JPH072908U - レベル調整付き送り装置 - Google Patents
レベル調整付き送り装置Info
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- JPH072908U JPH072908U JP3963493U JP3963493U JPH072908U JP H072908 U JPH072908 U JP H072908U JP 3963493 U JP3963493 U JP 3963493U JP 3963493 U JP3963493 U JP 3963493U JP H072908 U JPH072908 U JP H072908U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 送り装置の傾きを調整するために高さ可
変足のツマミを回しても送り装置が水平方向に動かず、
かつ測定中に送り装置の上下位置が変動しない送り装置
を安価に提供することを目的とする。 【構成】 送り装置をテーブルに直に置く簡易形の
表面粗さ形状測定機および輪郭形状測定機の送り装置に
おいて、送り装置の下面に2個の固定足と、1個の高さ
可変足と、固定足の外周または近傍にブレーキ部品を設
けた。
変足のツマミを回しても送り装置が水平方向に動かず、
かつ測定中に送り装置の上下位置が変動しない送り装置
を安価に提供することを目的とする。 【構成】 送り装置をテーブルに直に置く簡易形の
表面粗さ形状測定機および輪郭形状測定機の送り装置に
おいて、送り装置の下面に2個の固定足と、1個の高さ
可変足と、固定足の外周または近傍にブレーキ部品を設
けた。
Description
【0001】
本考案は送り装置に係わり、特に表面粗さ測定機および輪郭形状測定機で送り 装置をテーブルに直に置く簡易型測定機に適した送り装置に関する。
【0002】
表面粗さ測定機および輪郭形状測定機では、被測定物(以下、「ワーク」とい う。)の表面に触針を接触させた上で触針を移動してワーク表面の変化を検出す る。図7は一般的な簡易形表面粗さ測定機の構成を、図8は図7の送り装置部分 の底面図、図9は一般的な簡易形輪郭形状測定機の構成を表す図である。
【0003】 図7および図8において、送り装置11から可動アーム16が出ており、図7 の左右方向に移動自在になっている。可動アーム16には取付け棒17が固定さ れていて、取付け棒17にはホルダ18が上下位置取付け自在に取付けられてい る。さらに、ホルダ18に検出器19が固定されており、検出器19からは触針 20が出ている。また、送り装置11の下面には固定足12,12と高さ可変足 13が設けられていて、3個の足で送り装置11を支持するとともに高さ可変足 13の高さを変えて送り装置11の傾きを変えられるようになっている。 このように構成された表面粗さ測定機でワーク21を測定する場合、送り装置 によって触針20がワーク21の測定面21aに沿って移動し検出器19で触針 20の変化量を検出する。触針20がワーク21の測定面21aに沿って移動し たときの接触位置の変化が表面粗さを表わす。 また、図9における輪郭形状測定機は、送り装置31の中に検出器が内蔵され ていて送り装置31から出ている検出アーム34に触針35が取り付けられてい る。触針35がワーク36の表面に沿って移動したときの接触位置の変化が輪郭 形状を表わす。
【0004】 図7および図8において、ワーク21の測定面21aがテーブル10の上面に 対して傾いている場合は、測定面21aの変化量が触針20の測定範囲を超過し たりワーク21の測定面21a以外の部分が触針20に接触しやすくなるので、 送り装置11がワーク21の測定面21aに対して略平行になるように送り装置 11の傾きを高さ可変足13によって調整した後測定する。また、送り装置11 は測定の基準であり送り装置11が測定中に上下方向に変動すると正確な測定が できないので、固定足12および高さ可変足13は剛性の高い材料(例えば、金 属等)が用いられている。さらに、固定足12および高さ可変足13の先端は、 テーブル10の上面の表面状態に係わらず送り装置の高さが安定するように球状 や円錐形状になっている。 図9における輪郭形状測定機の送り装置の下面の構造については表面粗さ測定 機と同様であるので説明は省略する。
【0005】
しかしながら、一般的にテーブル10の表面と剛性の高い材料(例えば、金属 等)との摩擦係数はあまり大きくはない(一般的には0.15前後)。従って、 送り装置11の傾きを調整するために高さ可変足13の傾き調整ツマミ13aを 回すと、傾き調整ツマミ13aに加えた力によって送り装置11が水平方向に動 き水平方向の位置がずれてしまう。送り装置11はワーク21の測定位置の基準 であり、水平方向に動くとワーク21の測定位置がずれ測定が正確にできないと いう問題がある。 また、テーブル10と固定足12との摩擦係数を大きくする目的で固定足12 をゴム等の弾性材料(摩擦係数数は一般的には0.5前後)にすると、このよう な材料は一般的に剛性が低いために送り装置11の上下位置が測定中に変動し正 確な測定ができないという問題がある。 図9における輪郭形状測定機については表面粗さ測定機と同様であるので説明 は省略する。
【0006】 本考案はこのような事情を鑑みてなされたもので、送り装置の傾きを調整する ために高さ可変足の傾き調整ツマミを回しても送り装置が水平方向に動かず、か つ測定中に送り装置の上下位置が変動しない送り装置を安価に提供することを目 的とする。
