JPH0728883U - 芳香剤容器 - Google Patents

芳香剤容器

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JPH0728883U
JPH0728883U JP5953993U JP5953993U JPH0728883U JP H0728883 U JPH0728883 U JP H0728883U JP 5953993 U JP5953993 U JP 5953993U JP 5953993 U JP5953993 U JP 5953993U JP H0728883 U JPH0728883 U JP H0728883U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 芳香剤の補充を頻繁に行う必要がなく、芳香
剤の補充が容易な芳香剤容器を提供する。 【構成】 底面2が開放した無機質多孔体4の挟持部1
3と、その底面を覆う底蓋5の中央突出部11とで芳香
剤を含浸させた吸水材6を挟込み、吸水材6から無機質
多孔体4の一部に徐々に浸透させて芳香させ、芳香剤の
消耗を極力抑え、液状芳香剤の補充も半円球状の無機質
多孔体4の嵌合部を外すだけで簡単に行い、皿状の底蓋
5により芳香剤のこぼれを防ぐ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、素焼き等の無機質多孔体を芳香拡散体として使用した芳香剤容器 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような芳香剤容器としては、実開昭59−85232号公報に記載 されるように、無機質多孔体からなる容器本体の上端部に液状芳香剤を補充する ための開口を有し、この開口から容器本体内に揮発性の液状芳香剤を補充し、開 口を栓で封鎖して、本体の一部分にうわ薬を塗ることなく素焼きのままにし、こ の部分を揮発性液状芳香剤の浸透部とし、この部分から液状芳香剤を徐々に浸み 出させ、大気に触れさせて揮発させ、その環境に芳香を放つようにしたものが知 られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記公報記載の容器は、徳利状の容器本体内に液状芳香剤を入れる ので、液状芳香剤と容器本体との接触面積が大きく、特に本体の下部を浸透部と しているので、液状芳香剤の浸み出す量が多くなる。また、容器本体の上端部を 補充用開口とし、この部分をコルク等で栓をしているので、液状芳香剤の揮発量 も多くなり、液状芳香剤の補充を頻繁に行わなければならないという難点があっ た。
【0004】 また、液状芳香剤の補充は、小径の開口から行うため、液状芳香剤の補充が容 易ではなく、補充時にこぼれたりすると、余剰量の芳香剤が揮発されることにな り、かえって刺激臭となる場合があった。
【0005】 そこで、この考案の目的とするところは、芳香剤の補充を頻繁に行う必要のな い芳香剤容器を提供するところにある。また、別の目的とするところは、芳香剤 の補充を容易に行うことができる芳香剤容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、この考案に係る芳香剤容器は、請求項1のように、底面 が開放しこれに連通する中空部を有する無機質多孔体と、この無機質多孔体の底 面を覆う底蓋と、液状芳香剤を含浸する吸水材とを備えており、この吸水材を無 機質多孔体に接触状態で保持する保持手段を設け、無機質多孔体を芳香拡散体と して使用したことを特徴としている。
【0007】 この保持手段は、底蓋に設けてもよいし(請求項2)、無機質多孔体に設けて もよい(請求項4)。さらに、請求項7のように、底蓋の中央部から無機質多孔 体の中空部側に突出した突出部と、中空部の内面の無機質多孔性の挟持部とによ り、吸水材を挟持する構成としてもよい。
