JPH07290608A - ロボットハンド - Google Patents

ロボットハンド

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Publication number
JPH07290608A
JPH07290608A JP6109136A JP10913694A JPH07290608A JP H07290608 A JPH07290608 A JP H07290608A JP 6109136 A JP6109136 A JP 6109136A JP 10913694 A JP10913694 A JP 10913694A JP H07290608 A JPH07290608 A JP H07290608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
side wall
robot hand
pressing member
suction means
Prior art date
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Pending
Application number
JP6109136A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Adachi
敏男 安達
Morio Tominaga
守雄 富永
Yoshino Yamada
芳乃 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP6109136A priority Critical patent/JPH07290608A/ja
Publication of JPH07290608A publication Critical patent/JPH07290608A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 折り畳んだ状態の折り箱の供給部と整形を行
う箇所との位置に制約されることなく、折り箱整形装置
全体の小型化に寄与することができ、折り箱を容易に箱
状に整形する。 【構成】 水平多関節型ロボットの駆動軸に支持された
基体12と、基体に回動自在に支持されたローラ支持体
13と、ローラ支持体13に回転自在に支持されたロー
ラ14と、ローラ支持体13を基体に対して回動させる
リニアアクチュエータ15と、基体に取着された3つの
吸着手段16b等を備える。折り畳まれた状態の段ボー
ル箱1の各壁に吸着して段ボール箱を持ち上げ、吸着手
段のうち短側壁を吸着した吸着手段の吸着を解除すると
共に、リニアアクチュエータ15の駆動によりローラ支
持体13を基体に対して回動させて、ローラ14により
長側壁に対して短側壁を折り曲げ箱状に整形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、折り畳んだ状態の折り
箱を箱状に整形する折り箱整形装置に使用されるロボッ
トハンドに関し、折り箱の供給部と整形を行う箇所との
位置に制約されることなく、折り箱整形装置全体の小型
化に寄与することができ、折り箱を容易に箱状に整形す
ることができる新規なロボットハンドを提供しようとす
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、折り畳まれた折り箱、例えば、段
ボール箱の供給と段ボール箱の箱状への整形を行う折り
箱整形装置として図12に示すような装置があった。
【0003】図12は折り箱整形装置aの一例を概略的
に示すものであり、段ボール箱bを取り出す取出ハンド
部cと段ボール箱bを箱状に整形する整形ハンド部dと
を備えている。
【0004】取出ハンド部cは図示しない基台に鉛直面
内において回動自在に支持され、また、図示しない駆動
手段により水平状態と傾斜角略45度の状態との間を回
動するようになっている。
【0005】整形ハンド部dは取出ハンド部cの回動支
点から全体の長さの略1/3だけ回動端側に寄った位置
に上方に向かって突出した突出片の先端部に鉛直面内に
おいて回動自在に支持されており、中心角で略180度
の範囲で回動可能とされ、かつ、図示しないハンド駆動
手段により回動されるようになっている。
【0006】段ボール箱bは予め折り畳まれた状態で基
台の上方に側方から見て略45度傾斜した状態で積み重
ねられており、上記折り箱整形装置aによってその取り
出しと整形が行われる。