【0007】
本考案は、前記目的を達成するために、送り装置をテーブルに直に置く簡易形 の表面粗さ測定機および輪郭形状測定機の送り装置において、送り装置の下面に 2個の固定足と、1個の高さ可変足と、固定足の近傍または外周にブレーキ部品 を設けた。
【0008】
本考案によれば、送り装置の下面に2個の固定足と、1個の高さ可変足と、固 定足の近傍または外周にブレーキ部品を設けたので、送り装置の傾きを調整する ために高さ可変足の傾き調整ツマミを回しても送り装置が水平方向に動かず、か つ測定中に送り装置の上下位置が変動しない。
【0009】
ブレーキ部品に必要な条件は次の通りである。 (イ)テーブルと接する部分はテーブル表面との摩擦係数が大きいこと。 (ロ)テーブルに置いたときに送り装置の重さで固定足が必ずテーブルに接す るように、鉛直方向の剛性が固定足より低いこと。 (ハ)ブレーキ部品に摩擦力を発生させるためにはテーブルと接する部分をテ ーブルに押し付ける力が必要であり、その力は送り装置の重さによって発生する ので、送り装置の重さをテーブルと接する部分に伝えられること。 (ニ)傾き調整ツマミに力が加えられると固定足が水平方向に動こうとするが その力に対して水平方向に変形しないこと。
【0010】 実施例1 図1は実施例1を示す送り装置の図である。可動アームから先は従来と同じで あるので省略する。また、図2は図1の固定足部分の詳細図であり、中心線A− Aの左側は送り装置をテーブルに置いたときの状態を、右側は送り装置をテーブ ルに置く前の状態を示している。 送り装置11の下面11aには2個の固定足12と1個の高さ可変足13が設 けられており、いずれの足も剛性の高い材料(例えば、金属・セラミックス等) で出来ていて先端は球状になっている。また、固定足12にはブレーキ部品14 が各々取付けられている。
【0011】 ブレーキ部品14は、テーブル表面との摩擦係数が大きく金属材料等より剛性 の低い弾性材料(ゴム等)で、下部14aの内側はテーパになっていて、上部1 4cは固定足12または送り装置11の下面11aに固定されている。中間部1 4bは下部14aを支持するだけの役目であり剛性が十分に低くなるように肉厚 を薄くしている。また、送り装置11の下面11aからブレーキ部品14の下端 面までの長さは固定足12の長さより長くなっている。 これによって、送り装置11をテーブル10に置くと、送り装置11の重さで まずブレーキ部品14の下端面がテーブルに接し、次に固定足12の先端付近が 下部14aの内側を押し広げて固定足12の先端ががテーブル10に当たる。こ の時、ブレーキ部品14は鉛直方向に縮まるがその縮む分は中間部14bが水平 方向に広がることにより吸収する。 従って、送り装置11の重さは固定足12で支持されるとともに、ブレーキ部 品14の下部14aにもテーブル10を押す力が発生して送り装置11の重さが かかるのでテーブル10とブレーキ部品14との間に摩擦力が発生する。ブレー キ部品14は固定足12に比べてテーブル表面との摩擦係数が大きいので、この 摩擦力はブレーキ部品14がない従来の場合に比べて十分に大きい。また、ブレ ーキ部品14の下部14aの水平方向は固定足12と密着しているので水平方向 の剛性も十分に高い。
【0012】 実施例2 図3は実施例2を示す送り装置の固定足部分の図である。その他の部分につい ては実施例1と同様なので省略する。図3で中心線A−Aの左側は送り装置をテ ーブルに置いたときの状態を、右側は送り装置をテーブルに置く前の状態を示し ている。 実施例2ではブレーキ部品14は、テーブル表面との摩擦係数が大きく金属材 料等より剛性の小さい弾性材料(ゴム等)で、上部14cが固定足12または送 り装置11の下面11aに固定されているとともに下面11aからの長さは固定 足12よりも長い。ここまでは実施例1と同じである。実施例1と異なるのは、 下部14aが固定足12から鉛直方向には拘束されていない構造になっており、 中間部14bによってブレーキ部品14の鉛直方向の剛性を設定していることで ある。つまり、ブレーキ部品14の鉛直方向の剛性は中間部14bの肉厚と長さ によって決められている。 これによって、送り装置11をテーブルに置くと、送り装置11の重さでブレ ーキ部品14が縮小し固定足12がテーブルに当たるとともブレーキ部品14に も送り装置11の重さがかかるようになる。ブレーキ部品14が鉛直方向に縮む 分は中間部14bが水平方向に広がることにより吸収する。また、ブレーキ部品 14の下部14aの水平方向は固定足12に接しているので水平方向の剛性も十 分に高い。
【0013】 実施例3 図4は実施例3を示す送り装置の固定足部分の図である。実施例2と異なるの は、ブレーキ部品14の下部14aと中間部14bの区別がなくブレーキ部品1 4の鉛直方向の剛性は送り装置11の下面11aからの長さとブレーキ部品14 の外形寸法で決められていることである。つまり、送り装置11をテーブルに置 くと、送り装置11の重さでブレーキ部品14が縮小し固定足12がテーブルに 当たるが、ブレーキ部品14が縮む分は下部14aが水平方向に広がることによ り吸収する。その他の内容はは実施例2と同様であるので説明は省略する。
