の一面に積層されているベースフィルム21は、このド
ライ光硬化性フィルム2にスタンパーが重ね合わされる
前のいずれかの段階で剥離除去される。
の一面に積層されているベースフィルム21は、このド
ライ光硬化性フィルム2にスタンパーが重ね合わされる
前のいずれかの段階で剥離除去される。
【0036】次に、上記の第1の工程で得られた光透過
性基板1とドライ光硬化性フィルム2との積層体である
ドライ光硬化性フィルム付基板10を、例えば図1
(b)に示す破線に沿ってカットすることにより該積層
体を光ディスクの所定の形状とし、この積層体の不要部
分を除去する。
性基板1とドライ光硬化性フィルム2との積層体である
ドライ光硬化性フィルム付基板10を、例えば図1
(b)に示す破線に沿ってカットすることにより該積層
体を光ディスクの所定の形状とし、この積層体の不要部
分を除去する。
【0037】その後、図1(c)に示すように、転写ベ
ース31にスタンパー32を載置し、この上に上記の工
程で得られた光ディスク形状のドライ光硬化性フィルム
付基板10を載置し、位置合わせ治具33を用いてスタ
ンパー32の位置決めを行う。
ース31にスタンパー32を載置し、この上に上記の工
程で得られた光ディスク形状のドライ光硬化性フィルム
付基板10を載置し、位置合わせ治具33を用いてスタ
ンパー32の位置決めを行う。
【0038】上記のようにして位置決めを行った後、図
1(d)に示すように、転写ベース31に載置したスタ
ンパー32と光ディスク形状のドライ光硬化性フィルム
付基板10とを、オーバーロール61とアンダーロール
62との間に挿入し、光ディスク形状のドライ光硬化性
フィルム付基板10とスタンパー32とに徐々に線状に
圧力をかけて押圧する。こうして線状に押圧することに
より、未硬化のドライ光硬化性フィルム2にスタンパー
32に形成されたピット形状を転写してピット5を形成
する。そして、この工程では、光ディスク形状のドライ
光硬化性フィルム付基板10とスタンパー32とは、両
者間に間隙34を形成させた状態でこのオーバーロール
61とアンダーロール62との間に挿入される。このよ
うな間隙34は、例えば光ディスク形状のドライ光硬化
性フィルム付基板10を適当な治具で支持することによ
り該ドライ光硬化性フィルム付基板10を湾曲させるこ
とによって形成することができる。また、このような間
隙34は、光ディスク形状のドライ光硬化性フィルム付
基板10とスタンパー32との間に適当な治具を挿入す
ることによっても形成することができる。
1(d)に示すように、転写ベース31に載置したスタ
ンパー32と光ディスク形状のドライ光硬化性フィルム
付基板10とを、オーバーロール61とアンダーロール
62との間に挿入し、光ディスク形状のドライ光硬化性
フィルム付基板10とスタンパー32とに徐々に線状に
圧力をかけて押圧する。こうして線状に押圧することに
より、未硬化のドライ光硬化性フィルム2にスタンパー
32に形成されたピット形状を転写してピット5を形成
する。そして、この工程では、光ディスク形状のドライ
光硬化性フィルム付基板10とスタンパー32とは、両
者間に間隙34を形成させた状態でこのオーバーロール
61とアンダーロール62との間に挿入される。このよ
うな間隙34は、例えば光ディスク形状のドライ光硬化
性フィルム付基板10を適当な治具で支持することによ
り該ドライ光硬化性フィルム付基板10を湾曲させるこ
とによって形成することができる。また、このような間
隙34は、光ディスク形状のドライ光硬化性フィルム付
基板10とスタンパー32との間に適当な治具を挿入す
ることによっても形成することができる。
【0039】前述のように、この工程では、前記の間隙
34が形成された状態で光ディスク形状のドライ光硬化
性フィルム付基板10とスタンパー32とをオーバーロ
ール61とアンダーロール62との間に挿入して、ロー
ル61,62で加圧することにより、スタンパー面とド
ライ光硬化性フィルム2の露出面とが線状に徐々に接触
するように加圧する。具体的には、転写ベース31上に
配置されたスタンパー32とこの上に配置した光ディス
ク形状のドライ光硬化性フィルム付基板10における未
硬化状態のドライ光硬化性フィルム2とが面接触ではな
く線接触するように、光ディスク形状のドライ光硬化性
フィルム付基板10とスタンパー32とをオーバーロー
ル61とアンダーロール62との間に挿入し、両ロール
61,62で加圧しつつ間隙34を徐々に消滅させる。
これにより、スタンパー32と未硬化状態のドライ光硬
化性フィルム2の露出面との間に空気が巻き込まれるこ
となく、両者の間にある空気は間隙34から順次押し出
され、スタンパー面とドライ光硬化フィルム2の露出面
とが直接接触して、スタンパ32ーに形成された情報信
号に相当するピットを未硬化状態のドライ光硬化性フィ
ルム2の露出面に形成することができる。
34が形成された状態で光ディスク形状のドライ光硬化
性フィルム付基板10とスタンパー32とをオーバーロ