【0008】 また、保持手段を底蓋側に設ける場合(請求項2)、底蓋の中央部から突出し た突出部の上面に、単に吸水材を載置する構成としてもよい(請求項3)。一方 、保持手段を無機質多孔体側に設ける場合(請求項4)、中空部に吸水材を嵌着 可能な保持筒を形成するか(請求項5)、中空部の内面に突出する軸部により吸 水材を保持するように構成してもよい(請求項6)。
【0009】 また、請求項7と同様に吸水材を挟持する構成としては、無機質多孔体の底面 部と底蓋とを嵌合する嵌合手段により、リング状吸水材を挟持する構成としても よい(請求項8)。すなわち、この嵌合手段を構成する底蓋側の嵌合部と無機質 多孔体側の嵌合部とでリング状吸水材を挟持する構成も採用可能である。
【0010】 また、上記の吸水材の代わりに、液状芳香剤を貯溜する貯溜部を設け、無機質 多孔体の一部を貯溜部の液状芳香剤に接触するように構成してもよい(請求項9 )。この場合、貯溜部を底蓋の内面に設けるか(請求項10)、無機質多孔体の 中空部に設ける構成であってもよい(請求項11)。
【0011】 さらに、吸水材と貯溜部とを併用する場合も考えられ、この場合、液状芳香剤 を含浸する吸水材を無機質多孔体に接触するように貯溜部に配置すればよい(請 求項12)。なお、吸水材としてろ紙を使用し(請求項13)、無機質多孔体を 半円球状に形成する構成(請求項14)も採用可能である。
【0012】
【作用】
上記請求項1記載の芳香剤容器においては、液状芳香剤を含浸する吸水材を無 機質多孔体に接触させることにより、芳香剤が吸水材から無機質多孔体に浸透し 、無機質多孔体から徐々に芳香剤が環境中に放出される。このとき、液状芳香剤 は、無機質多孔体に直接浸透しないで、吸水材を介して浸透するようになり、そ の消耗が少なくなり、従来に比べて液状芳香剤の補充も頻繁に行う必要がなくな る。また、底蓋は無機質多孔体の底面を覆っているので、芳香剤の補充時に万一 、芳香剤が吸水材からこぼれても底蓋で床面等に拡散するのを防止することがで きる。
【0013】 この吸水材は、ろ紙などを使用するため(請求項13)、これを保持するため に、底蓋(請求項2)又は無機質多孔体(請求項4)に保持手段を設け、吸水材 の離脱を防止する。この保持手段として、底蓋と無機質多孔体とで吸水材を挟み 込む構成(請求項7,8)や、単に底蓋の突出部に載置する構成(請求項3)や 、更に、無機質多孔体の保持筒あるいは軸部で保持する構成(請求項5,6)の いずれであってもよい。
【0014】 また、吸水材の代わりに、またはこれと併用して、液状芳香剤を貯溜する貯溜 部を設けた構成(請求項9,12)では、無機質多孔体の一部のみを貯溜部の液 状芳香剤または吸水材に接触させているので、液状芳香剤の吸い上げは無機質多 孔体の一部からのみ行われ、その拡散が徐々に行われることになり、従来に比べ て、液状芳香剤を頻繁に補充する必要がなくなる。しかも、貯溜部は、必要に応 じて底蓋又は無機質多孔体のいずれかに設ければよいので(請求項10,11) 、設計時の応用性が高くなる。
【0015】 更に、請求項14のように、無機質多孔体を半円球状に形成すれば見栄えもよ く、また、無機質多孔体側に保持した吸水材に液状芳香剤を補充する場合でも、 底面の開口面積が大きくなり、補充も容易に行うことができる。また、吸水材と して汎用性のあるろ紙を使用すれば、入手しやすくその取替えも容易に行うこと ができる。
【0016】
【実施例】
以下、この考案に係る芳香剤容器の実施例を添附図面に基いて説明する。図1 は、この考案に係る芳香剤容器の実施例を示す断面図であり、図示の如く、芳香 剤容器1は、底面2が開放しこれに連通する中空部3を有する無機質多孔体4と 、この無機質多孔体4の底面2を覆う底蓋5と、液状芳香剤を含浸する吸水材6 と、この吸水材6の保持手段7とを備えている。
【0017】 無機質多孔体4は、セラミックや陶磁器等からなる素焼物であり、その外表面 に必要に応じてうわ薬を塗布し、その塗布部分において芳香剤の揮発を防止し、 手で触れてもべとつかないようにし、さらに、一部の素焼き部分で、芳香剤の拡 散を行うように構成されている。この無機質多孔体4は、半球状に形成されてい るが、要するに底面2が開放した形状であればよく、人形形状、自然物形状など であってもよい。
