JPH072894U - 焼結機漏風防止装置 - Google Patents
焼結機漏風防止装置Info
- Publication number
- JPH072894U JPH072894U JP3451493U JP3451493U JPH072894U JP H072894 U JPH072894 U JP H072894U JP 3451493 U JP3451493 U JP 3451493U JP 3451493 U JP3451493 U JP 3451493U JP H072894 U JPH072894 U JP H072894U
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- seal plate
- magnet
- air
- wind box
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 焼結機給排鉱部の端部の風箱とパレット下面
との間の隙間から風箱内に漏風する量を減少させ、省エ
ネルギーを図る。 【構成】 パレット1下面と風箱2との間に設けたシー
ルプレート3上に磁石4および強磁性体の金属線11を
ブラシ状に取りつけたブロック12を配設する。金属線
11間および磁石4上に磁性粉体を吸着させることでパ
レット1下面とシールプレート3との間の隙間を塞ぐ。 【効果】 磁性粉体は磁石および金属線の磁力によって
強く吸着されるため、風箱内の負圧によって生じる風力
にも吹き飛ばされることがなく、パレット下面とシール
プレート間の隙間を塞いで漏風を防止出来る。焼結ブロ
ワーの省電力およびガス処理設備縮小が出来る。
との間の隙間から風箱内に漏風する量を減少させ、省エ
ネルギーを図る。 【構成】 パレット1下面と風箱2との間に設けたシー
ルプレート3上に磁石4および強磁性体の金属線11を
ブラシ状に取りつけたブロック12を配設する。金属線
11間および磁石4上に磁性粉体を吸着させることでパ
レット1下面とシールプレート3との間の隙間を塞ぐ。 【効果】 磁性粉体は磁石および金属線の磁力によって
強く吸着されるため、風箱内の負圧によって生じる風力
にも吹き飛ばされることがなく、パレット下面とシール
プレート間の隙間を塞いで漏風を防止出来る。焼結ブロ
ワーの省電力およびガス処理設備縮小が出来る。
Description
【0001】
本考案は、焼結機用パレットと風箱間の漏風防止装置に関する。
【0002】
一般に使用されている焼結機を図面により説明すると、図3に示す如く、給鉱 ホッパー8から鉄鉱石の粉、石灰石、粉コークスからなる原料を切出してパレッ ト1に積載する。このパレット1は回転するスプロケット9により移動し、積載 したパレット1上の原料に点火炉10にて着火させ、パレット1の下部に配置し た風箱2より空気を下方に吸引する。この結果、原料層の上部から下方に向かっ て焼結帯が進み、焼結帯が通過した部分は焼結された焼結鉱となる。
【0003】 この焼結帯、原料層の通気抵抗は大きく、風箱2内の圧力を−1000〜−2 000mmAq程度まで低くしている。この負圧によって生じるパレット1と風 箱2間の漏風は焼結排風量の約15%であり、排風機用電力費の増加を招いてい る。
【0004】 図4に示す如く、漏風の大部分はシールプレート3とパレットフレーム7の下 面との隙間から発生している。考案者の調査によれば、図4で示す様な風箱2の 給鉱側端部に配設された漏風防止装置は、次の原因等でシールプレート3とパレ ットフレーム7の下面との間に隙間を生じることがわかった。
【0005】 パレットは通常焼結機当たり50〜200台設置されているが、パレットフレ ーム7下面の垂直方向の位置は各々異なるため、シールプレート3をあるパレッ トフレームの下面位置に合わせても、他のパレットがシールプレート部を通過す る場合には隙間が生じる。
【0006】 シールプレート3とパレットフレーム7の間には焼結機からこぼれる固体粒子 がはさまれるため、シールプレート3およびパレットフレーム7下面が摩耗し、 この結果、隙間を生じる。
【0007】 これらの隙間からの漏風量は焼結機排風量の約15%程あり、吸引ブロワーの 電力量にして成品焼結鉱トン当たり約6kWH/Hとなる。
【0008】 この漏風を解決するために今日までに数多くの対策が試みられており、この代 表的なものとして、例えば実開昭60−12195号公報に示される装置がある 。これは、回転軸を中心に上部にシールプレートを、下部にカウンターウェイト を設け、天秤の原理を使用して、シールプレートをパレットフレーム下面に押し つけることによって隙間を小さくしてシールするものであるが、この装置はパレ ットフレーム下面とシールプレートが接触するため、パレットフレームおよびシ ールプレートの摩耗が激しく、寿命が短くなる、シールプレート付近は温度が高 いので、シールプレートが熱変形した場合にはパレットフレームとシールプレー トが衝突し、シールプレートを破損させる、シールプレート付近はダストが存在 する悪い環境であり、また温度も高く、数カ月で熱ひずみが生じる等の問題のあ る所であり、この装置のように回転軸をもった複雑な装置は大きなトラブルが発 生し易く実用的ではない等の問題を有し、いずれも改造費が高い、装置が複雑で ありトラブルが多い、漏風防止を充分に図れない等の理由から有効な手段はいま だ実現されていない。