ール61とアンダーロール62との間に挿入して、ロー
ル61,62で加圧することにより、スタンパー面とド
ライ光硬化性フィルム2の露出面とが線状に徐々に接触
するように加圧する。具体的には、転写ベース31上に
配置されたスタンパー32とこの上に配置した光ディス
ク形状のドライ光硬化性フィルム付基板10における未
硬化状態のドライ光硬化性フィルム2とが面接触ではな
く線接触するように、光ディスク形状のドライ光硬化性
フィルム付基板10とスタンパー32とをオーバーロー
ル61とアンダーロール62との間に挿入し、両ロール
61,62で加圧しつつ間隙34を徐々に消滅させる。
これにより、スタンパー32と未硬化状態のドライ光硬
化性フィルム2の露出面との間に空気が巻き込まれるこ
となく、両者の間にある空気は間隙34から順次押し出
され、スタンパー面とドライ光硬化フィルム2の露出面
とが直接接触して、スタンパ32ーに形成された情報信
号に相当するピットを未硬化状態のドライ光硬化性フィ
ルム2の露出面に形成することができる。
【0040】上記のように線状接触させるためのロール
61,62の加圧力は、通常、0.5〜50kg/cm
2 、好ましくは5〜20kg/cm2 である。また、オ
ーバーロール61とアンダーロール62とによる送り速
度は、通常、0.05〜10m/分、好ましくは0.1
〜2m/分程度である。
61,62の加圧力は、通常、0.5〜50kg/cm
2 、好ましくは5〜20kg/cm2 である。また、オ
ーバーロール61とアンダーロール62とによる送り速
度は、通常、0.05〜10m/分、好ましくは0.1
〜2m/分程度である。
【0041】このようにして形成するピット5の深さ
は、通常、0.02〜1μm、好ましくは0.05〜
0.3μmである。この深さが0.02μm未満である
と、得られる光ディスクの情報の読出しが正確に行えな
いことがある。一方、1μmよりも深くしても、それに
相当する効果は奏されず、かえって光透過性基板1に歪
みを生じることがある。
は、通常、0.02〜1μm、好ましくは0.05〜
0.3μmである。この深さが0.02μm未満である
と、得られる光ディスクの情報の読出しが正確に行えな
いことがある。一方、1μmよりも深くしても、それに
相当する効果は奏されず、かえって光透過性基板1に歪
みを生じることがある。
【0042】その後、図1(e)に示すように、光ディ
スク形状のドライ光硬化性フィルム付基板10をスタン
パー32が重ねられたままの状態で転写ベース31から
取り出し、光透過性基板1側から未硬化のドライ光硬化
性フィルム2に紫外線を照射して該ドライ光硬化性フィ
ルム2の全領域を硬化させる。この硬化に要する紫外線
の照射エネルギーは、通常、100mJ/cm2 以上で
あり、好ましくは1,000mJ/cm2 程度である。
こうした紫外線の照射によってドライ光硬化性フィルム
2は硬化するとともに、この硬化に伴って光透過性基板
1との間に強固な接着強度が発現する。
スク形状のドライ光硬化性フィルム付基板10をスタン
パー32が重ねられたままの状態で転写ベース31から
取り出し、光透過性基板1側から未硬化のドライ光硬化
性フィルム2に紫外線を照射して該ドライ光硬化性フィ
ルム2の全領域を硬化させる。この硬化に要する紫外線
の照射エネルギーは、通常、100mJ/cm2 以上で
あり、好ましくは1,000mJ/cm2 程度である。
こうした紫外線の照射によってドライ光硬化性フィルム
2は硬化するとともに、この硬化に伴って光透過性基板
1との間に強固な接着強度が発現する。
【0043】こうして硬化したドライ光硬化性フィルム
2の屈折率は、通常、1.40〜1.60であり、光透
過性基板1の屈折率との差は、通常は0.05以下であ
る。なお、上記のような紫外線の照射は、2回以上に分
けて行うこともできる。例えばスタンパー32を重ねた
状態でドライ光硬化性フィルム2が不完全に硬化(半硬
化)する程度に紫外線を照射した後、次工程に従ってス
タンパー32を分離し、さらに半硬化したドライ光硬化
性フィルム2が完全に硬化する量の紫外線を照射するこ
ともできる。
2の屈折率は、通常、1.40〜1.60であり、光透
過性基板1の屈折率との差は、通常は0.05以下であ
る。なお、上記のような紫外線の照射は、2回以上に分
けて行うこともできる。例えばスタンパー32を重ねた
状態でドライ光硬化性フィルム2が不完全に硬化(半硬
化)する程度に紫外線を照射した後、次工程に従ってス
タンパー32を分離し、さらに半硬化したドライ光硬化
性フィルム2が完全に硬化する量の紫外線を照射するこ
ともできる。
【0044】次に、図1(f)に示すように、上記のよ
うにして紫外線を照射した光ディスク形状の積層体から
スタンパー32を分離する。その後、上記のようにして
硬化させたドライ光硬化性フィルム2上に反射膜3およ
びこの反射層3の上に保護層4を形成する。
うにして紫外線を照射した光ディスク形状の積層体から
スタンパー32を分離する。その後、上記のようにして