【0007】取出ハンド部cには上方を向いた吸着部
e、eが取着され、また、整形ハンド部dには回動した
ときに上記取出ハンドcの吸着部e、eに対向する側の
面に吸着部fが取着されている。
【0008】段ボール箱bの取り出しは、先ず、取出ハ
ンド部cを水平状態(図12参照)から矢印L方向に略
45度回動させて吸着部e、eにより段ボール箱bの下
面を吸着する(図13参照)。
【0009】吸着部e、eで段ボール箱bを吸着した取
出ハンド部cを上記矢印L方向と反対の方向に回動させ
て水平状態に戻す(図14参照)。
【0010】次に、整形ハンド部dを矢印M方向に略1
35゜度回動させてその吸着部fで取り出した段ボール
箱bの上面を吸着する(図15参照)。
【0011】そして、整形ハンド部dを上記矢印M方向
と反対の方向に回動させる(図16参照)。
【0012】かかる回動が略90度為されることによ
り、折り畳まれた段ボール箱bは吸着部fにより吸着さ
れた側面が引き起こされて箱状に整形される(図17参
照)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の折り
箱整形装置にあっては、段ボール箱bの取り出しにあた
って、上記した取出ハンド部cによる鉛直面内の回動機
構を使っており、また、積み重ねられた段ボール箱bを
下方に位置するものから順に取り出すようになっている
ため、段ボール箱bの供給部は比較的高い位置に配置し
なければならず、装置全体の高さが高くなってしまい折
り箱整形装置aが大型化してしまうと共に、段ボール箱
bの積み上げ作業に時間がかかるという問題もあった。
【0014】また、折り畳まれた段ボール箱b、b、・
・・の供給部は段ボール箱bの整形を行う箇所の近傍に
位置させなければならず、折り箱整形装置a全体として
の各部の配置に自由度がないという問題もあった。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明ロボット
ハンドは、上記した問題を解決するために、ロボットの
駆動軸に支持された基体と、該基体に回動自在に支持さ
れた押圧部材支持体と、該押圧部材支持体に取着された
押圧部材と、上記押圧部材支持体を基体に対して回動さ
せる駆動手段と、上記基体に取着された少なくとも2つ
以上の吸着手段とを備え、折り畳まれた状態の折り箱の
箱本体の一の側壁と該側壁に連設された他の側壁とを上
記吸着手段により各別に吸着して折り箱を持ち上げ、上
記吸着手段のうち他の側壁を吸着した吸着手段の吸着を
解除すると共に、上記駆動手段の駆動により押圧部材支
持体を基体に対して回動させて、押圧部材により一の側
壁に対して他の側壁を押圧して折り曲げることにより折
り箱を箱状に整形するようにしたものである。
【0016】
【作用】従って、本発明ロボットハンドによれば、例え
ば、多関節型ロボットのロボットハンドとして使用した
場合、鉛直方向に積み重ねられた段ボール箱をその上側
に位置するものから取り出すことができるので、段ボー
ル箱の供給部を比較的低い位置に配置することができ、
折り箱整形装置全体の高さが高くなることがなく、ま
た、折り畳まれた段ボール箱の供給部への積み上げ作業
の時間を短縮することができる。
【0017】また、吸着手段により段ボール箱を吸着し
て移送することができるため、段ボール箱の供給部と段
ボール箱の整形を行う箇所とが多関節型ロボットの作業
エリア内であれば、如何ようにも配置することができそ
の設計に自由度を持たせることができる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明ロボットハンドの詳細を図示
した実施の一例に従って説明する。尚、図示した実施例
は本発明を折り畳んだ状態の段ボール箱を箱状に整形す
る段ボール箱整形装置に適用した例を示すものである。
【0019】1は段ボール箱であり、四角筒状をした箱
本体1aと該箱本体1aの開口縁1b、1bにそれぞれ
設けられた上フラップ1c、1c、下フラップ1d、1
d、左右の側フラップ1e、1e、・・・とから成る。
【0020】箱本体1aは一方の相対向する2つの壁
(以下「長側壁」という。)1f、1fが他方の相対向
する2つの壁(以下「短側壁」という。)1g、1gに
比較して長く形成され、これら長側壁1f、1fと短側
壁1g、1gとの間が折れ線1h、1h、・・・となっ
ている。尚、図1は整形後の段ボール箱1を示す。
【0021】2は水平多関節型ロボットであり、基台3