【0014】 実施例4 図5は実施例4を示す送り装置の固定足近傍の図である。実施例4ではブレー キ部品14を固定足12とは別にし固定足12の近傍に設けている。ブレーキ部 品に必要な条件は実施例2で述べた内容と全く同じであるが、実施例2では固定 足の外周にブレーキ部品を設けているので固定足にブレーキ部品の水平方向の剛 性を依存することができたが、実施例4では固定足12とは別の所にブレーキ部 品を設けているのでブレーキ部品の水平方向の剛性を依存するものが別に必要で ある。図5でブレーキホルダ15がその部品であり外側がブレーキ部品14の内 側と接している。それ以外の内容は実施例2と同様であるので説明は省略する。 なお、実施例4ではブレーキ部品の形状を実施例2と同様にしたが、これに限 らず、実施例3のような形状にしてもよい。
【0015】 実施例5 図6は実施例5を示す送り装置の固定足近傍の図である。実施例5では実施例 4で述べたブレーキホルダ15がブレーキ部品14の外側に設けられていて、ブ レーキホルダ15の内側にブレーキ部品14の外側が接している。また 送り装置11をテーブルに置くと、送り装置11の重さでブレーキ部品14が縮 小し固定足12がテーブルに当たるがブレーキ部品14が縮む分は中間部14b が内側に縮んで吸収する。それ以外の内容は実施例4と同様であるので説明は省 略する。
【0016】 なお、実施例1から5ではブレーキ部品の形状を円柱としたが、これに限らず 、多角柱等にしてもよい。
【0017】
以上説明したように本考案に係る送り装置によれば、送り装置11の傾きを調 整するためにツマミ13aを回しても、ブレーキ部品14がテーブルに大きい摩 擦力で接しているので送り装置11が水平方向に動くことはない。また、送り装 置11の重さは剛性の高い固定足12と高さ可変足13で支持するので送り装置 11が測定中に上下に変動することもない。従って、ワーク21の表面粗さおよ び輪郭形状を精度よく測定することができる。
【図1】本考案に係る実施例1の送り装置を示す図
【図2】実施例1の送り装置の固定足部分を示す図
【図3】本考案に係る実施例2の送り装置の固定足部分
を示す図
を示す図
【図4】本考案に係る実施例3の送り装置の固定足部分
を示す図
を示す図
【図5】本考案に係る実施例4の送り装置の固定足の近
傍を示す図
傍を示す図
【図6】本考案に係る実施例5の送り装置の固定足の近
傍を示す図
傍を示す図
【図7】一般的な簡易型表面粗さ測定機の全体図
【図8】図7の送り装置部分の底面図
【図9】一般的な簡易型輪郭形状測定機の全体図
10 テーブル 11 送り装置 12 固定足 13 高さ可変足 14 ブレーキ部品
Claims (2)
- 【請求項1】 送り装置をテーブルに直に置く簡易
型の表面粗さ測定機および輪郭形状測定機の送り装置に
おいて、 送り装置の下面に取付けられた固定足と、高さ可変足
と、前記固定足の近傍に設けられたブレーキ部品と、を
備えたことを特徴とする送り装置。 - 【請求項2】ブレーキ部品を固定足の外周に設けた、請
求項1に記載の送り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3963493U JPH072908U (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | レベル調整付き送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3963493U JPH072908U (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | レベル調整付き送り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH072908U true JPH072908U (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=12558531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3963493U Pending JPH072908U (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | レベル調整付き送り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072908U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10052207B4 (de) * | 1999-10-21 | 2014-06-26 | Mitutoyo Corp. | Orientierungsjustiervorrichtung |
| CN115183661A (zh) * | 2022-07-14 | 2022-10-14 | 昆山育源精密机械制造有限公司 | 一种钳式制动器支架平面度快速测量检具 |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP3963493U patent/JPH072908U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10052207B4 (de) * | 1999-10-21 | 2014-06-26 | Mitutoyo Corp. | Orientierungsjustiervorrichtung |
| CN115183661A (zh) * | 2022-07-14 | 2022-10-14 | 昆山育源精密机械制造有限公司 | 一种钳式制动器支架平面度快速测量检具 |
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