JPH07289416A - カーテンにおける吊り金具取付部の構造およびその縫製方法 - Google Patents

カーテンにおける吊り金具取付部の構造およびその縫製方法

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JPH07289416A
JPH07289416A JP10607094A JP10607094A JPH07289416A JP H07289416 A JPH07289416 A JP H07289416A JP 10607094 A JP10607094 A JP 10607094A JP 10607094 A JP10607094 A JP 10607094A JP H07289416 A JPH07289416 A JP H07289416A
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curtain
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弘 森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表裏両面をリバーシブルに吊設して使用可能
にしたカーテンにおける吊り金具取付部の構造とその縫
製方法を提供する。 【構成】 カーテン地1の上端部に形成している吊縁部
2における一定幅部分を一定間隔毎に横断面S字状に折
り曲げてその中央部を縫着することにより該縫着糸条5
を中央にして吊縁部2の表裏面側に夫々突設した表裏係
止孔部3、4を形成し、カーテン地1の表面側を室内側
に向ける場合には吊縁部2の裏面側から表面側の係止孔
部3に吊り金具6を取付け、カーテン地1の裏面側を室
内側に向ける場合には吊縁部2の表面側から裏面側の係
止孔部4に吊り金具6を取付けてカーテンレールに吊支
させるように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両面使用を可能にする
カーテンにおける吊り金具の取付部の構造とその縫製方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカーテンの吊り金具取付部は、図
7、図8に示すように、カーテン地Aの上端部における
表面側に、横幅方向に一定間隔毎に下端が開口した係止
孔部Bを設けてなるものである。詳しくは、カーテン地
Aの上端部の適宜縦幅部分を裏面側に折り返し重合し、
必要に応じて芯材を介在させたのち、縫着することによ
って吊縁部Cを形成し、次いで、該吊縁部Cに一定の横
幅寸法毎に所定幅部分を表面側に向かって筒状に屈曲さ
せ、吊縁部Cに連なる該筒状の基部を縦方向に縫着Dす
ることによって係止孔部Bを形成しているものである。
【0003】そして、カーテン地Aの裏面側から吊り金
具Eの棒状差込み軸部E1を係止孔部Bの下端から縫着部
Dに沿って挿入することにより各係止孔部Bに吊り金具
Eを取付けたのち、これらの吊り金具Eのフック部E2を
カーテンレールのランナーの吊環に引っ掛けることによ
り表面側を室内に向けた状態で張設するように構成して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなカーテン地の吊り金具取付部の構造では、係止孔
部Bをカーテン地Aの表面側にのみ設けられているもの
であるから、吊り金具Eをカーテン地の裏面側から係止
孔部Bに挿入、係止させて該カーテン地の表面側のみを
室内側に向けた状態にして使用することしかできず、表
面が汚損した場合などにおいては、その裏面を室内側に
向けた状態で吊支することができないために、例え、裏
面に表面と異なる色彩や図柄等が設けられていても、別
なカーテン地と取り替えなければならないという問題点
があった。
【0005】また、表裏が同一色彩や柄模様を有してい
るカーテン地であっても、日当たりのよい窓際などに張
設した場合においては、日焼けが生じる前に短期間で取
り替えなければならず、表裏面を反転させてリバーシブ
ルにし、使用期間を長くすることができないという問題
点があった。本発明はこのような問題点を全面的に解消
し、表裏いずれか一方の面を選択的に室内側等の向けて
リバーシブルに使用可能にすることを目的とするカーテ
ンにおける吊り金具取付部の構造およびその縫製方法を
提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカーテンにおける吊り金具取付部の構造