に固定された基軸部4と、該基軸部4に対して回動可能
な状態で設けられた第1アーム5と、該第1アーム5に
対して回動可能な状態で設けられた第2アーム6とから
なっており、第2アーム6の先端部に駆動軸7を介して
ロボットハンド8が設けられ、該ロボットハンド8が第
1アーム5及び第2アーム6の回動に伴って水平面内で
移動されるようになっている(図3に1点鎖線で示す範
囲9が水平多関節型ロボット2の作業エリアを示してい
る。)。
【0022】ロボットハンド8が支持された駆動軸7は
鉛直方向に延び、ロボットハンド8は第2アーム6に設
けられた図示しないハンド駆動機構によって駆動軸7の
軸回り方向に回動されるとともに、上下方向に移動され
るようになっている。
【0023】10は水平多関節型ロボット2の作業エリ
ア9内に位置したステージであり、該ステージ10にお
いて、段ボール箱1の整形、段ボール箱1への物品の箱
詰め、段ボール箱1の封緘などの作業が行なわれるよう
になっている。
【0024】11はその一部が水平多関節型ロボット2
の作業エリア9内に位置された段ボール箱供給部であ
り、該段ボール箱供給部11には多数の段ボール箱1、
1、・・・が折り畳まれた状態で鉛直方向に積み重ねら
れている(図2参照)。尚、このような段ボール箱供給
部11には図示しないコンベアとリフトとにより段ボー
ル箱1、1、・・・が供給される。
【0025】ロボットハンド8は板材から成る基体12
と該基体12に回動自在に支持されたローラ支持体13
と該ローラ支持体13に回転自在に支持されたローラ1
4と上記ローラ支持体13を基体12に対して回動させ
るためのリニアアクチュエータ15と段ボール箱1を吸
着するための3つの吸着手段16、16、16等から成
る。
【0026】基体12は左右方向(図4において上方へ
向かう方向を左側、下方へ向かう方向を右側とし、ま
た、右方へ向かう方向を前側、左方へ向かう方向を後側
とし、更に、紙面に垂直な方向を鉛直方向とし、紙面側
を上方、紙背側を下方とする。以下、説明において向き
を示すときはこの方向によるものとする。)に長い腕部
17と該腕部の前側縁の中央部から前方へ突設された矩
形部18とが一体に板金材料により形成されており、腕
部17は段ボール箱本体1aの左右方向の長さより長く
形成されている。
【0027】また、矩形部18の前端部であってその左
右方向における中心より稍右方に寄った位置に前方に開
口するU字状の切欠が形成され、該切欠の左側部分が上
記ローラ支持体13を支持する支持部19とされ、ま
た、右側部分が一の吸着手段16を取着する取着部20
とされている。
【0028】ローラ支持体支持部19にはその下面に軸
受ブロック21がネジ止め等により固定されており、該
軸受ブロック21にはこれを左右方向に貫通する貫通孔
が形成されていると共に該貫通孔の両端部に軸受22、
22が支持されている。
【0029】ローラ支持体13は上記ローラ支持体支持
部19の左右幅よりも広い幅をした略矩形の板金材料か
ら成り、後端縁に後方へ開口しその左右幅がローラ支持
体支持部19より稍大きい矩形の切欠13aが形成さ
れ、これにより、切欠13aの左右両側に後方に延びる
被支持片23、23が形成され、これら被支持片23、
23のうち、左側の被支持片23aは右側の被支持片2
3bよりも長く形成されている。
【0030】被支持片23、23の上記切欠13aに対
応する部分の下面には支軸ブロック24、24がネジ止
め等により固定されており、該支軸ブロック24と24
との間には上記軸受ブロック21の軸受22、22に対
向する位置に支軸25が支持されており、該支軸25が
上記軸受ブロック21の軸受22、22に内嵌されるこ
とにより、基体12のローラ支持体支持部19にローラ
支持体13が鉛直方向に回動自在に支持される。
【0031】26はローラ支持体13の回動端部の下面
に固定されローラブラケットであり、該ローラブラケッ
ト26は下方に開口する扁平なコ字状をしておりその左
右方向の長さが段ボール箱本体1aの左右方向の長さよ
り長く形成されている。
【0032】そして、このようなローラブラケット26
の左右両端間に上記ローラ14が回転自在に支持されて
いる。
【0033】27はローラ支持体13の左側被支持片2
3aの後端部上面に固定されたL字状をしたブラケット
であり、該L字ブラケット27の上方へ突出した腕片2
7aには左方へ突出した連結軸28が支持されている。
【0034】リニアアクチュエータ15は前後方向を向