硬化させたドライ光硬化性フィルム2上に反射膜3およ
びこの反射層3の上に保護層4を形成する。
【0045】反射膜3の形成材料としては、たとえばア
ルミニウム(Al)、アルミニウム(Al)合金、金
(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)などが挙げられる。
これらのなかでも、好ましいのはアルミニウム(A
l)、アルミニウム(Al)合金である。
ルミニウム(Al)、アルミニウム(Al)合金、金
(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)などが挙げられる。
これらのなかでも、好ましいのはアルミニウム(A
l)、アルミニウム(Al)合金である。
【0046】反射膜3の形成方法としては、たとえばス
パッタリング法、真空蒸着法、イオンプレーティング法
などが挙げられる。このような反射膜3の厚さは、通
常、0.05〜0.2μm、好ましくは0.08〜0.
12μmである。
パッタリング法、真空蒸着法、イオンプレーティング法
などが挙げられる。このような反射膜3の厚さは、通
常、0.05〜0.2μm、好ましくは0.08〜0.
12μmである。
【0047】次いで、この反射膜3上に、接着剤層を介
してあるいは介することなく保護膜4を形成する。保護
膜4の形成材料としては、例えばエポキシ樹脂、アクリ
ル樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、エチレン・酢
酸ビニル共重合樹脂などが挙げられる。また、この保護
膜4は、いわゆる2P(photo polymarization)法によ
り塗設された紫外線硬化性樹脂であってもよい。
してあるいは介することなく保護膜4を形成する。保護
膜4の形成材料としては、例えばエポキシ樹脂、アクリ
ル樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、エチレン・酢
酸ビニル共重合樹脂などが挙げられる。また、この保護
膜4は、いわゆる2P(photo polymarization)法によ
り塗設された紫外線硬化性樹脂であってもよい。
【0048】このような保護膜4の厚さは、通常、2〜
200μm、好ましくは5〜20μmである。上記のよ
うにして得られる光ディスクは、図2に示すように、光
透過性基板1と硬化したドライ光硬化性フィルム2と反
射膜3と保護膜4との積層体であり、ドライ光硬化性フ
ィルム2には情報信号に相当するピット5が形成されて
いる。なお、図2には、ドライ光硬化性フィルム2にピ
ット5が形成されている光ディスクを示したが、このド
ライ光硬化性フィルム2にはグルーブが形成されていて
もよい。
200μm、好ましくは5〜20μmである。上記のよ
うにして得られる光ディスクは、図2に示すように、光
透過性基板1と硬化したドライ光硬化性フィルム2と反
射膜3と保護膜4との積層体であり、ドライ光硬化性フ
ィルム2には情報信号に相当するピット5が形成されて
いる。なお、図2には、ドライ光硬化性フィルム2にピ
ット5が形成されている光ディスクを示したが、このド
ライ光硬化性フィルム2にはグルーブが形成されていて
もよい。
【0049】この光ディスクの形状および大きさは、こ
の光ディスクの用途に応じて適宜に決定されるが、たと
えばコンパクトディスク(CD)の場合、直径120m
mで中心部に直径15mmのセンターホールを有する円
盤状であり、その厚さは、通常1.2mmである。
の光ディスクの用途に応じて適宜に決定されるが、たと
えばコンパクトディスク(CD)の場合、直径120m
mで中心部に直径15mmのセンターホールを有する円
盤状であり、その厚さは、通常1.2mmである。
【0050】この光ディスクにピット5またはグルーブ
として記録されている情報は、通常、光透過性基板1側
から照射されたレーザ光の反射光強度の変化に変換され
この反射光強度の変化量として読み取られる。
として記録されている情報は、通常、光透過性基板1側
から照射されたレーザ光の反射光強度の変化に変換され
この反射光強度の変化量として読み取られる。
【0051】本発明の光ディスクの製造方法では、スタ
ンパーとドライ光硬化性フィルムとの間に間隙を形成さ
せた状態でロール間に供給してスタンパーとドライ光硬
化性とが線状に接触するようにして加圧成形を行うの
で、加圧に分布が生じることがなく、またスタンパーと
ドライ光硬化性フィルムとの間の空気が順次間隙方向に
送り出されるので、スタンパーとドライ光硬化性フィル
ムとの間に空気が残存することもない。従って、ロール
による加圧成形の際に空気が巻き込まれて未硬化のドラ
イ光硬化性フィルム中に気泡が侵入することがなく、ま
たスタンパーとドライ光硬化性フィルムとの間に気泡が
介在して転写されたピットに欠損を生じさせることもな
い。このため本発明の方法で製造された光ディスクで
は、ピット形成の際の加圧に分布が生じることに起因す
る電気特性の分布がなく、またドライ光硬化性フィルム