【0018】 底蓋5は、吸水材6を含浸する液状芳香剤が容器設置面(床面等)に垂れるの を防止するために、外周部に外壁5aを有する皿状に形成されたものであり、液 状芳香剤が浸透しないよう、塩化ビニルやポリプロピレン等の合成樹脂製の成型 品から構成されている。
【0019】 この底蓋5に無機質多孔体4の底面部を嵌合するための嵌合手段8は、底蓋5 の外周部に立設された嵌合部9としての可撓性の外壁5aと、無機質多孔体4の 下端部に形成された嵌合部10とから構成されている。そして、底蓋5と無機質 多孔体4とは、底蓋5側の嵌合部9の一部に突出された突片(図示せず)と無機 質多孔体4側の嵌合部10との堅嵌めにより一体化される。
【0020】 吸水材6は、ろ紙またはポリエステル繊維等の吸水性素材を結束又は編組した もの等から円盤状に形成されており、この吸水材6に液状芳香剤を含浸させて無 機質多孔体4に接触するように配置されている。
【0021】 そして、吸水材6の保持手段7は、底蓋3の中央部が上方へ突出されて断面ハ ット状に形成された突出部11と、無機質多孔体4の頂部中央内面から中空部側 へ突出し無機質多孔体4と一体形成された無機質多孔性の挟持部13とから構成 されており、無機質多孔体4の底蓋5への嵌合時に、挟持部13と突出部11と の間隙は吸水材6の厚みよりもやや小さく設定され、突出部11と挟持部13と で吸水材6を挟み込み可能とされている。
【0022】 上記構成においては、底蓋5の突出部11の上面12に吸水材6を載せた後液 状芳香剤を注ぐか、あるいは予め液状芳香剤を含浸させた吸水材6を突出部11 の上面12に載せた後、半球状の無機質多孔体4を被せ、両嵌合部9,10を互 に嵌合して、無機質多孔体4の挟持部13と底蓋5の突出部11とで吸水材6を 挟持する。そうすると、吸水材6に含浸していた液状芳香剤が、無機質多孔体2 に浸透作用により、徐々に吸い上げられ外面で大気に触れ、揮発して芳香を放つ ようになる。
【0023】 この場合、液状芳香剤は、無機質多孔体4に直接浸透しないで、吸水材6を介 して浸透することになり、また、芳香剤は無機質多孔体4の一部である挟持部1 3からのみ、無機質多孔体4に浸透するので、芳香剤の消耗も徐々に行われ、従 来に比べて液状芳香剤の補充も頻繁に行う必要がなくなる。また、底蓋5は、皿 状をしているため、芳香剤の補充時に、その一部がこぼれても底蓋5で受けるこ とができる。
【0024】 なお、無機質多孔体4を半球状に形成しており、底蓋5と無機質多孔体4との の嵌合部9,10は、突片等により堅嵌めしているだけであるので、簡単に取外 すことができ、そのため、容器内への液状芳香剤の補充も無機質多孔体4を取外 して簡単に行うことができる。また、吸水材6として汎用性のあるろ紙を使用す れば、入手しやすくその取替えも容易に行うことができる。また、図1のように 、無機質多孔体4と底蓋5とで吸水材6を挟持する構成以外に、単に突出部11 の上面12に、吸水材6を載せる構成であってもよい。
【0025】 図2及び図3は夫々図1と同様に吸水材6を無機質多孔体と底蓋とにより挟持 するタイプの例を示し、このうち、図2は吸水材6の保持手段7としての突出部 9の形状を図1の断面ハット状に代えて筒状とした例を示すものである。また、 図3は、吸水材6の保持手段7が、底蓋5の円錐状の突出部11と、無機質多孔 体2の中空部3の内壁挟持部13とから構成された例を示し、この場合、十字型 の吸水材6を無機質多孔体4の中空部3の内壁に密着させ、吸水材6(ろ紙)の 中心部に液状芳香剤を注ぎ、底蓋5を被せて、使用することになる。また、底蓋 5の可撓性嵌合部9は無機質多孔体4の嵌合部よりも小径に形成されている。