く向きで基体12の腕部17の上面であって、中心より
も稍左方に寄った位置に配設されており、そのシリンダ
本体15aの前端部が腕部17の後側縁部にブラケット
を介して回動自在に支持されており、これにより、リニ
アアクチュエータ15はそのシリンダ本体15aの後端
部及びピストンロッド15bの先端部が上下方向に移動
するようになっている。
【0035】また、リニアアクチュエータ15のピスト
ンロッド15bの先端部はローラ支持体13の左側被支
持片23aに取着されたL字ブラケット27の連結軸2
8に回動自在に連結されている。
【0036】そして、リニアアクチュエータ15が水平
な状態から、ピストンロッド15bがシリンダ本体15
から突出するように駆動されると、ローラ支持体13の
後端部を前方に押すように作用してローラ支持体13が
前倒れ方向に回動されると共に、リニアアクチュエータ
15が後倒れ方向に回動されるようになっている。
【0037】3つ吸着手段16、16、16はそのうち
の2つの吸着手段(以下「腕部側吸着手段」という。)
16a、16bは基体12の腕部17の左右両端部に、
また、残りの吸着手段(以下「矩形部側吸着手段」とい
う。)16cは矩形部18の取着部20にそれぞれ配置
されており、これら吸着手段16、16、16はその吸
着面が下方を向く向きで、かつ、これらの吸着面と上記
ローラ14の下端面とが略同一平面上に位置される。
【0038】尚、図示は省略したが、各吸着手段16は
ホースを介してバキューム手段に接続されており、これ
により、吸着手段16の吸着面で板状部材を吸着するこ
とができるようになっている。
【0039】しかして、当該ロボットハンド8で折り畳
んだ状態の段ボール箱1を箱状に整形する動作は次のよ
うにして為される。
【0040】段ボール箱1の整形に先立ち、段ボール箱
供給部11からステージ10への段ボール箱1の移送を
行う。
【0041】かかる移送は、先ず、第1のアーム5及び
第2のアーム6を回動して段ボール箱供給部11の上方
にロボットハンド8が位置するようにした後、第2アー
ム6のハンド駆動機構によりロボットハンド8を下降さ
せて、ロボットハンド8の吸着手段16、16、16に
より段ボール箱供給部11に積み重ねられた段ボール箱
1のうち最上段位置に位置している段ボール箱1を吸着
する。
【0042】かかる吸着は、リニアアクチュエータ15
のピストンロッド15bが最も引っ込んだ状態で、基体
12とローラ支持体13とが略同一平面上に位置した状
態で行う。
【0043】また、吸着手段16、16、16による段
ボール箱1の吸着部位は、腕部側吸着手段16a、16
bが段ボール箱1の一の長側壁1fに連設された上フラ
ップ1c及び下フラップ1dを、矩形部側吸着手段16
cが上記一の長側壁1fに連設された一の短側壁1gを
吸着するようになっている。
【0044】これにより、長側壁1fと上フラップ1c
及び下フラップ1dとが、また、長側壁1fと短側壁1
gとが折れ曲がることなく、従って、段ボール箱1は折
り畳まれた状態で移送される。
【0045】尚、上述のように、吸着手段16a、16
b、16cにより、上フラップ1cと下フラップ1dと
一の短側壁1gとを各別に吸着したが、これは、段ボー
ル箱1を持ち上げた時に折り畳まれた段ボール箱1が折
り畳まれた状態を確実に保持するためであり、本発明は
これに限らず、例えば、長側壁と短側壁とを2つの吸着
手段により吸着する等、要は、段ボール箱1を持ち上げ
た時に、その自重により段ボール箱が開くことがない部
位を吸着することができる。
【0046】また、段ボール箱1が吸着手段16、1
6、16により吸着された状態で、基体12とローラ支
持体13との回動軸、即ち、支軸25は上記一の短側壁
1gの長側壁1f寄りの位置の上方に位置される。
【0047】図4はロボットハンド8により段ボール箱
1を吸着した状態を上方から見た平面図、図5は同じ状
態を右方から見た側面図、図6は同じ状態の図4におけ
るVI−VI線に沿う断面図である。
【0048】また、図7は図4における状態の段ボール
箱1のみを示す斜視図である。
【0049】そして、上記ハンド駆動機構によりロボッ
トハンド8を上昇させた後、第1のアーム5及び第2の
アーム6を回動させてロボットハンド8及び段ボール箱
1をステージ10上に位置させ、上記ハンド駆動機構に
より段ボール箱1を下降させ、所定の高さに位置させ
る。所定の高さとは、ロボットハンド8で吸着した状態
で後述するように段ボール箱1を箱状に整形した時に段