中に残存する気泡に起因する読出し光の光路妨害もない
ため、記録情報の読み出し精度が高くなる。
ンパーとドライ光硬化性フィルムとの間に間隙を形成さ
せた状態でロール間に供給してスタンパーとドライ光硬
化性とが線状に接触するようにして加圧成形を行うの
で、加圧に分布が生じることがなく、またスタンパーと
ドライ光硬化性フィルムとの間の空気が順次間隙方向に
送り出されるので、スタンパーとドライ光硬化性フィル
ムとの間に空気が残存することもない。従って、ロール
による加圧成形の際に空気が巻き込まれて未硬化のドラ
イ光硬化性フィルム中に気泡が侵入することがなく、ま
たスタンパーとドライ光硬化性フィルムとの間に気泡が
介在して転写されたピットに欠損を生じさせることもな
い。このため本発明の方法で製造された光ディスクで
は、ピット形成の際の加圧に分布が生じることに起因す
る電気特性の分布がなく、またドライ光硬化性フィルム
中に残存する気泡に起因する読出し光の光路妨害もない
ため、記録情報の読み出し精度が高くなる。
【0052】そして、本発明の方法によれば、光透過性
基板の機械特性の劣化がないとともに、ドライ光硬化性
フィルム中に気泡の残存がなくて安定した品質の光ディ
スクを簡略化された設備で効率良く製造することができ
る。
基板の機械特性の劣化がないとともに、ドライ光硬化性
フィルム中に気泡の残存がなくて安定した品質の光ディ
スクを簡略化された設備で効率良く製造することができ
る。
【0053】
【発明の効果】本発明の光ディスクの製造方法では、光
透過性基板上に未硬化状態のドライ光硬化性フィルムが
積層されたドライ光硬化性フィルム付基板とスタンパー
との間に間隙が形成されるようにドライ光硬化性フィル
ム付基板とスタンパーとをロール間に挿入し、ドライ光
硬化性フィルム付基板とスタンパーとをロールにより徐
々に線状に接触させて未硬化状態のドライ光硬化性フィ
ルムにピットを加圧成形する工程を経て光ディスクを製
造しているので、加圧成形の際の加圧に分布が生じるこ
とがなく、また未硬化状態のドライ光硬化性フィルムと
スタンパーとの間に存在する空気は順次間隙方向に押し
出され、ドライ光硬化性フィルム中に気泡が侵入するこ
とがないとともにピットに欠損を生ずることがない。従
って、本発明の方法によれば、精度の高い情報信号が記
録された光ディスクを容易に製造することができる。し
かも、この方法によれば、ローラを用いて線状に圧力を
かけているので、大型の加圧装置は不要であり、簡易な
製造設備で上記のような優れた特性を有する品質の安定
した光ディスクを効率良く製造することができる。
透過性基板上に未硬化状態のドライ光硬化性フィルムが
積層されたドライ光硬化性フィルム付基板とスタンパー
との間に間隙が形成されるようにドライ光硬化性フィル
ム付基板とスタンパーとをロール間に挿入し、ドライ光
硬化性フィルム付基板とスタンパーとをロールにより徐
々に線状に接触させて未硬化状態のドライ光硬化性フィ
ルムにピットを加圧成形する工程を経て光ディスクを製
造しているので、加圧成形の際の加圧に分布が生じるこ
とがなく、また未硬化状態のドライ光硬化性フィルムと
スタンパーとの間に存在する空気は順次間隙方向に押し
出され、ドライ光硬化性フィルム中に気泡が侵入するこ
とがないとともにピットに欠損を生ずることがない。従
って、本発明の方法によれば、精度の高い情報信号が記
録された光ディスクを容易に製造することができる。し
かも、この方法によれば、ローラを用いて線状に圧力を
かけているので、大型の加圧装置は不要であり、簡易な
製造設備で上記のような優れた特性を有する品質の安定
した光ディスクを効率良く製造することができる。
【図1】本発明の製造方法の一例を示す工程図である。
【図2】本発明の方法により製造される光ディスクの一
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図3】従来の光ディスクの一例を示す説明図である。
【図4】従来の光ディスクの製造方法の一例を示す工程
図である。
図である。
1…光透過性基板 2…ドライ光硬化性フィルム 3…反射膜 4…保護膜 5…ピット 32…スタンパー 34…間隙 61…オーバーロール 62…アンダーロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 清朗 山梨県中巨摩郡田富町西花輪2680番地 パ イオニアビデオ株式会社内 (72)発明者 小笹 直人 山梨県中巨摩郡田富町西花輪2680番地 パ イオニアビデオ株式会社内 (72)発明者 藤森 二郎 山梨県中巨摩郡田富町西花輪2680番地 パ イオニアビデオ株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 光透過性基板上にドライ光硬化性フィル
ムをローラで加圧して積層することによりドライ光硬化
性フィルム付基板を形成する工程と、 前記ドライ光硬化性フィルム付基板におけるドライ光硬
化性フィルムの露出面側にスタンパーを配置し、該ドラ