は、カーテン地の上端縁部に、横幅方向に所定間隔毎に
下端が吊り金具の挿入口に形成している筒状の表面側係
止孔部と裏面側係止孔部とを縫製により背中合わせ状に
形成してなる構造を有している。そして、上記表裏表裏
係止孔部は請求項2に記載しているように、横断面8の
字状にしてその交差部を縫着することにより形成されて
あり、下端挿入口から該縫着糸条に沿って吊り金具の棒
状差込み軸部を挿入、係止させるように構成している。
なお、カーテン地は請求項3に記載しているように、異
種の布帛の二重縫製カーテン地としているが、一枚もの
より構成しておいてもよい。
【0007】また、上記カーテンにおける吊り金具取付
部の縫製方法は、請求項4に記載しているように、カー
テン地の上端部の適宜縦幅部分を折り返し重ね合わせて
縫着することにより吊縁部を形成し、この吊縁部の一定
横幅部分を横断面S字状に折り重ねてその中央部を縦方
向に縫着することにより吊縁部の表裏面側に該縫着糸条
から筒状に屈曲した表裏係止孔部を形成し、次いで、こ
れらの表裏係止孔部を吊縁部の表裏面から起立する方向
に折り返して上記縫着糸条と交差する方向に該縫着糸条
部分を縫着することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】表面側を室内側等に向けて使用する場合には、
カーテン地の裏面側から吊り金具の棒状差込み軸部を各
表面側係止孔部にその開口下端から挿入して縫着糸状に
沿って圧接状態に係止させ、裏面側に露出している吊り
金具のフック部をカーテンレールのランナの吊環に引っ
掛けて吊支させる。また、裏面側を室内側等に向けて使
用する場合には、カーテン地の表面側から吊り金具の棒
状差込み軸部を各裏面側係止孔部に挿入、係止してカー
テン地の上端縁部の表面側に吊り金具金具を取付けれ
ば、裏面側を室内側等に向けた状態でカーテン地を張設
することができる。
【0009】このようなカーテンおける吊り金具取付部
の縫製方法は、カーテン地の上端吊縁部の一定横幅部分
を横断面S字状に折り重ねてその中央部を縦方向に縫着
するものであるから、その縫着糸条が吊縁部と同一面上
に連なり、且つ該縫着糸条を中央にして吊縁部の表裏面
側に筒状に屈曲した表裏係止孔部を簡単に形成すること
ができる。さらに、これらの表裏係止孔部を吊縁部の表
裏面から起立する方向に折り返して上記縫着糸条と交差
する方向に該縫着糸条部分を縫着するので、表裏係止孔
部を吊縁部から起立させた状態で固定することができ、
体裁の良い且つ吊り金具の取付けが容易な取付部を形成
し得る。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
図1、図2において、1はカーテン地であってその上端
吊縁部2に横幅方向に所定間隔毎に、吊縁部2の表裏面
からそれぞれ突出した表裏係止孔部3、4を背中合わせ
にして互いに横断面8の字状に設けられてあり、吊縁部
2に連続するこれらの表裏係止孔部3、4の背中合わせ
部を縦糸条5によって縫着していると共にそれぞれの開
口下端を図4に示すように吊り金具6の棒状差込み軸部
6aの挿入口3a、4aに形成してある。
【0011】このような表裏係止孔部3、4をカーテン
地1の上端吊縁部2に縫製によって形成するには、ま
ず、吊縁部2の一定横幅部分を図5に示すように横断面
S字状に折り重ねたのち、その折り重ね部の横幅の中央
部を糸条5によって吊縁部2の上下端間に亘って縫着す
ることにより、吊縁部2の表裏面側に糸条5を基部とし
て該糸条部分から互いに横断面8の字状となった筒状に
屈曲した表裏係止孔部3、4を形成する。これらの表裏
係止孔部3、4の上下端は開口しているが、それぞれの
下側の開口部は表面側係止孔部3においては吊縁部2の
下端裏面側に開口し、裏面側係止孔部4においては吊縁
部2の下端表面側に開口した状態となっており、それぞ
れの開口下端が吊り金具6の棒状差込み軸部6aの挿入口
3a、4aに形成されるものである。
【0012】上記糸条5による縫着状態では、表裏係止
孔部3、4の吊縁部2側に連続した一半部31、41が夫々
表裏面に露出し、且つ、S字条に折り重ねられた一定幅
の中間折り畳み部によって形成された表裏係止孔部3、
4の他半部32、42が吊縁部2の表裏面にそれぞれ重なっ
た状態となっている。
【0013】次いで、この状態から表裏係止孔部3、4