ボール箱本体1がステージ10に載置されるような高さ
である。
【0050】次に、折り畳まれた段ボール箱1を箱状に
整形する。
【0051】折り畳まれた段ボール箱1を箱状に整形す
るには、先ず、基体12の矩形部側吸着手段16cによ
る上記一の短側壁1gの吸着を解除すると共に、リニア
アクチュエータ15を駆動してそのピストンロッド15
bを前方へ突出させる。
【0052】ピストンロッド15bを前方へ突出させる
と、ローラ支持体13の後端部を前方に押してローラ支
持体13を前倒れ方向に回動させてその先端部に取着さ
れたローラ14を下方へ移動させる(図8参照)ことに
なる。
【0053】これと同時に、ローラ支持体13の前倒れ
方向への回動に伴い、該ローラ支持体13の後端部に取
着されたL字ブラケット27が上方へ移動されるため、
リニアアクチュエータ15のピストンロッド15bの先
端部が上方へ移動され、これにより、リニアアクチュエ
ータ15が後倒れ方向に回動されることとなる。
【0054】一方、段ボール箱1は一の短側壁1gへの
吸着が解かれ、かつ、ローラ14による短側壁18の下
方への押圧により、これと長側壁1fとの間の折れ線1
hが折れると共に、これに伴い、他の折れ線1h、1
h、1hも折れ、これらにより、段ボール箱1の箱本体
1aは折り畳んだ状態から開いた状態とされる(図9参
照)。
【0055】また、短側壁1gの折り曲げに際し、ロー
ラ14と短側壁1gとの接触位置にズレが生ずるが、か
かるズレはローラ14が回転することにより吸収され
る。
【0056】ローラ支持体13の回動が進み、基体12
に対して略直角になったとき、リニアアクチュエータ1
5の駆動が停止される(図10参照)。
【0057】これにより、段ボール箱1はステージ10
の上方において、略箱状に整形される(図11参照)。
【0058】尚、本発明ロボットハンドは折り箱の整形
のみならず、折り蓋の箱本体に対する折り曲げにも使用
することができる。
【0059】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明ロボットハンドによれば、ロボットの駆動軸
に支持された基体と、該基体に回動自在に支持された押
圧部材支持体と、該押圧部材支持体に取着された押圧部
材と、上記押圧部材支持体を基体に対して回動させる駆
動手段と、上記基体に取着された少なくとも2つ以上の
吸着手段とを備え、折り畳まれた状態の折り箱の箱本体
の一の側壁と該側壁に連設された他の側壁とを上記吸着
手段により各別に吸着して折り箱を持ち上げ、上記吸着
手段のうち他の側壁を吸着した吸着手段の吸着を解除す
ると共に、上記駆動手段の駆動により押圧部材支持体を
基体に対して回動させて、押圧部材により一の側壁に対
して他の側壁を押圧して折り曲げることにより折り箱を
箱状に整形するようにしたことを特徴とする。
【0060】従って、本発明ロボットハンドによれば、
例えば、多関節型ロボットのロボットハンドとして使用
した場合、鉛直方向に積み重ねられた段ボール箱をその
上側に位置するものから取り出すことができるので、段
ボール箱の供給部を比較的低い位置に配置することがで
き、折り箱整形装置全体の高さが高くなることがなく、
また、折り畳まれた段ボール箱の供給部への積み上げ作
業の時間を短縮することができる。
【0061】また、吸着手段により段ボール箱を吸着し
て移送することができるため、段ボール箱の供給部と段
ボール箱の整形を行う箇所とが多関節型ロボットの作業
エリア内であれば、如何ようにも配置することができそ
の設計に自由度を持たせることができる。
【0062】尚、上記実施例において、本発明ロボット
ハンドを水平多関節型ロボットに使用する場合の例とし
て説明したが、本発明はこれに限らず、垂直多関節型ロ
ボット等にも使用することができる。
【0063】また、上記実施例において示した具体的な
形状乃至構造は何れも本発明の実施に当たってほんの具
体化の一例を示したものにすぎず、これらによって本発
明の技術的範囲が限定的に解釈されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロボットハンドにて折り畳んだ状
態から箱状に整形された折り箱を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るロボットハンドが使用される折り
箱整形装置の一例を示す側面図である。
【図3】図2に示す折り箱整形装置の平面図である。