【0009】
本考案の目的は、高価な設備で複雑な構造を持つ従来の漏風防止装置の欠点を なくした焼結機パレットと風箱間の隙間を確実にシールするきわめてシンプルな 装置を提供し、これにより焼結排風中への大気の侵入を防止して省エネルギー化 を図ることにある。
【0010】
本考案の要旨は、金属線をブラシ状に取りつけたブロックと磁石とをシールプ レート上に配設したことを特徴とする焼結機漏風防止装置である。
【0011】
通常、焼結原料中または焼結鉱中には磁性体である磁鉄鉱が含まれている。こ の磁鉄鉱は、パレット下面から粉粒体となって落下している。シールプレート上 に配設した磁石によって磁鉄鉱が磁化され、磁石にて捕捉され、シールプレート 上に堆積する。この堆積物によってパレットフレーム下面とシールプレート間の 隙間がふさがれ、漏風を防止する。
【0012】 本考案装置により漏風率15%が3%まで下がり、大きな省電力となる。また 、燃焼機排風の防塵設備も12%程小型化出来る等、大幅な改善効果が得られる 。
【0013】
次に、図示の一実施例について詳しく述べる。
【0014】 図1は風箱の給鉱側端部の漏風防止装置に本考案を適用した一例を示し、図2 は図1のA−A矢示図である。ここで風箱の給鉱側端部とは、四面で形成される 風箱の面のうち焼結機進行方向と直角に交わっている二面のうち最も給鉱側に近 い面をいう。
【0015】 移動する部分はパレット1とパレット台車6とパレットフレーム7、固定部分 は風箱2ならびに磁石4および強磁性体の金属線11を取りつけたブロック12 を配設したシールプレート3である。
【0016】 シールプレート3に固定された磁石4の磁力は磁鉄鉱が磁石によって固定され るための必要な吸着力を有するものであれば良く、特に磁石の種類を限定するも のではない。
【0017】 また、焼結機長手方向では、図2で示すとおりパレットフレーム7の下面は連 続でなく間欠であり、このような不連続なパレットフレーム7下面を常時シール するには少なくともパレットフレームとパレットフレームとの間の長さの範囲に 磁石および金属線を取りつける必要がある。
【0018】 考案者の調査によれば、通常焼結風箱内と外気との圧力差は1000〜200 0mmAqあり、100〜150m/sの流速で外気が漏洩している。このよう な状態の中でパレットフレーム下面とシールプレート間を磁性体の粉体でシール するには、強磁性体の磁石で磁性体を捕捉する必要がある。
【0019】 考案者は、磁性体の粉体を効率良く捕捉するための方法を試験によって求めた 。これは、シールプレートの上面に磁石および強磁性体の金属線をブラシ状にプ レートに垂直に固定することで、磁石および磁石によって磁化されたブラシ状の 金属線が強磁性体の粉体を吸着する方法である。パレットフレーム下面とシール プレートとの間をシールするために必要な金属線と磁石が粉体を捕捉する力はパ レットフレーム下面とシールプレートとの間隔によって異なるが、20mm程度 の間隔であれば磁石の磁束密度は2300ガウスと比較的に小さい磁力で良い。 従って、2300ガウス以上磁化出来る磁石を用いることで十分漏風を防止出来 る。使用する磁石の種類は2300ガウス以上の磁化能力を持つ磁石であれば何 でも良く、例えば永久磁石、電磁石等がある。永久磁石を使う場合は高価な希土 類磁石を使用することなく、安価なフェライト磁石で十分効果を発揮する。
【0020】 また、シールになる磁鉄鉱粉のシールプレートへの堆積量が少ない焼結機では 、前もって鉄粉等の磁性粉体をシールプレート上に堆積させておくと良い。
【0021】 金属線の太さは、金属線の直上部を通過するパレットに当たった場合に容易に 弾性変形にて曲がるような太さであれば良く、通常の軟鋼の場合は0.1〜0. 5mmが適当である。金属線の長さはシールプレートとパレットフレーム間隙の 長さとするのが望ましい。ここで、シールプレートへ金属線をブラシ状に取りつ けたブロックを固定する強磁性体の材質および形状は特に限定するものではなく 、材質は強磁性体であれば金属、ゴム、セラミックス等何でも良く、形状は弾性 変形するものであれば線状、板状、柱状等何でも良い。また、ブロックに取りつ ける金属線と金属線との間隔は1mm以下であれば磁鉄鉱粉体を充分に捕捉する ことが出来る。
【0022】 シールプレートへ張りつける磁石とブロックの寸法とピッチはパレットフレー ム下端の幅によって決まり、このパレットフレームの幅内に常時磁石とブロック が1セット以上入るような寸法にする。配列の仕方は、千鳥配列、格子状配列、 直線状の組合せ配列、またはこれらの組合せでも良い。