【0026】 上記図2及び図3のいずれの実施例の場合においても、吸水材6を使用してお り、また、吸水材6は、無機質多孔体4の一部のみと接触しているので、芳香剤 は徐々に無機質多孔体4に吸い上げられ、極めて長期にわたり芳香を放つことに なる。なお、図2,3のいずれの例においても、吸水材6としてろ紙を使用して いる点、及び無機質多孔体4を、半円球状に形成した点は図1に示す実施例と同 様であり、以下の例においても同様である。
【0027】 図4ないし図6は、夫々吸水材6が無機質多孔体4側に保持された例を示すも のであり、図4は吸水材6の保持手段7を、無機質多孔体2の頂部から中空部側 に突出した軸部16と、これに嵌合する軸孔17を有し無機質多孔体2の内面に 接触する円盤状又は十字型の吸水材4の抜止め具18とから構成された例を示す ものである。
【0028】 図5は無機質多孔体4の半球状の中空部3の内面の下部に設けた内面突起19 に円盤状の吸水材6の外周部が載置保持された例を示す。また、図6は無機質多 孔体4の頂部内面に形成された吸水材保持筒20に、吸水材6が保持された例を 示す。
【0029】 図4ないし図6のいずれの実施例においても、吸水材6は無機質多孔体4の一 部とのみ接触しているので、芳香剤は徐々に無機質多孔体4に浸透し、芳香剤は 極めて長期にわたり芳香を放つことになる。
【0030】 図7は吸水材6が無機質多孔体4の保持筒20に保持されるとともに、底蓋5 の断面ハット状の突出部11の上面と無機質多孔体4の中空部3の内面とで挟み 込まれた例を示すものである。この場合、吸水材6は突出部11と無機質多孔体 4との間に挟み込まれるとともに、保持筒20により、横方向のずれを防止でき るので、容器1が転倒した場合でも、挟持部からずれることがなくなる。
【0031】 図8ないし図13は液状芳香剤を貯溜する貯溜部21が設けられた例を示す。 これらの図のうち、図8は無機質多孔体4側に貯溜部21が設けられた例を、図 9から図13は底蓋5側に貯溜部21が設けられた例を夫々示すものである。
【0032】 図8の例では、無機質多孔体4は、下面中央部に芳香剤の補充用開口23を有 する有底24の半球状に形成されるとともに、底部24と中央部の開口壁25と により、内部に貯溜部21が形成され、底蓋5には、その中央部に補充用開口2 3を閉塞する栓部27が一体的に形成されている。そして、無機質多孔体4と底 蓋5との嵌合手段8は、無機質多孔体4側の開口23と、これに嵌合する底蓋5 側の栓部27とから構成されている。
【0033】 この図8の例では、貯溜部21において、液状芳香剤Aと接触する無機質多孔 体4は、底部24とその外周壁の一部のみであるので、芳香剤の浸透はこの部分 からのみ行われ、その芳香剤の消耗も少なく、頻繁な芳香剤の補充を行わなくて も済む。なお、液状芳香剤は、無機質多孔体4を逆さにして、開口23から補充 し、底蓋5により栓をした後、元の状態にすることにより、補充が完了する。こ の場合、補充液を入れ過ぎても底蓋5の栓部27で開口23を閉じているので、 開口23から液状芳香剤Aが漏れ出すことがない。また、底部24を中央部が上 方へ傾斜したテーパー状にすれば、液状芳香剤Aの補充時に、芳香剤がこぼれな いようにすることができる。
【0034】 図9は底蓋側に貯溜部21が設けられた例を示す正面図、図10は同じくその 一部を切欠いた正面図である。この例では、底蓋5の中央部に断面ハット状の突 出部11が形成され、その上面12に円筒状の液状芳香剤貯溜部21が形成され ている。また、無機質多孔体2の頂部内面に貯溜部21側へ突出して液状芳香剤 Aと接触する筒部29が形成されている。更に、この例の無機質多孔体4の外表 面には、図9の如く、浮き彫り模様Bが形成されている。この浮き彫り模様Bは 、この実施例以外に他の実施例においては図示していないが、同様に形成できる ことは勿論である。
【0035】 この例においては、底蓋5の突出部11上の貯溜部21に液状芳香剤を注ぎ、 次に無機質多孔体4を被せて芳香剤容器1を完成する。そうすると、無機質多孔 体4の筒部29のみが液状芳香剤Aに接触しており、芳香剤は徐々に無機質多孔 体4に浸透していくことになる。