を図6に示すように、糸条5を中心として一半部31、41
が吊縁部2の表裏面に重なるように折り返し、上記一定
幅の中間折り畳み部の中央、即ち、表裏係止孔部3、4
の他半部32、42の上記糸条5で縫着された連設個所を糸
条7によって上記糸条5と交差する方向にタック縫いに
よる縫着を行う。この縫着により該糸条7が表裏係止孔
部3、4の一半部31、41側における吊縁部2と連続する
屈折部33、43と他半部32、42の連結個所との対向面間に
食い込んだ状態となり、表裏係止孔部3、4が吊縁部2
の表裏面からそれぞれ起立した状態に保持されるもので
ある。
【0014】上記のような表裏係止孔部3、4は、吊縁
部2に複数個所、横幅方向に所定間隔毎に上記同様の縫
製によって形成され、使用に際しては表面側係止孔部
3、又は裏面側係止孔部4に吊り金具6を取付け、カー
テン地1の表裏面の所望の面を選択的に室内側等に向け
た状態にしてでカーテンレールのランナーの吊環(図示
せず)に該吊り金6を引っ掛けてカーテン地1を張設す
るものである。
【0015】吊り金具6は通常ヒル環と称されている形
状のものが使用され、図1、図2に示すように、金属製
細径棒体を屈曲して形成されている。即ち、係止孔部
3、4の長さよりもやゝ短い長さを有する垂直棒状の挿
入軸部6aの下端と、上半部が下向きに湾曲してなるフッ
ク部6bの軸体部6cの下端とを屈曲部6dを介して一体に連
設してなる形状を有している。
【0016】そして、上記カーテン地1の表面側を室内
側等に向けて使用したい場合には、各表面側係止孔部3
に吊縁部2の裏面側から吊り金具6を取付け、カーテン
地1の裏面側を室内側等に向けて使用したい場合には、
各裏面側係止孔部3に吊縁部2の表面側から吊り金具6
を取付ける。この吊り金具6の取付け作業は、例えば表
面側係止孔部3に取付ける場合、吊り金具6の棒状差込
み軸部6aを吊縁部2の裏面側下端に開口している表面側
係止孔部3の挿入口3aから該係止孔部3内に挿入し、縦
糸状5を係止孔部3の内外から該吊り金具6の棒状差込
み軸部6aとフック部6bの軸体部6cとで弾力的に挟持させ
ながら吊り金具6の屈曲部6dが挿入口3aに係止するまで
挿入することによって行われる。
【0017】このように表裏面をリバーシブルに使用可
能にするためのカーテン地1としては、レース編みのよ
うな編地や、表裏に異なる色彩、或いは図柄等を設けた
織地のように一枚の布帛よりなるものを使用してもよ
く、また、互いに色彩や図柄模様等が異なった二枚の布
帛の二重縫製カーテン地を使用してもよい。
【0018】一枚もののカーテン地1の場合には、その
上端部の吊縁部2を形成する際に、カーテン地1の上端
部の一定縦幅部分を折り返してその内部に可撓性を有す
る帯状の芯材を挿入しておくことが望ましいが、二重縫
製カーテン地の場合には、必ずしも吊縁部2内に芯材を
挿入しておく必要はない。
【0019】また、二重縫製カーテン地においては、吊
縁部2を縫製する場合にその表裏面がカーテン地の表裏
面と同一色彩や図柄面に合わせる必要があり、図3にそ
の縫製構造の一例を示す。即ち、表裏カーテン地1a、1b
を二重縫製してなるカーテン地1において、上端から一
定縦幅部分を全横幅に亘って分離させたのち、表面側カ
ーテン地1aを表面側に向かって断面U字状に折り曲げて
その上端部を裏面該カーテン地1aの裏面に沿わせた状態
とする一方、裏面側のカーテン地1bの分離部を表面側に
向かって折り曲げ、この折り曲げ部と上記表面側カーテ
ン地1aの上端部とを表裏カーテン地1a、1b間に介在させ
た状態にしてカーテン地1aの断面U字状折り曲げ下端部
を縫着8することにより吊縁部2を形成するものであ
る。なお、裏面側のカーテン地1bも表面側のカーテン地
1aと同様の折り方にしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明のカーテンにおける
吊り金具取付部の構造によれば、カーテン地の上端縁部
に、横幅方向に所定間隔毎に下端が吊り金具の挿入口に
形成している筒状の表面側係止孔部と裏面側係止孔部と
を縫製により背中合わせ状に形成してなるものであるか
ら、カーテン地の表面を室内側等に向けて使用する場合
には、カーテン地の裏面側から吊り金具の棒状差込み軸
部を各表面側係止孔部にその開口下端から挿入、係止さ
せ、カーテン地の裏面を室内側等に向けて使用する場合
には、カーテン地の表面側から吊り金具の棒状差込み軸
部を各裏面側係止孔部にその開口下端から挿入、係止さ