イ光硬化性フィルムとスタンパーとの間に間隙を形成し
た状態で該ドライ光硬化性フィルム付基板とスタンパー
とをロール間に挿入して、ロールからの加圧によりスタ
ンパー面とドライ光硬化性フィルムの露出面とを線状に
徐々に接触させて加圧成形することにより該ドライ光硬
化性フィルムの露出面に情報信号に相当するピットを形
成する工程と、 前記スタンパーを重ね合わせたままの状態で該ドライ光
硬化性フィルムに紫外線を照射して該ドライ光硬化性フ
ィルムを硬化させる工程と、 前記スタンパーを硬化したドライ光硬化性フィルムから
分離する工程と、 前記硬化したドライ光硬化性フィルム上に反射膜および
保護膜を積層する工程とを有することを特徴とする光デ
ィスクの製造方法。 - 【請求項2】 前記光透過性基板はドライ光硬化性フィ
ルムと接触する面が粗面化されているものである請求項
1記載の光ディスクの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7615694A JPH07287864A (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 光ディスクの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7615694A JPH07287864A (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 光ディスクの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07287864A true JPH07287864A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13597190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7615694A Pending JPH07287864A (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 光ディスクの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07287864A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003132593A (ja) * | 2001-10-23 | 2003-05-09 | Lintec Corp | 光ディスクの製造方法 |
| WO2004015704A1 (ja) * | 2002-08-08 | 2004-02-19 | Lintec Corporation | 光ディスク製造用シート |
| JP2007073696A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Meisho Kiko Kk | パターン形成方法、パターン形成装置およびパターン形成ずみフィルム |
| JP6356375B1 (ja) * | 2017-12-28 | 2018-07-11 | 日東樹脂工業株式会社 | 導光板の製造方法 |
-
1994
- 1994-04-14 JP JP7615694A patent/JPH07287864A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003132593A (ja) * | 2001-10-23 | 2003-05-09 | Lintec Corp | 光ディスクの製造方法 |
| WO2004015704A1 (ja) * | 2002-08-08 | 2004-02-19 | Lintec Corporation | 光ディスク製造用シート |
| CN100347776C (zh) * | 2002-08-08 | 2007-11-07 | 琳得科株式会社 | 光盘制造用片材 |
| US7758940B2 (en) | 2002-08-08 | 2010-07-20 | Lintec Corporation | Optical disk manufacturing sheet |
| JP2007073696A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Meisho Kiko Kk | パターン形成方法、パターン形成装置およびパターン形成ずみフィルム |
| JP6356375B1 (ja) * | 2017-12-28 | 2018-07-11 | 日東樹脂工業株式会社 | 導光板の製造方法 |
| WO2019130567A1 (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-04 | 日東樹脂工業株式会社 | 導光板の製造方法 |
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