【0036】 図11は底蓋5に貯溜部21が設けられた例を示しており、この例では、図1 と同様に、無機質多孔体4の底面部と底蓋5とを嵌合する嵌合手段8が設けられ ており、底蓋5は、その中央部が外周部よりもやや中空部側へ突出するように湾 曲されており、この湾曲部31により底蓋5の外周部側に液状芳香剤Aが貯溜す る貯溜部21が形成されるように構成されている。
【0037】 従って、液状芳香剤の貯溜量は僅かであるが、液状芳香剤は、無機質多孔体4 の外周縁部から徐々に浸透していくことになり、僅かな貯溜量で十分芳香作用が 可能となる。
【0038】 図12及び図13は夫々底蓋5側に貯溜部21を設けた例を示すが、いずれの 場合も、貯溜部21は、底蓋5が偏平な容器状に形成され、その内部に貯溜部2 1が形成され、中央上部に芳香剤の補充と無機質多孔体4の軸部34の侵入を許 容する開口33が形成されている。この場合、軸部34は、貯溜部21の液状芳 香剤Aに接触するように長く形成されている。
【0039】 ここで、図12と図13の相違点は、図12では底蓋5の外径が無機質多孔体 4とほぼ同径に形成され、底蓋5の上側に無機質多孔体4が載置された形になっ ているのに対し、図13は底蓋5の外径が無機質多孔体4の内径よりも小に形成 され、底蓋5が無機質多孔体4により完全に隠れている例を示す。いずれの場合 においても、無機質多孔体4と底蓋5との嵌合手段8は、無機質多孔体4の軸部 34と底蓋5の補充用開口33とから構成され、軸部34を底蓋側の開口33に 堅嵌めすることが望ましい。
【0040】 図14ないし図19は貯溜部21に吸水材6を設けた例を示し、このうち図1 4は、図11に示すような底蓋5の外周部に貯溜部21が設けられるとともに、 底蓋5と無機質多孔体4との嵌合手段8を構成する底蓋側の嵌合部9と無機質多 孔体側の嵌合部10とから吸水材6の保持手段7が構成され、内外径が底蓋側の 嵌合部9及び無機質多孔体側の嵌合部10と同径のリング状吸水材6が両嵌合部 9,10で挟持されると共に、底蓋側の嵌合部9が吸水材6を介して無機質多孔 体側の嵌合部10に嵌着されているものである。図14に示す構成では、貯溜部 21の液状芳香剤Aがなくなっても吸水材6に芳香剤が含浸しているので、その 間、芳香剤を補充する必要がない。
【0041】 図15は、底蓋5の中央部に断面ハット状の突出部11が形成され、その上面 に筒状の貯溜部21が形成され、一方、無機質多孔体4の頂部に吸水材6を保持 するための保持筒20が形成され、保持筒20に保持された吸水材6が貯溜部2 1の液状芳香剤Aに浸漬されている例を示している。
【0042】 また、図16は底蓋5の中央部に断面ハット状の突出部11が形成され、その 上面に筒状の貯溜部21が形成され、一方、無機質多孔体4の頂部に軸部16が 形成され、この軸部16に円盤状の吸水材6の軸孔17が嵌合されると共に、吸 水材6が貯溜部21の液状芳香剤Aに浸漬された例を示す。
【0043】 また、図17は底蓋5の中央部に断面ハット状の突出部11が形成され、その 上面に筒状の貯溜部21が形成され、一方無機質多孔体4の頂部に中空部3側へ 突出する挟持部13が形成され、この挟持部13と突出部11の上面との間で吸 水材6を挟持するように構成された例を示している。
【0044】 図18は底蓋5の中央部に筒状の突出部11が形成され、その上面に貯溜部2 1が形成され、この貯溜部21に載置された棒状または筒状の吸水材6が無機質 多孔体4の中空部3の内面に当接された例を示す。
【0045】 図19は底蓋5の中央部に液状芳香剤のガラス製小容器35を保持する筒状の 貯溜部21が形成され、この貯溜部21に載置された小容器35の上端開口36 に棒状の吸水材6が嵌合され、その上端が無機質多孔体4の中空部3の内面に当 接された例を示す。
【0046】 上記図15ないし図19のいずれの例においても、貯溜部21の液状芳香剤A がなくなっても吸水材6に芳香剤が含浸しているので、その間、芳香剤を補充す る必要がなく、吸水材6は無機質多孔体4の一部にのみ接触しているので、芳香 剤の拡散も徐々に行われる。