せればよく、従って、表裏面の色彩や柄模様等が異なっ
た一枚のカーテン地の該表裏面をリバーシブルに使用で
きて室内雰囲気等を変化させることができると共に、汚
れが生じた面を反対側に向けて長期間に亘るカーテンの
使用を可能にし得るものである。
【0021】また、本発明による上記カーテンにおける
吊り金具取付部の縫製方法は、カーテン地の上端部の適
宜縦幅部分を折り返し重ね合わせて縫着することにより
吊縁部を形成し、まず、この吊縁部の一定横幅部分を横
断面S字状に折り重ねてその中央部を縦方向に縫着する
ものであるから、その縫着糸条が吊縁部と同一面上に連
なり、且つ該縫着糸条を中央にして吊縁部の表裏面側に
筒状に屈曲した表裏係止孔部を簡単に形成することがで
きるものである。さらに、これらの表裏係止孔部を吊縁
部の表裏面から起立する方向に折り返して上記縫着糸条
と交差する方向に該縫着糸条部分を縫着するので、表裏
係止孔部を吊縁部から起立させた状態で固定することが
でき、体裁の良い且つ吊り金具の取付けが容易な取付部
を形成し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明吊り金具取付部を設けたカーテンの一部
分の斜視図、
【図2】その拡大斜視図、
【図3】図2におけるXーX線断面図、
【図4】表裏係止孔部の横断面図、
【図5】吊縁部の一部を横断面S字状にして縫着した状
態を示す簡略横断面図、
【図6】形成された表裏係止孔部を反対方向に折り返し
縫着する場合の簡略横断面図。
【図7】従来例を示す簡略斜視図、
【図8】その簡略横断面図。
【符号の説明】
1 カーテン地 2 吊縁部 3 表面側係止孔部 4 裏面側係止孔部 3a、4a 挿入口 5 縦糸条 6 吊り金具 7 縫着糸条

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーテン地の上端縁部に、横幅方向に所
    定間隔毎に下端が吊り金具の挿入口に形成している筒状
    の表面側係止孔部と裏面側係止孔部とを縫製により背中
    合わせ状に形成していることを特徴とするカーテンにお
    ける吊り金具取付部の構造。
  2. 【請求項2】 表裏係止孔部は横断面8の字状にしてそ
    の交差部を縫着することにより形成されてあり、下端挿
    入口から該縫着糸条に沿って吊り金具の棒状差込み軸部
    を挿入、係止させるように構成していることを特徴とす
    る請求項1記載のカーテンにおける吊り金具取付部の構
    造。
  3. 【請求項3】 カーテン地は異種の布帛の二重縫製カー
    テン地であることを特徴とする請求項1記載のカーテン
    における吊り金具取付部の構造。
  4. 【請求項4】 カーテン地の上端部の適宜縦幅部分を折
    り返し重ね合わせて縫着することにより吊縁部を形成
    し、この吊縁部の一定横幅部分を横断面S字状に折り重
    ねてその中央部を縦方向に縫着することにより吊縁部の
    表裏面側に該縫着糸条から筒状に屈曲した表裏係止孔部
    を形成し、次いで、これらの表裏係止孔部を吊縁部の表
    裏面から起立する方向に折り返して上記縫着糸条と交差
    する方向に該縫着糸条部分を縫着することを特徴とする
    カーテンにおける吊り金具取付部の縫製方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3046852U (ja) * 1997-09-04 1998-03-24 株式会社サンテックス 縫製、装飾カーテン
JP2009219759A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 If Corporation:Kk カーテン
JP2010084478A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Takasho Co Ltd シェード装置

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JP2010084478A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Takasho Co Ltd シェード装置

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