【0023】 強靱性の磁石を使用する場合は、シールプレート自体を磁石で製作しても良い 。
【0024】 焼結機は移動部分と固定部分間の摺動部分に隙間が生じ、風箱内が−1000 〜−2000mmAqの負圧であるため大気側から摺動部の隙間を通って空気が 侵入する。この侵入経路を遮断するようにシールプレートに固定された磁石の磁 力によって磁鉄鉱の粉体がシールプレート上の金属線間に固着し、隙間を磁鉄鉱 粉体が埋めつくす。この結果、漏風が防止される。
【0025】 本考案の漏風防止装置は、風箱の給鉱側端部以外の排鉱側端部および給・排鉱 間の風箱の接続部にも適用出来る。ここで給・排鉱間の風箱の接続部とは、四面 で形成される風箱の面で焼結機進行方向と直角に交わっている二面をいう。
【0026】 本考案の実施結果を表1に示した。
【0027】
【表1】
【0028】
本考案の焼結機漏風防止装置は、一般に使用されている焼結機パレットフレー ムと風箱間の漏風防止装置をほとんど改造することなく極めて簡単に漏風防止を 行うことができるため、設備費が安価であり、実機化が容易である。また、シー ル装置がシンプルであり、熱ひずみ、パレットの上下、左右振動による性能劣化 がなく、取替も極めて容易に行うことができる。さらに、シール性が優れている ことから、漏風率を15%から3%程度に一挙に減少させ、排風ブロワーの電力 の節減および漏風防止による焼結鉱の品質の安定焼成も達成できる極めて優れた 漏風防止装置である。
【図1】本考案に係る焼結機漏風防止装置例の一部切欠
断面図である。
断面図である。
【図2】図1のA−A矢示図である。
【図3】焼結機の概要を示す図である。
【図4】従来の焼結機漏風防止装置の一部切欠断面図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1 パレット 2 風箱 3 シールプレート 4 磁石 5 強磁性体 6 パレット台車 7 パレットフレーム 8 給鉱ホッパー 9 スプロケット 10 点火炉 11 強磁性体の金属線 12 ブロック
Claims (1)
- 【請求項1】 金属線をブラシ状に取りつけたブロック
と磁石とをシールプレート上に配設したことを特徴とす
る焼結機漏風防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3451493U JPH072894U (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 焼結機漏風防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3451493U JPH072894U (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 焼結機漏風防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH072894U true JPH072894U (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=12416381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3451493U Withdrawn JPH072894U (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 焼結機漏風防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072894U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4927137U (ja) * | 1972-06-09 | 1974-03-08 | ||
| JPS53145641U (ja) * | 1977-04-22 | 1978-11-16 | ||
| JPS542943U (ja) * | 1977-06-10 | 1979-01-10 |
-
1993
- 1993-06-02 JP JP3451493U patent/JPH072894U/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4927137U (ja) * | 1972-06-09 | 1974-03-08 | ||
| JPS53145641U (ja) * | 1977-04-22 | 1978-11-16 | ||
| JPS542943U (ja) * | 1977-06-10 | 1979-01-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19971106 |