【0047】
【考案の効果】 以上詳述したところから明らかな通り、請求項1記載の考案に係る芳香剤容器 によると、液状芳香剤を無機質多孔体に直接浸透させないで、吸水材を介して浸 透するようにさせているので、従来に比べて液状芳香剤の補充も頻繁に行う必要 がなくなる。また、保持手段により吸水材を保持しているので、吸水材と無機質 多孔体との接触状態をいつまでも良好に保つことができ、さらに、底蓋により、 液状芳香剤が床面等にこぼれるのを防止することができる。
【0048】 このとき、吸水材の保持手段を、請求項2,4のように底蓋側又は無機質多孔 体側に設ける構成や、請求項7のように無機質多孔体と底蓋とで挟み込む構成を 採用でき、具体的には、請求項3のように底蓋側の突出部に単に載置する構成や 、請求項5,6のように無機質多孔体側の保持筒又は軸部で保持する構成や、更 に請求項8のように無機質多孔体及び底蓋の嵌合部で挟み込む構成など、様々な 構成を採用でき、容器設計時の応用性が高くなる。
【0049】 また、請求項9,12によると、吸水材の代わりに、またはこれと併用して、 液状芳香剤を貯溜する貯溜部を設け、無機質多孔体の一部のみを貯溜部の液状芳 香剤または吸水材に接触させているので、液状芳香剤の吸い上げは無機質多孔体 の一部からのみ行われ、その拡散が徐々に行われ、従来に比べて、液状芳香剤を 頻繁に補充する必要がなくなる。このとき、上記と同様に、請求項10,11の ように、貯溜部を必要に応じて底蓋又は無機質多孔体のいずれかに設ければよい ので、設計時の応用性が高くなる。
【0050】 更に、上記いずれの芳香剤容器においても、請求項13のように、吸水材とし てろ紙を使用すれば、ろ紙の汎用性からその入手も比較的容易に行え、吸水材の 取替えも容易に行える。また、請求項14のように、無機質多孔体を半球状に形 成すれば見栄えもよく、また、無機質多孔体側に保持した吸水材に液状芳香剤を 補充する場合でも、底面の開口面積が大きくなり、補充も容易に行うことができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である芳香剤容器において
底蓋と無機質多孔体で吸水材を挟持するタイプの断面図
【図2】同じく挟持タイプの他の例を示す断面図
【図3】同じく挟持タイプの更に他の例を示す断面図
【図4】吸水材を無機質多孔体の軸部に保持する例を示
す断面図
【図5】吸水材を無機質多孔体の中空部に保持する例を
示す断面図
【図6】吸水材を無機質多孔体の保持筒に保持する例を
示す断面図
【図7】吸水材を無機質多孔体の保持筒に保持し、かつ
無機質多孔体と底蓋とで挟持するタイプの例を示す断面
【図8】液状芳香剤の貯溜部を無機質多孔体側に設けた
例を示す断面図
【図9】液状芳香剤の貯溜部を底蓋側に設けた例を示す
正面図
【図10】同じくその一部切欠正面図
【図11】液状芳香剤の貯溜部を底蓋側に設けた別の例
を示す断面図
【図12】液状芳香剤の貯溜部を容器状の底蓋に設けた
例を示す断面図
【図13】液状芳香剤の貯溜部を容器状の底蓋に設けた
別の例を示す断面図
【図14】液状芳香剤の貯溜部を底蓋側に設け、かつリ
ング状の吸水材を底蓋と無機質多孔体との嵌合部に設け
た例を示す断面図
【図15】液状芳香剤の貯溜部を底蓋側に設け、かつ吸
水材を無機質多孔体の保持筒で保持した例を示す断面図
【図16】液状芳香剤の貯溜部を底蓋側に設け、かつ吸
水材を無機質多孔体の軸部に保持した例を示す断面図
【図17】液状芳香剤の貯溜部を底蓋側に設け、かつ吸
水材を底蓋と無機質多孔体とで挟持した例を示す断面図
【図18】液状芳香剤の貯溜部を底蓋側に設け、かつ筒
状または棒状の吸水材を底蓋と無機質多孔体とで挟持し
た別の例を示す断面図
【図19】液状芳香剤の貯溜部を容器状の底蓋に設け、
かつ棒状の吸水材を無機質多孔体に接触させた例を示す
断面図
【符号の説明】