【図4】本発明に係るロボットハンドの平面図である。
【図5】本発明に係るロボットハンドの側面図である。
【図6】折り箱を吸着した状態のロボットハンドの図4
におけるVIーVI線に沿う断面図である。
【図7】図6の状態における折り箱の斜視図である。
【図8】折り箱を箱状に整形している途中の状態のロボ
ットハンドの図4におけるVIIIーVIII線に沿う
断面図である。
【図9】図8の状態における折り箱の斜視図である。
【図10】折り箱を箱状に整形した状態のロボットハン
ドの図4におけるXーX線に沿う断面図である。
【図11】図10の状態における折り箱の斜視図であ
る。
【図12】図13乃至図17と共に従来の折り箱整形装
置の一例を示すもので、本図は折り箱を吸着していない
状態の概略を示す側面図である。
【図13】図12の状態から取出ハンドにより折り箱を
吸着した状態を示す側面図である。
【図14】図13の状態から取出ハンドにより折り箱を
取り出した状態を示す側面図である。
【図15】図14の状態から整形ハンドにより折り箱の
一の側面を吸着した状態を示す側面図である。
【図16】図15の状態から整形ハンドを持ち上げ折り
箱を箱状に整形している途中の状態を示す側面図であ
る。
【図17】図16の状態から整形ハンドにより折り箱を
箱状に整形した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 段ボール箱(折り箱) 1a 箱本体 1c 上フラップ(折り蓋) 1d 下フラップ(折り蓋) 1f 長側壁(一の側壁) 1g 短側壁(他の側壁) 7 駆動軸 8 ロボットハンド 12 基体 13 ローラ支持体(押圧部材支持体) 14 ローラ(押圧部材) 15 リニアアクチュエータ(駆動手段) 15a シリンダ本体 16 吸着手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳まれた状態の折り箱を箱状に整形
    するロボットハンドであって、ロボットの駆動軸に支持
    された基体と、該基体に回動自在に支持された押圧部材
    支持体と、該押圧部材支持体に取着された押圧部材と、
    上記押圧部材支持体を基体に対して回動させる駆動手段
    と、上記基体に取着された少なくとも2つ以上の吸着手
    段とを備え、折り畳まれた状態の折り箱の箱本体の一の
    側壁と該側壁に連設された他の側壁とを上記吸着手段に
    より各別に吸着して折り箱を持ち上げ、上記吸着手段の
    うち他の側壁を吸着した吸着手段の吸着を解除すると共
    に、上記駆動手段の駆動により押圧部材支持体を基体に
    対して回動させて、押圧部材により一の側壁に対して他
    の側壁を押圧して折り曲げることにより折り箱を箱状に
    整形するようにしたことを特徴とするロボットハンド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したロボットハンドにお
    いて、押圧部材が押圧部材支持体に回転自在に支持され
    たローラであることを特徴とするロボットハンド。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載したロボッ
    トハンドにおいて、2つの吸着手段が折り畳まれた状態
    の折り箱の箱本体の一の側壁と該側壁に連設された他の
    側壁とを各別に吸着するようにしたことを特徴とするロ
    ボットハンド。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載したロボッ
    トハンドにおいて、3つの吸着手段を有し、各吸着手段
    が折り畳まれた状態の折り箱の箱本体の一の側壁を挟ん
    で対向する2つの折り蓋と上記側壁に連設された他の側
    壁とを各別に吸着するようにしたことを特徴とするロボ
    ットハンド。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3又は請求
    項4に記載したロボットハンドにおいて、駆動手段が基
    体に対して回動自在に支持されたリニアアクチュエータ
    であって、該リニアアクチュエータのピストンロッドの
    先端が押圧部材支持体の反押圧部材側の回動端に回動自
    在に連結されたことを特徴とするロボットハンド。
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