1 芳香剤容器 2 底面 3 中空部 4 無機質多孔体 5 底蓋 6 吸水材 7 保持手段 8 嵌合手段 9,10 嵌合部 11 突出部 13 挟持部 16 軸部 20 保持筒 21 貯溜部

Claims (14)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面が開放しこれに連通する中空部を有
    する無機質多孔体と、この無機質多孔体の底面を覆う底
    蓋と、液状芳香剤を含浸する吸水材とを備え、この吸水
    材を無機質多孔体に接触状態で保持する保持手段を設
    け、無機質多孔体を芳香拡散体として使用したことを特
    徴とする芳香剤容器。
  2. 【請求項2】 前記保持手段を底蓋に設けたことを特徴
    とする請求項1記載の芳香剤容器。
  3. 【請求項3】 前記保持手段を、底蓋の中央部から無機
    質多孔体の中空部側に突出され、上面に吸水材を載置可
    能に形成された突出部から構成したことを特徴とする請
    求項2記載の芳香剤容器。
  4. 【請求項4】 前記保持手段を無機質多孔体に設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の芳香剤容器。
  5. 【請求項5】 前記保持手段を、無機質多孔体の中空部
    の内面に形成され、内部に吸水材を嵌着可能な保持筒か
    ら構成したことを特徴とする請求項4記載の芳香剤容
    器。
  6. 【請求項6】 前記保持手段を、無機質多孔体の中空部
    の内面に突出され、吸水材に形成された軸孔が嵌合可能
    な軸部から構成したことを特徴とする請求項4記載の芳
    香剤容器。
  7. 【請求項7】 前記保持手段を、底蓋の中央部から無機
    質多孔体の中空部側に突出する突出部と、この突出部と
    の間で前記吸水材を挟持するように中空部の内面に無機
    質多孔体と一体形成された無機質多孔性の挟持部とから
    構成したことを特徴とする請求項1記載の芳香剤容器。
  8. 【請求項8】 前記無機質多孔体の底面部と底蓋とを嵌
    合する嵌合手段を設け、前記保持手段を、嵌合手段を構
    成する底蓋側の嵌合部と無機質多孔体側の嵌合部とから
    構成し、内外径が底蓋側の嵌合部及び無機質多孔体側の
    嵌合部と同径のリング状吸水材を両嵌合部で挟持すると
    共に、底蓋側の嵌合部を吸水材を介して無機質多孔体側
    の嵌合部に嵌着したことを特徴とする請求項1記載の芳
    香剤容器。
  9. 【請求項9】 底面が開放しこれに連通する中空部を有
    する無機質多孔体と、この無機質多孔体の底面を覆う底
    蓋と、液状芳香剤を貯溜する貯溜部とを備え、無機質多
    孔体の一部を貯溜部の液状芳香剤に接触するように構成
    し、無機質多孔体を芳香拡散体として使用したことを特
    徴とする芳香剤容器。
  10. 【請求項10】 前記貯溜部を底蓋の内面に設けたこと
    を特徴とする請求項9記載の芳香剤容器。
  11. 【請求項11】 前記貯溜部を無機質多孔体の中空部に
    設けたことを特徴とする請求項9記載の芳香剤容器。
  12. 【請求項12】 底面が開放しこれに連通する中空部を
    有する無機質多孔体と、この無機質多孔体の底面を覆う
    底蓋と、液状芳香剤を貯溜する貯溜部とを備え、液状芳
    香剤を含浸する吸水材を無機質多孔体に接触するように
    貯溜部に配置し、無機質多孔体を芳香拡散体として使用
    したことを特徴とする芳香剤容器。
  13. 【請求項13】 前記吸水材としてろ紙を使用したこと
    を特徴とする請求項1ないし請求項8及び請求項12の
    いずれか一記載の芳香剤容器。
  14. 【請求項14】 前記無機質多孔体を、半円球状に形成
    したことを特徴とする請求項1ないし請求項13のいず
    れか一記載の芳香剤容器。
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